1 :
教えて! :
地球以外の恒星を消した場合、バケツの水はどうなるの?
A.放物面に盛り上がる
B.水平のまま
昔、ブルーバックスシリーズ(4次元の世界)の本で
出て来た内容だが、その時点ではどうなるか、
決着がついていなかった。今の理論ではどうなの?
AとBの違いは大問題らしい
慣性
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/25(月) 23:46
地球は恒星じゃないよ!!!
3 :
教えて! :2000/09/25(月) 23:48
すまん>2
4 :
教えて! :2000/09/25(月) 23:56
訂正願います。
誤) 地球以外の恒星を消した場合
正) 宇宙の全恒星を消した場合(但し、地球は残すよ!)
5 :
名無しさん :2000/09/26(火) 00:40
ものが全てなくなれば、慣性はなくなるでしょ?
6 :
金壱銀伍 :2000/09/26(火) 02:08
バケツを手で持って振り回すのか
ターンテーブルにバケツ載せて(テーブルを)回すのか
どちらにも受け取れるけど
太陽の光・熱が無くなったら「バケツの水は凍結」に一票(w
7 :
はっぷ :2000/09/26(火) 02:51
6に同意アーンド1票。(笑)
>1
ちなみにブルーバックスではどういう議論になってたの?
8 :
太陽を盗んだ男 :2000/09/26(火) 03:17
宇宙ロケットの時計の遅れの説明のついでに
地球とロケットで入れ替えがきかないのか?
加速系が相対的かどうか?
ということで、議論されてます。
1) 加速は相対ではない。加速系は惰性系と区別しうる
地球しかなくても、地球の自転は識別できる。
VS
2) 加速もまた相対的である
地球しか存在しなければ、自転してるかどうかは意味がない。
(マッハ)
筆者はどちらかわからないと言ってます。
この本の初版は1969年
今手元でみてるのは、1978年の第31刷
30年以上たった今、理論的に進歩があったのか
9 :
>8 :2000/09/26(火) 08:06
バケツの水との関係は??
バケツの水が放物線に盛り上がるって何??
現在の地球上では水平なの??
10 :
> :2000/09/26(火) 08:34
現在の地球では、盛り上がるらしい。
ところで、今の地球で北極点上で
自転方向にまわしたのと、
逆方向にまわしたの
では、結果違うんだろうな。。。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 08:40
ターンテーブル上でまわした場合、盛り上がるはず。
初等力学と高校数学で解けたと思う。
でもこれと慣性の問題がどう絡むのかはちょっと勉強不足でわからない。
12 :
はっぷ :2000/09/26(火) 11:04
コリオリ力ですか?
また奴ですか?
13 :
名無しさん :2000/09/26(火) 13:01
筆者はどうかわからないが、相対論はマッハの考え方だろう?
>ターンテーブル上で回した場合、盛りあがる
おぃおぃ、たしかに水面は水平ではないだろうけど
凸か凹かは判るでしょう?
(断面図が「放物線」か「双曲線」か)
もしかして1さんは
地球の自転と海の潮汐とを「回転するバケツ」と例えて書かれたのを
「地球上で回転するバケツ」はどうなるか?と錯誤してないか?
15 :
教えて! :2000/09/26(火) 18:59
1は私です。
日常的には、物体が回転するとその中心から遠心力を感じると思う。
その遠心力の源が、宇宙の多くの恒星や、遠い遠い見えない星の
質量?なのでしょうか。そうすると、やはり水平になるのでしょう。
現在では、宇宙の構造としてBの様な性格をもつのですかね!
この宇宙がものすごーく速く回転していても
宇宙全体の遠心力はだれも感じないという事ですね!
それより、宇宙の端っこを観測すれば、理論的な数値の
違いで、自然物理学的に決着がつくのでしょうか?
宇宙の端っこ(そんなこと簡単に定義はできないと思うが)
もうわからない、今日も眠れない。。。。
16 :
> :2000/09/26(火) 19:41
>その遠心力の源が、宇宙の多くの恒星や、遠い遠い見えない星の
>質量?なの
遠心力は、系に向心加速度がかかっているから、感じるのです。
向心加速度は、中心へ引っ張られる力で生じます。
中心に引っ張れる力の元が、遠い恒星のわけがありません、
17 :
教えて! :2000/09/26(火) 21:09
物体の慣性運動に対して、向心加速度(重力)がかかり、
物体から見た場合には「見かけ上遠心力」が生ずる?
でいいでしょうか?(程度低い、まあまあ)
そうすると、恒星がなくなって「物体の慣性」の性質がなくなり、
慣性運動を押し曲げる時に生ずる、見かけ上の遠心力がないので、
水面は水平?そして、向心加速度も生じない?
