【考古】ネアンデルタール人と現生人類とオーリニャック文化

進化 : 現生人類のヨーロッパ移住を再考する

　ヨーロッパにいたネアンデルタール人集団はおよそ3万5,000年前に忽然と消えてしまっ
たのだが、これはどのようにして起こったのだろうか。考古学上の記録からは、彼らが姿
を消したのはおそらく、初期人類のものに似た人工遺物（石器など）を製作したオーリ
ニャック文化をもつ集団が突然やってきたためだと考えられている。しかし困ったこと
に、現生人類の骨の化石がオーリニャック文化に属すると思われる道具類といっしょに見
つかることはめったにない。

　Nature11月25日号のReview Articleでは、P Mellarsがヨーロッパのネアンデルタール人
消滅の謎を再考し、現在得られている証拠を詳細に再検討している。いくつかの考古遺跡
で現生人類の骨格化石が見つかったことからは、突然の侵入によってネアンデルタール人
が圧倒されてしまったことがうかがえる。他の遺跡で見つかった進歩した技術は、解剖学
的な意味での現生人類が存在したことを示唆している。

　Mellarsは、放射性炭素年代測定でこうした遺跡を関連づける難しさについて考察してい
るが、それでもやはり、実際にネアンデルタール人を駆逐したのはオーリニャック文化を
もった人々と考えることが大勢のようだ。証拠からすると、現生人類が2つのルートでヨー
ロッパに移住した様子が浮かび上がってくる。1つは特徴的な道具類の分布と一致したルー
トで、もう1つは主に地中海沿岸に沿ったルートである。このモデルは、解剖学的な意味で
の現生人類とネアンデルタール人がさまざまな場面で接触し、生活域や資源をめぐって直
接の競争が起こったことを物語っているとMellarsは述べている。そして彼は、現生人類が
競争でどういうわけで優位に立ったのかを考察し、より複雑な言語を編み出したことが適
応上の決定的な優位性となったのではないかと推定している。

記事オリジナルはこちらです。
Nature Japan Highlight November 25, 2004
http://natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?id=851&issue=7016

進化：ネアンデルタール人と現生人類のヨーロッパ移住
Paul Mellars
Nature 432, 461 - 465 (25 November 2004); doi:10.1038/nature03103
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v432/n7016/abs/nature03103_fs.html

2げと

地球大進化？

ブッシュ？

そうだ、諦めよう！
　　＼　|　／
　　― Θ ―
　　／　°＼
　　　 ('A`)　
　　　 ノヽノヽ
　　　　 　くく

部屋とYシャツと私

現生人類に吸収された可能性って無いの？
ネアンデルタール人の身体的特徴と白人の特徴って被ってるように思えるんだが。

クロマニヨンとネアンデルタールがまぐわったら子は生まれたのかな？？

クロマニョンより脳味噌の量は多かった。１６００ｃｃぐらいあった。
死者に花束をささげたり、カタワの老人の面倒をみたり
かなり文化的な生活をしていたんだろう。現代の人間の排他的で
戦争好きの獰猛な性格から想像すると末期は相当悲惨な滅亡だったかも。

>>8
ヨーロッパ人にはその形跡があるらしい。

白人は眉上突起の発達した人が結構多い。
黒人はペニスに軟骨が残っている。骨盤が前傾している。
黄色人種は直立能力が他の人種より低い。

アボリジニの頭骨はネアンデルタール人にちょっと似ている。
しかし言葉はちゃんと話せるし、3万年くらい昔のヨーロッパの人骨で
額や顎などは現生人類だが、眉上の盛り上がりが大きいなど
ネアンデルタールっぽいものも見つかっている

眉上突起の中は内鼻腔の前頭洞だが、ここは鼻水溜め込んでいて
定期的に鼻の中を一気に洗浄したりするのに役立つのか？
（汚い話だが自分がそう）
ネアンデルタール人は鼻が良かったという話もある。
地面などに付いた臭いを嗅ぎ取る場合、どうしても土壌細菌など吸い込んでしまう
これを洗浄する必要がある。レジオネラやネグレリアなどの危険な細菌の感染を防げる。

