【アイン】一般相対性理論を検証する『重力探査B』衛星、ようやく実験開始に目処

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1pureφ ★
一般相対性理論を検証する宇宙実験、ようやく開始に目処

2004年8月7日 2:00am PT  スタンフォード大学のミッション管制官によると、米航空宇宙
局(NASA)の『重力探査B』衛星はまもなく、アインシュタインの一般相対性理論に関する計
測を開始できる見込みだという。(中略)

 一般相対性理論の基礎をなす考えの多くは、アインシュタインが発表してからの89年間
に検証され、証明されてきた。しかし、2つの点についてはいまだ十分な証明がない。
 それは、地球や宇宙空間にあるほぼすべての天体が宇宙の時空構造に歪みを生むという
考えと、地球の自転によって時空構造にねじれが生じるという考えだ。
 重力探査Bは、遠く離れた星を目標に定め、回転している4個のジャイロスコープがその
星に対してどれだけ方向を変えたかを計測することで、一般相対性理論から予測される2つ
の効果を確認しようと試みる。もしアインシュタインが正しければ、ジャイロスコープの
中心で回転している球体は、時空構造が歪んだ影響を受けて、本来の回転軸からほんの少し
だけずれるはずだ。プロジェクトの科学者チームによると、回転軸のずれる角度は非常に小
さく、仮に軸の長さが1キロメートルあったとしても軸端のずれは人間の髪の毛ほどの幅に
しかならないという。
 これほど小さな変化を計測するには、ジャイロスコープの中の球体がわずかにでもぐら
ついてはいけない。この条件を満たすため、重力探査Bの技術者たちは人間がこれまでに
作ったなかで最も完璧といっていいほどの球体を設計、開発した。融解石英でできたこの
球体はピンポン球ほどの大きさで、最大でも原子層40枚分の凹凸しか持たない。つまり、
この球体を地球の大きさに拡大しても、3.7メートルを超える丘や谷はないということだ。(中略)
 NASAはミッション全体に7億ドルの予算を充当している。ミッション管制官たちの予想に
よると、必要とされる計測は2005年末までに終了し、その後、アインシュタインの理論が
正しいかどうかを検証するためのデータ分析に入るという。

記事全文・画像等はこちらです。
Hotwired Japan 2004年8月17日
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040817303.html
2名無しのひみつ:04/08/22 03:24 ID:YMRw6SYx
ツヴァーィ
3名無しのひみつ:04/08/22 03:27 ID:bzL/Wlp/


フレディが見事にドライGet
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4名無しのひみつ :04/08/22 03:28 ID:4hZxQuFk
フュンフ
5名無しのひみつ:04/08/22 03:56 ID:bzL/Wlp/
普通のピンポン球だとどのくらいの山や谷ができるんだろう
6名無しのひみつ:04/08/22 04:00 ID:A+4p4R5h
いったい打ち上げの衝撃による球体への影響はどうやって回避したのかね?
7名無しのひみつ:04/08/22 04:02 ID:koMl8IDo
>>2
俺もリヴァイアス好き
8名無しのひみつ:04/08/22 04:14 ID:2uLm0e+X
>>5
エベレストやマリアナ海溝クラス。
9名無しのひみつ:04/08/22 04:24 ID:bzL/Wlp/
>>8
もっとすごいんだろうな

これはアインシュタイン理論が間違ってる可能性もあるって前提でやってるんだよね
皆既日食のときに星を観測したとかいうやつとはまた別の話なの?
10名無しのひみつ:04/08/22 05:37 ID:MqCBFy6k
この技術を使えば究極のサイコロが…。
11名無しのひみつ:04/08/22 05:42 ID:tNqHsnia
>>9
水星の近日点移動の話ですね。
一つ目の点については既に観測されていると思っていたのだけれど違うのかな。
12名無しのひみつ:04/08/22 07:08 ID:GL+edrqR
この実験まだしてなかったのかw
13名無しのひみつ:04/08/22 07:59 ID:bzL/Wlp/
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                     / づΦ

14名無しのひみつ:04/08/22 09:50 ID:Nev+XAkP
いやだぼくぼくいやだやだ!
15名無しのひみつ:04/08/22 13:19 ID:AWHQLHQn
その球体に研究者のフケが付着していたため、精度が出ませんでしたとさ。
16名無しのひみつ:04/08/22 16:26 ID:i+5XoPwX
間違ってる結果キボンヌ
17名無しのひみつ:04/08/22 21:57 ID:y2wZ4XnK

 ミッション管制官たちは、重力探査Bの打ち上げから2週間も経たないうちに、機体の姿勢を保つために
使用されている小型エンジン16個のうち1つが、少し開いた状態になっていることに気がついた。
その1週間後には、地球の南磁極上を飛行中に、衛星に搭載されたメインコンピューターのソフトウェアが
放射線の影響を受けて誤作動した。さらに、指令ミスが重なったり、別の小型エンジンが壊れたり、
ジャイロスコープの1つから予想外の量のヘリウム漏れが検知されたりと問題が続出し、繰り返し計測が延期されていた。

 しかし、プロジェクトに携わる技術者があらかじめ対策を考えていたこともあり、いずれの問題も永続的なもの
にはならなかった。たとえば、放射線を浴びたときには、メインコンピューターを再起動している間、予備のコンピューター
が重力探査Bのミッションを維持した。また、小型エンジンの設計が優れていたことと、ソフトウェアのアップグレードを
素早く行なったことから、壊れた2個のエンジンの接続を切り、残された14個で補うことに成功した




こんな事JAXAには不可能だな(wその前にこのような計画に7億ドルも予算を使う事は出来ないだろうな。
18名無しのひみつ
>>17
おりひめ・ひこぼしの運用はそれ以上だと思うが。