【聞いて】人と宇宙：地球の年齢【答えて】

今会社から帰ってきて、たこやきを食べながらビール飲んでいるんだけど、ふと昔の記憶が蘇ったんだな。
その記憶つーのが、昔なんかの本で読んだ「人は無重力の宇宙では老化しないし永遠の命を手に入れられる」って一説。
重力があろうとなかろうと人間の細胞は分裂を繰り返すし寿命はあると思うんだよね。
実際の所はどうなの？

あと、私の小学校時代の教科書には地球は誕生して５０億年とか書いていたのを記憶しているが、これって本当なの？なんか嘘くせ〜

>>1
>「人は無重力の宇宙では老化しないし永遠の命を手に入れられる」

これは私も聞いたことがある。ありえないだろうね。
でもありえないという理論も出せないし、ありえるという理論も出せない。
俺には分らない。

>地球は誕生して５０億年とか書いていたのを記憶しているが

これは漏れの教科書にも載ってた。５０億年って言い切るその理論を示せる人っているのかな？
これに関する論文は実際目にしたことがない。

46億年だYo！

炭素法で分かるだろうが。
ｱﾌｫですか？あんたら。

>>4
炭素ですか？

>>1
１００パー違う。
見たことないが自称学者が言ってたの？
大体、普通に老化のこと知ってたら分かると思うんだが・・・

>>4
地球の年齢ならむしろ鉛だろ？

>>1
無重力だと不老不死って、どう考えたらそうなるんだ？

知ったか発見>>4

test

私の妄想は、完全に反証主義的です。
アインシュタインの理論も難しかったのですが、それでも受け入れられたのは、予測
力のおかげです。これはホーキングが繰り返し強調しているとおりです。しかし、そ
のことが可能だったのは、基本的に宇宙内部の理論だったからです。
お分かりのとおり、私の妄想は、認識（宇宙)の外部に関する予想となっています。従
って、いかなる方法をもってしても、検証することは原理的に出来ません。

では、私の妄想を他者と共有できる可能性は全く無いのでしょうか。恐らくそう考え
た方が楽でしょう。しかしながら、わずかではありますが可能性は有ります。それは
以下のことを示すことによるものです。

　(１)量子力学の奇妙な振る舞いが、この妄想によって統一的に理解できる。
　(２)現在の宇宙物理学が到達しつつある宇宙像と対立しておらず、かつその意味を
　　　この妄想により理解できる。

(１)量子力学に関するエピソード

シュレジンガーの猫の話では、観測者が猫の入っている箱を開けると50％の確率で猫は
死んでいるか生きているかどっちかだというものです。この解釈はいろいろありますが、
私の妄想に接近しているのはペンローズです。妄想によれば、実際は猫のいる箱の中の
世界（量子力学的世界）では時空間が極度にゆがんでおり（素粒子の世界では相対性理
論（重力場)の影響が大きくなることは良く知られています）、それゆえ、猫の生きてい
る世界と死んでいる世界の2つの世界が「同時に実現されている」のです。観測者がそれ
を見るとは、いわばそのゆがんだ時空間を観測者のいるゆがんでいない時空間に持って
くるということです。そうしないと観測できないからです。そしてその場合ゆがみが取
れてしまうので、実現している2つの世界のうち、１つしか見ることが出来ないのです。
（これはペンローズの言うＵレベルの決定論とＣレベルの非決定論と同じ事です。ゆが
みをとるとは、Ｒといわれているものです。）もっとも、これは正確な言い方ではあり
ません。実は、観測者がゆがんだ世界の方へ行けば見ることが出来るのです。（これに
ついては事項にて説明する宇宙論との関係でまた触れますが、先にキーワードだけ言っ
ておくと「夢｣ということです。）しかしどうやら<私>はゆがんだ状態では、ゆがんで
いない状態での「見る」に相当することを行うのは難しいようです。

