■神経疾患の原因に手掛かり 細胞内の微小管形成に関与
家族性パーキンソン病の原因に関係するタンパク質は、細胞内で重要な働きをしている
「微小管」をつなぎ合わせていることを東京都精神医学総合研究所の
上田健治主任研究員らが発見した。
アルツハイマー病の発症にも同じ仕組みが示唆されており、神経変性疾患に微小管形成の異常が
かかわっている可能性が強まった。7月下旬に米国で開かれたアルツハイマー病国際会議で発表し、
神経変性疾患の解明の新しい手掛かりとして注目された。
研究グループが調べたのは、変異すると家族性パーキンソン病の原因となるシヌクレイン。
このタンパク質が微小管の一部と結合することを見つけ、微小管が長く伸びるのを補助する作用が
あることも実験で確かめた。
( ´`ω´)つ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=YNS&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004073101000069