【化学】スギヒラタケ自体に毒性:マウスに対し致死性の毒性持つことを確認[041129]
2 :
名無しのひみつ:04/11/29 10:20:59 ID:NaZ/u68X
アセトアミノフェンみたいに、
ある許容量を超えるまでは無害なのに、
許容量を超えたとたんデジタルに強毒性を示す物質が含まれているのかな?
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スギヒラタケに毒性、静岡大教授らがマウス実験で確認
(中略)
グループは、今年、急性脳症の発症が相次いだ甲信越地方から約30キロの
スギヒラタケを入手。エキスを抽出し、水に溶かしたり熱を加えたりして、
通常、人が摂取する際の10倍近い量を与えたところ、ほとんどのマウスが死ぬ
などした。急性脳症との因果関係は不明確で、原因物質の特定もできていない。
河岸教授は「これが研究のスタート。前提は腎臓の悪い人だが、健康なマウスでも
多量に与えれば死ぬことがわかった。原因物質の特定には1年程度かかるだろう」
と話している。
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※引用元配信記事:
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20041128i316.htm ※読売新聞社のYomiuri On-Line(
http://www.yomiuri.co.jp/ )2004/11/29配信
4 :
名無しのひみつ:04/11/29 10:32:25 ID:6f11rrjj
やっぱりそうなのか・・・
5 :
名無しのひみつ:04/11/29 10:36:00 ID:61kqdiKU
よく今まで・・・
6 :
名無しのひみつ:04/11/29 10:48:25 ID:YWyCiFZN
水溶性なら尿といっしょに排出されやすいと思うが、
腎機能が低下した人に多いというのと関係あるんだろうな。
7 :
名無しのひみつ:04/11/29 10:55:23 ID:EBJiMoZw
すべてのキノコに、なにかしら毒があるから食い過ぎれば体に良くないのは当たり前。
8 :
名無しのひみつ:04/11/29 10:57:15 ID:2yKh3bzp
9 :
名無しのひみつ:04/11/29 11:11:41 ID:x5pcO+Km
しいたけで我慢しとこう
ガクガクブルブル・・・
>6
てか透析患者はほぼ無尿だかなら。
11 :
名無しのひみつ:04/11/29 11:35:00 ID:WffVbHFR
地球温暖化で、無毒に近かったキノコが、変質してしまったみたいだな。
マウスに「人の摂取量の10倍」与えたんだろう?
普通に死なないかコレ
>>12 10倍相当とはいっても濃縮していれば絶対量は少ないわけで、
毒性物質が含まれていなければ死ななくても不思議ではないと思われ。
それで死んだから毒性物質が含まれているんだろうね、というニュース。
「水に溶けて、熱に強い」という性質がわかったということは
同様の条件で水に溶けない物質で試した実験では死ななかったということだろ。
14 :
名無しのひみつ:04/11/29 12:40:30 ID:+FFn6uME
>6 そういう事か!自分賢いわ!
>10 透析したら尿てでないん?
15 :
名無しのひみつ:04/11/29 12:54:25 ID:vOPLL/xd
>>14 逆。尿が作れないぐらいの腎機能障害だから透析が必要なわけ。
透析するから尿が出ないのではない。
16 :
名無しのひみつ:04/11/29 13:00:10 ID:kKzHAxmQ
じゃぁ、下茹でしてから水にさらせば、無毒化出来る可能性が高いんだな。
17 :
名無しのひみつ:04/11/29 13:03:44 ID:Fz0cetA4
キノコに問題があったのか。
普通に昔から食べてるって言ってたからこれはないだろうと思ってた。
>13 たとえば「マウスにヒトの摂取量の10倍の塩分を与えてみたところ、
高血圧など様々な症状が…」みたいなもんでねぇ?
有害性を実証するならマウスとヒトの体格差を加味した量を投入せんと
なんでも致死量になりかねないと思ったんだよ。
昔「あんたんとこの会社の塗料は悪い物質だ、粉にしてヒヨコに食わせたら全部死んだ事で証明された!」
とクレームつけてきたおっさんを思い出した。
>>18 死ななくても不思議ではないといっているのであって、
死なないといっているわけではない。
20 :
名無しのひみつ:04/11/29 13:15:15 ID:QxbuL1Zs
ん? もちろん体重1kgあたりで食事で摂取する量の10倍の量を与えたんだろ?
