メコスジ野郎のためのウラ本・ビニ本part 69
3 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/15(木) 12:10:48 ID:71u5UBj9
大学3年です。
授業で、力学をすでに習ったものの、質点系に重きを置かれていたので、剛体の力学について学習したいです。
なにかよい参考書はありますか。
4 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/15(木) 14:15:05 ID:BEax0v+4
原島
これを売りたいと思います。
An Introduction To Quantum Field Theory
Michael E. Peskin (著), Daniel V. Schroeder (著)
価格: ¥ 7,567
状態は新品同様です。
こちらのてちがいで二冊手に入ったのでここで4000円で売りたいと思います。
学部生で素粒子に興味のある方大学院生かそれ以上の方、どうでしょうか?
買いたい人がいたら捨てアド晒します。
7 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/17(土) 17:11:46 ID:eOdyo+qz
数学科に入ろうと思っていて、物理も興味があるので勉強しようと思っているのですが、自分で調べた結果、
古典力学:物理学序論としての 力学
解析力学:解析力学(久保 謙一)
を読もうと思っているのですがどうでしょう?
天下り的な記述が少ない教科書がいいのですが、良かったら教えてください。
あと、解析力学は数学的な側面も強いと聞くので、そういう本もできれば教えてください。
>>7 数学的側面が強い解析力学の本といってまず思いつくのは
山本義隆だが…
これは物理的にも数学的にも難しいから初学者にはお勧めしない
9 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/17(土) 20:16:38 ID:eOdyo+qz
>>8 ありがとうございます。
解析力学は久保などの入門的な本を読んでから、2冊目として難しいのを読もうと思っているので多分大丈夫です。
山本の解析力学は1・2がありますが、2まで読む必要があるでしょうか?
10 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/17(土) 20:44:24 ID:/OtFZrEE
しるかボケ
必要ってのは目標に対してあるもんじゃ
好きなもの読め
数学科なら「力学的な微分幾何」をすすめる
すごいツンデレを見たw
>>6 どこにおすまいなのですか?
>>7 ガチで力学やりたいならゴールドスタインとかがいいかも
山本義隆、アーノルドが数学的な記述で有名だよ
でも、力学にこだわる必要はないんじゃない?
新井朝雄『物理現象の数学的諸原理―現代数理物理学入門
が物理を広範囲にカバーしてて数学的にしっかりした本。数学科にも好評
図書館でいろいろ見てみるといいと思うよ!
13 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/17(土) 23:21:38 ID:BXqsBNrt
学部の1年です
大学に入って物理でいきなり当たり前のように微積を使いますがそれが全く理解できません
なので物理で微積を使って解く入門書をやろうと考えています
とにかく丁寧に説明してくれる参考書ありますか?
15 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/18(日) 14:31:49 ID:5r0k0cX3
>>10 その通りですね。すいません。
力学的な微分幾何、了解しました。
>>12 力学にこだわっていると言うより、量子力学を独学したいなぁと思ったから、
力学→解析力学→量子力学って学ぼうかなと。
物理現象の数学的諸原理―現代数理物理学入門は難しそうですが面白そうですね。
ありがとうございます。
16 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/18(日) 17:52:51 ID:CHt+Mp/u
量子力学を学ぶなら量子力学の入門書でいい
量子力学に使う解析力学なぞそれほでのものではない
しかし数学科なら解析力学にこそおもしろさをみつけるとおもう
アーノルドはいい
数学的に面白いんだよなあ。解析力学って。
量子論で群とか出てくるけど本格的な群論には立ち入らないし
18 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/19(月) 00:03:00 ID:Afg+xy/9
>>14 それは高校数学からやり直せということですか?
どんだけレベルの高い高校だよww
高校数学は初等数学の齧り程度だ
たぶん高等数学を高校数学と読み違ってるだけ、というつっこみはおいといて。
アルフケンとスミルノフってどっちが難しいかな?田舎だとおいそれと取り寄せることができない
アルフケンは結構大雑把だった気がする(訳本)
使う分には問題ないかも試練が
23 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/21(水) 09:01:29 ID:tswbwWVh
原康夫さんの量子力学ってどうなの?
分かりやすい?
オイラ的には勧めません。
★1つなら、原康夫よりも
原島鮮、初等量子力学
の方が良く聞くなあ。カバーしきれてないって話だけど。
このスレで原康夫の方が全く話題にならないのはなぜ(^_^;)
大学2年の頃に原島は読んだ。原はまだ売って無かったw
量子力学の教科書を読む動機は人それぞれだから、一意的に言えないけど、
量子力学を判りたい(しかも研究するまでに時間の余裕がある)ならば、原島は
お勧めしたくない。朝永の「量子力学I、II」、「スピンはめぐる」や、
高林武彦の「量子論の発展史」なんかを、何度も読んでから(もしくは平行して)、
JJやらメシアやらを読んだ方がいいと思う。
なぜマニアックな方へいく?
26だけど、別にマニアックではないよ。昔は、朝永から入る人も多かった。
事実を言えば、原島-->小出で、一応単位は取れたけど、全く判った気がしない。
その後、朝永-->Diracでやっと判ったような気になれた。一通り終わった上で、
高林を楽しんだ。上にJJと書いたのは、今時はDirac読むよりJJ読むかなと思っ
てねw
初学者が次読む本に困ったら朝永かJJ読んどきゃだいたい何とかなる
そしたらそしたで「じゃあ朝永とJJどちらが良いんですか」
と聞いてくるのが目に見える
31 :
23:2010/04/23(金) 12:47:26 ID:/IeuSmUX
清水さんの量子論の基礎は読んだんだよ。
次に読む本探してる。
>>31 どんな本探してるのか分からんから言いにくいけど
量子力学の2冊目の本が欲しいならサクライ
もうちょっと量子論を深く学びたいならシッフか川合猪木あたりじゃね
どこまで理解してるか知らないけど
Advanced Quantum Mechanics 的なタイトルの本とかを参照すればいいと思う
分野によって若干変わるけど
>>30 だから、両方読むんだよ。
JJやDiracが肌に合わなければ、砂川重信なんかも良い。
大抵の量子力学の教科書が、物理発展史も数理的な側面も両方書こうとしてる
けど、発展史と数理的な側面は完全に分離して勉強した方が楽。前期量子論の
誤解は後で修正するのが面倒くさい(っていうか誤解に気づかない)。
35 :
sage:2010/04/24(土) 06:59:14 ID:aYtRqwtg
大学(1年)で熱力学現代的な視点からを教科書指定されたのですが、正直分か
る気がしません。
高校の時と比べると一気に抽象の度合いが上がってしまっていてついていけない
のでもう少し易しめの教科書を探しているんですが、何か大学初年度レベルのい
いものってありますか?
抽象度の高さは、何度も読めば克服できるような気もしますけどね…。
田崎の教科書は、公理性を重視しているので、ちょっと勿体つけたようなとこ
ろもあるので、物理化学の教科書なんかの方が高校からの接続は良いかもしれな
いね。ちなみ、僕はムーアーの物理化学の教科書を読んでおりました。
>>36 ありがとうございます。
本屋で観てみようかと思います。
38 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/24(土) 17:57:22 ID:OPBLSnCh
物理学科のものですが、一通りのっていて、かつレベルもある程度高い数学の参考書を教えて下さいm(_ _)m
詳解物理応用数学演習 後藤 憲一
物理数学入門 川畑 有郷
>>35 田崎熱力学は「分かりやすい=数学的に曖昧さが無い」という人間にはこの上なく分かりやすい。
まぁでも普通は大学1年で公理的数学の方法論なんか分からないわな。
熱力学のIntroductionとしては物理化学系の教科書が結構挙げられるな(Atkinsとか)
でも田崎本は、平易でこそないが本当に分かりやすいからある程度数学に触れてから読んでみるといい。
>>36 勿体つけた,という感覚が全くりかいできない
田崎より佐々の方が、直観的で初心者向けだと思うけどなあ
あの本はエントロピーの導入の仕方が個人的に一番好きだ
まあ、公理主義的にやりたければ清水が一番だと思うけど
田崎本は、何も物理の学生を痛めつけるために公理的に書かれているわけではない。
従来の本ではのらりくらりと場当たり的な展開をしているため、数学的な厳密さはおろか、
熱力学関数の物理的意味さえ言及できないものばかりだった。
(言及したとしても、その根拠をうまく説明できないため、著者のオナニーになっていることもあった。)
これは、熱力学の、系をブラックボックス化して性質を調べるという、物理の分野としては特異な姿勢のためである。
そんな中、おなじみLiebの論文(共著者は忘れた)が世に出るわけである。
ほぼ数学の論文のようなスタイルだが、物理的にも今までの本を圧倒的に上回るレベルで言及しており、
多くの物理屋の注目を集めた。
ここで、熱力学に限っては、公理的に書いたほうが、数学としてではなく物理として
都合がいいという認識が広まり、今日の公理的熱力学ブームが必然的にあるわけだ。
45 :
三流学生:2010/04/26(月) 00:09:17 ID:???
>>44 共著者はYngvasonだったはず。
印刷したはいいけどいまも俺の部屋のどこかに埋もれているはずww
>>44 随分と力んでるようだけどなw
公理的であることが、「痛めつける」って書いてあるけど、君はそれが辛いの?
従来の本が、分子運動論が早いうちから導入されてたり(統計力学の混合)やら、
熱が無批判で多用(物理化学はこれか)てたりを除いてるってことが売りじゃな
いのかね。だから、既に高校なんかで知りえてる概念をあえて使わないこを
決めて論理を重ねる訳だから、「勿体つけてる」とも言えるんだな。これが。
>>46みたいに頭弱いのに
>>42みたいなこと言っちゃう
こんな人がうちの大学にもいるから困る
本当だ、日本語として成立してないwすまんのぉ。
ま、何を言いたかったと言うと、田崎本は「公理的」であることが「売り」では
ないってこと。
「熱素」となんら変わらない「熱」の概念を徹底的に排除したってことが重要で
簡潔だと言った訳だよ。古い教科書のように「熱」を早くから導入して熱力学変数
を定義した後に、「熱」のことを忘れても、何の問題無いってことも言いたかった訳だ。
50 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/04/28(水) 14:26:40 ID:WJNSoWJv
中嶋とティンカムの超伝導ならどっちが入門向け?