オオカミがイヌに変化する過程で、オオカミの一部で人家近くに
留まりあまり大きな獲物を追い回したりしない個体群がいたのだろうと
いう珍説がある。
DNAの距離で調べると、オオカミとイヌの差は5万年以上になってしまうらしい。
そしてこのイヌになりかけたオオカミと上手く共生できたヒトが、
嗅覚に頼らずとも敵の接近を察知できて、ネアンデルタール人より生存能力が
高かったのだろうとの事。

死者を悼んだり
弱者を世話する文化は
ネアンデルタールから学んだのだろうよ。

確かに

えっ( '_';)

ネアンデルタール人が、黒い板を発見して
さわったら　現生人類になったとちゃうの？
で等の　ネアンデルタール人は　あんまり　
寝やんでええ人やったららしい。だって
寝やんでええ人→ネヤンデルタール人

なんか　胸の中がめっさくるしいんやけど。

>>14
だいたい合ってる。

>>9 １６００ｃｃってことは俺らよりも脳みそ多くない？
ってことは俺らよりも頭よかったの？

わかったネアンデルタール人はさっさと宇宙船作って遥か遠くの星に
去っていったんだよ

＞レジオネラやネグレリアなどの危険な細菌
ネグレリアはアメーバだから原生動物

>>15
平然と嘘をつくな

>>16
脳容量の大きさがそのまま、知性へ反映されるわけじゃねーわな

>>19
だいたい合ってる。

>>20
だいたひかる。

火を使うようになって栄養状況が良くなった為と、健康で文化的な最低限の
生活をするようになったので、それまでのネアンデルタール人との骨の
化石が変わったので別の種だと思われているだけで、実は同じ人類だったという
可能性は否定し切れないだろう。
江戸時代の日本人の顔の形、顎の形、足の長さと、二次大戦後の日本人
の顔の形、顎の形、足の骨の長さを化石であるとして比較してみたら、
二次大戦を前後して人種が変わっている。これは二次大戦でそれまでの倭人は
滅ぼされて別の民族が後を入れ替わったのだという説を10万年後の人類学者は
唱えるかもしれない。

>>22 Neandertal DNA でググれ。

>>22
ネアンデルタール人（ホモ・ネアンデルターレンシス）が現生人類（ホモ・サピエンス）
の祖先である可能性は、はｍＤＮＡ鑑定にて否定されている。
現在ではネアンデルタール人はホモ・サピエンスの直接の祖先ではなく、進化上で
途中で分岐した後、子孫を残すことなく絶滅した人類種とされている。
絶滅した理由は諸説あり。

絶滅の理由はただひとつ。

人種差別だよ。

ネアンデルタール人とホモサピエンスは交配可能だったの?

ドワーフやオークなんかも田舎の伝承から発っしてるわけで、
本当に近年まで「異人種」は現生人類と共存してたのかもね。
痕跡がなかなか見つからないだけで。

>>27
小人はいたと思うんだ。小頭症なんかじゃないよ。

【人類学】ホモサピエンス亜種か：「小頭症の結果」と「新種人類化石」に反論[041115]
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1100575121/l50

>>27
田舎ってどこ？
伝説が生活の中で語り継がれていた昔はどこも（ｒｙ

>>28
現在の人間より小さな人種なら、いたとしても不思議でもなんでもない。
そもそも、異人種でなく別種である必要はないと思うが。

>>29
化石がでるでないでは大違いだろう。

>>16
寒帯での適応の一つがそれらしい。生理人類学のｷｮｰﾂﾞが
言っとりました。それによるメリットが何なのか訊かなかったｱﾎな折れ。

ネアンデルタール人は子音で発音してたらしいな。
ユダヤ人も子音で発音してたんだろ？　創世記の頃のユダヤ人（アダムやイブ）
がネアンだったんだろ。ノアやアブラハムの世代まで。
創世記の頃の人間は1000歳くらいまで生きてたというから、
ネアンの絶滅はノアの洪水が原因だと思われる。

