ラッキョウから新製品開発 県内の産学官が研究発表
県産業支援センターの「戦略的地域産学官共同研究促進事業成果発表会」が
十六日、福井市の県工業技術センターで開かれた。県内の試験研究機関や大学、
企業の関係者ら約百人が参加。県食品加工研究所がラッキョウの成分の
「ラッキョウフルクタン」に注目し、生産組織や大学などと連携して取り組んだ
製品開発の成果を聞き、今後の事業展開の参考にした。 (太田 貢市)
同研究所の小林恭一主任研究員が研究の概要を報告した後、共同研究した
仁愛女子短大と三里浜特産農協(三国町)などの研究者や職員らが、それぞれの
担当分野について発表した。同短大の谷政八教授は、ラッキョウに含まれる食物繊維の
主成分の「ラッキョウフルクタン」に▽食後の血糖値の上昇を抑制する
▽コレステロール値を低下させる▽便通・便性を改善する−などの効用があることを
説明した。
(後略)
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※引用元配信記事:
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/fki/20040718/lcl_____fki_____000.shtml ※日刊県民福井ホームページ(
http://www.kenmin-fukui.co.jp/ )2004/07/18配信