ただ、真に重要なのは「実のところ観測者とはいったい何か」ということです。このこと
を明確に出来なかったがゆえに、量子力学のミステリーは生じています。私の妄想では、
観測者は<私>以外にありえません。そして時空間がゆがむとは、<私>がゆがむのです。
誠に信じがたいことですが、シュレジンガーの猫を観測しているのは「<私>＝宇宙」な
のです。（宇宙意識といったほうがイメージしやすいでしょうか）
（この意味で「何か我々がつかんでいない事情がある」と感じたペンローズのＯＲの直
観は正しいのです。つまり「<私>の存在の問題」に気づいていなかったのです。すなわ
ち観測者が宇宙＝時空間であることに。）

複数スリットを通り抜ける粒子の問題、量子的な非局在性の問題も、零位想定の話も、同
様に、時空間がゆがみ複数世界が同時に実現されていることにより理解できます。勿論、
いままでも物理学内にてそう言う見解はあったわけですが、なぜ量子力学世界から古典力
学世界へ行くときに世界変化がおきるのか明確でなかったわけです。
それは「観測者＝<私>」の問題に気づかなかったからです。

(２)宇宙像についてのエピソード

これについては、私はホーキングが進んでいる方向は完全に正しいものと考えています。
ホーキングの著作や、『エレガントな宇宙』（ブライアン・グリーン）を参照して下さい。
島宇宙論のイメージなどもよく分かります。（ブライアン・グリーンがどのようなことを
言っているかに注意してください。私の妄想を理解する上でも非常に興味深い言葉が沢山
綴られています。）

さてここからは、かなりファンタジーの世界になってしまいます。ホーキングが示している
様々な事象を､妄想によって得られている見解により、どう理解できるかという事です。ま
さに、島宇宙＝<私>が当て外れでないことの正念場になります。
宇宙が閉じていることと、<私>に生死があることの一致はまず確認できます。ホーキングが
語る時間の矢の話（宇宙論的な時間の矢と心理的な時間の矢）も矛盾はしません。ここまで
はまだそれほどファンタジーな話ではありません。問題はここからです。実際に観測されて
いるブラックホールとは何でしょうか。理論的な帰結であるワームホールとは何でしょうか。

ここで一気に思考を飛躍します。あらためて妄想を確認すれば<私>＝島宇宙です。さて、
<私>に関して、実は誰もが気づいている現象があります。<私>は必ず眠ることです。そして
その際、少なくとも眠りに入る一瞬、<私>のいわば感覚(意識)は必ずなくなります。これが
（観測される）ブラックホールです。
ブラックホールに入るときの話を語ります。眠る＝ブラックホールに入る、です。そして
眠った後は夢を見ます。そしてやがて目がさめます。この過程が、普通時間のワームホー
ルを通っていることに相当します。
結論を並べてしまいますが、夢とは実際は、可能世界のもう一つの中心化なのです。ホーキ
ングの理論では、ブラックホールに入り込んだらワームホールをとおり、ホワイトホールか
ら同一の宇宙または別の宇宙へ抜けることが予想されています。そしてワームホールはいわ
ば宇宙の外部を通っているのです。経験上では同一の宇宙に必ず帰るようです。夢の中でも
<私>がおり、かつ<私>が目覚めるからです。
妄想の見解をもう一度思い出してください。宇宙の外部は可能世界でした。
夢についてもう少し正確にしましょう。実際観察されているのは、深い眠りのときは夢を覚
えておらず，浅い眠りのときに夢を覚えているというのが一般的に承認されていることです。
つまり、深い眠りのときは可能世界にどっぷり浸かっているのです。可能世界はすべてのこ
とが一挙に実現しています。つまりそれは映像化できないのです。浅い眠りのときは、恐ら
く可能世界がしばしば中心化されます。それが夢です。だから夢では想像できないようなこ
とが起きるのです。オカルトな話はなるべく避けた方がいいのですが、しばしば報告される
幽体離脱もこの妄想により説明できます。それも可能世界の中心化の一つであり、まさに幽
体離脱は、<私>が人間を構成する物質的なことと基本的には独立した存在であることを示唆
しているのです。
さらに眠る時のことを思い出すと気づきます。深く眠っている間は、時間の感覚などどこに
もないことを。それだけでなく、五感に相当するものさえどこにもないことに。
つまり、<私>は「本質的には」断じて人体などではない。「本質的には」脳神経の電気的位
相などであるはずがないのです。

