ヤワラクラゲ若返る 国内初、世界2例目 京大助教授が確認
ヤワラクラゲ若返る 国内初、世界2例目 京大助教授(白浜)が確認
白浜町臨海、京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信・助教授(51)は12日までに、
『不老不死』の研究材料として注目されているベニクラゲ(花クラゲ目)と全く違う種類の
ヤワラクラゲ(軟クラゲ目)が若返ることを、国内で初めて確認した。世界でも2例目。
久保田助教授は「若返りはベニクラゲ特有のものではなく、ヒドロクラゲ類全般の特徴である
可能性ができた。共通点を見つけることで、人間も含めた動植物の老化解明につながる」と
話している。 ヤワラクラゲは傘の直径が1センチ弱で、全国どこの海にも生息する。ベニクラゲ
同様、田辺湾内でも捕獲される普通種のクラゲ。成体になる以前の形態のポリプがヒドロ莢
(きょう)というキチン質の殻で覆われているのが特徴。
今回若返った個体は、5月17日から2週間、広島大学生物生産学部の「豊潮丸」に乗り込んで
行った南西諸島での生物調査で捕獲したもの。計9個体のうち6個体は死んで溶けたが、
5月28日に残りの3個体のうちの1個体が直径約0・9ミリの肉団子状になり、いくつかの
ストロン(走根)を伸ばしたのを確認。今月8日に若い世代に生まれ変わることを示すポリプ
(長さ約0・5ミリ)ができているのが観察できた。
同種の若返りは、イタリアのレッチェ大学研究チームが、1年前にイタリア産で1度だけ確認して
いる。その後は確認されず、学会で口頭発表があっただけ。同チームは1992年に世界で初めて
ベニクラゲの若返り現象を確認している。その後、久保田助教授も同現象を確認し、さらに
複数回の若返りサイクルを世界で初めて確認している。
久保田助教授は、「ヒドロ虫綱『目レベル』の違う種類で、若返り現象が確認されたことで、
今後、他の目の種類でも確認される可能性が出てきた。研究の幅が広がったことで、さらに
データが集まり、そこから共通する何かを探り出せば若返りの謎を解明することができるはず」と
話した。
※ソース(紀伊民報)
http://www.agara.co.jp/DAILY/20040613/20040613_001.html ※ヤワラクラゲの成体図
http://www.agara.co.jp/image/daily/2004-06/20040613/20040613_001_01.jpg ※肉団子状になった体から0・5ミリほどのポリプ=白円内=を出したヤワラクラゲ
(下の六角形の一辺は0・6ミリ)
http://www.agara.co.jp/image/daily/2004-06/20040613/20040613_001_02.jpg
2 :
名無しのひみつ:04/06/17 19:24 ID:nIq/2byG
2
3 :
名無しのひみつ:04/06/17 19:32 ID:6jk0svBW
俵ネタ禁止。
4 :
名無しのひみつ:04/06/17 19:33 ID:rHMKymT8
徐福に教えてやれや。
5 :
名無しのひみつ:04/06/17 19:50 ID:Pu2yV+LD
クラゲの成体から子供が「生えてきた」ってことか?
すごいな、それは。
久保田さんって、前に北大にいた人か?
クローンで増えるのとどこが違うんだ?
教えろ、スケベ!
北の将軍様に提案すれば、すごい高給で採用されそうだ(笑
# 歴史はくり返す、か。
んと、同一の遺伝子を持つ個体がって話?
人間にしてみた処で記憶の共有が出来なきゃ別人やんけ。
つーかもともと分裂で増えるような生物が分裂で増えたからって・・・。
人間の身体から小枝(クローン)が生えてくる研究でもするのか?
11 :
名無しのひみつ:04/06/19 01:26 ID:OWPYVBru
『今はもういない私へ』 が現実に?
12 :
名無しのひみつ:04/06/19 01:31 ID:5xDoK1G+
発芽による繁殖とはまた違うのか?
同一個体がポリプ→成体→ポリプ→成体を繰り返すってことでしょ。
地中海のベニクラゲの若返りはテレビで観たことあるな。
けど成体→ポリプへと「若返って」逝く過程で記憶は失われていくんだろうな。
構造が単純化していくわけだからね。
まあクラゲがどんな思い出を持ってるのかは謎だがw
幹細胞とか再生とか、医学ではやってるけど、
一番再生能力とされる動物は、クラゲなんだよな。
>>7 クローンと違うのは、単一の細胞からということではないこと。
目が違った遠縁の種でも確認されたということで、
さほど目新しさは感じないけど。
うにくらげの銘柄みたいだな
若返りというより生まれ変わりに近いな
記憶のバックアップを取るんだ。