おっとわかりにくいな、
vJHOJirGが主張したいことはいわれるまでもなくハナから承知した上で、
>>1のとおり「水に溶ける物質」が怪しいのなら水に溶けない物質でも
同様の10倍相当量を与える実験がされて死ななかったからそういう結論が出たんだろ。
でvJHOJirGの主張の可能性があるので
>>1 >人体への影響や毒性物質が特定されたわけではないが、キノコ自体に何らかの
>毒性が含まれている疑いが出てきた。
ということ。
22 :
名無しのひみつ:04/11/29 13:25:20 ID:kKzHAxmQ
23 :
名無しのひみつ:04/11/29 13:37:48 ID:l2RDyHj2
つうか
大人しくシメジくってろばかってカンジ〜
24 :
名無しのひみつ:04/11/29 13:50:33 ID:t7CZJS08
30年くらい毎年食ってるんだけどなー。
もう食べられないかな?
そおいえばスギヒラって塩漬けにしておくのが普通みたいだったな
あるいは水煮にして缶詰とか
下ごしらえで毒成分抜けるかもな
26 :
名無しのひみつ:04/11/29 14:08:38 ID:Fz0cetA4
土地に毒物まいたとか。
27 :
名無しのひみつ:04/11/29 14:22:10 ID:/q0bEnI2
マツタケしか食わない俺には関係の無い話しだな。
庶民のみなさんは大変だね。
ヒラタケってシメジと書いて売ってるんだっけ?
29 :
名無しのひみつ:04/11/29 14:33:32 ID:t7CZJS08
うん
毒キノコが一番うまいらしいから不思議じゃない話だ。
>>2 閾値がない毒物の方が珍しいぞ。閾値超えるとリニアだったりノンリニアだったり
色々だが。
>>12,18
毒物の評価では通常体重差を考慮する。マウスの平均的な体重が40g、ヒトが60kg
だとすると、「ヒトが平均的に食べる量*10*40/60000」を食べさせたものと思われる。
今回の場合、何が毒性を持っているか不明なので濃縮させないでそのまま食べさせた
と思われるが、毒性の評価にはマウスよりもラットやウサギを使うべきかと。マウスだけ
に高い毒性が見られることがよくあるので、マウスだけの実験の評価を単純にヒトに
当てはめることができないことは広く知られている。
>>28 だからスギヒラとまずい自称シメジのヒラタケは違うと何度言ったら
>>27 地元料理もろくに食ってないのか、可哀相に。
33 :
名無しのひみつ:04/11/29 15:37:17 ID:vwfo8biF
>>18 週間○曜日にはそう言う連中多いよね。
もうアホか馬鹿かと(ry
34 :
名無しのひみつ:04/11/29 16:04:52 ID:tu2sfiLc
血液脳関門を通過して脳炎を引き起こして、水に溶けて、高分子ということは
脂溶性のポリペプチドということか・・もとい脂溶性とは書いてなかったな
でも、何となく脂肪にも溶ける特殊な蛋白質という気がする。
35 :
名無しのひみつ:04/11/29 16:08:59 ID:3OLPK1aU
>甲信越地方のスギヒラタケ
すると次に検証は
甲信越地方の(例えば)シメジは?
甲信越地方以外のスギヒラタケは?
