正直、観測問題の話をするのは気が重い。
よく分かってない上に、勉強した人の数だけ解釈がある。
>>111 分離不可能性は認める。
でも、それをもとに量子論が決定論でないと言うのは違うと思う。
まず、「波動関数」として何を考えているか確認したいんだけど、少なくとも
1) 1粒子波動関数 (複素数ψ(x,t))
2) 多粒子波動関数 (複素数ψ(x1,x2,...,xN,t))
3) 波動場の演算子 (演算子ψ(x,t))
という3種類の波動関数がある。
1粒子波動関数は、直感的にイメージできるけれど、粒子数1なので相互作用
を考えるのは無理。
多粒子波動関数は、相互作用を考えることができるけど、実空間の波ではなく、
多次元の配位空間の波なので直感的に理解できない。
波動場の演算子は、実空間の波だけれど、交換不可能な数なのでそのままでは
理解できない。
>>23なんかでは、1粒子波動関数を考えているから、他の粒子との相互作用の
影響が「予期できない」ってことになるんだと思うんだよね。
自分的には、場の演算子の期待値を考えたい。
これは「粒子かつ波」の正式な表現なのだと思う。
場の量子論では絶対に具体的問題を解けないけど、哲学的解釈は簡単になると
も思う。
自分は何を言いたいのだろう。