1 :
ご冗談でしょう?名無しさん:
物理学者と物理マニアの違いは、研究結果を文章にまとめられるか否かだと私の指導教官は言っていた。
その話が本当か嘘かはしらないが、確かに文章にまとめるという過程で、何が不足しているのか?や
どういう方向に次の研究を進めるべきかが分かってくることが多い。
一方で、世の中には『文章技術』と称するする本が洪水のように出版されているが、そのほとんどが
『「あの女はとても美人とはいえない」とかいった文章は、曖昧だからよくない』とかいった
文の技術の指南に終始していて、論文を構成する上ではあまり役に立たない。
そのような現状を踏まえ、本スレではどのようにすれば、『研究の問題点』や『次進むべき方向性』
が見えてくるような『文章技術』が得られるかを解明することを目標とする。具体的には
(1)「序論って何?」「本論って何?」「結論って何?」「結果と考察はどう違う」(当たり前?いや、国際誌中の論文ですら
混同してるとおもわれるのがある)、「目的と目標はどう違う?」「何であんたらは論文中でディスカッションなんか勝手に
はじめるの?」といった素朴な質問を一つ一つ過去に行われた研究と照らし合わせながら、具体的な論文を書く上で
役立つ形で議論する。
(2)”(1)”を踏まえ背景、目的、目標、実験方法、実験結果、ディスカッション、考察などの各項目に
何を書くべきか、そしてこれらの項目をどのように配置するのかを過去に行われた研究と照らし合わせながら、具体的な論文を書く上で
役立つ形で議論する。
(3)得られたデータから何が言えるか(知見)、得られたデータから何が言えそうか(仮説)を検討する技術を
どのように向上させるかを、過去に行われた研究と照らし合わせながら、具体的な論文を書く上で
役立つ形で答えることで、『着想』、『独創性』などといった抽象的であり、かつ論文の核ともいえる部分を議論する。
を行う。ただし、英語論文を扱うと、『自然な英語を書く方法』などのように、本スレの主題と同じぐらい難しい問題が
新たに加わることとなるため本スレではあつかわないものとする。又、文単位の技術も扱わない。
↓めこすじ
メコスジ論文、マンスジ論文を書くための文章技術
良スレの予感
俺の学部時代(後2週間ぐらい続くが)を振り替えると
1)自分でテーマを見つけることは出来なかった。
2)指導教官がどういう意図でテーマをあたえたのか(そのテーマのどこが科学的に面白いのか)の理解をするのに手間取った。
3)自分が出したデータを見て次に何を調べるべきかが全く見えなかった
という惨状だった。卒論を書き始めてから、ああこんなところがこの対象の面白さなんだとか、こういうデータが欲しい(けど、間に合わなそう)とかいうことが何となく見えて来たきがする。
というよりも、論文の゛型゛にそういうことを見せてもらった気がする。
研究経験を積んで行くうちに、いろんなことが見えてくるようになる?
まあそうなんだろうが、もっと意識的に研究の流れを考えることで、修士時代をよりよくできるのではないかとおもう。
でなにがいいたいのかというと…。
難しいだろうが がんばれ
おれも現在論文作成中だが
まったり応援してるぞ。
修士進学が決定して(卒業不可能という事態にはいたらないことが決定)、次のテーマに取り組み中で、
具体的には卒業旅行やら、卒業旅行やら、卒業旅行やらで忙しいので立てっぱなしですみません。
物理版には、かなり手ごわい相手がうようよいそうなので学部生があまり出すぎたまねをすると
なにをされるかわかりませんが、このままたてっぱなしというのもいけないので、
僭越ながら僕の、論文執筆に関する考え方を説明します。飽くまで卒論しか書いたことがない人間が言っている
ことなので、至らぬ点があっても”優しく指導する”にとどめておいてください。
/////////////////////////////////////////
@論文に書くべき項目と順番:
(同様の議論をする型へ:あまり高度な技巧(つまらないデータをすごいことのように見せるテクとか)は、
本スレの目的外なので、PRLの書き方のスレへどうぞ。飽くまで、卒論生や修士新入生がわかるような基本に
忠実な型をおねがいします。)
論文に書くべき項目を順に並べると、
背景→目的→目標→実験方法→実験結果→考察→新知見の意義→今後の展望
これらを大きく序論、本論、結論の3パートにわけることで論文を構成する。
序論:背景→目的→目標
本論:実験方法→実験結果
結論:考察→新知見の意義→今後の展望
全体の配分は、序論5%本論75%結論20%程度が目安
A用語の解説〜目的とは何?考察とは何?〜:
(同様の議論をする型へ:”あたりまえ”を明文化するのが目的なので、出来る限り自分の言葉で、自分の意識の中にあるものを丁寧に解説してください)
目的:例)『より高い起電力を生じさせるボルタ電池を作成するための方法を解明する』
目標:例)『正極、負極に使う金属の組み合わせとボルタ電池の起電力との関係を解明する』
考察:研究の結果得られた新たな知見(新知見)と、新知見がこの実験から演繹できる理由
B執筆の手順:
(同様の議論をする型へ:馬鹿でも卒研、修士課程の研究が出来るように書いてください。)
実験結果と考察の間を3往復ぐらいすると、当たらし実験データがほしくなる。
新しいデータが出ると、目標をかえたくなる。
30往復ぐらいすると目的をかえたくなる。
100往復ぐらいすると、研究の意義と研究背景が見えてくる。
だから、論文の執筆は
((((実験結果←→考察)←→追加実験)←→目標)←→目的)→研究の意義、背景
の順におこなうのがよい。
序論に相当するパートは、特に執筆が難しいが、
(1段落)AということからBという要求が社会にある。(あるいは、Bという現象がAという理由から注目されている)
(2段落)しかし、現状では…
(3段落)そこで、Cの(開発/解明)を本研究の目的とした。
(4段落)この目的の達成のために、具体的には、D、E、F…を行った。
(5段落以降)D、E、Fのおおまかな説明
という形式で書くと、書きやすい。
9 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/03/22(水) 22:19:35 ID:0RuBYCwh
良スレあげ
10 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/03/22(水) 22:32:03 ID:4SNtLJCB
ミ巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛//
ミミ巛巛巛巛巛巛巛ミ/ゞ《巛巛巛巛巛巛《
ミミミ巛巛巛巛巛巛ミヘゞ ミミ巛ミミミミ巛巛巛
ミミミ巛巛巛巛巛《ミ ヾ巛《
ミ巛巛巛巛巛ミ ミ《/
ミミ巛巛巛巛ミ ミ《
ミミミ巛巛巛ミミゞ | ミミ
ミミゞ ゞミミミ\ ミ巛巛ミミx | |xxミ巛《ミx
ミ 彡ミ \||^(●) ^==|^(●) | |
|x ミ ^ミ \__/ | |\__/
ミ) ミ ミ | |
ミミミ> ミ / | | |
ミミ ~~ ====/ | ,________
ミ ‖ xxxx====xx / /物理学徒のスレって感じ
ミ \ ヽ------- /< するね。
| \ ミ ==== | \.,みんなガンガレ。
/~\ \ミ ミ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ \ \巛巛巛《||
諦観した意見を書かせてもらうが……
ここで挙げられていたり、出版されている本に書かれていたりする「文章技術」について、理解して、実践にうつせる人間というのは、すでに優れた文章を書ける人間だと思う。
国語の能力なんて、成人するまでにはすっかり完成してしまっているものだろう?
