口の中の感覚:脳の領域を特定−−東北大の研究チーム

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1( メ`ω´)φ ★:04/07/05 16:10 ID:???

■口の中の感覚:脳の領域を特定−−東北大の研究チーム

 東北大の研究チームが舌など口の中の感覚をつかさどる脳の領域を特定した。
脳卒中の後遺症や舌がんなどの口腔(こうくう)がんで舌を切除すると、言葉やそしゃく、
のみ込みに障害が残ることが多い。脳の領域の判明で、効果的なリハビリテーションが期待できるという。

 研究したのは国立宮城病院歯科医長の中原寛子さん(49)、東北大大学院歯学研究科講師の
伊藤秀美さん(58)、仙台市の広南病院臨床研究部長の中里信和さん(44)ら。研究チームは、
広南病院東北療護センターにある脳磁図という装置で、脳の神経細胞に生じる電流が起こす微弱な
磁場を測った。その結果、口腔器官のうち、舌、歯槽、唇の感覚をつかさどる専用の脳領域が特定できた。
研究成果は「国際歯科学会雑誌」に掲載された。

 中原さんは「舌がんの手術後に形成した人工の舌が機能を獲得する過程などが高い精度で評価でき
応用範囲も広い。さらに研究を進め、リハビリテーション・プログラムの確立を目指したい」と話している。

( ´`ω´)つhttp://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040705ddm013100105000c.html
2名無しのひみつ:04/07/05 16:12 ID:cEtWyc6z
4さま
3名無しのひみつ:04/07/05 16:14 ID:ttkAEVfI
身体部分と脳の領域が関連してるって説は否定されたんじゃなかったっけ?
4名無しのひみつ:04/07/05 16:21 ID:xNCic6mM
>>3
例のホムンクルスの図は無かったことに?
うそーん
5( メ`ω´)φ ★:04/07/05 16:38 ID:???
【脳磁図(MEG)】
( ´`ω´)つhttp://www.ksd.info.gifu-u.ac.jp/meg.html

脳の活動を調べる方法は、脳波(EEG)、脳磁図(MEG)、PET、fMRI等様々なものがあるが、
完全に非侵襲的なものは、脳波(EEG)と脳磁図(MEG)である。
 一般によく知られている脳波(EEG)が、脳内のニューロン網に発生する電気現象を【電位変動】
として捉えるものであるのに対し、 MEGは、この電気現象を【磁界変動】として捉えるものである。
MEGはEEGに比べ空間分解能が優れているため、脳内の各部位の活動をより限局的に
捉えることができる。

【脳磁図とその臨床応用】
( ´`ω´)つhttp://web.sc.itc.keio.ac.jp/rehabil/pages/topics/oki9903/index.html

【Q1 PET検査とは? - 社団法人 日本アイソトープ協会】
( ´`ω´)つhttp://www.jrias.or.jp/jrias/index.cfm/17,814,117,32,html

PET(ペット)検査とは、「ポジトロン断層撮影法」のことで、X線CTのような装置で、心臓や脳などの
働きを断層画像(輪切りの断層と縦切りの断層があります。)としてとらえ、病気の原因や病状を的確
に診断する新しい検査法です。この検査では、ポジトロン(Q2を参照)を放出するくすりを、静脈から
注射したり、呼吸により体内に吸入していただきます。くすりが体の中を移動して、心臓や脳などからだ
のいろいろなところに集まる様子を、からだの外から「PET装置」で撮影します。検査の目的に合わせて
くすりを選ぶことにより、脳や心臓、がんなどの診断ができるのです。

【about fMRI】
( ´`ω´)つhttp://www.baic.jp/fmri_j/main.html
 fMRIの"f"は"functional"(機能的)、"MRI"は"Magnetic Resonance Imaging"(磁気共鳴画像)を
示しており、 fMRIとは磁気共鳴画像装置を用いた機能(特に脳機能)についての研究を意味します。
 MRI装置の中で被験者が所定のタスクを行い、 タスク中の脳を高速撮影を用い計測することにより、
そのタスクと関連した脳の部位を推定します。 脳の活動状態を撮像するため、 脳神経細胞活動と
関連した生理現象を利用しますが、 血液の酸素飽和度と緩和時間の関係を利用した
BOLD法が最も有名です。

BOLD(Blood Oxygen Level Dependent)法

脳活動に伴い賦活領域において血流が20〜40%増加します。 神経細胞において酸素と結合した
ヘモグロビン(酸化ヘモグロビン)が還元され還元ヘモグロビンとなるのですが、 血流の増加に対し
酸素消費量は5%しか増えないことから、 静脈中の酸化ヘモグロビンの量が相対的に増加すること
になります。 また、酸化ヘモグロビンは還元ヘモグロビンに比べ磁化されにくいため、 賦活領域では
磁化率が減少し、磁気共鳴信号の強度が変化します。 タスク実行時と安静時の画像を比較し、
磁気共鳴信号の変化を統計的に分析することにより、 脳の活動部位を推定することが出来ます。
6( メ`ω´)φ ★:04/07/05 16:44 ID:???
>>3
しかし脳腫瘍の手術において、ご承知のように「脳それ自体」は痛みを
感じませんから、医師が患者にたとえば「右手人差し指を動かしてみて下さい」というふうに
確認しながら厳密に腫瘍部分のみを切除するオペもあります。

身体部分と脳の領域が関連してないのなら、そんな手術は意味ありません。
7名無しのひみつ
なぜfMRIでやらなかったのかなー