★ なげやりな さくらの1日 ★ 3rd story
804 :
陽ノ下さくら:
チャゲ月 明日立
今日は知世ちゃんのお家に遊びに来ているんだ。
園美さんがさっきまでずーっとわたしのお母さんのお話をしてくれていたんだよ。
「さくら…知世…ワイずぅっと待っておったんでぇ…ケーキ…」
ケロちゃんご機嫌斜めだ…やっぱり…
わっ話題を…!!
「園美さんってどうしてあんなにわたしのお母さんのことお話してくれるんだろ?」
「♪園美、何の気 気になる気♪」
「レズっ気の"気"やろ…」
「えっ?何?ケロちゃん?知世ちゃんのお歌で聞こえないよ!?」
「♪似たもの同士の子がぁーできるでしょー♪」
「わたしもお母さんの事を色々知りたかったからずうっとお話聞いていて・・・」
知世は歌い続けている…
「せっかく出してもらったココアあんまり飲めなかったよ」
大道寺邸を去ったさくら、知世はメイドを呼びつけさくらの飲みかけのココアを持って来させる。
「♪ココアは まだ飲っみっかけぇだ♪」
ごくん
園美の執務室、浮かない顔の先ほどのメイドが園美に報告をする。
「奥様…お嬢様がお友達の飲みかけのお飲み物を…」
「そうっ、私、忙しいから」
♪似たもの同士の子がぁーできるでしょー♪