36 :
名無しのひみつ:04/11/29 16:20:32 ID:e+eQE8YR
トレハロースの変異体
ヒラタケなんか鍋に入れないで
シラタキにしておけ
関西にいる間はシラタキって知らなかったけど
おでんの竹輪麩(ちくわぶ)のほうがもっとわからん。
愛知県以西では謎の物体だよ。
しらたきと糸こんにゃくはまったくの別物だろ〜
確かにちくわぶは謎だ・・・・別に解明したくはないが
スギヒラタケの毒を生成する遺伝子は、しらたきと糸こんにゃくにも
水平移動する可能性がある。よって「ちくわ」と「ちくわぶ」も危険。
43 :
名無しのひみつ:04/11/29 21:40:38 ID:knCWfn2T
ちくわぶのないおでんなんて…
昔2chに「ちくわの捕食」ってAAあったな
最近見ないけど
45 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:04/11/30 07:09:52 ID:ILcT6FHE
ちくわぶは生麩の仲間、小麦粉のグルテンを固めたもんだよ
小麦粉のグルテンは肉に近い食感があるので、グルテンミート
(なんちゃって肉)が作られる ベジタリアン御用達
46 :
名無しのひみつ:04/11/30 07:53:04 ID:WjQloXd+
スギヒラタケは気付いてしまった
毒が無ければ食べられてしまう事を
そこでスギヒラタケは考えた
”毒キノコになれば食われない”
ただ今毒キノコに変身中
48 :
名無しのひみつ:04/11/30 09:39:47 ID:Wey5kiom
スーパーマリオに出てくるキノコみたいなもんだな。
lol
49 :
名無しのひみつ:04/11/30 09:49:16 ID:iU71AVNA
そういやラジオでおでんの話になったとき
中澤裕子は「ちくわぶ」という言葉を知らなかったな
50 :
名無しのひみつ:04/11/30 10:18:18 ID:QRGFNr++
西日本はちくわぶなんてまずいもの食わないもん
妻・茨城出身「ちくわぶっておいしーねー」
オレ・愛知出身「こんな物食えるか」
離婚寸前まで喧嘩しますた。
それよりおでんにはんぺんの方がよくわからん。
>>51 妻:青森出身「ちくわぶは無くては成らない」
俺:愛知県出身「ちくわぶ入れないでほすぃ。」
やっぱり喧嘩になりますた。
だってちくわぶって見たこともなかったしい。
>>52 はんぺんは普通に入れると思う。
捕食者から逃れる為に毒を持つようになった、って言う説明はよくあるよな。
ほんとはそういう合目的的な説明じゃなくて
たまたま毒をもったやつが捕食者から逃れて生き残った、
てな説明がいいんだろうけど
いちいちめんどいのよね。
56 :
名無しのひみつ:04/11/30 20:35:02 ID:s+9YpRST
スギヒラタケがこの先生きのこるには
57 :
名無しのひみつ:04/11/30 20:35:46 ID:s+9YpRST
58 :
スギヒラタケ:04/11/30 20:59:37 ID:yJOtH23x
59 :
名無しのひみつ:04/12/01 00:04:44 ID:DdD4IEsm
って言うか
植物って考えるんよ
固体が各々考えるのではなくて
種がこれから如何しよう的な
60 :
名無しのひみつ:04/12/01 00:10:09 ID:RtK8wIi6
名古屋人は自分達を関東の仲間だと本気で思ってる
油溶性低分子毒物ってのをNHKのローカルニュースでやってたけどどうよ。
今すぐ日本中の老人に1日1キロづつ食べさせよう
ローカルだった?
なんか黄色い液体の入ったフラスコをちらっと見たけど
毒性のあるなんかに似ている高分子ってところを流し見た
NHKで流れてたくらいだからもう何処かにソースが上がってると
思うんだが探すのめんどい
64 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:04/12/01 01:38:11 ID:wjbPNfYY
>>3 >通常、人が摂取する際の10倍近い量を与えたところ、ほとんどのマウスが死ぬ
現地の人で通常の10倍近い量を食べてる人がいそうだな
食品添加物でカラギーナンという海藻抽出物が寒天代用、増粘多糖体として
利用されているが、こいつはアイルランドでアイリッシュモスの名で
18世紀のジャガイモ疫病の時に救荒食料として利用された歴史があり
通常以上の摂取量で問題ないかチェックしたら問題が見つかって
しまったことがある。通常の摂取なら問題ない
>>64 救荒食ってヒガンバナの球根もそうだっけ。水にさらすと食べられるとか。
食用だったキノコが次々と毒性化・・ B級映画みたいだ
69 :
名無しのひみつ:04/12/01 08:05:57 ID:DdD4IEsm
ドングリも水でさらして毒抜きするらしい
ヒジキも砒素入り?
>>69 どんぐりは灰汁抜き。
まぁ灰汁も毒なんだが、どっちかっていうと毒抜きって
ニュアンスじゃないよね。ホウレン草茹でて水にサラしたり
するのはさ。
関係ないけどさ、
なまホウレン草ジュースってコップ一杯でも死ぬって聞いたけど
本当なのかね。
シンシロビン類似物質の可能性って事は・・・やばいじゃん
なんだ、みんなラリるのが面白くて食ってたのか?
