ロンドン──英国中部マンチェスターの病院で、21年間凍結保存されて
いた精子を使った体外受精に成功し、2002年に健康な男の赤ちゃんが
誕生していたことが明らかになった。25日付の英医学誌「ヒューマン・
リプロダクション」に報告した医師らによると、体外受精に成功した凍結
保存精子として、世界でも最長期間の症例になるという。
体外受精に使われた精子は、1979年当時17歳だった男性が、睾丸(こ
うがん)がんの治療に先立ち、採取して冷凍保存されたもの。この男性はが
ん治療に成功した後、結婚したが、化学療法と放射線治療によって無精子症
になり、子供が作れなくなっていた。そのため夫妻は、20年以上前に保存
した精子を使った体外受精に踏み切ったという。
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http://www.cnn.co.jp/science/CNN200405250009.html