国立天文台と欧州宇宙機関(ESA)は1日、すばる望遠鏡やエックス線天文衛星
などで撮影した、くじら座の中にある約100万個の銀河などの画像を公開した。
同天文台や東大、英ダーラム大などの研究チームによるプロジェクトで、地球から
見える月の面積の約7倍の領域を、可視光、エックス線、電波など多くの波長を使っ
て観測。銀河までの距離や分布をとらえて、宇宙の立体地図を作り進化の過程を研究する。
同天文台の関口和寛助教授は「公開したデータを世界中のより多くの人の研究に役
立ててもらったり、教材にも使ってほしい」と話している。
公開された画像は、すばる望遠鏡、ESAの天文衛星XMM−ニュートン、米の電
波望遠鏡VLAで撮影。地球から約130億光年離れた宇宙が誕生して間もないころ
の銀河や、渦巻き形や涙形の銀河、活動銀河核などが写っている。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004060101002114 画像があったらいいのにな〜