ティンカム
大学1年ですが、ファインマン物理学で勉強できるでしょうか?一応、高校物理はマスターしております
53 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/05/09(日) 19:28:54 ID:QeDkGBQZ
やめとけ
あれは一通り学んでから読む本だ
>>53 同意。
読み物って感じです。はい。
行間が読めないと。
一通りとはどのくらいですか?
例えば
原島力学読んだらファインマン力学
というように
物理入門コースというものを読んで見ます
私は講談社基礎物理学シリーズにします
対数分岐点や代数分岐点が多く存在する複素積分の実例が
書いてある本ありませんか?
タケタン、テラカン、一松信「留数解析」などは見ましたが、
もっと複雑な例が載ってる本がありましたら教えてくだされ。
>>52 一応分からないなら分からないなりに読んでも得るモノはある書物。
少なくとも、物理学の全体像を把握して自分の中に物理学の『地図』を作ることが出来る。
それは物理を勉強する上でとても大切なのでそういう意味では分からないところは「そんなもんなのか」程度で飛ばしてでも早い段階で読むべきだと思う
物理学の全体像が見えるようになるシリーズを俺はファインマン以外に知らない
このスレは、簡素(貧しい)な本を初心者向けに勧める人が多いけど、特に大学
1年生であれば、稀代の名著から読んじゃう方がある意味現実的。読めないと
判ることも十分教育的だし、そもそも、自分が何を知りたかったを確認するの
にも意味がある。知りたいことが明確に判れば、次に何を読むかは人に聞かず
とも判る。
みんなも、大学生になったとき、いきなり相対論や量子力学の本買ってきて読
み始めなかったか?そして、読めなくて力学にもどったりとか。
ま、ファインマンに限らず、読みたいと思った本からスタートした方が自分に
とって教育的だと思う。ちなみに、俺はマッハ力学と朝永の量子力学をいきなり
読み始めて、両方とも読めなかったところからスタートした。
量子力学を勉強していくうちに気づいたんだ
俺、量子化の方法がさっぱり分からん…。
古典的な力学的振動の方程式をシュレーディンガー方程式に書き直すくらいしか知りません
手元にある量子力学の本(シッフ)の索引とかをざっと見ても量子化について詳しく説明した項目はないみたいだし(まあ探せばあるんだろうが)
何か量子化の仕方について詳しく扱った本ってありませんかねえ
ちょっと注文が都合良すぎる気がしますが…
64 :
515:2010/05/11(火) 23:31:32 ID:???
量子化っていう意味では、JJサクライ1.6の箇所なんかは良いのかな。
もっと順序立てたところとしては、朝永の量子力学の5章なんかは好き。
第二量子化の概念的なことは、「光の場、電子の海」7章とか、もちょっと
しっかりしたところでは、「スピンはめぐる」第6話あたりかな。
最後の文献は、有名な「のんき坊主」のくだりがある個所ですな。
俺もその辺は想像してたけど、やっぱ量子化だけを扱った本って無いですよね…。
あれば売れると思うんですが誰か書かないかな。洋書ならあるのかな?
まあともかくわかりました、どうもです。その辺を適当につまみ食いします
洋書だと、グライナーの本で、場の量子化のみを扱った本はありますね(読んでないけど)。
あと、量子化の何を知りたいか判りませんが、もしかすると経路積分関係に
興味があるんだったら、Techniques and Applications of Path Integrationとか
だと、経路積分の量子化なんかがわかるかな。
まあ要するに古典的な式を量子論的な式に直すという量子化の一般論を知りたいわけですよ。
経路積分は確かに興味あるけど、今まで大して手を入れてないので経路積分を利用した量子化を云々する前に経路積分を勉強しないといけませんね
んー、ならば、やっぱ上に書いたとおり、すっきり済ますならJJ、しっかり
やるなら朝永が良いと思うんだけどね。今、手元にある教科書捲ったけど、
そんな感じ。
>>68 じゃあ明日(もう今日か)一コマ空いてる時間があるんでそのときにその辺を読んでみます
わざわざ調べて下さったようでどうも有り難うございました
>>67 清水みたいな新しい本を読んだ方がいいと思うが。
演習量が足りない
だからアメリカの学生に勝てない
73 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/05/12(水) 06:41:48 ID:JcDk89XY
勝負してないから
アメリカが強いのは外人買ってるから
アメリカの学生の話だよ?
>>70 清水ねえ。
とりあえずオススメされてた朝永で量子化の一般論は確かに分かったけど…
まあそれも一考します
>>71 やべ、普通に忘れてた。
ランダウは中途半端に読んだけど、ディラックは前書きで挫折したんだよなあ
68ですが、昨日捲った、量子力学の他の教科書は砂川、猪木、小出、Dirac
だけど、小出は正準交換関係に至る道筋が判り難い(角運動量まで出てこない)、
猪木は、議論としては結構いい加減、Diracはこの議論の発明者だけあって、
いきなり現れる感じ。砂川もそう。ってことで、朝永とJJを挙げました。
清水は持ってないから判らんwランダウは読むに耐えない位面白くないから、
ずっと昔に売ってしまったから、これも判らんw
>>77 あんたやたら親切だな。どうもです、先日からお世話になってます
ランダウはどれくらい難しいのか最初の方を試しに読んでみたって程度なんだよな
それだけの教科書を調べての結論となるとやはり朝永が一番ですかねえ。
朝永5章読みましたが古典的な式とブラックボックスを=で結んで振動の式を入れたりなんだりとガチャガチャやってく過程は非常に分かりやすかったです。量子化する前は主量子数nが整数とは限らないって文面には衝撃を受けた。
TAのバイトが長引いてサクライまではチェックできませんでした親切にしていただいてるのにごめんなさい
>砂川、小出
このへんは未だ読む価値あるんだろうか
81 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/05/17(月) 19:56:45 ID:0XbDzF5R
ありません
砂川は読んだこと無いけど、小出は他の本には書いてない事柄が結構まめに載ってるので目を通す価値はあるかと
83 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/05/17(月) 20:52:47 ID:BDVVbsbW
>>83 卒論で使おうとしたんだが結局計算したら欲しい値が出てこなかった部分。
確か磁気双極子遷移の一般論がどうのこうのって部分だった記憶があるけど…
詳しくは忘れたし、手元に本がないから説明も出来ん。ごめんなさい
まあ俺もそんな細かい部分のために小出読む暇あったら朝永精読するけどね。
>>82とは矛盾するけどw
小出のブラケット記法は間違っている気がする
統計物理学を勉強したいのですが
田崎先生と長岡先生の本で迷ってます。
2冊の特長を教えていただけませんか?
図書館で比べてみようと思ったんですが
なぜか田崎先生の第一巻がありませんでした・・・
ちなみに統計物理は完全に素人です。
よろしくお願いいたします。
田崎のは新しい
>>87 長岡:ストーリー順に進んでいく
田崎:数学的に厳密に、式変形も詳しく
俺は長岡→田崎の順に読んだけど、田崎だけで済ます人も多いらしいね。
素人ならどっちでも大差ないと思う
90 :
三流学生:2010/05/19(水) 21:33:24 ID:???
ストーリー?
>>89 長岡読んでも問題解けるようにならない…
理解できてないんじゃないかと思う。
>>80 砂川は、前書きで宣言したとおりの内容になってる。具体的には、90年頃はディラックかメシア位しかなく、
前者は難解で、後者は膨大。砂川本は良くも悪くもその中間になっていて、学部学生視線からでは、
非常に有益だった。中身は、前書きにあるように、数学的方法はフォローが丁寧で、数学が原因で
読めないことはあり得ない(内容が判らないことを数学のせいにできない)。演習問題には丁寧な
回答がついてる。ってことで、自習書としては今でもNo.1のできじゃないだろかね。ただし、数学的(算数的?)
なフォローを重視したせいで、若干物理的な説明が飛んじゃってるところもあるんで、その辺は、別な
本で埋める必要はある。ま、その辺は、DiracもJJも似たようなもんだ。
>>85 記法は間違ってないけど、導入に無理がありすぎる。Hilbert空間の説明は絶対に
誤解するし、Dirackブラッケトが、展開係数で書き下すのは一般性にかけるような
気もする(誤解かもしれんが、誤解をさせる書き方なんだから仕方ない)。
>>87 そういうときは、2冊とも読むのが正しい。高校の教科書じゃないので、一長一短あるし、
人により面白い面白くないが分かれる。便利かどうかも評価の基準がある。
っていうか、普通は複数冊入手して、両方読み進めていって、気に入った方を最後まで
読むもんだよ。
>>92 君の砂川評に全く同感
あれを自習したけど本当に良かった
がんばって手に入れたんだがまだ読んでない!
>>87 田崎の統計力学の本は(あるいは彼の熱力学の本)、良くも悪くも数理物理としての統計力学(あるいは熱力学)の教科書だ
どういう意味かと言えば、数学的に明解に書かれているという点では恐らく日本語で読める統計力学の教科書の中でも最も優れたものの一つだという事
式の変形なんかも実に丁寧に示されていてギャップが殆どないので、フォローするのも楽だ
(そういう点は量子力学の砂川なんかと共通していると言えない事はない)
また、数学的に解けるモデルについても幾つかはかなり丁寧に説明されている
反面、物理、物理した生々しさという雰囲気には乏しい気がする
だから統計力学を数学的にスッキリと理解したいという、数学マインドの強い人には田崎の本は一番のお薦めだろうが
物理の生々しさを感じたい人には何か物足りない読後感が残る恐れはある
その辺の生々しさは長岡なんかの「普通の」統計力学の教科書の方が感じやすいかも知れない
俺個人としては田崎の統計力学も熱力学も大好きだし名著だと思ってるけどね
93に書いた砂川の量子力学と同様に、これらを自習したが特に困難を感じた事はない
田崎の統計力学が数理物理(笑)
田崎先生の本を買いました!!ありがとうございました。
あとそれから
電子物性、物性物理の教科書でオススメのものはありませんか?
この間ザイマン、マーミンを読みましたが難しすぎました。
そうなるとやっぱりキッテルですか?
