1 :
ご冗談でしょう?名無しさん:
最近文春文庫で出た
「「原発」革命」古川和夫著
で説明されてたトリウムをフッ化塩として液体で使用する原子炉は
はたして有望なのでしょうか?
>>1 弗化塩とトリウムの関連が良くわからないので、的外れかも
しれませんが、思いつく事を。
1.弗化塩をそのまま使うとすると、融点がかなり高いことが考
えられます。そんな高温のものが放射化される環境に置くのは、
工業的に考えて、とてもいやです。
2.フッ素塩ということですが、その水溶液はフッ酸にならない
としても、かなり強力な酸性を示しそうな気がします。そんな
ものしまっている容器で作業をするのも工業的に考えて、とて
もいやです。
まあ、自称「科学ジャーナリスト」が自らの知識をひけらかした
いだけと思ったほうが無難そう、というのが私の印象です。
3 :
ご冗談でしょう?名無しさん:01/08/31 01:02 ID:9lrPKxSo
>>2 本を読みましたか?
1.溶媒塩としてのフッ化リチウムとフッ化ベリリウムは、500℃以上での
常圧液体の熱媒体として熱交換器を通して、水蒸気タービン発電を
行います。
これは、もんじゅのポンプ技術が応用できると書いてあります。
またこれらの溶媒塩は、放射線にさらされても、変性しない
つまり照射損傷を受けないという大きな利点があります。
2.フッ化リチウム、フッ化ベリリウムの水溶液を使うのでは
ありません。高温下で液化して使用するのです。
またリチウムとフッ素を組み合わせることにより
化学的に不活性となります。
(食塩が安定した物質であるようにです)
容器に関しては、ハステロイ−Nという耐熱合金が
開発され、十分な耐腐食データが得られているそうです。
原理的には溶媒塩より不安定なフッ素化合物をつくる材料で
あれば溶け出さないそうです。
(ただし水が入れば腐食作用が大きくなりますので、除水は
しっかりとする必要があるとのこと)
古川先生を自称「科学ジャーナリスト」なんて言えるとは
2さんは大物ですね。
でも先生はジャーナリストではなく、研究者なんですけど?
4 :
ご冗談でしょう?名無しさん:01/09/02 04:12 ID:ClcJfk7c
インドでトリウムを使った原子炉が稼動しているというのは、
普通の沸騰水型原子炉でしたか?
5 :
ご冗談でしょう?名無しさん:01/11/04 17:44 ID:2aQiwR6O