【考古】石室に魔よけの矢:被葬者を邪悪なものから守るため=市尾墓山古墳[041130]

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1 ◆GEDO/87xso @外道φ ★
石室に魔よけの矢?-高取・市尾墓山古墳

 巨大な石棺で知られる高取町市尾の国史跡・市尾墓山古墳(6世紀初め)で、
石室の入り口に鉄のやじりが刺さっているのを町教育委員会が見つけた。
石室に邪悪なものが入ってこないよう、何らかの儀式に伴って立てたらしい。

 鉄鏃(てつぞく)は長さ8.5センチ。石室の玄関にあたる羨道(せんどう)の入り口に
直径8センチほどの穴を掘り、立てて埋め込んだような状態だった。

(中略)

 町教委の木場幸弘課長補佐は「被葬者を邪悪なものから守るため、
石室の入り口に立てたのだろう。築造過程のいくつかの段階で同じような儀式を
行った可能性がある」と話している。

(後略)
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※引用元配信記事:http://www.nara-shimbun.com/n_arc/041130/arc041130a.shtml
※奈良新聞 -Nice Nara-( http://www.nara-shimbun.com/ )2004/11/30配信
※画像あり: