220 :
ご冗談ですハイは〜い:01/11/25 14:34 ID:kRZiLO45
一方、4次元の位置ベクトルの場合は、このiを計算に含めて
行なうということになるようです。空間を1次元として簡単にすると、
r^2=x^2+(ict)^2・・・(3)
これは上のいわゆる複素数の定義の絶対値ではないに見えます。
これは、普通の複素平面の定義と、4次元時空の定義は別のもの
だからということでいいのでしょうね。
ただ、この(1)と(2)の一致も、(1)を、
|c|^2=(a+ib)(a−ib)
と掛け算で定義すると、これはベクトルの内積には一致しない、
というようなことでした。
つまんない話でしたら、すみません。
でも、この辺に、物理でiがうまく使えている訳みたいなものが
ないかなという、ちょっとした勘ぐりをしてにると何か出てこないか?
ていうような次第でした。
>第四成分をtじゃなくictと書くのは、我々の宇宙で時間tだけがほかの三軸と
>異なる特殊な性質を持っているから。その時間を、空間と同じ「次元」にそろえる
>ために、大きさについてはcを掛け、「方向」についてiを掛ける必要がある、と。
>iの性質がどうこうだからという話じゃなくて、時間の持つ性質のためにiを
>持ち出す必要があるということなんだけど。
この辺、なにか「神秘的」な感じがして面白い、、です。
物理って神秘的だなあ。
iも・・・
221 :
ご冗談ですハイは〜い:01/11/25 14:39 ID:kRZiLO45
>複素数の定義の絶対値ではない
これは4次元時空の場合は、あくまでも「不変量」の計算をすると
r^2=x^2+(ict)^2・・・(3)
となるということのようなんで、4次元のベクトルの絶対値の二乗
ではないんでしょうね。それなら定義の違いでもないですか。
222 :
ご冗談ですハイは〜い:01/11/25 14:44 ID:kRZiLO45
>定義の違いでもない
やっぱり定義の違いかなあ・・・うーん
223 :
テレビ:01/11/25 16:22 ID:uuzUvJbu
NHKスペシャル
「宇宙未知への大紀行(08)宇宙に終わりはあるのか」
異空間への通路▽真空の力
今日9時 見れ
224 :
ご冗談ですハイは〜い:01/11/25 19:00 ID:tdxsyyy6
>>166 >>167 >「無」から「有」が発生するって言ってましたよね。
では、BB前は、何もなかったのですか?
虚数って判りませんが、虚数って存在する?
からiの話になりました。すみませんでした。
なんでうまくiが物理世界を説明するのかの・・・
相対論だけでなくて、量子の波動方程式のiも、インピーダンス中の
iも、たまたま i^2=-1 が効いているだけの世界なのか、
それにしては、いかにも「ツボにはまっているi」、・・・なのでした。
>ホーキング
ところで、ホーキングの宇宙論の中に「ブラックホールの
蒸発」の話があったと思います。どなたかこの意味を説明してくださる
とうれしいでーす。これにはiは無関係なのでしょうか?
>>223 はい見てみりま〜す。
>>224 文字通りの意味だよ>ブラックホールの蒸発
「ブラックホールの蒸発」で検索すればごろごろひっかかるだろ。
226 :
ご冗談ですハイは〜い:01/11/25 19:52 ID:tdxsyyy6
>>225 >ブラックホールの蒸発
ありがとうございました。
そうしてみたところ、2種類の説明があるようでした。
1.「反粒子側だけがブラックホールに落ちて正粒子は出てくると
ブラックホールからエネルギーが出てくるように見えるので、
いずれブラックホールは消えてしまう」という可能性
2.「ブラックホールが熱輻射によってその質量エネルギーを
失って行くブラックホールの蒸発」の可能性
この1はテレビでも見たことがありましたが、2は1とは同義では
ないような感じもしますが、どうなんでしょう?
それから、1も、どこかにもありましたが、本当なんでしょうか?
対生成する2つの粒子って、正と負のエネルギーの生成なんでしょう
か?
