■【沖縄】本島河川の淡水魚7割が外来種/メダカなど壊滅状態(2004年6月27日)
沖縄本島の河川に生息する淡水魚のうち魚種の七割は、本来沖縄にいない外来種に
なっていることが琉球大学の立原一憲助教授の調べで分かった。個体数全体の九割は外来種で、
中南部の河川ではメダカやターイユ(ギンブナ)などの在来魚は「壊滅状態」。
比謝川(沖縄市・嘉手納町)や報得川(糸満市)に生息する魚はほぼ100%外来種とみられるという。
立原助教授は一九九五年から、本島のほぼすべてにあたる二百六十五河川の観測点
七百二十四カ所で生息する動物を調査。採集した淡水魚二十四種のうち、十七種が本来沖縄に
生息しない外来種だった。読谷村・与勝半島以南で98%、名護市や本部半島以南で85%を占めた。
最も多いアフリカ原産のカワスズメ(テラピア)は本島全域の百十河川に分布、グッピーも六十五河川で
見つかった。大型で肉食のナマズ、マダラロリカリアやどう猛なブルーギルなども増えているという。
いずれも食用や観賞用などに持ち込まれ、飼育の放棄などで放流されたものが繁殖している
とみられる。大雨で海に流された外来魚が隣の川に戻るなどの行動を繰り返しながら、徐々に北に
分布を広げている。
立原助教授は「体長が小さい在来魚は、餌や生息域の競合に敗れ、生活空間を奪われているの
ではないか」と推測。「近縁種が持ち込まれた場合、交雑が起こり、純粋な在来種がいなくなる恐れもある」
と危ぐする。
対策として、一時期テラピアだらけだった名護市の源河川で、環境を元に戻す運動に取り組んだ結果、
川を周遊する海水魚が戻り、外来種の稚魚を捕食したことで駆除に成功した例を紹介。
「沖縄の川は汽水域が大きく、海の魚がたくさん入ってくる。回遊を阻む堰をなくし、水をきれいにするなど、
川を本来の姿に戻すことで、外来種を減らしていけるのではないか」と話している。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200406271300.html#no_2
4 :
名無しのひみつ :04/07/03 13:18 ID:R1CsP2ir
<丶`∀´>ウリも絶滅寸前ニダ! 大事にするニダ!
地球の未来にご奉仕(ry
6 :
名無しのひみつ :04/07/03 13:53 ID:zn6xCSux
まぁいまさらいいんじゃないの。 自然淘汰ってことで。
【京都】絶滅危惧種の植物調査に助成 :亀岡植物誌研究会が取り組む
亀岡市内の野生植物を調査している市民グループ「亀岡植物誌研究会」(津軽俊介代表)が、
絶滅のおそれのある植物を集めたレッドリストや、植物の総目録作りに取り組む。
「京都府緑と文化の基金」の助成を得たもので、メンバーらは「亀岡の貴重な植物についての情報を、
明確な形で将来に残したい」と意気込んでいる。
同グループは、亀岡市の大本花明山植物園長を務める津軽さんら愛好家で結成。レッドリスト作りは、
メンバーらが引き続き調査を行い、採取したものを標本として保存。絶滅が危惧される植物をレッドリスト
としてまとめる。府からは、本年度から3年間で36万円の補助金が支給される。
市内の植物調査は、2000−2002年度に市が実施。その後も、有志の市民らが調査や標本作りを
続けており、さらに本格的に取り組もうと昨秋、同研究会を結成した。
これまでに約5000点の標本が完成している。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004070200182&genre=H1&area=K40
10 :
mn :04/07/03 14:38 ID:4EC9x0vJ
絶滅危惧政党は社民党です。
【千葉】ヒメボタルの生息が確認−−天津小湊町・標高100メートル
標高が低い房総半島では生息不明とされていた「ヒメボタル」が、天津小湊町の内浦県民の森
(標高約100メートル)に生息していることが、千葉市の県立中央博物館の倉西良一上席研究員らに
よって確認された。個体数は数千とみられ、関東地方では最大規模の生息地と考えられるという。
倉西研究員は「生態などについて研究を続けたい」と話している。
ヒメボタルの発光はヘイケボタルより黄色がかり、ストロボ状に早く繰り返すのが特徴。関東地方では
箱根や筑波山など標高が高いところに生息している。1958年の県立安房高校の生物部の部誌に
同半島で生息するとの記載があるが、根拠となる標本などがなく専門家の間では「不明種」扱いだった。
先月12日夜、安房生物愛好会事務局長の小林洋生さん(61)が、メンバーらとモリアオガエルの観察会
をしていたところ偶然、不思議な発光をするホタルを発見、採集した。調査依頼を受けた倉西研究員らが
何度か現地を訪れ、ヒメボタルであることを確認した。
倉西研究員によると、生息地は、標高約100メートルの第2キャンプ場から麻綿原に向かう林道
「奥谷(おくやつ)線」に沿って分布。成虫は体長6ミリ〜9ミリで、地上での明滅は午後9時ごろから、
発光しながらの飛翔(ひしょう)は午後11時過ぎごろから、活発になるという
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040703-00000004-mai-l12
機関車やトヨータは嫌いだけどあんたは好きだ。ガンガレ
>>1
ブサは嫌いだがあんたは好きだ。 いい記者になりな。
>>17 ,18
ありがとうございます。
これからも精進してまいります。
【福岡】未来に残そう古賀の巨木 皇石神社のイチョウなど、保護・保全へ市が登録
皇石神社のイチョウなど10本−−中学生が協力しプレート設置
古賀市は市内にある大きな樹木10本を「未来に残したい巨木」として登録し、高さなどを記入した
プレートを設置した。地域の風景資産を再認識してもらい、自然環境の保護・保全の機運を盛り上げる
のが目的。巨木登録事業として03年度に始めた。初回の選定作業は市立古賀中の園芸部員5人が
全面的に協力した。
登録されたのは皇石(おおいし)神社境内(鹿部)のイチョウ(高さ約20メートル、幹回り3メートル、
推定樹齢300年)や古賀中正門横(久保)の市木クロガネモチ(高さ約15メートル、幹回り1・44メートル、
推定樹齢80年)など6種類。
園芸部員は市都市計画課から巨木に関する情報をもらい、植物図鑑を頼りに14本をリストアップした。
顧問の田辺和久教諭(54)の指導で昨年9月から高さや幹回りの測定に入った。一番苦労したのが
高さを測る作業。部員の1人がインターネットで三角定規を使った測定法を見つけて解決した。
土、日曜日などを利用して半年掛かりでデータを集めた。木の種類、地域的なバランス、目立ち具合や
シンボル性などを考慮し、10本に絞り込んだ。市都市計画課は「今年度も10本を登録する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040703-00000005-mai-l40
【和歌山】貴重なトガサワラ群生 中辺路・本宮町境要害森山の天然林に
中辺路町道湯川と本宮町三越の境界にある要害森山(ようがいもりやま、779メートル)に、
貴重な針葉樹で「生きた化石」といわれるトガサワラ(マツ科)が群生しているのを、熊野の森の
復活に取り組んでいる「熊野の森ネットワークいちいがしの会」(竹中清会長)のメンバーらが確認した。
同会は「知る限りでは、紀南地方では自生の密度が最も高い。熊野古道の近くで、『熊野の森』の特徴を
いまなおも残す貴重な天然林だ」と話している。
トガサワラは紀伊半島中南部や四国南部の限られた地域に分布する常緑針葉樹。
「備長炭」の材料に使われるウバメガシ(ブナ科)と並び、紀伊半島を代表する樹木だが、
植林化で一部にしか残っておらず、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)2種に指定されている。
要害森山のトガサワラは樹齢80年ほどで、幹回りが2メートルに満たない若木だが、大塔山系など
ほかの山林よりもかたまっているという。近くの林道沿いには幹回りが約3メートル30センチの
トガサワラの巨木もある。
山頂周辺の天然林にはトガサワラのほか、ウバメガシやモミ、ツガ、アカガシなどが自生しており、
植林がほとんどの紀南地方では、本来の熊野の森の姿を残す数少ない場所。
( ´`ω´)つ
http://www.agara.co.jp/DAILY/20040704/20040704_001.html
【国蝶】オオムラサキ300羽、大空へ/府中市
国チョウ・オオムラサキの保護活動をしている府中市僧殿町のオオムラサキの里で四日、
自然に返す集いがあった。六月上旬から羽化した約三百羽が大空へ飛び立った。
家族連れら約三百人が参加。「守る会」の後藤功会長らが高さ四メートルの保護ネット
棟天井部を開けると、鮮やかな青紫色のオスと茶褐色のメスが周辺を乱舞した。
生まれ育った地が名残惜しいのか、なかなか離れようとしないオオムラサキも。
参加者の体に止まって羽を休めたり、餌の果物をもらったりして、子どもたちの歓声を浴びていた。
井原市の稲倉小一年水谷将大君(7つ)は「大きくてすごくきれい。
肩に止まってくれたよ」と喜んでいた。
後藤会長によると、放たれたオオムラサキは野鳥などの被害に遭うケースが多いが
若干数は生き延びて繁殖活動をするという。
( ´`ω´)つ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04070536.html ( ´`ω´)つ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04070536a.jpg 子どもたちの指に止まるオオムラサキ。羽を広げて感謝のポーズ?
>羽を広げて感謝のポーズ? なんちゅう偽善的なコメントだ・・・。この部分に限らず。
>>26 俺もそう思うよ。
「感謝」ってのは人間の勝手な擬人化の一例だな。
けど、家の近所に昆虫館があって透明ドームの中を無数の蝶が舞っているけど、
かれらはまったく逃げないし、むしろ寄ってくるな。
まとわりつくみたいに。
野にいる蝶とまた違うのか・・・
29 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/06 11:15 ID:???
【北海道】イトウ保護で建設中止へ 矢臼別演習場の砂防ダム
( ´`ω´)つ
http://kumanichi.com/news/kyodo/science/200407/20040706000240.htm 海道東部、陸上自衛隊矢臼別演習場内の別寒辺牛川支流の砂防ダムについて、
札幌防衛施設局は6日、絶滅危ぐ種の魚イトウの生態系を守るため、今後の建設計画を見直す
中間報告をまとめた。
同施設局は「今後のダム建設は現実的にありえない。土砂の流出を防ぐ他の工法を検討する」
としている。約1年後に最終案を作成し、結論を出す予定。
専門家でつくる検討委員会の新谷融北大名誉教授(砂防学)は「施設局が現行計画の見直しに
踏み切ったのは、大いなる英断」と評価した。
報告は、ダムの上流に砂が堆積(たいせき)した場合、イトウの産卵床が失われる可能性があるとした。
その上で既に完成した1基はすき間のあるものにするなど改修、建設予定の2基は、斜面にさくなどを
設ける山腹工など、別の工法を採用するよう提言した。
【国内動植物も持ち込み禁止 国立公園などの生態系保護】
地域外の動植物によって豊かな自然を持つ国立・国定公園の固有の生態系が乱されるのを
防ぐため、環境省は7日までに、公園内の「特別保護地区」「特別地域」への動植物の持ち込みを
原則禁止とする方針を決めた。
来年4月にも予定される「外来種被害防止法」施行に合わせ、自然公園法の政令を改正する。
外来種被害防止法で外国からの生物持ち込みや販売は規制されるが、小笠原諸島に放され、
野生化したノヤギが植物を食い荒らすなど、国内の生物が別の地域で固有の生態系を乱す被害が
指摘されてきた。
現在、国立公園は28カ所、国定公園は55カ所あり、特別保護地区と特別地域で許可なく
動植物の採取や樹木の伐採をした場合、最高6カ月の懲役か50万円の罰金が科される。
環境省はこの規制対象に、動物を放したり植物を植えたりする「持ち込んで放す」行為も加える方針だが、
各地域でどの種の持ち込みを禁止するかや、特別地域以外の普通地域での規制など具体的な検討は、
今後の課題という。
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040707-00000121-kyodo-soci 【ムカシヤンマとヤマサナエ、珍しいトンボ2種類発見−岩出山町・宮城】
岩出山町の山道で珍しい2種類のトンボを同町の自然観察家が見つけた。
ムカシヤンマ(ムカシヤンマ科)とヤマサナエ(サナエトンボ科)。
ムカシヤンマは何かにぶつかったのか地面に落ちて動かなかった。オニヤンマに似た
黒と黄の色模様で体長6センチほど。後ろ羽が前羽より短く、飛び方はうまくない。
「生きている化石トンボ」といわれる。県のレッドデータブックでは絶滅危惧(きぐ)2類に分類される。
ヤマサナエはクマザサの上に止まっていた。体長は8センチほど。県では準絶滅危惧種に分類。
両方とも日本固有種。生息地は局地的で見かける機会は小さい。
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040707-00000006-mai-l04
ヤイロといっても、物凄く目立つほどカラフルでないか (コバルトブルーの部分はきれいだが)。 蝶のヤイロタテハも名前の割に地味
【高知】ヒメユリ棚田に朱の彩り/県西部
絶滅が心配されている植物ヒメユリ=写真=が、県西部の棚田の周辺で朱赤色の花を咲かせている。
草丈30〜80センチで花の直径は約5センチと、ユリの仲間では小型だが気品の漂う花はよく目立ち、
県内では主に石灰岩地の草原に自生する。
県発行のレッドデータブック(植物編)によると、かつて日高村や土佐市でも見られたが、
草原の開発と採取のために姿を消した。愛媛県では採取されないように花芽を摘み取っている。
県西部では里山の環境に適応していて、適度な草刈りが必要だという。過疎や高齢化で棚田が
維持できなくなると生育できないのではないかと、植物研究家らは心配している。
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/kochi/news01.asp?kiji=3518
【都心屋上に地表と同じ生態系、清水建設がビオトープ開発】FujiSankei Business i. 2004/5/31
清水建設は、10平方メートルの空間でさまざまな生物が生息できる「屋上用ユニット型ビオトープ」を
開発した。同社の研究所で比較調査した結果、屋上で小規模でも、ビオトープを設置することで
「生物多様性」を高めることができ、都市域の生態系の復元・維持に貢献できることが確認できた。
今後、コスト試算や施工法などの標準化を進め、屋上緑化で利用した生き物との共生を図る有効な
手段として、「屋上用ユニット型ビオトープ」を提案していくことにしている。
実際には、ナミアゲハ、モンシロチョウなどが外から飛来して産卵に利用し、少なくとも
年間83匹のナミアゲハの幼虫が確認できた。また、バッタ類ではツユムシ、エンマコウロギなどが
数回にわたり世代交代を行っている。
今回の実験のように生態学的な知見にもとづき、植栽を実際の林を模したように工夫をすることで
ヒートアイランド防止だけでなく、「屋上ビオトープ」として多くの生物が生息できる環境にすることが
可能になる。
( ´`ω´)つ
http://www.business-i.jp/news/eco-page/news/art-20040530192357-FIFZYAUITS.nwc
【朱鷺】国内初のトキ自然繁殖成功 佐渡の増殖検討会で報告
新潟県佐渡市にある佐渡トキ保護センターのトキの飼育方針などを話し合うトキ増殖技術現地検討会
(座長・菅谷博上野動物園長)が8日、佐渡市で開かれ、同センターは今年生まれたひな19羽のうち、
1羽について自然繁殖に国内で初めて成功したと報告した。
センターのトキは58羽になった。今年は5ペアで繁殖に臨み、人工繁殖と並行して、
自然ふ化で親鳥に育てさせる自然繁殖を試みた。ひなの性別は雄、雌8羽ずつで3羽は未確認。
菅谷座長は「自然繁殖はトキが野生復帰するための最低条件で、今回の成功は大きな意義がある。
自然繁殖の確率をさらに高めることが今後の課題」と話した。
( ´`ω´)つ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO&PG=STORY&NGID=main&NWID=2004070801003037
【知床の自然保護で初会合 世界遺産目指し専門家委】
環境省と林野庁、北海道は8日、来年6月の世界自然遺産登録を目指す知床の自然保護管理
について、科学的なデータに基づいた助言を得るため、研究者らによる科学委員会を設置、
地元の羅臼町で初会合を開いた。
委員長の石城謙吉北海道大名誉教授(動物生態学)ら16人で構成し、動植物、魚類、森林、河川、
海洋生態など幅広い分野の専門家を集めたのが特徴。長期的に保護管理について話し合う。
初会合で、環境省東北海道地区自然保護事務所の渡辺綱男所長は「知床の環境保全の質を
今よりも高めていく出発点としたい」とあいさつ。今後の課題として(1)動植物の生態に関する調査方法
の在り方(2)既存情報のデータベース化−−を検討していくことを確認、航空写真を基にした植生図作成
を求める意見も出された。
( ´`ω´)つ
http://kumanichi.com/news/kyodo/science/200407/20040708000424.htm
【京都】近江妙蓮、花びら3000枚の涼感 守山で開花 薄いピンクが顔を出す
守山で600年間にわたり地元住民らが守り育ててきたハス「近江妙蓮(みょうれん)」=
滋賀県指定天然記念物=が例年より1週間早く、滋賀県守山市中町の近江妙蓮公園の池で
開花し始めた。緑色の葉のすき間を縫って顔を出した薄いピンクの花びらが涼感を誘っている。
近江妙蓮は突然変異で生じたハス科の水生植物。雄しべと雌しべがないために種子を作らず、
花弁は平均でも3000枚もある。外側の花弁が散った後、内側から数個の花弁群が姿を現す。
室町時代から同地域で花を咲かせ続けてきたと伝えられ、明治時代中ごろにいったん絶滅したが、
ハス研究家の大賀一郎博士が1963年に復活させた。
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004070900007&genre=K1&area=S10
42 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/09 12:32 ID:???
【レッドリスト・レッドデータブックについて・自然環境局野生生物課】
( ´`ω´)つ
http://www.env.go.jp/nature/redlistS/ 【レッドデータブックカテゴリー】
( ´`ω´)つ
http://www.env.go.jp/nature/redlistS/red-cate.html 【環境省】
( ´`ω´)つ
http://www.env.go.jp/ ヽ ______,, 、';';';';';.;.,
| ~' ::.,. '(O,'"~':;l
ヽ ヾ''-.,.,.,,,,;;;'|
ヽ ) ;;;;;'' .;l
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.l / ,;;';:" .;;;;;;;;;;;;|
{_ / .;;:;:;;;;;;;;;|
}?l { l;:;:;;l;;:;:;;;|
ヽ‐-| l;:;;;;;l:;;:;;;|
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.~ド,. l;;;;;::' ,|
.| }';;.:.:.:l,;;,;.;;|
{ l.:.:.:.:..l ;.;.|
| l:.:.:.;;:l.; l
{ |:/ .l;,'
.|// '
|
良スレ也。
44 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/09 15:44 ID:???
【岐阜】水田の野鳥 高校生調査 ・水田の野鳥保護へ調査 農家に配慮呼びかけ
養老町の県立大垣農業高校の生徒が、同校のプロジェクト学習の一つとして、
学校周辺に広がる水田で野鳥の調査活動を進めている。これまでに、野鳥の繁殖地として
水田が重要な存在になっていることを確認。「野鳥の生息は環境にやさしい農業をしている証拠」として、
周辺の農家に農作業での配慮を呼びかけている。
この調査で、チドリ科のケリが年間を通して観察できることに注目し、営巣場所やつがいの有無、
農作業時期と巣づくり、産卵時期などを対比した「ケリマップ」を作成。農家に配布し、
保護への協力を呼びかけた
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=3513 ( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/gifu/images/pic1_3513.jpg ,,,
、ヽ(;.・>
,,,, >・:)ノ''ノ `'';;;;/ / / /
>・:)ノ''ミ " ノ
ヽ;;;;;ミ ヽヽ // ∧ ∧´⌒つ
ヽヽ (`ω´*)_ノ
(ノ(ノ "
ヽヽ
【北海道】知床適正管理へ 科学委員会発足
生物や資源にかかわる学術研究者らで構成される知床世界自然遺産候補地科学委員会が
8日発足し、1回目の会議が根室支庁羅臼町であった。知床が世界自然遺産に推薦されたのを受け、
科学的なデータに基づき、今後の適正な管理のあり方について意見を提起していく。
委員は、道内の大学や研究施設などの専門家16人。森林生態をはじめ植物相、高山植生、
哺乳(ほにゅう)類、鳥類、魚類、河川生態、海洋生態、資源解析など専攻は各分野に及んでいる。
会議では、知床の生態系をめぐる現状が報告され、半島先端部で外来種の植物の侵入が進んでいる
ことや、貴重な植物がエゾシカの食害に脅かされていることなどが発表された。
エゾシカ対策では「エゾシカ・ワーキンググループ」が対応策を検討することになった。
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=7109 > y/
゙''( |〆_ ⌒⌒
. /、つ
./ ノ ⌒⌒
,.v-ー′/
.(v、.._ )
.l》.i. .リ ⌒⌒
」:z,y::v、,、y--|!'||>'/ ii
.,,ノー,||lliiy||lliiy゙||lliiy=(:=||lliiy\ ≦≧
.^ニ-<||lliiy||llii||lliiy||lliiy‐||lliiy.\ ≦≧ ||lliiy
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【外来魚】「オオクチバス」3割に生息−−環境省・全国の湖沼、河川調査
主要な全国の湖沼や河川の約3割に外来魚のブラックバスの一種オオクチバスが生息している
ことが9日、環境省のまとめで分かった。ブルーギルも約2割で確認された。
調査対象は、国内の主な湖沼、河川、湿地のうち▽希少種や固有種が生息している
▽生物多様性がある▽生物の生息地として面積が大きい−−などの259カ所。
その結果、オオクチバスが69カ所(27%)、ブルーギルが46カ所(18%)、コクチバスが6カ所(2%)
で確認されるか、定着していることが分かった。
ブラックバスとブルーギルはいずれもスズキ目の淡水魚。原産国は米国で、釣りの対象魚として
持ち込まれた。肉食性のため在来種や生態系への影響が懸念されている。
( ´`ω´)つ
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040710ddm002040154000c.html _, ._
( ´`ω´) 。。。ハァ
AAが雑誌記事のカットのようでいい味出してます。
>>52 ありがとうございます。
シロサイ
、.._ /~" ̄~""''''""~ ̄~""`ヽ、
~i" / l.l.| l }
:、_r/,. l .| ; } '.' || .}
V ,!、|、,-- ,〉ヽ; . __,,./〔 |
‘ー" } ハ~|""~ ) } .|
ノ、{ 〉.l、 ノ_{,}._|
【徳島】在来種を壊す恐れ。松茂の人工海浜、外来種の植物を駆除
徳島空港(徳島県松茂町笹木野)の拡張工事で埋め立てられた滑走路北側の月見ケ丘海岸(豊久)に
代わり、同南側に造られた人工海浜(豊岡)に南アフリカ原産の植物シナダレスズメガヤ(イネ科)が繁殖。
このままでは同海岸から移植された貴重な植物群落に影響を及ぼすとして、日本生物教育学会徳島県
支部(森本康滋支部長)の会員らが10日、外来植物の除草作業を行った。
完全除去を目指し、今後も定期的に取り組む。
( ´`ω´)つ
http://www.topics.or.jp/News2/nh2004071019.html
55 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/12 14:58 ID:???
【京都】「在来淡水魚、減少の一途」 ・深泥池の現状テーマに講演
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004071100087&genre=H1&area=Z10 国の天然記念物に指定されている深泥池(京都市北区)の現状を知ってもらおうと、
「深泥池における外来魚と京都の希少魚」をテーマにした講演会が11日北区の市北文化会館であった。
市民団体「深泥池を守る会」が、総会に合わせて開いた。在来種の魚を守る活動などに取り組む
「深泥池水生生物研究会」の○○さん(23)が話した。かつて深泥池に生息していたニッポンバラタナゴが
京都府の絶滅種となるなど、同池で1970年代に見られた在来種が次々と姿を消している現状を説明。
同研究会が98年に外来魚の駆除を始めた結果、オオクチバスは大幅に減少した一方で、ブルーギルは
ここ数年、横ばいであることに触れ、今後も駆除を継続する必要性を訴えた。
【東京】ホタルの生息地全国マップ
NPO「ホタルの会」(文京区)が、生態や全国の生息地、保存会の所在地などをまとめた本
「ホタルマップ」を作った。本はA4判151ページ。東村山市や福生市、青梅市、あきる野市など
都内だけでなく、北海道から沖縄まで全国のホタル生息地を掲載。生息地ごとに、飛来する
ホタルの種類や見ごろのほか、保存会の連絡先などをまとめた。
乱獲を危惧きぐし、公表できない場所を除いて、保存会などからのコメントも添えて紹介した。
また、本には、昆虫写真家として知られる栗林慧さんが撮影したホタルのカラー写真のほか、
「Q&A」でホタルの寿命や生態サイクル、卵の数など計26話を掲載した。
http://mytown.asahi.com/tokyo/news02.asp?kiji=3188
【環境省へようこそ!】
( ´`ω´)つ
http://www.env.go.jp/ 【独立行政法人 国立環境研究所】
( ´`ω´)つ
http://www.nies.go.jp/index-j.html 【日本生態学会 TOP PAGE】
( ´`ω´)つ
http://wwwsoc.nii.ac.jp/esj/ 【日本自然保護協会・NACS-J】
( ´`ω´)つ
http://www.nacsj.or.jp/ 【日本ビオトープ協会 ホームページ】
( ´`ω´)つ
http://biotope.gr.jp/ 【保全生態学研究会ホームページ】
( ´`ω´)つ
http://www003.upp.so-net.ne.jp/consecol/ 【生態系復元index】
( ´`ω´)つ
http://www.agri.pref.kanagawa.jp/suisoken/naisui/kisyogyo.htm 【RDB図鑑〜希少な生きものたち〜】
( ´`ω´)つ
http://www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/ .______
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ヽ! i i ヽ 。 l,,
ヽ_,,,..ノ__ :、_ γ´ヽ,,-'\
ヽ.二ミ  ̄ ̄ ̄  ̄ヽ、ミ ` ー’
【和歌山】ウミガメ産卵ピーク・南部町千里の浜・県外からも観察者
南部町千里の浜でウミガメの産卵がピークを迎え、県外からも大勢が観察に訪れている。
町教委は個人や団体が観察する場合、届け出制にした上で産卵中などごく一部を除き、
ライトの点灯を禁止するなど行動を制限してウミガメを保護している。幸運にも観察できた人たちは
「大きさが実感できた」と、テレビだけでは伝わってこない感動を五感で体験、神秘的なドラマに
見入っていた。
同浜はアカウミガメの上陸・産卵が多く、1964年に産卵地として県文化財に指定された。
しかし、90年ごろをピークに上陸・産卵が激減。町では保護措置をとって推移を見守り、
今年は昨年より増えている。
( ´`ω´)つ
http://www.agara.co.jp/DAILY/20040712/20040712_005.html
【大阪】子スズメが子ツバメ育てる 餌運び、無事巣立ち】
大阪府茨木市泉原の民間の移動動物園「ふれあいの里 動物村」で、
子スズメが子ツバメに餌を運んで“育て”、ツバメがこのほど、無事に巣立ちした。
動物村長の斎藤勝さん(62)によると、スズメは今年5月、ツバメは6月中旬に巣から
落ちたところを保護された。同じかごに入れられた2羽は当初、つつき合うなど“反発”もしたが、
6月下旬からスズメがツバメに餌を運ぶようになった。
スズメはコメやパンくず、虫などを小さくしたり、軟らかくしたりしてツバメに与えていた。
ツバメは本来、虫しか食べないとされるが、スズメが運んだものは何でも食べていた。
夜は2羽並んで眠っていた。
7月上旬にツバメが巣立ちして、残されたスズメはかごの中で少し寂しそうにしている。
( ´`ω´)つ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2004071401000167 ( ´`ω´)つ
http://flash24.kyodo.co.jp/photo/PN20040714/PN2004071401000268.-.-.CI0002.jpg ,,,,,,;、''""゙゙''、
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【ツシマヤマネコ 病気のもとは野良猫】
国の天然記念物ツシマヤマネコが国内で唯一、生息している長崎県・対馬(対馬市)に、
福岡市中央区の動物病院長、宇山潤樹さん(66)が十五日、診療所を開設する。
これまで猫や犬を診療する施設がなかった対馬で、繁殖に困った飼い主が猫を捨て、
野良猫が増えるのを防ぐため、対馬北部では無料で避妊手術を実施するという。
宇山さんは「野良猫からの病気感染を防ぎ、ツシマヤマネコの保護につなげたい」と話している。
診療所は対馬中心部の対馬市美津島町に開設。診察のほか手術も可能な設備を整えた
ワンボックスカーの診療車を導入し、出張診療も行う。
同市や環境省対馬野生生物保護センター(同市)によると、民家のごみを食べるときのだ液や
けんかなどにより、野良猫からツシマヤマネコに白血病やネコエイズが感染するケースがあるという。
同センターには現在も、野良猫からネコエイズに感染したとみられるツシマヤマネコ二匹が保護されている。
( ´`ω´)つ
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news002.html
【群馬】群・彩・人:水生動植物復活夢見る館林市観光課長
環境省のレッドデータブックで、絶滅危惧(きぐ)種に指定されているオニバスやアサザ、
ムジナモなど水生植物の復活を夢見る。植物にとって良好な生活空間であるビオトープづくりに
立ち上がった館林市役所観光課長。専門家の指導を受ける一方、独学で復活に挑戦している。
−−なぜ、メダカや水生植物を選んだのですか。
メダカや水生植物など身近な生き物が生きていける地域社会は、人間にとっても潤いを持ち、
豊かに生きられるのではないでしょうか。ところが、昭和30年代を境に乱開発や水質悪化などで、
水の街・館林を代表する水辺の動植物が姿を消してしまったので、保護と復活を願って活動を開始しました。
−−対象とする動植物の種類は?
魚類はメダカとタナゴ。植物ではタヌキモやジュンサイ、トチカガミなど15種類です。
市内のつつじが岡パークインでプラスチック容器などで栽培しています。今のところ、アサザやジュンサイ
、ガガブタは一部が生育。コウホネは自生を開始しましたが、オニバスは増殖不能でした。
−−将来の夢は。
植物の株を増やし、自然保護に取り組む市民や地域のグループに無償で提供して増やし、
水と緑に囲まれた水生植物を集めた観光植物園が作れたらと思います。ツツジを中心にハナショウブや
ヒガンバナ、花ハスなど1年中、花が楽しめる花の観光地づくりが目標です。
( ´`ω´)つ
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20040714ddlk10070207000c.html
>>70 ニュース記事に文句を言う気はありませんが
富栄養 >>>>>>>>>>>>>>>>>>> 貧栄養
オニバス > タヌキモ > トチカガミ > アサザ > ジュンサイ
オニバスとジュンサイを同じ池で育てるのは不可能です
>>71 なるほど。こういうことか。理解した。
(ため池の種類)(1)皿池:皿池は周囲が住宅地や農耕地帯が多く一般に富栄養化が進んでいる。
(2)谷池:谷池は周囲が森林に囲まれ、水質は貧〜中栄養である。
(1)皿池に生息する植物:一般に富栄養化が進んでいる。
池の周囲にマコモやヒメガマなどの大型抽水植物群があり、内部にはヒシ、「オニバス」などの
浮葉植物群落とクロモ、オオトリゲモなどの沈水植物群落が混在もしくは水深などによって棲み分けている。
また、水中に栄養塩類が豊富なため、ウキクサなどの浮遊植物が見られる。
(2)谷池に生息する植物:水質は貧〜中栄養である。
大型抽水植物群落は発達しにくく、代わって水位低下とともに干上がる浅水域にクログワイ、
カンガレイ、ハリイなど中〜小型の抽水植物群落が成立する。水中に生息する植物は、水質によって
変わり、【酸性で貧〜腐植栄養の池には】「ジュンサイ」、ヒツジグサ、フトヒルムシロなどが、
【中栄養になると】ヒルムシロやガガブタなどが生息する。
【教養ゼミ 『21世紀に残したい広島の自然環境』 第一回発表 6/5】
( ´`ω´)つ
http://home.hiroshima-u.ac.jp/sonodera/21c/kimura1.htm
>>72 説明を手抜きして申し訳ない・・・
最近作られているビオトープの多くが適応条件を無視した形で選ばれているので
こういった記事を取り上げる毎日新聞の記者は・・・っという思いから
>>71 を書きました。
追記 > 水辺の動植物が姿を消してしまったので、保護と復活を願って活動を開始しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ > 魚類はメダカとタナゴ。植物ではタヌキモやジュンサイ、トチカガミなど15種類です。 > 市内のつつじが岡パークインでプラスチック容器などで栽培しています。今のところ、アサザやジュンサイ > 、ガガブタは一部が生育。コウホネは自生を開始しましたが、オニバスは増殖不能でした。 ~~~~~~~~~ > 植物の株を増やし、自然保護に取り組む市民や地域のグループに無償で提供して増やし、 > 水と緑に囲まれた水生植物を集めた観光植物園が作れたらと思います。ツツジを中心にハナショウブや > ヒガンバナ、花ハスなど1年中、花が楽しめる花の観光地づくりが目標です。 ~~~~~~~ 観光地にしたいのか従来植生を保護したいのか私には理解できません。
>>74 毎日の記者と、くだんの課長さんは「善意」なんだろうけど、
もっと方向性を示してアドバイスする人が必要ですね。
まぁ、新聞記者ってのは「無知を絵に書いたような素人」ですからw
私なら従来植生の復活・保護をめざしますけど。
ビオトープですけど、写真で見る限りあれは全くの人工物の塊に
私には見えます。わざわざ照葉樹林の森を切り払って、人工物と非・従来植生の
わびしい木を何本か植えて「森に親しむ森林公園」と言ってるところと同じ匂いがします。
【鹿児島】奄美群島世界自然遺産目指し 県がゾーンニング着手 重要地域を検討
来年度に奄美群島の世界自然遺産登録申請を目指す県は十四日、
名瀬市で奄美大島地区有識者会議を開き、国の保護や規制の対象となる重要生態系地域を決定する
ゾーンニング作業に着手した。来年三月まで現地有識者会議と専門家で組織する学術検討会で検討を
重ねた後、世界自然遺産登録に申請する地域を決定する方針。
同日の有識者会議は、県側から示された陸域の重要地域素案をもとに協議。
アマミノクロウサギやアマミヤマシギ、オオトラツグミなど県レッドデータブックに掲載される代表的な動物五種と
希少植物の分布図を重ね合わせ、奄美大島のどこが重要な地域かを検討した。
地元側から「立ち入り禁止の民有林対策が課題。マングースが増殖している可能性がある」などとして、
民有林の調査が不可欠であるとの指摘があった。
また、「地域指定は海、川、森というつながりの中で考えるべきだ」「森の伐採を止めないと、
希少植物が姿を消しかねない。行政の横の連携が不足している」などの意見も出た。
( ´`ω´)つ
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/kagosima.html#001
77 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/15 13:56 ID:???
78 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/15 18:06 ID:???
