【植物】光合成に不可欠な経路確認 奈良先端大、ナズナで実験
植物の効率的な光合成には、これまで重視されていなかった補助的な経路が
不可欠な役割を果たしていることを奈良先端科学技術大学院大の鹿内利治・
助教授(現九州大助教授、植物生理学)らの研究グループがナズナの実験で
突き止め、3日付英科学誌ネイチャーに発表した。
光合成の主要な経路では、葉緑体の中で光が水を分解して還元物質と
エネルギー物質「アデノシン三リン酸(ATP)」ができ、さらに還元
物質とATP、大気中の二酸化炭素が組み合わさってブドウ糖ができると
されてきた。
研究グループは、この過程で補助的に働く、ATPだけをつくる経路に着目。
この経路の主な働きを担う複数のタンパク質を欠いたナズナを作成し、
光合成の変化を調べた。すると、葉緑体の中のATPは減少し、必要な栄養を
得られないナズナは小さくしか育たなかった。
鹿内助教授はこれらの結果から、この経路は光合成に必要なATPの量を
補って還元物質とのバランスを調節するのに不可欠で、植物が効率良く
ブドウ糖をつくるのに貢献していると推定した。
引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000035-kyodo-soci
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/03 08:48 ID:Kp4QCC+C
2ゲットだぜ!!
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/03 09:02 ID:Kp4QCC+C
3ぶり〜
北山ナズナ
なんか当たり前のことですな。
6 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:04/06/03 18:48 ID:uBu+T84c
ナズナぢゃなくてアラビド(シロイヌナズナ)の間違いだろ
ナズナは七草粥にできるけどアラビドは食えない
そういや今号?のナーチャーの表紙は
ミトコンドリアDNAの表現型に及ぼす影響についてやったな。
顔の黒いマウスのやつ。
8 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! :04/06/04 07:17 ID:nAqw9u18
いわゆるひとつのエピジェネティックか・・・(←わかってない
動物が光合成できるようにする
人間もセルロースを食べられる(ウシのように反芻して、前胃で
繁殖した微生物を消化できる)
植物が動物性タンパク質を(あるいは1種の植物で必須アミノ酸全て、
比率も動物性蛋白と同程度で)作れるようにする
温暖化に備えて、イネにC4回路を加える
高濃度の塩分土壌でも育つ作物を作る。イネにコウボウムギの耐塩遺伝子を入れるとか
サトウダイコンにアッケシソウの耐塩遺伝子を入れるとか。砂漠近くの海岸が穀倉地帯になる
>>9 >温暖化に備えて、イネにC4回路を加える
コレだけはガチに研究されてるな。
>>9 > 人間もセルロースを食べられる(ウシのように反芻して、前胃で
> 繁殖した微生物を消化できる)
食糧問題が解決するかも知れないが、住環境問題が深刻化する可能性が高い
>>9 > 人間もセルロースを食べられる
野生の草食動物が肥満体にならないのは、食べている餌が「美味しいものでは
ないから」という。話を聞いた
前胃で発酵させて食っているようでは、口に入れるときはバサバサで
心地よいものではないか。
家の柱やら新聞紙やらに噛み付きたくなるという事はなさげ
必須アミノ酸に関しては、キヌアというアカザ科植物と、大豆で一応全種類取れるらしい
>>12 無理。
反芻獣がセルロース分解できるのはルーメンフローラのお陰。
人間の胃にこの菌入れてフローラの勢力変えるのは危険。
それに反芻するなんてキモ過ぎて出来ない。
戻りゲロを何回も繰り返し喰うって事だよ。
我慢できネー。
もしやるとしたら、食道を拡張して(まあ偶蹄類の前胃自体が
食道後部の拡張部分と考えてよいのだが)新たな臓器にしてやる
必要があるのか?
しかし幽門噴門とか出来ないし無理そう。出っ腹がデフォルトの世界も嫌だし
てすと
18 :
名無しのひみつ:04/06/22 18:15 ID:d9iK6Go5
あげ
19 :
空色人:04/06/22 18:31 ID:GNtbsDIw
>>12 ナメクジの遺伝子からセルロース消化酵素をもってくれば
簡単に解決しそうだが・・・
>>11 トマトは元々耐塩性のある植物なんだけどインチキ臭い実験だな
水耕栽培で塩水使ったら実がおいしくなって、ブランドと
して出荷したり、家庭菜園でトマトの根元に塩を撒いたり
するんですよ
塩つけてかじる手間が省けていいな。
それよりビタミンCを生合成できるようにしようぜ
>>19 塩トマトですね。
あれ凄くあまいですよね。
23 :
空色人:04/06/22 21:45 ID:GNtbsDIw
アカザ科の植物で、熱帯の乾燥地の海岸に生え塩分に強く
種子が穀物になるのがあれば良いが。
しかし人類がここ7000年ほど馴染んだ(地域差があろうが)イネ科植物の味も捨てがたい