期待値<φ>ってことは、平均的にφである確率が高いということですよね。
ってことは、φからずれてる所、つまりエネルギーがゼロになりきってない所が
あるってことではないんでしょうか?
そうすると、この宇宙はムラだらけということですか?
>>43 量子揺らぎがあるのはヒッグスに限ったことじゃないだろ・・・
>>44 いや、真空のエネルギーがゼロにならないなら十分Λ項の起源になりうるわけなのに
誰もそこの議論をしない。もし、その量子ゆらぎによって生じるエネルギーの計算方法
を知ってたら教えてくだされ。
>>45 >>43を読んでもそんな論点は何処にも見当たらない。(ムラがどうのから連想できるわけない)
真空エネルギーをΛ項の起源として求めても、100桁以上デカく出てきて論外。
最後に一言
>>45 >誰もそこの議論をしない。
無知を棚に上げてのこの物言いはやめとけ。
>>43 ぷっさいにふぁい、ぷっさいにふぁい!
よのなかみんな ムラだらけ!!!!
>>46 >真空エネルギーをΛ項の起源として求めても、100桁以上デカく出てきて論外。
それは零点振動をプランクスケールまで足し合わせたときの話でしょう。
そうではなく、
>>43で言いたかったのはφからずれてる所、エネルギーがゼロ
になりきってない所、要するにポテンシャルの底より若干エネルギーの高い所が
局所的に存在しているんではないんでしょうか?ということなのです。その微量な
エネルギーがΛ項に寄与していると考えられないんでしょうか?
>>50 ヒッグス場の真空期待値は場所によらない。
>ヒッグス場の真空期待値は場所によらない。
なるほど、しかし場所によらなくても期待値というからにはポテンシャルがゼロ以上に
成ってるんではないでしょうか?簡単に例を考えて見ましょう。
φ=1で、V=0
になるとします。
ヒッグス場の場合、期待値で表わせるので
<φ>=1
なわけですよね。いまφ=0、1、2の三つの状態があるとして、それぞれの取りうる確率
が0.01、0.98、0.01だとすると、
<φ>=(0*0.01)+(1*0.98)+(2*0.01)=1
ですね。とすると、ポテンシャルV(φ)も期待値であらわされるので、
<V(1)>=0.01*V(0)+0.98*V(1)+0.01*V(2)
=0.01*100+0.98*0+0.01*V(2)>0
となってゼロにならないと思うんですがどうでしょう?
> φ=1で、V=0
なんでそうしたの?
>>53 いや別になんでもいいですけど。質問の真意がよく分からんのですが。
例えば、
>>52の確率分布で、
V(0)=49, V(1)=-1, V(2)=49
だったら、<V(φ)>=0になるでしょ。
V(0)=149, V(1)=99, V(2)=149
なら<V(φ)>=100だな。
V(0)=-51, V(1)=-101, V(2)=-51
なら<V(φ)>=-100だろ。
もっと別のポテンシャルだったら平均はどんな値
にでもなる。
ていうか
>>52で君が何が言いたいのか分からない。
56 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/02/09(木) 04:02:17 ID:Zfkf8fa7
>>55 はなんか見当はずれだな。
>>50 は、時空のある点のちかくでポテンシャルがノンゼロだったら
時間発展するとどうなるか考えたほうがいいと思う。
つっかえ棒でポテンシャルの高いところにとめていられるわけではないし。
すぐにポテンシャルのそこに転がり落ちるでしょう。おまけに相互作用があるので
すぐに転がり落ちたエネルギーはほかの粒子に転換してしまう。
それにかかるタイムスケールはめちゃくちゃ短いですよ。宇宙年齢に比べる以前に
1秒とかいうのもバカなぐらいにはやい。
>>55 >もっと別のポテンシャルだったら平均はどんな値
>にでもなる。
もちろんメキシカンハット型のポテンシャルですよ。それが最低、つまりV=0
となるところをφ=1であると考えてみただけです。
だから、少なくともV<0になるところは存在しないので、φの期待値を取れば
Vはかならず正になるのではないかということです。それがΛ項の元になってると
考えられないだろうか?ということです。
>>56 この
>>52のように考えることは間違ってるでしょうか?
58 :
56:2006/02/09(木) 19:08:43 ID:???
返答がまさに 56 に書き込んだことなんだけど。
V>0 の領域がある時刻にあったとしたら、一瞬あとにはすべてなにかの粒子になって
崩壊しちゃうので、宇宙年齢にわたって Λ に寄与することはできないです。
その一瞬はΛに寄与しますよ勿論。
>>58 いやそれでは相転移後のΦは期待値では無くって確定値になってしまうんじゃないだろうか?
