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51ご冗談でしょう?名無しさん
>>48 指摘ありがとう。
多分両者とも「自分の前提が『現実』で相手の前提が『非現実』だから説明するまでもない」と思っている状態なのだろうが、冷静な傍観者に対してなら、丁寧に説明しようという気も起きるものだ。

見たところ、前提における主な相違点はふたつあるようだ。

第1に、流体力学とは何であるかについては、
流間君は、物質の力学を「流体小袋」の力学で天下りに置き換えるものと捉えているようだ。
他方、自分を含む非平衡統計物理の専門家は、
大きな自由度をもつ系の運動方程式からゆるやかな変数のダイナミクスを抽出したもの、
というように流体力学をとらえる。 流体要素が主役というわけではない。

第2に、分子運動に関しては、流間君は無衝突の気体分子を考えているようだ。
最初はその点がはっきりしなかったが>>49には明確に「衝突半径がゼロ」とある。
他方、自分も含めて正統的な立場では、気体に流体力学を適用できるためには
頻繁かつ乱雑な衝突が起きる状況であることが大前提となる。
これは「衝突半径 → +0」とは矛盾しない。 「=0」と「→+0」は違うのだ。