もっと「分かりやすい文章」を書きたい、と思える人間は、多くの「分かりやすい文章」に出会ってきたから、自分の文章が「分かりにくい」ものであることに気付くことができる。気付けば、より分かりやすくするために努力する。
対して、そう思わない人間は、「分かりやすい文章」と「分かりにくい文章」の違いを理解していないから、分かりやすいものを書こうとは思えない。つまり、自分の文章が分かりにくいのかどうかすら気付けない。
重要なことは、自分の文章を把握し、そして「分かりやすい文章」を書くことの意義を理解すること、ではないだろうか。
こんなことを書いている俺は初の投稿論文執筆中。正直、分かりやすさとか気にしてられん。
12 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/03/26(日) 22:09:50 ID:LIXMl6CT
>分かりやすさとか気にしてられん。
おっしゃるとおりで、僕は本スレを、
(1)最低限論文といえるレベルの卒業論文、修士論文を書く
(2)論文を書くということを通じて科学的な思考力を身につける
(3)『卒論書けとはいわれたけども一体何を書けばいいのか分からん』人を助ける
(4))『卒論書けとはいわれたけども一体どうやって書けばいいのか分からん』人を助ける
(5)よい論文を読んでも何がよいのかすらわからない人を助ける
というのを目的としました。だから、投稿誌のレベルに達してる人は
想定外です。といいうよりも、僕自身、学部を出たばかりで
投稿誌のレベルは想像もつきません。ただ、投稿誌のレベルに達してる人から
いろいろなアドバイスがあればうれしいです。
最近良い本見かけたけど。
14 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/03/26(日) 22:20:07 ID:LIXMl6CT
>>13 どんな本?
って、スレ立ててえらそうなことを言ってはいるけど
俺の正体はただのクレクレ厨なんで。
じゃ紹介する。
「理科系のためのかならず書ける英語論文」 研究社 藤野輝雄
っていう本だが、いくつかの質問に答える形で研究メモを作り、そこからそれ自体小論文になる
ヘルプシートを構成するというもの。
論文を論理的にかつ効率よく書くには有効と思えた。
さっそく、研究メモとヘルプシートをEXCELで作ってヘルプシートを自動作成出来るようにした。
次の論文作成時には利用しようと思ってる。
論文のパートパートで使われる英文の例も色々書かれているが、それ以外にもわかりやすい
論文を書くためのさまざまなルールが書かれていて、それらは自分自身心がけていることと
合致していた。
ノウハウ本なのだが、後輩に勧めようと思ってる。
1. 表紙(Cover)の書き方
1.1 タイトル(Title)の書き方
1.2 著者名(Authors’ names)の書き方
1.2.1 所属機関(Affiliates)
1.2.2 所属機関の所在地(Affiliates’ addresses)
2. 要旨(Abstract)の書き方
2.1 目的(要点)(Purpose--main points)
2.2 方法(要点)(Method--main points)
2.3 結果(要点)(Results--main points)
2.4 結論(要点)(Conclusions--main points)
2.5 推奨事項(要点)(Recommendations?main points)
3. 序言(Introduction)の書き方
3.1 研究テーマ(Research theme)
3.2 研究テーマの必要性・重要性
(Need/Importance of research theme)
3.3 従来の研究内容(Conventional research details)
3.4 従来の研究での未解明点
(Unresolved points in conventional research)
3.5 目的(要点)(Purpose--main points)
3.6 方法(要点)(Method--main points)
3.7 結果(要点)(Results--main points)
3.8 結論(要点)(Conclusions--main points)
3.9 論文の構成順序(Order of configuration of paper)
4. 方法(Method)の書き方
(1) 実験(Experiment)
(2) シミュレーション(Simulation)
(3) 分析(Analysis)
(4) 計算(Calculation)
(5) 試作(Prototype)
(6) 調査(Investigation)
5. 結果(Results)の書き方
(1) 図表の説明(Explanation of diagram)
(2) 図表からわかる事柄(Things known from diagram)
(3) 得られた結果[事実]に関連する既知の事実
(Known fact related to obtained result[fact])
(4) 得られた結果[事実]に関する意見や見解
(Opinion and view related to obtained result[fact])
6. 考察(Discussion)の書き方
6.1 目的(要点)(Purpose--main points)
6.2結果(要点)(Results--main points)
6.3 今回の研究結果と過去の研究結果との対比
(Comparison of present research result and past one)
6.4 推奨事項(要点)(Recommendations--main points)
6.5 結論(要点)(Conclusions--main points)
7. 結論(Conclusions)の書き方
7.1 方法(要点)(Method--main points)
7.2 結果(要点)(Results--main points)
7.3 結論(Conclusions)
8. 謝辞(Acknowledgments)の書き方
9. 引用文献・参考資料(References)の書き方
(1) 雑誌(Journal papers)
(2) 著書または編書 (Books or edited collections)
(3) 著書の一部 (One section of a book)
(4) 国際会議からの資料(Conferences)
(5) インターネット上のコンピュータ・サービスからの資料(印刷された出版物あり)
(6) インターネット上のコンピュータ・サービスからの資料(印刷された出版物なし)
(7) インターネット(電子雑誌、電子ニューズレター、電子会議)からの資料
(8) インターネット(文学作品や歴史文書などの電子テキスト)からの資料
10. 付録(Appendix)の書き方
>>15 >いくつかの質問に答える形で研究メモを作り、そこからそれ自体小論文になる
というのが本当なら(読んでない本の妥当性は評価できない)
画期的ですね。読んでみたいです。さらに
ただ、
> 『図表からわかる事柄』
とかいった言葉の説明がどのくらい丁寧に書いてあるか?というのは気になります。
こういった言葉というのは、少なくとも僕にとってはまだ自明ではない。
なぜなら、得られたデータからどういうことがいえるを見つけるのは、
俺にとって結構難しい。
『どういうことを見出すか』というのも難しいけども
『こういうことを見出したとしても、それは物理学的に意味がない』
というのを判定する基準というのがまた難しい。
(誤差の範囲内とかいうレベルは、そのうちわかりそうだが、
物理学としてその結論は面白くないとかいわれるやつの見極め方が難しい。)
余談ですが、類似しているが区別するべき概念をきちんと区別できるように
ならないと専門家とはいえないが、「区別するべき概念をきちんと
区別できるように出来るようになるための的を射た説明」が書かれている本は
ものすごく少ない。これは文章技術のみならず一般的にということだが…。
さらに余談ですが、『言葉の用法』を説明する本には
「『的を得た』が間違いで『的を射た』が正しい」といった
ことばかり書いてあってまったく的を射ない。
仮に「的を得ていない」と書いてもまぁたいした間違いではない。
しかし、たとえば「根拠」と「動機」を勘違いするとか
いうのはヒドイとしても(プロ市民や厨の主張を丹念に読むと大概は根拠と動機を勘違いしているということが明らかになる!!)
