桜子くんに本性知られてはまずいのだ
「西村理香〜♪懐かしい名前だね〜♪ギャル嫌い〜♪I love lolita〜♪」
俺の名前はオカダマサル。23歳。ミュージシャンを目指して田舎から出てき、バンド活動はするものの、
全く芽が出ずに三年経った。今もたまーに渋谷の路上で歌ってる次第。
苦しい生活が続くけど、それはそれなりに楽しい、そんな毎日。
「あ〜、今日も客のノリは悪いなぁ。」
と、言いつつも客などほとんどいない。たまに人が集まってくればいい方だ。
「帰るか…」
夜も11時をまわっていた。携帯からバンドのメンバーに電話をかける。
「あ、エロさんスか?今から飲みませんか?え?路上ライブ?そんなんどーだっていーんスよ!ギャハハハハ!」
気楽な身分だ。一通り楽器や楽譜を片付け、
飲みに逝くため駅へと向かおうとした瞬間、人にぶつかった。
「きゃっ!」
「いてっ…あっ、ごめんごめん、だいじょぶ?」
ぶつかった相手は小学五年生くらいの小さな女の子だった。
しかも全く見知らぬ俺にかなり警戒している感じだった。
「あっ…ご、ごめんなさい…大丈夫です…すいませんでした!」
オドオドした、怯えているような、そして早口な口調で少女は言い、その場をそそくさと去った。
「あっ!ちょっ、ちょっと!」
俺が呼び止めるのも聞かず、少女は人ごみの中へ消えて逝った。
「俺らのバンドが売れねーのは今の日本がおかしいからなんだよ!
何が小泉だよ!構造改革なくして景気回復なし!じゃねぇよ!
俺等メジャーデビューさせろっての!」
「エ、エロさん、飲みすぎッスよ!」
いつもの事だった。エロさんと一緒に飲みに逝くと、必ずこうなる。
手がつけられなくなりかけていた頃、俺はエロさんが喜びそうなネタを思い出した。
「あ、そぅそぅ!さっき小さい女の子見つけたんスよ。」
「何っ!?そぅいぅ事は早く言えよ…ハァハァ」
「いやー、駅に向かう途中ぶつかって。相手は俺に謝ってサッサとどっかに逝っちゃったんですけど。」
「パンツの色は?ハァハァ」
「そんなの見てないッスよ!でも、かなり可愛かったですよ。」
「ちくしょー、だったらさらって来いよ!くそー!飲むぞ!オヤジ、ビール持ってこい!」
「ほら、エロさん、家に着きましたよ…」
「あー?あはは…おー、んー?誰の家よー?」
「エロさんの家に決まってるじゃないスか…」
一人で家に帰れない状態になっているエロさんを家まで送って逝ったあと、
俺は歩いて家まで帰ることにした。
多少距離はあったが、夜風が涼しいのと、酔いをさます為の散歩も兼ねて。
午前二時。まだ街は眠らない。
だが、ここは大通りから結構な距離がある。人もあまりいない。
すると、目の前から小さな女の子がうつむき加減にやって来る。
下を見て歩いているのか、こっちにはまったく気付く気配もない。
「ん…?」
良く見るとさっき、駅の前でぶつかった女の子に似ている。
一体こんな夜遅く、しかも一人で何やってんだろう。
すれ違いざま、彼女に話しかけた。
「なぁ、おぃっ。」
ビクッ!と彼女の体が大きく揺れた。
俺のことは全く視界に入っていなかったのか、不意を喰らったような動きを彼女は見せた。
「え…あ、、、はい!?」
気が動転しているのか、生来の気の弱さなのか、
彼女は駅の前で見せた表情以上に怯えている様子だった。
「さっき、駅の前でぶつからなかったっけ?」
「あ、、、あの、、その、、、す、すいませんでした、、、」
「いや、そんなあやまらなくていいって。ところでさ、こんな夜遅くに何やってんの?
君みたいな小さい女の子が歩いてると危ネーヨ。」
そのとき、ふと思い出した。
さくら板に「家出少女」が云々ってスレがあったような。。。
もしかして、「それ」か?