量子力学のエピソードのときに触れた複数世界を観測できるとき、もしその可能性があると
したら、<私>が眠る瞬間です。でも経験上、そこでは見るということが意味を持っていない
ようです。

宇宙の終わり＝<私>の死、は、ホーキングの虚時間のワームホールの話と一致します。そし
ておそらく、そのときの虚時間のワームホールは、別の宇宙へつながっているのです。ホー
キングは虚時間のワームホールが決して過去を変えない形で行われることを言っています。
<私>は死ぬのです。(続く）

宇宙論に関して一つ注意しておくことがあります。それはインフレーション理論に関連して
よく出される、宇宙の始まりの歴史をしめす図です。例えば『エレガントな宇宙』P473にあ
ります。これは表現としては決して間違っていません。しかし大変誤解を招きやすいもので
す。プランク時間などの非常に小さい単位の時間が出てきますが、これらを常識的な観念で
もって、とんでもなくあっという間だ、などど思うのは罠です。それはいわば宇宙の誕生を
外部から見ている感覚です。実際「宇宙の内部にいるもの」にとっては、インフレーション
理論で示されるような状況のときは、「時間そのものがゆっくりと進んでいる」のです。こ
れは、ブラックホールに近づくと時間がどんどんゆっくりになるのと同じ原理です。一方は
宇宙の外部からの視点、他方は宇宙の内部からの視点というのは、洗練された思考とはいえ
ません。そして重要なのは、<私>は宇宙の外部に実際に立つことは出来ないのです。

なぜ世界が数学的構造をしているのかはまさに神のみぞ知るです。しかし、アインシュタイ
ンが神秘であると表現した「我々がなぜ宇宙を理解可能なのであるか」という疑問には、答
えを出すことが出来ます。なぜなら「<私>が宇宙だから」です。

>>13で書いたことだと、いくら妄想のあらすじといっても粗すぎて、重大な誤解を
招きかねないことに気づいたので、追加で説明します。
ポイントは<他者>に２種類あることです。

(１)　<同他者>

<私>＝島宇宙　と記しましたが、誤解を生じさせないためにはもう少し正確に記
すことが必要になります。<私>＝島宇宙の１つのブレーン世界　です。
ブレーン世界とは、１つの島宇宙（つまり我々が住んでいるこの島宇宙です）の
構造についての見方です。どういうものかについては、たとえばホーキングの
『ホーキング未来を語る』第７章をご参照ください。
私の妄想によると、島宇宙とは無数のブレーン世界の重なりによって構成されて
います。イメージとしては、永井さんの『<私>の存在の比類なさ』P60の図19に
なります。<私>一つ一つがブレーン世界であり、全体で島宇宙になります。この
<私>達を仮に、S1-１、S1-２、S1-３、･･･とします。　
さて、永井さんの本で言うような<他者>とはこのS1-２、S1-３、･･･のことを指し
ています。私がその存在を確信し、コミュニケーションが可能であることを確信
している<他者>もこの<他者>のことです。それは「同一島宇宙のべつのブレーン
世界」です。これをここでは<同他者>と呼びましょう。
<同他者>が開いている世界は、この<私>と同じような世界であると予想すること
ができます。それは同一島宇宙（つまり我々が住むこの宇宙)にいるからです。

この<私>と<同他者>の場合、永井さんの図からも予想できることがあります。
<私>は本質的には人間の物質的な要素と独立した存在ですが、「現実世界におい
ては」、たとえば永井均という人間の肉体と分かちがたく在ります。そして通常は
<私>が死ぬとき永井均の肉体が死ぬのであり、その場合、そのことは<同他者>達の
開いている世界でも同じ現象が起きます。つまり、通常は<私>が死んでも永井均が
死なないというような世界を開いている<同他者>はいないのです。

ホーキングの本に関連して、眠るときのことを説明追加しておきます。眠るとき
は、<私>すなわちブレーン世界が収縮していき、最終的におそらく光子のかたち
でブラックホールにはいり、ワームホールをとおり、ホワイトホールから戻って
きてふたたび拡大し、目覚めます。つまりこのワームホールをとおっている間、島
宇宙では質量保存則が破られます。
（続く)