紅テングタケのイボテン酸はアミノ酸より数段上の旨さだし。
毒だってことにしとかないと、大変なんでしょうな。
72 :
名無しのひみつ:04/12/01 15:26:11 ID:oilGGXT6
きのこを食べるとこうなります
/⌒ヽ / ̄ ̄ヽ /⌒ヽ
/⌒ヽ/ /ヽ ヽ/ ( ◎ ) ヽ //⌒ヽヽ
/ /ヽ ヽ/ ヽ / ヽ // ./~l l ヽ
/ / ヽ ヽ / ヽ// / l lヽ ヽ
/ / / ヽ ヽ / / / .l l ヽ ヽ
/ / / / ヽ ヽ / / l l ヽ ヽ
/ /< ノ \ / l l ヽ_>>
< ノ `ー < `∀´ >―−′ l l
( >>
塩漬けで毒を抜く茸もあるな
>>71 イボテン酸はアミノ酸の一種
イボテングタケに因むという名前だ
薬効を調べれば薬になるかも
未だ実験段階だろう。マスコミ騒ぎすぎじゃね?研究者が不敏だ…
問題は何故今年になってから致死者がでたかだ。毎年食ってて何故去年まではでなかったんだ?
それが分からん。
76 :
名無しのひみつ:04/12/01 20:45:46 ID:iJLDyUay
認識されてなかっただけ。てこたあないか…。
どうせ遡って誰か見てるだろうしな。
77 :
名無しのひみつ:04/12/01 21:43:35 ID:2oHR3HkP
>>76 過去の「原因不明の脳症」の記録を調べたら
スギヒラタケを食べてた症例が複数みつかった
というニュースもあったような記憶が
78 :
名無しのひみつ:04/12/01 22:00:00 ID:DdD4IEsm
スギヒラタケって美味いの?
味なしで美味くないって聞いたけど
79 :
名無しのひみつ:04/12/01 22:08:18 ID:xWMwzUaV
>>77 俺の小学校時代の迷恩師は、退職してすぐ「脳卒中」で死んだ。それ以前から透析を受けていたが、
いまから思うと、これってスギヒラタケの毒にやられたのかも知れないな。
>>78 みそ汁に入れるとうまい!ほかにも色々調理方法があるなあ。残念だけど、今後も食べない方が良い
みたいだねぇ。
>>75 成長が良すぎたらしいので
多分でかくなると毒が増えると考えている
カマスもでかい奴はヤバイ
>>78 うまかったよ
ペラいエリンギみたい
ただしエリンギ臭はない
81 :
名無しのひみつ:04/12/02 07:26:23 ID:8XXi1x7B
キノコってのはな命がけで食べるもんなのよ
キノコを食ったら死んで悔い無し
悟れよ
s/キノコ/フグ/
>>75 >未だ実験段階だろう。マスコミ騒ぎすぎじゃね?研究者が不敏だ…
逆だよ。来年以降を見据えての売名行為だから騒いでくれたら大喜び。
テレビのニュースではまじめに研究しているようには見えなかった。
84 :
名無しのひみつ:04/12/02 18:22:31 ID:vq0FtH2L
腹いっぱい食うなよ
ジャガイモの芽や青梅の類のキガス
85 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:04/12/02 19:35:21 ID:x9zrCOgD
マウスが死んだって聞いても
「たいしたことない」
「研究者なんていいかげんにきまってる」
などと自分にいいきかせて食べ続ける香具師が多そうだな
うちじゃ食べないし見たことないな。
主に採るのは、「かっくい」だな
東北でも太平洋側には少ないのかな。
87 :
名無しのひみつ:04/12/02 20:43:36 ID:JBhDQDjn
毒の有るものって大抵が美味しい物なんだよね?
88 :
stuper X又はシュバルツ博徒 ◆X64BsY9WTs :04/12/02 20:57:58 ID:eJrcy0Eb
まだまだ世界は不思議でいっぱいだ・・・。
89 :
定岡監督:04/12/02 22:09:14 ID:Yng8iMnp
>76,77
じつはウエストナイルウィルスの警戒のために
原因不明の脳症にチェックをかけていたら
意外なほど多くの脳症を確認!
WNVが検出できなくて大騒ぎ!
だったりして
かっくいって何?