確かに、どう見てもどこかに遊びに逝く、という感じの格好ではない。
小学生が学校に通うような、幼さの残る格好だった。
それに、背中に大きめのリュックを背負って、挙動不審で落ち着きがない。
「あの、、、その、、、」
「もしかしてお前、家出?」
「えっ!!!」
「だろ?」
「……そぅです……」
「泊まるトコとかあんの?喰うモンとか、金とか、大丈夫なのよ?」
「えっ!?」
家に帰ることを勧めようともしたが、何かイヤな事があったから家出したんだろぅ、などと考えた。
何より、好奇心で家出をするような風貌に見えなかったからだ。
顔も思いつめていて、どこか放っておけない感があった。
「、、ない、、、ですけど、、、」
「じゃ、ウチ泊まってけば?」
「、、、え…えと、、、あの、、、」
多少迷いがあるのか、困惑した表情は続く。
「名前は?」
「えっ、、、っと、、、あの、みつって言います、、、」
テストっ。。。
〜〜オカダマサル邸〜〜
「えっ、何をするんですか!あっ・・・」
みつが声をあげる。
「・・・・・・」
俺はみつのそんな悲鳴を聞きながら
どのようにして陵辱していくかを考えていた。
まず、ナイフを目の前にかざしてから喉に突きつける。
「あ、うぅ」
みつは恐怖のあまり声をうまく出せないようだ。
その様子を見てニヤリと笑うとみつのブラウスのボタンを
一気に引きちぎった。
Σ( ̄□ ̄;)
と、とりあえず
>>5からの続きは書きますか、、、(^^;
「あー、まぁ散らかってるけど、どうぞ。」
「お…お邪魔します。」
などとほのぼのとした会話だが、俺の部屋は
「まぁ散らかってる」というようなレベルではない。
一番当てはまる形容の仕方は「足の踏み場も無い」というのか。
「…(〃〃)…」
「ん?あーっ!ごめんごめん!と、とりあえずここに座ってて!」
散らかった荷物の中にあるエロ本やAVの数々。
それらを含めた荷物、いやゴミと形容しても間違いじゃない気はするが、、、
そららをどけて、彼女を座らせた。
「腹、減ってない?」
「はい。すいてます。」
「だろ〜ぅねェ。こんな夜遅くまで起きてちゃ。」
「……」
「ま、ちょっと飯作るから待っててね。」
「はい。」
ズボらな俺に作れるまともな料理などあるわけはなく、
家に唯一あったレトルトカレーを温めた。
「うまいか?」
「はい。」
時刻は午前三時半。こんな深夜帯にはロクなテレビ番組もない。
夜中中、繰り返し繰り返し同じニュースを放送しているにチャンネルを合わせる。
相変わらずテロ、テロ、だ。
「…こんな夜中まで起きてたのって初めてです…」
彼女に会って、初めて彼女の方から口を開いた。
今思えば、彼女が発した言葉というのは、俺の質問への応答以外、何も無かった。
「…そっか。ちょっとわくわく?」
んなワケ無い。家出していて不安だらけな少女に、
全く自分本位な質問しか出来ない俺だったが、もぅそんな自分には慣れた。
マターリ生きようと「ここ」、東京まで来たのだから。
「…はい。」
少し笑って、彼女は言った。
>>7からの続き
〜〜オカダマサル邸〜〜
「一人暮らしの男の部屋に来ればどうなるかくらい分かってるだろ?
お前だって本当はその気なんだからついて来たんだろうが!
何、今更カマトトぶってるんだよ」
そういうとナイフを喉元から胸元に動かしそのままシャツを切り裂いた。
「ククク・・・、楽しみの余り声が出ないのかい?
これからもっと楽しませてやるよ。じっくりとな・・・」
みつのその露わになった華奢な体を舐めるように見まわして、
これから起こることを想像すると堪らなかった。
み、みつちゃんが危ないっ!!!
Σ( ̄□ ̄;)
じゃぁ、
>>5から分岐して、
シナリオG(俺の)…
>>5>>9>>10 シナリオE(名無したんの)…
>>5>>7>>11 っていう感じで。。。
本格的に掻くつもりだったら、時々↑のように整理してください。
二人が交互に書くと読みにくいと思うので。。。
分岐1
〜〜オカダマサル邸〜〜
「さて、そろそろ本番といきますかね」
そう言ってズボンのチャックに手をかけた瞬間だった。
「い・・いやぁあぁぁ!!!」
みつは突然大声をあげると半狂乱のようになってそこらじゅうの物を
投げつけてきた。
「ぐあ、イテテテ」
目覚し時計が俺の顔面にヒットして一瞬動けなくなったその隙に
みつは部屋のドアを開けて逃げていった。
「ククク・・・、この屋敷から無事に逃げられるとでも思ってるのかね?