キッテル以外にオススメがあればよろしくお願いします。
花村の固体物理がオススメだけど(アレ200ページ強にどれだけ内容詰まってるんだよ…)、キッテルが無難かな、そのレベルだと
>>97 キッテルも似たようなもの。
判らない原因は、1素の学力が低い、2頭が悪いかのどちらかなので、
本を変えるより、その辺を改善した方が良い。
具体的には、もう一度上記の本を読みなおす。そして、自分が何が判らない部分
を確認しながら、並行して、群論やら、微分方程式やら、力学、量子力学、
電磁気学等の該当箇所を何度も読み直す。
それでも判らなければ、2である可能性が高いので、諦めるw
100 :
99:2010/05/20(木) 21:16:51 ID:???
もしも原因が群論ならば、
「物質の対称性と群論」が一番簡単で丁寧。これ以下は無い。
kittelなんて薦めんなよ
キッテルはほかの本とは表記が違う場合が多いからあまりおススメしない
わかってから読むとわかりやすいんだけどね
>>97 独学の初読者はそんなもん。
マーミンは癖がある。ちゃんと読むのは難しい。
キッテルはわかってる人用。初読者向きではない。
俺は独学初読でキッテル行ったが波数空間の考え方が何の説明もなくポンと出てきて面喰った。
何か意味ありげな数式がポンと出てきたりで理解できなかった。
特に下巻はこの傾向が強く、キッテルを読むための参考書が必要になると思う。
上にあるように花村で良いのでは。
個人的には計算過程が全部書いてある溝口正が好きだが、ここではマニアックな部類に入るらしい。
>>100 群論が必要な初読者って。
>>103 そうか?
結晶なんかで最初につまずくのは対象性と表現じゃねか?
ま、ザイマンも判らんって書いてあるから、Green関数が判らんのかもしれん
けどな。
対象性?
>>106 まじで、そう思ってるの?
みんな大好き(俺は嫌い)ランダウにも書いてるし、空間群より扱いにくい
連続群については、猪木でもJJにも取り扱われている。
そもそもの質問であげられてるザイマンは、電子論を語りたいから群論は
省くとは書いてあるが、そこで扱われる定理が群論から導き出されてると
注意書きがある(だから、群論関係の定理は天下りでわかり難い)。
ま、どの本も明に暗に群論の話が入ってるんだよw特に天下り説明が嫌い
な人なら、結晶勉強するのに群論やらないやつはいないだろ?
逆に考えると、天下り的説明が好きなら群論はいらないってことだな
>>108 ま、そういうことだw
群論だけ天下りってことにはならないだろうから、全部天下りの本を買えば
良い訳だ。そういう人は、物理の教科書なんぞに興味が無いだろから、工学系
の本を買えばよろし。何かいてる判らないが、結論めいた事がたくさん書かれ
てる本が一杯売ってる。ただし、その手の本は評価が出てないから、自力で
探すべしw
結晶考えるのに群論使わないで済む方法ってあるの?
>>111 全然問題無し、対称性無視して計算すれば。折角0になるものをごりごり
計算して0であることを確認したり、同じ値になる行列要素をごりごり計算したり
できるのなら群論は一切必要ない。数学論理的には群論は不要。現実に不要か
どうかは別として。(例えば奇関数の-aからaまでの積分が0になる、ってのは
Z2対称性の帰結だわね、でもちゃんと計算すれば0であることが直接分かる)
>>112 おー、いまどきっぽくって良い発言だw いや、まじでw
昔は計算資源が乏しかったから、そんなことできなかったけど、今なら
家計算でも、膨大な計算できるからねぇ。
でも、ブルートフォースで計算するんだったら、アホらしくて結晶なんて
やる気せんよなw
>>113 折角最後にクッション入れた(現実に云々)のに、あからさまなレス乙。まあ、
君のようなレス期待して書いたのだけど。真面目な話、ここまで計算能力パワー
アップしていくいま、このあたりどうなるのかな。
今時やっている人がいるか知らんが、
線形化されていないバンド計算を実行するときは群論は必須だと思う。
>>107 質問してる相手に合わせてるんでしょーに…
物性に群論が必要か否かじゃなくて、今の彼に必要か否かですよ。
群論の話になるといつもこうなるから笑える
>>116 だから、必要だって言ってるじゃんw
本人が何を知りたいかを明らかにしてないから(っていうか、そのレベルに
すら達していなさそう)話が面倒だけど、固体物理の本読みたいってことは、
必要ってこと。勿論、固体物理の教科書だけで、対称性を見通せるセンスが
あれば(普通はあるもんだ)、細かいことを気にせずに先に進めば良いけど、
少なくても固体物理の教科書すら判らないなら、やはり群論を挟んで置いた
が楽。しかも、今は簡単な教科書も売ってるんだし。
ほらまたずれた。
固体物理の初学者が、群論というか結晶学をみっちりやる必要ってない気がするんだが
結晶学はBragg反射だけ理解してさらっと流して、
初学者がやるべきはまずFermi球とかバンド理論とかの電子物性だろ
>>112 言っちゃ悪いが、そんな面倒なことやるぐらいなら群論でちゃっちゃと処理した方が楽じゃないか?
結晶の対称性を云々するレベルの群論なんて物質の対称性と群論(だっけ)みたいな3日で読める本でマスターできるし
>>120 あんた、言ってること矛盾してることはわかるよな?w
それをやるのこと自体が群論なのだよ。分野を変えて言い直すと、「電磁気やるの
にベクトル解析なんて流して、場の方程式をガリガリ計算した方が良いんだよ」
と言ってる様に聞こえるのは判るな?w
>>121 だから、112はそうしろって言ってる訳だ。112の文はギャグだぞw
標準的な量子力学の教科書にすら回転群が扱われてるのに、何故に空間群が
初学者に難しいのかが判らん。まさか、角運動量(水素原子)も判らずに、
固体勉強してるってことなのか?昔、電子工学科の奴が似たようなこと言って
たのを思い出したが、そういう奴の発言なのか?
>>122 言い方が悪かったかなあ
例えば、ほとんど自由な電子とか強束縛近似とか理解するのに、物質の対称性が要りますか?ってことだよ
そんなもん、一次元格子で十分だろ?
一次元じゃ理解するのに不十分な概念でも、三次元単純立方格子持ってくりゃ大概済むでしょ?
実際の物質のバンドをガリガリ計算するのは初学者のやるべきこと?
そんなもん、「分野を変えて言い直すと」波動やるのにFourier変換知らんやつがKdV計算するようなもんだろ
結晶の対称性は、物質の個性を特徴付けるひとつの重要な要素ではあるが、
まず最初に身につけるべきは、物質の個性によらない普遍的な概念の理解だ
>>124 俺もそう思うな.
>>97はアシュクロフト・マーミンでも難しいと言っているくらい
なのだから,群論云々以前の問題だと思われる.
分からんところはとりあえず飛ばして,慣れることが先だと思う.
後で戻ってみたら簡単に分かった,ということも多かろう.
俺は嫌いな本だが,
>>97には岡崎誠の本をお勧めしておく.
途中で投稿してしまった.
>>109がグロッソをお勧めしているが,
俺もお勧めする.
数学が好きなら読めると思うが,
内容的には岡崎誠の本よりレベルは遥かに上.
>>124 その程度のモデル系を知りたいなら、固体の本なんて読むべきじゃないな。
標準的な量子力学の教科書を徹底的に読むべきかな。強結合近似なんぞは、
それこそ対称性云々の話にそれるから、分子まで言及してる量子力学の教科書
か量子化学の教科書でヒュッケル近似を勉強すべきだ。これならC6v程度で話が
全部判る。手計算できるしな。124は97が固体の初学者ですらないと判定して
るんだったら、それはそれで良い。だったら、量子化学の教科書でも教えて
やれw
それと第二パラグラフは全部矛盾してるからなw KdV計算したい奴に、フーリエ
からやり直せと言ってる訳だ。今の話題は。それと、対称性があるから、量子力学
初心者でも結晶を扱えるわけで、対称性考慮に入れたくない無いんだったら、
さっさと場の量子論の一般論を勉強すればよかろ?
またずれくん
>>127 その程度のモデル系というが、ほとんど自由な電子や有効質量等の概念が書いてある量子力学とか量子化学の教科書ってあるか?
あるいは、固体の熱伝導度、電気伝導度、誘電率等の物性値を考えるのに使うモデルを書いてある教科書は?
強束縛近似も、近似の意味を理解するだけなら一次元格子以上は不要
例えば『キッテル固体物理学入門』なる本があって、あれがよい教科書だとは決して思わないが、
その辺の普遍的な概念を大まかに網羅してある本ではあるから、
> その程度のモデル系を知りたいなら、固体の本なんて読むべきじゃないな。
という批判は全く的外れ
> それと第二パラグラフは全部矛盾してるからなw KdV計算したい奴に、フーリエ
> からやり直せと言ってる訳だ。
論旨も比喩も全く理解してないな
そもそも、質問者は「群論使ってある物質のバンドを計算したい」などといっているようには全く見えない
それで、マーミンで挫折してキッテル聞いているような学生だから、まずは系の個性に依存せず使える知識を教えるのが先だろう
そういう学生には、「C6v程度」でも後回しでよいと
>>124で言っておるわけだ
固体物理は専門じゃないから花村しか持ってないけど
何でも良いから分かるようになるまで何度も読むのが一番近道じゃないのかなあ
少なくとも一周すれば自分に足りない物理・数学の知識は分かるわけで、それを補ってから二周目に突入すりゃいいだけじゃね?
134 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/05/24(月) 19:57:08 ID:ohhSCK69
材料物理(フックの法則や弾性率が主に記されてる)参考書で良いのありますか?
ティモシェンコ
電磁気の院試対策用の教科書で下の3つで迷ってるんですが、
どれが一番向いているでしょうか?電磁気は2年前ぐらいに授業で単位取った程度です
裳華房テキストシリーズ 兵頭俊夫著 電磁気学
岩波書店 物理テキストシリーズ 砂川重信著 電磁気学
岩波書店 物理入門コース 長岡洋介著 電磁気学T・U
137 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/05/25(火) 04:18:51 ID:uGv/c8dD
演習をやれ演習を
詳解電磁気学演習
又はサイエンス社の黄色い奴
詳解電磁気学演習だな
>院試対策用の教科書
って書いてあるよ。
物理テキストシリーズ 砂川重信著で委員で内科医。
問題集は、過去問とその似た問題の載ってる上に出てる本でおk。
院試向けなら教科書読むより問題がんがんやれってことだろ。
俺もそう思う。
やるなら詳解。
142 :
136:2010/05/26(水) 01:45:45 ID:???