【北海道】鉛弾使用は実質禁止に ヒグマ猟も対象 10月から
道は十五日までに、天然記念物のオオワシなどの鉛中毒死防止のため、
エゾシカ猟で使用を禁止していた鉛弾について、十月一日からヒグマ猟でも
禁止する方針を決めた。鳥獣保護法の規定に基づく措置で、道内での鉛弾の使用は
ほぼ完全に規制できるという。
規制の対象地域は全道だが、エゾシカの禁猟区で銅弾の使用実績が少ない渡島、
桧山、後志の各管内は、二〇○五年度から実施する。
ただ、カモ猟などに使う粒が小さい散弾は、代替品がなく規制対象外のままとなる。
鉛弾についてはこれまで、道職員らが鉛弾の所持を発見しても、ハンターから
「ヒグマ用に使う」と言われると規制できなかった。鉛弾を使用した場合、
六カ月以下の懲役か五十万円以下の罰金に処される。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040715&j=0047&k=200407156353 /,. ,/´
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【南八甲田登山道でまた無断伐採】
( ´`ω´)つ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0714/nto0714_14.asp 自然林の違法伐採が相次いでいる十和田八幡平国立公園内の南八甲田登山道で、
十四日までに新たに約五十本の刈り払い跡が見つかった。今回確認されたのは、
平賀町と十和田湖町の境界付近の袖ケ谷地−枯木沼間(約五キロ)で、これまで大量伐採が
見つかった猿倉温泉付近とは別のルート。環境省は無断伐採者の刑事告発を検討している。
袖ケ谷地−枯木沼間では七月上旬の高山植物パトロールの際に伐採跡が見つかり、
十一日に同省十和田自然保護官事務所と林野庁津軽森林管理署が現地を調査。
直径三−四センチのブナやヤナギなど計五十二本がナタで伐採された跡を確認した。
同事務所の杉本頼優統括自然保護官によると、切り口は新しいものから一−二カ月たって
いるものなどさまざまで、複数回にわたり伐採されたとみられる。
南八甲田地域では近年、無断伐採が相次ぎ、今年も主要ルートの
猿倉温泉−駒ケ峯−同温泉間で三百五十本以上の伐採跡が見つかっている。
>>75 亀レス
金儲けを考えずに生息地一帯を保護区にするのが
一番の保護活動だったりしますが・・・無理でしょうね
個人的な感覚では、日本で造られているビオトープは
業者から植物の苗(産地不詳)を仕入れて適当に植えて後は放置・・・
といった場所が多いように感じてます。
# 自生地から移植する植物の種のみを集めて苗を作って移植場所にのみ植える。
# 他地域の遺伝子は絶対に持ち込まない。 といった業者もあったりしますが数は少ないですね。
>>80 やはり、生息地一帯を保護区にするのが良いかと思います。
そしてビオトープとビオトープあるいは自然林(二次林も含む)を
回廊(コリドー)でつないで、『面』としての動植物の生息環境を保護ないしは創造
すべきと考えます。
日本の場合、「点」と「点」がバラバラに点在して
あまり意味をもたないと思うからです。
【ゴリラの森で違法伐採激化 国連、保護対策を要請】
絶滅の恐れが非常に高いマウンテンゴリラの生息地、コンゴ(旧ザイール)の
ビルンガ国立公園でこの数カ月間、違法な森林伐採が激化していることが、
環境保護団体の調査で分かった。
指摘を受けた国連環境計画(UNEP)は「貴重な生態系の将来に重大な影響を及ぼす」と、
16日までに同国と周辺のルワンダ、ウガンダの3カ国政府に、保護対策の強化などを要請した。
世界遺産にも指定されている同公園内には、約700頭にまで減少したゴリラの半分以上が
生息しているとされる。
米国の野生生物保全協会や世界自然保護基金(WWF)が人工衛星のデータや、現地の研究機関
などの情報を基に解析した結果、過去2カ月ほどの間に、公園内の原生林などが約16平方キロに
わたって全面的に伐採されていたことが分かった。(共同通信)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000013-kyodo-soci
【九州】幻の魚 幻にしない エツの受精卵筑後川に放流 大川市
筑後川下流域にしか生息しない“幻の魚”エツの資源保護を目指して、大川市は十四日、
城島町の下田大橋付近の筑後川で受精卵約三十万個を放流した。
エツの漁獲量は一九八〇年代後半に激減。これに歯止めをかけようと大川市は八八年から
毎年受精卵を放流している。捕ったばかりの雌約十匹から卵を搾りだし、雄三匹の精子を
混ぜるやり方で人工授精し、川に流した。
城島町や久留米市などの漁業関係者でつくる下筑後川漁協もエツ漁期の後半
に受精卵や稚魚を放流。
県水産振興課によると、放流の成果とは単純に結論づけられないものの、県内のエツ漁獲量は
ここ数年は五十トン前後で推移しているという
( ´`ω´)つ
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/tikugo.html#002
【高知】ウミガメ産卵地を保護
県内で産卵するウミガメや卵の捕獲禁止などを定めた県うみがめ保護条例が施行されたことを受け、
保護策を検討する「県うみがめ保護推進連絡会議」が十五日、発足した。
来年のウミガメ産卵期までに県内の海岸から保護地域を指定する方針で、今年度中は生態などの
情報交換を重ねる。
県によると、県内のウミガメ産卵地は二十か所以上あり、中でもアカウミガメは全国的にも
主要な生育場所。毎年五月から八月にかけてが産卵期で、二か月後には孵化(ふか)する。
近年は、砂浜に乗り入れる車両の重みで卵がつぶれたり、孵化後も子ガメが車のわだちを越えられず
死んでしまったりするケースも多いという。
陸上でのウミガメ捕獲のほか、「保護地域」に指定された海岸での車両の乗り入れやたき火、
花火などを禁じている。違反者には、一年以下の懲役か50万円以下の罰金が科せられる。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news002.htm
【熊本】ゲンジボタル幼虫放流 熊本市の河内小4年生が河内川に
熊本市河内町の河内小の四年生が十五日、六月上旬から育ててきた
ゲンジボタルの幼虫約二千五百匹を同市の河内川に放流した。
同校は六年前から、河内川の清掃やホタルの養殖に取り組んでいる。
放流には、四年生三十八人と「河内ホタルの会」のメンバーら合わせて約五十人が参加。
河内川上流で一人ひとり、小さなカップに入ったホタルの幼虫を丁寧に水中に流していた。
市環境総合研究所の指導で、児童は試薬を使って河内川の化学的酸素要求量や
pH(水素イオン濃度)を調べた。
( ´`ω´)つ
http://kumanichi.com/news/local/main/200407/20040716000023.htm
【北海道の野鳥データベース】
( ´`ω´)つ
http://jyoho.hokkaido-np.co.jp/wildbird/ _
ヾ.ー`ヽ、
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ヾ.ニ ‐ ._`ヽ、 _
ヾ.二 - _ `''''ー―----―:''",, ・゙i-_、
,,二ニ=-―''''" ̄ ̄ `ヽ."" /´
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 ̄ `''ー> ' , '__',,,'.ィ'"
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【Web東奥・企画/世界遺産白神山地】
( ´`ω´)つ
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/shirakami/ 白神山地のブナ林が形成されたのは、埋れ木の調査などから、ウルム氷河期が終わり気温が
次第に上がってきた9000−8000年前ごろから、とみられている。ユネスコは1993年、白神山地を
世界遺産に登録したが、その登録区域は、森林生態系保護地域と同じである。
固有植物の代表的なものはアオモリマンテマ(ナデシコ科)だ。また、白神山地で唯一「白神」の名を
冠したシラガミクワガタ(ゴマノハグサ科)も白神山地を代表する植物だ。白神山地の周辺部などにも
分布する準固有植物としてはツガルミセバヤ(ベンケイソウ科)、オガタチイチゴツナギ(イネ科)、
ミツモリミミナグサ(ナデシコ科)などがある。高山植物で特筆されるものとしてはリシリシノブ(シダ植物)、
ハイマツ(マツ科)、シコタンソウ(ユキノシタ科)、チシマフウロ(フウロソウ科)、エゾノハナシノブ(ハナシノブ科)などが挙げられる。
動物では、ほ乳類の代表的なものはツキノワグマ、ニホンザル、ニホンカモシカ。クマはマタギの
獲物の中心だった。マタギは「熊の肝(い)」や毛皮を売って、生計の一部にしてきた。鳥類では、
天然記念物のクマゲラやイヌワシが生息している。シノリガモは、1976年に赤石川上流で親子連れが
見つかり、これが国内では初の繁殖確認となった。今では赤石川のほか大川(岩木川源流)、追良瀬川
などでも親子で渓流を泳いでいる姿を見ることができる。
昆虫類は、ゴミムシなど白神山地で初めて見つかった昆虫が多い。全国的に採集例が極めて少ないが
白神山地に生息している昆虫は、ニトベギングチバチだ。このハチは、ガを捕まえてブナの枯れ木の巣穴
に運び込み、そのガに産卵する習性がある。
( ´`ω´)つ
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/shirakami/imags/taki.jpg 白神山地最大の滝「日暮らしの滝」
( ´`ω´)つ
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/shirakami/imags/sirakami.gif 地図
【宮崎】イヌワシ確認 林道計画中断 地元が変更要求 宮崎県西米良―須木村
宮崎県内の西米良村から須木村に広がる九州中央山地に、林野庁所管の独立行政法人
「緑資源機構」(旧森林開発公団)が建設を予定している大規模林道の計画ルートで、
国指定天然記念物の大型猛きん類イヌワシなど希少動植物が見つかり、計画が中断していることが
十七日、分かった。林野庁は七月末をめどに、外部識者による評価委員会で結論を得て計画を
再検討するが、両村は「環境破壊の恐れが大きいうえ、活用度は低い」としてルート変更を求めている。
問題のルートは、宮崎県の山間部を南北に縦走する「宇目・須木線」
(大分県を含む三区間一二一・八キロ)の一区間(西米良―須木間三七キロ)。
幅七―五メートルの舗装道が、国内で最大級の照葉樹林帯が広がる大森岳と掃部(かもん)岳の
西側を貫く。
着工を前提に機構が一九九九年度、この区間を調査した結果、環境省のレッドデータブックで
絶滅危ぐ1B類に指定されているイヌワシのほか、クマタカやサンショウクイ、宮崎県固有の
ウラジロミツバツツジなどの希少動植物を確認した。
イヌワシは全国で約三百羽しかいないとされ、同県の調査報告書(九九年度―二〇〇一年度)は、
九州中央山地には一羽が生息、国内の生息域南限と明記している。
宇目・須木線の実施計画は七五年に決定され、他の二区間は、すでに完成済みか、
間もなく完成する見込み。しかし、西米良―須木間は希少動植物問題が浮上後、地元の反対で
着工できない状態が続く。一方で、実施計画決定当時と比べ、木材価格は急落し、林業を取りまく
状況は様変わりしている。
( ´`ω´)つ
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news001.html
【宮城】絶滅危ぐ種「オオバネムノキ」ねむの木学園へ 延岡市の植物愛好家
宮崎県のレッドデータブックで絶滅危ぐ種に指定されているネムノキの一種「オオバネムノキ」の
保護に取り組む県北植物愛好会会長が、歌手宮城まり子さん(77)が運営する肢体不自由児養護施設
「ねむの木学園」(静岡県掛川市)にオオバネムノキの鉢苗を贈った。宮城さんは三年前にがんを患い、
いまも抗がん剤治療を受けながら学園運営をしており「生きる励みになる」と話している。
オオバネムノキはマメ科の亜熱帯植物で、沖縄県などにも群落地があるが、国内では
延岡市など宮崎県が北限。ネムノキよりも葉が大きく、六月中旬に薄ピンクの花を咲かせ、
成長すると高さは七―八メートルになる。
( ´`ω´)つ
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news003.html
【埼玉】田んぼ、用水路は生き物の宝庫・江南と深谷で学習会
江南町の和田川上流と三本遊水路でこのほど、県大里農林振興センター主催の
「田んぼの学校」が開かれた。
農業用水路でよく見られる魚は、フナ、コイ、ヨシノボリ、ドジョウなど。
農薬を使っていない田んぼにはカブトエビやホウネンエビがいる。
子どもたちは網を使って魚取りを体験。和田川上流と三本遊水路ではオイカワ、
ギンブナ、ヨシノボリ、ドジョウなどが取れ、自然環境が豊かなことを証明していた。
また、水田でもホウネンエビ、カブトエビが多いのにびっくり。
望遠鏡を使っての野鳥観察ではアオサギの大きさに驚いていた。
深谷の備前堀は、一六○四年に伊奈備前守忠次が江戸幕府の命令で開削した。
生物観察会では、用水でザリガニを取ったり、田んぼでドジョウ、カブトエビ、ホウネンエビを
取ったりした。ほかにも水路周辺に集まるカルガモ、ツバメなどの野鳥も観察した。
( ´`ω´)つ
http://www.saitama-np.co.jp/news07/18/08l.htm ■現在、絶滅危惧(あるいは既に絶滅)にある動植物も、かつては日常的に見られていた。
それを考えると、何をすべきかが分かる。「現在(いま)を守ること」、それが答えの一つだろう。
【徳島】ウミガメの上陸跡を確認。松茂・月見ケ丘海岸
松茂町の月見ケ丘海岸で18日、ウミガメが上陸した跡が確認された。
日和佐町のウミガメ監視員らによると、徳島県北部での上陸は最近では珍しいという。
同日午前7時ごろ、鳴門市大麻町、自営業管惣隆司さんら2人が釣り帰りの途中、
約150メートルにわたって蛇行しながら続く足跡を見つけた。砂を掘り返したとみられる跡もある。
足跡の幅から甲羅の長さが約80センチの中型と推定される。
( ´`ω´)つ
http://www.topics.or.jp/News2/nh2004071817.html
ザリガニとカブトエビは侵略的外来種・・・
>>94 カブトエビは知らないが、ザリガニは「アメリカ・ザリガニ」が外来種で
日本ザリガニは追い詰められていると聞きました。
ザリガニ 1920-30年頃 アメリカザリガニ (Procambarus clarkii) 1926-30年 ウチダザリガニ (Pacifastacus L. trowbridgii) タンガニイイカザリガニ (Pacifastacus L. leniusculus) カブトエビ 1916年 アメリカカブトエビ (Triops longicaudatus) 1948年 ヨーロッパカブトエビ (Triops cancriformis) 1966年 アジアカブトエビ (Triops granarius)
98 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/20 14:05 ID:???
100 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/20 17:28 ID:???
【兵庫城崎町・但馬】 ヒヌマイトトンボ、桃島池で観察会
環境省のレッドデータブックで「絶滅危惧(きぐ)1種」(絶滅の危機に瀕(ひん)している種)に
登録されている「ヒヌマイトトンボ」の観察会が19日、生息地の城崎町・桃島池で行われた。
ヒヌマイトトンボは体長約3センチ。雄は黒地の背に緑色の斑点があり、雌はオレンジ色を
しているのが大きな特徴。汽水域のアシ原に暮らし、同池では92年に生息が確認された。
現在は同町民らで作る「城崎ヒヌマイトトンボを守る会」が保護に取り組む。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00000006-mai-l28
【島根】隠岐クロキヅタ保全へ住民らが22日から生態調査
国内では島根県隠岐島で初めて発見された海藻のクロキヅタの保全方法を確立するため、
島内の自然愛好家らでつくる隠岐クロキヅタ保全倶楽部が、二十二日から三日間、潜水や
ラジコンヘリによる空中撮影で、生態特性や分布状況を調査する。
クロキヅタは大西洋と南太平洋の一部にしか見られない貴重な海藻で、根と茎、葉に分かれ、
葉の長さは十五センチほど。西ノ島町で一九一〇年に発見され、二二年に海藻類で
唯一の天然記念物に。環境省のリストでは準絶滅危ぐとなっている。
調査は専門家を招いて、生育が確認された場所で実施。二十二日に都万村津戸、
二十三日に西郷町の西郷湾や都万村の糠谷湾、二十四日には島前の西ノ島、海士両町で
潜水調査する。また、空撮で分布状況を観察する。
( ´`ω´)つ
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2004/07/22/06.html >>105 ノシ
【ラムサール湿地に国内基準 面積などに条件】
国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約への登録候補地を絞り込むため、環境省は23日、
河川の場合は長さ5キロ以上、湖沼は面積500ヘクタール以上で人工湖岸が50%未満であることなど、
国内での選定基準をまとめた。
同条約の登録地選定には8つの国際基準のいずれかを満たすことが必要で、今回は各基準について
規模など具体的な条件を示し、新規登録をスムーズに行うのが狙い。
例えば「湿地タイプの代表的、希少・固有な例を含む湿地がある場合」という国際基準について、
今回の国内基準では、湿原で北海道では200ヘクタール以上、北海道以外では100ヘクタール以上の
規模を原則とし、例としてサロベツ原野(北海道)や八甲田山湿原群(青森)などを挙げた。
マングローブ林では100ヘクタール以上、干潟では10ヘクタール以上、
藻場では1000ヘクタール以上などの条件も。(共同通信)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000114-kyodo-soci
108 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/23 19:11 ID:???
110 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/24 01:23 ID:???
【九州・山口】国内基準設け選定へ 九重など候補に ラムサール条約登録地
環境省は二十三日、国際的に重要な湿地の保全を目指すラムサール条約の登録候補地について、
新たな国内基準を設けて選定作業を進める方針を明らかにした。
現在、国内のラムサール条約登録湿地は十三カ所。政府は二〇〇五年の締約国会議までに
二十二カ所以上に増やすことを表明している。
環境省は今回、「原則百ヘクタール以上の湿原」「十ヘクタール以上の干潟」「さんご礁面積五十ヘクタール
以上」など目安となる国内基準を設定。〇一年に選定された「日本の重要湿地」の五百カ所をベースに、
基準を満たす約五十カ所から絞り込むことにした。
九州・山口関係で、今回の基準を満たす候補地としては、「各生物地理区内において代表的な湿地」
に九重火山群湿原(大分県)、和白干潟(福岡市)、有明海および筑後川・大授搦(だいじゆがらみ)
(佐賀県)、秋芳洞の地下水系(山口県)▽「絶滅のおそれのある種、または生態学的群集の存在に
とって重要」地区に和白干潟、大授搦、浅茅湾と綱浦(長崎県対馬)▽「生活環の重要な段階を支える
上で重要」地区としてはアカウミガメ産卵地の屋久島西部海岸(鹿児島県)▽「全世界の水鳥個体数の
1%が定期的に生息する湿地」に和白干潟、出水干拓地(鹿児島県)が挙げられた。
(西日本新聞)
[7月24日2時30分]
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000014-nnp-kyu
【環境省へようこそ】
( ´`ω´)つ
http://www.env.go.jp/ 【環境省・インターネット自然研究所】
( ´`ω´)つ
http://www.sizenken.biodic.go.jp/ 【生物多様性情報システム】(J-IBIS:Japan Integrated Biodiversity Information System)
( ´`ω´)つ
http://www.biodic.go.jp/J-IBIS.html 【RDB(レッドデータブック)とは】
野生生物の生息状況は常に変化しており、その評価は定期的に見直すことが不可欠です。
全世界レベルのレッドデータブックを編纂しているIUCN(国際自然保護連合)でも、より定量的な
評価基準に基づく新たなカテゴリーが平成6年に採択され、リストの見直しが行われました。
このような状況を踏まえ、環境省では、平成7年よりレッドデータブックの見直し作業を開始しました。
今回の見直しは、まず分類群ごとにレッドリスト(レッドデータブックに揚げるべき日本の絶滅のおそれ
のある野生生物の種のリスト)を作成・公表し、これを基にレッドデータブック(日本の絶滅のおそれの
ある野生生物の種についてそれらの生息状況等を取りまとめたもの)を順次編纂するという2段階に
分けて行っています。平成12年4月までに動植物全ての分類群についてレッドリストを作成し、
公表しました。また、新しいレッドデータブックは、現在、爬虫類・両生類、哺乳類、汽水・淡水魚類、
鳥類、植物I、植物II版が刊行されています(平成16年3月現在)。
【[新たなカテゴリーとその定義]】
●「絶滅(EX)」
我が国ではすでに絶滅したと考えられる種
●「絶滅危惧I類(CR+EN)」
絶滅の危機に瀕している種
○「絶滅危惧IA類(CR)
ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
○「絶滅危惧IB類(EN)
IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種
●「絶滅危惧II類(VU)」
絶滅の危険が増大している種
●「準絶滅危惧(NT)」
現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する
可能性のある種
●「情報不足(DD)」
評価するだけの情報が不足している種 −
●付属資料「絶滅のおそれのある地域個体群(LP)」
地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの
>>112 【生物多様性情報システム】(J-IBIS:Japan Integrated Biodiversity Information System)
( ´`ω´)つ
http://www.biodic.go.jp/J-IBIS.html 【都道府県別RDB種情報】
【動物レッドリスト及びレッドデータブック】
【植物レッドリスト及びレッドデータブック】
【RDB種検索】
【ラムサール条約登録湿地】
昭和46年(1971年)、イランのラムサールで同国政府主催で開催された「湿地及び水鳥の保全
のための国際会議」において、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約
(Convention on Wetlands of International Importance Especially as Waterfowl Habitat)」が採択された。
この条約は開催地にちなみ、一般に「ラムサール条約」と呼ばれている。同条約は第10条の規定により、
7か国が締約国になってから4カ月後の昭和50年(1975年)12月21日に発効した。
この条約は、特に水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地及びそこに生息、生育する動植物の
保全を促進することを目的とし、各締約国がその領域内にある湿地を1カ所以上指定し、条約事務局に
登録するとともに、湿地及びその動植物、特に水鳥の保全促進のために各締約国がとるべき措置等に
ついて規定している。 我が国は、昭和55年6月17日、本条約寄託先のUNESCOに加入書を寄託し
条約第10条の規定に基づき、その4カ月後の同年10月17日、締約国となった。
【外務省・ラムサール条約】
(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約:
Convention on Wetlands of International Importance especially as Waterfowl Habitat)
( ´`ω´)つ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku/rmsl.html 【Ramsar Convention on Wetlands】
( ´`ω´)つ
http://ramsar.org/ 【財団法人 自然環境研究センター】
( ´`ω´)つ
http://www.jwrc.or.jp/ 【RDB図鑑〜希少な生きものたち〜】
( ´`ω´)つ
http://www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/
>>113 【日本の自然保護地域】( ´`ω´)つ
http://www.biodic.go.jp/jpark/jpark.html ■ 原生自然環境保全地域
■ 自然環境保全地域
■ 都道府県自然環境保全地域
■ 国立公園
■ 国定公園
■ 都道府県立自然公園
■ 鳥獣保護区
■ 生息地等保護区
■ ラムサール条約登録湿地
■ 世界自然遺産 ・【世界自然遺産】「白神山地」及び「屋久島」が自然遺産として
世界遺産リストに登録されています。「知床」は申請中。
【生物多様性関連の法律】( ´`ω´)つ
http://www.biodic.go.jp/biolaw/law_f.html ■国内法
■生物多様性条約
■生物多様性に関連するその他の国際条約
☆● 【ラムサール条約】(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)
☆● 【世界遺産条約】(世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約)
● 【ワシントン条約】(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)
● 渡り鳥条約 1)日米(渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する 日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約)
● 渡り鳥条約 2)日豪(渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とオーストラリア合衆国政府との間の条約)
● 渡り鳥条約 3)日中(渡り鳥及びその生息環境の保護に関する日本国政府と中華人民共和国との間の協定)
● 渡り鳥条約 4)日ソ(渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその生息環境の保護に関する 日本国政府とロシア共和国政府との間の条約)
● 南極条約議定書(環境保護に関する南極条約議定書)
>>114 【世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約/平成四・九・二八条約七】
T 文化遺産及び自然遺産の定義
第一条
この条約の適用上、「文化遺産」とは、次のものをいう。
記念工作物 建築物、記念的意義を有する彫刻及び絵画、考古学的な性質の物件及び構造物、
金石文、洞穴住居並びにこれらの物件の組合せであって、歴史上、芸術上又は学術上顕著な
普遍的価値を有するもの
建造物群 独立し又は連続した建造物の群であって、その建築様式、均質性又は景観内の位置
のために、歴史上、芸術上又は学術上顕著な普遍的価値を有するもの
遺跡 人工の所産(自然と結合したものを含む。)及び考古学的遺跡を含む区域であって、
歴史上、芸術上、民族学上又は人類学上顕著な普遍的価値を有するもの
第二条
この条約の適用上、「自然遺産」とは、次のものをいう。
無生物又は生物の生成物又は生成物群から成る特徴のある自然の地域であって、観賞上又は
学術上顕著な普遍的価値を有するもの
地質学的又は地形学的形成物及び脅威にさらされている動物又は植物の種の生息地又は
自生地として区域が明確に定められている地域であって、学術上又は保存上顕著な普遍的価値を
有するもの
自然の風景地及び区域が明確に定められている自然の地域であって、学術上、保存上又は
景観上顕著な普遍的価値を有するもの
( ´`ω´)つ
http://www.biodic.go.jp/biolaw/law_f.html
【北海道】オジロワシ受難 また風車に衝突死? また苫前の発電所
留萌管内苫前町の風力発電所「苫前グリーンヒルウインドパーク」
(ユーラスエナジージャパン=東京=経営)の風車近くで、今年三月、
国の天然記念物オジロワシ一羽の死骸(しがい)が見つかっていたことが、
二十三日分かった。環境省によると、オジロワシは風車の羽根に衝突した可能性がある。
日本野鳥の会(東京)によると、風車に衝突死したとみられるオジロワシが見つかったのは、
今年二月の苫前町内の一羽に続き二例目。
環境省は今年四月から、国立・国定公園内で風力発電用風車を設置する際、
野生動物への影響がないことなどを条件に許可する制度を創設したが、四十二基の
風車がある苫前町は全域が対象外。
このため、環境省西北海道地区自然保護事務所(札幌)は
「事故が頻発するようなら、何らかの対策が必要」としている。
オジロワシは環境省のレッドデータブックで絶滅危ぐ種。
ユーラシア大陸北部に分布し、日本では北海道で少数が繁殖している。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040724&j=0047&k=200407241258 【北海道の野鳥・データベース】
( ´`ω´)つ
http://jyoho.hokkaido-np.co.jp/wildbird/
【岡山】間近に希少種アユモドキ 瀬戸で展示会
瀬戸町で生息が確認された国の天然記念物、アユモドキなどを紹介する
「世界の仲間とアユモドキの生活」展(町教委など主催)が、同町万富、キリンビール岡山工場
「キリンビアパーク岡山」で開かれている。八月二日まで。入場無料。
アユモドキは県内と琵琶湖、淀川水系で見られ、瀬戸町では二〇〇二年六月、
岡山淡水魚研究会の副会長(60)が吉井川水系の瓜生川で生息を確認した。
同研究会が五月以来、生態調査のために町内で捕獲し、文化庁から許可を得た五匹を
水槽で展示。同じく絶滅の恐れがあるニッポンバラタナゴやよく見られるムギツク、オヤニラミ、ニゴイなど
吉井川水系に生息する十六種類の淡水魚約八十匹も泳いでいる。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news004.htm
【沖縄】ノグチゲラのヒナをカラスが捕食、脅威に(7月24日)
【国頭】国の特別天然記念物ノグチゲラのヒナがハシブトガラスに捕食される瞬間を環境省の
自然保護専門員がこのほど、ビデオ撮影した。カラスによる捕食は以前から指摘されていたが、
カラスの個体数が近年大幅に増えており、これまでにない脅威となる可能性がある。
ノグチゲラの繁殖期にあたる4-6月、国頭村内にある巣近くに無人ビデオカメラを設置した。
4月30日、巣穴の周りを飛び回っていたハシブトガラスが飛びながら巣穴にくちばしを突っ込み、
巣口にいたヒナを一瞬で捕らえる姿が撮影された。小高さんによると、ビデオ撮影した3つの巣
すべてでカラスが巣をのぞきに来ていた。
カラスは人間が出した生ごみなどの影響で北部全域で個体数を増やしており、「数が少なければ問題
なくても、増えている現状では大きな脅威になりうる」と警鐘を鳴らす。
カラスはごみや農作物を食べるだけでなく、空中で小鳥を捕まえるなど狩猟能力も高い。
6月には人工の水路でヤンバルクイナが襲われて死亡した例もある。やんばる在来の動物にとっては、
ネコやマングースなど地上からの脅威に加えて上空からも厳しい受難が続く。(琉球新報)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000015-ryu-oki
【長野県】オオムラサキの羽化が過去最高 諏訪・立石公園(7月24日)
諏訪市の立石公園で、国蝶(ちょう)オオムラサキの羽化が今年、過去最高になったことが、
同市の「諏訪国蝶オオムラサキの会」の調査で分かった。同公園を群生地にしようと、保護活動を続け
てきた同会は「食草となるエゾヒノキの植樹などの効果が出てきた」と喜んでいる。
羽化したオオムラサキを数える同会の有視界調査によると、今年は七月三日に七匹を初確認。
十一日には一気に百六十匹に達し、会発足の一九八二(昭和五十七)年に調査を始めてから、
それまで一日の最高だった九八年の百四十二匹を更新した。
羽化数が増えたのは、気候に恵まれたこともあるというが、「葉が幼虫のえさになり、
産卵場所になるエゾヒノキが育ってきたことも大きい」と代表。八五年からこれまでに、
三百六十本余りの苗木を植えた活動が実った。(中日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000001-cnc-l20
【イラクのメソポタミア湿地帯、日本資金で復元の計画】(7月25日)
国連環境計画(UNEP、本部ナイロビ)は23日、聖書に登場する「エデンの園」があったとされる
イラク南東部、メソポタミア湿地帯の環境を、イラク復興信託基金に日本政府が拠出した資金を
利用して復元させる事業計画を発表した。
発表によると、この環境復元事業に充てられるのは、日本が同基金に拠出した金額のうち
1100万ドル(約12億円)。これにより、野鳥や野生生物の宝庫とされた湿地帯の回復を図る。
湿地の水を飲料水に変える水道設備なども整備する。
同湿地帯は、チグリス川、ユーフラテス川でのダム建設や、1991年の湾岸戦争の際に
周辺住民が反政府的だったとして、元大統領サダム・フセインが排水による報復を行ったことから、
環境破壊が加速。2001年には湿地帯の9割が消失、古代エジプトで霊鳥としてあがめられた
コシグロトキの生息地が失われ、2008年までには全体が消滅するとみられていた。(読売新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000014-yom-int
【岩手】多年草「ムラサキ」国内初の人工培養 盛岡農高の生徒ら(7月25日)
環境省のレッドデータブックで絶滅危ぐ種に指定され、染料として知られたムラサキを種子から
育てることに、盛岡農高(岩手県滝沢村)生物工学科の生徒たちが成功した。ムラサキの人工培養は
発芽率が極端に低く「至難の業」とされてきた。これを「胚摘出法」と呼ばれる手法で克服、
待望の花も咲いた。生徒らは「ムラサキの里をよみがえらせたい」と夢を膨らませる。
取り組んだのは希少植物保護研究班の10人。発芽率が4%前後と低いムラサキの培養を
大きく前進させたのは「胚摘出法」による発芽の促進だ。
ムラサキの種子は固い殻に覆われ、発芽を妨げているという分析から、約1ミリの種子にメスを
当てて殻をむき、中の胚からそのまま発芽させる方法を考えついた。研究班担任の教諭によると、
「専門家でも気付かなかった画期的な手法」で、ほぼ100%発芽したという。
胚が入っているかどうかは種子を水中に入れて調べ、昨年11月に発芽させた。芽を試験管で育て、
1月末に鉢に移し温室で育てた。約80本の苗が3、40センチの丈に成長。今月6日に約7ミリの
白い花を付けた。
伸びた芽を鉢に移す際にも工夫があった。岩手県内ではムラサキの根を使った西根町の
伝統工芸品「南部紫根染」が有名だったことから、同町の民家に残る自生地で何度も土壌を分析。
主な栄養分を調べ、スギ皮や火山灰などを混ぜ自生地の土を再現した。自生地にこそ栽培のヒントが
あると思ったそうだ。
研究班がムラサキの発芽法の研究を始めて3年。5月には苗の一部を西根町の自生地に
移植するなどして、新たな取り組みを始めた。(河北新報)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040725-00000001-khk-toh
オオサンショウウオDNA解読に成功 広島・国泰寺高 来月、学会で発表
国のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校、国泰寺高(広島市中区)の生徒たちが、
特別天然記念物オオサンショウウオの遺伝子情報のうち、ミトコンドリアDNAの解読に成功した。
東京で開かれる日本進化学会で八月六日、成果を発表する。
解読したのは、約一万六千個にのぼる全塩基配列で、指導した広島大大学院の三浦郁夫助教授
(遺伝学)によると、世界で初めてで、「生息地ごとの遺伝的な共通点や違いを把握し、種の保護を
進めていく上で足掛かりになりそう」と言う。
研究は二〇〇二年度から、課外活動「理数ゼミ」の生徒約二十人が、放課後や休日に取り組んで
きた。オオサンショウウオの人工繁殖を手掛ける広島市安佐動物公園から卵を入手し、SSH予算
で買った解析機器でDNAを解読。三十九種類の遺伝子のうち、突然変異が起こりやすく、産地の
違いを比べる目安に適当な遺伝子も見つけた。
オオサンショウウオは捕獲や組織の採取が規制され、遺伝子解析が進んでいなかった。発表者の
一人、三年谷川俊輔君(17)は「誰も知らないことが分かると、わくわくする」と喜んでいる。
同公園の桑原一司・管理課長は「水系ごとの遺伝的な違いが分かれば、種の交雑を避けられる。
国内の動物園が連携し、人工繁殖に取り組める」と評価している。
の生徒たちが、特別天然記念物オオサンショウウオの遺伝子情報のうち、ミトコンドリアDNAの解
読に成功した。東京で開かれる日本進化学会で八月六日、成果を発表する。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04072134.html
【香川】絶滅危ぐ種の捕獲、86%が「法規制必要」(2004年7月23日)
絶滅の恐れが特に高い県内の希少野生動植物の捕獲や採取について、
「法令で禁止すべき」とする意見が八割以上あることが二十三日、県が行った
県政モニターアンケート調査で明らかになった。生息保護地域の設定や罰則を伴う規制の導入に
関しても、「必要」との回答が多いことから、県は「条例制定を含めた保護制度の確立を急ぎたい」
としている。
アンケートは県政モニター百四十七人を対象に行い、百四十二人が回答。
同日の県希少野生動植物保護制度検討会(委員長・吉田重幸元香川大教授)で報告した。
調査結果によると、県独自のレッドデータブックに掲載された希少種のうち、
特に絶滅が危ぐされている種を捕獲・採取することについて、86・0%が
「県条例など法令で禁止すべき」と答えた。「禁止すべきでない」は7・0%だった。
絶滅危ぐ種の生態系を保護するため、土地所有者の同意を得た上で「保護地域」を設定し、
開発や車両の進入を禁止することにも、91・6%が「必要」と回答。これらの規制に
違反した者に対し罰則を科すことには、66・4%が「必要」と答えた。
調査結果を受け、県自然保護室は検討会で、「希少種保護のため、法的拘束力をもった
制度的な枠組みをつくる必要がある」と強調。また、委員からは「制度が実効性をもつよう
自然保護に取り組む市民団体などからも意見を聞くべき」などの指摘があり、
県民や各市町などが参画できる制度づくりを目指すことを申し合わせた。
( ´`ω´)つ
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200407/20040723000421.htm
【大分】日本の在来魚、守れ 宇目町でブラックバス駆除作業(04/7月24日)
県と宇目町漁協は23日、同町蔵小野の市園川で北米原産の肉食魚で、アユ、ワカサギなど
河川湖沼で生息する在来魚の脅威となっているブラックバスを駆除した。
ブラックバスは80年代、国内で相次いで見つかり始めた。体長40〜50センチで、
一部釣りマニアに人気が強く、釣り用に移入放流されたとされる。
「1日に体重の10倍食べる」と言われるほど『大食漢』で繁殖力、環境適応力も強い。
県内の主要河川でも生息が確認され、生態系や淡水漁業に影響が出ている。
この日は市園川に網をさし、ブラックバスを追いたてて捕獲。猛暑で水量が下がり、
深場に移動しているらしく、捕獲は3匹にとどまった。10月まで毎月2、3回程度駆除を続ける。
県海洋水産研究センター内水面研究所(安心院町)の研究員は「胃の内容物や生殖巣を調べ、
生態や産卵期を解明し効果的な駆除を考えたい」と話している。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000004-mai-l44
【京都】水草や藻の除去作業が始まる 宇治市の「塔の川」(04/07/26)
京都府宇治市宇治の宇治川派川「塔の川」で26日、水草や藻の除去作業が始まった。
例年より繁茂の量は少なめで、3日間で作業は終わる見込みという。
国交省淀川工事事務所が毎年5月と10月に行っている。今年は5月に台風で増水したため、
この時期に変更した。同工事事務所伏見出張所によると、昨年の5月は川面全域を覆うように
水草の長さが約5メートルにまで生育し、除去した量は5日がかりで17トンにのぼった。しかし、
今年は長さ1メートル足らずと短く、量も少ないという。この日は朝から委託業者がボートを
浮かべて作業を始めた。
また、作業のため水位が下げられたのを機に、宇治川漁協の組合員が現場で
ブラックバスなど外来種の捕獲を行った。
作業にあたった組合員は「バスはハシカい。網の手前まで来ても逃げていきよる」と残念がっていた。
(京都新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040726-00000017-kyt-l26
【絶滅危ぐ種の遺伝子バンク 英博物館、クローンも視野】(04/07/27)
【ロンドン27日共同】
英国の自然史博物館(ロンドン)は26日、絶滅の恐れがある世界中の
動物や鳥類、昆虫の遺伝子や細胞組織を収集し、将来の研究や保護活動に役立てるため
長期間冷凍保存する遺伝子バンク計画「フローズンアーク(凍結した箱舟)」を開始すると発表した。
英PA通信によると、計画に参加する研究者は「(遺伝子などは)最終的にクローンに
利用されると思う」と語っている。
同博物館は英国内外の研究機関と協力を進める予定で、世界規模でこうしたバンクを
つくるのは初めてとしている。同博物館担当者は、日本の研究機関との協力にも関心を示した。
( ´`ω´)つ
http://kumanichi.com/news/kyodo/science/200407/20040727000058.htm
【北海道】「シマフクロウに影響」道自然保護協が十勝ラリーの自粛要請(04/07/27)
北海道自然保護協会など三団体は二十六日、十勝地方の林道などを会場に今秋開催される
「世界ラリー選手権」について、生息する絶滅危惧(きぐ)種のシマフクロウへの影響が大きいとして、
主催者や関係自治体に、開催自粛を指導するよう求める要望書を、環境省西北海道地区自然保護
事務所と環境相あてに提出した。
同協会によると、環境省では一九八〇年代から、会場の一部となる十勝川上流域で
シマフクロウの保護増殖事業に取り組んでおり、ラリー車の騒音はシマフクロウに多大な
ストレスを与えるとしている。
同自然保護事務所を訪ねた同協会の畠山武道副会長らが、「中止するよう指導してほしい」と、
要請したのに対し、応対した同事務所の河本晃利次長は「事実関係を確認したうえで、
どのような対応をとれるのか検討したい」と述べている。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news005.htm
【長崎】九十九島の8割が自然海岸〜調査で判明 (04/07/27)
佐世保市の西海パールシーセンターは、初めて実施した九十九島の海岸線調査の結果を発表した。
島々を含む海岸線は全長三百五十三・九キロで、うち護岸工事や埋め立てが行われていない
自然海岸が81・5%を占め、全国平均(環境省調べ)の53%を大幅に上回っていることがわかった。
今回は、二〇〇一年に同館や市民有志らの調査で九十九島の島の数を二百八と定義したことを受け、
その島々が散らばる田平町南端近くのジョウコ島以南から佐世保市の高後崎以北までを九十九島の
海域と定めた。二〇〇二年十二月から今年三月にかけて、職員が現地を歩いたうえで、地図から長さを
測定した。
調査の過程で、同市のレッドデータブックで準絶滅危惧(きぐ)種に指定されている海草「アマモ」が、
南部を中心に六十三か所で生息していることも確認された。アマモは魚類の産卵、稚魚の生育の場
となるほか、汚れた海水を浄化する性質を持っているが、護岸工事で全国的に激減している。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news002.htm ( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/img/news002_1.jpg
【千葉】コアジサシ集団営巣 家具店建設工事を延期 (04/07/28)
環境省のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)種に指定されているコアジサシが、
船橋市浜町の屋内人工スキー場跡地に集団営巣している。跡地では今月中に大型家具店の
建設工事が始まる予定だったが、日本野鳥の会県支部が「コアジサシのために工事を延期してほしい」
と家具製造販売会社に要望した結果、工事延期が決まった。
コアジサシが集団営巣しているのは、「ららぽーとスキードーム ザウス」の跡地。
約十万平方メートルが現在、砂利で覆われている。草も生えておらず、ヒナのエサとなる小魚が
生息する谷津干潟や東京湾に近いとあって、コアジサシは今年五月に飛来。現在は約四百の巣があり
四分の三以上の卵がかえっている。
日本野鳥の会県支部が今月二日、工事延期を要望。家具製造販売会社は、「せっかく巣作りし
ているコアジサシに迷惑をかけたくない」と、スウェーデンにある本社と交渉した結果、コアジサシが
日本を離れるまで工事を延期することが二十三日、決まった。家具店が完成後は、
屋上にコアジサシが好む砂利を敷き詰めることも検討するという。
一方、県企業庁が所有する習志野市茜浜内の空き地にも五月初旬にコアジサシが
計約二百羽飛来し、子育てを行っている。空き地は売却交渉が進んでいるが、県企業庁は
「交渉がまとまっても、今年はコアジサシのヒナが成長するまで、工事を控えてもらう」と話している。
コアジサシの営巣地は全国的に年々減っている。野鳥愛好家からは「いずれの場所でも、
今年は工事が延期されたとしても、来年からは営巣できなくなってしまう」と懸念の声も聞かれる。
野鳥に詳しい谷津干潟自然観察センターの海老原幸作所長は「自然と人間の共存は難しい。
来年は、野鳥のたくましさを信じるしかない」と話している。
【コアジサシ】カモメ科の渡り鳥。成鳥の体長は二十五センチ前後。日本には毎年四月ごろに
オーストラリアなどから飛来し、カラスなどの外敵が現れると飛び立ち、
威嚇して追い払う為視界が遮られる草地を嫌い小石の多い場所に集団で営巣する。
九月ごろに、若鳥とともに日本を離れる。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news001.htm ( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/img/news001_2.jpg
【兵庫】ベッコウトンボ絶滅防げ 加西で検討会初会合 (04/07/028)
絶滅の危機にひんするベッコウトンボの生息環境づくりを目指した「播磨ため池群保全・
再生活動実施計画検討会」(委員長・角野康郎神戸大教授)の初会合が二十七日、
加西市役所などで行われた。学識経験者や住民ら三十二人が出席。トンボが生息する同市内の
ため池などを視察し、課題などを話し合った。
環境省レッドリストで最高ランク絶滅危ぐ1類に分類されるベッコウトンボは、近畿で唯一、
加西市内のため池に生息する。しかし、生息数の減少が著しく、県は本年度、北播地域のため池群を
「貴重な自然生態系保全・再生のモデル地域」に指定し、五年計画で生息環境の再生に乗り出した。
この日の初会合では、かつてベッコウトンボが生息していた小野市内のため池など四カ所を、
検討会メンバーが視察し、ガマなど浅瀬の植物や水位をチェック。
また、県職員らが活動の趣旨やトンボの生態のほか、今後ため池約十カ所で環境調査をする方針
などを説明した。
検討会は来年三月をめどに同実施計画の素案をまとめる。
( ´`ω´)つ
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0728ke40220.html 【ベッコウトンボ】トンボ目トンボ科。成虫の羽を広げた大きさは7cm程度。羽化直後の未成熟の
個体は褐色で、成熟すると黒色になる。羽に黒い紋がある。日本、中国、朝鮮半島に分布。
国内では本州、四国、九州と壱岐、対馬に分布する。平地や丘陵地のヨシやマコモなどの
生えた泥深い大きな池沼などに生息し、成虫は4月中旬から6月下旬頃に出現する。
かつては宮城県伊豆沼を北限として多くの生息地があったが、近年、急速に発生地が減少。
2001年時点の生息地は静岡、兵庫、山口、福岡、大分、長崎、熊本、鹿児島の8県だけになっている。
種の保存法(1992)では、1994年に国内希少野生動植物種に指定され、環境省のレッドデータブック
では絶滅危惧I類(CR+EN)とされている。
( ´`ω´)つ
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2394 ( ´`ω´)つ
http://wwwsoc.nii.ac.jp/entsocj/gall/g-0010.htm ( ´`ω´)つ
http://www.h5.dion.ne.jp/~kibori/tombo/bekko.htm
【西日本のツキノワグマ地域個体群にも「緑の回廊」を】 (04/07/27)
論 文 名 Phylogenetic Relationships Among Fragmented Asian Black Bear (Ursus Thibetanus)
Populations in Western Japan.(西日本のツキノワグマ分断化個体群間の系統関係)
著者(所属) 石橋靖幸(北海道支所)、齊藤隆(北海道大学)
掲 載 誌 Conservation Genetics(保全遺伝学雑誌、オランダ)、5巻3号2004年6月
内容紹介
近畿・中国地方のツキノワグマ個体群成立の歴史的背景を明らかにするため、
ミトコンドリアDNAの塩基配列を調べた。塩基配列の分化の程度は小さく、種内レベルに収まる
程度であったが、京都府北部の由良川を境に東西2つの系統への分化がみられた。
これは1万5千年ほど前の最終氷期の影響により生じた結果と考えられた。
核遺伝子の多様性を調べた報告では、由良川以西の孤立・半孤立集団は、東側集団と比べて
著しく多様性が低いことが指摘されている。近畿・中国地方に残る集団を遺伝的劣化による
絶滅から回避するには、生態的回廊を設けて由良川の東側から西側への個体の移動を
促す必要がある。
( ´`ω´)つ
http://ss.ffpri.affrc.go.jp/research/seika/16ronbun/16ronbun.html#0200-13 【独立行政法人 森林総合研究所】
( ´`ω´)つ
http://ss.ffpri.affrc.go.jp/index-j.html
【北海道】苫小牧 希少種ヨタカ撃たれ死ぬ 体内からプラスチック弾(2004/07/29)
北海道レッドデータブックで希少種に指定されている野鳥のヨタカが、苫小牧市内でエアガン
のようなもので射殺されたことが28日までに、分かった。保護した苫小牧市植苗のウトナイ
湖野生鳥獣保護センターは「悪質ないたずら。残酷な行為で許せない」と憤っている。
このヨタカは体長二九センチ、体重九二グラム。十八日夕、同市錦岡のゴルフ場付近の林道で
動けなくなっているのを散策中の男性が発見、同センターに運び込んだ。
左羽の上腕部の関節付近に傷があり、エックス線検査で、直径五ミリのプラスチックの弾が
体内にあるのが見つかり摘出した。弾は骨を砕いていたため、ワイヤで関節と骨を固定したが、
衰弱が激しく二十日早朝に死んだ。
同センターによると、ヨタカは渡り鳥で、冬は東南アジア、夏は道内で過ごすが、
最近は数が減っているという。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040729&j=0030&k=200407293979
151 :
( メ`ω´)φ ★ :04/07/29 14:49 ID:???
