1 :
ご冗談でしょう?名無しさん :
2007/02/09(金) 22:55:57 ID:xSzHohta ブラックホールって星ですか?
ほしのおもいやつです><
3 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2007/02/10(土) 00:40:04 ID:2Z8tiZqe
ほしのあきがすきです><
ほしのあきがブラックホールです><
ほしのあきがおもくて、ブラックホールが付いていることです><
ほしのあきのおっぱいはおもいです><
A4のちんちんをブラックホールに出したり入れたり出したり入れたり
ほしのあきに吸い込まれると終わりです。たぶん脱出する事は不可能でしょう。 未知の物質、ほしのあきは物理的に解明できますか?
いい加減にしろよ。ちょっと検索すれば自分で立てなくても似たようなスレいくらでもあるだろ
10 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2007/02/12(月) 20:46:36 ID:qVuLMekU
と、申しておりますが?
11 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2007/02/13(火) 01:16:11 ID:PQFW8sG+
ビッグバンなんかまだ信じてんのか?
12 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2007/02/13(火) 07:30:03 ID:TkQXAvhT
ほしのあきでーす 呼んだ?
13 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2007/02/13(火) 07:50:23 ID:mO4UKrGw
メコスジホールって膣ですか?
ブラックホールに入るとどうなるの?
18 :
Nさん :2007/02/27(火) 21:55:50 ID:jzkFCFtY
η⌒ヽヽ l l )) 。° ヽヽ__/ / () ̄) ( ー──, "" .('A`;)トイレトイレ ヽ, / c c) =3 '−−' U ヽ) ストン! η⌒ | l|l | 3 l l ノ ヽヽ( 'A`)? ( ー -ノノ ヽ, / '−−' γ γ ( 'A`)? γ /つと ノ ...................................... . し─、ノ .::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::........ ~"''"""゛"゛""''・、 ...:::::;;;'' ';;;:::::....... "”゛""''""“”゛゛""''' "j' ...::::;;;'' '';;;::::::... :::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::( ....::::::;; '';;;::::::::::....... :: ゝ :::::......ノ:;;../ ~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^~~~^ ~~~^^~~~~
ほしのあきは赤方偏移の真っ赤なドレスをまとってゆうわくします
21 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2007/06/05(火) 17:18:09 ID:du1cdk9N
アトポス死ね If it cancels easily, do before you went police. It is a place with sufficient coldhearted. There is also no piece of tenderness truly.
22 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2007/09/08(土) 18:42:39 ID:I3CNJz4c
天体ですね
23 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2007/09/08(土) 19:20:52 ID:rsgMTnad
汲取式ウンコ穴
24 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2007/11/30(金) 03:00:24 ID:rfqNTsev
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
25 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/03/08(土) 23:27:24 ID:yRQlAreX
おっほ〜ん
26 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/10/24(金) 22:17:55 ID:vLQE1Di0
ちょっとした質問スレでブラックホールの質問している人は このスレあたりで聞いたらいいんじゃね? ageとくぞ
もう一回age
ちょっとした膣悶スレでメコスジホールの膣悶している人は このスレあたりで聞いたらいいんじゃね? nameとくぞ
age
自分の重力で無限に潰れていくってとこが、どーも胡散臭いよね? クォークスープくらいで止まるんじゃね? 開闢前の宇宙みたく。
31 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/01(土) 02:09:40 ID:zDu+mH0e
光に質量があるなんて、頭弱すぎ
記憶喪失した男は、リアルに統合失調だから、彼の言い分にまともに付き合うと ドン引きするで。 一応忠告な。
まあ、そんなに異常じゃないよ。 常識的なこと話してるよ。
33が必死なのは明白
>>34 思い込みによって歪めた情報だけを選ぶ能力を発達させた香具師にとっては、な
最近そういう香具師がときどき湧いてる
ときどきつーか毎日のように湧いてる
40 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/08(土) 11:43:18 ID:WvFJg1B7
>>32 >光に質量がある
E=mc^2 より、光には質量があり重力源になっている。
単独で「質量」といったら普通「静止質量」だが、当然光は静止できないので便宜的に0となっている。 重力質量は有るがね。
42 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/08(土) 11:46:43 ID:WvFJg1B7
>>41 >単独で「質量」といったら普通「静止質量」だが
それは、君の勝手でしょ。
とか言われましても
メコスジホールって性ですか?
45 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/08(土) 12:25:00 ID:BkiUyjFb
>>42 学校もでていない無能がでしゃばるな。
光に重力質量は有るがね。
水波=水には質量があるが波には無い 電磁波=電磁には質量があるが波には無い 光=電磁波、であるならば光には質量は無いことになり、 光に質量が有るならば「光は電磁波では無い」と云う事になるがいかが?
47 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/09(日) 11:07:26 ID:Zjd17Be/
世紀の天才現る!
電磁波に重力質量がないとか言う奴は、相間スレにでも行ってろ。
49 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/09(日) 11:23:51 ID:Zjd17Be/
世紀の凡人現る!
位置エネルギーも、質量なのに。
E=mc^2により質量があるとか勘弁してくださいよ 脳みそ腐ってんじゃないの? まったくw
52 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/09(日) 13:54:42 ID:Zjd17Be/
つ 相対性理論は間違っている。
相対性理論は間違っているとか脳みそ腐ってんじゃないの? まったくw
>>53 いや、間違っていると叫ぶだけなら猿でもできる。
猿とヒトとの違いは間違いの箇所を指摘し、訂正できるかどうかだ。
55 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/09(日) 18:41:55 ID:Zjd17Be/
表現の違いなだけかもしれないが、 静止質量と重力質量が異なっているのは 等価原理と整合しない。 光には静止質量も重力質量もないが、 一般相対論の範囲では、運動量も重力源になりうるので 運動量を持つ光は重力源になる、というべき。
光がブラックホールから、抜け出れないのは、重力(重力波)の方が速いからだよ。
58 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/14(金) 17:05:00 ID:HoXgtB8i
>>57 >重力(重力波)
重力は光速度より早いが、重力波はそうではないらしいよ。
そんな餌に釣られクマー。
60 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/15(土) 11:44:47 ID:tz8b4MLw
ブラックホールなんて無いから。 相対性理論の定義によって、 ブラックホールができるまでには無限の時間がかかる。
またまた、ご冗談を 観測されてるブラックホールはどう説明するんだろ
一定半径にまで収縮すればいいだけなんだから、普通に有限だっての……
63 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/15(土) 17:01:00 ID:pLMqyBTi
>>61 >観測されてるブラックホール
一個も観測されていませんよ。
64 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/11/15(土) 18:08:48 ID:tmiO/Vyt
ブラックホールもある ホワイトホールもある ・・あくまでも「理論的には」です ちなみにブラックホールは最後には蒸発して消滅します・・・
> ホワイトホールもある というと?
・・あくまでも「理論的には」です
・・あくまでも「俺様理論的には」です
机上の空理論・・かな。 目を覚ませ。ブラックホールなんてメルヘンはもう止めようぜ!
一点に収縮した後、爆発によって今の宇宙が出来たとしたら、爆発点から遠い星もあれば近い星も あることになるよね、つまり、星の散らばる速さが違うことになる そして最先端の星の速さは光速以内となると各方面で理論上変なことにならない? 例えば膨張率が今と同じなら最初は星(分子?)間の相対速度は1cm/s位の時もあったとか・・
>>72 ビッグバンの特異点から遠い場所、近い場所があるとか?ww
重箱の隅を突いて見たとか?WW
重箱の隅?
ニコニコに良い動画あったなー かなり勉強になった
> 一点に収縮した後、爆発によって今の宇宙が出来たとしたら、爆発点から遠い星もあれば近い星も あることになるよね ってビッグバンとは別の話ということだよな?
一点から膨張したのであれば、風船が膨らむ膜の上にしかない。 そしてこの膜が空間そのもの、風船の中は空間に含まれない
風船の中にも、外にも空気がありますよね。 宇宙風船の場合は、中にはエーテル、外にもエーテルとか?
>>80 すぐ上のレスに答えは書いてあるのだが、エーテルで納得できるのならそう思っていればいいさ
広がる方向軸に空間がなければ膨張なんてできないだろ 0次元である点が横方向に大きさを広げて線になる為には1次元空間が必要になる
広がる方向軸とか言ってる時点でgdgd
勇気をもって名乗ります 私の名前は 永田博一 、内科医師です。
メコスジホールって性ですか?
87 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/07(日) 14:09:02 ID:5vc1gFRX
確かにそのサイトと同意見というのは大変残念なことだなw
87さんは非常に残念なオツムの人だなw
90 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/07(日) 15:46:21 ID:5vc1gFRX
生成途中の天体もブラックホールと呼んでしまおう、というだけの話だと了解している。 外部から見たとき生成途中と完成したものとで性質の違いなんてないからな。
>>90 > 時間は相対的な特性を持つ。ゆえに、時間は事象の地平線で停止するはずだ。
しない。
時間の停止するような特性、事象の地平線を持った物が ブラックホールでなくてなんだってんだ
ブラックホールは妄想に過ぎない。
>>95 外部から見れば、事象の地平線上に存在する物体は凍り付いたように動かない、だよな?
100 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/09(火) 20:18:08 ID:9fDGbmwG
>>95 シュヴァルツシルト半径で時間は停止する。
だから美質はシュヴァルツシルト半径に永久に到達できない。
じゃ、見せてください。 見せてくれば信心ます。
102 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/09(火) 20:19:18 ID:9fDGbmwG
誤:美質 正:物質
>>101 本当に相間だったのかw
一般相対論を勘違いして理解している奴だと思ったじゃないか。
紛らわしいからやめろ。
>>100 > シュヴァルツシルト半径で時間は停止する。
なんでよw
105 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/09(火) 20:47:56 ID:9fDGbmwG
106 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/09(火) 20:53:36 ID:9fDGbmwG
>>104 一方、ブラックホールから離れた位置の観測者から見ると、物体が事象の地平面に近づくにつれて、相対論的効果によって物体の時間の進み方が遅れるように見える。
よってこの観測者からは、ブラックホールに落ちていく物体は最終的に事象の地平面の位置で永久に停止するように見える。
同時に、物体から出た光は赤方偏移を受けるため、物体は落ちていくにつれて次第に赤くなり、やがて可視光から赤外線、電波へと移り変わって、事象の地平面に達した段階で完全に見えなくなる。
要するに、ブラックホールは観測不可能な仮説=妄想に過ぎないのさ。 目指しを信じるのは勝手だが、カルト思想の押しつけは止めて欲しいね。
最近の相間は議論みたいなことは全く出来ず、 ただただ悪口を書き綴るだけだからなあ… こんな奴は物理板に来なければいいのに。
>>108 目指しの悪口言って、気を悪くしたらごめんね。
>>101 >>107 お前は、見えないものは存在を否定するわけだ。
ならば、当然、空気の存在も否定するんだよな。
さて、風という現象の正体を、見えるものだけで説明してもらおうかw
>>110 >お前は、見えないものは存在を否定するわけだ。
釣りだろ?まさか、本気じゃないよな?
>>106 >ブラックホールに落ちていく物体は最終的に事象の地平面の位置で永久に停止するように見える
BH間ってバカの一つ覚えのようにこれを持ち出すよね。定量的な思考ができないから。
事象の地平面への近づき方は指数関数的だから、外部から見たときBHとBHになりかけの
区別なんてできない。ようするに
>>91 >物体から出た光は赤方偏移を受けるため・・・見えなくなる。
これもBH間のバカの一つ覚え。電磁波で観測できなくなったらそれで終わりだというのか。
電磁波で見えなくなっても重力の影響は依然として残る。それがまさにBHなんだが
>>112 >重力の影響は依然として残る。
地平線の中からわき出すのかい?
>>112 だからブラックホールになりかけた星はあるかもしれないが
ブラックホールはありえないっていってるんじゃないか
>>114 >だからブラックホールになりかけた星
「なりかけた」てことは、地平線が出来たと言えるの?
それとも、地平線はできてないの?
>>111 よく分からんが、
>>101 >>107 は本気で見えないものの存在を否定しているわけじゃない、
ということ?
そういうことなら、俺も本気ではないと思いたいところだ。
本気で見えないものの存在を否定しているバカが居るとは信じたくないよ。
>>115 マジレスすると、星の内部に地平線はできてて、
星が潰れるにつれて地平線は大きくなって行く。
有限時間で星全体が地平線の中に飲み込まれる。
経緯を無視して蒸し返す脳足りん
>>119 あるよ。勿論、太陽の30倍以上の質量の恒星が超新星爆発を起こした時の話だが。
>>122 それは星の密度が高くなったから周囲の空間のゆがみがおおきくなって事象の地平線ができたのであって
もともと星の内部に会ったわけではない。
地球や太陽や巨星の中心に行っても地平線は無いよ。
>>123 >事象の地平線ができた
証拠は? 観測できるの? 妄想でしょ?
自分が妄想ばかりしてると、あまたの観測事実にサポートされた理論からの 自然な推測であっても妄想だと思ってしまうのですね。
単に重くて小さな重力源があるってことだけ。
>>123 誰も「もともと星の内部にあった」なんて言ってないぞ。
もともとないもんはいつまで経ってもできない。 ブラックホール寸前までいけばいくほど 空間のゆがみがおおきくなるにも時間がかかる。
ブラックホールって、一般的な恒星・惑星なんかと比べてとても密度の高い重い天体 って思ってたんだけど、違うの? 事象の地平だとか時間が止まるだとか少し論点ずれてる気がするんだが そもそも上記の様な天体を"ブラックホール"だとして話をしないとかみ合わないだろ
>>131 >ブラックホールって、一般的な恒星・惑星なんかと比べてとても密度の高い重い天体
そうなのか? 知らなかった。有り難う。
>>131 白色矮星は1t/cm3ぐらいあって、
地球の1000000倍ぐらいの密度だそうだが、
それぐらいのやつはもうブラックホールでいいか?
>>133 白色矮星は普通、恒星と扱っている。
中性子星くらい密度だと、ブラックホールじゃねえの?
135 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/13(土) 11:36:43 ID:WtMLBorH
ブラックホールに向かって光を放てばどう見えますか?
フェードアウト
いんや、走ってる光はいつもどこでも見えない。
>>134 中性子星だって名前からして「星」として扱ってるだろ。
>>138 中性子星は光で見えないから恒星とは違うのでは?
140 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/13(土) 11:55:40 ID:/6XogDQn
オナホール おマンコいじりしてるの 大好き! おマンコいじり 大好き!
>>139 > 中性子星は光で見えない
何言ってんの?
143 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/13(土) 13:08:05 ID:/6XogDQn
見て! おマンコいじりしてるよ おマンコいじりしてるの 大好き!おマンコいじり
>>142 >恒星ではないが光では見える
磁極周辺の磁界中のプラズマが光って見えるのだぞ。
本体も熱輻射で光ってるよ。中性子星と言えど、表面付近は通常の原子核(中性子は多めかもしれんが)や 電子が存在しているから。
冷え切るまでは光るわな。
>>145 中性子星の内部は超流動。つまり、低温過ぎて可視光では見えない。
中性子星が生まれた直後は光ってるかもしれが、熱伝導が高くて
急冷却するのではないか?
別に超流動だから低温とは言えないし、冷却に百万年のオーダーはかかる。 そりゃ冷却に何百億年もかかる白色矮星と比べれば急冷却だが。
バリオンの崩壊で冷え切った宇宙より温度が高いとか無いのかね。
>>130 >もともとないもんはいつまで経ってもできない。
それは、ゼノンの「飛矢」のパラドックスと同じようなもの。
瞬間に着目すれば矢は止まっているからけっして的に当たらない
と言ってみたところで、現実に有限時間で矢は的に当たる。
ブラックホールも然り。元々無くても、ある時点で現われる。
>ブラックホール寸前までいけばいくほど
>空間のゆがみがおおきくなるにも時間がかかる。
そのブラックホール寸前(事象の地平面)の方が広がってくるのだが。
+2点
>>150 >ブラックホールも然り。元々無くても、ある時点で現われる。
これは数式で示せる?
153 :
ボケ :2008/12/16(火) 21:07:32 ID:??? BE:2109021899-2BP(1028)
>>150 >瞬間に着目すれば矢は止まっている
しかし、運動量がゼロというわけじゃないんだけど・・・
>>152 何をどう示せと言っているのか分からんが、
とりあえずシュバルツシルトの内部解でどうだ?
>>156 >シュバルツシルトの内部解
なにそれ?
158 :
152 :2008/12/16(火) 22:03:36 ID:???
>>156 よく知らないので悪いけど、シュバルツシルトの内部解って静的な解じゃないの?
それで事象の地平線が「元々無くても、ある時点で現われる」ことが示せる?
>>158 あくまでも物質の分布が球対称を維持し続けると仮定すればの話であるが、
この場合なら動径方向の運動があってもシュバルツシルト解が適用できる。
重力波さえ発生しない。
従って、球対称という仮定の下で恒星が重力崩壊する過程を追っていけば、
ある時点で恒星の中心に事象の地平面が発生し、それが徐々に大きくなって、
収縮しつつある恒星全体を飲み込んだ時点で成長が止まることが分かる。
160 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/17(水) 01:06:57 ID:aATf6ABT
そうです。
161 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/17(水) 01:10:31 ID:1k0Kwx20
外部から見ると、物体が事象の地平面に近づくほど時間の進みが遅くなり、面上で止まってしまうと聞いたような。 そうであるなら、外部からは地平面が恒星を飲み込む過程は観測できないのでは?
>>161 物体が止まっても、事象の地平面の方が広がってきて物体を飲み込んでしまう。
163 :
なんつっ亭 ◆YLhguIEUXM :2008/12/17(水) 03:02:03 ID:Vf6noymV
>>161 ニュアンスに疑問が残るが、地平面に近づくほど時間の進みが遅くなり、外部から見れば止まってるようになる。
その外部が第三者的な我々だ。
しかしだ、当該物体にはその認識がない。
この地球自体、銀河系自体が巨大なブラックホールに吸い込まれている過程である事は知る由もない。
なんつって^^
>>163 静で巨大なブラックホールに吸い込まれている自由落下する物体でも、
重力ポテンシャル井戸を平坦時空から1,02Mev下ったところで周辺真空が崩壊して
電子、陽電子対生成が始まるし。
事象の地平線近傍で、局所的ビッグクランチと力の統一を経験させられるぞ。
+1点
>>159 事象の地平線は、中心で発生するのではなく。
恒星内部の臨界密度領域に発生する。
>>166 >恒星内部の臨界密度領域に発生する。
同時に発生するのかい? それとも、どこかの点から発生するのかい?
>>167 点ではなく、臨界密度領域を囲む形で最初からサイズをもって発生する。
>>166 >>131 に書いているように、ブラックホールは小さくて重力が非常に強い
天体を指すのであって、事象の地平線なるものは観測可能でもないし、従って
物理的存在ではない。たぶん、虚数あるいはあの世と同じような数学的仮想で
はないのか? 考えるのは勝手だが、現実の物理には何も関係ないと思われ。
>>168 >点ではなく、臨界密度領域を囲む形で最初からサイズをもって発生する。
密度によるの? 外から見えるの? 確認できるの?
>>169 > ブラックホールは小さくて重力が非常に強い天体を指す
キミ馬鹿なんじゃない?
>>150 >>159 >>162 恒星の中心から事象の地平面が広がると?
ブラックホールに向かって何を投げ入れようが、その重力は
(外から見て有限の時間内に)事象の地平面まで伝わらないのに、
どうやって事象の地平面が広がるんだ?
173 :
なんつっ亭 ◆YLhguIEUXM :2008/12/17(水) 20:02:15 ID:AsXtNe9h
ブラックホールAの強大な重力(引力?)に引っ張られ地平面上に叩きつけられると思った。 ところが、ブラックホールBが現れそちらの引力に引き寄せられた。 結局、観測地点がABの中間点上だったため、シャトルに戻る事が出来た。 あの時は一瞬の出来事のように感じたが、シャトル内の電子時計は数十年の時が経過していた。 ウラシマウラシマ。 なんつって^^
> なんつって^^ と自分で思う話ならわざわざ書かなくていい。
175 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/17(水) 23:48:43 ID:/EaE47O+
>>172 十分大きな質量が事象の地平線に接近し、其の位置を含めた等ポテンシャル面内密度が臨界密度に達すれば、事象の地平線は落下物を包含する様に包摂する。
>>172 既に
>>175 氏が回答しているが、いくつか補足する。
外から見て有限の時間内に事象の地平面まで伝わらない
という主張の決定的な間違いは、事象の地平面をなぜか
動かない固定された面と無根拠に決めつけてしまっている点だ。
無論、実際はそうではなく、事象の地平面は時間的に変動する。
事象の地平面が時間的に変動する分かり易い例の1つとして、
複数のブラックホールの合体が挙げられる。
複数の事象の地平面がつながって1つの事象の地平面になる。
別の例が、超新星爆発後の重力崩壊時というわけだ。
重力崩壊時はいかなる力も恒星が潰れていくのを阻止できず、
その質量は否応なく中心へと向かい続ける。
その結果、事象の地平面は拡大を続ける。
いかなる物体も有限の時間内に事象の地平面まで到達しない
というのはあくまでも事象の地平面が止まっている場合での話だ。
いくら物体の時間が止まっても、事象の地平面の方が拡大する
のだから、結局飲み込まれる。でなければ、その物体は拡大する
地平面から逃れるように上昇することになり、それこそあり得ない。
あるいは、「拡大」という表現に語弊があり、誤解を招いてるのかも。
正確を期すなら、以前は光円錐の傾きが45°未満であった領域が、
ある時点を境に光円錐の傾きが45°以上になってしまう、と言うべきか。
結果として、事象の地平面が「拡大」したように『見える』というわけだ。
177 :
175 :2008/12/18(木) 00:52:13 ID:???
>>176 補足ありがと。
所で、複数のブラックホールが合体した時。
内部時空からは、どの様に観えるのかが個人的な今の疑問なのだが。
何かヒントを、くれないか。
>>172 > 事象の地平面まで伝わらないのに
内部に伝わる必要が何処にある? いちゃモン付けるにしても下手すぎw
179 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/18(木) 11:24:55 ID:W+nZsfLY
事象の地平面に落下する物体は、外部から見ると時間の進行が遅くなり、面上で凍結してしまうという話。 逆に言えば、落下する側から外部を見ると、時間の進行が早くなり、面上においてその早さが無限大になるということでしょうか? 落下する人間が外部を見ると、面を通過する瞬間に宇宙の終わりまでを一気に観測できるということでしょうか? 外部では宇宙が「終わって」いるのに、面を通過したものは存在し続けるというおかしなことになるのでしょうか?
安心しろ。 宇宙の膨張が今のように続くようなモデルだと、冷え切った遠未来において BHはホーキング輻射で質量放出して消滅するから。
メコスジホール メコスジホールって性ですか?
182 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/18(木) 14:16:07 ID:W+nZsfLY
内部に電荷があったら、その電荷によるクーロン力は外部に伝わるのでしょうか?
重力となって伝わるかも。光はムリだ。
>>182 つ ライスナー・ノルドシュトルム・ブラックホール
>>183 重力となって伝わるなら、電荷のない物体もBH内の電荷の影響を受けることになるよ
>>182 >内部に電荷があったら、その電荷によるクーロン力は外部に伝わるのでしょうか?
これはね、観測座標系が意図的に混乱するように造り上げられた質問だよ。
平坦に近い時空から観測して、BHに電荷を打ち込むと。
あたかもグラーフ放電器の様に、
電荷は事象の地平線近傍にトラップされる。
別の言い方をすると事象の地平線近傍は、超伝導体としてふるまう。
同様に磁場もトラップするよ。
BHが喰った分は、いずれ伸びてきた地平面に飲み込まれるじゃん? 重力崩壊の時とか露骨に。 となるとその電磁気力はどう伝わるの? 場?
>>185 >別の言い方をすると事象の地平線近傍は、超伝導体としてふるまう。
ほう、事象の地平線近傍とやらから電場が出て周りに影響を与えるのかね?
188 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/18(木) 21:34:30 ID:byDrOtTg
全てのブラックホールの事象の地平線が、超伝導体として振舞うかどうかは疑問も在る。
確かにマイクロブラックホールは、超高温である為超伝導体として振舞うかどうか実験的確認が必要だ。
少なくとも恒星級ブラックホールの事象の地平線近傍は、平坦時空からの観測では超伝導体として振舞う。
平坦時空からの観測では、電場磁場共に地平線に凍結されるからね。
地平線の温度も、極低温として観測される訳だし。
では事象の地平線近傍で観測すると、どの様に観得るのだろう。
>>164 さんも言っているが、重力ポテンシャル井戸を平坦時空から1,02Mev下ったところで周辺真空が崩壊して
電子、陽電子対生成が始まる。
つまり、其の辺りより低高度では真空は伝導性プラズマで充満されている。
チャージは導体表面に留まるしかないし、磁場はプラズマにトラップされる。
全て事象の地平線の、こちら側でのお話だ。
>>176 光円錐の傾き、という観点で考えてみた。
球面r=Rが事象の地平面とする。
事象の地平面上に点Aをとると、そこでの光円錐の傾きは45度となる。
Aのすぐ外側、r=R+Δrとなる点A'に充分大きな質量を置くと、
事象の地平面が拡がり、点Aでの光円錐の傾きは45度より大きくなる。
つまり点A'の質点は点Aに対して斥力を与えているかのように振る舞う。
これは本当だろうか?
>>190 > 事象の地平面上に点Aをとる
> 円錐の傾きは45度となる
……90じゃなくて?
>>190 本当では無い。
事象の地平線内部の局所的光円錐が45度より小さくなろうが、
包括する閉曲面での光円錐が45度であれば、事象の地平線内の現象であり。
外部時空に、情報は漏洩しない。
>>192 更に考えてみた。
つまりブラックホールに物体が落下するとき、
時間が停止して動かない物体に対して事象の地平面が外に拡がって飲み込む
というイメージは正しくない。
ブラックホールの事象の地平面は、むしろ内側へ向かって押し戻される。
しかし、落下する物体に覆い被さるように、エルゴ領域と性質の似た領域が発生する。
この領域内部では、何であれブラックホールの方向にしか移動できない。
そのエルゴ領域みたいな領域が物体を抱いたままブラックホールと融合して、
ブラックホールが拡大される。
これが正しいイメージだと思うけどどうだろう?
>>191 90じゃなくて45。
>>176 もそういう風に書いてると思うけど。
>>176 重力崩壊時に恒星の中心付近に小さな事象の地平面が発生する。
この瞬間、恒星の周辺部が事象の地平面に飲み込まれる前に、
恒星の周辺部を遠くに持ち去ってしまったら、
事象の地平面は消えるのか?
>>193 つまりのエルゴ領域(と性質の似た領域)というのは次のような話か?
そのように状況次第で消せるような領域は「エルゴ領域(と似た領域)」で、
どうやっても消しようがない領域になったらブラックホールと呼ぶ。
>>194 >重力崩壊時に恒星の中心付近に小さな事象の地平面が発生する。
永遠の未来の出来事だろ。
この世とは関係ないよ。
>>194 事象の地平ができているなら、中心から地平までの重力で地平は維持される。
>>196 >事象の地平ができているなら
だれから見て? あなたは、あの世の人ですか?
仮に次のように定義しよう。 a.真の地平面 未来永劫、脱出不可能な領域 b.見かけの地平面 内部から自力では脱出不可能だが、 外部の質量分布を変えれば脱出可能になる領域 最近のレスを読むと次のいずれかに意見が分かれてるように見える。 どれが正しい? (1)有限の時間内に事象の地平面は発生しない。 (2)有限の時間内に事象の地平面が発生し拡大する。 (2.1)真の地平面が存在する。 (2.2)真の地平面と、見かけの地平面が存在する。
>>198 >有限の時間内
だれの時計を使うによ?
>>199 常に地平面の外部に居る人の時計。
ブラックホールに落ちていく人の時計を使うなら、
(1)有限の時間内に事象の地平面を通過する。
(2)事象の地平面を通過する前にブラックホールが蒸発する。
という意見に分かれそうだが、それは今の話題とは違うということで。
>>194 >恒星の周辺部を遠くに持ち去ってしまったら、
そもそも、これが難しい。なぜなら、事象の地平面の周囲では時間が遅くなるから。
>>195 >>197 外から見ると、事象の地平面の近くほど時間が遅く、事象の地平面上では時間が止まる。
だが、事象の地平面の発生自体に永遠の時間がかかるなんて理屈はどこにもないぞ。
>>198 少なくとも(1)は否定されたと判断してOKだろう。
>>201 >事象の地平面の発生自体に永遠の時間がかかるなんて理屈はどこにもないぞ。
事象の地平面はいつか見えるのですか?
>>202 見えないだろ。実体としての面があるわけでなく、光も発しないんだから。
で、それが何か関係あるのか?
>>203 >光も発しないんだから。
地平線が発生すると、重力がなくなりませんか?
それとも、重力はやはり光速度を超えて地平線を超えるのでしょうか?
なんだかわからんけど難しく考えすぎなんじゃないの? この宇宙もただの真っ暗やみなんじゃなくて環境光(2.7Kだったっけ?)で 実は薄明るいらしいし、 ブラックホールもただの真っ黒とは限らない。 ただ周辺の光はブラックホールに近付くにつれフェードアウトしてだんだんと暗くなって行くだけだよ。 あるときからこつ然と真っ暗になるわけじゃない。
>>204 FAQだな。
正確に答えると、量子重力理論が未完成である今、その質問に対する直接の完璧な解答は無い。
だが、他の物理現象から類推することは可能だ。例えば、重力ではなく電磁力の場合など。
>>184 が指摘している通り、電荷を持つブラックホールでは電磁力は地平線を超えて外部に届く。
これは、量子電磁気学によれば、電磁力とは仮想的な光子の交換の結果であり、
仮想的な粒子は光速の制約にとらわれないからだ。
重力は仮想的な重力子の交換の結果と考えられており、重力子もまた光速の制約にとらわれない
と予想される。
>>206 >重力は仮想的な重力子の交換の結果と考えられており、重力子もまた光速の制約にとらわれない
へーー、その妄想、すごいね。
事象の地平線が、見えないのは。 その手前にプラズマウオールが存在し、光子の自由行程が短いため。 宇宙の晴れ上がり以前が見えない事と、にている。
なるほど。
>>208 >光子の自由行程が短いため。
重力は邪魔されないよな。やっぱさ、ブラックホールの重力は、
事象の地平線の中の特異点から光速度を超えてやってくるんだよね。
>>211 >ブラックホールの重力は、 事象の地平線の中の特異点から光速度を超えてやってくるんだよね。
違う。
いったん形成された事象の地平線は、自発的重力源として周辺真空と平衡状態にある。
>>213 事象の地平線が自発的重力源ということは、事象の地平線に質量があるのかな?
>>214 重力源になり得るのが質量だけと考えている時点で誤り。
エネルギー・運動量テンソルこそが重力源。
>>216 地平線はエネルギー=質量c2だけでなく、運動量も持ってるの?
>>217 「エネルギー・運動量テンソル」という名前の物理量があるんだよ。
>>201 > 少なくとも(1)は否定されたと判断してOKだろう。
では、こう考えてはどうだろう?
ギリギリのところで重力崩壊せず存在している中性子星がある。
その周囲1光年を囲むように恒星群があるとする。
さて、この1光年先の恒星群をほんの少し内側に動かしてやったら
中性子星の中心にすぐさま事象の地平面が発生し重力崩壊を起こすか?
答えはNOだろう。
恒星群を動かしたという情報は超光速では伝達しないからね。
重力場の変化がこの中性子星の中心に到達するには無限の時間がかかる。
つまり事象の地平面は発生しないのではないかな?
複数の中性子星が衝突する場合も同様だ。
別の中性子星の重力によって有限時間内に事象の地平面が発生
することはないってことになる。
星を構成する物質による重力で事象の地平線が作られるのは判るんだが、 真空を隔てた先にある別の重力源によって、この星の事象面に影響があるとは思えないんだけど
222 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/23(火) 01:00:03 ID:+wASGvpZ
>>220 >この1光年先の恒星群をほんの少し内側に動かしてやったら
>中性子星の中心にすぐさま事象の地平面が発生し重力崩壊を起こすか?
情報の伝達云々以前の問題として、少なくとも中性子星の内部までは
動かさないと事象の地平面が発生する条件は満たされないぞ。
>>221 >>222 ほう。重力は真空を伝わらないと?
なら、玉ねぎみたいに何層にも間が詰まっていると考えたらいい。
一番外の層を動かしたら事象の地平面が発生するか?
真ん中の層を動かしたら事象の地平面が発生するか?
>>221 >>222 参考までに。
地球の半径は5.974 ×1024 kg
この質量が1点に集まったとき、シュヴァルツシルト半径は9mmだそうだ。
一旦地球の全質量を外郭に集めて、真ん中に砂粒大の「時計」を置いたとする。
この外郭を徐々に半径10mmまで縮めてもこの時計は普通に動いて、
9mmになったところで急に時間が止まる?違うでしょ?
真空を隔てていても中が詰まってても根本的には同じことだ。
> 半径はkg
事象の地平線形成は、ポテンシャル井戸の深さではなく。 等ポテンシャル面内の平均密度が、限界密度を越えるかどうかが決定する。 したがって、一光年先の恒星を0.5光年に近づけても、 重力崩壊寸前の中性子星は崩壊しないだろうし。 1グラムの1円玉を直接落とした方が、遥かに確実に重力崩壊する。
>>226 ポテンシャル井戸の深さが-∞になったところが事象の地平線だ。
事象の地平線上空1mmから物体を落下しても終速度cに
到達するってのは知ってるだろう?
もちろんそれをブラックホール遠方から見れば止まって見えるが。
一光年先の恒星を0.5光年に近づけてもその影響は
中性子星の中心まで伝わらんのと同様に、
1グラムの1円玉を直接落としても、その影響は
中性子星の中心まで伝わらん。
>>227 >ブラックホール遠方から見れば止まって見えるが。
近くで見ると落ちてるように見えますか?
>>224 急に止まる、って…
何一点の?
事象の地平面に来るまでは無限遠と同じ調子だと思ってんの?
>>227 事象の地平線でのポテンシャル井戸の深さは、
BHのサイズに依存する。
超高密度中性子星(クウォーク・グルーオン星と言った方が良いか?)
中心にまで影響が伝わる必要は、全くない。
等ポテンシャル面内が臨界密度を超えれば、事象の地平線は生成される。
しかし、1円玉の質量追加で重力崩壊の引き金が引ける星は、
外部からは実質的にブラックホールとして観測されるのではないかと思う?
>>231 >等ポテンシャル面内が臨界密度を超えれば、事象の地平線は生成される。
ヘー、それ君のDr.論文?
>>232 当たり前の事は、書いてもダメポだDrには成れない。
質量の大きなブラックホール程、密度が小さいのは周知のことだから。
もし地球でブラックホールが生まれたらどうなるでしょうか? 私はこう考えます。 仮にそのブラックホールの吸い込む能力がかなり低いとしよう(半径数mのものをゆっくり引っ張る程度) しかし、我々人類にはブラックホールを除去する術は無い。 ブラックホールと言えど、質量は地球より遥かに小さいので、地球の重力に引かれてすぐに落下していく。 地球の中心部まで土やマントルを吸い込みながら…。 そして地球の中心部に辿り着き、地球のマントルをジワジワと吸い込み続けて侵食していくだろう。 ブラックホールが発生した数日後、あるいは数週間後、地球内部のマントルがほとんど吸い取られ、 地殻を支えるものが無くなり、ある日突然、地球の外殻が陥没して消え去るだろう。 我々に、このブラックホールを止める術は無い。 どんなに小さいブラックホールだとしても一旦発生・成長してしまったら一巻の終わりである。
-7点
>>220 >その周囲1光年を囲むように恒星群があるとする。
簡単のために、恒星群は中性子星を中心として球対称に分布しているとしよう。
>さて、この1光年先の恒星群をほんの少し内側に動かしてやったら
>中性子星の中心にすぐさま事象の地平面が発生し重力崩壊を起こすか?
勿論、答えはNOだ。
分布が球対称である限り、その恒星群をどう動かそうが、その内側では重力が打ち消し合うため、
中性子星に及ぼす重力的な効果は0である。従って、中性子星は微動だにせず、当然ながら
重力崩壊も起こさず、従って事象の地平面も発生しない。
>重力場の変化がこの中性子星の中心に到達するには無限の時間がかかる。
>つまり事象の地平面は発生しないのではないかな?
少なくとも、その理由は誤りだ。重力場の変化は中性子星の中心だろうがブラックホールの中だろうが
有限の時間で伝わる。ただ、恒星群が球対称に分布していれば、打ち消し合って効果が0になるだけ。
一方、分布が球対象でないならば、話は別になる。
>複数の中性子星が衝突する場合も同様だ。
これは明らかに分布が球対象でない場合だな。重力は打ち消し合うことはなく、重力場の変化は互いの
中性子星の中心に有限の時間で伝わる。しかも衝突する。衝突すれば、中性子星の縮退圧は自重を
支え切れず中性子星は確実に潰れる。この「潰れる」というのが重要。潰れることにより、中心に事象の
地平面が生じる。最終的に中性子星は事象の地平面に飲み込まれ、ブラックホールになるだろう。
俺の予想だが、ギリギリのところで重力崩壊せずにいる中性子星ということなので、衝突前に互いの
潮汐力だけでバランスを崩して重力崩壊してブラックホールになりそう。
>別の中性子星の重力によって有限時間内に事象の地平面が発生することはないってことになる。
以上より、これは否定されることになる。
>>223 >ほう。重力は真空を伝わらないと?
重力は真空を伝わるよ。中性子星の中心だろうとブラックホールの中だろうと、有限の時間でね。
>一番外の層を動かしたら事象の地平面が発生するか?
内側に動かすんだよね?だとすれば、ギリギリのところで重力崩壊せず存在している中性子星ならば、
事象の地平面が発生する可能性は高い。周囲に球対称に分布する恒星群の重力的な効果は0だが、
中性子星自体の1層を内側に動かせば確実にその内側の層は潰されるからだ。
>真ん中の層を動かしたら事象の地平面が発生するか?
同上。
>>224 現実問題として、外郭を半径10mmまで縮めるずっと前の段階で、その外郭のあちこちで(たまたま密度が
高かった領域から順番に)重力崩壊が起きて、結果として単なる複数のブラックホールの合体の問題に
帰着すると思う。
>>227 >ポテンシャル井戸の深さが-∞になったところが事象の地平線だ。
誤り。重力ポテンシャルが負に発散するのは特異点だ。事象の地平面における重力ポテンシャルは0。
ただし、ここで、無限遠の重力ポテンシャルはc^2(静止エネルギーに対応する)と設定している。
以下、繰り返しになるので省略
>>234 俺は
>>232 氏ではないので断言はできないが、要するにブラックホールの密度
(ブラックホールの質量÷ブラックホールの体積)のことであると思われ。
>>219 全然違う。
「エネルギー・運動量テンソル」はテンソルだ。
「エネルギー」はスカラーだし、「運動量」はベクトルだぞ。
てゆーか、そもそも「エネルギー+運動量」ってのが意味不明。
240 :
大熊猫星人 :2008/12/24(水) 19:31:02 ID:???
お久しぶりですにょ。 >ギリギリのところで重力崩壊せずにいる中性子星 これは、オモシロイので出てきてしまいましたにょ。 今古くて自転の止まった中性子星に、半径の二乗に比例する中性子を 自転しないよう質量供給して行くとしますにょ。 すると中性子星内部では、中心に近づくに連れ温度と圧力が上昇して行きますにょ。 温度と圧力が限界を超えると、中心核にクヲークグルーオンプラズマが蓄積して行きますにょ。 周知の如くクヲークグルーオンプラズマは、圧縮不可能な液体として振る舞いますから、 この時点から中心核密度は一定となりますにょ。 質量供給を続ければ、中性子超流体の大気から雨のようにクヲークグルーオンプラズマが降り注ぎ、 中心液核は成長を続けますにょ。 中心液核の体積が、同一密度のブラックホールの体積と等しく成ったその時に、 事象の地平線は、中心液核の海面に生成されますにょ。 この瞬間までは、外部からは中性子星に見えますし。 この後は、光速で中性子大気がBHに吸い込まれて行きますにょ。 外部の観測者から観ても、立派なBHの誕生ですにょ。
>>239 >「エネルギー・運動量テンソル」はテンソルだ。
>「エネルギー」はスカラーだし、「運動量」はベクトルだぞ。
どうちがうの????
>>238 >>237 (別人と思うがほとんど意見が同じなので)
> 重力は真空を伝わるよ。中性子星の中心だろうとブラックホールの中だろうと、有限の時間でね。
光が有限の時間内に到達できないのに、どうして重力場の変化が有限の時間内に到達できる?
重力場の変化を利用しても超光速通信はできないだろ。
> 内側に動かすんだよね?だとすれば、ギリギリのところで重力崩壊せず存在している中性子星ならば、
> 事象の地平面が発生する可能性は高い。周囲に球対称に分布する恒星群の重力的な効果は0だが、
> 中性子星自体の1層を内側に動かせば確実にその内側の層は潰されるからだ。
中性子星の外郭に力が加われば外郭は潰れ、その重力場の変化は中性子の内部に伝わるだろう。
そして中性子星の内部は確実に臨界密度に近づくだろう。
しかしそこで終わりではないかな?
臨界密度寸前で物質の落下は凍結する。
重力場の変化自体が臨界密度の等ポテンシャル面を超えることはできん。
つまり有限の時間内にブラックホールは形成されんと思うが?
>>241 それはwikiにも書いてある。
>>238 > >ポテンシャル井戸の深さが-∞になったところが事象の地平線だ。
> 誤り。重力ポテンシャルが負に発散するのは特異点だ。事象の地平面における重力ポテンシャルは0。
> ただし、ここで、無限遠の重力ポテンシャルはc^2(静止エネルギーに対応する)と設定している。
合ってるんだと思うけどちょっとわからん。
事象の地平面から脱出するのに無限の力が必要と思うけど、
なんでエネルギーがc^2で済むの?
事象の地平面近くの人にとって大きく感じるエネルギーでも
遠方の人の立場で測ると小さなエネルギーになるってことか?
>>242 >光が有限の時間内に到達できないのに、どうして重力場の変化が有限の時間内に到達できる?
繰り返しになるが、力を媒介するのは仮想的な粒子なので、有限の時間内に到達できる。
有限の時間内に到達できないのは、実在粒子の場合。
>重力場の変化を利用しても超光速通信はできないだろ。
仮想粒子はもともと、直接観測はできないし、有意な情報を伝送することもできない。
そもそも通信に使えないのだから、無問題。
>中性子星の外郭に力が加われば外郭は潰れ、その重力場の変化は中性子の内部に伝わるだろう。
外郭の密度分布が球対称なら、外郭だけで潰れようが何しようが、中性子星の内部には影響ない。
しかし、外郭が内側に移動すれば話は別。内側の密度は否応なく上昇し、事象の地平面は否応なく
拡大する。超新星爆発後の重力崩壊がまさにこれ。それ以外にどんな現象が起こり得ると言うのだ?
>臨界密度寸前で物質の落下は凍結する。
これも繰り返しになるが、いくら物質の落下が凍結したところで、事象の地平面の方が拡大ので、
結局は飲み込まれる。
>重力場の変化自体が臨界密度の等ポテンシャル面を超えることはできん。
前述の通り、普通に超えることができる。超えることができないとする理由がまるでない。
>>243 >事象の地平面から脱出するのに無限の力が必要と思うけど、
>なんでエネルギーがc^2で済むの?
事象の地平面から脱出できないのは、エネルギーの問題だけが理由ではないということだ。
>>244 仮想粒子は超光速でも動けるってやつかい?
>>245 仮想粒子は光速の制限を受けないよ。
情報を伝達しない以上、相対論にも因果律原理にも抵触しない。
なるほど、あの世とこの世は繋がってるんだ。 なんの因果関係もないけど。なるほどねー w
>>244 >>重力場の変化を利用しても超光速通信はできないだろ。
>仮想粒子はもともと、直接観測はできないし、有意な情報を伝送することもできない。
>そもそも通信に使えないのだから、無問題。
ほう、重力場の変化が通信に使えないと?
月を動かせば重力の変化によって地球の潮の満ち引きに影響が出る。
月を動かしたことによる重力場の変化が光より速く伝わるというなら、
情報が光より速く伝達していることになる。
わかると思うが重力場の変化は決して光速を超えて伝わらない。
>しかし、外郭が内側に移動すれば話は別。内側の密度は否応なく上昇し、事象の地平面は否応なく
>拡大する。超新星爆発後の重力崩壊がまさにこれ。それ以外にどんな現象が起こり得ると言うのだ?
こちらも繰り返しになるが、
外殻が内側に移動しようにも臨界ポテンシャル付近で物質の移動は凍結してしまう。
そして先ほど述べた理由により、
外殻が内殻を圧縮する力の伝達も重力場の変化も凍結することになる。
結局いかなる領域も有限の時間内に臨界ポテンシャルより下がることはできず、
有限の時間内に事象の地平面が発生することはできない。
仮想粒子が超光速って頭腐ったようにしか思えないのだけど、ソース有る?
量子論の世界では何でもありなのですよ。超光速度もワープもOK。後は確率の問題かな。
251 :
大熊猫星人 :2008/12/26(金) 23:42:45 ID:???
何だかなにゃ〜! 仮想粒子と言えども、光速の縛りは在るにょ。 場が超光速で変動する事は、普通は許されないのだにょ。 事象の地平線近傍で、 平坦時空から観て時間が止まる事を重視しすぎだにょ。 同時に起きる、平坦時空から観た半径方向の距離が 見かけ上ゼロに圧縮される事を無視しているにょ。 既にある事象の地平線近傍に、落下物が時間凍結されて降り積もりながら、 平坦時空から観て厚さゼロで降着していけば、簡単に臨界密度を越えるから、 平坦時空から観た事象の地平線は、臨界密度領域を包括するように成長するにょ。
場が変動しない時の仮想粒子の速度は光速越えてもいいんだよ。 静電場のときの仮想光子とかな。 場が変動するときはだめだけどな
254 :
大熊猫星人 :2008/12/27(土) 00:00:36 ID:???
>>252 同じ半径を持つ、BHの密度だにょ。
ちなみにサイズが大きくなるほど、低い密度で良くなるにょ。
>>248 >ほう、重力場の変化が通信に使えないと?
俺の言い方に語弊があったようだ。
仰る通り、場の変化は通信に使えるし、因果関係があるから決して光速を超えることはない。
しかし、仮想粒子自体は通信に使えないので、光速の制限はなく、因果律にも抵触しない。
言いかえれば、仮想粒子自体に光速の制限はないが、仮想粒子の交換の結果として生じる
物理現象は光速の制限に縛られる。
ブラックホールも然り。電荷をもつブラックホールの場合、電磁場を媒介する仮想的な光子は
普通に事象の地平面を超えてブラックホールから出てきて、外の荷電粒子に吸収される。
つまり、ブラックホールと外の荷電粒子との間で電磁気学的な相互作用が普通にあるわけだ。
しかし、例えば他の荷電粒子がブラックホールへ落ちていったとかで電荷に変化があった場合、
その影響は光速でしか伝わらない。
>外殻が内側に移動しようにも臨界ポテンシャル付近で物質の移動は凍結してしまう。
それはおかしい。百万歩譲って、事象の地平面が拡大しないと仮定しよう。貴方はさらっと
「物質の移動が凍結する」と言うが、物質の移動が完全に停止するのは、無限の時間が経って、
その物質が事象の地平面に達した時のことだ。それまでは、物質は急激に速度を落としながらも、
常に着実に内側に移動し続ける。途中で向きを変えて外側に動くなんてことは考えられない。
そして、物質が常に内側に移動し続ける以上、事象の地平面は拡大をせざるを得ない。
すると、物質が凍結してようが何してようが、外側に移動することがあり得ない以上、
拡大する事象の地平面に飲み込まれる。自明の理だ。
>外殻が内殻を圧縮する力の伝達も重力場の変化も凍結することになる。
それはおかしい。たとえ事象の地平面での重力場の変化が凍結したとしても、
そのすぐ上の場所の重力場の変化は凍結していないし、さらに上の場所でも(ry
事象の地平面において物質が凍結していようが重力場の変化が凍結していようが、
その無限小の距離だけ上の地点ではどんどん物質が降り積もりどんどん重力は強くなり、
エネルギー・運動量テンソルは変化し続けているのだ。結果、事象の地平面は拡大する。
貴方の主張は事象の地平面の無限小上で既にで成り立たない。
>>253 >場が変動しない時の仮想粒子の速度は光速越えてもいいんだよ。
>静電場のときの仮想光子とかな。
>場が変動するときはだめだけどな
へー。よかったね。
>>255 仮想粒子は別に肯定はせんが、仮想なんだから好きに考えてくれ。
>そして、物質が常に内側に移動し続ける以上、事象の地平面は拡大をせざるを得ない。
>すると、物質が凍結してようが何してようが、外側に移動することがあり得ない以上、
>拡大する事象の地平面に飲み込まれる。自明の理だ。
ここがおかしい。
物質は完全には凍結しないので常に内側に移動し続けるが、事象の地平面には到達できない。
さらにその圧力や重力場の変化さえも決して事象の地平面に達することはない。
いかなる情報も事象の地平面に到達できない以上、事象の地平面が拡大できる理由はない。
厳密にいえば事象の地平面は発生できない。
>その無限小の距離だけ上の地点ではどんどん物質が降り積もりどんどん重力は強くなり、
>エネルギー・運動量テンソルは変化し続けているのだ。結果、事象の地平面は拡大する。
もちろん上空ではどんどん物質が降り積もり重力も強くなり、
その位置も臨界ポテンシャルに近づくにつれ徐々に運動や時間が凍結していく。
これを上へ上へと繰り返していけば広い範囲で物質がほとんど動かない状態になる。
この状態を外部から見ればブラックホールと区別がつかないだろう。
ただし重要なのは、このとき事象の地平面はどこにも発生していないということだ。
>>251 >平坦時空から観て時間が止まる事を重視しすぎだにょ。
>同時に起きる、平坦時空から観た半径方向の距離が
>見かけ上ゼロに圧縮される事を無視しているにょ。
もちろん無視しちゃいないが逆だ。
平坦時空から観た距離が圧縮される、つまりブラックホールに
近い方の空間が膨張するという考え方になると思うが、
そのため平坦時空から見た物質の落下や重力場の伝達はさらに遅くなる。
>平坦時空から観て厚さゼロで降着していけば、簡単に臨界密度を越えるから、
それと君は臨界密度に惑わされすぎだ。
ある領域が臨界密度に達したように見えても、それぞれの原子の重力場の
伝達はほとんど凍結しているので、結果(無限遠を0として)重力ポテンシャルが
-c^2以下に落ち込むことはできない。
そのため事象の地平線は発生しない。
>>257 >この状態を外部から見ればブラックホールと区別がつかないだろう。
>ただし重要なのは、このとき事象の地平面はどこにも発生していないということだ。
区別できなければ事象の地平面が発生しているかどうかなんてどうでもいいだろ。
簡単な方の事象の地平面が拡大しているでおk。
どのみち事象の地平面近くで物質が凍結するという立場をとる"ならば"、
地平面上と内部の状態を記述できない。
>>259 いやいや、外部からはほとんど区別できなくても
実際に事象の地平面が発生するとしないとでは大違いだ。
事象の地平面が発生しないということは、
1.十分な推進力があればブラックホール内部からでも脱出できる。
2.ブラックホール内部に特異点は存在しない。
3.中性子星崩壊後のブラックホールと思って突っ込んでいっても
結局は中性子星の表面に激突してご臨終ということになる。
物理的には大きな差があると思うが。
>>259 >地平面上と内部の状態を記述できない。
そんなことはない。あの世のことはお経に書いてある。
>>257 >物質は完全には凍結しないので常に内側に移動し続けるが、事象の地平面には到達できない。
既に何度も何度も指摘しているが、それは事象の地平面が不動である場合だけで成り立つ話だ。
今論じている状況では、事象の地平面の方が拡大してくるのだから、どうやっても飲み込まれる。
>さらにその圧力や重力場の変化さえも決して事象の地平面に達することはない。
百億歩譲って、圧力や重力場の変化さえも事象の地平面に達しないとしても、事象の地平面の
方が拡大してくるのだから、結果は同じことになる。
>いかなる情報も事象の地平面に到達できない以上、事象の地平面が拡大できる理由はない。
俺とは別の人の主張になるが、ある領域の物質の密度が臨界密度を超えれば、その領域は既に
ブラックホールの中であり、既に事象の地平面は発生していることになる。一般相対論の帰結だ。
そして、今論じている状況では、物質は内側に移動し続けるので、必ず有限時間で臨界密度を
超えることになる。たとえ凍結されるとしても、いや移動が凍結されるからこそ逆に密度は高まる。
>厳密にいえば事象の地平面は発生できない。
それは自己矛盾だ。貴方の理屈に従うと、もし事象の地平面が発生できないのだとすれば、
物質や圧力や重力場の変化も凍結されないことになる。すると、有限時間でブラックホールが
発生して事象の地平面ができることになり、自己矛盾が生じる。
>もちろん上空ではどんどん物質が降り積もり重力も強くなり、
>その位置も臨界ポテンシャルに近づくにつれ徐々に運動や時間が凍結していく。
>これを上へ上へと繰り返していけば広い範囲で物質がほとんど動かない状態になる。
「臨界ポテンシャル」の意味が分からないが、文脈から事象の地平面における重力ポテンシャルと
推測しよう。さて、その「臨界ポテンシャル」なるものの値が常に不変ならば、貴方の主張は正しい。
しかし、実際にはどんどん物質が降り積もり重力も強くなり、臨界ポテンシャル自体が常に変化する。
その臨界ポテンシャルの領域自体が拡大してきて物質を飲み込むのだ。
>ただし重要なのは、このとき事象の地平面はどこにも発生していないということだ。
前述の通り、自己矛盾が生じている。
>>258 俺は
>>251 氏ではないが、1点だけ指摘しておく。
>ある領域が臨界密度に達したように見えても、それぞれの原子の重力場の
>伝達はほとんど凍結しているので、
ナンセンスな理屈で反論になっていない。
百億歩譲って仮に重力場の伝達がほとんど凍結しているとしても、
その領域が臨界密度に達している事実に変わりはないではないか。
(厳密に言えば、エネルギー・運動量テンソルがある臨界値に達している)
臨界値に達している以上、一般相対論に従う限り、その領域の周囲には
事象の地平面が発生していることになる。
そもそもほとんど凍結しているだけで完全に凍結しているわけではないのだから、
有限時間に重力場も伝達するではないか。
-0点
265 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/27(土) 23:13:09 ID:GzfLXFKb
>>260 残念ながら、ペンローズとホーキングの特異点定理によって、
一般相対論に従う限り、重力崩壊の最後は必ず、事象の地平面どころか
特異点が発生してしまうと証明されているんだよ。
268 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/27(土) 23:14:41 ID:GzfLXFKb
>>266 >ペンローズとホーキングの特異点定理
何それ?
