西ナイル熱、次は日本? 往来多い米西海岸で流行の兆し
米国で02、03年と続けて200人以上の死者を出した西ナイル熱が、この夏は
米西海岸で大流行の兆しを見せている。日本との直行便も多く、厚生労働省などでは
警戒を強めている。「ウイルスが侵入してくれば封じ込めは難しい」と専門家が語る
一方、流行予防策の柱となる蚊やボウフラの駆除については、ほとんどの自治体で
準備ができていない状態だ。
(中略)
西ナイル熱は、いつ日本に上陸してきてもおかしくない。
(中略)
日本への侵入経路としては(1)ウイルスを持った蚊が航空機や船で運ばれる
(2)ウイルスを持った鳥の輸入、飛来(3)現地で感染した人がウイルスを持ち込む、
が考えられる。
西ナイル熱は人から人には感染せず、(3)の場合にウイルスが広まる可能性は低い。
新型肺炎SARSのように患者を隔離する必要も生じない。
蚊や鳥が持ち込む(1)と(2)のケースは、厄介だ。感染研ウイルス1部の高崎智彦
室長は「侵入後の封じ込めは難しい。ワクチンがない以上、蚊を減らしたり蚊に刺され
ない努力をしたりして感染者を減らす以外にない」と語る。
(後略)
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※引用元配信記事:
http://www.asahi.com/science/update/0725/003.html ※朝日新聞社のasahi.com(
http://www.asahi.com/ )2004/07/25配信
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