【新潟】夏色彩る 絶滅危惧種のオオアカバナ、佐渡で開花(04/07/27)
新潟、福島、青森の3県でしか確認されていないアカバナ科のオオアカバナが佐渡市の
外海府の海岸で咲き始めた。
環境省のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)種に指定されているオオアカバナは
中国東北部や朝鮮半島、欧州に広く分布するが、日本では、すでに能登半島で絶滅している。
淡いピンクの花は3センチほど。花期は8月中旬まで。日本自然保護協会の自然観察員は
「大陸に多く、日本にわずかという構図は、トキに似ている。希少種に対する配慮が必要」と
保護を訴える。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040727-00000051-mailo-l15
152 :
名無しのひみつ :04/07/29 17:22 ID:HE+VjCPE
レッドデータブック=好事家のためのレアモノカタログ となっているのは何とも皮肉よのう・・・
153 :
名無しのひみつ :04/07/29 17:30 ID:3n4WvZ8E
【奈良】シカの頭数、94年次ぐ1235頭に増加 死んだ数も大幅増−−愛護会調査(04/07/29)
財団法人「奈良の鹿愛護会」は、天然記念物「奈良のシカ」の頭数調査の結果を発表した。
1235頭で、昨年より27頭増えた。94年の調査(1293頭)に次ぐ多さ。ここ2、3年、
増加しているという。
今月15、16両日の早朝に奈良公園の平地部(市街地含む)と若草山を会員が歩いてカウントした。
雄263頭(同6頭減)、雌736頭(同16頭増)で今年生まれた子ジカは236頭(同17頭増)だった。
一方、ここ1年間に死んだシカは353頭(同75頭増)で、95年(376頭)に次ぐ多さ。同会は、
今年5月以降の子ジカの出産数が292頭(同59頭増)と多かった分、幼いうちに死んだ数も
昨年の約3倍に増えた▽ちょうど世代交代の時期にあたっている――などと分析している。
死んだ原因は、病気が最も多く(102頭)、次いで交通事故(69頭)。病気の内訳は、
高齢などを理由にした衰弱のほか、敗血症、難産、熱射病などがあった。また、化学物質がたまり
胃をふさいだために死んだと思われるシカも2頭見つかった。誤ってビニール袋などを食べたもの
と思われる。同会は「弁当などのにおいを覚えてしまうと、シカはにおいの付いたビニール袋などを
食べてしまう。ゴミを捨てたり、お菓子などを与えないで」と呼びかけている。
交通事故は、春日大社一の鳥居、飛火野、県庁前付近で多発。経験の少ない子ジカが
親離れするこれからの時期に、事故が多くなる傾向があるという。同会は「車窓からなど、
道路付近でエサを与えると交通事故の原因となるので、やめてほしい」としている。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040729-00000300-mailo-l29 【奈良公園のシカ】
( ´`ω´)つ
http://www.nara-edu.ac.jp/ECNE/sika/ 【奈良のシカの歴史】
( ´`ω´)つ
http://www.naradeer.com/prof-histry.htm
【徳島】第十堰周辺環境調査 ハヤブサとミサゴ確認(04/07/28)
国土交通省徳島河川国道事務所(徳島市)は、5、6月に実施した吉野川・第十堰(ぜき)周辺の
動植物の調査結果を発表した。鳥類では、絶滅が心配されているタカの仲間のハヤブサとミサゴが
確認された。
同省は4月、吉野川河川整備計画策定に向け、第十堰の早急な現状調査と必要な補修の
実施方針を明らかにした。動植物の調査はこの補修に向けた基礎資料にするためで、
堰周辺の河川敷などで植物▽鳥類▽小動物▽陸上昆虫類――の4項目を調べた。
調査は春、夏、秋、冬の各季節に実施し、今回の発表はこのうちの春と、夏(鳥類)の結果。
調査結果によると、鳥類は計33種を確認。5月の調査では環境省のレッドリストで
絶滅危惧(きぐ)2類(絶滅の危険が増大している)に指定されているタカ目のハヤブサを上空で確認した。
6月には準絶滅危惧種(存続基盤が脆弱(ぜいじゃく))に指定されている同じタカ目のミサゴも確認した。
またホトトギスやウグイス、オオヨシキリ、ホオジロなどが繁殖していた。
小動物はコウベモグラやアカネズミ、タヌキなど8種。陸上昆虫類は255種で、
「県内で普通に見られる種が大半」としている。
植物は214種を確認。センダンやオニグルミなど樹高10メートル前後の樹木もあった。
外来種は52種。絶滅が心配される「特定種」も4種確認したが「盗掘を避けるため」として公表していない。
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=4284
【山口】アマモ育て「ゆりかご」再生/県、豊かな海へ(04/07/29)
稚魚の「ゆりかご」取り戻そう−−。瀬戸内海沿岸を中心に県内で減り続けている藻場を
回復させようと、県がアマモを人工的に育成する「マニュアル」作りに乗り出している。
2年前から研究し、05年度中には完成するという。県漁政課は「住民と一緒になって海を
豊かにしたい」と意欲を見せる。
海草のアマモは波の穏やかな浅い内湾に分布。砂底に地下茎を張り巡らせ、葉は緑色で細長く、
約1メートルにまで成長する。岩礁が多い日本海側に比べ、砂泥質の瀬戸内海側に多く分布している。
アマモが群生した「アマモ場」は魚の餌場や産卵、稚魚の隠れ場になるため、「海のゆりかご」
と呼ばれる。さらには窒素やリンなどを吸収して水を浄化するなど、重要な役割を果たしている。
しかし、汚水や岸壁工事などで全国的にアマモ場が減った。県内では、瀬戸内海沿岸で
65年の1089ヘクタールから95年の435ヘクタールと、わずか4割に。メバルやスズキ、
クロダイも取れるアマモ場を回復させようと県は03年1月から山口湾でアマモ場造成の実験を始めた。
湾内の天然アマモを採取し、別の場所に植え替えてみると、当初は4365株だったのが
今年3月には8896株に倍増した。「条件の良い場所なら、強制的に植えると成果が早く出る
ことが分かった」と担当者。03年度からは、種をまいて着生状況を調べている。
住民の意識を高めようと、今年はNPO法人や漁協関係者を対象に山口湾でアマモ学習会も開いた。
マニュアルには、アマモの生育条件や、天然株の移植方法や種の採取・保存のやり方、
シートやマットなどを使った種のまき方などを紹介する予定。県の公共事業で活用するほか
住民に公開して県内全域でアマモ場を増やすよう呼びかける。
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http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news01.asp?kiji=4322 ( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/images/pic1_4322.jpg
【広島】カキ産卵で海が白濁 (04/07/28)
28日午前10時30分ごろ、広島市南区元宇品町のマンション管理人から
「海が白く濁っている」と広島海上保安部に通報があった。保安部で調べたところ、
幅約10メートル、長さ約50メートルの海面が乳白色に変色していた。
市水産振興協会が海水を分析したところ、カキの産卵が原因だと判明した。
振興協会によると、護岸や岩礁についた天然のカキが産卵して、
卵が白いため海が濁っているように見えたらしい。今は産卵期で水温が上がるなどの
きっかけで産卵するという。
保安部の管理課長は「魚介類の産卵は昔はよく見られたこと。
海がきれいになってきたのではないか」と喜んでいた。
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http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=3791
【Thomson - Scientific】
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http://www.biosis.com/ 【Institute of Zoology, Zoological Society of London】
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http://www.zoo.cam.ac.uk/ioz/ 【BBC NEWS | News Front Page】
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http://news.bbc.co.uk/ 【種の博物館】(ロシア)
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http://rus.jp/ev/Eurasia10/tane.html 【The Natural History Museum, London, England】
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http://www.nhm.ac.uk/ 【The Frozen Ark - The world's first DNA bank to preserve endangered animals】
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http://www.nhm.ac.uk/news/items/frozen_ark270704.html Frozen Ark - The world's first DNA bank to preserve endangered animals
The Frozen Ark will collect, preserve and store DNA and tissue samples from animals
in danger of extinction
It will be the world's first DNA bank dedicated to all the world's endangered animals
It will be a global reference collection for research and conservation
Within the next 30 years 1,130 species (24%) of mammals and 1,183 species (12%) of birds are
expected to disappear and along with them their genetic material and any chance of future scientific research.
This new project will collect DNA samples from all kinds of species and freeze them
at minus 80 degrees Celsius. Priority will be given to species most in danger of extinction
and the first seriously endangered animals to enter the Frozen Ark will be the Yellow seahorse,
Scimitar horned oryx, Socorro dove and Polynesian tree snails.Natural catastrophes apart,
the current rate of animal loss is the greatest in the history of the Earth and the fate of animal
species is desperate’, said Prof Phil Rainbow, Keeper of Zoology at the Natural History Museum.
‘Progress in molecular biology has been so fast that we cannot predict what extraordinary things
may be possible in the next few decades. For future biologists and conservationists and
for the animals they seek to protect this global network will be of immeasurable value.’
The Frozen Ark is supported by the Natural History Museum, the Zoological Society of London
and the Institute of Genetics at the University of Nottingham, and will have duplicate specimens
located in other institutions across the world as an insurance against damage or loss.
【自動翻訳サイトのリンク集】
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http://www.dio.ne.jp/user/bestsites/translate.html
【コウノトリ8羽、野生復帰訓練が終盤に…兵庫県豊岡市】(04/07/30)
国内では1971年に絶滅した野生のコウノトリを、来年から再び大空に羽ばたかせようと、
兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷(さと)公園で、8羽が野生復帰訓練の終盤を迎えている。
一度は絶滅した野鳥と、人々がともに暮らせる地域を作り上げるという世界でも例のない取り組みだ。
低い山に囲まれた豊岡盆地。同公園の人工孵化(ふか)は2002年、野生化に取り組む節目
としてきた100羽(現在は115羽)を超え、昨年9月から訓練が始まった。訓練といっても無理やり
何かをさせるのではなく、「環境を用意してやり、行動を引き出すこと」が基本。人との距離の取り方など
自然界に適応能力があると判断した10羽を選抜した。
群れで生活する習性を考慮し、〈1〉社会性作り〈2〉えさの捕獲〈3〉飛行能力の獲得――を課題に、
里地である園内を利用し、縦、横25メートル、高さ5メートルの屋根付きのケージで仕切って入れた。
その結果、仲間からのいじめと飛行の失敗で2羽が死に、1―6歳の8羽が残った。
8羽は、水路に放った魚を自力で捕るなど、えさを捕る点では習熟しており、同公園の
田園生態研究部長、池田啓(ひろし)兵庫県立大教授は合格点を出している。
また、空中でのけんかなどで、互いの序列をつけたり、繰り返し飛ぶことで胸筋が発達したりし、
成果は着実に表れているという。飼育員に寄ってくるような鳥は脅す訓練も年内には開始し、
人と距離を置く習慣を徹底的に植え付ける。
来年放す数、時期、方法などは今後、関係者らが話し合うが、地元では営巣できる松林の整備など、
生息環境作りも始まっている。「人が滅ぼした生物を取り戻すため、人が生き方を変える」(池田教授)
という地域全体の自然再生の試みでもある。
8月11日には今年生まれのヒナを含む12羽が、再来年以降の放鳥候補として新設の訓練ケージ
に入る予定だ。
◆コウノトリ=特別天然記念物。羽を広げると2メートルになる。ロシア、中国などを繁殖地とする
渡り鳥で、一部が日本に住みつくようになったが、農薬の普及でえさのドジョウが減ったり、生息環境が
破壊されたりして、1971年、国内の野生鳥が絶滅した。最後の生息地・兵庫県では絶滅に先立つ
65年から、保護・増殖に取り組んできた。(読売新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040729-00000215-yom-soci 【 The World of Zoology】
( ´`ω´)つ
http://eco.goo.ne.jp/wnn-z/
【北海道】矢臼別演習場近くの風連川水系、イトウの繁殖確認 保護団体が稚魚捕獲(2004/07/30)
道内のイトウ保護関係者が二十九日までに根室管内別海町の風蓮川水系で絶滅の恐れがある
イトウの稚魚を確認し、写真撮影した。同川水系は陸上自衛隊矢臼別演習場内にも流れ込んでおり、
道内の保護団体でつくる「イトウ保護連絡協議会」(事務局・札幌)は「演習場内でもイトウが繁殖して
いる可能性がある」と指摘。同演習場内には十基以上の砂防ダムがあり、早急な繁殖調査の実施を
求める声が上がっている。
イトウ保護連絡協議会関係者が七月上旬、矢臼別演習場の外側を流れる支流で、
イトウの稚魚数匹を確認した。このうち写真撮影した二匹は体長三センチに満たない、
生まれたばかりの稚魚だった。
同協議会事務局の江戸謙顕(かねあき)・日本学術振興会科学技術特別研究員は「風蓮川水系で
イトウが繁殖を続けていることが分かった。演習場内でも繁殖の有無を確かめる調査をすべきだ」
と強調する。
道立水産孵(ふ)化場の川村洋司主任研究員も「道内各地でイトウの繁殖調査をしてきたが、
演習場内の風蓮川水系ではまだ行われていない。確認のための調査をしてみたい」と話している。
札幌防衛施設局と根室管内別海町によると、一九八六年から同演習場内の風蓮川水系で
ダム建設が始まり、既に十二基が完成。工事中が二基、計画中が二基ある。
絶滅の危機にあるイトウにとって、開発が進んでいない演習場内は繁殖の適地が残る
数少ない「聖域」。専門家の間では、ダム建設はイトウの遡上(そじょう)を阻害し、産卵に深刻な
影響を与えると指摘されている。
同演習場内を流れる別寒辺牛(べかんべうし)川水系(釧路管内厚岸町)ではイトウの生息が
確認され、札幌防衛施設局の検討委員会が六日、既存ダムの改修と未着工のダム二基の凍結を
求める中間報告をまとめたばかり。
同施設局は稚魚が見つかったことについて「調査位置を含めて事実関係が分からないので
コメントできない」としながら、「(過去の)道の調査では(演習場外の)風蓮川水系でイトウの繁殖は
確認されていないと聞いている」と話している。
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http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040730&j=0047&k=200407304655 ( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Photo/20040730.200407304655.jpg
【秋田】[虹模様]平鹿町・ハリザッコを守ろう (04/07/30)
県天然記念物「イバラトミヨ」が生息する平鹿町浅舞の琵琶(びわ)沼に、「地域の貴重な自然財産を
大切に守ろう」と呼び掛ける周知看板が設置された。
町教委の立て看板が老朽化したため、東北特定郵便局長協会がパネルを製作し、町に寄贈。
除幕式の日、「琵琶清水の会」会員らが胴長姿で沼に入り、清掃奉仕をした。
イバラトミヨは背びれなどにトゲのあるトゲウオ科の魚で、体長5〜6センチ。
氷河期から生き残ったとされ、すみかは清水などきれいな冷水域。ウロコの配列で
トミヨと区別され、同沼には2種類が生息。地元は「ハリザッコ」と呼んでいる。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040730-00000020-mailo-l05
【山形】希少種の高山植物「オゼコウホネ」、消滅の危機−月山8合目(04/07/30)
◇踏み荒らし、湿原裸地化
月山の湿原で黄色の花を咲かせる高山植物「オゼコウホネ」が消滅の危険にさらされている。
撮影目的で湿原に立ち入り、自生する沼の周囲を踏み荒らすカメラマンらが後を絶たず、
沼の水が枯れる恐れが出てきたからだ。地元自然保護団体がマナー向上を呼び掛ける
パトロールを始める一方で、「木道の立ち入りも禁止にすべきだ」との厳しい声も上がり、
関係者が対策に頭を悩ませている。
◇自然保護団体、パトロール開始
オゼコウホネは、海抜1400メートル以上の尾瀬や月山など、全国数カ所の高地でしか見られない
スイレン科の希少種。月山では7〜8月ごろ、庄内側8合目の弥陀ケ原(みだがはら)湿原の沼3カ所で
直径約4センチのかれんな花を咲かせる。県のレッドデータブックによると、確認されているのはわずか
計50個体で、「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い」と位置付けられる。
三つの沼のうち木道の遊歩道が二つにしか通じておらず、行き止まりになっていることから、
木道から踏み出して立ち入る人が多い。なかには三脚を立てて撮影する悪質なカメラマンも多く、
大小二つの沼のうち小さい方は、泥炭質の沼の周りが掘り込まれ裸地化が急速に進行し、
土手として残る部分が決壊寸前だ。
事態を重く見た鶴岡市などの自然保護団体「出羽三山の自然を守る会」は、会員が自主的な
パトロール活動を開始した。
一方で県自然保護課などは、行き止まりの遊歩道を約100メートル増設し、う回路として利用する
木道建設計画を検討しており、訪れる人の増加が予想される。登山ガイドらは「ガイドの付き添いなしの
立ち入りの禁止や、監視カメラの設置なども考えなければ取り返しがつかない事態になる」と焦りを
募らせている。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040730-00000139-mailo-l06
【大阪】すくすくアオバズク…東大阪の梶無神社(04/07/28)
大阪、奈良府県境の生駒山のふもとにある大阪府東大阪市六万寺町の梶無(かじなし)神社で、
クスノキの古木に巣作りしているアオバズクのつがいに、三羽のヒナが生まれた。親鳥に寄り添い、
羽をばたつかせたりする愛らしいしぐさが、参拝者や住民の人気を集めている。
アオバズクはフクロウの仲間。青葉の季節に東南アジアから飛来する。
同神社には毎年のように現れ、今年も五月初めからつがいが巣作り。今月二十三日に親鳥と
ほぼ同じ体長の約二十センチに育った三羽のヒナが、巣穴から姿を見せた。
高さ十五―二十メートルの枝の上で、時折、黄色い目を大きく開けてキョロキョロしたり、
羽をばたつかせては「ホーホー」と鳴いたり。飛行やエサの取り方を親鳥から教わり、
九月上旬には南方へ帰っていくという。
川上惠三宮司は「フクロウは幸福を呼ぶ鳥。大切に見守りたい」と話している。
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http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/an40728a.htm ( ´`ω´)つ
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/img/an40728a.jpg
【山梨】オオタカの営巣、新たに2カ所で確認・新山梨環状道路北部間の計画地周辺で(04/07/30)
山梨環状道路北部区間の計画地周辺でオオタカの生息調査を行っている
国土交通省甲府河川国道事務所は二十九日、新たに二地域で営巣を確認した、と発表した。
二○○二年度に確認した二営巣地と合わせ、四地域となった。
同事務所は新たに確認した二地域について、さらに二営巣期の行動圏調査を実施する方針。
○二、○三両年度の行動圏調査から新たな営巣の可能性がある地域を推定。
六月に踏査調査を行った結果、新たに二地域で営巣中のオオタカとひなを確認した。
新たに見つかった二営巣地については、専門家らによる甲府北部オオタカ検討会の意見を踏まえ
、同事務所が二営巣期(通常二年間)の行動調査を実施する。
一方、○二年に確認した二営巣地は二営巣期の行動圏調査を終了し行動圏域内の利用区域を特定。
五、六月のモニタリング調査で昨年度と同じ営巣木で繁殖行動がみられ、一カ所で抱卵姿勢、
一カ所でひなを確認したという。今後、繁殖状況を確認するため、モニタリング調査を継続する。
( ´`ω´)つ
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2004&m=07&d=30&s=5
/,. ,/´ {.v/ //,; }; }l }l ;、 // i.l {.r'./ ノ ン´ }.ー} `'"/ _,,.-'ァ'_イ、.__ _,.、、,,,__ rァ'''"~ ,ヵ {;.'二ニ-''  ̄  ̄~"''' - 、 ≧,,_ ~ ヽ. \ `''-、、,_; ; ヽ "'''ー、、. ;.. _ ;; }. } ~~''''t-、,,;;;. / ;;. l { |ヾ. |ー、,,._,.、へ. l l } | | \ ヽ. { }. l 〈.ヘ} \ l l | l | | }.ト; ヽ .....__ l ,|. | | _, .} | ヽ l " /- ~"''-"~ "~'´ ‘-, l |__
【北海道】在来種を駆逐、フランスギク繁殖−大滝 道内の高山で初(2004/07/31)
胆振管内大滝村の徳舜瞥(とくしゅんべつ)山(一、三○九メートル)の山頂付近に
、帰化植物のフランスギクの群落があるのを、札幌市在住の植物写真家が確認した。
専門家は「道内の高山では例がなく、生態系を壊す恐れがある」と指摘している。
フランスギクの群落は今月中旬に梅沢さんが同山に登った際、元来自生しているチシマフウロや
チシマギキョウなどの高山植物に混じり山頂付近の数カ所にあった。
登山ガイドブックの改訂のため、二年に一度のペースで同山に登っているが、確認したのは今回が初めて。
ただ、「徳舜瞥山でフランスギクを見た」という登山者の情報は二、三年前からあったという。
フランスギクはヨーロッパ原産のキク科の多年草。日本には江戸時代末期に渡来し、
観賞用に栽培されていたが、帰化植物となった。繁殖力は強く、道内平野部では荒地や道路わき
などで普通に群落が見られるようになっている。徳舜瞥山では、チシマフウロなどの高山植物を
駆逐して繁茂したとみられる。
北大総合博物館の高橋英樹教授(植物体系学)は「徳舜瞥山のフランスギクは、
登山者の靴に種子が付着して持ち込まれたのではないか。本来は存在しない移入種は
生態系を壊す可能性があり、好ましくない。これ以上広げないためには抜き取るしかないだろう」
と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040731&j=0047&k=200407315467 ( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Photo/20040731.200407315467.jpg
175 :
( メ`ω´)φ ★ :04/08/02 13:16 ID:???
【兵庫】竹製いかだで群生地守れ 相生湾「シバナ」保全へ (04/07/31)
海浜植物「シバナ」は兵庫県レッドデータブックでAランクの絶滅危惧(きぐ)種に指定され、
県内では、相生市の相生湾沿岸部にのみ群生しているが、この十年で九割近くが消失。
危機感を募らせた地元有志が保護に向け動きだした。原因の一つはプレジャーボートが起こす波が
浜辺を浸食していることといい、手作りの竹製いかだで波を食いとめるユニークな活動を展開している。
シバナはシバナ科の多年草で、塩分を含んだ湿地に生える。高さ約三十センチで、毎年九―十月、
白っぽい花をつける。かつては各地に自生。若菜を食用とし「塩場菜」とも表現されたが、
臨海部の開発で減り続けている。
相生市の市立図書館近く、鉄砲山海岸の干潟の群落が、瀬戸内で最大規模とされ、
同市は一九八三年、市天然記念物に指定した。しかし状況は他地域と同様で、群落の面積は
九二年に二百四十平方メートルだったのが、既に85%以上消滅した。
同海岸に自生していたウラギク、フクドなどの海浜植物は既に絶滅。
原因の一つとされるのが、波による海岸線の浸食だ。
瀬戸内海から約五キロ入り込んだ相生湾は、普段は穏やかだが、増加したプレジャーボートが
起こす波で陸地が次第に後退。この十年で海岸線は約二メートルも削られたという。
対策として相生市教委がブロックなどを設置したが、大きな効果はなく、地元有志が
昨年末から対策を話し合ってきた。
持ち上がったのが、群落と並行して約五十メートルにわたって竹製いかだを浮かべ、
波を防ぐという対策。県も協力し、材料となる約六百四十本の竹を隣接の赤穂市で伐採。
いかだは八月、ボランティアらが手作りする。
( ´`ω´)つ
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0731ke40760.html ( ´`ω´)つ
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/G280024711010704_vw.jpg 波に自生地が洗われ減少するシバナの群落(相生湾)
>>136 絶滅危ぐ動物の遺伝子を冷凍保存へ 「ノアの箱舟」計画
ロンドン――絶滅の恐れがある動物のDNAや組織を冷凍の状態で保存し、
将来に残そうとする計画が、英自然史博物館などによってこのほど始動した。
旧約聖書の「ノアの箱舟」になぞらえ、「フローズンアーク(凍った箱舟)」と呼ばれている。
自然史博物館のフィル・レインボー氏は「大きな天変地異を除いて、
現在のようなペースで動物が死に絶えていった例は過去にない」と強調。
失われていく動物たちの情報を、何らかの形で残しておく必要があると訴えた。
計画は、同博物館がロンドン動物学会、ノッティンガム大学などと協力して進める。
ノアの箱舟には大洪水に備え、生きた動物たちがそのまま乗り込んだとされるが、
新たな「箱舟」では絶滅寸前の動物から順に標本を採取し、零下80度で保存する。
一番乗りは、ユニコーン(一角獣)伝説のモデルになったとされるアラビアオリックスや、
中南米で「マウンテンチキン」と呼ばれ、食用とされるナンベイウシガエルなどになるという。
植物については、ロンドンの王立植物園がすでに同様の計画を進めている。
絶滅した動物の遺伝情報が保存されていれば、将来クローン技術を使って、
同じ動物を再生させることも可能になる。
計画運営メンバーでオックスフォード大教授のアラン・クーパー氏は
「(保存された情報は)最終的にクローンづくりに活用されることになるだろう」
との見通しを示している。
ただ、クローン技術をめぐってはさまざまな議論が巻き起こっているため、
将来実現にこぎつけるかどうかは不明。
当面は「保存努力が失敗した場合のバックアップ」(ノッティンガム大教授の
ブライアン・クラーク氏」という位置付けになりそうだ。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200408010001.html
【兵庫】コウノトリ野生復帰目指せ、兵庫県がファン募集(04/08/03)
国内の野生としては絶滅したコウノトリの野生復帰を目指そうと、来年秋に試験放鳥を
予定している兵庫県は2日、放鳥後に目撃情報の収集などをする「コウノトリファンクラブ」
の会員を募集すると発表した。
県立コウノトリの郷公園(豊岡市)での飼育体験や河川での生き物調査などもする。
年会費1000円。問い合わせは、同県但馬県民局コウノトリ翔(かけ)る地域づくり担当。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040802ic38.htm
【京都】住宅地にホトケドジョウ 京大生発見(04/07/16)
魚の生息調査をしていた京都大の学生が、滋賀県志賀町内の川で県の絶滅危機増大種に
指定されているホトケドジョウ=写真=を見つけた。わき水が流れる里山の小川に生息すると
されているが、両岸がコンクリートで覆われた住宅地で確認されており、専門家も驚いている。
同大農学部の学生は、今年四月から同町内の三河川で生息調査を開始。
六月下旬から七月にかけ河口に近い入り江状の数か所で、五センチ前後のホトケドジョウを見つけた。
川の底には砂利がたまっているものの、両岸はコンクリートで固められており、
決して自然が残っているとは言えない環境。上流では数年前からほ場整備に伴い
河川改修が進んでおり、更に環境が悪化する恐れも出ている。
学生は「一見、自然が乏しい環境にも貴重な魚がいることがわかった。
魚と生息する環境の関係をさらに調べたい」と話している。
ホトケドジョウ=頭が平たいのが特徴。環境省は、近い将来絶滅する危険性が高い
絶滅危惧(きぐ)1B類に指定している。
( ´`ω´)つ
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/an40716a.htm ( ´`ω´)つ
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/img/an40716a.jpg
【大分】希少動植物を守れ 保護条例制定へ 知事方針(04/08/03)
広瀬勝貞知事は二日の定例会見で、来年四月に希少野生動植物の保護を目指す
「大分県希少野生動植物の保護に関する条例」(仮称)を制定する方針を明らかにした。
同様の条例は、九州では佐賀、熊本、鹿児島の三県が制定している。
計画によると、オオイタサンショウウオなど種の存続が危ぐされる動植物を知事が
「希少野生動植物」に指定。捕獲や採取を原則禁止するほか、生息環境を保全するため
建造物の建設などを禁止する「生息地保護区」も設定する。違反した場合は罰則も検討している。
八月中にインターネットなどを通じて県民から意見募集を行い、秋にかけて有識者で構成する
審議会で議論を重ね、来年の三月定例議会に条例案を提案する方針。広瀬知事は「これまでは
県民の自発的な環境意識に委ねていたが、豊かな自然を大分の売り物にする以上、
必要最小限の規制も必要となる」としている。(西日本新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040803-00000008-nnp-l44
【沖縄】ヤンバルクイナの保護訴えパネル展/スーパーなど募金活動(04/08/02)
絶滅の危機が叫ばれているヤンバルクイナの保護を訴える巡回パネル展が
七月三十一日と八月一日、Jスーパー那覇店で開かれた。今年に入り、六羽が輪禍の犠牲に
なった事態や捨て猫による被害の多さを紹介、保護活動の大切さを訴えている。
保護活動の推進を図ろうと、スーパーと県獣医師会(高良忠清会長)が協力した。
両者は一日から、ヤンバルクイナ救護募金活動を始めた。県内のスーパーの
全二十九店舗内のサービスカウンターに募金箱を設置し、協力を呼び掛けている。
募金は県獣医師会に寄付され、ヤンバルクイナの調査研究費などに充てられる。
(沖縄タイムス)
( ´`ω´)つ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200408021700.html#no_9
【北海道】サロベツのタンチョウ孵化 (04/08/03)
環境省は3日、利尻礼文サロベツ国立公園のサロベツ湿原で、タンチョウのひな1羽が
孵化(ふか)し、順調に成育していることを確認したと発表した。
同省によると、専修大北海道短大の正富宏之名誉教授らが7月30日、ヘリコプターで
上空から調査し、タンチョウのペアが幼鳥1羽を間に、ヨシ原の水面を泳いでいるのを見つけた。
幼鳥の体長は約70センチ、孵化から2か月ほどとみられる。
タンチョウの産卵が確認されたのは6月。道東以外では約100年ぶりで、
同省は「繁殖初年と考えられるペアであるにもかかわらず、無事に孵化し、
子育てしていることが確認できたのは、特筆すべきことだ」としている。
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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news003.htm |!