公式など忘れてしまったものも多いので教科書から入ろうと思ったんですが、
演習をやったほうがいいということですか。教科書は公式程度にして演習を
やりたいと思います。ありがとうございました
大学教員の意見としては、公式がどうとか言っているやつを院試に合格させたくはない
とにかく演習問題を大量にやれ
問題をやりながら、定義や基本法則にあたるものを拾って別途ノートを作っていったらよい
144 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/05/26(水) 15:55:44 ID:nQrO//QD
Many Japanese believe this is the best book for thermodynamics and stastical physics. However, this is not the standard in the world although this is translated in many countries.
I took a graduate class in USA, but this book was helpless.
Some people must add different type of problems in this book although because of Kubo's name, it might be difficult.
From "World Scientific", there are a series of Problems and Solutions for many fields of physics. Once you open these books, you realize, Physics is deep and only very narrow area is taught in Japan.
とりあえず公式の意味を辞書で引け
>>142 詳解(ryには公式から順番に載ってるから一番最適だと思うよ
電磁気の知識が必要になった時に砂川引っ張るより早いくらいだ
清水さんはランダウの場の古典論と連続媒質中の電磁気学を薦めてたけど
難しくないですか?入手するの
場の古典論は品切れじゃない
場古典は普通に買える
んで調子に乗って買ったは良いけど半分も理解できん
ついでだから質問するけど、場古典の副読本に最適な本って何かある?
電磁気学の部分はともかく相対論の部分、リッチ・テンソルがどうのこうのって辺りから計算が追えない…
150 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/05/26(水) 22:16:08 ID:jPm+WrgY
嫁と場古場古
場の古典論は初版と比べて倍近く(以上?)になっているからなあ
電磁気学やベクトル解析の知識は仮定しているけど
テンソル解析の予備知識は仮定しないってあるけどなあ
現代物理のための解析力学
テンソル解析 田代
相対性理論 小玉
一般相対性理論 小玉佐藤
相対性理論 佐藤
一般相対論 佐々木節
>>151 やっぱその辺ですか…。
下手に場古典読むより難しそうなイメージがあって遠慮してたんですが…。
場古典自体物理屋としての教養として読んでるだけで必要ってわけでもないし
まあともかく有り難うございます
1,2巻
シリーズ最高のでき
3巻
個人的には好きだがいろいろな部分で意見が分かれそうなところがあるのも確か
あと古臭さが少し、入門としては難しいし2冊目以降としては古さがひびいてくるか
4巻
うーんすでに過去のものかなあ、やたら計算しまくっていてそこはすごいなあーと思った
5巻
ちょっと独特すぎてほかの本をやった後や参考にしようとすると戸惑うかも
でもほかの巻に比べると簡単なので、入門として使えるかな?
6巻
結構いろんなことが書かれているわりにわかりやすかった
7巻
知識がないとつらい。二冊目以降に。計算も結構きつかった気がする
8巻
超大変だった。これを初読で読みこなせるレベルの人にあこがれる。
物質中の電磁気学についてしっかりした本が他にあれば知りたい
9巻
微妙。内容として足りてないと思う
10巻
これも参照用かな
なんの話?
理論物理学教程の話だろ、多分
ランダウの力学はコンパクトに纏まってて使いやすい上に安いから手元に置いてあるけど
現代なら山本義隆を辞書的に使う方が良いかも
158 :
三流学生:2010/05/27(木) 02:00:04 ID:???
>>157 山本義隆を辞書的に、というところが気になる。どこら辺で思う?
>>158 いや、単に
解析力学の殆どの項目+必要な数学を網羅
難しい難しい言われてるけど、頑張れば式変形は追えるレベル。
例題なんて丁寧な解答まで付いてる
だから辞書的に使ったら良いんじゃないかと思っただけ
あの人好きだから本自体買いたいけど、力学使うことがあんまり無い上に貧乏なのでランダウで満足してますw
誤植多いし今はたいていの教科書で経路積分扱っているし
山本のは微妙
実際あれを1冊目に読む人はいないんだからもっと簡潔に書いてほしい
ランダウは微分形式扱っていないからこれだけじゃ足りない
50年以上前なら統計力学のあとに量子力学をやるカリキュラムだったから
もう20年位すれば解析力学や電磁気学に微分形式を使った講義するのかな
* クリスティアン・ボーア - デンマークの原子物理学者。生理学者。ニールス・ボーア、ハラルト・ボーアの父。
* ニールス・ボーア - デンマークの理論物理学者。クリスティアン・ボーアの息子。
* ハラルト・ボーア - デンマークの数学者、サッカー選手。ニールス・ボーアの弟。
* オーゲ・ニールス・ボーア - デンマークの物理学者。ニールス・ボーアの息子。
>>162 一冊目として読んでる途中。
まだ数学的準備だけどw
大学1年?普通は教科書買うからそれが1冊目だよね?
まあ教科書買わないって人もいるし買っても読まない人もいるけど
いや、解析力学として一冊目。力学は原島鮮の黄色い本使った。大学2年。
>>161 今回のDover版は、誤植の訂正版ってかいてある。
それと、お勉強用にFeynmanは要らんかもしれんけど、物理的意味なんかの
こみいった(難解な?)話が良いですよ。
>>164 お、ガッツあるなぁ。おじさんは、そういうの好きだぞw
ただし、今読んでる一章のところですら、参考文献が必要(確か50ページに
達する前に一般相対性理論の本がリファーされるし、リファレンスの紹介
自体ほとんどない)なので、そこで止まるかも知れんが、大学の図書館で調べ倒す
のも結構楽しい。
って書いてる、俺は判る所だけつまみ食いw
数学的にかっちりしていて一冊目、ならアーノルドだろ、JK。ま、それは
おいといて、添字の上げ下げ無し(=デカルト座標だけで話を進める)で
微分形式を使う電磁気のコース(実際そういう教科書は20年前からある)が
流行ったら、おばかが大量生産される悪寒しかしない。(物理的に意味があるのは
反変量がほとんどなのに、共変量の計算ができただけで全部分かった気に
なる馬鹿達が。一般論は共変量だけでいけても、電磁気とか実際の応用計算
(電磁場の遮蔽具合とか)ではちゃんと量的な計算しないといけないわけで)
>>169 >数学的にかっちりしていて一冊目、ならアーノルド
昔は学部出たら研究者だけど今は無理だし
時代の経過とともに高度化、専門化は進むし
物理は素粒子や宇宙論の先に何が来るかわかんないけど
数学は終わりなく発展していきそうだし
かなり未来では博士課程の先までできて
30過ぎまで勉強しなきゃ研究者レベルに達しなくて
お金に余裕がある人しか学問に志せなくなって
そのうち衰退していきそう
>>171 ま、朝永先生等の著作でも読んでもらえばいいんだけど、旧制大学卒戦後の状況は
そんなもんじゃない。今となっては伝説の大学者が無給助手に耐えられなくて
当局と交渉したことが書かれてる。旧制大学卒は、人口比率で考えれば、今じ
ゃあり得ないエリートであったにも関わらずだ。
その後、新制大学学部卒で助手になってる学者もいるけど、これはある特定年度
に集中してる。文部省の重点拡充かなんかの恩恵があった訳で、学部卒が助手に
なることが常識化してた訳じゃなさそう。
今は、大学院人口が増えたせいで、路頭に迷う人間が増えただけで、業界で
期待されてる若手は割りに早いうちに職を得てる。
ま、問題なのは、自分の能力を何処で見切るかの問題じゃないか?やっぱ、
M1の3月までにそれを判断せねばならんと思う。その後は、色んなことを
他人のせいにしてはならない。学者ってことに拘るなら、工学部の容易いと
ころに入りなおせば良いんじゃないの?
未来の研究者を目指そうとする人の状況についてだろ
未来では院でやることも教養レベルとなってるだろう
足し算する感覚で無限和扱ったり掛け算する感覚で積分したり、みたいな。
ただ理系で必須とは言え一般教養とは今日でも言い難いからなぁ。
>>174 俺はFランだが指導教官に
無限和や積分くらい楽に出来るようになれアホって説教される毎日を送ってるんだが…
てっきり旧帝大レベルでは一般教養だと思い込んでたんだがそうでもないの?
理系の人間の一般教養、どころか常識ではあろうが、世間一般で言うところの一般教養には達してないということ。
全大学全学部で入試科目に数学が組み込まれるまでは、一般教養にならんだろね。
ま、応用物理出身の大臣ですら、乗数効果の無限級数の計算できないんだから、
世の中の数学レベルは知れたものw
研究者になるためにはって言ってんだろ
いくらFラン大とは言え、まさか学問に
手を付ける前の基本の道具立てである、
無限和や積分も出来ないような学生を
卒業させる訳には逝かぬだろうてwww
質問なんですが、久しぶりに量子力学の教科書を読もうかなと思いまして、
今時の標準的な量子力学の教科書を探しております。どんなのが評判良いんで
すかね?Advancedとかの標題の付かない非相対論的なので、新しいのが望みです。
今のところ、
Principles of Quantum Mechanics(Shankar)
Quantum Mechanics: A Modern Development(Ballentine)
がアマゾン評では良さげなんですが、現役の皆様のご意見を教えてください。
Introduction to Quantum Mechanics (Pie) David J. Griffiths
>>179 そのFラン大の者だが説教される理由は
どちらかというと計算が遅い&字が下手すぎて何を計算したのかが分からないって理由の方が多いぞw
でもまあ時間をかければ計算できるのは極端な話文系でもそうだから怒られるのも無理はないけどね
>字が下手すぎて何を計算したのかが分からない
怒られる理由を云々いう前の問題じゃね?先生がよっぽどおかしいのでないなら。
ははw
それわかるねぇ。セミナーの時の聞き役やってるときは、イライラするし、
発表側やってるときは、焦るし。それって、普通なんじゃないの?
