★ なげやりな さくらの1日 ★ 3rd story
1 :
C1000タケダたん :
2000/12/20(水) 03:56
2 :
国民 :2000/12/20(水) 10:55
完
3 :
CC名無したん :2000/12/20(水) 12:17
C1000タケダたん、すばらしい。 リード文も無駄が無く、端正。 世紀末であり、放送終了であるこの時期 厳粛な気持ちになるスレであります。 オレはコテハンも持たない、チキン野郎ですが、 皆さんの逝き様には勇気付けられます。
(≧▽≦)ノ 月<(≧▽≦)> 日 天気(♪(≧▽≦) ) 今日は知世ちゃんのお家で遊んでいたから、帰るのが遅くなっちゃった。 お家に向って走っていたら変な人が道の真ん中にいたの。(^^;) ちょっと怖くなって立ち止まったら・・・その人はいきなり 「夜遅くまで遊んでいる、堕落した女めがぁぁ!!」と、 変なメスを持って襲ってきたの(><;) 私の髪を毟る様に掴むと、喉にメスが刺さって血が喉の中にあふれて、苦しくて…痛くて… と、言うようなホラー映画がTVを付けたらやっていた。 「さくらたん100g100えん」とか言う狂った映画だ。 その後、殺された女の子は歓喜に震える既知外男に食われるのだが、こんなのの何が楽しいのやら(?_?) とりあえず、気分が害されたのでケロを殴って気分解消。
∴月♀日 「熊本城」戦でバグる 年の瀬だというのに、今日も今日とてケロちゃんが口うるさい。 この前、「光」と「闇」をさくらカードに変えた時、自分の手 助けが必要だったということに、自惚れているらしい。 タダ飯食いが、最終回間際にようやく役に立っただけなのにね。 というわけで、お父さんに借りたチェーンソーをちらつかせた ら、それだけで大人しくなったよ。 近所の畜生に試した時は、スイッチ入れて近づいて、ようやく 逃げていったのに、ケロちゃんは賢いね。 流石はクロウさんが創った、「封印の獣」だよ。
6 :
CC名無したん :2000/12/21(木) 18:04
活気がないのであげ
7 :
CCCP :2000/12/21(木) 19:08
Ψ月 〇日 さっみぃぃぃ 今日、お父さんの書斎で変な本を見つけた。 表紙が何だか皮膚みたいなもので出来た本で、ちょっと気持ち悪いの。 恐る恐る開いてみたら、字が書かれていた。 見た事もない文字だけど、何故か読めるの。なんかこの本のタイトルみたい。 「ネクロノミコン」って書かれていた。 でも、何だか途中で怖くなって中身は見ないで閉じちゃった。 お父さんって、何処でこんな本手に入れたんだろう… (何方か、ネクロノミコンネタで続き書いてぇ)
@月§日 「Cthaat Aquadingen」 今朝も今朝とて、お兄ちゃんと雪兎さんと一緒に登校。 その途中、ショーウィンドウの高そうなコートに私の視線は釘付 けだよ。 「よそ見して、転ぶんじゃねえぞ、怪獣」 とか言って、相変わらず仏頂面のお兄ちゃん。だけどその視線が 一瞬、例のコートに向けられたのを私は見逃さない。 これにてクリスマスプレゼントは確定。やったぁ! でもそれはいいとして、校門に着いた時、知世ちゃんが寄って来 て、私の耳元で囁くの。 「流石はさくらちゃん。今朝の頭脳プレイもお見事ですわ」だっ て。 お前はスパイ衛星でも使ってるのかと、無礼討ちにしたいのをジ ッと我慢。 だって、爽やかな朝の始まりには無粋だもんね。
9 :
CC名無したん :2000/12/21(木) 21:36
>>7 すんません。「ネクロノミコン」読んだことないんで、ネタにできまへん。
そにょ1
はーい、わたしさくら。
今日は知世ちゃんと一緒に秋葉原に行って来たの。
知世ちゃんがどうしても欲しいっていうカレンダーを買いに行ったんだ。
「ゲーマーズ」ってお店なんだけど、いろんなカレンダーが売ってたんだよ。
そのうちの一つで、ピンク色のカレンダーがあってね。
ひらひらの服を着たショートヘアの女の子が黄色いぬいぐるみと一緒に
笑ってるの。
その女の子って、誰かに似てるんだよねぇ・・・
10 :
CC名無したん :2000/12/21(木) 21:36
そにょ2 そのとき、後ろから誰かがじろっと私の方をにらんでるのに気づいたの。 誰か知り合いでもいるのかな、と思って振り返ると、 体中におっきな鈴をつけた女の子が私の方をにらんでるの。 たぶん店員さんなんだなーと思ったんで、 わたしはお目当てのカレンダーを指して、 「あのー、あのカレンダー一つください」 っていったんだけど、そうしたら 「ふん、あんなのよりもこっちのほうがいいにょ。 こっちを買うにょ。」 って言って、その娘の絵が入ったカレンダーを 勝手に取り出して、わたしの手に押しつけたの。
11 :
CC名無したん :2000/12/21(木) 21:37
そにょ3 わたしは 「こんなのいらない。あっちのカレンダーがいいの!」 って怒ったら、その娘は 「生意気だにょ。」 って言って、こっちに顔を向けたの。 わたしが一瞬、危ないって思ってさっと身をかわしたら、 その娘は 「目からビーム!」 って叫んで、それと同時に目からほんとになんかの光がでてきて、 わたしのいたところの床にまっくろな焦げあとが残ってた。 あぶなーい・・・
12 :
CC名無したん :2000/12/21(木) 21:38
そにょ4 その娘はそれから店長さんに怒られて、わたしは欲しかったカレンダーを 無事買うことができたの。 そのあと、知世ちゃんを探し出したら、 「さくらちゃん、ご安心ください。 もちろん、撮ってましたわよ。」 だって。 ほえ〜〜!! けど、あの娘とはこれからもまだまだなんかありそうな気がするんだ。
13 :
C1000タケダたん :2000/12/21(木) 22:01
>>9 -12
「おパンツみたいよ〜」のでじこちゃんか?!
>>7 ユゴス月 サクラノーシュ日(宇宙的恐怖に心冷える日)
あの本を読んでから、毎晩夢の中に「ネクロノミコン」が出るようになっちゃったの。
すっごい怖い夢なんだけど、どうしても気になるから、またお父さんの書庫に入っちゃった。
今度は勇気を出して「ネクロノミコン」を開いたんだけど、中から出てきたのはカード?
クロウさんの本みたいだよね。
ちょっと安心してカードを見たら、すごく怖いおばけさんみたいなカードばっかり。
とりあえず一番上にあるカードを調べたら、カードさんの名前…かな?
「イ…、イ…タ…」「イ・タ・カ」
ってよんだところで、突然の突風!
今まで聞いたこともないような怖い悲鳴と一緒にカードさんたちが風に巻かれて飛んでいっちゃった!
あんまり怖くておしっこもらしちゃった…、はうぅ〜恥ずかしいよう。
部屋に戻ってケロちゃんにカードのことを訪ねてみたら、すごくびっくりして
「イタカ! そりゃ『イタカ・ザ・ウェンディゴ』、風に乗る者のカードや!
なしてそないなもんが地下室にあるんや? まさか他のカードも…」
っていうから、
「飛んでっちゃった」
って答えたら
「なんやて〜! あんな強力なカードたちが世に出たらとんでもないことになるで〜!
旧支配者やろ…、偉大なる神々やろ…、外なる神々やろ…、そして数々の奉仕種族!
どないせーっちゅうねん!」
って怒りだすんだもん! そんなのさくら知らないよ。
ケロちゃんたら
「あー、どないしょどないしょ、どないしょどないしょ…」
って自分の世界で悩んでるから、さくら一人で寝ちゃった。
またカード集めなんて話になったら面倒だもんね。
まぁ…、そのうちなんとかなるよ、たぶん大丈夫だよ〜。
はぁ、おやすみ。
15 :
CC名無したん :2000/12/21(木) 23:45
「さくらと藤村副理事長」(フォレスト・ガンプ風に) こないだ、お父さんの知り合いの人がうちに来たの。 なんか悩んでるみたい。 なんでも仕事のことでうまくいかないみたい。 遺跡の発掘してるんだけど、探してる土器がなかなか見つからないんだって。 だからわたしはその人を慰めてあげたの。 「ぜーったい、大丈夫だよ。」 するとその人は嬉しそうに笑ったんで、わたしは この前の図工の時間に作った焼き物をあげたんだ。 するとしばらくたったある日、おとうさんがなんか深刻な顔をして 新聞を読んでるの。 朝日新聞 11月○日 東北旧石器文化研究所の藤村新一・元副理事長が遺跡発掘現場で 土器・石器を埋め戻して発掘をねつ造していた問題で、文化庁は 昨日、埋め戻されたとされる土器の破片を分析した結果を公表した。 それによると問題の土器破片は、時代的にも弥生時代の特徴を示して いないだけでなく、日本語で「○之元 ○」(○字部分は解読不明)と 当用漢字が使われており、最近になって作成されたものと見られる ことが明らかになった。 同庁では、問題の土器の入手経路を藤村氏から詳しく聞くことにしているが、 関係者の話によれば、藤村氏の知人の長女が学校の授業で作ったものを 埋め戻したということだ。
16 :
CC名無したん :2000/12/22(金) 00:26
【果し状】 柊沢エリオル殿 12月19日(日)鳥の刻 月峰神社鳥居前にて正々堂々の決闘を申し込むなり。 なお、ぬいぐるみ等の加勢は可。 遅れるなよ! 木之本桜
17 :
C1000タケダたん :2000/12/22(金) 01:13
☆月◇日 はれ 魔力がなくなっちゃったお兄ちゃん、もうさくらとミラーさんの区別もつかなくなっちゃったの。 はにゃ〜ん、これはチャンスだね。今まで差別されてきた恨み、ここで晴らさでおくべきか、だよねっ! まずはミラーさんには朝ギリギリに部屋を出させてドタバタと駆け下り、4分で朝食を済まさせる。 「おい、怪獣。皿ごと食うなよな!」 いひひひひ、ミラーさん涙ぐんでるよ。でもお兄ちゃんは気付いてないみたい。 これをしばらく続けて、いつかお兄ちゃんにホントのことばらす日が楽しみだなぁ〜。 「あの・・・お兄さま・・・」 わたしはお淑やかにお兄ちゃんに声を掛ける。 「ああ・・・おまえは?またさくらのやつ、君に迷惑かけてないかい?」 お兄ちゃんたら、わたしの時と態度ゼンゼン違う!このロリコン!雪兎さんに言いつけちゃおうっと。 「じゃあいつものように、おまえのハダカ見せてくれるな?」 ほえぇぇぇぇ〜〜〜っっ!! 「うん、いえ・・・はい、お兄さま」(脱ぎ脱ぎ)ってやってたら、お兄ちゃんのゲンコツがさくらの脳天を割った! 「さくら、お前の考えなんざお見通しなんだよ!早くミラーって子、追いかけて学校へ行け!」 ほえぇぇ〜。でもなんでお兄ちゃん、さくらが全裸になってから言うの?! それにおちんちん勃ってたのさくら知ってるんだからねっ! やっぱりロリコン!
>14 ああ…ついに、地獄の門が開かれた… 友枝町は死者の町になるだろう… >9 俺も読んだ事ないです。>ネクロノミコン(死者の書) っつーか、バチカンの禁書なので読めません。 (実際にあると聞いたが、その真意は如何に?)
>9 考えてみたら、ラブクラフトの本でもあるね
20 :
CC名無したん :2000/12/22(金) 07:46
二種免許月 フォークリフト日 天気:森田さんに聞けやゴルァ はにゃーん はにゃーん。さくらだよ! さくらの「ら」は 「ランボルギーニ カウンタック」の「ら」!! 今日見つけたカードはすっごく気難しいカードだったの。ケロちゃんが言うには 「ラルク・アン・シエル」とか言うカードなんだって。 そのカードさん、呼び方を間違えちゃうと、すぐにNHKから出て行こうとしちゃうんだって。 マズイよね、さすがのカードキャプターといえども民放に行かれたら封印はお手上げだよ。 あんなにカードさんのご機嫌を取っていたケロちゃん、さくら始めて見たよ・・・ 「さくら、このカードは絶対怒らせたらアカンで、名前を呼ぶ時は『ラルク・アン・シエル』や。 ウカツに『ラルカンシェル』とか、見たまんま『ヴィジュアル系』とか言ってしもたら最期や。 二度と友枝町・・・いやNHKの番組には姿を見せんようになる。」 さくら、何の事だか良く解んなかったけど、ケロちゃんが言うにはNHKさんが困ったら 私達も大変なことになるみたい。 とにかく何とかして怒らせないようにして封印しなきゃ。
21 :
CC名無したん :2000/12/22(金) 07:47
「いやぁラルクはん。えらい久しぶりでんなぁ。それはそうとこないだの同時発売のアルバム、 最高でしたわぁ。ラルクはんは商売上手でんなぁ。ワイもあやかりたいぐらいですわぁ」 「ねぇケロちゃん。『ラルク』って略しちゃ怒っちゃうんじゃないの?」 「・・・平気や、ワイもよう判らんが『ラルク』で呼ぶのはエエらしいんや」 ケロちゃん冷や汗かきながら必死に引きつった笑顔でヨイショしてる・・・ 封印の獣ってあれはあれでけっこう大変なのね。 「・・・そらぁポップジャムの件はNHKのほうに非がありますわ。ラルクはんの言うとうりですわ・・・」 カードさんへのケロちゃんのヨイショが始まって1時間は優に過ぎている。 なにトロトロやってんのよ!さくら、今日夕食の当番なのよ・・・ふと知世ちゃんのほうを見る。 ・・・うわ、ちゃんと撮ってるよ・・・ほえー。この娘、バッテリー何個持ってきてんだろぅ?
22 :
CC名無したん :2000/12/22(金) 07:48
それから数分後、突然『ラルク』のカードさんに変化が現れた。 『ラルク』さん突然ガタガタ震えだしてよだれを垂らして痙攣し始めたの。 「今やさくら!!ラルクのhideのドラッグが切れてきおった!早いとこ封印や!!」 ケロちゃんその為に時間を稼いでたんだ、ふーん、セコイ作戦だけどやっぱりケロちゃんは頼れるね! 「汝のあるべき姿に戻れ!レリーズ!!」ふう・・これで一安心だね。 「ケロちゃん、このカード、なんの役に立つんですの?」 ニコニコしながら知世ちゃんはケロちゃんにカメラを向けてる。 「これか?こないして封印しとけばわがまま言わんでちゃんとNHKに言われた歌だけ歌いよるんや、こいつはカードの中でも最も扱いにくかったんや。本番中に勝手に帰ることは日常茶飯事やったし、 やれ自分達が主人公のゲームを作れだの、もうわがまま放題でなぁ・・・」 まぁ何はともあれ、友枝町とNHKの平和を守れてさくらも満足!ラルカンシェル・・だっけ あとでNHKさんに送ってあげようっと。NHKあってのカードキャプチャーだもんね!
23 :
ちょびっちゅ :2000/12/22(金) 08:31
♪月∴日 休日、知世ちゃんからの電話があった。 勘をしんじてイルスっとけばよかった、嫌な予感はしてたんだよね。 まぁ、しょうがないか、さくら巨大ロボットのパイロットじゃないもん。 しつこく迫るライバルキャラに、 「シャア意識してるのか?」なんて口がさけても言わないもん。 話がそれた、今は電話の最中。 「というわけで、今度の日曜日水族館へゴーですわ〜」 ほえ?今日じゃないの? 「そうしたいのはヤマヤマなんですが、それは伝説の樹、 もしくは伝説の鐘に背く事になりますわ。」 また何かのマンガかゲームの影響を受けたのかな、 こういう子がいるから教育上の問題で取り上げられちゃうのよね。 「バスト80とか抜かしても、ほとんどロリキャラですので、 全然平気でプレイできるので心配無用ですわ♪」 そういう話は同類同士でやれって世間は教えなかったかな? さくらが困ってると、聞き耳立ててたシスコンのお兄ちゃんが助け船をだした。 そういう時は「予定があるから」と言えばすんなり引き下がるらしい。 本当にアッサリ引き下がってくれた、いつもは押しの強さは三国一なのに。 「ただし、ストレスをためさせるからな5くらい。」 とかお兄ちゃんは言うけどなんの話かはわからない。 でも一生わからなくていいや。さくらメモラーじゃないもん。
24 :
CC名無したん :2000/12/22(金) 12:54
面
25 :
>18 :2000/12/22(金) 13:14
>俺も読んだ事ないです。>ネクロノミコン(死者の書) >っつーか、バチカンの禁書なので読めません。 ネタなのかマジなのか・・・
26 :
れ :2000/12/22(金) 14:46
最近はおもしろくないな
27 :
j :2000/12/22(金) 17:19
俺はネクロリコンを見たい…
28 :
ロボフェチ :2000/12/23(土) 06:14
いつ見てもこのスレは良いねぇ。
新HN「たまごリュック」決定記念(笑)・へっぽこネタ (このHNをつけてくれたさくらたんに捧げます <ってそんなたいそうなもんぢゃないよ♪) 「さくらと不思議なインターネット」 ー夜のさくらたん編ー 12月23日。晴れ。 昨日は終業式だったの。 だから今日から学校がお休みになるから、朝もゆーっくり眠れる。 うれしいな♪ それで今日も朝遅くに起きて、お昼過ぎにインターネットにつないでみた。 いつもだと学校に行ってるんだから、こんな時間につないだことはない。 いつものようにブックマークに入れておいた 「CCさくら板@2ちゃんねる」 にアクセスした。 すると驚いたことに、すでにわたしがいてるんだ! びーっくりした。 はじめはミラーがいたずらしてるんじゃないかと思って、ミラーを 呼び出したんだけど、やっぱり違う。ミラーはそんなことしていなかった。 とりあえず、お昼にもわたしがインターネットにアクセスしてたんだ。 インターネットって、不思議だね〜(o^-^)o 相手はわたしなんだから、なかよくしようね♪ よーし、勇気を出してごあいさつしよう。 「昼間のさくらちゃん、はじめまして! 」
ー昼のさくらたん編ー 12月23日。晴れ。 昨日は終業式だったの。 だから今日から学校がお休みになるから、夜ふかししてもいいんだ。 うれしいな♪ それで昨日も夜遅くまで起きて、インターネットにつないでみた。 いつもだとぐっすり寝てる時間なんだから、こんな時間につないだことはない。 いつものようにブックマークに入れておいた 「CCさくら板@2ちゃんねる」 にアクセスした。 すると驚いたことに、すでにわたしがいてるんだ! びーっくりした。 はじめはミラーがいたずらしてるんじゃないかと思って、ミラーを 呼び出したんだけど、やっぱり違う。ミラーはそんなことしていなかった。 とりあえず、夜にもわたしがインターネットにアクセスしてたんだ。 インターネットって、不思議だね〜(o^-^)o 相手はわたしなんだから、なかよくしようね♪ 次の日、いつものようにお昼にアクセスしてたら、 なんとわたしがやってきた。 「昼間のさくらちゃん、はじめまして! 」 突然あいさつされてちょっと驚いちゃったけど、 よーし、勇気を出してお返事しよう。 「夜のさくらちゃんこんにちわ! 」
あそこに来るさくらたんに、ますますリアリティを感じました。 っつーか、もう本物だね。決定!
後註 このネタはちょっとわかりにくいかもしれないので、参照スレを。 「さくらたん、こちらへどうぞ」スレの800番前後を見てください。 (さくらたんズにだけわかってもらえればいいと思ってたんで、一切説明 しなかったんですが。) 807 名前:さくら投稿日:2000/12/23(土) 13:39 昼間のさくらちゃん、はじめまして! 夜のさくらだよっ 今日はクリスマスイブイブだね〜 809 名前:さくら投稿日:2000/12/23(土) 13:41 夜のさくらちゃんこんにちわ!
>>33 いいですね〜。さくらちゃんは2人いても全然違和感がないですね。
2人ともぷにぷにしたくなっちゃいます。
今、地上では冬休みコピペ厨房がうるさいので、こっそりsageがいいですね。
ここ、汚されないように。
35 :
CC名無したん :2000/12/24(日) 03:49
Yは俺のケツにオイルを塗りながら、指を入れてきました。 「三本はいったぜ、もう大丈夫だろ」そういうと、チンポを俺の穴にあてがうと、ゆっくり挿入してきました。 それでもやつのちんぽの太さは俺の限界を超えていました。俺は思わずうめき声をあげてしまいました。なんとか頭は入ったようです。でも痛さと圧迫感で身動きがとれません。 「ここまで入れば、もうこっちのもんだぜ」 Yはそういうと、一気に奥まで挿入してきました。ケツがメリメリと音を立てたように思いました。 「頼む、頼むからゆっくりやってくれ」泣き叫ぶようにYにいいましたが、Yは「何いってんだよ。もう待てねえよ」というと、そのままピストン運動をはじめました。 俺は圧迫感と痛さで、彼が腰を動かすたびに叫んでしまいました。 「そんな声出すなよ。野郎の声なんか聞いてると気が散るだろ」といてYはその辺にあった汚いアンダーシャツを俺の口に押し込みました。 「もっと女みてえに泣くんだったらいいんだけどな。ちょっと黙ってろよ」といって、Yはまた俺のケツをがんがん犯し始めました。 Yはほとんど声もださずに腰をふりつづけていました。たまに「すっげーしまるぜ」とか「たまんねえ」とか独り言のようにつぶやきながら。
36 :
CC名無したん :2000/12/24(日) 04:02
マネージャーに連れられて、ビデオの撮影に来たアイドル奈々嶋ほのかは、毎日続く取材に飽き飽きしていた。アイドルには全く興味がないほのかは、マネージャーの目を盗んでスタッフと淫らな行為をしてしまう!