かわいい子猫ちゃん」
そう俺は呟いてこの無限に続く館の廊下へ足を踏み出した。
分岐2
ふと俺は気付いた
「ん・・・?いくら何でも胸が無さ過ぎるんじゃないか?
骨格もなんだか・・・」
嫌な予感がした。
「その、まさか、です。。。」
Σ( ̄□ ̄;)がーん
「どうしたんですか?わたしを抱くんじゃなかったのですか?
・・・なぜ抱いてくれないんですか?!!」
ごめん、正直に。
>>15の方が萌えた。。。
男の子萌へ〜。(*´Д`)ハァハァ…
>>10から。
彼女が笑う。その事実は、俺を少し幸せにした。
が、事態はそんな悠々としたものでは無い。
この後この子をどうすればいいんだろうか?
親への連絡は?学校は?
そもそも両親が警察にでも連絡すれば大変な事にならないだろうか。
未成年略取?dでもない。新聞に載るはゴメンだ。
しかし普通に考えて連絡するのが普通じゃないだろうか。
色んな考えが交錯する。
そして、よく考えのまとまらないまま聞いてみる。彼女に。
「あのさ…これからどうすんの?」
「家には…帰りたくないです。」
「どうするの?」と、何かに対象を絞って聞いたわけでもないのに、
それに対する彼女の第一声は「家に帰りたくない」だった。
そんなに辛い事があったんだろうか。
とりあえず、まだ頭の中にある交錯したままの疑念を愚直なまでにストレートに彼女にぶつけた。
「でもさ、両親へ連絡とかしないで、だいじょぶ?お父さんやお母さん心配しない?
それに、学校はどぅすんの?」
「さっき、両親には連絡しました。学校もしばらく休みます。
お願いです、マサルさんには迷惑かけませんから、もう少しここに置いてください!」
「あ…うん、俺は全然いいんだけどサ。親とか学校とかが少し不安で。
ほら、これ下手したら犯罪だから。ところで、連絡ってどうやったの?」
「携帯です。」
「あ、にゃ〜る。」
今時の小学生は携帯くらい持っているものだ。
そんな何気無い事にしみじみするなんて、随分俺も歳をとった気がする。
ドンドンドン!
ノックをする音が聞こえる。
「誰だ。こんな朝早くから・・・?」
「ちわ〜、宅急便でーす」
時計を見るとまだ6時半。
なんでこんな朝から宅急便が来るんだよ。
そう独りごちながらも
「へいへい、今開けますよお」と言ってドアを空けた。
「オカダマサルだな。お前に未成年者略取の容疑がかかっている。
家宅捜査をするぞ。これが令状だ」
ドアを開けるといきなり男が玄関の中に体をいれた後、
そう言って紙切れを俺の目の前に出した。
「はへ?!」
俺は意味が判らず唖然としていたが、それにはお構いなく
その男とその男の後ろにいた連中がずかずかと俺の部屋に上がりこんできた。
「発見しました!」
そういう声が聞こえたかと思うと、あの男がやってきて
「6時34分、未成年者略取の容疑で逮捕する」
そう言って俺の両手に手錠を掛けた。
「な・・なんで?!彼女は御両親に連絡したと・・・」
「はいはい、言い訳は署のほうで聞くから。」
そう言って俺のセリフを遮った。
「ああ、それからもし昨夜彼女とやっていたら強姦罪(※)が成立するから
覚悟しておけよ、このロリコン」
「な・・なんで〜〜」
(※)13歳未満とやっちゃうと合意があっても強姦罪が成立する
「な・・なんで〜〜」
間抜けな叫び声と共に彼──オカダマサルは連れられていった。
「ふふふ、馬鹿な人」わたしは心の中でほくそ笑む。
「もう大丈夫だからね。安心してね」
婦人警官がそうわたしに語りかける。
みんな判っていない。わたしは彼を嵌めたのだ。
いつも優しくていい人を演出して気色悪い声で語りかけてくる。
そんな蛆虫を地獄に落としていくのは快感だ。
さて次は誰を嵌めようかな。
そう呟いて今日もパソコンをネットにつなぐ。
「こんばんは、きょうは雨がふってたいへんでした。。。」
>>17から。
朝。そぅ、朝が来た。
いいにおい。何だ、おいしそうなにおい。
「あ、おはようございます。」
そうだ。昨日から小さな女の子が家に来てるんだ。
気を効かして朝ご飯を作ってくれているのか。正直こんな事させていいのか、などと思ったが
眠気には勝てなんだ。ダメ人間ここに極まれり。
とはいえ大学に逝く時間は刻一刻と迫る。起きるか。
「あ、ごめんね、朝ごはんなんか作ってもらっちゃってさ。」
「いえ!そんな…こちらこそ、勝手においてもらってるのに…」
「ところで、俺は大学逝かなきゃいけないんだけど、みつちゃんはその間どうするの?
