もう一つヒッグス粒子は過去のもので、その働きを実際にしていたのは、この宇宙が創られた本当に最初の時だけでした。
つまり(科学者がいうところの)ビッグバンの時だけにその働きは作用し、その後はほぼ消失しています。
ですから現在あるヒッグス粒子は、その時の残滓のようなもので、ほとんど存在していないといってもいいようです。
実際にそれを観測しようとすると「無理やりひねり出さないと」観測できないような存在なのです。
だから中々観測できないものだったのです。
またすでに書きましたが、このヒッグス粒子の作用は、この宇宙ではすでに終了していまして、
現在はその活動を停止しています。
またエネルギーを濃くすることで物質を創生するというようなやり方で、新たな物質を造ったとしても、
その物質にはすでに質量があるものとして出現してきます。
これは原初の時に規定されたものがそのまま適応されているということのようです。
なお現在のヒッグス粒子は、経年劣化のためその作用は衰えており、提唱されているような「物質に質量を与える」
という働きは顕著に見ることは出来ません。
あまり現実世界とは関係のないお話のようですが、このところ少しややこしいお話が続いておりますので、
宇宙全史のワークの原点に戻ってみました。
今後はこのヒッグス粒子の「他の働き」が解明されると、もう少しこの宇宙の有り様が明確になっていくはずです。
ここを科学者が見ていると大変参考になると思うのですが・・・
2012/7/5 No.231
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