■臓器移植で「狂犬病死」3人、米でウイルス検査せず
米疾病対策センター(CDC)は1日、1人の臓器提供者から肝臓や腎臓の移植を受けた3人が
狂犬病に感染して死亡したと発表した。
米国で臓器移植に伴う急性の感染症で死亡した例は初めて。
米国では、臓器提供時に狂犬病ウイルスを確認する検査は行われておらず、波紋を広げている。
CDCは、同じ提供者の角膜などの組織が提供ルートに乗っていないか、確認を急ぐとともに、
地元の保健当局とともに移植時の検査体制が十分だったかどうかを調べている。
CDCによると、5月4日にアーカンソー州の提供者から肝臓と2つの腎臓、両肺が計4人に提供され、
このうち肝臓と腎臓を1つずつ移植された3人が6月7日から21日にかけて、狂犬病ウイルスによる
感染症で相次いで死亡した。肺移植を受けた患者は手術中に死亡している。
提供者は脳出血で脳死状態になったが、その際、狂犬病の症状は示しておらず、
特段の検査は行われなかったという。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040702i504.htm
2
3 :
さる:04/07/02 14:27 ID:tZC8+++q
誰かを噛んでから逝ったのかな?
4 :
名無しのひみつ:04/07/02 14:28 ID:GyWcDmgW
基本を忘れました。
7 :
名無しのひみつ:04/07/02 17:32 ID:zxgneidH
8 :
名無しのひみつ:04/07/02 17:33 ID:zxgneidH
問題になりそうなのはこの辺。潜伏期間は最長で2年というのもあるらしい。
http://www.forth.go.jp/mhlw/animal/page_i/i04-7.html ■治療
●発病後の有効な治療法はない。
●罹患動物に咬まれた場合の治療として、ワクチン接種および抗ウイルス抗体
の投与により発症阻止が図られる。
■経過・予後・治療効果判定
●発病後数日以内にほぼ100%が死亡する。
■感染経路
●通常は罹患動物による咬傷の部位から、唾液に含まれるウイルスが侵入。
ヒトへの感染は終末感染。実験室感染では経気道感染もありうる。
■潜伏期
●平均30日(2週間〜1、2年)。
■臨床症状
●前駆期(2〜10日間)にはかぜに似た症状のほか、咬傷部位に掻痒感、熱感
などの異常感覚がみられる。次の急性期には不安感、恐水症状、興奮性、麻痺
、精神錯乱などの神経症状が現れ、2〜7日後に昏睡期に至り、呼吸障害により死亡する。
●急性期の神経症状がみられずに麻痺が全身に拡がる例もあり(麻痺型)、
特にコウモリに咬まれて発病したケースに多く、死亡までの病期は比較的長い。
9 :
名無しのひみつ:04/07/02 17:42 ID:zxgneidH
また、われわれ市民も、狂犬病が疑われるような野生動物
◆人間を恐がらない、舌を口外に出してよだれを流している、
◆異物(石、土、木など)を食べる、
◆下半身が麻痺している、
◆音や光に過敏に反応するなど)
をみかけたときは、直ちに最寄りの動物病院か、
保健所に連絡することが望まれます。
決して、自分一人で捕獲しようとすべきではありません。
連絡を受けた獣医師も保健所に直ちに届出することになっており、
保健所から獣医師に指示がなされる他、都道府県への連絡や確定診断の
依頼がなされることとされています。
http://www.petportal.jp/mt/archives/2003_10.html
10 :
名無しのひみつ:04/07/02 17:54 ID:zxgneidH
ヤギの脳やマウスの脳、馬、またはヒト由来か。。鶏の胚がいいよ。。。
治療・予防
http://idsc.nih.go.jp/kansen/k00-g15/k00_06/k00_06.html 海外、特に東南アジアで狂犬病が疑われたイヌ、ネコおよび野生動物にかまれたり、
ひっかかれたりした場合、まず傷口を石鹸と水でよく洗い流し、狂犬病ワクチンと
抗狂犬病ガンマグロブリンを投与する。狂犬病は一旦発症すれば特異的治療法はない。
このためできるだけ早期にワクチンと抗狂犬病ガンマグロブリンを投与する必要が
ある(日本では抗狂犬病ガンマグロブリンは入手困難である)。
ワクチンとしては
ヤギ脳を不活化したセンプル型のワクチン、
乳のみマウス脳を不活化したフェンザリダ型のワクチン、
組織培養ワクチンとして、フランスのヒト二倍体ワクチン、VERO ワクチン、
ドイツと日本で製造されているニワトリ胚細胞のワクチンがある。
動物脳由来ワクチンは副反応が組織培養のワクチンより強いので避けたほうがよい。
またガンマグロブリンはヒトとウマの2種類の製剤があるが、
ウマの製剤によるアレルギーが多く報告されているので注意する必要がある。