37 :
CC名無したん :2000/12/24(日) 05:21
12月24日 はれ 「ほぉら、ケロちゃん。今日はクリスマス・イヴだよ。 ケロちゃんの大好きなイチゴのショートケーキを買ってきてよ」 「さっ、さくらさま〜」 「あははっ、せっかちだね。ほら、今お皿を出すからね。 ・・・・一緒に食べよっ!」 あむあむあむ・・・ 「ほんま、たまらんなぁ〜〜!」 「ほらほらケロちゃん、ほっぺたクリームだらけだよっ。」 私がケロちゃんの口もとを指ですっと拭ってやると、 その指についた白いクリームをぺろっと舌でなめてあげた。すると・・・。 「け?ケロちゃん!」 「ほぇっ!な、なにするんのっ?」 いきなり飛びついて顔を近づけてくるケロちゃん。 ケロちゃんの顔が目の前いっぱいに広がって・・・・。 グチャ。ボリ、ボリ。クチャクチャ。 「たまらんなぁ〜」 赤い血が部屋中に飛び散る。 (う、う、あ・・ぐぁ・・・・・) さらに肉を貪ろうとするケロちゃん。 グチャァ。バリバリ・・・。 (あ゛あ゛ああ゛゛あ゛ぁぁぁぁああーーーーーーーー!!) さくらは絶命した。 〜続く〜
38 :
福島県/ハナクソ君 :2000/12/24(日) 05:22
はじめまして、僕は福島県に住んでいるハナクソ君といいます。それではご相談なのですが、最近、素っ気ない彼女についてどうしたらよいか分からないのです。最近ベルは「ただいま」しか入ってこないし、電話もいつもかけるかけるほうなんです。でも僕のことは好きなのは分かるのです。しかし、行動にその様子がうかがえないのです。試しに、何日も連絡をしないでみました。すると相手からは全く連絡が来ません。「俺が連絡しないと絶対にコンタクトとらないのかな?」って思いました。そして、彼女に聞いてみると、「連絡がこないとイライラしちゃって余計意地になって連絡を待っちゃうんだ。」って言うんです。これは甘えてるのでしょうか?相手が気を向けてくれないと意地になって逆の行動に走り出すってことは、本当にあるのでしょうか?でも、僕が連絡を取らなければ自然消滅でもしてしまうのでしょうか?僕は彼女のことが好きですから別れたくはありません。だからついつい連絡を自らしてしまいます。やっぱり平等につき合いたいので、相手からも連絡がほしいし、気を向けてほしいです。これを相手に伝えたいのですがどう説明をして良いのか分からないし、そんなことを考えていると俺は嫌われてるのかな?なんて考えてしまいます。こんな俺を何とかしてください。僕の考え方が間違ってるのでしょうか?よく分からなくなってきました。涙...。良いアドバイスをお願いします。
39 :
名無しさん@10周年 :2000/12/24(日) 05:48
40 :
CC名無したん :2000/12/24(日) 05:51
おれ 今 ネミィンダヨ。読むのメンドクセエよ。帰れよ。
41 :
CC名無したん :2000/12/24(日) 05:54
●月●日 はれ はぅ〜、ライトとダークのカードさんがさくらカードに変わってくれないよ〜 さくら:「もう一度、ライト!」 さくら:「ライト!」 さくら:「ライトって言ってるだろ、燃すぞコラァ」 さくら:「あっ、いけない...つい興奮して言葉が乱暴に...エヘ」 ううう...もう一度、落ち着いて気を取り直して、 さくら:「ライト」 さくら:「う〜、ライト!」 さくら:「うう〜、ラ・イ・トっ!!」 さくら:「えっ、何? ケロちゃんとユエさん?」 ケロちゃん&ユエさん:「英会話のジ○ス〜」 さくら:「ほぇ??」
42 :
CC名無したん :2000/12/24(日) 05:59
「かに食べたい」と思って 海に行ってはみたが、 女の人が浮いていたので あきらめました。
43 :
CC名無したん :2000/12/24(日) 06:01
「どぶ」という名の犬がいたので腐ったみかんを投げつけてやった 「グワングワン」と吠えるので「オレはくさったみかんじゃねえ」と叫んでやった すると「どぶ」はにこっと微笑み 桜の木の下で「ここほれワンワン」と云わんばかりに吠えたので「どぶ」を縛った後、掘ってみた 白骨死体がおいでなすったので顔を復元してみた その顔を見て驚いた「自分だ」 「どぶ」はにこっと微笑み腐ったみかんを美味しそうにほおばっていた しかたがないのでさっきの桜の木の下の穴に入って寝てみた 居心地はとてもいい 夜が明けると土の中だった しばらくすると僕が僕を掘り出した
12月24日 さくらちゃんのお部屋の盗聴記録(午前) 「ねぇケロちゃん…サンタクロースのカードってないのかな…?」 「なんやさくら、オモチャ欲しいんか?」 「プレステ2」 「…ガキのオモチャにしては贅沢やな…セガからドリカスもろうたやろ?」 「つまんない、特に知世ちゃんのやつ」 「…湯川専務が首つるで…まっ昔あったんだけどな…」 「えっ!?サンタさんのカード?わたしサンタさん(※プレステ2付)が来てくれたら飛び上がって踊っちゃうよ!!」 「寝ているいい子にしかプレゼントは渡せんのやで…」 「♪サンタに合わせて踊り出す!」 「聞いておらへん…それサンバやで…」 「昔ってどうして今はそのカード無いの?」 「アメリカ独立戦争の時にな、赤い服やったから撃たれてしもうたのや…」 「撃った人オモチャ丸もうけだね…」 「女の子やったら「ひどい!」とか「可愛そう!!」とか言わなぁ…」 「トナカイもお肉と毛皮になるし…」 「…まあっその後クロウの奴、「サンタクロウ」というふざけたカードを作ったんや」 「それオモチャくれるの!?」 「クリスマスカードをくれるんや」 「カードだけ?」 「ただのカードやない、クロウカードや!」 「ふーん…もう無理だよね。わたしがカードほとんど集めちゃったから。」 「そうでもないで、後ろ見てみ」 「ほぇ?あっサンタさんだ…がわたしのクロウカードをケースから取り出している…」 「さくら止めなぁ、それがサンタクロウや…」 「プレステ2!!タダがダメならドリカスと交換して!!今なら知世のゲームもオマケしてあげる!!」 「だから、クロウカードを…あーあっやってもうた…」 「ほっほえええっ!!カードがどんどん外に飛び出していくよ!!折角集めたのに!!」 「さくら…最初からやり直しや…まあ、名前書いてあるから見つけるだけでバトルはないと思う…」 「だるまさんが転んだだよ…これじゃぁ…うぇーん」 (盗聴日誌) さくらちゃんに盗聴器付プレステ2をプレゼントできれば盗聴器の電源の心配はないみたい。 ドリカスは全然遊んでくれないし、私の渾身の1品も御気に召されていないようなので セガの製作スタッフを解雇するようにお母様に後でお願いしましょう。 大道寺 知世
12月25日ケロのバカ… 「ようやく泣き止んだかさくら、赤ちゃんみたいやったで」 「こんなことされて泣く以外にどうするんだよ…一生懸命集めたカード…」 「じゃあ泣き」 「…そう言えばわたしも1枚はサンタクロウからカードもらえるよね?」 「いい子しかサンタはプレゼントくれへんのやで!!」 「わたしとってもいい子だよ!」 「…ホンマのこと教えたるわ…サンタからのプレゼント権は一子相伝なんや…」 「北斗神拳みたいだね?」 「でな、この家のプレゼント権はさくらのアニキが持っとるからさくらには何も来ないんや」 「お兄ちゃん高校生だよ?」 「ということや、あきらめ…」 わたしはリチャード3世のようにある一言から人生観(漢字で書けるんだ!)が変わったんだ… お兄ちゃん殺さなきゃ… このままじゃあサンタさんからのプレゼント権だけでなく、このお家の相続権も…雪兎様も… 考えなきゃ… きっとお兄ちゃんのところにはミラーが行くんだろうな、あのバカのことだから調子にのって クリスマスついでにお兄ちゃんをたぶらかそうとするにちがいないから…二人がベッドにいるところを… だいじようぶだよ、相手が高校生でも後ろからなら包丁で…きっと大丈夫だよ… 全部ミラーのせいにして、わたしはお部屋で寝ていたことにしよう…うん…
25日追加 やっちゃったんだ…テレビドラマのように簡単にはいかなかったんだ… やっぱり二人はベッドの中にいた…ミラーの奴震えているの… 好きな人が目の前で殺されたんだよ…根性無し… ケロのバカが後でこんなこと言うんだ… 「さくら…一子相伝言うたやろ…さくらのお父はんから既にプレゼント権はこの家には無かったんや…」 「ウソ、お母さんのプレゼント権はあるはずだよ!!お母さん一人っ子だったって知ってるよ!!」 「オカンに感謝しさくら…」 ケロはわたしをわたしのお部屋に連れて行って枕元のプレステ2サイズのくつ下の中を見るように言ったんだ… タイムのカード…李君の… 「さくらのオカンな…プレゼント権をさくら名義で申請しとったんや…ワイの冗談を真に受けくさって…」 カードには「仲良くね」って書いてある…そういうレベルじゃないと思うけど… 「さっ時間戻すんや、さくら…」 「李君のカードでも使えるかな…」 「クリスマス限定や…」 人生最悪のクリスマス… ミラーはわたしの怖さが分かったからお兄ちゃんに手を出すことはなくなった、何か勘違いしているな… 時間を戻す前にクラスのみんなから「クリスマスカードありがとう」の電話が沢山来たんだ… 例外は李君の「オレのカードがなくなってオマエのソードのカードが来たぞ!!」と慌てふためいていた電話だった 知世ちゃんには何のカードがいったのかな…
47 :
東経大GHP :2000/12/24(日) 07:40
うわーい!! 陽ノ下さんの新作だ!! でも今回はちょっと暗いですな。 これが例の「暗いネタ」と言う奴でしょうか? メリークリスマス
49 :
ちょびっちゅ :2000/12/24(日) 18:41
風はただ流れ空白の昔日 さくらの天気はいつも晴れ 最近さくらは元気がない、だって一日のつかの間の安心、 雪兎さんと会えない日々が続くんだ。 いつもなら3人で学校へ登校するのに、 シスコンの兄とだけの登校が続く。 「今日も、雪兎さんは学校にきてないの?」 そう追求してもお兄ちゃんは目を背けるばかり。 何かおかしい。何があったの?雪兎さん? 何とか言えよこのロリコンが、 とローラーブレードで馬鹿兄の足を蹴ってうさ晴らし。 はぁ、今日も鬱だよ、雪兎さん・・・・・・ 思い切って、電話をかけてみた。 「もしもし・・・・?」 はにゃーん雪兎さんだ、久しぶりのお声、 でもどこか元気がない。 バックミュージックに何かの音楽が聴こえる。 「今ちょっと忙しいんだ。」 そう言って電話を切るまでわずか5秒。 さくら一言も喋れなかったよ?
50 :
ちょびっちゅ :2000/12/24(日) 18:41
その5秒後にまた電話が、雪兎さん? 「もしもし、え?知世ちゃん?」 「大変ですわ。さくらちゃん、あのミュージックはときめきメモリアルですわ。」 なんで・・・会話を知ってるの、盗聴器? 「電話回線を傍受しとるんとちゃうか?」 いつのまにいたんだ?ケロ? 「ついでにいうと、桃矢も聞き耳たたてるで。」 さくらのプライバシーが変態達に蹂躙されてるよ・・・・・ 「そんな事より、トキメモですわ!キャラ設定が固定したアニメで、 突然変わった態度になるという事は!!」 「ま、まさかクロウカード??」 「間違いありませんわ、さしづめ『ひきこもり』のカードって所ですわね。」 「雪兎って人の6倍も食う奴が毎日部屋でゴロゴロしとったら・・・・」 ケロちゃんそれ以上言うな、事は一刻を争う、出動よ! 「あっ、待ってください、さくらちゃん今回もコスチュームがありますわ♪」
51 :
ちょびっちゅ :2000/12/24(日) 18:42
「これですの♪」 そう言って差し出された手には・・・何もない・・・・・ 「知世ちゃん・・・・一体?」 「バカには見えないコスチュームですわ♪え?まさか、見えないなんていいませんわよね?」 おまえがバカだ知世。 「ほ〜、これはなかなか、ええ代物やなー。」 ひっかかるなよケロ。 「知世ちゃん・・・・見えないのは良いとして(良くないけど)触る事もできないんだけど。」 「え?それは不思議ですわね。」 「触れないもしないものを、『着る』事ができるとでも?」 「さ、さぁ、そんな事より!今は雪兎さんですわ、 いそがないと『バスジャック』のカードも呼びかねませんわ。」 本当に知世ちゃんは困ったもんだ。
52 :
ちょびっちゅ :2000/12/24(日) 18:42
雪兎さんの家に強制侵攻。 「ほえ?雪兎さんがいないよ?」 「さくら、雪兎やったら・・・・」 「一体どこにいるの?」 「さくらちゃん、ですから、あそこに・・・・」 知らない、見えない、あそこにいる、白ブタ眼鏡が雪兎さんのわけない〜 「どうやら時すでに遅しだったみたいやな。」 「はううううう!!雪兎さんは死んだ、あの白ブタを殺してさくらも死ぬ〜」 「はやまったらアカンさくら、全国のロリヲタが泣くで!」 泣きたいのはこっちだよ・・・・これも仕事、 「・・・・・・・レリーズ。」 こんな悲劇は起こしたくない、泣く泣くカードを封印した。
53 :
ちょびっちゅ :2000/12/24(日) 18:43
そしたら、雪兎さんの体が元通りに・・・ 「あれ?僕は・・・・さくらちゃん?」 「どうやら、あの体型はカードの副作用だったみたいですわね。」 そう言って知世ちゃんスマイル。 良かったよ〜本当に良かったよ〜 後日 「あれ?さくらちゃん、今日桃矢は?」 「なんだか、学校いきたくないんだって♪」 雪兎さんと二人で一緒に通学、うれしいな♪ やっぱりカードは有効利用に限るよね。 今日もさくらは元気です♪
んーおもしろい!
56 :
名無しさん :2000/12/24(日) 23:42
学校に行く途中でみかん畑の横の道を通って行かなくちゃダメなんですけど、 そこの道によくミミズがいるんです。 雨が降った次の日なんて、もう凄いですよ。みかん畑 の方からアスファルトに出てきたミミズがあっちこっちに転がっているんです。 あ、でも、さくらはそれが嫌じゃないんです。 これはさくらの秘密なんですけど・・・こっそり教えてあげますね。 さくら、小学校の頃から小さい虫を足で潰すのが好きなんです。 もちろん今も大好きなの。だから、その道にミミズがいたら 思いっ切り踏みつけながら歩くのがとっても楽しみなんですよ。 ミミズってああ見えても意外と丈夫で、ちょっと踏んだくらいじゃ潰れません。 だから、さくらが踏むときは踵に体重全部をかけて左右に何回も何回も 踏み躙ります。そうしたら半分くらい靴底からはみ出ているミミズが とっても苦しんでいるのが見えます。 それを見ていると、さくらはとっても気持ち良くなれるんです。 ミミズもそうだけど、夏は虫が多いから嬉しいです。 今度立ち止まってミミズを苛めているさくらを見かけた ら声をかけて下さいねっ。 もっと色々ヒドイことをしてみせてあげます。えへへっ。
57 :
クリスマスシュレッダーさくら@初登場 :2000/12/25(月) 00:32
TheCard became 「Fight」 The「Fight] became a Gladiator The Gladiator against・・・ そのカードは「ファイト」に その「ファイト」が剣闘士に そして剣闘士は・・・ 「 あなたは強い応援するよ!」 「 バカな!奴隷ごときが! 」 「 こんなことが楽しいと言うのか? 」 「 俺はお前を許さない・・・ 」 〜Gladiator CS edition〜 12/25 onair at2ch・・・
今日はクリスマス、 知世のお母さんの会社主催で友枝町にある孤児院と老人ホーム合同のクリスマス会をするんだ… わたしもリカちゃんやナオコちゃん達と一緒にお手伝いするんだ 「知世ちゃんのお母さんってすごいなぁ…尊敬しちゃうよ」 「単に型遅れと余剰のオモチャの在庫処理ですわ、売名行為です」…知世は正直者だけど屈折しているんだよね… 「さくら、お父はん死んだらお世話になるかもしれへんからよお顔売っときや」 …ケロは根性が曲がりきっているんだよね… 「でっでもボランティアって中々できないよね?」 「この町のその手の施設はすべてお母様の別会社のものですわ」 「ほええっスゴイなぁ!!」本当に感心! 「老人ホームはビジネスですわ、国や県、市からお金がどんどん回ってくるんです、 岡光さえしくじらなければもっと儲けられたんですけど…」 クリスマスなのになんかわたしの夢がどんどん汚されていくよ… 「でっでも、孤児院はスゴイなぁー」 「忠誠を誓えるガードマンやガードレディを養成するために必要なのです」 …なんか泣きたくなった…雪が溶けていく気分だよ… 「さくらちゃんのお父様がもしもの時には是非ともお引受させて頂きますわ…」 「…知世ちゃん…わたしのお父さん殺しちゃダメだよ…」 「それはお母様の胸三寸次第ですわ」 …きょ…今日はクリスマス…だったよね…なんか悲しいよぉ… 「とっ知世ちゃんにとってクリスマスって何かな…?エヘヘヘ」なんか卑屈なわたし… 「キリスト教教義が世界を席捲する野望を再確認する日ですわ」 「んなバカな…」 「あら?ソ連がアフガニスタンを侵攻したのはウソではありませんわよ」 「よく分からないや…エヘッ」ダメだこの子には口では勝てない… 「あっお兄ちゃんがケーキ屋でサンタさんの格好してバイトしているからその格好で来てくれるって言っていたよ!!」 「それはきっとみなさん喜んでくれますわぁ、みなさんの笑顔が私のクリスマスの楽しみなのです」 「…そういう知世ちゃんが一番好きだよ…」知世はやっぱり知世だ 「今日はさくらちゃん用サンタ服をご用意させて頂きました」 「うん、ありがとう。頑張るよ!」
残酷なさくらのテーゼ さくら「私と残酷にならない?」 さくら「心も体も残酷にならない?」 さくら「それはとてもとても、気持ちいいことなのよ」
60 :
木之元さくら :2000/12/26(火) 00:43
もうーいいかげんにしてよ! さくらみんなのオナぺットじゃないよー。
61 :
ケロ :2000/12/26(火) 00:52
まず知世に言わなぁ説得力ないで、さくら?
62 :
木之本さくら :2000/12/26(火) 01:46
でも小狼君に告白されてから知世ちゃん冷たくて…
>59 え、久々に残酷なのやっていいの?(死)
やりたい人はやっていいんじゃないでしょうか? >鬼畜・残酷ネタ ちなみに私はもう二度とやりませんけど。 (さくらたんに出会って、回心しました(笑)
◆月△日 「Seven Cryptical Books of Hsan」 全ての「クロウカード」は「さくらカード」に変わった。 エリオル君はイギリスに帰っちゃったし、ついでに小狼君も香港へと帰った。 お兄ちゃんは魔力を無くして、雪兎さんは相変わらず優しくて、ケロちゃん は相変わらず口うるさくて、知世ちゃんに関しては、もうあきらめた。 友枝町に不思議な出来事は、もう起こらない。 でも私は知っている。本当に倒すべき者が、まだ他に居ることを。 エリオル君のおかげで高まった私の魔力が、そう教えてくれている。 「さくらさん、どうしました? 元気がないですね?」 「ううん、大丈夫だよ、お父さん」 今はまだ力が及ばないけれど、いつかきっと。 いつかきっと……。
秋葉堀り月 15日 コロコロの発売日 「レリーズ!!」 はいっおしまい、今日もこれでやっと寝られるよ。 宿題は知世のを写させてもらうんだ。あれっ知世難しい顔して黙っているよ… 「…」 まさか「宿題は自分でやるものですわ」とか言うの!! 「…必殺技が…華となる必殺技が欲しいですわ…」はぁ? 「とっ知世ちゃん…そんな物騒なものいらないよ…」 「大丈夫やさくら、有史以来必殺技でホンマに死んだ奴はおらへん!!」日本語っていい加減だよね 「さくらちゃん、カードを使えば色々な必殺技が使えますわ」 「色々な?例えば?」 「炎のコマとか…月面宙返り二段撃ち、エレクトリックサンダーとか!!」 「?」 「今日はそのネタかいな?」ケロはやっぱり分かるんだ… 「さくら、水魚のポーズでもしたりや、知世の気が収まらんと帰れんで」 「どうやるの?」 「こうや」 「…(はぁ…)こう…?」 ゴキュ 「!!」こっ腰が… 「さくらどうしたんや?もうええで」 沈黙の20秒間 「…さくらちゃん?どうしちゃったのですか?」 「あのね…腰が…イタタ…」 「まあっチャンスですわ」 「?」あれ?知世縄を持っている? 「時代は今RPG(ロープ・プレイング・ゲーム)ですわ…」目が怪しい・・・ 「いやだ!そんな経験値上げたくない!!」 (問題表記有の可能性の為続きは他所にて)
ネタが判る俺は来年29歳か・・・ フッ・・・
68 :
CC名無したん :2000/12/27(水) 09:32
続編もよかった・・・・
69 :
CC名無したん :2000/12/27(水) 10:56
炎のコマとか、月面宙返り二段撃ち、エレクトリックサンダー・・・なつかしい・・・ 僕も中学生の頃、コロコロ毎月読んでたよ・・・
▼月〓日 「Celaeno Fragments」 寺田先生が、突然離島に飛ばされた。 受け持ちの子が立て続けに二人、挨拶も無しに転校(「帰国」かな?) していった件で、監督不行届に問われたらしい。 利佳ちゃんは泣いていた。 知世ちゃんは嗤っていた。
12月24日 はれ 知世ちゃんから突然の電話。今日の11:00の飛行機で、小狼くんが香港に帰っちゃうんだって!ほぇ〜! 時計を見たら、もう9:08。・・・だめ、友枝町から成田空港までは2時間以上かかるよぅ。 仕方ないので寝直そうと思ってたら、勘の鋭い知世ちゃんはフライのカードを使えと言ってきた。ちぇ。 でも、もう小狼くんに会うのが最後かもしれないって言うのに、わたしまだ自分の気持ち分からないよ。 そんなとき、急に部屋の床に魔法陣が光り、見たこともないカードが目の前に現れたの! そうなんだね、やっと分かったよ! わたしの気持ち!
はにゃ〜ん、そうと決まればお約束の手作りのくまさんの人形だよね。 でもあと2時間、今から作ってる暇なんてないし、買って行くにもお小遣いが足りない・・・。 こんなときはケロちゃんに助けてもらおう! 「大丈夫やて。さくらには無敵の魔法があるやろ?」 そうだね、絶対だいじょうぶ。なんとかなるよ。 わたしはケロちゃんに「ミスターイトウのバタークッキー」を10枚、一気に口にねじ込んだ。 「もがももがーーっ」 (もぐもぐ) 「ケロちゃん、お願い。そのままお口を閉じててね!」 わたしは器用にケロちゃんのお口を縫い合わせていく。ケロちゃんたら涙なんか流して。そんなにおいしいの? 次は黒いボタンを2個、ケロちゃんのお目々に X 印に縫い込んだ。はにゃ〜ん、かわいいくまさんができたよっ! お菓子の美味しさにぐったりしたケロちゃんをリュックに放り込んで、フライのカードで成田へゴー!!