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【沖縄】年度内に保護事業計画/ヤンバルクイナ 国頭村議会要請に環境省(04/08/04)
国頭村議会の金城利光議長ら七人は四日、那覇市の環境省沖縄奄美地区自然保護事務所の
池田善一所長を訪ね、絶滅の危機にあるヤンバルクイナの保護策強化を要請した。
担当者は「本年度中に保護増殖事業計画をまとめ、より積極的に保護に取り組みたい」と答えた。
計画が作成されれば「種の保存法」に基づいて保護が図られる。
池田所長は「自然環境をよりよい形で残すことと、人工繁殖研究の両方を同時に進めていく
必要がある」と強調した。
金城議長は、脅威となっているマングースの北上防止策や人工繁殖への早期着手、
マングースや野生化したネコの捕獲強化などを要請。六月定例会で全会一致で可決した
「ヤンバルクイナを絶滅の危機から救うための保護対策の確立を求める意見書」を手渡した。
( ´`ω´)つ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200408041700.html#no_5
【奈良】学園朝日町のため池「蒼池」をビオトープに 住民の会が市に要望(04/08/04)
奈良市学園朝日町のため池・蒼(あお)池を「自然に親しめるビオトープにしよう」と、
「蒼池を美しくする会」(30人)がこのほど、自治会代表などとの協議の場を設けるよう市に要望した。
蒼池は近鉄学園前駅から北東へ約500メートルの住宅地にある。農業用ため池だったが
現在は市の所有で、周囲にフェンスを張り水が抜かれた状態。わき水と生活排水の流入で、
約7000平方メートルある池の中央部分は沼地になっている。野鳥や昆虫、タヌキが生息し、
5月にはキショウブが咲く。
同会は昨年10月発足し、動植物の観察会などを開いている。代表は「かつて周辺には
ため池が六つあったが、いまは蒼池だけ。きれいなわき水を30〜50センチためれば、
安らぎを感じる自然空間になる。治水上も埋め立てないほうが安全」と話している。(毎日新聞)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040804-00000265-mailo-l29 _,,,........、
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【北海道】北見道路」予定地近くで営巣 オジロワシひな巣立ちへ (04/08/05)
国の天然記念物で環境省の絶滅危ぐ種に指定されているオジロワシのひなが北見市郊外の
山林で順調に成長し、巣立ちの時期を迎えた。オジロワシの営巣地周辺は道横断自動車道の
一部となる「北見道路」の建設予定地で、今秋にも着工される見込み。市民団体からは
「オジロワシなどの貴重な生態系に影響を与える」として、道路のルート変更を求める声も出てきた。
営巣木では親鳥が四月から抱卵、五月中旬ごろに一羽のひなが誕生した。小さな体に似合わず
食欲は旺盛で、親鳥から口移しで魚などをもらい、すくすくと育った。現在、幼鳥の体毛はまだ黒っぽいが
体長は親鳥とほぼ同じで二メートル近くもある。八月初めには巣を離れ、上空を羽ばたく姿も確認された。
猛禽(もうきん)類の生態に詳しい網走管内斜里町立知床博物館の中川元(はじめ)館長は
「北見のような都市に近接した里山で、オジロワシが営巣した例は珍しい。魚類など豊富な餌と
巣に適した大木が残る豊かな森林があるからだろう」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040805&j=0047&k=200408047846
【兵庫】絶滅の恐れ「アカマダラコガネ」、県内で30年ぶり発見・山東町で展示・但馬(04/08/05)
◇山東町・ヒメハナ公園で展示
絶滅の恐れがあり、県版レッドデータブックEXランク(県内では見られない種)に指定されている
昆虫「アカマダラコガネ」3匹が山東町で見つかったことが4日、分かった。
県内では約30年ぶりの発見で、22日まで同町・ヒメハナ公園で開かれている動植物や昆虫などを
並べた「ひとはくキャラバンin山東町〜自然の魅力再発見!」で展示されている。
アカマダラコガネは、コガネムシ科で、体長約2センチ。成虫はクヌギやコナラなどの樹液、
幼虫は朽ち木や腐葉土を食べる。成虫で越冬し、春に産卵して晩夏から秋に成長する。
里山の雑木林に生息する代表的な昆虫で、かつては日本全土に分布していたが、
宅地開発などで激減しているという。
昆虫を採集、研究している同町中央公民館職員が今年6月、町内の雑木林のクヌギの木の樹皮に
へばりついているのを別々に見つけ、計3匹を捕獲した。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040805-00000311-mailo-l28
190 :
( メ`ω´)φ ★ :04/08/06 14:52 ID:???
【環境省自然環境局 生物多様性センター】
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http://www.biodic.go.jp/ 【インターネット自然研究所】
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http://www.sizenken.biodic.go.jp/ .______
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【兵庫】野生コウノトリ 飛来2年、豊岡に定着 (04/08/06)
二〇〇五年度からの放鳥を目指す特別天然記念物、コウノトリ。野生の一羽(雄)が
豊岡に飛来して五日で丸二年を迎え、すっかり定着した。同日、県立コウノトリの郷公園
(豊岡市祥雲寺)は、二年間の行動調査結果を発表。ねぐらにしている巣を中心に、餌(えさ)場に
通う行動圏を持っていることが分かった。同公園は「豊岡を離れることはもう絶対ないだろう。
環境整備を進めるうえで役に立つ」と話す。
野生の雄は昨年二月、ねぐらを同市野上の同公園付属保護増殖センターの巣に定めた。
同九月ごろから巣を拠点に、一日平均一・七平方キロの範囲にある餌場に出かける行動が
鮮明になってきた。餌場は季節によって変わる。主に行動する範囲は年間を通じて約十平方キロ。
同公園は、これを「コア・サテライトモデル」とし、ねぐらと数カ所の餌場をワンセットとして考え、
環境整備の参考になったとする。
昨年と同様に、今年四―六月には、同市などが整備した水田ビオトープに飛来。七月には、
行動範囲を拡大し、国土交通省が掘削を始めた円山川の中州「ひのそ島」に降りるなど餌場づくりの
成果を裏付ける。営巣や休息は、人工物も利用している。
主任研究員は「定着するか疑問もあったが、二年間すみ続けた。
野生復帰の取り組みが成果をあげているあかしだ」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0806ke41610.html ( ´`ω´)つ
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/G050044810040804_vw.jpg
【沖縄】新石垣「コウモリ保護を」/国内研究者意見書送付(04/08/06)
コウモリ研究に携わる国内の研究者らが五日、新石垣空港の建設予定地内で生息が確認
されている絶滅危ぐ種のコウモリの十分な保全措置を求める意見書を、稲嶺恵一知事に送付した。
意見書は「建設予定地にある五つの洞窟には、石垣島で現在までに確認されている三種の
コウモリの全個体数の三分の一が生息している」と指摘。その上で「いかにここの自然洞窟群が
コウモリ類にとって重要であるかを明示しており、これらの自然洞窟を消失させることの影響は
計り知れない」と訴えている。
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http://www.okinawatimes.co.jp/day/200408061300.html#no_5
【鹿児島】希少植物の指定取り消しを 奄美で林業の岩崎産業(04/08/06)
奄美大島に所有する山林内の植物が希少植物に指定されたため、林業が継続できなくなるとして、
鹿児島市の「岩崎産業」(岩崎芳太郎社長)が鹿児島県の須賀龍郎知事(提訴時、7月に退任)を
相手に指定取り消しを求める訴訟を6日までに鹿児島地裁に起こした。
訴状や鹿児島県によると、県は4月までに「希少野生動植物の保護に関する条例」に基づき保護
の対象とする41の動植物を指定。奄美大島の山林面積の1割強に当たる約6500ヘクタールを所有
する岩崎産業の社有林には12種類の指定植物が存在し「植物を保護しながら林業を営むことは
コスト面などから不可能に近い」と主張している。
( ´`ω´)つ
http://kumanichi.com/news/kyodo/life/200408/20040806000418.htm
【鹿児島】カノコユリが甑島で見ごろ (04/08/06)
東シナ海の甑島で、自生のカノコユリが咲いている。桃色地に赤い斑点が交じった
花びらが特徴で、淡い香りが漂う。かつては球根が輸出されていたが、改良品種が
市場に出回って園芸作物としてはほとんど栽培されていない。自生地も野焼きなどの
手入れが行き届かず、次第に減っている。
道路沿いなどに点々と咲くカノコユリは、島の夏のシンボル。
かつては畑周辺にも咲いていたが、畑が荒れて原野になった所が多い。
鹿島村は野生種のユリを守ろうと、島北側にある鳥ノ巣の村有地約4ヘクタール
を毎冬、野焼きしている。
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3964
ホトトギス _ ヾ.ー`ヽ、 . ヾ.ニ -`ヽ、 ヾ.ニ ‐ ._`ヽ、 _ ヾ.二 - _ `''''ー―----―:''",, ・゙i-_、 ,,二ニ=-―''''" ̄ ̄ `ヽ."" /´ . `''ー-、 ..,,,,,____,,,,,ノ, ' , / ―.>.、.' , ' , ' , ' , ' , '/  ̄ `''ー> ' , '__',,,'.ィ'" `'ー'''" \\
朱鷺 ,r'"'"´"ミ i'.::::;;;、 ミ {;;:σ;} .ミ l ;/ ヽ ;ミ |,i i ハヾ .,,,r'''''"^''''ー、,、 || .i ノハ,/` `ミ、 | ,i´ ,r'" ミミ:、 l .{ .r‐'''` ヽ)ヽ) ミミ ゙'、゙ {、 ヽ)ヽ)ヽ)ヽ)ヽ)ミ ヽ、:゙' ヽ、 ,,,,,,, ヽ)ヽ)ヽ)ヽ)ヽ)ヽ) `゙''-、, ,~゙゚' ,ヽ)ヽ)ヽ)ヽ)ヽ)ヽ) ゙"''''>;;''イ`"''"゙''ヽ)ヽ)ヽ)ヽ) //// `ヽ)、) ゙゙゙゙''''''''''‐-- 、 ,,,,,//// ":;;;: : ;: ;'' ;: ;:「<<「<<゙゙゙゙''''''''''‐-- 、 ,,,,,__ ゙゙゙゙''''''''''‐-- 、 ,,,,,__'' ;~'',;''゚ ;~'',;'',;' v'゚ ; ゙゙゙゙''''''''''‐-- 、 ,,,,,__,:.:.、;:...:,:
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( メ`ω´)φ ★ :04/08/09 13:03 ID:???
【鳥取】砂丘の草原化を防ごう 除草ボランティア募集・景観保全協(04/08/07)
県民の力で鳥取砂丘の草原化を防ごう――。砂丘景観保全協議会(事務局・県鳥取砂丘室)は
16日から31日まで毎朝行う砂丘地内の除草ボランティアを募集している。雑草の繁茂状況が
思いのほかひどい、との危機感を抱いた同協議会が今回初めて、一般県民のボランティアによる
一斉除草をすることにした。
県鳥取砂丘室によると、砂丘地内に雑草が目立ちだしたのは1970年ごろから。近年は、
道端によくあるメヒシバや北米原産の外来種で河原や海岸に多いオオフタバムグラなどが顕著
になっているという。群落を作るまでに繁茂している雑草もある。一方、元々砂地に生育してきた
コウボウムギやハマニガナ、ケカモノハシなど砂丘植物と呼ばれる植物は保護していく必要があり、
人手をかけた選別除草が不可欠と判断した。
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040807-00000301-mailo-l31 なにか違和感を感じる。外来種が席巻するのは問題だが、
草原化は自然の流れなのだから・・・。
【愛知】県天然記念物のナガバノイシモチソウ見ごろ 豊明市(04/08/10)
県天然記念物に指定されている豊明市沓掛町の食虫植物・ナガバノイシモチソウ自生保護地が
七、八の両日、一般公開された。直径一センチ強のピンクのかわいらしい花が見ごろを迎え、
多くの人が見学に訪れた。
ナガバノイシモチソウは、湿地で自生するモウセンゴケ科の一年生植物で、高さ約十五センチ。
花はピンクと白の二種類があるが、ピンクは全国でもここのほかに豊橋市にしか自生しておらず
希少だという。
強い日照を好むため、今年は花の付きが良好といい、訪れた人はチョウを捕らえた様子をじっと
観察したり、カメラを近づけたりしていた。
十四、十五両日も午前九時から十一時半まで一般公開する。(中日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040810-00000010-cnc-l23
【千葉】サギの繁殖地 重機で破壊される (04/08/10)
成東町木戸にあるサギのコロニー(集団繁殖地)が7月下旬、重機で荒らされて多くの鳥が死に、
生息地を奪われていたことが分かった。日本野鳥の会県支部は9日、県自然保護課に
厳正な対処を求めた。
コロニーは民間人が所有する土地で、細い竹が群生している。県自然保護課によると、
コロニーには親子合わせて約千羽のサギ類が生息していたが、7月21〜22日にかけ、
周辺の住人が土地の所有者に無断で重機で侵入して次々と竹を倒し、コロニーを破壊したという。
目撃した住人の通報で東上総県民センター山武事務所の職員らが駆け付け、
こうした行為をやめさせたが、約200羽が死んだという。難を逃れたサギたちも竹が倒された
ことで日陰を失い、猛暑の炎天下にさらされている。
同コロニーにサギ類が飛来し、営巣を始めたのは今年が初めてで、周辺住民からは
「臭い」「フンが落ちてくる」などと苦情が出ていた。日本野鳥の会県支部によると、
生息しているサギは5種類程度で、中には近年個体数が激減している種もいるという。
野生の鳥類や卵を捕獲したり、傷つけたりする行為は鳥獣保護法で禁止されている。
同事務所は現在、コロニーの破壊行為が行われた経緯などを調査しており、県自然保護課は
「調査結果を待って、対応したい」としている。
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/chiba/news01.asp?kiji=4385 ( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/chiba/images/pic1_4385_310.jpg
【沖縄】希少動物を守れ/研究者ら提言(04/08/10)
やんばるの希少動物の保護について話し合う講演会(主催・村など)が六日、
村観光物産センターで開かれた。村民ら約百人を前に、マングース研究の第一人者、
琉球大学の小倉剛助手と国頭三村で希少動物の保護事業を支援している県獣医師会の
長嶺隆獣医師が、マングースの侵入防止やヤンバルクイナの人工増殖事業の必要性を説いた。
小倉助手は一九一〇年にマングースが沖縄に移入され、北上していった経緯を解説。
捕獲したマングースの胃からイボイモリやホントウアカヒゲを確認するなど希少動物が捕食
されている状況を説明し、「あと三年でマングースは森の中枢にまで生息範囲を広げる。
そうなれば、ヤンバルクイナをはじめ希少生物は危機に陥る。侵入防止ネットの設置など早急
に対策を立てないといけない」と訴えた。
長嶺獣医師は、移入動物に加え、輪禍の多発など、ヤンバルクイナをめぐる環境の悪化を指摘。
野生では絶滅したグアムクイナが保護増殖で数を増やしている事例を紹介し、
「保護増殖センターの設置や行政、村民が保護に向けて取り組むシステムづくりが急務だ」と話した。
(沖縄タイムス)
( ´`ω´)つ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200408101300.html#no_11
【熊本】ヒゴタイ 秋届ける 熊本・産山村(04/08/11)
熊本県阿蘇地方に自生する初秋の花ヒゴタイが、同県産山村のヒゴタイ公園
(標高九〇〇メートル)で七分咲きになり、球のような花を高原の風に揺らしている。
満開はお盆ごろで、九月中旬まで見ごろが続く。
ヒゴタイはキク科の多年草。高さ一メートル余りの茎に、直径五センチ前後の球状でるり
色の花を咲かせる。同公園には約一万株が植えられており、一株に約十個の花を付ける。
同県特定希少野生植物の指定を受けて保護され、同村の村花でもある。
(西日本新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040811-00000022-nnp-kyu
【宮城】絶滅危ぐ種ヒメクロウミツバメ 宮城・女川の足島に生息(04/08/11)
環境省のレッドデータブックで絶滅危ぐ種に指定されているヒメクロウミツバメが、
ウミネコやウトウの繁殖地として知られる宮城県女川町の足島に生息していることが
10日までに確認された。宮城県内で繁殖地とみられる場所が確認されたのは初めて。
国内では青森県東通村の尻屋崎、釜石市の三貫島などが繁殖地として知られるが、
年々、数は減少してきており、新たな生息地が発見されるのは極めて珍しいという。
山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)の佐藤文男研究員と日本野鳥の会宮城県支部長
の竹丸勝朗さん(65)らが、7月23日から25日まで行った現地調査で発見された。
ヒメクロウミツバメは体長約20センチの海鳥。インド洋付近に生息し、繁殖期になると
日本や韓国の沿岸に飛来する。確認されたのは1羽だけだが、腹部の羽毛が抜け落ちる
「抱卵斑(はん)」という繁殖期の特徴が見られ、足島を営巣地にしている可能性が大きい。
ただ、足島には近年、海鳥たちを襲う天敵のネズミ類が増殖している。竹丸さんは
「ネズミから守る保護策を取らなければ、姿を消してしまう可能性が大きい」と訴えている。
[ヒメクロウミツバメ]ミズナギドリ目ウミツバメ科の小型(体重30―45グラム)の海鳥で、
日本からロシア、韓国、中国の沿岸で繁殖する。5―7月にかけて、岩の割れ目や土穴に卵を産む。
ふだんは海上にいる。食性についてはよく分からず、小魚などを食べていると考えられている。
(河北新報)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040811-00000006-khk-toh
【京都】トンボ少年、危惧種58種を確認 深泥池 成果、特集号で紹介(04/08/11)
国の天然記念物に指定されている京都市北区の深泥池で、生息するトンボの種類調査に
近くの加茂川中3年(15)が取り組んでいる。これまでに環境省のレッドデータブックで
絶滅危惧(きぐ)II類のコバネアオイトトンボやベニイトトンボなど、58種類を確認した。
研究成果は、深泥池自然観察会が出す特集号で紹介される予定で、「多くの人に自然豊かな
深泥池を知ってほしい」と話している。
小学4年のとき、たまたま深泥池の自然観察会に参加し、以前から興味のあったトンボに
魅せられるようになった。深泥池にどれくらいのトンボが生息しているのかと、小学6年になってから
本格的に調べ始めた。
時間があれば深泥池を訪れ、トンボがいそうな場所を探し歩いている。飛んでいる姿を確認し、
分かりにくい種類は網で捕まえて観察した。深泥池中央の浮島に生息する、
世界最小とされるハッチョウトンボは、岸辺まで飛んで来たのを見つけた。
台風などの強い風に乗って沖縄から北上するオオギンヤンマを確認するなど珍しい種類も発見している。
昨年秋には、月ごとにどんな種類が生息するかがひと目で分かる「トンボごよみ」を作った。
秋のイメージが強いトンボだが、実際は夏に多く見ることができるという。トンボごよみは
「深泥池自然観察会」が今月に出すガイドで、特集として紹介される。
トンボの目がきれいという辻本君は「減っているトンボもいて、毎年確認できるか心配。
これからも続けて、1970年代までしか確認されていない種類を見つけてみたい」
と夢を膨らませている。(京都新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040811-00000006-kyt-l26 ( ´`ω´)つ
http://ca.c.yimg.jp/news/1092204042/img.news.yahoo.co.jp/images/20040811/kyt/20040811-00000006-kyt-l26-thum-000.jpg
208 :
( メ`ω´)φ ★ :04/08/14 19:00 ID:???
【沖縄】天然記念物のノグチゲラ受難、カラスのヒナ襲撃増加(04/08/13) 沖縄本島北部の「やんばるの森」にだけ生息するキツツキの仲間で、 国の特別天然記念物・ノグチゲラのひなが、カラスに襲われる被害が広がっていることが、 環境省やんばる野生生物保護センターの調査で、分かった。カラスが増えているためとみられ、 同センターは「対策が急務だ」と警鐘を鳴らしている。 同センター自然保護専門員がノグチゲラ繁殖期の4―6月、沖縄県国頭(くにがみ)村内の 巣の前に無人ビデオカメラを設置。4月30日、巣穴の周りを飛び回っていたカラスが 巣穴にくちばしを突っ込み、一瞬のうちにひなを捕食する姿をとらえた。他の2か所でも、 巣近くを飛び回るカラスが確認された。 1998年に環境省が行った調査では、同村など本島北部の3村16か所のうち、鳥の中でカラスが 最も多く確認されたのは2か所だったが、今年は9か所に増えカラスの個体数の増加が裏付けられた。 「カラスを駆除するよりもまず、カラスが増えた理由を調べ、根本的な対策を取る必要がある。 森や山村で安易にごみを捨てない心がけが大切」と話している。 ◆ノグチゲラ=キツツキ科で、全長約30センチ。体は全体にくり毛色。 環境省の絶滅危惧(きぐ)IA類に指定され、生息数は最大でも500羽前後と推定されている。 沖縄県の県鳥。(読売新聞)
210 :
名無しのひみつ :04/08/14 23:48 ID:/KHb1Dtw
【18:239】■■■ 滅 び ゆ く 日 本 人 種 ■■■ 1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 04/06/14 22:57 ID:z5nxbCTQ 現在の日本の国際結婚率が約5%だから、 新生児の約5%が異種との混血児と推測できる。 平均的に約30才で子供を出産したとすると、 30年で5%ずつ日本人の血が異種の血に占められていく訳だから、 このペースで行くと、約300年後には、日本人の血の半分は 異種の血で占められてしまい、現在の日本人とは 全く違った人種になってしまう。
211 :
名無しのひみつ :04/08/15 19:25 ID:asXly6Mb
>>66 頭イイ!!ガチンコ漁も応用もできそう
>>91 コクチ放流したキチガイのせいで(ry
>>200 サギがそんなにいるのは異常だと思う
212 :
名無しのひみつ :04/08/15 19:32 ID:WQ8kL0wS
>>210 混血は良い事だと思うよ。むしろ推奨すべきでは?
【鳥取】ヘラサギ飛来−米子水鳥公園(04/08/16)
カルガモの親子やサギの群れでにぎわう「米子水鳥公園」(米子市彦名新田)は15日、
園内にヘラサギが1羽(体長約86センチ)飛来しているのを確認した。ヘラサギは、
絶滅のおそれがあるとして環境省のレッドリストに掲載される希少種。
例年は10月下旬〜11月の晩秋に飛来し、夏に確認されるのは珍しいという。
ヘラサギ(コウノトリ目トキ科)は、全身白色で足が黒く、しゃもじのようなくちばしが特徴。
中国東北部で繁殖し、南部で越冬する。
この日朝、同公園指導員が、園内にあるつばさ池の岸辺で眠ったり羽繕いしているのを発見した。
指導員によると、今年はほかの渡り鳥なども例年よりも渡りが早いといいう。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000245-mailo-l31
【中国】四川省の野生パンダが1206頭に増加
四川省人民政府は16日、「第3次全国ジャイアントパンダ調査」の結果を発表した。
長年にわたる効果的なパンダ保護政策が功を奏し、野生パンダは前回調査(1980年代末)の
900頭から30%増加し、1206頭になった。パンダ生息地も、17743.9平方キロにまで拡大した。
ここ数年、四川省政府は野生動物とパンダの保護に関する法的規則25件を相次いで制定し、
パンダ保護を進めてきた。国と省は1億6千万元余りを投じて、パンダ自然保護区を新設。
四川省のパンダ保護区は現在、全国トップの35カ所に上る。 「人民網日本語版」2004年8月17日
( ´`ω´)つ
http://www.people.ne.jp/2004/08/17/jp20040817_42457.html
外来種や事故から野生動物守れ!獣医師らが非営利病院(04/08/18)
外来動物や交通事故の脅威にさらされて絶滅の危機にある野生動物を守るため、
獣医師らが非営利の専門病院を運営する団体を設立した。
最初の病院として、長崎県対馬市にだけ生息する野生猫のツシマヤマネコを主に保護・治療する
「対馬動物医療センター」を22日に開設。獣医師と看護師が24時間体制で常駐し、事故などで
傷ついた際の救命救急活動を行う。
この団体は「どうぶつたちの病院」(理事長=杉谷篤志・福岡県獣医師会副会長)。
東京や九州、沖縄の獣医師らが参加し、NPO(特定非営利活動)法人の認可を申請している。
いま、地域に固有の野生動物を脅かしているのは、開発による生息環境の悪化に加え、従来は
存在しなかった新たな天敵だ。
例えば、マングース。ハブやネズミを駆除する目的で野外へ放たれたものが増えて、
沖縄県・沖縄本島北部のヤンバルクイナや鹿児島県・奄美大島のアマミノクロウサギと
いった固有種を捕食している。
捨てられて野生化したネコは、全国的な問題になっている。東京都の小笠原では、
アカガシラカラスバトやハハジマメグロといった希少な鳥類が襲われているという。
ツシマヤマネコは1970年代には約300頭いたと推定されているが、現在は70―90頭に減り、
対馬南部ではほぼ絶滅したとみられている。94年には「絶滅の恐れのある野生動植物の種の保護
に関する法律」に基づく保護対象種に指定された。
毎年数頭の交通事故死が確認されているほか、最大の敵はやはり野生化したイエネコ。
エサを取り合うだけでなく、FIV(ネコエイズウイルス)など死につながるイエネコ特有の病気を、
ツシマヤマネコに広げているという。
対馬市厳原町に設けられる「対馬動物医療センター」は、通常の動物病院としての診療に加え、
「ヤマネコ119番」を開設して24時間体制でツシマヤマネコの救援・保護活動を実施。
ネコが安易に捨てられないよう、獣医師らが島内を巡回し、所有者を特定できるマイクロチップの
皮膚下への埋め込みや、避妊・去勢手術を勧める予定だ。
この団体では、ヤンバルクイナに関しても、保護活動に熱心な沖縄県国頭(くにがみ)村安田(あだ)
区内に保護センターを今年度内にも設置。救命救急活動だけでなく、保護・繁殖したクイナを野生に
復帰させる道も探る。イリオモテヤマネコのためにも同様の活動を計画中。
団体副理事長を務める羽山伸一・日本獣医畜産大助教授は、「ツシマヤマネコやヤンバルクイナは、
対策が遅れると10年後には絶滅してしまうかも知れない。他にも絶滅の恐れのある動物はたくさんいる
ので、活動を全国へ広げたい」と話している。(読売新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040818-00000501-yom-soci
【比】比の離島で新種の鳥 ヤンバルクイナに近似(04/08/18)
フィリピン北部沖、ルソン海峡の離島カラヤン島で新種の鳥のクイナが発見され
「カラヤンクイナ」と名付けられた。英国の鳥類保護団体バードライフ・インターナショナルが
17日までに、ホームページに掲載した。
ホームページによると、姿形は沖縄のヤンバルクイナに最も似ているが、鳴き声と色が異なる。
フィリピンと英国の合同調査団はわずか100−200つがいが生息すると推定した。
カラヤンクイナはくちばしと足が明るい赤で、体は褐色。現地では「ピディング」と呼ばれ、
同島にだけ生息し「ほぼ、または全く飛ばない。下草の中などに隠れ単独や家族単位で行動する」という。
調査団が、同島を含むバブヤン諸島に生息する鳥類、哺乳(ほにゅう)類などを調べていた際、
5月11日にカラヤン島の標高300メートル付近の森で見つけた。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040818&j=0047&k=200408186019
【群馬】絶滅危惧種指定のオニバスやアサザ、初めて花咲かす・館林・多々良沼公園(04/08/18)
館林市で整備が進められている県立多々良沼公園(仮称)の池で、
オニバスやアサザ、ガガブタなど、最近では数が減って絶滅危惧(きぐ)種に
指定された貴重な水生植物群が、初めてかれんな花を咲かせている。
水質汚濁などで姿を消した植物を復活させようと、地元の有志らが植栽し
大事に育ててきた。今では「水生植物の楽園」と呼ばれ、散策を楽しむ市民らで
にぎわっている。
同公園の池は「彫刻の小径」と多々良沼に挟まれた約4ヘクタールの敷地に、
「一の池」から「四の池」まで大小四つある。県と同市、邑楽町の関係者らが自然を
生かした公園を造成するため、昔懐かしいタタラカンガレイやヒメシロアサザ、ヒシ
などを5月に植栽。丹精を込めて育てている。
現在はアサザやガガブタ、オニバスの花が黄色や紫、白など色とりどりに花を咲かせ、
見ごろを迎えている。食虫植物のムジナモも水面に元気に顔を出した。ヒシの実も実り、
口に運ぶ市民も多い。天候にもよるが、9月末までは順次、楽しめるという。
同沼に詳しく水生植物の保護、育成に努める同市の県環境アドバイザーは、
連日の猛暑の中、早朝からボランティアで草取りなどの環境整備に追われている。
「水生植物の宝庫だった当時の多々良沼を復活させたい」と話している。
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040818-00000007-mailo-l10
【東京】東京湾再生…水産庁が養殖アオギスの放流を検討へ(04/08/19)
東京湾の再生計画を進める水産庁は、再生のシンボルとして埋め立てなど
で絶滅したとみられるアオギスを選び、放流の可能性について、来月から検討
を始める。専門家や漁業者とともに、放流が生態系へ及ぼす影響などを検証する。
合意が得られれば、国内では九州北東部など一部でしか取れないアオギスを
養殖して増やし、来年中にも放流したいという。
アオギスは危険が迫ると砂中に潜る習性があるため、江戸時代から干潟に立てた
脚立の上からの釣りが行われ、東京湾の初夏を彩る風物詩になっていた。しかし、
1960年代以降、急速に進んだ埋め立てなどで、水の澄んだ干潟や河口が消え、
東京湾では絶滅が確実とされる。東京湾は、過剰流入する窒素やリンなどで富栄養化し
赤潮や青潮が頻発する。その多くが家庭からの下水が原因で、漁業者だけではもはや
対応できないのが実態だ。
同庁は、東京湾でアオギスが万が一生き残っている場合を想定した生存確認調査に加え、
放流する九州産アオギスが東京湾産と交雑した場合の影響なども討議する。
◆東京湾の埋め立て=江戸時代に始まり、特に昭和40年代から50年代にかけての
大規模埋め立てで、湾の面積の2割に相当する約2万5000ヘクタールが陸地化した。
また、現在の干潟面積は約1600ヘクタールと、明治後期の8分の1程度に減った。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040819i501.htm
【九州】ツシマヤマネコ増殖目指し 野生復帰へ基本構想 環境省(04/08/20)
環境省は十九日、福岡市動物園で続けているツシマヤマネコ繁殖事業が軌道に
乗ったのを受け、人工繁殖したヤマネコを本来の生息地の長崎県対馬で野生に戻し、
自然界での増殖を目指す「再導入基本構想」を公表した。
構想では、繁殖させたツシマヤマネコの野外復帰訓練や調査研究のための施設を
対馬などに設ける。実際の生息地のほとんどが民有地であることから、生息環境保全
などで地元の協力と理解が不可欠と指摘。再導入(野外復帰)に当たっては、
現存する野生個体群や自然環境へのリスクを最小限に抑えるよう注意を求めている。
また、段階的に再導入を進めるためには百頭前後の十分な個体数を確保する必要
があるとして、他の動物園に繁殖飼育の協力を求めることや、複数園での血統管理、
ペアリング計画などを総合的に検討する「繁殖委員会」(仮称)の設置などを提案している。
ツシマヤマネコは対馬に推定七十頭―九十頭しか生息しておらず、最も絶滅の恐れの
高い危ぐ類に分類されている。同省は一九九五年に保護増殖計画を策定。
福岡市動物園での繁殖事業が成功し、現在十五頭が同園で飼育されている。
(西日本新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040820-00000016-nnp-kyu
【京都】絶滅危ぐ7種、滋賀のため池に生息 ・ホトケドジョウなど 県の調査で判明(04/08/20)
環境省のレッドデータブックで絶滅危ぐ種に指定されているホトケドジョウなど
7種類の動物が滋賀県内のため池や周辺に生息することが、19日までの県の
調査で分かった。ため池が貯水機能だけでなく、生き物にとって生活しやすい
環境である一端が裏付けられた形だ。
県農村整備課は3月16日から24日まで、生態系を保全する場として、
ため池の価値を見直す目的で、大津市や日野町など30市町にある50カ所の
ため池を調査した。その結果、294種類の動物を確認した。
うち絶滅の危険度が2番目に高い「絶滅危ぐIB類」に環境省が指定する
ホトケドジョウは甲賀町などの4カ所で計15匹見つかった。このほか絶滅の危険度が
3番目のオオタカやメダカ、4番目のミサゴ、5番目のニホンリス、ツキノワグマ、
カスミサンショウウオも生息していた。
県農村整備課は「ため池が単に水を貯めるだけにとどまらず、多様な生物をは
ぐぐむ場であることがわかった」とする。9日からは、同じため池で植物を対象
に調査を続けている。
京都大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科の岩田明久助教授(魚類学)は
「ホトケドジョウは小川や湿田にすむ魚なので、ため池の中で見つかったのは興味深い。
水質の維持だけでなく、外来魚の侵入を防ぐ方策が必要だ」と話す。
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004081900260&genre=H1&area=S00
【神奈川】絶滅危惧種「ミズニラ」、復活 「泉の森」湿生植物園で発芽(04/08/20)
大和市みどりのまちづくり振興財団は、同市上草柳の「泉の森」にある湿生植物園で、
シダ植物のミズニラ(ミズニラ科ミズニラ属)を復活させた。
ミズニラは湿地や休耕田などで見られる植物だが、生育地の減少により環境省の
「レッドデータブック」で絶滅危惧(きぐ)種に指定されている。
同市内でミズニラの生育が確認されたのは、95年の「上和田野鳥の森」
(同市上和田)が最後だった。
同財団によると、植物の種子が土の中で何年も休眠し、生育に適した環境になると
発芽する例もあるという。このため今年4月、野鳥の森の土を湿生植物園に運び入れ、
湿地にまいたところ、7月上旬に発芽が確認されたという。ミズニラは現在、約50株が
10センチほどに育っている。
また同財団は昨年7月から、湿生植物園で市内に生育する湿生植物の保全管理を始めた。
絶滅危惧種のタコノアシ(ユキノシタ科タコノアシ属)を昨年の1019株から今年4月までに
1860株に増やしたほか、在来種のカントウタンポポなど減少する植物の保全に取り組んでいる。
(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040820-00000078-mailo-l14
【富山】花咲かすオニバス、楽しんで−氷見・十二町潟水郷公園(04/08/20)
スイレン科の1年草、オニバス(絶滅危ぐ種)の花が富山県氷見市の十二町
潟水郷公園で咲いている。9月上旬ごろまで楽しめるという。
葉の直径は1〜2メートルに達し、表裏は無数のとげでおおわれる。赤紫色の花は、
葉を突き破るように水面に垂直に現れている。環境変化や水質汚濁などにより自生地が
減少しており、全国でも100カ所程度という。
公園のオニバス発生地(15平方メートル)は1923(大正12)年3月、
国の天然記念物に指定されている。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040820-00000241-mailo-l16
【大阪】絶滅危惧種・オグラヌマガイ増える (04/08/20)
枚方市楠葉並木2丁目の楠葉中央公園の池に生息する絶滅危惧(きぐ)種の二枚貝
「オグラヌマガイ」が、7月の調査で計11個確認された。昨年は4個しか見つからず
、全滅の恐れもあっただけに、調査を続けてきた専門家は「細々ながら繁殖もしているようだ」
と胸をなで下ろしている。
オグラヌマガイは、京都府南西部にあった「巨椋(おぐら)池」に多く生息していたことから
名付けられた。現在は淀川と琵琶湖の一部で確認されるだけという。
楠葉中央公園では98年、市が池の改修工事の際に約100個発見した。
淀川の生物調査を続けている水生生物保全研究会理事の要望で、市は池の底の半分を
泥のまま残すなど工事の設計を変更した。
だが改修の影響は大きかった。その後の調査では、99年10月には79個を確認したが、
00年5月は34個、同10月は28個と減り、02年10月は死んだ貝しか見つからなかった。
市と共同で調査するようになった同12月は3個、昨年6月は4個を確認した。
今回の調査は7月2日に実施した。紀平さんと市職員4人が池に入って調査。
その結果、生後2、3年の貝2個を含む計11個を確認した。
今後、幼貝が生息するための水深5センチ程度の浅瀬をつくったり、樹木に散布する
殺虫剤が池に入らないようにする、自動給水される水道水を徐々に入れ塩素が抜ける
ようにするなどの配慮で、さらに貝が増える可能性がある。
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/osaka/news01.asp?kiji=825 ( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/osaka/images/pic1_825.jpg
【宮城】仙台の博物館 幻のクニマス標本発見か (04/08/21)
〜田沢湖で絶滅 確認されれば 世界的財産に
戦前に秋田県の田沢湖に生息していた絶滅種のクニマスと見られる二匹の
標本が仙台市青葉区の斎藤報恩会「自然史博物館」(西沢潤一館長)で見つかった。
標本は秋田大や京都大総合博物館など国内外で約二十体しか確認されておらず、
自然史博物館は秋田県水産振興センターなど専門機関に協力を求め、鑑定を
行うことにしている。
見つかったのは、ホルマリン溶液の液浸標本。二匹は体調がそれぞれ
二十・五センチと二十一・四センチの成魚で、同館は「鼻先の形から、
希少なメスではないか」と見ている。
ラベルによると、この二匹は、クニマスに関する研究で知られる理学博士の
大島正満さんが一九三八年八月四日に田沢湖で採集。ラテン語の学名も記されていた。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news001.htm
【長崎】ヤマネコ救急センター開設 対馬で獣医師グループ(04/08/21)
絶滅の危機からヤマネコを救え−。長崎県・対馬に生息する国の天然記念物
ツシマヤマネコを守ろうと、獣医師らのグループが対馬で唯一となる動物病院
「対馬動物医療センター」を22日、開設する。「ヤマネコ119番」を設け、
24時間体制で事故や病気に見舞われたヤマネコの救護に当たる。
グループは、全国の獣医師らでつくる「どうぶつたちの病院」(本部・沖縄県)。
センターには2人のスタッフが常駐し、一般の動物の診療のほか、ヤマネコの
救命救急活動も行う。
ツシマヤマネコは、1960年代には島内に250−300匹が生息していたとされるが、
環境悪化などで激減し、97年現在の推定生息数は70−90匹。環境省の
レッドデータブックで絶滅危ぐ種に指定されているが、交通事故や感染症で
命を落とす例も多い。
( ´`ω´)つ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004082101002731
こういうのをペットとして販売すればいいのに 血統書付きと言えば買う人はいるでしょ?
