■鳥インフルエンザ、大流行の恐れ・WHOの尾身氏
世界保健機関(WHO)の尾身茂・西太平洋地域事務局長は11日、上海市内で記者会見し、
鳥インフルエンザの感染拡大に強い危機感を表明した。
「感染防止への取り組みをさらに強化しなければ大流行の可能性が高い」と語り、関係各国・地域に
対策の実施を強く呼び掛けた。
尾身氏は鳥インフルエンザについて「重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)より懸念は深い」との
認識を示した。7日に幼児の死亡が新たに確認されたベトナムについて「3件の病例報告のうち、
2件は(従来の)感染地域ではなかった」と言明。「WHOは周辺諸国に感染が広がっていると判断している」
と述べ、地域全体の問題であることを強調した。
10日時点でWHOに報告された病例は39件、死者が28人と「死亡率が高い」と指摘。
人から人への感染は科学的に証明されていないが、「何年も続けばその恐れもある」と語り、
取り組みの緊急性を訴えた。台湾のWHOオブザーバー参加問題については「5月のWHO総会の
決定を尊重する」と述べ、台湾の参加は認めないとの立場を示した。
( ´`ω´)つ
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040911AT2M1101F11092004.html 【鳥インフルエンザとは】
鳥類がかかるA型インフルエンザの一種。人がかかるインフルエンザとはウイルスの型が異なり、
H5N1型、H7N7型などに分類される。感染した鳥類が全身症状などの特に強い病原性を示すものを
「高病原性鳥インフルエンザ」と呼び、鶏、七面鳥、うずらなどが感染すると大量死することもある。
生きた病鳥や内臓・排泄物に接触して人間に感染した例がこれまでに数十例報告されており、
死者も出ている。鶏肉や鶏卵を食べることによって感染した例はない。
人から人への感染は確認されていないが、人間の体内などで変異して感染力をもつようになる可能性があり、
WHOは警戒を強めている。
>>2 えっと、島国だからといって安心していいのかな。
人間の行き来を完全に禁止しても鳥さんは勝手に飛んでくるので
一部の鳥さんにとって日本は通路です。
この鳥さんがインフルエンザに感染するのか知りませんし、
にわとりさんが台風に乗って飛んできたという話しも無いので
本当に影響があるのか無いのかはわかりませんけど。