茸、方言多すぎ。
92 :
名無しのひみつ:04/12/03 00:55:15 ID:MMTalOzu
毒キノコって美味いんだ
初めて知った
究極の食材だね
93 :
名無しのひみつ:04/12/03 00:58:36 ID:eaXTZsut
94 :
名無しのひみつ:04/12/03 01:11:24 ID:MMTalOzu
ワライダケで大笑いしたい
>>92 ドクベニタケは辛いらしい
つまり不味いのではないかと思うわけだが・・・
ものによるわな
96 :
名無しのひみつ:04/12/03 03:51:53 ID:ei+dd36J
オレのはワイヤレス・マウスだから安心だ
97 :
名無しのひみつ:04/12/03 04:05:01 ID:Eg5+h2dW
スギヒラタケを是非とも厨獄と挑戦反動に〜
98 :
名無しのひみつ:04/12/03 13:34:58 ID:nARhx1Fo
ベニテングタケの無毒化の方法があったんじゃなかったっけ。
忘れたけど。
99 :
名無しのひみつ:04/12/14 23:28:28 ID:yU2LYRPa
北のバイオテロだろ、胞子を風に乗ってばらまいたと
100 :
◆QQ.sleetOc :04/12/14 23:59:28 ID:39McIqWV
■謎の急性脳症:スギヒラタケ、日本海側産に毒性
食用キノコのスギヒラタケを食べた腎障害の患者らが急性脳症を発症した問題で、キノコの毒性には
地域差があり、日本海側産の方が強いと見られることが高崎健康福祉大の江口文陽教授(栄養学)の
動物実験で分かった。理由は分かっていないが、日本海側に発症例が集中した状況と一致する。日本
海側産から抽出した成分の経口投与で腎不全ラットが死ぬことも初めて確認した。
江口教授は今年10〜11月、日本海側の山形、新潟、京都と、日本海に面していない長野、群馬、三重
の各府県でスギヒラタケを採取した。煮沸して成分を抽出し、それぞれ5匹ずつ、マウスの腹部に注射した。
日本海側産の成分を投与したマウスはまぶたの震えなどを起こし、14時間後にはすべて死んだ。
何らかの成分が中枢神経に作用したとみられる。一方、日本海側産以外の成分を投与したマウスは
一匹も死ななかった。
人工的に腎不全にしたラットに京都産の成分を経口投与する実験では5匹すべてが死んだが、群馬産
では死ななかった。投与量は人間が一度に食べる平均量の約6倍に相当する量だった。
日本海側のスギヒラタケは水分含有量が95〜96%あったが、他地域産は92%で平年並みだった。
江口教授は「キノコは水分含有量の違いで成分が変化することがある。日本海側は今年、雨が多く、
毒性を持つ変異が起きた可能性もある」と話している。【江口一】
毎日新聞 2004年12月14日 23時09分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041215k0000m040121000c.html
なにも不思議ではない。
ナウシカを見ればわかるぞ。
この世はそれだけ汚染され始めたという、
自然界からの軽いジャブでしょう。
102 :
名無しのひみつ:05/01/27 23:14:26 ID:Tqlfzjjg
このスレ、モーヲタとアニヲタが微妙に紛れ込んでるな。
シンシロビンってなんだ?新規物質か?
ググってもでてこんぞwww
104 :
名無しのひみつ:05/02/07 16:12:31 ID:T/0tS9Ur
105 :
名無しのひみつ:05/02/07 16:37:31 ID:CYJfjDfl
>>104 90℃以上で壊れるということは、糖たんぱくかあ…
体重1グラムあたり1mgということは、60kgで60g、かなりの量だね。
濃度がどのくらいかわかんないけど。
でも脳炎で死んだ訳じゃないし、そもそも消化器官を通ってないし。
まだまだこれからの予感。
106 :
名無しのひみつ:05/02/07 16:42:15 ID:RAZery4x
水溶性ってことは、湯がいてアク抜きしてやればいいわけか。
107 :
名無しのひみつ:05/02/07 16:47:21 ID:MonUrDK9
事故が起こってから、もう随分経つんだけど、まだ解明したというレベルではないね。
100度で無害になるが90度では毒性があるというところまでか。
まだ、どういう物質なのかの特定ができていないし、すぎひらたけのどの部分に含まれて
いるかも未解明だものね。さらに、昨年だけ何らかの理由で毒性が発生または増強された
のかもわかっていない。
常食している地方の人にとって、かなり重要な問題なんだけど、これに取り組んでる学者
が少ないのかな。
遅過ぎるよ。
108 :
名無しのひみつ:05/02/07 16:48:59 ID:XWNez1bo
ベニテングタケも食用にする地域があるって聞いた事がある。
確かぐつぐつとにかく煮るんだそうな・・・。
109 :
名無しのひみつ:05/02/07 18:03:31 ID:8vSzC7WA
>>104 何だよこのdでも研究は
こんなことばっかりしてるから栄養学者はバカにされるんだよ
とはいえ,アルアル見てワインココア買い占めてがぶ飲みしたりするオバサン多い国だから
国民も国民なら学者も学者って感じかな
110 :
名無しのひみつ:05/02/07 20:50:27 ID:E/ykDvrB
ベニテングタケのエキス(だし?)ってうまいんだってな。
>>108 確か長野の方では何ヶ月も塩漬けしてから食べる地方があったと思う。
113 :
名無しのひみつ:05/02/08 01:26:12 ID:WNOdGvsN
溶血性ということは、サポニン類を多量に含むんだな?