、「目標」と「目的」を勘違いするというのは、十分ありえて、これは結構まずい。
ところで…。アマゾンで、「研究法 指導法 科学教育」のジャンルのリストを見たら
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books&field-subject=%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%B3%95.%E6%8C%87%E5%B0%8E%E6%B3%95.%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%95%99%E8%82%B2%0D%0A/ 電撃スパロボ!―スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION (Vol.3) 電撃ムックシリーズ
がトップなのはいいとして、(よくネーヨ)リストマニアの欄に
妖しげなお人形の作り方の本を収集したキモイサイトが出てくるのはどーゆーことよ?
こゎぃこゎい。っていうのがアマゾンで、一度汚染された本の
ページを踏むかあるいは、同ジャンルとされるものを買うと
と2〜3週間ぐらいしつこくハズカシイ本を薦められることになる。
たとえばアマゾンに「魔法先生ね○゛ま」というロリコンアニメを執拗に
薦められたことがあったが、「お勧めの理由」が、DVD−R20枚セットを買ったこと
だったことにはおどろいた。研究室のPCでそれが出てるとハズカシクテしょうがない。
しかもうざいパーソナライゼーション機能解除できないし。
パソコン関係とか素論とか、純数のジャンルが汚染されてるのは
よく知ってるけど研究法のジャンルまで汚染されてるとは…。
俺、健全な物性実験なんで俺自身も研究室も汚染されてないけど、
数学とか素論は相当汚染されてると聞くし…。
そういえば、数学の香具師に「卒論書けネーヨ」って
行ったら「俺たち卒論ネーヨ」といったあたりまではいいが、
たまたまそいつが持ってたハ○テノごとくというロリコン漫画を基に延々と
”論文の書き方”を語りだしたときには引いた。大半は意味がわからなかったが、
結局その人の主張は「下手な人間に限って独自性をだそうとしすぎる」
ということだったようなのだが…。こういうのも「文脈力」なのだろうか?
ヒキマシタヨええヒキマシた。素論の研究室にな○よしが平積みされてたときと同じぐらい引きました。
DVD−R20枚セットを買った俺に「魔法先生ね○゛ま」というロリコンアニメを執拗
に薦めてくるアマゾンのパーソナライゼーション機能もうざいが、
論文の本文を書くときに使うWordや、図を作成するときに
使うPowerPointのお節介機能のウザさは論文を書く上で直接的だ。
ただ解除できるだけマシという見方も出来る。
大概はオートコレクトという項目をすべて解除したり、禁則処理関係を
全部解除すればいいのだが、Wordについては、オートコレクトの解除法をまとめた秀逸な
文献がいくつかあるが(相対的には少ない)PowerPoint
のほうは、「出来の悪いプレゼンのHowto本」ばかりで
「オートコレクト」や「図の作成」に関する本はほとんどない。
結構オートシェイプの選択(図形の選択)とか苦労したが、
その辺みなさんどうやってます?ってTex使ってますか?
なんか、いきなりクソスレに転落。
個人的には、図表の説明は事細かにしたほうがいい。
このグラフは何が欲しくて得たものなのか、何が得られたのか。
得られたことから、次はどのようなことが話せるようになったのか。
スレ主の趣旨とはずれるかもしれないけど、論文を流し読みするときに
図表は必ず目を通したい点だから、それを追うだけで全体の流れが分かるとすげー楽ちん。
図表だけに限ったことじゃないけど、解説・説明ってのは書き手からすれば
ちょっと余分に書きすぎかな、こんなことまで書く必要ないんじゃないかな、
と思えるくらい書き込んだほうが良い。
といっても、あんまりダラダラ書かれると読みづらいだけなので、そこが難しいのだけど。
>このグラフは何が欲しくて得たものなのか、何が得られたのか。
>得られたことから、次はどのようなことが話せるようになったのか。
確かに。というよりも、俺の場合はまずそういう説明を書たパワーポイントのスライドを
沢山作って、それを話の筋がつながるように並べて、最後に論文にまとめる
形をとる。
で、図、表の注に書かなければいけない最低限は、『データの信憑性を評価するうえで
必用なこと』なんだろうけども
例えば、簡単なところで『物質の抵抗を測りました』というなら
1)物質名、たて、よこ、高さ
2)測定パラメータ:電極間の距離はいくつ、引加した電圧、測定時の温度
3)測定方法の概要:松下の単三乾電池を1本使って1.5Vを引加して、流れた電流をXXX製の電流計で図って…。
4)結果AΩ
とかいったことを、書いていくといったところですかね。
例えば『松下の単三乾電池を1本使って1.5Vを引加』というあたりから、測定精度がおおよそどのくらいかが
分かる人にはわかり(それより高い精度の数字を出してたらアヤシイ)
『たて、よこ、高さ、電極間の距離』を書いとけば、『同じ物質』で、別の値を得た人との間で
ディスカッションが可能(例えば俺はBΩだったぞと反論されたとき、このパラメータの違い
を元に議論を深めれば、低効率という概念が得られるか得られないか…。)
そして、その後で『a)のグラフからは〜が言えとかいうことが分かる。』とか言うのを書く。
26 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/04/02(日) 03:55:17 ID:0B8PLZg9
>>15 ざっと読んでみたところの正直な感想をいうと、タイトルどおり
「英語論文の書き方」の本ですといったところでしょうか?
