【地球】雲を作って紫外線対策をする植物プランクトン
1 :
pureφ ★ :
04/07/23 01:44 ID:??? 2004年7月16日 2:00am PT 植物プランクトンは小さな存在かもしれないが、大きなことを
実現できないというわけではない。彼らは、自分たちの必要に合わせて天候を変えられるのだ。
(中略)
両博士はバミューダ沖で収集した測定記録を分析し、海水に含まれるジメチルスルホニオプロ
ピオン酸(DMSP)と呼ばれる化合物の濃度と、その海域の海水面近くに生息している植物プランク
トンに到達する紫外線のレベルとのあいだに直接的な相関関係があることを突き止めた。
DMSPは、プランクトンが雲を生み出すサイクルにおいて、重要な仲介役の働きをしている。
DMSPは植物プランクトンの細胞から出て水中に入ると、細菌によって硫化ジメチルに分解される。
硫化ジメチルは、海水が蒸発するときに一緒に大気中に運ばれ、酸素と反応してさまざまな硫黄
化合物を形成する。これらの硫黄化合物が結合して小さな塵となり、水分の凝縮を促して、最終的
に雲が形成される。
このプロセス全体が非常に短時間のうちに起こるため、プランクトンは長時間太陽光線にさら
されることがない。今回の研究で、大気中の硫化ジメチルの上層部は、わずか数日で入れ替わる
ことがわかった。(略)
記事全文はこちら
Amit Asaravala
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040722308.html Light-driven cycling of dimethylsulfide (DMS) in the Sargasso Sea: Closing the loop
Dierdre A. Toole and David A. Siegel
GEOPHYSICAL RESEARCH LETTERS, VOL. 31, L09308, doi:10.1029/2004GL019581, 2004
http://www.agu.org/pubs/crossref/2004/2004GL019581.shtml #風が吹いた後儲けた桶屋は勝ち組。海外ではバタフライ効果というのですね。
2 :
名無しのひみつ :04/07/23 01:45 ID:9gL25c+/
すげえな
3 :
名無しのひみつ :04/07/23 02:07 ID:0GM/CBoJ
名すれの羊羹
同じことを人間がやるとなぜか環境破壊と呼ばれる
5 :
名無しのひみつ :04/07/23 02:23 ID:R9awNXmR
野尻包介のSFで同じようなことをする植物の話があったな
あっちは惑星規模だったけど。
>>4 この植物の場合はすでに安定した環境のなかにふくまれているし、そもそも
環境を変えようと考えてやっているわけじゃないからなぁ
6 :
名無しのひみつ :04/07/23 04:31 ID:QQlmM5du
>>6 その中からはみ出してしまっているからたくさん問題がおきているわけですが?
8 :
名無しのひみつ :04/07/23 06:10 ID:65Br0VnS
まあ、人間は培養器上の細菌みたいなものです。 培養器の栄養が尽きたら、全滅です。
>>5 安定した環境である証明はされてないと思うが。
調査期間や、調査された種類は書かれていないから、環境の変化に
対応して発生した変異種かもしれん。
10 :
空色人 :04/07/23 08:29 ID:778UkiNi
11 :
名無しのひみつ :04/07/23 10:02 ID:R0X5wyGJ
風がふいて・・・
12 :
名無しのひみつ :04/07/23 13:56 ID:R9awNXmR
>>9 簡単に調べられると思うよ。
近縁種などで同じことをやっている
プランクトンは存在するか?
することがわかれば、その遺伝子配列を
しらべればいつごろ進化したかがはっきり
すると思う。
それにもし環境の変化によってそんなに
あっさりと都合のいい突然変異が
出るようなら、進化の歴史上、
何度も何度も同じ突然
変異が起こっている可能性が高いと思う。
すごい。 天気を変えるというその発想がすごい。
14 :
名無しのひみつ :04/07/23 15:31 ID:R9awNXmR
でももともと植物が酸素を放出したことで地球の気候そのもの を変えてきた事を考えれば、もっとすごい技をもってる のもいそうだ。
15 :
名無しのひみつ :04/07/23 18:02 ID:mapV+qOh
頭いいプランクトンさんだな。
16 :
名無しのひみつ :
04/07/28 23:34 ID:jMfl228V _人人人人人人人人人人人人人人人_
> な・・・・なんだってーーー!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
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