【化石】3700万年前の哺乳類の歯の化石、兵庫で発見
1 :
ぼのφ ★:04/08/31 03:24 ID:???
約3700万年前の哺乳(ほにゅう)類で、すでに絶滅した「バク上科」と「炭獣類」の歯の
化石などが兵庫県三田市で見つかり、30日、同県立人と自然の博物館(同市)が発表
した。
新生代古第3紀にあたるこの時代の哺乳類化石の発見は少なく、バク上科は国内3例目
という。各地での発見例との比較によって、進化の過程などを解明する手がかりになると
期待される。
いずれも下あごの歯で、バク上科は3本、炭獣類は6本が並んで残っていた。歯の長さは
バク上科が約0・8センチ、炭獣類が約1・4センチだった。同博物館の三枝春生研究員
(46)らが今春、同市内の道路工事現場で見つけた。
(以下略、全文は引用先を参照下さい。
引用:
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040830i515.htm
2 :
名無しのひみつ:04/08/31 03:25 ID:S8SFYPml
あはは
小学生の僕が2get
宿題おわらん。。。。。
俺の爺ちゃんの前歯だったらしい。
またレスのつかない古生物スレの誕生か!
爬虫類や恐竜等と比べて、哺乳類の歯は種類や生えた位置の
バリエーションが大きいので、歯だけでも同定がしやすいとか。
ちなみに初期のバクは、今のようなブタ型鈍重な体格ではなく、
もっとスリムな角の無いシカの様な姿をしていたらしい。
自由研究はコレにすればよかった
恐竜の化石のヒ ミ ツ
★三田で哺乳類2種の化石発見
兵庫県立人と自然の博物館(三田市)は三十日、三田市富士が丘の約三千七百万年前
(新生代古第三紀後期始新世)の地層から、二種類の陸生哺乳類の化石を発見した、
と発表した。国内最古の哺乳類の足跡も同時に発見。この時代の哺乳類の化石が
複数種類見つかるのは国内では珍しく、生息状況などの解明につながりそうだ。
発見されたのは偶蹄(ぐうてい)目アントラコテリウム科(炭獣類)の草食獣の臼歯六本を含む
下あごの一部(長さ約十四センチ、幅約二センチ、高さ約一センチ)と、バクの仲間(バク上科)の
臼歯三本(長さ約三センチ、幅、高さ約一センチ)。それぞれ体長は約一・五メートル、約一メートルと
推定される。ともに北半球全域で生息していたとされる。
足跡は約十個見つかり、最大深さ約十センチ、幅約二十センチで、大型哺乳類のものとみられる。
哺乳類の化石は今年三―五月、同博物館の三枝春生研究員(古脊椎動物学)が道路建設現場で発見。
足跡はそのすぐ近くで四月、県立湊川高校の木村一成教諭が見つけたという。
出土したのは「神戸層群吉川層」と呼ばれる地層。ブナ科などの植物の化石が多く出ることで知られるが、
一九九九年には約一キロ南の神戸市北区の同じ地層から、サイの一種の化石が見つかっている。
古第三紀の哺乳類の化石は国内十数カ所で発見されているが、複数種の発見例は熊本県御所浦町など
三カ所しかなかった。
神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0831ke45680.html ◆写真 発掘された哺乳類の化石。上がアントラコテリウム科、下がバク上科=三田市、兵庫県立人と自然の博物館
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/G300084819400804_vw.jpg