国際誌のレベルの人には有益かもしれませんが、学士論文、修士論文向けではないと思います。
もちろん、「英語で論文を書くときには最初から英語で書け」と掛け声
ばかりはいいものの、サッパリ組み立て方が見えない志村先生の本よりかは
ずっと得るところが大きいですが。
1章で、「論文のフォーマット」をあげていますが、全体の本全体の1割にもにも満たない量であるのはよいとして、
やはり僕には難しい。この部分だけでももう少し丁寧に書いてくれれば
僕でも理解できたと思います。
次にフォーマットの使い方の例解法ですが、「例示されている研究例」
が難しいので、例が「理解を助ける」役割をにたしていない。
「国際誌」のレベルに達している人にとっては、「論文から何を抜き出すか」
「論文に何を書くべきか」が明瞭につかめているはずなので、この例でも
十分例解の効果があるのでしょうが…。
もうすこし易しい例で、「文章を構成する技術」「文章を構成することで
科学的な思考法を理解すること」を説明することは可能だったと おもいます。
飽くまで「科学的な思考法の理解」、「文章を構成する技術」
を中心に捕らえるならば、高校いや小中の教科書に乗っているレベルのことを
「自分が発見した」という立場で論文にしてみせても問題はないはずです。
逆にそのほうが、
1)読み手が「文章を書くこと」と「著者の科学的な思考」(著者が「これが科学的な思考なんだと」称するもの)のみに集中して読める
2)ある程度自分自身が事実を理解しているところで説明されたほうが、「自分の見識」と
比較しやすいという、メリットが出ます。中学高校レベルというのは古いことしかない
という反論があるでしょうが、きびしい言い方をすれば、論文はパブリッシュ
された時点で過去のものだという言い方も出来る。
ただ、過去の名作を引っ張ってきて「ここがいいんだよ」ということを
説明するだけのものになると、これはまずい。第一古典的な論文は
「文章技術」「著者の科学的な思考力を見せること」を
目的としているわけではないし、「学的な思考力」という言葉の意味も
今と昔では少々違う。そういう本もあるんだけども(もう少し難しい予備知識を使っているが)
具体的にどうやって論文を組み立てるのかが見えてこない。
では、自由研究の本でも見ろといわれそうだが、確かに昔偶然聞いた
NHKの夏休み相談室では、「ゲンゴロウはプールの水でも育つのに
金魚はなぜカルキに弱いのか」という質問をしていた小学生がいて
、それ自身の着眼点にも驚いたが、解説者の質問「ゲンゴロウの周り
気泡がついていると思うんだけど、どんな感じかな?」という
質問に対し正確で的確な回答即答していたところにも驚いた。
概ね調べられうるところは調べて(プールの水の中に金魚を入れて
殺してしまうことまでしていた)その上での質問だった点にも驚いた。
しかし自由研究の指南書となると、これは酷いもので、
だいたいどれも内容が同じ、しかも「鳥のDNAを抽出」のように
とカッコだけはいいんだが、「それほんとにDNA?」とか
「仮にそれがDNAで、それが取り出せたとして、一体その後何するの(どう話を膨らますの)?」
といった基本的な突っ込みにすら耐えられない記述。これは
科学的な思考ではありえない。とまあ、本当に”小学生向け”なんですね。
大学生には大学生向けに良い本があったけど。
ようするに、専門外の人が流し読みしても著者が何を主張したかった
かあらかた伝わるよう何度も読み返しては工夫することです。
自分が読み手になったつもりで。
>>29 私自身もいくつか示唆に富む文献を読んでいて、例えば
東大で学んだ卒業論文の書き方は、
http://staff.aist.go.jp/toru-nakata/sotsuron.html 文章の構成と研究戦略をどう結びつけるかという観点から書かれていて、
論文を書く上で基本的な概念を平易な言葉と、専門知識(材料、コンピュータetc…)
なしに読める例(論文の形にまではしていないが)があります。
僕が知る限りでは、これ以上の内容(初心者向けで、馬鹿でも今すぐ
研究が開始できるように作られたキットという意味で)はありません。
この手の本では例えば『理工系の文章技術』とかが有名ですが
名著の宿命なのでしょうか、『名著というのは、奥行きが深く荘厳として
安易に人をよせつけない』という言葉が当てはまるような気がします。
おそらくもっと聡明な方向けなのでしょう。名著であるいじょう何度も
何度も繰り返し呼んでいるうちにふと合点がいってなにか高い境地に
たっせそうな気がしてきますが…。まあ、僕のようにできの悪い学生
は、おそらくこの本のさわりを理解するだけで5年以上かかりそうです。
その間に何人後輩が卒業していくでしょうか?つまり何がいいたいかというと…
名著というと、この名前を出すと掲示板が厨であふれかえるあの
『ファインマン物理学』がありますが、馬鹿な学生なので
1巻から3巻までを最近流し読みしたぐらいです。読んでみると確かに
批判派がいうように確かに『即○○の公式を使って簡単な計算をしたい』というときには
使いにくい。よって試験の一夜漬けや、研究途中での現象論的な
説明の準備には使いにくい。ただ、『具体的な物理学の事実』を基に
『どういう知見が物理学的に価値があるのか』とか『どういう思考が
科学的思考なのか』を読む分には今まで読んだ本の中で最も平易で
しかも本質をついている。また、荒っぽいが簡単で本質をついた計算(算数)が
ファインマンの口からよく出ていることに気づく。例えば、『私たちの
体の中の正の電荷が1%多かったらエンパイヤステートビルを持ち上げる
だけの力が生じる』といったように。私の研究室でも実験のうまい人は
例外なくこの手の計算がうまい。
さて、このなかでこのスレ的に最もバカなのはだれでしょう。
【こぼれ話】「ばかの帝王」の座、M・ジャクソン4連覇
【ロサンゼルス1日】「エープリルフール(4月ばか)」にちなんだ恒例の世論調査で、米ポップス界のスーパースター、マイケル・ジャクソンさんが4年連続で「最も愚かな米国人」に選ばれた。
次点は、友人誤射事件を引き起こしたチェイニー副大統領と大富豪令嬢でタレントのパリス・ヒルトンさんが同率で分け合い、3位にはブッシュ大統領が堂々の“入賞"を果たした。
この調査は「オピニオン・リサーチ」の協力で全米の1045人を対象に
電話インタビューが実施されたもので、ジャクソンさんを「一番のばか」
と回答した割合は69%。チェイニー副大統領とヒルトンさんは59%で2位を
分け合った。
調査を企画した担当者は「チェイニー副大統領の友人誤射でもマイケルを
追い落とせないとなれば、一体、何がマイケルのバカ加減をしのぐことが
できるのか想像するのは難しい」と述べ、今後もジャクソンさんの“連覇"
が続くのではないかとの見通しを示した。 3位となったブッシュ大統領の
得票率は57%で、2001年の調査の48%から19ポイントも上昇。
4位には得票率54%でハリウッド俳優のトム・クルーズさんが選ばれた。
(時事通信) - 4月2日12時11分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060402-00000013-jij-ent
34 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/04/03(月) 23:16:08 ID:CU80xNWX
>>31 何故かリンクが赤い・・・・
すると俺もブックマークしてる奴かwwww
面白そうだと思って覗いてみたが、いまいちこのスレの方向性がわからん。
>>1 の言ってることがわかりにくかったのでまとめてみた。
(1)論文についての基礎知識
(2)論文の組み立て方
(3)データ検討の方法(これって文章技術?)
備考:具体的な文の書き方は、科学ではなく国語(英語)力の問題なので除外
で、これを議論することで『研究の問題点』や『次進むべき方向性』が見えてくるような
『文章技術』が身につくものなのかなーと。
『文章技術』だけでそんなものがホントに身につくのか俺にはわからん。
ひょっとしたら『文章技術』と言う言葉を俺が理解してないだけかもしれんが。
要はこのスレで扱うのは論文という文章の書き方なのか、
それとも、論文を書く上で必要な科学的スキルまで含めるのか、ということ。
あと『目的』と『目標』の違いがよくわからんので誰か解説よろ。(これも国語力の問題か?)