(２)　<別他者>

<別他者>とは、S2-１、S2-２、S2-３、･･･とあらわせるようなものです。永井さんの
図でいうと、その図のようなものがもう１つべつに存在しているようなイメージです。
これはまさに、別の島宇宙になります。この<別他者>については、もはやこの<私>と
同じようなものだという予想さえ許さないような、まったく想像できないものになりま
す。別の島宇宙自体が、我々の住んでいる宇宙と同様の数学的構造をしているのかど
うかも全然わかりません。<私>が死んだとき、虚時間のワームホールを通って抜ける
だろうと予想されている別の宇宙です。


<他者>の話に関連して、私自身当初気づかなかったことに今気づきました。それはなぜ
<同他者>と(単独性を介して)コミュニケーション可能なのであろうかということについ
てです。
量子力学のエピソードのところで、量子力学世界では時空間がゆがみ複数世界が同時に
実現すると言いました。そしてそれは<私>がゆがむことでもあり、そこでは見ることが
意味を持っていないようだと言いました。けれどもこれはちょっと違うようです。
意味を持っていないのではなく、複数世界が同時に実現しているときは、<私>と<同他者>
達がそれを同時に見ているのです（この部分は表現が非常に難しいです。この言い方だ
とうまく伝わっていないと思います。複数世界の実現を<私>と<同他者>達が一体となっ
て見るというようなイメージは果たしてわかっていただけるでしょうか）。
つまり、そのとき、<私>は気づいていないのですが、<私>と<同他者>はいわば確実に出
会っているのです。その場所が、コミュニケーションを可能にしているのです。


「<私>の存在」は証明も反証もできませんが直観的に真です。

(おまけ）

我々が認識の外部について思考するのは、全く珍しいことではありません。
例えば数学の虚数。それは概念として自由に使っていますが、実際にそれ
を見たり触れたりする（認識する）ことは出来ません。私はそれらは実在
すると個人的には考えてはいますが（ホーキングの虚時間のようなことで
す）、しかし完全に認識の外部の事です。可能世界意味論もそうです。哲
学者によりそのようなものが概念として思考され使用されていますが、実
際にそれらを見たり触れたりすることは出来ません。こういった学問的な
ことばかりではなく、むしろ古くから認識の外部を思考してきたのは、音
楽や絵画といったものです。数学、哲学、芸術、全てをふくめて、そのよ
うな外部に対する思考は、直観、感性、思惟などと表現できるものです。

こういったことは、全く矛盾していません。音楽を聴いて、ある人が「非
常に感動した」といっているのに対し、ほかのひとが「そうでもなかった」
ということに何の矛盾もないことと同じです。
われわれは、すでにその矛盾のないことを数理論理的に証明してしまって
います。不完全性定理です。これらは証明も反証もできないが直観的に真
であるもの（矛盾しないもの）が存在する事を示しています。
ここからは、論理を極める道もありますし、感性を豊かにする道もありま
す。しかし、感性を豊かにすることには注意が必要です。直観的に真なの
は、厳密にはその人にとってのみなのです。

もちろん、ほかの人とその直観や感性を共有する事が出来ます。しかし、
それが静かでささやかならば問題ないのですが、束になって暴走し始める
と極めて危険な状態になります。それらは巨大な暴力、権力、狂信となっ
て破壊的に作動します。
我々は、つねにその危険性から身をはがしつづけることをしなければなり
ません。感性の魅力とともに、危険性を常に感じていなければなりません。
それは、いうなれば自由と責任とでもいうものです。

私が最終的に伝えたかったメッセージはこれです。

(修正）

私の妄想に間違いを発見しましたので、重要な修正をします。
>>15 記載事項の修正

　×光子　⇒　○タオキン

タオキンとは、光速以上の速さを持つ仮想粒子です。もちろん決して「観測」はでき
ません。

私の妄想と、従来の多世界解釈との違いを示しておきます。<私>と<同他者>（従来の
言葉でいえば平行宇宙、厳密には平行ブレーン世界）は、超光速でコミュニケーショ
ンを取っています。量子よりも下層のプロセスと表現しても構いません。