269 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/27(土) 23:16:06 ID:GzfLXFKb
>BHの密度 笑うとこ?
271 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/27(土) 23:20:14 ID:GzfLXFKb
化石のような椰子が威張ってるようだね。
>>271 と、理屈では反論できない池沼が悔し紛れの捨て台詞を吐いております。
273 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/27(土) 23:30:44 ID:GzfLXFKb
最新宇宙論を勉強した方が良いよ。
>>273 がこれから最新宇宙論を解説して下さいます。
275 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/27(土) 23:38:43 ID:GzfLXFKb
30年前の最新理論を今だにありがたがってる化石頭には、 新しいことを勉強することは無理かもな。
>>275 今年の最新理論の解説マダー?
てゆーか、お前、知りもしないで「最新宇宙論」って言ってみたかっただけだろ?w
id:???の基地外は何が楽しくてここにいるのかな 素人をだまして御山の大将を気取りたいのかな マイナーな板はこういう自演変質者が澱のように 溜まっていたりするからな あまりまともに相手にしないほうがいい からかったほうが面白い
と思ったら俺も???だったw
281 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/29(月) 01:17:24 ID:cj1JQ09M
>>257 外側から見たら
内部の質量分布なんてどうでも関係ないし
実際に近づいたら自分よりずっと前に落ちた
内側の質量はさらに落ち込んでるから追い越せないだろ
ならそれはもう事象の地平面が拡大してるのと同じだろ
282 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/29(月) 01:32:53 ID:ctDcrEbr
光すら飲み込まれるブラックホール… 生身の人間が吸い込まれたらどうなると思う? 原子レベルまで分解されるのだろうか…
単純に考えて光速度を超えると、物体の影さえついて来れなくなる 物理的にありえない
はいはい
>>263 >その領域が臨界密度に達している事実に変わりはないではないか。
>(厳密に言えば、エネルギー・運動量テンソルがある臨界値に達している)
>臨界値に達している以上、一般相対論に従う限り、その領域の周囲には
>事象の地平面が発生していることになる。
>>248 に月の潮汐力の例を述べたが、
これをエネルギー・運動量テンソルで考えても当然結果は同じだ。
月のエネルギー・運動量テンソルを変化させてもその影響は
光速を超えて伝わらない。
ある領域内の物質が臨界密度に達したように思えても、
お互いにエネルギー・運動量テンソルの変化が伝達するまで
それぞれの物質の運動になんら影響あるはずがないだろ。
>そもそもほとんど凍結しているだけで完全に凍結しているわけではないのだから、
>有限時間に重力場も伝達するではないか。
少しずつでも動いているからいつかは事象の地平面に到達するはずって?
数学的にも愚問だろ?
286 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/29(月) 11:06:56 ID:ueTTKzif
信じるものは救われる。信じるものだけ救われる。
>>262 >今論じている状況では、事象の地平面の方が拡大してくるのだから、どうやっても飲み込まれる。
今まで事象の地平面が拡大しない理由を説明してきたのに、
「拡大してくるから」では反論にならんよ。
>ある領域の物質の密度が臨界密度を超えれば、その領域は既に
>ブラックホールの中であり、既に事象の地平面は発生していることになる。一般相対論の帰結だ。
臨界密度を超えても事象の地平面は発生しない。
これは
>>258 および
>>285 で説明したので省略。
>それは自己矛盾だ。貴方の理屈に従うと、もし事象の地平面が発生できないのだとすれば、
>物質や圧力や重力場の変化も凍結されないことになる。すると、有限時間でブラックホールが
>発生して事象の地平面ができることになり、自己矛盾が生じる。
変化が完全に凍結しなくても、有限時間に事象の地平面は発生しない。
これも
>>285 で説明したので省略。
>推測しよう。さて、その「臨界ポテンシャル」なるものの値が常に不変ならば、貴方の主張は正しい。
>しかし、実際にはどんどん物質が降り積もり重力も強くなり、臨界ポテンシャル自体が常に変化する。
>その臨界ポテンシャルの領域自体が拡大してきて物質を飲み込むのだ。
臨界ポテンシャルは(無限遠を0として)-c^2だろ。
説明したとおり有限時間内にその領域が発生することも拡大することもないし、
いかなる物質も有限時間内にその境界をまたぐことはできない。
>>281 >実際に近づいたら自分よりずっと前に落ちた
>内側の質量はさらに落ち込んでるから追い越せないだろ
中性子星の表面は縮退圧によって支えられている。
当然中性子星の表面の落下より自由落下の方が速い。
ブラックホールはあくまでも理論上のもの? 観測?してるものはあくまでも推測できるというレベルのものなの?
ブラックホールかどうか厳密に判断する術はないだろうね。 あくまでブラックホールっぽい性質が現れてきてるかどうかで判断するしかない。 そういうのが観測できたら、厳密な定義は抜きにしてブラックホールと呼ぶこともある。
291 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/29(月) 21:00:27 ID:cj1JQ09M
>>285 >これをエネルギー・運動量テンソルで考えても当然結果は同じだ。
>月のエネルギー・運動量テンソルを変化させてもその影響は
>光速を超えて伝わらない。
ナンセンスな反論だ。議論を簡単にするために密度で論じよう。
なるほど確かにある局所的な領域の密度が臨界密度を超えても、
そのことによる影響は光速でしか周囲に伝搬しないだろう。
だが、付近一帯の密度がほぼ一斉に臨界密度を超えたとしたら?
今論じている状況(重力崩壊・外殻が内側へ移動)はむしろそれだ。
>ある領域内の物質が臨界密度に達したように思えても、
>お互いにエネルギー・運動量テンソルの変化が伝達するまで
>それぞれの物質の運動になんら影響あるはずがないだろ。
付近一帯の密度が一斉に臨界密度を超える現象は、見かけ上は
超光速現象だが、実際は超光速現象ではなく、相対論に抵触しない。
そしてこの現象が発生すれば、(
>>251 氏の指摘した「半径方向の
距離が見かけ上ゼロに圧縮される事」を考慮すれば、むしろ確実に
発生すると言える)必ず事象の地平面は発生あるいは拡大する。
>少しずつでも動いているからいつかは事象の地平面に到達するはずって?
>数学的にも愚問だろ?
以前説明したように重力は普通に事象の地平面を超えて伝わるが、
それはさておき、ここで俺が主張しているのはそういうことではない。
事象の地平面付近では確かに物質の運動は遅くなるが、それが完全に
凍結されるのはあくまで事象の地平面上だ。加えて、貴方の理屈では
何物も事象の地平面に到達するには無限の時間がかかることになる。
逆に言えば、事象の地平面に到達しない代わりに、物質の運動が完全に
凍結されることもないということになる。従って、有限時間で伝わることになる。
>>287 >今まで事象の地平面が拡大しない理由を説明してきたのに、
>「拡大してくるから」では反論にならんよ。
既に何度も何度も指摘しているが、貴方の主張は、事象の地平面が
拡大することに対する有効な反論足り得てない。なぜなら、貴方の主張は
暗黙の内に事象の地平面が固定され静止したものと仮定しているからだ。
貴方は結局、事象の地平面は動かないと暗に仮定して、そこから事象の
地平面が拡大しないという結論を導いているに過ぎず、反論になってない。
>臨界密度を超えても事象の地平面は発生しない。
これは
>>263 および
>>292 で反論したので省略。
>変化が完全に凍結しなくても、有限時間に事象の地平面は発生しない。
有限時間に事象の地平面が発生しうる理由は
>>292 で説明した通りだ。
一言で言えば、相対論は『見かけの』超光速までは否定していないからだ。
それとは別の問題として、貴方の主張の致命的な自己矛盾は依然残っている。
変化がどんなに遅くなろうとも、けっして完全に凍結することがない以上は、
必ず有限時間でその影響の変化は周囲に伝搬する。この矛盾をどうする?
>説明したとおり有限時間内にその領域が発生することも拡大することもないし、
>いかなる物質も有限時間内にその境界をまたぐことはできない。
これもまた大いなる自己矛盾だ。
知っての通り、時間の遅れは重力ポテンシャルの値によって決まる。
ところが、貴方の主張に従うと臨界ポテンシャルの領域は発生しないのだから、
時間が凍結されることもない。重力ポテンシャルが臨界ポテンシャルに近づく程、
重力ポテンシャルの変化が遅くなり、従って時間の流れはなかなか遅くならない。
すると物質の運動はかえってさくさくと進み、有限時間に臨界密度に達することを
むしろ保障してしまうことになっているのではないか?
>>288 >中性子星の表面は縮退圧によって支えられている。
中性子星の表面を支えているのは、その内側の領域の縮退圧だ。
内側が重力崩壊してしまえば、表面を支えるものは何もなくなり、
表面も重力崩壊する。そして、事象の地平面が発生する。
>当然中性子星の表面の落下より自由落下の方が速い。
どこの自由落下の方が速いのか?
内側の落下のことなら、内側が重力崩壊してしまえば、外側も
重力崩壊して自由落下し始めるから、タイミングが少し遅れるだけで
速さはほぼ同じだ。
外側の落下のことなら、確かに自由落下の方が速いだろうから、
表面に物質が降り積もり、臨界密度を超えた時点で事象の地平面が
発生するだろう。
>半径方向の 距離が見かけ上ゼロに圧縮される事 これって何? 一般相対性と特殊相対性の区別ができてないってこと? 馬鹿丸出しってこと?
∧ ,,∧ バフッ(^ω^∪) ⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
297 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2008/12/30(火) 07:40:53 ID:7H3iOLK3
臨界密度って何ですか?
>>292 >だが、付近一帯の密度がほぼ一斉に臨界密度を超えたとしたら?
付近一帯が一様な密度なら、最も重力ポテンシャルが低い中性子星の
中心付近から重力崩壊に近づくと思うが。
それはさておき、付近一帯が一斉に臨界を超えうる状態だとしたら、
それ以前に付近一帯が一様にほとんど凍結しているということだ。
領域全体が一斉に漸近的に事象の地平面に向かっていくが、
領域全体で物質の運動や重力場の変化も漸近的に0に近づく。
結局は事象の地平面には永遠に近づき続けるが永遠に到達できない。
>そしてこの現象が発生すれば、(
>>251 氏の指摘した「半径方向の
>距離が見かけ上ゼロに圧縮される事」を考慮すれば、むしろ確実に
>発生すると言える)必ず事象の地平面は発生あるいは拡大する。
「距離が見かけ上ゼロ」ってどっちに向かって圧縮されると思ってるんだ?
もちろん中心に向かって圧縮されるわけじゃなくその場の空間が膨張する。
空間が膨張過程にある場合はお互いの距離が離れていくように見えるだけだ。
これを外部から見ても個々の物質はほとんど凍結したまま
動くわけじゃなし密度も変わらん。
>逆に言えば、事象の地平面に到達しない代わりに、物質の運動が完全に
>凍結されることもないということになる。従って、有限時間で伝わることになる。
物質の運動が完全に凍結されなくても漸近的に0に近づく。
完全に0になるのは無限の時間がかかるが、数学的に何の矛盾もない。
>>293 >貴方は結局、事象の地平面は動かないと暗に仮定して、そこから事象の
>地平面が拡大しないという結論を導いているに過ぎず、反論になってない。
暗に仮定しているのでなく「何故地平面が動けないか」を説明しているんだが。
地平面の1um手前でも地平面に近づくにつれ物質の運動もポテンシャルの
変化も漸近的に凍結する。
よってこの1um手前の領域が事象の地平面になるには無限の時間がかかる。
つまり事象の地平面そのものはその場から動きようがない。
>変化がどんなに遅くなろうとも、けっして完全に凍結することがない以上は、
>必ず有限時間でその影響の変化は周囲に伝搬する。この矛盾をどうする?
>>298 で説明したとおり数学的にごく当然で何の矛盾もない。
すると物質の運動はかえってさくさくと進み、有限時間に臨界密度に達することを
むしろ保障してしまうことになっているのではないか?
>>298 で説明したとおり運動は漸近的に凍結する。数学的に何の矛盾もない。
>>299 凍結するっていう表現がよくないんでは?
だから勘違いするんでは?
>>298 >付近一帯が一様な密度なら、最も重力ポテンシャルが低い中性子星の
>中心付近から重力崩壊に近づくと思うが。
その通りだ。重力崩壊時、事象の地平面は最初に中性子星の中心付近で発生し、
重力崩壊が進むにつれ外側へ拡大し、中性子星をほぼ飲み込んだ時点で止まる。
>領域全体で物質の運動や重力場の変化も漸近的に0に近づく。
>結局は事象の地平面には永遠に近づき続けるが永遠に到達できない。
既に何度も何度も何度も指摘したが、この理屈には3つの欠陥がある。
第1に、重力場は事象の地平面によりそのような制約は受けない。
第2に、物質の運動は漸近的に0に近づくが、(貴方の理屈でも)完全に0にはならない。
第3に、貴方の理屈は事象の地平面が固定されているという前提での話であり、
実際の事象の地平面は固定されていないし、今論じている状況では拡大する。
>もちろん中心に向かって圧縮されるわけじゃなくその場の空間が膨張する。
「空間が膨張する」とは、どこから見てどっちに向かってどう膨張するんだ?
>空間が膨張過程にある場合はお互いの距離が離れていくように見えるだけだ。
明らかにおかしな話だ。貴方自身、物質の運動が漸近的に0に近づく、と言ったではないか。
外部から見れば、先に落下した物質の運動は先に0に近づき、後から落下した物質の
運動はそこまで凍結されていないから、両者の距離は漸近的に縮んでいくではないか。
>これを外部から見ても個々の物質はほとんど凍結したまま
>動くわけじゃなし密度も変わらん。
外部から見れば、個々の物質の間の距離は漸近的に縮んでいくので、
密度は漸近的に上昇していく。貴方の理屈でもそうなる筈だが。
>完全に0になるのは無限の時間がかかるが、数学的に何の矛盾もない。
つまらない詭弁だ。完全に0になるのにいくら長い時間がかかろうが、臨界密度を超えるのは
完全に0になるずっと前のことなのだから、何の意味もなさない屁理屈でしかない。
臨界密度って何?w 事象の地平線が中性子星の中心から生じるって 何言ってんだこいつはw たとえ中性子星の中心でもそこは無重力だから。 表面に向かうほど重力が強くなるから。 ブラックホールになるほどの密度っていいたいんだろうが、 そんな密度にならないからw もうこのスレ終了なw
>>299 >地平面の1um手前でも地平面に近づくにつれ物質の運動もポテンシャルの
>変化も漸近的に凍結する。
この時点で既に貴方は地平面が動かない固定されたものと仮定してしまっている。
一般相対論によれば時空は動的な存在だ。事象の地平面もまた然り。
試しに地平面が徐々に(どんなに遅くてもいい)拡大している(一般に縮小しないので)
と仮定して考えてみるといい。あなたの理屈は全て崩壊するから。
>よってこの1um手前の領域が事象の地平面になるには無限の時間がかかる。
>つまり事象の地平面そのものはその場から動きようがない。
前述とは別に貴方の理屈には致命的な欠陥がある。
貴方は、一言目には、物質の運動とポテンシャルの2点張りだが、そもそもこの両者は
時空の地平面の発生要件とは直接関係していない。重要なのは、密度が臨界密度を
超えるか否かだ。(厳密には、エネルギー・運動量テンソルの値。密度はその1成分。)
物質の運動がどんなに遅くなろうが0になろうが、臨界密度を超えれば地平面は生じる。
もう1つ重要なのは、サイズが大きいほど臨界密度の値は小さくて済むということだろう。
天体規模であれば、臨界密度の値はかなり小さく、それを超えるのはより容易になる。
そして、貴方は、二言目には、ポテンシャルの変化の影響が伝わる時間を言い張るが、
これもまた本質的ではない。なぜなら、ある領域の変化の影響が伝わる必要性など
そもそも無いからだ。ある領域の密度が臨界密度を超えるという現象自体は独立であり、
何ら相互の情報伝達を必要としていない。そして、重力崩壊という劇的な天体現象では、
広大な領域においてほぼ一斉に密度を臨界密度へ到達させるということが可能だ。
他の部分は、既に
>>301 で説明したとおり、そもそも反論の体をなしていない。
>>300 そうかも知れない。
>>298-299 の勘違いの原因の1つは「凍結」という言葉にあるのかも。
>>301 >重力崩壊時、事象の地平面は最初に中性子星の中心付近で発生し、
事象の地平面が発生するという証拠はありますか?
事象の地平面は見えますか?
>>302 >事象の地平線が中性子星の中心から生じるって
>何言ってんだこいつはw
論理的に反論できないのであれば、黙っていることをお勧めする。
恥をかかずに済む。
>たとえ中性子星の中心でもそこは無重力だから。
それが何か?事象の地平面の発生に重力の強さは直接関係しない。
それに、言葉の綾で「中心」とは言ったが、完全な中心ということではないよ。
そのくらいのことは理解できると思うが。
>表面に向かうほど重力が強くなるから。
同上。
>ブラックホールになるほどの密度っていいたいんだろうが、
>そんな密度にならないからw
そう断言する根拠は何かな?
>もうこのスレ終了なw
貴方1人がもう来なければよい。それが互いにとって最も有益な方法だ。
>>304 ナンセンスな質問だ。
今は、一般相対論が正しいと仮定した上での理論的な予測を述べているだけだ。
それでも、強いて証拠を挙げるならば、ブラックホールとしか考えられないような
小さくて重い天体の実在や、スーパーコンピュータによるシミュレーション結果くらいか。
しかし、いかなる物理理論にも完璧な証拠はあり得ず、行って確かめることもできない。
だから証拠はないと言い張って思考停止するのも貴方の自由だ。
>>306 >だから証拠はないと言い張って思考停止するのも貴方の自由だ。
証拠はないでOKね。ありがとうございました。
308 :
302 :2008/12/30(火) 16:40:26 ID:???
十二分に反論してるだろ 馬鹿なのか? シュバルツシルト半径って何なのか知らんのか? 馬鹿なのか? 自分が恥知らずなのがわからんのか? 馬鹿なのか? 事象の地平線が内部から大きくなるなんて おまえぐらいの馬鹿しか言ってねーよ 根拠示せよパラノイア
>>308 >十二分に反論してるだろ
>>302 で反論したつもりになっている時点でダメだ。
やはり、貴方はこのスレを読み書きするのはやめた方がいい。
それが貴方自身のためだ。
>シュバルツシルト半径って何なのか知らんのか?
シュバルツシルト半径は知っているが、それが何か?
中性子星の中心付近で事象の地平面が発生することの
妨げには全然なっていない。
以降は単なる罵倒でしかないので、答える必要はないよね。
310 :
302 :2008/12/30(火) 16:58:45 ID:???
解ってないだろおまえw 事象の地平線が内部にあったらおかしいだろ 事象の地平線の上によく物質が存在できるな 馬鹿なのか?
>>310 貴方は何を言っているのかね?
例えば、既に存在するブラックホールに何らかの物体を落とせば、
徐々に速度を落としながらブラックホールの事象の地平面に近づいていくように見える。
これは、事象の地平面の上に物質が存在する状態なわけだが、何か問題あるのか?
>>311 >徐々に速度を落としながらブラックホールの事象の地平面に近づいていくように見える。
>これは、事象の地平面の上に物質が存在する状態なわけだが、何か問題あるのか?
それは、大発見ですね。
>>312 大発見でも何でもない当たり前のことなんだが、
「事象の地平線の上に物質は存在できる」ことは
同意いただけたと考えてOKかな。
それでは、
>>310 >事象の地平線の上によく物質が存在できるな
というのは何を問題としていたんだろう?
結局、事象の地平線が内部にあっても全然
おかしくないわけだよね。
>>313 >「事象の地平線の上に物質は存在できる」ことは
>同意いただけたと考えてOKかな。
分かりません。証明して下さい。
315 :
312 :2008/12/30(火) 17:53:02 ID:???
こいつ、完全な言葉遊びだもんなw 内部に事象の地平線がある事のおかしさがわからないとは。 薬でもやってんのかな 一人でおかしくないことに決め付けていたりして、 痛々しいw
316 :
302 :2008/12/30(火) 18:20:13 ID:???
317 :
302 :2008/12/30(火) 18:21:17 ID:???
>>313 あなたの言うことが正しいが、事象の地平線の正確な意味(簡単に言うと、
無限遠に到達できない外向きの光的測地線で一番外側にあるもの)を
言って議論を続けようとしても、相手は理解できず、汚い言葉で攻撃してくるだけ。
正しい側が議論に勝てないのは2chではよくあること。撤退をおすすめする。
>>318 >正しい側が議論に勝てないのは2chではよくあること。
wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww wwwwwwwwwww
>313 >大発見でも何でもない当たり前のことなんだが、 >「事象の地平線の上に物質は存在できる」ことは >同意いただけたと考えてOKかな。 よくわからん。 「一般相対性理論入門 ブラックホール探査」(株)ピアソン・エデュケーション 第3章 3.5 無限遠で静止状態からの落下 P.99〜103 からの引用で、 『粒子が事象の地平線r=2M を通過すると、近くの球殻観測者は光速で動いていると観測する。 [球殻と球殻観測者は地平線の中では存在できないし、地平線上でも無理だ。そこでは球殻は無限 の圧力を感じる。地平線における式 dr(shell)/dt(shell) = -(2M/r)^(1/2) の予言は外挿としての極限であると受け取らなければならない] 』 とあるが・・・。 上の式は、無限遠で静止していた自由落下物体が、球殻上に静止している 観測者の目の前を通過する時、その観測者が記録する落下物体の速度で、 ニュートン力学から得られるものと同じだそうな。
>>315 >こいつ、完全な言葉遊びだもんなw
その言葉はそっくりそのまま貴方にお返ししよう。
もっとも、貴方のレスは言葉遊びですらない罵詈雑言が大半のようだが。
>>318 ご忠告ありがとう。
もともと暇潰しでしていることなので、気が向かなくなったら撤退するつもりです。
それと、ご指摘にある「事象の地平線の正確な意味」が正しく共有されていない、
ということが彼らの理解できない原因の最たるものかも知れない。
>>320 俺は誤解していたようだ。
>>302 の言う「事象の地平線の上」とは、事象の地平面の外側のことではなく
まさに事象の地平面の位置を指していたようだ。だとすれば、俺の
>>311 の
主張は的外れな回答だったことになる。この点はお詫びしよう。
だが、結論は変わらない。
>よくわからん。
難しいことではないと思う。前後の文脈を確認していないので曖昧な部分もあるが、
>『粒子が事象の地平線r=2M を通過すると、近くの球殻観測者は光速で動いていると観測する。
これは文面通り、粒子は事象の地平面を光速で通過すると理解すればよいと思う。
この場合の光速とは、事象の地平面に静止した系から測定した速度ということだ。
>[球殻と球殻観測者は地平線の中では存在できないし、地平線上でも無理だ。そこでは球殻は無限
>の圧力を感じる。
これは、おそらく、地平線上(まさに事象の地平面の位置)に静止し続ける構造物が
存在し得ないことを言っているだけだと思う。つまり、粒子は事象の地平面を光速で
通過するが、現実問題としてそれを観測する手段は存在しないということだ。
粒子は事象の地平面を光速で通過する
>>322 「一般相対性理論入門 ブラックホール探査」(株)ピアソン・エデュケーション
を信頼するならば、そういう結論になる。
それと、
>>321 に補足する。
特殊相対論で光速の系からの観測を論じることが意味をなさないように、
一般相対論でも事象の地平面に静止する系からの観測を論じることは
意味をなさないのではないだろうか。現実問題以前に。
そのことを指して、筆者は「外挿としての極限である」と言ったのかも知れない。
324 :
302 :2008/12/31(水) 07:38:18 ID:???
まだやってるw 「今まで言ってきたことが頓珍漢なことは認めるが結論は変わらない」ってw 長生きするよおまえw
>>324 >「今まで言ってきたことが頓珍漢なことは認めるが結論は変わらない」ってw
つまらない詭弁だ。
俺が勘違いしたのは、貴方の書いた「地平面の上」を「地平面の外」と
誤解したことのみ。(貴方の誤解を招きやすい書き方にも責はあると思う)
「地平面の外」に関する説明としては、何ら問題はない。無論、重力崩壊時に
事象の地平面が中心付近で発生し拡大していくことも、そのままだ。
このことに関しては、罵詈雑言ばかりで有効な反論は今のところ1つもない。
また、「地平面上」に関しても、「一般相対性理論入門 ブラックホール探査」
にある通り、「粒子は事象の地平面を光速で通過する」が結論だ。
>長生きするよおまえw
その言葉、そっくりそのまま貴方にお返ししよう。
>>325 >無論、重力崩壊時に
>事象の地平面が中心付近で発生し拡大していくことも、そのままだ。
外から見て、いつ地平面が発生したか、BHの重力はいつから地平面
の中からわき出すか分かりますか? 観測された例はありますか?
LHCの実験で検証できますか?
> 一般相対論が正しいと仮定した上での理論的な予測 これは正確じゃないな。 エネルギー・運動量テンソルが特殊な条件を満たす場合だけね。 その条件が物理的に妥当かはきわめて疑問だけどね。
329 :
302 :2008/12/31(水) 11:09:23 ID:???
内部にそれがあるのはおかしいっていってるだろ? 有効な反論がないって、おまえが馬鹿だからわからないだけだろ? それに対する反論は? 馬鹿だから無理か? >「一般相対性理論入門 ブラックホール探査」にある通り そんなこと書いてねーだろ。一人の馬鹿が馬鹿な解釈してるだけだろ。 一般相対性と特殊相対性をごっちゃにしてるわ 都合のいいときに相対論を使って 都合の悪いときには相対論に反する馬鹿な自論を使って 結論を自分の都合のいいものに摩り替えるだけの自己満足。 馬鹿なくせに上から目線は止めろ。 失礼だろ
>>328 その点は認める。その意味でも、完璧な証拠はない、と述べた。
>>329 >有効な反論がないって、おまえが馬鹿だからわからないだけだろ?
そう言いたければ、その有効な反論を具体的に提示して見せるべきだろう。
勿論、俺が既に反論しているものは除いてだ。具体的に提示できないなら、
俺が分からないのではなく、有効な反論が存在しないということになるね。
>それに対する反論は?
元々存在しない「有効な反論」に反論することはできないし、する必要もない。
>そんなこと書いてねーだろ。一人の馬鹿が馬鹿な解釈してるだけだろ。
では、正しい解釈を具体的に提示してくれ。その解釈が正しいとする根拠付きで。
それができないなら、とりあえず俺の解釈で間違っていない、ということになる。
>一般相対性と特殊相対性をごっちゃにしてるわ
1度その指摘は受けたが、それに対してきちんと反論済みだ。その後、貴方からの
再反論はない。
>都合のいいときに相対論を使って
>都合の悪いときには相対論に反する馬鹿な自論を使って
>結論を自分の都合のいいものに摩り替えるだけの自己満足。
その言葉、そっくりそのまま貴方にお返ししよう。
>馬鹿なくせに上から目線は止めろ。
やれやれ、何ら具体性の無い『反論もどき』の挙句、結局は罵詈雑言で終るか。
これでは議論にならない。貴方が下に見られているとすれば、その原因はまさに
このような貴方自身の態度にあると気が付かないのか?
>失礼だろ
貴方のレスこそが失礼そのものだろう。
331 :
220 :2008/12/31(水) 12:30:19 ID:???
論客も増えてきたのでそろそろハンドルネームを使わせてもらう。
>>300 確かにそうだね。ブラックホールは凍結星とも呼ばれるしこれで通じると思ったが、
以後「凍結する」=「変化しない状態になる」と置き換えよう。
332 :
220 :2008/12/31(水) 12:35:35 ID:???
>>301 >第1に、重力場は事象の地平面によりそのような制約は受けない。
重力場の変化は光速を超えて伝わらない。これは
>>248 >>285 に示した。
>第2に、物質の運動は漸近的に0に近づくが、(貴方の理屈でも)完全に0にはならない。
もちろん。既に何度も何度も何度も説明したがそれに何の矛盾もない。
>第3に、貴方の理屈は事象の地平面が固定されているという前提での話であり、
既に何度も何度も何度も説明したが、実際の地平面は拡大できない。
私も何度も何度も何度もしてきた説明だが、
貴方はこれらの説明に対しなんら反論できていないように見えるが?
>明らかにおかしな話だ。貴方自身、物質の運動が漸近的に0に近づく、と言ったではないか。
>外部から見れば、先に落下した物質の運動は先に0に近づき、後から落下した物質の
>運動はそこまで凍結されていないから、両者の距離は漸近的に縮んでいくではないか。
空間が膨張過程にあればお互いの距離が離れていくのは当然だ。
中性子星近傍の観測者にとっては潮汐力で物体が離れていくように見える。
これを遠方から見た場合、
まあ座標系の取り方によってはいろいろ違う解釈もできるだろうが、
今ここで話しているような座標系の取り方(空間の膨張によって距離が
圧縮される)なら、空間の膨張によって個々の物体間の距離は変化しない。
>外部から見れば、個々の物質の間の距離は漸近的に縮んでいくので、
>密度は漸近的に上昇していく。貴方の理屈でもそうなる筈だが。
もちろん。あくまで漸近的に上昇していく。
333 :
220 :2008/12/31(水) 12:41:40 ID:???
>>302 >試しに地平面が徐々に(どんなに遅くてもいい)拡大している(一般に縮小しないので)
>と仮定して考えてみるといい。あなたの理屈は全て崩壊するから。
こちらが拡大しない理由を説明しているのに、
結論に反する仮定をしてみろという論理がわからん。
>貴方は、一言目には、物質の運動とポテンシャルの2点張りだが、そもそもこの両者は
>時空の地平面の発生要件とは直接関係していない。重要なのは、密度が臨界密度を
>超えるか否かだ。(厳密には、エネルギー・運動量テンソルの値。密度はその1成分。)
地平面の発生要件に直接関係しているのは、エネルギー・運動量テンソルよりも
むしろ重力ポテンシャルの方だ。
>>285 に述べたように、密度やエネルギー・運動量テンソルの変化は伝播が遅延する。
密度が臨界を超えても、ポテンシャルが臨界を超えなければ事象の地平面は発生しない。
>そして、貴方は、二言目には、ポテンシャルの変化の影響が伝わる時間を言い張るが、
>これもまた本質的ではない。なぜなら、ある領域の変化の影響が伝わる必要性など
>そもそも無いからだ。ある領域の密度が臨界密度を超えるという現象自体は独立であり、
情報の伝播が必要ないと?もちろんそんなことはない。
周囲の重力場の変化や圧力が到達しないうちは、周囲の密度が臨界に
達したかどうかすら知る術はない。
中性子星の外殻に物質が衝突したことにより、その重力場の変化や圧力が
中性子星内部に伝わる前に中性子星内部が重力崩壊を始めることもない。
もしそんなことが起これば因果律に抵触する。
ねむい。昼寝するわ。おや/
335 :
220 :2008/12/31(水) 13:15:29 ID:???
おや/大晦日だしゆっくり休んで日頃の疲れを取るといい。 誰?
>>332 >重力場の変化は光速を超えて伝わらない。これは
>>248 >>285 に示した。
重力場が光速の制約を受けないことは、
>>255 に示した。
>もちろん。既に何度も何度も何度も説明したがそれに何の矛盾もない。
ならば、話は早い。物質の運動は漸近的に0に近づくが完全に0にはならず、
従って、有限の時間で臨界密度に達し得る。
>既に何度も何度も何度も説明したが、実際の地平面は拡大できない。
既に何度も何度も何度も指摘したが、貴方は地平面は拡大できないという
前提で論じ、地平面は拡大できないという結論を導いているに過ぎない。
>私も何度も何度も何度もしてきた説明だが、
>貴方はこれらの説明に対しなんら反論できていないように見えるが?
貴方が説明と称するレスは説明足り得ていない。これも何度も指摘したが、
貴方が言っているのは、物質の運動や重力場の変化の伝達といった、
地平面の変動に直接関係しない物理量が漸近的に0に近づくことだけで、
地平面の変動に関係する物理量に関して何も言っていないからだ。
>まあ座標系の取り方によってはいろいろ違う解釈もできるだろうが、
この点が最も重要だ。圧縮されるか膨張するかは、観測者の座標系による。
そして、今論じている観測者の座標系はブラックホールの外の離れた位置だ。
これは、貴方自身が物質の運動が漸近的に0になると言っていることから明らかだ。
(例えば物質とともに落下する観測者から見れば、物質は相対的に静止したままだ)
>今ここで話しているような座標系の取り方(空間の膨張によって距離が
>圧縮される)なら、空間の膨張によって個々の物体間の距離は変化しない。
上記により、個々の物体間の距離は縮んでいくことになり、密度が上昇していく。
密度が上昇していく点については、同意いただけたようだ。
結局、ブラックホールの謎は何も解明されずに来年に持ち越しですね。 無駄な努力、お疲れさんまでした、また来年も気張ってください。 良いお年を! ちょっくら、山に登ります。おさきに/
>>333 >こちらが拡大しない理由を説明しているのに、
>結論に反する仮定をしてみろという論理がわからん。
別に珍しい論理ではない。背理法では、まず結論に反する仮定をする。当たり前のことだ。
ここで俺が言っているのはそうではなく、貴方が述べた事象の地平線の拡大しない理由は、
事象の地平線が静止している(拡大しない)ことを前提としている、という指摘だ。
>地平面の発生要件に直接関係しているのは、エネルギー・運動量テンソルよりも
>むしろ重力ポテンシャルの方だ。
それは正確ではない。アインシュタイン方程式を見てくれ。時空の歪みはエネルギー・
運動量テンソルで決まることがはっきり分かる。重力ポテンシャルもそれに付随して決まる。
>密度やエネルギー・運動量テンソルの変化は伝播が遅延する。
まさにここで、貴方の主張の問題点が噴出している。密度は伝搬するものなのか?
エネルギー・運動量テンソルは伝搬するものなのか?無論、伝搬するものではない。
様々な地点で密度やエネルギー・運動量テンソルの値が各々独立に何らかの値をとり、
たまたまある領域での値がある臨界値を超えていれば、そこが事象の地平面の内側になる。
>密度が臨界を超えても、ポテンシャルが臨界を超えなければ事象の地平面は発生しない。
貴方の主張だと、まずポテンシャルが変化して、そのポテンシャルの変化が時空の歪みを
決定することになってしまうが、一般相対論のどこにそのようなことが主張されているのか?
>情報の伝播が必要ないと?もちろんそんなことはない。周囲の重力場の変化や圧力が
>到達しないうちは、周囲の密度が臨界に達したかどうかすら知る術はない。
すると貴方はこう主張するわけだ。密度やエネルギー・運動量テンソルが他の場所の密度や
エネルギー・運動量テンソルと連絡を取り合ってから、重力ポテンシャルの値を決めたり、
地平面を作ったりしていると。何ともメルヘン話だね。
>もしそんなことが起これば因果律に抵触する。
貴方のメルヘンな主張では確かに因果律に抵触するが、実際は各所の密度が独立に決まり、
その結果たまたまある領域の密度が臨界を超えてただけのこと。因果律には抵触しない。
339 :
220 :2009/01/03(土) 00:32:49 ID:???
>>337 >無駄な努力、お疲れさんまでした、また来年も気張ってください。
>良いお年を! ちょっくら、山に登ります。おさきに/
あけましておめでとう/
もう山には登ってきたと思うが、それは無駄な努力だったかな?
もちろんそんなことはなかったと思うが。
340 :
220 :2009/01/03(土) 00:48:05 ID:???
>>336 >>重力場が光速の制約を受けないことは、
>>255 に示した。
これのことか?
>仮想粒子自体に光速の制限はないが、仮想粒子の交換の結果として生じる
>物理現象は光速の制限に縛られる。
光速の制約を受けないが、生じる物理現象は光速の制約に縛られるって?
その説明に意味があると思う人がいるだろうか?
>ならば、話は早い。物質の運動は漸近的に0に近づくが完全に0にはならず、
>従って、有限の時間で臨界密度に達し得る。
例えば1-Σ0.5^nのように常に値が減っていっても有限回数では
0に到達しえない数列があることは理解していただけない?
>既に何度も何度も何度も指摘したが、貴方は地平面は拡大できないという
>前提で論じ、地平面は拡大できないという結論を導いているに過ぎない。
今までさんざん説明してきたことを覚えておられないようなのでもう一度まとめよう。
・事象の地平面発生に直接関係しているのは重力ポテンシャル
・ある領域の重力ポテンシャルは臨界に近づくほど変化がゆっくりになり
有限の時間内に臨界ポテンシャルに達することはできない。
・以上の理由から、有限の時間内に事象の地平面は発生できない。
同様にもともと事象の地平面がどこかに存在した場合でも、
その外側のあらゆる領域は有限の時間内に臨界ポテンシャルに
達することはできない。つまり事象の地平面は拡大できない。
341 :
220 :2009/01/03(土) 00:51:36 ID:???
>>336 (続き)
>この点が最も重要だ。圧縮されるか膨張するかは、観測者の座標系による。
>そして、今論じている観測者の座標系はブラックホールの外の離れた位置だ。
>これは、貴方自身が物質の運動が漸近的に0になると言っていることから明らかだ。
>(例えば物質とともに落下する観測者から見れば、物質は相対的に静止したままだ)
観測者の座標系では、内部の空間が膨張しても物質の位置は変わらない。
観測者から見た物質の運動は漸近的に0に近づく。
物質とともに落下する観測者から見れば物質同士は潮汐力によって離れていく。
空間が膨張過程にあるならより大きな潮汐力を感じることになる。
>密度が上昇していく点については、同意いただけたようだ。
そりゃそうだ。そんなところは誰も否定していない。
逆に空間が膨張しても観測者から見て密度が高くならないことは同意していただけたかな?
342 :
220 :2009/01/03(土) 00:58:56 ID:???
>>338 >別に珍しい論理ではない。背理法では、まず結論に反する仮定をする。当たり前のことだ。
背理法ってご存知?
私の結論に反する仮定をしても、私の結論が正しいことを証明するためにしか使えないと思うが?
>それは正確ではない。アインシュタイン方程式を見てくれ。時空の歪みはエネルギー・
>運動量テンソルで決まることがはっきり分かる。重力ポテンシャルもそれに付随して決まる。
貴方が拠り所にしているのはシュヴァルツシルトブラックホール解だろう?
あれは事象の地平面内にもともと質量が分布するときの解、
ブラックホールが定常状態になっているときの解だ。
外部から物を投げ入れたときのブラックホールの時間的な変動を示すものではない。
もう一度まとめよう。
・エネルギー・運動量テンソルによる時空の歪みは光速度で伝播する。
光速度で伝播するものは事象の地平面に到達できない。
・事象の地平面の近傍では時空の歪みは漸近的に臨界に近づいていく。
しかし臨界に近づくほど時空の歪みの変化がゆっくりになり
有限の時間内に臨界に達することはできない。
343 :
220 :2009/01/03(土) 01:04:42 ID:???
>>338 (続き)
>エネルギー・運動量テンソルは伝搬するものなのか?無論、伝搬するものではない。
もちろん、エネルギー・運動量テンソルによる時空の歪みは伝播する。
一光年先のどんな質量の恒星をどんな運動量で動かしてみたところで、
時空の歪みが伝播するには一年かかる。
一年以内にその時空の歪みが伝播することも、時空の歪みにより事象の地平面が
発生して重力崩壊が始まるというような現象ももちろん起こらない。
>すると貴方はこう主張するわけだ。密度やエネルギー・運動量テンソルが他の場所の密度や
>エネルギー・運動量テンソルと連絡を取り合ってから、重力ポテンシャルの値を決めたり、
>地平面を作ったりしていると。何ともメルヘン話だね。
メルヘンではなく物理の話だ。
一光年先の恒星が急に接近しても、この場の重力ポテンシャルが下がるのは一年先になる。
もちろんこれを仮想粒子で超光速通信するとか言い出せばメルヘンだと思うが、
まあそんな人はいないだろうね。
>貴方のメルヘンな主張では確かに因果律に抵触するが、
時空の歪みが光速で伝播するなら、あなたの主張は因果律に抵触することは
認めていただいたようだね。
自作自演すんなよ馬鹿
かくて、今年も無駄な努力は繰り返されるであった・・・・・
346 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/04(日) 11:19:10 ID:7scLCRDK
>>220 ブラックホールは、存在しないし。
何も飲み込まないと?主張されるのか???
門外漢ですが、二人の議論が噛み合わないのは座標系の取り方がちがっているようにおもえるんだけど A事象の地平面はできない=遠方からの観測者の座標系での話 外からもし可視光で観察できたとするとブラックホールになる寸前の状態で凍結して見える B事象の地平面はできる=中性子星の座標系での話 事象の地平面は観測されず、ただ特異点に向かっておちていく ちなみに、Aの事象の地平面は見かけ上の特異点になるがBの座標系ではとくになんの異常も認められない なんて話を読んだことがありましたが、関係ない?
>>347 >ちなみに、Aの事象の地平面は見かけ上の特異点になるがBの座標系ではとくになんの異常も認められない
>なんて話を読んだことがありましたが、関係ない?
そこに、大きな落とし穴があるのだよ。
事象の地平面から先への延長は、「解析接続」をやってるのだが、
それは、なんら物理的根拠のあることではないのだ。
例えばだよ、林檎を投げれば、放物線を描く。数学的には、解析
接続すれば、放物線は何処までも延長できる。しかし、林檎は、実
際には地面にぶつかって粉砕される。
事象の地平面から先への延長が、しかし最期には「特異点」に達し、
物理が完璧に破綻する。それは、事象の地平面から先への「解析接続」
が、物理的には不当なものであったからだ。
349 :
347 :2009/01/05(月) 10:31:25 ID:???
↑あからさまに矛盾してますね、すみません 事象の地平面に近付くにつれ漸近的に時間が遅れて到達できない=遠方からの観測者の座標系での話で、ブラックホールに落ちていく人の座標系では事象の地平面は何の異常もなく通過して、ただ逆戻り出来なくなるだけだと理解してますが、この議論とは関係ない?
350 :
347 :2009/01/05(月) 10:45:07 ID:???
>>348 さん、レスありがとうですがどう繋がるのかよく理解できなくてすいません
ただ専門家の方々の議論は非常に面白い(ろくに理解できてないですが)ので、なるべく冷静に、揚げ足取りやばり雑言にならないようにしていただけると、より有意義になるかと思います
ドシロウトが失礼しました
351 :
大熊猫星人 :2009/01/05(月) 14:27:44 ID:???
以前にも記載したけどにょ。 平坦時空から観測しても、重力崩壊はにゃかにゃか派手なイベントだにょ。 事象の地平線は、ある範囲を持って忽然と出現するものだにょ。 その後は、質量を飲み込んであたかもエントロピーが増大するが如くに その表面積を広げるにょ。
一般が「絶対に間違い理論」であれば、シュヴァルツシルト半径を含めBHを討論する余地はあるが、 一般には、BHという特殊解から特異点が生じてしまう時点で理論と呼べるべきものなのかどうか 一般を認めることは、この世に特異点の存在を認めてしまう事にもなる しかも特殊とも量子力学にも統合できない まずは、BHより一般相対性理論を討論するべきだろう
とーろん?
354 :
220 :2009/01/07(水) 20:13:51 ID:???
>>354 >以下は「ブラックホールは存在しない」という論文の記事だ。
もちついて、よーく嫁。
上は確かに「ブラックホールは存在しない」という論文の記事だが、
記事の筆者(あるいは論文の筆者自身)の物理学に対する理解が
浅くて、明らかに勘違いしている内容だ。
そして下は、「ブラックホールは存在しない」という論文の誤りを指摘し、
否定している内容だ。
なんか必死の人いるけど、BHがないことになるとヤバいことあるのかな?
私は、重力崩壊では有限時間内にブラックホールはできないという立場をとる者です。 私がブラックホールが有限時間内にできないと思う理由は、すでにこのスレでも書かれていたとおり、重力崩壊をおこした重い星の表面ではきわめて重力(時空の歪み)が大きくなり、結果その付近の時間の進み方も遅くなっていくためです。 確かに、「ブラックホールはできる派」の方が書かれているように、そのような星の表面でもわずかに時間は進んでいきます。しかし、重力が強くなるとともに時間の進み方も漸近的に遅くなっていきます。 結局、事象の地平線が現れ、ブラックホールとなるためには無限の時間を要します。 たとえるなら、物質を加速し続ければ僅かずつでも速度は増していくが、いつまで加速してもけっして光速には達しない(あるいは無限時間加速し続けないと光速には達しない)というのに似ていると思います。 以上から、我々の宇宙にはブラックホールは存在しえないといえると考えるのです。 これは、相対性理論が正しいとすれば当然の帰結だと思うので、どうして世界中の物理学者たちがこのような立場をとらないで、ブラックホールが存在した場合の問題点ばかり議論しているのか不思議です。 なお、ここからは私の予測、あるいは哲学になってしまうかもしれませんが、あえて言わせていただきます。 もしも星の重力崩壊によるものではなく、宇宙開闢の最初からブラックホールあったとすれば、すでにこの宇宙のどこかにブラックホールがあっても良いことになります。 しかし、これは私は、 「加速し続けても光速に達することができないなら、最初から超光速で飛んでいる物質をさがそう」 というのと同じでナンセンスだと思います。 我々の宇宙が超光速を許さないのと同様に、事象の地平線の存在もまた許されないだろうと考えるからです。
はいはい電波電波
実際にブラックホールが存在するとしても、 その原理を理論で証明される前に、観測で証明される方が先になるだろう いい加減、ブラックホール単体でいくら考えても無駄って事分かれよ てか、シュヴァルツシルト半径から特異点が出ないように、 一般相対性理論を修整できないかとか考えた方がよっぽど賢明なんじゃねーの
>>361 夢のないことを言うなよ。
君だって、死後の世界は検証不可能かもしれないが、
死後の世界があると考えた方が死ぬのが楽しいだろ。
お星様だって同じさ。死ぬのは怖し。そこで、
お星様のあの世として、ブラックホールを思いついたのさ。
人は死ねば死体が残る。死体の存在はもはや観測的に疑いない。
このことは、あの世の存在を完璧に証明している。
同じように、観測により、お星様の死体が多数発見された。
つまり、お星様にもあの世があることを完璧に証明されたのだ。
常識とか適当を当てはめた哲学とか宗教に全く興味はないな
364 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/08(木) 19:57:18 ID:w8YyITCt
それでは逆におたずねしますが、 重力崩壊していく過程で時間の進みが無限に遅くなっていくのでブラックホールはできないという点について なにか論理的に納得の行く反論を提示していただけませんか?
外から見てでは分からないけど、中には出来ているんだよ。 それを否定する根拠はないだろ?
アンカー付けろよ どのレスに対して言ってんの?
問題はBHが生成される過程とかではなく、特異点が生成されるかどうかなんだよな 今のところBHについては、人それぞれ想像張り巡らせて好き勝手妄想語ってればいいんじゃないの
368 :
220 :2009/01/08(木) 20:23:41 ID:???
>>356 記事の方は適当に検索したので何が書かれているかは知らんが、
読んで欲しいのは記事の方じゃない。
記事は検索すればいくらでも出てくる。
言いたいのは、ブラックホールが存在しないという論文が
公的に発表されており、一般相対論の立場からも充分に
正当な理論だと言うことだ。
論文が出るまえにも何度か聞いたことがある、非常に真っ当な
意見で
>>359 のようにこの意見を支持している人は多い。
>>364 >>365 ログを読め。
それに対して反論があれば書いてくれ。
キレた方の負け。
>>368 >言いたいのは、ブラックホールが存在しないという論文が
>公的に発表されており、一般相対論の立場からも充分に
>正当な理論だと言うことだ。
腐った餌には、だれも食いつかんぞ。もっとおいしいえさくれよ。
ブラックホール≒事象の地平線の間接的観測 じゃないの? 地平線までしか物理学が通用しないんだから、内部に適応する物理学とうまいこと接続できる物理学を 提示もしくは周知された状態で話し合わないと"ある" "ない"で言い合うのは無意味
>>371 >地平線までしか物理学が通用しないんだから
地平線は物理的対象として観測できるのかね?
同一理論で、「存在する」と「存在しない」という解が出るなら、矛盾が出て理論的に成り立たない 99%の学者はシュヴァルツシルトの解を押すだろう どちらにしても、特異点問題は回避できない
>>373 >シュヴァルツシルトの解
君の言う「シュヴァルツシルトの解」とは何のことかね?
理論上でBHを語っても無意味って事だ
376 :
大熊猫星人 :2009/01/09(金) 01:47:19 ID:???
>>359 >重力崩壊をおこした重い星の表面ではきわめて重力(時空の歪み)が大きくなり、結果その付近の時間の進み方も遅くなっていくためです。
これは間違いにょ。
事象の地平線は、通常重力崩壊寸前の星の表面には出来ないにょ。
だから、星の表面での時間はそれほど遅延しないにょ。
>>364 >重力崩壊していく過程で時間の進みが無限に遅くなっていく
まさに重力崩壊を起こしつつある恒星中心部では、中性子ガスが爆縮する恒星外側質量に圧縮され。
クウォークグルーオンプラズマ中心核を急速に成長させるにょ。
この液状中心核半径が臨界半径に達すれば、事象の地平線は忽然と液状中心核を包括する様に生成するにょ。
一端発生した事象の地平線は、中性子ガスを光速で吸い込みながら成長するにょ。
平坦時空から見ても、壮大なイベントだにょ。
別の言い方で判り易く説明するにょ。
事象の地平線形成が近ずくにつれ局所時間は遅れていくが、局所時間とは無関係に平坦時空から見た中心方向の空間座標は圧縮されていくにょ。
中心方向の空間座標が圧縮されていけば、平坦時空から観た有限時間で臨界密度に到達するにょ。
すると、臨界密度領域を包括する様に事象の地平線が忽然と出現するにょ。
-6点
>>376 重力崩壊寸前の星なんだから
当然事象の地平線はできてませんよ。
けれども時間の進みは極限まで遅くなるので、事象の地平線はいつまでたってもできないのです。
もしもあなたのおっしゃるように
意外と時間の進みが遅くならずに
忽然と事象の地平線が忽然と現れるとすると
その瞬間に時間の進みが止まるわけで
そこに連続性がありません。
重力が強まるとともに時間の進みがゼロに徐々に近づいていくと考える方が自然ではありませんか?