データ解析の方法や、まとめ方なんて文章技術とは関係ない。
論文を効率よく書く上で一般的に有用な方法、必要な技術に絞ろうよ。
>国語力の問題か?
というのはどうか知りませんが、ある意味このスレは『国語力』のスレ
なので、『国語力の問題だ、小学校からやり直せ』という2Ch風の回答はナシにしたいです。
『相手が説明を理解できなかったとするならば、説明した側が悪い』
というコンセプトで行きたい。そこまで言う能力が私にあるかどうかは別として。
>『目的』と『目標』の違いがよくわからんので誰か解説よろ
目的は目標よりも抽象的な言葉で…。というか
>>1 で、
>そのような現状を踏まえ、本スレではどのようにすれば、『研究の問題点』や『次進むべき方向性』
>が見えてくるような『文章技術』が得られるかを解明することを目標とする。具体的には
と書いたが、これは目的とするの誤りです。すみません。後
>具体的には
以降が目標です。
こういう言葉の説明は難しいので、満足いただけたとは思っていませんが…。
>いまいちこのスレの方向性がわからん。
正直に言うと私は前にも言ったとおり学士論文しか書いたことがないので、
論文を書く上で何が必要最低限かは正直把握していません。
ということで、まずは方向性の議論からする必要があると思います。
@『出来の悪い学部生や修士の学生が、卒論や修論をかけるようになるにはどうすればいいのか?』
という問題を解決するために有益な情報を挙げるというのが目的である
Aまた、『アドバイスをされる対象』は『出来の悪い学部生や修士の学生』ということなので、
論文のイロハ、科学的な思考力が身についていない人を想定して、丁寧で親切な書き込みを行う。
(『説明が通じないなら説明した人が悪い』)
B分かりやすい文の書き方(『「あの女はとても美人とはいえない」とかいった文章は、
曖昧だからよくない』とかいった という話題など)は、
科学ではなく国語(英語)力の問題で、卒論、修論の場合はあまり問題にならないので除外
というのが根幹にあるというのは、ほとんどの人が同意していると思います。
また、具体的な議題として、
(1)論文についての基礎知識の説明
(2)論文の組み立て方の説明
は概ね議題としての資格があるというのも、ほとんどの人が同意していると思います。
最後に
(3)データ検討の方法(これって文章技術?)
(4)論文を書いたり、情報収集をしたりするのに便利なツールやお決まりのWord Excel Powerpoint などの
便利な小技
が議題たりうるか否かが論点となっている。
”(3)”については、私は『議題としての資格がある』と思う。ある主張をするにはそれにふさわしいデータを用意して正しい
推論を行い、その推論の過程が分かるようにしなければならない。私自身先生やポスドクから『お前の議論は根拠に乏しく、
もしそういうことを主張したければ…』という叱責をうけることが多い。そして、『なるほどその通り、勉強になった』ということが多い。
そういう注意に相当するような話(した、された)の本質を抽出すれば
『データ検討の方法』が出てくると思う。
ただ、それが転じてとんでも批判の方向に行くのは、議論のS/N比を下げるから良くない。
というのがとんでも批判をやってる連中には、その人自身科学的に胡散臭い人や、業績がお寒い人が多いからだ。
下手に相手にすると『悪魔の返り血を浴びる』とまでは言わないが、基本は『論理の飛躍した本は
研究者としては、相手にしない、あるいは放置しておけばいい』という一言に尽きるだろう。
私自身、一度たりともそういった手の疑似科学の批判に深入りしようと思ったことはない。
なぜなら、疑似科学の内容が私にとってはほんとにどーでもいいことだからだ。
[
>>40 の続き]
悪い例としては同志社女子大の左巻先生の『新しい高校化学の教科書』の序文とか、ナットクする相対論(他のナットクするシリーズは
使いやすい本も多いのですが)のように、『疑似科学にだまされない方法』や『疑似科学の疑似科学たる所以』
のような話を長々とするケースがある。一般向けならそれでもいいのだろうが、
自分がよくなりたければ『「あまりにも悪いもの」は批判するのではなく放置する』
『どういうものが良いのかを考える』というのが基本だと思う。
その意味で、
>一般的に有用な方法、必要な技術
の中に『データ検討の方法』は入ってくると思う。そもそもデータは論文の命だし、
『こういう論文にはこういうデータが必要』というのは、きちんとしたルールがありそうな気がする。
話が難しくなる可能性は否定できないが。が、『話がややこしくなるから正面から扱うのはやめろ』という意見は理解できる。
”(4)”は確かにオートコレクトに悩まされた経験から、道具の使い方一つで編集がだいぶ楽になるという
のはよく分かるので、隅のほうでならいいかもしれないと思う。ただ、Linux儲とかMac儲が暴れる事態はさけたい。
>>40 >>41 段落のつなぎ方を間違えた。
A→B→C→D
とすべきところを
A→C→D→Bとしてしまった。編集上のミスです。すみません。
次からはもっと推敲してから着ます。
>>33 69+59>100
ずーーと昔から言われてることだと思うが、理系大学って論文の書き方や英論文の書き方をシステマティックに
教えてるところってないんだよな。
カリキュラムに欲しいね、って話しはずっとあるんだが、そういったことを専門に教えられる人材は容易には
見つからないだろうな。
結局、書きながら学ぶしかない。それでも、20年前に比べれば論文の書き方に関する良書は増えてきたし、
文例集なんかも随分見られるようになり、知的資産は増えてきたね。
ストーリー作りはテーマにそぐわないと思うがね。
どんな議論をすれば、読者の注目を引くことができるか、関心持ってもらえるかなんていうのに
一般的答えはない。
それはテーマに依存するし、ゼロからそれを生産するのが科学者の仕事なんだから。
どうやったらベストセラー小説がかけますか?って質問しているのに変わりがないだろう。
45 :
36:2006/04/08(土) 17:04:37 ID:???
>>38-41 OK。大体理解したと思う。
スレタイは文章技術になってるけど、論文の書き方に必要なものは大体全部ってことね。
ちなみに俺は TeX 派なんで Word に関してはさっぱり。TeX は専用スレあるからそっちで。
>>43 うちの大学では講義(実験物理学)のひとコマだけ使ってそういう説明をしてくれたことがあった。
当然、短すぎてほとんど役に立たなかったわけだが。
>>44 一般的答えはないけど、大まかな指針ぐらいは示せないかな。
少なくとも論文にはある程度書き方ってものがあると思う。
論文の内容ならともかく、ストーリーに独自性を求める人はいないだろうし。
>>44 >どんな議論をすれば、読者の注目を引くことができるか、関心持ってもらえるか
ネーチャーサイエンス級の学術誌のレベルならそのとおりだけど、指導教官や卒論、修論の
報告会で『よくやったじゃないか』といわれるレベルならいろいろ方法はあるとおもう。
もっとも行ってはいけない博士にいきたいので修士在学中に1本国際誌
(低級誌だが)を出す予定だが(学士論文の内容を教官に英訳、要約してもらう予定)
前に、『簡単な内容で論文の書き方を見せることが可能ではないか』という
言い方をしたが、例えば
http://www.auehs.aichi-edu.ac.jp/~binco/denchiichikawa/battery01top.htm なんかは、高校生にしてはものすごくよく調べていて、少しいじるだけで
(書かれている内容が古い内容でないならば)卒論レベルの思考をしたことに
出来ると思うのだが…。
来週ぐらいまでに『卒論レベルの思考力』で書いたものに修正して
みようかと思う。元が結構しっかりしているだけにかえって悪く
してしまいそうな気すらするのだろうが…。
他の方も挑戦して見られては?
