【環境】フタル酸エステル類を禁止☆おもちゃへの使用に【EU】
【ブリュッセル25日共同】欧州連合(EU)の競争理事会は24日、子供の
健康に有害だとして、塩化ビニールを柔らかくする軟化剤として使われている
フタル酸エステル類(※)のおもちゃへの使用を禁止する決定をした。
フタル酸エステル類は、おもちゃをなめたり、さわったりすると徐々にしみ出し、
肝臓や腎臓に障害を引き起こしたり、環境ホルモンとして作用する疑いが指摘
されている。禁止されるのは6種類のフタル酸エステル類。フタル酸ジエチル
ヘキシル(DEHP)など3種類はあらゆるおもちゃで、フタル酸ジイソノニル
(DINP)など3種類は3歳以下の幼児を対象にしたおもちゃで、使用が禁止される。
欧州委員会は1999年から、使用を制限するよう加盟各国に要請。
競争理事会の決定は欧州議会の批准を経て約1年後に実施される予定。
引用元
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004092500023&genre=O1&area=Z10 ======================================================================
※ フタル酸エステルの中で最も生産量の多いDEHPは、過去にコンビニ弁当から
検出されて話題になったことがありますが、日本の場合、厚生労働省告示第267号により
既に食品、添加物の規格は一部改正済みです。
2 :
名無しのひみつ:04/09/25 12:43:55 ID:082cY1gH
日本 GJ
3 :
名無しのひみつ:04/09/25 12:50:30 ID:5yMTp5x7
フタル酸エステルを使ってない塩ビでも悪者扱いされる風潮を何とかして下さい。
4 :
名無しのひみつ:04/09/25 13:22:33 ID:qhXUbajI
TNO レポートの紹介
日用品に含まれる有害な化学物質
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/research/tno/03_09_tno.html その結果、ほとんどのポリマー製品またはポリマー成分を含む製品は、ノニルフェノール
とエトキシル酸ノニルフェノール、フタル酸化合物、あるいはその両方を含んでいた。特に
ポリマープリント付のパジャマは、最高 54,000 mg/kg という高濃度の DINP と DIDP を
含んでいた。このサンプルのノニルフェノールとエトキシル酸ノニルフェノールの平均濃度は
それぞれ 10 mg/kg 及び 1,000 mg/kg であった。
可塑プラスチック製の赤ちゃん用玩具はノニルフェノールや多くのフタル酸化合物以外に、
高濃度のプラスチック可塑材アジピン酸ジイソオクチルを含んでいた。ビスフェノール-A は
ポリカーボネート製哺乳ビンに 14 mg/kg 検出されたが、缶詰食品のサンプルからは検出され
なかった。
香水もまたフタル酸化合物、特にフタル酸ジエチル、及び、ムスク(じゃ香)、主に多環
ムスク HHCB 及び 1 件のニトロムスク MK 、を含んでいた。シャンプー、脱臭剤、及び洗剤
で例外的に 1 件、フタル酸化合物が低濃度で検出された。有機スズ化合物はパジャマ 1 件
から定量的に検出されたが他のサンプルからは、これらの化合物の”痕跡”だけが検出された。
5 :
名無しのひみつ:04/09/25 15:54:51 ID:991tCZUk
フルタさん
6 :
名無しのひみつ:04/09/25 15:56:57 ID:BLqyKqk+
7 :
名無しのひみつ:04/09/25 16:37:12 ID:9FMNxDgh
ペットボトルまで禁止かと思った・・・・
8 :
名無しのひみつ:04/09/25 18:17:02 ID:2Ju3SLNQ
ポリエチレンテレフタレートってなげーよ!
9 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:04/09/25 18:59:17 ID:5wTWYfiU
カップめんのスチレンはどうなった。
フタル酸
フマル酸
コハク酸
マロン酸
マレイン酸
全然関係ないのに混乱してしまい困っている
全部痔カルボン酸だからしょうがない。
大人のおもちゃのほうは大丈夫なのか?
100円ショップなんかで売ってるプラスチック製保存容器だって何が含まれてるか解ったもんじゃない
中国製のとかだと怖くて買えないよ
>>12 ちゃんとゴムかぶせてからしゃぶらせてやれよ。
15 :
名無しのひみつ:04/09/26 00:39:10 ID:XppVQien
クエン、ケトグルタロ、コハクなり、フマル、リンゴをオキザロ
>>10 フタル酸:ベンゼン環にカルボキシル基2つ
フマル酸:エチレン同様の炭素2個の2重結合に、両側にトランス配置で
カルボキシル基2つ
コハク酸:エタンと同じ単結合の炭素2つに、炭素1個に付きカルボキシル基1つがついて
やはりジカルボン酸
マロン酸 :メタンの水素2つをカルボキシル基に変える。=リンゴ酸
マレイン酸:フマル酸の幾何異性体。シス結合でカルボキシル基がついている
名前がちょっとずつ似てたり、生体内でその物質に変化したりという資料をうろ覚えで
ゴチャゴチャ見ているうちに混乱しててだめぽ
リンゴ酸は片方の炭素にOH付いてた
もうだめぽ
>>3 塩ビはダイオキシンの発生源ということになってるからねえ
電機業界も電線の塩ビをどうするかで大変らしいね
20 :
名無しのひみつ:04/09/26 02:30:14 ID:ohi8isb4
急性毒性は強くないんだけど、慢性毒性が問題なんだよね。
社会的には急性毒性意外はあまり問題視されないからなぁ。
実際には規制されていないモノでも慢性毒性が危険なモノのたくさんあるんだけどね。
21 :
名無しのひみつ:04/09/26 04:06:45 ID:bKLEKnXR
テレフルホロヘロ酸はだいじょうび?
22 :
名無しのひみつ:04/09/26 07:55:09 ID:bDBcbl1C
>>17 (1)シリーズで覚える
(2)無水物で覚える
のが覚えやすいと思われ。
(a)アルカンジカルボン酸
(シュウ酸<)マロン酸<コハク酸<グルタル酸<アジピン酸
(b)不飽和ジカルボン酸
フマル酸(trans)、無水マレイン酸(cis)
(c)ジカルボン酸無水物・5員環をつくるもの
無水コハク酸(飽和)、無水マレイン酸(不飽和)、無水フタル酸(ベンゼン)
24 :
名無しのひみつ:04/09/26 12:33:01 ID:SrHkEV5a
ガソリンの中には芳香族炭化水素が入っている。キシレンが、エンジンの
なかで不完全燃焼すると、わずかにフタル酸が出来る。これもアレルギーの
原因かもしれない。
アレルギーの原因物質だったりするわけか・・・