金の超微粒子は、磁石にくっつく 北陸先端大など確認
1 :
京屋φ ★:
金(きん)は100万分の数ミリ程度の超微粒子にすると、磁石にくっつく――。
こんな新たな性質を、北陸先端科学技術大学院大学と高輝度光科学研究センターのチームが確認した。
「将来的には、超小型で超大容量の磁気記録ディスクなどへの応用も期待できる」という。
米物理誌フィジカル・レビュー・レターズ10日号で発表した。
同大の山本良之助手らは、塩化金酸などを超純水に入れて反応させ、直径2〜3ナノメートル(ナノは10億分の1)の
金微粒子(金原子で約220個)を作った。
大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県)で、これに放射光X線をあてて磁性を持つか調べた。
温度をマイナス約270度まで下げると、微粒子が強い磁性を帯び、そろって磁場の方向を向いた。
これまでも、金微粒子が磁性を持つ可能性は指摘されていたが、従来の研究設備では磁性を帯びた
不純物に邪魔され、金微粒子そのものの性質ははっきりしなかった。
金微粒子は常温では磁性を持たないが、鉄などの磁性金属を金微粒子で包めば、常温でも応用できると期待される。
鉄などに金や白金など貴金属元素を組み合わせると、記録容量も飛躍的に高まるという。
http://www.asahi.com/science/update/0915/001.html
2 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:08:19 ID:YX8pifO3
2
3 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:09:51 ID:92M/0KkQ
台風の影響じゃないのか?
4 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:10:36 ID:fPLmuvb1
グロ画像みながら昼食ゲット
5 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:12:29 ID:kD1TEhvf
極低温で生じる現象と磁気記録ディスクなどへの応用の相関関係がよく判らないね
まあ、棒磁石で砂金を集める事が出来なそうなのは残念
6 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:14:38 ID:DMyCsIxN
コレは凄いよ
7 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:20:36 ID:GCZjOa+5
純金のハードディスク・・・・売れねーよ
8 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:21:30 ID:ql1EU1eG
電気で磁力を発生させて
それをヘッドに極小の回路とか作れないかこれ?
9 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:26:48 ID:ouqzOO/z
金ハードディスクとかダイヤモンド半導体だとか、
未来のPCはアクセサリーにもなりそうだ
10 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:41:50 ID:a++mvvaJ
ま た S P r i n g 8 か !
11 :
名無しのひみつ:04/09/15 12:43:44 ID:09hVisS+
今頃分かったのか
最先端技術はおくれてるのう
12 :
名無しのひみつ:04/09/15 13:35:30 ID:foLebteT
最近、風にズラを飛ばされ傷心気味のスプリング8
14 :
名無しのひみつ:04/09/15 14:00:34 ID:850ZMMrm
磁力がかかるとなぜ金属に力がかかるのかが未だに理解できない
教えて賢い人
超コテン解釈
電子が一定方向に回っている金属原子を考えたとして、
磁力がかかると電子の回転運動がフレミング法則通りに向きを変え
一方向に揃う。
それで金属も磁性を持つようになる
・・・某書籍に書いてあった説明だが、突っ込みだらけとの事
-270度の世界で棒磁石を砂場にぶち込めば、数ミクロンの砂金がくっついてくるのか。
ロマンを感じるなぁ。
実験したいけど、うちの冷蔵庫1つじゃ足りないよなぁ。
なんか無理矢理だな
調べによると、同チームは、
金さん(79)を水のようなものに無理やり入れて溺れさせた後、
放射光X線をあてたり、マイナス約270度の極低温に冷やすなどして、
無理やり磁性を持たせた疑い。
>金微粒子は常温では磁性を持たないが、鉄などの磁性金属を金微粒子で包めば、常温でも応用できる
ここ↑んところが、よくわからない。金とどういう関係があるんだ。
>>14 答えたいのだが、質問の「磁力がかかるとなぜ金属に力がかかるのか」の意味がわかりません。
「磁力がかかる」とはどんなことをイメージしているのかな?
「金属に力がかかる」とはどんなことをイメージしているのかな?