「小狼く〜〜ん!」 ほっ、なんとか出発に間に合ったよっ。 「そのくまさん、わたしにくれる?」 小狼くんはちょっと照れながら、くまさんを手渡してくれた。 小田一正の『 ラブストーリーは突然に 』がバックに流れる。なんか違う気がする。まぁいいか。 「はい、わたしからもくまさんあげるね!」 ケロちゃん・・・ううん、手作りのくまさんを小狼くんに放り投げた。 小狼くんの足下に落ちたそれは、縫いつけられた目と口から血やいろんなものを垂れ流してる。 さってと・・・ブチッ! わたしは小狼くんのくまさんの首をもぎ取って、中の綿クズをポイポイ捨て始めたの。 小狼くんは足下の汚いモノにすら目もくれず、真っ青な顔で震えている。 ほえ?トイレなら向こうだよ。 「あーあ、この手のアイテムには李家の隠し財産の地図とかが入ってると思ったのに〜。ちぇっ!」 くまさん・・・だったものを小狼くんに放り投げると、それはさっきの汚いモノの上にぽとりと落ちた。 「さ、さくら・・・」 小狼くんが何か言いたげだったけど、もう会うこともなさそうだし、さっさと家に帰っちゃった。 わーい、冬休みだ。三国人にストーカーもいなくなったし、のんびりしよ〜っと。
74 :
CC名無したん :2000/12/28(木) 03:37
◎月◎日 最近調子に乗っている三国人が、てぃむぽにクリームを付けて 「なめてくれ、なめてくれ」とか言いだした。 だれか奴を何とかしてくれ。
75 :
CC名無したん :2000/12/28(木) 06:44
マジに世紀末、エロ漫民族大移動の日 「ベシッ!!ベバシッ!!!」 「ええ加減に起きんかい!!さくら!!」 「いたたたたたっ…」女の子…しかもヒロインの顔を殴る蹴るするか?ケロ? 今、朝の4時、今日は世紀末の1歩手前のコミケットの日。知世と他わたしには遠く及ばないまでも各人「ツボ」を押さえた脇キャラ達とコミケケットに行くんだ。 わたしはお付き合いということだけなんだけと誰だろう…暑苦しいデ武装地帯にわざわざ行こうなんて言いだしたの… 「さくらがどんな事してもええから起せと言うたからしたんやで」 「でもやり過ぎだよ…」 「手加減したんやで。足腰立たん位痛い所も考えたんやが、 さくら嫁入り前やから傷物にしたらカワイソ思うてソフトに起してやったんや。(闇笑」 「?」また厭らしい笑みを浮かべているよ… 「はよ着替えや、もうすぐ知世の車がくるで!?」 「♪目覚めてぇくぅれとはたかれた…」 「そりゃ「放たれた」や」 「さくらハナタレじゃないもん!!」 「…さくら、ええ加減その「…もん」も卒業せなアカン、田舎モンの「もん」や!」 「さくら田舎モンじゃないもん!!」 「「もん」止めなぁ不幸が来るで!あっ知世来たで!」 「じゃあケロちゃんお留守番よろしくね」 「はぁ?ワイも連れて行ってくれるんやないのか?」 「今日は知世ちゃんだけじゃないの、じゃあね!!」
知世ん家の車の中、コスプレ目当てだからみんな衣装の話で盛り上がっているよ。 こういう時に寝ないともたないのにな… 「さくらちゃんの衣装をご用意させて頂きました」いつものことだよ、よきに計らえ。 「この衣装は何なの?」 「デ・ジ・キャラットのぴよこちゃんですわ」 「…(分からない…)なんかパンダみたいだね」 「♪パンダのさくらかエリの色ーっ」 げっ!ケロの声だ!!知世のバッグの中だ… あっあれかな?ビッグサイト?でもお堀があって人もいないよ? 「あれは皇居ですわ」?はぁ? 「国民学校の生徒なら一度は見ておきませんと」?何?もうみんな頭の中コスプレ入っているの? いまさらサクラ大戦のコスプレするのかな?まあ、コミケなんて性欲過激団の集まりって聞いているし… なんだか元近衛師団司令部とか色々説明しながら走っている内に車が止まったよ… 「じゃあ記念撮影しましょう」みんな頭大丈夫? リカ「知世ちゃんはさくらちゃんだけ撮りたいみたいだから私達お車の中で待っていますね」 この寒空だもんね…付き合いにも限度があるよ…
「さくらちゃん笑ってーっ!」笑えないよ… 「さくらちゃん、「…だもん」って言って下さい、それで終りです」はいはい… 「さくら…だもん…」 「もっと大きなお声でお願いします」 「さくら…だもん」 「もっともっともーっと」 「さ・く・ら…だ・も・ん」 ほぇ?知世いきなりひざを落として前かがみになったよ?お腹が冷えて下痢になったかな?自業自得だよ… ううん、この子笑っている!! ほぇ?なんか指差しているよ…?何だろ 「桜田門」…もしかしてやられた? 車の中のザコキャラ達も笑っている!!グルだったんだ!! あーっ、この一瞬に色々なこと考えたよ…パワーのカードで全員お堀に投げ込もうとか ソードで衣装を切り刻んでやろうとか… それからの道のり、あのシーンのテープを何度も見返して笑っているのこの親不孝者達… リカ「さくらちゃんが桜田門で「さくら…だもん」だって!!この気だるくも大マジな顔が最高!!」 ケロの不幸ってこのことだったの?ケロも共犯? ビッグサイトの更衣室でケロ首根っこ絞めつけて尋問したけどケロは… 「ワイの言う不幸はそんなもんやない!」…?
79 :
CC名無したん :2000/12/29(金) 10:05
age
>>72 、
>>73 わーい、残酷なさくらちゃんだ!。
すごいすごい!。
いいっすね。
guest guest
∩月⊇日 「Book of Dzyan」 煩わしいカードキャプターの仕事が無くなったのはいいけれど、意外と退屈 で困ったよ。 しょうがないので、手近に居たケロちゃんを言葉責め。 でも、「ねぇ、ケロちゃんにも発情期ってあるの?」とか訊いてみても、肝 心のケロちゃんはキョトンとしてた。 これだから、へその無いヤツはダメだよねぇ。 幸い、今日は雪兎さんが来ていたので、隙を見てユエさんに戻して同じ質問 をしてみたよ。 するとユエの野郎、モジモジ貌を赤くして、チラチラとお兄ちゃんの部屋を 見るんだよ。 その意外に可愛らしい仕草にむかついたので、取り敢えず杖で横っ面をぶん 殴ってみることにする。 と、危険を察したユエのヤツ、途端に雪兎さんに戻りやがった。 「――雪兎さん!?」(ボグッ!!) 驚く私と、鈍い打撃音をあげて階段を転がり落ちていく雪兎さん。 どこぞの漫画じゃあるまいし、寸止めなんかできるわけないのにね……。
83 :
C1000タケダたん :2000/12/31(日) 03:39
12月31日 くもりのちあめ 今日は大晦日。ちょっと遅めの大掃除。 ほぇ〜、忙しいよう。 普段、カードキャプターのお仕事が多くて掃除してなかったから結構たいへん。 もう、ケロちゃんも見てないで手伝ってよ! そこへお父さんが急に部屋に入ってきたの。 いくら娘の部屋だからっていって、ノックぐらいしてよ。着替えてたらどうするの?! とりあえずマズイと思い、ケロちゃんを握りしめると雑巾に見立てて窓を拭いてるふりをした。 なんとかその場はごまかせたけど、ホントに拭いてみると意外と綺麗になった窓。 これは使える!と思ってケロちゃんにマジックリンを吹き付けてどんどん拭き掃除を進めた。 サッシ、廊下、玄関、エアコンの室外機、自転車、わぁ〜きれいにピカピカだよ。 換気扇の掃除が終わる頃にはボロボロになったので捨てちゃった。 そのあと、なんか焼肉の香りがすると思ったら、お兄ちゃんが庭でゴミを焼いてた。
さようなら20世紀 はじめまして21世紀 「さくらちゃん…さくらちゃんの初詣用に私が…」 「いらない!!」 「…じゃあ見るだけでも…」 「…見るだけならね…」 また凄いセンス…元旦に、初詣にこんな格好して行けっていうの? 「ダメでしょうか…?」 「…あのね、知世ちゃん…お正月からこんな格好していたら笑われちゃうよ ただでさえカードを追いかけている時も誰か見ていないか気が気でないのに…」 「カードと一緒に笑われた方々も一緒にやっつけちゃばよろしいのですわ」 「「がんばれ元気」の元気くんみたいだね…」 「それで!それでですね!!お父様が亡くなっちゃってお金持ちの家に引き取られたりして!!!」 「…」この子なんて事を嬉しそうに言うんだろ… 「(はっ!)」 「…知世ちゃん、そこに正座!いまからお説教するからね」 いつもはへらず口の知世も今日は「しゅん」としてわたしのお説教を聞いていたな… 本当に心からの言葉だったんだな… 来年は少し知世に優位な状態ではじまるのも悪くないね。
+月¥日 はにゃ〜んと21世紀も算数が苦手で、音楽と体育の好きなさくらをよろしく。 今世紀も、元気と可愛さと愛くるしさと萌えとロリ〜がとりえのさくらをよろしくね。 「ほえ〜どうなってるの??」 「たいしたことないやろ〜」 「おかしいよ、こんなハズないよ。」 「錯覚や錯覚!」 「きっとクロウカードに違いないよ、そうだよね、ケロちゃん!」 「アホか〜、ちっとも気配がせんやろ、さくらが無知なだけや。」 「でもメールのアドレスをクリックしたらCドライブが開くなんておかしいよ!」 「PCでおかしい事が皆クロウカードのせいやったら何枚あっても足らんで、初心者板逝け!」 「汝のあるべき姿に戻れ!クロウカーーード!」 「アホか〜、言ってるそばから何しとんねん。」 「ほえ〜、PCがショートしてバチバチいってるよーーー。」 「もう初心者板いってもなおらんで・・・」
電話がかかってきた、知世ちゃん? 「さくらちゃん、今自宅でおかしい事が起きてますの、 もしかしたらクロウカードのせいかもしれませんわ。」 「本当に?一体どんな事が?」 「IEで画像を保存しようとしたらjpegがbmpになるのですわ。」 ・・・・・・・・・さっきの会話また盗聴されてたのかな。 「それでは衣装とビデオを用意してお待ちしておりますわ。」 ガチャン!! 「いい逃げとはやるのー知世の奴。」 ほえええ、一応行くしかないのかなぁ・・・・・ 「で、これがそのPC?」 「そうですわ。」 ビデオカメラを構えながら答える・・・・・ 「でも全くクロウカードの気配がしないよ・・・・」 「じゃあ霊の仕業とちゃうんかー?」 「ほえ〜、ケロちゃん怖い事言わないでよ〜。」 思わず知世ちゃんにしがみついてしまった・・・習性になりつつある。 「ケロちゃん、さくらちゃんを怖がらせるような事言ってはダメですわ。 そんな悪い口をふさぐケーキでも用意させてもらいますわ。」 「ヘッヘッヘ、知世、そちもワルやな〜。」 この二人、やっぱり裏でつながってるの? 「とりあえず、さくらちゃん一応封印しようとしていただけますか?」 「ほえ?でも・・・・それすると、壊しちゃうかも・・・・」 「構いませんわ!(キッパリ)」 「でも・・・修理するという名分で壊すというのは・・・」 「構いませんわ!(キッパリ)ビデオで今回の見せ場を・・・・ あ、いえ、クロウカードの可能性がある以上、ぜひお願いしますわ。」 この子の精神を修理するためなら、さくら何でもするよ・・・・本当に。 で・・・・罪のないPCをもう一台破壊するハメになった。 ゴメンね、この犠牲を教訓に今度からはちゃんと原因を調べるからね。
87 :
ちょびっちゅ :2000/12/31(日) 17:39
HN間違えるとは・・・・・ ○ちょ ×ら
◇月■日 はれ 冬休みになったから、今日は秋葉原のゲーマーズにお手伝いに行ったの。 そしたら変なお客さんに絡まれちゃったんだ。はぅ〜。 「ほえっていうのは何だ?!」 「ほぇ〜っ!」 「君はいつも言葉の前にほえを付けるのか? 誰に教わった?!」 「ほぇ?オリジナルだもんっ!」 「 そうか・・・オリジナルか・・・よくないな。だってそうだろう? 【ホエール(whale)】という言葉がある。これを君が言えば『ほえほえーる』だろう? まだあるぞ、【吠える】だって『ほえほえる』になるだろうし、 【墓苑(ぼえん)】だって『ほえぼえん』になるだろう?」 「ほ、ほ〜〜え〜〜っ!」 「おまい、さっきからうるさいにゅ。めからびーむっ」 そのロン毛のお客さんは茶色のもにゅもにゅしたものに包まれてどっか行っちゃった。 それに、このちっちゃい子、いま目からなにか出してたし・・・。 ほぇ〜、やっぱり秋葉原ってコワイとこなんだなぁ。
89 :
CC名無したん :2001/01/01(月) 01:40
akemashite age
元旦、知世ちゃんのお歌の発表会 …お正月に? 「ケロちゃん!バッグの中からは顔だけしか出しちゃダメ!!」(なんかいやらしい…) 「おっ次は知世の出番やな」 幕が上がる 「…知世ちゃんサングラスにエレキギター持っているよ…」 「ワイもう分かったで!」 「早押しクイズじゃないよ!これってもしかしてカード…」 「わたしの歌を聞けー!」 「(ズルッ!!)、何この大音量!!」 「これはバサラのカードや!!」 (知世は歌っている) 「バサラ?何それ?」 「熱気バサラや、見たまんまのカードや」 (知世は歌っている) 「見たまんまね…」 「どうする?さくら?」 「こういう知世ちゃんの方がカッコいいし、周りのみんなも頭振って喜んでいるから放っておこ」 「ヘッドバッキングやり過ぎるとヨダレ出てくるでぇー」汚いなぁ… (知世は歌っている) ドカン!! ほぇ?ホールの壁を突き抜けてなんかやって来た!誰も逃げないよ… 「バサラのバルキリーやな」 「さくらちゃんにも私のデザインしたバルキリーがあります!」 「いらない」 (知世は歌っている) 「それでは私の歌で38度線に平和をもたらしてみせますわ!!」 「知世バルキリーに乗って行ってしもうたで!さくら追いかけな」 (知世は航空自衛隊のF-15に追いかけられながら楽しそうに歌っている) 「免許持ってないもん、「Fly」のカードじゃジェット機には追いつけないね」 「カードを捕まえなぁ!」 「わたしなげやりさくらだよ?元気な知世ちゃん、平和、いいことばかりだよ。きっと今年はいい年だ」
元旦、知世ちゃんのお歌の発表会その後 テレビはニュース速報の連続、なんでも38度線というところで空中戦が始まったんだって物騒だね。 知世ちゃんどこに行っちゃったんだろ。 「バサラのカードは戦争は起さんのやがな…」 「えっこれ?知世ちゃんが原因なの?ほぇーすごいや!」 「さくら集中してカードの気配を感じへんか?」 (知世は韓国空軍のF-16に追いかけられながら幸せそうに歌っている) 「便利な機能だね」 「とっととやれ!」 「うーんとなんか登録商標みたいなやつを感じる」 (知世は在韓米空軍のF-16に追いかけられながらハキハキと歌っている) 「そりゃ「Y2K」のカードやな、自分で誤作動起して1年遅れで動き出したんや!」 「知世ちゃん生まれつき誤作動起していたけどいい方向には向かなかったんだね…」 (知世は共和国空軍のMig-21に追いかけられながらまったりと歌っている) 「今度の速報は中台海峡で空中戦だって、これも知世ちゃん?」 「分からんなぁ…「バサラ」と「Y2K」のカードでこんなんなるかいな…」 (知世は中国空軍のSu-27に追いかけられながらマイルドに歌っている) 「速報だけでなくてなんか軍隊の映像まで出てきたね、これ戦車?」 「正月から戦車とはまさにガンタンクやな!」 「元旦苦?」 (知世は台湾空軍の経国に追いかけられながらさわやかに歌っている) 一日遅れのお兄ちゃん宛ての年賀状が来たんだ、真っ赤なハガキで「召集令状」って書いてあるけど読めないや 「おめでとうございます」って書いてあるからきっといいものなんだよ。 昨日ケロちゃんには言いそびれたけど「ノストラダムス」のカードってあるみたいなんだ、 気配をハッキリ感じちゃったけどまっいいか。
こないだ書いたネタ
>>88 で、オレのなげやりネタも50話を迎えました。
(複数レスに分けたネタも合わせて1話と数えて)
多いのか、まだまだなのか・・・さて、21世紀にネタはどこまでもつのやら・・・。
陽ノ下さくらたんのネタは あの掲示板にもあるぞ!! 面白いぞ>ALL まあ…ネタ的に過去の事件とかを知ってないと 笑えないネタとかあるけど…10代20代前半の住人には チト難しいかな… 例 知世ちゃん家のさくらちゃんそっくりのメイド リ・ウネ 元ネタ解説 リ・ウネ 北朝鮮の破壊工作員。旅客機に爆弾を仕掛け、これを爆破。 ハチヤマユミと言う名前の、日本国の偽造パスポートで逃亡を図ったが、 韓国当局によって逮捕される。 当時、日本のマスコミは、彼女の事を報道する時には、 リ・ウネと言う名前の前に、枕言葉的に「謎の日本人女性」と付けていた。
皐月桃日 天気『なの』 今日は大変だったよ… お父さんに頼まれて地下室の整理をしていたら、変な本を見つけたの。 気になって開いてみたら、いきなり中から何かが出て来ちゃった。 驚いてつい本を投げ出しちゃったら、今度は表紙のライオンさんみたい絵がしゃべりだしたの。 「人間か……」 ……すっごくびっくりしたよぉ〜。 そのあとのライオンさんの話しによると、ライオンさん何でもずっと昔にこの本に封印されちゃったんだって。 理由を聞いてみたら、昔人を襲ったので、その罰としてカードの見張りの役をさせられているとか。 ほぇ〜、何だかよく分からないけど、そんな危ない動物さんが何で家の地下にいるのー? 慌てて本を閉じて、地下室から出ちゃった。後でお父さんに話さなきゃ… 上に戻ると、外から声が。知世ちゃんと雪兎さんが来ているみたい。 ドアを開けてみてまたびっくり。外に大きな鳥さんがいる…しかも知世ちゃん達は気付いていないよ… どうしたんだろう…わたしの目がおかしいのかな。…もしかして…あの本が原因? 急いで地下室に行って、ライオンさん(ケルベロスって言うんだって)に聞いてみたの。 すると、わたしが本を開いたときに、カードが逃げ出しちゃったみたい。 ケルベロスさんが見張っていないカードは、実体化して暴れ出しちゃうんだって。 ほぇ〜、どうしたらいいのー。 ケルベロスさんが言うには、自分を封印している鍵を開ければ、外に出てカードを抑えられるって… でもケルベロスさんは人を襲ったから封印されたんだし…だけどわたしではカードを抑えられない… そんなことを考えていたら、表から知世ちゃん達の悲鳴が聞こえてきた……もう考えている時間はないよ… わたしはケルベロスさんに頼んだの。みんなを助けてって。 それから思いきって封印の鍵を開いちゃった。ケルベロスさんの絵がかがやいて、本の表紙から大きなライオンさんが出てきた…
……いきなり目の前が真っ暗になって…からだが浮いて…何かにぶつかった。……痛い…一体どうしたの? 目の前にはケルベロスさん。すごい目でわたしをにらんでいる。……約束は?みんなが大変なのに… そう聞いてみると、ケルベロスさんは「誰が人間との約束なんて守るんだよ…」って言うの…… ひどい…ひどいよ…知世ちゃんが…雪兎さんが…… とつぜん手の中からものすごい光が生まれたの。それは鍵だった。鍵はしだいに形を変えて、一本の杖になっちゃった。 そして頭に声がひびいたの。「我レハ…封印ノ杖………ヲ封ズル為ニ…レシ存在…………ノ魂……………汝…力ヲ貸ソウゾ…」 その声を聞いたら、体中に何かの力があふれていくのが分かった。痛みもすぅーっととれていっちゃったし。 ふと、うでをみると、何だか長くなっているみたい。頭がかゆいのでさわってみたら、かみものびてるよー。どうなってるの? こんなわたしの姿を見たケルベロスさん。急にふるえて外に飛び出して行っちゃった。そうだ、知世ちゃん達が危ない! わたしも急いで外へ出たの。いつもとちがい、足に少し力を入れただけですごいスピードが出たのはびっくりしたよ。 外に出ていくと、ケルベロスさんが大きな鳥さんとにらみ合っている。わたしが近づくとケルベロスさんが この杖で鳥さんを封印しろ、と叫ぶの。何だか分からないけど、とりあえず杖で鳥さんを叩いてみちゃった。 すると鳥さんが光り出して、一枚のカードに変わっちゃった。ケルベロスさんが言っていたカードって、これのことかなぁ? ケルベロスさんは、やれやれといってどこかに行こうとしたけど、ダメだよ。また誰かを襲っちゃうかもしれないし。 こわいけど、わたしが見張っていなきゃね。ついでに名前も長いから、ケロちゃんって呼ぶことにしたの。 でもケロちゃんはこの名前、すごくいやがってたんだ。わたしはいいと思うけどなぁー。 「さくらとケロ」第一話。永久に終。
「人の噂では、さくらは・・・」 さくらはとぼとぼと帰り道についていた。 まだお尻の穴が痛む。 股間の出血はすでに止まっているようだが、歩くたびに お尻に鈍い痛みが走る。 股の間に何か太い物がはさまっている感じがして、ひょこひょこと がに股になってしまう。 なんでこんなことになっちゃったんだろう? もう、汚れてしまった。 知世ちゃんはお友達だと思っていたのに。あんなことするなんて。 ミラーも私もぼろぼろに犯されてしまった。 「もう、いいや・・・」 さくらはふらふらとして歩き続けた。 その後彼女を見かけた者はいなかった。
人の噂では、さくらちゃんはCCさくら板の住民の一人と一緒に 友枝町から遠く離れて暮らしているということだ。 その恵まれた相手はいったい誰なのか、さらに噂がなされたが、結局は 誰だか分からずじまいだった。 ある日、エリオル君がさくらの父のところにやってきた。二人は藤隆の 書斎で何時間も話しこんだ。 さくらの所在をたった一人(匹)で真剣に探しているケルベロスは、 エリオルが帰るとき、彼の前に立ちふさがって問いかけた。 もう何日も一人で探し回っているが、なんの手がかりも得られないでいたのだ。 こうなったら相手を選んでいる余裕はない。 「なぁ、クロウ。 おまえはもうさくらがどこにいてるんか知ってるんやろ? 頼むから教えてくれ。」 エリオルは冷然と、 「ケルベロス、世の中、生きていく上では知らないことの方が幸せなことも あるんですよ。 さくらさんのことはもう忘れておしまいなさい。」 それだけ言って、エリオルは立ち去ってしまった。
そうして、この秘密はほとんど誰にも知られることはなかった。 しかし、藤隆は教師を辞職し、桃矢は高校を卒業後、働きだした。 バイトして大学に進学するだけの資金はあったのだが。 数年後の元旦、木之本家で父子はたった二人での夕食をとっていた。さくらが いなくなって以来、いつものことだ。 彼女がもう二度と帰ってくることはないと分かっていながらも、今日突然 帰ってきたらと思い、二人はいつも夕食時にはそろって帰宅していたのだ。 「あれから何年目だろうね?」 「ああ、もう5年くらいかな?」 「まだあそこにいるんでしょうか?」 「さあ・・・」 「桃矢さん、いまからでも大学に進学するという気になりませんか?」 「なにいってんだよ。親父こそきちんと再就職しないのかよ?」 二人は黙り込んだ。 桃矢が大学に進学することはないし、藤隆も再就職することはないだろう。 それが分かっているからいつもはそんな話にはならないのに、 正月になるとどうしてもその話題が出てしまう。
エリオルが新宿の隣町に所用で通りかかったときのことだ。その地域は 在日韓国人・中国人が多く居住し、中国関係の食物・雑誌なども多くあり、 わざわざ香港に行かなくとも必要なものはけっこうそろうのだ。それで彼もたまに そこに買い物に出かけるのだ。 そこで彼は見かけたのだった。 そして藤隆に相談したのだ。 ホテルの前で、内気そうに立っていた。まだ慣れていないのだろう。 ものすごく化粧を厚く塗り、カツラをかぶり、けばけばしい肉体を強調する 衣服を着ていたので、一目見ただけではもはや誰だか分からない。 しかし、エリオルの顔を見たとたん、顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。 エリオルの方も一目で気づいた。 まさかこんなところにいるなんて。 大晦日の件は話には聞いていたが、こんなことになるなんて。 藤隆に相談した数日後、彼は大学を辞職してしまった。桃矢は高校を 中退しようとしたが、周りの者に説得され、とりあえず卒業だけはした。 彼はかなり成績もよく、東大を狙えるだけの実力もあったのだが、 結局大学進学もあきらめた。 二人は毎日、夕食時には帰宅して、さくらの帰りを待っているが、 彼女が二度と帰ってこないことは内心分かっている。 それでも毎日待っている。 それ以来、さくらの消息を知っている者は誰もいない。
満月 旗日 今日はみんなでナオコちゃんのお家にお集まり…コワイ話またするんだ… わたし本当は嫌なんだけどおつきあいが…ね… 「こんにちは…ナオコちゃん…」 「あっさくらちゃん!みんなもう来て今「ななこ解体新書」見ていたんだ」 …きっと女の子スプラッターアニメだ…みんな気合入っているな… ドキドキドキドキドキドキ…誰が何を最初に言うのだろう… 「名前は怒られるから言えないけど…」チハルか! 「名前は怒られるから言えないけど、あのワンちゃんが沢山出てくる映画の続編がもうすぐやるんだよね!?」ホッ 「わたしあの映画大好きなんだ!楽しみだよね!」 「さくらちゃん動物好きだもんね」 「あのワンちゃん達、映画の撮影の後どうなったか知っているさくらちゃん?」 「ううん、知らない」 「殺されちゃったの」 バタッ 「わーさくらちゃん倒れた!!(笑」 「う…うそだ…」 「ウソじゃないよ、しかも子犬ってすぐ大きくなっちゃうからタイトルの数以上のワンちゃん達が…」 「ウソだよ!そんなの!ナオコちゃんのウソつき!ねっ?知世ちゃん?」 「でもあれだけのワンちゃん達は確かに撮影後は何らかの形で処分しないといけませんわ」 「やっ…ヤフーオークションに出したとか…」 「それも何か残酷だよさくらちゃん…」 「保健所に預けられたワンちゃん達みたいになっちゃうのかな?」 「わたしテレビでやっていたのビデオに録画したよ!お薬とガス室の二つあったよ!」 ナオコちゃん…楽しそうだ… 「私も見たことあるけどワンちゃん達の叫び声みたいなのがずっと耳に残っちゃうんだよね…」 「♪聞こえるか? 聞こえるだろ? はるかなー と・ど・ろ・きぃー♪」 「ひぃぃやめて知世ちゃん!!突然怖い歌を歌い出すの!!」 「イデオンは怖くない歌ですよ?さくらちゃん」 「そうなのリカちゃん?」 「お話の最後はみんな死んじゃいますけど」 ドサッ 「わーさくらちゃんまた倒れた!!(笑」
「映画の撮影所だと小道具とか処分するミキサーってあるよね…」 「みんな!ウソばっかり言ってるよ!あんな素敵な映画を作る人達がそんなことするハズないよ!」 「そういう事実を踏まえて動物の命を大切にしようと訴えられている映画なんですわ!!」 「全然ストーリーと関係ないよ!!」 「さくらちゃん読みが浅いよ」 「ううっ、みんなひどいよ、ウソばっかり言って…グスグズ…」 「後もう一回さくらちゃん倒れると新記録なのにもう泣き出しちゃった…」 「あのワンちゃん達ってなんて名前の種類だっけ?さくらちゃん?」 「ダ…ダルメシアン…グズッ…」 「あっそっか!ウラメシヤンって覚えとくといいよね!!」 クラッ… 「あーっ惜しい!倒れない!!(悔」 「ごめんね、さくらちゃん…本当は少しの子犬達を集めてCGで色違いに着色したりして合成していたんだよ」 「そっそうだよねリカちゃん!グズ…それでみんな飼い主さん達の所に返してもらったんだよね!!」 「ううん殺されちゃったの」
「うわーん」 「あーあっ、さくらちゃん飛び出して行っちゃった…」 「常識で考えればそんなわけ無いのにね」 その夜さくらは「ワンちゃん…ワンちゃん…」と言いながらケロを抱きしめてずっとさすりさすりしていた… さくらが出て行った後の4人の会話 「なんだか最近この集まりもさくらちゃんを怖がらせることが目的になってきましたね」 「怖がらせるというよりも泣かしているよね毎回」 「これってイジメかな?」 「私はさくらちゃんが撮影できればなんでもよろしいですわ」 「本当は大阪の足切られたワンちゃんのネタも有ったのにな…」 「それ明日学校で使ってみようよ!!」 4人「それで倒れたら新記録ーっ!」
104 :
CSさくら@「グラディエーター」って人気薄ですか? :2001/01/03(水) 21:42
蜜月 甘日 大雪 はにゃ〜ん はにゃ〜ん さくらだよ。 はぁ・・・ 年末年始は大変だったよ〜 というのも、ファイトさんがグラディエーターの役が嫌だって逃げ出しちゃったの! というわけでひさびさのカードキャプター出動という事になったの。結局、裏山にいた奴 を「イリュージョン」と「メイズ」で半日迷わせて弱らせたところを、「サンド」で手足の 自由を奪った上で「ループ」で退路を断って、最後は「ショット」と「アロー」で彼奴の 有効射程外から矢の雨を降らせて黙らせたの。逃げ出しやがったあの野朗は後でしばくと して、久々のカードキャプターの仕事は楽しかったよ〜! やっぱり何事も基本が大事だよね! さぁて 次は何を撮ろうかなぁ そうだ!イイのがあるよっ!!