真空の揺らぎで一時的に正のエネルギーになったときにできる対生成
ではないのでしょうか?
って、ほとんどウロ覚えの知識で言ってます(^^)/。
>>226 同義だ。反粒子は「時間を逆行する通常粒子」とみなすこともできる。時間を
逆行するということは光よりも速いということなんだが、光よりも速いので
ブラックホールから出てこられるわけだ。そして、出てきたところでエネルギーを
失い通常粒子に変わる。
これを外から見ていると、ブラックホールから出てくる超光速粒子は「時間を
逆行しているので」ブラックホールに落ちていく反粒子のように見える。結果、
>>226の1.の説明とまったく同じ現象が起こっていることになる。
一方2.の熱輻射による質量の放出だが、ブラックホールからは超光速の
粒子しかでてこられない。つまり、上記の説明そのままのことが起こっている
ことになる。
どっちが正しいというものではない。同じ現象に、二つの見方が可能という
だけのこと。
対生成で必要なのはもちろん正のエネルギー。通常粒子と反粒子が
衝突してエネルギーを放出し消えるという対消滅を、時間を逆にして
見てみればいい。
228 :
217:01/11/25 20:42 ID:LZKN0i9m
>>218 粒子の個数は0か自然数に値をとるというのはごく当たり前のことのように思えますが、
数学的に考えると、逆に「N∪{0}に値をとるある写像」のことを「粒子の個数」と
名づけている(定義している)という立場が正当なように思えます。
たとえばスピンとか量子力学的な物理量は、人間の日常的な(古典的な)直感とは
合わないものが多く、そう考えると、そもそも「物理量」などというものが
写像としての何らかの数学的な定義なしに、先験的に存在しているとは思えなくなります。
ところで、極論すると物理理論の研究というのは、そういう、空間の構造だとか写像を
定義することとその性質を研究することに還元されてしまうと思います。
たとえば、複素数値を取る写像(なのかな…)としての波動関数を発見(発明)し、
それに意味を与えてきたのが量子力学の発展の歴史だった、などというように。
(相変わらず理解不足から用語を不正確に使っているかもしれません。)
こういう方向に行き過ぎると「数学なのか物理なのか」みたいな話になりそう
ですけど。
>>220 >r^2=x^2+(ict)^2・・・(3)
>
>これは上のいわゆる複素数の定義の絶対値ではないに見えます。
うーん、ミンコフスキー空間とガウス平面は次元も計量も違うわけですし、
違って当たり前と思うんですけど。
229 :
ご冗談ですハイは〜い:01/11/25 22:35 ID:xWJLE8d0
>>227 素人にわかりやすいご説明(完全には理解しきってはいませんが、
素人なりに納得できました!)、、まことにありがとうございました!!
「超光速なので外に出られる」これなんですね!!
(なんとなくではあるにしろ、ひとまずわかってうれしい
わたしです)
ところでさっきのテレビでいってた宇宙論、面白かったです。
しかし宇宙論、ってすごいですね。
そこでまた一つ疑問が・・・これ以前も思ったのなんですが、
「真空のエネルギーは空間が膨張しても薄まらない」って佐藤教授の
ご説明」でしたが、これも本当なのでしょうか?
というのは、「エネルギー保存則」からですが、これはこの際関係しない
のでしょうか・・・。あ、御忙しいと思いますので、もちろんいつでも
けっこうで〜す。
230 :
ご冗談ですハイは〜い:01/11/25 22:44 ID:xWJLE8d0
>>228 >ミンコフスキー空間とガウス平面は次元も計量も違うわけですし
つまり空間の定義が異なるのですね。わかりました。どうもです。
ただ、それにしても、おっしゃっておられるように、物理の方程式の
解って、実数解だけじゃなくて、複素数解も認める、とするとそこから
それまで現れなかった効果を説明できたりするとか、iの効果って
やっぱり現実的に見えるんですよね。
虚数部を入れて計算しないと現実の現象が説明できないみたいな
ことが本当に出てくる、、とかっていうのはやっぱり驚異的です。
てことはそれってやっぱし、「物理量」は「複素数」まで認めうる
(でも「観測量」は実数しかない)ってことなんでしょうね。
エネルギーは保存してるでしょ。
>>230 「宇宙項」でしょ.