キノコが変異したか、あるいは共成菌類が産生するか。。。
キノコにしてみれば、食われずに済むから、生存に有利になるだろうな。
稲とかも自花受粉するからいいのであって、あれが自然に花粉が飛んで来て
品種が自然に進化するような性格が強くあったら、食われないような毒を
含むようにあるとき変異した株が混ざるようにならないとも限らない。
114 :
名無しのひみつ:05/02/08 10:39:37 ID:uoR1+TG6
キノコだから、苗床の方に原因が隠れている可能性もゼロじゃないな
>>114 毒性の菌糸があって、その毒を吸い上げた・・・とかね。
とにも、かくにも、自然のキノコは食べないほうが良さそうだ。
工場で管理生産された菌種(キノコ)ならぜったい安全だし。
116 :
軌道電子カンタムφ ★:05/02/09 09:33:52 ID:???
続報っぽい
食用キノコ「スギヒラタケ」のエキスをマウスに注射すると、
強い毒性で腎臓に障害が出ることが、金沢大大学院の
太田富久教授(天然物化学)の研究で明らかになった。
昨年秋、東北・北陸地方で、腎障害を持つ人がスギヒラタケを
食べて脳症を起こす例が多発したが、この原因解明の手がかりに
なると期待される。
太田教授らは、昨年秋に東北・北陸地方で採れたスギヒラタケを
90度で約30分加熱し、エキスを抽出。これをマウスのおなかに
体重1グラムあたり1ミリ・グラムを注射したところ、10匹中7匹が
1日以内に死んだ。死んだマウスは、赤血球が壊れてショックを
起こした状態で、腎臓障害が起きているとみられた。100度で
加熱して抽出したエキスは、毒性がなかった。
みそ汁を作る程度の加熱では壊れない、毒性のある糖たんぱく
などの物質が、スギヒラタケか、その表面に付着した細菌に
含まれていたと見られ、これが血液中に入って赤血球を壊し、
毒性を発揮した可能性があるという。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050207it04.htm
1g/kgはかなり多いな。人間だと60kgの人が60gとるようなものだな。
まだまだ時間かかりそうな事だけはわかった。
せめて100度で何分加熱したのか書いて欲しかった〜;;
てか付着した細菌によって死亡するなら、スギヒラタケでも
しいたけでも死ぬってことだよな。しいたけでコントロールとるべし。
118 :
名無しのひみつ:05/02/11 00:28:59 ID:DdYhxUmO
動物性の細胞膜を破壊するような物質が含まれているんだね。
それで赤血球が破壊されて、血液中にヘモグロビンが溶出する。
すると、腎臓の血液から尿を瀘過するフルイの構造に目づまりを
生じてしまい、重度の尿毒症に陥り、血中の尿素やアンモニア
濃度が高まり、肝性脳症を起こして、意識が混濁し、死亡するという
わけね。早めに透析をすれば死なずに済むのだが。
119 :
名無しのひみつ:05/02/11 01:32:40 ID:qGoPSjs+
進化したのか。
毒キノコはけっこうある。キノコを見たら毒キノコと思え。
つまり毒キノコは生き残りやすいんだろな。
きのこの汁注射したらそりゃ死ぬよ。
しかも体重60キロに対して60グラムのきのこじるを注射したらしんじゃうよ。
122 :
名無しのひみつ:05/02/11 11:51:24 ID:yKh4BYRZ
2000mmg/kgまでが毒物のライン
まぁ精製できていない時点での話ですので・・・
124 :
名無しのひみつ:05/02/16 02:55:03 ID:siXwISG+
そうだね。今たまたま無毒というキノコAがあったとする。
でもそれは本当は毒を出す遺伝子Xの塩基が1つか二つ突然変異により
失活しているだけかもしれない。何かのきっかけで再び変異した並びが
元に戻れば毒を産生する能力が復活するということがないとはいえない。