回転しているレコードのように運動している場合
(突っ込みなしね)慣性の性質がないので、
物体の運動を曲げるのに力は必要ない。
えホント!いやおかしい、
この部分の空間がそもそも、円状に広がって、
物体自身は直線運動しているだけなのかな?
終わってる。後半はオカルト化している。だれか助けて!
教授、大学生、軌道修正願います。
18 :
名無しさん :2000/09/26(火) 23:13
>16
「慣性」の起源は宇宙の質量分布(あるいは重力場)だろう?
だから、宇宙がなければ慣性も遠心力もない。
19 :
太陽を盗んだ男 :2000/09/27(水) 02:11
で、結局30年前に都筑卓司先生が、
ブルーバックスの中で
どちらかわからない、といったこの問題は、
決着ついてんの?
20 :
名無しさん :2000/09/27(水) 10:15
遠心力って言うのは慣性質量に比例しているんだろ?
慣性質量がゼロになれば遠心力はゼロになる。
宇宙に物質がなければ、慣性質量も遠心力もゼロ。
21 :
教えて! :2000/09/27(水) 22:22
B)理論の場合
加速した場合に、その相対的に相手となる質量がないので、
(全体の質量分布で重力場がなし?=なだらか)
向心加速度がゼロになる。
A)理論の場合
向心加速度はゼロではないと主張するのだから、加速度は相対的な
ものでなく、空間に対して絶対的なものとして、論じる事が必要に
なるし、、、
現在のB理論が主流でしょう。
ところでAは否定されたの? 実の所決着していないか?
Bの理論で肯定的に導かれるだけ?
このスレッドは終了かな? 終了、終了、終了
質点の速度が光速に近くなれば、質量が無限大になる
とあるがなんで?と言うより、
慣性質量、光速不変、ローレンツ収縮、加速系の相対性の関係を、
難しい事なしに知りたいな?無理かな?新スレッド立てるかな?
「独学しろ!」なんて、つまらない事は言わないでね!
終了と書いてある後ですが・・・。
太陽(月でもいいけど)が水の入ったバケツにおよぼす重力は、地球が水の入ったバケツにおよぼす重力に比べれば無視出来るほど小さいのでは?
ましてや、他の恒星の及ぼす重力は、更に小さいのでは?
だから、地球さえ残っていれば何の変化も無いと思いますが・・・。
もっとも、6、7さんの言う通り、バケツの水が氷になって、こおーりゃー大変、となるかも知れないですが。
(この駄洒落が言いたかっただけだったりする・・・)
地球さえ無くなった場合は・・・、軌道上で水入りのバケツを振り回して確かめるしかないですね。
十分はなれれば地球の重力が、バケツの中の水同士にはたらく力や、バケツと水の間にはたらく力や、バケツを回転させる為の物体から受ける力に比べて十分小さく出来るのでは?
もっとも、空気がなければ、気化したり、凍結したりする事が、期待できてこおーりゃー大変・・・。
23 :
名無しさん :2000/09/28(木) 20:02
数が多いので無視できない。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 00:38
一般相対論が今のままで正しいなら、"宇宙の質量分布=慣性の起源"ではない。
例えば、宇宙に一つしか質量源のないブラックホール解にしても
回転している解もあれば回転していない解もあったりするから。
25 :
名無しさん :2000/09/29(金) 01:24
>例えば、宇宙に一つしか質量源のないブラックホール解にしても
>回転している解もあれば回転していない解もあったりするから。
何が例えばなの?
だから何だって言うの?
26 :
名無しさん :2000/09/29(金) 01:33
パウリの本には、重力場の無限遠における境界条件が加速度系であるかないかを
決めていると言う趣旨のことがかいてあるが、これは質量分布が慣性の起源である
ということと同じように思えるが。
もっとも、パウリの考え方はもう古いのかもしれんが。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 17:35
境界条件が決めているというのはその通りだと思うけど、
それが質量分布が決めているのと同じことだというのは
何で?
28 :
名無しさん :2000/09/29(金) 17:38
重力場の方程式と境界条件があれば、重力場が決まるんだろ?
重力場が決まると言うことは、質量分布が決まることと同じではないの?
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
話が変わりますが、
このバケツってニュートンの時代には、
絶対時空の存在の論証に使われたいたようですね
(ニュートンのバケツという名がついてるらしい)
ニュートンの主張
バケツのまわりをぐるぐる回っても、水面は変化しない。
時空間が絶対的だからそうなる。
当時からこの論理には、当然、異論を唱える人はいたのですが、
ニュートンの権威が圧倒的なものとなってる状況の中で
20世紀になるまで主流にはならなかったようです。