ただ、黒板の数式が汚いのは問題あるとは思うね。普段の勉学に熱が入って
ないのばれちゃうからね。数式書き慣れてないってね。
深谷賢治は字が汚い
誰だよ?w
>>185 深谷賢治知らないのかwww とか嘲笑して、ま、実は知らなくて全然問題ないなあ、
数学者だから。物理学者だって専門違えば、よほどの人でも無い限り知らないのが
普通だよねえ。(素粒子の人と話して物性関係のそこそこの名前全然知らないのに
ちょっとショック受けた。で、当人は物性では全然知られてなかったり)
>>182 計算遅いのは問題ないけど、典型的な公式知らないのだとしたら、問題あり。
縁あって「ランク」とやらがかなり異なる人々と接する機会得たけど、一番の違いは
計算を最後まで遂行できるか否か。そりゃ10分かかるのと1時間かかるのでは
後者の方がやる気失せるかも知れないが、そこをがんばって欲しい。
188 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/05/30(日) 20:44:32 ID:4Tiy7dGQ
深谷も京大の教授止まりだったな
研究者としてもっと上に行くかと思ったが
特殊/一般相対論の定番書を何冊か教えていただけないでしょうか。
アインシュタインの論文
相対性理論入門講義(風間)
一般相対性理論入門(須藤)
一般相対性理論(内山)
大学で講義ないから自習用に買って読んだ本
専門じゃなくても上3つはすぐ読める
オレは専門じゃないから定番とかは分からん
内山は読まないほうがいい
読んじゃだめだ
>>190-191 ありがとうございます。
書き忘れましたが、細かい点までカバーされているような本があれば知りたいです。
(そうでなくても定番書/有名書の情報が欲しいですが)
>>189 定番かどうか(と言うかそもそも相対論の本かどうかが疑問だが)
場の古典論(ランダウ)なんかもオススメ
ただし、式変形を追うのに何らかの副読本は絶対に必要。
風間あたりを抑えてから入るとすんなり読めると思う
なんでも載ってるって言ったらGRAVITATIONか
俺は読んでないけど
あれはもう古い
WeinbergのGravitation and Cosmologyはたまに参照してる
これもちょっと古いかもしれないけどね
みんなが言うようなアレは古いコレはモダンなってのは例えばどんな事柄を指すの?
微分形式で書かれていたらモダンとかかな?
読めばわかる
>>187 この機会だから質問するが
典型的な公式や演算子はそれなりに知ってるし、意味も説明できるが、
どこまで近似するか(あるいはどういう状況で近似して等号で結べるかとか)とかどこまで和を取るかとかの
さじ加減がいまいちつかめないんだわ。
これって最終的には演習するしかないのかな
ハミルトン
アーノルド
グロモフ
フレアー
深谷
演習の大切は朝永さんも語ってた
フレヤー死んじゃったしシンプレクティック幾何学はしばらく停滞
どこまで近似するかわからないやつはなぜ近似するのかわからないあほ
厳しいが同意せざるを得ないな
本は入念に書けば書くほど薄くなり、それだけ書くための労力が大きくなる。おおざっぱに言って、著者が綿密さを2倍にすれば、本の厚さは半分になる
日本人が書く本が薄っぺらいのはそういうことか!
本を1ページにするにはどのくらい入念になればいい?
>>206 綿密さを定量化していない段階でその言明は無意味だな
盲目の数学者ポントリャーギンのお言葉ですな
本の暑さと著者の綿密さの間に反比例の関係があるっていっているから
綿密さ=k/本の厚さ
薄くて中身が濃い本なんてランダウくらいしか思いつかないんだが、他にもああいう論理がどんどん飛躍していくパターンの本ってあるの?
小教程
Dirac
○○さんの頭
フェルミ
詳解 力学演習
物理入門コース
内山龍雄
220 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/06/02(水) 18:14:05 ID:gh06bi62
>>217 それは、もしかして、「詳解演習 力学」のことか?
だったら、そいつに一票だ。大学1年生の時に読んで吃驚した。
大学の力学って難しいなぁってねw ま、読み終わらなかったがw
ただし、薄くみえるが、300ページ近くある。
演習詳解の間違いだった;
山本マジキチ
最初に読む本ではまずない
最初はファインマンの力学からだったな、俺は。
他分野との関連とかが見えて分からないなりに面白かった記憶がある
ずいぶん前にネット注文で洋書を安く買えるところがあると聞いたんですが
知っている人いますか?
物理で群論使う場合ってどんな教科書がおススメなの?
杉浦光夫 連続群論入門
小林俊行 リー群と表現論
杉浦光夫 リー群論
横田一郎 群と位相
>>224 「学業以外で頑張った事はなんですか?」
どうだ?詰んだだろう
お前の人生チェックメイトだろう
さすがに今からじゃもう手遅れだからな
お前が子供の頃から
大人達が口を酸っぱくして言ってくれた事の意味がようやく解かっただろう
外で元気に遊びなさいって 部活は運動部に入りなさいって
出任せの創作なんか無駄なのはわかるよな お前の顔にそういう人生は表れていない
人生経験ないから自分で鏡見てもお前にはわからないだろうけど
面接官は社会人だから一瞬でわかるよ
電車のサラリーマンから見ればお前が社会人じゃなく就職活動中の学生だって事は一目で判るし
あ この子は落ちるな
そういう事も一瞥しただけで社会人には分かる
大学生っていったらもうやり直しは利かない歳なんだから
夢ばっかり見てないでお前にふさわしい現実的な人生を考えたほうがいいぞ
普通に就職して普通に屋根の下で暮らして家庭持って
もうそんな夢みたいな事考えてる時期じゃない
毎日あたりまえに仕事がある それがどんなに凄い事か今やっと解かっただろう
お前の目には毎日なんとなくあたりまえの人生を送ってるように見える人達が
お前の両親含めて どれだけ大変な人生送って来たか解かっただろう
小学生中学生と あたりまえにやるべき事をお前はやって来なかった
勉強にばかり逃げて来た そんな生き方をしてきた延長が
これからお前が進んで行くちょっとあたりまえでない人生だ
今まで楽して来た分 いやそれ以上にお前はこれからが大変だぞ
今夜から仕事探せ 毎日仕事があるとは限らないのがお前の人生だ
歳行けば行くほど仕事は減って行くぞ
若いうちに働けるだけ働いておけ 身体がボロボロになるまで動いて動いて動きまくれ
長生きしようなんて寝言言うな 明日からそんな甘い事考えてられなくなる
その日その日できょう1日を生きられた事に感謝できる そういう幸せをお前もやっと理解できるようになる
生きている辛さを他の奴らに遅れて今やっと思い知るんだ
夢を見るな 必死でやれ きょうからがお前の人生20年後れのスタートだ
ディラックの量子力学復刊
>>229 コピペにマジレスするのも何だが、生きていくだけで精一杯の底辺の奴って妙に苦労話を自慢するよな
>>226 リー群なら、
「Lie Groups, Lie Algebras, and Some of Their Applications」(R.Gilmore)
がいいんじゃないか?安いしw
物性とかなら、
「物質の対称性と群論」が簡単だし便利だけど、群そのもの解説は簡便過ぎる
気もしなくはない。その辺は「応用群論」なんかで補えばいいのかしら。
ぐるっぺん・ぺすと…
>>232 物性ならずばり物性物理学のための群論(だっけ?)著者G・バーンズっていうそのものずばりな本があるんだが
応用群論は時間反転演算の記述が書いてあるのが良かったな
群論も随分と嫌われたもんだなw
山内、小出あたりの昭和40年代の文章の影響かね?アホらしw
Green関数とかには、病名がつかないのかね?多体問題(高野文彦)では、
当時のGreen関数のブームを揶揄してるぞw
236 :
226:2010/06/04(金) 00:44:17 ID:???
分野は素粒子系です
上でいろいろ上がったものを参考に図書館で調べてみます
清水の統計力学6/3にバージョンアップしてた
ご冗談でしょう?名無しさん
>>237 HTMLの方がまだ更新されてないから気付かなかった。
ありがと。
猪木の量子力学が計算難しいんでそれを補うのにいい本ありますか?
>>240 猪木の計算が難しいって…。
アレ、Fランの俺の大学が量子力学の教科書として採択してた本だぞ。
たしか基礎編じゃなくて本編だったと思うけど(俺の代ではさらに入ってくる学生のレベルが下がってしまったため教員が教科書を自作した)
式変形は基本的に全部載ってる本なんだから、分からない部分は質問スレで聞くとか教授に直接聞きに行くくらいしか手は無いと思う
えー
エルミート演算子A, Bが
AB=BA
満たすときAの固有関数はBの固有関数なのでっていきなり言わたり
1/2{A, B}, i[A, B]がエルミートとか
調和振動子とか章末問題とか
243 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/06/04(金) 17:45:13 ID:A5oMWTfD
それ物理じゃなくて
線形代数だから
>>242 いや、それ全部式展開して載ってるだろうが…。
とりあえず、猪木に載ってたかどうか忘れたからエルミートについてだけ説明するけど
行列Aがあるとして、A†ってのは複素共役を取って尚且つ転地行列にするって意味。これが書いてない教科書は案外多い。
で、A=A†ならAはエルミート演算子であると言える
固有関数が分からないのは線形代数の勉強不足だ。固有ベクトルの章でも読んできなさい
調和振動子なんて量子力学の基本だろうが。猪木の調和振動子の章にちゃんと式変形とか全部載ってるでしょ。
章末問題だって、問題のすぐ後に解答載ってて拍子抜けした記憶があるんだが…
まあ、あえて参考文献挙げるとしたら
ttp://homepage2.nifty.com/eman/index.html このサイトの量子力学の章が比較的良く纏まってる
つーかFランの俺なんかに教えられて恥ずかしくないの?
>>244 じゃあこれ示してください
エルミート演算子A, Bが
AB=BA
満たすときAの固有関数はBの固有関数
あとこれも
1/2{A, B}, i[A, B]がエルミート
それと線型でエルミートってどういうこと?
>>245 人に聞く前に自分で考えることを覚えてくれ。
それから線形代数の教科書を読め
>AB=BA
>満たすときAの固有関数はBの固有関数
なんて「式よりあきらか」以外に言いようがない
>1/2{A, B}, i[A, B]がエルミート
普通に交換関係を展開して†取れば証明できる
>それと線型でエルミートってどういうこと?
お前はそもそも線形の意味が分かってるのか?
何度も言うが俺はFランだぞ?