★俺はともかくこれを書いた高校生や先生を誹謗中傷するのは
やめてください。使わせてもらっている立場ということを忘れないでください。
本来、論文の究極の要約は『×××という問題に○○○という点に着眼した点が独創的である』
の一文になると考えてよい。ただ、独創的、類語として創造力という概念を自分の言葉で説明するのは、
なかなか難しい。それに独創性や創造力という言葉にはどうもマスコミがつけた手垢がついていて、それを
抜くのが難しい。ただ、僕の場合ひょんなことから、それが抜けた気がする。
想像力、独創性という言葉の意味を考えるにあたって、[1]、[2]を”ざっと見比べる”ことが有効だ、
(ざっとというのが大事です。深く考えてはだめです。)[1]を見て、ドクター中松はやっぱり”ドクター”だと思う。マスコミがいうところの
”創造力”とか、”独創性”という言葉は、だいたいこの人の言葉からとってきたのだ
ろうとさえ思う。大元だけに、わかりやすい。次に[2]を見て衝撃をうける、科学でいうところの”創造力”とか、”独創性”というのは、
この人のいうところの”創造力”とか、”独創性”(つまり、マスコミで言うところの想像力や独創性)
とは大きく違うことがこれによって明らかになる。
[1]と[2]に目を通し、衝撃をうけることは、優れた反面教師を得る上で重要だ。
この両方を見ることで、マスコミに刷り込まれた”創造力”とか、”独創性”という概念を
反省することが出来るはずだ。ただし、にトンデモ批判をやってる連中のサイトの主が、業績的にお寒い人とが多く凡そは
おかしくなっていることからわかるように、この手のものを深く考えることは、有害だ。
★卒論を書くための情報整理法?
さらに僕が卒論をかいていたときに困ったのが、『書き直してみたが前のほうが良かった気がする。だけど前の原稿はのこってない』
という問題だ。こまめにバックアップをとればいいのだが、名前を変えて保存していくとわけが分からなくなる。
そこで、富士ゼロックス社の「情報箱」を使った。
http://www.fujixerox.com/soft/johobako/ このソフトは、ファイルに番号をつけて自動的に保存してくれるソフトで、
テキスト形式のコメントもつけられる。そのままWordでセーブしてラッグアンドドロップすれば
保存できる点はいいのだが、ファイルをアーカイブできる、サムネイル表示とかが出来なかったり、
プロジェクトごとの管理がしにくかったりと難も在る。残念なことに販売修了となったが
代替案はだれかご存知ないでしょうか?
★卒論を書くためのPowerPoint作図法?
Power Pointの解説書の場合、『図形の選択の方法』、『図形の移動の方法』(重なった図形の中から小さいほうだけを選択するのは
Tabキーを使えばよいが時間がかかる。選択できたらカーソルで移動すればいいのだが…。)『図をスムースに動かすにはどうするか』
『オートコレクトが何を引き起こしどういう悪さをするか』が重点的に説明されている本が欲しいところだが
調べてみたところまだ見つけていない。
>>50 では
『ら り る れ。』
の間が異様に開いた状態を作って見せたかったのですが…。
掲示板に勝手に修正されてしまい…。2ChのCGIにもオートコレクト
みたいなのがついているんですね。
>>46 >学士論文の内容を教官に英訳、要約してもらう予定
自分でやらなきゃ身に付かないだろ?
>>53 まだ学部生なんでといいたいところですが、曲がりなりにも修士なんで
少し心苦しいですが、そういじめんといてくださいな。
まず学術誌クラスを本当に書くとなると、現在の研究の動向を
把握しておかなければならないはずで、まだそのレベルに達していない。
そのレベルに達するにはまずは、少なくとも(日本語ですら)宇宙人が会話している
ようにしか聞こえない近隣分野の学会発表が『ふむふむ』といえる
ところまで行かなければならないとおもうのだが、それにはある程度
時間がかかりそうだ。
また、関係する国際誌をある程度読み込む必要があるとおもいますが、
ショートペーパーひとつ読むのも一苦労で、20本ぐらい読んどけと
渡された論文がありますがまだ5本ぐらいしか読んでません(1年で)
となると、お前の学士論文はエライいっぱい論文をリファーしてたなーと
言われそうですが…。修論書くころにはリファーした論文の30%ぐらいは
きちんと理解しておきたいです。また、70%ぐらいには目を通しておきたいです。
↑ (ここ、僕並に出来の悪い学部生注目。)
原理とか背景とか実験方法みたいなあたりは 直接的なものはだいたい自分の研究室の論文がある
(書いた人に質問できるし 読まなくても読んだことに出来る)し、そこはもう新しくないので、
業績にはなりません。装置は精度が命で、よく考えてみると 高度になればなるほど検出回路はシンプル
になる傾向があるはずなので 半田付けがうまいほうが研究室では重宝されます。
重宝されると おいしいネタに関われたりしていろいろ勉強になります。計算ではないホントの理論の人は…。
だからリファーとかの話は先輩の論文とかをうまく使って要領よく
片付けましょう。うまくやれば読んだ論文0本で50本以上のリファーが載せられたり。
出来ない言い訳をしていてもしょうがなし、5年後には補助輪なしでいけるようにしたいので
『かけた時間に見合う』 『合理的な方法』があるなら、次で実践してみたい。 ということで、
『研究の動向のリサーチ』という意味では 論文の読み方もまあ議論の対象内でしょう。
第一『英語が出来る』と称する(実はToeic600も怪しいんじゃないか
と思われる)連中が『出来る出来る』と称する英文の直読直解
はサッパリですし、連中が念仏のように唱える『書けば分かる』という意見も、
大学入試レベルの英作ですら、みんなが取ったと”称する”レベルまでは
達していないので出来るもクソもありません。 とまあ、『実践できない
ものは存在しないに等しい』わけです。
例えば最初から全て出来ると称する人、 自分はなんでも一人でやったと
称する人をよくみます。そのほとんどが、 『30、40過ぎてもとるに
たらない独りよがり』になっていたりするのを僕は良く知っています。
そういう『崩れるコース』に入らないためにも着実な方法が期待されます。
ここは腐っても物理板なので、科学的にいきましょう。まずは、
意味不明の文字の羅列にしか見えない論文のどのあたりに眼をもっていくか
とか、『ギョッとしたよ』という表現とか、あったらよろしくおねがいします。
保守
保守
60 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/12/09(土) 13:01:17 ID:F1Mc9hIY
あぼーん
62 :
野口麻子(性悪・貧乳・肉便器):2006/12/23(土) 04:19:19 ID:Q3St3oIq
くどいけどたらればになりますが、この2人の手助けがあれば修士課程の大学院生の修士論文の評価は高いものになったし、この2人の卒業論文も評価は高いものにもなったはずです。
データ解析をしないで、研究生を麻雀を誘いにきて雀荘に連れて行ったり、遊びまくっている。データ解析の一番忙しい時期である2月にはこの2人はスキー三昧なので、卒業論文提出日を1ヶ月過ぎて提出する始末。
こんな悪意のある論文は、一月下旬にあった卒業論文発表会よりも前に年を越さなくても年末に提出できる幼稚なものであったし、優秀な研究生だと3日で書き上げる代物。
研究生は、誰だって徹夜続きのデータ解析なんかは嫌だ、遊びたいのを我慢してデータ解析しているのに。
卒業論文発表会には、この2人はサクラを入れて、巷で話題になったTMのやらせ質問をするから、他の研究生はシラケてましたね。そこまでする必要のない研究発表の中身なのに、時間の無駄もいいところだ。
63 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2007/01/23(火) 12:25:32 ID:kj0xW3oK
がんばれ。
>>61 >負の遺産といえる底辺の明星大学らしい卒業論文だから皆さん必見の価値ありです
そんなもの見てどうするの?