創世記の頃の人間がネアンで、ほぼ絶滅後に新しく造った人類がホモ。
だから、同時期にいた。

宗教は、個人やあまり大きくないコミュニティーを救うという意味では大いに役立つ
年金制度は中世の教会で始まったともいうし、チャリティーバザーや施しも
寺院や教会に求心力があるからこそ出来る。

しかし宗教のゴリ押しを続けると、ユダヤ教とイスラム教でいざこざが起こる
イスラエルのような問題も生じる。
人類全体を1つの宗教で纏めるには問題が多過ぎる。生活や風土も違いすぎる。

かといって宗教無しには、全く救われない人や傲慢で利己的なままの人も
現在以上に生じる。偶然が重なり不幸になった人にとって、宗教が支えになっている例など
幾らでも存在する。

人類の祖先種に関するスレに、宗教好きが「聖書にこう書いてあるんだから云々」
レスを付けたり、逆に「白人が一番進歩してて、黄色人種や黒人は下等なサルと
また証明されたか」みたいなレスがあるのを見るたびに、宗教と科学と資本主義と
道徳心の兼ね合いは、永久にまともに安定する事も無いのだろうなと多少気が重くなる

あげ

>>33
聖書にこう書いてある、というのはいわば参考文献からの引用にあたり
云々、というのは仮説や考察にあたるのです。
したがって云々（解釈）の方は変更の余地があるのです。

例えば>>32に関して宗教的に反論するならば

創世 6:5 主は、地上に人の悪が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのを御覧になって、
創世 6:6 地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められた。
創世 6:7 主は言われた。「わたしは人を創造したが、これを地上からぬぐい去ろう。人だけでなく、家畜も這うものも空の鳥も。わたしはこれらを造ったことを後悔する。」
創世 6:8 しかし、ノアは主の好意を得た。

と書いてあるので
ネアンが悪いことばっかりやっていたことになるために
それは違うと思われ。

といった具合になるわけです。
勿論科学的にも>>32は相当間違っていると思われるわけです。

>>35
面白い反論だね。（興味深いって意味）
＞勿論科学的にも>>32は相当間違っていると思われるわけです。
ここも反論してみて。

＞ネアンが悪いことばっかりやっていたことになるためにそれは違うと思われ。
何故かな？君の出した聖書の一部は的確に箇所を射てると思うが、どこが否定できる部分なのかな？
初期ユダヤ人（人類）がネアンであれば、ノアの洪水によって、ほぼ絶滅したと考えるのは不自然ではないよ。
ネアンとユダヤ人の共通点は、知能が高い（ネアンに関しては脳がホモより大きいとされる）
子音での発音。等、共通した身体的な差がある。

洪水伝説には、地球上のあらゆる生物のつがい（種）を一緒に乗せたと書いてある。
ノアとその家族は神が生き残らせたが、一部、自力で生き延びた人間がいた事も聖書には記されてる。
その後に神は「私の霊は永久に人間の中に留まるべきではない」と語った。
「私の栄光、子供」と言ってたわけだから、ユダヤ人（初期）は神の血を引いてたと考えられる。
つまり、「霊」＝「遺伝子」だったと思われ。

自力で生き残った者をあえて天使が殺す事は禁じられたとも書いている。
そうすると、初期ユダヤ人の寿命が1000歳だとしたら、後で造ったホモと同時代に
一時共存してたのは、不自然ではない。と思われ。

>>36
科学的な反論ですか？
ネアンは母音が２つしかなかったと考えられている。
古代ヘブライ語は確かに子音でしか表記されていないが
勿論母音をもっており、それは日本語と同じく５音である。
ネアン≠古代ユダヤ人
もっともネアンとの何らかの接触があった可能性は否定できない。


＞ 何故かな？君の出した聖書の一部は的確に箇所を射てると思うが、どこが否定できる部分なのかな？
「地上に悪が満ちる」というのはクロマニヨン以降に見られる現象という推測であると同時に皮肉ｗ
ネアンは戦争をしなかったでしょう。