それに参考になるサイトも紹介した。
なのに何で自分で考えずに俺に食いついてくる。
人に聞いても学力は付かないよ、つーかそもそも永遠に分かるようにならないよ
> A†ってのは複素共役を取って尚且つ転地行列にする
猪木ではそんな定義ではないけどな
>>247 まあもっと一般的な定義もあるけど、Fランの俺にはこの理解が限界だったw
猪木ではどんな定義だったっけ?
>>248 は?猪木では演算子を行列として扱うのは1巻の後半だから
> >AB=BA
> >満たすときAの固有関数はBの固有関数
> なんて「式よりあきらか」以外に言いようがない
>>246 いや線形でエルミートな演算子って表現があったから
> 猪木ではどんな定義だったっけ?
猪木の本の話しているのに知らないで答えるな
章末問題は難しいものあるよ
最初は飛ばしていいって本にも書いてある
>>252 わかるけど?
でも演算子の話には関係ないよ
>>255 猪木はもってないので、どういう記述か知らんが、線形というところに関係
あるんだよ。それわからなかったら先には進めない。
> >AB=BA
> >満たすときAの固有関数はBの固有関数
> なんて「式よりあきらか」以外に言いようがない
示せよ
さっきから構ってたFランのものだが、猪木は1巻を図書館で読んで2巻も同様に図書館で読んでる途中です。
手元にはないので具体的にどうとか言われると困る
しかし、どうやら触っちゃダメなものに触ってしまったようだな。
ごめんなさい
本の内容や構成ぐらい大体覚えているだろ
>>260>>261も?
単なる荒らしか、質問者なのかは分かりかねるが、
俺は既に上で再三計算方法を書いてきた。
参考になるサイトも紹介した。
これ以上何をしろと?
>AB=BA
>満たすときAの固有関数はBの固有関数
猪木本持ってるけど探すのめんどいから見ないで答える。
正確には、Aの固有関数はBの固有関数となるようなアレンジが可能って事だったと思うよ。
あれにはブラケットも載ってたから。 その記法で方針を書いてみた。あくまでヒント程度に思って欲しい。
エルミート演算子Aに対して固有値αとなる空間の正規直交基底を |α_i> とする。 (i=1,…,固有値α空間の次元)
明らかに、A|α_i> = α|α_i> である。
また、A(B|α_i>) =B(A|α_i>) =B(A|α_i>) =B(α|α_i>) =α(B|α_i>)
なので B|α_i> はAに対して固有値αを持つ。よって、B|α_i> =Σc[k,i] |α_k> のように表せる。
また、<α_a|B|α_b> = Σc[k,b] <α_a|α_k> = c[a,b]
c[a,b]^* =<α_a|B|α_b>^* = <α_b|B†|α_a> = <α_b|B|α_a>=c[b,a]
つまりBは |α_i> の張る空間に作用するエルミート演算子でもある。
Bの対角化(つまりエルミート行列 c[a,b] の対角化)により、
A|α,β,m> = α|α,β,m>
B|α,β,m> = β|α,β,m>
となるような基底(m=1,…,縮退数)が取れる。 副次的にAとBの同時対角化が可能である事が分かる。
ψ=Σd[m]|α,β,m> のようなベクトル(関数)は明らかに AとB両方の固有関数である。
>>263 だからブラケットが出るのは後半なんで
> エルミート演算子A, Bが
> AB=BA
> 満たすときAの固有関数はBの固有関数
この話が出てるのは最初のほう
>264
後々楽になるから、ブラケットのとこ先に読むといいよ。
波動関数ψに対する演算子Xの固有値をxと表すことにすると
BAψ=Baψ=aBψ
かつ
ABψ=Abψ=bAψ
が成り立つが
BA=ABなら
aBψ=bAψ
だから、Aの固有関数はBの固有関数と言える。
>>268 Aψ_a=aψ_aが成り立つのはaに対応する固有関数φ_aに対してで
Bψ_b=bψ_bが成り立つのはbに対応する固有関数φ_bに対してで
不十分じゃない?
>>267 疑問に対する答えになっていなんだから仕方がない
算数はスレ違い
>>247 確かに今確認したら
任意の演算子Aが与えられているとき, 任意のψ_1とψ_2に対して,
∫(Aψ_2)^*φ_1d^3r=∫ψ_2^*A†ψ_1d^3r
の関係をみたすとき, A†をAに対するエルミート共役な演算子という
てなってるな
なんか盛り上がってるね
Aψ=aψ…(1)
両辺にBかけて
BAψ=aBψ
AB=BAより
A(Bψ)=a(Bψ)…(2)
よって、BψはAの固有値aの固有ベクトル
また、(1)、(2)よりBψとψは比例するから
Bψ=bψ
とかける
したがって、AB=BAならばAとBは同じ固有ベクトルをもつといえる
>また、(1)、(2)よりBψとψは比例するから
固有空間は1次元とは限らない。
>>274 さっきから構ってたFランの者だが、
恐らく質問者にはその説明でも通じないかと。
線形代数を勉強してない気配なんで
>273
もし線形代数が未勉強だったら猪木本に限らず後々つらいと思う。
斎藤正彦「線形代数入門」 か 佐武一郎「線形代数」
をパラパラ見て自分に合いそうな方を読むといい。 両方買っても無駄にはならないよ。
演算子での「エルミート共役な演算子」
行列での「エルミート共役な行列」
が結局は同じようなものだって事は理解できた方がいいよ。
斉藤佐武っていつの時代の話だよw
複素ヒルベルト空間上の線形作用素って線型代数の本に載ってる?
自分が答えたわけじゃないのに偉そうなやつがいるな
結局ただの荒らしだったようだ・・・。
>>275 が質問者なら線形代数はそれなりに知ってそうだもん。
違ってたらごめん、質問スレにでも行くといいよ。
282 :
275:2010/06/04(金) 20:53:18 ID:???
違いますよ
274の間違いを指摘しただけです
>>278 そんな昔の話でもないんだけど・・・
最近の物理科の学生はどの本で線形代数を勉強するの?
>>282 そっか、それは失礼しました。
>>283 線形代数なんてどの本でも大差ないからなあ…。複素解析とかヒルベルト空間とかやるならどっちみち別な本いるし。
俺は笹原(下の名前が読めんOTL)の微分・積分が凄く良かったから
その流れで線形代数も笹原使ったけど
>>284 ありがとう。でも笹原の本は知らないなあ。
ヒルベルト空間の方は、
「普通の線形空間の無限次元版なんでしょ」
で済ましてしまっているよ。
>>285 分かったからさっさと線形代数勉強しろよ
ヒルベルト空間がどうとか考えたこともない
>>286 あくまでも俺の場合であって、他の人はもっと別な本使うみたいね。
ちなみに笹原の微分・積分が純粋数学そのもので非常に抽象的で感動したから
同じ著者名の線形代数の本って事で、物理数学よりの本とは違うのを期待して買ったら普通の線形代数の本で幻滅したw
結局、久しぶりに猪木本取り出してみたけど、この本やっぱり丁寧でいいね。
「(p.108)定理:AとBが2つの交換するエルミート演算子であるとき、共通の固有関数のセットを選ぶことができる。」
この証明はギリギリまで丁寧に記述してあって、残りはある程度線形代数を知っている人向けに残してある。
エルミート行列の対角化について知っていれば簡単だけど、知らなくても取りあえず先に読み進められるようにはなっている。
> >AB=BA
> >満たすときAの固有関数はBの固有関数
> なんて「式よりあきらか」以外に言いようがない
これが「あきらか」ってのは、ちょっと天才向けの説明すぎるねw
⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!
ミ⊃⊂彡
>>291 うーん、手元に猪木がないから記憶を頼りに
(猪木は確かこんな感じで式を書いてたはずだし、固有値固有ベクトルの知識があれば)「明らか」
って意味合いで書いたんだが
まあ俺も直感で式を理解するきらいがあるからなあ
ここで演算子UとHは交換する. すなわち[U, H]=0をみたすから, Hの固有
関数を考えるときに, それはUの固有関数にもなっているとしてよい.
>>295 それです
猪木の本持っている人多いみたいですね
>>274 > また、(1)、(2)よりBψとψは比例するから
これだめじゃない?
A, Bが可換ならA, Bの少なくとも一つの共通な固有ベクトルxが存在する
Aの固有値aに対する固有空間W_aを考えるとW_aはBで不変である
よってBをW_aに制限したB'のある固有値に対しての固有ベクトルx∈W_aをとればいい
>>295 ちなみにエルミート演算子の話が出るのがp.92
ついでに状態ベクトルはp.172
ブラケットはp.177
>>237 また更新
このところ書き進めているようだね
6/4 15:17:28
紀元1000年ごろ、イスラムの数学者イブン・アル・ハイサムが
等差数列の4乗(すなわち二重平方数)の総和の公式を導き出し、
それを任意の整数の冪乗の和に一般化し、積分の基礎を築いた。
11世紀の中国の博学者沈括は積分に使える充填公式を考案した。
12世紀のインドの数学者バースカラ2世は
極微の変化を表す微分法の先駆けとなる手法を考案し、
ロルの定理の原始的形式も記述している。
同じく12世紀のペルシア人数学者 Sharaf al-D?n al-T?s? は
三次関数の微分法を発見し、微分学に重要な貢献をしている。
14世紀インドの Madhava of Sangamagrama は
自らが設立した数学と天文学の学校の学生達と共に
テイラー級数の特殊ケースを明らかにし、
それを Yuktibhasa という教科書に掲載した。
>>294 p.70 のは「そりゃ知ってて当然だろ」って感じで書き流しているなあ。 たぶん3章と4章どっちかは川合が書いているんだと思う。
もう完全にスレ違いだけど、行列の言葉で書くと、以下のような感じになる。(証明じゃないよ)
A,Bが正規行列(MM†=M†Mとなる行列。エルミートやユニタリ行列を含む)の時、
適当なユニタリ行列Pで、Aを対角化できる。(対角要素は<a,a,a,b,b,c,c,...>のように同じ固有値は寄せておく)
A'=P†AP [対角行列]
[A,B]=0 の時は、
B'=P†BP [ブロック対角行列かつ正規行列)。各ブロック要素も正規行列] となっている事が示せる。
B'のブロック要素毎に適当なユニタリ行列を用意してユニタリ行列Qを作れば、B' を対角化できる。
B''=Q†B'Q [対角行列]
A''= Q†A'Q =A' [対角行列]
結局、ユニタリ行列 P'=PQ でA,B同時対角化が可能である。
P'=PQ =<v1,v2,v3,...>
P'の各列ベクトルはA,B両方の固有ベクトルとなっている。
有限次元の線形空間,ベクトル,行列から類推して、
無限次元版がヒルベルト空間, 波動関数, 線形作用素
って思っておけば大抵は問題ない(と俺は思ってる)。
ついでだから同じページ(p.70)にある恒等式(これもいきなり現れていたんじゃないかな)の証明を書いておく。
exp(A)Bexp(-A)
=Σ{j=0...∞}Σ{k=0...∞} 1/j!・1/k!・A^j・B・(-A)^k (expXの定義より)
=Σ{n=0...∞}Σ{k=0...n} 1/(n-k)!・1/k!・A^(n-k)・B・(-A)^k (和の取り方を少し変えただけ)
=Σ{n=0...∞}1/n!・Σ[k=0...n] C{n,k} A^(n-k)・B・(-A)^k
=Σ{n=0...∞}1/n!・[A,[A,...[A,B]]] (交換子を内側から展開していく時の過程を考えれば明らか)
猪木・河合が難しければ、清水の量子論の基礎が役立つだろう。
例えば今問題になっている同時固有関数については、問題3.13で扱われていて解答も詳しい。
いやだから証明なんてのはわかっている
>>305 おまえなあ・・・
相手にすべき人間では無かったようだな。
>>306 結局まともに答える人はいなかったので
>>297で示した
じゃあp.96のψ_(E+δE)=ψ_E+δψ_Eとおくのってどうなの?
