(前略)
しかし、RFIDチップを腕に組み込み、自分の神経系をコンピュータに接続する
同教授は、PCと同様に人間にもコンピュータウイルスが感染する日が来るだろう
と警告する。
(中略)
人間をコンピュータに接続することにはメリットがあると、Warwickは信じている。
(人間をコンピュータに接続することは)「無限のナレッジ・データベース」への接続を
意味するとWarwickは述べ、人間の改良につながると付け加えた。
現代コンピューティングを悩ますセキュリティの問題は、将来もサイボーグたちを
悩ますだろう。「ソフトウェアウイルスと生物学のウイルスが1つになると見ている。
セキュリティ問題は将来、さらに大きな問題になる」と同教授はいう。
人間同士がネットワーク化された世界では、ハッキングがさらに深刻な問題となる。
そして、ハッカーに対する処遇は根本から変わるだろうとWarwickは述べた。
現在のところ、ネットワークへの不法侵入者は、さほど厳しくとがめ立てされていない
と同氏は述べ、人間がインターネットに接続された状態では大きく状況が変わる
と付け加えた。
Warwickは自分の体にRFIDを埋め込んでネットワーク実験を行っているが、
誰かにハイジャックされるリスクを考慮して、自分の腕のIPアドレスを公開しなかった。
(後略)
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※引用元配信記事:
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20075779,00.htm ※CNET Japan(
http://japan.cnet.com/ )2004/11/15配信