間違いを含んでいてもいいので君の疑問をもう少し説明してもらえると
ありがたい。
ちなみに磁性の原因は電子のスピンです。
電子のスピンは上向きの状態か下向きの状態にあります。
多くの物質では上向きの電子と下向きの電子が打ち消しあって磁化を持ちません。
鉄などでは原子の内側の電子軌道に空きがあってその電子間にスピンの向きをそろえる力(交換相互作用)が働くため磁化を持ちます。
この記事の場合は超微粒子なので事情が違いそうですが、とりあえず上向きの電子の数と下向きの電子の数の差が磁化の源です。
>>19 あくまで想像ですが、鉄の微粒子は常温でも磁化を持つが酸化しやすいので実用に向かないのではないかな。化学的に安定な金で包めばものすごく小さい磁石が出来、色々応用が出来て嬉しいということでは。
22 :
名無しのひみつ:04/09/15 17:14:43 ID:fNAkVz8J
何でも聞いてください
僕がお答えします
>>19 鉄の部分だけでなく、金の部分も磁石になるのでは?
>>19 腐食によるデータ破壊がない
耐用年数が500年ぐらいの
記録保持が可能になるのかな
25 :
名無しのひみつ:04/09/15 19:15:48 ID:DHqTZbg4
小さくなると出てくる性質、ってことは
金粒子の表面付近の物性が支配的になるってことなのかな
26 :
名無しのひみつ:04/09/15 21:21:23 ID:jtmt9x5N
くっついた理由は
ただの静電気だったりして
27 :
名無しのひみつ:04/09/15 21:41:31 ID:LnB461Wu
-270℃に冷やした磁石を海につっこむと
金がわんさか
28 :
名無しのひみつ:04/09/15 21:44:05 ID:1qw+B/Vt
「北陸先端科学技術大学院大学」
かっこええー名前!
>>21 その推定は、超低温の金微粒子の磁力と関係なさそう
(酸化されない金でメッキするという話なら)
30 :
名無しのひみつ:04/09/15 22:37:49 ID:yrxRbk+U
消防のころ磁石を運動場で引きずったのを思い出した。
砂鉄と一緒に金もついていたんだね。
31 :
名無しのひみつ:04/09/15 22:51:24 ID:fyCfHsaW
ただの引力だってば
金の微粒子はとても細かいから
相手の質量がそれほど大きくなくても
引き寄せられるんだ
>>28 > 「北陸先端科学技術大学院大学」
>
> かっこええー名前!
しかしすごーい田舎。
33 :
名無しのひみつ:04/09/16 00:29:20 ID:3Cam1PBp
>>32 この前いってきたけどびびった。
私鉄の駅がものすごい。なんつうか、これぞ田舎、って感じだ。
北陸の豪雪に耐えられるのか?
34 :
名無しのひみつ:04/09/16 01:07:41 ID:+/4txDWB
これってナノは関係ないじゃないか。
低温で磁性が発現だろ?
もしモラルがあるなら、なんでもかんでもナノテクって言うのはやめなさい。
メゾスコピックなんじゃないの?
36 :
名無しのひみつ:04/09/16 01:34:03 ID:WtdDqRxU
だってさぁ、酸素だって、液体窒素温度で磁石にくっつくんだよぉ。
常温で数ナノになると突然磁性をもつやつがしりたい
38 :
名無しのひみつ:04/09/16 02:54:14 ID:ixSkApO+
>>30 それは金ではないでしょう。
鉄の化合物 愚者の金ってやつだと思われ
40 :
名無しのひみつ:04/09/16 09:38:33 ID:SlwDLCuR
一度冷やして磁性体にしてやれば温かくなってからも磁石のままでいるのか?
そうでないならば使い辛そうなんだけど。。
>>40 強磁性体ならそう。
常磁性体、反磁性体なら消磁される
金も特定条件では磁性体になると
その条件がキツいから応用は困難
43 :
名無しのひみつ:04/09/16 12:35:34 ID:LlIj9791
ボクの肛門から出た物体も、磁力でケツにくっついてます
>>34 誰もナノテクとは言っとらんぞ。欲嫁。
サイズがナノメートルスケールなだけだ。
応用としては原子1個づつを掴むことのできるピンセットとかだな。