一次元の話だからおくことはいいけど以下の話ではδψ_Eは微小量としている
これはf(a)=ψ_aとしたらf(a)が連続じゃないとだめじゃない?
>>307 連続と仮定するとδE=0にしかなり得ないという論法なので問題ない
>>308 いやそうじゃなくて
連続と仮定しているのはEに対してで
>>309 そうだよ.
つまり連続スペクトルと仮定して,E+δEという固有値があるとすると,
本来なら?任意のδEをとれるはずなのに,0にしかなりえない.
>>310 結論しているってことは本を持っているんだよね?
じゃあδEδψ_Eを省略ってあるよね
つまりδE、δψ_Eを微小量とするわけだよね?
でもδE→0のときδψ_E→0かは分からないよね
>>307 離散領域の基底が <ψ_i|ψ_j>=δ[i,j] (クロネッカーδ)
連続状態の基底が <ψ(k)|ψ(k')>=δ(k-k') (ディラックδ)
のような規格化になるから、もちろん有限次元と完全に同じってわけじゃない。
p.96 については
<ψ_E|ψ_E> <∞
即ち束縛状態のエネルギー固有値は離散的である。
ってのは完全系をなす基底が連続パラメータか離散パラメータを持つとかってのとは、とりあえずは独立した話だよ。
あと、あんまり人を試すような事はしない方がいいよ。 どうせ知ってて聞いてるんだろって思うし。
最初は、
>>244 文末の言い方にカチンときたのかと思ってワザと気にしないようにしてきたけど
「示せよ」とかって普通の聞き方じゃないよ・・・。 だから他の「まともな人」は相手にしなかったんだよ。
>δE→0のときδψ_E→0
は,ψがEについて連続ならば成り立つ.
で,証明の最初にそれを仮定している.
>>312 δEδψ_Eの項はどう落とすの?
試すつもりはないけど本読んでいて気になることは多いから
あと質問以外のレスはほとんど俺じゃない
>>313 どこで?Eが連続ということしか分からないと思うけど
問題より前に説明あった?
まあID出ないから荒らしのせいにしてしまえばいいわな
数学音痴の俺には
>>274がなんでだめで
>>297が正しいのかわからない
みなが何について議論しているかついていけない
なぜならここは参考書スレだから.
スレタイ読んでから書き込めよ
参考になる本を紹介してあげた時点で終了すべき
> 教科書、専門書の情報交換や内容の比較・検討のためのスレッドです。
>>304 あんまりself-containじゃない本全体を薦めないほうがええよ。
部分的に有用なところを教えてあげればええ。
最大値!
今更気が付いたのだけど、amazonの洋書(物理)って殆ど利用されてないのね。
ここ数ヶ月、俺が買った本は確実に売り上げランキング上位になる。
っていうか、みんな、何処で洋書買ってる?生協ってアマゾンより高いよな?
本なんて読まんよ
じしんきたーーーー
すげー
こっこり翻訳して出版しよー
機械翻訳すればあとは図作るだけだし
ここまで俺の自演
そしてこれからも
331 :
325:2010/06/05(土) 14:52:09 ID:???
なるほど。本を読まないってそういうことだったか。
これとArXivがあれば、一応完結するってことか。
今時の大学生って、環境ええなぁ。
あとは大学のページだな
ただなぜか一つの大きいpdfじゃなくて
章ごととか細切れのpdfになってるのが多い
maxima!
LaTeX!
335 :
325:2010/06/05(土) 15:18:41 ID:???
それらのアイテム(無料)揃えて、統合的に使用するマニュアル作れば、とりあえ
ずは、名付けて「物理統合システム」となって環境的には申し分無い訳ね。
あとは、コンテンツの評価システムがどうなってるかだなぁ。読んだあとで、
読まなければ良かったとならんシステムが欲しいのぉ。っていうか、2chに
スレッド立てれば、みんな評価だしてくれるかねぇ?
#上の内容は教科書スレの内容からは外れてないよね?w
異国の本など読むな
非国民が!!
>>336 え、まじでいってる?
もしかして、1年生?それとも工学部?
知らんかもしれんが、日本には、大学3年生以上が読む本がほとんど売ってない
んだよ。
>>336 あの仁科先生もコペンハーゲンにおられた。
敵性語と言って目くじらをたてるとは、貴様!陸助だな!?
日本人なら武道の道を究めろ
物理と武道の相性悪いんだよなぁw
でも欧米の物理学者や数学者はスポーツを結構やっている人いますな
書道で物理もいいんでない
みずうみに飛び込んで泳ぎだしたり走り出したり?
ジャクソンやゴールドスタインや桜井などは必ず演習問題がついている
しかし解答は載っていない
その理由を知っているだろうか
344 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/06/05(土) 16:36:53 ID:J24M+dU0
めんどうだから
演習の授業で宿題とさせるから
>>180 今時が何年代を指すかわからんが、
ガシオロ、桜井 も候補だな
>>240 伊木の 基礎〜 が出てるぞ
180なんだけど。
結局、Quantum Mechanics: A Modern Development(Ballentine)買っちゃいました。
Principles of Quantum Mechanics(Shankar)が定評あって面白そうだったけど、
今回は人柱的にw
JJのModernの方は、学生時代に演習込みで全部読んじゃってるんです。
再び、1ページ目から読むのも退屈だし、読み飛ばしちゃうので、新しい本
が欲しいなぁと思いまして。
上のほうではAがエルミート行列でBがAの随伴のとき
AとBが同じ固有値をもつことを示すのにてこずってたのか?
まずエルミートじゃない
まず行列じゃない
>>343 ネットにうpされてるから。
訳本の著者の研究室の学生作成の回答なぞ恥ずかしい
特に、サクライ。
それは日本での話
365 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/06/19(土) 20:45:04 ID:Kd8kQ2Mb
普通の本を載せてるだけだよ
いわゆる定番を少しだけ
このスレのほうが役に立つ
ありがとうございます。
そういう理系向けブックガイドって全然無いですよね・・・
1.立ち読んで確かめる
2.教授に聞く
3.2chや物理系掲示板群で聞く
この辺で大体必要な本は分かるからな
こんばんわ。
皆さんは定価より高いお金を出して
絶版書とかを古本で買ったりしますか?
それとも自分で購入するのは現行の本だけですか?
よろしくお願いします
高価な古本買いますよ。
>>368 絶版書、普通に買うよ。
でもだいたい1万円程度までかな。
ネット、電話フル活用で探すわ。
なるほど・・・。
分かりました。ありがとうございました。
教授から借りてるな、俺は。
メシアとかランダウとか簡単に読めてラッキーと思ってる
みなさんパウリとかランダウとかゾンマーフェルトとかの
物理講座シリーズをお持ちだったりするんですかね?
>>374 こんなスレがあるとはw
ありがとうございます。
でもログ読むと終わりなきがしますw
376 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/06/21(月) 14:57:15 ID:cbiRunJW
割れたLandauのQuantum Mechanics買い換えようと思ってるんですけれども、
本文や数式の印刷の質が心配なのです。
今手元にあるのは2003年のreprintなんですが、
潰れた字や欠けてる字がたくさんあります。
昔LandauのQuantum Mechanicsの数式を版元で起こしなおすと聞いたことがあるのですが、
どうなったのでしょうか。
おねがいします。
今はまだ待ちなんでしょうか。
インドで製本するのやめたんじゃなかったっけ?
かわりにヨハネスブルグになった
もう、いっそのこと、自力でTeX組版した方がよくね?
ただ、今更LandauのQMを写経する気はしないかw
生協に萌えるシリーズが置いてある・・・
Mathematical Methods in the Physical Sciences(Boas)がアマゾンで、
一気に半額以下まで落ち込んでた(確か14500円-->7000円)。
これを機に買っちゃおうかとも思ってるんですが、どなたかこの本の
レビューなんぞをしていただけると有難い。
川合先生の量子力学が難しすぎるので院進諦めて就職します・・・
伏見康治、復刊 量子統計力学、共立出版
これどうなの?復刊決定とかでメールが来たけど。
カクイィ!だけかー。
内容は??
ポテンシァルとかだろうなー…
物性の演習書、何かいいのないですかねぇ?
