ねこ耳少女の量子論

このエントリーをはてなブックマークに追加
98ご冗談でしょう?名無しさん
>>95
簡単のため電子がスリットAとスリットBに到達する時刻は等しいとすると、
その時刻でスリットAに電子がいる状態|A_1>,...,|A_m>と、
Bにいる状態|B_1>,...,|B_n>を用いると(簡単のため有限自由度系で考える)、
(|A_1>,...,|A_m>,|B_1>,...,|B_n>は正規直交基底を張るようにとれる)
この重ね合わせ
Σ_[i=1,...,m] a_i|A_i>+ Σ_[j=1,...,n] b_j|B_j>
で任意の状態ベクトルを表すことができる

ここで、b_i = 0 の時「電子はスリットAを通った」、
a_j = 0 の時「電子はスリットBを通った」と呼ぶことにするのは妥当でしょ
で、そのどちらでもない重ね合わせの状態を素人向けに
「両方のスリットを通った」と呼ぶことにしても、何の問題もないと思うんだけど、
これコペンハーゲン解釈のどこに矛盾してる?