>V>0 の領域がある時刻にあったとしたら、一瞬あとにはすべてなにかの粒子になって
古典的にそこに落ちるんじゃなく、底に落ちてもなお広がり(Φ=1からのずれ)が
あるから期待値をとるんだと思うんですがどうなんでしょう?
>>57 > それが最低、つまりV=0
なんでポテンシャルの最低をV=0にしたの?
>>58 たぶん
>>52は量子論の話がしたいんじゃないのかなあ。
量子論という言葉を使ってないけれど。
61 :
56:2006/02/09(木) 23:27:34 ID:???
59 は自由場でΦからのずれの二乗の期待値が同一点でどうなるか計算してみたらいいと思う。
それは兎も角、
期待値というのと確定値というのと言葉遣いの違いだけで、何が問題なんでしょう?
物理は、数式でいろいろ計算して、その結果を実験と読み替えることのできる手続きな訳で、
「実際のところ」Φが「確定している」とか「していない」とか言ってもしかたがないです。
だいたいこのスレのタイトルの「リアルに存在してる」とかいうの時点ばかばかしい。
「リアルに存在してる」ということばを実験で原理的に測定可能なかたちで言い換えて、
どうそれを数式に翻訳するかいってもらわないとはじまらないです。
量子力学で、運動量と位置を同時に指定することが意味が無いように、
場の量子論では場のある時空点一点での値の確率分布を問うのは意味が無いです。
有限の時空領域で平均した場の値の確率分布は意味がありますが、
領域のサイズによって分布はかわります。
領域が小さいと分散は大きくて、領域が大きいと分散が小さいです。
> になりきってない所、要するにポテンシャルの底より若干エネルギーの高い所が
> 局所的に存在しているんではないんでしょうか?ということなのです。その微量な
> エネルギーがΛ項に寄与していると考えられないんでしょうか?
というわけで、その分散から確かに V>0 になりますが、それを計算するということは
まさにゼロ点エネルギーを足しあげているということです。
言葉で日本語で考えて悩む前に、
場の量子論の本を手にとって、鉛筆をうごかして、計算出来ることはやってから
その結果を解釈してください。
>>62 >それを計算するということは
>まさにゼロ点エネルギーを足しあげているということです。
そこが知りたい。というのは、零点振動のモードの足し合わせは調和振動子
から出てきますが、そのこととヒッグス場のφの期待値を計算するというのが
どう計算するのかが分からんのです。直接そんな計算方法は本に書いてないので
できればどういう風に計算するのかを教えて頂ければありがたいです。
あるいは場の量子論のどの項目に属する問題なのかも教えて頂ければ幸いです。
>>63 >どう計算するのかが分からんのです。直接そんな計算方法は本に書いてないので
>できればどういう風に計算するのかを教えて頂ければありがたいです。
>あるいは場の量子論のどの項目に属する問題なのかも教えて頂ければ幸いです。
煽りとかじゃなくてマジレスでいうぞ。お前が持ってる場の量子論の本を"最初から"とばしたりせずに読め。
>>63 「有効作用の計算」と呼ばれるので、そこを読むように。
最近の教科書ならなんにでも載ってますよ。
ペスキンしかり九後しかり。
ただ、質問のしかたから判断するに、ヒッグス効果を勉強する以前に
自由場の計算を徹底的にやったほうがよさそう。
>>63 とりあえず、調和振動子一個からじゃない?
H=(1/2)p^2+V(x)
V(x)=(1/2)x^2
真空(基底状態)でのx,p,V(x),H,の期待値をそれぞれ求めよ。
できる?
>>65 有難うございます。ありました、有効作用と近似法!
>自由場の計算を徹底的にやったほうがよさそう。
>真空(基底状態)でのx,p,V(x),H,の期待値をそれぞれ求めよ。
そんな計算したことないんで考えてみます。
66 が出来んで場の量子論とは片腹痛いよ。
自分の状態を認識して、思い上がりをただして、
量子力学ちゃんと勉強しないと駄目だよ。
自分が賢いんだという思い込みを捨てて、
着実に勉強するしかないよ。
と自分にも言い聞かせないと。
このスレのいろんなひとのいうことが厳しく聞こえるかも知らんが、
もし君が大学院でこういうことをしたかったりするなら
みんなもっと遠慮なくボロクソにいうだろうし、
知ったかぶり、わかったふりをして、難しいところを勉強しているふりを
ずっとつづけたためにおかしくなっちゃうひとが頻繁にいるので、
ヒッグスなんか勉強するのはやめて
なにか場の量子論の教科書きめて最初から勉強してください。
勉強ってのは式変形を理解して、物理を理解して、演習問題解いてってことですよ。
教科書を眺めて、そこにかいてある英語か日本語で連想して、妄想するってことじゃないから。
>H=(1/2)p^2+V(x)
>V(x)=(1/2)x^2
>真空(基底状態)でのx,p,V(x),H,の期待値をそれぞれ求めよ。
>できる?