内部告発は結構だが、板違い不完全なものでもかまわないから建設的な提案を。
建設的な提案というのは、ここでは、
・アホなやつでも
・少し努力すれば
・「研究をする」ということがある程度分かるって
・研究が出来るようになり
・多少瑕疵がある研究結果でもきちんとまとめられる
あるいは結果の欠点を次の研究につなげられるようになる
だとか、いったことで、そういう趣旨の板なんです。
何かの皮肉でしたら、どうぞよそへ。
>誰だって徹夜続きのデータ解析なんかは嫌だ、遊びたいのを我慢してデータ解析しているのに。
道徳論や根性論を言われても困る。
データ解析を効率的にやるとかそういったことが聞きたい。
「データ解析なんかは嫌」とは思うときもあるしそうでないときもある。
どういうときにいやではなくていやなことならどうやればさっさとすませられるのか?
そこが知りたい。
そういうことが考えられないならあんたも所詮は同じ穴の狢ですよ。はぃ。
>序論と始めなければならないところに序章と始めてしまいましたので、論文ではなくて小説かと思った。
誤字脱字のレベルですね。
>卒業論文の命である考察はないので、可燃ゴミである。
考察ってなぁに?案外「考察とは何か」を説明するのって難しいけど
それだけ語気荒げにいうのなら、説明できますよね。
あなたが「命」とまでいう考察…。どういう考察がよい考察なのでしょうか?
PRLクラスでも考察は大間違いでデータだけは正しくてすごい
とかいうのも結構あるけど、それはあなた的にそれはゴミ箱行き?
いまさらいってもしょうがないけど
実験ノートが悪いと大変だろう。実験ノートは
1)網羅性:
必要ななデータが全て網羅されていること
2)検索性:
あとで見直すときにどこに何が書いてあるのかがわからないと…。
3)記入の快適さ:
書くのが面倒にならないように工夫しよう()略記号の体系化?
電子式なら定型文の作成
の全てを満たしているものでなければならないということに気がついたときには
火がついてる。
あとはこまめに実験レポートを作っておけばと後悔先に立たず
>>56 おそらく背景を書くことに苦労している時期だと思うので
少しヒントを。
まず、背景というのは第一義には
『先行する研究が成しえなかったことを自分の研究が(部分的でもいいから)
解決したよ』ということを主張するためのものだ。
ということを念頭において欲しい。
そうなると、背景を書くためには、先行する研究の流れとか進捗状況
を理解しておかなければならないことになる。
そうなると、正論を言えば
膨大な量の論文、おそらく英語で書かれた論文を読まなければ
ならなくなる。そして、ある程度学会で情報収集する必要がある。
だからしょうがないとあきらめるわけにもいかないので
読む順番をつけると
先輩たちのM、D、B論から関係が近いもの
先生からこれだけは読めと言われた論文
自分の研究室の関連論文
最近のレビュー
の順に読むとよい。
しかし、日本語で書かれていても読めないものは読めないだろう。まして英語なんてとなる。
学会発表だって聞いても分からないことだらけだ。
それが現状ならばその現状に立って物事を考える必要がある。
それらがすらすら出来ると称する自称天才の戯言は、自分が出来ない限り何の役にも立たない。
例によってそういった連中はだいたい自称だから。
しかし、確かにある程度のキャリアを持つ人間ならある程度は読めて
実際彼らの研究に反映できるレベルで何らかの情報をつかんでいるのは事実だ
論文が読めない人は、まず、初歩的なことだが、論文の構成を知るべきだ。
論文というのは、序論、本論、結論の順にあるが、『背景』の部分は
『序論』にある。序論は背景+目的である。
ということは、自分の卒論の背景を書きたければ最悪、
関係深い論文の背景を和訳してちょこっと何かを付けせば
事足りる可能性がある。これですんだあなたはラッキーだが
次はそううまくいくとは限らないことを肝に銘じておいて欲しい。
次に、本論結論まで読まなければしょうがないという事態に陥った人は
最悪の場合、早い段階で上の人や隣の人に相談して、方針をもらったほうが良い。
それでなんとかなるかもしれない。つまり丸投げというやつだ。
これですんだあなたはラッキーだが次はそううまくいくとは限らないことを肝に銘じておいて欲しい。
実は大概がこれでうまくいくと思うのだが、運悪くそういう手が使えなかったときは
あきらめざるを得ない。きちんと本文まで読んで、しかも2つか3つ読まなければ
ならないという可能性がある。
そうなったときには、先ずGoogleやWikiでキーワード検索してみると
案外いいヒントが得られる可能性がある。これで大幅に楽が出来る可能性がある。
それもだめなときはガッツりと取り組むしかない。そんなときには
『論文は読んでも理解できない』
『論文は論理的に書かれている』
という2つの前提を忘れないで欲しい。僕も周囲はどうやらある程度
理解できる人と思っているようだが実はこの前提を今でも死守している。
『論文は論理的に書かれている』 とはどういうことか?
