【生殖】冷凍保存された卵子から生まれた子供、100人に

このエントリーをはてなブックマークに追加
1( メ`ω´)φ ★

■冷凍保存された卵子から生まれた子供、100人に

 2004年7月6日 2:00am PT  35歳以降の受胎能力の自然低下によって失われていく生殖能力は、
生殖補助医療[体外受精など、精子および卵子に直接操作を加える不妊治療の方法]でも十分補え
ないという研究結果が発表された。
 『ヒューマン・リプロダクション』誌の7月号に掲載されたこの論文によると、30〜35歳の女性が
妊娠・出産を先延ばしにした場合、生殖補助医療を使っても、妊娠率は遅らせなかった場合の50%
しかなく、35〜40歳では30%以下だという。
 
 こうした知識を得た女性は、比較的若いうちに子供を産むようになってきているのだろうか。

  出世コースを歩んでいて、気づいたら独身のまま34歳になっていたクリスティーナ・ジョーンズさんは、
自分のような女性にとって、子供を持つには若いうちに産んでおくしか選択肢がない状況はおかしい
と考えた。そこでジョーンズさんは卵子を冷凍保存する施設を備えた、米エクステンド・ファーティリティ社
(本社ボストン)を2003年に創立した。「自分の出産可能年齢は自分で決めよう」と、同社のウェブサイトは
呼びかけている。
 同社のサービスにかかる費用は、排卵誘発剤の投与、卵子の採取、さらにその卵子の1年間の
低温保存を含めて1万〜1万2000ドルだ。その後、保管料として1年あたり400ドルかかる。

  「非常に望ましくない状況だ――(実験段階にある)技術がすでに商業化されつつある」と、
ダマリオ準教授は指摘した。「先天異常などの懸念される事項について、凍結卵子から産まれた
子供に問題が生じる可能性がないのかどうか、まだ限られた情報しかない。
これについてはまだ十分なデータが集まっていない」

( ´`ω´)つhttp://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040708306.html
2( メ`ω´)φ ★:04/07/08 19:11 ID:???
Hum. Reprod. Advance Access originally published online on June 17, 2004
Human Reproduction, Vol. 19, No. 7, 1548-1553, July 2004

【Can assisted reproduction technology compensate for the natural decline in fertility with age?
 A model assessment 】Henri Leridon1

 BACKGROUND: Maternal age is an important factor in reproduction. Can assisted reproduction technologies
(ART) fully compensate for the decline in fertility with age?
 METHODS: We used a computer simulation (Monte Carlo) model of reproduction, combining
the monthly probabilities of conceiving, the risk of miscarriage and the probability of becoming
age-dependently permanently sterile.
  RESULTS: Under natural conditions, 75% of women starting to try to conceive at age 30 years
will have a conception ending in a live birth within 1 year, 66% at age 35 years and 44% at age 40 years.
Within 4 years the success rates will be respectively 91, 84 and 64%. If women turn to ART 
after 4, 3 or 2 years respectively without conception, and if the rate of success is as observed
after two cycles of insemination in IVF, ART makes up for only half of the births lost by postponing
a first attempt of pregnancy from age 30 to 35 years, and <30% after postponing from 35 to 40 years.
 CONCLUSIONS: Even if we relax some of the assumptions, ART in its present form cannot make up for
all births lost by the natural decline of fertility after age 35 years.

( ´`ω´)つhttp://humrep.oupjournals.org/cgi/content/abstract/19/7/1548

【Human Reproduction】
( ´`ω´)つhttp://humrep.oupjournals.org/
3名無しのひみつ:04/07/08 19:12 ID:p10oPNiI
(´・∀・`)こわ
4名無しのひみつ:04/07/08 19:48 ID:FAhOMYhe
冷凍チンコ、レトルトまんこ
5名無しのひみつ:04/07/08 22:18 ID:SKfMtNZo
生殖機能低下が分かるようなスレタイにすればもうちょっと食いつくと思うんだが
6( メ`ω´)φ ★:04/07/09 00:14 ID:???

【Extend Fertility Home: Egg freezing to preserve female fertility】
( ´`ω´)つhttp://www.extendfertility.com/

Today's women lead rich and busy lives - obtaining advanced degrees,
pursuing successful careers, and taking better care of ourselves.
As a result of this progress, many of us choose to have children later than our mothers did.

Unfortunately, our biological clocks have not changed with the times.
How can we slow down that "clock" to accommodate the vibrant lives we want to pursue?