ずっと家っていうのも退屈だろうし…かと言ってあんまり外うろうろするわけにもねぇ。」
「……あの…」
「ん?」
「よければ、私も…連れて行って欲しいんですけど…」
彼女はそれだけの言葉を口篭もった。
しかし精一杯の勇気を振り絞った結果だろう、と見てとれる。
「いいよ。ただ、退屈かもしれないけど…」
「そんなの全然いいです!ありがとうございます!」
大学へは電車を使って通っているが、
講義の時間の関係もあり、俗に言う「通勤ラッシュ」からは随分と外れる。
時間帯が外れるだけでなく、俺が乗る時間帯の線は人が非常に少なく、
落ち着いて乗れる。今日は彼女を連れている事もあって、早めに出た。
しかし、友人や教授に彼女の事を聞かれたら何て答えようか。
…いとこ?…打倒な線だろうか。とりあえずそういう事にしておこう。
一応、彼女が俺に対して露骨な不信感や嫌悪感を表さない限り、
特別警察に連絡する輩もいないだろう。
とりあえず彼女伝いにではあるが、親の了承もとってあるし。
本当に取ってあるかどうかは甚だ疑問ではあるが、そんな事はどうでもいい、
と一言で片付けてしまうのが俺の長所であり、短所でもあった。
「おばちゃーん、珈琲牛乳ちょうだいねー。あ、みつちゃんも何かいる?」
「あ、じゃぁ私も珈琲牛乳で。」
早めに出たのか少し時間に余裕があった。
平日の遅めの朝、駅のホームで二人で珈琲牛乳を飲む。
普段では有り得ない時間の流れ方に、二人ともどこか微笑ましいものを感じているのかも知れない。
いや、少なくとも俺はそうだった。
彼女のどこか怯えているというか冷めているというか、そんな眼差しはまだ変わらないけれど。
牛乳を飲み終えた直後、電車はやって来た。
僕らを乗せて、次の場所へと行く為に。
俺の通う大学は、東京と言えど相当田舎な部類にあたるところにある。
電車から見える風景も、のどかなものばかりだ。
喧騒感溢れる街も好きだが、こんな落ち着きのある場所も良いとつくづく思うひとときだ。
「あの、マサルさんってどんな事を勉強してるんですか?」
「んー、映像関係ぽいヤツ。ショートフィルム作ったり、アーティスト臭い写真撮ったり。
授業とか勉強内容は結構楽しいんだけどさ。逝くのが面倒で結構サボったりしたりして。」
「そうなんですかぁ。」
苦笑いして彼女は言う。
流れる景色と差込む光がより一層、俺に彼女が「少女」である事を再認識させられる。
細い肢体、綺麗な肌、髪、どこまでも不安そうな面持。
いつも怯えているように見えて、時々垣間見てしまうこの子の冷たい部分。
この子の底には何があるのか、何て禅問答のような事を考えながら、いや、少し違うか?
などと考えながら電車は走ってゆく。
「みつは今学校サボってるけど、ちゃんと勉強しろよ。」
我ながら、おやじクサッ。
みつって誰よ・・・さくらたんじゃないのカ〜?(;;)
でも以降の展開を期待しているので頑張ってくださいね。
>>24 みつちゃんはさくら板にいる、
現役女子小学生コテハンですよ。
っていうか我ながら更新遅すぎ、、、(^^;
今忙しいので、、、まぁ、マターリと書いていきたいと思いますです。。。
「きゃー。チコク、チコク!」
「んもぅ、どうしてお母さん起こしてくれなかったのよ」
「ほらほら、そんなことを言っている暇があるのなら、朝ごはん食べなさい」
「そんなの食べているヒマなんてないわよー」
「あ、こら。待ちなさい」
「わたし、ダイエットしているから朝ごはんいらなーい」
「いってきまーす」
バタン(ドアの閉まる音)
「ほんとにあの娘ったら……」
わたしの名前は、みつ。みんなからは、ありきたりだけどみっちゃんと呼ばれている。
歳は11、小学5年生。
家族はお父さんとお母さんとお兄ちゃんと、それから犬のベス。
得意科目は体育。苦手な科目は算数な、ふつうな女の子です!