論理的というのはこういうことだ
・物事を類似関係、因果関係に基づいて整理している
・『主張』、『その主張を裏付ける事実』、『その事実が主張を支えている理由の説明』の3セットを1単位としている
しかも物理の論文の主張というのは必ず『××という条件では
●●という現象が起こる/起こらない(だろう)』というものだ。
定性的、定量的の別はともかく、表現の違いに惑わされてはならない。理論だろうが実験だろうが
物理学が『物理量同士の関係』を論じる学問である以上、これは避けられない。そうでないとするなら
その論文は物理の論文ではない。
また、主張を裏付ける理由は
・既存の理論
・実験結果
以外にない。主張を裏付ける理由が既存の理論の場合は
短期間ではどうにもならない場合が多いので、別の論文を探すか
上に質問する以外に道はない。
しかし、実験結果ならば、定量的な実験結果ですら
『Aという実験をすればBという結果になる』という論理で
『物理量と物理量の関係』
を何らかの形で纏めているに過ぎない。なぜならば物理学の実験というのは
そうあらねばならないものだからだ。
そこまで分かってなお分からないから困ったものだ。
だから、『論文は読んでも理解できない』 という観点に立つべきなのだ。
最終的に書かれていることは知れている。
『Aという実験をすればBという結果になる』という論理で
『物理量と物理量の関係』
を何らかの形で纏めているにすぎない。
だったらそれがつかめればひとまず終わりだ。
ということは、仮に分からなかったとしても
何が分からないかのリストは作れる大概の場合、
下のリストでなんとかなる。
実験装置は何?
実験条件は何?
実験装置の検出原理は何?
(最終段では電圧と電圧の関係になっているのが測定装置の宿命で、
そこからたどろう。最後まで行き着かなくても良い)
物理量Aをどうすれば物理量Bがどうなる?
それでもだめな場合は、もう一度頭を下げてだれかの温情に
あずかるしかないが…。そこまでいった人を僕は知らない。
あぼーん
75 :
熊井隆文&野口麻子:2007/04/19(木) 21:10:35 ID:j7vjPOf9
下田耕二(河原乞食の窃盗癖+虚言癖+詐欺師)&望月茂(遊ぶ以外は能無しの猿の脳味噌の根性無し)は、
くどいけどたらればになりますが、この2人の手助けがあれば修士課程の大学院生の修士論文の評価は高いものになったし、この2人の卒業論文も評価は高いものにもなったはずです。
データ解析をしないで、研究生を麻雀を誘いにきて雀荘に連れて行ったり、遊びまくっている。データ解析の一番忙しい時期である2月にはこの2人はスキー三昧なので、卒業論文提出日を1ヶ月過ぎて提出する始末。
こんな悪意のある論文は、一月下旬にあった卒業論文発表会よりも前に年を越さなくても年末に提出できる幼稚なものであったし、優秀な研究生だと3日で書き上げる代物。
研究生は、誰だって徹夜続きのデータ解析なんかは嫌だ、遊びたいのを我慢してデータ解析しているのに。
(この2人は、実家から通学していてママのお乳を吸いに自分の家に帰りたいからとか、自分の布団で寝たいとか言ってるよ。小学校レベルのクソガキです。)
卒業論文発表会には、この2人はサクラを入れて、巷で話題になったTMのやらせ質問をするから、他の研究生はシラケてましたね。そこまでする必要のない幼稚園のお遊戯みたいな研究発表の中身なのに、時間の無駄もいいところだ。
この2人から、学位を没収したいくらいですし、お情けでこんな2人に卒業単位をあげた教授が可愛そうです。
76 :
熊井隆文&野口麻子:2007/04/19(木) 21:11:17 ID:j7vjPOf9
追伸
下田耕二(河原乞食の窃盗癖+虚言癖+詐欺師)&望月茂(遊ぶ以外は能無しの猿の脳味噌の根性無し)は、
この2人(パチンコ開店には大学をサボる)の実験レポートは期末試験の提出締切日の前日にゼロから書き始めてるから、レポートの考察以外は、テキストや実験ノートのデータをそのままコピーしたものを貼り付け、考察だけは自筆の手書きをする始末。
実験レポートといえば、参考文献も調べたりするのから、一つ書き上げるのに何時間もかかる作業なのに、この2人は十数個あるレポートを数時間で書き上げた馬鹿者です。(レポートはコピーの嵐で単位なんか楽勝らしいとこの2人が言っていた。)
92S1の角田は、キャンパス内で違法薬物のスピードを乱用して身体を壊して入院し留年して、身体が回復するとまたスピードをキャンパス内で使用していました。(スピードで頭がおかしくなったのでしょう、角田のフルネームを知らない私にまで喋る始末。)
以上のことから、はっきりいって中学校レベルにも到達できない人間が大卒の学歴を取得できるのが明星大学(チャルメラとかラーメンとか日清大学とか馬鹿にされている。)であるし、
巷で話題になっている学位が1つのレポートとお金で手に入る大学と同じレベルにある明星大学。
(お隣の中央大学は明星大学に卒業研究とか卒業論文とか無いと思って馬鹿にされているけど。)
この2人
明星大学(日清大学)レポートはコピペーの嵐で単位なんか楽勝らしい。
77 :
熊井隆文&野口麻子:2007/04/25(水) 00:18:15 ID:a3zfeoVF
明星大学物理学科宇宙線研究室に大集合、下田耕二(河原乞食の窃盗癖+虚言癖+詐欺師)&望月茂(遊ぶ以外は能無しの猿の脳味噌の根性無し)の書いた「明星大学卒業論文ワーストbP」を見て大爆笑しましょう。
研究室にあるから、厳しい教授なら即ゴミ箱行き決定の卒業論文であり、負の遺産といえる底辺の明星大学らしい卒業論文だから皆さん必見の価値ありです。此処まで酷いものだと悪意の感じる論文であった。
この2人は、悪戯に関していえば天才なのに、データ解析は凡人以下。(データ解析しているように見せかけて、何にもしていなくサボリをする。)ようするに、悪口をよく叩くのに手は動かない最悪な2人です。
序論と始めなければならないところに序章と始めてしまいましたので、論文ではなくて小説かと思った。そして、卒業論文の命である考察はないので、可燃ゴミである。(論文だけ抜き取ってファイルは再利用しよう。)
この2人は、理系特有の莫大なデータ解析を修士課程の大学院生に全てやらせて自分たちは遊びまくり、欲しいデータだけ大学院生からデータをもらっての論文を書いていましたから楽勝。(ゼミの経過報告においても同様に楽してましたから。)
その裏で、修士課程の大学院生が流した汗と涙ある。この研究室のデータ解析の作業量は多く、この2人が修士課程の大学院生の助手として頑張り、優秀な論文を書き上げることができたのにもかかわらずに、
一切データ解析しないから修士課程の大学院生がデータ解析の全てをするものだから手間暇がかかり、なんとか使えるまでのデータ解析が終了したのは修士課程の大学院生の修士論文発表会の三日前であった。
そのときに結果のだせないデータであったので修士課程の大学院生が頭を抱えて苦しむことになった。そのときには修士論文発表会の時に論文も提出せねばならずにいたので論文も仕上げねばならずにいたのです。
それでも修士課程の大学院生は三日間必死で頑張り、修士論文発表会には、なんとか間に合い論文を発表することができましたが、教授陣からの講評は……言葉にすることができません。
78 :
ご冗談でしょう?名無しさん:
アトポス死ね