105 :
CSさくら@ジョボビッチたん ハァハァ・・・ :2001/01/03(水) 21:44
わたしっていっつもファイトさんにひどい役ばかり押し付けていじめてる ようにみえるらしいの、ううん ちがうの!それはファイトさんにしか出来ない 役なの、でもたまに無理を言ってるかもしれないよね、、、、本当にごめんね! だから今日はファイトさんの前からやりたいって言っていた、拳闘のお話を 撮りたいんだけど、たまにはノンフィクションの歴史モノを撮りたいし,実在した 女剣士の話を撮ろうと思うの。神のお告げを聞いて隣国からの侵略に喘ぐ祖国を救う カッコいい役なの。でもファイトさんにイメージが当ってて、いい作品になりそうだよ〜 えっ? ゲストぉ?そうだなぁ、、、今回はファイトさんメインだから、あまりいないんだけど、一番ラストにファイヤリーさんと競演してもらうだけかなぁ。 うふふ、、、
>陽ノ下桜さん
21世紀もサエまくってますね!
私、以前に『もっと濃いネタきぼーん』などとぬかしてしまった者です(^^;
日ノ下さんのネタは「濃い薄い」以前にCCさくらのほのぼの感をうまく
出してる感じがするので安心して読めます。
テンポがあってダラダラしてない文がとてもイイ感じです。
私もこのスレに軽いのを書いたりしたこともありますが、さすが常連コテハンの
皆さんはやはり「読ませる」だけのパワァがありますね・・・
感想のみで失礼!! とにかく
>>101 -103面白かったです!
>>106 陽ノ下さんのネタは
例の掲示板にもあるぞ。
面白いぞ!!
109 :
CC名無したん :2001/01/04(木) 10:09
>>105 火刑台では迫真の演技が期待できそうですね、ファイトたん。
>CCCPさん 「例の掲示板」て、どこなんですか? リンクがマズイのなら何かヒントでももらえないでしょうか?? 読みたい・・・
>110 「なげやり」P2の926から読んでいって下さい。
>>CCCPさん 解答、感謝します!!! 早速逝ってみます!!! ♪♪♪
>106 『コロコロ』ネタは反則すぎですわ。さん ご感想ありがとうございます。49のちょびっつさんの「ひきこもり」のカードで目覚めてしまいました。 当面の目標です!!頭良すぎ!!
「それは藤子・F・不二雄のカードの仕業や!」 「じゃぁやっぱり知世ちゃんが金持ちぶりをいつにも増してひけらかしたり 千春ちゃんが『ボェー』って凄い声で歌ったり、空き地でリサイタルを 開こうとするもクロウカードのせいだったんだ…」 「知世ちゃんの口から『さくらのくせに!!』なんて言葉が出るなんておかしいと思ったよ」 『ドラえもん』って以外にキャラの性格救いようないくらい悪いもんね。 でもなんでクロウさんそんなカード作ったんだろ??」 「ハマッとったからなぁ・・・クロウの奴。・・・モジャ公・・・」 「なにそれ?」 「・・・いまどきの子の知っとる藤子不二夫作品といえば『ドラえもん』ぐらいやろな・・・『魔太郎が来る』なんてアングラ系なんぞ今やったら発禁モノや。むしろ藤子不二雄Aの方が死人扱いや・・・」 何言ってんだか解んないよ・・・ケロちゃんって雑学王だね…無駄な。 「まぁええわ・・・そのカードは魔力のある者を中心に発動するさかい、さくらの友達が影響をうけてもうたんやな。 つまり、さくらが主人公。例えたらのび太みたいなもんや」 「…なんか嫌だなぁ・・・」
その夜。 「よっしゃさくら! 封印しに行くナリよ!」 「ケロちゃん。なんか語尾が変だよ。それに頭の真上からチョンマゲみたいなモノが・・・」 「あかんナリ! カードの力が予想以上に強うなってるナリ!」 「我輩・・・いや・・・ワイにも影響が出始めてる・・・ナリよ」 「でも・・・違和感無いよ。 どっちも黄色で丸いし・・・」 「さくら! あとでシバクナリよ!」 「コロ・・・もといケロちゃん。このままカードの力が強くなっていくとどうなって行っちゃうの?」 「もっとたくさんの周りの人に影響が出るナリ。」 「ゆきとさんにも?」 「もちろんナリ、主人公の好きな人物は藤子マンガの中では大抵お風呂に入っているナリ。 雪ウサギとか言う奴は風呂から出られなくなる可能性が高いナリ! だから早く封印しに行くナリよ!!・・・ん・・・どないしたさくら? ソードのカードなんか持って?」
「剣よ! 我の前に立ちはだかるものを 刺し貫け!! ソォォォドッ」 プスリ。 気がつくと私は黄色い、今となってはどう呼んでいいのか解らない生き物の眉間の中央を貫いていた。 「さ・・・さくら・・・何故ナ・・・・リ・・・・・・」 「ごめんねっ ちょっと眠ってて。これってよく時代劇でやる『ミネウチ』ってやつだよ、たぶん」 抜けないのでそのままにしておいた。まぁ大丈夫だよね・・・大丈夫! 絶対大丈夫だよ! 次の日記では生きてるはずだから!! 「はにゃぁ〜ん ゆきとさんのお・ふ・ろ・シーン!!!」 「フライッ!! さぁて、ゆ〜きとさ〜んのお・ふ・ろ〜♪!!見に行かなきゃ!!」 「はう〜 カードキャプターのお仕事は後だよねっ、だって今はひとりの恋する乙女だも〜ン!!」
117 :
C1000タケダたん :2001/01/05(金) 13:45
▲月▼日 はれ 「メールっておもしろそうだねっ」 昨日、この一言をいっただけで知世ちゃんは携帯電話で何かを素早く指示し、 急に早退したかと思うと今日になっておっきな荷物をわたしの家に搬入してきた。ほぇ〜〜。 「 ・・・というわけでPCのセットアップは終わりましたわ。」 「 知世ちゃん、パソコンって折り畳み式のちっちゃいやつじゃなの?どうしてストーブみたいに大きいの?」 「 さくらちゃんにふさわしい性能を追い求めましたので、その結果ですわ。Athron1.2GHzにGeForce2Ultra64MB、 あとはIBM 60GB HDDを4基、RAID0+1で組みましたわ。DVDもEIZO F980で目に優しい環境でご覧になれますの。 それに、わたくしの自宅がISPとして認可されてますから、web serverもmail serverもご心配ありませんし、 15Mbpsで常時接続していただけますわ。あら、さくらちゃん、何かご不満でしたか?」 知世ちゃん、わたし英語わかんないよ。それにメールやるのにこんなに必要なの? 「 さくらちゃんのお父様には電気代として月10万円を振り込みますから電気代も気になさらずに。 パソコンは常時電源を入れておいて下さいね。あ、UPSを蹴ってはいけませんわ。」 知世ちゃんの言いたいことはほとんど理解できないけど、ひとつだけ分かる気がする。 きっとわたしがインターネットやメールをやった内容は全て知世ちゃんに筒抜けなんだろうなぁって。
筒抜けでもいいな。 うらやましい。
119 :
高岸 :2001/01/05(金) 16:25
>> C1000タケダたん 最後の二行で酸欠になったよ。 ありがとね♪
>116 違います。刺さってますから(笑 みねうち【峰打】 刃物の峰で相手を打つこと。むねうち。 Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)ゥ小学館 1988
121 :
ヲヲ :2001/01/05(金) 17:32
>>120 おおっ鋭いなぁ
思っとったけど、突っ込まれへんかったわ。
おおきに〜
122 :
ちょびっちゅ :2001/01/06(土) 10:13
>113陽ノ下さくら。さん
目つけていただいて、ありがとうデス。
>当面の目標です!!
でもそれはこっちがずっと思ってる事ですよ〜。
>>106 で語られてるように、
長文でありながらたたみかけるようなネタの連続が素晴らしすぎですわ〜
今世紀もヨロシク〜
1月6日 来週から3学期 またみんなに会えるね! スヤスヤ… 夢…カード…?あなたは誰…? 朝起きたらお部屋に知世ちゃんがいた 「しばらくお眠りになられて下さいね、さくらちゃん」 プシュー なんかスプレーを吹き付けられた…ムニャムニャ… 目が覚めたら車の中だった 「もう少しお眠りになられて下さいね、さくらちゃん(プシュー」 目が覚めたら飛行機の中だった 「もうちょっとお眠りになられて下さいね、さくらちゃん(プシュー」 目が覚めた…ここはどこだろう?とっても暑いな… 知世ちゃんはビデオでわたしを撮影している…何の説明もしてくれない… あっ向こうから誰来る?わたしと同じ年くらいの男の子だ、向こうもスッゴク不機嫌そうな顔している、何となく同類だよ 「こんにちは…わたし木之元さくら…あなたは…?」 「李…子狼…ニィハオ…」 「がっ外国の人!?」 「♪日本人ーと思ったら! 大間違いよ! さ・ん・国人!!♪」 「知世ちゃん、目の前で三国人はマズいんじゃ…」 「いいのです!この国では日本人は名誉白人なのです、ザコとは違うのですわ!ザコとは!」 「この国って?ここどこ?」 「南アフリカや!」 「あっケロちゃん、えっ!?アフリカ?」 「ホレ、地図や、この印のところにワイらは今おるんや」 「喜望峰…?」 「あのなぁ…カードが働いてしもうたんや…」 「カード…?何の…」 「パンヤオ…」 がくーり…希望崩…希望泡…いや絶望だ…
「こっこれって誘拐だよ!」 「さくらちゃんのお父様なら「よく分からないけど大道寺さんと一緒なら大丈夫ですね」って快諾して下されましたわ!!」 「それ本当に分かってないよ!」 がくーり再び…えっ知世ちゃんも一緒? 「それじゃあそろそろ出発しましょう」 なんか知世ちゃん装甲車に乗って頭とカメラだけ出ている… 「アームズ・コー(南アフリカの兵器メーカー)からレンタルしたもんかいな?知世?」 「李君はもう出発しておりますわ!」 李君すたすたとリュック背負って歩き出している… 「はぁ…じゃあわたしも「FLY」と「POWER」のカードを…」 「今までのカードは全部没収したで、さくら」 「ほぇ?そんな!どうしてケロちゃん!?」 「あの無愛想なガキとカードを集める競争をしながらの旅や!フェアにやらなぁ」 がくーり三来… 「それからワイをこれから「ケロシナンテ」と呼ぶんやで」 「結局ケロちゃんだよ…」
「はぁ…このパンヤオのカードはどこにいるの…?」 「スカンジナビア半島、地図の赤丸のところや」 「ええっ…無理だよ…これ地図の下から上まで行けってことなの?」 「スカンジウム(原子番号21)のゆかりの地や、さくらも一生懸命勉強して新しい元素を発見したら「サクラニゥム」になるんやで!」 「…一生懸命勉強するから日本に帰して…」 「さあ、さくらちゃんもケロシンナテちゃんも出発してくださいな!!」 「知世ちゃんは…?」 「カードとは何の関係もあらへん、ええ友達やろ?」答えに困る… 李君はどんどん歩いて行っちゃう…後ろからは知世ちゃんの装甲車がゲロンゲロンと唸りながら わたしの後ろをついてくる… 「♪ドナドナドーナドーナ… 荷物が重い…♪」 ♪あーる晴れた 朝焼け 一日の始まり 知世が わたしをどーこーかーに連れ去る カワイイわたし(自惚れ) 連れ去られるよー 「はにゃーん」「いやーん」と言う間も無かったよ ドナドナドーナドーナ 子狼連れて… ドナドナドーナドーナ 荷物が重い…♪ スタート地点からさくらは放心状態でこの歌を7万2千回歌い続けた後、正気に戻った… "Card Capters"の活躍がはじまる!!
126 :
j :2001/01/07(日) 04:01
ハァハァ…俺もさくらちゃんにヒッチハイクされたいよ
127 :
ちょびっちゅ :2001/01/07(日) 11:49
katuo月wakame日 ピクニック日和 授業中、クロウカードの気配を感じた、 三国人は最近変な温泉につかってネコになってしまった メイリンちゃんを元に戻すため里帰り(?)をしている。 はにゃ〜ん、チャンスだよ、結構遠くから感じるってことは、 それだけ強い証拠だよね、さっそく授業が終わったら行こう。 「それならさくらちゃん、私もまいりますわ。」 下校時その事を話すと、知世ちゃんは相変わらずの反応をした。 衣装とビデオ、それから森の方で気配を感じたと言ったら、 ついでにお弁当も持っていくらしい。 「ケロちゃんも李君もいないで二人っきりですわねウフフ。」 ケロちゃんは大阪のタコ焼きが忘れらない、 といいフラリと旅だったままだ。 知世ちゃんは何故かとても楽しそうだけど、 現実的に考えてみると二人だけという事は・・・・・・・ やっぱり特に困らないみたい、良かった。役立たずで。
128 :
ちょびっちゅ :2001/01/07(日) 11:50
森の中は良い天気でピクニック気分だった、 今度雪兎さんとも・・・はにゃ〜ん。 と、妄想を膨らませてる所突如、動物が現れた。 可愛い、森の動物さんはフサフサの尻尾とフカフカの体毛をしていた。 「ガハハハ、この森に足を踏み入れた物は生きて帰れんぞ!」 おまけに言葉も喋れるみたい。 「かしこいんだね、可愛い動物さん。」 って言ったら眉を寄せて困った顔をした。 「な、何を言ってるんだ!見ろこの異常なツノや牙おまけに爪を!」 「ほえ?でも、その肉球が何よりの証拠だよ。」 「そうだ!聞きたい事があるんだけど、この変にクロウカードっていうね・・・」 「それが、オレだっつーーーーの!!!!!」 森の動物さんは若手芸人のようなオーバーリアクションで説明した。 「わかりましたわ!」 知世ちゃんが突然声をあげる。 「おお、無言でビデオを撮ってたディープな気配漂う少女、 おまえなら解ってくれると信じてたぞ。」 「きっと、森の動物さんは、クロウカードをかばっているのですわ。」 「そっか・・・・さくら達には、狩りの対象だけど、 大事な森の仲間なんだよね・・・・・・」
129 :
ちょびっちゅ :2001/01/07(日) 11:51
「感動する所じゃねーーーっつーの!! おい、おまえ、あのステッキあるんだろ、封印してみろよ、 そうすりゃオレの言った事が本当だってわかっからよ、な?おい。」 泣きながら弁解してる・・・・ 「でもね、さくらも詳しく知らないんだけど、 この封印はね、3次元を擬似的な2次元に圧縮し、 再び3次元へと変換させる過程でカードの形状にする働きがあるから、 クロウカード以外に使うのは危険なんだよ。」 さくらが説明してる最中に動物さんは、コメカミを押さえてブツブツ言ってる、 壊れたのかな・・・・・・・・ なんとなくきまづくなって・・・・また今度出直す事にした。 次の日 三国人が帰国したらしくさくらの家にきた。 「クロウカードを捕らえたから封印してくれ。」 どうやら森にいたクロウカード先越されたらしい。 「コレ・・・どんな風にして捕らえたの?」 「森の方でどこか放心状態だったが、念をいれてな、 タイムのカードで時をとめて、避雷針を頭に打ち込んで、 しこたま雷を落とした後、鎖でしばって一晩塩づけにしたんだ。」 そういって、なんだか肉の塊のようなものを指さす。 「使う気もしないが、そろそろ嫌な臭いを発しててな、 さっさとカードにしてくれないか?」 あ〜あ、カードはとられちゃったけど、まぁいいか、 さくらは素敵な森の動物さんに出会えたもん。
130 :
CC名無したん :2001/01/07(日) 12:45
○月○日 はれ さくら、知世ちゃん、利佳ちゃん、千春ちゃん、奈緒子ちゃんの 仲良しグループで談笑中に、ある発言により凄い気まずい雰囲気に・・。 さくら「ああ、どないしよ...どないしよ...」 とつぶやいたとき床に落ちた冷や汗から魔法陣が現れ、「笑」のカードが出現。 「眠」のカードのように粉を浴びた全員が大笑いしました。 めでたしめでたし
131 :
CC名無したん :2001/01/07(日) 20:14
最近駄作が無い・・・コテハンもそれ以外もレベル高!!