Extend Fertility bridges the gap between a woman’s readiness to have children and
the fundamental biology of aging eggs. By leveraging breakthrough science and processes,
Extend allows women to harvest eggs earlier in life, when healthy eggs tend to be produced
and are more apt to result in viable offspring, and store them for later use.

The result is dramatically improved odds of successful pregnancy
using a woman’s own eggs later in life.

【KEY FACTS】
 20% of women wait to begin families until after age 35.
A woman's natural fertility peaks at age 27 and begins to
significantly deteriorate after age 35.
7( メ`ω´)φ ★:04/07/09 00:21 ID:???

関連記事
【冷凍保存した卵巣組織から卵子を採取、受精にも成功】2004年3月8日
( ´`ω´)つhttp://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040310303.html
8( メ`ω´)φ ★:04/07/09 14:47 ID:???
>>1再掲
■35歳以降の受胎能力の自然低下によって失われていく生殖能力は、生殖補助医療[体外受精など、
 精子および卵子に直接操作を加える不妊治療の方法]でも十分補えないという■

 生殖医療技術が40歳近くになってから妊娠したいと考える女性の多くにとってあまり役立たない
という事実は、とくに目新しい発見ではない。シルビア・アン・ヒューレット氏が2002年に出版した本
『命を育むには:キャリア志向の女性たちと出産願望』(Creating a Life: Professional Women and the
Quest for Children)は、まだ特定の男性がいるわけではなく、ましてや子供を持つ計画もない女性の
多くをパニックに陥れた。この本には、子供を欲しいと思ったときには選択肢がほとんどなく、
出産を望むのが遅すぎたことに気づいて悲しむ女性の話が綴られている。

 【米国生殖医学会(ASRM)】も2002年に【妊娠についての意識を高めるキャンペーン】を行ない、
子供を持つつもりがあるのかどうかを現実問題として考えるよう女性に働きかけた。また、この問題は
ここ数年間、メディアから大きな注目を集めている。女優のブルック・シールズさんは、サンフランシスコで
6月に開催された【バイオテクノロジー産業機構】主催の会議『BIO 2004』の席上で、【自分の辛い体験を
語った(写真)】。シールズさんは自然な妊娠ができなかったため、体外授精を6回行ない、
37歳で出産している。

【米国生殖医学会(ASRM)・AMERICAN Society for Reproduction Medicine 】
( ´`ω´)つhttp://www.asrm.org/
【Protect Your Fertility - ASRM】
( ´`ω´)つhttp://www.protectyourfertility.org/
 Infertility is a disease of men and women’s reproductive organs that impairs one of
the body’s most basic functions?the ability to have children. And although 6.1 million people
(10 percent of the reproductive-age population) in the United States are infertile,
unlike lung cancer or HIV/AIDS, people are rarely informed of the very direct links between
their behavior and their reproductive health. And that’s the goal of this website?to expose you
to the ways in which you can help prevent infertility in the future by examining your behavior now.
【Actress Brooke Shields】
( ´`ω´)つhttp://www.wired.com/news/images/0,2334,64091-13282,00.html
9( メ`ω´)φ ★:04/07/09 14:48 ID:???

 こうした知識を得た女性は、比較的若いうちに子供を産むようになってきているのだろうか。

「私の印象はまったく異なる」と、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の生殖医療の専門家、
ビクター・フジモト医師は述べた。「(この論文で)指摘されていること――現在使えるあらゆる技術を
駆使しても、30代半ばから後半まで妊娠を先送りにしたために失われる生殖能力は完全には補えない
ことが、少しずつ社会に理解されはじめたところのようだ」
 自分の患者の平均年齢は今でも37〜38歳だとフジモト医師は語った。
 「世間では(生殖に関する)知識がもっと深まっているのかもしれない。(しかし)われわれが目にしている
状況は以前と変わらない」と、ミネソタ大学のマーク・ダマリオ準教授(産科学、婦人科学)は述べた。
ダマリオ準教授の患者の平均年齢は35歳だ

 エクステンド・ファーティリティ社では、卵子の冷凍保存について、1960年代はじめにピル(経口避妊薬)
が初めて入手可能になった際に女性が手にした自由に匹敵する影響を女性に与えるものだと述べている。
 「今まで、女性は家族とキャリアとのバランスに関して非常に難しい決断を迫られてきた。
(エクステンド・ファーティリティ社を)利用することにした女性たちにとって、卵子を冷凍保存することは、
プレッシャーを和らげ、人生設計に柔軟性を持たせる素晴らしい選択肢だ」と、同社は語った。