【長崎】ヤマネコとの共生呼び掛け ・長崎・対馬で市民シンポ(04/08/22)
絶滅が危ぐされている長崎県・対馬のツシマヤマネコの保護や、ヤマネコと
地域社会の共生について考える市民シンポジウム「対馬もヤマネコも」が22日、
対馬市で開かれ、研究者や行政関係者が住民らにヤマネコ保護への積極的協力と、
ヤマネコを生かした魅力ある地域づくりを呼び掛けた。
シンポジウムには、対馬の島民など約300人が参加。清田俊二対馬支庁長は
「対馬がどういう島なのか、あまり知られていない。ツシマヤマネコは対馬を売り込む
絶好のアイテムだ」と地域振興への活用を提案した。
兵庫県立大の池田啓教授(保全生物学)は、コウノトリ保護に熱心な兵庫県の
但馬地区が、野生生物が住みやすい環境を整備すると同時に、コウノトリを前面に
出した地域おこしを行っている例を紹介した。(共同通信)
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004082200113&genre=H1&area=Z10
【中国】黄河デルタで、希少植物―野生大豆資源に保全措置=人民網
中国の希少植物―野生大豆を保全するため、このほど、黄河デルタ地帯では、
66ヘクタールの野生大豆保護区が設置され、厳格な保護制度・措置が制定された。
野生大豆は、黄河デルタ地帯の特有の希少植物資源であり、大豆遺伝子の変遷の研究、
大豆の品質改良、大豆の増産などにおいて、極めて重要な意味を持っている。
近年来、地元の農民たちが独特な資源と十分に認識していなかったため、この地域では、
人為的に、むやみやたらに刈り取られたり、放牧、開墾などが多発し、野生大豆は絶滅の
危機に直面していた。
この希少植物を救出・保全するため、黄河河口地域の墾利県では、農業専門家らが湿地、
草地の奥まで入って、野生大豆の生態状況について綿密な調査を行った。調査内容は
野生大豆とその共生植物の分布状況、種類、生長状況、生長の特徴と生長期間などに
わたるもので、今後野生大豆の研究利用及び環境の保全にとっては最新のデータが提供
された。
これをもとに、地元の政府は黄河デルタ自然保護区内に、66ヘクタールの野生大豆保護区を
設置し、周りにフェンス、注意を促す標識を設けると同時に、4名の農民のスタッフを置いて、
日常の管理にあたらせている。さらに、自然保護区大ぶん流造林地、孤島造林地など
造林地の警官による取り締まり分隊を設置し、黄河デルタ自然保護区の各交通要所、
道路交差点、境界地帯などでパトロール・検査を行い、人、家畜と車両が保護区に進入する
ことを禁じ、保護区の正常な秩序を維持し、フェンスの内側における火災、野生大豆の刈り取り、
放牧などの発生を防ぐことになっている。「チャイナネット」 2004年8月23日
( ´`ω´)つ
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/eco/326745
【岐阜】雷鳥、最近20年で大幅減少 なわばり数、個体数とも−高山で会議(04/08/23)
北アルプス乗鞍岳(標高3026メートル)などに生息する国の特別天然記念物の
ライチョウ(雷鳥)をテーマにした「第5回ライチョウ会議」(ライチョウ会議主催、乗鞍岳の自然を
考える会・飛騨山岳会・日本野鳥の会県支部など共催)が22日、高山市の市民ホールで2日間
の日程で始まった。乗鞍岳のライチョウは最近20年間でなわばり数、個体数とも大幅に減少し
ていることがわかった。
日本野鳥の会県支部がかかわった調査は73、83、94年。なわばり形成期と育雛期(いくすうき)
といわれる6月の3日間と7月末〜8月上旬の3日間。この結果、なわばり数の減少した地点は
乗鞍スカイライン終点の畳平一帯、五ノ池、権現池の3地点で、畳平は73年に8カ所あったのが
83年は6カ所、94年は3カ所になった。五ノ池では73年、83年が8カ所と安定していたが、
94年には2カ所になった。権現池では73年5カ所、83年4カ所、94年3カ所だった。
また乗鞍岳全域の推定なわばり数は73年54カ所、83年59カ所、94年48カ所。確認された
個体数は73年120羽、83年約130羽、94年109羽だった。同支部によると、減少傾向にある
乗鞍岳のライチョウは人の往来、騒音、排ガス、地球温暖化など、さまざまな人為的影響による
ものと指摘。逆に安定増加傾向にある四ツ岳、大黒岳、富士見岳、摩利支天(まりしてん)岳、
剣ケ峰は人の往来(通過する程度)があってもあまり影響を受けていないことがわかった。
また信州大学教育学部の研究室は過去30年間の乗鞍岳のライチョウのなわばり数の変化の
比較を発表。73年、83年はともに57カ所、03年は40カ所に減り、04年は30カ所に減っていた。
同研究室はなわばり位置が安定している地区を大黒岳、富士見岳、摩利支天岳、肩の小屋地区と
しており「いずれも道路や建造物が近くにあり、人の往来はあってもライチョウへの人為的な影響は
少ない」としている。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040823-00000119-mailo-l21 【ライチョウの生態 特別天然記念物 雷鳥 自然環境保護...】
( ´`ω´)つ
http://www3.famille.ne.jp/~ochi/raicho.html
238 :
( メ`ω´)φ ★ :04/08/24 12:11 ID:???
【沖縄】新たに貴重種5種 泡瀬干潟で「守る会」が発見(04/08/24)
泡瀬干潟生物多様性研究会、日本自然保護協会、泡瀬干潟を守る連絡会は23日、
県庁記者クラブで会見し、中城港湾泡瀬地区埋め立て事業区域内で、コバコガイなど
貝類5種の貴重種を新たに確認したと発表した。3者は「工事が施工されれば、悪影響は免れない」
と強調した。同連絡会は同日、沖縄総合事務局、県環境政策課、県港湾課に対して、
仮設道路(橋りょう)工事と来月予定されている海上工事の中断同事業の抜本的な見直しを要請した。
今回、新たに確認された5つの貴重種は、世界自然保護基金(WWF)ジャパンの
レッドデータブックで絶滅の恐れを意味する「危険」と評価されているオキナワハナムシロ、
ヤマホトトギスの2種と、カゲロウヨフバイ、コウシヒメムシロ、コバコガイ。
今年6、8月に実施した調査で確認した。
3者によると、コバコガイは、やや新鮮な片殻が複数得られたことから生息が考えられ、
これまで不明であった生息環境が解明されつつあるという。
会見で同連絡会の前川盛治事務局長は、3者が実施したこれまでの生態系調査から
同埋め立て事業の環境影響評価書(アセスメント)に記載されていない17種の貴重種が
確認されたと指摘した。同多様性研究会の山下博由代表は「評価書の基となった調査はずさんだ」
と批判し、「泡瀬干潟は世界でも貴重な生物が生息している。種の保全とともに、場所そのものを
守ることが大切」と話し、事業の抜本的な見直しを求めた。(琉球新報)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040824-00000013-ryu-oki
243 :
名無しのひみつ :04/08/24 21:09 ID:4PYu+nvE
【18:239】■■■ 滅 び ゆ く 日 本 人 種 ■■■ 1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 04/06/14 22:57 ID:z5nxbCTQ 現在の日本の国際結婚率が約5%だから、 新生児の約5%が異種との混血児と推測できる。 平均的に約30才で子供を出産したとすると、 30年で5%ずつ日本人の血が異種の血に占められていく訳だから、 このペースで行くと、約300年後には、日本人の血の半分は 異種の血で占められてしまい、現在の日本人とは 全く違った人種になってしまう。
ネタじゃないです。 行いの良い高校生。 このままじゃダメポ…
【北海道】林道予定地に絶滅危惧種 コウモリ6種確認 様似、えりも(04/08/26)
林野庁所管の独立行政法人「緑資源機構」(東京)が日高管内様似、
えりも両町で建設中の幹線林道(約十四キロ)の建設予定地周辺で、国の絶滅危惧(きぐ)種の
コウモリ六種が生息していることが、帯畜大の柳川久助教授(野生動物管理学)らの調査で
明らかになった。同機構は事前の環境調査でそのうち四種を把握していなかったが、
工事は続行する構え。
調査は七月中旬と八月中旬に、えりも町の猿留川上流など計四カ所で行い、
ヒメホオヒゲコウモリ、カグヤコウモリ、ニホンテングコウモリ、ニホンコテングコウモリ、
ニホンウサギコウモリ、チチブコウモリを計十五匹捕獲した。
いずれも環境省のレッドデータブックの絶滅危惧種。
同林道は二○○一年度に着工し、昨年度末までに七百メートル完成している。
同機構北海道地方建設部(札幌)によると、工事に伴う環境調査は一九九五−二○○○年度に
建設予定地周辺で実施。コウモリについては超音波測定機を使って探った結果、
「ホオヒゲコウモリ属」のコウモリの生息を確認したが、具体的な種の特定はしなかった。
この属には、今回見つかったヒメホオヒゲとカグヤの二種が含まれる。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040826&j=0047&k=200408261206
257 :
名無しのひみつ :04/08/29 13:32 ID:2n22mfuG
【北海道】クマタカ営巣地も 研究者「生息に影響する」 十勝・世界ラリーコースの林道周辺(04/08/31)
九月三日から五日まで十勝管内で開かれる「世界ラリー選手権」のコースに使用する林道周辺に、
国が絶滅危ぐ種に指定するクマタカの営巣地が二カ所あることが三十日、分かった。
猛きん類の研究者は「レース開催によって生息に影響が出る可能性がある」と指摘している。
営巣地は、コースから直線距離で約二・五キロの地点と、同四キロ地点。
猛きん類の研究者グループ「北海道ラプターリサーチ」(代表・斎藤慶輔道野生生物保護
公社主任研究員)が一九九六年から毎年、繁殖を確認している。
クマタカは、道内では四月中旬に産卵、ひなは八月初旬までに巣立つが、その後も
幼鳥と親は巣から半径約五キロ内で過ごす。林道などが開けた場所で餌を探すため、
同コースはクマタカの活動域と重なるとみられる。
クマタカの繁殖実績などを調べてきた広島クマタカ生態研究会(広島市)の飯田知彦代表は
「クマタカは猛きん類の中でも特に音に敏感。ラリーの騒音が生息地の貴重な環境を壊す恐れ
がある」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040831&j=0047&k=200408314240
【九州】イヌワシ650、クマタカ1800羽 環境省が全国生息調査(04/09/01)
環境省は三十一日、近い将来に絶滅の恐れのある希少種に指定されているイヌワシ、
クマタカの生息調査の結果を公表した。全国の推定個体数はイヌワシ約六百五十羽、
クマタカは約千八百羽。これまでの推定値よりは多かったものの、同省は「調査が細かく
行われた結果でもあり、個体数が増加しているとは判断できない」と、慎重な見方をしている。
調査は一九九〇年から二〇〇二年までの間、営巣や飛行などで生息が確認できた
地点を一区画(十キロメートル四方)として、全国の状況を調べた。
イヌワシの生息が確認できたのは全国六百三十五区画。九州では熊本、大分、宮崎三県の
九州山地の十七区画で生息が確認、推定された。福岡や鹿児島など他の四県では未確認。
クマタカは全国千四百二区画で生息を確認。九州でも福岡県南東部から九州山地にかけて、
また大分県南東の沿岸部や長崎県上五島地域など約百二十区画で生息が確認された。
いずれも実際の個体数は不明。
同省によると、近年、一組のペアがひなを成長させる繁殖率はイヌワシ29・8%、
クマタカではわずか8・3%。「開発に加え、間伐が行われずに森林化が進んだため、
餌になる野ウサギなどの生息が減っている」として、今後も両種の急激な減少を懸念。
今回の調査結果をもとに、保護のための指針を定めることにしている。(西日本新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040901-00000022-nnp-kyu
【栃木】野生動植物の44種が絶滅、483種が恐れ−−県が「レッドリスト」発表 (04/09/01)
◇シラネアオイなど危機高く
県は31日、絶滅の恐れがある県内の野生動植物などをまとめた初の
「県版レッドリスト」を発表した。計44種が既に絶滅し、483種が絶滅の恐れがある
ことが分かった。県はリストに基づき、来年3月末までに県版レッドデータブックを発行する。
絶滅の恐れがある全国の野生動植物については、環境省がリストアップして91年度に
レッドデータブックをまとめ、97年度から順次改訂版が出された。これらをモデルとして、
県自然環境課や県立博物館が中心となり、県版の作成を進めて来た。
県版リストで対象としたのは、種子植物、菌類、ほ乳類、鳥類など18分類。環境省のリスト
にはない、戦場ケ原などの地形や地質のほか、渡良瀬遊水地の植生など植物群落も含めた。
また、動物、植物、菌類の区分では、絶滅の危機にひんしている「絶滅危惧(きぐ)I類」など以外に、
保護する上で留意すべき生物を「要注目」と区分したのも特色という。
県はリスト作成に向け、93〜99年度に基礎調査を実施。この結果、絶滅危惧種の割合が
最も高かったのは両生類で、トウキョウサンショウウオ、アカハライモリなど調査種の2割強に
あたる4種が絶滅の恐れがあるとされた。種子植物ではシラネアオイ、アツモリソウ、ほ乳類では
クロホオヒゲコウモリ、鳥類ではサンカノゴイ、クマタカ――などが絶滅の恐れがあることが分かった。
(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040901-00000007-mailo-l09
【栃木】絶滅危ぐ、483種に〜県がレッドリスト公表(04/09/02)
県内の自然環境や野生動植物の保護を目的に「県版レッドデータブック」づくりを
進めてきた県自然環境課は、絶滅危ぐ種の数などをリストアップした「レッドリスト」を公表し、
絶滅が危ぶまれる動植物が、四百八十三種あることを明らかにした。中には、
アカハライモリやツチガエルなど、昔は小川などでよく見かけた動物もおり、
調査員を「意外だった」と驚かせた。自然環境の変化などが原因とみられる。
リストは、保護が必要な動植物を「絶滅」、絶滅の危機に瀕(ひん)するものを「Aランク」、
絶滅の危機が増しているものを「Bランク」、生息条件の変化で絶滅の可能性が高まるものを
「Cランク」など七カテゴリーに分けた。また、地形や地質についても四カテゴリーに分け、
専門家たちが分布や現状を調べた。
この結果、絶滅のおそれの高い動植物は、一万七千百四十八種のうち四百八十三種で、
約3%だった。福島や群馬など、レッドリストをつくっている周辺各県とほぼ同レベルだったという。
このうちAランクは計二百十六種。中には、国の天然記念物に指定され、かつては大田原市の
小川に生息していたミヤコタナゴも含まれる。昨年の調査では、一匹も見つかっておらず、
ブラックバスなど外来魚の影響が懸念されている。
一方、地形や地質では、粟野町の「井戸湿原」が、消滅する危険性が高まっているとされた。
ハイカーなどが湿原に踏み込むため、乾燥して湿原の面積が減っているといい、粟野町や県が
保護に乗り出している。
県は、このリストを基に、危ぐ種の分布や写真などの情報を加え、本年度末に
レッドデータブックにして発行する予定。
( ´`ω´)つ
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20040902/lcl_____tcg_____000.shtml
【北海道】ラムサール選定基準、道内は12カ所満たす 環境省、絞り込みへ(04/09/02)
国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の登録湿地を選定するため、
環境省は二日午前、専門家による検討会を開き、同条約の基準を満たす国内の
湿地五十四カ所をリストアップした。道内は十二カ所。
最終的には十−十五の候補地に絞り込むため、今後、地元自治体との協議に入る。
ラムサール条約の登録基準を満たすとされた道内の湿地は次の通り。
サロベツ原野、サロマ湖、能取湖、網走湖、涛沸湖、知床半島サケ・カラフトマス遡上(そじょう)河川、
野付半島・野付湾・尾岱沼、風蓮湖、阿寒湖、沼の原・沼の平、雨竜沼湿原、大沼
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040902&j=0047&k=200409025747
【埼玉】絶滅危惧種「シャジクモ」自生を確認・越谷市立千間台小(04/09/05)
越谷市立千間台小学校内に整備されたビオトープの池に、環境省のレッドデータブックで、
絶滅危惧(きぐ)種T類に指定されている藻類「シャジクモ」が約二百株自生していることが
このほど確認された。ビオトープを整備した際に使われた休耕田の表土に含まれた種子が
発芽したと推測されている。
シャジクモは種によって長さは違うが、十センチから五十センチぐらい。中心に主軸があって
そこから放射状に小枝(しょうし)が伸びるのが特徴。かつては全国の池、沼、水田などの水辺に
広く生息していた。埋め立てや除草剤による散布などで、生育環境が激減し全国的に絶滅の危機にある。
八月に、教員が池底に見慣れない水草が大量に自生しているのを発見。県生態系保護協会に
確認してもらったところ「シャジクモ」であることが分かった。
ビオトープは、環境学習などを目的に今年三月に完成した。広さ約百平方メートルの土地に水辺、
草原、雑木林などを復元した。以前は駐車場として利用されていたが、ビオトープを造る際に、
アスファルトをはがして、学校近くを流れる元荒川周辺の休耕田や畑地の表土を入れた。
これは、一九六○年代後半の千間台地区の自然環境の再生を目指したもので、
ビオトープの整備ではあまり例がない。今回、「シャジクモ」の自生が確認されたことで、
今後も表土に含まれている植物の種子が発芽する可能性があり、自然環境の再生に
つながると期待されている。
( ´`ω´)つ
http://www.saitama-np.co.jp/news09/05/08l.htm ( ´`ω´)つ
http://www.saitama-np.co.jp/news09/05/08l.jpg
271 :
( メ`ω´)φ ★ :04/09/06 19:40 ID:???
【名古屋・熊本】藤前干潟と球磨川河口参加 シギ・チドリ生息地ネット(04/09/06)
環境省は6日、名古屋市の藤前干潟と、熊本県八代市の球磨川河口が
「東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク」(事務局・オーストラリア)
への参加を承認されたと発表した。
ネットはシギやチドリの重要な生息地に国際的認証を与えて保全につなげる目的で
非政府組織(NGO)や自治体が環境省の支援を受けて情報交換や研修活動を行う。
これで日本の参加湿地は谷津干潟(千葉県)など計8カ所になる。
藤前干潟はシギ、チドリの渡りの中継地としては日本最大で、国際的に重要な湿地を
保全するためのラムサール条約湿地にも登録済み。球磨川河口は、八代海の最奥部にあり
約90種の野鳥が確認されている。
( ´`ω´)つ
http://kumanichi.com/news/kyodo/science/200409/20040906000280.htm
【兵庫】オオサンショウウオ触れて児童ら歓声 (04/09/09)
国の特別天然記念物オオサンショウウオの体調などを調べる「健康診断」が8日、
姫路市西延末の市立水族館であった。近くの市立手柄小学校の3年生約40人が見守る中
飼育係の職員が、15匹の生育状態を調べた。その合間に児童らはサンショウウオに触り、
「ぬるぬるしてる」などと歓声を上げた。
繁殖期にあたるこの時期に毎年、繁殖の兆候をチェックし、体の大きさを測定、
記録している。この日は飼育係の職員らが、目盛りが付いた専用の筒型容器に
1匹ずつ入れて体長を測るなどした。
80センチを超えるサンショウウオが登場すると、子どもたちから「でっけえー」と声が上がった。
飼育員から「歯が鋭く、かまれるとけがをするので、頭には触らないように」と注意を受けた。
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=9467
【大阪】オオタカのひな発見、死ぬ ・茨木 強風で巣から落ちる?(04/09/09)
大阪府は8日、茨木市の安威川ダム建設現場で、絶滅の恐れがある猛禽(もうきん)類の
オオタカのひな1羽が見つかったが、間もなく死んだと発表した。
府河川室によると、2羽の巣立ちを昨年確認したのと同じ巣で6月1日にひなを発見したが、
7月7日に死んだのを確認した。散乱した羽根の状態から、台風などの強風で巣から落ちた
可能性が高いという。猛禽類のサシバの営巣も1カ所見つかったが、繁殖は確認できなかった。
学識経験者らでつくる安威川ダムオオタカ調査委員会は8日、府に対し、2−7月の繁殖期には
オオタカやサシバの営巣地を避けて慎重に工事を進めるよう提言。府も了承した。(共同通信)
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004090900006&genre=H1&area=O10
【和歌山】県の準絶滅危ぐ種“貴重”なツマグロキチョウ古座川町の民家に発生(04/09/09)
紀北ではすでに絶滅し、県のレッドデータブックで準絶滅危ぐ種として掲載されているチョウの
仲間ツマグロキチョウ(シロチョウ科)が、古座川町三尾川の宮本規美さん(75)宅の畑で発生している。
同町の自然に詳しかった自然教室メンバーは「環境が維持されていれば、少なくなったチョウも増える。
大事にしたい」と、愛らしい黄色いチョウに目を細めている。
自宅前の畑にお茶として飲むためにマメ科の植物カワラケツメイを植えたところ、
5メートル四方ほどに増えた。そこに今年初めて8月末ごろから、
黄色い羽の縁が黒い小さなチョウが飛び出したという。
カワラケツメイはちょうど花の時期。数十匹がひらひらと舞っている。
ツマグロキチョウは、かつて川沿いの湿地や草原などで見られた。
しかし、河川改修で湿地の埋め立てや農薬散布などで、幼虫が食べるカワラケツメイが姿を消した。
成虫が越冬するための河川敷の雑草地もなくなり、紀北筋では絶滅。群生地だった富田川や日置川でも
近年激減し、県内では希少種になっている。
古座川町では、1993年に発行された『古座川町の自然3』に、調査から普通種と記されている。
しかし、10年経ち、同町でも護岸工事などの影響でカワラケツメイの自生地の激減から、
ほとんど見なくなっているという。
( ´`ω´)つ
http://www.agara.co.jp/DAILY/20040910/20040910_005.html ( ´`ω´)つ
http://www.agara.co.jp/image/daily/2004-09/20040910/20040910_005_01.jpg
【愛媛】絶滅危惧種のイシガメの子"家"へ帰す(04/09/12)
◇河川改修で 保護の親から誕生
愛媛県と県立とべ動物園は、改修を終えた東予地域の河川に、県のレッドデータブックで
絶滅危惧(ぐ)種に指定されているイシガメの子亀十九匹を放流した。親亀は、河川改修前に保護され、
県がイシガメの生息できるように配慮した工事を進める間、動物園で飼育されて、子亀が誕生していた。
一九九七年の改正河川法で、環境に配慮した河川改修が求められており、今回の工事と子亀放流は
そのモデルケースとなりそうだ。
イシガメは、日本固有の種で、甲羅の後部にジグザグの深い切れ込みがある。
本州、四国、九州に生息するが、県内の中、東予では生息数が少なくなり、絶滅した河川もあるという。
一九九九年の台風16号の影響で、河川の護岸が崩れたため、県が改修しようとしたところ、
地元住民からイシガメの貴重な生息地との連絡があった。動物園では、親亀二十一匹を保護して飼育し、
昨年に二十匹を繁殖させていた。
県では、全長約二百五十メートルにわたる河川改修で、イシガメが産卵のために移動できる緩い傾斜護岸を採用。
河床は可能な限り自然のまま残すなどの工法を取り入れ、イシガメの生息しやすい環境を整えていた。
改修工事を終えたことから、動物園は繁殖させた子亀を放流した。甲羅に印をつけて、追跡調査を行い、
イシガメが住める環境を確認してから親亀も放流する。県などは、放流する地域や河川名について、
捕獲を防止するために公表せず、イシガメを増やしたいとしている。
( ´`ω´)つ
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/an40912a.htm ( ´`ω´)つ
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/img/an40912a.jpg
284 :
( メ`ω´)φ ★ :04/09/13 03:52:46 ID:???
【奈良】レッドデータブックようやく県内で調査 (04/09/12)
〜4年後完成 「遅すぎる」の声も
絶滅の恐れがある野生動植物のリスト「レッドデータブック」県内版作成のため、
県は十一日、生物の生息調査を始めた。「レッドデータブック」は四十四都道府県がすでに作成、
残る栃木、山梨も今年度中の完成予定で、二〇〇八年三月完成予定の県は“最後発”が確定。
豊かな自然に囲まれながら、環境保護への取り組みは遅れている。
レッドデータブックは環境庁(現環境省)が一九九一年に作成し、各都道府県も続いた。
奈良は数年前から、県の環境政策、風致保全、森林保全の三課で、どこが担当するか
まとまらない状態が続いていた。
未作成の自治体が少ないことが分かり、昨年四月に森林保全課の担当に決定。
だが、出遅れが響き、ほ乳類と鳥類、両生・は虫類、魚類分の完成は二〇〇五年度末、
植物と昆虫はさらにその二年後になる。
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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news001.htm ( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/img/news001_2.jpg
【福島】絶滅危ぐ種「ヒヌマイトトンボ」多数生息 相馬松川浦(04/09/14)
環境省や福島県のリストで絶滅危ぐ種に指定されている「ヒヌマイトトンボ」が、福島県相馬市の
松川浦に多数生息していることが県の松川浦自然環境総合調査で分かった。
全国で数例しか確認されていない希少昆虫2種も確認された。県は地元と協議しながら、
保全策などを検討する方針。
県農業試験場梁川支場主任研究員の三田村敏正さんによると、ヒヌマイトトンボを確認したのは、
県立自然公園松川浦(979ヘクタール)内にある2カ所のヨシ原。うち1カ所では、7月に400匹以上の
成虫を確認した。ヒヌマイトトンボは体長約3センチで、海水と真水が混じる汽水域のヨシ原に生息。
開発行為で全国的に生息数が激減しており、典型的な絶滅危ぐ種とされる。
松川浦や周辺では1980年代、ヒヌマイトトンボの生息が確認されていたが、
道路拡張や埋め立て工事の影響で姿を消した。県内唯一の生息地である原町市鶴江川河口域では
県が生息地と知らずに土砂除去工事を行い、約4割が破壊された。
このほか、県内で初めて見つかったのは全国で4県でしか報告されていない「カスミササキリ」
(キリギリス科)と、3県だけの「ヒウラカメムシ」(カメムシ科)の2種。いずれも海岸沿いの湿地に
生息しているが、報告例が少なく、生態はよく分かっていない。
三田村さんは「松川浦に豊かな自然環境が残されている証拠。希少昆虫は、新しい生息域が
分かっただけでも意義がある」と言う。県は「(来年度に本格施行する)県野生動植物保護条例や
県立自然公園条例が適用できるかを検討しながら、保全策を図りたい」と話している。
松川浦自然環境総合調査は鳥類や底生生物、昆虫類などの生息状況を調べる内容で、
本年度までの2カ年計画で実施。県は18日、相馬市で調査報告会を行う。(河北新報)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040914-00000002-khk-toh
【新潟】佐渡で絶滅危ぐ種のヘビ発見 (04/09/14)
県内の絶滅のおそれのある動植物をまとめた「レッドデータブックにいがた」に
載っているヘビのシロマダラの死体がこのほど、竹田の住宅横道路で見つかった。
発見した日本自然保護協会の会員。「見つかるのが珍しいヘビ。多くの人が見て、
目撃情報などを集める参考にしてほしい」と、佐渡博物館に持ち込んだ。
シロマダラは、全長35センチから70センチ程度で、薄灰色の地に黒色の斑紋が横じま模様を
つくるのが特徴。夜行性で人目に付きにくく、発見例は少ない。県では、希少な種として、
レッドデータブックの地域個体群に載せている。島内では2002年10月にも死体が見つかっている。
( ´`ω´)つ
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004091423077
昨日ショウリョウバッタモドキを見つけたのでちょっと検索した
http://www.kankyou.pref.saitama.jp/bdds/redlist/data/Gonistabicolor.html >頭部が三角上に突出しているためにショウリョウバッタに似ているが、
体長に対して後脚がより短い。ススキなどの直立した茎を抱くようにして
止まる習性があり、これはショウリョウバッタにはみられない行動である。
目の前をふっと飛んできて、ススキの葉の裏に隠れたので
しばらく何だか分からなかった。ササキリか何かかと思った。
捕まえたらショウリョウバッタっぽいのに何か丸い頭で「?!」と気付いた次第
一部の資料で「減少傾向にあり注意を要する種類」となっているので喜んだが、
他も調べたら「いる所には多数見つかるが局所的」などと書いてある
291 :
289 :04/09/15 00:15:33 ID:AQL7uJJr
>>290 記者さんありがとう
飛んですぐ隠れる性質ゆえ見つけにくいのも、生息状況掴みにくい要因ですかね
でも要注意と。
・・・その後漏れはちゃんと逃がしました
【岐阜】日本で最小の猛禽類、ツミが繁殖 八百津の山林で確認−県初(04/09/15)
国土交通省新丸山ダム工事事務所は、日本に住むタカの中で最小の猛禽(もうきん)類「ツミ」が
八百津町の山林で繁殖しているのを確認したと発表した。ツミの繁殖確認は県内で初めて。
ツミは、ワシタカ目タカ科で、オオタカなどと同じ猛禽類。ハトより少し小さく全長はオスが約27センチ、
メスはやや大きい約32センチで、翼を広げると約51〜約62センチの大きさ。日本各地に分布し、
スズメやシジュウカラなどの小型の鳥類やネズミ、昆虫などを食べる。
新丸山ダム建設に関連して環境調査を進めている同事務所は93年からワシタカなどの猛禽類調査をしている。
今年は6月28〜30日、ダム湖右岸に注ぐ木曽川支流旅足川流域の山林を中心に調査した。新しい営巣木の
近くで、つがいのツミがほかのツミへの攻撃や、エサを運ぶ姿などを確認。30日には、巣立ちしたばかりの幼鳥も
見つけたという。
ツミは国のレッドデータブック(絶滅の恐れのある野生生物の現状を調査・分析した報告書)には
登録されていないが、京都府がレッドリストに指定している。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040915-00000002-mailo-l21
【沖縄】国頭村にネコ条例/全国初、希少種保護狙い(04/09/16)
国頭村議会は十五日、全国で初めて、飼いネコのマイクロチップ登録や避妊、去勢を含む適正飼養を
義務付けた条例を全会一致で可決した。野ネコの繁殖を防ぎ、希少な野生動物を保護する狙い。
二〇〇五年四月から施行される。
条例の名称は「ネコの愛護及び管理に関する条例」。ネコの飼い主に対し、登録、終生飼養、
繁殖を希望しない場合の避妊、去勢手術の措置を受ける―などを義務付け、違反者には氏名公表などの
罰則を明記した。
〇三年から県や県獣医師会、国頭、大宜味、東の三村が環境省のモデル事業として取り組んでいた。
東村で二十一日、大宜味村で二十九日にも議会決議される見込み。
( ´`ω´)つ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200409161300.html#no_10
【滋賀】50年でため池8割消えた 草津で保全考えるシンポ(04/09/16)
多様な生物が生息するため池の保全策を考える県の「ため池シンポジウム2004inしが」が16日、
滋賀県草津市下物町の琵琶湖博物館で開かれた。
県農政水産部によると、県内には1829カ所のため池が散在。うち50カ所の生物や水質などの調査で、
絶滅危ぐ種のホトケドジョウを4カ所で確認したという。
シンポジウムには、住民団体の代表や市町村関係者ら230人が参加。県ため池保全検討委員会委員長
京都大大学院教授が基調講演で、「この50年間に、開発などで県内のため池が8割近く消えた」と報告し、
市民参加による維持管理の必要性を訴えた。
事例報告では、浅井町の住民グループ「滋賀自然観察の会浅井グループ」が、同町内のため池で
継続的に実施している動植物の観察結果を発表。オオヒシクイやオシドリなどの水鳥が飛来する一方、
外来魚の繁殖が目立ち始めている現状を説明した。愛東町平尾の住民らが取り組む里山保全活動なども報告された。
(京都新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040916-00000050-kyt-l25
【虎】トラ製品流通、依然続く 民間調査、ネット販売も(04/09/17)
絶滅の恐れがあるとして国内での販売が禁止されているトラが、漢方薬や強壮剤などとして
流通し続けている実態が、市民団体「野生生物保全論研究会」(JWCS、東京)の追跡調査で
17日、分かった。
JWCSは2001年に客を装って東京や大阪など漢方薬店を訪れ、トラの骨や酒の販売実態を調査し
65店のうち21店で販売を確認。今回は、その後分かったものも含め販売が確認された店のうち、
小規模店を除く13店を昨年5−11月に調査した結果、11店が「虎骨酒」やペニスといったトラ製品
販売を続けていた。
インターネット上でトラの骨を含む丸薬や軟膏(なんこう)を販売したり、輸入代行を請け負ったりする業者は、
前回3件だったが、今回は9件を発見したという。(共同通信)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040917-00000205-kyodo-soci
>>299 【絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(ワシントン条約)】
●付属書T
国際取引の影響下で絶滅のおそれが生じている種は、付属書Tと呼ばれるリストに掲載され、
国際商業取引は原則禁止されます。ただし、非商業目的(学術研究等)のための取引は輸出国および
輸入国がそれぞれ発行する輸出許可証と輸入許可証を得れば許可されます。商業目的であっても、
条約締結前あるいは付属書T掲載前に取得したものは適用除外され、また飼育繁殖したものは
付属書U掲載種と扱われるなど例外的に取引が許される場合があります。
(主なリスト掲載種)
オランウータン、ゾウ、トラ、サイ、ツキノワグマ、クジラ)、コンゴウインコ、タイマイを含む全てのウミガメ)、
ワニ類多数、オオサンショウウオ、チョウザメ類多数、アジアアロワナ、サボテン類多数、ラン類多数、
アロエ類多数など。
●付属書U
現在絶滅のおそれはないが、将来そうなりそうな予備軍的な種は付属書Uに掲載されます。
取引は許されますが、輸出の際に輸出国政府のワシントン条約管理当局の輸出許可証が必要になります。
●付属書V
自国の政策上、国際取引を規制してその保全を図りたい種は、それぞれの国が付属書Vに
掲載することができます。掲載種の国際取引については、輸出国の輸出許可証が必要です。
( ´`ω´)つ
http://www.jwcs.org/jwcs-katudo/CITES/citesmore.html
【広島】初の全国規模 オオサンショウウオ保護の会設立(04/09/18)
〜安佐動物公園で24日 10府県45人参加へ
国特別天然記念物オオサンショウウオの保護に取り組む広島市安佐北区の市安佐動物公園などが
呼び掛けて、全国の動物園や研究者、住民団体などが二十四日、「オオサンショウウオの会(仮称)」を
設立する。オオサンショウウオの生態の情報などを交換し、連携して保護活動を進める狙いだ。
大阪府や愛知、大分県など十府県から、四十五人が参加する予定。二十四日に同公園で設立総会を
開き、参加者から保護活動の現状などの報告を受けた後、七年連続して産卵に成功している同公園内の
保護増殖施設などを見学する。
二十五日には、豊平町の志路原川に計七カ所設けた人工巣穴を見て、保護活動を通じた町づくりを
進める同地区の住民グループ「三ちゃんS村」の活動を聞く。瑞穂町の瑞穂ハンザケ自然館も視察する。
住民団体も含めた保護団体が全国規模で集まるのは初めて、という。
今後年一回、全国のオオサンショウウオ生息地で会合を開く予定。
( ´`ω´)つ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04091835.html ( ´`ω´)つ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04091835a.jpg
303 :
名無しのひみつ :04/09/19 04:35:51 ID:lFqR4mtI
>>303 すいません。
&訂正、ありがとうございます。
【中国】野生トキ、繁殖順調 中国洋県で視察団確認 ねぐら4カ所に拡大 (04/09/19)
日中朱鷺(とき)保護協会の中国朱鷺保護視察団は、世界で唯一野生のトキが生息する
陝西省洋県に到着後、十七、十八日、トキの観察活動を行った。
その結果、今年の野生トキのねぐらは昨年までの二カ所から四カ所に増え、大自然の中で順調
に繁殖していることが分かった。
野生全体の生息数はこれまでで最も多い約三百羽で、中でも洋県の市街地中心部に近い草
●(土偏に具)村では、視察団の観察で、これも過去最多の百四羽を確認した。
中国の大空を舞うトキの美しい姿に、同保護協会の村本義雄会長(羽咋市上中山町)ら十一人の
視察団員は、中国での一層の繁殖に期待を寄せるとともに、かつてトキが生息した石川の地に一日も
早くトキがやって来ることを願った。
視察団一行は十九日まで洋県に滞在してトキの観察を続けたあと、新しい飼育施設がある
西安市楼観台も視察し、二十二日に帰国する。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20040919001.htm
【福島】松川浦相馬で生息確認/県の絶滅危ぐT類/ヒヌマイトトンボ/自然環境調査検討会が発表(04/09/20)
第2回松川浦自然環境調査検討会は18日、相馬市労働福祉会館で開かれ、
県が県レッドデータブックで絶滅危ぐT類に挙げている「ヒヌマイトトンボ」の生息確認を発表した。
[準絶滅危ぐオオルリハムシなども]
ヒヌマイトトンボは海水と真水が入り混じる汽水域のヨシ原に生息。松川浦周辺では、
1980年代に確認されていたが、道路拡張や埋め立て工事などで姿を消していた。
原町市や新地町でも確認されていたが、埋め立てで消滅していた。
このほか、準絶滅危ぐの「オオルリハムシ」、全国的にも珍しい「カスミササキリ」
「ヒウラカメムシ」の生息例も確認された。
[「ハヤブサ」など営巣の可能性]
このほか、鳥類では県レッドデータブック絶滅危ぐT類の「ハヤブサ」、同U類の「ミサゴ」が
営巣している可能性が高いことも指摘された。
県は昨年から今年にかけ、植物や昆虫類、鳥類の各分野で現地調査を実施した。
検討会で調査状況や結果を報告した。
( ´`ω´)つ
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040920/kennai-20040920092659.html
【埼玉】施設は市に移管へ・ムサシトミヨ生息域、水源は県管理 熊谷の水産試験地 (04/09/21)
熊谷市久下の県水産研究所熊谷試験地閉鎖に伴い施設は段階的に市に移管されるものの、
ムサシトミヨが生息する元荒川上流の水源ポンプは県が引き続き管理するほか、池なども
研究フィールドとして残すことになった。県と市は近く覚書を交わす。
希少種のムサシトミヨが生息する元荒川は既にわき水が枯渇し、同試験地が汲み上げていた
地下水が水源となっている。今年三月に閉鎖した同試験地は十月から、段階的に市に移管。
水源の管理や今後の研究活動のあり方をめぐり県と市の協議が進められていた。
同市によると、地下水を汲み上げているポンプは県が継続的に管理するほか、
大小五十八槽に及ぶ池も残し、県が研究フィールドとして使うことになったという。
プレハブ平屋約四百十五平方メートルの管理棟は十月一日から市に無償譲渡され、
ムサシトミヨの保護・啓発施設として活用する方針。研究棟は来年度以降解体する。
同施設は今後、段階的に市に移管され、池も含めた同所の将来的な活用策は引き続き協議するという。
開会中の同市議会九月定例会で新井正夫市議の一般質問に市が答えた。
新井市議は自然公園やミニ博物館の整備を提案。同市は市民団体の協力も得ながら
同所の活用策を探ることにしている。
( ´`ω´)つ
http://www.saitama-np.co.jp/news09/21/16l.htm
【北海道】世界遺産登録 IUCN指摘の課題説明 環境省や道、あす羅臼で(04/09/23)
】環境省、道などは二十四日午後四時半から、根室管内羅臼町船見町四六の商工会館で
知床世界遺産候補地地域連絡会議を開き、国際自然保護連合(IUCN、本部・スイス)が環境省に対し
指摘してきた知床半島の問題点を地元関係者に公式に説明する。
世界自然遺産登録の可否について、七月に知床を現地調査したIUCNのデビッド・シェパード
保護地域事業部長は北海道新聞のインタビューで、環境省に示した主な問題点を明らかにしている。
シェパード氏は特に、トドの餌となるスケソウダラの資源保護と、遺産候補地の約五十カ所のダムが
環境に与えている影響−の二点を重視。スケソウについては「繁殖場所の保護」を求め、
ダムについても「河川は自然な流れであるべきだ。通常、世界遺産にダムはない」と厳しく指摘した。
約百隻のスケソウ刺し網漁船が操業している羅臼漁協では指摘を受け、
「遺産登録にあたって新たな規制はないと聞いていたのに話が違う」(幹部)といった不安が広がっており、
連絡会議では強い反発も予想される。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040923&j=0047&k=200409238199
【富山】入善の天然記念物・沢スギ 乾燥化進む(04/09/24)
国の天然記念物に指定されている入善町の「杉沢の沢スギ」林が近年、わき水の減少などから
乾燥化が進んでいる。町は、保全へ向けた地下水の調査などのため文化庁に現状変更許可申請した。
認められれば、現況調査を11月ごろから実施し、具体的な乾燥化対策に取り組む。
沢スギ林は、黒部川扇状地の末端部で、海岸に近い同町吉原にある約2・7ヘクタール。
地下水がわき、常に水が流れている沢地で、スギが育っている。
昭和20年代は、海岸沿いに沢スギ林が点在し、計120ヘクタール以上あったが、
圃場(ほ・じょう)整備のため、そのほとんどが水田に姿を変えた。植物学者などの間で保全運動が起き、
73年に天然記念物に指定され、町が買い上げた。
沢スギは、ほどよい湿り気がある小石の中で育つ。根が深く入らず、栄養分の吸い上げが少ないことから
大きくならない。このため、昭和30年代までは稲を架ける「はさ」や家の建築材、台所や暖房用の燃料として
生活の中で使われてきた。しかし、天然記念物に指定されたことや生活様式の変化で、それまで行われていた
間伐や枝打ちなどの管理が手薄になった。
このため、スギや雑木が大きくなって、林の中まで日照が届かなくなり、若いスギが育ちにくくなってきた。
枯れたスギもあり、指定当初2500本あったのが、次第に減ってきているという。
また、周囲が水田に変わった影響から、林の中のわき水が減り、林全体の乾燥化が進んでいる。
乾燥化は、林の中の植生にも影響を与えている。全国的にも珍しいといわれる暖地性と山地性の
植物の種類が多いのが特色だが、最近は山地性のサワギキキョウやサギソウなどが姿を消し、
逆に雑草類が増えてきた。
保全策の一環として、町や地元住民、有識者などが昨年度、環境保全委員会を組織し、
雑木の伐採や折れたスギや枝の除去などに取り組んでいる。
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/toyama/news01.asp?kiji=4891 ( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/toyama/images/pic1_4891_333.jpg
【北海道】クマタカに鉛中毒まん延 道野生生物公社 11羽中8羽で高濃度(04/09/24)
環境省のレッドリストで絶滅危ぐ種に指定されているクマタカに、鉛中毒がまん延している恐れがあることが、
北海道野生生物保護公社(釧路市)の斉藤慶輔獣医師(39)らの研究で分かった。
道内では、国の天然記念物のオオワシ、オジロワシが鉛弾で撃たれたエゾシカの死骸(しがい)を食べ、
鉛中毒死する例が相次いでいる。クマタカは道内外の森林山岳地帯に生息しており、死骸が発見される
機会が少なく、鉛中毒汚染の実態が明らかになるのは初めて。
研究では昨年二、三月と今年二−四月、釧路管内阿寒町の山林で、エゾシカの肉を餌にクマタカ十一羽を
生きたまま捕獲。血液中の鉛濃度を測定した結果、二羽については血中鉛濃度が急性鉛中毒に相当する
○・六ppm以上だった。ほか六羽も、慢性鉛中毒に移行する可能性が高い高濃度の鉛が確認された。
鉛汚染が確認されたクマタカは投薬で治療し、小型発信機を装着して阿寒町内で放鳥。
このうち二羽はその後、鉛中毒死体として知床などで回収されたという。道内のエゾシカ猟では
二○○一年度から鉛弾使用が全面禁止となっているが、道外では禁止されていない。
斉藤さんは「道内でも規制が不徹底で、このままでは人知れず中毒死するクマタカが増える一方。
クマタカは全国に生息しており、全国的な鉛弾の撤廃が必要だ」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040924&j=0047&k=200409248913 ( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Photo/20040924.200409248913.jpg
【沖縄】ヤンバルクイナ1000羽割る/急激に減少4年で200羽・絶滅の危険指摘(04/09/24)
今月初旬に山階鳥類研究所(千葉県)が行った沖縄本島北部だけに生息する国の天然記念物
ヤンバルクイナの生息実態調査で、個体数の減少が急激に進んでいることが分かった。
生息域に大きな変化はないが、生息密度が減少しているという。同研究所は個体数は二〇〇〇年調査の
千二百羽から千羽を割ったとみており、絶滅の危険性を指摘している。
二十三日に都内で開かれたシンポジウム「ヤンバルクイナに明日はあるか」(山階鳥類研究所主催)で、
同研究所標識研究室長の尾崎清明さんが調査の速報値を報告した。
調査は九月一日から十日まで、国頭村、東村、大宜味村の二百四十一カ所(区画)で行われた。
ヤンバルクイナが同種の声に反応する習性を用いたプレイバック法で確認された個体数は二百十一羽。
二〇〇〇年の調査時の三百十五羽から約30%減少している。
二〇〇〇年調査に比べ、生息域の南限に大きな変化はないが、生息域の中心地帯での連続分布域が減り、
生息密度が減少しているという。
最終的な推定生息数は、データ分析を経た上で決める。一九八五年に千八百羽、二〇〇〇年が千二百羽だった。
尾崎さんは「現在は千羽を超えないのではないか。かなりのスピードで減少しており、
近い将来絶滅する危険性がある」と懸念。減少の要因となっているマングース、野ネコなど捕食動物の
駆除やフェンス設置による隔離、人工増殖技術の確立など早急な対策の必要性を指摘している。
シンポジウムでは、琉球大学の伊澤雅子助教授やグアム水生野生生物局のポール・ウェニンガーさんらが、
捕食動物による被害実態やグアムクイナが絶滅した経緯などを説明した。
( ´`ω´)つ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200409241300.html
>>310 phの低い湧き水が流れ込んでいるせいで、普通の温帯なのに
高層湿原になるような植物が生えているんだっけ?