132 :
CC名無したん :2001/01/11(木) 02:53
だれかねたかけ
133 :
CC名無したん :2001/01/11(木) 04:53
あげ
第1国目南アフリカ首都プレトリア 「ここが首都?喜望峰と真反対の位置だね…ヒッチハイクかと思ったよ…」 「子供がヒッチハイクしとったらそのまま売られてしまうからなぁ。なんでも日本からぎょうさんアブない大きなお友達がこっちに来ているとか、"j"というものおるらしいわ。」 「戦車の中って暑かったねぇ…」 「戦車やない!装甲車や!」 「オタク…」 「それでっ…何するのわたしと李君?」 「一つの国にカードが一枚ずつあるんや、それを小僧とどっちが早く手に入れられるか競争するんや」 「殆どウルトラクイズ方式ですわ」 「なにそれ?」 「さくらはまだ生まれておらんかったからなぁ…」 「知世ちゃんもだよ…」 「小僧は刀もっておるからさくらにハンディやるわ、この国のカードは「アパルトヘイト」のカードや」 「エッチ…」 「アダルトビデオやないで?」 「さくらちゃん!実はわたしも一つだけ魔法が使えるのですわ!」 「ほぇー!知らなかった!どんな魔法?」 「人を怒らす魔法ですわ」 「…本当に魔法なのかな…」 「実演しますので李君とケロシナンテちゃんも300m以上離れてくださいね」 わたしたちは戦車から離れた、知世ちゃんの戦車が走り出す 「ゆび指立てたら! ゆび指立てたら! 魔法の魔法の呪文!」 知世ちゃん中指立ててその辺を走り回っている…ほぇー!みんな集まって戦車に石とか投げているよ! 知世ちゃんも魔法が使えるんだ!あんまり使えそうにないけど…
「さてと、カード探そっと…」 「さくら、知世放っておくんか?」 「最近なげやり路線から離れているからね、この辺でなげやり感必要でしょ?」 どの位歩いたかな?知世ちゃんのいる方向からバンバンとか悲鳴が聞こえるよ、なげやり、なげやり… 「李君が何か言っている?分からないよ…」 「なんかカード見つけたみたいやな?」 「あれ?知世ちゃんのいる方に走っていくよ…」 知世は装甲車の銃座から黒人達を射撃している 小狼は知世を支配していた「アパルトヘイト」のカードを手に入れた! 「さくら、負けた方は罰ゲームや!」 「そんなの聞いていないよ!」 「ウルトラクイズ方式と言いましたわ、ささっこちらに…後この衣装も…」 「ううっ…みんな敵だ…」 ANC(アフリカ民族会議)本部 「この建物の中に南アフリカ軍参謀のシビエ・ニャンダーさん(94年時、実在)がおられますわ」 「知世さっきまで黒人撃ち殺していたのに余裕やな」 「わたしどうすればいいの?」 「ニャンダーさんの前に行かれて「わたしはハニャンだー」と言ってポーズを決めて下さい、私がそれを撮影します」 「いやだよ…」 「罰ゲームや!」 「ううっ…」 さくらはニャンダーの前に行く 「あっあの…ニャンダーさん…わっわたしは「はにゃんだー!」…」 さくらよく分からないポーズをとる… 「ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!」さくら慌てて部屋を出る! 「最高の絵が撮れましたわ…さくらちゃん…」 小狼内心「日本人ってバカだな…」 「さあっ次はモザンビークですわ!」 「知世ちゃん…仕切っているね…」
136 :
j :2001/01/12(金) 18:03
陽ノ下さんのは相変わらず面白いな〜。
137 :
CC名無したん :2001/01/14(日) 09:33
本家age
1月14日 くもり 日曜日ということもあって、普段は見れないお兄ちゃんのウェイター兼コックさん姿を ひやかしに行ってみた。ついでに、朝ご飯を抜いておなかもペコペコにしておいたんだ。 もちろん、おさいふなんか持ってかないよ! はにゃ?お兄ちゃんいないなーって思ったら厨房の方からお皿の割れる大きな音。 ははーん、あそこだな。こっそり厨房をのぞいてみたらお兄ちゃん、店長さんにペコペコ頭を下げてる。 へへ、いい気味。 魔力がなくなってから仕事に失敗するのが多くなったっていうのホントだったんだ。 おいしそうなお料理、運んできたのは他のウェイターさんだったけど、もちろんわたしが お兄ちゃんの妹だってことを話して「かわいいかわいい」を連発してもらった。あたりまえでしょっ?! おまけに食後のミニチョコレートパフェもサービスしてもらっちゃった。最初からこれが狙いだったんだけどね。 帰りに、お兄ちゃんに会計サービスしてもらおうと思ったら、お兄ちゃんすでにクビにされてお店にはいなかった。 このままじゃ無銭飲食で補導されちゃうから、ファイアリーのカードでお店を全焼にして出てきちゃった。 お兄ちゃん、今度はレストランじゃなくて子供服店でアルバイトしてくれるとうれしいなぁ。
>>138 の続き。さくらちゃん未承認(笑)
1月14+?日 くもり
火事の騒ぎでわたしもちょっと火傷(やけど)したふりをして、
病院に行ったんだ。
なにしろ、あれだけの火事だったからねぇヽ(´ー`)ノ
さすがに死んだ人はいなかったけど、重軽傷6人、そのうち一人は
意識不明の重体。
そこにわたしだけピンピンしてるってのも、ねぇ?
そして病院で治療を受けて、受付ロビーでお父さんと一緒に座っていると、
二人連れの変なおじさんが来たの。背広もよれよれで、いかにも
ドラマの刑事さんみたい。
と思ったら、ほんとに刑事さんだった(^^ゞ
「お嬢さん。少し事情を聞きたいんだけど、いいかな?」 刑事さんはやさしく聞いてきた。 これって、変質者がかよわい少女をねらうときの常套(じょうとう)手段じゃないの!! やさしく声をかけてきて、誘拐(ゆうかい)するんだ。 ぜったいにこいつらの言うことなんて、聞くものか! 「いったいなんのご用ですか?」 「いやね、お店の現場検証をしたんだけどね、そうしたら君のいた座席の あたりがいやによく燃えていたんだよ。 それに店長さんも、君の座席から火が燃え広がったって証言してる。 だからね、悪いんだけど、君の持ち物を見せてくれないかなぁ?」 女の子の持ち物を調べようなんて、なんて変態なやつら!! わたしはきっぱりと 「いやです。」 って言おうとした。 ところがお父さんが、わたしがそう言う前に、 「ええ、いいですよね。さくらさん。」 といって、勝手にわたしのカバンを開けちゃったんだ。 この親父、いつかシメたる、と決心したわたし♪
刑事さんたちは 「うーん、ハンカチと財布、リップクリームがひとつ。 あれ、これは? トランプのカードかな? 変なデザインだけど・・・ 火をつけられるような物は何一つないなぁ。」 それから刑事さんたちは、やさしくわたしの方にふりかえり、 「お嬢さん、疑ってすまなかったね。 これも仕事だから、かんべんしてね。」 と謝ってどこかへ行ってしまった。 これで疑いは晴れた。
けど、わたしの気持ちはおさまらない。 お父さんにトイレに行くと言って、しばらく病院内を うろつくことにした。 病院内をうろついて、駐車場に行くと、けっこうたくさんの車が 駐車してある。その中で見ると、わたしのお父さんの車なんて、 ほんと、ちっぽけな車だ。 そのちっぽけなうちの車のそばに、やたら豪華な車がとまってる。 車の前面には、天使さんがついている。 これって、ロールスロイスっていう車だよね? 値段も家一軒ぶんくらいするって、このまえ山崎くんが言ってた。 すっごーい♪
わたしは車に向かって言った。 「あなたって、すごい車なんだよね? けどね、あなたなんかよりも、わたしの持ってる10円の方が強いんだよ。 いま、それを思い知らせてやるわ♪ 」 そうしてわたしのお財布から10円玉を取り出して、 敵の車に攻撃をしかけたんだ。 攻撃はみごと的中!! りっぱな車体に、いまでは大きな銀色の直線が浮き出て見える♪ 「ふん、あなたって、10円にも劣るのね♪」 気分もすっきりして、お父さんの待っているロビーに戻った。
しばらくして、治療も終わり、受付で支払いも済ませてうちに帰る ことになった。 わたしとお父さんとがg病院を出て、駐車場を歩いて車の方に向かっていると、 うちの車の方からブタを絞め殺したような叫び声が聞こえてきた。 「うるせぇなぁ。いったい、どこのキティガイだぁ?」 と思っていたら、なんとそのキティガイは知世ちゃんのママだった。 「いったい、誰がこんなことを!! 修理にいくらかかると思ってんのよぉ!!」 おばはんはもう半泣きだ(藁
ヒステリーを起こしてるママのとなりで、知世ちゃんがママをなぐさめていた。 「お母さま、きっと、犯人は見つかりますわよ。 だから、気をしっかり持ってくださいませ。 あら、さくらちゃん。こんにちは。 うちの車にひどいいたずらをした人がいますの。 許せないですわね。」 そういって、意味ありげなほほえみを浮かべた。 やべぇ、こいつ気づいてるよ〜。 ほぇ〜(;-;) こいつもそのうちシメてやろう。 ほんと、今日は長い一日だった。
146 :
CC名無したん :2001/01/15(月) 12:30
○月○日 はれ 寝坊して遅刻しそうになったので、朝食食べずに学校に行ったから 今日は朝から何にも食べていない。 急いでいたのでお弁当も忘れちゃった。はぅ〜。 ぐーー 「はにゃ〜ん、さくらお腹空いたよ〜〜」 「あーこんなことなら、ケロちゃん連れてくればよかった」(←おい) 知世ちゃんは隣でおいしそうに唐揚げを食べている。 「おいしそうな唐揚げ...じゅる..」 とつぶやいたとき床に落ちた唾液から魔法陣が現れ、「涎」のカードが出現。 また、さくらカードが1枚増えた。
147 :
CC名無したん :2001/01/15(月) 12:45
○月●日 あめ 朝、起きてトイレに行こうと思ったら使用中だった。 「はぅ〜、もれちゃう..」 やっと開いて速攻でトイレにダッシュ。 「ふー、すっきりした」 とつぶやいたとき便器に落ちたおしっこから魔法陣が現れ、「尿」のカードが出現。 もう、カードキャプターはいやだ...
>141 たまごリュックさん >これで疑いは晴れた。 この表現はスゴイですね!笑わせていただきました!
ナンカ、ツカレチャッタ...
>>148 陽ノ下さくらさん。
たまごリュック(B級ネタ職人)です(#^.^#)
こちらこそ、A級ネタ職人の陽ノ下さんのお褒めにあずかり、
恐縮です(^^ゞ
陽ノ下さんのネタは、わたしもいつも拝見させていただいてます。
感想を書くのは苦手なもので、ついいままでレス無しで来てしまいましたが、
これから宜しくお願いしますm(_ _)m
>>138 の続き その2
以下のお話は、監修を引き受けてくれたさくらちゃんに献げます。
作者名義こそ「たまごリュック」ですが、
このお話は、事実上、さくらちゃんがいなければありえなかった。
さくらちゃんにすべての敬意と感謝を込めて。
ありがとう!
レストランをクビになったお兄ちゃんは、子供服店でアルバイトをはじめた。
まったく、わたしの思うとおりにバイトしてくれるんだからぁ♪
シスコンの兄貴を持つと、便利だよね(^_^)b
今日はアルバイトの初日。お兄ちゃんはそろそろ帰ってくる♪ ガチャ・・・ (ドアの開く音) あ、お兄ちゃんが帰ってきた。 「あれ、お兄ちゃん、おみやげは?」 「なに言ってるんだ? そんなものあるわけないだろ。」 「え〜!! だって、この前のレストランのアルバイトのときは おみやげ持ってきてくれたじゃない〜!!」 「あれは食い物で、ほっといたら腐るから、もって帰ってよかったんだよ。 今度のバイトは子供服屋だ。子供服が腐るわけないだろ。 まったく、怪獣は頭の中まで怪獣なんだからな。」 そう言って、私を笑い者にしやがった。 くやしい〜!! \(`Д´)/ 今度お店に行って、お兄ちゃんのツケでお洋服を買ってやろう。
翌週の日曜日、わたしは知世ちゃんといっしょにお兄ちゃんの アルバイトしてるお店に行った。 「保険」として、小狼くんも連れて行った。 小狼くんはなにも知らずにのこのことやってきた。 どんな運命が待ち受けてるかも知らずに・・・ わたしと知世ちゃんはお店の中に入った。 小狼くんは恥ずかしいからお店の外で待ってるんだって。 (ちょうどその方が都合いいや♪ ) 私たちがお店の中に入ったとき、店の奥の方でお皿の割れる音がした。 またお兄ちゃんだ。また店長さんに怒られて、ペコペコ頭下げてる。 いつもお皿ばかり割ってるんだね(´ヘ`;) けど、ここって、子供服屋さんだよね? なんでお皿があるんだろう??? と思ってたら、後ろからなんか声がする。 わたしが背負ってる羽根つきたまごさんリュックの声だ。 「うるせぇな。ネタがねぇんだよ!! \( ゜Д゜)/」 こんなときに開き直るなんて、さいてーなやつ!!
気を取り直して、お店の中でいろんなお洋服を試着してみた。 やっぱり、わたしのようなかわいい女の子には、 どんなお洋服も似合うなぁヽ(´ー`)ノ 知世ちゃんもお店の店員さんも、みんなほめてくれた。 「かわいいかわいい」だって。あたりまえでしょ?! しばらくお店にいて、たくさんのお洋服を選んだ。 これでお兄ちゃんは、今後半年はただ働きね♪Ψ(`▽´)Ψ そう思って店員さんに、 「木之本桃矢の妹なんですぅ〜 代金はお兄ちゃんにツケといてくださいねぇ〜♪」 と言ったんだ。 けど、店員さんは眉をひそめて、 「あのね、お嬢ちゃん、申し訳ないんだけど、 お兄ちゃん、もういないのよ。」 またあのバカ、クビになりやがった!! どうしよう? 今度こそ補導されるかも? もうファイアリーのカードを使うわけには行かないし(;´Д`)
そのとき小狼くんがいることを思い出した。 わたしは一枚のカードを取り出した。 「『交換(チェンジ)』!! わたしと彼とを交換せよ!!」 そのとき、すでにわたしはお店の前にいた。 そして当然、お店の前で待っているはずの小狼くんの姿はみえない♪ いまごろ、店員さんとどんなお話ししてるのかなぁ?(藁 やがて知世ちゃんがお店から出てきた。 「小狼くん、かわいそうですわね・・・」 けど、本音ではあまり同情してないみたい。 わたしも、 「うん、かわいそうだね。代金、やっぱり働いてかえすのかなぁ?」 と言ったけど、本音では「保険」のことなんてどーでもいいの♪ わたしは両手いっぱいに、今日の戦利品のお洋服を抱えていて、 ごきげんだった(#^.^#) それから小狼くんは一週間、学校に来なかった。 ま、しょうがないよねヽ(´ー`)ノ これは「なげやりなさくら」のお話なんだから♪
たまごリュックさん、わたしは何の役にもたってないよ〜っ 自分自身の作品だよっ 自信もってね。 あんまり下すぎるので、あげちゃうよ!
>「うるせぇな。ネタがねぇんだよ!! \( ゜Д゜)/」 逆ギレたまごさん、サイコー!
1月15日どこかの黒人牧師の誕生日 ケッ 桃矢お兄ちゃんと二人っきりのお夕食、お父さんは今日遅いんだ… 話題がない…沈黙に耐えられない…最後の会話は… 「今度の土曜日、雪兎と野球を見に行くんだ」 「ほぇー!いいなわたしも…」 「絶対ダメ」 話題を何か作らなきゃ… 「…お兄ちゃんと雪兎さんって本当に仲がいいよね…」 「まあな…」 「不思議だな…何で雪兎さんお兄ちゃんなんかと仲良くしてくれるんだろう…」 「なっ…」 「お兄ちゃん性格悪いし…友達も他にいないからきっと…」 「オマエ!何が言いたいんだ!」 「雪兎さんってホント優しいよね…(フッ…」 「オマエ!!」 30分後… 「えへへっやったやった!」 「さくら、下でもの凄い叫び声出しとったなぁ」 「うん、お兄ちゃんにヘッドロックやほっぺたギュウギュウやられていたんだ!」 「なんや、ケンカしとったんか?」 「ケンカじゃないよ!一方的にイジメられていたんだよ!!」 「せやけど何か嬉しそうやな?」 「うんっ、今度の土曜日にお兄ちゃん雪兎さんと野球に見に行くの一緒に連れて行ってもらえるんだ!」 「ワイよう事情が飲み込めへん…」 「お兄ちゃんにおねだりするには罪悪感を持たせるんだ!散々わたしをイジメたから一発だったよ」 「ズルイ女やなぁ…」 「女の子はみんなこういうものなんだよ?ケロちゃん?」 「嘘泣きもしたんか?」 「もちろん!」 「はぁ…先が思いやられる…」
159 :
C1000タケダたん :2001/01/17(水) 01:43
□月●日 くもり 3学期が始まったけど、正月ボケが治らないので欠席。 そういえば2学期は一日も出席してなかったっけ。 通知表を知世ちゃんが届けてくれたのは覚えてるけど、お父さん、何も言わなかった。・・・見るのヤだな。 「ね、ケロちゃん。この千円札であったかい甘酒買ってきてよ。そこの自動販売機で売ってるから。」 しばらくすると、黄色いぬいぐるみは2つの甘酒を熱そうに抱えて飛んできた。 てめぇ、誰が自分の分も買っていいって言った?! 魔法の鍵をぬいぐるみの口に放り込むと、思いっきりその顔に甘酒缶をぶん投げた。メシャッって音がした。 それで瀕死のぬいぐるみからお釣りを取り上げたんだけど、わたしはそれを見た途端、固まっちゃったの。 「ケロちゃん、このお釣りの500円玉、中国の偽造硬貨だよ・・・」 ほぇ〜、あの三国人、やっぱりいつか殺すよ。 わたしは息を引き取ったばかりのケロちゃんに誓ったの。
160 :
エ口 :2001/01/17(水) 01:50
>C1000タケダさん ズバリ面白いです! >しばらくすると、黄色いぬいぐるみは2つの甘酒を熱そうに抱えて飛んできた。 てめぇ、誰が自分の分も買っていいって言った?! 特にこの辺がセンスの良さを私は感じました。 いつか私もこのスレッドに参加したいです・・・ (やっぱりむりかなぁ(^^;
161 :
エ口 :2001/01/17(水) 01:53
×C1000タケダさん ○C1000タケダたんさん またミスです(泣)すみません。
うわ、エロ兄さんありがとうございます。 恐縮です・・・最近ネタ出してないのに。 呼び方はなんでもいいッスよ。 元々敬称(たん)付きの変態コテハンですから、 どうぞそのまま呼んで下さい!