ご無沙汰していた。定量的に議論しないと埒が明かないと思い、調査と検討をしていた。
まず、物体がブラックホールに落ちる際、物体から見ると何事もなく事象の地平面を通過し
有限時間でブラックホールの中心に到達するのに、外部から見ると事象の地平面に近付く
に従い漸近的に速度が遅くなり事象の地平面に到達するまで無限の時間がかかる問題だ。
これは単に、外部から見た場合の座標系の取り方が悪いだけだ。
座標系の取り方が悪いせいで、見かけ上は奇妙な現象が生じるのは、物理学ではよくある。
例えば、特殊相対論において、光速で運動する座標系を取ることは可能だ。だが、そうすると
ローレンツ変換が発散して時間が止まったり長さが0になったりといった奇妙な現象が起きる。
これは座標系の取り方が悪かったのであり、光速未満の座標系を取れば正しく議論できる。
事象の地平面も然り。落下する物体が事象の地平面に到達するのに無限の時間がかかる
ように見えるのは、座標系の取り方が悪いことが原因で起こる見かけの特異性でしかない。
実際、
>>354 の下のリンク先に書かれている通り、Kruskal座標のような適切な座標系を取れば
落下する物体が事象の地平面に有限時間で到達し通過していくことが分かる。
一生ご無沙汰してろよ 基地外君
前レスで、落下する物体が事象の地平面で凍結する問題は解決だが、重力崩壊時の天体など 事象の地平面が天体の内部に発生すると予想されるケースでは、話はより直観的になる。 以下に、シュバルツシルトの内部解を示す。M:天体の質量、R:天体の半径、である。 一般に天体内部の密度は中心ほど高いが、今は簡単のため密度は一定と仮定している。 ds^2={(3/2)√(1-2GM/c^2/R)-(1/2)√(1-2GMr^2/c^2/R^3)}c^2dt^2-dr^2/(1-2GMr^2/c^2/R^3)-r^2(dθ^2+sin^2θdφ^2) ここで、c^2dt^2の項の係数(g00)が0になる面は「無限赤方偏移面」と呼ばれている。 その名の通り、赤方偏移が無限大になる面で、外部から見れば時間が止まる面だ。 一方、dr^2の項の係数(g11)が∞になる面が「事象の地平面」だ。 (式を見る限り、事象の地平面は天体の外に発生することになってしまっているが、 これは密度一定という一般にあり得ない仮定のためだろう。重力崩壊中の天体の様に 中心に高密度な中性子星があり外側が比較的低密度なガスで構成されている場合なら、 事象の地平面は式から得られる位置よりやや上に移動するが天体の内部に生じるだろう) ここで重要なのは、「無限赤方偏移面」と「事象の地平面」の位置が一致しないことだ。 これは珍しいことではなく、例えばカー解でも両者の位置は一致しない。 シュバルツシルトの外部解(真空解)では、両者は重力的半径という同じ位置にあるので、 外部から見ると事象の地平面に近づくに従い漸近的に時間が遅れるという現象があった。 しかし、今のケースでは、 無限赤方偏移面:3R√(1-4c^2R/9/G/M) 事象の地平面 :R√(c^2R/2/G/M) となり、両者の位置は異なる。そして、無限赤方偏移面は常に事象の地平面の内側に存在する。 以上の議論から興味深い知見が得られる。即ち、ブラックホールの内部にある事象の地平面では、 外部から見ても時間は凍結されていない。従って、物体は事象の地平面を有限時間で通過する。 (ちなみに、事象の地平面が存在しない場合は、無限赤方偏移面も存在しないことが式から分かる) これならば、重力崩壊時に事象の地平面は有限時間で発生するし、拡大もする。
前レスの議論から予想される、事象の地平面が生成されるシナリオはこうだ。
事象の地平面が存在しない条件下では無限赤方偏移面も存在しないので、
物体は普通に落下し、有限時間で臨界密度を超えて事象の地平面が発生する。
同時に無限赤方偏移面も発生するが、常に事象の地平面の内側にあるため、
物体の速度は漸近的には遅くならず有限時間で事象の地平面を通過する。
事象の地平面は拡大し、追い上げるように無限赤方偏移面も拡大する。
天体の全体が事象の地平面に飲み込まれた時点で無限赤方偏移面が追い付き
両者は一致する。こうして、シュバルツシルトブラックホールが形成される。
>>380 反論があるならばきちんと根拠を述べて反論するべきだ。
>>378 その主張の誤りは、「事象の地平面」と「無限赤方偏移面(時間の進みが極限まで遅くなる面)」が
常に一致すると決めつけてしまったことだ。
>>381 で定量的に論じた通り、天体内部では両者は一致しない。
上のシナリオに記載した通りだ。
>>368 いや、既に指摘されている通り、ブラックホールが存在しないと言っているのは上のリンクだけで、
しかもそれはトンデモで、下のリンクはそれを否定しているわけなんだが。
貴方の言っていることは、「相対性理論は間違っている」でググると沢山の記事が引っかかるから、
「相対性理論は間違っている」は正当な理論だと言っているようなものだぞ。
383 :
302 :2009/01/10(土) 09:54:27 ID:???
>「事象の地平面」と「無限赤方偏移面(時間の進みが極限まで遅くなる面)」が常に一致する 誰もそんな事言ってないだろこの吉外 それが中にあるのはおかしいって言ってるだろ 馬鹿が
>>381 お前は馬鹿か?
dr^2の項の係数(g11)が∞となるrが存在する為の条件は、
1-2GM/c^2/R < 0
だろう。
すると、c^2dt^2の項の係数(g00)が常に虚数になるんだよ。
つまり、内部解は、特異点が存在しない場合にのみ成り立つ解なの。
半径Rと質量Mとの逆マージンは考えちゃいけないの。
あれじゃない。アキレスと亀。 BHに落ちる人が、一秒毎に光るライトを持って落ちる。落ちた人は5秒で落ちた。 外から見る人は点滅がだんだん長くなるのを確認したが、5回以上は点滅は見れなかった。 ちがうか。
もしかして、ここは、蜃気楼について語るスレですか?
387 :
302 :2009/01/10(土) 13:22:08 ID:???
ここの吉外の手口は、聞きかじった理屈と理屈を嘘でつなぎ合わせて ひとつの変わらない結論に持っていくだけなのだ。 だから、なまじ理屈を与えてはいけない。結局その理屈も嘘でつなぎ合わせて 同じ結論を主張するだけだ。みえみえの自作自演もしているし。 嘘だけを淡々と指摘すればよし。
388 :
220 :2009/01/10(土) 14:49:57 ID:???
>>387 理屈を与えず議論に勝つだけで何か得があるわけでもなし、
理屈があればどんどん与えあってよいと思うぞ。
相手の勘違いだけでなく自分の勘違いでも見つかれば儲けものだ。
389 :
220 :2009/01/10(土) 14:55:20 ID:???
>>379 >実際、
>>354 の下のリンク先に書かれている通り、Kruskal座標のような適切な座標系を取れば
>落下する物体が事象の地平面に有限時間で到達し通過していくことが分かる。
遠方の観測者にとって、落下物が事象の地平面に有限時間で到達
できないのはKruskal座標でも同じだ。
ttp://www.geocities.jp/guzuryu/BlackHole01/ch2.html この図でt=∞のラインは、遠方観測者にとっての有限時間内に超えることができない。
座標系の取り方を変えたところで因果関係が変わるはずなかろう。
>>381 >となり、両者の位置は異なる。そして、無限赤方偏移面は常に事象の地平面の内側に存在する。
それは逆だ。これの5ページ目の図を見てほしい。
無限赤方偏移面は常に事象の地平面の外側に存在する。
ttp://members3.jcom.home.ne.jp/nososnd/grel/hori.pdf 落下物は無限赤方偏移面は通過できる(時空の引きずりでぐるぐる回りながら)
が、事象の地平面は有限時間内に通過できない。
>>382 >事象の地平面が存在しない条件下では無限赤方偏移面も存在しないので、
>物体は普通に落下し、有限時間で臨界密度を超えて事象の地平面が発生する。
上に述べたように、無限赤方偏移面と事象の地平面の位置関係が逆だ。
カー解だろうがなんだろうが、物質の落下や重力ポテンシャルの変化は
事象の地平面ができようとするところで漸近的に0に近づくため、
有限時間内に事象の地平面は発生できない。
>>379 >実際、
>>354 の下のリンク先に書かれている通り、Kruskal座標のような適切な座標系を取れば
>落下する物体が事象の地平面に有限時間で到達し通過していくことが分かる。
40年前のブルーバックスの解説レベルの間違いですね。
昔の解説本では次のように書いてありました。
仮にブラックホールに落下していく人が潮汐力などの影響を受けることなしに無事でいたとして、
ブラックホールから十分に離れている人から見て、落ちていく人の時間の進みは外から見てだんだんと遅くなり
事象の地平線に達するには無限の時間がかかります。
しかし、その落下する人にとっては時間は普通に過ぎて行き、有限の時間で事象の地平線に達しさらにその中に落ちていきます。
たぶん、ブラックホールはできるという人たちはこの誤謬にひっかっかっているのだと思います。
というのは、次のように
ブラックホールの外から見て、ブラックホールの表面の時間は止まっているように見えるが
ブラックホールの内部の時間はちゃんと流れている。
というような表現が見られるからです。
しかし、ブラックホールに落ちていく人にとって時間が正常に流れていくよう鬼見えるからといって
ブラックホールから我々にとって1時間たったときに、ブラックホールに落ちていく人にとっても1時間が過ぎるわけではありません。
たとえば、われわれにとって1時間たったときに、ブラックホールに落ちていく人の時間の進み方が遅くなって
1分しかたっていないようにみえたなら、ブラックホールに落ちた人にとっても1分しかたっていないのです。
しかし、彼自身の時間の進みもゆっくりになっているので彼が自分の時間の進みが遅くなったように感じることはありません。
結局彼は有限の時間に事象の地平線に達したように思うかも知れませんが、そのとき外部では無限の時間がたっているのです。
>>384 >つまり、内部解は、特異点が存在しない場合にのみ成り立つ解なの。
よく読むように。最初の方で「今は簡単のため密度は一定と仮定している」と書いている。
密度は一定なので当然、特異点は存在しない。また、事象の地平面も存在しない。
dr^2の項の係数(g11)が∞となるrは天体の外部であり、天体の外部ではシュバルツシルトの
外部解(真空解)が成り立つからだ。外部解で計算すると、この天体はブラックホールではない。
だが、そうなる原因はあくまで「簡単のため密度は一定と仮定」(かつ静的と仮定)したことにある。
一般に重力崩壊中の天体は密度一定ではないし静的でもない。例にも挙げたように、中心に
高密度の中性子星が存在し、その周囲を比較的低密度のガスが取り巻くような状況(大抵の
重力崩壊ではこのような状況になる)ならば、時空の軽量に及ぼす影響は中心の高密度な
中性子星によるものが支配的なので、中性子星の外部ではあるがただし周囲のガスの中
(即ち天体の内部)に事象の地平面が発生することはあり得る。
具体的には、中性子星の半径をRnとして、r=√(c^2Rn^3/(2GM))の位置に事象の地平面が発生する。
>すると、c^2dt^2の項の係数(g00)が常に虚数になるんだよ。
大変申し訳ない。それは俺が式を書き間違えたせいだ。正しくは、下記の通りだ。
ds^2={(3/2)√(1-2GM/c^2/R)-(1/2)√(1-2GMr^2/c^2/R^3)}^2c^2dt^2-dr^2/(1-2GMr^2/c^2/R^3)-r^2(dθ^2+sin^2θdφ^2)
c^2dt^2の項の係数(g00)に2乗を付けるのを失念していた。これで、虚数になる心配はなくなった。
>dr^2の項の係数(g11)が∞となるrが存在する為の条件は、
>1-2GM/c^2/R < 0
>だろう。
よく分からない。それは、天体が自重を支え切れずに重力崩壊を起こす条件ではないかな?
余談だが、TOV方程式からはより厳密な重力崩壊の条件が得られて、1-9GM/4c^2 < 0となる。
面白いことに、この条件下では必ず無限赤方偏移面が発生する。
まさに
>>382 に書いたシナリオの状況が成立するのだ。
>>383 >誰もそんな事言ってないだろこの吉外
ならば、「事象の地平面」と「無限赤方偏移面」は必ずしも一致しないということだね。
>それが中にあるのはおかしいって言ってるだろ
必ずしも一致せず、中にあるのもおかしいならば、常に外にあるということになる。
では、「無限赤方偏移面」は「事象の地平面」の常に外にあることを定量的に示してくれ。
>>387 あえて言わせてもらおう。その言葉そっくりそのまま貴方にお返しする。
>>388 同意だ。俺も自分の書いた式のミスを見つけられた。
>>389 >遠方の観測者にとって、落下物が事象の地平面に有限時間で到達
>できないのはKruskal座標でも同じだ。
それは了解している。ただし、正確に言えば、こうなる。
落下する物体は事象の地平面に有限時間で到達し通過していく。
しかし、遠方の観測者がその様子を観測するまでには無限の時間がかかる。
落下物は事象の地平面に有限時間で到達している事実に変わりはない。
ただ、遠方の観測者がその事実を観測するまでに無限の時間が経ってしまうだけだ。
>無限赤方偏移面は常に事象の地平面の外側に存在する。
そのサイトは以前閲覧した。よく読んで欲しい。その図は「カーブラックホール」の場合の図だ。
ブラックホールは存在しないおキリッ って言ってる人達、コテハン付けないかなあ
>>389 >事象の地平面ができようとするところで漸近的に0に近づくため、
それはおかしい。現に貴方も紹介しているサイトでは、カーブラックホールでは、
無限赤方偏移面が事象の地平面の外側にあることが示されているではないか。
つまり、事象の地平面ができようとするところで漸近的に0に近づいてはいない。
シュバルツシルトの内部解(かつ、密度が一定でない場合)では状況は更に異なる。
無限赤方偏移面は事象の地平面の常に内側にある(もしくは元々存在しない)
そもそも考えてみてほしい。天体の外部と天体の内部とで重力ポテンシャルの
形状が同じであるわけはないではないか。事象の地平面が存在する場合も然りだ。
>>390 >40年前のブルーバックスの解説レベルの間違いですね。
その言葉そっくりそのまま貴方にお返ししよう。
まさにKruskal座標が考えだされる以前にあった誤解そのものではないか。
>結局彼は有限の時間に事象の地平線に達したように思うかも知れませんが、
>そのとき外部では無限の時間がたっているのです。
1点誤りがある。事象の地平線に達したように「思う」のではなく、実際に達しているのだ。
ただし、「そのとき外部では無限の時間がたっているのです」というのはその通りだ。
しかし、外部で無限の時間が経ったとして、何も問題はない。彼は既に事象の地平線に
達しているのだから。
>>393 一部の人は数字を付けてくれているので、それで何とかするしかないと思う。
>>394 >ただし、「そのとき外部では無限の時間がたっているのです」というのはその通りだ。
これを認めていただいてありがとうございます。
>しかし、外部で無限の時間が経ったとして、何も問題はない。彼は既に事象の地平線に
>達しているのだから。
ということは、ブラックホールに飛び込んだ人が事象の地平線に達することはできるが、
それは外の人にとって無限の時間が経過したときなのですよ。
ということは、外部で無限の時間がたつまでは事象の地平線に達することは無い。
言い換えれば有限の時間では事象の地平線に達することはできないということを認めたということですよね。
LHCでミニブラックホールできるから。 BHの中と外の間に通過するのに永遠の場ができるなら、 BHはできないか、もしくは蒸発しないので、わかるんじゃないだろか。 単に見た目遅くなるだけで、スコンと行くと思うけど。
>>395 >ということは、ブラックホールに飛び込んだ人が事象の地平線に達することはできるが、
>それは外の人にとって無限の時間が経過したときなのですよ。
勿論、認める。
>ということは、外部で無限の時間がたつまでは事象の地平線に達することは無い。
表現が曖昧だ。
飛び込んだ人にとって、外部で無限の時間がたつまでは自分は事象の地平線に達することは無い。
>言い換えれば有限の時間では事象の地平線に達することはできないということを認めたということですよね。
これも表現が曖昧だ。
飛び込んだ人にとって、外部で有限の時間では自分は事象の地平線に達することはできない。
結局、最初の「ブラックホールに飛び込んだ人が事象の地平線に達することはできるが、
それは外の人にとって無限の時間が経過したときなのです」の裏返しに過ぎない。
何も問題はないと思うが。
>>397 これを認めたということは、
重力崩壊をした星の表面が、事象の地平線が現れるほどにその星に落ち込むには無限の時間がかかるということを認めたということですよね。
できるまでに無限の時間がかかるということは、言い換えれば永久にできないということになるわけですから、結局ブラックホールはいつまでたってもできないと。
蜃気楼について、死ぬまで語れ。
400 :
302 :2009/01/10(土) 19:41:54 ID:???
日本語も理解できない吉外へ 無限何とかがどうのとか俺は言ってないから 事象の地平線が内部にあるのはおかしいっていってるだろ? ぐうの音も出なくなると >その言葉そっくりそのまま貴方にお返しする。 詭弁はよせ。馬鹿の癖にw
>>398 >できるまでに無限の時間がかかるということは、言い換えれば永久にできないということになるわけですから、
>結局ブラックホールはいつまでたってもできないと。
勿論、 『 認 め な い 』 。先ほど俺が認めた主張とは条件がまるで変わっており、認められるわけがない。
俺が認めた貴方の主張はこうだ。
ブラックホールに飛び込んだ人が事象の地平線に達することはできるが、
それは外の人にとって無限の時間が経過したときなのですよ。
ブラックホールに飛び込むと言っている以上、ブラックホールは既にそこに存在していると理解できる。
(実はそう言うつもりはなかったということなら指摘して欲しい。「勿論、認める。」と言ったのは撤回するから。)
俺が認めたのはあくまで以下のことだ。
既にそこに存在しているブラックホールに飛び込んだ人は有限時間で既にそこに存在している
事象の地平線に達することができる。ただし、それは外の人にとって無限の時間が経過した後である。
その裏返しとして以下のことも認めた。
既にそこに存在しているブラックホールに飛び込んだ人にとって、
外部で有限の時間では自分は既にそこに存在している事象の地平線に達することはできない。
>重力崩壊をした星の表面が、事象の地平線が現れるほどにその星に落ち込むには無限の時間がかかる
この場合、その星は重力崩壊の最中で事象の地平面もまだ現れておらず、即ちブラックホールはまだ存在しない。
当然、無限赤方偏移面もまだ存在しないので、星の構成物質はそれ自体にとっても 『 外 の 人 に と っ て も 』
有限時間でその星に落ち込む。従って、 『 外 の 人 に と っ て も 』 有限時間で、事象の地平面が現れる。
ただし、事象の地平面が現れるのは星の内部なので、シュバルツシルトの内部解により無限赤方偏移面は
事象の地平面の内側に現れる。従って、やはり、星の構成物質はそれ自体にとっても 『 外 の 人 に と っ て も 』
有限時間で事象の地平面に到達する。最後に星の表面が有限時間で事象の地平面に到達した時、
ようやく無限赤方偏移面が事象の地平面に一致する(両方とも拡大してきて追いつく)。
結果、ブラックホールが形成される。
ブラックホールには地平線の定義が二種類あります. 議論をする以前に,そこをはっきりさせる必要があると思います. 一つは,その面の内側の点を出発した光が外に向かっては進めないというも ので,見かけの地平線と呼ばれるものです. これは,ペンローズの特異点定理に関連して出てきます. もう一つは,その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できな いことを示すもので,事象の地平線とか絶対的地平線とか呼ばれます. 定義から事象の地平線はナル面(光と同じ速さで広がっていく面)です. こちらは,ホーキングの面積定理に関連して出てきます. シュバルツシルトブラックホールやカーブラックホールのような定常解では二 つの定義は一致します. 一般には,後者の事象の地平線で囲まれた領域をブラックホールと呼ぶことが 多いようですが,この定義は未来の光の軌道まで分からないと決められないた め(もし観測者が事象の地平線の内側にいたとしてもその時点では分からない はずです),シミュレーションなどでは見かけの地平線でブラック ホールが 出来たか判断することもあるようです.
>>402 の続き.
一様な塵状球の重力崩壊の場合,見かけの地平線は球がシュバルツシルト球面
を通過するまでは発生しません.
定義上,観測者がその地点で留まって見かけの地平線の発生を見届けることは
できません.そもそも,それ以前に観測者が落下してしまいますね.
一方,事象の地平線は特異点が発生するより前に原点において発生し(宇宙検
閲官仮説が守られている),それから外に向かって広がっていき,球がシュバ
ルツシルト球面を通過して以降はシュバルツシルト球面に一致します.
実際に計算してみると,球の固有時間をτを
c τ = (1/2) √(R^3/a) (η + sinη)
(R: 球の半径の初期値,a: 球のシュバルツシルト半径)によって媒介変数η
で表したとすれば
(1) 事象の地平線が発生するのは η = π - 3 asin√(a/R),
(2) 見かけの地平線が発生するのは η = π - 2 asin√(a/R),
(3) 特異点が発生するのは η = π (c τ = (π/2) √(R^3 / a))
という時系列で起こることになります.
>>399 蜃気楼とは上手い喩えかも知れない。
事象の地平面と言ってもそこに何らかの実体が存在するのではなく、蜃気楼のようなものだ。
物体が落下しても、何もなかったかのように事象の地平面を通過していくだろう。
>>400 >無限何とかがどうのとか俺は言ってないから
ならば、貴方の主張の誤りの原因は、無限赤方偏移面を考慮しなかったことにあると言えるだろう。
もっとも、俺も他人のことは言えない。俺が過去に「事象の地平面が拡大して物質を飲み込む」と
してきた主張は「無限赤方偏移面が拡大して物質を飲み込む」と改めなければならないだろう。
無限赤方偏移面は事象の地平面の内側にあるので、あまり本質的ではなくなるが。
>事象の地平線が内部にあるのはおかしいっていってるだろ?
既に説明した通り、密度一定(かつ静的)という現実的ではない条件が原因で起きることであり、
現実的には事象の地平線が内部にあるのは全くおかしくない。
おかしいと主張したければ、そのことを定量的に示す必要があるだろう。
先のレスでも述べたが、TOV方程式からは天体が静的に存在しうる条件が導かれる。
それが、 1-9GM/4c^2/R < 0 だ。(先程は「/R」が抜けていた。重ね重ね申し訳ない。)
簡単に言えば、天体の半径が重力的半径の9/8倍以上でなければ天体は安定に存在しえない。
天体の半径が重力的半径以下ならこれは当然ブラックホールであるわけだが、では
天体の半径が重力的半径より大きくかつ重力的半径の9/8倍以下であったらどうなるのか?
この時、天体は安定に存在し得えない、つまり重力崩壊するのである。
奇しくも、天体の半径が重力的半径の9/8倍以下という条件が満たされたとき、
内部解ではc^2dt^2の項の係数が0になり得る。即ち、無限赤方偏移面の発生条件に等しい。
無限赤方偏移面が発生するのは中心なので、天体の構成物質は有限時間で、無限赤方偏移面よりは
外側にある事象の地平面を通過することができるというわけだ。
>詭弁はよせ。馬鹿の癖にw
詭弁と言いたければ、貴方も定量的に議論して主張の正しさを示すべきだ。それができないならば……
405 :
398 :2009/01/10(土) 23:46:36 ID:???
>>408 >ブラックホールに飛び込むと言っている以上、ブラックホールは既にそこに存在していると理解できる。
>(実はそう言うつもりはなかったということなら指摘して欲しい。「勿論、認める。」と言ったのは撤回するから。)
私はブラックホールがあると認めて上記のことを書いたわけではありません。
ですから、「もし仮にブラックホールがあったとしたら」というのを最初に書くべきでした。すみません。
私は、重力崩壊をして、極端に重力が強くなった場合の極値としてブラックホールを考えたわけです。
そしてそれは私の主張では、その状態になる(ブラックホールができる)ためには無限の時間がかかるということになります。
私には、あなたは、ブラックホールができるまでは、有限の時間で物体がその星の中にまで落ち込むのであるから
有限の時間で星の密度が臨海値に達し、結果、有限の時間内にブラックホールができると主張されていると思われます。
しかし、繰り返しになりますが、星の質量が増えるにしたがって、その表面での時間の進み方も遅くなっていきます。
あなたは、ごくわずかでも時間が進むのであるから有限の時間以内にブラックホール化するとおっしゃるかもしれませんが、
あなたの優秀な定量化能力で計算していただければご確認いただけると信じるのですが、
この時間の遅くなり方は漸近的に時間の停止に近づいていきます。
言うならば、時間の遅くなる変化そのものが次第にゆっくりになっていくからです。
この結果、いつまでたっても時間の進みは停止することは無く、したがってブラックホール化するのには無限の時間が必要なのです。
たとえば、このような星の表面に時計があったとして、それを我々が遠くから望遠鏡で観測したとしましょう。
最初のうちは我々の時計の進みと、その星の時計の進みはそれほど違わないでしょうが、
重力崩壊が進むにつれ、次第に星の表面の時計の進み方が遅くなっていきます。
そのうち、その星の表面の時計の進みは止まっているのとほとんど区別が付かないほどに遅くなっていきます。
そうして漸近的に時間の進みが遅くなっていき、とまることは無いが、しかし決してブラックホールができる時刻を示すことは無いのです。
406 :
398 :2009/01/10(土) 23:47:04 ID:???
私が、もしもブラックホールに落ち込んだとしたらという例を持ち出したのは、 ブラックホールはこの状況の極限値なので、そこでの振る舞いを考えることで、 そこにいたる途中での様子が理解しやすいだろうと考えたからです。 このようなわけですから、たぶん、重力崩壊を起こしてブラックホールになりかけている星があるとすれば、 その星の表面の時間の進みは非常に遅くなっており、 その様子を外から観測すると、ブラックホールがあったとしたら予測される状況に非常に近いのではないかと思います。 そこで、もしも外から見てブラックホールと見分けが付かないのならそれをブラックホールと呼んでもよいのではないかと 主張する人もいるようです。 しかし、もしもブラックホールが存在するとすると、あなたもご存知のようなパラドックスが発生してしまうので容認できません。 ブラックホールができるまでには無限の時間が必要であり、これはすなわち 我々の宇宙が存在する間にはブラックホールはできないと考えるのが正しい見解であると思います。
>>405 >私はブラックホールがあると認めて上記のことを書いたわけではありません。
了解した。
>私には、あなたは、ブラックホールができるまでは、有限の時間で物体がその星の中にまで落ち込むのであるから
確かに以前はそのように主張していた。正確には、事象の地平面が拡大するから物体は有限の時間で取り込まれる、と。
しかし、シュバルツシルトの内部解を定量的に調べた結果、事象の地平面は拡大するがそれは本質ではないと気付いた。
>この時間の遅くなり方は漸近的に時間の停止に近づいていきます。
ここに問題がある。時間の遅くなり方は漸近的に時間の停止に近づくのは、あくまで無限赤方偏移面についての場合だ。
シュバルツシルトの内部解を調べた結果、天体の内部に事象の地平面がある場合、無限赤方偏移面は常にそのさらに
内側にあることが判った。従って、天体の内部に事象の地平面がある場合、事象の地平面では時間は停止していない。
よって、外部から見ても、天体の構成物質は有限時間で事象の地平面を通過し、中心へ向けて落ちて行く。
(その後、漸近的に時間は停止に近づくが、それは事象の地平面の内側にある無限赤方偏移面での話である。)
>そのうち、その星の表面の時計の進みは止まっているのとほとんど区別が付かないほどに遅くなっていきます。
事象の地平面が拡大してきて天体に表面に達する時は、同じく拡大してきた無限赤方偏移面が事象の地平面に追い付き
両者が一致する時でもある。その意味では、確かに、外部から見ると、星の表面の最後の薄皮1枚は事象の地平面を
越えられないのかも知れない。だが、それは重要なことではないだろう。薄皮1枚の下には事象の地平面があり、
既にブラックホールは発生しているのだから。
>>406 >そこで、もしも外から見てブラックホールと見分けが付かないのならそれをブラックホールと呼んでもよいのではないかと
>主張する人もいるようです。
それはブラックホールの定義によるだろう。一般的な定義では、ブラックホールとは事象の地平面の内側の領域のことだから、
薄皮1枚の下であっても事象の地平面が存在する以上ば、それは間違いなくブラックホールだろう。
おそらく、
>>402-403 の説明が正解なのだろうね。
事象の地平に"到達する"事が重要ではないだろ 物質が地平を超えて落ち込めば、その追加質量で地平面は広がり 地平の手前までしか行けないのなら、地平は広がらない BHが出来ないと主張する奴は重力崩壊が起きない・事象の地平が発生しないという事だよな?
409 :
398 :2009/01/11(日) 00:31:41 ID:???
こんな風に考えたらどうでしょう。 ここからのタイムスケールは単純に半減していくという模式的なものですが、時間は進むけれども決してブラックホールになる時間に到達することはないということを理解しやすくするための設定とお考えください。 たとえば、重力崩壊が始まって、その星がブラックホールになるのには、その星の表面の時間スケールで2時間かかるとします。 われわれの時間で最初の1時間は、遠くから観測している私たちの時間の進みと星の表面の時間の進み方はさほど違いません。 次の1時間ではその星の時計は30分しか経ちません。 その次の1時間では星の表面では15分しか経ちません。 その次の1時間では星の表面では7分30秒しか経ちません。 こうして、星の表面では限りなく時間の進みは遅くなっていき、 決して時間の進みがとまることはないけれども、われわれの時間で無限の時間が経たないと、 その星の表面では、その星がブラックホールになる2時間後に達することはないのです。
410 :
398 :2009/01/11(日) 00:44:49 ID:???
>>408 ですから、物質が地平を超えて落ち込むためには、時間の経過が必要です。
そして私は、重力崩壊を起こしてブラックホールになりつつある星の表面では時間の進み方が遅くなるため、
その質量を追加する速度も遅くなり、
その結果有限の時間内にはブラックホールはできないのではないかと主張しているのです。
したがって、重力崩壊が起きないといっているわけではありません。
いままでの、ブラックホールができるための理論はすべて認めたうえで、
それらがすべて実現して星がブラックホール化するのには無限の時間がかかるでしょうと、
ですから結果としてわれわれの宇宙には真の意味でのブラックホールは存在しえないというわけです。
ブラックホールってのは"食べ続ける"星なのか 地平面を超えてエネルギー供給され続け地平面が拡大し続けるものしか該当しないのか "有限時間に到達出来ない"という主張の上にある"地平面を生じた星"は当てはまらない むしろ地平面っていうのは幻想で地平点であり"星"と呼べる様な大きさを持ちえないと
412 :
309 :2009/01/11(日) 01:34:40 ID:???
>>407 >天体の内部に事象の地平面がある場合、事象の地平面では時間は停止していない。
ここのおっしゃる意味がわかりません。
私には二通りに解釈できます。
まず、前提条件として、ある星の質量が決まれば、その質量から事象の地平線の大きさが決定されます。
そして、天体の内部に事象の地平面がある場合というのは、その星の質量でできる事象の地平線の大きさより星のサイズのほうが大きいということですね。
ここまではいいですね。
このときの第一の解釈としては、その星の質量が、計算される事象の地平線のサイズより大きいのですから、当然その星はブラックホールではなくただの星です。
ですからもちろんその星の表面ではまだ時間は完全には停止していません。
また、その星の内部に穴を開けて事象の地平線の位置に当たる深さに達したとしても、そこに何かがあるわけではありません。
事象の地平面の位置という場所は、その星がその位置より小さいサイズになった場合に初めて意味があるのです。
ですから、事象の地平面より大きなサイズの星ではその星の事象の地平面に物理的な特別な意味があるわけではなく、
したがって、そこでの時間が停止していないのはごく当然のことをいっておられるに過ぎないと思います。
第二の解釈としては、あなたは、事象の地平面は星がブラックホール化していなくても存在すると考えているのではないかということです。
しかしこれは間違いです。
たとえば地球ぐらいの質量だとは半径9mmぐらいに圧縮すると、表面の脱出速度が光速を超えてブラックホール化するそうです。
だからといって、地球を掘り進んで中心から9mmのところに事象の地平面があるわけではありませんし、もちろんそこでの脱出速度が光速を超えているわけでも、まして時間が止まっているわけでもありません。
なぜなら、そこは地球のコアの質量密度しかなく、かつ、たった半径9mmの天体の質量しかない星の表面と等価な場所だからです。
続く
413 :
309 :2009/01/11(日) 01:35:12 ID:???
私が考えるに、あなたはこの第二の考えで、すべからず星の内部には事象の地平面が内蔵されていて、質量崩壊でその星のサイズが小さくなることでそれが星の表面に出てくるのだと考えておられたのではないかと思い至りました。 というのは、このレスの最初に引用したあなたの文章にあるとおり、星の内部にある事象の平面では時間は停止していないという書き込みからの帰結です。 天体の内部に事象の地平面がある場合というのは2通り考えられます。 ひとつは天体がブラックホール化していて、さらにその表面を別の物質が覆っていて表面をなしている場合。 しかしlあなたの主張はそういう意味ではないようです。 もうひとつの解釈は、天体が存在しているだけでその内部にその天体の質力から計算される事象の地平線の位置に本当に事象の地平線が存在するとの考え方。 これがあなたの考え方ですよね。 もとろん、あなたも気づかれたように、この位置に特別な意味はなく、したがってここで時間の進みが停止することはないし、当然この星に穴を開けて物を落としたり、重力崩壊によって天体が縮んでいくことを阻むものではありません。 しかし、ここで、星の内部にあらかじめ事象の地平面があるという考え方をしていることこそが、すべての誤りの根源ではないかと思います。 じつはこのような誤った考えをする人は昔から結構いました。 ちなみに、石原藤夫博士もいろんなところでこの誤りを正すべく計もされていました。 というわけで、再考を願います。
>>409 やはり貴方の主張には根本的な問題があると言わざるを得ない。
時間が漸近的に遅くなるのは、無限赤方偏移面があればこそだ。
貴方の単純化モデルに従えば、無限赤方偏移面までの距離に
反比例して時間が遅くなるといったところだろうか。
だが、貴方の主張では、その星がブラックホールになるには
外部から見て無限の時間がかかる、即ちブラックホールにならない
ということになる。当然、無限赤方偏移面も形成されない。
無限赤方偏移面が存在しない以上、時間が漸近的に遅くなることも
あり得ない。従って、星の表面も内部も全てが必ず、外部から見ても
有限の時間で中心に落下することになる。
そうなれば、ブラックホールは形成されざるを得ない。
ブラックホールにならないという前提で議論すると、星は完全に
潰れてブラックホールにならざるを得なくなる。これは自己矛盾だ。
逆に考えても結論は同じになる。
貴方の言う通り、外部から見て無限の時間が経たないと、
その星の表面が2時間後に達しない、という状態になったとする。
こうなるのは、時間がある面に近づくに従い漸近的に遅くなっている
場合のみである。だがこれは無限赤方偏移面の定義を満たしている。
つまり、このような状態になったということは、既に無限赤方偏移面が
形成されているということになる。これまた矛盾だ。
>>410 これも上と同じだ。
星がブラックホール化しないなら、星は有限時間で完全に潰れる
ことになり、有限時間でブラックホール化せざるを得なくなる。
それでも時間は漸近的に遅くなると言うならば、今度はそのこと自体が
無限赤方偏移面の定義を満たしてしまい、ブラックホールがあることになる。
矛盾を解決する術は1つしかないのではないか?
>>412 >まず、前提条件として、ある星の質量が決まれば、その質量から事象の地平線の大きさが決定されます。
それは、その星がブラックホール化したと仮定した場合の事象の地平面ということだろうか?
俺の言っている「事象の地平面」はそういう意味ではない。
>>402 の「絶対的地平線」に相当するものだ。
一方で貴方が言っている「事象の地平線の大きさ」は、
>>402 の「見かけの地平線」の大きさに等しいと考えられる。
>そして、天体の内部に事象の地平面がある場合というのは、その星の質量でできる事象の地平線の大きさより
>星のサイズのほうが大きいということですね。
その通りだ。
ブラックホールの定義が曖昧性なので断定できないが、結論から言えばおそらく第一の解釈も第二の解釈も外れだ。
星のサイズは「見かけの地平線」のサイズよりも大きいが、星の内部には「絶対的地平線」が形成されている、
そういう状態を指している。星のサイズは「見かけの地平線」のサイズよりも大きいので、星の質量の全てが
ブラックホールに飲み込まれてしまったわけではない。もちろんその星の表面ではまだ時間は完全には停止していない。
また、その星の内部に穴を開けて見かけの地平線の位置に当たる深さに達したとしても、そこに何かがあるわけではない。
見かけの地平線の位置という場所は、その星がその位置より小さいサイズになった場合に初めて意味があるからだ。
だが、絶対的地平線の位置に当たる深さに達すれば、そこは入ったら最後2度と出られない一方通行の場所である。
重要なのは、見かけの地平線の位置でも絶対的地平線の位置でも、時間は完全には停止していないということだ。
なぜなら、時間は完全に停止する無限赤方偏移面はもっと深い位置にあるからだ。
>>413 >ひとつは天体がブラックホール化していて、さらにその表面を別の物質が覆っていて表面をなしている場合。
ブラックホールの定義は「絶対的地平線の内側の領域」なので、まさにこの通りの意味なのだが。
>もうひとつの解釈は、天体が存在しているだけでその内部にその天体の質力から計算される事象の地平線の位置に
>本当に事象の地平線が存在するとの考え方。
そのようなおかしな状況は全く考えていない。というわけで、再考を願います。
416 :
398 :2009/01/11(日) 02:25:42 ID:???
>>414 >時間が漸近的に遅くなるのは、限赤方偏移面があればこそだ。
それはおかしいです。
無限赤方偏移面があるということはそれがブラックホールだということです。
時間が停止するから赤方偏移が無限になるのです。
時間の進みが遅くなれば、当然赤方偏移はしますが、ブラックホールができるまでは無限赤方偏移ではありません。
私には、どうしたら無限赤方偏移面が無ければ時間の進みが遅くならないという考えになるのか理解できません。
質量があって時空がゆがむことこそが重力であって、重力によって時空が歪めばそこの時間の進みが遅くなるのは相対性理論の基本だからです。
現に地球程度の重力でも地表では宇宙空間より時間の進みが遅くなっていることは人工衛星などによる実験で確かめられており、GPSでもこの補正が無いと誤差が大きくて使い物にならないそうです。
質量が大きくて時空の歪みが大きくなればそこの時間の進みは遅くなります。
以上から、無限赤方偏移面など存在しなくても時間の進みは遅くなるし、
無限赤方偏移面が存在するためには無限の時間が必要です。
先のレスにも書きましたが、無限赤方偏移面はもともと存在するものではないし、
したがって天体の内部から沸きあがってくるものでもないです。
>>416 >それはおかしいです。
いや、ここでの俺の主張は、貴方の主張の自己矛盾を指摘しているのだから、
おかしいということは貴方の主張に自己矛盾が存在するということになる。
>無限赤方偏移面があるということはそれがブラックホールだということです。
その点がまさに貴方の主張の自己矛盾であると主張している。
貴方は漸近的に時間が遅くなるからブラックホールができないと言うが、
漸近的に時間が遅くなるためには既に無限赤方偏移面(ブラックホール)が
存在していなければならないことになる。
>私には、どうしたら無限赤方偏移面が無ければ時間の進みが遅くならないという考えになるのか理解できません。
俺は、時間の進みが遅くならないとは一言も言っていない。無限赤方偏移面が無くても
時間の進みは遅くなるが、ただその遅くなり方が漸近的ではない、と言っている。
遅くなり方が漸近的ではないので、有限時間で星は潰れてしまうことになるのだ。
>無限赤方偏移面が存在するためには無限の時間が必要です。
繰り返しになるが、無限赤方偏移面が存在しないと、時間の進みの遅くなり方が
漸近的ではないので、無限赤方偏移面が存在するための条件が有限の時間で
満たされてしまうのだ。
逆に、そのような状況が達成されるためには無限の時間が必要であるとすると、
そのこと自体が無限赤方偏移面の定義を満たしてしまい、無限赤方偏移面が
既に存在することになってしまうのだ。
418 :
398 :2009/01/11(日) 03:09:04 ID:???
>>417 >漸近的に時間が遅くなるためには既に無限赤方偏移面(ブラックホール)が
>存在していなければならないことになる。
なぜですか?
>>>無限赤方偏移面が存在するためには無限の時間が必要です。
>
>逆に、そのような状況が達成されるためには無限の時間が必要であるとすると、
>そのこと自体が無限赤方偏移面の定義を満たしてしまい、無限赤方偏移面が
>既に存在することになってしまうのだ。
矛盾してませんか?
419 :
302 :2009/01/11(日) 08:24:38 ID:???
吉外にえさをくれる奇特な人がいるw シュバルツシルト解では事象の地平線と無限赤方偏移面は一致する カー解では事象の地平線の両側に無限赤方偏移面はできる これ豆知識な
420 :
402 :2009/01/11(日) 09:01:20 ID:???
>>416 > それはおかしいです。
> 無限赤方偏移面があるということはそれがブラックホールだということです。
自己流にブラックホールを定義したら駄目です.
ブラックホールの一般的定義は402に書きました.
> 時間が停止するから赤方偏移が無限になるのです。
時間が停止するというのは,シュバルツシルト半径でシュバルツシルト座標系
の時間軸が光の世界線の方向に向いているために生じる座標系の特異性です.
つまり光速で移動すると時間が経過しないというのと同じです.
現実には観測者が光速まで加速できないのと同様,シュバルツシルト半径で静
止していられる観測者はいません.
403に書いたように,観測者がいくらそこに留まっていようとしても,事象の
地平線がシュバルツシルト球面に達す前にブラックホールに落下していってし
まうことになります.
421 :
402 :2009/01/11(日) 09:06:59 ID:???
>>420 の続きです.
> 質量があって時空がゆがむことこそが重力であって、重力によって時空が歪
> めばそこの時間の進みが遅くなるのは相対性理論の基本だからです。
それは一般相対性理論以前の考え方です.
一般相対性理論の基本的な考え方は等価原理と一般相対性原理です.
重力自体は座標変換によって消せるもので,これ自体は時空の歪みとは対応して
いません.
時空の歪み(定量的には曲率テンソルで表わされる)に対応するのは,潮汐力
です.
同じ距離ならもちろん質量が大きい程時空の歪みが大きくなりますが,事象の
地平上における時空の歪みは逆にブラックホールが大きい程小さくなります.
それから,既に書いたように,事象の地平線自体は光の軌道で定義されるもの
です.
未来の情報に依存しているために,原因が結果に先んじることになります.
物質が事象の地平を通過しなければ拡大できないというような性質のものでも
ないということを付け加えておきます.
有名なMTW GRAVITATIONの著者の一人であるキップ・S・ソーンが「ブラックホー
ルと時空の歪み」という解説書を書いています.
ブラックホールのできる過程についてかなり詳しく説明されていますから,一
度読んでみると良いでしょう.
>>421 > 事象の地平線自体は光の軌道で定義されるものです
は? 事象の地平線なんて観測者の位置によって変化する不定なものだぞ。
423 :
402 :2009/01/11(日) 09:24:47 ID:???
>>422 402に書きましたが,ブラックホールの事象の地平線の定義に不定さはありませんよ.
宇宙論の事象の地平線と混同してませんか?
>>402 >実際に計算してみると,球の固有時間をτを
>c τ = (1/2) √(R^3/a) (η + sinη)
>(R: 球の半径の初期値,a: 球のシュバルツシルト半径)によって媒介変数η
>で表したとすれば
>(1) 事象の地平線が発生するのは η = π - 3 asin√(a/R),
>(2) 見かけの地平線が発生するのは η = π - 2 asin√(a/R),
>(3) 特異点が発生するのは η = π (c τ = (π/2) √(R^3 / a))
>という時系列で起こることになります.
この辺のことが詳しく説明されている専門書ってありますか?
ぜひ、紹介してください。m(_ _)m
425 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/11(日) 14:31:40 ID:ydC7FvXm
341 名前: ご冗談でしょう?名無しさん Mail: sage 投稿日: 2009/01/11(日) 14:05:18 ID: ???
ブラックホールスレって理解してないやつ多すぎじゃね?
342 名前: ご冗談でしょう?名無しさん Mail: sage 投稿日: 2009/01/11(日) 14:07:02 ID: ???
>>341 ブラックホールなんて存在しないから、全ての論議は無意味なんだよ。
426 :
220 :2009/01/11(日) 16:15:55 ID:???
>>425 それでは彼らに聞いてみたら何かわかるかね?
何もわからないだろうね。
>>394 >それはおかしい。現に貴方も紹介しているサイトでは、カーブラックホールでは、
>無限赤方偏移面が事象の地平面の外側にあることが示されているではないか。
>つまり、事象の地平面ができようとするところで漸近的に0に近づいてはいない。
カーブラックホールで無限赤方偏移面が現れるのは、
単に時空の引きずり効果でそこに留まっていられなくなるためだ。
そこに留まっている時計は光速で運動していることになり時間は動かない。
(g00)が0になるというのはそういうことだ。
この無限赤方偏移面は垂直に通過することはできないが、
時空の引きずりに流されるように突入し通過することはできる。
外部での有限時間内に到達できないのは事象の地平面の方になる。
>シュバルツシルトの内部解(かつ、密度が一定でない場合)では状況は更に異なる。
>無限赤方偏移面は事象の地平面の常に内側にある(もしくは元々存在しない)
ところで以前
>>381 で書いてもらった
無限赤方偏移面:3R√(1-4c^2R/9/G/M)
事象の地平面 :R√(c^2R/2/G/M)
無限赤方偏移面の値の方は、その前のds^2=なんたらかんたらから
計算した値と合ってるか?しかも必ずしも無限赤方偏移面の方が
小さいようには思えんし。
そうなると、ds^2=なんたらかんたらも本当に合ってるか?
理論上でだってBHは存在するし。 事象の地平面到達に無限の時間がかかるって議論は、落下物の質量と外部からの観測を無視してるし。
はあ?
430 :
402 :2009/01/11(日) 17:49:53 ID:???
>>424 私が持ってる中では和書ではランダウの「場の古典論」,洋書ではワインバーグの
「GRAVITATION AND COSMOLOGY」,MTW の「GRAVITATION」に載ってました.
ただし,MTWはパラメータの取り方が違ってます.
431 :
402 :2009/01/11(日) 18:12:54 ID:???
後,402の事象の地平線の定義が載っているものは和書では富田憲二の 「相対性理論」しか知りません. 洋書では上記のMTWや, Hawking and Ellis,Robert M. Wald 等1970年代以降に 書かれた教科書には載ってるものが多いです.
432 :
302 :2009/01/11(日) 18:30:23 ID:???
ブラックホールなしなし派-----→なんか無限大が出てくるからこれ以上は無理じゃね? ブラックホールあるある派-----→虚数解入れるとまだ計算できなくね?そこまでのプロセスは知らんけどw
433 :
402 :2009/01/11(日) 19:22:05 ID:???
残念ながら391さんの主張は私も理解できません. シュバルツシルト半径を a= 2 G M/c^2 とすると,391で g_11 → ∞ になるのは r=√(c^2Rn^3/(2GM)) = √(Rn^3/a) で,Rn > a なら r > Rn ですね. したがって,この解でg_11 が ∞となることは無いはずです. そもそも,定常解で事象の地平線が天体の内部にできることはありえないはずです. 391の解を見ても,r > √(Rn^3/a) ではメトリックが (++--) 型という物理的にありえ ないものになってます..
>>418 >なぜですか?
例えば、ブラックホールでない通常の天体でも、天体に近付くにつれ時間の進みは遅くなり、
仮に天体に穴をあけて内部へ入ったとすると中心に近付くにつれさらに時間の進みは遅くなるが、
どんなに入ってもたとえ中心に達しても時間が完全に止まることはない。つまり漸近的ではない。
むしろ天体の内部に入っていくと、時間の進みの遅くなり方は漸近的どころか逆に鈍くなってしまう。
これは、通常の天体の内部の重力ポテンシャルの形状を考えてみれば直感的に分かるだろう。
天体の外部では双曲線に似た形状だが、天体の外部では放物線のような形状をなし、中心では
水平になっている(故に、天体の内部では重力が弱くなる)。重力ポテンシャルの差に比例する
時間の遅れの割合もまた、中心ではさほど大きくならない。
ブラックホール等に近付くにつれ時間の進みが漸近的に遅くなるのは、無限赤方偏移面の存在による。
と言うより、近付くにつれ時間の進みが漸近的に遅くなりその場所では時間が完全に止まる面というのが
無限赤方偏移面の定義と言ってもいいだろう。
以上をまとめるとこういうことだ。
無限赤方偏移面が存在しない(=通常の天体)場合は、中心に近付くにつれ時間は遅れるが漸近的ではない。
無限赤方偏移面が存在する(=天体自体がブラックホールか天体内部にブラックホールがある)場合は、
無限赤方偏移面に近付くにつれ時間は漸近的に遅れる。これらの逆もまた成り立つ。
即ち、無限赤方偏移面の有無と時間の進みの遅れ方が漸近的であるか否かは、1対1に対応する。
貴方の主張はこれに反している。
>矛盾してませんか?
確かに矛盾している。貴方の主張が、だが。
「無限赤方偏移面が存在するためには無限の時間が必要」とする貴方の主張から「無限赤方偏移面が
既に存在する」という結論が導かれてしまったのだ。これは貴方の主張に内在する矛盾に他ならない。
>>419 貴方のレスをそのままお返ししよう。
ぐうの音も出なくなると
>吉外にえさをくれる奇特な人がいるw
詭弁はよせ。馬鹿の癖にw
>シュバルツシルト解では事象の地平線と無限赤方偏移面は一致する
説明が足りない。正確には、
シュバルツシルトの外部解(真空解)では事象の地平線と無限赤方偏移面は一致する
>カー解では事象の地平線の両側に無限赤方偏移面はできる
これは正しい。
無限赤方偏移面は事象の地平線の外側だけでなく内側にも存在し得る点に注意だ。
だが、今このスレで論じているのは、天体の重力崩壊時についてだ。
従って、シュバルツシルトの外部解(真空解)もカー解も適用できない。
考慮すべきはシュバルツシルトの内部解である。
そして、シュバルツシルトの内部解を考慮すれば、無限赤方偏移面は事象の地平線の
常に内側にできることが分かる。
>これ豆知識な
残念ながら、貴方の披露してくれた豆知識は議論の役には立たず、本当に単なる
豆知識でしかない。
>>422 >は? 事象の地平線なんて観測者の位置によって変化する不定なものだぞ。
そのような曖昧な定義が使われていたのは40年前までのことだ。
>>402 氏が既に説明している定義が正しい定義だ。
そもそも、観測者の位置によって事象の地平線が変化したら、観測者の位置によって
ブラックホールに落下した物体が出てこれたり出て来れなかったりして、矛盾が生じる。
>>426 >カーブラックホールで無限赤方偏移面が現れるのは、
>単に時空の引きずり効果でそこに留まっていられなくなるためだ。
確かに、カーブラックホールの無限赤方偏移面は時空の引きずり
効果によるものであり、他の無限赤方偏移面とは趣が違うかもね。
しかし、今このスレで論じているのはカーブラックホールについて
ではないので、さしあたって問題ではないだろう。
>そこに留まっている時計は光速で運動していることになり時間は動かない。
>(g00)が0になるというのはそういうことだ。
趣が違うとは言ったが、「そこに留まっている時計は光速で運動している
ことになり時間は動かない」「g00=0」等の点は、全ての無限赤方偏移面で
共通している性質であり、これらの点については同じように議論できる。
シュバルツシルトの内部解から導かれる無限赤方偏移面においても然り。
この無限赤方偏移面も、g00=0であり、そこに留まっている時計は光速で
運動していることになるから時間が動かないのだ。違うのは向きだ。
カー解から導かれる無限赤方偏移面に留まっている時計は『水平方向に』
光速以上で運動していることになるが、シュバルツシルトの内部解から
導かれる無限赤方偏移面に留まっている時計は『垂直方向に』光速以上で
運動していることになる。
>この無限赤方偏移面は垂直に通過することはできないが、
>時空の引きずりに流されるように突入し通過することはできる。
カー解から導かれる無限赤方偏移面はその通りだ。
一方、シュバルツシルトの内部解から導かれる無限赤方偏移面の場合は、
垂直に通過することもできない。時空の垂直方向の引きずり(落下)に
流されるように突入することはできる。(ただ、既に事象の地平面の内側
なので、突入したら最後、出てくることはできない。)
趣が違うと言ったのはこういうことだ。
>>426 >ds^2=なんたらかんたらも本当に合ってるか?
式自体は、最初の書き間違いを除き合っている。調べてみれば判る。
とりあえず、「シュバルツシルト 内部解」で検索してみる確実だろう。
>しかも必ずしも無限赤方偏移面の方が小さいようには思えんし。
まず、重力崩壊を起こす条件
R<9GM/4/c^2
を満たす範囲で計算する必要がある。
その上で、無限赤方偏移面の半径と事象の地平面の半径の比を
計算してみて欲しい。
>>432 はっきり言わせてもらうが、貴方は既に議論の障害でしかないな。
虚数解になっておかしいという問題は、俺の書き間違いが原因であり、
とうの昔に解決済みだ。
今さらそれを問題視している人は、貴方以外1人もいない。
>>433 >残念ながら391さんの主張は私も理解できません.
そう言われてしまうのも仕方がない。俺の数学力では、重力崩壊という
動的な場合を解析することはできなかったので、定常解から類推する
という手段しか取れなかった。
無理に定量的に考えようとせず定性的に論じた方が良かったかもしれない。
事象の地平面での光円錐よりも無限赤方偏移面での光円錐の方が
より傾いていることは、定義からほぼ明らかなので、無限赤方偏移面が
があるとしたら事象の地平面の内側であることは言えると思うんだが、
どうだろう?
ブラックホールが有ろうが無かろうが、俺の一生に影響は無い。
439 :
302 :2009/01/12(月) 07:39:56 ID:???