やっと分かってきた。つまりシュレディンガーで解くんだな。
場の量子論ばっかり見てて分からんかった。
つまり
<x>=∫φxφdx
<p>=∫φpφdp
で出すんだな。やってみよう
71 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/02/16(木) 00:55:27 ID:YWkgYH0t
>>70 >場の量子論ばっかり見てて分からんかった。
こういう強がりの言い訳を書かないでいられるようになって、
そもそも思わないでもいられるようになったら大人です。
だいたい 2ch では匿名なんだから、
言い訳する必要はますますすくないはずだよね。
馬鹿なことは悪くないので、頑張ってね!
強がること知ったかすることこそ勉強の邪魔です。
なにこの家庭教師スレ
73 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/07/24(月) 21:08:06 ID:HcX7vAjV
標準理論:質量はヒッグス粒子との相互作用で、重力は重力子の交換。
一般相対論:質量=重力(等価原理)
両者は激しく矛盾?
ポエムはポエム板で。
慣性質量に比例する重力子を放出するのか??
>>73 >標準理論:質量はヒッグス粒子との相互作用で、重力は重力子の交換。
ヒッグス「粒子」ではなく、ヒッグス「場の真空期待値」
ヒッグス「粒子」はヒッグス「場の励起状態」なので違う。
よくグラフが描かれているヒッグスポテンシャルでいうと、
真空期待値は、ポテンシャルの底が横軸方向にどれだけずれているか。
励起状態は底から縦軸方向にどれだけ励起しているか。
って、
>>35に同じことが書いてあるじゃん。
>一般相対論:質量=重力(等価原理)
質量ではなくエネルギー。
ヒッグスによる質量の獲得はエネルギーの最小値(=静止質量)を決めてるだけ。矛盾はない。
77 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/07/26(水) 21:44:27 ID:wKvrhUec
ヒッグス機構は等価原理に対する予言能力は無いということか。
あと、クォークにエネルギーはあると思うが、
質量があると誰が決めたんだ?w
>>77 だからポエムはポエム板に行けと言っている。
79 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/07/26(水) 22:01:38 ID:wKvrhUec
> 質量があると誰が決めたんだ?
質量があるかどうかは「誰かが決める」もんじゃないだろ。
ポエムはこれくらいにしてさっさと夏休みの宿題をやれ。
俺もヒッグス粒子は無いと思ってる。
モノポールもね。
が、無いことを確認するための装置を作る価値はあると思うぞ。
標準理論ってどっか怪しいよ。
代案出せるほど勤勉じゃないけどさ、
電磁対象性とか言い出さなければ
もうちょいスッキリとしたパラダイムが出来たりしないか?
82 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/07/26(水) 22:34:41 ID:wKvrhUec
>>80 ポエム厨うざいな。質問の意図を理解できてないようだ。
たとえば光子はエネルギーあるけど質量無いでしょ。
クォークの質量もm=E/c^2とか使えば強引に計算はできるけど、
本当に質量はあるの?という意味なんだが。
>本当に質量はあるの?という意味なんだが。
なら最初からそう書けばよい。
84 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/07/26(水) 23:02:11 ID:wKvrhUec
>>83 で、散々煽った挙句にまともなレス無しかw
情けない奴だなw>ポエム厨
>>82 アホなポエムなぞ理解できるか。
> 本当に質量はあるの?
ある。終了。
>>81 >標準理論ってどっか怪しいよ。
怪しいというだけなら相間でもできるぞ。
>>82 クォークの質量(current mass)はちゃんとあるよ。
陽子の質量の3分の1よりは遥かに小さい値(数MeV)だけどな。
陽子の質量のほとんどはchiral symmetryの破れによるもの。
幽霊を信じない僕はまた、クォークなんて信じません。
89 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/07/29(土) 12:11:05 ID:TO0uK30k
敬虔な仏教徒になれ!
90 :
ご冗談でしょう?名無しさん:2006/07/29(土) 12:12:01 ID:TO0uK30k
仏教徒→物教徒
>>73 >一般相対論:質量=重力(等価原理)
の意味がわからんのだが。適当な文字並べただけですか
等価原理:慣性質量=重力質量