↑なにか私に強調したいことでもあるの?とさくらちゃん
165 :
CC名無したん :2001/01/17(水) 12:42
最近のさくらたん、やる気あり過ぎな気が(w
面白いのでそれも良いのですが、
もっとなげやりなさくらたんも読みたいです。
>>159 なんかいい感じです。
166 :
CC名無したん :2001/01/18(木) 04:06
△月●日 くもり 私はご町内を守るカードキャプターさくら、新しいさくらカードのオーナーだよ。 今年からカードと守護者に単年契約制を導入することにした。 さくら:「まずはミラーさんね。ミラーさんは私のかわりに今年も宿題と学校お願いね。」 ミラー:「あの...」 さくら:「そのかわり、お兄ちゃんを好きにしていいよ、じゃ次、ケロちゃん。」 ケロちゃん:「さくらさま〜、今年は食後にケーキもつけて...」 さくら:「レリーズ!(契約解除=戦力外通告)」 ケロちゃん:「なんでやねん」 さくら:「使えないから」 となんやかんやで、残ったカードは10枚、守護者なし。ああ、すっきりした。
167 :
CC南無さん :2001/01/18(木) 08:54
いつもケロちゃんにやられているが、ああやっぱカッコイイ暴力的なケロちゃんにヤラれたいなあと思いつつ、やっぱり暴力でレイプされても「どうでもいいやあ」とタバコを吹かすなげやりな小学生のさくらたん。
「なげやり」カード発動から3時間経過 「さくら!カード!気配感じとるんやろ?」 「いいよ…向こうも嫌々カードやっているみたいだし…」 「引きずってでも表に出したるで!」 「わたしとケロちゃん、どっちか死ぬよ?」 「…」 1対わたし+今まで集めたカード=力関係 「おやすみ、知世ちゃんに宿題FAXで送るように電話しておいてね」 「電話と宿題両方自分でせなぁアカン…」 「一度に両方は無理だよ、グゥ…」 朝食、今日は私の番、カップヌードル お父さん悲しそうな顔している。 お兄ちゃん顔真っ赤にして手が震えている。 学校 知世ちゃんがわたし用の宿題ノートを渡してくれた。 字の形が違うから知世ちゃんの家のお手伝いさんが書いてくれたのかな? マメだね知世ちゃん。 放課後 居残り お父さんを呼んでお話するんだって 「木之元さん…お父さんに今日言ったこともう一度言ってみて下さい」 「ほえ?何だっけ?」 「中学校の話…!」 「あっ!あのねお父さん、わたしCLAMP学園に行きたいんだ」 お父さん悲しそうな顔している。 寺田先生頭抱えている。 「あの…木之元さんのお父さん…木之元さん何か変な雑誌を買われていますか…?」 「いえ…心当たりはただ部屋で独り言を最近…」 ケロちゃんとの会話だ 「さくらさん…CLAMP学園がどういうところか知っていますか?」 「うん、1日中のろけて青春を浪費するところ」 お父さん涙目だ 「…木之元さん…そこを卒業しましたら何に成りたいのですか?」 「代々木アニメーション学院の声優科に行きたいです」 二人絶句、わたしほど将来を真剣に考えている小学生もそういないよね、えっへん。 帰ったら寝よ (続く)
169 :
CC名無したん :2001/01/20(土) 15:26
◆月▲日 はれ 「ケロちゃん、ケロちゃんの大好きなモダン焼き買ってきたよ。」 「モ、モダン焼き!」 「あははっ、ケロちゃんせっかちだね。今お皿を出すから、 ・・・・ほらっ、一緒に食べよっ!」 あむあむあむ・・・ 「チャァァ〜〜!」 「ほらほら、ケロちゃんほっぺたに青海苔がついているよっ。」 さくらは、ケルベロスの口もとを指ですっと拭ってやると、 その指についた青海苔をぺろっと舌でなめとった。すると・・・。 「ケ、ケロちゃんっ!?」 「ほえぇ!な、なにするのっ」 いきなり飛びついて顔を近づけてくるケルベロス。 ケルベロスの顔が目の前いっぱいに広がって・・・・。 グチャ。ボリ、ボリ。クチャクチャ。 「ほぇぇぇぇぇぇぇ〜」 赤い血が部屋中に飛び散る。 (う、う、あ・・ぐぁ・・・・・) さらに肉を貪ろうとするケルベロス。 グチャァ。バリバリ・・・。 (あ゛あ゛ああ゛゛あ゛ぁぁぁぁああーーーーーーーー!!) さくらは絶命した。
170 :
陽ノ下さくら :2001/01/21(日) 06:32
「なげやり」カード発動から3日と21時間経過 ほえっ?CLAMP学園進学の話はどうなったかって?きっと「なげやり」カードのせいで続かなくなったんだよ。 今日はまた奈緒子ちゃんのお家にお集まり、かったるいよ… 「梨佳ちゃん最近集まりにこないねぇ…」 「ボーイフレンドの方ときっと上手くいっておられるのですわ」 「かったるい…」 「ねぇねぇ、梨佳ちゃんのボーイフレンドって誰だか知っている?」 「知らない」 「知りませんわ」 「どうでもいい…」 「寺田先生…」 「えっ!」 「まあっ!!」 「はぁ…」 「…って山崎君が言っていたんだ…どう思う?」 「先生ってことはないと思うけど梨佳ちゃんだったら大人の人でもおかしくないよね」 「やっぱりHなこととかしちゃうのかな?」 「千春ちゃん強引ですね」 「Hなことって…赤ちゃんできちゃうのかな?」 「それはないと思いますけど」 「ウチのお兄ちゃん貸してあげるから自分で試してみたら…?はぁ…」 「やっぱりHなことしているんだよ!」 「千春ちゃん…ウチのお父さんも貸してあげるよ…」 「♪でもねホントにホントにホントに できちゃったらどうしよー♪」 「知世ちゃんまたはじまったよ…さくらちゃんビデオ!ビデオ!」※ビデオを持たせると歌を止める 「歌わせとけば…」 「♪大きなお腹の (Pee) 梨佳(Pee)ララ…♪ 」 「散々三国人とか言って今更伏字はないよね、30点」 「さくらちゃんなら30点でも大満足ですわ!」 「さくらちゃん最近アンニュイだね?」 「アンネ?古風な言い方だね…わたしまだだよ…」 「ちょっと心配だよ、本当に」
171 :
陽ノ下さくら :2001/01/21(日) 06:32
「♪ほほえみ忘れた さくらちゃん みたくはないさー カードを取り戻せーっ♪」 「カードって?」 「こっちの話…」 「わたしのスイス銀行の口座に20万ドルの振り込みを確認したら動いてあげるよ」 「?」 「?」 「こっちの話…」 「さくらちゃんと知世ちゃんが何のお話しているのか分からないけどお友達のお願いをお金で聞いてあげるのはよくないよ」 「うん、わたしも奈緒子ちゃんと一緒でそう思う」 「はぁ…冗談なのに…」 「さくらちゃん、わたしの心霊写真コレクションあげるから知世ちゃんのお願い聞いてあげて!」 「ギクリ!ほえっ?そんなのいらない…(汗」 「発売中止になった「コスモス」のレア心霊写真もあげるよ!」 「いらない!いらない!わかったよ…ちょっと行ってきまーす」 「あれ?知世ちゃん一緒に行かないの?」 「今のさくらちゃんはビデオに撮るに足りませんわ」 ズキッ、少し胸にきた… 「わたしもいつもの元気なさくらちゃんの方が…」 「わたしも…」 「知世ちゃん…奈緒子ちゃん…千春ちゃん…明日会うときには…今日はね…はぁ…かったるいんだ…」 「息を吸うのも面倒くさいくらいに?」 「うん…」 …残された3人… 「♪ドッキリ ドッキリ ドンドン お腹が大きくなったらどーしよ (どうする?)♪」 「♪びっくり びっくり ビンビン なんだかとっても素敵でいーよね (いいかな?)」 「♪きっと毎日が日曜日 (学校行けないよね…) 学校は噂でもちきり(そうだろね)♪」 「さくらちゃんのいない知世ちゃんのことすっかり忘れていた…」 「どうしよ?千春ちゃん…これって一生頭の中に残っちゃうんだよね…」 「♪教員だーって 男の子ーだよ 子供がでーきても認知しなーいよ♪」 「♪でもねホントにホントにホントに できちゃったらどうしよー♪」 …奈緒子と千春は1時間半知世の変態替え歌メドレーを延々と聞かされていた… 二人は下を向き顔が真っ赤になっている… 知世は歌いつづけている…
◆月▲日 はれ HP巡りをしていると、結構見つかるね。「日記弁慶」
◆月▲日 はれ もう少し軽めの病名にしとけばよかったなぁ
◆月▲日 はれ 閉じても閉じてもエロサイト
「さくら!「日記弁慶」のカードの気配がするで!」
たまごリュックさんのSSを見て某スレッドのなりきりのイメージとの ギャップに驚きました(笑)。 しかし、某スレッドのなりきりのレベルの高さには感心します。 リアルタイムでキャラの性格をちゃんとつかんで受け答えしているんですから。 エッチねたでもエロに走らずキャラとして対応してます。 ハニャソさんとか「某猫耳娘」さんもレベル高いです。 こちらのスレッドには時々書くこともあるのでしょうか?。 某スレッドは毎日見ているんで頑張ってください。
178 :
C1000タケダたん :2001/01/27(土) 02:03
●月●日 くもり 今日は風邪引いちゃって学校はお休み。 元気でも行ってないけど。 こんな時はケロちゃんに看病してもらってるよ。 ホント、誰にゴハン食べさせてもらってると思ってるの?! たまには役に立ってよね。 ユエや三国人よりは使えるけどさ。 「さくら〜、しっかりしぃや。 熱、測ったるさかい、口ちょこっと開けぇや・・・」 「ケロちゃん、その前にケロちゃんがその体温計、口に咥えてみてよっ」 ケロちゃんは返事をする代わりに、別の体温計とすり替えた。 やっぱりコイツ、わたしの命ねらってるよっ!! 「そ・・・そろそろ、おでこにあててる布がぬるくなってるんとちゃうか? いま冷やし直してやるさかいな・・・」 「ううん。 ケロちゃん、もういいよ。 こんなにいい布きれがあるもんっ」 わたしは黄色いぬいぐるみを掴むと氷水に沈め、3分経ってから引き上げてぎゅうっと絞り、おでこに当てた。 うーん、ひんやりつめたくて気持ちいい〜。 でもこのぬいぐるみ、生意気にも体温があるから、すぐあったまってくる。 ・・・翌朝、すっかり熱も下がって元気いっぱい! 食欲も出てきた。 よ〜し、今日は学校休んじゃおっと! これもケロちゃんの看病のおかげだねっ。 わたしは、すっかり冷たくなった黄色いぬいぐるみをゴミ箱へ捨てた。
>>177 「なげやり」ってじっくり書き直しながらセリフを考えられるだろうし、
丹下桜も台本を読んでるだけだろうし。
それらを考えると、夜のさくらたんはリアルタイムエンコード的にすごいね。
ハニャ世も好きだけどさ。
さよなら友枝町…思い出の町から明日出て行くんだ… あれは週に一回のクラス会の山崎君の発言からだった 「「黒んぼ」が差別語なのと同じように「さくらんぼ」も木之元さんを差別した言葉です。使うのを止めましょう。」 なにをたわけた事を…と思っていたら 「そうだ!さくらちゃんが可愛そうだ!」ってみんなノリノリ、さすが学級王の発言は強いな 学級崩壊気味だったこのクラスに団結の兆しを見出した寺田先生は 「よしっ月曜日の職員朝礼で先生が学校全体としてこの問題に取り組めるように言ってみるぞ」 まさか…冗談だよね…でもこの担任の場合、冗談じゃないことを既にやっているから怖いよ… 「せ…先生、わたし全然気にしていませんし、それにさくらんぼって名前好きで…」 「ええーっ!!(バシン!!※机を叩く音)」クラス全員がわたしの発言が終らない内に騒ぎだす!! と…ト−タリズム(全体主義)… 「あの…それよりも李君や苺鈴ちゃんを三国人って呼ぶほうが問題だと…」 「三国志の舞台の国の人だから三国人なんだよ、木之元さん」山崎君それホント? 「そっそうなのかな?李君?苺鈴ちゃん?」 「さあ?そうなのか苺鈴?」 「さあ?そうなんだ?」 ダメだ…この流れを変えられない… 「とりあえず、このクラスでは臨時に「さくらんぼ」は「さくらさんぼ」と呼ぶことにしましょう」 「ほえ?」 「異議なーし(ドタン!※床を踏みつける音」 「ちょっとみんな!「さくらさんぼ」の方がわたしへの当てつけみたいだよ!!」 山崎君がまた何か言い出した… 「「ちびくろサンボ」も元は「ちび黒んぼ」だったんだよ、でもねそれじゃあ子供によくないからって 敬称の「さん」をつけたんだよ」 「「さん」の位置がおかしいよ…」 「へーっそうなんだ!!(バン!※手の平を打ち合わす)」 「ロシアの軍隊格闘技「コマンドサンボ」もそうなのでしょうか?」知世ちゃんそれはフォローなの? 「軍人は卑怯な手段を使っても良いという軽蔑の意味で兵隊を意味するコマンドに「ボ」がついたんだけど やっぱり日本では「さん」をつけた方が良いってことで「コマンドさんボ」になったんだよ、大道寺さん」
もうだめだ…知世ちゃんも頭はいいから一度納得すると中々考え方が変わらなくなるんだよね… 「これは…大変なことですわさくらちゃん!!」知世ちゃんもそっち側に行っちゃったのね… 日に日にこの騒ぎがエスカレートしていって友枝町から市のレベルまで発展していった… これじゃあ日本経済も回復しないよね… ある日わたしは市議会からお呼ばれされて市庁舎に行ったんだ…さくらんぼの新名称の公募結果を決めてほしいんだって 何でもこの辺では「さくら」はわたしだけなんだって…だったら放っておいよ…グスン… 市庁舎には知世ちゃんが待っていた…相当なお金がこの狂ったキャンペーンで動いたんだろうな… 「さくらちゃんお待ちしておりました、公募された新名称ベスト5からさくらちゃんがお気にいられたお名前を決めて下さい 、その前にこのコスチュームに…」 「公私混同!!」 周りの記者さん達が「えーっ」って言っている 「それよりも早くベスト5教えて、今日のわたしのお当番お洗濯だから時間がないの!!」 「では一位から…」 1位「さくらたん」…問題ありね… 2位「さくらたん(ハアハア」…1位と同じだよ? 「「(ハアハア」がありますわ」…はぁ…? 3位「さくら玉」…わたしはやり玉だよ… 4位「さくらん」…問題の「ぼ」を取ったんだ…このイベント自体が錯乱しているよ… 「わたしは漢字で「桜乱」というのがお勧めですわ、さくらちゃんが乱れるなんて…(ハアハア」知世錯乱して乱れ始めている… 「「さくらん」だと李君みたいな名前でややこしからパス」 ♪子狼!さくらん!天気予報!♪僕の名前は… …有り得る…絶対ダメ!! 5位「桜花」…コードネームは「バカ」?…このイベントに似合い過ぎだね… 「さあっ選んで下さいなっ!さくらちゃん!!」 「…選んだらどうなるの…」 「条例化させてみせますわ!!」一同拍手… 「結局わたしは…を選んだんだ…でねその日の夜、お父さんとお兄ちゃんとよく話し合ってお引越しすることにしたんだ…」 どこか遠く遠く… ---------------------------- 転職と引越しで当分ネットができませんがまたいつかお邪魔させてください… 陽ノ下
182 :
j :2001/01/27(土) 14:12
う、陽ノ下さんのネタともしばしお別れか… 今までのなげやりネタでも読み返そうかな
「C1000タケダたん」の書くさくらちゃん、いつも楽しませてもらってます。 SSの量がすごいです。よくこんなに書けるものと感心します。 ★ なげやりな さくらの1日 ★.htmの後半の勢いがすごかったことを覚えています。
>>180 -181
>黒んぼ>さくらんぼ>三国人>さくらさんぼ>「ちびくろサンボ」も元は「ちび黒んぼ」
>コマンドサンボ
差別用語の流れが最高!。うまい!。
>「その前にこのコスチュームに…」 「公私混同!!」
なんか無性に笑えた。ネタ自体は既に出てるのだけれど公共の立場からこの
言葉がでるのがおもしろいんだ。
>1位、2位:2ch!
>4位:知世ちゃん最高!。ヤンマーネタもO!。
で、ラストがさくらの引越しと陽ノ下さくらさんの引越しと掛けている。
いやー、計算しつくされてますよ!、おもしろい!。
SSのネタについて、いちいち細かく感想を書くのはみっともないのは分かって
いますがこうでもしないと自己表現できませんのですみません。
陽ノ下さくらさんはもう今、引越しですかね?。
ここに来るのはいつになるのでしょう?。
185 :
CC名無したん :2001/01/27(土) 23:25
>陽の下氏 うう、待ってます。 すてばちもROMってますぅ。
186 :
j :2001/01/31(水) 01:48
陽の下さんのネタって例えるならCD音質みたいな物でしょうかね これ以上レベル高くても凡人には違いが認識できないという意味で… と言うわけで誉め殺しage!
ケロちゃん「いじめる?」
「お母さん、このカードは なあに?」 「ええ、このカードはお母さんが子供の頃にね...」
189 :
真さくらの名無しさん2001 :2001/02/06(火) 00:54
age
190 :
CC名無したん :2001/02/06(火) 01:00
191 :
名無しさん@1周年 :2001/02/06(火) 02:55
>放送が終了しても、さくらたんの世界が終わるわけではない。 我々のすぐ側で さくらたんの日常は続いている、それだけだ。 放送が終了したからこそ、この板の価値があるんではないでしょうか。いや、存在意義が、ある。ってゆうか。 たとえば、映画のスターウオーズを、今、見終わったからといって、スターウオーズの世界はなくなっても良い。のでしょうか。ちがう。スターウオーズを見終わったからこそ、それにすいて語る意味価値があるとおもう。さくら板もカードキャプターさくらが放送し終わったからこそ、その存在意義がよりあると言えるでしょうね。
192 :
CC名無したん :2001/02/06(火) 23:45
陽ノ下殿の復活を待ちつつ、age。
しばらくこないうちに閉鎖的な空気が漂ってるな
空気が疲れてきてるなの別バージョンかな?と誰に聞いてるんだか不明なさくらちゃん
195 :
ちょびっちゅ :2001/02/07(水) 06:42
A月A日 その日、新任の美術の先生と知世ちゃんが口論をした。 「おかしいですわ先生、裸が芸術だなんておかしすぎますわ。」 美術の先生のなにげない一言、それが発端だったの。 でも知世ちゃんには大事な何かに触れたらしい。 「だって、裸は簡単に盗撮出来ても、可愛い服をきていただくには、 同意が必要ですもの。それだけでも可愛い服にたいする芸術的見地は立証できますわ!」 知世ちゃんの意見は難しくてさくらには解らない、 でもとっても真摯な目で訴える姿はどこか説得力があった。 知世ちゃん頑張れ! 美術の先生もまたイロイロ難しい言葉でどうにか納得させようとしてる、 そして何か決定的なカンジの一言をはなった、 「大道寺さんの芸術観はゆがんでるようですね、 コーラス部っていうけど、ただのアニメ声だし。」 その瞬間ビシッと何かよく解らない鈍い音が知世ちゃんから響いたの、 でも知世ちゃんは笑顔のままだった。 そして、その日ずっと知世ちゃんはその笑顔を絶やさなかった。 よくわからないけど、友達が笑っているのはさくらもうれしい。 次の日。 美術の先生は辺境のコロニー、ルビアンカって場所に、 新たなる芸術を探して旅だっていったんだって、 知世ちゃんが言ってたから本当だよね。 「これからは美術の時間、さくらちゃんの可愛いお姿をスケッチ、 あるいは撮影する事になりますのでお願いしますね。」 あと知世ちゃんはそんな事も言ってた、本当芸術ってよくわからないな。 さくらももっと知世ちゃんみたいな博識になりたいな♪
なげやりなはくちろぼの一日 ○月○日 晴れ 「ただいま」 あ、お父さんが帰ってきた。 「おかえりなさい」 「ただいま」 お兄ちゃんも一緒だった。 家族が皆そろったから、夕飯の支度をする。 テーブルに、食べ物がたくさん並んだ。 私の食べる分は無いし、椅子もない。 部屋の隅で、じっと、みんなが食事を終えるのを待っていた。 私がお風呂に入ろうとすると、お兄ちゃんが 「お前は入らなくていいんだよ」なんて言うんだ。 「ほえ〜」どうしてだろう? 私はただ、きれいになりたいだけなのに。 でも、お兄ちゃんの言うこと聞かなきゃ。 居間で、家族全員でトランプをした。いろいろやったけど、私は負け無しだ。 お兄ちゃんが恨めしそうに私に一言。 「ロボットなんだからチョットは手加減しろよな」
なげやりなはくちろぼの一日 △月△日 曇り 「さくらちゃん、おはようございます」 友達の知世ちゃんが迎えにきた。 いっしょに遊んでたペットのアイボを 机の上に置いて家をでる。 「いってきまぁ〜す」 知世ちゃんと楽しくおしゃべりしながら 歩いてたら道行く人がみんなこっちを見てた。 きっと仲良くおしゃべりしてるのがうらやましいんだね。 一時間目は私の得意な算数。 先生が黒板に分数の問題を書いたから私、手を挙げて 前にでていって一瞬で解いてそのあとみんなに 解き方をみんなに分かりやすく教えてあげたの。 だってロボットだもん。先生も「さくらはすごいなぁ」 って言ってくれた。
なげやりなはくちろぼの一日 ×月×日 雨 今日は日曜日でお休み。 知世ちゃんが遊びに来た。 「いつもさくらと仲良くしてくれてありがとう」 「さくらちゃんは算数の問題をみんな分かりやすく解いてあげたんですわ」 おとうさんもおにいちゃんもうれしそうだ。 私はロボットだけどみんなやさしくしてくれる。 私はとっても幸せです。こんな生活がずっと続けばいいのになぁ。
なげやりなはくちろぼの一日 ○月○日 晴れ 「ただいま」 「アウアウアー」 家に着くなり玄関で奇声をあげているのは俺の妹だ。 3ヶ月前に学校へ行く途中トラックに轢かれた。 命は助かったがどうやら頭のせんが何本か切れてしまったようだ。 テーブルの上に食べ物を置いても食べ方を忘れてしまったのか。 部屋の隅で立ったままなにやらぶつぶつ呟いている。 俺がお風呂に入ろうとすると、さくらもいっしょに入ろうとしてついてくる。 「お前は風呂の中でうんこするからくるなよ」 「アウアウアウアウアウ」 風呂とトイレの区別も付かなくなってしまっている。 親父とさくらのこれからのことを話しあってると 突然奇声を発して殴りかかってきた。 「なにがしたいんだよ、お前は」
なげやりなはくちろぼの一日 △月△日 曇り 「さくらちゃん、おはようございます」 事故にあってから一人では学校に行けなくなった さくらちゃんを呼びに来た。 「今日もよろしくなぁ〜」乱暴に首筋を掴まれた ケルベロスさんが申し訳なさそうに言った。 「アウアウアウ」 「アハハハハハハハ」 学校までの道のりをずっと分けのわからない奇声を発しつづける さくらちゃんに以前の面影はもうない。 道行く人が何事かと思いみんなこっちを見る。 一時間目は算数。 先生が黒板に分数の問題を書いたら、さくらちゃん 勝手に前に出てってチョークで落書きし始めちゃいました。 先生が慌ててさくらちゃんを止めて 「はくちはすっこんでろ!!!」 って言ってましたわ。
なげやりなはくちろぼの一日 ×月×日 雨 今日は日曜日なのでさくらちゃんの家族に 学校生活のことを報告。 「算数の時間にさくらが暴れたんだってね。 はあ…、さくらがすっかり変わってしまった。」 「いいえ、さくらちゃんは変わってませんわ。 さくらちゃんが算数の問題が解けないのは昔からです。 さくらちゃんは何も変わってませんわ」 「アウアウアウアウアウアウアウアウアウアウアウ」 「アハハハハハハハアハハハハハハアハハハハハ」
なげやりなはくちろぼの一日は今回で 最終回です。 今まで長い間ご声援ありがとうございました。 ━━━━━━━━━━なげやりなはくちろぼの一日終了━━━━━━━━━━
ダークだなあ。面白いんだけど。
いいね。 ろぼ。 深い
なげやりなさくらの昔話 ○月○日 晴れ 昔々友枝村という所に村で一番かっこいい青年 であった李小狼という者と、村で一番美しい乙女であった 木之本さくらという者がおりました。 二人は学校の席が近かったことがきっかけで知り合うと しばらくしてから恋に落ちました。 それから何年か過ぎた頃小狼がさくらに言いました。 「さくら、結婚しよう」 さくらは初めは少し戸惑いましたがすぐに 「はにゃ〜ん、さくらうれしい。うん結婚しよう」と言いました。 しかし二人の家族、特にさくらの兄である桃矢という者が 強く反対し結婚できませんでした。 それでも強く愛し合っていた二人は駆け落ちすることにしました。 村のはずれにあるぺんぎん公園という所にある白い花が 咲く木の下で落ち合うことにしました。 約束の日の夜さくらは家を出て公園につくとまだ小狼がいませんでした。 「ほえ〜、早く来すぎちゃったよ〜」 しかたがないので一人で座っていました。するとそこへケルベロスと 呼ばれる魔物が来るのが見えました。さくらは慌てて公園の中にある 巨大ぺんぎんの中に隠れました。その時はずみで被っていた 白い帽子を落としてしまいました。ケルベロスは今何かを食べてきたようで 息を弾ませながら噴水で水を飲んでいました。水を飲み終えて帰ろうと した時に帽子を見付けると血だらけの口で咥えて引っ張ったり 引き裂いたりしてから帽子を捨てて帰っていきました。 少し遅れて小狼が公園につきました。しかしそこにさくらの姿は無く 変わりに血だらけの帽子と魔物の足跡を見つけました。 それを見た小狼はさくらが魔物に食べられたのだと思いました。 「ああさくら、俺はお前を死なしてしまった。こんなとこに連れ出しておいて 俺が来るのが遅れたから俺のせいだ。俺もすぐ逝くから待ってろ」 小狼は涙ながらに帽子を約束の木のところに持っていき何度もキスを しながら「俺の血もいっしょにさくらの帽子を染めるんだ」 こう言いながら、小狼は剣を抜いて胸に突き刺しました。
この時巨大ぺんぎんの中で魔物に怯え丸くなって震えていたさくらが 勇気をだしてあたりを見廻しながら出てきました。 すると約束の木の下に死にかけて苦しみ悶えてる人の姿がありました。 近寄ってみるとそれは小狼でした。 「うそ、りぃくん?どうして?」 さくらは泣き叫びながら半分冷たくなったその体を抱きしめました。 「お願い死なないで」そう叫びながら小狼の顔の上に大粒の涙を ぽろぽろと落としていると小狼が少しだけ目を開けてか細い声で言いました。 「さ・く・・ら・・・・・」 その後小狼は二度と目を開けることはありませんでした。 さくらは血まみれになった自分の帽子を見つけると 「私のせいでこうなったのですね。私もついていきます。」 こう言うと小狼に刺さっていた剣を抜いて自分の胸に突き刺しました。 さくらと小狼の傷口から流れ出た血潮は地面に落ち、木の根に吸われ 幹を通り枝を通り、そして白い花にたどり着くと見事なピンク色の 花になりました。 そしてその木は桜と名づけられ今でも春になると綺麗なピンク色の花を咲かせ 日本人のもっとも好きな花のうちの一つとなっています。
208 :
CC名無したん :2001/02/16(金) 02:20
いい話だけど、全然なげやりじゃねぇ……
209 :
CC名無したん :2001/02/16(金) 02:41
これって桜の下には死体が云々のお話?