【埼玉】県内シジミ、ピンチ 環境悪化、生息地4分の1に−桶川の環境NPO調査(04/09/24)
県内のシジミの生息地は環境の悪化で、30〜40年前に比べて少なくとも4分の1にまで減っていることが、
桶川市の環境NPO(非営利組織)「野外調査研究所」(堀口万吉所長)の調査で分かった。
生息地は、県内全90市町村中、33市町村57地点だった。同NPOは「シジミの生息調査を広域的に
行ったのは全国初」という。
03年4月から市町村へのアンケートや現地調査をした。その結果、生息が確認されたのは、
水田の用水路など内陸部にすむマシジミが53地点、食用にされているヤマトシジミが4地点だった。
マシジミが多く生息しているのは、東松山市、嵐山町の都幾川や江南、川本町の和田吉野川など
県西部の荒川水系。ヤマトシジミは越生、鳩山町で確認された。ゆったりした流れの川や農水路の底
にすんでいるケースが多かったという。
また、「かつては生息していた」と回答したのは22市町村で、同NPOは、地元農家らへの聞き取り結果も分析し、
60〜70年代に比べて生息地点は4分の1以下に激減したとみている。水質汚染や農薬、除草剤散布の影響が
考えられている。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040924-00000043-mailo-l11
【千葉】「ラムサールに登録を」 野鳥飛来する三番瀬 (04/09/25)
市民団体「三番瀬を守る署名ネットワーク」が24日、三番瀬のラムサール条約登録を求める
1万2千人分の署名を、堂本暁子知事あてに提出した。「登録を実現させることで三番瀬の保全の
大切さを知ってもらいたい」といい、10万人の署名を目標に来年3月まで活動を続ける。
環境省によると、国際的な重要湿地の保全を目的とする同条約の国内の登録は、
釧路湿原(北海道)や琵琶湖(滋賀県)など13カ所。05年11月の締約国会議までに
国内登録を22カ所以上に増やす予定で、9月の検討会で54カ所の候補地が選ばれ、
三番瀬も候補に入った。
同ネットワークは96年に発足し、県内外の環境保護団体など約70団体、約750人が参加。
三番瀬の埋め立て反対の署名活動や自然観察会など、保全のための活動を続けてきた。
今後は地元の船橋、市川、浦安3市にも条約登録に向けた要望活動を続けるという。
( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/chiba/news01.asp?kiji=4513 ( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/chiba/images/pic1_4513_870.jpg
【広島】オオサンショウウオ保護へ 全国の情報交換会設立 安佐動物公園 (04/09/25)
国の特別天然記念物・オオサンショウウオに関する情報交換を盛んにして、保護と繁殖に役立てるため、
広島市安佐北区の安佐動物公園で二十四日、全国の研究者ら四十五人が集まって「オオサンショウウオの会」
の設立総会を開いた。今後、年一回のペースで集まって、各地の動向を報告するという。
総会では、同園の小原二郎・初代園長を会長に選出した後、各地の研究者らがそれぞれの地域での
現状について報告。オオサンショウウオが繁殖しやすいように町内の河川を改修したケースや人工巣穴の
効果的な作り方、地元の人々が保護に向けた組織を立ち上げた事例などが紹介された。
オオサンショウウオは、広島、島根、兵庫など主に西日本の渓流に生息する両生類。
各地で個体数の実態把握などが行われているが、情報の共有は進んでいなかった。
同園は、世界初の継続的な繁殖に成功した保護、研究の“先進地”で、沢の水を引き込んだ
保護繁殖施設も園内にもっている。
一行は総会の後、一九九七年以来、七年連続で繁殖に成功している国内唯一の保護繁殖施設を見学。
十二日に新たに生まれた約五百個の卵にも対面した。二十五日には、豊平町や島根県瑞穂町を訪れて、
生息地の様子を視察する。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news003.htm ( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/img/news003_2.jpg
【沖縄】生物の多様性と景観で候補に 世界自然遺産セミナー(04/09/26)
環境省が2003年5月に世界自然遺産登録候補地に琉球諸島を挙げたことから、世界自然遺産への
登録に向けた取り組みを考えようと世界自然遺産セミナー(主催・グループエコライフ)が25日、
名護市民会館で開かれ、環境省自然環境計画課調整専門官の高木鉄哉氏が、琉球諸島が登録候補地に
選ばれた理由を紹介した。
高木氏は「琉球諸島は希少動植物や固有種がすごく多い。渡り鳥などの中継地で、海鳥やウミガメ類の
重要な繁殖地だ。世界的にもリーフを形成するサンゴの北限になっている」と指摘。世界自然遺産登録への
審査基準となっている生物の多様性や自然景観の美しさなど条件を満たす可能性が高いとの認識を示した。
世界自然遺産への登録に向けて高木氏は「(琉球諸島は)自然環境保全地域など厳しい規制のかかる
区域が断片的で限定され、絶滅危ぐ種の生息地などでいくつか保護区が設定されていない」と課題を挙げた。
セミナーの後半には高木氏とグループエコライフ主宰の西江重信氏、環境省沖縄奄美地区自然保護事務所
公園保護科長・野生生物科長の長田啓氏が対談し、会場からの質問に答えた。西江氏は「世界自然遺産に
ついて学び、沖縄の自然の保全、活用するための道筋を考えたい」と話した。
長田氏は「環境省はヤンバル地域を国立公園にして保護を図る必要があると考えている」と話し、
国立公園指定に向けた調査とともに地域住民との対話を進めていることを説明した。
( ´`ω´)つ
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/040926h.html
【秋田】イヌワシの幼鳥を保護/西目町の雑木林で、大森山動物園で手当て(04/09/26)
25日午前10時ごろ、西目町出戸字孫七山の雑木林で、衰弱して飛べずにいる
希少猛禽(もうきん)類・イヌワシの幼鳥が保護された。正午すぎ、秋田市の大森山動物園に運ばれ、
手当てを受けている。
同動物園によると、幼鳥は両翼を開いた大きさは約195センチで、雌と推測される。
目立った外傷はないが衰弱が激しく、貧血と脱水症状がみられる。体重は約2・5キロで、
平均的な幼鳥(3―4キロ)よりも軽い。小松園長は「親鳥とはぐれるなどして、餌を捕れなかったのではないか」
としている。餌を与え回復を待って自然に戻す方針。
イヌワシは環境省のレッドデータブックで絶滅危ぐ種に指定されている国の天然記念物。
県自然保護課によると、県内では田沢湖周辺や鳥海山など、5、6カ所で営巣が確認されている。
今年は保護された場所に最も近い鳥海山の営巣地での繁殖は確認されていない。
平均的な行動範囲は半径60キロと広く、幼鳥がどこから飛来したのか分からないという。
( ´`ω´)つ
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040926d
【秋田】秋田でアザミの新種を確認 男鹿半島、さらに2種類?(04/09/27)
秋田県の男鹿半島の山中で1994年に採取されたアザミが新種であることが27日までに、
国立科学博物館(東京都)の門田裕一主任研究官の調査で確認された。
調査によると、新種のアザミは、男鹿半島西側のごく狭い地域のブナ林やミズナラ林にしか
生息しておらず、門田研究官は「男鹿半島の固有種だろう」と分析。
周辺では、新種の可能性があるアザミがもう2種類見つかっているという。
また、染色体数が少ないことから「数十万年、数百万年前の古い種が生き残っていた
可能性がある」としている。
( ´`ω´)つ
http://kumanichi.com/news/kyodo/science/200409/20040927000337.htm
【秋田】砂防ダム建設の男鹿・芦ノ倉沢で、新種のアザミ確認 工事再開に影響か(04/09/28)
東北森林管理局が砂防ダムを建設している男鹿市船川港本山門前の芦ノ倉沢周辺で、
新種と見られるアザミが確認されたことが27日分かった。国立科学博物館植物研究部(茨城県つくば市)の
門田裕一・主任研究員が発表し、和名「オガアザミ」として今年度中にも新種申請する。
ダム建設は自然保護団体の訴えなどで4月以降中断しており、今後の工事再開にも影響を与えそうだ。
オガアザミは、男鹿半島の芦ノ倉沢や本山、真山のブナやミズナラの林内に分布する多年草。
高さは40〜140センチほどで、1株に300以上の花を咲かせる。(1)葉の切れ込みが鋭い
(2)花が下向きに咲く(3)花を支える土台部分が斜め上に開いている――などが特徴。
染色体数から数十〜数百万年前からの生息が推定されるが、種の実りが少なく、将来絶滅の危機もあるという。
(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040928-00000070-mailo-l05
【宮城】仙台 広瀬川 渇水で現れた川底様変わり(04/09/27)
この夏の渇水で、仙台市内を流れる広瀬川は例年より30センチ以上も水位が低下し、
青葉区川内の大橋付近では広い範囲で川底が露出している。
以前は大小の石が川底にあって「瀬」を形成していたが、顔を出しているのは畳のような岩盤だ。
上流域の開発や河川敷の公園整備などで川の流れが片寄り、大雨で川底の石ころが流出してしまったらしい。
川の中流域に広がる瀬は、河口付近の干潟と並ぶ水の“浄化装置”。サラサラと石を洗って流れる瀬では、
水がたっぷり酸素を含んでバクテリアの活動を促し、水中の有機物を分解する。
専門家によると、広瀬川の清流をつくり、アユをはぐくんできたのは瀬であり、
瀬の消滅は川の荒廃を意味するという。
広瀬川の環境に詳しい江刺洋司東北大名誉教授(環境生物学)は
「瀬の消滅によって広瀬川の生態系は非常に悪化した。瀬の復元を含めて、
川の環境改善を急がなくてはならない」と指摘している。(河北新報)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040927-00000008-khk-toh
330 :
( メ`ω´)φ ★ :04/09/29 07:21:42 ID:???
【京都】「京秋」安らかに 希少動物のヨーロッパバイソンが死ぬ−京都市動物園(04/09/28)
日本で飼育展示される最後のヨーロッパバイソンとなっていた京都市動物園(左京区)の京秋(きょうしゅう)
(メス・20歳)が27日、うっ血性心不全により死んだ。人間なら80歳を超える高齢だった。
同園によると、ヨーロッパバイソンは第一次大戦後に絶滅の危機にあったが、欧州各地の動物園にいた
ヨーロッパバイソンの繁殖に成功、現在は東欧の保護区を中心に約3000頭が生息しているという。
京都市動物園には73年1月にポーランド生まれの2頭が初来園。2頭の第1子が京秋の母京子で、
京子と繁殖のため82年12月に釧路動物園(釧路市)から来た父釧路の第一子が京秋だった。
一時は園内に最大6頭いたこともあったが、全国的にも限られた動物園でしか飼育しておらず、
繁殖が難しくなり次第に頭数が減っていった。また、見栄えがよく、仕入れもさほど困難ではない
アメリカバイソンを飼育する動物園が増えたのも、日本からヨーロッパバイソンがいなくなった原因
の一つと同園は分析している。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040928-00000224-mailo-l26
【生物多様性を脅かす移入動物問題】
( ´`ω´)つ
http://www.asahi-net.or.jp/~jf3t-sgwr/inyushu/inyushuindex.htm 「…環境省は、奄美大島のアマミノクロウサギを守るため、2000年からマングース駆除を始めた。
沖縄でもヤンバルクイナのすむ森で沖縄県がマングースを駆除している。
ペットの野生化も深刻だ。北米産のアライグマは北海道、東京、千葉、神奈川、岐阜、愛知などで自然繁殖。
キツネやタヌキなどが減り、農作物が荒らされ、各地で有害獣として駆除が進んでいる。
釣りブームにのって全国に密放流された北米産のブラックバスやブルーギルは、湖沼や
河川の生態系を大きく変えた。…」
マングース〜ハブ退治が裏目、希少種が絶滅の危機に
混血猿問題〜世界最北の固有種存続の危機
etc
【兵庫】消えたホタル 地図に再現 〜尼崎の「ふるさとを知る会」お年寄り120人から調査(04/09/29)
尼崎市の歴史などを学んでいる市民グループ「ふるさとを知る会」が、昭和初期から四十年代前半にかけて、
市内でホタルが生息していた地域の移り変わりが一目でわかる地図を作製した。
市内のお年寄りたち約百二十人に聞き取り調査を実施し、証言をもとに年代ごとに分布状況をまとめた。
戦前は市南部にもホタルがいたが、都市化が進むにつれ、住む場所を追われてきた変遷がわかり、
同会は「子どもたちに自然を守る大切さをわかってもらえれば」としている。
昭和九年ごろには阪神電鉄の南側でも見られたホタルが、二十年代には市南東部で姿を消した。
工場建設の進んだ高度経済成長期の三十年代には北部にしか生息しなくなり、四十三年ごろ、
北西部の武庫川沿いで観察されたのを最後に全域で見られなくなった様子がわかる。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news003.htm
>>335 【石川】津幡の公園水路、絶滅危惧種消えた 町がヘドロと一緒に除去 (04/09/30)
津幡町の中条公園内の水路に自生していた絶滅危惧種のクロモとミズアオイが、町の清掃で
ヘドロなどと一緒に根こそぎ取り除かれ、消滅していたことが二十九日、分かった。
住民の要望を受けて清掃した町側は「絶滅危惧種の生息地をすべて把握するのは難しい」と説明するが、
環境団体からは「自然保護への配慮が欠けている」との指摘も出ており、景観向上と自然保護の両立の
難しさがあらためて浮き彫りになった形である。
中条公園は一九九六(平成八)年度から町が整備を進めており、年内の完成を予定する。
公園に隣接する条南小の飯田淳一教諭によると、親水池に注ぐ園内の水路に今年六月末、
クロモ、ミズアオイが自生しているのが確認された。クロモは幅五―六メートルの範囲にびっしりと生え、
ミズアオイは五、六株があった。
町は先月上旬、池や水路に生活排水が流れ込んでヘドロやごみがたまっていたため、
公園管理の一環として業者に清掃を委託。業者が清掃した際、バキュームカーでヘドロやごみと一緒に、
クロモなども吸い取ってしまったらしい。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20040930002.htm
【タイ】鯨や象牙取引などが焦点 ワシントン条約会議開幕(04/10/02)
絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引について協議するワシントン条約の第13回締約国会議が2日、
バンコクで始まった。日本にとって最大の関心事となるミンククジラの国際取引解禁の可否や、象牙の取引
問題が焦点となる。
14日までの日程で、計160カ国以上の締約国と国際機関などが参加。水族館の展示用や食材のフカヒレ用に
需要が高いホオジロザメの取引規制強化なども討議される。
日本政府は、約16万頭の生息が確認されている北半球のミンククジラ個体群(地球規模の推定生息数は
100万頭)について、商業目的の国際取引を禁じた同条約「付属書1」の対象種から外し、条件付きで取引を
認める「付属書2」に変更するよう提案している。
しかし、反捕鯨国からの強い反対は必至。取引規制の緩和には投票国の3分の2以上の賛成が
必要となるため、商業取引解禁への支持を取り付けるのは困難な情勢だ。(共同通信)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041002-00000099-kyodo-soci
【タイ】ミンククジラ規制緩和“困難” ワシントン条約会議(04/10/03)
絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引の防止について協議するワシントン条約の
第13回締約国会議が2日、バンコクで開幕した。
日本政府は調査捕鯨を行っているミンククジラについて、取引の規制の緩和を提案するが、
採択は難しい情勢だ。条約では絶滅の恐れのある野生動植物を、取引について厳しい順に
付属書1、2、3に分類している。日本は現在最も規制が厳しい付属書1に分類されている
ミンククジラの取引について、「持続可能な利用」を求めて1段階下げた付属書2への移行を提案する。
(産経新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041003-00000011-san-int
【福島】絶滅危惧種 クロホオヒゲコウモリ 只見のブナ林今年度24匹捕獲 国内最大生息地か (04/10/06)
環境省のレッドデータブックで絶滅の危険度が二番目に高い「絶滅危惧(きぐ)1B類」に指定されている
クロホオヒゲコウモリが、只見町のブナ林に数多く生息していることが五日わかった。
調査したコウモリの専門家で、NPO法人「コウモリの保護を考える会」(盛岡市)の理事長を務める
向山満氏(青森県階上町)は「国内最大の生息地であるのは間違いない」と話している。
クロホオヒゲコウモリの生息が大量に確認されたのは、只見町の黒谷川沿いのブナ林。
町が二年前から続けている「ブナ林総合学術調査」の一環として、今年度はブナ林のコウモリ類の調査も実施。
カスミ網などで計二十四匹を捕獲、体重や体長を測定後に標識を付けて放し、追跡調査した。
クロホオヒゲコウモリは一九六九年に岩手県北上市の夏油温泉で最初に発見された。
東北から近畿にかけ生息するとされるが、具体的な生息状況は不明で、これまで十数個体しか捕獲されていない。
前腕長(手首からひじの長さ)が三十―三十四ミリ・メートル、体重は四グラム前後で、国内最小のコウモリだ。
只見町内の黒谷川沿いでは、一九九七年に二匹が県内で初めて発見され、
二〇〇二年には浅草岳付近で一匹が見つかったが、これだけ大量の捕獲は珍しい。
( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news001.htm ( ´`ω´)つ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/img/news001_1.jpg
【山口】傷病ツル移送へゴーサイン 山口県調査委〜保護と管理 マニュアルで定める (04/10/07)
ナベヅルの研究者や獣医師ら専門家でつくる山口県の「八代のツル渡来数回復対策事業調査研究委員会」
(小野勇一会長)が六日、県庁であり、本州唯一の越冬地、周南市八代へ鹿児島県の出水平野などから
傷病ツルを移送する県の計画を了承、「ツル保護・管理マニュアル」を確定した。
委員会の提言を受けて県は近くマニュアルをまとめ、周南市がより具体的なマニュアルを策定。
受け入れ準備を整える。
移送計画は、傷病ツルを八代で一定の期間飼育して放鳥し、飛来している野生のツルと一緒に北帰行させ、
再び八代へ飛来することを期待する。マニュアルは、「保護技術」「安全移送」「救護飼育」の三部で構成し、
法的手続きや作業手順の骨格をまとめた。
山口県外から傷病ツルを移送する場合、県を通じて周南市が連絡を受け、移送で死んだり症状が悪化する
恐れがあるケースでは治療してから移すなどと定めた。
放鳥については、マニュアルとは別に「ツル個体評価ガイドライン」にまとめ、周南市教委や県文化財保護課、
県自然保護課、獣医師、学識経験者などが判断。脚輪や発信機などの標識を着けることなどを定めた。
山口県と周南市は四月、鹿児島県ツル保護会(会長・渋谷俊彦出水市長)に移送を要請。
回答はまだ来ていない。出水平野には世界のナベヅルの九割が集中するとされ、分散化が求められている。
八代盆地への飛来数は一九四〇年の三百五十五羽をピークに年々減少。
デコイ(模型)設置などの保護策は実らず、昨季は過去最少の十一羽だった。
( ´`ω´)つ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04100737.html ( ´`ω´)つ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04100737a.gif
【福島】「特定希少動植物」指定へ/県、保護基本方針を示す (04/10/08)
県は7日、県希少野生動植物保護基本方針を発表した。個体数の減少が激しい希少野生動植物の中で
特に保護が必要な種を「特定希少野生動植物」として指定する。指定された種は学術研究や繁殖など種の
保護が目的の場合を除き、捕獲、殺傷をはじめ、譲り受けや引き取りも禁止される。
特定希少野生動植物のうち、個体数の維持回復が必要な種に対しては国や県、市町村などが
護管理事業計画を作成し、生息環境の維持や繁殖に努める。生息地や生育地を保護するため、管理地区と
監視地区を新たに設けて規制を強化する。
調査研究の推進に向けて、レッドリストの見直しや野生動植物の生息・生育に関する情報分析、
保護管理手法の研究などに取り組み、希少野生動植物の保護施策を効果的に進める。
基本方針は12日の県報に公示し、県民に告知する。
( ´`ω´)つ
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20041008/kennai-20041008100453.html
【山形】月山の「オゼコウホネ」、保護の手決まらず (04/10/09)
絶滅の危機にある月山8合目の希少植物「オゼコウホネ(尾瀬河骨)」を保護する方法をめぐり、
早急に遊歩道の木道を延長したい羽黒町などと、ボランティアによる監視を主張する自然保護団体・
出羽三山の自然を守る会(鶴岡市)の間で、意見がまとまらない状態が続いている。
県による木道の設計もストップしたままだ。
オゼコウホネが見られるのは、弥陀ケ原湿原の大小2つの池。現在の木道は小さい池に通じ、
途中で行き止まりになっているため、大きい池のオゼコウホネを近くで撮影しようと、湿地に踏み入る
写真愛好家が後を絶たない。また、団体客が訪れた混雑時には、木道を外れ、湿地に踏み入ってしまう
ケースも多い。このため、小さい池の周りでは、湿地の草が枯れ、泥炭質の地面が削られる「裸地化」が進行。
土手部分も削られて池の水が漏れ、干上がる恐れが出てきた。
この状況を受け、県と町は、現在行き止まりになっている場所から、木道を延長し、
大小2つの池の間を通る迂回(うかい)路を整備する案を提示した。混雑を緩和するほか、
大小どちらの池のオゼコウホネも撮影できる位置に撮影スポットを設け、これ以上湿地が踏み
荒らされるのを防ぎたい考えだ。
一方、この提案を受けた守る会側は「自然に負荷がかかるのではないか」と、木道の延長に
反対する要望書を県に提出した。現在オゼコウホネが見られる木道への立ち入り禁止も視野に入れ、
ボランティアによる監視を主張。今シーズンには実際に同会のメンバーでパトロールも実施した。
守る会の長南厚理事(53)は「監視が必要なのは、シーズンの50日程度。町がボランティア団体を
発足させるならば、協力するし、派遣は可能だと思う」と話す。
「木道の建設がベストとは思えない。話し合いを重ねたい」とする守る会。
「雪が降る前に工事に着手したい」「話し合いを続ける間にも、裸地化は進んでしまう」と、
あくまで木道の建設を急ぎたい町。オゼコウホネを守りたいという双方の思いは同じながら、
話し合いは平行線をたどっている。
( ´`ω´)つ
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20041009/0000003299.html
362 :
( メ`ω´)φ ★ :04/10/10 09:54:19 ID:???