吉外君はいろいろググってきて嘘でこてこて貼り付けてご苦労なことだ シュバルツシルト解では事象の地平線と無限赤方偏移面が一致する これは計算を簡素化するために、密度や運動や形状を一定として導出したものだ ところがここの吉外君は密度が一定でないという前人未到なものを仮定して そのくせ、本来当てはまらないはずのシュバルツシルト解を使って強引な、かつ、いつもどおりな 自己満足に浸っている。まず密度が一定でない場合の重力方程式の解を導出してからだな。 そんな生意気な口を利くのはw
440 :
402 :2009/01/12(月) 09:56:57 ID:???
>>437 > 事象の地平面での光円錐よりも無限赤方偏移面での光円錐の方がより傾いて
> いることは、定義からほぼ明らかなので、無限赤方偏移面ががあるとしたら事
> 象の地平面の内側であることは言えると思うんだが、どうだろう?
うーん.色々誤解がありそうですね.
まず g_00 = 0 や g_11 → ∞ が上記の意味を持つのは,定常ブラックホール
の場合に限られます.
次に球対称時空では g_00 と g_11 の符号が別の場所で変わることは物理的に
ありえません.もしそういう事が起こると正(負)のメトリックの対角成分の
数がミンコフスキー空間と異なることになり局所ローレンツ座標系を取ること
ができなくなります(等価原理に反する).
つまり両者は一致せざるえません.
第3に,動的時空では一般に光の経路によって赤方偏移の大きさが変わるので
無限赤方偏移面というものの定義に曖昧さがあります.
もし,仮に(球対称時空で)動径方向外向きに伝播する光の赤方偏移が無限大
になる場所とするならばそれは事象の地平線と同じになります.
441 :
424 :2009/01/12(月) 10:08:53 ID:???
>>402 レスありがとうございます。
>もし,仮に(球対称時空で)動径方向外向きに伝播する光の赤方偏移が
>無限大になる場所とするならばそれは事象の地平線と同じになります.
この辺のことが詳しく説明されている専門書も、
>>430 で紹介された本で
いいでしょうか?
442 :
220 :2009/01/12(月) 18:03:34 ID:???
>>437 >式自体は、最初の書き間違いを除き合っている。調べてみれば判る。
>とりあえず、「シュバルツシルト 内部解」で検索してみる確実だろう。
とりあえず検索してみたら次の10ページ目に内部解の式が見つかった。
ttp://members3.jcom.home.ne.jp/nososnd/grel/sch3.pdf 式を見ると無限赤方偏移面は事象の地平面より9/8倍外側にくるように思えるが?
>事象の地平面での光円錐よりも無限赤方偏移面での光円錐の方が
>より傾いていることは、定義からほぼ明らかなので、無限赤方偏移面が
>があるとしたら事象の地平面の内側であることは言えると思うんだが、
>どうだろう?
というわけで違ってそうですけど、ちゃんと計算してる?
443 :
402 :2009/01/12(月) 18:26:13 ID:???
>>424 定義からの当然の帰結です.
定量的にということであれば,MTWに赤方偏移の計算が載ってます.
444 :
402 :2009/01/12(月) 18:32:28 ID:???
間違いました.443は441へのフォローです.
445 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/12(月) 21:11:08 ID:r4A8v9MP
>>439 密度一定で静的時空であるという前提で導かれたシュバルツシルトの内部解を
重力崩壊という密度が一定でない動的時空に強引に当てはめた点については、
非難は甘んじて受けよう。
だが、貴方にだけは言われたくない、というのが正直な感想だ。
>>440 懇切丁寧な説明をありがとうございます。
定常解であるシュバルツシルトの内部解を重力崩壊に当てはめようとするのは、
やはり無茶であることと、無限赤方偏移面の定義に曖昧さが生じ望ましくない
ことに深く納得しました。
無限赤方偏移面とは言わず、単に「時間が停止する面」と言うべきだったかな。
やはり、
>>402-403 >>420-421 の説明が全てで、俺の出る幕は元々無かったようだ。
>>442 >式を見ると無限赤方偏移面は事象の地平面より9/8倍外側にくるように思えるが?
そのURLの式と俺のレスの式では、使っている文字が違っているから注意してくれ。
そこに合わせると、rが中心からの距離、r0が天体の半径、Rは次式を満たす値だ。
R^2=c^2r0^3/(2GM)
計算すると、c^2dt^2の項の係数が0になるr(無限赤方偏移面と呼んでいたもの)は
dr^2の項の係数が∞になるrの√(9r0^2/R^2-8)倍だ。この値は、そもそも重力崩壊を
起こさないr0>=9GM/4/c^2の範囲では実数とならず(どちらの面も発生しないから)、
9GM/4/c^2>r0>2GM/c^2の範囲で0より大きく1未満の値を取る。即ち、前者の方が
後者よりも小さい。常に、内側に来るということだ。9/8倍外側になど来ようが無い。
言うまでもないが、r0<=2GM/c^2の範囲では既にブラックホールになっている。
>というわけで違ってそうですけど、ちゃんと計算してる?
貴方が違っている。
もっとも重力崩壊に定常解を使うこと自体無茶なので、既に意義の無い議論だが。
一般相対性理論の解からr=0は絶対に省く事はできない だからBHのような特異点は宇宙に存在する 存在しないって奴は、一般からr=0を取り除く式を出すんだな もしくは一般を真っ向から否定するか もし取り除けたら、現在観測されてるBHはただの高重力星となる見方も出てくるだろう
>>447 >存在しないって奴は、一般からr=0を取り除く式を出すんだな
特異点定理により、一般相対性理論が完璧に正しいと仮定する限り、
必ず特異点は生じると証明された。
>もしくは一般を真っ向から否定するか
一般相対性理論を否定する必要はあるまい。
一般相対性理論を近似理論として内包するような物理理論で、かつ
特異点の発生を回避できるような理論を見つけ出せばいい。
実際、世の物理学者はそれを探している。いわゆる量子重力理論だ。
様々な量子重力理論が考え出されているが、いずれも仮説の段階だ。
だが、ある理論では事象の地平面の中は負のエネルギーが満ちて
特異点が発生しないとしているし、また別の理論(ループ量子重力理論)
では時空は量子化されており、ある領域に蓄えられるエネルギーには
上限があるとして特異点を回避している。
>もし取り除けたら、現在観測されてるBHはただの高重力星となる見方も出てくるだろう
今のところ、ブラックホールはブラックホールとして、特異点だけを
回避する考え方が主流のようだ。
>>448 言い変えご苦労
BHを論ずるのは無意味な事って分かっただろ
なぜなら俺らより高レベルな頭で、今の物理学者が必死で試行錯誤やってるんだからな
>>449 >なぜなら俺らより高レベルな頭で、今の物理学者が必死で試行錯誤やってるんだからな
それはその通りだが、だったら高レベルな物理学者の研究結果(途中経過でもいい)を
紹介すればいいだろ。情報交換も掲示板の役目の1つだ。別にスレ住人が考える必要はない。
451 :
402 :2009/01/13(火) 01:57:26 ID:???
>>449 > BHを論ずるのは無意味な事って分かっただろ
もしかして,特異点によってブラックホールが生み出されていると思ってませ
んか?
少なくとも宇宙検閲官仮説が守られている限り,特異点の形成はブラックホー
ルの形成より後に起こります.
つまり,事象の地平面の外にいるあらゆる観測者にとって特異点の形成は未来
の出来事です.
この事はアインシュタイン方程式を解く上で,少くとも事象の地平面あたりま
では特異点は障害にならないことを意味します.
一般相対性理論に基づいてブラックホールを議論できるというのは,現在のと
ころは,特異点が形成される手前(時空の曲率半径がプランク長さにくらべて
十分大きいところ)までは一般相対性理論の計算は信用できるだろうというコ
ンセンサスがあるのだと思います.
452 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/13(火) 02:21:30 ID:ovj/BrNb
任意の質点においてSchwarzschild半径は定義できますよね? 一方、質点というものは全ての質量が1点に集中しているわけですから、 あらゆる素粒子はブラックホールになってしまいそうな気がするのですが、 この考えはどこがおかしいのでしょうか?
まーた出てきたよ・・・
>>451 宇宙検閲官仮説が、一般に還元されるってこと分かれよ
つーか仮説だし
>>453 一応このスレに書き込むのは初めてです。
>>454 ということは、一般相対論では例えば電磁気におけるAbraham-Lorentzモデルのように、
素粒子を大きさを持った物体(完全流体?)として考えねばならないということでしょうか?
ああ誤爆った
461 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/13(火) 03:58:52 ID:d6N0DkCR
>>456 >つーか仮説だし
「と思う」ってやつね。
おまえ馬鹿だろw
463 :
220 :2009/01/13(火) 19:30:59 ID:???
>>445 >>446 変な因縁つけてすまんかったのう。
いちおう文字の定義がわからなかったわけではないが、
めんどくさいので式をテキストエディッタで切り貼りしながら
式変形してたらわけわかめになったようだ。
みんなも気をつけよう!
464 :
402 :2009/01/13(火) 21:56:07 ID:???
>>455 どういう意味ですか?
>>456 分かってないのは,宇宙検閲官仮説がどういう条件で成立するかということ.
403で示したように,個々のケースで確かめることができないわけではありません.
仮に仮説が成立しないケースがあったとしても,問題があるのはそのケースを一般
相対性理論で扱うことだけです.
465 :
398 :2009/01/13(火) 22:40:07 ID:???
>>434 >仮に天体に穴をあけて内部へ入ったとすると中心に近付くにつれさらに時間の進みは遅くなるが、
それはおかしいです。
天体の中に入るとかえって重力は少なくなり、よって時間の遅れも少なくなるはずです。
>どんなに入ってもたとえ中心に達しても時間が完全に止まることはない。つまり漸近的ではない。
私は最初から時間が止まると入っていません。
むしろ、時間が止まるということはブラックホールができているということですから、それは私が否定していることです。
>ブラックホール等に近付くにつれ時間の進みが漸近的に遅くなるのは、無限赤方偏移面の存在による。
そんなことはありません。
たとえば地球には無限赤方偏移面などありませんが、それでも地表は宇宙空間より重力の影響で時間の進みが遅くなっています。
あなたは、時間が遅れるイコール無限赤方偏移面があるという間がwのようですが、
重力のあるところでは無限赤方偏移面などなくても時間の進みは遅くなるし、
そして重力が強くなるにしたがって時間の進みが尾青くなるのです。
続く
466 :
398 :2009/01/13(火) 22:40:38 ID:???
続き 私が言っているのは、無限赤方偏移面に近づくから時間の進みが漸近的に遅くなるということではなく 重力崩壊によってその星の半径が小さくなり、その結果その星の表面の重力が強くなることによって その星の表面の時間の進み方が遅くなっていくということをいいたかったのです。 それが漸近的に時間の進み方が遅くなるということです。 したがってこの過程では無限赤方偏移面は現れていません。 重力崩壊をして重力が強くなった極限のときに無限赤方偏移面が現れるのでしょうが、 それはわれわれにとって無限の時間がたった後のことです。 ですから、 >「無限赤方偏移面が既に存在する」という結論が導かれてしまったのだ。 などということはぜんぜんおきません。
467 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/13(火) 22:57:22 ID:d6N0DkCR
>>466 >重力崩壊をして重力が強くなった極限のときに無限赤方偏移面が現れるのでしょうが、
外から見えないだけで、中には出来ているのだよ。
>天体の中に入るとかえって重力は少なくなり、よって時間の遅れも少なくなるはずです。 重力が強いほど時間が遅れると思ってる?
469 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/13(火) 23:09:13 ID:d6N0DkCR
違うのか?
>>468 >>天体の中に入るとかえって重力は少なくなり
これは間違い。逆だよ。
>>よって時間の遅れも少なくなるはずです。
これも間違い。上記が間違ってるからこれも逆。
>>重力が強いほど時間が遅れると思ってる?
少なくともアインシュタインや我々はそう思ってるし、実験でも証明されてるけど?
違うとでも?
>天体の中に入るとかえって重力は少なくなり、 (密度一定なら)真 >よって時間の遅れも少なくなるはずです。 重力ポテンシャルによるから、これは偽
>>465 本件は、402氏の説明で決着している。要点を抜き出すと下記の通り。
重力崩壊のある時点で中心に事象の地平面が発生し、それから外に向かって広がっていき、
シュバルツシルト球面に達する。
事象の地平面は光の軌道で定義されるので、物質が事象の地平面を通過しなければ拡大できない
というような性質のものではない。
結局、事象の地平面は拡大していくのだから、無限の時間がかかるなんてことはない。
>天体の中に入るとかえって重力は少なくなり、よって時間の遅れも少なくなるはずです。
まず、時間の遅れの割合は重力の強さではなく重力ポテンシャルの差に比例することに注意。
シュバルツシルトの内部解を見てもわかるが、天体の中心に近付くほど時間の遅れは大きくなる。
>私は最初から時間が止まると入っていません。むしろ、時間が止まるということは
>ブラックホールができているということですから、それは私が否定していることです。
だから、時間が止まらないなら有限時間で天体が潰れてブラックホールができてしまうことになり、
矛盾するだろう、と再三指摘している。もっとも、今更な議論だが。
>たとえば地球には無限赤方偏移面などありませんが、それでも地表は宇宙空間より重力の影響で時間の進みが遅くなっています。
無限赤方偏移面のことは忘れて欲しい。
でもって、これも再三指摘していることだが、俺は一言も「時間の進みが遅くなっていない」とは
言っていない。「時間の進みが遅くなっているが、 『 漸 近 的 で は な い 』 」と言っている。
時間の進みが遅くなり方が 『 漸 近 的 で は な い 』 なら、落ちた物体は有限時間で中心に達する。
>そして重力が強くなるにしたがって時間の進みが尾青くなるのです。
この時点で根本的に間違っている。繰り返しになるが、時間の進みが遅れる割合は重力の強さとは
直接は関係しない。時間の進みが遅れる割合は重力ポテンシャルの差に比例する。
1つ例を挙げよう。恒星クラスのブラックホールでは、その事象の地平面での重力は極めて強い。
一方、銀河中心にあるようなブラックホールでは、その事象の地平面での重力はそれほど強くない。
だが、どちらも外部から見て時間が止まっている。
>>466 >私が言っているのは、無限赤方偏移面に近づくから時間の進みが漸近的に遅くなるということではなく
無限赤方偏移面のことは忘れてもらおう。
(既に存在する)ブラックホールでは、その事象の地平面に近付くにつれ時間の進みが漸近的に遅くなり、
事象の地平面では外部から見て時間が止まってしまう。これは事実だな。
>重力崩壊によってその星の半径が小さくなり、その結果その星の表面の重力が強くなることによって
>その星の表面の時間の進み方が遅くなっていくということをいいたかったのです。
再三の指摘になるが、完全な間違い。時間の進みが遅れる割合は重力の強さとは直接は関係しない。
時間の進みが遅れる割合は重力ポテンシャルの差に比例する。
前スレで挙げた天体クラスのブラックホールと銀河中心にあるようなブラックホールの例が反例だ。
>それが漸近的に時間の進み方が遅くなるということです。
だが、貴方はブラックホールも事象の地平面も無限の時間が経たないと現れないという。
今ここに事象の地平面が存在しないなら、漸近的に時間の進み方が遅くなることはなく、
地球でのように非漸近的に時間の進み方が遅くなるだけだ。
地球に穴を開けて物を落とせば、有限時間で中心に達するだろう。それと同じ状態になる。
>それはわれわれにとって無限の時間がたった後のことです。
結局、貴方はいつも同じ自己矛盾に陥る。
ブラックホールも事象の地平面もない → 時間の進みが遅くなるが、漸近的ではない
→ 物体を落とせば有限時間で中心に達する → ブラックホールができてしまう!
今までいくつもレスを重ねているが、この自己矛盾を全く解決できていないではないか。
>ですから、
>>「無限赤方偏移面が既に存在する」という結論が導かれてしまったのだ。
>などということはぜんぜんおきません。
無限赤方偏移面はともかく、今回も結局「ブラックホールが既に存在する」という結論が導かれてしまった。
474 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/14(水) 01:36:20 ID:6dK3Uq9X
>>473 >今回も結局「ブラックホールが既に存在する」という結論が導かれてしまった。
そう、ただ認識(観測)できない存在なだけだ。
言葉だけの議論は難しそうだな。特にこういう匿名掲示板では。 式挙げながら議論するとどこで矛盾がでるかはっきりするんだけど ごねてる方がそれできなかったりするんだよな
>>475 式を挙げていなくても、
>>402 氏のように具体的な文献を挙げて
説明したレスなら検証可能だし、実際
>>402 氏の説明は正しい。
これだけしっかりと説明されてもなお、ブラックホールはいつまで
経ってもできない、と言い張り続ける人たちの気が知れない。
権威主義に走るつもりはないが、高名な物理学者が書いている
文献の結論を否定するなら、それ以上の説得力ある根拠を出す
べきだよな。
477 :
302 :2009/01/14(水) 07:03:02 ID:???
絶滅したはずの吉外君がまだいるようだが 物体を落とせば有限時間で中心に達する → それブラックホールじゃねーだろ! 「アキレスと亀」的論理展開はもういいだろw
自己紹介ですねわかります
臨界密度って何?w 事象の地平線が中性子星の中心から生じるって 何言ってんだこいつはw たとえ中性子星の中心でもそこは無重力だから。 表面に向かうほど重力が強くなるから。 ブラックホールになるほどの密度っていいたいんだろうが、 そんな密度にならないからw もうこのスレ終了なw
ずっと前からBHの考察なんて全く意味のないと書いてるんだが、基地外二人がやめないんだなw
481 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/14(水) 16:19:15 ID:6dK3Uq9X
ブラックホール関連の本を書いた印税生活者は、生活がかかっているからね。 それとも、今のうちに、「ブラックホールはなかった」って本を準備するのも 賢明かもな。
自分にとって意味がない(理解できないから)というだけなのを、 勝手に一般化して意味がないと言い募る基地害がいるようだな
理論で説明ができないからBH(特異点)と言われてるのに、説明しようとしてるのが基地外と言ってるんだが この意味すら基地外には分からんだろうな
BHと特異点は同義ではない。 誰も特異点の説明を試みようとなどしていない。
読み返してみると特異点とBHを混同してるっぽいのが散見されるな。全部おまえか
>>483
特異点がなければ、ブラックホールなんて呼び方されてねーよ まあホーキングは特異点の解明に必死になって結局超弦に逝ってしまったがw
こいつ、有名なシッタカ君ですよ。 昔のあやしい啓蒙書を誤読して信じ込んでるのよ。
>>486 だから何なんだ?BHと特異点が同義ではないことにはかわりないが?
言い返せなくなったらシッタカなあw まあこの板でシッタカって言葉使い出したのは俺なんだがw
特異点なしでブラックホールが光が抜け出せない理由証明してみろってカス
いやぁ〜こう言うドカンチがいると楽しいね。
特異点定理が証明されたのがBHの最初の例であるシュバルツシルト解から半世紀も経っていることからも 特異点とBHが別物であることは自明だと思うのだが。
イミフ
特異点定理が証明されるまではBHが必ず特異点を伴うかどうかわからなかったのだから、 特異点とBHが別物であることは自明だと思うのだが。 さらに言うと、BHを伴わない裸の特異点なる概念まで存在することからも 特異点とBHが別物であることは自明だと思うのだが。 まだ意味不明か?
>>494 >特異点定理が証明されるまではBHが必ず特異点を伴うかどうかわからなかったのだから
で、BHが必ず特異点を伴うの?
何が「で、」なんだ? 量子重力まで行ったら特異点は解消されるかもしれんが、 そうなればますます特異点とBHは別物ってだけ
>>477 既知外はお前だ。
物体を落とせば有限時間で中心に達するんだろ。
重力崩壊の時は星の構成物質が落ちていくわけだが、
それも有限時間で中心に達することになるだろうが。
そしたら、ブラックホールができてしまうじゃないか。
499 :
302 :2009/01/14(水) 20:35:23 ID:???
特異点とBHが別物っていわれてもな。
相対性理論なんてマクロな理論ではそもそも量子レベルは考慮してないだけで、
そうすると特異点が出てきてしまうだけだ。実際は縮退圧とかがあってなかなか潰れないんだが、
それは量子力学であって相対論ではないからね。
BHは相対性理論の副産物。
特異点は相対性理論の限界。
>>498 吉外ハッケソ
もうね、BHはあるってことでいいよ
ないけどさw
>>499 >特異点は相対性理論の限界。
EHがすでに限界を越えているのだが?
もともと煽るしか能の無かった302だが、ここへ来て猛烈な勢いで馬脚を露わし始めたなw もしかして302は、よく事象の地平面を「見かけの特異点」と書いてあるのを見て、 事象の地平面の内側であるブラックホールと真の特異点とを混同してしまったんじゃないか? 一度口走った手前、引っ込みがつかなくなって、必死に屁理屈をこねているようにしか見えないw
>>499 >もうね、BHはあるってことでいいよ
>ないけどさw
ないと言いたければ、
>>473 の指摘した自己矛盾を解消して見せろよ。
自己矛盾を指摘されてるのに、それを解消もせずに、ないない言い張っても
自分のバカを晒すだけだぞw
503 :
302 :2009/01/14(水) 23:29:03 ID:???
おれ、屁理屈こねてるか?w
>>473 を今見てみたw
で、いつBHになるの?w
おやすみ
> 時間の進みが遅れる割合は重力ポテンシャルの差に比例する。 いんや、ちがうな。時計の進む割合は、計量テンソルのg_00成分の平方根 に比例するのだよ。地平線ではg_00→0となるから、時間が凍り付くのだ。
でg_00って重力ポテンシャルなんだよね?
どういう意味で? ポテンシャルは接続だろ?
ブラックホールなんてSFに出てくる空想の話じゃん。 信じるのは子供だけだよ。
じゃーブラックホールとブラックホールをぶつけたらどうなるんよ
半径rの地点に空間位置が固定された時計の時間の進みは dT = dt √g_00 で表される。シュバルツシルト解の場合は g_00 = 1 - a/r となる。半径rの地点で周期Tの振動は、遠方からは t = T/√g_00 の周期と見える、Tより長く観測される。光なら、周期が長く (波長が長く)、重力的赤方変移が観測される。
>>476 >>402 (正確には
>>403 ですけれど)で次のように書かれています。
>実際に計算してみると,球の固有時間をτを
>c τ = (1/2) √(R^3/a) (η + sinη)
>(R: 球の半径の初期値,a: 球のシュバルツシルト半径)によって媒介変数η
>で表したとすれば
>(1) 事象の地平線が発生するのは η = π - 3 asin√(a/R),
>(2) 見かけの地平線が発生するのは η = π - 2 asin√(a/R),
>(3) 特異点が発生するのは η = π (c τ = (π/2) √(R^3 / a))
>という時系列で起こることになります.
これが正しいとしても、ここで起こることは、重力崩壊した星の表面の固有時での時系列です。
そして、それを十分遠方から観測すると、それらが起こって事象の地平線が発生するまでに無限の時間が必要なのです。
>>512 で、その十分遠方から観測して
事象の地平線が発生している場合としてない場合を区別できるのかね。
区別できなければ発生しているとして問題ないし。
514 :
402 :2009/01/15(木) 23:46:37 ID:???
要望がありそうなので,
>>403 の計算についてもっと詳しく書きます.
ガス球の内部解は次式で与えられます.
(1) ds^2 = (c dτ)^2 ー (Ro/a) R(η) [dχ^2 + sin^2χ (dθ^2 + sin^2θ dφ^2)]
ただし,a≡ 2 G M/c^2, R(η) ≡ (Ro/2) (1 + cosη) = Ro cos^2(η/2)
としました.パラメータηは
(2) c τ = ∫R(η) dη = (1/2) √(Ro^3/a) (η + sinη)
によってガス球内部の固有時間τ(重力崩壊が始まった時間をτ = 0 とする)と
関係付けられています.
ガス物質はχ座標に対して静止しており,χ = 0 が球の中心,
χ = asin√(a/Ro) が球の表面に相当します.
動径座標 r は
(3) r = (Ro/a) R(η) sinχ = (1/2) √(Ro^3/a) (1 + cosη) sinχ
で与えられます.したがって r = R(η) はガス球の表面を指します.
515 :
402 :2009/01/15(木) 23:48:06 ID:???
一方外部解は次式で与えられます. (4) ds^2 = (c dτ)^2 - (a/Ro)^2 R^2(η) cosh^4(ξ/2) [dξ^2 + dθ^2 + sin^2θ dφ^2] (5) r = (a/Ro) R(η) cosh^2(ξ/2) (5) c τ = (a/2) cosh^3(ξ/2) (η + sinη) ξ = 2 acosh√(Ro/a) がガス球の表面になります. この解はもちろん,シュバルツシルト解と同値で,適当な座標変換でシュバル ツシルト座標系に移行します. 内部解と外部解は,球の表面 r = R(η) で一致しなければなりません. 実際,球の表面近傍では χ = asin√(a/Ro) + Δχ, ξ = 2 acosh√(Ro/a) +Δξ とすると r = R(η) + (a/Ro) R(η) √(Ro/a) √(Ro/a - 1) Δξ = R(η) + √(Ro/a) R(η) √(1 - a/Ro) Δχ から Δξ = √(Ro/a) Δχ となりますが,これを (4) に代入すると球の表 面で (1) と一致することが確かめられます.
516 :
402 :2009/01/15(木) 23:51:07 ID:???
ガス球の表面がシュバルツシルト半径を通過する時間は R(η) = a から η1 = 2 acos√(a/Ro) = π - 2 asin√(a/Ro) となります. ガス球内部では (2) より座標変換 τ → η を行なうと ds^2 = (Ro/a) R(η) [dη^2 - dχ^2 - sin^2χ (dθ^2 + sin^2θ dφ^2)] のように書けます. これから球の中心の光源による光の波面が ds^2 = 0 より簡単に χ = η - ηo と表わされます.ここで c τo = (1/2) √(Ro^3/a) (ηo + sinηo) が球の 中心で光が放射された時間です. もし,この光が,ガス球の表面がシュバルツシルト半径を通過するまでに球の表 面に届けば,外部の観測者にも見ることができます. 一方,もしガス球の表面に届くまでにガス球がシュバルツシルト半径を通過し てしまっていると,もはやシュバルツシルト球から外には出ていくことができ ません. asin√(a/Ro) = η1 - ηo = π - 2 asin√(a/Ro) - ηo より ηo = π - 3 asin√(a/Ro) に対応する時間に球の中心から出た光が,ちょう どガス球がシュバルツシルト半径を通過する瞬間にガス球の表面に届くことに なります.この光の波面はその後 r = a に留まります. これが事象に地平面です すなわち,もしηの瞬間に半径 r = (Ro/a) R(η) sin(η - ηo) より内側 いると最早脱出不可能となります.
>>513 結論から言うと、事象の地平線が発生している場合としてない場合を区別できないとしても問題大有りです。
特異点が発生してはいけないのです。
詩的荷いえば、「だから自然はブラックホールができるまでに無限の時間がかかるようにしてそれを防いだ」とでもいいましょうか。
518 :
402 :2009/01/16(金) 00:00:08 ID:???
>>512 > これが正しいとしても、ここで起こることは、重力崩壊した星の表面の固有時での時系列です。
(2)についてはその通りですが,(1)は星の中心の固有時間です.
(3) については星の内部の全ての地点で同時に起こります.
> そして、それを十分遠方から観測すると、それらが起こって事象の地平線が発生するまでに無限の時間が必要なのです。
遠方の観測者の時計でどうやって星の中心で起きた事象の時間を計るのかその方法を教えてください.
519 :
402 :2009/01/16(金) 00:04:06 ID:???
>>512 > (5) c τ = (a/2) cosh^3(ξ/2) (η + sinη)
式番号がダブってしまいました.これは (6) 式としておきます.
520 :
512 :2009/01/16(金) 00:31:51 ID:???
>>518 (402)
>遠方の観測者の時計でどうやって星の中心で起きた事象の時間を計るのかその方法を教えてください.
もちろん計れません。なぜなら、その事象は無限の未来のことなので、まだ発生していないからです。
いや別に喧嘩を売っているわけではぜんぜんありませんで、こういう書き方しかできないんです。申し訳ありません。
前にも書きましたが、私は重力崩壊した星の物質がその中心に落ち込むとき、
その星の表面の部分に注目すると、重力崩壊によって星の半径が縮むにしたがってそこの時間の進みが遅くなり、
結局、星の大きさがシュバルツシルト半径に達するほど小さくなるのには無限の時間がかかるのではないか、
つまり、われわれの宇宙が存在する時間の間にはブラックホールはできないのではないかと考えています。
けれども、過去レスでどなたかがか書かれていたように、世界中の名だたる物理学者がみなブラックホールの存在を否定していないのですから
これはどう考えても素人の私のほうが分が悪い。つまり私が間違っている可能性のほうが圧倒的に大きそうです。
それにもかかわらず、いまだに、どうしても私の考えを訂正してくれる説明に出会っていないと思われるのです。
もちろん、私が「相間」と同じ誤謬にはまっているのかもしれないという懸念も持っています。
相間の人たちに、いくら正しく相対性理論を説明してもぜんぜん理解してくれません。
同様に、本当は正しい考え方が示されているのに私が理解できないだけなのかもしれません。
ですので、できましたら、単に「お前は間違ってる」というだけでなく、
「お前が無限の時間がかかるといっていることは、これこれこういうわけだから有限の時間内に星の大きさがシュバルツシルト半径に達するほど小さくなることができるのだ」
というふうに説明していただけるとありがたいのです。
そこが納得できないから、私はいつまで経ってもブラックホールは無限の未来になるまでできないという考えを変えることはできません。
続く
BH信者は必死だけどさ、ホーキング放射が本当なら、 シュバルツシルト計量はホーキング放射を繰り込むと もはやシュバルツシルト計量じゃなくなるよね。 特に、重力半径近くでは量子効果が非常に強くなり、 シュバルツシルト計量への補正は無視できなくなるよ ね? そのあたりどうなのかね? ま、古典論しか 頭にない化石君に言っても仕方ないが。
>>521 ホーキング放射なんてマイクロBHじゃないと意味ねーだろが
アンチ必死だなwww
523 :
512 :2009/01/16(金) 00:52:47 ID:???
続き 単純な計算で、仮に質量が太陽の2倍ぐらいの星考えます。 するとシュバルツシルト半径は約5800mぐらいになります。 ここで、この星が重力崩壊を起こしたたおして(太陽質量の2倍ぐらいでは質量崩壊でブラックホールにはならないなどということは無視してください) 半径が5801mまで縮んだとしてもこのときの時間の遅れはまだたいしたことはありません。 これからさらに縮んでいくとシュバルツシルト半径まであと数センチというあたりから時間の遅れが顕著になってきます。 さらにシュバルツシルト半径まであと数ミリというあたりまでくると、その星から十分離れた場所との時間の進み方の差が急激に増大します。 そしてついにシュバルツシルト半径まであと数ミクロンというあたりまでくると、その星から十分離れた場所での1秒が数百億年にもなってしまいます。 続く
524 :
512 :2009/01/16(金) 00:53:19 ID:???
このイメージをAAにしたいのですが私にはAAの才能がないので下記のようなものしかできませんでした。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 続く
525 :
512 :2009/01/16(金) 00:53:50 ID:???
続き この計算をして思ったのは、ブラックホールの解説で、よく、 「ブラックホールに落下したものを遠くから見ると(はげしい赤方偏移のため実際にはみえないということは無視すると) ブラックホールの表面に張り付いているように見える」 と書いてありますが、本当にシュバルツシルト半径のごく近くまで接近するまで”時間の遅れにより張り付いて”みえる”という状態にはならないんだなぁということです。 というわけで、重力崩壊した星がブラックホールになりかけたとすると、その星の半径はシュバルツシルト半径に極近いところまでは比較的早く達するだろうということはわかりました。 しかし、その後急速に時間の遅れが増大し、シュバルツシルト半径に達するまさにその直前ではわれわれから見て事実上停止したといっていいほど時間の進みが遅くなります。 その結果、その星の表面はまさに皮一枚分を残してシュバルツシルト半径に達することができず、ブラックホールにもなれないというわけです。 これが私の考えです。 どうしたらこのほとんど時間の止まった状態で物質がシュバルツシルト半径に達することができるのか知りたいです。 よろしくお願いします。
>>522 >ホーキング放射なんてマイクロBHじゃないと意味ねーだろが
だれか、突っ込み入れたヤレ。
あほらしくて相手にできん。
ねるは/
527 :
502 :2009/01/16(金) 01:12:12 ID:???
>>521 ホーキング放射は,重力に関しては古典的で物質場だけ量子化した半量子論的
理論で計算します.
したがって,背景時空は一般相対論のものがそのまま使われます.
またホーキング放射の波長の主成分はブラックホールの半径と同程度であり,不
確定性より広がって存在しているので特にブラックホール表面で強いわけではあり
ません.
もちろん,恒星サイズのブラックホールではそのエネルギーは非常に低くいので
通常の天文学のタイムスケールでは無視して問題ありません.
>>503 >おれ、屁理屈こねてるか?w
うん、屁理屈こねてる。屁理屈しかこねてないと言ってもいい。
例えば、現に、
>>473 で指摘された自己矛盾を解消せずに
>で、いつBHになるの?w
と論点をずらして誤魔化しているだろ。
>>504 その計量テンソルのg_00成分が、重力ポテンシャルφを用いて
g_00=1+2φ/c^2
と表わされるわけだがw
>>507 >ブラックホールなんてSFに出てくる空想の話じゃん。
>信じるのは子供だけだよ。
と子供が空想しておりますw
>>509 重力波を放出して合体し、より大きなブラックホールになる。
>>512 素人考えなんだが、発生するまでに無限の時間が必要なのは
(2)の見かけの地平線の発生で、(1)の事象の地平線の発生は
遠方から観測しても有限の時間で起こるんじゃね?
>>517 ある系から観測して無限の時間がかかっても、別の系から観測して
有限の時間で特異点が発生するなら、何の意味もないじゃん。
なら、事象の地平線が発生するとして、特異点を囲んでもらう方がまし。
>>520 >結局、星の大きさがシュバルツシルト半径に達するほど小さくなるのには無限の時間がかかるのではないか、
それは結局、「見かけの地平線」が発生するまでに外部から観測して無限の時間がかかるというだけだろ。
「事象の地平線」はその前に星の内部に発生しているのだから、ブラックホールはできていることになるんじゃ。
>これこれこういうわけだから有限の時間内に星の大きさがシュバルツシルト半径に達するほど小さくなることができるのだ
間違っているのはここじゃね?なんで有限の時間内に星の大きさがシュバルツシルト半径に達する必要があるんだ?
>>521 単に、量子重力理論の完成を待たなければならない、ってだけの話だな。
それに、十分大きなブラックホール(天体クラス)なら、重力的半径近くでも量子効果は無視できるほど弱いし。
>>523-525 星の表面がシュバルツシルト半径にそこまで近づいてんなら、星の中の事象の地平線は十分な大きさになってるよ。
ブラックホールの表面に皮一枚が貼りついているだけで、ブラックホールでないわけではないだろ。
>>526 翻訳
グゥの音も出ないほど論破されました。
531 :
大熊猫星人 :2009/01/16(金) 04:43:09 ID:???
>>525 :512
あのにゃ。
そこまで解っているにゃら?
同じメカニズムで収縮する、ふたまわり質量の大きな恒星を考えると良いにょ。
其の恒星のふた周り内側の、貴方が考えた基準質量の中心核がどの様な挙動を示すか?考えると良いにょ。
ヒントは、ブラックホールは質量が大きい程密度が低いだにょ!
そして!
だからこそ!
恒星の奥深く、中心核付近で事象の地平線は!
忽然と発生するにょ。
532 :
302 :2009/01/16(金) 07:11:12 ID:???
>>529 どのあたりが屁理屈なのか明示してもらいたいものだ
それができなければ屁理屈でないと解釈できるw
どのあたりの論点がずれているか明示してもらいたいものだ
それがまったくない以上ずれていないと解釈できるw
外部から見て無限の時間がかかるからBHはないって言ってるのに
内部から見てあるからあるって馬鹿ですか?
何事もなかったかのように事象の地平線が内部にあるとほざいているw
吉外の無限ループw
>>532 なんで必死にアホ晒してるんだろね?ww 否定論者w
>>527 >またホーキング放射の波長の主成分はブラックホールの半径と同程度であり,不
>確定性より広がって存在しているので特にブラックホール表面で強いわけではあり
>ません
なるほど。ブラックホール表面付近ではどの程度の波長なのでしょうか?
>>532 >>529 に「例えば」って例示してるのに
>どのあたりが屁理屈なのか明示してもらいたいものだ
と居直るあたりも脳足りん
536 :
424 :2009/01/16(金) 14:53:47 ID:???
私も、遠方時間基準では有限時間内にBHは形成されないと思います。
結局、ニュートン力学では、重力崩壊する球状ガスの表面の局所重力場は、
その中心にガスの質量が集中する質点のモデルのものと等価になりますよね?
なら、単純に考えて、自由落下するガス表面がシュバルツシルト半径に、
一致するには無限の時間がかかるのではないのでしょうか?
確かに、BHが形成されるまでには、中心に落下するガスもあるでしょうが、
それは、球状ガスの表面に位置する部分のものではないので、矛盾はしない
と思います。
>>402 レスありがとうございます。
ところで、
(1) ds^2 = (c dτ)^2 ー (Ro/a) R(η) [dχ^2 + sin^2χ (dθ^2 + sin^2θ dφ^2)]
(4) ds^2 = (c dτ)^2 - (a/Ro)^2 R^2(η) cosh^4(ξ/2) [dξ^2 + dθ^2 + sin^2θ dφ^2]
上記の計量の二式において、dτとは誰の固有時間なのでしょうか?
それとも、χによって定まるということなのでしょうか?
「ガス球内部の固有時間τ」と仰られていますが、ガス球内部のいたる所で、
固有時間が共有されているとは思えないのですが。
BH語るだけ無意味
『場の古典論』(ランダウ=リフシッツ) 「§102. 球状物体の重力崩壊」(P344〜) P346 (重力崩壊する球状)物体に結びつけられていないで、遠方ではガリレイ的な基準系では球状物体の半径はrg(重力半径:Schwarzschild半径のこと)より小さくはならない。 このことは、遠方の観測者の時計tによると収縮する物体の半径は、t→∞ で漸近的にrgに近づくだけであることを意味する。 P347〜348 rgに(固有時間で)到達したあと、物体は収縮をつづけ、そしてそのすべての粒子は有限の固有時間内に中心に達する。 物質の各部分が中心に陥没する瞬間は、空間・時間計量の真の特異点となる。しかしながら、シュヴァルツシルト球のなかへ物体が収縮する過程はすべて外部の基準系からは観測されない。 物体の表面がこの球を通過する瞬間は時間 t=∞ に対応する。シュヴァルツシルト球を過ぎたあとの崩壊のあらゆる過程は、遠方の観測者にとって"時間無限大"のあとで起るといってもよい。 これこそ時間の経過の相対性の極端な例である。この描像にはもちろんなんら論理的矛盾はない。
>>534 ?
ホーキング放射は重力的赤方変移をしてるのかって?
量子効果なんだから、赤方変移は関係ないんじゃないか?
541 :
512 :2009/01/16(金) 21:16:29 ID:???
>>529 >(2)の見かけの地平線の発生で、(1)の事象の地平線の発生は
>遠方から観測しても有限の時間で起こるんじゃね?
いえ、やはり無限の時間がかかると思います。
>ある系から観測して無限の時間がかかっても、別の系から観測して
>有限の時間で特異点が発生するなら、何の意味もないじゃん。
重力崩壊している星の表面の固有時で有限の時間内でも、そこから離れた我々にとって無限時間の後だということに意味があるのです。
>なら、事象の地平線が発生するとして、特異点を囲んでもらう方がまし。
それは同じことを言い換えただけにすぎません。
つまり、発生しかけた事象の地平線で囲むことによって、特異点の発生を無限の未来に押しやっていることになるのです。
>それは結局、「見かけの地平線」が発生するまでに外部から観測して無限の時間がかかるというだけだろ。
”外部から観測して無限の時間がかかる”ということが議論の対象なのですから、
けっして”だけだろ”という言葉で片付けるわけにはいきません。
>「事象の地平線」はその前に星の内部に発生しているのだから、ブラックホールはできていることになるんじゃ。
私の考えでは、「事象の地平線」は星の内部には発生しません。
これについては後で述べます。
>間違っているのはここじゃね?なんで有限の時間内に星の大きさがシュバルツシルト半径に達する必要があるんだ?
有限の時間内に星の大きさがシュバルツシルト半径に達することが無ければ、有限の時間内にブラックホールができることも無いからです。
それゆえ私は有限の時間内にブラックホールはできないと主張しています。
>ブラックホールの表面に皮一枚が貼りついているだけで、ブラックホールでないわけではないだろ。
ブラックホールはまだできていないわけですから、
「ブラックホールの表面に皮一枚が貼りついている」状態ではなく、
あと皮一枚分小さくなればブラックホールになる状態というべきと思います。
542 :
512 :2009/01/16(金) 21:17:12 ID:???
>>531 :大熊猫星人様
>同じメカニズムで収縮する、ふたまわり質量の大きな恒星を考えると良いにょ。
>ヒントは、ブラックホールは質量が大きい程密度が低いだにょ!
ここで質量の違う二つの天体として、地球と太陽を考えます。
地球の質量でシュバルツシルト半径を計算すると半径が約9mmになります。
一方太陽のシュバルツシルト半径は約3kmになります。
体積比は3.7×10^16にもなります。
それに対して質量比は333000しかありませんから、
シュバルツシルト半径まで小さくなった地球と、同じくシュバルツシルト半径まで小さくなった太陽を比べると
大熊猫星人さんがおっしゃるように、太陽のほうが密度が小さい(圧倒的にスカスカ)ということがわかります。
>恒星の奥深く、中心核付近で事象の地平線は!
>忽然と発生するにょ。
いま太陽が重力崩壊を起こして小さくなったとき、もしもその中心から半径9mmのところに事象の地平線が現れたとします。
このとき、その半径の内部の密度はシュバルツシルト半径まで小さくなった地球と同じはずです。
しかし、その部分だけ密度が高いということは考えられませんから、全体が均一にその密度になったと考えると、
そのときの太陽の半径は約62cmになります。
つまし、太陽の内部の約9mmの位置に事象の地平線ができたということは、
太陽が太陽のシュバルツシルト半径である約3kmよりもきわめて小さくなったということを意味します。
仮に太陽が重力崩壊をして無限小まで小さくなることができたとしても、
これは当然太陽が重力崩壊をしてシュバルツシルト半径まで小さくなってからさらにずっと先のことです。
以上から、ある天体が重力崩壊をしてシュバルツシルト半径付近まで小さくなった程度では
その内部に事象の地平線ができることはないといえると思います。
BH否定してる一名が、ただ揚げ足レスしているようにしか見えないな 遠方観測者から"みて"時間が止まるのは観測限界であって 実際にそこで何が起きているかは理論でしか示せない。散々上ででてる事な訳だが 時間が止まって"みえる"のと、(理論的に)時間を"止める"を混同している気がするな
>>543 >時間が止まって"みえる"のと、(理論的に)時間を"止める"を混同している気がするな
時間が止まって"みえる"以上、本当に時間がとまっているのです。
たとえば、高重力下で時間スケールがわれわれより100万倍遅れて進むように見えるとしたら
そこで1秒経過する間にわれわれは100万秒経っているわけです。
けっしてそこでも100万秒立っているけれどもわれわれには1秒しか経っていないようにしか見えないというわけではありません。
>>543 >実際にそこで何が起きているかは理論でしか示せない。
それは科学かい?
546 :
302 :2009/01/17(土) 08:43:04 ID:???
BH肯定してる一名が、自作自演してただ揚げ足レスしているようにしか見えないなw
はいはい、BHは存在しないしないww
分かってくれたかい。分かれば良いんだよ。サルで分かることだからね。
549 :
402 :2009/01/17(土) 17:35:28 ID:???
>>520 遅くなりました.
> もちろん計れません。なぜなら、その事象は無限の未来のことなので、まだ
> 発生していないからです。
私は聞いているのは,それ以前の話です.
事象の地平ができるのが無限の未来というのであれば,それ以前は観測できて
いたんでしょう?
> 前にも書きましたが、私は重力崩壊した星の物質がその中心に落ち込むとき、
> その星の表面の部分に注目すると、重力崩壊によって星の半径が縮むにした
> がってそこの時間の進みが遅くなり、
基本的なことですが,相対論では絶対時間というのはありません.
遠方の時計を比較するには,どのような方法で時計を同期するのかという基準
が必要になります.
> 結局、星の大きさがシュバルツシルト半径に達するほど小さくなるのには無
> 限の時間がかかるのではないか、
> つまり、われわれの宇宙が存在する時間の間にはブラックホールはできない
> のではないかと考えています。
まず,シュバルツシルト座標系の時間座標を何故特別視するのかその理由を教
えて欲しいですね.
それから,402に書いたように
(星の表面がシュバルツシルト半径に達する時刻) > (ブラックホールができた時刻)
です.
550 :
402 :2009/01/17(土) 17:46:04 ID:???
参考文献を追加しておきます. 去年の暮れにピアソン・エデュケーションから ジェームズ・B・ハートル著「重力 アインシュタインの一般相対性理論入門」 という本が出版されています. この本のP248〜249に事象の地平の定義と,それが重力崩壊でどのように 増大するか図で説明されています(式は無いです).見かけの地平はP247 に「捕捉面」という表現で出てきます.
551 :
大熊猫星人 :2009/01/17(土) 17:58:52 ID:???
>>542 :512さん。
どうやらにゃ〜。
事象の地平線が出来るとすれば、忽然と臨界領域を囲むように形成される
ことは解ってくれた見たいだにょ。
あとは平坦時空から観て時間がほとんど止まった領域は、
平坦時空から観た半径方向の厚みもほとんど無くなるにょ。
すると平坦時空から観たそこの密度が臨界に達するにょ。
そうやって事象の地平線は、成長するにょ。
外側の質量にとって、下からの圧力が無い訳だからどんどん吸い込まれるにょ。
平坦時空から観ても、重力崩壊していく恒星表面の時間は停止していないので、
シュリンクしていく所が、劇的に観測出来るにょ。
552 :
402 :2009/01/17(土) 18:31:34 ID:???
>>523 とりあえず,ブラックホールができる時刻と星の表面がシュバルツシルト半径
に達する時刻に混同があるということを再度指摘しておきます.
なかなか分かってもらえないのですが,事象の地平面というのは面積が一定以
上広がらないという以外は未来的光円錐と変わりません.
事象の地平の中が見えないというのは,特殊相対性理論では光円錐の外にいる
観測者がその中の事象を見ることができないということに相当します.
もちろん平坦な時空では慣性系でじっとすればいつかは光円錐を通過すること
になりますが,シュバルツシルト時空ではそれは自由落下している観測者に相
当します.
シュバルツシルト時空に対して静止している観測者というのは,平坦な時空で
は光が追い付けないよう一様加速している観測者に相当します.
実際,一様加速している座標系では見かけ上の事象の地平面が出現します.
一様加速している座標系はリンドラー座標と呼ばれていますが,どういうも
のかはEMAN物理学のページ
http://homepage2.nifty.com/eman/relativity/uni_accel.html で確認できます.
赤の太線で書かれている光円錐が,加速している観測者(リンドラー座標)に
とっての事象の地平線になっています.
空間線は地平線に近くなる程密になり,光円錐上では一点で交わっていること
が見てとります.
これは,リンドラー座標系では物体が光円錐に近づくのに無限の時間を要する
ことを意味します.これはまさにシュバルツシルト座標系と同じですね.
この観測者にとっては,光円錐の中で起きていることは見えません.
だからといって,そこでは何も起きていないということになりますか?
553 :
402 :2009/01/17(土) 18:41:35 ID:???
訂正です.
>>502 は,私の書きこみでした.失礼しました.
>>534 いや,位置の不確定性でどこか特定の位置に存在しているわけではないと言って
いるんですが.運動量(物質波の波長に逆比例)と位置は同時に確定値を持てない
(不確定性原理)ということを聞いたことありませんか?
信じる者は救われる。www
つ 黒穴カルト教
556 :
402 :2009/01/17(土) 19:06:37 ID:???
>>536 > 上記の計量の二式において、dτとは誰の固有時間なのでしょうか?
> それとも、χによって定まるということなのでしょうか?
χ座標に静止した観測者にとっての固有時間です.つまりガス自身の固有時間
です.共動座標系でかつ同期座標系でもある座標系です.
> 「ガス球内部の固有時間τ」と仰られていますが、ガス球内部のいたる所で、
> 固有時間が共有されているとは思えないのですが。
時間を「共有」という概念が今一つ意味不明ですが,こういう座標系は常に設
定可能ですよ.
時間の基点となる空間超曲面に空間座標 (x^i, i=1,2,3)を設定すれば,それ
から固有時間τ経過したときに物質が存在する時空点に座標値(τ, x^i)を対
応させれば良いのです.
ここで仮定したような塵状のガスの場合は,τ = 0 で g_0i = 0 ならば,そ
の後も g_0i となります.これが同期座標系と呼ばれるものです.
誰もが信じるブラックホールの存在を否定するオレかっけえ 誰もが信じる相対性理論を否定するオレかっけえ
558 :
402 :2009/01/17(土) 19:26:31 ID:???
>>554 ブラックホールが現実に存在するとは一言も言ってないんですけどね.
あくまで一般相対性理論に従えばブラックホールは存在しえるということですね.
一般相対性理論が検証されているのは弱重力場だけなので,シュバルツシルト
半径サイズでは成り立ってない可能性は否定できないでしょう.
もしそうなったとしても,それはそのとき考えれば良いことで,特に根拠が無いのに
今必死に否定するようなことでは無いですね.
観測不可能な妄想を信じるのが科学かえ?
560 :
402 :2009/01/17(土) 19:28:54 ID:???
>>556 訂正です.
< の後も g_0i となります.これが同期座標系と呼ばれるものです.
> の後も g_0i=0 となります.これが同期座標系と呼ばれるものです.
561 :
398 :2009/01/17(土) 19:51:53 ID:???
>>557 ここでは誰も相対性理論を否定していませんよ。
ただ、相対性理論からの帰結についての解釈の相違について議論をしているだけです。
信じると幸せになれるもの、神、あの世、ブラックホール。
563 :
563 :2009/01/17(土) 20:05:33 ID:+VbEVXjE
ここまでオナホールなし
564 :
512 :2009/01/17(土) 20:42:50 ID:???
>>558 :402
>ブラックホールが現実に存在するとは一言も言ってないんですけどね.
あなたはブラックホールは存在しないとお考えなのですか?
>あくまで一般相対性理論に従えばブラックホールは存在しえるということですね.
私は、一般相対性理論に従えばブラックホールは存在しえないと主張しているのですけれども。
同様に、私以外の「ブラックホールは存在しない」と主張している人たちは、
>>539 で紹介されている、ランダウの意見に代表されるように
みなさん相対性理論が正しければブラックホールは存在しないといっていると思うのですが。
>もしそうなったとしても,それはそのとき考えれば良いことで,特に根拠が無いのに
>今必死に否定するようなことでは無いですね.
それでは、いままで何を議論してきたのですか?
565 :
512 :2009/01/17(土) 20:49:25 ID:???
>>551 :大熊猫星人様
>事象の地平線が出来るとすれば、忽然と臨界領域を囲むように形成される
>ことは解ってくれた見たいだにょ。
臨界領域を囲むように形成されるのですか?
>>531 では、下記のように書かれていましたよね?
>恒星の奥深く、中心核付近で事象の地平線は!
>忽然と発生するにょ。
臨界領域を囲むように形成されるのですか?
それとも中心核付近で忽然と発生するのですか?
どちらなのですか?
566 :
402 :2009/01/17(土) 21:16:24 ID:???
>>564 > あなたはブラックホールは存在しないとお考えなのですか?
現時点では,ブラックホールの存在が確かだといえる程一般相対性理論は検証
されていないという意見です.
しかし,一般相対性理論が正しい限りは存在しえると思ってます.
>
>>539 で紹介されている、ランダウの意見に代表されるように
> みなさん相対性理論が正しければブラックホールは存在しないと
> いっていると思うのですが。
ランダウはブラックホールが存在しないとは書いてませんよ.
「シュバルツシルト座標系の時間」で物質が「シュバルツシルト球面」を通過するのに
無限の時間がかかると書いてあるだけです.その事には全く異論はありません.
ただし,場の古典論は古い教科書なので既に述べたような動的時空のブラックホー
ルの現代的な定義は載ってませんし,当然その定義に従った場合ブラックホールの
半径がどう変化するかなんてことは書いてません.
# メトリックは与えられているので,自分で計算することはできますけどね.
それを知りたければ,既に挙げたような新しい教科書を見てください.
ホーキング放射はどうよ? ホーキング放射が正しければ、BHは有限の時間で消滅されるとされている。 一方、BHの形成は無限の時間がかかるとされている。どっちが本当よ?
568 :
大熊猫星人 :2009/01/17(土) 21:36:46 ID:???