詳解物性物理学演習を編集してくれないかなぁ>共立
4冊ぐらいになっても買う
量子力学をはじめとする物理学と
東洋哲学や仏教との面白い共通点などをまとめた本を教えてください
>>389 なんかお前を前にVIPかどこかで見掛けたような気がする
解析力学TとU(山本義隆&中村孔一)の本を買ったのだけど
数学的に難解でちんぷんかんぷん。
一応独学で大学1年でやる微積と線形代数は終わらせたのだけど,
他に必要な数学を学ぶためにはどの本がいいでしょうか。
393 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/07/20(火) 19:54:43 ID:wzu4Y8qZ
>>392 >他に必要な数学を学ぶためには
その本に書いてあるでしょ
現代的な微分幾何も学べるというのが前書きにあった思うけど
他の本では、ナッシュ&センか、
シュッツか、
いずれも薄くはないですよ
和書で、現代物理学のための幾何学 というのがあったが
これもムズイ
いちばんは数学科の学生に教わるのが手っ取り早い
あ、物理の学生に聞く方がもっと効率がいい
>>392 位相数学と群論の基礎さえ抑えておけば
後はそれの数学的予備知識の読み込みだけで対処できるよ
そのための本は多分数学板で聞く方が早いと思うw
要求されるのは物理数学じゃなくて純粋数学だから
396 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/07/21(水) 17:47:46 ID:95JvnGK1
J.J.Sakuraiの第二版、書評よろしく!
高いなこれ
場古典読んでた、中盤の一般相対論の話が始まる辺りで挫折しました。
そこで一般相対論の他の本を探し、とりあえず内山に目を付けたました。
導入部分はまあ読めるんで買おうかどうか考えてるんですが、場古典と同じように例えば
重力場がどうのこうのの辺りとかで挫折しないかどうかが不安です
場古典前半の理解も正直五割程度なのですが、この能力で読みこなせるものなのでしょうか
それはダメではないでしょうか
もっと易しい本から始めた方がよいと思います
たぶん相当知識不足
>>399 だよなあ。
量子論系だけど、やっぱいる(ブルーバックスレベルじゃ駄目)と思って始めたんだが問題山積でねえ。
何かいい本ない?
特殊はともかく一般は使われてる数学からしてついていけん…
須藤とか
最近新しい紫のでたけど、古いピンクの方ね
>>401 明日本屋にでかけるんで探してみます。
ありがとうございました
電磁気で講談社シリーズの後に読む本何がいいですか?
力学では黄色い本が有名ですが、電磁気でのおすすめ教えてください
電磁気といったら定番のあれだよ
砂川かジャクソン
講談社のシリーズのあとというのが心配ではあるが
Jacksonなんかやめておけ。
Griffithsがいいぞ。
培風館の『電磁場の古典論』とか岩波の『物質の電磁気学』とか
>>406 両方とも、話題が偏りすぎてて、一般的な教科書とは言い難い。その筋に
興味があるなら問題ないんだけどね。
普通にGriffthsで問題無いんじゃないの?問題の解答を入手するのも、難易度
低いし。
持ってていずれ役に立つのはジャクソンちゃん!
古いのが研究室に置いてあるかもしれんがね
>>407 前者は特殊相対論と輻射だし、後者はスタンダードな物質中の電磁気学だから、
いわゆる「電磁気続論」としてはどちらも典型的だと思うぞ
培風館の『電気力学』でもいいと思うんだけど、あれは絶版だしなあ
Griffithsは読んだことないのでノーコメント
>>409 質問者が電磁気続論をもとめているとは到底思えないぞ
大学の物理を勉強するための橋渡し本を読んだといっているんだから
普通の教養的な電磁気学の本を薦めてやれ
オレもGriffithsに一票
電磁気学 (物理テキストシリーズ) 砂川 重信
じゃダメなのか?
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゙;
|┃. ! ゙, | } ガラッ
|┃≡゙; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゙; < ランダウと聞いちゃあ黙ってられねぇ!
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゙';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゙---'゙'--゙'
言ってない言ってない
/ ̄ ̄\ |┃┃
/ _ノ \ 三 |┃┃
| ( ●)(●) . |┃┃て
. | (__人__) |┃┃ て
| ` ⌒´ノ ...|┃┃(
. | } 三 |┃┃
. ヽ } .|┃┃ピシャッ!
ヽ ノ三 .|┃┃
/ く \ .|┃┃
| \ 三....|┃┃
| |ヽ、二⌒) .|┃┃
>>411 オイラは講談社のは読んでないので正確には判らんけど、403は電磁気の概論
は終了してると自己申告してるので、テキストシリーズだと物足りないんじゃ
ない?
砂川じゃ物足りないからジャクソン買おうと思って、値段見て絶句したw
サクライ&朝永&砂川全部揃うじゃないか…
砂川とランダウやってQEDに突撃したら
ジャクソン英語版は通販で5kきってたと思うよ。
池袋ジュンクにも少し高いがあった。
ジャクソンは生協で、6000円強だったかな(7000円弱だったかも)。
大学生協で注文してみたら?
ああ、英語版って手があったか。
サンクス
>>419 新品で5000円切ってるところなんてあるの?
どこさがしてもないけど
www.neutrino.co.jp/publication/9780471309321
信用のおける会社かどうかは保証しないけど.
ニュートリノから何冊か買ってるけど今のところトラブルはないよ。
ジャクソンの電磁気が安い時期を狙って買うとお得。日本語訳は分冊されてて高いし使いにくい。
>>423 そこ、ジャクソンだけやたら安いね
他の本は高いけど
というか砂川とジャクソンの中間くらいのレベルの教科書ってないの?
上で挙がってるグリフィスとか言う奴?
ちなみに総合的に見て一番使えると思って場古典買ったけど全く使いこなせなかったOTL
「使える」と思って買う本じゃないと思うんだよね。
背骨にする本であって肉にする本ではない。
電磁気は、GriffithsでFAでしょう。ジャクソンとの繋ぎっていうより、
”古典”はGriffithsで終わらせて良いと思う。
それとランダウはやめとけ。損するぞ。統計物理学は今でも好きだけどw
ランダウは間違いなく名著だけど趣味で読む本だな
将来役に立つとかリファレンスに使えるみたいな実用性を求めてはいけない
物理数学を真面目に勉強したいんですがよく挙がってるアルフケン以外にお勧めってありますか?
出来ればレベルも一緒に書いてくれるとありがたいです
Mathematical Methods for Physics and Engineering(Riley&Hobson)
が結構好き。理由は章末問題の解答の半分が売ってるから。レベルは、
学部1年生から読める。
それと、先日、アマゾン価格が暴落したMathematical Methods in Physical
sciences(Boas)を買ってみた。こっちはまだほとんど読んでないけど、こっち
も学部1年から読める。演習問題がほとんど計算問題って感じ。
>>432 俺もそのどちらかを買おうと思って迷ってるんだけど、片方だけならどっちの方がいいかな?
内容やレベルは違ったりする?
434 :
432:2010/07/31(土) 15:46:56 ID:???
前述のとおりBoasは買ったばっかりで、評価できてない。半額以下に落ちた
から上がる前に買ったっていうのが実情。
Riley&Hobsonは、結構読んじゃったから今後もこっち読むかな。
それと、Instructor Manual(519ページ、完全解)も手に入れたから、ちょっ
と安心感もあるし。ま、BoasのInstructor Manualもあるけど、こっちは略解
だしな。
でも、どちらが有名かと言えばBoasだし、今は値段もそんなに変わらんし、
ちょっと判断しかねる。
>>434 Riley&HobsonのInstructor Manualってどこで手に入るの?
436 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/07/31(土) 20:05:51 ID:UBkIkm5y
両方絶版
>>436 絶版かどうかは分からんが培風館の方のは(岩波新書の方もかも知れんが)
ずっと何年間も品切状態で放っておかれてるのは確かだな
日本で最初のしっかりかかれた超伝導入門の本だね
440 :
432:2010/07/31(土) 23:15:09 ID:???
>>435 オイラは別ルートで手に入れたんだけど、検索したら引っかかった。
著者名と書名にInstructor Manualっていうのをつければ引っかかると
思う。ちゃんと3edもつけておこう。
一応お呪いもも書いておこうか。539s。
441 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/08/02(月) 22:35:15 ID:c1aX7ZcQ
この夏、量子力学を勉強したいんだけど、
順序としては、力学→解析力学→量子力学
の」順でいいのかな??
>>441 ベストなのはその順番だけど
量子力学の標準的な教科書→解析力学→量子力学(応用)
の方がわかりやすいと思う
教科書は適当に有名どころをチョイスすれば間違いない(いきなりファインマンとかはオススメはしないけど結構楽しいコース)
443 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/08/03(火) 09:31:43 ID:hChV6+M/
>>442 なるほど。じゃ、学校で指定されてる教科書の「演習で学ぶ量子力学」
から初めてみます。その後、解析力学をやってみますね。
解析力学ってどの本がいいですかね?
やっぱ最初は高橋さんですか?
戸田でいいんじゃね。
446 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/08/03(火) 14:48:18 ID:kI3pt1nI
数学で赤チャートやってるんですが意味あるんでしょうか?
なんか数学できるところとできないところがあるので、とりあえず赤チャートで復習してからプラチカとかに入ろうと思ってるんですが。
447 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2010/08/03(火) 14:49:11 ID:kI3pt1nI
あ、場所間違えましたすみません。
>>440 クレカ情報とかを入力しなきゃいけない怪しいサイトしかヒットしないけど・・・
>>440 ネット上から消滅したかと思って、もう一回検索したけどあったよ。
っていうか、こういうのって、どこまで書いて良いのか迷うのぉ…。
著者の2名の姓 書名 3ed (539s)
でぐぐると出てくる。ちなみに、Web全体から検索じゃないとかからん。
そして、スペースは全部半角だ。
450 :
449:2010/08/03(火) 19:41:52 ID:???
おっと、著者と書名の間にInstructor solutions forも入れておこう
>>450 すごい、本当にあった。
お呪いが必要だったのね・・・。
良くこんなの見つけられるなぁ。
ありがとう!
最近はP2Pなんかよりweb割れのが広まってるよな
洋書だったら探せば専門書でもざくざく出てきちゃうし
453 :
450:2010/08/04(水) 07:53:37 ID:???
したしむ磁性って読んだことある人いますか?
ない。っていうか、存在も知らんかった。
|┃三 ______________
|┃ ハァハァ・・・ /
|┃ ≡ ∧ハ∧ < Van Vleck と聞ゐちゃー黙ってられねゑ!
____.|ミ\___(´Д` ;) \
|┃=___ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡ )ゑ 人 \ ガラッ
フォトニック結晶の本を探しています
フォトニックバンドギャップ・非線形光学効果辺りについてまで言及されてる本が欲しいのですが何かありますか?
後この辺に関連する論文で何か良さそうなのがあったら教えて下さい(要求がアバウトすぎるがw)
物理板でwとか付けちゃう男の人って