【和歌山】アカウミガメ、7月に和歌山で産卵か 追跡調査 (04/10/09)
明石市などの実行委員会が続けてきた人工衛星によるアカウミガメ追跡調査で、野生の「ウミラ」
(体重六四キロ、甲長七四センチ、雌)からの発信電波が、八日までに途絶えた。約半年間という
内蔵電池の寿命が尽きたためとみられる。
ウミラは、人工飼育した「キララ」(体重四六キロ、甲長六六センチ、雄)とともに昨年十月二十七日、
高知県・室戸岬沖約七十キロの太平洋上で放された。人工飼育のキララとの行動比較が目的だった。
キララは昨年十一月三十日、和歌山県・潮岬の南東約七十キロの太平洋で発信電波が途絶した。
一方、ウミラは放流後、八丈島付近を経て東に進み反転、硫黄島南西まで南下した。
今年五月中旬には北回帰線を越え、その後、北上し、七月八日には和歌山県新宮市の海岸に近づいた。
同市の海岸で同日、一個体の産卵が確認されており、ウミラが産卵した可能性が高い。
八、九月は豊後水道を回遊。九月十七日に愛媛県・西海町沖で確認されてから消息が途絶えた。
神戸市立須磨海浜水族園の大鹿達弥学芸員は「ウミラの動きは典型的な野生のウミガメの動き」と指摘。
日本ウミガメ協議会の亀崎直樹会長は「ウミラが産卵していたとすれば、産卵前の野生のウミガメの行動が分かり、
学術的価値がある」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/1009ke52340.html
【島根】「マツタケなぜ消えた?」考えるつどい(04/10/10)
「マツタケは里山からなぜ消えた?」。年々貴重品となるマツタケについて考え、身近な自然環境を
体験学習する「里山のつどい」が九日、宍道町佐々布のふるさと森林公園で開かれた。
参加者はマツタケの試食や間伐作業、講義などを通して、里山を取り巻く環境変化とマツタケのつながりを学んだ。
集いは「森林ボランティアの日」制定に向けた活動の一環で、島根県や県緑化推進委員会などが開催。
地域住民やボランティア団体のメンバーら約百人が参加した。
雨の中、公園内の林で間伐作業に汗を流した参加者は、昼食に炭で焼いたマツタケやキノコを試食し、
佐藤仁志県立緑化センター所長の講演に耳を傾けた。
佐藤所長は、マツタケの生育にはやせた土地や乾燥が必要とし、「富栄養の土壌では他のキノコなどとの
競争に負けてしまう」と指摘。「住民がまきや炭に使う木、堆肥(たいひ)用の落ち葉などを採取していた里山
には好条件があった」と説明した。
しかし、まきや炭材が使われなくなり、肥料も堆肥から化学肥料に代わったことで「現代の里山は荒れ放題となり、
土壌が富栄養化した」と分析。松くい虫の被害でマツタケが生える松林が減り、竹林が拡大したこともマツタケ減少
の一因に挙げた。
一方で、昔話のおじいさんが芝刈りに出掛けるエピソードを例に「低木や草を刈り、田に敷いて肥料とするような
里山と生活のかかわりは、持続可能な循環型社会が叫ばれる現代、世界から注目されている」と話し、
レッドデータブックの動植物の半数は里山に生息している状況にも触れ、里山の環境改善に向けた森林
ボランティアの実践などを呼び掛けた。
( ´`ω´)つ
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2004/10/10/04.html
【山形】守る会らがイバラトミヨの生息調査・東根 (04/10/11)
東根市羽入の小見川一帯で10日、希少淡水魚「イバラトミヨ特殊型」(県指定天然記念物)の
生息数調査が行われた。「大富イバラトミヨを守る会」(植松與悦会長)が毎年実施しており、
県内水面水産試験場、県環境科学研究センターも参加。網で捕獲した個体数や体長などを調べた。
延長約400メートルの生息域を5区間に分け、調査員が岸辺やよどみに網を入れ、
イバラトミヨの捕獲場所や体長などを分析。過去の調査で、採取した魚体の背びれ、
尻びれに目印の切れ目を付けている内水試は、捕獲状況と併せて目印の有無も確認し、
全体の生息数推計用のデータを収集した。
調査には、地元の大富小の児童らも参加。調査状況を見学しながら、「地域の財産」を守り、
育てる方法を学んでいた。植松会長らの話では、小見川の水質はきれいなままだが近年、
個体数が減少しているという。試験場が今年実施した営巣調査で55個の巣が確認され、
営巣ポイントなどは徐々に分かりつつあるが、依然、生態の謎は多い。
巣を作る珍しい生態を持つイバラトミヨのうち、特殊型は80万年以上前に分化した最古の系統とされる。
純血種は本県の東根、天童にしかいないといい、絶滅危ぐ種1A類にランクされる。守る会が1994年以降、
小見川で生息数調査を行っている。
( ´`ω´)つ
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20041011/0000003321.html 【イバラミトヨ】(写真あり)
【分 布】 北海道の太平洋岸の河川、本州では日本海岸は新潟県以北太平洋岸は青森県以北に分布
【形 態】 背に8〜10本ののこぎり歯状の棘(きょく)があります。
胸部と尾柄部の近くに鱗板という大きな鱗が一列に並んでいます。6〜30枚
【生 態】 湧水の豊富な川の中下流域や湖沼の岸辺に生息します。
水温変化の少ない湧水池に多い。
( ´`ω´)つ
http://www.agri.pref.kanagawa.jp/suisoken/naisui/fishfile/ibaratomiyo.htm
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【露】米子で標識付けたコハクチョウ、ロシアで確認(04/10/14)
米子水鳥公園(米子市彦名新田)は十三日、同公園で標識を着けて放したコハクチョウが
ロシア・サハリンで確認された、と発表した。しかし、コハクチョウは狩猟者に撃たれたらしく
同公園は、ロシアでコハクチョウ保護が徹底されていない現状を残念がっている。
同公園は国際調査の一環として、一九九七年から標識放鳥に取り組んでいる。
今回確認されたコハクチョウは、三月下旬に首輪状の標識を着けて放した三羽のうちの一羽。
同公園が千葉県内の研究機関を通じてロシア側から得た情報では、五月中旬にサハリンで狩猟者に
撃ち落とされたのが確認されたらしい。
渡りルートはこれまで推定されていた、サハリンルートの裏付けとなるが、撃たれて見つかったことに、
同公園の神谷要指導員は「今後、ロシア側との交流を通じ、コハクチョウ保護の意識を高めたい」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2004/10/14/01.html ( ´`ω´)つ
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2004/10/14/1.jpg
372 :
ツ& ◆HrsXmD4cU6 :04/10/14 22:16:55 ID:U2Wxmkm+
社会保険庁本庁所有の公用車2台(180億円) 社会保険庁公用車247台(4億円) 職員の外国出張費(1億6500万円) 社会保険庁長官の交際費(250万円) 千葉の社会保険大学校内にあるゴルフ練習場の建設・維持費(1200万円) ゴルフクラブの購入費(20本、6万6000円) ゴルフボールの購入費(700個、1万8000円)) 校内のテニスコートや体育館の維持費(計409万円) 東京の社会保険業務センター内のテニスコート建設費(422万円) バスケットコート建設費(354万円) 全国の社会保険事務所に導入した利用ゼロの印刷機(921台、1億5030万円) 社会保険庁のの年金広報費(10億600万円) 年金資金運用基金への支出(2兆2200億円) 年金資金運用基金への交付金(1兆1400億円) グリーンピア建設費と借入金利息・管理費(3800億円) 年金福祉施設や老人ホームの建設・維持費(1兆5700億円) 住宅融資事業費(9300億円) 年金資金運用基金へグリーンピア建設や住宅融資資金の名目で出資金(1兆800億円) 職員の事務費充当(5300億円) 職員の健康診断費(3億7000万円) 勤労者福祉施設維持費(100億円) 社会保険庁が新築した職員宿舎(10億円) ※家賃は東京都心3DKで2万円 社保庁職員宿舎の整備・維持費(42億円) 社保長官香典費(1年につき28〜50万円) 社保庁職員の交通事故賠償金(15件、1800万円) 保養基地運営法人への支出(2兆円、総額5兆6000億円の使途判明) 年金資金運用基金や厚生年金事業振興団総裁の退職金(各4000万円) ミュージカル「ライオンキング」、プロ野球観戦チケット代(計5000万円)
373 :
レッツカキコ!!! :04/10/14 22:30:21 ID:JvfLhhPN
【北海道】利尻島の高層湿原を学術調査 特異な生態保全へ期待(04/10/15)
宗谷管内利尻富士町の南浜湿原の初の総合的な調査が、本格化している。火山の噴火によってできた低地の
「高層湿原」という学術的な価値にもかかわらず、一部は私有地で、利尻礼文サロベツ国立公園の区域にも指定
されていない。関係者は今後の保全や利用に役立つと期待している。
南浜湿原は利尻山(一、七二一メートル)の火口跡にできたとされる利尻島南部のメヌウショロ沼の北側に
広がっている。面積は約六ヘクタール。海岸から約百メートルの近さで、海抜はわずか数メートルしかない。
ミズゴケなどが枯れてできた泥炭の堆積(たいせき)が進んでいるため、沼など周囲の水位より高く、
高層湿原に分類される。
調査は利尻島自然情報センター(小杉和樹代表)が今春から実施。植物分布や地下水の水位、
泥炭の組成などを調べるとともに、衛星利用測位システム(GPS)を使って地図を作製する。
小杉代表は「島の財産ともいうべき湿原の価値を明らかにし、保全とエコツーリズムなどへの利用に
つなげたい」と話し、来年度以降も調査を継続する。
調査に協力している道環境科学研究センターの高田雅之環境GIS(地理情報システム)科長は
「生育条件が異なるミズバショウとミズゴケが混在するなど、不思議な湿原だ」と話している。
高層湿原
泥炭の堆積が進んで地 表面が盛り上がり、地下水が届かなくなった湿原。
水の供給源は雨や雪しかなく、栄養分が少ないため、ミズゴケなどしか生育できない。
代表的なものとしてサロベツ湿原(宗谷管内豊富町など)がある。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041015&j=0047&k=200410150232 ( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Photo/20041015.200410150232.jpg
【北海道】エゾナキウサギ 冬に備え餌集め 北海道・然別湖(04/10/15)
冬の到来に備え、エゾナキウサギが然別湖(北海道鹿追町)周辺の岩場で、草や木の葉などの餌集めに忙しい。
一匹が「ピー」と鳴くと別の一匹が鳴き返す「鳴き合い」も時折聞こえる。冬眠しないため、長ければ半年分の
食べ物を巣穴にため込む。
体長15センチ。3万〜4万年前の氷河期にシベリアから北海道に渡ってきたとされる。
氷河期が終わった後も、日本では道中央部の涼しい山岳地帯に生き残り「生きた化石」と言われている。
暑さに弱く、わずかな環境の変化で個体数が激減しかねない。市民団体から「国の天然記念物に指定して
保護に本腰を入れてほしい」との声が出ている。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041015-00000008-maip-soci 【エゾウサギ】(写真あり)
分類:ウサギ目ナキウサギ科
分布:北海道中央部、大雪山、日高山脈が中心
全長:約10〜19cm
尾長:約5mm
体重:約150g
北海道では200mの低地から2000m以上の高山の乾そうした岩場に生息する。
行動がびんし ょうで、岩の間を飛ぶように走り、小鳥のような高い声でピーピーと鳴く。
夏の間に草・小枝・低木の 葉などを集めて日にほし、岩の下に大量にたくわえ、冬は冬眠せず、
雪の下につくったトンネル内で これらを食べてくらす。
( ´`ω´)つ
http://wa.manabi.pref.hokkaido.jp/nature/taiken/animal/a_05.htm
【和歌山】コウノトリ1年かけ日本列島の旅 16年ぶり田辺に珍客 (04/10/17)
田辺市の左会津川で15日午後、国の特別天然記念物である野生のコウノトリ(コウノトリ科)が、
16年ぶりに飛来したのを日本野鳥の会会員の川辺淳太郎さん(上屋敷1丁目)が確認した。
保護、増殖、野生化などに取り組んでいる兵庫県立コウノトリの郷公園によると、昨年10月に
秋田県熊代市で初確認されて以来、1年かけて南下を続けている鳥。
最北では青森県津軽でも確認されており、この1年間で日本列島を計約1300キロ移動したことになる。
同公園によると、このコウノトリは1992年夏に北海道で衰弱しているところを保護され、渡り鳥調査のため
、環境省が金属製リングを右足に着けて放した。その後、2003年10月に秋田県へ姿を現して以来、12月に青森県、
今年1月に再び秋田県に戻った。さらに、2月に静岡県に飛来し、4月から10月6日まで長野県にとどまった。
10月12〜13日には三重県紀伊長島にいたという。
左会津川で確認されたのは15日午後2時ごろ。最初は切戸橋下流に飛来しているのを地元民らが発見。
連絡を受けた川辺さんが上流に向けて飛んだコウノトリを同市下万呂の田辺市消防署北分署前で見つけた。
人が近づいても驚く気配はなく、静かにたたずんでいた。魚を発見すると羽を広げて水面を走るように
追いかけていた。
兵庫県立大学自然・環境科学研究所の大迫義人助教授(47)によると、「コウノトリは中国大陸から
数羽が冬鳥として日本に飛来しているだけ。これほど長いこと日本にいるのは珍しい」と今後の動きに
注目している。また、日本で金属製リングを付けた野生のコウノトリはこの鳥だけだという。
コウノトリは昔、日本各地に分布していたというが、1970年代に絶滅した。コウノトリは
全長1・1メートルになり、羽を広げると2メートル近くに達する大きな水辺の鳥。
全身真っ白で、風切り羽が黒い。足は淡紅色をしている。
( ´`ω´)つ
http://www.agara.co.jp/DAILY/20041017/20041017_001.html ( ´`ω´)つ
http://www.agara.co.jp/image/daily/2004-10/20041017/20041017_001_01.jpg
【長野】タガメなど13種絶滅、危惧1類は89種 県初のレッドデータブック動物編 (04/10/16)
豊かな自然を誇る信州でも、多くの生き物が絶滅したり絶滅の危機にあることが、県が初めてまとめた絶滅
の恐れのある野生生物資料集「県版レッドデータブック動物編」で明らかになった。水生昆虫のタガメや草原に
すむ鳥のコジュリン、諏訪湖固有の魚類・スワモロコなどは既に絶滅。メダカやイヌワシ、ライチョウ、草原性の
チョウ類など多くの種も危地に立たされている。
同資料集には脊椎(せきつい)動物と無脊椎動物の計521種が収録され、うち10種が絶滅し、
サケ、ウナギ、アユの3種も野生絶滅種とされた。絶滅の恐れが特に高い絶滅危惧(きぐ)1類は89種に上る。
県内記録種の中に占める絶滅の恐れのある種(準絶滅危惧種以上)の割合は魚類で40・6%、
哺(ほ)乳類で32・7%、チョウ類で25・6%に達している。
“水生昆虫の王様″と言われたタガメは農薬に極めて弱く、県内では1960年ごろまで各地で普通に
見られたがそれ以降、急速に姿を消した。レッドデータブック作成委員会が各地を調査したが発見できず、
絶滅種とされた。
メダカ(絶滅危惧1B類)は水田整備や水路のコンクリート化などで激減し、姿を見るのが難しくなった。
北アルプスなどにすむライチョウ(同2類)は観光開発や登山者によるかく乱、キツネなどの天敵の増加で
絶滅の恐れが増している。
外来種も影響を及ぼしている。千曲川や天竜川に生息するイシガメ(同2類)は外来のミシシッピーアカミミガメ
との種間競争で圧迫され、90年代半ばから確認されていない。また、県内に広く分布するツキノワグマも
中信高原・八ケ岳では生息域が孤立して数が減り、同山域では「絶滅の恐れのある地域個体群」とされた。
(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041016-00000124-mailo-l20
〔タンチョウ〕
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http://www.soka.ed.jp/kyoiku/choken/bmp/fukuhara/tancho01.jpg |!
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【高知】ショウジョウトキのひな2羽誕生(04/10/19)
高知市の遊園地「わんぱーくこうちアニマルランド」で、カリブ海沿岸に生息するショウジョウトキのひな二羽が
誕生した。二羽とも食欲は旺盛で、じゃれ合ったり、羽をばたつかせたりしながら、来年三月ごろになる一般公開を
待っている。
ショウジョウトキは、マングローブ林などで群れで生活し、成鳥の真っ赤な羽色からこの名前が付いた。
遊園地には、一九九三年から六羽のショウジョウトキがおり、今回はこのうち二つがいで繁殖に成功した。
ひなは九月六、二十八日に誕生。この際、いずれも約三十グラムだった体重は、
今月初めには二百六十グラムになった。毎日、小魚の切り身やオキアミを約七十グラムは食べるという。
今は灰色の産毛に覆われているが、一年もすれば、親と同じように目の覚めるような赤い羽に生え替わる。
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http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/an41019b.htm ( ´`ω´)つ
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/img/an41019b.jpg
【東京】鳥と人 癒やし15年(04/10/20)
野鳥の観察地として親しまれている大田区東海3丁目の都立東京港野鳥公園が、開園から15周年を迎えた。
築地市場などが移転する予定だった埋め立て地に野鳥が住み着き、自然保護を訴える地元の声に後押しされて
開園したのが89年。現在は1日平均30〜40種類の鳥が観察できる、都内指折りの野鳥の名所となった。
これまでの歩みを振り返る記念展「野鳥公園 過去・現在・未来」も始まり、連日、愛鳥家らでにぎわっている。
野鳥公園があるのは、羽田空港に近い大井埠頭ふとうの埋め立て地。大田市場に隣接する約24ヘクタールの
敷地に、淡水池やヨシ原、泥湿地、干潟などが再現され、望遠鏡を備えた観察小屋があちこちに並ぶ。
カモ、シギ、チドリなどの渡り鳥や、一年中見られるカワウやカルガモの観察に、15年間で約86万人が訪れた。
当初、この埋め立て地には築地市場などが移転する計画だった。だが、財政難などで移転が難航する間に、
池や湿地が広がり、野鳥の生息地になった。地元住民や日本野鳥の会などが、約6万人分の署名を集めて都に
公園設置を要望。その結果、78年に約3ヘクタールが「大井第七埠頭公園」として整備され、さらに89年には
24ヘクタールに拡張され、現在の野鳥公園が誕生した。
これまでに園内で見られた野鳥は204種類。15年目で初めて、開園前の数字を超えた。
02年には環境省のレッドデータブックで「絶滅危惧きぐ1A類」に分類されているクロツラヘラサギが確認されたほか、
今年7月には初めてカラシラサギが確認されるなど、新しい仲間も増えている。
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http://mytown.asahi.com/tokyo/news01.asp?kiji=3431 ( ´`ω´)つ
http://mytown.asahi.com/tokyo/images/pic1_3431_337.jpg
【海外】生物多様性、30年で4割低下=WWFの地球環境報告書(04/10/21)
世界自然保護基金(WWF)が21日発表した地球環境に関する2004年版のリポートによると、
地球の生物の生息数・多様性を示す指数は、1970〜2000年の30年間に40%低下した。
淡水生物(323種)を対象とした指数は50%と大幅に減少したほか、地上生物(555種)、
海洋生物(267種)の場合もそれぞれ30%減った。
WWFは「人口増加により、生物多様性の状況は02年の調査よりも悪化した」としている。(時事通信)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041021-00000234-jij-int
【北海道】羅臼川「落差工」に魚道 道方針、13カ所すべて (04/10/22)
知床の世界自然遺産登録に向け、道は22日、知床半島の羅臼川で流れを緩やかにするため設けられている
13カ所の「落差工」すべてに、魚道を設置する方針を固めた。財源には道州制モデル事業推進費を充てる。
年明けにも着工し、2007年度の完成を目指す。また、羅臼川水系にある道所管の砂防ダム3基にも魚道を
設ける方針だ。
国際自然保護連合(IUCN)は、世界遺産登録の「望ましい条件」として、すべてのダムに魚道を整備するよう、
日本政府に求めている。
道州制モデル事業は、開発予算の補助事業のうち、年間百億円の事業決定を道の裁量に委ねており、
○七年度まで継続の見通し。道は「防災」「環境」「観光」の三分野で事業展開する計画を決めており、
知床の世界遺産登録へ向けた魚道整備が、事業の趣旨に合うと判断した。
魚道整備は本年度から○七年度までの四年間で実施する計画で、総事業費は五億円の見込み。
本年度は年明けにも落差工三基の工事に着手する。
また道は、知床の世界遺産候補地内に道所管のダム六基のうち、羅臼川水系の砂防ダム三基について、
落差工の魚道整備が終了次第、魚道設置を進める考えだ。残り三基のダムについても設置の検討を進める。
候補地内には道所管を含め五十基のダムがある。
知床の世界遺産登録をめぐっては、IUCNのデビッド・シェパード保護地域事業部長が九月、環境省に
質問状を送付し、不要な一部ダムの撤去やすべてのダムの魚道整備などを要請。
政府は「ダムには必要な魚道を整備する」などとする回答書案を検討している。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041022&j=0030&k=200410223892
【大分】玖珠町で「ツルを呼び招く式」 餌のもみをまき、ドジョウも放流 (04/10/22)
玖珠町の「玖珠盆地にツルを呼ぼう会」(安部喜久郎会長)は二十一日、町内八幡地区綾垣の田んぼで、
ツルを呼び招く式をした。“ツル誘引運動”はことしで三年目。餌になるもみをまき、ドジョウを放し、
「ぜひ飛来を実現させたい」と会員。
関係者ら二十人が参加。神事をしてツルの飛来を願った後、安部会長が「環境保護の一環として、
ツルを呼ぶ運動に取り組んでいる。鳥や獣が自由にすめる環境づくりをしたい」とあいさつ。
会員が手作りしたおとりの模型であるデコイ三体を設置した現地に餌をまいた。
呼ぼう会は、自然豊かな玖珠盆地にツルを呼び寄せようと、二○○二年夏に町内外の有志で結成。
昨年まで町内山田の伐株山ろくにデコイを置いてきたが、より自然環境に優れた八幡地区に変更した。
会員は「中国地方のツル越冬地・熊毛の八代盆地に、ここの地形はそっくり」「そばにドジョウのいる太田川が流れ、
ツルのねぐらになる林も近い」と、地形の良さに期待。
地元の関係者は「太田川にはカメがいる。後はツルが来ればおめでたい」と、地域の発展に夢をはせていた。
( ´`ω´)つ
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2004=10=22=703746=chokan おとりのデコイの周りに餌をまく関係者
( ´`ω´)つ
http://www.oita-press.co.jp/data/chokan/2004-10-22/703746-1.jpg
【沖縄】ジュゴン保護の勧告案提出 2回目、IUCN総会に (04/10/22)
日本自然保護協会や世界自然保護基金(WWF)ジャパンなど環境関連7団体は22日、
11月中旬からバンコクで開かれる国際自然保護連合(IUCN)総会に向け、米軍普天間飛行場
(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐり、環境影響評価(アセスメント)の見直しとジュゴンなど野生生物保全を
求める勧告案を提出、受理されたと発表した。
普天間飛行場の同県名護市辺野古沖への移設をめぐっては、2000年開催の前回IUCN総会が、
希少野生生物の保全策をとるよう日米両政府に求める勧告を採択しているが、状況が改善されていないとして、
2回目の勧告案提出となった。(共同通信)
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004102200168&genre=H1&area=Z10
【北海道】エゾシカ猟きょう解禁 猟期・猟区拡大、メス捕獲制限を撤廃 (04/10/25)
今シーズンの道内のエゾシカ猟が二十五日、解禁になる。猟ができる地域は石狩、江別、北広島の三市と
石狩管内浜益村が新たに加わり、百五十九市町村。森林や農作物のエゾシカによる食害対策として道は解禁日を
昨年より一週間早め、終猟日も遅らせたほか、メスの狩猟制限を撤廃し、シカの個体数削減を目指している。
道のエゾシカ生息状況調査によると、二○○三年度のエゾシカの数は、一九九三年度を一○○(推定二十万頭)
とした場合、東部地域(網走、十勝、釧路、根室の四管内)は九○とやや減っているが、それ以外の地域は二二○と
倍以上になっている。東部地域もここ数年は増加傾向にあり、生息数は全道で四十万頭近いとの見方もある。
これに対し道内の○三年度の捕獲数は五万九千頭にとどまり、エゾシカの食害の被害額は同年度、
二十八億六千六百万円に上った。
このため道は、エゾシカ猟の解禁日を早めたほか、昨シーズンは一月三十一日だった終猟日を、
今シーズンは胆振、日高管内などの一部を二月十三日、さらには東部地域の一部を同二十八日とした。
また一日三頭以内だったメスの捕獲制限は撤廃。道がハンターに依頼して、三千頭を目標に独自の駆除も実施する。
狩猟の許可を得たハンターの数は高齢化の影響で、今シーズンは八千七百人と、前年同期に比べ約二百人少ない。
道は、ハンター減少の影響を規制緩和で補い、エゾシカの個体数削減を図る。
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http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041025&j=0047&k=200410255271 ( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Photo/20041025.200410255271.jpg
【北海道】「漁業規制求めぬ」 環境省と道、漁協に説明 知床世界自然遺産登録(04/10/23)
知床半島の世界自然遺産登録の可否をめぐり、国際自然保護連合(IUCN)から半島沿岸でのスケソウダラ漁
の規制などを求められている問題で、環境省東北海道地区自然保護事務所(釧路市)の鳥居敏男次長と
道環境生活部の松岡治・環境室長らは二十二日、網走管内斜里町の斜里第一漁協を訪れ、大川原忠士常務理事
に「禁漁など新たな規制を漁業者に求めない」とする従来の考え方をあらためて説明した。
当初、二十二日が期限だったIUCNへの回答書提出はスケソウ問題についての文案作成が遅れ、
十一月五日に二週間延期された。
漁協訪問はこうした状況を受け、現段階での環境省や道の回答方針を説明するのが目的。
鳥居次長らは二十三日、斜里町のウトロ漁協と根室管内羅臼町の羅臼漁協を訪ね、同様の説明を行う。
これに関連し、高橋はるみ知事は二十二日の会見で、道や羅臼漁協などが従来行ってきたスケソウ資源保護の
ための自主的な取り組みをIUCN側に説明するのに加え、
《1》知床半島周辺での、スケソウなど主要魚種の資源量の科学的調査
《2》自主規制の補強−の二点をIUCNへの回答書の柱としたい考えを表明した。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041023&j=0047&k=200410234210
【京都】北区でオオタカ飛来を確認 総合地球環境学研の移転地(04/10/26)
総合地球環境学研究所(京都市上京区、日高敏隆所長)は26日、移転を計画している京都大演習林
上賀茂試験地(北区上賀茂)で、環境省のレッドデータブックで絶滅危ぐ種とされる猛きん類のオオタカの
飛来が確認された、と発表した。「飛来地は新施設の建設予定地から離れており、計画を変更する予定はない」
としている。
地球研によると、オオタカは昨年7月以降に3羽が見つかった。移転予定地から半径1キロ以内で営巣は
確認されておらず、餌場としての利用頻度も高くないという。
移転後の新施設は、風致地区に指定されている上賀茂試験地内の敷地3・1ヘクタールに
鉄筋コンクリート地上2階、地下1階の研究棟などを建設する。民間の資金や技術を活用するPFI方式で、
今年3月に着工、2006年4月の完成を目指している。
地球研の湯本貴和教授は「工事によってオオタカの生息に影響しないよう、
定期的に観察を続けていきたい」と話す。日高所長は「(完成後に)植生もできるだけ元に戻したい。
オオタカと共生できる研究所になればいい」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004102600223&genre=H1&area=K1A
【広島】11月2日に山口県庁で、クマと共生へ3県合同会議(04/10/27)
広島県内でツキノワグマによる人身被害が相次いでいる問題で、県は二十六日までに、
山口、島根の各県の担当者と専門家を交えた対策会議を、十一月二日に山口県庁で開くことを決めた。
三県の担当者が会議を開くことはこれまで何度かあったが、専門家を交えて本格的に「共生」について検討する
会議は初めてという。
県自然環境保全室によると、県内のクマの駆除数は十月に入り七十頭(二十六日現在)と、
鳥獣保護法に基づく特定鳥獣保護管理計画で定めた三県合わせた年間駆除数計四十八頭を
すでに大きく上回っている。いずれも人や農作物に危害を加えたためで、「射殺はやむを得ない判断」(同室)
だったが、専門家らからは、絶滅のおそれを指摘されていた。
県からは同室職員のほか、市安佐動物公園(広島市安佐北区)の福本幸夫園長や、
野生生物の生態研究を行っている市民団体「広島フィールドミュージアム」の金井塚務会長らが参加。
山口、島根両県からも、担当職員のほか、学者や猟友会員らが参加する予定。
( ´`ω´)つ
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/an41027a.htm
400 :
( メ`ω´)φ ★ :04/10/28 04:54:33 ID:???
【海外】熱帯雨林保全のため、カリマンタン島を調査へ−−大阪市立大植物園長ら(04/10/27)
インドネシア、マレーシア両国にまたがり、世界自然遺産登録を目指すカリマンタン(ボルネオ)島中央部・マラー山系
に広がる熱帯雨林を調査するため、大阪市立大付属植物園(交野市)の岡田博園長(57)を代表とするチームが、
12月に現地入りする。
世界で最も生物多様性が高いとされる貴重な森林で、現地の研究者の要請に応え、登録申請に向けた
基礎資料を集める。次世代に伝えたい森林を守る作業への貢献が期待される。
カリマンタン島は世界で3番目に大きな島で、オランウータンの生息地としても有名。島北部では、2カ所が
世界自然遺産に登録されている。
マラー山系は島の最奥地にある1500メートル級の山脈で、手つかずの原生林が広がる。
赤道近くだが、標高差が大きいため多彩な植物が生息する。しかし、交通網が未整備で、治安情勢や資金などの
事情が重なり、調査は進んでいない。
インドネシア政府は世界自然遺産登録に備え、03年から3年間で現地を調査する計画。昨年、同国を訪ねた
岡田園長に協力を要請した。岡田園長は92年、同山系の北西端で、新種とみられるサトイモ種などを発見した。
ほかに日本の植物学者4人も参加、1カ月間で約1000種の植物を採取し、標本作成やDNA解析に取り組む。
岡田園長は「現地は乱開発で、存在を知られる前に絶滅する植物種もある。大切な熱帯雨林を残すために
役立ちたい」と話している。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041027-00000232-mailo-l27
【栃木】国の天然記念物ミヤコタナゴ、1匹も確認できず−−国などが調査(04/10/29)
国の天然記念物、ミヤコタナゴについて、大田原市羽田の生息地保護区で28日、環境省や県林務部など
による定期生息調査があった。過去2年と同様に、タナゴは1匹も確認できなかった。
定期調査で確認できなかったが、昨年春の予備調査では稚魚1匹の生息が見られた例もあり、
絶滅かどうかは不明という。見つからない原因も、水質悪化によるものなのか分かっていない。
環境省は専門家に意見を求め、今後の対応策を検討していく方針だ。
調査は、延長約750メートルの用水路に、15メートル置きに捕獲容器計50個を設置。
1時間半後に順次引き揚げたが、ドジョウ、アメリカザリガニなどだけだった。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041029-00000134-mailo-l09
【石川】ため池は宝庫、希少生物守れ 珠洲市など水抜き調査 外来魚を捕獲、環境保護啓発へ (04/10/30)
珠洲市と市土地改良区は、市内のため池に生息する希少水生昆虫や水生植物の保護に乗り出した。
ため池には、全国的にも貴重な水生生物が数多く存在しているとされ、二十九日に生息状況の調査を実施した。
調査では生態系に影響を与えるブラックバスも捕獲され、市などは今後、外来漁を池に放たないよう呼び掛けるほか、
希少生物の存在を市民に知らせるなど環境保護の啓発活動に取り組む考えである。
県ふれあい昆虫館の富沢章副館長によると、平野部にある市内のため池には、絶滅危惧(きぐ)種である
ゲンゴロウ類やコオイムシ類などの水生昆虫、ミズオオバコやミクリ類などの水生植物が集中的に存在し、
全国でも珍しい地域だという。
ところが、耕作体系の変化や管理者の高齢化などで水質浄化に必要なため池の管理が行き届かなくなっている
ほか、外来魚の存在など水生昆虫が絶滅する恐れがあることから、池の水抜き作業に合わせ、調査を実施した。
調査には、市や県職員、東大大学院保全生態学研究室の研究員らに加え、地元住民も参加した。
同市若山町広栗の孝右衛門池では、水抜きした池の底から外来魚のブラックバス五十一匹が捕獲された。
胃の内容物を調べると、ヤゴやホッケミズムシなど絶滅危惧種が食べられていることが分かった。
調査は三十一日まで行われる。
市農林水産課は「環境保全へため池の管理を徹底し、看板設置などで広報に務めたい」とし、
富沢副館長は「生態系を乱すブラックバスを放たないようにし、水辺の環境のよさを住民が認識するきっかけ
にしてほしい」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20041030003.htm
【広島】ヒョウモンモドキ、合併で揺れる保護の行方(04/10/30)
環境省が絶滅危惧(きぐ)T類に指定するチョウの一種、ヒョウモンモドキ。
広島県久井町内の生息域をビオトープとして保全する県の事業が本格化してきた。完成は二〇〇六年。
管理を受け継ぐ町は、地元住民を取り込んだ保護の受け皿づくりを急ぐ。ただ、その町は来年三月、三原市など
一市三町と合併する予定。保護の行方にも微妙に影響を与えている。
町役場近くの山あいに、九月から刈り取ったササや雑木を運び出すトラクターのエンジン音が響く。
ビオトープ予定地の休耕田は約五十アール。ヒョウモンモドキの幼虫が葉を食べるキセルアザミが三カ所で密生する。
町を含む世羅台地で保護活動を展開する「ヒョウモンモドキ保護の会」(中元実会長)が、ほ場整備事業の予定地に
重要な生息域があると指摘。県は保護の会や地権者との二年間の協議の末、ようやくほ場整備地区から除外した。
県生産基盤室の角保彰紀主任は「湿地の貴重な生態系を学ぶ場として地元で活用してほしい」と説明。
本年度中にビオトープ予定地を買収する。
キセルアザミに適した湿地に戻し、成虫がみつを吸うノアザミを移植。全国でも世羅台地や芸北地域でしか
見られなくなったヒョウモンモドキの「聖域」化を目指す。
完成後にビオトープを譲り受ける予定の町は来年三月の合併で新・三原市の一部になる。県は事業を円滑に
続けていくため、町やほ場整備区域の土地改良区などの担当者との協議に三原市の担当者も参加するよう求めている。
しかし、肝心の三原市は十一月末にも開かれる次回協議に、どの部局の職員が出席するか決めていない。
「町教委から事業概要の説明を受けた段階」と三原市教委の岡田弘之文化スポーツ課長。ヒョウモンモドキの
生息域を市天然記念物として保全するなら市教委の担当だが、自然公園とするなら農林や環境管理部門の担当
になるためだ。
町に事業の展望を示すよう求める市側と、「合併が迫り町単独で内容を詰めるのは困難」とする町教委側との
話し合いは始まってもいない。
行政と一体でビオトープなど湿地の保全を担う住民グループづくりもこれから。町教委の正弘吉社会教育課長は
「昨年まで保護の機運を盛り上げようにも、ヒョウモンモドキを知らない住民が多かった」と打ち明ける。
町教委は今年一年間、啓発活動を展開。二回の観察会には地元から計百人が参加した。観察会を通じ、
六十人の会員の多くを府中市や世羅町内の住民が占める保護の会への入会者も出始め、保護の意識が少しずつ
芽生え始めた。
小学校でもノアザミの栽培に挑む動きが出てきた。久井小六年柳原志帆さん(12)は「みつのいっぱい出る花が
咲いてほしい」と、級友とアザミの芽にせっせと水をやる。
「関心を持つ住民が増えている。今こそ行政に指導力を発揮してほしい」。保護の会の中元会長は、県や市、
町の取り組みに期待を寄せる。住民サイドに出てきた保護の機運をどう広げていくうえで、行政サイドが
どう連携していくか。ヒョウモンモドキの保護は、合併の成否を問うバロメーターの一つでもある。
【ヒョウモンモドキ】
タテハチョウ科のチョウの一種で羽を広げた大きさは約5センチ。「ヒョウモンモドキ保護の会」によると、
世羅台地一帯の生息域は約40カ所。ビオトープ予定地は、2001年に保護の会が県内でも有数の生息域
として県に保全を要請。03年8月、県は生態系保全空間整備事業の一つとしてほ場整備区域から除外し、
ビオトープ整備を決めた。
( ´`ω´)つ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04103039.html ( ´`ω´)つ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04103041a.jpg 【ヒョウモンモドキ】
( ´`ω´)つ
http://www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/txt/content/054.html
【沖縄】クイナ遺伝子多様性確保を 名桜大総研が講演会(04/10/30)
名桜大学総合研究所(仲地清所長)は、グアムクイナの人工繁殖に取り組んでいる専門家を招いての
講演会「グアムクイナ回復への取り組み1984―2004年」を29日、同研究所で開いた。
講師のスーザン・メディナ博士(グアム水生野生生物資源局)が、グアムクイナ回復プログラムについて説明し、
課題などを挙げた。
同プログラムは、84年から86年にかけて捕獲された21羽のうち、10羽を選別して繁殖に使った。
89年からロタ島、98年からグアム島で放鳥を開始している。
メディナ氏は、これまでの繁殖の成功率は48%と説明した。
メディナ氏は、わずかな個体数で交配を重ねたため遺伝子の多様度が低くなり、
ひなに何らかの異常が見られるケースもあると指摘。
「ヤンバルクイナも早く監視飼育下に置き、遺伝子の多様性を確保する必要がある」と述べた。
( ´`ω´)つ
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/041030ec.html
【栃木】モリアオガエルの生息地守ろう NGOなどが協定(04/10/31)
保護が叫ばれているモリアオガエルの生息地として知られる赤沼を保護しようと、塩那森林管理署と
塩原町の非政府組織(NGO)「森衛隊」は三十日までに、国有林の赤沼周辺の森林整備に関する協定
「赤沼〜モリアオガエルとサンショウウオの森」を結んだ。
対象区域は「富士山(ふじやま)・大沼自然観察教育林」(百ヘクタール)の一部で、赤沼周辺の一三・七ヘクタール。
大沼から北に約三百メートルに位置し、赤沼のほか狩り場沼、夏沼の三つの沼と多数のくぼ地が連なる。
赤沼周辺はモリアオガエルやクロサンショウウオなど両生類の数少ない生息地。
協定は(1)両生類のすみやすい森林にするため、来年度までに森衛隊がスギやヒノキの抜き切りなどを行い、
広葉樹林として整備(2)森林管理署は二〇〇六年に赤沼周辺を「赤沼特定地理等保護林」に指定する−などを
内容としている。
森衛隊のメンバー二十人は三十日、沼に入った倒木を引き揚げ、大小千五百本余りのスギなどを伐採して
生息環境を整えた。区域入り口には「赤沼 モリアオガエルとサンショウウオの森」の看板も立てられた。
( ´`ω´)つ
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/041031/news_2.html ( ´`ω´)つ
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/041031/1031mori.jpg
>>409 【宮古馬…宮古の在来馬(日本固有の馬)】沖縄
( ´`ω´)つ
http://www1.odn.ne.jp/muraoka/miyakoum.htm 13世紀以前から沖縄県の宮古島で飼われ、他の品種と交配されることなく、現代まで系統を保ってきました。
宮古馬は平成13年11月現在、島内に19頭・農林水産省家畜改良センター十勝牧場で3頭、飼育され
日本在来馬8馬種のなかで、一番少ない頭数です。
昭和55年に宮古馬保存会を結成して、保存と「サニツ浜カーニバル」等のイベントへ積極的に
参加しPRに努めています。
H8/6/30 第6回サニツ浜カーニバルの浜競馬
( ´`ω´)つ
http://www1.odn.ne.jp/muraoka/hamakeib.jpg 宮古馬の特徴
体高は、平均メス117cm・オス120cm位で小さい。
性格が温順で、飼い主によくなつきます。
粗食と重労働に耐え、耐久力に富み、小柄ながら負担力大きく、駄載に適しています。
蹄質は堅く、サンゴ石岩石の悪路でも、蹄鉄をはめる必要がありません。
宮古群島における馬の飼養頭数の推移
明治18年に糖業が始まってからは、馬は糖業と深く関わってきました。
昭和31年の12,428頭をピークに減少の一途をたどります。
これは、
(1)畜力依存の小型製糖工場から、昭和27年以降動力の大型製糖工場へ移行して行った。
(2)運搬手段が、荷馬車から昭和37年頃からトラックへ移行していった。
(3)昭和38年以降トラクターが導入されたこと、が主な原因です。
日本の在来馬の主なもの (日本在来馬8馬種)
【宮古馬 】沖縄県宮古群島、平成3年1月沖縄県天然記念物に指定
平均メス117cm、オス120cmの小形馬
【北海道和種】 北海道
体高125cm〜140cmの中形馬
【木曽馬】 長野県開田村、岐阜県
124cm〜142cmの中形馬
わが国旧藩制時代産馬の遺残馬種
【御崎馬(みさきうま)】 宮崎県都井岬、国の天然記念物指定
124cm〜138cmの中形馬
わが国旧藩制時代産馬の遺残馬種
【対州馬(たいしゅううま)】 長崎県上県(かみあがた)郡、下県郡
体高107cm〜136cm(125cm〜127cmが平均)で、
小形馬と中形馬の中間
【トカラ馬】 鹿児島県トカラ列島、昭和28年鹿児島県の天然記念物指定
108cm〜122cmの小形馬
【与那国馬】 沖縄県八重山群島
109cm〜123cmの小形馬
【野間馬】 愛媛県今治市、昭和60年日本馬事協会より8番目の日本在来馬に認定される。
昭和63年今治市の文化財に指定し保護している。
体高107cm以下の小形馬
【沖縄】「人工繁殖急げ」/ヤンバルクイナ保護でシンポ 絶滅回避へ専門家指摘(04/11/01)
ヤンバルクイナの保護策を考えるシンポジウム(主催・名桜大学総合研究所)が三十一日、那覇市の教育福祉会館で
開かれた。国内外の研究者らが海外での野生生物の繁殖、野生復帰の取り組みを紹介。
ヤンバルクイナを絶滅の危機から救うため、「人工繁殖への取り組みが急務」などの指摘が相次いだ。
グアム水生野生生物資源局のスーザン・メディナさんは、野生では絶滅したグアムクイナの人工繁殖の事例を紹介。
「飼育の技術は確立したが、施設の外に放つとネコやヘビに食べられてしまう状態。本来の自然環境の回復には、
外来種対策が最大の課題だ」と話した。
沖縄への提言として「個体数が多く、遺伝的多様性が高いうちに人工繁殖に取り組むことが重要だ」と強調した。
日本獣医畜産大学の羽山伸一助教授は「ヤンバルクイナは飼育下での繁殖が急務だ。外来種を頂点とする
新たな生態系が定着してしまうと手の施しようがない」と指摘。「(繁殖後の)自然環境への再導入には、生息地の回復が
大前提となる。各機関が協力し、全体的な行動計画をつくる必要がある」と提言した。
ヤンバルクイナの生息調査にかかわる沖縄フィールドワークの金城道男代表は、マングースの分布が急激に
拡大しているやんばるの現状を紹介。「国頭村与那―安波の県道2号まで、あと一年半で達する恐れがある。
それまでにマングース侵入を物理的に阻止するフェンスが必要だ」と訴えた。
( ´`ω´)つ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200411011300.html#no_1
【滋賀】絶滅危ぐ種増加見込み 県が05年版リスト調査中間報告(04/11/01)
絶滅の恐れのある県内の動植物などをまとめた県版レッドリスト(2005年版)の作成に向け調査を進める県
は31日、4年前よりも絶滅危ぐ種や希少種などが増加する見込みであるという中間報告を、草津市の
県立琵琶湖博物館で開かれた「滋賀の生物多様性を考えるフォーラム」で公表した。
調査は、1997年に生きもの総合調査委員会(会長・小林圭介県立大名誉教授)を中心にスタート。
植物や哺乳(ほにゅう)類、鳥類、魚介類など6分野で絶滅危ぐ種や絶滅危機増大種を選定し、
2000年に1077種に及ぶ県版レッドリスト「滋賀県で大切にすべき野生生物」を策定した。
自然環境保全課によると、これまでの現地調査から2005年版の同リスト掲載種は約1400種に上る見込み。
具体的には、新たにベニイトトンボやオオキトンボが絶滅危ぐ種に認定されるほか減少著しい県鳥のカイツブリも
絶滅の危険性が高くなる。今後、中間報告結果の精査を行い、来年度中に最終リストを公表する。
(中日新聞)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041101-00000004-cnc-l25
【京都】絶滅危ぐ種など上位ランク生物増加へ 琵琶湖博物館でフォーラム(04/10/31)
「滋賀の生物多様性を考えるフォーラム」(県主催)が31日、滋賀県草津市の琵琶湖博物館で開かれ、
県版レッドデータブックの更新に取り組む「生きもの総合調査委員会」が中間報告書を公表した。
9ランクある「大切にすべき野生生物」の総数は、2000年度作成の同ブックに比べて約350種増の
約1400種となり、絶滅危ぐ種や希少種など上位にランクされる生物も増加する見込み、としている。
報告書は生物を植物や鳥類、魚介類など6種に分類してまとめた。前回は上位から4番目の
「要注目種」だったイトマやオオアブノメなどの植物が減少し、ランクを上げることが検討されているほか、
減少傾向のカイツブリのランクも再検討が必要としている。
更新される同ブックでは掲載種が増える見込みについて、調査委員会会長で県立大名誉教授の
小林圭介さんは「調査対象が増えたことや、里地の荒廃、河川の三面張りなどの影響が出てきた結果だ」と分析している。
県版デッドデータブックは、4年前に初めて作成され、5年ごとに更新される。今後、中間報告書を精査し、
来年度内に新しい同ブックを公表することにしている。
フォーラムでは、県内の野生動植物の現況についての報告などもあった。
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004103100143&genre=H1&area=S00
【北海道】天然記念物のシマフクロウ 死骸発見、既に12羽−過去10年で最高 (04/11/02)
釧路市にある環境省東北海道地区自然保護事務所に収容された国の天然記念物シマフクロウの死骸(しがい)数が、
今年一月から十月までに過去十年間で最高の十二羽に上っていることが一日、分かった。
同事務所によると、一九九四年から二○○三年までの十年間では、年間の死骸数は○一年の六羽が最も多く、
今年はすでにその倍に達した。
死骸の内訳はオス三羽、メス四羽、不明五羽。発見場所は根室管内が八カ所、釧路管内が二カ所、
網走、十勝管内が一カ所ずつとなっている。
死因はテンによる捕食が三件と最も多かったが、交通事故二件、感電死一件、魚のふ化場での溺死(できし)一件と、
人間社会との接触による死も四件あった。
死因を調査している北海道野生生物保護公社(釧路市)の斉藤慶輔主任研究員は、シマフクロウの
保護対策について「道路管理者や電力事業者らと協力し、事故原因を取り除くことが大切だ」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041102&j=0047&k=200411029837
【沖縄】先島に生息のヤエヤマサソリ、座間味で確認(04/11/02)
文献上、宮古と八重山にしか生息していないとされるヤエヤマサソリを、座間味村の阿真地区の山岳で、
座間味中学校2年の生徒がこのほど見つけ、同校で話題になっている。場所は拝所で、人がめったに入らない所。
ペットとして持ち込まれた可能性などは少なく、ヤエヤマサソリ自体が詳しく知られていないため、もともと
座間味にも生息していたのではないかとみられている。
ヤエヤマサソリを見つけたのは10月23日。拝所地帯にあった朽ち木にヤエヤマサソリ(コガネサソリ科)が
4匹いるのを確認。それを学校図書館などで調べた結果、県内では先島地方だけにしか生息していないことが分かり、
座間味村教育委員会に連絡した。同村教委でも調査した結果、八重山と宮古でしか生息が確認されていなかった。
見つかったヤエヤマサソリは5センチメートル程度の黒褐色で、ハサミが大きい。文献によると、山地の樹皮、
朽ち木、石の下などに潜んでいる。刺されると激しく痛むが、攻撃的ではなく、致命毒はないという。
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http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/041102ec.html 琉球新報〜沖縄の最新ローカルニュース
http://www.ryukyushimpo.co.jp/
【滋賀】カイツブリ 「希少種」上位へ 滋賀県、生息数急減で検討(04/11/02)
滋賀県の鳥「カイツブリ」の生息数が急減している。県は、繁殖地となるヨシ群落や水草帯の減少などが
原因とみており、県版「レッドデータブック(滋賀県で大切にすべき野生生物)」でのランクを上位に移す検討を始めた。
カイツブリは、琵琶湖や池、流れの緩やかな川に生息している。くちばしにある白い斑(はん)点と黄白色の眼、
「キリリリリリリ」と鳴く声が特徴で、鳰(にお)とも呼ばれる。
琵琶湖の古い呼び名である「鳰の海」は、カイツブリが多数いたことに由来するとされる。
県は毎年1月15日前後の午前中、約160カ所で生息数を調査している。その結果によると、今年の観測数は519羽で、
昨年より149羽減った。最多を観測した1983年の2168羽の約4分の1で、93年の402羽に次いで少なかった。
生息数の減少について、県は▽繁殖地の琵琶湖周辺の内湖や河川の改修に伴いヨシ原や水草帯が減少
▽バス釣りなどのボートが繁殖地に入るため、カイツブリが巣を放棄▽餌の小魚が水質悪化や外来魚による捕食で減少
−を挙げる。
カイツブリは、2000年の県版レッドデータブックで減少する恐れのある「その他重要種」に指定されている。
県は05年の同ブックで、県内において存続基盤が弱い種「希少種」などへの変更を検討している。
県自然環境保全課は「ボートでヨシ原へ近づかないことや、ごみを流さないことなど、人の少しの配慮で、
カイツブリにとって生息しやすい環境になる」としている。(京都新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041102-00000060-kyt-l25
【京都】アユモドキの保全で勉強会 亀岡市の市民グループ(04/11/04)
国の天然記念物に指定されているアユモドキの数少ない生息地である京都府亀岡市保津町の住民や市内の
市民グループがこのほど、アユモドキの保全を目指し勉強会を始めた。
7月には種の保存法に基づく「国内希少野生動植物種」に指定されており、メンバーらは「地元の宝として守り、
地域活性化に生かしたい」と話している。
アユモドキは現在、琵琶湖淀川水系や岡山県の一部の川でしか確認されておらず、国内では絶滅寸前とされる。
勉強会は、同市保津町の保津川周辺で本格的な生態調査を行っている市民グループ「亀岡・人と自然のネットワーク」
が地元に呼び掛け、10月末に保津文化センター(保津町)で開催。区長や保津川漁業協同組合のメンバー、
府、市の担当者ら約30人が集まった。
会合では、同ネットワークが、9月中旬から下旬にかけて、今年生まれの稚魚を約200匹、確認したことを報告した。
アユモドキは本流からさかのぼって用水路などで産卵すると考えられている。
同ネットワークメンバーの岩田明久・京都大大学院助教授は「今年は、昨年と違い、用水路に水をためていたことが、
産卵場所の確保につながったと思う」と説明した。
参加者からは「産卵にはどのぐらいの水位が必要なのか」「密漁が後を絶たず、看板設置やパトロールなどの
対策が必要ではないか」といった意見が上がった。
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004110400135&genre=H1&area=K40
【宮城】アサリの天敵サキグロタマツメタ 松島湾ほぼ全域に生息(04/11/07)
アサリの天敵である外来種の巻き貝「サキグロタマツメタ」が宮城県の松島湾内に広く生息していることが、
石巻専修大の大越健嗣助教授らの研究で分かった。研究結果は6日、青森県八戸市で開かれた
日本水産学会東北支部大会で発表された。
大越助教授らの研究グループは今年春から夏にかけ、松島湾内を調査。松島町の松島海岸と鳴瀬町の
野蒜海岸では、サキグロタマツメタが1平方メートル当たり数個から10個生息し、卵塊も見つかるなど繁殖していた。
塩釜市の桂島と寒風沢島でも個体数は不明だが、サキグロの存在が確認された。
サキグロによる食害のため、今年4月の潮干狩りが中止された鳴瀬町の東名浜では、
最多で1平方メートル当たり25個のサキグロが見つかっており、松島海岸や野蒜海岸の生息数は
「かなり多い水準」(大越助教授)という。
サキグロは輸入アサリに混入し、国内での生息が拡大したとみられるが、松島海岸と野蒜海岸は
輸入アサリを放流していない。大越助教授は(1)稚貝の段階でみられる足を上にして移動する
「フローイング」で拡散した(2)成体が何世代かをかけて湾内を移動した―など複数の要因があると推測している。
大越助教授は「生息域は複数の行政区や漁協にまたがっており、湾全体での取り組みが必要だ」と指摘している。
[サキグロタマツメタ]ニナ目タマガイ科の巻き貝。殻高約5センチ。
二枚貝に密着し、直径2―3ミリの穴をあけて捕食する。本来の生息域は中国大陸沿岸や朝鮮半島。
宮城のほか福島県相馬市の松川浦などでアサリの食害が報告されている。(河北新報)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041107-00000004-khk-toh
【徳島】県内で絶滅の恐れ ホシガラスを撮影 一の森(04/11/07)
徳島県版レッドデータブックで絶滅の危機にひんしているとされる「絶滅危ぐT類」に指定されている
野鳥・ホシガラス(スズメ目カラス科)を、一の森のヒュッテ付近で確認、写真撮影された。
ホシガラスは白い斑点(はんてん)が入った黒褐色の体で、本州以北の亜高山帯から高山帯にかけて生息。
県内では剣山や一の森周辺で確認されているが、目撃例は少ないという。
同ヒュッテの管理人は十月上旬、ヒュッテ南側のゴヨウマツ林で木の実をついばんでいる五羽を発見。
ヒュッテに展示してあるホシガラスの写真と特徴が一致したことから撮影の機会をうかがっていた。
同月二十三日午前八時ごろに五羽を見つけ、十メートルの距離まで近寄ってそのうちの一羽を撮影した。
体長は三十五センチ程度ではないかという。
日本野鳥の会県支部会員の話では「今年の山は木の実などが不足しているが、
一の森は主食のゴヨウマツの実が豊作だったため飛来したのだろう。
四国では生息数が極めて少なく、写真は貴重な一枚だ」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.topics.or.jp/News/news2004110708.html ( ´`ω´)つ
http://www.topics.or.jp/gazou/News/n2004110708.jpg
431 :
たちこま@( メ`ω´)φ ★ :04/11/09 18:18:13 ID:???