>>565 :512さん。
大熊猫星人の以前の書き込みにょ。
>>240 >>251 >>376 特に376は、判り易く書いたつもりだにょ。
大熊猫星物理学での中性子星本体は、中心核を形成する圧縮不能な
クウォークグルーオンプラズマ(液体)に比べると、
密度が低く圧縮可能で流動性が高いからガス大気扱いにょ。
ちなみに、
>爆縮する恒星外側質量
とは、Fe中心核を覆う、核融合燃料の使い残しが存在する恒星表層大気が、
断熱圧縮されながら内向きに超新星爆発を起こす様を表しているにょ。
569 :
424 :2009/01/17(土) 21:53:19 ID:???
>>402 レスありがとうございます。
>χ座標に静止した観測者にとっての固有時間です.つまりガス自身の固有時間です.
>共動座標系でかつ同期座標系でもある座標系です.
なるほど。
素人考えで恐縮ですが、固有時間というのは座標変換で同期させるのは難しいかと。
単純に、座標時間(例えば、シュバルツシルトの解におけるdtとか)は座標変換で、
容易に同期できると思うのですが、固有時間というのは、座標系に依存しないような
気がします。この辺も勉強してみます。
>動的時空のブラックホールの現代的な定義は載ってませんし,
>当然その定義に従った場合ブラックホールの半径がどう変化するかなんてことは書いてません.
># メトリックは与えられているので,自分で計算することはできますけどね.
>それを知りたければ,既に挙げたような新しい教科書を見てください.
ぬぉ〜、気合入れて読むしかないですね。w
もっと英語勉強しとけばよかった・・・。(ToT)
570 :
512 :2009/01/17(土) 23:21:14 ID:???
>>566 :402
>ランダウはブラックホールが存在しないとは書いてませんよ.
たしかにそのとおりです。
しかし、同時に、
>しかしながら、シュヴァルツシルト球のなかへ物体が収縮する過程はすべて外部の基準系からは観測されない。
>物体の表面がこの球を通過する瞬間は時間 t=∞ に対応する。
>シュヴァルツシルト球を過ぎたあとの崩壊のあらゆる過程は、遠方の観測者にとって"時間無限大"のあとで起るといってもよい。
とも書いています。
これはつまり、我々の宇宙が存在する間はブラックホールは存在しないということを意味します。
あなたも、
>「シュバルツシルト座標系の時間」で物質が「シュバルツシルト球面」を通過するのに
>無限の時間がかかると書いてあるだけです.その事には全く異論はありません.
とおっしゃっている。
これは私の意見そのものです。
にもかかわらず、それと同時にあなたは有限時間のうちにブラックホールが存在するとおっしゃる。
これはまったく矛盾ではありませんか。
あなたのおっしゃることが私にはさっぱり理解できません。
再び、ご無沙汰していた。
>>512 氏の考えのどこに落とし穴があるのか考えていて、1つ思い当った点がある。
>>512 氏は星の表面かその外の時間しか検討しておらず、肝心の星の中の時間を考慮していない。
>>520 >>523 >>525 貴方の主張に基づけば、星の表面がシュバルツシルト半径に近付くにつれ、その星から十分離れた
場所に居るわれわれから見て時間の遅れが急激に増大し、シュバルツシルト半径に達するまさに
その直前ではわれわれから見て事実上停止したといっていいほど時間の進みが遅くなることになる。
その結果、その星の表面は勿論、星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に
達することができない(達するためには無限の時間がかかる)ことになる。
上記の主張は基本的に正しい。では、その主張に基づいて、その星の内部を調べてみてはどうか。
星の表面がシュバルツシルト半径に達するまさにその直前では、その星の表面における時間は
われわれから見て事実上停止したといっていいほど遅くなっているのだから、星の表面の少し内側、
即ちシュバルツシルト半径の僅かに内側での時間はそれ以上に遅くなっていることになる。
外部から内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達しない程に時間が遅れるのであれば、
シュバルツシルト半径の僅かに内側を内部から外部へと進む光も、星の表面には(おそらくは、
シュバルツシルト半径にさえも)決して達しないことになる。
星の内部は外部より重力ポテンシャルが低く時間の遅れの割合も大きい(シュバルツシルトの
内部解からも明らか)ので、当然だ。外部から内部へ進む光がシュバルツシルト半径に達しないのに、
内部から外部へと重力に逆らって進む光が星の表面を通過できては、それこそおかしい。
以上より、まさに貴方の主張から、星の内部から外部へ進む光も星の表面には決して達しない、
という結論が導かれる。
だが、ここで注意して欲しい。星の表面には決して達しない、ということは、事象の地平面の定義
「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」を満たしてしまっている!
即ち、星の表面がシュバルツシルト半径に達するずっと前の、その光が発生した時点で既に、
そこは事象の地平面の中だったわけだ。
572 :
大熊猫星人 :2009/01/18(日) 00:30:37 ID:???
>>570 :512さん。
恥ずかしいから様付けは、止めてくださいにょ。
所でにょ。
>>「シュバルツシルト座標系の時間」で物質が「シュバルツシルト球面」を通過するのに
>>無限の時間がかかると書いてあるだけです.その事には全く異論はありません.とおっしゃっている。
>これは私の意見そのものです。
>にもかかわらず、それと同時にあなたは有限時間のうちにブラックホールが存在するとおっしゃる。
>これはまったく矛盾ではありませんか。
>あなたのおっしゃることが私にはさっぱり理解できません。
此れなんだけどにょ。
地玉の物理学では、大きさや質量の無い観測用仮想座標をBHに自由落下させるから、訳がわからなくなるんだにょ。
せめて、サイズと質量を持つ物を落とさないと分からない事が在るものだにょ。
出来れば、落下物にはいろんな環境センサーも付けるべきだにょ。
>>523 この例を用いて具体的に計算してみよう。シュバルツシルト半径が5800mとなる星の質量は
約3.9x10^30kgだ。この星の半径が5801mまで縮んだ時、この星の表面での時間の遅れは約76倍だ。
(本来は、星が縮みつつある動的な場合での重力方程式を解かなければならないのだが、
先にも白状した通り俺の数学力では無理なので、シュバルツシルト解で計算させていただく)
では、この星の表面から2m内側(星の中心から5799mの場所)での時間の遅れはどのくらいか。
計算してみると、約199倍となる。やはり、内側の方が重力ポテンシャルが低い分、大きくなる。
同様にして、星の半径が5800.01mの場合を考えよう。表面での時間の遅れは約761倍なのに対し、
星の表面から1cm内側(星の中心から5799.99mの場所)での時間の遅れは1994倍となる。
シュバルツシルト半径まであと1ミクロンなら、表面では約76160倍、2ミクロン内側では約199400倍だ。
星の表面と内側とでは、時間の遅れの割合は同オーダーではあるものの常に内側の方が大きい
ということが判っただろう。従って、星の外部から内部へと進む何物もシュバルツシルト半径に
達しないと主張するならば、全く同じ理屈で星の内部から外部へと進む何物も星の表面
(おそらくはシュバルツシルト半径)に達しないという結論も認めなければならない。
これは、事象の地平面の定義「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」
(
>>402 を参照のこと)を満たすので、星が縮んでその表面がシュバルツシルト半径に達する時点
(これは有限時間内に起こる)で既に、星の内側に事象の地平面(即ち、ブラックホールの境界)
が存在していることになる。当然、その事象の地平面が発生したのはさらに前の時点だ。
以上をまとめよう。星の表面が決してシュバルツシルト半径に達することができないならば必ず、
その星の内部では有限時間内に事象の地平面が発生している。
貴方自身が例示した
>>523 のケースに貴方自身の主張をそのまま適用した結果だ。
>>541 >いえ、やはり無限の時間がかかると思います。
上記の通り、(1)の事象の地平線の発生は有限の時間で起こることが、貴方自身の主張から導かれる。
>>551 >平坦時空から観た半径方向の厚みもほとんど無くなるにょ。
それは違うぞ。重力半径近くまで収縮すると、時間が引き延ばされるのに
反比例して、空間方向の長さの尺度が濃くなって、分厚い壁と化するのだ。
(1-a/r)^(-1)dr^2
が、r→aでどうなるか考えてみよう。
>>541 >重力崩壊している星の表面の固有時で有限の時間内でも、そこから離れた我々にとって無限時間の後だ
>ということに意味があるのです。
(1)の事象の地平面の発生は、その星から離れた我々にとっても有限の時間内で起こる。
>>571 >>573 で明らかにした通りだ。
>それは同じことを言い換えただけにすぎません。
>つまり、発生しかけた事象の地平線で囲むことによって、特異点の発生を無限の未来に押しやっている
>ことになるのです。
(1)の事象の地平面のあるとないとでは本質的に異なるだろう。事象の地平面が発生しなければ、
我々にとって無限の未来であっても、もとからその星の内側に居て落下していく観測者にとっては
有限の未来で特異点の発生を観測できてしまう。そして、(その観測者の系の状態にも依存するが)
その情報を有限の時間で外部の我々に伝えることさえできる。なにせ、事象の地平面が無いのだから。
仮に宇宙検閲仮説が正しいとすると、特異点の発生を我々から無限の未来に押しやっただけではダメで、
シュバルツシルト半径の外側に居る全ての観測者にとって無限の未来に押しやらなければならない。
それができるのは、事象の地平面だけだ。
>”外部から観測して無限の時間がかかる”ということが議論の対象なのですから、
>けっして”だけだろ”という言葉で片付けるわけにはいきません。
>>529 氏の意図は、”外部から観測して無限の時間がかかる”のは「見かけの地平線」の発生であって
(1)の「事象の地平線」はそうではない、ということだろう。(そして、それは事実である)
”だけだろ”という言葉のかかる先を勘違いしているのではないかな?
>>541 >私の考えでは、「事象の地平線」は星の内部には発生しません。
>これについては後で述べます。
既に述べた通り、誰あろう貴方自身の主張から「事象の地平線」が星の内部に発生することが証明された。
>有限の時間内に星の大きさがシュバルツシルト半径に達することが無ければ、
>有限の時間内にブラックホールができることも無いからです。
繰り返しになるが、有限の時間内に星の大きさがシュバルツシルト半径に達することが無ければ、
有限の時間内に星の内側の点を出発した光がシュバルツシルト半径に達することもない。
これは、(1)の「事象の地平線」の定義を満たすので、(1)の「事象の地平線」は既に存在することになる。
さらに、貴方の主張に従えば、有限の時間内に「見かけの地平線」が発生することもないのだから、
(1)の「事象の地平線」は有限の時間内に発生したことになる。
>それゆえ私は有限の時間内にブラックホールはできないと主張しています。
ブラックホールの定義は、"(1)の「事象の地平線」の内側"だ。「事象の地平線」が有限の時間内に発生した以上、
ブラックホールも有限の時間内に発生していることになる。
>ブラックホールはまだできていないわけですから、
>「ブラックホールの表面に皮一枚が貼りついている」状態ではなく、
前述の通り、ブラックホールは既にできているのだから、
「ブラックホールの表面に皮一枚が貼りついている」状態という表現は正しいだろう。
(1)の「事象の地平線」の上に皮一枚が貼りついている状態とも言える。
>あと皮一枚分小さくなればブラックホールになる状態というべきと思います。
あと皮一枚分小さくなれば「見かけの地平線」が発生する状態と言うべきだ。
「事象の地平線」の上に皮一枚が貼りついていたら、それはブラックホールと言えないのだろうか?
俺は違うと思う。既に存在するブラックホールに周囲から一斉に塵が落下した状態と変わらない。
従って、永久に剥がれない皮一枚が貼りついていても、これはブラックホールである筈だ。
>>542 >いま太陽が重力崩壊を起こして小さくなったとき、もしもその中心から半径9mmのところに事象の地平線が現れたとします。
事象の地平面は、星の中心から離れた特定の位置に唐突に発生するものではない。
球対称な星であるならば、ある時点で星の中心に発生し、それから外側に向けて拡大する。
>このとき、その半径の内部の密度はシュバルツシルト半径まで小さくなった地球と同じはずです。
これが誤りだ。
事象の地平面の定義は「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」だ。
従って、仮に半径9mmのところに事象の地平線があるとしたら、その半径9mmの地点から
星の外側へ向けて出た光は有限の領域(この場合は、シュバルツシルト半径だろう)にしか
到達できないということでしかない。その内部の密度については何も言っていない。
おそらく、シュバルツシルト半径まで小さくなった地球よりもずっと低い密度だろう。
仮に半径9mmの内部の密度がシュバルツシルト半径まで小さくなった地球と同じになったら、
発生しているのは「見かけの地平面」だが、「見かけの地平面」が星の内部に発生することはない。
>しかし、その部分だけ密度が高いということは考えられませんから、全体が均一にその密度になったと考えると、
>そのときの太陽の半径は約62cmになります。
半径9mmの内部の密度については何も言えないので、貴方の以降のの理屈は
全く成り立たない。
全体が均一に同じ密度であると仮定しても、半径9mmの内部の密度はおそらく、
シュバルツシルト半径まで小さくなった地球よりもずっと低いだろうから、
そのときの太陽の半径も62cmよりはるかに大きいだろう。
おそらく、太陽のシュバルツシルト半径である約3kmよりもやや大きいだろう。
>以上から、ある天体が重力崩壊をしてシュバルツシルト半径付近まで小さくなった程度では
>その内部に事象の地平線ができることはないといえると思います。
貴方は途中で「その半径の内部の密度はシュバルツシルト半径まで小さくなった地球と同じはず」
という全く無根拠な仮定をしている。その仮定を排除すれば、貴方の主張は全く成り立たない。
そして、貴方の別の主張から、事象の地平面の発生が示せる。
578 :
大熊猫星人 :2009/01/18(日) 01:41:48 ID:???
>>574 大熊猫星人の習性で、おもちゃを見つけるとつい遊んでしまうにゃ。
だからBHを見つけると、ついいろんなセンサーつきポッドを落下させてみるにょ。
探査船から観る限り、時間差を付けて落下させたポッド1と2は、
事象の地平線近傍でぺちゃんこに成りながら接近し続けるにょ。
ちなみに、長さ10メートルのチタンブレースで連結したポッド1と2は、
潮汐力でチタンブレースが引きちぎられたアップリンクを寄こしたが。
探査船からの観測では、1と2は接近していくにょ。
数式を読むときは、何処から何がどの様に観測されるのか?判断が難しいにょ。
とりあえずは、いろんな物を色々に落としてみることだにゃ。
>>546 貴方は今まで何ら有効な主張をしたことがなく、今もする気はないようだね。
最早、BHを否定している人にとっても、足手まといでしかない。
貴方はもう何も書き込まない方がよい。スレの全住人にとっても、貴方自身にとっても。
>>548 自ら自分こそがサルであると証明するレスを書き込んで、何が楽しいのだ?
>>554-555 同上。
>>561 >ここでは誰も相対性理論を否定していませんよ。
相対性理論を否定しないならば、「ブラックホールは存在しえる」が唯一の帰結だろう。
厳密には、一般相対性理論に従えば重力崩壊の結果として必ずブラックホールが生じる、
といったところだろうか。一般相対性理論が完璧であるとは限らないし、もしかしたら
重力崩壊を防ぐ未知のメカニズムがあるのかも知れない。そのような場合においては、
ブラックホールが現実には存在しないこともあり得るわけだ。
>ただ、相対性理論からの帰結についての解釈の相違について議論をしているだけです。
402氏は厳密な定義に基づき定量的に結論を導いているので、相違が生じる余地などない。
402氏が誤っているのでなければ、異なる解釈を主張する側が、定義を無視しているか、
あるいは誤った議論をしているか、のどちらかだ。
俺の見る限りでは、異なる解釈を主張する側は、定義を無視しているようだが。
>>564 >あなたはブラックホールは存在しないとお考えなのですか?
曲解が過ぎる。未知の理由でブラックホールの発生が防がれている可能性を否定できないということだろう。
>私は、一般相対性理論に従えばブラックホールは存在しえないと主張しているのですけれども。
どうやら貴方の主張は確かに一般相対性理論に従っていたようだ。その結果、貴方自身の主張から
ブラックホールが存在するという結論を導くことができた。(
>>571 >>573 を参照のこと)
>同様に、私以外の「ブラックホールは存在しない」と主張している人たちは、
>>539 で紹介されている、ランダウの意見に代表されるように
>みなさん相対性理論が正しければブラックホールは存在しないといっていると思うのですが。
既に指摘されているが、ランダウはブラックホールは存在しないとは言っていない。
むしろ、P347〜348で「すべての粒子は有限の固有時間内に中心に達する」と書いていることから
判る通り、一般相対性理論に従えばブラックホールは存在しえる、という意見だ。
>それでは、いままで何を議論してきたのですか?
ランダウや401氏達の「一般相対性理論に従えばブラックホールは存在しえる」という主張と、
それを否定する貴方達との議論だ。我々にとって未知の理由でブラックホールの発生が防がれている
可能性があるとしても、今の議論を否定する理由にはならないだろう。
>>565 球対称な星が重力崩壊すると、事象の地平面はある時点でその星の中心に発生し、外側へ拡大していく。
>>567 ブラックホールは有限の時間で形成されホーキング放射により有限の時間で消滅する、でいいだろう。
>>570 >これはつまり、我々の宇宙が存在する間はブラックホールは存在しないということを意味します。
繰り返しになるが、貴方自身の主張から有限時間でブラックホールが発生することが導かれた。
>これはまったく矛盾ではありませんか。
やはり、定義を無視しているようだ。「見かけの地平面」が発生するのに無限の時間がかかるだけだ。
581 :
大熊猫星人 :2009/01/18(日) 02:15:17 ID:???
>>577 大熊猫星では、忽然と範囲をもって事象の地平線は発生する事に成っているにょ。
見かけ上の事象の地平線は、上記で発生する絶対的事象の地平線に先立ち、
恒星中心点から光速で広がる事に成るが、
この考え方は大熊猫星ではあまりにも恣意的で人気が無いにょ。
事象の地平線形成直前でも、恒星中心部の時間遅延が最大で。
従って、半径方向空間圧縮による圧力抜けが中心から発生するとする説も在るには在るけどにょ。
此れも、半径によって異なる臨界密度を考えると、恣意的だから人気が無いにょ。
大体にょ。
太陽中心部ですら、光子の自由行程はそれほど長くないので外に出るのに時間がものすごく掛かるにょ。
増してや成り掛けのBH中心部の光子の自由行程なんて、プランク長レベルだからにょ。
結果的に外に出れるか出れないかは、迷子の子猫ちゃんにょ。
現実的には、出れないにょ。
今日の言葉。 目指しの頭も黒い穴も信心から。
583 :
302 :2009/01/18(日) 08:25:30 ID:???
誰もいない時間を見計らって自演書き込みご苦労様 馬鹿につける薬なしw
鰯と書くべきところを"目指し"とするなんて、ゆとりがあるよな
>>583 と、もはや論理的な反論ができなくなった馬鹿が
誰もいない時間を見計らって書き込んでおります。
586 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/18(日) 13:15:35 ID:VBrsU8ST
ブラックホールとブラウンホールの違いを説明せよ
>>583 >馬鹿につける薬なしw
いんや、BHを信じれば馬鹿でも救われるぞ。
はいはい、アウトローなキミかっこいいね
カルトなんてレッテル張るからぐれちゃったじゃん。 富士信仰とかの呼び方にならって、黒穴信仰と呼んであげれば、 信者さんも気に入ってくれるんじゃないか?
はいはいキミタチは相間ならぬ黒間ねアホか
591 :
512 :2009/01/18(日) 15:16:16 ID:???
皆さんからとてもたくさんのレスをいただきましてありがとうございます。 なんとかご返事したいと思います。 なお、もしも重要な内容にもかかわらずレスを書かなかったとしたら、 それは私にとって都合が悪いことだから無視したということではなく 私にその重要度が理解できなかったか、単に見落としただけということですので もしもそういうことがありましたらご指摘願います。 では以下からレスを書きます。
592 :
512 :2009/01/18(日) 15:18:34 ID:???
>>549 :402
>事象の地平ができるのが無限の未来というのであれば,それ以前は観測できていたんでしょう?
そうですね。
>遠方の時計を比較するには,どのような方法で時計を同期するのかという基準が必要になります.
それが、時刻の遅れの比を求める計算式だと思っています。
>まず,シュバルツシルト座標系の時間座標を何故特別視するのかその理由を教えて欲しいですね.
それは、シュバルツシルト半径の位置が特別な意味を持っているからです。
>>539 に引用されている、
>(重力崩壊する球状)物体に結びつけられていないで、遠方ではガリレイ的な基準系では球状物体の半径はrg(重力半径:Schwarzschild半径のこと)より小さくはならない。
>このことは、遠方の観測者の時計tによると収縮する物体の半径は、t→∞ で漸近的にrgに近づくだけであることを意味する。
これに集約されていると思っています。
>(星の表面がシュバルツシルト半径に達する時刻) > (ブラックホールができた時刻)
私は、(星の表面がシュバルツシルト半径に達する時刻) = (ブラックホールができた時刻)と考えています。
私は最初、これ(両辺がイコールであること)は皆さんの共通認識だと思っていました。
したがって、論点は、星の表面がシュバルツシルト半径に達する時刻が有限時間内におきるのか、
それとも無限の時間を必要とするのかに集約されると考えていました。
ところが、
>>402 さんは、(私の理解が正しければ)星の表面がシュバルツシルト半径に達する時刻は無限の未来だけれども、
それにもかかわらずブラックホールは有限の時間内にできるとおっしゃっているように思います。
しかし、私には、どうしたら星の表面がシュバルツシルト半径に達する時刻より先にブラックホールができると考えることができるのかが不思議でなりません。
>参考文献を追加しておきます.
ありがとうございます。
ただ、この手の図書は高くて私にはおいそれと買えませんが、何とか読みたいと思います。
593 :
512 :2009/01/18(日) 15:19:31 ID:???
>>551 :大熊猫星人さん
もしも重力崩壊しつつある星の内部で事象の地平線が出来たとすれば、
それより外側の構成物質は事象の地平線に向かってすごい勢いで落ち込んでいきその結果
>平坦時空から観ても、重力崩壊していく恒星表面の時間は停止していないので、
>シュリンクしていく所が、劇的に観測出来るにょ。
ということになるでしょうね。
しかし、私は、重力崩壊しつつある星の内部では事象の地平線は出来ないと思います。
なぜなら、大熊猫星人さん自身がおっしゃるように、
質量が大きいほうが小さいほうより密度が小さいうちに事象の地平線ができるからです。
言い換えると、星の内部に事象の地平線ができるということはそれだけ事象の地平線の半径が小さいことを意味し、
それは星の表面に事象の地平線ができるときの密度より大きいことを意味します。
したがって、星の表面に事象の地平線ができるより前に星の内部に事象の地平線ができるということはないと思います。
594 :
512 :2009/01/18(日) 15:20:15 ID:???
>>552 :402
>とりあえず,ブラックホールができる時刻と星の表面がシュバルツシルト半径
>に達する時刻に混同があるということを再度指摘しておきます.
402さんと私の争点はそこみたいですね。
>なかなか分かってもらえないのですが,事象の地平面というのは面積が一定以
>上広がらないという以外は未来的光円錐と変わりません.
私は、こういったことは一応理解しているつもりです。
>シュバルツシルト時空に対して静止している観測者というのは,平坦な時空で
>は光が追い付けないよう一様加速している観測者に相当します.
もちろん、そのとおりです。
これは、地球では地表にとどまる人は1gで一様に加速している観測者に相当するということと同じでしょう?
>この観測者にとっては,光円錐の中で起きていることは見えません.
>だからといって,そこでは何も起きていないということになりますか?
そこの固有時でみれば普通に時間は過ぎているのですから、何もおきていないということはないと思います。
むしろ、きわめて遅くなっているとはいえ、少しはは時間が流れていなくては漸近的に重力が強くなったり
その結果時間の進みがますます遅くなったりといったことはおこらないのですから。
595 :
512 :2009/01/18(日) 15:20:47 ID:???
>>566 :402
>しかし,一般相対性理論が正しい限りは存在しえると思ってます.
私も一般相対性理論が正しい限りは存在しえると思ってます。
ただし、その帰結として、ブラックホールができるのは無限の時間がたったあとのことです。
これはランダウの結論と同じことであり、今でも正しいと思っています。
596 :
512 :2009/01/18(日) 15:21:19 ID:???
>>568 :大熊猫星人さん
上のレスにも書きましたが、星の内部に事象の地平線(面)が発生するとすると、
その地平面の内部は全体よりずっと密度が高くなくてはいけないということになります。
しかし、中央部だけ周囲より圧倒的に高密度になるということは考えにくいため、
したがって、大熊猫星人さんのおっしゃるようにはならないと思います。
このことについてどなたか言及しているレスは内科と思って見ましたら、
>>302 さんの記述がこれに相当すると思います(書き方はちょっとアレですが)。
597 :
512 :2009/01/18(日) 15:23:19 ID:???
>>571 >その結果、その星の表面は勿論、星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達することができない(達するためには無限の時間がかかる)ことになる。
>上記の主張は基本的に正しい。
これを正しいと認めてくださったにもかかわらず、ブラックホールが有限時間でできるとおっしゃる理由がわかりません。
>星の表面の少し内側、即ちシュバルツシルト半径の僅かに内側での時間はそれ以上に遅くなっていることになる。
これは間違いだと思います。時間の遅れは星の表面で最大になります。
理由は
>>302 さんが
>たとえ中性子星の中心でもそこは無重力だから。
>表面に向かうほど重力が強くなるから。
と書いているとおりだからです。
>星の内部は外部より重力ポテンシャルが低く時間の遅れの割合も大きい(シュバルツシルトの内部解からも明らか)ので、当然だ。
ぜんぜん当然ではありません。星の内部にいくにしたがって重力は弱くなります。
これは中学の理科で習った記憶があります。
ニュートンは、引力の法則を打ち立てたとき、もしも地球の中が空洞だとしてそこの中の質点に働く重力を計算したら0になったそうです。
つまり、星の内部の点を考え、そこの中心からの距離をrとするとそのrより中心から離れた部分の引力を合成すると重力波0となります。
結局、半径rの球による重力しか感じないことになります。
>外部から内部へ進む光がシュバルツシルト半径に達しないのに、
>内部から外部へと重力に逆らって進む光が星の表面を通過できては、それこそおかしい。
事象の地平面ができるまでは、光は星の表面を通過できますよ。
時間の進みが遅くなるといっても、まだ有限の比でしかないのですから。
>だが、ここで注意して欲しい。星の表面には決して達しない、ということは、事象の地平面の定義
>「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」を満たしてしまっている!
以上から、あなたのこの指摘は誤りです。したがって、
>即ち、星の表面がシュバルツシルト半径に達するずっと前の、その光が発生した時点で既に、
>そこは事象の地平面の中だったわけだ。
というこの主張も誤りだというわけです。
598 :
512 :2009/01/18(日) 15:25:18 ID:???
572 :大熊猫星人さん >出来れば、落下物にはいろんな環境センサーも付けるべきだにょ。 一応時計がついていることになっているんですけれども(^_^;)
599 :
512 :2009/01/18(日) 15:27:25 ID:???
>>573 >計算してみると、約199倍となる。やはり、内側の方が重力ポテンシャルが低い分、大きくなる。
これは計算結果の解釈が誤りです。
内側の方が重力ポテンシャルが低い分、大きくなるわけではありません。
星の表面から遠方に離れると、その重力による時間の遅れは急速に小さくなります。
一方、星の表面から内側に入ったときの時間の遅れ方はその中心からの距離(半径)に比例します。
したがって、シュバルツシルト半径から外と内に同じ距離だけ離れた位置で比較すれば内側の方が時間の遅れは大きくなります。
>(おそらくはシュバルツシルト半径)に達しないという結論も認めなければならない。
これは、認められません。あなたは、
>この星の半径が5801mまで縮んだ時、この星の表面での時間の遅れは約76倍だ。
では、このときシュバルツシルト半径の位置では時間の遅れは何倍でしょう?
先ほどの私の計算でいけば、76倍よりちょっと少ない程度になるはずです。
また、まだ事象の地平線はできていないのですから、そこは特別な場所ではなく、したがって光も物質も自由に内外を行き来できます。
もっともそこでの重力はとても強いので、その付近の物質は星の中心に向かって落ち込んでいくわけです。
そもそも、いつの時点でも、この星の表面より内側で、かつ、シュバルツシルト半径のちょっと外側の物質は、
どんどんシュバルツシルト半径の内側に落ち込んでいっているはずであり、
そうでなければこの星がシュバルツシルト半径のサイズにまで縮んでいくこともなく、
したがってその表面の重力が強くなって時間の進み方が遅くなっていくこともないわけ
ですから。
具体的に書きますと、この星の半径が5801mまで縮んだ時、星の中心から5800.1mの位置の物質は、
この星の半径が5800.1mまで縮んだ時までには、シュバルツシルト半径の中に落ち込んで
いることになります。
以上から、星の表面が決してシュバルツシルト半径に達することができないことからは、
その星の内部では有限時間内に事象の地平面が発生しているとはいえないことになります。
600 :
512 :2009/01/18(日) 15:35:03 ID:???
パソコンで連続投稿規制がかかってしまいました。 いま携帯から買いています。 続きは後ほどアップします。
古典論での数式いじりをしてる限り、信じる信じない以上の議論は出ないぞ。
602 :
512 :2009/01/18(日) 17:02:27 ID:???
>>575 >その情報を有限の時間で外部の我々に伝えることさえできる。なにせ、事象の地平面が無いのだから。
その彼が情報をわれわれに伝えようとしても、われわれを含めた宇宙全体がすでに終焉を迎えてしまっているわけですが。
>シュバルツシルト半径の外側に居る全ての観測者にとって無限の未来に押しやらなければならない。
私の主張では、そうなっていると思いますが。
>”だけだろ”という言葉のかかる先を勘違いしているのではないかな?
無限になるのは(1)(2)の片方だけにかかるとおっしゃりたいのでしょう。
しかしたとえ片方だけでも、無限になるのですからその意味を吟味すべきです。
けっして”だけだろ”で済ますわけにはいきません。
603 :
512 :2009/01/18(日) 17:03:18 ID:???
>>576 >既に述べた通り、誰あろう貴方自身の主張から「事象の地平線」が星の内部に発生することが証明された。
既に述べた通り、誰あろう貴方自身の計算結果から「事象の地平線」が星の内部に発生しないことが証明されました。
>有限の時間内に星の内側の点を出発した光がシュバルツシルト半径に達することもない。
繰り返しになりますが、有限の時間内に星の内側の点を出発した光がシュバルツシルト半径に達することはできます。
それどころか、重力崩壊する星の表面を越えて外に出てくることもできます。
なにしろ、この星の半径が5801mまで縮んだ時、この星の表面での時間の遅れは約76倍にしかなっていないのですから。
もっともこのとき光の波長は76倍になるわけですから、観測は容易ではないでしょうけれども。
>ブラックホールの定義は、"(1)の「事象の地平線」の内側"だ。「事象の地平線」が有限の時間内に発生した以上、
>ブラックホールも有限の時間内に発生していることになる。
というわけで、ブラックホールは有限時間ではできません。
>ブラックホールはまだできていないわけですから、
>「ブラックホールの表面に皮一枚が貼りついている」状態ではなく、
>前述の通り、ブラックホールは既にできているのだから、
>「ブラックホールの表面に皮一枚が貼りついている」状態という表現は正しいだろう。
以上のようにブラックホールはできていません。
>「事象の地平線」の上に皮一枚が貼りついていたら、それはブラックホールと言えないのだろうか?
もし「事象の地平線」があれば、その上に皮一枚が貼りついていても、それはブラックホールと言えると思います。
でも、「事象の地平線」はないんです。
だからブラックホールではありませんよ。
>>577 >事象の地平面は、星の中心から離れた特定の位置に唐突に発生するものではない。
それはわかっています。
>球対称な星であるならば、ある時点で星の中心に発生し、それから外側に向けて拡大する。
もしもこのようなことがあったと仮定して、
これの途中経過として事象の地平面が半径9mmの位置になった場合を例として考えてみたわけです。
>星の外側へ向けて出た光は有限の領域(この場合は、シュバルツシルト半径だろう)にしか
>到達できないということでしかない。その内部の密度については何も言っていない。
>おそらく、シュバルツシルト半径まで小さくなった地球よりもずっと低い密度だろう。
シュバルツシルト半径まで小さくなった地球よりもずっと低い密度だとしたら、
半径9mmの位置に事象の地平面はできません。
それは、シュバルツシルト半径よりも小さいどんな条件でも同じことがいえます。
ですので、以降のあなたの議論は無意味だと私には思えます。
時間無限大の極値としてブラックホールを仮定すると、大熊猫星人さんが指摘されてとおり
質量が大きいほうが事象の地平面の半径が大きくなり密度は小さくなります。
それゆえ、ある大きさの星が重力崩壊を起こして
その星の表面が事象の地平面の半径に一致したときまでの間では、
その内部に事象の地平面ができる(つまりもっと小さなブラックホールができる)ような密度にはなっていないことになります。
>貴方は途中で「その半径の内部の密度はシュバルツシルト半径まで小さくなった地球と同じはず」
これは、無意味な根拠ではなく、正しい計算結果だと思っています。
>>578 :大熊猫星人さん
>潮汐力でチタンブレースが引きちぎられたアップリンクを寄こしたが。
>探査船からの観測では、1と2は接近していくにょ。
そうですね。興味深いですよね。
私もブラックホールまでの距離の解釈についての考察を行っているところです
605 :
512 :2009/01/18(日) 17:04:31 ID:???
>>579 >相対性理論を否定しないならば、「ブラックホールは存在しえる」が唯一の帰結だろう。
今まで書いてきたように、たしかに「ブラックホールは存在しえる」といえますが、
同時にただし「それは無限の未来に限る」となります。
この無限の未来に存在するということを、
「だから存在する」というのか、それとも「だから存在しない」というのかの違いだと思っています。
>重力崩壊を防ぐ未知のメカニズムがあるのかも知れない。
ということを論じているわけではないと思います。
>俺の見る限りでは、異なる解釈を主張する側は、定義を無視しているようだが。
ブラックホールは、重力が強く、光さえも抜け出せない時空の領域のことだと思います。
そしてこれは事実上、元の構成物質がシュヴァルツシルト半径よりも小さく圧縮された天体といってよいと思います。
606 :
512 :2009/01/18(日) 17:05:55 ID:???
>>580 >曲解が過ぎる。未知の理由でブラックホールの発生が防がれている可能性を否定できないということだろう。
もしも未知の理由というものが相対性理論の範囲外で存在するとしたらわれわれの手に余るでしょう。
なぜなら、その理由を含んで成り立つように相対性理論を修正しなければならないからです。
しかし相対性理論を修正する理論はまだないのですから、
相対性理論を唯一のよりどころとして考察を進めるべきと思います。
>どうやら貴方の主張は確かに一般相対性理論に従っていたようだ。その結果、貴方自身の主張から
>ブラックホールが存在するという結論を導くことができた。
それは今までの書き込みで反論してきましたので省略します。
>既に指摘されているが、ランダウはブラックホールは存在しないとは言っていない。
確かに明示的に存在しないとは書きませんでしたが、
それはわれわれにとって無限の時間がたった後のことであると書いています。
これはつまり、われわれの宇宙が存在する間はできないといっていることになると思います。
続く
607 :
512 :2009/01/18(日) 17:06:29 ID:???
>直接むしろ、続き P347〜348で「すべての粒子は有限の固有時間内に中心に達する」と書いていることから その有限の時間は、われわれの時間で無限時間の後に対応する、これは矛盾しないと書いています。 一般相対性理論に従えばブラックホールは存在しえるがそれは無限の未来のことなのです。 >それを否定する貴方達との議論だ。我々にとって未知の理由でブラックホールの発生が防がれている >可能性があるとしても、今の議論を否定する理由にはならないだろう。 もしも未知の理由というものがあるとしても、それは相対性理論の中に求めるべきと思います。 そして私は「無限の時間」がその答えだと思っています。 >球対称な星が重力崩壊すると、事象の地平面はある時点でその星の中心に発生し、外側へ拡大していく。 上に書きましたように、事象の地平面はある時点でその星の中心に発生し、外側へ拡大していくなどということはありえないと思います。 >ブラックホールは有限の時間で形成されホーキング放射により有限の時間で消滅する、でいいだろう。 ブラックホールは有限の時間で形成されないのでありませんが、ブラックホールにごく近い状態の星がホーキング放射により有限の時間で消滅するかどうかは私の手にあまる問題です。
608 :
512 :2009/01/18(日) 17:07:03 ID:???
>>581 :大熊猫星人さん
>現実的には、出れないにょ。
太陽の中心部で発生した光が外に出てくるまで何千年もかかるらしいですね。
でもそれは相対性理論による時間の遅れとは直接関係ないので
今回の議論では無視してよいのではないでしょうか?
>>597 >これを正しいと認めてくださったにもかかわらず、ブラックホールが有限時間でできるとおっしゃる理由がわかりません。
繰り返しになるが、星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達することができないならば、
全く同じ理由で星の内部から星の外部へと進む光もシュバルツシルト半径に達することができないことになるからだ。
>これは間違いだと思います。時間の遅れは星の表面で最大になります。
貴方は「世界中の名だたる物理学者がみなブラックホールの存在を否定していないのですからこれはどう考えても素人の
私のほうが分が悪い。つまり私が間違っている可能性のほうが圧倒的に大きそうです。」と自覚しているにも拘わらず、
自分が「思います」というだけで、定量的な根拠も示さず嘘八百を言い張るこの態度は一体どういうことか。言語道断だ。
たまには自分で計算して、自分の主張の根拠を定量的に示してみてはどうか。既に、シュバルツシルトの内部解の式が
提示されているので、それを使えばいい。簡単なことだ。その程度の計算もできないなら、この議論に加わる資格はない。
定性的に考えただけでも、自分がいかにおかしなことを言っているかすぐ分かりそうなものだが。重力による時間の遅れを
示す現象の1つに重力赤方偏移がある。重力に逆らって上がってきた光はエネルギーを失っているので赤方偏移している
という現象であるが、重力場では上よりも下の方が時間が遅れているため生じる現象と解釈することも可能だ。
星の表面から上がってきただけの光と、星の中心からはるばる上がってきた光とで、どちらがより赤方偏移しているか、
少し考えれば判断がつくはずだ。
>理由は
>>302 さんが
>>たとえ中性子星の中心でもそこは無重力だから。
>>表面に向かうほど重力が強くなるから。
>と書いているとおりだからです。
いくら302氏と言えども、こんなことで自分のレスを引用されるのは迷惑千万だろう。302氏はあくまで星の中心が無重力だ
と言っているだけで、時間の遅れが星の表面で最大になるとは一言も述べていない。それは貴方の無根拠な決め付けだよ。
>>597 > ぜんぜん当然ではありません。星の内部にいくにしたがって重力は弱くなります。
このゴミは何を言ってるんだ? 重力ポテンシャルによるってのは既出なのに。
ポテンシャルの意味が分からないのかな中卒には。
>>597 >ぜんぜん当然ではありません。星の内部にいくにしたがって重力は弱くなります。
星の内部にいくにしたがって重力は弱くなるが、重力ポテンシャルは低くなる。そして、重力ポテンシャルが低いほど、
時間は遅れる。それだけのことだ。重力の強弱は直接関係しないのだから、貴方のこの発言は何の反論にもならない。
>これは中学の理科で習った記憶があります。
では、高校の物理でこう習った記憶はないかね?位置エネルギー(重力ポテンシャルに比例)は星の中心に近いほど低いと。
そして、重力の強さは位置エネルギーを微分して求められると。星の内部にいくにしたがって重力は弱くなるが0でない以上、
星の内部にいくにしたがって位置エネルギー(重力ポテンシャル)は低くなるのだ。
>事象の地平面ができるまでは、光は星の表面を通過できますよ。
何を言っているのだ?その光が星の表面を通過するためには、まずその前にシュバルツシルト半径を通過する必要がある。
外部から内部へ重力に従って進む光がシュバルツシルト半径に達しないのに、内部から外部へと重力に逆らって進む光が
シュバルツシルト半径に達するばかりか、それを通過してその上の星の表面も通過してしまうとはどういうことか?
>時間の進みが遅くなるといっても、まだ有限の比でしかないのですから。
有限の比でしかないなら、通過できるということか。だが、一方で貴方は「事象の地平面ができるまで無限の時間が必要である」
とも主張していた筈だ。事象の地平面ができない限り、外部とシュバルツシルト半径とでも、時間の進みが遅くなるといっても、
まだ有限の比でしかないことになるな。ならば、外部から内部へ進む光はシュバルツシルト半径も通過できることになってしまう。
支離滅裂にも程がある。貴方は「星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達することができない」
を肯定したではないか。一体どちらが正しいのだ?
>以上から、あなたのこの指摘は誤りです。
以上から、貴方の反論は誤りだ。したがって、
>即ち、星の表面がシュバルツシルト半径に達するずっと前の、その光が発生した時点で既に、
>そこは事象の地平面の中だったわけだ。
というこの主張は依然として正しいということになる。
>>599 >これは計算結果の解釈が誤りです。
詭弁も甚だしい。
中心から5801mの位置では約76倍であるのに対し、中心から5799mの位置では約199倍となる。
76よりも199の方が大きいではないか。どこに解釈を誤る余地があるとい言うのだ?
>内側の方が重力ポテンシャルが低い分、大きくなるわけではありません。
いや、重力ポテンシャルが低い分、時間の遅れが大きくなるのだ。決定的な証拠を示そう。
401氏が
>>552 で紹介しているEMAN物理学のページだ。
http://homepage2.nifty.com/eman/relativity/uni_accel.html ここでは、一様重力場における時間の遅れを示している。重力によるポテンシャルで決まることが
はっきりと明記されている。そもそも、一様重力場ではどこも重力の強さは同じだ(だから一様と言う)
貴方の理屈では、時間は遅れないことになってしまう。双子のパラドックスが解決できないぞ。
>星の表面から遠方に離れると、その重力による時間の遅れは急速に小さくなります。
星の表面から遠方に離れると、重力ポテンシャルは高くなり、そのため時間の遅れは小さくなる。
これが正しい理解だ。違うと言いたければ(EMAN物理学のページの記載を否定したければ)
相応の定量的な根拠を示すように。
>一方、星の表面から内側に入ったときの時間の遅れ方はその中心からの距離(半径)に比例します。
中心からの距離(半径)に比例するのは重力の強さだ。重力の強さを積分することによって、
位置エネルギー(重力ポテンシャルに比例)が求まる。時間の遅れの割合は重力ポテンシャルの
差に比例する。従って、時間の遅れ方はその中心からの距離には比例しない。中心に近いほど、
時間の遅れ方は大きくなる。
既に指摘した通り、定性的に考えても、中心に近い所から登ってきた光ほど大きく赤方偏移している筈で、
これは中心に近いほど時間の遅れ方が大きくなることの証左だ。
>したがって、シュバルツシルト半径から外と内に同じ距離だけ離れた位置で比較すれば内側の方が時間の遅れは大きくなります。
したがって、これは妄言に過ぎない。
>>599 >では、このときシュバルツシルト半径の位置では時間の遅れは何倍でしょう?
この星の半径が5801mまで縮んだ時、シュバルツシルト半径の位置での時間の遅れは約120倍だ。
ちなみに、5800.1mまで縮んだ時は約380倍、5800.01mの時は約1201倍、1ミクロンなら約120100倍。
>先ほどの私の計算でいけば、76倍よりちょっと少ない程度になるはずです。
76倍よりちょっと多い程度になったぞ。嘘だと思うなら、貴方もシュバルツシルト解を計算してみよ。
>また、まだ事象の地平線はできていないのですから、そこは特別な場所ではなく、したがって光も物質も自由に内外を行き来できます。
繰り返しになるが、貴方の主張では、事象の地平面ができるまで無限の時間が必要なのだから、
無限の時間が経つまで(=未来永劫)、光も物質も自由にシュバルツシルト半径の内外を行き来できる
ということになる。「星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達することができない」
を肯定したのは嘘だったということかね?一体、どちらが正しいのだ?
>具体的に書きますと、この星の半径が5801mまで縮んだ時、星の中心から5800.1mの位置の物質は、
>この星の半径が5800.1mまで縮んだ時までには、シュバルツシルト半径の中に落ち込んでいることになります。
これほど明白な自己矛盾に自分で気づかないのかね?
この星の半径が(5800+δ)mまで縮んだ時、星の中心から(5800+0.1δ)mの位置の物質は、
この星の半径が(5800+0.1δ)mまで縮んだ時までには、シュバルツシルト半径の中に落ち込んで
いることになる。δを上から0に近づけた極限ではどうなる?
>以上から、星の表面が決してシュバルツシルト半径に達することができないことからは、
>その星の内部では有限時間内に事象の地平面が発生しているとはいえないことになります。
さて、さりげなく論点がすり替えられているようだが、貴方の主張を受け入れたとしても、
星の半径がシュバルツシルト半径+rの時、中心からシュバルツシルト半径−rの位置と
星の表面とでは時間の遅れは同程度になることに変わりはないわけだな。
星の表面も光も決してシュバルツシルト半径に達しないならば、事象の地平面の定義
を満たし、既に事象の地平面が発生したことになる。
>>602 >その彼が情報をわれわれに伝えようとしても、われわれを含めた宇宙全体がすでに終焉を迎えてしまっているわけですが。
貴方はこう発言した筈だが。
>>597 >事象の地平面ができるまでは、光は星の表面を通過できますよ。
>時間の進みが遅くなるといっても、まだ有限の比でしかないのですから。
一方で貴方は事象の地平面ができるまでには無限の時間が必要であると主張している。
ならば、無限の時間が経たない限り、上の光を使って有限時間で情報を伝えられるね。
>私の主張では、そうなっていると思いますが。
上で指摘した通り、貴方自身の主張から、シュバルツシルト半径の外側に居る観測者にも
特異点の発生を有限時間で伝えられることが証明されてしまった。
>無限になるのは(1)(2)の片方だけにかかるとおっしゃりたいのでしょう。
その通りだ。具体的には、(2)だけにかかる。
>しかしたとえ片方だけでも、無限になるのですからその意味を吟味すべきです。
>けっして”だけだろ”で済ますわけにはいきません。
何をどう吟味しようと結論は変わらない。発生までの時間が無限になるのは
「見かけの地平面」だけだ。「事象の地平面」はそうではない。
そして、ブラックホールとは「事象の地平面」で囲まれた領域を指すのだ。
615 :
512 :2009/01/18(日) 18:58:55 ID:???
>>614 >特異点の発生を有限時間で伝えられることが証明されてしまった。
まだ特異点が発生していないから有限時間で情報を伝えられるといっているのです。
私の書いていることを、頭から間違いだと決め付けてから読み始めないでください。
616 :
302 :2009/01/18(日) 20:20:17 ID:???
名無しの吉外君の相手は疲れるよw
自分が
>>302 で言ったことは、吉外君が事象の地平線が内部からできるなんて言ってるから
こりゃ中心に行くほど重力が強いなんて考えてるに違いないと思ってのこと。
そしたらそうじゃないと。そういう条件でもなかったら何でそんな発想が出てくるのかと。
あ、こりゃとても残念な人なんだと、「吉外と粘着は2chの花」って言うか、
そういうのは自分は免疫ができてるからどうでもいいことだが、あまりまじめに突っ込んでも
いいことはないよ
>>512 相変わらず吉外君は自分の手のひらの上でもがいていてこっけいだな。
自分の
>>329 にすべては集約されてるな。吉外君のひどく間違っていると思われるところを
今まで端的にレスしてたんだが、ほとんど彼は理解できてないw
今は
>>402 の
>あくまで一般相対性理論に従えばブラックホールは存在しえるということですね
このあたり聞いてみたいなあ。教科書よめで終わってしまうかもしれないがw
>>603 >既に述べた通り、誰あろう貴方自身の計算結果から「事象の地平線」が星の内部に発生しないことが証明されました。
俺自身の計算結果の具体的にどこから、「事象の地平線」が星の内部に発生しないことが証明されたのかね?
むしろ、貴方は「時間の遅れは星の表面で最大になります」という大嘘を吐いて、俺の計算結果を否定しただろう。
俺自身の計算結果からは「事象の地平線」が星の内部に発生しないことの証明など出てこないぞ。
>繰り返しになりますが、有限の時間内に星の内側の点を出発した光がシュバルツシルト半径に達することはできます。
ほう、有限の時間内に星の内側の点を『重力に逆らい』出発した光がシュバルツシルト半径に達することができるのか。
ならば、全く同じ理由で、有限の時間内に星の外側の点を『重力に従い』出発した光がシュバルツシルト半径に達する
こともできることになるね。おや、「星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達することができない」
を肯定したのは嘘だったのか?一体どちらが本当なんだ?
>それどころか、重力崩壊する星の表面を越えて外に出てくることもできます。
ほう、有限の時間内に星の内側の点を『重力に逆らい』出発した光が重力崩壊する星の表面を越えて外に出てくることも
できるのか。ならば、全く同じ理由で、有限の時間内に星の外側の点を『重力に従い』出発した光が星の中心に達する
こともできそうだね。やはり、「星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達することができない」
を肯定したのは嘘だったんだね。貴方は自らの主張を否定したわけだ。
>なにしろ、この星の半径が5801mまで縮んだ時、この星の表面での時間の遅れは約76倍にしかなっていないのですから。
この星の半径が5801mまで縮んだ時、シュバルツシルト半径での時間の遅れは約120倍にしかなっていない。
この星の半径が5800.01mまで縮んだ時、シュバルツシルト半径での時間の遅れは約1201倍にしかなっていない。
以下、繰り返し。
貴方の主張によればこの星の半径は永久に5800mまで縮まないので、上記の主張は無限の時間繰り返すことができる。
その間(=永久に)、光も物質もシュバルツシルト半径を出入り自由であることになり、貴方自身の主張と矛盾する。
618 :
512 :2009/01/18(日) 23:07:13 ID:???
>>611 >貴方は「星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達することができない」
>を肯定したではないか。一体どちらが正しいのだ?
たしかに私は
>>597 で、次のように書きました。
>>その結果、その星の表面は勿論、星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達することができない(達するためには無限の時間がかかる)ことになる。
>>上記の主張は基本的に正しい。
>これを正しいと認めてくださったにもかかわらず、ブラックホールが有限時間でできるとおっしゃる理由がわかりません。
これは私が早とちりをして、あなたの文章から「光さえも」という部分を読み落としてしまったことによる誤解でした。
つまり、
「その星の表面は勿論、星の外部から星の内部へと進みシュバルツシルト半径に達することができない」
と書いてあると勘違いしてしまったからです。
無用な混乱をさせてしまい申し訳ありませんでした。
ちなみに、たとえば太陽のシュバルツシルト半径は3kmですが、
現在の太陽の中心から3kmの位置になにか特別な構造があるわけではなく、
その付近の物質も光も自由に行き来できます。
地球の中心から9mmの地点も同様です。
そしてそれは重力崩壊を起こしつつある星のシュバルツシルト半径でも同じことが言えます。
619 :
512 :2009/01/18(日) 23:22:07 ID:???
>>616 :302
>自分が
>>302 で言ったことは、吉外君が事象の地平線が内部からできるなんて言ってるから
>こりゃ中心に行くほど重力が強いなんて考えてるに違いないと思ってのこと。
やはり私の思ったとおりの意図と理由で書かれていたのですね。
>そしたらそうじゃないと。そういう条件でもなかったら何でそんな発想が出てくるのかと。
そうなんです。
私も、どうしてそういう発想ができるのかが不思議でなりませんでした。
これに限らず、
>>302 さんのレスは私の考えと同じで納得できます。
一方
>>402 さんの書き込みは何度読み返しても何が言いたいのかよくわかりません。
>あまりまじめに突っ込んでもいいことはないよ
>>512 どうやらそのようですね。
するとやはりブラックホールは無限の未来にならないとできないということでいいんですね?
>>302 ではなぜ世界中の物理学者が、すでにブラックホールがあるものとして
その理論をひねっているのでしょう?
これが私の最大のなぞです。
>>603 >というわけで、ブラックホールは有限時間ではできません。
何がどう「というわけ」なんだ?
>以上のようにブラックホールはできていません。
何がどう「以上のように」なのだ?
貴方がそうやって議論から逃げるならば、俺はしつこく同じ指摘をするまでだ。
貴方は「星の外部から星の内部へと進む光さえもシュバルツシルト半径に達することができない」を肯定した。
ならば、全く同じ理由で、星の内部から星の外部へと進む光もシュバルツシルト半径に達しないことになる。
これは、事象の地平面の定義「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」を満たす。
故に、過去に遡りその光が発生した時点でそこは事象の地平面の内側(ブラックホール)であったことになる。
以上より、貴方の主張から事象の地平面およびブラックホールが有限の時間で発生することが証明された。
>もし「事象の地平線」があれば、その上に皮一枚が貼りついていても、それはブラックホールと言えると思います。
ならば、星の表面がシュバルツシルト半径に十分近づいた状態では、シュバルツシルト半径の少し内側に
「事象の地平線」があるので、それはブラックホールと言えることになるね。
>でも、「事象の地平線」はないんです。
いや、上で書いた通り、誰あろう貴方自身の主張から「事象の地平線」が存在することが証明されるのだよ。
>だからブラックホールではありませんよ。
だからブラックホールということになる。
貴方の卑怯なところはだな、星の表面がシュバルツシルト半径に達しないと主張する時は、シュバルツシルト半径に
近付くにつれ時間の進みが漸近的に遅くなり止まっているのとほとんど区別が付かないほどになるからと言い、
星の内部に事象の地平面はないと主張する時は、時間の進みが遅くなるといってもまだ有限の比でしかない
と言うところだ。この二枚舌こそが貴方の卑怯さであり、貴方の主張の自己矛盾の核心でもある。
星の表面がシュバルツシルト半径に達しないと主張する時に、時間の進みが遅くなるといってもまだ有限の比で
しかないと言ってみたらどうだ? 星の内部に事象の地平面はないと主張する時に、時間の進みが漸近的に遅くなる
と言ってみたらどうだ?