人間は、ビタミンCを合成する能力が欠けている。でもそれは多分人類が
植物を食べて生活していたときにはビタミンを合成する能力が無くても
致命的ではなかったためだろうといわれている。僕が思うのには、ごく
わずかの割合の人間は、遺伝子が突然変異で壊れてビタミンCを合成
する能力がなくなっていたのが元に戻っていてビタミンCが合成できる
人が混ざっているのではないか、というものだ。
キノコも、偶然の突然変異や、ウィルスによる類縁のキノコの毒を作る
遺伝子配列のパーツが水平移動して、これまで失活していた毒の産生能力
が復活したり、他の種類キノコの毒産生能力が備わったりするのかもしれ
ないということ。
125 :
名無しのひみつ:05/02/16 05:24:58 ID:PQu5V/7e
一番強烈なのは
マタンゴ
なら人間も突然変異で光合成できちゃったりするかもしれないね。
128 :
名無しのひみつ:05/02/16 13:17:31 ID:NMeRdA0W
>>127 ウォウウォウウォウ♪グリーンジャイアント!
ハルク
いろんな研究室で毒性の確認がなされてるみたいね。
腎機能障害のある人が食べた後、急性脳症になるケースが
昨年秋に相次いだスギヒラタケについて、健康なラットに大量に食べさせ続けると
糸球体腎炎を起こすことを、高崎健康福祉大の江口文陽教授(キノコ学)が14日までに実験で確認した。
江口教授は「人間の場合も、何らかの毒性物質でまず腎臓などの臓器不全が起こり、
その影響で脳症になった可能性もある。幅広く症状を調べる必要がある」と話している。
成果は京都市で開かれる日本木材学会で18日に発表する。
実験は京都府内で採取したスギヒラタケを湯で煮出し、健康なラット5匹に毎日大量に食べさせた。
1日当たりの摂取量は体重60キログラムの人に対する2・4キログラムに相当する。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005031401005253
<スギヒラタケ>急性脳症多発 たんぱく質が原因の可能性
食用キノコのスギヒラタケを食べた腎障害のある患者らに昨秋、急性脳症が多発した問題で、
キノコに含まれるたんぱく質の一種が原因の可能性が高まった。
厚生労働省研究班の江口文陽・高崎健康福祉大教授(栄養学)は、腎臓などの臓器に障害を起こすたんぱく質とみている。
また、太田富久・金沢大教授(天然物化学)らはスギヒラタケに血液中の血球を破壊する作用のある
有毒物質が含まれているとしている。
江口教授は、スギヒラタケの菌糸を培養するなどして、たんぱく質成分のみを抽出した。
6匹ずつマウスの腹部に注射したところ、一定量ですべて死んだ。このためウイルスや細菌、
農薬など外部環境から付着した物質ではなく、スギヒラタケ内部のたんぱく質の一種と推定した。
投与されたマウスの体内では、血中の白血球や血小板などの成分が著しく増加していた。
解剖したところ、腎臓の組織に炎症があったが、脳には異常はみられなかった。
一方、太田教授らのグループは水でスギヒラタケを30分間煮出したエキスをマウスの腹腔(ふっこう)内に投与した。
90度の湯で抽出したエキスを投与したマウスは10匹中7匹が死んだが、100度で抽出したエキスでは1匹も死ななかった。
死んだマウスは赤血球や白血球が壊れ、多臓器不全の状態だった。
両方のエキスを詳しく分析したところ、90度で抽出したエキスにだけ含まれる分子量15万程度の高分子が見つかった。
太田教授は、毒性を持つ糖たんぱくの一種ではないかと推測している。
【江口一、西川拓】
(毎日新聞) - 3月15日3時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050315-00000013-mai-soci