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【生化学】マウス白血病ウイルスの6量体キャプシドタンパク質の1.9Å構造決定 抗HIV薬等への応用の可能性
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1
:
pureφ ★
:04/09/27 06:34:41 ID:???
Cover Story : マウス白血病ウイルス・キャプシドの構造
ウイルスは全て、ある細胞から別の細胞に移動する際に遺伝物質を防護しなくてはなら
ない。HIVのようなレトロウイルスも例外ではなく、RNAは6個のキャプシドタンパク質の配
列からなるコアの中に包まれている。細胞への感染に続いて、この集合体は解体する必要
がある。
レトロウイルスであるマウス白血病ウイルスの6量体構造の基礎単位の原子レベルでの構
造が、X線結晶学の手法を用いて分解能1.9Åで決定された。この6量体分子は比較的不安定
で研究を厄介にしていたため、その詳細な構造の解明は強く待ち望まれていた。
この構造によってキャプシドの準安定といえる性質が説明され、キャプシドタンパク質
をまとめあわせている相互作用が明らかになった。この知見により、キャプシドの安定性
を妨げることでレトロウイルスの複製を阻害する薬剤の理論的デザインが可能になるかも
しれない
Nature Japan Highlight September 23, 2004
http://natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?id=786&issue=7007
High-resolution structure of a retroviral capsid hexameric amino-terminal domain
GULNAHAR B. MORTUZA, LESLEY F. HAIRE, ANTHONY STEVENS, STEPHEN J. SMERDON,
JONATHAN P. STOYE & IAN A. TAYLOR
Nature 431, 481 - 485 (23 September 2004); doi:10.1038/nature02915
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v431/n7007/abs/nature02915_fs.html
関連ニュース
【生物】感染活動中のウイルスを分子レベルで画像化
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1096055098/
2
:
名無しのひみつ
:04/09/27 06:35:24 ID:tPGuffCM
2iiiiiiiiii
3
:
名無しのひみつ
:04/09/27 12:19:26 ID:HzZw6j0d
これは画期的なことなのか?
引き篭もりの俺にも分かるように説明してくれ。
4
:
名無しのひみつ
:04/09/27 15:08:55 ID:oqTK1f+D
侵攻阻害剤?
5
:
名無しのひみつ
:04/09/27 16:45:39 ID:j2edQpQ5
∩___∩
| ノ ヽ
/⌒) ● ● |
>>3
いやー、簡単に言うと
/ / ( _●_) ミ クマーがいちばんと言うことクマ。
.( ヽ |∪| 、\
\ ヽノ /´> )
| / (_/
6
:
名無しのひみつ
:04/09/27 17:25:03 ID:CzF4wThO
大発見につながる発見だと思います。
キャプシドが集まってウイルスはコアを形成するのですが、その構造を壊すような分子を設計できたら、治療薬につながると思います。
7
:
名無しのひみつ
:
04/09/27 17:38:00 ID:HzZw6j0d
>>6
それってつまり、ウィルス病を治療できるようになるかもしれない、っていうこと?