「はぁ、はぁ、はぁ」全力で学校へむかって走る。
「チコクしちゃうよ〜」われながら、なさけないと思う声でそうさけぶ。
道のかどにさしかかったちょうどその時…、
ドカ〜ン!!!
「痛ッた〜。
…すいません、大丈夫ですか?その、ゴメンなさ……、えっ?!」
「イテテテ。どこ見て走ってやが……。ゲッ!!」
「マサル!」「みつ!」わたしとそいつは同時に声をあげる。
「な、アンタ、どこ見て走ってんのよ!!
ちゃんと前見て歩きなさいよね!!」
「そっちが、突っ込んできたんだろうが。
なんで俺が怒鳴られないといけないんだよ。
謝らないといけないのはそっちだろ」
「うるさいわね。なんでアンタなんかにあやまんないといけないのよ」
「そっちが曲がりかどからとつぜん飛び出してきたんだからとーぜんだろうが!!」
「イーっだ!!誰がアンタなんかにあやまるもんですか!」
キーンコーン、カーンコーン……
「…………」
「…………チャイムなったぞ」
「……わかってるわよ」
・
・
・
「んあ、二人は廊下に立っているように」
けっきょく、わたしはマサルと一緒に廊下に立たされた。
良いスレッドだぁ・・・
「ねえ、ねえ、ねえ、ねえ!」
朝のSHRが終わり先生に説教された後教室に戻ると同じクラスのよしりんに話しかけられた。
3年生のときからずっと一緒のクラスの仲よし。人のうわさ話が大好きで特に恋のお話が大好き。
2組のだれだれ君が4組のだれだれさんに告白したっていう情報は、ぜったい逃さない。
あかるくていい子なんだけど、そこがなあ、ちょっとたいへん。
「オカダ君といっしょに来たよね。どういうこと、どういうこと?」
「二人して仲良くちこくって、もしかして、ゆうべいっしょにすごして
あんなことやこんなことをして二人で朝をむかえたとか? キャーーーーッ!!」
やれやれ、やっぱりきましたか。
「ちょっぷ」わたしはよしりんの脳天に一撃を入れる。
「あうっ」
「なにすんの?!」ひたいに手をあて、ちょっぴり涙目になりながら、わたしをにらむ。
「あんたこそ、なに言ってんの。
マサルは、朝、であっただけだよ」
「ぐうぜん、ぐうぜん」
「まあた、また、そんなことを言ってぇ。
で、ホントのとこはどうなの? 恥ずかしがらずにお姉さんに言ってごらん」
「だ・か・ら、なんでもないって。朝、であっただけ。
わたし、マサルとは何でもないの!
だいたい、幼稚園から一緒なだけなのに、ちょっと何かあると、なんでそんなに言われるかなあ」
「もう、そんなこと言っていると、そのうちオカダ君、ほかの女子に取られちゃうゾ」
「あぁ、けっこう、けっこう。わたしはマサルとは何でもないんだし、
あんなヤツ、ボランティアしてあげようという奇特な女の子がいればよろこんで祝福してあげるわよ」
「……みっちゃん、知らないの? オカダ君ってけっこう女子の間でも人気あるんだよ
ただオカダ君のとなりには、みっちゃんがいるから、みんなえんりょしてるだけなんだよ」
「はあ?! 『アレ』が人気ある?
あんながさつでおっちょこちょいで頭のねじが一本ぬけ落ちているようなアイツが?!」
「あ、ひどいな。いくら幼なじみのみっちゃんでも、言っちゃいけないことがあるぞ」
顔を真剣にしてよしりんは言った。
「…………、
ひょっとして、よしりん……?」
「…やだなあ、わたしは何でもないって。
ただ、わたしは、オカダ君のこと……ちょっとカッコイイなあって、それだけ」
「クラスの女子に人気があるというお話をしただけだよ」
「バイバイ」「うん、またね」
よしりんと別れて、お家に帰る途中、今日のことを思い出していた。
あの後、マサルの話題は出なかった。
そういえば、ふだん、よしりんはマサルのことを、わたしによく聞いてくる。
でも、あのあと、よしりんはマサルのことを話題にだすのを避けていたようだ。
やっぱり、よしりん、マサルのことが好きなのかな?