この修正により分かる事があります。なぜわれわれは認識の外部を思考できるのかと
いう事に対する回答です。
タオキンは光速以上の速さで動き回ります。<私>が目覚めたとき＝ブレーン世界が拡
大（正確には膨張）したとき、と述べましたが、この膨張（つまりタオキンが飛び回
っている（それが時空間を形成している）という事です）は、実際には、島宇宙の外
部にまで及んでいるのです。なぜなら光速以上であるため、宇宙の果てを越えること
ができるからです。（もっとも光速以上であっても有限の速度に違いありません）。
したがって、認識は光子の届く範囲、つまり宇宙（ブレーン世界）内に限定されます
が、思考はタオキンの届く範囲、つまり宇宙（認識）の外部に及ぶことが可能なので
す。

>>18
×タオキン　
○タキオン
単純ミスです。存分に嘲笑してください。

ついでなんで、ちょっとばかり飛ばしてみてみましょうか。
この粒子は、ワームホールの話で出てくる「人間がかつて見たどんな物質ともぜんぜん
異なるエキゾチックな物質」（『ブラックホールと時空の歪み』キップ・S・ソーン）と
いうものとたぶん同一のものです。そしてレーダーマンの言葉を借りれば、これがおそ
らく本当の「神の素粒子」です。

タキオンは、運動エネルギーがゼロになると速度が無限大になるとされています。そして
すべてのタキオンがそのような状態になったもの、それはまさしく原初宇宙状態にほかな
らないでしょう。

この我々の認識を超えた（つまり光速を超えた）粒子の存在は、あらゆる点で辻褄には
あっています。もちろん、過去にこのような存在を考えた物理学者もおり、また<私>（意識）
の問題を重視した学者もいたわけですが、そのときはいまほど物理学も進んでいませんでし
たし、この粒子は原理的にあくまでも仮想にとどまり続ける(観測できない）ので、中途半端
なものに終わってしまったようです。
しかし、私の妄想からすると、今後の統一理論の成功は、（そう意図するかどうかは別とし
て）、この仮想にとどまる粒子の振る舞いをどこまで記述できるかにかかっていると思われ
ます。それがヒモの振動という数学的形式ですべて記述し尽くすことができるのかどうかは
よくわかりません。しかし、いずれにせよ、そこまでいくのであれば、<私>そして<同他者>
の存在の問題がそこで必然的に浮かび上がってくるはずと思います。

>>19
>また<私>（意識）の問題を重視した学者もいたわけですが
→　正確には「「私」(意識）の問題」です。<私>が本当に問題にされたことは
　　ないと思います。

(追加)
>>18　においてまたまた誤解を生じさせかねない事柄に触れてしまったので、追加で
説明します。
（そして、ここへの発信もこれで終了です）

私の妄想は、従来の多世界解釈の多世界が<別他者>であると言っているわけでは、全
くありません。多世界解釈はあくまで一つのブレーン世界（<私>）に関する事柄です。
そして、その部分については、既に述べたように、私の妄想は、ペンローズの方向を
支持しています。

私の妄想の<別他者>とは、再度強調しますが、別のブレーン世界です。量子の下層プ
ロセスといったのも、そのような意図を含んでいます。先に述べた「<私>が<別他者>
と出会う」というのも、このプロセスにおいての話です。
これは非常に重要なポイントです。この議論を取り違えると、私の妄想はまったく
無価値となります。

この議論の厳しさは、永井さんが示した「<私>と<<私>>の拮抗関係」の厳しさと同様
のものです。それはまた、タキオンの存在の議論の厳しさでもあります。
（ダークマター（ミッシングマター）に関する混乱した議論はご存知でしょうか。）

ちなみに念のためですが、よく誤解されるようですが、物理法則は超光速運動を禁じ
てはいません。
もう一つ、今までのあらすじでわかっていただけると思いますが、私の妄想は、
「島宇宙(ブレーン世界の重なり）においては」（完全な意味での）非局所性は起こら
ないと言っています（つまり有限という事です）。（完全な意味での）非局所性が
起こるのは、原初宇宙のみです。