>>604 >これの途中経過として事象の地平面が半径9mmの位置になった場合を例として考えてみたわけです。
>>402 氏も言っている通り、星の内部の事象の地平面は、未来の光の軌道が分からないと決められない。
予め結果が分かっている前提で話を進める。
>シュバルツシルト半径まで小さくなった地球よりもずっと低い密度だとしたら、
>半径9mmの位置に事象の地平面はできません。
なぜ? 具体的な根拠を説明してくれ。できなければ、これは貴方の根拠のない決め付けということになるが。
事象の地平面の定義は「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」だぞ。
その半径9mmの位置を出発した光が有限の領域にしか到達できなければ、そこは事象の地平面だ。
付け加えれば、貴方自身の主張から、星の内部から星の外部へと進む光もシュバルツシルト半径に達しない、
という結論が導かれる。シュバルツシルト半径に達しないということは有限の領域にしか到達できないという
ことであるから、その半径9mmの位置は事象の地平面になりえると言うことだね。貴方自身の主張により。
>ですので、以降のあなたの議論は無意味だと私には思えます。
貴方自身の主張により、
その半径9mmの位置は事象の地平面になりえることが証明された。
よって、以降の俺の議論は有効となる。
>時間無限大の極値としてブラックホールを仮定すると、大熊猫星人さんが指摘されてとおり
>質量が大きいほうが事象の地平面の半径が大きくなり密度は小さくなります。
それは時間無限大の極値として仮定したブラックホールの場合だろう。今論じているブラックホールとは、
事象の地平面の内側、即ち「その内部の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」領域だ。
内部の点を出発した光が有限の領域にしか到達できないかどうかは密度とは直接関係しないぞ。
>これは、無意味な根拠ではなく、正しい計算結果だと思っています。
無意味な根拠ではないと言いたければ、具体的にその根拠を述べてくれ。できなければ無根拠だ。
「その内部の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」ためには、シュバルツシルト半径まで
小さくなった地球と同じ密度でなければならないとする根拠をね。
622 :
512 :2009/01/18(日) 23:45:29 ID:???
>>620 >何がどう「というわけ」なんだ?
>何がどう「以上のように」なのだ?
それは、それまでのすれで散々説明してきたことの繰り返しになることだからです。
けっして議論から逃げているつもりはなく、
それどころかほとんどすべての項目にいちいちきちんとレスをしてきたつもりです。
論理的な議論ではない、ただの言いがかりはやめてください。
あなたの「光さえも」という部分を見落としたことによる無用な混乱は誤ります。
ただ、そこはそのときの議論の争点として重要ではなく、
「重力崩壊した星の表面がシュバルツシルト半径に達しない」ということが問題だったはずで、
それををあなたが肯定したので、
それならば有限時間にブラックホールはできないと考えるべきではないか、
それにもかかわらず、有限時間内にブラックホールができると主張するのはなぜか?
ということがいいたかったので、
「あなたがそれを認めるならどうして・・・略」という発言をしたのです。
623 :
512 :2009/01/18(日) 23:55:57 ID:???
>>620 上のレスで書きましたように、(自分の意図したことではなかったのですが)
光がシュバルツシルト半径に到達できないという記述を認めるように書いてしまった部分は私の間違いでした。
従いまして、
>この星の半径が5801mまで縮んだ時、シュバルツシルト半径での時間の遅れは約120倍にしかなっていない。
>この星の半径が5800.01mまで縮んだ時、シュバルツシルト半径での時間の遅れは約1201倍にしかなっていない。
>以下、繰り返し。
>貴方の主張によればこの星の半径は永久に5800mまで縮まないので、上記の主張は無限の時間繰り返すことができる。
>その間(=永久に)、光も物質もシュバルツシルト半径を出入り自由であることになり、貴方自身の主張と矛盾する。
という部分は、光も物質もシュバルツシルト半径を出入り自由であるという考えを支持します。
私がこれと矛盾する意見を書いた、あるいはこれと矛盾する意見を認めたとしたらその記述は誤りですので訂正します。
>>605 >今まで書いてきたように、たしかに「ブラックホールは存在しえる」といえますが、
>同時にただし「それは無限の未来に限る」となります。
今まで書いてきたように、星の外部から内部へと進む光はシュバルツシルト半径に達することができないならば、
全く同じ理由で、星の内部から外部へと進む光もシュバルツシルト半径に達しないことになり、事象の地平面の定義
「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」を満たすので、その光が発生した時点で
そこは事象の地平面の内側(ブラックホール)であったことになる。これは有限の未来のことだ。
>この無限の未来に存在するということを、
>「だから存在する」というのか、それとも「だから存在しない」というのかの違いだと思っています。
全くの間違いだ。無限の未来に存在するのは「見かけの地平面」であって、「事象の地平面」ではない。
「事象の地平面」は、今まで書いてきたように、有限の時間で発生する。ブラックホールとは「事象の地平面」で
囲まれた領域のことだから、ブラックホールは有限の時間で発生することになる。
>ブラックホールは、重力が強く、光さえも抜け出せない時空の領域のことだと思います。
繰り返すが、ブラックホールとは「事象の地平面」で囲まれた領域のことであり、事象の地平面とは
その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない面のことだ。
やはり、貴方は定義を無視していたな。
そもそも、「重力が強く」とは具体的に何G以上のことだ? 光さえも抜け出せないの光はどっち向きだ?
水平方向の光を考えれば、光子半径(シュヴァルツシルト半径の1.5倍)もブラックホールになってしまうぞ。
>そしてこれは事実上、元の構成物質がシュヴァルツシルト半径よりも小さく圧縮された天体といってよいと思います。
詭弁も甚だしい。
構成物質がシュヴァルツシルト半径よりも小さく圧縮されるには無限の時間がかかる。
そこで、その「構成物質がシュヴァルツシルト半径よりも小さく圧縮される」を勝手に定義にして、
ブラックホールが発生するまでには無限の時間がかかると言い張っていたいたわけだ。
自分に都合のよい結論を勝手に定義にするとは、まさしく循環論法だ。何も主張していないのと同じだ。
625 :
512 :2009/01/19(月) 00:17:04 ID:???
>>612 >>シュバルツシルト半径まで小さくなった地球よりもずっと低い密度だとしたら、
>>半径9mmの位置に事象の地平面はできません。
>なぜ? 具体的な根拠を説明してくれ。できなければ、これは貴方の根拠のない決め付けということになるが。
これについては、すでに私が
>>593 、
>>596 、
>>597 で具体的に書いていますが理解できなかったようですのでもう少し具体的に書きます。
地球を半径9mmの球の中に納めるとブラックホールになります。
もしもこの質量が地球の質量より少なかったら、もっと小さいブラックホールしかできません。
つまり半径9mmの位置に事象の地平面ができるということは、
その内側には地球ぐらいの質量が半径9mmの球の中に納まっているといえます。
体積も重さも地球がブラックホールになったときと同じということは、
密度も地球がブラックホールになったのと同じということになります。
よって、中心から9mmのところに事象の地平面が現れたとしたら、
少なくともその内側は地球がブラックホールになったときと同じ密度になっていることになります。
しかるに、そのときはまだぜんぜんそんな密度にはなっていません。
ですから星の内部に事象の地平線はできないのです。
626 :
402 :2009/01/19(月) 00:17:59 ID:???
>>592 > それが、時刻の遅れの比を求める計算式だと思っています。
トートロジーですね.
その時間の遅れの比の基準を決めるのに,同期のための条件が必要だといって
いるんですが.
一つの時計で計れるのは,その時計の近傍の時間だけです.
離れた場所の時間を計るような絶対的な基準というものは存在しません.
一般相対性理論の座標というのは時空上の位置を指定するためのもので,時間
そのものを指しているのではありません.
なかなか正解が出ないので答を書いてしまいますが,シュバルツシルト座標系
の時間座標 t は,メトリックが t に依存しないという条件で規定されていま
す.
これが時間の意味を持つのは無限遠の観測者に対してだけです.
また,そもそも静的時空以外で使えるようなものではありません.
>>605 >ということを論じているわけではないと思います。
俺も、重力崩壊を防ぐ未知のメカニズムを論じているわけではないぞ。
ただ、ブラックホールが現実には存在しない可能性の1例を挙げただけだ。
>>606 >相対性理論を唯一のよりどころとして考察を進めるべきと思います。
その通りだ。だからこそ、402氏は「今必死に否定するようなことでは無いですね.」と
言ったのではないかな?それに対し「それでは、いままで何を議論してきたのですか?」
と言うのはおかしいとは思わないかね?
「あなたはブラックホールは存在しないとお考えなのですか?」と言うことが、
402氏の意見を曲解したものであるということが分かっただろう。
>それは今までの書き込みで反論してきましたので省略します。
それは今までの書き込みで反論になっていないことを指摘してきたので省略する。
>確かに明示的に存在しないとは書きませんでしたが、
>それはわれわれにとって無限の時間がたった後のことであると書いています。
いや、書いていないぞ。「無限の時間がたった後のこと」なのはあくまでも、
「シュヴァルツシルト球を過ぎたあとの崩壊のあらゆる過程」だ。
一方でランダウは「rgに(固有時間で)到達したあと、物体は収縮をつづけ、そしてその
すべての粒子は有限の固有時間内に中心に達する。」とも書いている。
これは、粒子の固有時間では有限の時間内にブラックホールが発生するということだな。
さらにランダウは「この描像にはもちろんなんら論理的矛盾はない。」とも言っているね。
つまり、遠方の観測者にとって無限の時間がたった後であることも、粒子の固有時間では
有限の時間内であることも、どちらも論理的に正しく、両者の間に矛盾はないということだ。
402氏も指摘していたが、どちらも正しいのに前者ばかりを優先するのはなぜかね?
ブラックホールに影響の殆どない遠方の観測者よりも、まさにブラックホールに落ちて行く
粒子の方を優先してもよいようなものだが。前者を優先する理由を説明して欲しいね。
628 :
512 :2009/01/19(月) 00:26:22 ID:???
>>624 >>ブラックホールは、重力が強く、光さえも抜け出せない時空の領域のことだと思います。
>繰り返すが、ブラックホールとは「事象の地平面」で囲まれた領域のことであり、事象の地平面とは
>その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない面のことだ。
どう違うのですか?
ちなみに、
「ブラックホールは、重力が強く、光さえも抜け出せない時空の領域のこと」
といのはWIKIPEDIAからの引用です。
>そもそも、「重力が強く」とは具体的に何G以上のことだ? 光さえも抜け出せないの光はどっち向きだ?
>水平方向の光を考えれば、光子半径(シュヴァルツシルト半径の1.5倍)もブラックホールになってしまうぞ。
これは論旨と違うただの言いがかりと判断させていただきます。
>構成物質がシュヴァルツシルト半径よりも小さく圧縮されるには無限の時間がかかる。
>ブラックホールが発生するまでには無限の時間がかかると言い張っていたいわけだ。
これはそのとおりです。
>>607 >一般相対性理論に従えばブラックホールは存在しえるがそれは無限の未来のことなのです。
繰り返しになるが、それは「遠方の観測者にとって」のことだ。「物体のすべての粒子にとって」
なら、有限の固有時間内に中心に達するぞ。両者は矛盾ではなく、即ち両者とも正しいのだ。
両者とも正しいのに、「遠方の観測者にとって」のみに着目して一般相対性理論の結論とし、
「物体のすべての粒子にとって」をまるでそれが一般相対性理論の結論ではないかのように
無視するのはどういうわけだ?
というか、何らかの物体の物理現象を論じる時は、その物体に固定された座標系で論じる、
つまりその物体の固有時間や固有長さを使って論じるのが普通であるように思うが。
ブラックホールの場合では、ブラックホール自体の元の構成物質、即ち上記の「すべての
粒子」になるわけだ。それでもなお、「遠方の観測者」だけに着目する理由は何?
>もしも未知の理由というものがあるとしても、それは相対性理論の中に求めるべきと思います。
>そして私は「無限の時間」がその答えだと思っています。
これも繰り返しになるが、「無限の時間」なのは「遠方の観測者にとって」だけだ。
「物体のすべての粒子にとって」は有限の固有時間のことだし、両者は矛盾せずどちらも正しい。
一部の観測者にとって「無限の時間」であっても、何の解決にもならないと思うが。
>上に書きましたように、事象の地平面はある時点でその星の中心に発生し、外側へ拡大していく
>などということはありえないと思います。
上に書いたように、事象の地平面はある時点でその星の中心に発生し、外側へ拡大していくことは、
貴方自身の主張から導かれる事実であり、貴方が反論と称するレスはどれも反論足り得てない。
>ブラックホールは有限の時間で形成されないのでありませんが、ブラックホールにごく近い状態の
>星がホーキング放射により有限の時間で消滅するかどうかは私の手にあまる問題です。
その問題の答えは簡単だ。ホーキング放射は事象の地平面が存在しなければ起こらない。
真空中で対生成された仮想粒子対は、事象の地平面が無ければ、必ず対消滅するから。
故に、ブラックホールにごく近い状態の星はホーキング放射をせず、消滅もしない。
630 :
512 :2009/01/19(月) 00:38:08 ID:???
>>627 >402氏も指摘していたが、どちらも正しいのに前者ばかりを優先するのはなぜかね?
それが議論の前提だからですよ。
果たして我々の宇宙にブラックホールが存在するのかということを論じているのでしょう?
ということは、重力崩壊する星を観察する我々にとって、それがいつブラックホールになるのか、ならないのか、が問題なのであって、
その星の表面の固有時間でブラックホールになったかどうかについては
誤解を恐れずいえば、この際無関係です。
たとえば、重力崩壊をして、その星の固有時間で2時間後にブラックホールになったとします。
しかし、そのとき我々にとって無限の時間が経ったとしたら、果たしてブラックホールができたといえるのでしょうか?
631 :
402 :2009/01/19(月) 00:38:56 ID:???
> そこの固有時でみれば普通に時間は過ぎているのですから、何もおきていな > いということはないと思います。むしろ、きわめて遅くなっているとはいえ、 > 少しはは時間が流れていなくては漸近的に重力が強くなったりその結果時間の > 進みがますます遅くなったりといったことはおこらないのですから。 ちょっと意味が掴めないのですが,それでどこが事象の地平線と違うと考えて いるのでしょうか? シュバルツシルト時空でも,局所慣性系から見ればどの物質も普通に事象の地 平線を通過していきます. リンドラー座標系と同様,シュバルツシルト座標系の事象の地平線上の時間線 は自由落下している座標系では一点となります. 無限に時間が遅れるというのは,これらの座標系の特異性によるものであり, 物理的なものではありません.
632 :
512 :2009/01/19(月) 00:45:52 ID:???
>>629 >上に書いたように、事象の地平面はある時点でその星の中心に発生し、外側へ拡大していくことは、
>貴方自身の主張から導かれる事実であり、貴方が反論と称するレスはどれも反論足り得てない。
私のどの書き込みからそんなことが導かれるのですか?
私はそれを否定する書き込みしかしていないはずですが?
これに限らず、あなたの反論はどれも曲解、揚げ足取り、無視、無理解、としか思えません。
私はあなたに、論理的にブラックホールが有限時間内にできる理屈を説明して、
私の「無限に時間がかかる」ということを論破してほしかったのですが無駄だったことがわかりました。
あなたのおっしゃるとおり、私はあなたの議論についていくことができませんので、これで消えます。
いままでお付き合いくださいましてありがとうございました。
>>615 >私の書いていることを、頭から間違いだと決め付けてから読み始めないでください。
俺は貴方の書いていることを頭から間違いだと決め付けたりしていない。
貴方の書いていることが実際に間違っているだけだ。だから、その根拠も示している。
>まだ特異点が発生していないから有限時間で情報を伝えられるといっているのです。
ちょっと待て。貴方自身がこう言った筈だが。
>>607 >P347〜348で「すべての粒子は有限の固有時間内に中心に達する」と書いている
ランダウの説明通り、元の星を構成していたすべての粒子にとっては、すべての粒子は
有限の時間内に中心に達するということだ。多数の粒子が中心に達したら、それは特異点
以外の何物でもない。残りの粒子にとって有限の時間内に特異点が発生することになる。
一方、貴方の主張に従えば、事象の地平面は無限の時間が経たないと発生しないのだよね。
事象の地平面が無ければ、時間の遅れは有限の比でしかないんだろ。物質も光も出入り自由
とも言ったね。ならば、有限の時間で、残りの粒子の発した情報が外部にも届くことになる。
ざっと定性的に(いささか乱暴に)議論してみたが、これを否定できる理由はあるかね?
>>618 >これは私が早とちりをして、あなたの文章から「光さえも」という部分を読み落としてしまったことによる誤解でした。
すると、その星の表面はシュバルツシルト半径に達することができないが、星の外部から
星の内部へと進む光はシュバルツシルト半径に達し通過することができる、と言うわけか。
ますますおかしい。星の表面も光も、星の表面がシュバルツシルト半径に近付くに従って、
漸近的に時間が遅れるのだろう。星の表面はシュバルツシルト半径に達っしないのに、
光がシュバルツシルト半径を通過することができるのはなぜだ?
もう1つ。上で書いた、特異点発生の情報を、その光に乗せて外部に届けられることになる。
634 :
402 :2009/01/19(月) 00:57:52 ID:???
一部フォローが抜けてました.
>>592 > それは、シュバルツシルト半径の位置が特別な意味を持っているからです。
答になってません.
私の質問は,座標系は無数にあるのにシュバルツシルト座標系の時間だけを特別視
するのかということです.
>>595 > これはランダウの結論と同じことであり、今でも正しいと思っています。
既に言ったようにランダウはそんな事は一言も書いてません.
ランダウは決してシュバルツシルト座標系を特別視してませんから.
むしろ同期座標系を好んで用いていますね.
私自身,相対性理論の基本はランダウ(と内山龍雄)で学んだので,ランダウ
があなたと同じ意見でないことは自信を持って言えます.
いつまで402は自分のアホさを垂れ流すつもりなんだ?
>>619 >やはり私の思ったとおりの意図と理由で書かれていたのですね。
302の詭弁に引っ掛かってはいけないよ。
>>616 に書かれているのは「中心に行くほど重力が強いなんて考えてるに違いない」
という302の勝手な決め付けだ。302は
>>616 で「重力の強さ」には触れているが、
「重力ポテンシャル」には触れていないだろう。どうしてだと思う?
302も分かっているのだろう。重力は中心に行くほど弱くなるが、重力ポテンシャルは
中心に行くほど低くなり、時間は中心に行くほど遅れる、という事実をね。
>私も、どうしてそういう発想ができるのかが不思議でなりませんでした。
俺も、貴方がどうして定義を無視して循環論法ができるのかが不思議でならない。
>これに限らず、
>>302 さんのレスは私の考えと同じで納得できます。
302と同じでは、相対性理論とブラックホールの正しい理解は永久に得られないだろう。
相間への道をまっしぐらだ。相間と認定されてほしいのかね?
>一方
>>402 さんの書き込みは何度読み返しても何が言いたいのかよくわかりません。
非常に残念ながら、貴方は相間への道をすでに踏み出していたようだ。
何度読み返しても何が言いたいのかわからないのに、反論をしていたというわけか。
もはや貴方に科学の議論をする資格はないな。
>どうやらそのようですね。
>するとやはりブラックホールは無限の未来にならないとできないということでいいんですね?
>>302 世界中の物理学者の考えに反し、そう信じたければ信じるといい。相間の誕生の瞬間だ。
>ではなぜ世界中の物理学者が、すでにブラックホールがあるものとして
>その理論をひねっているのでしょう?
>これが私の最大のなぞです。
402氏の説明(俺も、その説明に沿った主張をしているつもり)が正しいからだよ。その説明により、
すでにブラックホールはあることになる。そして、世界中の物理学者も同じ考えというわけだ。
トリップ付けたり外したり忙しいなw402
>>622 >それは、それまでのすれで散々説明してきたことの繰り返しになることだからです。
貴方がいくら繰り返し説明しようが、それが反論になってない以上、俺は尋ねるしかない。
>それどころかほとんどすべての項目にいちいちきちんとレスをしてきたつもりです。
俺も、すべての項目にいちいちきちんと、それが反論足りえないことを指摘してきた。
>論理的な議論ではない、ただの言いがかりはやめてください。
反論を言いがかり呼ばわりするなら、構わないぞ。世界中の物理学者の考えに反して、
相間への道を突き進むことになるだけだ。
>あなたの「光さえも」という部分を見落としたことによる無用な混乱は誤ります。
繰り返すが、星の表面がシュバルツシルト半径に達しないのに、光は達するとする理由は何だ?
どちらも漸近的に時間が遅れるのだろう。
>ただ、そこはそのときの議論の争点として重要ではなく、
>「重力崩壊した星の表面がシュバルツシルト半径に達しない」ということが問題だったはずで、
ならば問題を追加しよう。光はシュバルツシルト半径に達するのか?達するとしたら、なぜだ?
どちらも漸近的に時間が遅れるのだろう。
>それにもかかわらず、有限時間内にブラックホールができると主張するのはなぜか?
では、光さえもシュバルツシルト半径に達しないならば、有限時間内にブラックホールができる
ということを認めるのだね。
これで、論点は1つに絞られた。星の表面も光も漸近的に時間が遅れるのに、
どうして星の表面はシュバルツシルト半径に達しないのに光はシュバルツシルト半径に達するのか?
これを定量的に説明できれば、貴方の主張を認めることができる。
できなければ、やはり貴方のレスは反論足り得てないということになる。
>>623 また繰り返しになるが、星の表面も光も漸近的に時間が遅れるのだから、星の表面が
シュバルツシルト半径に達しないならば、光もシュバルツシルト半径に達しないことになる。
これに定量的に反論できなければ、貴方の主張はやはり成り立たないことになるぞ。
>>625 >これについては、すでに私が
>>593 、
>>596 、
>>597 で具体的に書いていますが
>理解できなかったようですのでもう少し具体的に書きます。
俺も、貴方の主張の誤りを具体的に指摘しよう。
>地球を半径9mmの球の中に納めるとブラックホールになります。
その通りだが、逆は必ずしも真ではない。天体の内部では、半径9mmのブラックホールが
できたからといって、地球と同じ質量が半径9mmの球の中に納まっているとは限らない。
>もしもこの質量が地球の質量より少なかったら、もっと小さいブラックホールしかできません。
天体の内部では、そうとは限らない。なにしろ貴方はシュバルツシルトの外部解でしか
論じていないからね。天体の内部でかつ重力崩壊という動的なケースでは、その限りではない。
>つまり半径9mmの位置に事象の地平面ができるということは、
>その内側には地球ぐらいの質量が半径9mmの球の中に納まっているといえます。
既に指摘した通り、逆は必ずしも真ならずだ。そして実際、星の内部では、これは誤りだ。
この時点で誤っているので、以降の貴方の主張も全て誤りだ。
>よって、中心から9mmのところに事象の地平面が現れたとしたら、
>少なくともその内側は地球がブラックホールになったときと同じ密度になっていることになります。
正しくは、中心から9mmのところに事象の地平面が現れたとしたら、
その中心から9mmのところを発した光は有限の領域にしか到達できない。それだけだ。
>しかるに、そのときはまだぜんぜんそんな密度にはなっていません。
有限の領域には達するので、重力そして密度は少なくとも地球がブラックホールになったときより
小さいわけだ。
>>628 >どう違うのですか?
やれやれ、今頃になって最も基本的なことについて質問してくるとは……
貴方が「事象の地平面」と呼んでいるものは「見かけの地平面」のことだと思うが、
「見かけの地平面」と本物の「事象の地平面」との、最も簡単な違いを説明しよう。
「見かけの地平面」は「その面の内側の点を出発した光が外に向かっては進めない」面のこと。
「事象の地平面」は「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できい」面のこと。
つまり、「見かけの地平面」の内側の点を出発した光は外に向かっては進めないが、
「事象の地平面」の内側の点を出発した光は外に向かって進めることがあり得る、ということだ。
同じ大きさの「見かけの地平面」と「事象の地平面」があったとしても、上記の違いがあるので
その面上の重力やその内側の質量・密度が同じであるとは限らない。一般に、「見かけの地平面」
より「事象の地平面」の方が小さいだろうな。(計算して確かめたわけではないが)
これで
>>625 の主張が成り立たないことが分かったと思う。
>といのはWIKIPEDIAからの引用です。
WIKIPEDIAを盲信して失敗した実例がここにも。
>これは論旨と違うただの言いがかりと判断させていただきます。
貴方が曖昧な定義を使っている限り、議論にならない。確認させてもらうのは当然だろう。
>これはそのとおりです。
結局、貴方の主張は単なる循環論法でしかなかったということか?
それならそれで構わない。貴方を相間と認定して放置するまでだ。
>>630 >それが議論の前提だからですよ。
俺は、そんなことは前提にしていないし、おそらく402氏も前提にしていない筈だ。
そもそも、それを前提とするのがおかしい。
特殊相対性理論の議論で、光速で運動する慣性系を観測者にしたらどうなる。
ローレンツ変換すると時間も空間も発散して何の議論もできなくなってしまうだろ。
だから、特殊相対性理論の議論では、光速で運動する慣性系を観測者にはしない。
まして、光速で運動する観測者を前提にしたりはしない。
光速で運動する観測者を設定して時間が無限になったからおかしいと言い張るのは、
相間がよく使う典型的な詭弁だよ。
そして、貴方が今まさに前提としていることも、これとまったく同じ構造の詭弁だ。
>果たして我々の宇宙にブラックホールが存在するのかということを論じているのでしょう?
402氏が
>>626 で丁度いい指摘をして下さった。貴方が拘るシュバルツシルト座標系の
時間座標が時間の意味を持つのは無限遠の観測者に対してかつ静的時空だけとのことだ。
我々の宇宙のことを論じているのに、無限遠の観測者なるものに意味があるとでも?
>ということは、重力崩壊する星を観察する我々にとって、それがいつブラックホールになるのか、
>ならないのか、が問題なのであって、
我々はブラックホールから無限遠離れて観測しているわけではないだろう。
また、重力崩壊はとうてい静的時空とは言えない。
>その星の表面の固有時間でブラックホールになったかどうかについては
>誤解を恐れずいえば、この際無関係です。
そう。誤解を恐れずいえば、無限遠の観測者を考えるシュバルツシルト座標系は、この際無関係だ。
>しかし、そのとき我々にとって無限の時間が経ったとしたら、果たしてブラックホールができたといえるのでしょうか?
話は元に戻るね。有限の時間で星の内部に事象の地平面が発生しているので、ブラックホールができたと言える。
>>632 >私のどの書き込みからそんなことが導かれるのですか?
いい加減、貴方のはぐらかしにはうんざりしてきたので、結論から言おう。
貴方は、時間が漸近的に遅くなるからという理由で、重力崩壊中の
「星の表面はシュバルツシルト半径に達することができない」と主張した。
同じ理由で、星の外部から内部へと進む光も星の内部から外部へと進む光も
シュバルツシルト半径に達しないことになる。これは、事象の地平面の定義
「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」を満たす。
故に、過去に遡りその光が発生した時点でそこは事象の地平面の内側
(ブラックホール)であったことになる。以上より、貴方の主張から事象の地平面
およびブラックホールが有限の時間で発生することが証明された。
>私はそれを否定する書き込みしかしていないはずですが?
それが反論足り得ていないことも、さんざん指摘した。
>これに限らず、あなたの反論はどれも曲解、揚げ足取り、無視、無理解、としか思えません。
都合の悪い指摘を曲解、揚げ足取り、無視、無理解と決めつけ逃げるのも貴方の自由だ。
ただ、それは相間の典型的なやり口だということを覚えておくといい。
>私はあなたに、論理的にブラックホールが有限時間内にできる理屈を説明して、
>私の「無限に時間がかかる」ということを論破してほしかったのですが無駄だったことがわかりました。
既に何度も何度も書いているし、上で再び書いたが、ブラックホールが有限時間内にできる
論理的な理屈を示してあるではないか。しかも、貴方の主張から導かれたものだ。
>あなたのおっしゃるとおり、私はあなたの議論についていくことができませんので、これで消えます。
>いままでお付き合いくださいましてありがとうございました。
今、ここに新たな相間が1人誕生した。
と言うか、俺の議論について行くことができないなら、例えば402氏の議論について行けばいいだろうに。
1人の説明に納得できないと、他の人の説明にも納得しない。これもまた典型的な相間的思考だ。
512氏は、とうの昔から相間だったということか…
凄いね。ブラックホールの存在は証明できるものらしい。
644 :
302 :2009/01/19(月) 07:15:30 ID:???
誰もいないのに吉外の吉外による吉外のためのカキコご苦労様w
今日も朝から大いに笑わせてもらった。
利用できるものは
>>402 だろうがなんだろうが利用するとw
自分の
>>387 にすべては集約されてるな。
論理的にも人間的にも破綻してるなw
646 :
302 :2009/01/19(月) 08:47:49 ID:???
>>645 こういうさ、理屈では反論できないからチャチャ入れるだけの奴って、
書いてて悲しくならないのかね?w
>>645 402みたく理論的に説明する人vsチャチャを入れることしかできない相間
というこの板では見慣れた構図が出来てるなw
>>646 理屈で反論され論破されまくってる喪前が言っても、自己紹介にしかならんぞw
理屈でなんか反論されてないし、当然論破されまくっていないから。
>>257 、
>>258 、
>>260 に反論が十分詳しく書いてあるのに証明が不十分?
結局理解できなかっただけだろ?
しかも、せっかく
>>347 がブラックホールについて正しい見解を提示しているのに
>>348 で出鱈目な解説をして墓穴を掘ってるw
652 :
651 :2009/01/19(月) 16:59:24 ID:???
で、ブラックホールの存在は証明されたのか。
654 :
大熊猫星人 :2009/01/19(月) 17:45:22 ID:???
>>632 :512さん。
にゃ〜にゃ〜。
今、質量mの探査ポッドを1000個一辺1kmの立方体内に均等に分布させて、
BHに自由落下させたとしますにょ。
すると探査船から見る限り、ポッド群は落下方向に圧縮されて行きますにょ。
探査船から観た有限時間でポッド群の平均密度は当該BH密度に近づきますにょ。
この時事象の地平線は広がってポッド群を含んだものに成長しますにょ。
大きなBH程密度が低くて良いから、上記過程は確実に起こりますにょ。
そんな訳でにょ。
実際に質量の在る物を落とすと、有限時間で事象の地平線に飲み込まれるにょ。
>>653 間接的な観測と、数式による存在可能性では足りないか
>>655 間接的な観測では、非常に質量が大きいと言うことしかわからないし
数学的には否定的な結論にしかならないが?
>>655 こんな三段論法はどうじゃ?
観測:お星様の死体が転がってるのが見つかった。
数式:聖書のおれの解釈ではあの世があってよい。
結論:故に、死んだお星様はあの世に落ちるのじゃ。
>>651 何、その超遅レスw
せめて、402や大熊猫星人らが現れた後じゃなきゃ、全然意味ないだろ。
402や大熊猫星人らに論破されまくって、喪前の方は何も反論できてないってことじゃんw
654 :大熊猫星人さん ブラックホールがあればの仮定で考えろということですね、わかります。 大熊猫星人さんが以前におっしゃったように 質量の大きいブラックホールのほうが質量の小さなブラックホールより密度が低くていいのですから、 もしもブラックホールの質量を増やすことができれば急激にサイズが大きくなるはずですね。 しかし、ブラックホールの定義から、探査ポッド群は当該ブラックホールの事象の地平線の内側には落ちこみません。 したがって当該ブラックホールの質量も増えません。 したがって事象の地平線はポッド群を含んだものに成長しません。 したがって >実際に質量の在る物を落とすと、有限時間で事象の地平線に飲み込まれるにょ。 ということは起こりません。 それでは私から問題です。 ブラックホールの表面(つまり事象の地平面)から一定の距離離れたとことから 一秒ごとに観測ポッドを落としたとします。 すると観測ポッドは一定距離ごとに整列してブラックホールに落ち込んでいきます。 ところがポッド群がブラックホールに近づくと先頭のポッドから順に時間経過が遅くなり、 それぞれのポッドの間隔は詰まっていくように観測されます。 ところがそのポッドからの情報によると、それぞれのポッドは潮汐力により上下に引き伸ばされるように力を受けていることがわかりました。 さて、それぞれのポッドの間隔は上下に詰まっていくのに、ポッド自身は上下に引き伸ばされるなどということが 同時に起こるなどということがありうるのでしょうか?
>>653 とっくに結論は出てるよ。
一般相対性理論が完璧に正しいならば、ブラックホールは存在する。
>>656 そんな見え透いた嘘をついても、すぐバレるよ。
数学的には肯定的な結論にしかなってない。
正確には、否定派は誰も数学が使えないわけだがw
ポッド間の距離は系に依存するという、相対論では当たり前の話でしかないが、それが何か?
662 :
402 :2009/01/19(月) 20:28:09 ID:???
ちょっと検索してみたら良いものが見付かりました.
英語ですが,Luciano Rezzolla という人の書いたレクチャーノートで,私の
示した計算も含まれてます.
http://www.aei.mpg.de/~rezzolla/lnotes/mondragone/collapse.pdf 著者は,プロフィール(
http://www.aei.mpg.de/~rezzolla/Site/Home.html )
によると,マックス・プランク研究所で相対論的天文学の研究をしている方の
ようです。
上記PDF の sec.4 (P26〜) に一様な塵状球の重力崩壊における事象の地平
(event horizon) と見かけの地平 (apparent horizon) の計算があります.
事象の地平は (57) 式です.
403で述べたことも,(57)式の後にちゃんと書かれてます.
「An important property to deduce from (57) is that the event horizon
starts from a zero radius and then progressively grows to reach R = 2M
; this is to be contrasted with what happens for the apparent horizon
that is first formed with a nonzero radial size.」
P31の図には,事象の地平面の広がっていく様子が描かれてます.
最初事象の地平面が天体の中にあり,ちょうどシュバルツシルト球面に達した
ところで天体から露出してるのが良く分かりますね.
まだちゃんと読んでませんが,完全流体の場合や回転している場合などの重力
崩壊も扱ってるようです.
これは期待以上でした.
663 :
424 :2009/01/19(月) 20:56:45 ID:???
>>402 おお!ありがとうございます!m(_ _)m
ところで、誰か訳して・・・。(ToT)
甘ったれんな!w
>>660 >一般相対性理論が完璧に正しいならば、ブラックホールは存在する。
それはすばらしい。ところで、君の言う「一般相対性理論」とは何かね?
時空の幾何学はアンシュタイン方程式に支配されているってことかね?
ところで、全ての滑らかな4次元ローレンツ多様体は、アンシュタイン
方程式の解なのだよね。数学的にはね。アインシュタイン方程式ってのは
だよ、荒っぽく書けば
曲率 = 運動量エネルギーテンソル
だな。数学的は、左辺はどんなでもOKで、左辺が与えられれば右辺が決
まる。しかし、右辺が物理的に妥当じゃなくちゃ、物理じゃない。右辺は
何で決まるかってえと、物質の物理で決まるのさ。右辺を吟味しなきゃ、
アインシュタイン方程式をどんなにこねくりまわしたところで、数学遊び
にしかならないのよ。
666 :
302 :2009/01/19(月) 21:03:00 ID:???
667 :
402 :2009/01/19(月) 22:05:11 ID:???
何となく思ったのですが,512氏は宇宙には唯一無二の時間の流れというのが あって,それがシュバルツシルト時間に一致すると考えているのではないでしょ うか? したがって,シュバルツシルト時間で有限の時間で起こらないことは,宇宙で は起こっていないということと同値であると考えているのではないですか?
668 :
402 :2009/01/19(月) 22:24:34 ID:???
>>659 > さて、それぞれのポッドの間隔は上下に詰まっていくのに、ポッド自身は上
> 下に引き伸ばされるなどということが同時に起こるなどということがありうる
> のでしょうか?
ポットの静止系とシュバルツシルト座標系での見え方がごっちゃになってるだ
けですね.
ポットの静止系では,動径方向にポット自身を引き伸ばす潮汐力が働くし,前
後にあるポッドも潮汐力により離れていくように見えます.
しかし,シュバルツシルト座標系ではローレンツ収縮によってシュバルツシル
ト座標系での距離 √(-g_11) Δr が短かくなります.
自由落下している場合,エネルギー保存則により
√g_00 γ = E (γ ≡ 1/√(1 - (v/c)^2), v = √(-g_11/g_00) (dr/dt))
の関係があるので,ポッド系での動径方向の固有距離が L だとすると
√(-g_11) Δr = L/γ = L √g_00 / E
すなわち
Δr = L √(-g_00/g_11) / E = L (1 - a/r) / E
となり,r → a で Δr は 0 に近づいていきます.
>>667 >宇宙には唯一無二の時間の流れというのが
量子論を考えると、それは深刻な問題なのだよ。
唯一無二じゃないないにしても、宇宙を空間的超平面でスライスする
パラメータとしての時間がね。このような時間で重力崩壊をスライス
すると、有限時間じゃ決して事象の地平線は生じ得ないことが分かる。
このようにして描かれる描像はfrozen starに対応する。さらに、この
描像でHawking放射を取り扱うと・・・ふふふ。
>>667 >宇宙には唯一無二の時間の流れというのがあって,それがシュバルツシルト時間に一致すると考えているのではないでしょうか?
これはデリケートで答えにくい問題ですね。
というのは、迂闊な書き方をすると揚げ足を取られかねないからです。
そして私は粗忽者ですから、下手な書き方をして後でツッコミを入れられかねません。
「Yes」といえば「固有時間といって観測者の系毎に時間の進み方は違うぞ」といわれそうだし、
「No」といえば系毎の時間の進み方は変換式で対応付けられるからすべての時刻は一意に決められるといわれそうだし。
というのが私の答えです。
具体的には、離れたA地点とB地点では時間の進み方が異なります。
ですから、唯一無二の時間の流れというものはないということができます。
しかし、それぞれの時間の流れの差は計算で求めることができ、異なる時間同士であっても
それぞれ一対一に対応が可能です。
その意味では唯一無二の時間の流れというのがあるといえます。
あなたの質問の意図がわからないのに、私の定義でどちらかに答えると
その反対の考えを指摘されてしまうでしょう。
>>667 >したがって,シュバルツシルト時間で有限の時間で起こらないことは,宇宙で
>は起こっていないということと同値であると考えているのではないですか?
「シュバルツシルト時間」の意味がわかりませんが、もしもそれがシュバルツシルト半径よりも外側での時間という意味ならそういうことです。
ていうか、有限の時間で起こらないことがどうして宇宙で起こっているといえるのですかというのが私の主張だったわけですがまだわかりませんか?
しかもそれは私がここに来る以前の
>>87 、
>>90 の問題提起のときからこれが争点なんですよね?
>>302 さんもそれを言い続けてきたわけだし、
>>347 さんも、仲裁に入ったとき、あなたたちはその視点での見方ができていないのではないかと指摘したし、
ランダウの言ってることも理解できなかったみたいですし、
私もまず最初にそう思うと書き込んで登場し、ずうっと一貫してそれ※を主張してきたのにそのように読み取れなかったのですか?
それ※:相対性理論からの帰結として、(以下ランダウの記述参照)。よって無限の未来になるまで僕たちの宇宙にはブラックホールが存在しないということ。
これでは話がかみ合わないどころか、そもそも何を論点に話し合ってきたのかさっぱりわからないではありませんか!
>>661 >ポッド間の距離は系に依存するという、相対論では当たり前の話でしかないが、それが何か?
そう、こんなことは常識ですよね。
ではなぜあえて私がこんな問題を出したと思いますか?
>>668 >ローレンツ収縮によって(中略)短かくなります.
さて、では次に、ローレンツ収縮によって短かくなるときのそれぞれのポッドの固有時を考えてみてください。
あなたなら私の言いたいことがお分かりになるはずだ、と信じたいですね。
>>632 で敗北宣言したのにまだ遠吠え続けるのな
不利なレスには言い返さず、論点ずらして中身のないレスを垂れ流す。
議論になってないよ
674 :
402 :2009/01/19(月) 23:46:05 ID:???
>>671 > 「シュバルツシルト時間」の意味がわかりませんが、もしもそれがシュバル
> ツシルト半径よりも外側での時間という意味ならそういうことです。
やっぱり質問の意図が伝わらなかったですね.これで確信に変わりました.
> ていうか、有限の時間で起こらないことがどうして宇宙で起こっているとい
> えるのですかというのが私の主張だったわけですがまだわかりませんか?
ええ良く分かりますよ.それが間違ってることも.
既に
>>626 書いてることなんで,くどくど繰返しませんが.
675 :
512 :2009/01/19(月) 23:50:53 ID:???
>>673 理解不能で思考停止しましたか?
まあ、あなたから有意義なレスがもらえるとは期待していませんから。
あなたには私の言いたいことが伝わらず、
ないことは十分すぎるぐらいわかっていますから。
スレに張り付いてんのか リロードボタン押す時間を自分の間違いを訂正する時間に使えばいいのに
677 :
512 :2009/01/20(火) 00:04:45 ID:???
ランダウが無限の未来の先にならないと起きないといってることを認めながら、 しかもそれが(無限のかなたにいる人にとっても)有限の時間のうちに起こるという矛盾に満ちた主張をしているから それをどう解決するのですかと聞いているのに いまだに有意な回答ももらっていないんですけれども。
679 :
402 :2009/01/20(火) 00:09:35 ID:???
>>672 > さて、では次に、ローレンツ収縮によって短かくなるときのそれぞれのポッ
> ドの固有時を考えてみてください。
> あなたなら私の言いたいことがお分かりになるはずだ、と信じたいですね。
意図は分かりませんが,前に書いた同期座標を使えば簡単に計算できます.
ちなみに,シュバルツシルト座標系ではポッドの世界線は r → a で
t → +∞ となり,「その後」時間座標を逆行しながら特異点に近づいていく
ことになります.
>>662 よい文書を見つけましたね。式の導出も書いてあって、分かり易いし。
実は今日ようやく、キップ・S・ソーンの「ブラックホールと時空の歪み」を読んだんだが、
「見かけの地平」に近付くに従って時間が遅くなることについて、あっさり書いていたよ。
「光学的な幻影」に過ぎないと。
その上でフィンケルスタイン座標を使って説明をしていたが、これが分かり易かった。
「見かけの地平」で時間が止まるのは、単にそこから光が届かなくなるからに過ぎない。
なるほど、確かに「光学的な幻影」だと思った。
既にあるブラックホールの外から球対称に分布した塵が降って来た時の説明も面白い。
塵が降って来ると、既にある事象の地平(絶対的地平)が再び拡大を始めるんだね。
そして、元からあったブラックホールと降って来た塵の質量を足したブラックホールが
出来るまで拡大して止まる。流石はホーキング。上手く説明できている。
681 :
大熊猫星人 :2009/01/20(火) 00:30:00 ID:???
1000個のポッドを無駄にしても、分かってもらえなかったにょにょにょ〜〜〜。
>>659 :512の幽霊さん。
>ブラックホールの表面(つまり事象の地平面)から一定の距離離れたとことから
>一秒ごとに観測ポッドを落としたとします。
>すると観測ポッドは一定距離ごとに整列してブラックホールに落ち込んでいきます。
>ところがポッド群がブラックホールに近づくと先頭のポッドから順に時間経過が遅くなり、
>それぞれのポッドの間隔は詰まっていくように観測されます。
>ところがそのポッドからの情報によると、それぞれのポッドは潮汐力により
>上下に引き伸ばされるように力を受けていることがわかりました。
>さて、それぞれのポッドの間隔は上下に詰まっていくのに、
>ポッド自身は上下に引き伸ばされるなどということが
>同時に起こるなどということがありうるのでしょうか?
潮汐力が無視出来るほど大きなブラックホールでも、ポッドからのアップリンクテレメトリーは、
ポッドは相互に亜光速で遠ざかるにょ。
でも、探査船から観た観測データーではポッド列は事象の地平線に収束して行くにょ。
其の程度で驚いて居る様では、大熊猫星で蓄積されたBH観測データーに目を回すにょ。
ちなみに大熊猫制ポッドは、時計だけじゃなく,全周囲画像センサー,分光センサー,
圧力センサー,温度センサー,加速度センサー,相互通信用ガンマ線通信機,素粒子検出センサー,
皆備えているにょ〜。
ちなみに、耐圧装甲とアブレージョン冷却の為の分厚い蒸散塗装は欠くべからざるものだにょ。
402氏に教えてもらった知識を使えば、昔のレスにもきちんと反論できそうな気がする。
>>257 >物質は完全には凍結しないので常に内側に移動し続けるが、事象の地平面には到達できない。
事象の地平面とは「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」面だから、
事象の地平面の内側の点を出発した光が外に向かって進むことがあり得る。実際、天体の内部の
事象の地平面では、外に向かって進める。内側の点を出発した光が外に向かって進むのだから、
外側の点を出発した光が内部に入り込むことも可能だな。物質も然り。
つまり、天体の内部の事象の地平面になら物質は凍結することなく普通に到達できるわけだ。
>さらにその圧力や重力場の変化さえも決して事象の地平面に達することはない。
圧力や重力場の変化も然り。
天体の内部の事象の地平面になら圧力や重力場の変化も普通に達することができる。
>いかなる情報も事象の地平面に到達できない以上、事象の地平面が拡大できる理由はない。
光も物質も圧力も重力場の変化も情報も、天体の内部の事象の地平面になら到達できるし、
それを越えて内部に入ることもできる。従って、拡大できない理由はなくなる。
>厳密にいえば事象の地平面は発生できない。
そもそも、事象の地平面は、その内側の光が到達できる領域が有限か否かで決まる面だ。
その近辺の圧力や重力場の変化や情報だけでは決まらない。光が進んだ先の情報も重要だ。
>もちろん上空ではどんどん物質が降り積もり重力も強くなり、
>その位置も臨界ポテンシャルに近づくにつれ徐々に運動や時間が凍結していく。
>これを上へ上へと繰り返していけば広い範囲で物質がほとんど動かない状態になる。
その通り。例えば、星の中心付近は無重力か重力が小さくて光は自由に外に広がることができるが、
広がった先の星の表面付近等では重力が強くてその光がそこから先に進めないこともあり得る。
これはまさに事象の地平面の定義を満たすから、この時既に星の中心付近では事象の地平面が
発生していたことになるわけだ。
>>257 の説明に従えば、必然的に事象の地平面が発生し得る。
>>258 >平坦時空から観た距離が圧縮される、つまりブラックホールに
>近い方の空間が膨張するという考え方になると思うが、
平坦時空から見た距離が圧縮されると言うが、それは光学的な幻影に過ぎないよ。
平坦時空へ届く情報の間隔が長くなるから、時間が遅くなって、速度も遅くなって、
その結果として距離が圧縮されるように 『 見 え る 』 だけ。
>そのため平坦時空から見た物質の落下や重力場の伝達はさらに遅くなる。
それも光学的な幻影だ。平坦時空へ届く情報の間隔が長くなるから、時間が遅くなって
『 見 え る 』 だけ。
では、実際はどうなっているのか?それを知ることができるのは、その場に居る
観測者だけだ。つまり、ブラックホールに落下しつつある観測者ということになる。
その観測者は動径方向に引き伸ばされる潮汐力を感じるだろう。つまり、動径方向の
距離は膨張しているということだ。だが、計算すると分かるが無限に膨張はしない。
物質の運動も重力場の伝達も有限の時間で完了する。
こういう喩えはどうだろう。
地球儀の表面は湾曲している。これを時空の湾曲、即ち重力のある時空と見なそう。
湾曲した球面を平面にするのは不可能だが、メルカトル図法で平面に変換はできる。
地球儀の表面は平面の世界地図になるが、北極・南極は無限の彼方に行ってしまう。
では、北極・南極は無限の彼方にあるのか?無論、否だ。北極・南極が無限の彼方に
行ってしまったのは、メルカトル図法を使ったせいだ。
そして、これはシュバルツシルト座標も同じだ。単に座標系の取り方が悪いのである。
>ある領域が臨界密度に達したように見えても、それぞれの原子の重力場の
>伝達はほとんど凍結しているので、結果(無限遠を0として)重力ポテンシャルが
>-c^2以下に落ち込むことはできない。
俺も反省すべきだが、事象の地平面と重力ポテンシャルは直接関係しないんだな。
>そのため事象の地平線は発生しない。
だから、原子の重力場の伝達が凍結しようがしまいが、事象の地平面は発生し得る。
>>260 >いやいや、外部からはほとんど区別できなくても
>実際に事象の地平面が発生するとしないとでは大違いだ。
実は、事象の地平面が発生するとしないとでは意外と違いはない。
よく聞くと思うが、ブラックホールに落下する観測者は、自分がいつ
事象の地平面を通過したのか気付かないまま落下していく。
(潮汐力で引き裂かれなければの話だが)
>事象の地平面が発生しないということは、
繰り返すが、事象の地平面の定義は「その面の内側の点を出発した光が
有限の領域にしか到達できない」面だ。
そして、ブラックホールの定義は、事象の地平面に囲まれた領域だ。
>1.十分な推進力があればブラックホール内部からでも脱出できる。
上述の定義に照らせば、事象の地平面があっても、十分な推進力があれば
事象の地平面の内部(ブラックホール内部)から脱出できることになる。
ただ、脱出できても有限の領域にしか到達できないだけだ。
>2.ブラックホール内部に特異点は存在しない。
宇宙検閲仮説だね。既に402氏が示した通り、特異点は事象の地平面が
発生した後になって、発生する。従って、問題はない。
>3.中性子星崩壊後のブラックホールと思って突っ込んでいっても
> 結局は中性子星の表面に激突してご臨終ということになる。
これは意味がない。ブラックホールに突っ込もうとして、手前の岩石に
ぶつかって死ぬこともある。上のケースはたまたま、事象の地平面が
まだ中性子星の表面に露出していなかったというだけのことだ。
>物理的には大きな差があると思うが。
物理的には差があるが、大きな差ではない。その面の内側の点を出発した光が
有限の領域にしか到達できないか否か、それだけの差だ。
>>651 >257、258、260に反論が十分詳しく書いてあるのに証明が不十分?
理解した上で、一通り反論しておいた。
>しかも、せっかく
>>347 がブラックホールについて正しい見解を提示しているのに
正しい見解ではあるが、貴方は誤解しているのではないかな?
>>347 >A事象の地平面はできない=遠方からの観測者の座標系での話
>外からもし可視光で観察できたとするとブラックホールになる寸前の状態で凍結して見える
ブラックホールになる寸前の状態で凍結して見えるのは光学的な幻影でしかないよ。
特殊相対性理論で観測者が光をやり取りして物体の位置や時間を測定する思考実験があるが、
それと同じと考えていいだろう。遠方からの観測者がシュバルツシルト半径付近の時間や距離を
測定しようとしたら、結局、光などをやり取りして情報を得るしかない。しかし、一旦露出した
事象の地平面からは光も何も出ることができないので、情報が届かなくなってしまう。
これは、遠方からの観測者からは時間が止まったと認識される。まさに凍結して 『 見 え る 』 だけ。
>B事象の地平面はできる=中性子星の座標系での話
>事象の地平面は観測されず、ただ特異点に向かっておちていく
中性子星の座標系では、事象の地平面に落ちる現象はまさに今目の前で起きていることであり、
光などをやり取りしなくても時間や距離を測定できる。いわゆる固有時間や固有長さだ。
そこでは、有限時間で事象の地平面は発生するし、有限時間で事象の地平面を越えて落ちて行く。
光などをやり取りしなくても観測できるダイレクトな情報だ。
>ちなみに、Aの事象の地平面は見かけ上の特異点になるがBの座標系ではとくになんの異常も認められない
>なんて話を読んだことがありましたが、関係ない?