物質は宇宙のスケールの -3 乗,輻射は -4 乗に比例して
減衰するけど,宇宙項は減衰しないのです.
相対性理論の教科書を見れば,ほぼ確実に出ている話です.
233 :
:01/11/26 02:35 ID:???
見たか?
これからは宇宙エネルギー、フリーエネルギー、反重力
宇宙精神の時代なんだよ。
234 :
ご冗談ですハイは〜い:01/11/26 20:46 ID:yi7vkz6I
>>231 そうなんですか、てっきり薄まるんじゃないか?と思いました。
どうして薄まらないんでしょう?真空のエネルギー?
もっとも量子力学で見た計算ではたしかに空間の大きさは密度に
関係してないんで、もっともなんですが・・・
仮に「宇宙が加速度的に膨張する原因」が、テレビ番組で言っていたように
空間の真空エネルギーの増加によるものだとすると、エネルギーの総和も
加速度的に増大していることになる、ような気がします。
これって問題では、ない?のでしょうか。
235 :
ご冗談ですハイは〜い:01/11/26 20:49 ID:yi7vkz6I
>>233 宇宙項は確かに書けば書けるのかもですが、
>>234 とは
無関係なのでしょうか?
あ、別のところにスレあるような・・・。しまったか・・・
おまえら本当に分かって発言してるのか?
俺はもちろん分からん。
宇宙の真理ってものはな、理屈をこねくり回して分るもんじゃねぇんだよ。
式で表せるような安いもんじゃない。
体で感じるものなんだよ。
客観性?
違う。選ばれしものだけが体感出きる世界。
それが宇宙意識。
239 :
ご冗談でしょう?名無しさん:01/12/07 22:08 ID:mzyzmNsu
あれ?ホーキング博士ってまだ生きてたの?
240 :
名無し:01/12/07 22:23 ID:???
241 :
ご冗談でしょう?名無しさん:01/12/08 01:31 ID:BTDPQm88
渉外者だから仕方がないとはいえ、現場の苦労を知らない奴だからね〜。
242 :
:01/12/08 01:37 ID:a0jwCV+9
>>239 機械の体を手に入れたので、不死身になりました
244 :
ご冗談でしょう?名無しさん:01/12/08 18:40 ID:MNekDWm3
結局、虚時間というのは温度ということでいいんですか。
245 :
哲郎:01/12/09 01:35 ID:???
メーテル!!
246 :
:01/12/28 03:09 ID:dvSkNXXo
あげ
ヴァカ野郎!レッドドワーフ見んの忘れた!!!!!!!!!!
アホバカシネ。
248 :
ご冗談でしょう?名無しさん:02/01/02 06:32 ID:3SS/Hj+i
brane worldってなんですか?
brane ってどういう意味ですか?
250 :
248:02/01/02 08:24 ID:3SS/Hj+i
>249
宇宙は膜のような構造だという事でしょうか?
251 :
遅レス:02/01/02 14:46 ID:???
>>229 >そこでまた一つ疑問が・・・これ以前も思ったのなんですが、
>「真空のエネルギーは空間が膨張しても薄まらない」って佐藤教授の
>ご説明」でしたが、これも本当なのでしょうか?
>
>というのは、「エネルギー保存則」からですが、これはこの際関係しない
>のでしょうか・・・。あ、御忙しいと思いますので、もちろんいつでも
>けっこうで〜す。
宇宙では全エネルギーは保存しません。
>>251 >宇宙では全エネルギーは保存しません。
なぜ?
253 :
251:02/01/02 20:29 ID:???
解放系なので定義できません。
>>253 宇宙は有限でしょう。今有るどんな理論を持ってきても。
255 :
ご冗談でしょう?名無しさん:02/02/07 05:09 ID:Byn+VuTD
膜理論というのは、ホーキング独自の理論とは違うのでしょうか?