…ドクン
心臓が大きく脈をうった。
わたし……、
わたしはマサルのことなんとも思ってないし、
もし、よしりんがマサルのことが好きなら、よしりんをおうえんしてあげようと……
…ドクン
また心臓が大きく脈をうつ。
なんだろう、この気持ち。
わたしはよしりんの親友だから、ちゃんとおうえんしてあげなくちゃとダメなのに
…おうえんしてあげたく、ない。
なぜ?
わたしは、よしりんの親友だし、マサルとは幼稚園のころからの、ただのくされ縁で、なんでもない、
……そう、わたしとマサルはなんでもないから、もし、そうならおうえんしてあげなくちゃ。
…ドクン
このあせりのような、不安のような気持ちは、なに?
わたし、どうしちゃったんだろ…?
馴れ合いスレうざいです
おいおい、こんなスレまで上げられるなよ。
みつたん激萌え。続ききぼんた。
( ´ー`)†五流小説家†(´ー` ) たんすごくイイ!
続き激しくキボーン!!!!!
つーかなんでパンダマンなのー?
>>36 いや、今描いてるのは私じゃないですよ。
全く別のCC名無したんです。
そもそもコテハンネタの小説を描こうと思ったのですが、
私のような文才と気力のないものが新スレを立てて小説を描くというのも
図々しいと思ったので、氏にスレを利用したのです。
(というか実際馴れ合い・身内ネタですし。)
このスレがさくら板で唯一、1レスもついていなかったので。(´ー`)
良いスレだね。
みんな頑張って。
7=11=14-15=18-19=26-28=30-32の人ですけど、
とうとう、みつたんに見つかってしまったねえ。
26から文章の特徴を変えて更に・・・を…にしたから
別人と思っている人もいるかもしれないけど
CC名無したんで書いているのは全部私です。
書いていくコンセプトは
オカダマサルの要望をことごとく否定していく、
で進めてきました。
要するに↓ここの51までのようにやっていきたかったわけで。
http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sakura&key=968736899 みつたんが見ている以上、陵辱系の物は書けないし
あまりスレ占拠をしてもよくないからこれで終わりにします。
>>39 占拠も何もこんなわけわからんパンダマンとかいう
立て逃げ指数2000万パワーズ的なうんこスレを活性化させるためには
チミや五流小説化たんのような人材が必要だってーの
みつたんだってそんなに嫌がってる訳ではないみたいだし
彼女もそろそろ性教育が必要なお年頃なんだからさ
お勉強もかねて限界まで挑戦してみなよ〜
君ならできるはず!ツーかそのためだけに君は生まれてきたの!!
頑張って名無したん!タマキンの燃え尽きるかぎりぃぃUREEEEEEEEEE
>>32から
朝が来た。いつもならすっきりとした目覚めの朝なのに、
昨日のもやもやした気持ちを引きずってて、どうもダメ。
朝ごはんもポーっとしてお母さんに怒られちゃった。
「行ってきます、、、」
「どうしたの?調子でも悪いの?」
「ううん、、、なんでもない、、、」
学校につき、教室に入るとよしりんがいた。
よしりんはいつもと変わらなかった。
「みっちゃん、おはよーっ!」
「お、、、おはよう。」
「どうしたぁ〜っ!?元気ないぞぉ〜。悩みがあるなら、このお姉さんに相談しなさいッ!」
「何でもないって。」
「はは〜ん。オカダくんだなっ?」
「ち、違うってば!もぅ!」
そうこうしているうちに、チャイムが鳴った。
マサルはギリギリに入ってきた。もぅ、いっつもこうなんだから。
「オカダくん!いっつも遅いじゃない!もっと早く来なきゃ!」
ほら、先生にも怒られたじゃない。いいきみ!
「あ、それと。オカダくんとみつちゃん、放課後ちょっと職員室まで来てね。」
物語が分岐してたのね♥
(・∀・)チンポー!
>>44 「あ、それと。オカダくんとみつちゃん、放課後ちょっと職員室まで来てね。」
(・∀・)チンポー!
これってつながってるの…?
