相対的な時間がわからない！！

相対性理論では時間は相対的だそうですが、よくわかりません。
なんで別々の時間が同じところで流れることができるんですか？
たとえば、隣の家だけ重力異常で重力が強いとしますよね。で、重力が違うと
流れる時間が違うらしいけど、同じようにテレビの電波を受けていれば
同時に時報を聞くことができますよね。　時間は同じなんじゃないかと
思ったんですが、変ですか？
あと、「双子のパラドックス」って結局ないんですよね？
おバカな質問ですみません。　お手柔らかに教えて下さい。

答えでなくてごめんなさい。結果だけをせっかちに求めることへの
注意をひとつ。

相対論の結果だけの聞きかじり
⇒基本概念の理解の欠如
　⇒「Newton的時空概念＋不可思議な現象」で無理やりわかろうとする。
　　（＝自分の時空概念の破綻していることに注意しない）
　　⇒暴論

というパターンが蔓延してるようですので気をつけましょう。
数学が難しい人は、ソコロフスキー著の"よくわかる相対性理論"
［文一総合出版］の一読をおすすめします。中学生でもわかる
ように書かれていますよ。

時報も遅れて届きますよ。
時間が遅れてる地域に入ったら、電波も遅くなりますから。

>2
本の紹介ありがとうございます。　読んでみます。

でも、今までいろいろ読んだけどよくわからなかったんです。
やっぱり凡人には無理なんでしょうか。

＞「Newton的時空概念＋不可思議な現象」で無理やりわかろうとする。
たしかに、ニュートン的な考えから抜けられないのかも。　どうしても、劇場のなかで
まわりを見るような感覚になっちゃうんです。

＞３
電波が遅れて届くということは、外と家との境界でどんどん電波がたまっていくんでしょうか？

時間が遅くなっているわけですから、
単位時間あたりの電波の量（？）は変わりません。

>5
それは、外から重力の高い家の中を見たときのことでしょうか？
中の時計も、電波も人もゆっくりに見えるということですか？
中の人はどう感じているのでしょうか？

中の人は中の人で時間の進み方は普段と同じに感じる。
時計もデンパも感じ方も全てが遅くなるわけですから、
外を見ない限りは何も変わらないと思えるはずです。

重力の高いところから外をみると、ビデオの早回しのように見えるとおもうよ。
テレビも早回しで見えるだろうね。

時間の進み方が違っていても共存できるということか・・・
時間って何なんだろ。

>８
重力の高いところって重力の大きいところって意味ですか？

重力の大きい（強い）ところって意味です。
加速度がかかってるところも重力がかかってるのと等価だから、そういう系では
というかそういう系にあるモノの固有時の進みが遅くなるでしょう。

>11
最後、「そういう系が」と書いた方がいいのでは？
「系の固有時」ってモノは無いのでしょうか？

ちょっと変な言い方をしましたね。
例えば、局所慣性系をとったらその中での「固有時間の進み方」は一定ですよね。
だから原点に対して動いていないものの時間は、ｔ＝0で時刻を合わせたあとは全て一定です。
（距離/光速の分の差以外は）
ただしｔ＝ｔ’で再びこの慣性系にあるからといって、そのモノの固有時間が慣性系と一致
するとは限らないでしょう。ｔ＝0からｔ’の間にそのモノがどこかにお出かけして高速で
移動していたり、重力の強いところに行っていたりすると、モノの固有時間は遅れているでしょう。

「時間が遅れるほどの重力」に住んでいるなら外出は出来ないでしょうね
＞「相互不干渉」の世界になると思う

月の重力は地球の６分の１だから、地球から見れば、月にある
時計は少し速く進んで見えるはず。
（ほんの少しだけどね〜）
逆に、月から地球を見れば、地球の時計は、少し遅く進んで
見えるはず。

おお、理解。親切にどうも。

　時間と重力・加速度についての方程式がもしあったら教えて下さい。

「お互いに遅れて見える」ってどういうことですか？
光の速さで進んでいる列車から地上の人の時計を見ると遅れてて、
地上から列車の中の人の時計を見てもやっぱり遅れてて・・・