俺が
>>684 で書いたメルカトル図法の喩えで説明すると、メルカトル図法の世界地図では、北極・南極
(事象の地平面に相当)は無限の彼方にある特異な点だが、実際の地球儀上では北極も南極も何の
変哲もない普通の場所でしかない。どちらが事実かと問われれば当然、後者(普通の場所)が事実だ。
前者で特異な点になった原因は、メルカトル図法(シュバルツシルト座標)を使ったからだ。
>>659 >もしもブラックホールの質量を増やすことができれば急激にサイズが大きくなるはずですね。
そんな言い回しをせず、ブラックホールの半径はブラックホールの質量に比例すると言えばよろしい。
>しかし、ブラックホールの定義から、探査ポッド群は当該ブラックホールの事象の地平線の内側には落ちこみません。
ブラックホールの定義は「事象の地平面に囲まれた領域」であり、事象の地平面の定義は
「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」面だ。
従って、事象の地平面は拡大することがあり得るし、拡大すれば探査ポッド群も飲み込み得る。
ブラックホールの定義から、探査ポッド群は事象の地平線の内側に落ち込み得ることが導かれるぞ。
>したがって当該ブラックホールの質量も増えません。
したがって、ブラックホールの定義から、当該ブラックホールの質量は増える。
>したがって事象の地平線はポッド群を含んだものに成長しません。
これは逆だな。事象の地平線が成長したから、ポッド群を含むことができるのだ。
>>421 で指摘されている通り、事象の地平面は物質が通過しなければ拡大できない
というような性質のものではないのだから。
>したがって
>>実際に質量の在る物を落とすと、有限時間で事象の地平線に飲み込まれるにょ。
>ということは起こりません。
したがって、ブラックホールの定義から、上記は起こり得る。
ただ、外部の観測者には、全てが事象の地平面に飲み込まれる瞬間を見ることができないだけで。
>さて、それぞれのポッドの間隔は上下に詰まっていくのに、ポッド自身は上下に引き伸ばされるなどということが
>同時に起こるなどということがありうるのでしょうか?
無論、起こり得る。特殊相対性理論の範疇でも容易に起こり得る現象だ。例えば、加速しながら
少しずつ伸びる棒は、(加速が十分なら)慣性系からは縮んで見えるだろう。
これもまた、メルカトル図法の世界地図の喩えで理解できるかも。経度1度の長さは赤道から
離れるほど小さくなるが、メルカトル図法ではどこでも一定だ。シュバルツシルト座標も然り。
ポッド(の固有長)は現実に潮汐力により引き伸ばされているのだ。
>>665 何が言いたいのかさっぱり分からない。
数学的に正しくても、物理学的に妥当でなければ、その現象はあり得ない。
そんなことは当たり前だろう。
それも踏まえて、
>>660 氏は「ブラックホールは存在する」と言っているのでは?
>>666 >で、ランダウは?w
貴方はまず、レフ・ダヴィドヴィッチ・ランダウがいつ頃の人か知るべきだろう。
Lev Davidovich Landau、1908年1月22日 - 1968年4月1日)はロシアの理論物理学者。
実際には、1962年に物理学から離れている。従って、ステファン・ホーキングの研究の
「絶対的地平」などの概念は著書には反映されていない。
>どこの馬の骨かわからない外人はいいからw
何たる権威主義か!
まあ、いいだろう。いくら貴方でも、ステファン・ホーキングの名前は知っているだろうね。
ステファン・ホーキングが「絶対的地平」の概念を提唱し、星の内部で事象の地平面
(絶対的地平)が拡大することを示したのだ。ステファン・ホーキングが言うことなのだから、
もちろん信じるだろうね。
>初心者でもわかるよ。ここw
初心者でもわかるが、それは書いているのが初心者だからだ。遺憾ながら。
689 :
大熊猫星人 :2009/01/20(火) 02:17:32 ID:???
うにゃ〜〜〜?
にゃんだか?皆さん?漏れにょが!大熊猫星で教わった事とびみょ〜に違う事をおっしゃる。
やっぱり、地玉の物理学は難しいにょ。
>>512 or512の幽霊さん。
十分大きな剛体質量を、BHに落下させると。
平坦時空から観て、
1:事象の地平線にへばりつく。
2:厚みがどんどん薄くなる。
3:1,2の結果として、平坦時空から観た落下物の密度がBHの密度とほぼ等しくなる。
上記が、有限時間で起こる事は数式上確かですにょ。
したがって平坦時空からみて有限時間で、
4:事象の地平線が落下物を包括する様に成長し、落下物を内部に取り込む。
も、必然的に起こりますにょ。
この辺りは、他の方も同じように言ってられますにょ。
貴方が質量ゼロの観測用座標を落下させて超えられなかった
事象の地平線1を落下物が越える等とは言いませんにょ。
しかし落下した質量は、平坦時空から観測すれば。
事象の地平線1の及ぼす重力効果に加えて、
自らの重力効果を周囲に及ぼし、事象の地平線2を事象の地平線1と自らを包摂する様に
発生させますにょ。
つまり落下物は、事象の地平線2を平坦時空から観て、有限時間で通過するわけだにょ。
此れでも理解できない様にゃら!
見放すにょ!!!
>>670 >これはデリケートで答えにくい問題ですね。
これをデリケートで答えにくい問題と認識する時点で、問題があるような気がするが。
>>667 の質問の本質的なところは「宇宙には唯一無二の時間の流れというのがあって」
の部分だと思うのだが。これを肯定するか否定するかが重要なのだろう。
>>671 >「シュバルツシルト時間」の意味がわかりませんが、もしもそれがシュバルツシルト半径よりも
>外側での時間という意味ならそういうことです。
では、俺からも質問だ。既に402氏がしている質問だが。
貴方は、シュバルツシルト座標系の時間座標を何故特別視するのか?
と言うか、貴方はこの質問に対する回答こそ、慎重に慎重を期すべきだったのではないかな。
>>675 >理解不能で思考停止しましたか?
いや、貴方はついに匙を投げられたということだよ。
>>677 >ランダウが無限の未来の先にならないと起きないといってることを認めながら、
嘘を吐かないように。ランダウはこのように言っているぞ。
P347
rgに(固有時間で)到達したあと、物体は収縮をつづけ、そしてそのすべての粒子は有限の固有時間内に中心に達する。
この粒子の固有時間では、物体は有限時間でrgを超え有限時間でr中心に達するのだ。
そしてランダウはこれを「時間の経過の相対性」の例とし、「なんら論理的矛盾はない」と断定している。
このランダウの説明に背いて、粒子の座標系の時間座標を無視し、シュバルツシルト座標系の時間座標を
特別視して、挙句の果てに宇宙の唯一無二の時間の流れにまで同一視してしまうのは、どうしてなのだ?
>>688 >数学的に正しくても、物理学的に妥当でなければ、その現象はあり得ない。
>そんなことは当たり前だろう。
>
>それを踏まえて、
当たり前かね? 単に数式を弄って勝手な解釈してるだけだろ。
物質の物理学は全然未完成なの。妥当は全然自明じゃない。
我々は、宇宙の物質の4.6%しかその正体を知らないのよ。
残り96%はワケワカメってのが現代物理学の到達点なの。
分かっていないものをどうやって「踏まえ」るのだ?
残り96%はBHの物理に関係ありませとでも思ってるの?
また、分かってるつもりの4.6%だって、極限的状態での物理は
やっぱ全然分かってないのだよ。重力の量子化もNGだしな。
>>691 >重力の量子化もNGだしな。
何か勘違いをしていないか?
>>660 氏は「一般相対性理論が完璧に正しいならば」と仮定している。
従って、ここで重力の量子化を考慮する必要はない。
一般相対性理論が 『 完 璧 』 であるという仮定の下での話なのだから。
物質の物理学が未完成であることも関係ない。
何らかの物質の性質により重力崩壊が止まってブラックホールの発生に至らない
可能性ならばある。しかし、これはブラックホールが発生し得ることを否定しない。
>>660 氏が「ある」と断言しているのがまずいと言うならば、その通りだと思うが。
極端な場合、太陽の数百億倍の質量をもつような超超巨大ブラックホールなら、
その内部の物質が極限状態にならずともブラックホールになり得るわけで、
その意味でも、ブラックホールは発生し得る、と言えるだろう。
>>692 >一般相対性理論 『 完 璧 』
とはなんぞや? 「完璧な一般相対性理論」人形で遊でるだけだろ。
>>693 >とはなんぞや?
無論、一般相対性理論は実際には完璧ではないだろう。
特異点などというものが生まれてしまうし。
だから、もしも「一般相対性理論が完璧に正しいならば」という仮定の話なのだよ。
最初から、実際とは異なる仮定の話なのに、何を必死になっているのか理解に苦しむ。
695 :
512 :2009/01/20(火) 06:41:00 ID:???
681 :大熊猫星人さん 私が書いたのは質問ではなく問題です。 私はちゃんと理解していて、何にも驚いたりしていませんからご安心ください。 この問題を解いたら、落ち込むのに無限の時間がかかることを納得してもらえると思ったのですが。
696 :
302 :2009/01/20(火) 07:18:17 ID:???
あれ?馬の骨探索はやめたのかな?ww ググってコピペするばっかりだからトンデモをつかまされちゃうよねw 定量的な説明はやめたのかな?ww ググって書き込むだけだから、時々数式写し間違えちゃうよねw 腹痛いw
697 :
424 :2009/01/20(火) 07:56:38 ID:???
>>大熊猫星人 >貴方が質量ゼロの観測用座標を落下させて超えられなかった >事象の地平線1を落下物が越える等とは言いませんにょ。 >しかし落下した質量は、平坦時空から観測すれば。 >事象の地平線1の及ぼす重力効果に加えて、 >自らの重力効果を周囲に及ぼし、事象の地平線2を事象の地平線1と自らを包摂する様に >発生させますにょ。 >つまり落下物は、事象の地平線2を平坦時空から観て、有限時間で通過するわけだにょ。 目から鱗です! 完璧に理解しました!! 他の「有限形成」派の方々も、最初からこういう説明をすればいいのでは? 後は、これを定式化する方法を探すだけですね。 気合で英文読むかな・・・。(^^;)
>>694 >「一般相対性理論が完璧に正しいならば」
だから、その「一般相対性理論」なるものが君の主観の中にしかない
空虚な人形に過ぎないのだよ。アインシュタイン方程式の右辺をどの
ような「物質」を仮定するかは、「一般相対性理論」から出て来るも
のではない。「物質」次第で何でもありなの。どのような「物質」を
仮定するかは「完璧に正しい」ことから出てくるものではない。
>>696 >あれ?馬の骨探索はやめたのかな?ww
と、馬の骨が申しております。
>ググってコピペするばっかりだからトンデモをつかまされちゃうよねw
と、トンデモをつかんでしまった当人が申しております。
>定量的な説明はやめたのかな?ww
と、今まで一度として定量的な説明をできたことがない人が申しております。
>ググって書き込むだけだから、時々数式写し間違えちゃうよねw
と、そもそも数式を理解できない低脳が申しております。
自己紹介乙としか言いようがないなw
>>424 あなた、全部わかってて、彼らをおちょくってるんでしょw
>>668 さて、ここまで考察すれば後はもう一息です。
まず、遠くからポッドを観測している我々の系で考えましょう。
先頭を行くポッドと次のポッドの間隔は、我々の系からの観測ではローレンツ収縮によって縮むのでしたね?
ところで、ローレンツ収縮というのはどうして起こるのでしょうか?
それは物体の構成部分ごとの時間の同時性が観測者によって異なるからおきるのでしたよね。
いま、先頭のポッドと後ろのポッドに搭載された時計を観測します。
すると、先頭のポッドの時計のほうが後ろのポッドの時計より遅れていることがわかるでしょう。
たとえば、先頭のポッドの時計は1時0.00秒をさしていて、後ろのポッドの時計は1時0.01を示しているといった具合です。
つまり我々は、たとえば先頭のポッドの固有時間で1時0.00秒のときに先頭のポッドがいる位置と、
後ろのポッドの固有時間で1時0.01秒のときに後ろのポッドがいる位置とを同時に見ていることになります。だから両者の距離が縮まって見えるのです。
ここまではいいですか?
さて、ここで、先頭のポッドはその固有時間で2時ちょうどにシュバルツシルト面を通過したとします。もちろん我々には、
ローレンツ収縮によって先頭のポッドと後ろのポッド距離が0になったように観測されます。
ところが、後ろのポッドがシュバルツシルト面を通過するのはその固有時間で見ると
先頭のポッドがシュバルツシルト面を通過した1秒後つまり2時1秒のときになります。
このように、それぞれの固有時間で2時ちょうどと2時1秒をさした時計が同時にシュバルツシルト面に到達できるのはなぜでしょうか?
それは、先頭のポッドがシュバルツシルト面に到達してその時間の進みが止まり、それに後ろのポッドが追いついたからということになります。
そしてそのためには我々にとって、無限の時間がたったあとの出来事ということになります。
おわかりいただけましたか?
まあ、無理でしょうね、はぁ。
677 :512:2009/01/20(火) 00:04:45 ID:???
ランダウが無限の未来の先にならないと起きないといってることを認めながら、
しかもそれが(無限のかなたにいる人にとっても)有限の時間のうちに起こるという矛盾に満ちた主張をしているから
それをどう解決するのですかと聞いているのに
いまだに有意な回答ももらっていないんですけれども。
>>683 >事象の地平面とは「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」面だから、
有限の領域ってどのあたりまでなら到達できるんですか?秋葉原?w
>では、北極・南極は無限の彼方にあるのか?無論、否だ。北極・南極が無限の彼方に
>行ってしまったのは、メルカトル図法を使ったせいだ。
その地図のたとえはうまい!ただ残念ながら解釈が間違ってますね。
我々はメルカトル図法の上に住んでいます。だから事実上北極・南極は無限の彼方にあるんです。
しかしブラックホールに落ち込んだ観測者は地球儀の上にいる。だから有限の時間で北極・南極に到達できるわけです。
>>685 >実は、事象の地平面が発生するとしないとでは意外と違いはない。
それは重力の影響についてでしょ?
>>260 が言いたかったのはそんなことじゃあありませんよ。
>>686 > ブラックホールになる寸前の状態で凍結して見えるのは光学的な幻影でしかないよ。
そんな認識で、よく
>>347 を「正しい見解ではある」などと。
我々の時計が3時をさしているとき、ポッドの時計がまだ1時半しかさしていなくても、
あなたは「ポッドの時計が1時半をさしているように『 見 え る 』 だけ。」というんでしょうね。
我々にとっての3時とポッドの1時半が一対一に対応しているなんて理解できないんでしょうね。
>>687 この辺の議論は不毛なだけなことがわかったのでもういいです。
だからブラックホールには毛がないんでしょうかねw
>>688 >貴方はまず、レフ・ダヴィドヴィッチ・ランダウがいつ頃の人か知るべきだろう。
昔の人を馬鹿にしていませんか?
相間もマイケルソン=モーレーの実験を「100年も前の実験」といって馬鹿にしますが。
>>689 :大熊猫星人さん
>自らの重力効果を周囲に及ぼし、事象の地平線2を事象の地平線1と自らを包摂する様に
>発生させますにょ。
おっしゃる意味は理解しています。
しかし、これはもしもすでにブラックホールがあったとしたらという前提での議論ですよね。
つまり、事象の地平線1があるところに落下物があったら事象の地平線2ができますよと。
しかし、我々の宇宙にはまだ事象の地平線1を持ったブラックホールがないのですから、当然事象の地平線2もできないのです。
此れでも理解できない様にゃら! 大熊猫星の物理現象は我々の宇宙とは異なる原理で動いているとしか思えませんね。
>>690 >これをデリケートで答えにくい問題と認識する時点で、問題があるような気がするが。
物理的にはデリケートじゃないんですが、あなたたちの反応がデリケートなもので。
>嘘を吐かないように。ランダウはこのように言っているぞ。
自分に都合の悪い部分を無視しないように。ランダウはこのように言っています。
P346
(重力崩壊する球状)物体に結びつけられていないで、遠方ではガリレイ的な基準系では
球状物体の半径はrg(重力半径:Schwarzschild半径のこと)より小さくはならない。
このことは、遠方の観測者の時計tによると収縮する物体の半径は、t→∞ で漸近的にrgに近づくだけであることを意味する。
このランダウの説明(t→∞)に背いて、我々のの座標系の時間座標を無視し、固有時を特別視してしまうのは、どうしてなのです?
>>694 >無論、一般相対性理論は実際には完璧ではないだろう。
>特異点などというものが生まれてしまうし。
相間ハッケンw
707 :
402 :2009/01/20(火) 21:51:31 ID:???
>>704 > このランダウの説明(t→∞)に背いて、我々のの座標系の時間座標を無視
> し、固有時を特別視してしまうのは、どうしてなのです?
既に書いたようにシュバルツソルト座標系は「我々の座標系」などというもの
ではありません.
「遠方の観測者」と書いてますが,厳密にシュバルツソルト座標系の時間が本
当の時間を指すのは無限の遠方 (r → ∞) です.
天体がどこにあると想定するにせよ,「我々」は無限の遠方にはいませんね.
そもそも「我々」がどこにいるかによって,存在するかしないかが決まるとい
う考え方も理解できません.
それからもしかして分かってないかもしれませんが,前に書いた同期座標系
だって r → ∞ の領域までカバーしていて,r → ∞ では静止した観測者の
時間に一致します.
そのような座標系は無数に存在することを指摘しておきましょう.
708 :
402 :2009/01/20(火) 22:03:01 ID:???
>>701 > このように、それぞれの固有時間で2時ちょうどと2時1秒をさした時計が
> 同時にシュバルツシルト面に到達できるのはなぜでしょうか?
いったいどの座標系での話ですか?
シュバルツシルト座標系ではどちらのボッドが到着するのにも無限の時間がか
かりますし,ボットの座標系では当然先に出た方が先に着きます.
どちらの座標系で見てるにせよ,同時には着きません.
709 :
402 :2009/01/20(火) 22:07:08 ID:???
>>708 > ボットの座標系では当然先に出た方が先に着きます.
この場合動いているのは地平面の方だから着くという表現は変かもしれない
ですね.
先に地平面が通過すると表現した方が良いかもしれません.
710 :
424 :2009/01/20(火) 22:18:22 ID:???
>>512 の幽霊
>しかし、これはもしもすでにブラックホールがあったとしたらという前提での議論ですよね。
>つまり、事象の地平線1があるところに落下物があったら事象の地平線2ができますよと。
>しかし、我々の宇宙にはまだ事象の地平線1を持ったブラックホールがないのですから、
>当然事象の地平線2もできないのです。
いえいえ、BHが無くても変わらないと思います。私はこう考えて、理解できました。
ガス球から外殻を薄く切り取ってこの部分だけの自由落下を考えればよいのです。
外殻ガスで囲まれた内部の球状ガスの振る舞いは無視するのです。
すると、外殻ガスが収束していく半径は、内側の球状ガスの総質量で決まりますから、
本来、BHが形成されるはずのSchwarzschild半径よりほんの僅かですが、小さくなります。
つまり、有限時間内に外殻ガスの厚さは「Schwarzschild半径−収束半径」より薄くなり、
たとえ、有限時間内に外殻の内側表面が収束半径に届かなくても、
外側表面はSchwarzschild半径を通過するわけです。
>>710 それは間違いです。だまされてはいけません。
上のレスで私が書いたように、これはあくまですでにブラックホールができている場合にしか適用できません。
次のように考えてください。
ある質量の天体がブラックホールになるとすると(時間スケールは無視します)、
どうしてみんなその天体の質量で計算されるSchwarzschild半径の大きさになるのでしょうか?
それは、どの天体も、もっとも密度が少なくてもブラックホールになれる密度でブラックホールになるからです。
何度も出てきましたが、Schwarzschild半径の大きさは、
太陽の場合は約3kmになります。
地球の場合は約9mmになります。
質量の比は333000倍しか違わないのに、体積比はとても大きいですね?
つまり、質量の大きな天体は、そんなに密度が大きくならなくてもブラックホールになってしまうのに対して、
質量の小さな天体はそれに比してそうとう密度が大きくならないとブラックホールになれません。
ですから、もしもある天体の表皮を剥いだとすると、元の天体に比べてその分軽くなるので、
元の天体がブラックホールになったときよりもずっと密度が高くなければブラックホールになりません。
言い換えると、ある天体がブラックホールになったとき、
そのときの密度では、それより内側のある部分は、その部分の質量ではブラックホールにはなれません。
ですから、ブラックホールの内側の領域に、それより内側の物質の質量による事象の地平線はできません。
というわけで、次の結論が得られます。
ある天体がブラックホールになるまで縮んだとして、
それより内側の領域が先にブラックホールになることはありえません。
追記 しつこいようですが、 まず先にある天体の内側に事象の地平線ができて(ブラックホールができて)、 その周りの部分がそれに引っ張られて落ち込んでいくということはありえません。
相対性理論が発表されてから、 相対性理論への反論として、相対性理論から導かれる(と思われる)パラドックスがたくさん提示されました。 たとえば、 高速で走る列車はローレンツ収縮でホームより短くなるが 列車から見るとホームのほうが列車より短くなります。 そこで、これを変形して一見パラドックスに見える状態を作り出し 「こんなパラドックスが起こるから相対性理論は間違っている」 と主張したのです。 しかし注意深く相対性理論を適用すればそれらは決してパラドックスにはならず、正しい結論へと導くことができました。 今でも相間たちの主張はこのレベルの誤謬に陥っているのです 同様に、相対性理論を使って計算すると特異点のあるブラックホールができてしまうから 相対性理論を訂正しなければいけないというのは、 まだまだ相対性理論を正しく適用できていないからだと思います。 ましてやそれを解決するために相対性理論以外に未知の効果を検討するというのは正しいアプローチではありません。 それこそ相間のやることです。
>>684 >その結果として距離が圧縮されるように 『 見 え る 』 だけ。
もしそうなら、ローレンツ短縮も縮んで『 見 え る 』 だけ。w
ウラシマ効果も若く『 見 え る 』 だけ。w
GPS衛星からの電波もズレて『 見 え る 』 だけ。w
ブラックホールも『 見 え る 』 だけ。w
低レベルな長文レスで失礼 絶対に破れないトランポリンがある 真ん中辺に鉄球を置く 鉄球に向かって下り傾斜が出来る 鉄球を途方もなく大きな質量にする 傾斜がきつくなる 鉄球に近い位置にあるある傾斜角が、BHに於ける事象の地平面、 つまり重力加速度(傾斜)が光速度を超える位置だ と。細かい矛盾点には目を瞑る 等間隔で落ち行く探査船の距離が縮んだ様に見えるが伸びているというのは 上から見るのとトランポリン表面をプロットした物だと BHが出来ないという方の主張って、 落ち行く物質がこの傾斜のあるところで宙に浮いてしまうと言っている様に思えるのですが
-9点
>>695 >この問題を解いたら、落ち込むのに無限の時間がかかることを納得してもらえると思ったのですが。
逆だろう。この問題を解いたら、落ち込むのに無限の時間がかかるのは光学的な幻影に過ぎない
ことを納得してもらえそうなものだが。
ポッドからの情報「ポッド自身は上下に引き伸ばされる。ポッドとポッドの間隔も上下に開いていく。」は、
ポッド自身の座標系での観測結果なので、座標変換もなく、座標系の取り方が不適切であることもない。
一方、シュバルツシルト座標系からの観測結果は、座標変換が必要で、座標系の取り方が不適切な
可能性があり、この場合は実際に不適切だ。そのため、見かけの特異点が生じる。
ポッド自身の座標系とシュバルツシルト座標系のどちらが間違っているわけでもなく、どちらも正しい。
ただ、シュバルツシルト座標系では、シュバルツシルト半径の付近で見かけの特異点を生じていしまい、
意味のある計算ができなくなるのだ。ならば、シュバルツシルト半径の付近の現象を解析しようとしたら、
どちらの座標系を使うべきか、火を見るより明らかだろう。
>>696 >あれ?馬の骨探索はやめたのかな?ww
402氏の説明と
>>662 で紹介されているサイトの説明とで、必要十分だろう。
>ググってコピペするばっかりだからトンデモをつかまされちゃうよねw
トンデモをつかまされていると言いたければ、そのコピペのどこがどういう理由でトンデモなのか具体的に
指摘するべきだ。みなやっていることだ。それができないなら、トンデモなのは貴方の方だということだ。
>定量的な説明はやめたのかな?ww
402氏の説明と
>>662 で紹介されているサイトの説明とで、必要十分だろう。
>ググって書き込むだけだから、時々数式写し間違えちゃうよねw
このようなレスを揚げ足取りという。論理的に反論できない相間が、ごまかすためによく取る手段だ。
>腹痛いw
結局のところ、貴方は罵詈雑言を並べ立てるばかりで、何1つ有効な反論をした試しが無い。
>>697 実は、既にこのスレの初期の
>>193 で似たようなことは言われてるんだな。
ついでに、俺も
>>687 で同様のことを述べさせてもらった。
>>698 他人のレスなので、あまり深入りするつもりはないが……
たとえ中性子星よりも硬い「物質」が存在して重力崩壊を阻止したとしても、
より大質量の天体を考えれば、いずれ重力が打ち勝つことになる。
特殊相対性理論の要請(一般相対性理論が『完璧に』正しい仮定なので、
必然的に特殊相対性理論も『完璧に』正しい)から、完全剛体は存在しない
のだから。
無論、全宇宙で最大の質量の天体が、それよりも軽いという可能性はある。
だから「必ずブラックホールが存在する」と言い切ってしまっては誤りだが、
本質的な問題ではない(極端な話、人為的に中性子星を集めて合体させる
という手もある)以上、「ブラックホールが存在し得る」と言うのは正しいだろう。
>>701 >このように、それぞれの固有時間で2時ちょうどと2時1秒をさした時計が同時にシュバルツシルト面に到達できるのはなぜでしょうか?
既に指摘されているが、それぞれの固有時間で2時ちょうどと2時1秒をさした時計が同時にシュバルツシルト面に到達できないぞ。
貴方の以降の主張はこれで無効だ。
>それは、先頭のポッドがシュバルツシルト面に到達してその時間の進みが止まり、それに後ろのポッドが追いついたからということになります。
「シュバルツシルト面に到達して」と言う以上、これはポッドの座標系での話なのだろうが、ポッドから見れば、ポッドとポッドの間隔は
潮汐力により離れるばかりで、後ろのポッドは追い付かないぞ。
シュバルツシルト座標系で考えても、前のポッドに後ろのポッドが追いつくことはない。両者の距離が縮まって『見える』が、追いつくには
無限の時間がかかる、つまり追いつけない。貴方自身の主張だろ。
>おわかりいただけましたか?
「後はもう一息」と言った傍から、致命傷な間違いを犯してご破算になったぞ。
>まあ、無理でしょうね、はぁ。
明らかに間違った説明なのだから、誰にも解るわけが無い。逆に、貴方の方が自身の主張の間違いをおわかりいただけたのではないか?
>>677 >ランダウが無限の未来の先にならないと起きないといってることを認めながら、
>しかもそれが(無限のかなたにいる人にとっても)有限の時間のうちに起こるという矛盾に満ちた主張をしているから
>それをどう解決するのですかと聞いているのに
>いまだに有意な回答ももらっていないんですけれども。
ほう。ランダウが、無限の未来の先にならないとブラックホールができない、と言ったと。本当かどうか、『場の古典論』を読んでみよう。
>>539 で引用された箇所の次のページだ。
P349
このように遠方の観測者にとっては重力崩壊は、周囲の空間にいかなる信号も送らないで、外部世界とはただその静重力場によってだけ
相互作用をするという"凍結した"物体の出現に導くのである。このような構造はブラックホール(black hole)あるいはコラプサー(collapser)とよばれる。
御覧の通りだ。ランダウは、"凍結した"物体を「ブラックホール」と呼んでいる。
>>702 >>719 で述べた通り、ランダウは、"凍結した"物体(貴方の言う所の、物体がシュバルツシルト半径に到達するまで
無限の時間がかかる状態)のことをはっきりと『ブラックホール(black hole)』と呼んでいるね。
さて、今までランダウの説明を散々曲解してランダウの名誉を貶め続けてきたことの責任をどう取るのかね?
>有限の領域ってどのあたりまでなら到達できるんですか?秋葉原?w
具体的には、シュバルツシルト半径までだ。
>>662 で紹介されているサイトに図入りで説明されている。
>その地図のたとえはうまい!
だろう。実は我ながらよい喩えを考えついたと思ってた。
>ただ残念ながら解釈が間違ってますね。
ほう。北極または南極と赤道の『実際の』距離は約10000kmで、無限の彼方ではないぞ。小学生でも知っていることだ。
>我々はメルカトル図法の上に住んでいます。だから事実上北極・南極は無限の彼方にあるんです。
いいや、違うぞ。地球や地球儀のような球面を大局的に平面で表わすことは不可能だ。そこで、赤道上だけで正確に
なるように投影を行ったのがメルカトル図法だ。全てを赤道に合わせているので、赤道以外では皺寄せが及んでおり、
特に北極・南極は無限の彼方に行ってしまう。言うまでもないが、北極・南極は有限の距離にある。これが事実だ。
「赤道上だけで正確になる」というのはまさに局所慣性系を設定することと同じだ。さて、シュバルツシルト座標系だが、
これは無限遠を基準にして定められている。メルカトル図法の喩えで言えば、赤道が無限遠であり、北極・南極が
シュバルツシルト半径と言ったところか。
さて、では、我々は星から無限遠に居るのか?答えは勿論、否だ。我々は対象の星から有限の距離に居て観測している。
つまり、「我々はメルカトル図法の上に住んでいます」というのは嘘なのだ。ちなみに俺は日本に住んでいる。
>しかしブラックホールに落ち込んだ観測者は地球儀の上にいる。だから有限の時間で北極・南極に到達できるわけです。
では、改めて訊こう。北極・南極(シュバルツシルト半径)と日本(観測者)の距離はいくらだ?もしも、メルカトル図法の
地図上で長さを測って「無限です」と答えたりしたら、バカだぞ。
>>702 >それは重力の影響についてでしょ?
重力の影響についてもあるが、それだけではない。脱出できるか否か・特異点の有無など様々なことだ。
>>260 が言いたかったのはそんなことじゃあありませんよ。
では、どんなことだ?
>>703 >そんな認識で、よく
>>347 を「正しい見解ではある」などと。
いや、正しい見解だろう。
>>347 氏は「凍結して『見える』」と言っている。「『見かけ上の』特異点」とも言っている。
要するに光学的な幻影でしかないということだと思うが。
>我々の時計が3時をさしているとき、ポッドの時計がまだ1時半しかさしていなくても、
>あなたは「ポッドの時計が1時半をさしているように『 見 え る 』 だけ。」というんでしょうね。
状況次第だ。 『 見 え る 』 の場合もあれば、実際にそうである場合もあるだろう。
>我々にとっての3時とポッドの1時半が一対一に対応しているなんて理解できないんでしょうね。
それを聞いて思ったが、シュバルツシルト座標系では、シュバルツシルト半径はどう一対一に対応するのかね?
>この辺の議論は不毛なだけなことがわかったのでもういいです。
ふむ。やはり、反論できなくて逃げたか。この点を徹底的に指摘するのがよいようだな。
>昔の人を馬鹿にしていませんか?
ランダウを馬鹿にしていたのは、今までランダウの説明を散々曲解・改竄してきた貴方の方だろう。
俺はむしろ、はっきりとブラックホールの存在を述べていたランダウを称賛したいくらいだ。
>相間もマイケルソン=モーレーの実験を「100年も前の実験」といって馬鹿にしますが。
つまらない詭弁だ。相間は「100年前」というだけで実験を否定するから相間なのだ。俺が言っているのは、
ランダウには、学会を退いた後に提唱された「絶対地平面」を知りようが無かった、という当たり前のことだ。
>しかし、我々の宇宙にはまだ事象の地平線1を持ったブラックホールがないのですから、当然事象の地平線2もできないのです。
ランダウははっきりと事象の地平線を持ったブラックホールの存在を肯定しているが。
>>704 >物理的にはデリケートじゃないんですが、あなたたちの反応がデリケートなもので。
貴方の言うことがどれもこれもあまりにもいい加減で出鱈目で詭弁にまみれているもので。
>自分に都合の悪い部分を無視しないように。ランダウはこのように言っています。
その言葉そっくりそのまま貴方にお返ししよう。ランダウの説明を再掲する。
P349
このように遠方の観測者にとっては重力崩壊は、周囲の空間にいかなる信号も送らないで、外部世界とはただその静重力場によってだけ
相互作用をするという"凍結した"物体の出現に導くのである。このような構造はブラックホール(black hole)あるいはコラプサー(collapser)とよばれる。
繰り返すが、「周囲の空間にいかなる信号も送らない」とは事象の地平面に他ならない。
そして、このような構造をはっきりと「ブラックホール(black hole)」呼んでいる。
このランダウの説明「ブラックホール(black hole)」に背いて、ブラックホールは存在しない
としてしまうのは、どうしてなのだ?
ちなみに、コラプサー(collapser)という言葉はその後使われなくなってしまった。古い本なのでね。
さて、貴方はどうするつもりだ。ランダウに詫びの1つも入れるべきだが、相間のように昔の人で
あることを理由に否定するか?それならそれで構わないぞ。ランダウが去った後に提唱された
より新しい概念「絶対的地平面」を使って説明するまでだ。
ちなみに、「絶対的地平面」の提唱者はステファン・ホーキングだ。この名を知らないとは言わせないぞ。
>このランダウの説明(t→∞)に背いて、我々のの座標系の時間座標を無視し、固有時を特別視してしまうのは、どうしてなのです?
この説明「物体の半径は、t→∞ で漸近的にrgに近づくだけである」にあるような構造のことを
ランダウははっきりと「ブラックホール(black hole)」呼んでいる。
それと、誤解を招いてしまったようだが、固有時を特別視しているつもりはない。
あくまで、事象の地平面の近辺の現象を調べるのに、シュバルツシルト座標系を使うのは不適切だ、
と言っている。まさに、北極・南極を調べるのにメルカトル図法を使うのは不適切であるのと同じだ。
>>711 それは間違いです。だましてははいけません。
>上のレスで私が書いたように、これはあくまですでにブラックホールができている場合にしか適用できません。
重力崩壊では外部から見ても有限の時間で星の中心に事象の地平面(絶対的地平)が発生して拡大していくので、
有限時間内に外殻の内側表面が収束半径に届かなくても、既にブラックホールはできていることは確かだ。
>ある質量の天体がブラックホールになるとすると(時間スケールは無視します)、
>どうしてみんなその天体の質量で計算されるSchwarzschild半径の大きさになるのでしょうか?
シュバルツシルトの外部解(真空解)ではそうなっているというだけのことだ。重力崩壊の際に星の中心に発生して
拡大するブラックホール(絶対的地平に囲まれた領域)においては、その限りではない。
>それは、どの天体も、もっとも密度が少なくてもブラックホールになれる密度でブラックホールになるからです。
シュバルツシルトの外部解(真空解)ではそうなっているというだけのことだ。重力崩壊の際に星の中心に発生して
拡大するブラックホール(絶対的地平に囲まれた領域)においては、その限りではない。
>つまり、質量の大きな天体は、そんなに密度が大きくならなくてもブラックホールになってしまうのに対して、
>質量の小さな天体はそれに比してそうとう密度が大きくならないとブラックホールになれません。
それは天体の全てがシュバルツシルト半径内に入った後の話だろう。重力崩壊の際に星の中心に発生して
拡大するブラックホール(絶対的地平に囲まれた領域)においては、その限りではない。
そもそも、貴方はブラックホールは発生しないという主張なのに、なぜ発生しないものの密度を論じるんだ?
>言い換えると、ある天体がブラックホールになったとき、
>そのときの密度では、それより内側のある部分は、その部分の質量ではブラックホールにはなれません。
嘘を吐くな。貴方が言っているのは見かけの地平面のことだ。
ブラックホールの定義は「その内部の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない」領域だ。
従って、天体の内部であれば、内側の密度がそれほど高くなくても、ブラックホールはちゃんと発生する。
>>711 >ですから、ブラックホールの内側の領域に、それより内側の物質の質量による事象の地平線はできません。
それは、見かけの地平面(その面の内側の点を出発した光が外に向かっては進めない面)ができない
とうだけのことだな。事象の地平面(その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない面)
は、有限の時間で天体の中心に発生し、拡大する。
天体の内部の事象の地平面なら、そこを出発した光が外に向かって進むことができるわけで、これは
その事象の地平面に囲まれた領域(ブラックホール)の質量・密度がそれほど大きくなくてもよいという
ことを意味するね。要は、外に向かって進む光が減速されて最終的に有限の領域にしか到達しなければ
定義を満たすのだから。そして、光を減速するための物質は周りに大量にある。
これで貴方の理屈は崩壊した。
というわけで、次の結論が得られます。
>ある天体がブラックホールになるまで縮んだとして、
>それより内側の領域が先にブラックホールになることはありえません。
は、真っ赤な大嘘であるという結論が。
>>712 >まず先にある天体の内側に事象の地平線ができて(ブラックホールができて)、
>その周りの部分がそれに引っ張られて落ち込んでいくということはありえません。
確かに、天体の内側に発生した事象の地平線(ブラックホール)に引っ張られて周りの部分が落ち込んでいく
ということはないな。重力崩壊時は、天体の内側に事象の地平線(ブラックホール)の方が拡大していくのだ。
>>713 >今でも相間たちの主張はこのレベルの誤謬に陥っているのです
そう、例えば、ブラックホールができるには無限の時間がかかるとする貴方の主張が、まさにそのレベルの誤謬だ。
相間のよく使う手口で、まず光速より速い慣性系を設定し、そこから矛盾や超光速現象の存在を導きだして、
特殊相対性理論を否定する、というのがある。実に低レベルな詭弁である。光速より速い慣性系が不適切なのであり、
それを設定すること自体が間違いなのだ。超光速系を設定すれば超光速現象が発生するという循環論法に過ぎない。
シュバルツシルト半径を扱うのにシュバルツシルト座標系を設定するのも全く同じである。座標系が不適切なだけだ。
707 :402 我々にとってブラックホールの表面、つまり事象の地平面こしが無限のかなたなのです。 数学で 1万と100万のどちらが1兆に近いですかといわれたら100万が答えです。 でも1万と100万のどちらが無限大に近いですかといわれたらどちらも同じだけ離れているが答えです。 どちらも無限だけ離れているからです。 したがって、宇宙のどこでも、ブラックホールの表面、つまり事象の地平面は無限のかなたなのです。
>>724 >天体の内部の事象の地平面なら、そこを出発した光が外に向かって進むことができるわけで、これは
いったこれのどこが事象の地平面なんだ?W
727 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/21(水) 12:53:29 ID:sPvtF7B7
水星の近日点移動も『見える』だけ。w
通りすがりだが 自転するブラックホールの話を聞いたことは無いか? 回転するブラックホールの場合、赤道付近で重量と遠心力が 打ち消しあうことで、赤道半径の方が大きいつぶれた 事象の地平面が現れるそうだ。 つまり重力が別の反対方向の力で相殺されれば 事象の地平線はより外側になるということだ。 で、星の表面より内側に関して考えれば その場所より内側の物質が引っ張る力と 外側の物質が引っ張る力が相殺することで、 星の表面より内側への重力は小さくなるの 事象の地平線が表面より内側に発生することは無いと思うが どうだろうか?
729 :
424 :2009/01/21(水) 16:37:48 ID:???
>>728 >回転するブラックホールの場合、赤道付近で重量と遠心力が
>打ち消しあうことで、赤道半径の方が大きいつぶれた
>事象の地平面が現れるそうだ。
現れるのは、無限赤方偏移面では?
>事象の地平線が表面より内側に発生することは無いと思うが
>どうだろうか?
私は、重力崩壊のメカニズムとして、この様に考えています。
まず、遠方時間基準で有限時間内に、収縮するガス球の中心に事象の地平面
(その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない面)が、
点として生じ徐々に広がっていく。
この時点では、未来を見通せないどの観測者も事象の地平面を自覚できない。
例えれば、電車のドアが閉まりかけている状況で、どの乗客が駆け込みに
間に合うかは、誰も判らないのと同じ。
その後、有限時間内に、事象の地平面がSchwarzschild半径に達し、見かけの
地平面(その面の内側の点を出発した光が外に向かっては進めない面)と言う
呼び名に変わる。
この時点では、見かけの地平面は外側の観測者だけにとって特別な領域で、
内側の観測者は、静止状態を保てる。
その後、収縮する球状ガス表面の後を追うように、見かけの地平面が内側にも
広がっていく。つまり、「地平面」ではなく「領域」を形成する。
当然、その「領域」内の観測者は静止状態を保てず、自由落下し続ける。
そして最終的に、球状ガス表面が中心まで到達すると、特異点が生まれ、
特異点を包むようにその「領域」は定常化されて、BHと呼び名を変える。
思いっきり、間違ってそう。w
なんだかしらないけど、皆さん、空しい議論がお好きなのですね。
自分にとって空しい(理解できないから)というだけなのを(以下ry
まあね、夢を見るのを邪魔して悪かったね。w
わかりました! 私がこう書けばよかったんですね 「ブラックホールは存在する! 無限の時間の後に」
>このランダウの説明「ブラックホール(black hole)」に背いて、ブラックホールは存在しない >としてしまうのは、どうしてなのだ? たとえるなら、ランダウは 「隣の部屋にブラックホールができる」 といっているようなものだからです。もちろん私はそれは最初から認めていますよ。わかりますか? つまり、いま我々がいる部屋にはブラックホールはできない。 これもわかりますね? なのに、あなたは 「いま我々がいる部屋にブラックホールができる」 といっているから、あなたにはランダウの言っていることが理解できてないんでしょ?といっているのです。
>それも光学的な幻影だ。平坦時空へ届く情報の間隔が長くなるから、時間が遅くなって
>『 見 え る 』 だけ。
>>402 さんも、この「見えるだけ」という意見に賛成できますか?
>ステファン・ホーキングが言うことなのだから、 >もちろん信じるだろうね。 何たる権威主義か!w まあ、わたしはあんまりホーキングが好きじゃないんですけれども。 なんだか胡散臭いじゃないですか。 いってることもコロコロ変えるし。
>>734 ランダウがどこでそんなこと言ってるよ?
ランダウの言ったことを捏造すんじゃねーよ
ランダウに謝れ!
>>737 あなたは相対理論以前に国語が不自由な人だったんですね、わかります。
ランダウは >遠方ではガリレイ的な基準系では球状物体の半径はrg(重力半径:Schwarzschild半径のこと)より小さくはならない。 といっていますが、ランダウに逆らって「rg(重力半径:Schwarzschild半径のこと)より小さくなる」といっているのはあなたですよね。 あなたはランダウに謝らないんですか? >シュヴァルツシルト球を過ぎたあとの崩壊のあらゆる過程は、遠方の観測者にとって"時間無限大"のあとで起るといってもよい。 あなたは有限時間内に「シュヴァルツシルト球を過ぎたあとの崩壊のあらゆる過程が起こる」といっていますね。 あなたはランダウに謝らないんですか?
>シュヴァルツシルト球を過ぎたあとの崩壊のあらゆる過程は、遠方の観測者にとって"時間無限大"のあとで起るといってもよい。 これを「隣の部屋」と表現したんですけれども、理解できませんか?
>>738 自己紹介乙、としか言いようがないw
てゆーか、マジで解説してくれよ
ランダウの説明のどこをどう読んだら
>>734 みたいな奇妙奇天烈な解釈になるのか
喪前の国語力が不自由でないなら、解説できるよなw
742 :
402 :2009/01/21(水) 20:12:16 ID:???
ランダウ以外信頼しない人がいるようなので、ランダウが一般相対性理論の座 標系についてどう書いてあるか抜粋してみました。 P255: 「一般相対性理論においては、以下のような事情のために基準系の概念が 特殊相対性理論におけるものと本質的に異なってくる。特殊相対性理論では、 基準系とは、たがいに静止している、相対的な配置が不変に保たれた物体の集 積のことと考えられていた。変化する重力場が存在するときには、そのような 物体の系はありえないし、多くの粒子の空間的配置を正確にきめるためには、 厳密にいうと、全空間をみたすだけの無限個の物体の集まり、つまり、何か "媒質"のようなものを使用することが必要である。そのような物体の系と、そ れらの物体のおのおのに結びつけられた任意の進み方をする時計と合わせたも のが、一般相対性理論における基準系を構成するのである。」 ここでは、座標というものが現実のどういうものに対応しているかについて書 かれてます。 時間座標が、空間全域の時間でなく、空間の固定された点の時間を指している こと、必ずしも真の時間の流れを示したものではないことがはっきり書いてあ ります。
743 :
402 :2009/01/21(水) 20:13:08 ID:???
>>742 の続き
P260: 「すでに述べたように、一般相対性理論では座標系の選択になんの制限も
ない。3つの空間座標 x^1, x^2, x^3 は、物体の空間内の位置をきめる量なら
なんでもよいし、時間座標 x^0 はどんな動き方をする時計によっても定義で
きる。そこで、x^0, x^1, x^2, x^3 の値からどのようにすれば実際の距離と
時間間隔を知ることができるか、ということが問題になる。
まず第一に、真の時間---以下ではこれをτで表わす---と座標 x^0 の関係
を求めよう。…
あるいは、空間の同一点で生ずる任意の2個の事象のあいだの時間として
(84.2) τ = (1/c) ∫ √g_00 dx^0
を得る。…」
ここでの要点は、時間・空間座標と真の時間・長さとの関係を決めているのは
メトリックであることですね。
個々の地点の真の時間を示しているのは、512氏などが「我々の時間じゃ無いか
ら」と無視している固有時間であることがはっきり書かれてます。
-----
P336: 「これと真の時間を決める式 (84.1) dτ = √g_00 dt^0 を結びつけると
(100.17) dτ <= dt
となる。等号は無限遠でのみ成り立つ。そこでは t と真の時間が一致する。」
そのままですね。時間tが真の時間と一致するのは無限遠のみということです
ね。
>事象の地平面(その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない面) >は、有限の時間で天体の中心に発生し、拡大する。 大変興味深いです。 (1)事象の地平面が天体の中心に発生するのはいつごろですか? (2)事象の地平面が拡大する速度はどのくらいですか? >天体の内側に発生した事象の地平線(ブラックホール)に引っ張られて周りの部分が落ち込んでいく >ということはないな。重力崩壊時は、天体の内側に事象の地平線(ブラックホール)の方が拡大していくのだ。 確認しますと、事象の地平線(ブラックホール)の方が拡大していくのですね?そして、 周りの部分が落ち込んでいくということはないんですね? ということは、天体の内側に発生した事象の地平線の外側の物質はそこに止まっているんですね。 では、重力崩壊した星なのにどうしてその構成要素がその場に留まるなんてことができるんですか?
745 :
220 :2009/01/21(水) 20:21:16 ID:???
>>724 まだがんばっておられるようだが、見やすいように
貴方もハンドルネームなどつけてはいかがかな?
ところでもう少し的を絞って攻めてみてはいかがかな?
相手の主張の根幹になっている部分は
>>542 あたりがいちばん大きそうだね。
>そもそも、貴方はブラックホールは発生しないという主張なのに、なぜ発生しないものの密度を論じるんだ? 国語力が不足していて理解できないんですね、わかります。 (1)ブラックホールは無限の未来には発生するから。 (2)質量と事象の地平面で囲まれた部分の体積から密度を計算したから。 (3)ブラックホールがあったとしたらという仮定で計算したから。 そもそも、私はブラックホールは発生しないなんて主張していませんよ。 私はちゃんと(時間スケールは無視します)と書いています。 どうしてあなたは、いちいち自分の都合の悪いことを読み落とすんですか? 見えないんですか?それともわざとですか?
>それぞれの固有時間で2時ちょうどと2時1秒をさした時計が同時にシュバルツシルト面に到達できないぞ。 もちろん有限の時間のうちでは不可能です。 それが可能になるのは無限の未来だけです。 これが理解できないのであれば、無限について勉強してください。 面白いですよ。
ランダウは >"凍結した"物体の出現に導くのである。 と書いていますが、有限の時間内にできるとは書いていませんよ。 無限の時間のその先にできると書いているだけです。 誤るのはあなたのほうです。
>>740 >「隣の部屋」
行けば戻れぬ「あの世」だろ。
>「我々の時間じゃ無いから」と無視している 無視なんかしていません。 でも、我々にとってどうかが問題なんじゃないですか
751 :
402 :2009/01/21(水) 21:19:20 ID:???
>>743 の続き
座標時間 t → ∞ が,真の時間経過が無限大であることを必ずしも意味しな
い例が,先に述べたリンドラー座標です.
地球と地球に対して加速運動をしている宇宙船を考えましょう.
宇宙船は地球時間 t = 0 に,初期速度 0 で出発するとします.
宇宙船の軌道を宇宙船の固有時間τを媒介変数として, (T(τ), X(τ))
と書きましょう (簡単の為に空間は 1 次元で, 光速度は 1 としてます).
加速座標系を宇宙船の固有時間τと, 宇宙船の進行方向に垂直な方向, すなわ
ち同時刻面内の座標 x' で表すとすると, 地球静止座標系 (t, x) との関係は
(1) t - T(τ) = γ(τ) v(τ) x'
(2) x - X(τ) = γ(τ) x'
となります (γ ≡ 1/sqrt(1-v^2), v ≡ dX/dt).
この座標変換から宇宙船加速座標系のメトリックは次のようになります.
(5) ds^2 = (1 + w x')^2 dτ^2 - dx'^2
ここで w (= γ^3 dv/dt) は, 宇宙船の感じる加速度です.
もし,w が一定なら (5) は定常的になります.これがリンドラー座標系です
メトリック成分 g_00 = (1 + w x')^2 は x' = -1/w で 0 になります
(EMANさんのページだと.この点を原点にとってますね).
つまり事象の地平面と同じです.
この場所における時間線は T に関係無く,地球静止系の時空上の一点
t = 0, x = -1/wに対応します.すなわち宇宙船座標系でいくら時間が経過し
ても x' = -1/w では地球静止系では時間が経ちません.
752 :
402 :2009/01/21(水) 21:34:23 ID:???
>>750 つまり,「我々」の観測できないことは,何も起こってないことと同値だということですか?
そもそも,その「我々」がブラックホールに落下する可能性は考えないのですか?
結局、ブラックホールの存在が気になって眠れない方ってのは、 死後の世界を確信できないと情緒不安定になるカルト信者と 同じですかね。
>>752 :402
あなたも、いままで私の書いたことをちっともちゃんと読んでいないのですね。
>>394 >>結局彼は有限の時間に事象の地平線に達したように思うかも知れませんが、
>>そのとき外部では無限の時間がたっているのです。
>1点誤りがある。事象の地平線に達したように「思う」のではなく、実際に達しているのだ。
私もそういうつもりで書きました。
>ただし、「そのとき外部では無限の時間がたっているのです」というのはその通りだ。
>しかし、外部で無限の時間が経ったとして、何も問題はない。彼は既に事象の地平線に
>達しているのだから。
つまり、彼が事象の地平線に達したとき、外部では無限の時間がたっているということは認めるのですね。
そして私が主張しているのはこの点だということぐらいはご理解いただけていますよね。
>>402 というわけで私はブラックホールに飛び込んだ人が、その人にとって有限の時間で事象の地平線に到達するのを否定していませんよ。
ランダウもそう書いているって私は何度も書きましたよね?
755 :
402 :2009/01/21(水) 22:00:44 ID:???
>>752 の補足の意味を込めて,もう一度書いておきましょう.
・時間座標は、空間全域の時間でなく、空間の固定された点の時間を指す.
・それは,必ずしも真の時間の流れを示したものではない.
すなわち,「我々」の時間というのは「我々」のいる場所の時間でしかありません.
離れた場所で起こった事象を「我々」の時間で観測するには,その事象による
何らかの信号を受信できた場合に限ります.
あの、いろいろご意見を読ませていただいたのですが、 事象の地平線のでき方についてのご意見がいろいろあるみたいですね。 それで結局次のどれが正しいのですか? 1)星の中心部にできて拡大していく 2)忽然と発生する 3)上から覆いかぶさるように発生する 4)その他
757 :
402 :2009/01/21(水) 22:20:18 ID:???
>>756 >>662 参照.
専門家が書いたものですから,我々の意見よりは信頼し易いと思いますが.
758 :
402 :2009/01/21(水) 22:28:30 ID:???
>>754 あらら.
>>755 は遅かったか.
> つまり、彼が事象の地平線に達したとき、外部では無限の時間がたっていると
> いうことは認めるのですね。
外部に静止している観測者が観測するのに無限の時間がかかるということであれば
認めます.
何度もいうように(そしてランダウからの引用にもあるように)われわれの時間で
計れるのは,われわれの場所で起きた事象の時間だけですから.
>>402 たとえば飛んでいくものさしの長さはローレンツ変換されるため、観測する人によってその長さは異なります。
しかしながら、ローレンツ変換式を用いて計算すれば、このものさしが静止しているときの長さが求まります。
これはどの系で観測した結果から計算しても同じ結果が得られます。
これをこのものさしの固有長さといいます。
いわば、ものさしの真の長さといえるでしょう。
では、それを異なる長さに観測した値は偽の長さなのでしょうか?