>>45 まさか。(´ー`)
>>41のレスは何故か
>>44へのレスになっているので、
先回ってみたのです。。。
っていうか。もし繋がってたらどぅぃぅシュチュエーションで
誰の台詞だったのでしょうか。
>>42の続き
なんなんだろ…?先生が私とマサルに用?
全然思い当たることが無いし、、、
そうこうしている間に、あっという間に放課後になった。
「みっちゃん、オカダくんと二人っきりだなんて♪チャンスじゃな〜い♥」
「もう、そんなんじゃないってば!からかわないでよ!」
「もぅっ、子供なんだからぁ♥」
「おーい、みつー、職員室行こうぜーっ。」
「えっ!?あっ、マサル!?」
「じゃ、後は若いもん同士で楽しんでね♪ばいば〜い♪」
「あっ!よっ、よしりん!」
よしりんはニヤニヤしながら去って行った、、、教室にはマサルと二人っきり、、、
なんで?心臓がドキドキする、、、
「おい、早く行こうぜ。」
「う、うん、、、」
みつちゃん危うし〜ヽ(‘Д´)ノ
廊下を歩く間もすごくぎこちない空気が流れてた。
「なぁー、先生、一体俺たちに何の用だろうなぁ〜?」
「そ、そうだね。な、何のようなのかな…?」
「めんどくせーことじゃなきゃいいんだけどなぁ…
今日はみんなとサッカーする約束だったのに…あーぁ、早く帰りてー。」
「そ、そうなんだ…」
「どした?何か元気ないぞ?調子でも悪いんか?」
「な、なんでもないわよ!」
「それに何か顔赤いけど…大丈夫かぁっ?」
「えっ…な、なんでもないって言ってるでしょ!」
ま、まずい…マサルの前で顔が赤くなるなんて…
ど、どうしよう…どうしよう…
「あっ!二人ともー♪」
そう思ったとき、廊下の端から先生が叫んだ。
「遅くまで残しちゃってごめんねー。」
先生は職員室にある休憩用のソファーに私達をすわらせて、
お茶を入れてくれた。
「それで、あなた達にお願いがあるの。」
「なんですか?」
「あなた達で、この街を救ってほしいの。」
「へっ?」
ちょうど区切りの良いところで・・・ハァハァ
>「あなた達で、この街を救ってほしいの。」
…ご町内の平和を守る?それって……
つづきぼーん
「街を守るって…何ですか?」
「ちょっとね。今街がピンチだから♪」
そのとき先生が言ってる意味が全然わからなかった。
先生はいつも通り明るかったし、ピンチって感じがしなかった。
マサルも分かってなさそうだったけど、いつもみたいにどうでも良さそうな顔してた。
「あ、二人とも今日は暇っ?」
「はぃ?用事はないですけど…」
「じゃ、今日の夜、ちょっといいかなっ♪」
「夜に外に出るんですか?ちょっと、それはお母さんに怒られるかもしれないし…」
「だいじょぶだいじょぶ♪ご両親には私から言っておくわ♪
車でむかえに行くから。細かい事はまた後で電話するわねっ。」
「は、はぃ…」
ここまで話を聞いても良く意味が分からない。
先生は私たちを連れてどこへ行くつもりなんだろう?
それに街がピンチって…
「そろそろ暗くなるし、今日はもう帰りなさい。じゃ、またあとでね〜♪」
薄暗い外、響く足音、校長室の前、岸辺薫子。
「失礼します。」
「どうぞ。」
「校長先生、準備は出来ました。今夜、何時頃になるのでしょうか?」
「あぁ、薫子君か。君は相変わらずせっかちな性質ですね。もう少し落ち着いて話をしようじゃありませんか。」
「私にはゆるりと洒落込んで話をする時間を持ち合わせていないので。」
「余裕が無いというのはいけませんね。」
「状況を考えるとそうなります。必然的に。」
「…。とりあえず、今夜は八時頃だと思いますよ。」
「『思います』では困るのですが。」
「状況を考えるとそうなりますよ。必然的にね。」
「…。分かりました。」
そういうと「彼女ら」のクラス担任の女は静かに校長室のドアを閉めて出て行った。
校長は少し間をおいて胸元のポケットから煙草を取り出し、火をつけた。
「『困ります』と言われても…私も全てを把握しているわけじゃないですからねぇ…困ったものです。」
放課後、暗くなった学校、階段、切れかけの蛍光灯、岸辺薫子。
「…狸めっ。」