【数学】小粋に…2進法で遊ぶ江戸庶民、錦絵見つかる
39 :
名無しのひみつ:04/06/20 23:07 ID:/jCq79YE
江戸時代の庶民は数字が0か1しかわかりません。
ちょんまげがつくと2がなんとかわかるようになります。
「昔の人なのにすごーい」ってのは昔の人を馬鹿にしすぎ。
なんだか配管工みたいな今でいうとDQNみたいなレベルの人間にまで
けっこう教養が浸透して知的な遊びが出来たという夢のような時代
数学はあったが、物理が無かったのが原因?
産業革命が明治まで無かったから大動力もなく、
錬金術経ていないから化学もなくて純物質の知識も少ない
中国で化学が発達しなかったのは、透明でない陶器で反応させていたからだと聞いた。
定比例の法則とかアボガドロの法則とか見出せば大分違ったのだろうが
43 :
名無しのひみつ:04/06/21 00:28 ID:HwDe9m12
>>40 あと数百年すればおまいらも言われるから安心汁
44 :
名無しのひみつ:04/06/21 00:49 ID:gwmIujtH
時間の表記って、十二進数と60進数だけどなんでだろう?
ヨーロッパ由来のものだと思うんだけど、干支十干(十二支=十二進数、
十干=十進数の組み合わせで、12と10の最小公倍数60で一回り、
つまり還暦=60進数)が何か関連してないんだろうかと疑問を感じます。
とりあえず1年(太陽の位置が一周する期間)と1ヶ月(月の位置が一周する期間)が
ほぼ12:1になっているので、十二進数が便利ってこと。
46 :
名無しのひみつ:04/06/21 06:41 ID:Ay/SiY+H
>>44 小数を悪魔の数字とすると、約数の多い整数は美しい。
そんだけ。
12進数って分けるのに便利だよね。
2、3、4、6、12人で分けれるし。
10進数が選ばれた理由って
手足の指の数が10だからってだけでしょ。
そういえばインドの音楽の音階って60で一周するんだっけ。
西洋音楽ってのは(厳密には違うんだろうけど)12だよね。
49 :
名無しのひみつ:04/06/21 13:19 ID:bRki4msZ
日本は侵略戦争をしなかったから技術の宣伝が出来なかったんだね。
当時のヨーロッパでは技術のアピールと戦争が密接な関係を持っていた。
それと、日本人には相手の土俵で相撲を取る習慣があるから昔の人の業績に
目を向けられなかったんだね。
ヨーロッパにおける科学技術の発展が日本との交易開始後だったことを思うと
科学技術の発展は日本ありきだったなんて説も唱えられるんだよね。
戦国時代後期の日本における造船技術、銃器の大量生産技術は当時のヨーロッパを
しのいでたのは事実だし。
50 :
kotaro:04/06/21 13:40 ID:iKGPcXph
>42 名前:名無しのひみつ さん様へ
>>数学はあったが、物理が無かったのが原因?
産業革命が明治まで無かったから大動力もなく、
錬金術経ていないから化学もなくて純物質の知識も少ない
江戸時代、鉄砲製造に不可欠な螺子と
螺旋構造を禁じた事が原因です。それと、
新規に新しいアイデアで物を作る事も禁止です。
江戸時代(徳川)の繁栄に総てを犠牲にした。
一時期、銃が世界一多い国だったんだっけ。
>>51 西洋式はな・・・。
東洋式の銃(?)は中国のほうが多かった。
>51
桶狭間の戦いに3000丁の銃を揃えたあたりで、すでに世界随一だったらしい。
当時のヨーロッパではまだ銃器の有効性が認識されていなかったせいもある。
長篠の戦いちゃうか?
55 :
名無しのひみつ:04/06/21 20:56 ID:25vBFdH1
英語が12まで固有名なのは十二進法の名残らしいな。
>>56 そうでしょうね。未だに九九じゃなくて十二十二でかけ算覚えるし。
58 :
名無しのひみつ:04/06/21 22:52 ID:3hN51O+6
まあでも、「未来」>「現在」>「過去」という近代科学マンセーな史観が近代西洋的な史観であるわけで。
長く東洋を支配していた中華の史観…古代、法治主義の概念の成立をにおいて全てが
完成し、以降それのパクリ、あるいは中国に対して周囲に広がるごとに劣っていくという
静的な地政学的平面感覚。
その中華史観がしごく当然だった時代を、今の我々の近代西洋的な史観で見て云々というのも
後出しじゃんけんみたいなところがありますがね。
実際、産業革命の台頭以降の科学発展が急激すぎるわけで、
中華帝国史観っーのも当時としてみればむしろ妥当なところではなかろうかと。
西洋にも 黄金時代>白銀時代>青銅時代>鉄時代 みたいな概念はあるわけで。
これは「赤ん坊のころがいちばん幸福だった」という人間の無意識が
歴史認識に現れた例とも言われていますが。
>>53-54 長篠の鉄砲伝説は異論があるんだけどね。寄せ集めの鉄砲の数は
正確にはわかっていないとか、長篠で一番ものを言ったのは鉄砲でなく
陣地構築だった、とか。
61 :
名無しのひみつ:04/06/22 00:38 ID:hD3qK021
エジプトでは一年を360日とする暦を使っていたらしい。
全周角を360°°度とするのは、その名残り。
また、メソポタミアでは60進法を使っていたという。
62 :
名無しのひみつ:04/06/22 01:48 ID:djsrJSYd
これ、どう見ても、博打に使われたのではないかと。
2進数で表して、丁半ばくちの複雑版。
しかも、下2桁が0が出やすくなることに気付かない客相手を
カモにすることができる。
63 :
名無しのひみつ:04/06/22 02:03 ID:EiFd3w1l
>>62 ありがちだな
カモにされないためにも知識が必要
64 :
名無しのひみつ:04/06/22 05:48 ID:tQCV5//T
西洋数学から離れて独自の数学的な体系を作っていたから
当時の意識としては高度という感覚ではなかったんだろうな
いまの西洋的な数学体系から見ると面白いだろうな
>62
・・・え?
