【気象】日米共同の降雨観測衛星、ＮＡＳＡが費用不足で終了打診

日米共同で９７年に打ち上げられ、異常気象の解明などに貢献してきた熱帯
降雨観測衛星（ＴＲＭＭ）について、米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）が今月末での
運用終了を宇宙航空研究開発機構に打診していることが分かった。すでに
３年間の寿命は過ぎているが機能は正常なため、日本気象学会などは８日、
同機構に、日本側が費用を肩代わりしてでも延命させるよう強く求めて、
要望書を出した。

ＴＲＭＭは、米側が衛星本体、日本側がそれに積む降雨レーダーを開発し、
日本のＨ２ロケットで打ち上げた後、衛星の運用とその費用は米側が担って
きた。

まだ数年間は運用可能と分析されているが、ＮＡＳＡは、従来通りの費用
負担をさらに続けるのは困難で、数年の延長には１０億円以上が不足すると
説明しているという。

宇宙機構も、Ｈ２Ａの打ち上げ再開の費用などがかさみ、資金の余裕はない。
このままでは、６月末に観測が中止され、来年春以降に海洋に落下する
運命だ。

ＴＲＭＭは、降雨の状態を３次元的に観測できる。エルニーニョ現象を
降雨の様子から観測するのに成功しているほか、観測データの一部は気象庁
の天気予報にも利用されている。日米を中心に２００本近い関係論文が発表
され、国際的な評価も高いという。

宇宙機構広報部は「米国から運用中止の打診があったのは事実。その方向で
関係機関と調整中で、まだ詳しい説明はできない」と話している。

引用
http://www.asahi.com/science/update/0609/001.html

−−−−−−−−終了−−−−−−−−

どうせしばらく打ち上げられないんだから、今あるやつは有効活用してほしい。
金がないならJEMやめてもいいぞ。

東大あたりがぽーんと買っちゃえばいい。

日本はもっとこういう身勝手さを見習うべきだ。　内弁慶のヘタレは
表舞台に立つな。

造るか、買うか･･･。

そういや、日本の打ち上げって何回失敗したっけ？

３年予定のところ６年は運用してもらったんだから、もう十分じゃないか？

予算不足のNASAが資金調達の為にゴネてるだけの予感。

>8
10億単位の金がかかるものを、設計寿命3年ってのがそもそもおかしい。
ハッブルも耐用年数過ぎたとかいってるし・・・。超がんばれ。

研究が出尽くして必要性がなくなったんだろ

まぁ漏れの場合、東京アメッシュさえあればいいわけだが。

あれもこれも三菱の失敗のつけばかり　　か

終了延期のための請願署名が行われているようです。
http://rslab.riko.shimane-u.ac.jp/TRMM/

あげ

とっとと終了して、日本独自の衛星を持った方が、長期的にはよい。

>>16
地球観測とかって継続的なデータが重要だと思うんだが。

三菱「ふそう」に衛星作らせたらどうか。
何年も故障したのがバレない衛星を作ってくれるぞ。

熱帯降雨観測衛星を運用中止に、宇宙機構が打診受け入れ
http://www.asahi.com/science/update/0624/001.html


＿|￣|○

新たな思いやり予算投入のﾖｶｰﾝ！

米国には代わりがあるのだろうが。日本はね・・・・・。