■ちょっとした物理の質問はここに書いてね153■

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489ご冗談でしょう?名無しさん
物理でなく数学の質問なのですが

次の定理で


定理1 (x, y) - 平面上の領域Rで定義された関数 f(x, y) の遍微分
fx(x, y), fy(x, y) がいたるところで存在して、少なくとも一方が有界なら
ば f(x, y) は連続である。

証明 fx(x, y) が有界であるとする。すなわち、| fx(x, y) | ≦ M (M : 定数)、
点(a, b) ∈ R で f(x, y) が連続であることを示すために、小さい数 凅, 凉 をと
ると

      f(a+凅, b+凉) - f(a, b)
    = f(a+凅, b+凉) - f(a, b+凉) + f(a, b+凉) - f(a, b)
   = fx(a, b+凉)凅 + ε1凅 + fy(a, b)凉 + ε2凉

と書ける(ここで、凅→0 のとき ε1→0 ; 凉→0 のとき ε2→0)。仮定によ
って | fx(x, y) | ≦ M だから

 式1 | f(a+凅, b+凉) - f(a, b) | ≦ | M +ε1 | | 凉 | + | fy(a, b) + ε2 | | 凉 |

で、これは 凅→0、凉→0 のとき 0 に近づく。fx(x, y) の代りに fy(x, y)
有界な場合も同様。