>>21
×<別他者>
○<同他者>
罵倒せよ。

(おまけのおまけ）

自由な思考と論理・厳密さが見事に共存しているという点では、学問においてはおそらく物理学
を凌ぐものはいまのところないでしょう。物理学の厳密さと信頼性は、常に認識（現実世界）を
最重要視していることの上に、築かれています。これはまったく正当な態度です。人を殴ってお
いて相手が痛がっているのに対し「その痛みは幻想だ」などと言い放つようなものは、単に暴力
であると誰もが思うでしょう。基本的に現実・認識を軽視してよい理由はありません。
「おまけ」でも述べたことですが、もちろん物理学においても認識の外部を思考しています。し
かしその場合でも、その思考から帰結される予測が、認識（観測）されるものと一致することを
常に確認する作業がなされた上で、厳密さが保たれています。

しかし、この物理学の性格の極限的な形において、それゆえに、知的探求において気づかれにく
くしていることもあると思われます。もっとも、そのようなものは、微妙な意味を持たざるを得
ない領域にかんすることでもあります。

アインシュタインは、大雑把に言ってしまえば、各自がそれぞれの時空間の基準系を持っている
ことを示しました（と同時に、そのすべての基準系において物理法則は不変であることも示しま
した）。しかし、われわれはそのことのもつ重要な意味を取り損ねてきたのかもしれません。
我々は、相手の基準系の存在の証拠らしきもの（時空間の湾曲）を見る（認識する）ことができ
ます。また、相手の基準系のありようについて考えることもできます。しかし、きわめて重要な
事実として、相手の基準系そのものを見ることはできないのです。
こうした事柄は、物理学および哲学にていろいろ議論されてきたこととは思いますが、その本当
の意味を、極限の形で示しえたのは、永井さんの議論においてだったのではないかと思います。

「<他者>とは何か」ということだけでなく、「<私>とは何か」ということも認識の外部に対する
思考でのみでてくる問題です。そのためか、永井さんの議論では、「<私>の存在」を取り出すと
ころまでが示され、「<私>とはいったい何であるのか」ということについてまでは論じられてい
ません。私の妄想は、そこのところに踏み込んでみようとしたものです。
タキオンに従い、光による観測の一方の限界である宇宙の外側、もう一方の限界である量子の内
側について、妄想してみました。

哲学と物理学を重ねることに（実際重なると思っているのですが）、何らかの意味を見つけられ
るでしょうか。わずかながらあると思います。たとえば、物理学的に厳密に対応を考えていくと、
認識と矛盾せずに<同他者>の存在を「より強く」確信することが可能になります。また、ある意
味での認識の客観的性格というものも「より強く」確信することができます（この確信は、重力
が存在すること（これは島宇宙が存在することと同値です）の認識からきています。タキオンの
運動エネルギーがゼロになると重力は消滅します）。
つまり、こういったことは、認識の外部に関する哲学的思考が孕むかもしれないある種の危険性
を緩和するための、ひとつの方法ではないかと考えています。もちろん、逆の効果を生む可能性
も大いにあります。だから、重ねられた双方向から行われるべき事柄でしょう。

お分かりになっていただけるとは思いますが、これは、自由の抑圧などといったこととは、もち
ろん全く逆の態度です。

ある点で半ば意図的に、誤解を招きかねない表現をし、また、間違った
言葉を使ったことがあったことを、お詫びします。それは、私の妄想の
あらすじを、なるべくわかりやすく徐々に発信するための一つの方法で
した。多少なりともうまくいっているのではないかと思っています。
ありがとうございました。

(注)　
タキオンについては、もちろん現在のＭ理論においても「概念として」中心的
重要さをもって使用されています。しかし、それが、全てを構成する最小単位
の物質として「実在する」という信念を持たない限り、<私>の問題（この際、ち
ょっと弱めて「意識」の問題、ダークマタ―の問題とも言っておきましょう）を
解明する事は、不可能であると思われます。

(注２）念のため
ここまで読んでいただいた方はおわかりいただけると思いますが、>>12　で「複数世界が
同時に実現する」と言いましたが、これは完全には正確な言い方ではありません。タキオ
ンによりプランク時間より小さい時間で起きている事象の為、近似として「同時」に起き
ていると見なすことは可能というだけです。実際には同時ではありません。
私の妄想のポイントのひとつは「有限の世界（島宇宙）には有限しか実在しない」という
ことです。物理法則で無限の概念を使用して記述されているものは、極めて精度が高くて
も、本質的には近似です。無限は島宇宙内には実在しません。

