コイヘルペスの広がりに伴い、マゴイ以外の淡水魚で買い控えが起こっているのを
受け、水産総合研究センター養殖研究所(三重県)は30日までに、同じ環境にすむ
アユやフナなどがウイルスに感染したり伝搬したりしないかを確認する実験を開始した。
他の魚種への感染について確かなデータをそろえることで、水産業界の懸念を払し
ょくし、水産資源が根拠なく敬遠される風評被害を防ぐ狙い。
東南アジア漁業開発センターや大学、企業と共同で取り組むコイヘルペス研究のテー
マのひとつで、安全を期して養殖研の隔離施設で実験する。研究期間は3年で、本年度
予算は約400万円。
直接魚の腹腔(ふくくう)にウイルスを注射する方法と、ウイルスを希釈した水に魚
を泳がせる方法で実験。約4週間飼育し、感染や発病の有無を確認する。感染が確認さ
れれば、コイと同じ水槽で、コイに再感染するかどうかも調べる。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004053001002051 淡水魚はねえ…全然食べないからなあ…