210 :
ちょびっちゅ :2001/02/16(金) 17:55
♪月△日 今日、知世ちゃんの家にお呼ばれして、 夕飯をごちそうになる事にした。 玄関口で知世ちゃんがビデオ同伴で待ち構えていて、 「さくらちゃん、ご飯にしますか、お風呂それとも・・・・いやですわ。」 とか顔を赤らめて奇妙な発言をしてもさくら気にしないよ。 日常茶飯事だもん。 「さくら、せっかく知世が若妻ゴッコしてくれてるんや、 こういう時は・・ぼふっ」 無言で羽はえたゲス野郎に裏拳。 それで、無意味に広い家の無意味に広い部屋に案内された。 「では、ご注文が決まりましたら、およびくださいね、私は準備がありますから。」 知世ちゃんはメニューと書かれた本を置いて、部屋からでていった。 「注文通りの料理をしてくれるのかな・・・・」 メニューを何気なく開くと、親子丼とだけ大文字でかかれてある・・ 「・・・・・・・・・」 他は何もない。 「ご注文はきまりましたか?」 いつもの黒服サングラスのオネーサンが部屋にはいるなり聞いてきた、 ただ今回は何故かウェートレスの格好をしている。 もうちょっと仕事選びなよオネーサン。 「じゃ、親子丼で・・・・」 かしこまりました、と言ってオネーサンが天井に吊るしてあった紐を引っ張る。 すると天井が割れて上から巨大などんぶりが降ってきた。 (ケロが下敷になって「ゲボォ」とか言ってたけどきにしない) 「ほえ〜、こんなにたくさん食べれないよ〜」 親子丼のフタがパカッとあいて、中から知世ちゃん(ビデオ同伴)と、 ふたを持ちあげて腰を左右に振ってる知世ちゃんのお母さんが。 「親子どんっですわ♪」 知世ちゃん満面の笑顔。 「ほえ〜、ビックリしたよ〜。」 一同大笑い、とても和んだ空気が流れた、その端でヒクヒクしてるケロを除いて。 「さ、それじゃあ、手料理がありますのでゆっくりしていってね。」 すごい凝った演出でビックリしたけど、その後おいしい料理をご馳走になって、 さくら満足。 「なんや、親子丼やったらもっと違う・・・ぼふぅ」 無言で大阪弁のクズ野郎に裏拳をいれて楽しく帰路についた。 めでたし めでたし
イイですな
うむ
>>190 春の陽気を思わせる日差しとぬくもりの中、床がじゅうたんの居間でエプロン姿の
さくらがひざで立って、娘と居間でおだやかに話している...
そんな情景が思い浮かんでちょこっと書き込んでみたんです。
ひとつの話としてつくるのは難しいかなー。
よかったらネタにして誰かかいてみてください。
>210 親子丼...期待してた。
>197−203 白痴さくら、くろんぼさくら、ロボットさくら 「さくらたん、こちらへどうぞ」スレッドで活躍してましたね。 再びここで見られるとは...頑張ってください。 (でもいつも終了しちゃうのね...)
もしも、さくらと知世の心が入れ替わってしまったら... さくらになってしまった知世(以下、知世) 「私がさくらさんになってしまいましたわぁ!。大好きなさくらさんと一体化できるなんて 夢みたい。あ...快感で気がおかしくなりそうですわー」 知世になってしまったさくら(以下、さくら) 「ち、ちょっと知世ちゃん、しっかりしてよ!。(って自分で自分をはげますって変な気分 だな...。ん!?。あ、あれ...!?。自分をみているはずのに胸の奥が熱くなって きたよ。なんだかドキドキしてきた。なんだろう、この気持ち。もしかしてこれは知世 ちゃんの気持ち?。)」 さくら「知世ちゃん...知世ちゃんってわたしのこと、その...好きだったの?。」 知世「ええ、大好きですわ。この世で一番さくらさんが好きですわ。愛していますわー。」 さくら(愛していますって...そうか、これが知世ちゃんの気持ちだったんだ。 今まで全然わからなかった。知世ちゃんの気持ちってこんなんだったんだ。 どうしよう私、こんな知世ちゃんの気持ちを知ったらこれからどうしたら...。)
>216の続き さくら「あ、あのね 知世ちゃん。こんなこと言うの恥ずかしいんだけど、いま自分で自分を 見ていてすごくドキドキするの。これが知世ちゃんの気持ちだったんだね。」 知世「そうですわー。さくらさんにわかってもらえて嬉しいですわ。さくらさんに私の気持ちが 届いた。本当にう...れしい。」 さくら「けれど私、どうしたらいいかわからないよ。」 知世「いつもどうりのさくらさんでいればいいですのよ。それが私の一番大好きなさくらさん ですもの。」 さくら「ありがとね、知世ちゃん。」 こんなことになってしまってわからないけれどもとりあえず今は互いに寄り添い、お互いの ぬくもりを感じ合っていた。こうしていることで今二人の気持ちが一つになれたのかもしれない。
お兄ちゃんはバレてたんだよね。 「かいじゅう、オマエと、だいたい、同じだ」 テレビを指差したお兄ちゃんが見ていたのは「ナイルなトトメス」の再々放送 だった。 ちがうもん! さくら、パンチラしてないもんっっっ! (げしっ)
219 :
CC名無したん :2001/02/19(月) 02:30
「ミラーさん、今晩、知世ちゃんちでお泊まりなんだ…」 「お留守番ですか?」(きらきら) 「ちがうの。代わりに、知世ちゃんちに逝ってほしいの。」 「?????」 「おねがい! 知世ちゃんって、お風呂でも、寝るときでも、激しいんだ ……りぃくんと違って」
なげやりなさくらの夫婦生活 ♥月♥日 晴れ 小狼 「さくら、そろそろ・・・」 さくら「うん・・・」 パチパチ さくら「恥ずかしいから全部消して」 小狼 「全部消すと真っ暗になるからさくらが怖がるだろ」 さくら「はにゃ〜ん。寝る時になったらオレンジの球つけてね」 小狼 「じゃあそろそろ・・・」 さくら「あん、そのままじゃだめぇ〜」 小狼 「まだつけなきゃ駄目か?」 さくら「駄目なの」 小狼 「子供欲しくないのか?」 さくら「子供は欲しいけど・・・」 小狼 「じゃあいつ産むつもりなんだよ?」 さくら「ほえ〜・・・ 今度産む」
221 :
CC名無したん :2001/02/20(火) 21:37
222 :
CC名無したん :2001/03/02(金) 08:45
age
223 :
CC名無したん :2001/03/02(金) 18:01
age-in
sage-in
225 :
たまごリュック :2001/03/02(金) 23:44
陽ノ下さん、まだ引越し終わらないのかな…
ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ!
ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ひぃやぁっはぁ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ! ひぃやぁっはぁ!ヒぃゃぁっハァ! ヒぃゃぁっハァ!
228 :
エ口 :2001/03/04(日) 01:34
朝5時に起床! 牛乳配達のお兄さんに挨拶してから 新聞片手に自室にもどりタバコに火をつける・・・ 「ふう・・・そういえばさくらを散歩に連れていくの忘れてたな・・・」 昨日から家の新しい住人になってたさくらを思い出した。 「ごめんごめん、今散歩に連れてっから! 朝飯牛乳しかないけど 我慢してくれ。 今日仕事終わったらおまえの大好きなケンタッキー 買ってくるから・・・。」 さくら「くぅ〜ん・・・はにゃ〜ん!」 俺は庭にあるさくら専用に買ったかなり大き目の小屋に行き、うれしそうに 牛乳を催促するさくらの目の前にある洗面器に牛乳を注いでみる。 さくら「ほえ〜ありがとう!ご主人様! いただきま〜す。」
229 :
エ口 :2001/03/04(日) 01:35
「おいおいお前人間みたいな声出すなよ! ご近所の方々に俺が変態だと 思われるだろう、お前が人間だって事は秘密にしてんだから!」 そう、さくらは俺が昨日奴隷市場から有り金すべてつぎ込んで購入した 本日の目玉商品だった、めまいがするほどの美少女で、俺は見た瞬間に 購入を決意したほどだった、この少女と一生を共にできるのなら 全てを捨ててもかまわないと思い、無我夢中で競り落としたのだった・・・ 「ふう・・・俺もちょっと無理したみたいだったかな? まあいいか、 お前とずっと一緒なんだからな・・・ でもごめんな、俺みたいなヤツに買われて… これから朝はずっとビン牛乳になるかも・・・でも誰よりもおまえを可愛がってやるからな お前も俺のこと好きになってほしい!」 セントバーナードの着ぐるみを着て洗面器の牛乳を夢中になって飲んでいるさくらに 向かって言ってみたがあまり聞いてなかったようだ
230 :
エ口 :2001/03/04(日) 01:38
「・・・まあいいか!」 立ちあがって部屋に向かう俺にさくらが声を投げかけた。 「ほえ? ご主人様お腹すいてないの? さくらの飲みかけだけど半分あげるね!」 「・・・いや、いい・・・全部飲めよ。」 さくら「ううん、もういいのお腹一杯だから。」 なぜかその瞬間胸がつまったような気がして思わず着ぐるみを抱きしめていた たかが金で買った奴隷なのに・・・ 髪をなでてやるとほんのり牛乳の匂いがする・・・ 「ふっ、俺も人間の子だな・・・」
231 :
エ口 :2001/03/04(日) 01:40
気がつくとさくらは胸の中で目を潤ませている、奴隷市場で習得した娼婦 としての性に火がついたようだった、俺はそれを振りきり さくらの首輪に鎖をかけて立ちあがる・・・ 「よしっ!メシも終わったようだし散歩にするか!」 さくら「えっ?・・・・・うんっ♪」 今日からはじまるさくらとの生活・・・頭の中で色々考えてみる・・・ 「主人と奴隷か・・・そんなのもいいかもな。」 俺は自分と逆方向に向かって走り出すさくらの鎖をひっぱり、股間を もっこりさせながら、家の門を出ていくのであった。
tumarann
233 :
CC名無したん :2001/03/04(日) 01:56
age
うむ、よい。
236 :
ちょびっちゅ :2001/03/04(日) 12:49
●月▲日 モンスターファーム 「さくらちゃん、今日はチャイナ服に挑戦ですわ!」 派手な赤と、おもいっきりスリットの入った服を持って知世ちゃんがやってきた。 すると三国人の二人が顔を赤くした。 オスのほうは鼻血だしてる、フェチ野郎め。 メスのほうは眉毛の角度がつりあがってる、熱くなるなよ、 さくらのほうが可愛いんだから無駄な対抗意識もやされても困るもん。 「なによ、私のほうが中国の文化には長けてるんだからっ!」 そう言ってメイリンは自転車に乗ってどこかへ行ってしまった。 どうせチョゴリでも持ってくるんだろうと思ったけど、 あろうことかパンダの着ぐるみ持ってきやがった。 「まぁ、そういう路線もアリかもしれませんわ!」 知世ちゃん大絶賛、いつか似たのを着せられるの? ほえ〜、さくら暑苦しいのやだよ〜。 チャイナ服がなければ、パンダさえいなければっ! 三国人への憎悪が今日もまた深まった。
237 :
ちょびっちゅ :2001/03/04(日) 12:52
そしてさくらちゃんは、 シャオランと付き合ってメイリンを悲しませ、 シャオランをもてあそんだあごく捨てる計画をおもいつくのです! ・・・・・・・鬱だ・・・・・・・
238 :
みつ :2001/03/04(日) 20:43
さんがつじゅうよっか(はれ) 今日はホワイトデー。 一ヶ月、わくわくしながら待ってた日。 今年のバレンタインは大変だった。 チョコを学校に持っていくのが禁止になったから、経費が300円増しだったんだもん。 職員室中を無垢な笑顔で 「せんせぇ、はいっ(はあと)」 と配りまわった労力を考えると、三倍返しは望みたいってところかな。 チロルいちごミルク味をまとめ買いしたのもちょっぴり恥ずかしかったしね☆ はー。なんだか今日の私、テンション高い? ところが。 あのボンクラどもは、風紀対策を怠っていたらしい。 没収されたって屋上で涙ながらに土下座されちゃった。 踏んであげた私って優しすぎるかな。。。 これ以上奴隷が増えちゃったら、ちょっとめんどくさいんだけどな。 でも、まぁいっか。 明日あたり、みんながおうちにお返しを持ってきてくれるだろうし! シャオランくんの小包で私の機嫌もなおったし。 ほんとにお金持ちなんだなぁ。 それにしても、なんで知世ちゃんまでくれたんだろう。 バレンタインにももらったのに。 ただ、このパンツは恥ずかしいからはかない。
239 :
CC名無したん :2001/03/06(火) 23:02
▽月▲日 新しく飼ったペットを見せたいと言われたので知世ちゃんちに遊びに行った。 茶色っぽいしましまのおっきなネコさんだった。 知世ちゃんが言うには、「いりおもてやまねこ」という珍しい種類で手に入れるのが大変らしい。 そんな珍しい動物を飼っている知世ちゃんは凄いと思う。 知世ちゃんがそのネコさんを抱き上げようとしたら、ネコさんは機嫌が悪かったみたいで、 知世ちゃんの手を引っかいて逃げた。 わたしが知世ちゃんに駆け寄ると「大丈夫、ほんのカスリ傷ですわ」と言っていた。 知世ちゃんの手からはちょっとだけ血が出ていたけど、大した事なくて良かったと思った。 わたしが傷の手当てをしてあげたら、「さくらちゃんに手当てしていただけるなんて、 幸せですわぁ」と言っていた。 ケガのことはあまり気にしてないようだ。 やっぱり知世ちゃんは心が広いなぁ、と思った。
▽月△日 知世ちゃんがみんなをパーティーに招待した。 珍しいお肉が手に入ったので、御馳走したいと言っていた。 メインディッシュのお肉は今まで食べたことのない味だった。 知世ちゃんに「なんのお肉?」と聞いたけど、ニッコリ笑うだけでなにも言わなかった。 あと「そういえば、前のネコさんは?」と知世ちゃんに聞いたけどなにも答えてくれなかった。 なにか言いたくない事があるんだろうと思って、それ以上は聞かなかった。 お食事は美味しかったし、パーティーは楽しかった。 今日はとてもいい一日だった。
242 :
みつ :2001/03/08(木) 06:16
○月○日 夏休みってことで、みんなで知世ちゃんの別荘に 来てます。 お兄ちゃんは「ガキだけで大丈夫か?」なんて 言ってたけど、私たち中2だもん。 こども扱いしないでほしい。 夕ご飯はカレーだったけどね・・・。 お料理の本も持ってきたし、明日は頑張ろうっと。 小狼くんがじゃがいもするする剥いてたのには びっくりだったなぁ。 ○月○日 どうして? ここには私たちしかいないはずなのに。 泣きすぎて鼻の下が真っ赤。 優しいおじさんだったのに。
243 :
みつ :2001/03/08(木) 06:17
○月○日 もういやだよ。 なんでこんなことになったんだろう。 私たちは車の運転なんてできない。 電話もなおせない。 何もできない。 泣いても泣いても、メイリンちゃんには 会えないんだ。 もう、いやだ。 ○月○日 山崎君が助けを呼びに山を降りることになった。 本当は、小狼くんも行くって言ってたけど、 知世ちゃんが気を使ってくれたみたい。 私、もっとしっかりしなきゃだめだよね。 自分にできることをしなくちゃ。
244 :
みつ :2001/03/08(木) 06:17
○月○日 信じたくない。 犯人なんて、探そうとしたのが間違いだった。 知世ちゃんは気づいてない。 どうして、メイリンちゃんがあそこにいたのか。 どうして、メイリンちゃんがターゲットになったのか。 知世ちゃんは頭がいいけれど、絶対わからないはずだ。 だって、あのとき買い物に行ってて、いなかったんだもん。 私しか、気づいてないんだ。 でも、絶対に、言えない。
245 :
みつ :2001/03/08(木) 06:19
「さくらちゃん、さくらちゃん」 知世ちゃんの声で目が覚めた。 「お身体の具合はいかがですか?まだ顔色が悪いようですけれど…」 身体を起こすと、軽いめまい。 頭を押さえる。 「だいじょうぶだよ。もう退院して三日も経つんだもん」 「でも、心配ですわ。頭から落ちたんですもの」 「だいじょうぶだってば。それより、小狼くんは…」 「まだ、否定されてるようですわ。わたくしも、信じたいのですけれど」 「うん。私も。小狼くんがそんなことするわけないよ! 私があんな日記つけてたせいで…」 「さくらちゃんのせいじゃありませんわ。怪我をしなかったら、誰も 見るはずのなかった日記ですもの」 「でもでも、刑事さんに聞かれたときにも黙ってればよかったんだよ! 小狼くん、どうなるんだろう…」
246 :
みつ :2001/03/08(木) 06:19
「圧倒的に不利なのは確かですわ。状況証拠が揃いすぎていますもの」 「3人からが死刑になったりしちゃうんだよね?2人だったら…」 「少年法がありますし。まだ有罪になるとも限りませんわ」 「ほえ?14歳以上だとだめなんじゃないの?」 「ええと。それはですね。家庭裁判云々の話で…今度その関係の本を お持ちいたしますわ」 「ありがとう。知世ちゃん。私、かんちがいしてたみたい」 うつむく私。 「大丈夫ですわ。さくらちゃんの大切な恋人ですもの。敏腕弁護士も つけましたし。わたくしが絶対になんとかします」 知世ちゃんは、私が泣いていると思っているみたい。 私は首が安定するようにひざを立てた。 「いつから会いにいけるのかなぁ」 早く会いたい。 一番好きな男の子。 会いにいけるようになったら、毎日だって行くつもり。 他人に何を言われたって構わないよ。 だって私は犯人じゃないもん。
247 :
CC名無したん :2001/03/08(木) 07:20
みつちゃん 面白いよ〜 俺の事は気にしないでイイから 自分のやりたいようにやるんだよ〜 俺は叩かれても煽られても全然平気だから むしろ楽しんでいるくらいだから〜 みんな俺を叩いてぇ ハァハァ…
叩くなら雑談スレでね あなたの叩きをまってま〜っす(ハァト みつちゃん バブルちゃんの強さを見習え〜
250 :
CC名無したん :2001/03/08(木) 14:22
なげやりなみつちゃんの一日も読みたいな♪
>>250 いいね。是非、夢・独り言板に移動してやってほしい。
252 :
CC名無したん :2001/03/08(木) 16:14
245の書き込みを見てほしい これが おたくの妄想というやつだ よく 2ちゃんねるで おたくっぽい奴のカキコを見ると 「妄想でもしとけ!」等々 様々なレスが返ってきてるが 我々はその妄想というのを目の当たりにしているのだ これを見て オタクの妄想というのを 勉強してほしい こういうものだということを 彼が妄想と現実の境目がつかなくなった時 彼はどういう行動をとるのでしょうか・・・・・
245限定? 番号までコピペ? おかしくないか途中だし 間違い?
これは、面白いにゃ。いつかおいらも 書きたいにゃ。
今日、電話がかかってきた。 「もしもし。」 そう私がいうと、 「こんにちは。私、電話機ですわ」 というふざけた返事が返ってきた。知世ちゃんの声だ。 「ねぇ、知世ちゃんでしょ?」 「私は電話機ですわ。知世とはどなたでしょう?」 「ねぇ、ふざけないでよ!」 こんなやりとりが数分続いた。 後日、知世ちゃん家にいたずら電話っていうラベルの DATが増えていた。 でも、その後大道寺グループのサーバに トロイを送って憂さ晴らしをしたので満足だよ。
○月○日 テレビをつけたら知世ちゃんが「奇特人間大賞」に出演していた。 悪い予感がしたのでテレビを消した。
○月○日 TVチャンピオンの『嘘つき王選手権』に山崎くんが出てた。 2回戦で敗退してた。 世界は広いなぁと思った。
同日 決勝戦ではエリオル君と安原 那智って人が争ってた。 結局エリオル君は負けて、安原とかいう人がえばっていた。 とことん変な番組だ。
〇月〇日 あめ おとうさんが「こだいいせきねつぞう」っていうお仕事で新聞に載って以来、うちには収入がないの。 今度のお仕事はずいぶん長い出張なんだね。 お兄ちゃんのアルバイト代は期待できないし、ケロちゃんは役立たずだし。 ほえ〜、このままじゃ、街の平和を守るカードキャプターが餓死しちゃうよ〜。 はぁはぁ、目の前にいるケロちゃんが、ふわふわのオムライスに見えてきたよ・・・ごくり。 そうだ、せっかくわたしが一日中 家にいるんだし、今日から家計簿をつけてあげるねっ。 えーと、水道代? ウォーティー!! ガス代? ファイアリー!! 電気代? サンダー&ライト!! NHK BS受信料? 解約。 「こうねつひ」っていう項目が0円になっちゃった。わーい、わたしって賢い主婦になれそうだな。 あ、そうだ。この黄色いぬいぐるみには家賃を払ってもらおうっと。7万円でいいよっ! え?払えないの? じゃあ、体で払ってね。 次の日の晩ご飯は焼き肉だったよ。ごちそうさまでしたっ
260 :
CC名無したん :2001/03/10(土) 02:54
>>259 さくらたんにも、体で払ってほしい。さくらたん!さくらたん!・・・ああっ!逝くッ!♂♂・・・
○月●日 はれ 今日は秋葉原にある、ゲーマーズというお店に行ったんだよ。 ゲマさんっていう、まん丸い いい子ちゃんブリっ子は口うるさくてケロちゃんそっくり! 色も々黄色っていうのがムカついちゃった。 ぷちこちゃんが連れてる「ほっけみりん」っていう猫ちゃんはおとなしくていい子だったよ。 だから、こっそりケロちゃんを「ご自由にお取り下さい」っていう箱に入れて、 ほっけみりんちゃんを連れて帰ってきちゃった。かわいいなぁ。 それからしばらくして、うちに荷物が届いたよ。でじこちゃんからだ。わーい。 開けてみるとそれは納骨箱で、中には「ケロ」って書かれた紙切れだけが入ってた。 そういえば、でじこちゃんって納豆ばかり食べてる貧乏さんなんだよね。 ケロちゃん、幸せに暮らしてるかなぁ・・・。
●月●日 くもり 「すっっっぴぃーーー♪、一緒にお風呂入ろうよ〜!」 「・・・ルビー・ムーン、私は男と一緒にお風呂に入る趣味はありませんよ」 「だーってだって〜! さくらちゃんだってケルベロスと一緒に入ってるって、さくらちゃんが教えてくれたんだもぉん!」 「・・・大体、作られし者がどうしてお風呂に入る必要があるんです・・・・?」 「もうっ、いちいち うるさいわねっ! チョコでも食べなさいっ ぐりぐり!!」 「すっぴ〜もおふろはいゆ〜」 「いい子ね、すっぴー♪」 今日、エリオルくんがわたしに相談してきた。昨日の夜、秋月さんがスッピーちゃんの口の中に ボディーソープを無理矢理飲み込ませ、体をもみくちゃにしてボディスポンジ代わりに使っちゃったんだって。 でも知らないふりしちゃった・・・。 「ひどいことするんだね、秋月さんって! スッピーちゃん、かわいそう・・・」 結局、エリオルくんには本当のことは言えなかったけど・・・。 「あ、エリオルくん、秋月さんに伝えておいてね。 使い終わったらよく洗って干しておかないとカビが生えるよって」
263 :
CC名無したん :2001/03/10(土) 04:15
>>258 ヤスハラ・・・。
午後読者、ほんとに多いんですね。
○月○日 知世ちゃんの上履きに画鋲が入れられてた。 思わずニヤっとした自分に気付いた。 なにがおかしかったのか考えてみた。 でも、よく分からなかった。
○月○日 ケロちゃんの背中にほころびができてた。 え?!と思ってもう一度見てみたら何もなかった。 目の錯覚だったのかな?