66 :
名無しのひみつ:04/06/22 21:20 ID:smLtIKM+
球の表面積がπ^2r^2になってしまう罠
厳密な議論にはε-δが必要だったか
封建社会だけに。経済なんぞ成長してもらっちゃ困る。
武士階級には漢学以外理解できないし。
ひょっとして、π進法とかにしたら、円とか球とか扱うのもっとスッキリいく?
俺って天才?
>>69 ではまず、π進法での九九をお願いします。
π進法だから三の段までで良いな。
しょうがねぇな。
1x1=1 1x2=2 1x3=3 1xπ=π
2x1=2 2x2=4 2x3=6 2xπ=2π
3x1=3 3x2=6 3x3=9 3xπ=3π
πx1=π πx2=2π πx3=3π πxπ=ω
>>71 以下を結果もπ進法でお願いします。
2x3=6 3x2=6 3x3=9
>>60 そうですね。
手前の土砂を掘って空掘をつくり、その土を後ろにもって高さ3mの壁を作ってますからね。
3mの壁で馬の突撃を防ぎ、また壁の間に突撃しきれなかった騎馬が集まる様に開けた空間を作る。
一箇所に集まった騎馬兵を鉄砲、弓矢で四方八方から射る。
突貫に成功した騎馬兵対策に槍ぶすま。 城の攻略と一緒で3倍の兵力が必要。
タダでさえ、兵力の無い武田側には、無理だな。
相変わらず江戸人の趣味のこだわり振りはすごいな
植物の品種改良でメンデルの法則を知ってたし
うまくやれば今頃は「タメゴロウの法則」とかに
メンデルの論文も最初は無視されてて、
別の人が自分で発見したと思ったときに
念のため先行論文を調べたら見つかった、
という経緯だからなあ。
タメゴロウが論文さえ提出していれば。
数学遊びから春画まで
昔も今も変わらん
ああ、落ちそうだ・・・
ところで2進法で全ての事象を表現し得る可能性に気が付いた江戸庶民がいたら
歴史が変わってたかもね。
79 :
名無しのひみつ:04/08/08 15:59 ID:PwliCZc3
問題
「和がn(≧1)になる正の整数の組合せを考える。(ただし正の整数の順序は考慮しない。)
このとき
全てが互いに相異なる正の整数の組合せの数 …(1) と
全てが奇数である正の整数の組合せの数 …(2) は等しくなる。」
例 n=6のとき、和が6になる正の整数の組合せは
6, 51, 42, 411, 33, 321, 3111, 222, 2211, 21111, 111111 の11通りで、
(1)は 6, 51, 42, 321 の4通り、(2)は 51, 33, 3111, 111111 の4通りで等しくなる。
なぜ(1)と(2)は等しいのでしょう?考えてみてください。
なぜ偶数ではなく奇数なのかが俺は面白いと思いました。
2進法が関わってきます。
80 :
名無しのひみつ:04/08/08 16:32 ID:psPn2Wiv
いつもながら、抽象度が低いと感じるのは俺だけか?
81 :
名無しのひみつ:04/08/08 17:46 ID:OtsmgCNx
オランダにはニシンホウと言う法律があって、
鯡を−40度で冷凍してから出荷しなければならない。
(寄生虫を殺す為)
関孝和の研究の始まりは捕まえた西洋人から教わった西洋数学だし、
明治維新後西洋数学を輸入したのも和算家。
なんつーか、お家芸ですな。
>>82 西洋の文献が輸入されてたと思ってたんだが、
捕まえた西洋人?どっから?強制連行?
>>81 なにげに勉強になったよ。
オランダ人はニシンを生で食べる祭りがあるんだっけ?ベルギーだったかな?
85 :
79:04/08/09 13:11 ID:oCodOOx4
問題の答え
例えば(2)の3111は(1)の321に対応する。
それは
3+1+1+1=3*1 + 1*3 (各奇数を(各奇数)*(各奇数の個数)としてまとめる)
=3*2^0 + 1*(2^1 + 2^0) (各奇数の個数を2進数展開して表す)
これを展開する
=3*2^0 + 1*2^1 + 1*2^0
=3 + 2 + 1
このように展開すると、各項は必ず全てが異なる正の整数になる。
このように展開できるのは、すべての正の整数は
(奇数)*(2のべき乗)
として一通りに表せるからである。
同様に(2)の51, 33, 111111はそれぞれ(1)の51, 6, 42に対応する。
この変形の流れはnが1以上のどんな値のときであっても逆にたどれるので、
(1)と(2)は一対一に対応する。つまり(1)と(2)は等しい。
なるほどー、当たり前のことだけど、よく効いてるわけねこれが。
>すべての正の整数は
>(奇数)*(2のべき乗)
>として一通りに表せるからである。
1がいて2がいて初めて整数の世界は回りだすと。
87 :
79:04/08/12 00:41 ID:l+DlmzPD
>>86 ちなみにこれはオイラーが見つけて証明したらしいです。
(質問したら誰かが教えてくれました)
>>78 パソコンが「karakuri」って名前で世界共通語になったりしてな