そうではなく、観測した系にとってはそれが正しい長さなのです。
同様に、ある物体の時間の流れる速さは、それを観測する座標系によって異なりますが、
このときも変換式を用いて計算すれば、どの系からもその物体の時間の流れが一意にきまる値を求めることができます。
これが固有時で、ランダウの書いている真の時間の流れとはこれのことです。
しかし、他の系からみた時間の流れは
「そう見えるだけ」
ではなく、まさにその時間が観測した系の時間と対応しています。
そうでなければ、長さも時間も計れず、「真の長さ」や「真の時間」を求めることもできなくなってしまいます。
そして、ブラックホールに飛び込んだ人の固有時では有限の時間に事象の地平線に到達するけれども
その外にいる人がそれを観測すると、ブラックホールに飛び込んだ人の時間が引き伸ばされて
結局事象の地平線に到達するけれどもそれは無限の時間が経過した後のことと観測されると。
そしてこれはそれぞれの事象が同時に起こってもなんら矛盾はないといっているのです。
これはまるで受け売りのようにランダウのいっていることそのままだし、
あなたの計算結果とも合致しています。
なのに、どうして私のいっていることがランダウの書いていることと異なるといい、
あなたの計算結果とも異なるといわれるのかさっぱりわかりません。
>>758 :402
すばらしい。
それであれば、この点では私はあなたと意見の一致を見たといっていいと思います。
さて、それでは、これを認めると次のことが言えるのではないかと思います。
>ゆえに、時間は事象の地平線で停止するはずだ。
>そのため、そこに近づくものはすべて、ブラックホールに落ち込む前に停止するため、
>ブラックホールはそもそも形成されない。
あくまで、外部に静止している観測者、すなわちわれわれが観測している場合についてということでお願いします。
>何度もいうように(そしてランダウからの引用にもあるように)われわれの時間で
>計れるのは,われわれの場所で起きた事象の時間だけですから.
ということでひとつよろしくお願いします。
>>757 なんだか
1)星の中心部にできて拡大していく
みたいですけどそれでいいですか?
>>725 実に稚拙な詭弁だが、今回に限り、あえて貴方と同レベルで反論してみよう。
>数学で
>1万と100万のどちらが1兆に近いですかといわれたら100万が答えです。
仮に太陽が重力崩壊を始めたとしよう。まず、太陽のシュバルツシルト半径は約3kmだ。
一方、太陽の半径は約70万kmだから、太陽の表面は中心から約70万kmの位置にある。
無限の彼方から太陽の中心までの距離は勿論∞kmだな。
さて、70万と∞のどちらが3に近いかね?答えは勿論70万の方だ。つまり、重力崩壊を
論じたければ、無限の彼方を基準にしたシュバルツシルト座標ではなく、太陽の表面の
(かつ、太陽の表面とともに重力崩壊で落下していく)座標系で考えるべきということだ。
無限の彼方などというもともと到達不可能な位置を基準としたシュバルツシルト座標系を
使ったりするから、事象の地平面の発生が無限の後になるというおかしなことになるんだ。
>我々にとってブラックホールの表面、つまり事象の地平面こしが無限のかなたなのです。
逆だ。シュバルツシルト座標系という不適切な座標系を使ったから、太陽中心から3kmの
位置にあるシュバルツシルト半径が無限の彼方になってしまうのだ。貴方自身もこれまで
>でも1万と100万のどちらが無限大に近いですかといわれたらどちらも同じだけ離れているが答えです。
散々太陽のシュバルツシルト半径は3kmだと言ってきたろうに。それが∞に発散するなど、
おかしいと思わないかね? 0で割ることはできないと小学校で教わらなかったか?
>したがって、宇宙のどこでも、ブラックホールの表面、つまり事象の地平面は無限のかなたなのです。
ナンセンスだね。事象の地平面を扱うなら、シュバルツシルト座標系ではなく他の座標系
(例えば、太陽表面と一緒に落下する座標系)を使うべきだという話をしているのに、
先にシュバルツシルト座標系を使って数字を∞に発散させておいてから論じるなんて、
循環論法も甚だしい。
>>726 事象の地平面の定義「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない面」を満たしているだろ。
>>727 貴方は馬鹿かね?水星の近日点移動は実際に測定されているだろうが。
>>728 >星の表面より内側への重力は小さくなるの
その通りだ。だが、事象の地平面の定義は「その面の内側の点を出発した光が
有限の領域にしか到達できない面」であるから、重力の強さは直接関係しない。
>事象の地平線が表面より内側に発生することは無いと思うがどうだろうか?
むしろ、外側に物質があるおかげで、星の内部に事象の地平面が発生し得る、
と言ってもいいかも知れない。その理由を次で説明しよう。
>>625 極端な話、重力崩壊している星の中心に半径9mmの真空の空洞があっても、
この半径9mmの位置に事象の地平面は発生しうる。
なぜなら、空洞があるためにこの半径9mmの位置の重力の大きさは0だが、
この半径9mmの位置を外向きに出発した光が、この空洞の外側の物質による
重力で減速され、結果として有限の領域にしか到達できない可能性があるからだ。
この場合、この半径9mmの位置に事象の地平面は発生していたことになる。
>>730 >>732 空しい議論だと思うなら、なぜわざわざ書き込みをするんだ?
>>733 >無限の時間の後に」
以下のランダウの説明に背いて、そのような嘘を吐くのは、どうしてなのだ?
P349
このように遠方の観測者にとっては重力崩壊は、周囲の空間にいかなる信号も送らないで、
外部世界とはただその静重力場によってだけ相互作用をするという"凍結した"物体の出現に導くのである。
このような構造はブラックホール(black hole)あるいはコラプサー(collapser)とよばれる。
>>762 >>したがって、宇宙のどこでも、ブラックホールの表面、つまり事象の地平面は無限のかなたなのです。
これは私以外の大多数の人の意見だと思いますよ。
過去レスを読んでみてください。
>>402 さん、いかがですか?
>事象の地平面の定義「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない面」を満たしているだろ。
そうなのですか?
(1)その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できないといえるのはなぜですか?
(2)そもそも事象の地平面の定義は「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない面」でしたっけ?
>>744 の質問にも答えてほしいですね。
コテ付けてよ紛らわしいからさ。質問の回答を得たいなら尚更
あれ、ギャラリーがいたの?
>>764 >これは私以外の大多数の人の意見だと思いますよ。
詭弁の特徴5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる
匿名掲示板なので、何とでも言える。
これは貴方と512以外の大多数の人が反対だと思いますよ。
この通りだ。自分の不利に自覚的なだけ、貴方より512氏の方がマシだと言えよう。
>>520 けれども、過去レスでどなたかがか書かれていたように、世界中の名だたる物理学者がみなブラックホールの存在を否定していないのですから
これはどう考えても素人の私のほうが分が悪い。つまり私が間違っている可能性のほうが圧倒的に大きそうです。
ランダウもホーキングもブラックホールの存在を否定していない。権威主義に陥るべきではないが、
これだけ名だたる物理学者達の主張を否定する以上は、相当の根拠というものが必要な筈だ。
そういった根拠も示さずに、「大多数の人の意見」だからなどと言う理由で、勝手な決め付けをする。
それこそが相間だ。
>過去レスを読んでみてください。
貴方こそ過去レスを読んでみてくれ。
>>402 さん、いかがですか?
過去レスを読んでいないのか?
>>402 氏の意見は明白だと思うが。ランダウもホーキングと同じだ。
>そうなのですか?
だから、過去レスを読んでくれ。直接のレス先だけで良いから。
俺は、同じ「事象の地平面」でも天体の内部にある「事象の地平面」からなら、そこを出発した光が
外に向かって進むことができる、と言っているのだ。そこを出発した光が外に向かって進むことができても、
有限の領域にしか到達しなければ、「事象の地平面」の定義を満たしたままだろ、と言っている。
の事象の地平面なら、そこを出発した光が外に向かって進むことができるわけだ。
従って、以下の質問は無意味だ。
>(1)その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できないといえるのはなぜですか?
>>734 >たとえるなら、
ランダウの説明について論じているのだから、ランダウの文章を読めばいいだろうが。喩え話に逃げて誤魔化すな。
>ランダウは
>「隣の部屋にブラックホールができる」
>といっているようなものだからです。もちろん私はそれは最初から認めていますよ。わかりますか?
「隣の部屋」とは何を喩えて言っているのだ?ランダウは「隣の部屋」で喩えられるようなことは何一つ言ってないぞ。
>つまり、いま我々がいる部屋にはブラックホールはできない。
>これもわかりますね?
ランダウの主張を捏造するな、としか言いようが無い。「我々がいる部屋」とは何を喩えて言っているのだ?
ランダウは「我々がいる部屋」で喩えられるようなことは何一つ言ってないぞ。
ランダウはまず最初にはっきりと「遠方の観測者にとっては」と断っている。その上で「"凍結した"物体」が出現する、
と言っている。"凍結した"というのはまさに、貴方がたびたび引用する「物体の半径は、t→∞ で漸近的にrgに
近づくだけである」ということを指している。そして、その後にはっきりと「このような構造はブラックホール(black hole)
あるいはコラプサー(collapser)とよばれる。」と言っているのだ。「このような構造」が指すのは「"凍結した"物体」
即ち「物体の半径は、t→∞ で漸近的にrgに近づくだけである」状態のことだ。
ランダウは「遠方の観測者にとって」の「物体の半径が漸近的にrgに近づくだけ」でrgに達していない状態の星、
即ち「"凍結した"物体」のことをはっきりと「ブラックホール(black hole)」と呼んでいる。
逆に、「事象の地平」という言葉は使っていない。実際、遠方の観測者にとっては事象の地平は発生していない。
にも拘らずこれをブラックホールと呼んでいるのはなぜか。理由は明らかで、その文章の中に明記されている。
「周囲の空間にいかなる信号も送らない」だ。この状態は有限時間で発生し得るからだ。
>なのに、あなたは
>「いま我々がいる部屋にブラックホールができる」
>といっているから、あなたにはランダウの言っていることが理解できてないんでしょ?といっているのです。
その言葉そっくりそのまま貴方にお返ししよう。
>>735 402氏は、『 見 え る 』 等という安直な言葉は使わず、もっと厳密かつ定量的に説明して下さっているよ。
>>736 >何たる権威主義か!w
302氏が、
>>666 で、
で、ランダウは?w
どこの馬の骨かわからない外人はいいからw
と権威主義に毒され切った態度をとっているから、さらなる権威の意見を示してやっただけだ。
従って、その言葉「何たる権威主義か!w」は302氏に贈られるべきものだ。
>まあ、わたしはあんまりホーキングが好きじゃないんですけれども。
貴方の好き嫌いで理論の正否は変わったりしない。
>なんだか胡散臭いじゃないですか。
それを、主観による決め付けという。
>いってることもコロコロ変えるし。
寡聞にして知らないが、後学のためにも、ホーキングがいつどんな主張を変えたのか列挙してもらいたい。
議論で負けを認めて(賭けにも負けて)、主張を引っ込めた(科学者として当然の態度)ことなら何度かあるが。
>>738 その言葉そっくりそのまま貴方にお送りしよう。根拠は、
>>768 に書いた通りだ。
>>739 >ランダウに逆らって「rg(重力半径:Schwarzschild半径のこと)より小さくなる」といっているのはあなたですよね。
誰がいつそんなことを主張したのかね?少なくとも402氏と俺ではないな。
>あなたはランダウに謝らないんですか?
誰に言っているのか知らないが、まずは具体的にレス番号を示してくれ。当然できる筈だよな。
できないなら、他人の主張を捏造した卑怯者と自ら証明したことになるぞ。
>あなたは有限時間内に「シュヴァルツシルト球を過ぎたあとの崩壊のあらゆる過程が起こる」といっていますね。
誰がいつそんなことを主張したのかね?少なくとも402氏と俺ではないな。
>あなたはランダウに謝らないんですか?
誰に言っているのか知らないが、まずは具体的にレス番号を示してくれ。当然できる筈だよな。
できないなら、他人の主張を捏造した卑怯者と自ら証明したことになるぞ。
>>740 >これを「隣の部屋」と表現したんですけれども、理解できませんか?
いや、貴方がランダウの説明を曲解・改竄しているということがはっきりと理解できた。
>シュヴァルツシルト球を過ぎたあとの崩壊のあらゆる過程は、遠方の観測者にとって"時間無限大"のあとで起るといってもよい。
ランダウがその文章を書いたのは事実だが、ランダウはその「シュヴァルツシルト球を過ぎたあと」を指して、
ブラックホールと呼んでいるわけでは全然ないね。
そもそも、その文と「ブラックホール」と呼んだ文とでは、ページも段落も全然物で、文脈的に関係ないだろうに。
関係の無い2文を抜き出して無理やり繋げて、自分に都合のよい意味にするは、改竄以外の何物でもない。
相間が好んでよく使う詭弁の手口だ。
繰り返すが、ランダウが「ブラックホール(black hole)」と呼んでいるのは「"凍結した"物体」、即ち、
「物体の半径が漸近的にrgに近づく」最中の星のことだ。まだ「見かけの地平面」は発生していない状態だが、
なぜこれを「ブラックホール(black hole)」と呼んだかと言うと、既に「周囲の空間にいかなる信号も送らない」
状態が実現しているからだ。無論、有限時間でだ。
もしかしたらランダウの頭の中には、ホーキングの「絶対的地平」に近い概念があったのかも知れない。
771 :
大熊猫星人 :2009/01/22(木) 00:18:16 ID:???
>>756 >>761 ちょっと考えれば分かると思うけどにょ。
3)の恒星外側に突然出来る事は、在り得ないにょ。
4)その他は、論評出来ないにょ。
大熊猫星では、2)忽然と発生する と教わったにょ。
1)星の中心部にできて拡大していく に付いては、
定義によって、二種類の在り方が説明されているにょ。
其の辺りについては、以前のレスで記載しているけどにょ。
実際的にはその様な環境では、光子の自由行程が短すぎてにょ。
さらに変な解釈ですら可能だから、あまり気にしても実際上変わりないにょ。
シミュレーションの、判定条件次第だと断言しても良いにょ。
>>744 >(1)事象の地平面が天体の中心に発生するのはいつごろですか?
>>403 過去レスを読んでみてください。
>(2)事象の地平面が拡大する速度はどのくらいですか?
その時点・その地点での、外向きの光速と考えていいだろう。
>確認しますと、事象の地平線(ブラックホール)の方が拡大していくのですね?
その通りだ。
>周りの部分が落ち込んでいくということはないんですね?
いや、周りの部分は落ち込んでいくよ。何しろ重力崩壊の真っ最中だからね。
ただ、「事象の地平線に引っ張られて」と言うと語弊がありそうだ、ということだ。
>ということは、天体の内側に発生した事象の地平線の外側の物質はそこに止まっているんですね。
勿論、止まっていない。
402氏が説明している通り、時間が停止するというのは、シュバルツシルト半径で
シュバルツシルト座標系の時間軸が光の世界線の方向に向いているということだ。
例えば、「見かけの地平面」がそういう場所だ。
天体の内側にある事象の地平面は、シュバルツシルト半径の位置にあるわけでもないし、
時間軸が光の世界線の方向に向いているわけでもない。従って、時間は止まってないし、
当然のことながら、物質もそこに止まっていない。
>では、重力崩壊した星なのにどうしてその構成要素がその場に留まるなんてことができるんですか?
重力崩壊した星なのに、その構成要素がその場に留まるなんてことできるわけがない。
>>745 アドバイス感謝します。
だが、ここまで来てしまうと何をハンドルにしたらよいやら…
>>746 >国語力が不足していて理解できないんですね、わかります。
その言葉そっくりそのまま貴方にお返ししよう。
>(1)ブラックホールは無限の未来には発生するから。
ブラックホールは有限の時間で星の中心に発生するから、これは誤り。
>(2)質量と事象の地平面で囲まれた部分の体積から密度を計算したから。
計算するのは可能だが、その結果と事象の地平面の間に直接の関係はないな。即ち、無意味。
>(3)ブラックホールがあったとしたらという仮定で計算したから。
仮定ではなく実際に発生し得るんだが。
>そもそも、私はブラックホールは発生しないなんて主張していませんよ。
>私はちゃんと(時間スケールは無視します)と書いています。
時間スケールを無視するまでもなく、ブラックホールは有限の時間で星の中心に発生するから、
結局、貴方の主張は誤りだ。
>どうしてあなたは、いちいち自分の都合の悪いことを読み落とすんですか?
>見えないんですか?それともわざとですか?
その言葉そっくりそのまま貴方にお返ししよう。
>>747 >もちろん有限の時間のうちでは不可能です。
指摘されているのは、「シュバルツシルト面に到達できない」の部分ではなく、「同時に」の部分なのでは?
>それが可能になるのは無限の未来だけです。
無限の未来ならシュバルツシルト面に到達できるだろうが、それでも、それぞれの固有時間で2時ちょうどと
2時1秒をさした時計が 『 同 時 に 』 というのは不可能なのではないか?
観測によって一般相対性理論からr=0の解が修整でもされない限りBHの存在は絶対に消えない いくら書いても無駄
>>748 >無限の時間のその先にできると書いているだけです。
ランダウは、無限の時間のその先にできるとは書いていませんよ。
>ランダウは
>>"凍結した"物体の出現に導くのである。
>と書いていますが、有限の時間内にできるとは書いていませんよ。
無限の時間のその先では、集力崩壊した物体の表面はシュバルツシルト半径を越えて
中に入ってしまっているので、"凍結した"物体はもう無くなってしまっているではないか。
"凍結した"物体があるということは、重力崩壊した物体はまだシュバルツシルト半径に
到達してはおらず、即ち有限の時間しか経っていないということだ。
そして、ランダウは、そのような構造をブラックホール(black hole)と呼んでいる。
>誤るのはあなたのほうです。
誤っているのも謝るべきなのもあなたのほうだ。
>>749 確かに、「隣の部屋」などというのは、「あの世」レベルのあやふやな与太話に過ぎないな。
>>750 >無視なんかしていません。
貴方は無視していないのかも知れないが、512氏ははっきりと無視しているね。
そして、無限の彼方という我々には絶対に行くことのできない場所を基準としている
シュバルツシルト座標を我々の座標だと言い張っている。嘘を吐いていると言ってもいい。
>でも、我々にとってどうかが問題なんじゃないですか
その通りだ。さらに言えば、我々の居るこの時点この地点の局所慣性系が重要だと思う。
即ち、その星へと自由落下する座標系だ。少なくとも、シュバルツシルト座標よりは重要。
一般理解してから言え
>>753 定量的な議論もできないのに、ランダウやホーキングの主張を否定してまで
ブラックホールが(有限の時間内には)存在しないと言い張る人達の心境が理解できない。
自分に理解できないものが存在すると情緒不安定になるカルト信者と同じかもね。
>>754 >あなたも、いままで私の書いたことをちっともちゃんと読んでいないのですね。
その言葉そっくりそのまま貴方にお返ししよう。
>つまり、彼が事象の地平線に達したとき、外部では無限の時間がたっているということは認めるのですね。
随分と古いレスを引っ張り出すものだ。既に誤りがはっきりしているレスだぞ。
>そして私が主張しているのはこの点だということぐらいはご理解いただけていますよね。
既に誤りがはっきりしているレスと同じ主張ということは、貴方の主張も誤りである可能性が高い。
事実はこうだ。
ブラックホールは、外部でも有限の時間で、重力崩壊している星の中心に発生し、拡大する。
外部で無限の時間がかかるのは、そのブラックホールがシュバルツシルト半径に達する瞬間だ。
>というわけで私はブラックホールに飛び込んだ人が、その人にとって有限の時間で事象の地平線に到達するのを否定していませんよ。
>ランダウもそう書いているって私は何度も書きましたよね?
加えて、ランダウは、そのブラックホールに飛び込んだ人の固有時間こそが真の時間であると
言っているわけだ。
>>756 「忽然と」の意味が曖昧で判断しにくいが、
星の中心に忽然と発生して拡大していく
が正しいだろう。
だから何なんだ
>>779 外部から見ても、ブラックホールは有限の時間で(星の中心に)発生するということだ。
>>759 ランダウは固有時間を真の時間と言っている。一方で、他の系からみた長さや時間は、
観測した系にとってはそれが正しい長さや時間である、ということも事実だ。
では訊こう。光速で運動する系からみた長さや時間は正しいと言えるのか?
ローレンツ変換は発散し、長さは0になり、時間は止まってしまうわけだが。
さらに訊こう。超光速で運動する系からみた長さや時間は正しいと言えるのか?
長さも時間も虚数になり、因果律は崩壊してしまうのだが。(相間がよくやる手だが)
答えはどちらも否だ。光速で運動する系や超光速で運動する系を採用する時点で
間違っている。不適切な系を採用したのが誤りということになる。
ローレンツ変換が間違っているわけではない。たまたま、ローレンツ変換がそういう
性質を持っていたと言うだけだ。不適切な座標系をわざわざ設定する必要はない。
そもそも、質量のある我々(観測者)は、光速に達することは決してあり得ないし、
ましてや超光速で運動することはさらにあり得ない。元々あり得ないことなのだから、
そんな系を設定する必要がそもそもないのだ。
さて、では訊こう。無限遠を基準とするシュバルツシルト座標系からみた、
シュバルツシルト半径での長さや時間は正しいと言えるのか?
先程の話を、よく思い起こしてくれ。そもそも、我々はシュバルツシルト半径から
無限遠だけ離れることなどできるのか?
>>760 >それであれば、この点では私はあなたと意見の一致を見たといっていいと思います。
なるほど、「われわれの時間で計れるのは,われわれの場所で起きた事象の時間だけ」
ということを認めるのだね。
>あくまで、外部に静止している観測者、すなわちわれわれが観測している場合についてということでお願いします。
その場合、「われわれの時間で計れるのは,われわれの場所で起きた事象の時間だけ」
である以上、外部に静止している観測者の時間で計れるのは、その観測者が静止している
場所で起きた事象の時間だけであるということになる。
重力崩壊している星(仮に太陽と同じ大きさ同じ質量としよう)から1億5000万km離れた位置で
その観測者が静止しているならば、その観測者が計れるのはその星から1億5000万km離れた
位置の時間だけということになるね。当然のことながら、その観測者には、星の表面での時間や
シュバルツシルト半径での時間を計ることはできないことになる。
星の表面での時間を計るためには、われわれ(観測者)が星の表面に立たなければならないな。
シュバルツシルト半径での時間を計るためには、われわれ(観測者)がシュバルツシルト半径の
位置までいかなければならない。もっとも、既にみかけの地平面が発生している場合、
シュバルツシルト半径に静止することは不可能で、必ずブラックホールに落ちてしまうが。
>>765 申し訳ない。いまさらどんなコテを付けていいのか…
782 :
大熊猫星人 :2009/01/22(木) 01:35:33 ID:???
大熊猫星ではにょ。 アトラクター級や、銀河中心核級は別として。 恒星級BHは、大きい物ほど早く簡単に出来ると教わったにょ。 だから、恒星級BHでも一番小さなタイプのBHの出来方は、 教育用動画として見せられたにょ。 先ずは、恒星間にガスを放出している巨大な赤色巨星に画面はパンして行くにょ。 そしてCGで、今まさに崩壊しようとしているFE核と 残存核融合燃料を含んだ膨れかえった外側大気が、図解されるにょ。 次の瞬間から、FE核は吸熱反応しながら中性子核へ、ズクズクと崩壊していくにょ。 この時外側大気は支えを失い、断熱圧縮されながら核融合反応を暴走させるにょ。 内向きの、超新星爆発だにょ。 大熊猫星の物性物理では、中性子核はこの温度圧力条件では圧縮可能で流動性が高い ガスとして振舞う事に成っているのでにょ。中心部程圧力が高いにょ。 そして重力と密度と慣性と外側大気の爆縮で中性子ガスは、更に圧縮されていくにょ。 そして、中性子ガスはニュートリノ放出で冷却され。 外側大気の核反応は、中心部からのニュートリノを吸収し更なる暴走に駆り立てられるにょ。 中性子ガスは、更に圧縮されていくにょ。 臨界条件を越えた中心部では、クウォークグルーオンプラズマの液体中心核が発生するにょ。 大熊猫星の物性物理では、クウォークグルーオンプラズマは圧縮不能な液体として振舞う事に成っているにょ。 中性子ガスはニュートリノ放出で冷却され、中心液核にクウォークグルーオンプラズマの雨をふらせ、 放出されたニュートリノは、外側大気の核融合反応をさらに暴走させるにょ。 クウォークグルーオンプラズマ内部からは、ニュートリノと言えども逃げ出せないにょ。 この様にして急速に成長するクウォークグルーオン中心核が、臨界半径を越えると。 忽然と包摂する様に、事象の地平線が出現するにょ。
無意味な長文を読む気にならない奴がほとんど 力説ご苦労 全部間違ってるだろう
>>783 >無意味な長文を読む気にならない奴がほとんど
貴方が読もうが読むまいが、事実は変わらないよ。
負け犬の遠吠えにしかならないと自覚せよ。
>全部間違ってるだろう
読みもせずに正否を判断できるわけはないわけで、
間違っていると信じたければ勝手に信じていろ、
としか言いようが無い。
>>759 ちょっと補足。
>同様に、ある物体の時間の流れる速さは、それを観測する座標系によって異なりますが、
>このときも変換式を用いて計算すれば、どの系からもその物体の時間の流れが一意にきまる値を求めることができます。
ここで注意すべきことは、
>>742 で指摘されたように、一般相対性理論においては、
基準系の概念が特殊相対性理論における物と本質的に異なってくる点だね。
観測者が居る場所以外の時間や長さを測る方法として、互いに光などをやり取りして
情報交換する方法があるわけだが、見かけの地平面に一致した事象の地平面からは
光は脱出できない。従って、外部の観測者は光が帰ってこなくなった(=時間が止まった)
と判断せざるを得なくなるわけだ。これが外部から見て、見かけの地平面(に一致した
事象の地平面)で時間が止まって見える理由。
だから証明しろって その変な理屈を 読まずして全部間違ってんだよ はやく気付けよ基地外
ブラックホール事象の地平線の観察の証拠がありません。
要旨
最近、ブラックホール地平線の存在の観察の証拠を得るいくつかの方法が提案されました。
私たちは、ここでそのような証拠が基本的に不可能であると主張します
: 観測は議論、事象の地平線の存在を支持して時々非常に強いものを提供できますが、それらはそれを立証できません。
また、これは今後の観測に適用されます。
(観測は非常に正確にブラックホールであると疑われたボディーにおけるメートル法の時空の詳細をたどるでしょう)。
http://arxiv.org/PS_cache/astro-ph/pdf/0207/0207270v1.pdf
>>760 >>それであれば、この点では私はあなたと意見の一致を見たといっていいと思います。
>なるほど、「われわれの時間で計れるのは,われわれの場所で起きた事象の時間だけ」
>ということを認めるのだね。
認めるも何もそれが前提でしょ?
>>775 >>その通りだ。さらに言えば、我々の居るこの時点この地点の局所慣性系が重要だと思う。
>>即ち、その星へと自由落下する座標系だ。少なくとも、シュバルツシルト座標よりは重要。
その星へと自由落下する座標系といっても距離によって違いますよ。
我々は十分離れている。ここから、その星のすぐ近くにある物体の挙動を観察するから当然時間も長さも異なりますよね?
>>もちろん有限の時間のうちでは不可能です。 >指摘されているのは、「シュバルツシルト面に到達できない」の部分ではなく、「同時に」の部分なのでは? もちろん同時にの部分について言ってます。 >>それが可能になるのは無限の未来だけです。 >無限の未来ならシュバルツシルト面に到達できるだろうが、それでも、それぞれの固有時間で2時ちょうどと >2時1秒をさした時計が 『 同 時 に 』 というのは不可能なのではないか? 両者の間隔が0になれば可能です。 無限について勉強してください。 数学のコーナーです。 数学板にいって訊いてみてもいいかもしれません。
>>778 「忽然と」の意味が曖昧で判断しにくいが、
星の中心に忽然と発生して拡大していく
が正しいだろう。
>>782 この様にして急速に成長するクウォークグルーオン中心核が、臨界半径を越えると。
忽然と包摂する様に、事象の地平線が出現するにょ。
どっち?
>>787 >(観測は非常に正確にブラックホールであると疑われたボディーにおけるメートル法の時空の詳細をたどるでしょう)。
おい! w
>>789 "無限"を乱用してはいけないと言うことも数学では常識ですよね?本に書いてありませんか?
794 :
sage :2009/01/22(木) 14:16:24 ID:Wq6OLkdn
>>772 >>(2)事象の地平面が拡大する速度はどのくらいですか?
>その時点・その地点での、外向きの光速と考えていいだろう。
たしかに外向きの光速で広がる面の内側でから出発したんじゃ、光だってそこを出ることはできませんね。
でもそんな面なら、何も重力崩壊した星の中心部じゃなくてもいいんじゃないんですか?
球形に光速で広がっていく範囲の中を考えたら光だってそこを出ることができないのは当然です。
どんな情報も光速以下でしか伝わらないんですから。
だからあなたの定義では、宇宙のいたるところから常に事象の地平面が湧き出しているといっているようなもんです。
795 :
sage :2009/01/22(木) 14:17:44 ID:Wq6OLkdn
>>778 >>つまり、彼が事象の地平線に達したとき、外部では無限の時間がたっているということは認めるのですね。
>随分と古いレスを引っ張り出すものだ。既に誤りがはっきりしているレスだぞ。
誤りですか?
>>758 で
>>402 さんは認めていますよ。
>> つまり、彼が事象の地平線に達したとき、外部では無限の時間がたっていると
>> いうことは認めるのですね。
>外部に静止している観測者が観測するのに無限の時間がかかるということであれば
>認めます.
>何度もいうように(そしてランダウからの引用にもあるように)われわれの時間で
>計れるのは,われわれの場所で起きた事象の時間だけですから.
そして私が論じているのは、われわれの場所で起きた事象の時間についてです。
そしてあなたはこう主張しています。
>事実はこうだ。
>ブラックホールは、外部でも有限の時間で、重力崩壊している星の中心に発生し、拡大する。
>外部で無限の時間がかかるのは、そのブラックホールがシュバルツシルト半径に達する瞬間だ。
すると、あなたの定義でも、シュバルツシルト半径を持つブラックホールが誕生するには外部で無限の時間がかかるということですね?
これでFAですね。
796 :
sage :2009/01/22(木) 14:19:01 ID:Wq6OLkdn
さて、ここからは念押しのため。
>>575 >(1)の事象の地平面のあるとないとでは本質的に異なるだろう。事象の地平面が発生しなければ、
>我々にとって無限の未来であっても、もとからその星の内側に居て落下していく観測者にとっては
>有限の未来で特異点の発生を観測できてしまう。そして、(その観測者の系の状態にも依存するが)
>その情報を有限の時間で外部の我々に伝えることさえできる。なにせ、事象の地平面が無いのだから。
この文章を正しく理解するなら、
>もとからその星の内側に居て落下していく観測者にとっては
>有限の未来で特異点の発生を観測できてしまう。
そしてそれは、
>我々にとって無限の未来
のこと。よって、下記は誤り。
>その情報を有限の時間で外部の我々に伝えることさえできる。
なぜならそのときすでに我々はいなくなっているから。
あなたの間違いの根本は、
>もとからその星の内側に居て落下していく観測者にとっては
>有限の未来で特異点の発生を観測できてしまう。
だから、外にいる我々にとっても有限の時間で起こるとしてしまったことにあるんです。
797 :
sage :2009/01/22(木) 14:20:38 ID:Wq6OLkdn
ちなみに、 >外部で無限の時間がかかるのは、そのブラックホールがシュバルツシルト半径に達する瞬間だ。 このときその星の表面はどの位置にありますか? これは重要な問題なので飛ばさないでくださいね。
>>797 >このときその星の表面はどの位置にありますか?
地平線の中に決まっておる。
メコスジホール メコスジホールって性ですか?
800 :
sage :2009/01/22(木) 14:30:19 ID:Wq6OLkdn
無限の時間のことを論じているのに、"無限"を乱用と? やっぱり無限の概念が理解できていないんですね、わかります。
外部から見たときの時間が遅くなるというのは 物が落下してシュバルツシュルト半径に近づくにつれて 「外部から観測した際に」光の赤方偏移が進む (波長が伸びる=単位時間当たりの情報量が減る) 事で、落ちる物の時間が遅くなるように見えるのではないか。 最終的に「波長=∞」=「光が脱出できない」点が 観測上の時間の停止点であり、事象の地平線であって 停止しているものが見えるのではなく そもそも光が来ないから見えないが正解だと思う。 実際の物は重力による時間の遅れは若干あるにしても 実際は時間が静止するわけではなく 正常に落下しているじゃないかな?
なるほど、理にかなってるよ。
803 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/22(木) 15:50:14 ID:dAYr9EU1
すみません。 みなさんのレベルが高すぎるんで、ずっと黙ってみてたんだけど シュバルツシルト半径の内部=ブラックホールじゃないんですか? ほとんどの相対論の本には、そう書いてあると思うんだけど 上のほうで、ブラックホールは存在するか云々っていう議論してたんで・・・。 ランダウはブラックホールの存在に言及してないとか。
いんや、重力崩壊した天体を普通、ブラックホールと呼んでいる。 その中に、地平線があるかどうかはいろいろ意見の分かれるところだし、 地平線は観測不可能だから、物理的にはあってもなくても関係ない。
805 :
大熊猫星人 :2009/01/22(木) 16:14:05 ID:???
>>803 大熊猫星では、
BHは、事象の地平線とその周辺の真空を意味するにょ。
中については、ブラックホール→ビッグバン回廊
ににゃっているとか?いないとか?言われているにょ。
806 :
大熊猫星人 :2009/01/22(木) 16:46:13 ID:???
>>803 大熊猫星にょ、
にょに、にょにょにょにょにょにょにょにょにょにょに。
にょにょにょ、にょにょにょにょにょにょにょに
にょにょにょにょに?にょにょに?にょにょにょにょ。
だからおまえらは馬鹿なんだよ 何も分かってないのに長文語るなと
808 :
ななし :2009/01/22(木) 17:48:22 ID:R86kgIAq
でじこ?
809 :
sage :2009/01/22(木) 17:48:53 ID:AITolZGc
810 :
sage :2009/01/22(木) 18:15:09 ID:AITolZGc
>>798 >>このときその星の表面はどの位置にありますか?
>地平線の中に決まっておる。
なるほど。
ところで、再度確認しますが、下記のとおりでいいんですよね。
>>159 >従って、球対称という仮定の下で恒星が重力崩壊する過程を追っていけば、
>ある時点で恒星の中心に事象の地平面が発生し、それが徐々に大きくなって、
>収縮しつつある恒星全体を飲み込んだ時点で成長が止まることが分かる。
>>472 >重力崩壊のある時点で中心に事象の地平面が発生し、それから外に向かって広がっていき、
>シュバルツシルト球面に達する。
>>577 >事象の地平面は、星の中心から離れた特定の位置に唐突に発生するものではない。
>球対称な星であるならば、ある時点で星の中心に発生し、それから外側に向けて拡大する。
すると、星の表面が地平線の中にあるというのは
>>159 に反しますね。
さらに、もしも
>>798 、
>>472 、
>>577 が正しいとすると、
事象の地平面がまだシュバルツシルト球面の大きさになったときには、
すでに星の表面は地平線の中にあるんですね?
ということは、事象の地平面がまだシュバルツシルト球面の大きさになる前に
星の表面はシュバルツシルト球面を通り過ぎてそれより小さくなって、シュバルツシルト球面より内側のどこかの場所で拡大しつつある事象の地平面とすれ違ったというわけですよね。
すると、ちょうど事象の地平面と星の表面がすれ違ったそのときその星を観測すると、シュバルツシルト球面より小さなブラックホールがあることになるわけですね?
これは新発見じゃないですか?
811 :
ご冗談でしょう?名無しさん :2009/01/22(木) 18:30:04 ID:uZR01BgX
>>801 どうして光の赤方偏移が起こるのかの説明として、
落ちる物の時間が遅くなるからと説明するのが相対性理論。
>>803 あなたがどこまで理解して書いているかわからないので基本から書きます。
わかりきったことだったらごめんなさい。
まず、単純にシュバルツシルト半径の内部=ブラックホールというわけではありません。
たとえば太陽のシュバルツシルト半径は約3kmですが、その場所にブラックホールがあるわけではありません。
その星を構成する物質すべてがシュバルツシルト半径の内部に入ったとき、はじめてシュバルツシルト半径の大きさのブラックホールになります。
じゃあどうやってその星を構成する物質すべてがシュバルツシルト半径の内部に入るほど小さくなるのかというと、重力崩壊によるということになっています。
それで、このスレでブラックホールは存在するか云々っていう議論になっているのは、
我々から見て、有限時間のうちに重力崩壊によってその星を構成する物質すべてが
シュバルツシルト半径の内部に入るほど小さくなることができるかということなんですよ。
なぜそんなことが議論になるのかというと、定義によってブラックホールの表面では時間が止まるからです。
ならば、ブラックホールができかけた状態でも十分その表面の時間は遅くなっているはずだし、
それならその星を構成する物質すべてがシュバルツシルト半径の内部に入るには無限の時間がかかるんじゃないか、
だから事実上ブラックホールは(有限の時間のうちには)できないんじゃないか?と考えられるからです。
続く
続き ところで、ブラックホールは(有限の時間のうちには)できないと考えると都合の良いことがあります。 もしもブラックホールが存在するとすると、計算上その中心に我々の物理法則が適用できない特異点が発生することになってしまいます。 それをカバーしようとすると、ペンローズらの宇宙検閲官仮説などというタイムパトロールみたいな苦しい説明を考え出さなくてはなりません。 それに対し、ブラックホールが無限の未来なでできないとなれば、特異点の存在もまた無限の未来に押しやることができるというわけです。 これに対して、ブラックホールは有限の時間のうちにできるといっている人たちは、 ブラックホールが存在しても特異点が発生しないように、 または特異点が発生しても適用できるように相対性理論のほうを修正しようとしているみたいです。 さ、これであなたも議論に参加できますね?
>>804 >>812 宇宙論的というが、現実の現象論の議論をしている。ということですか?
相対性理論だと、
>その星を構成する物質すべてがシュバルツシルト半径の内部に入ったとき
のようなことは考えずに、シュバルツシルト半径内部=ブラックホール領域
と呼んでいるように思います。
たとえば、シュバルツシルト計量のペンローズダイヤグラムなんかは
教科書には必ず載っていると思いますが、そこの
光が入ることが出来るが、出ることの出来ない領域をブラックホール領域などと呼んでいると思います。
このスレで議論しているのは、そういうことではなくて
現実に、天体がシュバルツシルト半径の内部に入ることは出来るか?ということですか?
宇宙論のほうは全くの無知ですので、議論に参加するのは遠慮させていただきます。
816 :
424 :2009/01/22(木) 20:34:40 ID:???
>>813 >もしもブラックホールが存在するとすると、計算上その中心に
>我々の物理法則が適用できない特異点が発生することになってしまいます。
いえいえ、たとえ事象の地平線の発生までが有限時間内であっても、
そこから先の特異点発生は、未来に押しやれると思います。(^^;)
>>814 私なりにできる限り公平に書いたつもりなんですけれども。
>議論に参加するのは遠慮させていただきます。 賢明な判断といわざるを得ないな。
LHCでできるかもしれないマイクロブラックホールどうなんだろう。 ブラックホールできると考える人はささっとできて蒸発すると思ってるが、 できないと考える人は、ブラックホールになりそうになったまま固まった変なものが、 地球を食い尽くすと考えるんだろうか。
820 :
402 :2009/01/22(木) 21:23:20 ID:???
>>745 >>542 はシュバルツシルト球面と事象の地平面の混同によって生じるパラドッ
クスですね.
多分かなりの人が一度は引っかかっているのでは無いかと思います.
背景には,ニュートン近似で g_00 が重力ポテンシャルで表わされること,シュ
バルツシルト解の g_00 がたまたまニュートン近似と同じ形になることから,
重力崩壊してる天体内部でも重力ポテンシャルで表わされるという誤解がある
ように思います.
ニュートン力学だと球対称天体では球体内部の重力ポテンシャルの計算に外側
の球殻の質量が影響を及ばさないので,一般相対性理論でもそうなってると
思ってしまってるのではないですか?
実際には,重力崩壊のような動的問題の解はそんな単純に求まるものではあり
ませんし,402で書いたように事象の地平面の定義も動的問題に適用できるよ
うに一般化が必要なので,事象の地平面の半径と密度には一意的な関係にはな
りません(状態方程式や重力崩壊の仕方によっても異なります).
821 :
402 :2009/01/22(木) 21:24:09 ID:???
>>759 > では、それを異なる長さに観測した値は偽の長さなのでしょうか?
> そうではなく、観測した系にとってはそれが正しい長さなのです。
既にランダウから引用した部分に書いてありますが,特殊相対性理論と一般相
対性理論では座標の意味が異なるといってるんです.
特殊相対性理論の座標は,その座標系に固定された対象の真の時間と距離に一
致します.
異なる場所の時間でも,信号のやりとりによって同期することで,同じ値であ
ればその系の同時であるように定義されているので,異なる場所の時間を比較
することにも物理的に意味があります.
運動しているものさしの長さを観測する場合は,ものさしの前端と後端が(観
測系で互いに同期された時計で)同時通過する位置の間隔を,観測系に対して
静止したものさしによってに測定するというように具体的な物理的操作が対応
しています.
一方一般相対性理論の座標は単に時空の位置を指すためのもので,それ自体に
時間とか距離のような意味はなく,メトリックを通して真の時間と距離に関係
付けられます.
さらに,同時性や距離が客観的に定義できるのは一般に近接した時計および場
所に対してのみであり,離れた場所の距離や時計の比較に客観的な意味がない
こともランダウの本にちゃんと書かれてます.
822 :
402 :2009/01/22(木) 21:24:56 ID:???
>>821 の続き
> これが固有時で、ランダウの書いている真の時間の流れとはこれのことです。
違います.ランダウの教科書で真の時間と書いてあるのは,あくまでその座標
系に固定された場所の時間,具体的には静止した世界線の固有時間です.
座標系に対して,動いている物体の固有時間のことを言っているのではありま
せん.
> ではなく、まさにその時間が観測した系の時間と対応しています。
それじゃ,どうやって対応させるか書いてもらえますか?
以前も質問したけど回答が無かったですね.
> そうでなければ、長さも時間も計れず、「真の長さ」や「真の時間」を求め
> ることもできなくなってしまいます。
だから,メトリックを通してその座標系における「真の長さ」や「真の時間」
対応付けられるのです.座標値そのものがその系における観測値と対応してい
るわけではありません.
例えば2次元極座標 (r, θ) のθが長さを示していないことは,あなたも御存
知でしょう?
もし,r = 0 であればどんな座標値θに対しても現実には同じ点です.
このように,座標系に特異性があれば,その座標系で異なる場所(や時間)に
なっていても実際には同じ場所を指すということが起こりえるのです.
メトリック dl^2 = dr^2 + r^2 dθ^2 が与えられてはじめて動径 r の位置に
おけるθ方向の真の長さ r dθ と対応付けることができるのです.
823 :
402 :2009/01/22(木) 21:25:50 ID:???
>>821 の続きその2
> なのに、どうして私のいっていることがランダウの書いていることと異なる
> といい、あなたの計算結果とも異なるといわれるのかさっぱりわかりません。
ランダウに書いてあるのは,シュバルツシルト系の時間で落下に無限の時間が
かかること,その前後で信号を送っていれば,徐々に信号の到達時刻が延び、
赤方偏移によって信号も弱くなり,やがて届かなくなるということだけです.
一方あなたの主張は,物質が事象の地平面を通過するのは無限の未来のことで
あり,だからブラックホールが存在しないことでしたね.
私は,それが同値でないといっているんです.
いくらランダウを持ち出しても無駄なんですよ.ランダウは前者の主張しかし
てませんから.
あなたの論法で主に問題にしているのは,シュバルツシルト系の時間が無限大
になるからこの宇宙では起こらないと結論付けたこと,事象の地平面とシュバ
ルツシルト球面の混同していることです.
そもそも,自由落下する観測者は観測できることを認めていながら,一方でブ
ラックホールが存在しないと主張する理由が私には分かりません.
観測者の運動によっては観測不可能な領域がありえても,存在しないものを観
測できる観測者がいるというのは論理的に破綻してると思うけど.
824 :
402 :2009/01/22(木) 21:26:47 ID:???
>>764 > したがって、宇宙のどこでも、ブラックホールの表面、つまり事象の地平面は
> 無限のかなたなのです。
> これは私以外の大多数の人の意見だと思いますよ。
また曖昧な表現ですね.
送受信両方で無限の時間がかかるというのであればそういう表現も許されるか
もしれませんが,今の場合片側からの通信は有限時間で届きます.私ならそん
な表現では納得しません.
もしかして r → +a で g_11 → -∞ なので,静止系におけるシュバルツシル
ト球面までの固有距離が無限大になると誤解しているのかもしれませんが,
l = ∫dr/√(1-a/r) = r √(1-a/r) - log(√(r/a) - √(r/a-1))
だから有限だということを,一応指摘しておきます.
>>820 こんなイメージですか?
重力の強さ
横軸が半径
縦軸が下向きに重力の強さ
。 中心 。
。 ↓ 。
。 。 。
。 。 。 。
。 。 。 。
。 。 。 。
。 。 。 。
。 。 。 。
。 。←シュバルツシルト半径
重力ポテンシャル 横軸が半径 縦軸が下向きにポテンシャルの強さ 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。←シュバルツシルト半径 。 。 。 ↑ 中心
827 :
402 :2009/01/22(木) 21:43:04 ID:???
どれが誰のコメントなのか分からなくなってきた.
>>810 は512氏?
一度
>>662 で紹介したPDFの P31 の図を見てもらえますか?
そしたら言葉でくどくど説明する手間が省けますんで.
訂正 上の図はどちらも シュバルツシルト半径 のところは、単に星の半径でした。
一般座標変換すれば、地平線なんて消えちゃう蜃気楼なのよね。 あの世を信じるのは勝手だけど。この世の物理とはなんも関係ないよ。
>>827 :402
>一度
>>662 で紹介したPDFの P31 の図を見てもらえますか?
前にも見ましたが、それによれば(2)ということですね。
考えられる回答はもちろん
(1)地平線の内部
(2)地平線の表面
(3)地平線の外部
の3通りが考えられます。
そしたら疑問がたくさんわいてきました。
それであんな質問をしたんです。
そうしたら、
>>798 氏の回答は(1)でした。
それで
>>810 のようなことを書きました。
402さんは810で私が言いたかったことはわかっていただけましたよね。?
>>827 :402
考えられる回答はもちろん
(1)地平線の内部
(2)地平線の表面
(3)地平線の外部
の3通りが考えられます。
>一度
>>662 で紹介したPDFの P31 の図を見てもらえますか?
前にも見ましたが、それによれば(2)ということですね。
そしたら疑問がたくさんわいてきました。
それであんな質問をしたんです。
そうしたら、
>>798 氏の回答は(1)でした。
それで
>>810 のようなことを書きました。
402さんは810で私が言いたかったことはわかっていただけましたよね。?
なお、疑問については次に書きます。
832 :
424 :2009/01/22(木) 23:18:05 ID:???
>>402 >もしかして r → +a で g_11 → -∞ なので,静止系におけるシュバルツシル
>ト球面までの固有距離が無限大になると誤解しているのかもしれませんが,
>l = ∫dr/√(1-a/r) = r √(1-a/r) - log(√(r/a) - √(r/a-1))
>だから有限だということを,一応指摘しておきます.
もう、嫌!スーパー自己嫌悪じゃ!(T_T)
私は、相対論関連の専門書を数冊もっていますが、「無限」と思い込んでました。
基本的に、専門書は大学教授など天才に近い人達が執筆していますので、
凡人には行間を読むのが大変です。彼らにとっては、「有限」は自明なのでしょう。
手取り足取り、微に入り細に入り詳細に説明してもらわないと気づかん。w
もちろん固有距離と固有時間は有限ですよね。 これは自明だと思っていましたが。 さもなければ、ブラックホールに飛び込んだ人にとって 有限の時間で事象の地平面に到達することができなくなってしまいますから。
んなもん関係ねぇ
ああ、また見落としてました。 「固有距離」というのを見て、てっきり落下していく人にとっての時間と距離だと思ってしまいました。すみません。 τ:固有時間 t:世界時間 r:ブラック・ホール中心からの距離 c:光速度 G:重力定数 M:ブラック・ホールの質量 r_g:=2GMc^(-2):重力半径 とすると、 dτ=√(1−r_g/r)dt とのことなので、強い重力場のそばでは固有時間が遅くなり、 シュバルツシルト半径に近づくと遅れ方が無限大に発散するという考えはだめですか?
地球の中心の引力は0である。その証拠に地球を真二つに割ると元の中心部分の 引力は割る前の半分である、よってどんな大きな球体でも球心に於いて ブラックホールが出来ることは無い。 ブラックホールは相対性理論の一部に誤りがある帰結である。
また変なのが湧いた…
838 :
784 :2009/01/23(金) 01:00:33 ID:???
俺以外にもコテ無しの人が現われたことと、
402氏もどれが誰のコメントなのか分からなくなってきたと仰ってることから
コテを付けるようにします。とりあえず俺の昨晩の最後のレス784を名乗ります。
>>785 >だから証明しろって
>その変な理屈を
その言葉そっくりそのまま貴方にお返ししよう。
証明ならホーキングがしているので、それを否定する貴方に反証責任があるね。
さあ、どうぞ。早く反証してくれ。
>読まずして全部間違ってんだよ
読まずして正否が判るとは、貴方は超能力者かね?いや、単なる基地外だね。
>はやく気付けよ基地外
自己紹介乙、としか言いようが無い。
>>787 日本語でおk、としか言いようが無い。まあ、自動翻訳だとは分かっているが。
>>788 >認めるも何もそれが前提でしょ?
ならば、話が早い。
>その星へと自由落下する座標系といっても距離によって違いますよ。
その通りだ。だから、我々の居るこの時点この地点の局所慣性系の時間が
真の時間であって、異なる距離の地点の時間はもはや真の時間ではないわけだ。
シュバルツシルト座標の時間は無限遠という決して辿り着けない地点の時間なので、
我々がどこにいてもシュバルツシルト座標の時間は真の時間足り得ないことになる。
>我々は十分離れている。ここから、その星のすぐ近くにある物体の挙動を観察するから当然時間も長さも異なりますよね?
十分離れていると言っても無限遠とは比べるべくもないな。
839 :
784 :2009/01/23(金) 01:20:52 ID:???
>>789 >両者の間隔が0になれば可能です。
両者の間隔が0になるには無限の時間がかかるのだろう。つまり、永久に両者の間隔は0にならない。
永久に起こり得ない現象を論じても意味が無い。無限が出てきた時点で、物理学的には意味をなさない。
>無限について勉強してください。
>数学のコーナーです。
>数学板にいって訊いてみてもいいかもしれません。
あくまで数学の話だろう。物理学的には、無限が出てきた時点で無意味だ。特異点が問題なのはそのため。
>>790 星の中心に忽然と発生して拡大していく。
>>794 >でもそんな面なら、何も重力崩壊した星の中心部じゃなくてもいいんじゃないんですか?
星の表面付近だと、光が星の表面から飛び出して、ずっと遠くまで行ってしまうだろう。
これは、事象の地平面の定義「その面の内側の点を出発した光が有限の領域にしか到達できない面」に反する。
>球形に光速で広がっていく範囲の中を考えたら光だってそこを出ることができないのは当然です。
>どんな情報も光速以下でしか伝わらないんですから。
その通りだが、それが何か?
その「球形に光速で広がっていく範囲」が有限の領域にしか到達できない場合のみ、それは事象の地平面なのだが。
>だからあなたの定義では、宇宙のいたるところから常に事象の地平面が湧き出しているといっているようなもんです。
どう考えてもそんなことにはならないが。
>>795 >誤りですか?
>>394 で説明されている根拠が誤りであると言っているだけだ。
>すると、あなたの定義でも、シュバルツシルト半径を持つブラックホールが誕生するには外部で無限の時間がかかるということですね?
現在のこのスレで、誰もそれを否定していないと思うが。
しかし、お舞ら、夜ごと予ごと時代遅れな論議に、飽きずによく花が咲くな。
841 :
784 :
2009/01/23(金) 01:41:17 ID:??? >>796 >よって、下記は誤り。
そういうことになる。つまり、512氏の
>>541 の主張には自己矛盾があるということだ。
もしも512氏の言う通り事象の地平面が発生していないと仮定すると、
「我々にとって無限の未来」である筈の特異点の発生という現象が
「有限の時間で外部の我々に伝える」ことができてしまうのだから。
>なぜならそのときすでに我々はいなくなっているから。
事象の地平面があればそうなるので、矛盾は生じない。
ところが、512氏は事象の地平面は発生しないと言い張っているのだよ。
>だから、外にいる我々にとっても有限の時間で起こるとしてしまったことにあるんです。
勘違いしないように。俺は、有限の時間で事象の地平面が発生すると言っているのだから、
「(特異点の発生が)外にいる我々にとっても有限の時間で起こる」などということはない。
>>797 物理学で、無限の時間が経った後を論じること自体ナンセンスなのだが……
>このときその星の表面はどの位置にありますか?
あえて答えれば、星の表面はシュバルツシルト半径の位置にある、となるだろう。
>>798 >地平線の中に決まっておる。
誰だか知らないが、その答えは明らかに間違いだろう。
>>800 数学的な無限の概念を物理学にそのまま持ち込むとは、
やっぱり物理学がが理解できていないんですね、わかります。
>>801 俺も最初からそう言っているつもりなのだが、なぜか納得しようとしない人が居て。