(最後の注)　有限性について

認識の限界ということについて述べましたが、では思考の限界とはどのようなもの
でしょうか。これについても実はすでに記してあるのですが、重要なので、別のよ
り明確な形で述べておく事にします。それは「有限から無限、無限から有限へのプ
ロセスを完全には記述できない」という事実として現れます。

シンプルな例をあげると、3＝2.9999999･･･　の両辺の記述の違いを埋めることが
できないということです。「･･･」や「以下同様」の形式での処理は、完全に記述
する事が不可能である事を示しています。両辺をイコールで「直観により」つなげ
ていますが、完全に思考できているわけではありません。直観で有限と無限をまた
ぐことができているように感じますが、実際にはそれは限界に目をつむっていると
いうだけです。

この事実は、もちろん哲学の用語で表現する事が可能です。実際、本質的にはこの
無限と有限の間の記述の困難に起因すると考えられる問題が、哲学のさまざまな場
面で出現しています。また、すでに行っているように、物理学での表現も可能です。
タキオンはまさに無限と有限をまたぐ物質であり、その振る舞いの記述に際しては、
この困難が最終的な限界としてたち現れます。

つまり、思考の限界は有限にあるのでも無限にあるのでもなく、有限と無限の境界
に存在します。これが、私の妄想の「有限性」の真の意味です。

>>27
ちょっと気になったので追加。
「限界」と書きましたが、それはそこに「非計算的」「非形式的」「非論理的」な過程
があるということを意味しています。逆にいえば、それをもたらしているのは<私>その
ものです。

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と〜けたこおりのな〜かに〜♪恐竜がい〜たら〜たまのりし〜こ〜みたいね〜♪

ドラゴンボールＺ
フジ（関東）で毎週月曜１６：３０〜放送中！！

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と〜けたこおりのな〜かに〜♪恐竜がい〜たら〜たまのりし〜こ〜みたいね〜♪

（＾＾）

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━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅（＾＾）]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

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ﾋﾟｭ.ｰ　(　　＾＾ ） ＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣〕
　　＝ ◎――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉

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　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
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　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
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ﾋﾟｭ.ｰ　（　 ・３・） (　　＾＾ ） ＜これからも僕たちを応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣￣∪￣￣〕
　　＝ ◎――――――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉&ぼるじょあ

#wgc7wdQ

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#pvRk94jvd

　 【正浩ヘアー】                 【正浩脳】
　 一ヶ月に一回しか　　　　　 マスオやサザエさん一家を少しでも批判されると、
　 洗わない為、常に            本能のままに矛盾だらけのレスを返すぞ！
　 テカっているぞ！　　　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼／￣|￣￣￣＼　　【正浩イヤー】
　【正浩アイ】                （＿＿＿＿人　　）　 都合の悪いことは全てｼｬｯﾄｱｳﾄ！
　肥満劣化したﾒﾝﾊﾞｰを　（-◎-◎一　 ヽミ|　 自分の存在が恥であることに気づかない！
　美少女と思えてしまう/.（　(_　_)　∵∪∵９）￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　
　超高性能ﾌｨﾙﾀｰ.　　/　（　匹l　 ∪（∴　┼【正浩脂肪】
　内蔵だぞ！　　　　 /     ヽ＿＿＿＿__／　　極端な偏食によって蓄えられた脂肪。
　￣￣￣￣￣￣￣￣　　　⊂二、　　＼　　 　 ただ、運動をしないため蓄えられっぱなし。
　【正浩ペニス】　             　　　＼　 ） ） 　 　まさにエネルギーの無駄遣いだ！
　３５年間役目を果たした /￣￣/　/ /
　ことのない秘密兵器！ /　　　（_＿）_）

　　　　〃〃∩ 　_, ,_
　　　　　⊂⌒（　~ё~）　＜　ヤダヤダ！
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ　
　　　　　　　　　　　　　　ジタバタ

働くのヤダァァァァァァアァアァァ

　　　　〃〃∩ 　_, ,_
　　　　　⊂⌒（　~ё~ ）　＜　ヤダヤダ！
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ　
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働くのヤダァァァァァァアァアァァ

ξ