■微小電気技術を産業化 東北大などが産官学連携組織(04/08/21)
電機や通信、医療など幅広い分野への応用が期待される微小電気機械システム
(MEMS・メムス)技術の産業化を支援するため、東北大と宮城県、仙台市などは10月、
MEMS技術に関する情報を提供する産学官連携組織「MEMSパークコンソーシアム」を
設立する。会員企業を対象に人材育成講座や研究会を開催し、東北大を中心とした
研究成果を産業界で共有するのが狙い。
MEMS技術は、ミクロレベルの電気機械技術の総称。特に半導体加工技術を活用し、
従来は別々に組み合わせていたLSI(高密度集積回路)とセンサー、スイッチ類などを
一体的に小型化、高機能化して製造する基盤技術として注目されている。
(中略)
東北大からは、最先端のMEMS研究で知られる東北大未来科学技術共同研究
センター(NIChe)の江刺正喜教授が加わり、代表に就任する見通し。
事務局は仙台市経済局に設置し、公開シンポジウムのほか、会員企業を対象に
研究セミナーや人材育成のための「MEMS道場」を開講。環境や医療などMEMSの
応用を目指す分野ごとに会員企業が交流、連携を深めるグループづくりも支援し、
将来的に企業提携などによるプロジェクトに育てていく。
コンソーシアム構想は昨年、仙台市が関係機関に提唱。今年4月に江刺教授を
非常勤特別職「地域連携フェロー」に迎えるなどして設立準備を進めてきた。
(河北新報)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040821-00000004-khk-toh MEMSとはMicro Electro Mechanical Systemの略。電子機器としての機能がそろった
単一の超微小チップを使用する事で信頼性が向上する。
( ´`ω´)つ
http://www.msol.co.jp/device/mem/