 だが、卵子の冷凍保存は新しい技術であり、すべての専門家がこの技術をこれほど手軽に提供しても
いいと考えているわけではない。これまでに凍結卵子から産まれた子供の数はおよそ100人で、
そのほとんどが、イタリアのボローニャの不妊治療の専門家グループが開発した優れた方法を使用
している(エクステンド・ファーティリティ社もこの方法を採用している)。

10( メ`ω´)φ ★:04/07/09 14:50 ID:???
 出世コースを歩んでいて、気づいたら独身のまま34歳になっていたクリスティーナ・ジョーンズさんは、
自分のような女性にとって、子供を持つには若いうちに産んでおくしか選択肢がない状況はおかしいと
考えた。そこでジョーンズさんは卵子を冷凍保存する施設を備えた、【米エクステンド・ファーティリティ社】
(本社ボストン)を2003年に創立した。「自分の出産可能年齢は自分で決めよう」と、同社のウェブサイト
は呼びかけている。
 同社のサービスにかかる費用は、排卵誘発剤の投与、卵子の採取、さらにその卵子の1年間の
低温保存を含めて1万〜1万2000ドルだ。その後、保管料として1年あたり400ドルかかる。
 エクステンド・ファーティリティ社では、卵子の冷凍保存について、1960年代はじめにピル(経口避妊薬)が
初めて入手可能になった際に女性が手にした自由に匹敵する影響を女性に与えるものだと述べている。
 「今まで、女性は家族とキャリアとのバランスに関して非常に難しい決断を迫られてきた。
(エクステンド・ファーティリティ社を)利用することにした女性たちにとって、卵子を冷凍保存することは、プレッシ

ャーを和らげ、人生設計に柔軟性を持たせる素晴らしい選択肢だ」と、同社は語った。

【Extend Fertility Home: Egg freezing to preserve female fertility】
( ´`ω´)つhttp://www.extendfertility.com/

 「非常に望ましくない状況だ――(実験段階にある)技術がすでに商業化されつつある」と、
ダマリオ準教授は指摘した。「先天異常などの懸念される事項について、凍結卵子から産まれた
子供に問題が生じる可能性がないのかどうか、まだ限られた情報しかない。これについてはまだ
十分なデータが集まっていない」

 精子の冷凍保存は比較的容易だが、卵子の冷凍保存ははるかに難しい。その主な理由は卵子が
精子と比較して大きいことにある。イタリアの研究者たちは、卵子の中の水分を、不凍液のような役割を
する液体で置き換えることにより、組織が固まって細胞が損傷を受ける事態を防ぐ方法を編み出した。
ダマリオ準教授は、過去5年間の取り組みによって卵子の冷凍保存技術が改良されたことは認める
ものの、臨床医がこの手法を実施する際にはあくまで実験として行ない、リスクに関して十分な
インフォームド・コンセントを得るべきだと述べた。化学療法などの治療を受けている女性は閉経が早まる
場合があり、他に選択肢がないことから、凍結卵子を使った治療を受ける対象として有力な候補
となるだろう。

 卵子だけではなく卵巣組織の冷凍保存(日本語版記事)を試みている研究者たちもいる。
この方法には、早期に閉経した人を妊娠可能な状態に戻せるという、卵子のみの保存にはない
メリットがある。だがこの方法は外科手術で卵巣を取り出す必要があり、身体への負担が大きいため、
主に化学療法を受けようとしているガン患者向けの選択肢だ。

11名無しのひみつ:04/07/10 10:20 ID:j0u4nGf4
料理のコミョン(装飾を兼ねた薬味)としてよく使われる錦糸卵は一度にたくさん作り、
1回分ずつラップに分けて冷凍し、使う時に電子レンジで解凍すると便利。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/07/04/20040704000007.html
12名無しのひみつ:04/07/20 20:07 ID:Qall7eAd
ほう
13名無しのひみつ:04/08/29 22:39 ID:5yKjLGGA
嘘なんですよ 室伏選手の件は
そんなことはわかっていたって 
ほほー さすがですね (^-^*)
14名無しのひみつ:04/09/02 03:05 ID:DOxMbAqp
「かときち」って名前多いんかな?
15名無しのひみつ

>「先天異常などの懸念される事項について、凍結卵子から産まれた
>子供に問題が生じる可能性がないのかどうか、まだ限られた情報しかない
だれかが試さなきゃ情報は集まらない...