【沖縄】標識着けたクロツラヘラサギ 漫湖に再び(04/11/09)
環境省が今年実施した「クロツラヘラサギの衛星追跡調査」の標識を着けたクロツラヘラサギが8日、
繁殖地の朝鮮半島から漫湖へ飛来しているのが確認された。
クロツラヘラサギ(トキ科)は絶滅危ぐ種の渡り鳥で、世界で1000羽ほどしか生息していないといわれる。
黒い顔としゃもじのようなくちばしが特徴で、沖縄では11月ごろから翌年5月ごろまで見られる。
調査は、日中クロツラヘラサギ共同調査の一環として渡りの経路を明らかにし、生息地を保全することが目的。
「J01」の標識を着けたクロツラヘラサギは今年3月10日に豊見城市与根の遊水池で捕獲。標識と発信機を着け
放鳥された。
3月30日には鹿児島県阿久根市、その後、長崎県諫早干拓地、佐賀県早津江川・筑後川河口付近を経由して、
4月11日には韓国と北朝鮮の国境近く、江華島付近の繁殖地に着いたのが衛星追跡で分かった。
南下のコースは発信機の脱落により追跡はできなかったものの、10月30日に佐賀県で標識を着けた
クロツラヘラサギが目撃されていることから、逆のコースをたどっていると見られる。クロツラヘラサギは
本島周辺で越冬した後、九州を北上し朝鮮半島方面の繁殖地へ到達すると考えられているが、
具体的な移動経路は明らかになっていない。
( ´`ω´)つ
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/041109b.html ( ´`ω´)つ
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2004/g2004_11/041109b.jpg
【海外】北極の温暖化深刻、ホッキョクグマも絶滅の恐れ(04/11/09)
2100年までにホッキョクグマは絶滅の恐れ――北極地方の温暖化に関する過去最大の調査結果を
もとにした深刻な予測が9日、アイスランドのレイキャビクで発表される。
調査は、北極地方を取り巻く米国、カナダ、ロシア、アイスランド、ノルウェーなど8か国の政府と
科学者約300人が協力し、2000年から実施した。
それによると、北極地方の平均気温は、2100年までに摂氏4―7度上昇。これは国連による
従来の報告の2倍の速度にあたり、最悪の場合、夏季、北極の氷は消滅し、ホッキョクグマやアザラシなど
北極特有の動物は絶滅の危機にひんするという。また、氷河が解けることにより、今世紀末には海面が
10センチ上昇することが予想されるという。(読売新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000111-yom-int
【沖縄】準絶滅危ぐ種の種子発見/泡瀬埋め立て予定地(04/11/09)
中城湾港泡瀬地区埋め立て事業に伴い、環境省レッドデータブックの準絶滅危ぐ種に指定されている
海草リュウキュウアマモの種子が八日、同事業の埋め立て予定地近くで見つかった。
同海草は海草藻場移植の対象となっている。
発見者の愛媛大沿岸環境科学研究センター・金本自由生助手は「秋にリュウキュウアマモが繁殖している
可能性がある。影響を考え、埋め立て工事を差し控えるべきだ」と話している。
同海草の種子が確認されるのは、二〇〇二年十月に国内で初めて与那城町の海中道路北海域で発見されて
以来二例目。
雄の花の種子で、葉の間から卵状に約一・五センチほどの大きさで生えているのが確認できる。
汚濁防止膜設置作業が進む泡瀬沖埋め立て予定地の東側約五百メートル、水深約二メートルの海底で見つかった。
( ´`ω´)つ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200411091300.html#no_2
tes
【天然記念物】
文化財保護法(1950)に基づき文部科学大臣により指定された、学術上貴重で日本の自然を記念する動物
(生息地、繁殖地、渡来地を含む)、植物(自生地を含む)、地質鉱物(特異な自然の現象の生じている土地を含む)。
これらの中には長い歴史を通じて文化的な活動により作り出された二次的な自然も含まれている。
2003年9月現在、926件が指定されている。なお、天然記念物のうち特に重要なものは「特別天然記念物」に指定される。
天然記念物の現状変更や指定された天然記念物に影響を及ぼすと考えられる行為は、全て規制の対象となる
(文化庁長官の許可が必要)。国が指定するものの他、都道府県、市町村が条例に基づき指定するものもある。
( ´`ω´)つ
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&ecoword=%C5%B7%C1%B3%B5%AD%C7%B0%CA%AA 【レッドデータブック】
絶滅のおそれのある野生生物の情報をとりまとめた本で、国際自然保護連合(IUCN)が、1966年に初めて
発行したもの。IUCNから発行された初期のレッドデータブックはルーズリーフ形式のもので、もっとも危機的なランク
(Endangered)に選ばれた生物の解説は、赤い用紙に印刷されていた。
日本でも、1991年に『日本の絶滅のおそれのある野生生物』というタイトルで環境庁(現在の環境省)が
レッドデータブックを作成し、2000年からはその改訂版が、植物や動物の大きなグループごとに順次発行されている。
また、ほとんどの都道府県において、都道府県版のレッドデータブックが作成されているかあるいは作成準備中である。
( ´`ω´)つ
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&ecoword=%A5%EC%A5%C3%A5%C9%A5%C7%A1%BC%A5%BF%A5%D6%A5%C3%A5%AF 【絶滅のおそれのある野生動植物の種の保全に関する法律】
正式名称は、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保全に関する法律」。
従来、鳥獣保護法(1918)により、日本に生息する鳥獣は、原則として全種が捕獲等の規制の対象とされてきた。
一方、鳥獣以外の動植物については、自然環境保全法(1972)や自然公園法(1957)によって、
特定の地域における特定の種の捕獲や開発行為が規制されてきたものの、生物多様性の保全を目的とした
野生動植物の保護施策は講じられてこなかった。このため、ワシントン条約規制対象種の国内取引を規制する、
特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律(1972)と絶滅のおそれのある野生動植物の譲渡の規制等に関する法律(1987)
を廃止・統合して、国内外の野生動植物種の保全を体系的に図ることを目的に、1992年に制定された。
捕獲、譲渡等の規制、及び生息地等保護のための規制から保護増殖事業の実施まで多岐にわたる内容を含む。
( ´`ω´)つ
http://www.eic.or.jp/ecoterm/index.php?act=view&serial=1233
【岩手】一関・第1遊水地内で希少野生植物の移植(04/11/12)
県内最大規模の大区画ほ場整備が進む一関市中里の第1遊水地内で12日、
希少野生植物の移植(一関地方振興局農村整備室主催)が行われた。同整備室職員やNPO
(民間非営利団体)法人・里山自然学校はずみの里のメンバー、施工業者ら約40人が参加し、
ほ場整備で生態環境が変わる前に、同植物を生存可能な場所に移植した。
移植したのは、県の「いわてレッドデータブック」でBランク(絶滅危ぐII類)に位置付けられ、
生存が危ぶまれているサクラタデとタコノアシ。
ともに湿地を好み、ほ場整備などで水田が乾田化すると生息が難しくなる。
( ´`ω´)つ
http://www.iwanichi.co.jp/
445 :
たちこま@( メ`ω´)φ ★ :04/11/16 11:37:07 ID:???
【チベット】チベットの稀少野生植物、種類・量が豊富(04/11/15)
チベット自治区農牧科学院の調査・研究の結果で、チベットで野生稀少植物は種類・量ともに豊富だと
いうことが分かった。野生植物はおよそ1000種に達し、その中でチベット特有、世界でも珍しいとされる
品目は320〜350種前後ある。
野生資源の中で、ツツジ属は190種余り、サクラソウ属は120種余り、リンドウ属は110種余りが挙げられ、
また、ホウセンカなどの種類も数多く、資源がきわめて豊富だ。高い観賞価値と商品価値をもつのは数百種
(変種も含む)に達しているという。
同区農牧科学院野菜植物研究所業務管理科の閔治平課長によれば、チベットの野生稀少植物は
主にチベット東南部に分布しており、林芝、米林、墨脱などの地域が挙げられる。
この地域は熱帯雨林気候の影響を受けて、野生稀少植物の成長に有利となっている。
( ´`ω´)つ
http://www.xinhua.jp/news/free/10023726.html 配信:新華通信ネットジャパン
http://www.xinhua.jp/
【滋賀】余呉町の国有林を保護指定へ 生態系保全、滋賀県内3例目(04/11/15)
林野庁近畿中国森林管理局(大阪市)は15日までに、滋賀県余呉町にあるブナ、ミズナラの国有林約
500ヘクタールを「植物群落保護林」に指定し、伐採を自粛する方針を固めた。生態系を保全するためで、
来年1月下旬の指定を目指す。県内では逢坂山照葉樹林(大津市)、三国山湿原(マキノ町)の両国有林に続き、
3例目となる。
指定する国有林は同町針川と尾羽梨に分布しており、兵庫県の氷ノ山(約470ヘクタール)と並ぶ近
畿最大級のブナ、ミズナラ林。樹齢60−70年の木が大半だが、100年を超える木や直径1メートルに達する
巨木もある。海抜500メートルという比較的低地で、ブナ、ミズナラが分布している所は、近畿では他に確認されていない。
同局は「近接する福井県の越美山地と『緑の回廊』で結んで野生動植物の移動、交流路を確保し、
生物の多様性を守りたい」と話している。
( ´`ω´)つ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004111500152&genre=H1&area=S00 京都新聞 電子版
http://www.kyoto-np.co.jp/index.php
【富山】クマの行動追えと発信機 カルデラ博物館など(04/11/17)
クマの出没が相次ぐ中、立山カルデラ砂防博物館(立山町芦峅寺)と東京農工大大学院が、
県内のクマの生態調査に乗り出した。捕獲したクマに電波発信機などを付けて放し、移動ルートや行動範囲を分析。
県内で発信機などを付けて得たデータはないとされており、関係者は富山のクマの実態解明につながると期待している。
十月上旬、カルデラ内にわなを設置。どじょう池周辺でかかった雌は十月十五日、GPS(衛星利用測位システム)
受信機付きの首輪を付けて放した。五分ごとに位置が記録できるように設定し、今月一日に遠隔操作で受信機を
切り離して回収した。
多枝原(だしはら)池の近くでわなにかかった雄には、電波発信機を付けて今月五日から六日間、電波を受けて
位置を確認し続けた。発信機は数年起動しており、今後も継続して調査できるという。
( ´`ω´)つ
http://www.kitanippon.co.jp/ 北日本新聞
http://www.kitanippon.co.jp/
【長野】県「希少動物」に9候補 イヌワシ・ブッポウソウ…(04/11/18)
県希少野生動植物保護条例に基づき、捕獲や生息域の開発行為、立ち入りを規制できる
脊椎(せきつい)動物の指定種候補を九種類とし、同審議会に報告した。
指定種候補は、鳥類のイヌワシ、ブッポウソウ、ヤイロチョウ、クマタカ、ライチョウ、
両生類のハクバサンショウウオ、アカイシサンショウウオ、ほ乳類のクビワコウモリ、魚類のシナイモツゴ。
このうちイヌワシは県内で二十つがい、ブッポウソウは十五つがい程度しか確認できていないことから
「絶滅の危険性が高い」と指摘、この二種類を「特別指定希少野生動物」とした。
会合では、ハクバサンショウウオも特別指定種に加えるべきだとの意見があり、再検討となった。
( ´`ω´)つ
http://www.shinmai.co.jp/news/20041118/mm041118sha0022.htm 信濃毎日新聞 (Shinano Mainichi Shimbun)
http://www.shinmai.co.jp/
>>455 絶滅危惧T類(VU)
国指定特別天然記念物
アホウドリ
Diomedea albatrus
アホウドリ科
<現状>
形態:全長約90cm、翼を広げると約220cmにもなる大きな海鳥です。
分布:日本近海・ハワイ諸島・アリューシャン列島・アラスカ湾など
繁殖地:地球上で東京都鳥島・沖縄県尖閣諸島のみ
生息状況:かつては伊豆諸島、小笠原諸島、尖閣諸島等に広く分布していましたが、羽毛採取のために大乱獲され、
1949年には”絶滅した”とまで伝えられました。しかし、その後1951年に10羽ほどが鳥島で発見され、
現在では1500羽ほどまでに復活しました。
<対策>
・台風や豪雨による営巣地の土砂が流出するのを防ぐ
・現在の営巣地よりも条件のよい場所へアホウドリを誘い込むためデコイ(模型)を設置
・アホウドリが非繁殖期にはどこに生息しているか(分布状況)の調査
【長野】イヌワシなど2種、捕獲禁止の候補案に・特別希少野生動植物指定で(04/11/18)
県環境審議会(会長、北條舒正(のぶまさ)・信州豊かな環境づくり県民会議会長)は17日、
特に希少性が高く、捕獲を禁止する「特別指定希少野生動植物」として、国の指定天然記念物に
なっているイヌワシ(鳥類)とブッポウソウ(鳥類)の2種を指定する候補案を示した。
県知事に捕獲の届け出が必要な「指定希少野生動植物」では、国の指定特別天然記念物のライチョウ(鳥類)や
日本固有種で、個体数が少ないアカイシサンショウウオ(両生類)など7種を候補案として示した。
指定希少動植物はそのほか、ヤイロチョウ(鳥類)▽クビワコウモリ(ほ乳類)▽クマタカ(鳥類)
▽ハクバサンショウウオ(両生類)▽シナイモツゴ(魚類)。会合では委員から、「ハクバサンショウウオ」を
特別指定にした方が良いのではとの意見や、指定種を県民にどのように周知するのかなどの意見が出た。
県は昨年度はシダ植物などの維管束植物で指定をしており、来年度は無脊椎動物について指定を検討する予定。
( ´`ω´)つ
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/news/20041118ddlk20040168000c.html MSN-Mainichi INTERACTIVE
http://www.mainichi-msn.co.jp/
【中国】華南トラ、絶滅寸前の危機=野生の生息数30頭以下に(04/11/19)
【北京19日時事】19日の新華社電によると、中国原産の野生の華南トラ(アモイトラ)の生息数が
30頭を下回ったことが国家林業局と世界自然基金(WWF)の調べで分かった。
中国政府は絶滅を回避するため、まず動物園で飼育されている数頭を南アフリカ共和国での野生化訓練に送り、
数年後に国内に戻すことを計画している。
( ´`ω´)つ
http://www.jiji.com/ 時事ドットコム −時事通信社−
http://www.jiji.com/
467 :
異常プリオンφ ★ :04/11/20 14:58:44 ID:???
【長野】オオイチモンジ幼虫狙う密猟者が急増 県天然記念物 (04/11/21)
南安曇郡安曇村の北アルプス上高地一帯に生息する県天然記念物のチョウ、オオイチモンジの幼虫を、
食草のドロノキ(ヤナギ科)ごと違法捕獲する例が目立っていることが二十日、環境省上高地自然保護官事務所
などの調査で分かった。登山者や行楽客がにぎわう中で密猟者を見分けるのは難しく、同事務所は、中信森林管理署
や県警に取り締まりと啓発への協力を求める方針だ。
(中略)
登山道のそばで、園芸用のハサミなどで枝を切断されたドロノキが多数見つかった。枝を根元から何本も
切り落としたり、幹を折る手荒い痕跡も。多くは枝の先の方だけを切るため、「痕跡は見つけにくく、違法捕獲の
全体像は把握できてない」(同事務所)という。
かつては難しいとされた幼虫の飼育技術がマニアに普及、捕獲した成虫より羽化させたものの方が、
羽の傷みが少なく、高値がつきやすいことなどが要因とみている。
幼虫捕獲は県文化財保護条例違反だが、国立公園内で樹木を傷つけること自体が自然公園法に抵触する。
が、捕虫網を持たず、登山者らが行き交う梓川沿いでドロノキを狙う幼虫密猟者は、発見が難しい。
( ´`ω´)つ
http://www.shinmai.co.jp/news/20041121/mm041121sha11022.htm 信濃毎日新聞 (Shinano Mainichi Shimbun)
http://www.shinmai.co.jp/
473 :
たちこま@( メ`ω´)φ ★ :04/11/24 11:35:48 ID:???
【海外】ジュゴン保護の勧告案採択 世界自然保護会議(04/11/24)
バンコクで開かれている世界最大の自然保護団体、国際自然保護連合(IUCN)の総会、世界自然保護会議は
24日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐり、ジュゴンなど希少野生生物保護と環境影響評価
(アセスメント)の見直しを求める勧告案を採択する。
同飛行場の沖縄県名護市辺野古沖への移設をめぐっては、2000年にヨルダンで開かれた前総会が、
ジュゴンなど希少野生生物の保全策を取るよう日米両政府に求める勧告を採択した。
だが、日本自然保護協会や世界自然保護基金(WWF)などが状況は改善されていないとして、
今総会で再度勧告案を提出した。(共同通信)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041124-00000104-kyodo-soci
【沖縄】アオサンゴ群落に白化/石垣市白保(04/11/28)
世界最大規模とされる石垣市白保のアオサンゴ群落の一部が、台風の影響で海底から舞い上がったと
みられるサンゴ礫(死んだエダサンゴなどの破片)の堆積で白化していることが、世界自然保護基金(WWF)
サンゴ礁保護研究センターの調べで二十七日までに分かった。
サンゴ礫の堆積は、今月十二日と十四日に行った現況調査で、アオサンゴ群落の中のリーフに近い三カ所で確認。
最大で長さ一八・八メートル、幅一一・二メートルにわたって無数のサンゴ礫に覆われ、厚さが六十センチに達している
場所もあった。うち一カ所で部分的な白化が確認されたが同センターは「規模は調査しないと分からない」と話している。
同センターでは、サンゴ礫の堆積現象は過去にも起きているが、今年は石垣島に接近した台風が九個と平年のほぼ倍
に当たることから、「異常気象の影響があるのでは」と推測。今後、さんご礁の定期的な観察と再生状況を調査していく。
( ´`ω´)つ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200411281300.html#no_5 沖縄タイムストップページ(最新ニュース)
http://www.okinawatimes.co.jp/index.html
【岩手】オキナグサの人工培養に成功
絶滅危惧種の保存に一助
県立盛岡農業高(滝沢村滝沢)の一、二年生が、国や県のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)種
に指定されている野草・オキナグサの人工培養に成功した。同高によると、オキナグサの人工培養は
国内で例がなく、生徒らは「絶滅から救う有効手段になれば」と願っている。
オキナグサは高原に自生する多年草で、赤紫の花を咲かせ、種は白い毛で覆われる。県内では
安代町や玉山村で見られ、かつては群生地もあったが、最近は道路建設や盗掘などで数が激減し、
環境省のレッドデータブックで「百年以内に絶滅する確率はほぼ100%」と指摘されている。
人工培養を成功させたのは沢口宏実君と高橋志門君の二年生コンビと一年生四人。六人はともに
バイオテクノロジーに興味を持ち、指導する小山田智彰教諭の勧めもあって「地域の植物であるオキ
ナグサの花をたくさん咲かせよう」と研究を始めた。
まず玉山村の山中で自生するオキナグサから種を採取。気温や湿度を自生地に合わせたほかは、
与える栄養分の量や種類を変え、芽が出やすいように種の表面の毛を取り除くなど、五十種類以上も
異なる条件で人工培養を試みた。
その結果、同高で独自に調合したビタミンやミネラルの培養液を与えて育てた場合と、たばこ栽培で
使用する栄養分を与えた場合だけ発芽することが分かった。
沢口君は「芽を出すために何度も実験を繰り返した。粘り強く頑張った成果が実って良かった」と喜び、
近く六人で研究成果を論文にまとめ、学会で発表しようと考えている。
小山田教諭は「もしオキナグサを増やしたいという人がいれば、協力したい」と話している。また県のレッ
ドデータブック作成に携わった「岩手植物の会」の猪苗代正憲会長も六人の成果に注目し、「昔のように、
どこでもオキナグサが見られるようになれば素晴らしい」と期待している。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news002.htm
ハワイ固有種の小鳥、絶滅か? 保護の1羽が死亡
ホノルル──ハワイ諸島のマウイ島で1973年に発見された新種の小鳥「カオグロハワイミツスイ
(ハワイ名ポウリ)」が、ほぼ絶滅した。野生に、つがい1組が残っている可能性はあるが、ここ1年
ほど姿が確認されておらず、野生動物保護当局は現在、このつがいを探している。
カオグロハワイミツスイは、ハワイ大学の学生が組織したマウイ島ハナ降雨林学術調査隊によって
発見された新種。発見後の調査で、生存数が少なく、生息地域がきわめて局地的で狭いことがわか
り、希少種とされている。
近年になって、最後の3羽と見られる個体が確認され、当局が繁殖のため、オス1羽を9月9日に保護。
しかし、この個体が11月26日に死亡したと、米魚類野生生物局(USFWS)が同30日に発表した。
このオスは近ごろ、鳥類マラリアに感染していたが、死因は解剖検査が終了するまで、はっきりしない。
このオスの組織は、将来クローニング技術が発達したときのために、低温保存される。
残る2羽はつがいと考えられているが、ここ1年ほど、姿は確認されていない。
カオグロハワイミツスイは、全長約13センチ。オス・メスともに、のどと目の周辺部が黒く、頭部から
上背面と尾が暗褐色の、地味な種類。ほおは淡黄白色で、くちばしは黒くて短く、脚は黒色。ハレア
カラ火山の北東斜面に残る標高1600─2000メートルの原生雨林にのみ生息し、地面の近くで、
昆虫やカタツムリをエサとしている。
CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200412020010.html >>485 のし
【チベット】絶滅の危機に瀕するチベットカモシカ、初の全面調査を展開(04/12/02)
チベットカモシカはチベット高原に生息する貴重な野生動物。20世紀初頭の生息数は120万頭だったが、
80年代期末以降、チベットカモシカのカシミヤ不法貿易とその消費の影響を受け、密猟者が後を絶たず、
生息数は激減、現在は全滅の危機に瀕している。
チベットカモシカを絶滅の危機から救い、高原の生態系均衡を維持するため、中国政府はココシリの
チベットカモシカが分布している地域で国家クラス自然保護区を設立、密猟者への取り締まりを強化し、
チベットカモシカなどの野生動物の生存環境を保護している。その効果は大きく、密猟は効果的に抑制されているという。
今回の調査は青海省林業局が先頭に立ち、ココシリ国家クラス自然保護区、中国科学院西北高原生物研究所、
中国科学院動物研究所が共同で実施し、中外専門家、学者ら20人が全面調査に参加しており、
2期に分けて実施される。
( ´`ω´)つ
http://www.xinhua.jp/news/free/10024575.html (引用元配信記事)
新華通信ネットジャパン (04/12/02)配信
http://www.xinhua.jp/
【石川】希少種トミヨが小型化? 志賀の鷺池 道が池分断、狭さが影響か (04/12/05)
志賀町末吉の鷺(さぎ)池に生息する希少種の淡水魚トミヨについて、住民の間から「小さく細くなってきた」と
小型化を懸念する声が上がっている。専門家からは、生育場所が狭くなると魚体が小さくなる傾向にあるとの
指摘もある中、地元の要請を受けて、石川県は道路で二つに分断された形の池に魚道を設け、トミヨの”生活圏”の
拡大を図る。住民はトミヨが県天然記念物に指定され、絶滅の恐れがあるだけに、「ふるさとの貴重な生き物を守りたい」
と保護に懸命だ。
地元住民の話を総合すると、鷺池のトミヨは県内の他の地域で生息するトミヨと同様、体長は約五―六センチだった。
しかし、二、三年前から、「一回りぐらい小さくなったのではないか」と、ささやかれるようになった。
「最近は四センチぐらいが多い」とみる。
(後略)
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http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20041205004.htm (引用元配信記事)
北國新聞-THE HOKKOKU SHIMBUN-
http://www.hokkoku.co.jp/index.htm (04/12/06)配信
【鹿児島】キリシマミドリシジミ観察 あす全国大会で発表(04/12/05)
チョウの希少種、キリシマミドリシジミの観察に取り組んでいる霧島町の霧島小学校児童が6日、
東京の環境省で開かれる第39回全国野生生物保護実績発表大会で、日ごろの活動成果を披露する。
6年生10人の代表として参加する2人は「飼育の苦労や羽化させたときの喜びを、全国の人に伝えたい」
と張りきっている。
キリシマミドリシジミは約80年前、地元の霧島山で発見された小型のチョウ。
オスは美しいエメラルドグリーンの羽を持ち、「森の宝石」とも呼ばれる。
(後略)
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( ´`ω´)つ
http://373news.com/2000picup/2004/12/picup_20041205_6.htm (引用元配信記事)
南日本新聞ホームページ [ミナミニュース.コム]
http://373news.com/index.php (04/12/06)配信
【*** 福岡県の希少野生生物 ***】
( ´`ω´)つ
http://pref.fukuoka.jp/kankyo/rdb/ 【絶滅危惧種検索】
( ´`ω´)つ
http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html 【レッドデータブックやまぐち】
( ´`ω´)つ
http://eco.pref.yamaguchi.jp/rdb/ 【京都府 レッドデータブック】
( ´`ω´)つ
http://www.pref.kyoto.jp/intro/21cent/kankyo/rdb/ , ‐''"~ ̄~`''、
r' ,.,.,.,.,,,,,,,,.,.ヽ
r',,-‐''"´;;;;;;;●;;;;;{>
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ノ;;:::::::: ソ
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`ー,---―-、-‐'′
〃 ゙ヘ⌒
<(^ヽ
【和歌山】サンゴの天敵オニヒトデ 一掃へ 北限、串本沿岸 人海戦術で集中駆除
〜海中公園センターとダイバーら (04/12/10)
本州北限の貴重なテーブルサンゴの群落を守るため、串本町の串本海中公園センターと町内のダイバーが、
すさみ町に近い和深安指沖で、サンゴの天敵オニヒトデの「一掃作戦」に臨んでいる。
11月に実施したのと合計で1万匹前後を駆除する予定。センター学術部の御崎洋部長は
「集中駆除に水温低下が加われば、被害の拡大を止められる」とみているが、駆除の効果は1カ月ほど待たないと
確認できないという。
(中略)
センターの調べでは、大発生は局地的で「和深沖では延長2、3キロと、思ったより狭い範囲に集中している」という。
一掃作戦は7日から始まり、10日まで実施する予定。毎日20人前後のダイバーが1時間潜水し、火ばしなどで捕獲。
1日で1000匹前後を駆除している。11月に3回の潜水で駆除した約4000匹と合わせると、最終的に1万匹前後に
なるとみられている。
( ´`ω´)つ
http://www.agara.co.jp/DAILY/20041210/20041210_002.html (引用元配信記事)
紀伊民報AGARA(アガラ)
http://www.agara.co.jp/ 配信
【京都】絶滅危惧種グレビーシマウマ、京都市動物園で公開(04/12/09)
京都市左京区の京都市動物園は、伊豆バイオパーク(静岡県東伊豆町)から来園したグレビーシマウマの
オス「コナン」を公開している。同動物園は「新しい人気者になってほしい」と期待している。
コナンは一九九七年七月、同パークで生まれた。体長二・五メートル、体高一・五メートル。
アフリカ東部のエチオピア、ソマリアなどの平原に生息するグレビーシマウマは、自然環境の変化などで
生息数が減少、ワシントン条約で絶滅危惧(きぐ)種に指定。国内九か所の動物園で二十六頭が飼育されている。
(後略)
( ´`ω´)つ
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/an41209a.htm (引用元配信記事)
読売新聞大阪本社|Yomiuri on-line 関西
http://osaka.yomiuri.co.jp/index.htm 配信
【愛知】危急種の猿「フランソワルトン」のペア、豪シドニーへ贈る 東山動物園 (04/12/09)
◇危急種・アジアの猿「フランソワルトン」のペア、13日に豪シドニーへ旅立ち
東山動物園で飼育されているアジアの猿「フランソワルトン」のペアが、オーストラリア・シドニー市郊外にある
姉妹動物園「タロンガ動物園」へ贈られるため、13日夕方、名古屋空港から旅立つ。
2頭とも4歳で、人間なら15歳ほど。東山動物園は「あと数年で大人になり、シドニーで子孫を増やしてくれるだろう」
と期待している。
(中略)
フランソワルトンはオナガザル科で、ベトナムから中国にかけての熱帯性のモンスーン林や川沿いの
岩山地帯に群れをつくって暮らす。木の葉を主食とし「リーフモンキー」の別名がある。
野生の生息数は1万頭を切っており、レッドデータブックで「危急種」に指定されている。
輸出国の許可のない取引がワシントン条約で禁止されている。(毎日新聞)
( ´`ω´)つ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000044-mailo-l23 (引用元配信記事)
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たちこま@( メ`ω´)φ ★ :
04/12/11 00:49:34 ID:???