＞ その後に神は「私の霊は永久に人間の中に留まるべきではない」と語った。
それは洪水の後ではなく前。


創世 6:3 主は言われた。「わたしの霊は人の中に永久にとどまるべきではない。人は肉にすぎないのだから。」こうして、人の一生は百二十年となった。

朝から釣りとは良いご趣味をお持ちで・・・

俺、実は……




































ナヤンデネルタール人やねん！！

>>37
＞「地上に悪が満ちる」というのはクロマニヨン以降に見られる現象という推測であると同時に皮肉ｗ
＞ネアンは戦争をしなかったでしょう。
あんまり説得力がありませんね。ちなみに初期ユダヤ人は、嫉妬に駆られて兄弟を殺害したという
事が書かれてます。アダムとイブの息子のカインです。
二世代目ですでに殺人ですよ？古代ユダヤ人は殺人を犯しやすいタイプと見受けられます。
僕の考えが正しければ、古代人（ネアン、ユダヤ人）はホモよりも殺人を犯しやすかったと推測
できます。
何故、古代ユダヤ人に母音がなかったかというと、最初はアダムしか造る予定がなかったのでは
ないかと推測される。つまり言語が必要ではなかった。感情等、神側に意思が通じればよかったのでは
ないか？イブは「これ（アダム）を助ける者をつくる」というレベルで造られた（追加程度）
後に蛇に知恵をつけられたが為に楽園を追放される。だから、言語を掌る機能は原始的なままだったのではないか？
であれば、知能は高いが、言語能力はホモよりも劣るネアンの説明にはならないか？
ホモよりも知能が高く、競争心が強く残虐で、言語能力が劣る古代ユダヤ人が
ネアンだとする推測は「ネアンは戦争をしなかった」という推測よりも説得力がありませんかね？

＞それは洪水の後ではなく前。
すいません。手元に聖書がありませんので、記憶を元に発言してます。

＞朝から釣りとは良いご趣味をお持ちで・・
釣りのつもりはありませんが、バランスの良い反論だったので
カキコしました。

>>39
ま、そういう意見もありかもしれませんが
俺の推測では聖書に人間としてはネアンデルタール人は出て来ませんよ。

しかし

創世 6:4 当時もその後も、地上にはネフィリムがいた。これは、神の子らが人の娘たちのところに入って産ませた者であり、大昔の名高い英雄たちであった。

の記述にあるネフィリムは現生人類でない人類を指しているのかもしれませぬ。
ネアンの記憶がこういう伝承になって残ったのかもしれませんが
論拠がないためこれ以上の言及は控えます。

種の生存競争はより絶望の深いほうが勝つ。

ネアンデルタール人＝河童（含 桃太郎）

この時代だったら、
ネアンデルタール人とチンパンジーがエッチして
子供が産まれたりしていたかもね。

>>22 >>43 分類上、ネアンデルタール人は、Homo sapiens neaderthalensisとするの一般的。
自然人類学では三名法を使うことが多く、現生人類はHomo sapiens sapiensとなる（いわゆる自動名ですな）。
というわけで、ネアンと現生人類の距離と、ネアンとチンプの距離では、前者のほうがずっと近い。
Homo属には、ハビルスとかエレクトゥスなど、より原始的なものもいた。
チンパンジーはPan属である。

そもそも、アフリカのチンプと、ヨーロッパのネアンは出会ったのか？
あ、あと、類人猿の染色体は48本。Homo sapiensは46本。

>>44
ネアンデルタール人は、亜種ではなくて種の時点で違う
とする説もある。むしろ最近はその説の方が有力かも。
その場合は、Homo neaderthalensis となる。

どっちにしろ、チンプよりも現生人類に遥かに近いけど。

同じくらいの知能レベルの人類がもう一種類存在してたら面白かっただろうな。
別種人類同士の政治的駆け引きだの戦争だの商取引だの・・・
せめてオーストラリアあたりに生き残っていてくれれば。