純正のオリーブオイルの味の衝撃を教えてくれた瀬戸内海の小豆島の施設の人びとから
「ほぼ100%」に入ることのできない子どもたちの世界を思い出す
http://oka-jp.seesaa.net/article/411082964.html 「日本産のピュアなエキストラバージンオイルかあ」
と、オミヤゲとしてひとつ買ってみようかと、ひとつ取り上げて、値段を見て、私は、
「な……」
と一瞬たじろぎました。
・ 182グラム 4,000円
・ 45グラム 1,200円
とあるのです。
グラムはミリリットルとほぼ同じと考えていいと思います。
4,000円のほうは諦めましたが、45グラムでも 1,200円。
45グラムの瓶というと、コショウなんかの入った小さな瓶を少し長くした程度のとても小さな瓶です。
グラムをミリリットルと置き換えますと、これはスーパーで売っているエキストラバージンオイルの「数十倍の価格」となります。
具体的には、 700ミリリットル程度の量に換算しますと、大体ですけれど、
「 1本 18,000円くらいの商品」
というような計算になります。
「うーむ」
と私は心の中で唸りながら、そういえば、先ほど説明してくれていた女性が、
「障がい者の方々が」と言っていたことに気づきました。
下は、買ったオリーブオイルの商品についていたパンフレットからの抜粋ですが、
ひまわりの家では、障がいを持つ人たちの就労の場の確保と工賃増加をめざして
小豆島の特産物であるオリーブを使った事業に取り組む独自の活動を行っています。
ということは、少なくとも利益先行ということはなさそうです。
私 「もしかすると、この価格でも採算ギリギリなくらいとかですか?」
女性「そうだと思います」
私 「ということは・・・スーパーあたりで売っているあの数百円という価格は・・・」
女性「あれはまあ・・・(苦笑)」
私 「普通に作ると、エキストラバージンオイルってこのくらいになるのですね」