【化学/地学】火山ガスと生命の起源 硫化カルボニルでアミノ酸が縮合

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1pureφ ★
火山ガスと生命の起源

 火山ガスである硫化カルボニル(COS)が、アミノ酸の鎖形成に役立っていることが証明
された。今回の発見は、DNAやRNAを構成するアミノ酸やその他の単純な化合物は、地上で
形成されたか、あるいは彗星や隕石に乗って外部から地上に運ばれてきたという説に欠け
ている部分を補うことになるかもしれない。この説は、アミノ酸は酵素の介入なしで何と
か凝縮し、鎖を形成するとしているものの、このような反応を研究室で再現することは困
難であった。

 Luke Lemanらは、アミノ酸水溶液をCOSに暴露すると、室温下で最高80%の収率で「ペプ
チド」(複数のアミノ酸が結合した物質)が生成されることを証明した。鉄や鉛といった
金属イオンやその他の化学物質はこの反応を活発化させた。著者らは、COSは大気中に蓄積
しにくいため、火山噴火に近いアミノ酸が影響を受け、近くの岩に付着し長く伸びていっ
たとしている。彼らはこのシナリオを「岩上での重合(polymerization on the rocks)」
と呼んでいる。

Science Highlight 2004年 10 月 8日(金)
http://sciencemag.jp/highlights/highlight.html#4

Carbonyl Sulfide-Mediated Prebiotic Formation of Peptides
Luke Leman, Leslie Orgel, and M. Reza Ghadiri
Science 8 October 2004: 283-286.
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/306/5694/283
2inifinite:04/10/12 06:00:11 ID:rMpYpgag
げっと
3inifinite:04/10/12 06:00:57 ID:rMpYpgag
are?
4inifinite:04/10/12 06:01:36 ID:rMpYpgag
いたいた。
5名無しのひみつ:04/10/12 10:47:11 ID:vqevYUng
ケアンズ・スミスの遺伝子のっとり論が沸き立ちそうだなぁ・・・。
結晶の自己複製能力が核酸に取り込まれたってやつ。
6名無しのひみつ:04/10/12 13:58:10 ID:2x7fgsfo
>>5
ケアンズ・スミスってライアル・ワトソンみたいな感じのヒトですか?
7名無しのひみつ:04/10/12 15:28:21 ID:vQ8Lv5kG
>>5
粘土の結晶が最初の遺伝システムって話だっけ?
8名無しのひみつ:04/10/14 06:25:12 ID:QwndqO2N
>粘土の結晶が最初の遺伝システム

それが進化して地中から兵馬俑みたいな(ry
9名無しのひみつ:04/10/14 23:05:16 ID:rofkgF4E
>>7
自己複製系だっけか?
10名無しのひみつ:04/10/15 00:56:47 ID:Izs3HmZW
アミノ酸 まとめてドーン
11名無しのひみつ:04/10/15 01:52:46 ID:/BEjHhUT
あれってたった3個のアミノ酸残基でジスルフィドの架橋でもしてんのかね
12名無しのひみつ:04/10/15 13:05:53 ID:ijEezabp





========== 終   了   し   ま   す   た ==========






13名無しのひみつ:04/11/18 19:46:53 ID:8OYw0T+0
なんで終了なのさー ヽ(`Д´)ノ プンスカ
14名無しのひみつ
昔に、オパーリンという学者がいろいろやっていて、
日本の有名な東京大学の有機化学者も粘度を触媒とする
タンパク質の重合反応などを提唱していた。