11 :
名無しのひみつ:04/07/02 19:34 ID:qKPb3UQr
12 :
名無しのひみつ:04/07/02 19:45 ID:qKPb3UQr
1。米国の1995年3月ワシントン州の4才の少女の死亡例(第25回講座からの 抜粋)
この少女は、最初、眠気、ぼんやり、腹痛、食欲減退、のどの痛み、
左側の頚の痛 みなどの症状で近くの病院に連れていかれ、鼻炎および
結膜炎と診断され、抗生物質 が投与されました。しかし翌日には症状
が劇的に悪化し、急激な発熱、行動変化、幻 覚、起立不能、不眠、
飲み物の拒否、続いて、けいれんが起こり、郡の病院に運ばれ た後、
昏睡におちいり死亡しました。
症状が悪化してから、家族は2、3週前に彼女が眠っている時、
彼女の部屋に1匹 のコーモリを見つけ、それを殺して庭に埋めたこと
を思いだしました。そこで狂犬病 の検査が行われた結果、狂犬病に
感染していたことが明らかになったのです。
http://www.ai-gakkai.or.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf48.html これ、いま存在しないとされる日本で出た場合診断つくのかな?
14 :
名無しのひみつ:04/07/02 19:50 ID:qKPb3UQr
鎌倉ではアライグマが大発生してるというニュースがなかったっけ。
日本ではアライグマをペットとして飼うことが一時流行し、飼いきれ
なくなって捨てられ、野生化したアライグマが農作物を荒らす被害が
問題になっています。
アライグマが検疫を受けるようになったのは平成12年以降で、
それ以前に輸入されたものは検疫されていません。
「狂犬病の潜伏期間は平均1〜3ヶ月、長ければ数年で、6年以上という
例もあります。まだ発症していないだけで、狂犬病のウィルスを持った
動物がすでに日本に入っている可能性も考えられ心配です。」と
江口獣医師。
http://www.tarowan.com/rabies.html
15 :
名無しのひみつ:04/07/02 19:52 ID:qKPb3UQr
最近ヨーロッパで、ペットとして飼われているハムスターに狂犬病が
確認されています。幸い、人には感染しなかったようです。また、
狂犬病のハムスターの原産国から日本への輸入は無かったとの事です。
(mau pet clinic 志尾先生)
しかし、ハムスターも検疫対象動物ではありません。
ハムスターは検疫対象動物じゃなかったんだ。
http://www.tarowan.com/rabies.html
16 :
名無しのひみつ:04/07/02 20:18 ID:GXQ84mfy
犬のワクチンは
http://www.tarowan.com/vaccine.htm 「毎年接種しても、3年ごとに接種しても効果は変わらない」
きちんと管理されている犬なら毎年「面談の上」免除というのも
ありかも?
「米国では、犬より、外と室内を自由に行き来できる状態で飼われている
猫のほうが人に狂犬病をうつす危険性が高いとされています」ともある。
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たらさわみちさんのMF動物病院日誌ってまんがで、輸入犬から狂犬病が
広がっていくシュミレーション編があったなあ。
19 :
名無しのひみつ:04/07/02 22:05 ID:GXQ84mfy
20 :
名無しのひみつ:04/07/02 22:07 ID:GXQ84mfy
輸入動物が野生化するとこういうのも心配
都環境水道課によると、都内のネズミ被害の相談は2002年度で約1万
7000件。97年度の約1万件から増え続け、23区内では、住宅地域の
多い大田、品川、練馬などで拡大傾向にある。高度成長期に都心で
爆発的に増えたというクマネズミの被害が目立つ。
都内の高齢者世帯は年々増え、2000年の調査で70万2000世帯(14%)。
このうち一人暮らしは56%を占める。各地の保健所には、「体の自由が
きかず、まともな駆除ができない」「布団の中に巣を作って潜り込んでくる」
といった相談が相次いでいる。
21 :
名無しのひみつ:04/07/03 02:25 ID:slyd5AWc
アメリカ旅行では公園でリスに触るなと言われる。
狂犬病を持ってる可能性があるから。
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( ´`ω´)フフフ
24 :
名無しのひみつ:04/07/21 09:59 ID:2V+pk+2n
25 :
名無しのひみつ:04/07/24 18:23 ID:VqpjmNPn
リスやウサギやその他の小動物も規制汁!