NHKの科学番組では、まるで彼の手柄であるかのように
放送してました。
膜理論というのは、実験で検証ができるそうですね。実証されたとして
、誰の手柄になりますか?
ホーキングという人は一般人の間でも知名度がバツグンで、アインシュタインを
除く殆どのノーベル受学者よりも知られているのではないでしょうか?
違った意味で耳目を集めやすいから・・・というのもあるのですか?
それとも、正当に学問的に評価して、これだけ騒がれて当然という人物なんでしょうか?
この板でたびたびウィッテン、ペンローズ・・などの人物が見かけられるようですが、
一般の知名度はかなり低いと思います。純粋に学者として見た場合、ホーキング
と同等くらいのえらい学者なんでしょうか?
>>255 >膜理論というのは、実験で検証ができるそうですね。実証されたとして
>、誰の手柄になりますか?
今ホットな 3-brane ならば、Randall & Sundrum でしょうね。
そこに Horava & Witten かな。
重力屋の見地からというならば、そこに Shiromizu, Maeda,
Sasaki が加わると思います。
>>256 はぁ。3-brane 理論という分野でもウィッテン氏の方がホーキングより
上いってるんですか。ノーベル賞に近いとしたらウィッテンなのですね?
やはりホーキングが注目される最大の理由は、物珍しさ(失礼!)と一般人への
科学啓蒙に専念されているからですか?
3-brane の場合、ホーキングは仲介役に過ぎないのでしょうか?
NHKの番組だけみたら、素人は「天才ホーキングがまたまた新理論を出した」としか
受け取れないと思います。
東大の佐藤さんはホーキングの宣伝役みたいになってました。
>>256 例のNHKの番組見ました。
宇宙物理の予算獲得のための「プロパガンダ」としては良くできていたと思います。
ただし、恐ろしく誤解を撒き散らすという意味で「教育番組」としては最低でしたね。
そもそも、ホーキングが弦理論やブレーンの有用性を認め出したのは最近で、
それに関する重要な仕事はな〜んもやってない。
「と」な人たちのサイトや著作を見ていて思うけど相対論って本当に便利だね。
どういうわけだか「と」な人はほぼ例外なく相対論を否定しているから
その人が他にいろいろ書いてあってもまずは相対論に関するトピックスを探して、
相対論を否定していればその場で残りの文章を読む必要性をほぼゼロに出来る。
262 :
r:02/02/08 16:06 ID:CDM1DzLq
263 :
ご冗談でしょう?名無しさん:02/02/08 16:33 ID:SBYZhPek
>>281
「と」が否定するのは相対論だけど、とんでも量子力学はあんまり見かけないね。
「と」だって馬鹿ばっかりじゃないから、なかにはかつて正当派どころか優秀な
人もいるんだから、中にはあっても良いのにね。
手強い「と」はやっぱり創造論者だけなのかな。
あとは、たいてい噴飯物じゃない。
「ホーキング宇宙論の大嘘」 ・・・・・正しかったな。
ホーキングの宇宙論じゃないんだから。
嘘吐き。詐欺師。
>>263 「量子力学は間違っていた」なんて本出しても一般人にはアピール度低いからねぇ。
量子力学の何がどう正しい(と言われている)のかの説明から入らなければ、
物理に興味の無い人には「( ´_ゝ`)<ふーん」で済まされるだろう。
(特殊)相対論は物理に興味の無い人でも名前くらいは知っているし、
それほど高度な予備知識も必要としない。
だからこそ「と」もとっつき易いんだろうね。
実際には日常生活への貢献度は量子力学が圧倒的に上なのだから、
「量子力学は間違っていた」という本のほうがショッキングなはずなんだけどな。
「俺は間違っていた!」
ビクーリヨ
ノーベル賞は社会に後見したものって言う絶対条件があるから宇宙論者はとる飲む図化し伊とおもう