転がってる車輪がなぜ倒れないのかわかりません。

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400ご冗談でしょう?名無しさん
>こまが足を原点に固定されて回転している時、dL/dt=A X Lがt=0で成立する。
>ここでAはZ軸に平行.L(0)は必ずしもZ軸とは並行でないベクトル
t=0で成立したからといって、方程式が出来ているわけではないから、議論しても

無駄かも知れないが、仮に|t|<δの時に近似的にこの方程式が成り立つとしよう。
ここでこまの剛体性はどこに使われている?
円盤状の薄いガラス膜につつまれた流体が、同心円流を作っている場合でも、これと
同じ議論が成立するんじゃないの?角運動量保存則(正確には角運動量の時間変化
はそれぞれの質点に働く力のモーメントの総和に等しい)は流体であろうがなかろうが
作用反作用の法則に従うと考えられる系では成立する。

こまの足が原点に固定されており、なおかつ重力が働いていない環境でも、歳差運動
が起こる。つまりLが一定の値をとりながら、こまの重心は平面上を円運動する。
重心の位置がわかったからといって、Lがわかるというのはウソ。
t=0においてたまたま重心の位置ベクトルが、Lと平行だからといって、次の瞬間には
そうだとは言えない。Lが変化しなくたって言えないのだから。

地球の歳差運動は、地軸が約400日の周期で変化するという現象だけど、(これは
季節の変化を説明する23.5度の交点面に対する地軸の角度のこととは別)
これとこまの歳差運動は別の原理。これは地球が楕円で地軸が慣性軸と平行では
ないから起こる現象。