【医薬】老人性黄斑変性の治療に有望な新薬

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆SLEET5V1ts @みぞれφ ★:04/09/04 19:07 ID:???
 網膜のほぼ中心部にある黄斑部という部分が変質して、視力が落ちて行くのが黄斑変性症
にかかる人が増えている。老人が失明に至る一番の原因で、決め手となる治療法が少ない。

 この黄斑変性の1タイプである「ウエットタイプ」を治す新薬の審査が、いまFDA(米食品医薬
品局)で審査が進んでいる。

 「マキュゲン」(Macugen )と呼ばれる新薬は、「アイテク製薬」(Eyetech Pharmaceuticals)が開発した。

 黄斑変性は、網膜の外側にある脈絡膜の血管が侵入してきて出血をくり返すために、視野の
中心部が見えにくくなると言われている。「マキュゲン」は、この新生血管の成長を、分子レベル
で抑える働きがある。臨床試験では、1184人の黄班変性の患者を対象に、6週間に1回の割合
で、「マキュゲン」0.3ミリグラムを眼に注入し、これを54週間続けた。その結果、新薬を注入さ
れた患者は、偽薬を与えられた患者と比べて、視力低下の進行が15%抑えられたという。

日経ヘルツ
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/329105
2ミラーマン:04/09/04 19:09 ID:AihsodWt
2
3名無しのひみつ:04/09/04 20:13 ID:ritnnBcF
偽薬を与えられた老人はたまったものじゃないわな。
4名無しさん@放浪中:04/09/05 07:12 ID:OtHBrA2f
他に似たような治療薬がある場合は、
既存の薬剤を対象薬として、効果を比較する方法もあるんだけどね。
5名無しのひみつ
試験終了後、両群とも希望する患者に対してのみ、
実薬で治療を継続する。

これでも日本では倫理性確保は厳しいよね?
試験期間が長すぎる。