睡眠時無呼吸など子どもの脳に影響 米の大学助教授発表
睡眠中の無呼吸など低酸素状態は、子どもの脳に何らかの影響を及ぼす
との調査結果が15日、東京・本郷で開かれた育児工学研究会で発表された。
米ハーバード大医学部のバーナード・キーネン助教授が発表した。調査は、
66年から00年までの間に、低酸素症とその影響について書かれた788編の
文献を点検、先天性心疾患や睡眠時の呼吸障害などで低酸素状態がある
とみられる14歳以下の子どもの認知との関係についてのデータがある
55編を選び、内容を精査した。
その結果、78%の論文で低酸素が子どもの認知に何らかの悪影響を
与えていることが実証されていた。発達面では60%、行動面では72%、
IQなど学力面では71%の論文で悪影響があると報告されていたという。
(後略)
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※引用元配信記事:
http://www.asahi.com/science/update/1116/001.html ※朝日新聞社のasahi.com(
http://www.asahi.com/ )2004/11/16配信