昨年12月に火星探査機「のぞみ」の運用を断念した日本の研究者たちが、火星再挑戦を
目指して動き始めた。
10年ぶりに火星探査機を打ち上げるロシアと意見交換を行い、探査機に、火星を周回して
大気を調べる日本の小型衛星を搭載できないか検討を進めている。
日本が1998年に打ち上げた初の惑星探査機「のぞみ」は、周回軌道に到達する寸前まで火星に
近づいたが、主エンジンが作動せず任務を果たせなかった。今年に入り、欧米の探査機が、
火星にかつて水があった証拠などを発見したものの、「のぞみ」が突き止めようとしていた大気の
大量流出のなぞは未解明のままだ。
太古の火星には大気がたっぷりあったのか。あったとすれば、いつごろなくなったのか。過去の
状態を知る手がかりがつかめれば、生命をはぐくむ環境があったかも推測できる。火星を回る
小型衛星の計画が実現すれば、この「のぞみ」の夢を果たすことができる。宇宙航空研究開発
機構の幹部は「外国が取り組んでいない分野。日本が先進的な成果を収めたい」と意気込みを
示す。
一方、ロシア宇宙庁が計画中の「フォボス・ソイル」は、火星探査史上初の地球帰還型探査機で、
火星の衛星であるフォボスから砂を採取し地球に持ち帰るのが目的。製造元のラボーチキン社は、
探査機内に小型衛星を収納する空間を用意し、“同乗者”を募集している。
「のぞみ」の開発には200億円かかった。ロシア探査機に載せる小型衛星なら火星に到達する
燃料が不要な分、安く上がる。製造費は10億円程度ですむという。
日本側は、ロシア機が火星を周回している間に小型衛星を火星上空300キロに放出してもらうことを
考えており、6月中旬、モスクワで意見交換を行った。今月中に、同様に相乗りに関心を示している
カナダやスウェーデンとも話し合い、協力体制が築けるかを探る。
「フォボス・ソイル」は、2009年9月にソユーズ・ロケットで打ち上げ、1年後に火星軌道に到着。火星を周回した後にフォボスに着陸して砂を採取、2012年6月に地球に帰還する予定だ。
※ソース全文(Yahoo/読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040703-00000006-yom-soci
2 :
名無しのひみつ:04/07/03 17:49 ID:oaA6RF3f
2
10億あれば北の島のひとつやふたつ買い取れるだろうに・・・
4 :
名無しのひみつ:04/07/03 18:05 ID:uax5jMzL
のぞみ2号もあれだが、そのフォボス・ソイルもかなり萌えるな。
火星の生の資料が手に入るってすごくないか?
5 :
名無しのひみつ:04/07/03 18:08 ID:N34HsI4l
月以外の資料を持ってきたことはないからな。
はやぶさはいつごろ帰ってくるんだっけ
>フォボス・ソイル
確か火星の衛星は、小惑星みたく非常に小さいんだよね。
「はやぶさ」がそうであるように、小天体から試料を取る方が
惑星に着地・脱出したりするより探査機の規模を小さくできるのかな…
でも、旧ソ連時代も含めてロシアの火星探査機って恐ろしく成功率が低かったような;
7 :
名無しのひみつ:04/07/03 20:52 ID:KVnu1DXZ
まるでまいど1号
8 :
名無しのひみつ:04/07/03 21:10 ID:aa4BI7HH
ロシアの火星探査機は着陸には全部失敗している。
ロシアには失礼だが運転のヘタなタクシーに乗せてもらうようで不安だ。
9 :
名無しのひみつ:04/07/03 21:26 ID:RoBwECRn
>8
で、途中で飛び降りるとw
10 :
名無しのひみつ:04/07/03 21:40 ID:AqrW1Cuq
Phobos-Grunt = ФОБОС-ГРУНТ
ラボーチキンって今は宇宙開発に鞍替えしてるんか・・。
13 :
名無しのひみつ:04/07/04 03:04 ID:VE6Fbx/3
ДДДДДДДДДДДДДって文字を発明したロシア人、素敵。(,,゚Д゚)<ニェット!
14 :
名無しのひみつ:04/07/04 03:43 ID:BbjmvXcr
>>8 日本は近づくことすらできなかったけれどな。
15 :
名無しのひみつ:04/07/04 04:06 ID:el7tHc8y
ソユーズなら、宇宙空間に出れないって事はないね。
16 :
名無しのひみつ:04/07/04 04:13 ID:htXWy/9F
密入国寄生虫チョソに荒らされそうなスレだな
>>11 グルント(ルにアクセント)
?@土、土壌
?A水底、海底、河床、鉱床
?B(絵などの)下塗り
?C(絵、版画などの)バック、地
18 :
17:04/07/04 08:07 ID:82Vh54c1
文字化けした・・・丸数字です。失礼。
>>3 そんなもん要らん。
>>8 着陸しないから無問題。
>>14 事情を知らないバカがいるな。
火星には近づいたものの、周回軌道に乗らなかっただけ。
最後はむしろ火星衝突による生物汚染を回避するために、
火星から遠ざけて太陽を周回させているわけで。
ちなみにのぞみが火星とすれ違った距離は約1000km。
その距離は静止衛星軌道の36分の1。ほとんどスレスレ。
20 :
名無しのひみつ:04/07/04 17:09 ID:VE6Fbx/3
まあ、日本の研究目的がロケットの打ち上げでなければ、乗せてもらえばいいじゃないの。
のぞみ2号よりは確実に観測結果が集まるだろう。