26 :
名無しのひみつ:04/08/12 13:10 ID:+c2d4rUE
27 :
名無しのひみつ:04/08/30 18:16 ID:5fjKoEBq
●08-29(0830-0010)#C+#狂犬病、イヌ-フランス、モロッコからの輸入例#
情報源:HPA press statement、Medical News Today経由、8月29日。
南西(South West France) 地域におけるイヌの狂犬病。
本日[2004年8月29日]健康保護局(HPA)は、南西部で診断されたイヌ狂犬病確定
例の報告を受けた。死亡したこのイヌは、モロッコからスペイン、ついでフラ
ンスへと、不法にEU域内に輸入された。
この死亡したイヌは、観光地区で、複数のヒトやその他のイヌに接触した。こ
のイヌに咬まれたことが判明している人もいる。フランス保健当局は、フラン
ス国内での追跡調査と曝露した人の治療を試みている。
フランス国内で、このイヌが人々を咬んだ可能性のある期間と場所は、判明し
ている。調査を主導している、フランスの国立公衆衛生機関the Institute de
Vielle Sanitaire (INVS)は、このイヌが感染性を有していた期間を8月2日〜
21日[の19日間]と同定している。この期間に、南西地域Bordeaux (Gironde県)
に居住するこのイヌの飼い主は、市街中心部、特に川と植物園近辺を頻繁に散
歩した。彼はGironde県の他の地域や、近隣のDordogne県、Garonne県、Lot県
をも訪れた。特に:
8月2日Hostens (Gironde県)
8月5日Perigueuxの祭り(Dordogne県)
8月7日〜8日Miramont de Guyenneの街道祭り(Lot県とGaronne県)
8月12日〜14日Libourneの音楽祭(Gironde県)
[Moderator注:これらの人気のある旅行客向けイベントには、世界各国から観
光客が訪れる。これらの観光客に対して当該国の公衆衛生当局は直ちに警告を
すべきである。]
この月齢4ヵ月の雌イヌは、平均的な大きさで、長い褐色の体毛と、褐色の尾、
褐色の耳をしている。このイヌの写真はHPAウェブサイトのニュース公報に掲
載されている:
<
http://www.hpa.org.uk/hpa/news/articles/press_releases/2004/040828_ rabies.htm>
また同様にINVSのウェブサイトでも閲覧可能である:
<
http://www.invs.sante.fr/display/?doc=presse/2004/communiques/rage_ 270804>.
(以下、このイヌに咬まれた観光客に対して直ちに医療機関を受診するよう勧
告する内容の記載、後略。)
[Moderatorにより各国の公衆衛生当局への注意喚起と、西部ヨーロッパにおけ
る狂犬病疫学(2002年以後6例目)の記載、後略。]
28 :
名無しのひみつ:04/09/17 07:53:57 ID:Ptgs9jTI
age
29 :
名無しのひみつ:
【(EU】ペットにも“パスポート”義務付け…要写真
欧州連合(EU)欧州委員会は29日、飼い主がイヌやネコなどを連れて域内を
旅行する際、ペット用の「パスポート(旅券)」の携行を10月1日から義務付ける
と発表した。
旅券には狂犬病などの予防接種の記録、病歴のほか、名前、生年月日、毛の
色などを記載。写真も張られる。また8年間の移行期間を設けてペットの体に
個体識別のためマイクロチップを埋め込む。飼い主はこれまで国によって異なる
書類をそろえていたが、その必要がなくなる。
対象となるのは、ペットとして一般的で、狂犬病の心配のあるイヌ、ネコ、フェレット
(イタチ科の飼育動物)。旅券義務付けは当初今年7月に開始される予定だったが、
準備不足でずれ込んでいた。
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_09/t2004093007.html