○月○日 冗談で千春ちゃんに「髪になにか入れてるの?」と聞いた。 そしたら、千春ちゃんにすごい目で睨まれた。 あんな怖い思いをしたのは初めてだった。 聞いちゃいけないことだったらしい。
C1000タケダたん 復活してくれたんだね ボキュは嬉しい
268 :
CC名無したん :2001/03/10(土) 15:24
はにゃーん、はにゃーん。さくらだよ。カードキャプターのさくらだよ。 久々に言ってみたけどやっぱ恥ずかしいわ、コレ。 とりあえずテレホに備えて寝るね。だってご町内を守るカードキャプターだもん。 全然OK♪
269 :
エ口 :2001/03/11(日) 02:05
>>231 の続き
●月●日うすぐもり
久しぶりの休日の午前中、俺はいつものように暇を持て余していた
タバコに火をつけ、これからの事を色々考えている内になにげなく庭にある
犬小屋に目を向けてみる・・・小屋の入り口から着ぐるみの尻尾が見える
・・・さくらはまだ寝ているようだ・・・・・
「むかっ!・・・」
何故かムカついてきた、俺は窓から靴も履かずに飛び降りさくらの寝ている
犬小屋へ向かう・・・足が昨日降った雨で濡れて冷たいが、それでも
かまわずさくらの所へ歩いていった、そして犬小屋を左右に大きく揺らしてみる
ガランッ!ゴトン!
さくら「ほ、ほえ〜、な、なんなのぉ? もしかして地震?」
270 :
エ口 :2001/03/11(日) 02:06
入り口の角に頭をぶつけながらびっくりした様子でさくらが顔を出した、 そして俺と目が会うと同時にこう言ったのだった・・・ さくら「なんだぁ〜ご主人様が揺らしてたんですかぁ、せっかくいい気分で 寝てたのにぃ〜、もう、ほえ〜って感じぃ〜! 今度から気をつけて 下さいねぇ〜」 「・・・・・。」 な、なんなんだ、こいつは? 俺は頭をボリボリ掻きながら犬小屋へ戻ろうとするさくらの首輪に鎖を かけ、家の中に引っ張っていった・・・道中それほどさくらは抵抗せずに ついて来たのが不思議に思えたので、鎖をゆるめて顔をのぞくと、 さくらは白目をむいて泡まで吹いていた・・・ 「やあ、ごめんごめん、お前があまりにも生意気な口をきいたので俺つい 本気で引っ張ちゃった、ゆるせ! 明日ケンタッキー買って来てやるから」
271 :
エ口 :2001/03/11(日) 02:07
さくら「ごほっごほっ、はう〜・・・し、死ぬかとおもった・・・ うん! ゆるしてあげるよ! ケンタッキー明日ねっ♪」 「・・・・・。」 まあいいか・・・。 俺は以前からさくらがいつか普通の女の子に戻れるように色々教育してやろうと 考えていた、生まれながらの奴隷の生活なんかあまりにも可愛そうだ! 毎日少しづつ家事なんかを教えていけばその内本当にいい女に変身してくれる だろう・・・なにせ外見は目も眩むほどの美少女なのだから・・・ 今日がチャンスだと思い、まずは料理から教えていくことにした。 しかし俺になにができるだろう・・・・・よしあれからいくか!!! 「今日はお前に料理のノウハウを教えてやる! チャーハンくらいなら 俺にも作れるから、俺の言う通りに作ってみろ!」 さくら「ほえ? チャーハソ?」 「・・・、お前・・・どっからその言葉を?」
272 :
エ口 :2001/03/11(日) 02:08
さくらは俺の問いかけにも答えず冷蔵庫に向かって歩いていった、俺も 特に気にせずさくらに指示を出すことにする。 「まず卵持って来い! それから下の袋に入ってるネギも! あとは 醤油と味の素だけでいいぞ。」 まずはこんな感じで良いだろう、いきなりあんかけチャーハンとか パエリアなんか作らせては可愛そうだ、俺だって逃げ出すだろう 最初はシンプルなのが1番だ! 「いいかぁ、こうやってまずフライパンを温めてから油を薄くひく・・・ それからこうやって卵を容器に割ってかき混ぜるんだ、まあみてろ!」 俺はぎこちない手つきで卵を割って見せる、両手でやってみたがなかなか うまくいかない・・・、親指が黄身を弾いてポトンと床に落ちた。 さくら「あっ、落ちちゃった・・・もったいないね、ご主人様・・・」
273 :
エ口 :2001/03/11(日) 02:08
正直、さくらの手前でこんなミスを見せたくなかった・・・ なにせ、こいつは男に遊ばれること意外なにもしらない少女なんだから・・・ せめて料理くらいはマトモに教えてやりたかった、そんなことも できない俺をこいつは軽蔑してるだろう、 俺は謝ろうとしてさくらの方を向いた・・・ と、その時だった。 さくら「ご主人様、チャーハソってこうゆうふうに作るんだよっ♪ 卵なんか片手で割れるよ〜見て見て〜」 コンコン、ペチャッ、シャクシャクシャク・・・・・ 「えぇ〜〜〜〜〜うそぉ〜〜〜〜〜」
274 :
エ口 :2001/03/11(日) 02:10
目の前にはさくらが器用に片手で卵を割り、かき混ぜ、フライパンに 流し込んで冷や飯を入れる光景がうつしだされていた。しかも余裕シャクシャク に、ガッツポーズを決めながら飯をパラパラに仕上げている・・・ ものすごい速さだ!・・・・・しかし料理が出来ないなんて誰が言ったんだぁ! 俺のはやとちりだったのかぁ〜 久しぶりに自分で自分の首をしめたくなった。 ・・・それにしても後ろからエプロン姿で尻をフリフリしてメシを作っている さくらを見ると妙な気分になってくる・・・ 見た目は小学生なのに、なんて色気を出してるんだこいつは・・・ 気を紛らわす為に、コホンとセキばらいをしてさくらにアドバイス をする。 「お、おい、醤油は鍋肌から入れると香ばしくなるぞ。」 さくら「うん! 知ってるよ! はいっ、出来あがり」
275 :
エ口 :2001/03/11(日) 02:12
3分後、俺とさくらはテーブルを挟んで向かい合いチャーハンを食べていた 味のほうは、まあ美味くも無く、まずくも無くといったところだが、 なによりさくらと食卓を囲んでいるという満足感があった。 「なあ、今日から家の中に住んでいいよ、ご近所の人になんか言われたら 実家の妹が遊びにきてるとか適当なこと言っておくから、おまえも なんか言われても気にするな。」 さくら「ううん・・・いいの・・・」 「・・・そうか。」 まあ、いいか・・・こんなのも・・・ 無心でチャーハンを食べることにする・・・最後の一口を 放り込んだ時だった。
276 :
エ口 :2001/03/11(日) 02:12
「うっ、いててて、痛えぇ〜、なんだぁこれは? 卵の殻じゃねぇか〜」 さくら「ほえ〜、ご、ごめんなさ〜い、ちょっと失敗しちゃったよぅ わ、わざとじゃないの、ゆるしてぇ〜。」 口の中が血の味でチャーハンの味所じゃなくなってきた、どうやら 卵を割るときに殻も一緒に入れたようだ・・・ それにしても痛い、俺は水を一杯飲んでから、おもむろに さくらにヘッドロックをかけるのであった(笑)
エ口兄さん 鬼畜とほのぼのが合体したなネタですな 続きをキボーン
278 :
ちょびっちゅ :2001/03/11(日) 22:29
V月−日
「ホシマル行くよ〜。」
「なんや?さくら急に、ホシ丸ってわいの事か?」
「私はシイナだよ、何言ってるの?
ほらあきらちゃんの所に行くよ。」
シイナは今日も元気、これはホシ丸、普段はバックのフリをしてるんだよ。
あきらちゃんと私だけの秘密なんだ。
あきらちゃんの家は定食屋、大豪邸にみえるのは気のせい。
「あきらちゃ〜んアソボ〜♪」
「ま、まぁ・・さくらちゃん、あのあきらちゃんというのは?」
「さくらが朝から変なんや、知世も何かいうて・・・」
「ホシ丸はしゃべらないんだよ!ケロちゃん!」
うるさいので口を塞ぐ。
「もしかして・・・・なるたるゴッコですか?」
「ゴッコ?さくらは真剣にやってるんだよっ!ゴッコじゃないぜ!
チッチッチ!」
「でもさっきから『ケロちゃん』とか『さくら』とか素で言ってるきが・・・」
「うっ・・・でも証拠は無いよっ!」
そう言うと知世ちゃ・・・いや、あきらちゃんがポケットから録音記をとりだしやがった。」
(キュルキュル・・・カチッ)
「ホシ丸はしゃべらないんだよ!ケロちゃん!」
律儀に巻き戻して再生までする。
「知世、ビデオだけじゃなくて録音までしてたんか?」
「ええ、さくらちゃんの可愛いさはいろんな形で残しておこうと思いまして。
錯乱してマンガと現実の区別のつかなくなった狂言なんて、
一生物ですわ。」
ひどい、シイナ電波じゃないもん!
「で、これはやっぱりクロウカードの・・・・?」
「そうやなー、
>>258 のカードに影響されたのかもしれんな。
ほれシイナ、封印するで。」
「竜の子を?」
「あ、ああ、まぁそんな所や。でもこのカード使ったらあかんで、
毒ガスまいたり少女をイビったりするからな。」
「よくわからないけど、まだ2巻なんだから平和だよ。(シイナ的に)」
「でも、雪兎さんが須藤さんになる前に辞めたほうが・・・・」
はうっ、それは大変だ。
いそいでカードを封印する事にした。
いっしょに手に入れた、EDENのカードは楽園っていうくらいだから、
きっと良いカードだよね、今度使ってみようと思う。
他の人が書いたネタには見向きもしないで 自分と親しい固定にだけレスを付ける人・・・ 末期だな
>>279 いくらCCCPのことが嫌いだからって
こう言う書き込みをするお前の方がよっぽど末期だ
281 :
CC名無したん :2001/03/12(月) 23:21
以前より書きこみペースが遅くなってるのでアゲ。
>末期だな この板もちょっと前までは、いつでも末期だの閉鎖だの言われていた もんです。でもそれなりにだいじょうぶだよ。
283 :
CC名無したん :2001/03/12(月) 23:35
死にそうでなかなか死なないやっかいな病人みたいなもんですね。
要介護度6
○月○日 お昼休みの途中にお手洗いに出かけた利佳ちゃんが帰ってきたら、 クチの端にちぢれた毛をくわえていた。 髪の毛が口に入ってるよ、と教えてあげようとしたら、 知世ちゃんに目で止められた。 なんか言っちゃイケナイことみたいだったから、 そのことはもう話題にしなかった。 でも・・・どういうことだったんだろう? 追記:寺田先生はなんか今日はとてもゴキケンさんだった
286 :
にゃも :2001/03/16(金) 16:37
どら月クエ日 はぐれメタル 今日は知世ちゃんと里佳ちゃんと小物屋にお買い物に行く。 いい仕事してる品があったので求める。われながら良い目利きだ。 その後私のおうちで茶をすすることにする。早速だから先ほど 購入した装身具を身につけてみることにしよう。 「でんどんでんどんでんどんでんど だーら♪」 なんか聞き覚えのあるメロディがなったとおもたら里佳ちゃんが呪われていた、 どうしようとおもっていたらケロが二階から飛び出してきた。 「さくら、本体や! ソードのカードならば本体を焼けば封印できるはずや!!」 (5分後) ・・・・・・・・・ごめん、里佳ちゃん
運月動日 天中殺 今日は友枝小学校の運動会である。私の愛らしい四肢を衆人環境の元に さらすのは少し気が引けるが智代のせいか最近なんだか慣れてきたので まあよしとしよう。 (障害物競走にご参加の生徒はならんでください) おっ、私の出番だ。三国人が隣でライバル心を燃やしているようだが 雪兎さんも見ているしここは負けるわけにはいかんだろ。 「ぱんっ」よーっし、全速力! 「さくらーっ、「玉」のカードの気配やっ!!」 ええーーっ!? なんか帽子がもぞもぞすると思ったらケロがもぐりこんでやがった。 そっか、前の大玉はクロウカードだったか・・・ たいしたことなさそうな札なので無視。客席に突撃していたがまあ 何とかなるだろう。 さーて、次は網をくぐる。 「「網」のカードやーっ!」 ってまたかいっ。生徒が何人か食われているようだがまあ無視。 さーって、ようやくゴール。 「「紐」のカードやーーーっ!!」 ・・・・・どーなってんのよこの学校(涙)
288 :
にゃも :2001/03/16(金) 20:16
ウリ月ナリ日 大安 ほえ〜、ちびっこと大きなお友達のあいどる、さくらだよ〜今日もいってみよう! 今日はケロちゃんが帰ってこない。 いつも犯罪すれすれの(すでに男だったらつかまってても文句は言えないね♪) 知世ちゃんの捜査でいる場所はわかったんだけどなんか訳があるみたい。 外で待ってたら女の子とケロちゃんが吹っ飛んできた。どうしよーはにゃーん。 うーん、ここは原作どうり「ウッド」でキャッチしよっかな〜 えーい「闇の(中略)ウッド!!」 ・・・げ、何故か竹が生えてきやがった。 ケロちゃんと女の子、ごめん
289 :
CCCP :2001/03/17(土) 12:23
>>264 -266
初代なげやりっぽくていいですな
このテンポが好きなのよね
○月○日 ヨーグルトを買って食べた。 おいしかった。 食べ終わってから、なんとなくヨーグルトの瓶の底に舌が届くかどうか気になった。 自分の部屋でこっそり試してみた。 がんばったけど、わたしの舌じゃヨーグルトの瓶の底に届かなかった。 瓶の底を舐めようとがんばっていたら、突然お兄ちゃんが部屋に入って来た。 お兄ちゃんはちょっとの間だけわたしを見つめてから、なにも言わずにドア を閉めて部屋から出て行った。 わたしじゃムリだけど、お兄ちゃんの舌なら届くかもしれないと思った。
丸月丸日 今日、知世ちゃんが壊れた。 どうしよう・・・
292 :
ちょびっちゅ :2001/03/19(月) 19:43
丸月丸日 ・・・・・・そんなこんなしてるうちに知世ちゃん接近中。 パターン青、使徒だよ、はにゃ〜ん。(錯乱中) 「さくらちゃんが錯乱、だなんてウフフ、おかしいシャレですわ。」 「知世ちゃん、勝手に人の心を読まないで・・・はうっ」 (パシーン) いきなり有無をいわさぬ張り手、と、知世ちゃ・・ん・・に・・叩かれた??
293 :
ちょびっちゅ :2001/03/19(月) 19:45
丸月丸日 「壊れてるのはブッチャけた話いつもの事やけど、 今回はちょっと変な壊れ方やな〜。」 ケロちゃん冷静に分析してないで助けてっ 知世ちゃんは真顔で手を振り上げたまま。顔が怖いよ。 「さくらちゃん、今までずっと黙ってましたが、 私さくらちゃんにラヴラヴなんですわっ!」
294 :
ちょびっちゅ :2001/03/19(月) 19:46
丸月丸日 ほ、ほえ〜、突然の大告白。 「何言ってるの、怖い顔して、冗談はやめてよ〜。」 「冗談じゃありませんわっ、ア・イ・シ・テル・ さくらちゃん、アイシテル、愛してるっ!愛してますわっ!!!」 こ、壊れてる、これでもかというほど、知世ちゃんが壊れてる。 泣きたくなったけど、さくらがここで頑張らなきゃ、 誰が知世ちゃんを直すのっ、それに、こんな知世ちゃんを、 他の人にみせたくなかった。
295 :
ちょびっちゅ :2001/03/19(月) 19:48
丸月丸日 「ケロちゃん、これって、きっとクロウカードのせいだよね。」 「そ、そうやな、おそらく。」 「だから、ビデオカメラ知世ちゃん家から持ってきてくれる?」 「さくら・・・・」 「知世ちゃんきっと後で、カードキャプターの活躍を撮っててほしかったですわ〜、 って言ってくれると思うから・・・・」 「わかった、さくら気ぃつけてなー。」 「ウィンディーっ!」 風の渦が知世ちゃんを縛りに向かう・・・・ 《明日に続く》
296 :
CC名無したん :2001/03/19(月) 19:56
「クシュンッ!クシュンッ!ずず〜っ!悪しき森を焼き払えー!ファイアリー」 「ん?どうしたの?ファイアリーさん?ほえ?ウッディーさん?怖い顔して、呼んでないよ?」 「さくらぁ〜、花粉症やからって、杉林ごと焼き払うってのはないやろぉ〜」 「だってぇ〜、クシュンッ!これじゃあ平和を守るなんて出来ないよぉ」 ”さくらさん、水は流れ行くものですよ” 「クロウさん!!わかった!!土砂崩れをおこして森を埋め尽くせ!!ウオーティー!!」 ”レインで雨降らせつーとんじゃ!!ヽ(`Д´)ノゴルァ”
クロウさんが怒った〜。 コワレともよたんの人も頑張って。さくらたんが健気でいいよ。
298 :
ちょびっちゅ :2001/03/20(火) 19:56
丸月丸日
>>295 の続き
風で動きをふうじようとしたが、
知世ちゃんの周りに見えない壁があるように、ことごとくはじかれる。
「くっ・・・知世ちゃん・・・・」
「さくらちゃん、今から超絶素晴らしい甘美な世界にまいりましょう・・・ああ♪」
怖い・・・・一歩・一歩ジリジリと風をものともせずに、
近づいてくる知世ちゃん。
この異様な力は・・・・・・・・・
299 :
ちょびっちゅ :2001/03/20(火) 19:58
丸月丸日 このまま魔力を消耗しつづけるわけにはいかない、 いったんウインドのカードを中止する。 こうなったら、 むこうから近づいてきたところを、一気に封印するしかない。 「知世ちゃん、正気を取り戻してね・・・・・ 汝のあるべき姿にっ・・むがっ。」 知世ちゃんの手がのびて口をふさがれてしまった。
300 :
ちょびっちゅ :2001/03/20(火) 19:59
丸月丸日 「さくらちゃん、ハァハァですわ。」 そう言って顔を近づけてくる、 「ほええ〜、女の子同士じゃだめだよ。」 そう言うと、一瞬知世ちゃんの顔がビクンッ、と反応した・・・が 「かまいませんわ。」 でも迫ってくるのは続行。 あわてて、ペタンとシリモチをついてしまうと、 知世ちゃんがその上に重なって、押し倒されたカッコになってしまった。
301 :
ちょびっちゅ :2001/03/20(火) 20:00
丸月丸日 「だ、だめだよ、知世ちゃん。」 抵抗しようにも、胸がドキドキして力がでない。 その上、知世ちゃんは、普段では考えられないほどの力をだしてる。 「こりゃあ、ホンマ素晴らしい絵がとれそうやな〜。」 「ケロちゃんっ!助けにきてくれたんだねっ。」 「いや、今回ワイはビデオ係やから、お二人さん、 かまわず続けて〜な。」 このバカケロ、何考えてるんだ。 いやらしくグヘヘ、とか笑ってる・・・・・変態だよ〜。 《まだ続くとか・・・》
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 冫、 < クロウカードって何? ` \_____
俺なりに研究をすすめているが、
↑
>>302 これが今のところ一番手強そうだな。
304 :
ちょびっちゅ :2001/03/21(水) 12:22
丸月丸日
>>301 の続き
ケロちゃんが変態だったなんて、もう一緒にお風呂にはいるのやめよう。
そんな事考えてる間にも知世ちゃんが、知世ちゃんが・・・・・・
あれ?さくらにマウントポジションをとったまま、
呆然とケロちゃんの方向を見ている。
「ビ・・ビ・・・デオ・・・ビデッ・・・」
なにやらうめくようにブツブツいってる。
ビデオ?
305 :
ちょびっちゅ :2001/03/21(水) 12:23
丸月丸日 「そうか、ケロちゃんっ、知世ちゃんにビデオを渡してっ!」 もしかしたらなんとかなるかもしれない。 「ダメやで〜さくら、本番中や、知世も手ぇ休めたらアカン。」 「コッ・ロッ・スッ・ゾッ。」 自分がどんな顔をしたのか解らないが、 ありったけのドスのきいた言葉を吐いてしまった。 ヒイッ、と顔を歪めたケロがこっちにくる。
306 :
ちょびっちゅ :2001/03/21(水) 12:24
丸月丸日 ビデオが知世ちゃんに手渡された。 そのすきに知世ちゃんの下から脱出成功。 「アレ、わいは何をやってたんや・・・?」 何故かケロちゃんがいつものかんじに戻った。 「なんやろうな〜、あのビデオ持ってから、変な気になってもーて・・・ もしかして、あのビデオを使ったから、知世はあんな性格になったのかな。」 「逆だよ・・・」 悟りを開いた顔でケロちゃんに告げる、 「あの知世ちゃんが使ったから、ビデオはあんな性質になっちゃたんだよ。」 ケロちゃん難しい顔をしてたけど、 今は知世ちゃんをどうにかしなきゃ。 ケロちゃんがついでに持ってきた衣装に着替える。 白くてフワフワでピンクだったりヒラヒラしたりする、 知世ちゃん渾身の一作だ。 「これで、ビデオに撮ってもらっていつもの知世ちゃんを呼び起こすんだよ。」 「なるほど、さくら冴えてるで〜」 ビデオを持って、「おおお・・・」とかうめいてる知世ちゃんと向き合う。 「はにゃ〜ん、知世ちゃん、カードキャプターさくらだよ〜。」 クルッと回ってみたり、ほえほええ〜とか言ってみたり。 さくら小学生だから、こういう事してもギリギリセーフだもん。 《明日終わり》
307 :
にゃも :2001/03/21(水) 16:11
丸月丸日 今日は知世ちゃんのおうちに遊びに行った。とーーーっても大きなお家で 本当に素敵なの。知世ちゃんったら「お嬢様」って呼ばれてるんだよ〜はにゃーん お茶を飲んだ後知世ちゃんのお部屋を見せてもらった。 ・・・でっかいモニターに私が写ってる、でもって知世ちゃん、その横にある 脱ぎ散らかした服、何? 「さくらちゃんの使用済み知世服は最高にいいかおりですわ〜」 やっぱりこの娘、ちょっとへんだよぅぅぅ
308 :
にゃも :2001/03/21(水) 16:12
丸月丸日 知世ちゃんに質問された。クロウカードのことだ。 「ねぇさくらちゃん、いつも「クロウカードの気配」っておしゃってますけど、 どんな気配なんですか?」 うーん、難しい質問だな、でもわかりやすく答えてあげたよ 「えっとね、匂いで言うとふたを開けたまま3日くらい放置しちゃった鯖の缶詰+酢 って感じかな、むずかしいよぅ」 気が付くと知世ちゃんの目の下に縦線が入っていた。手で口も抑えてるよ まぁ気にしない気にしない。 だってさくらはカードキャプターだもん♪
309 :
ちょびっちゅ :2001/03/22(木) 13:28
丸月丸日
>>306 の続き
戦い(?)は長く続いた。
これでもか、これでもかと、さくらはロリを生かしたカッコをしたり、
セリフをはくが、知世ちゃんはビデオをかまえたまま微動だにしない。
「はにゃ〜ん、まだかな〜。」
いかげん疲れてきた・・・・
「なぁさくら、知世はとっくに正気をとりもどしとるんとちゃうか?」
「ええっ?」
言われて振り返ってみると、ギクッと体を硬直させた知世ちゃん・・・・
「・・・・・・・・・」
しばしの沈黙。
310 :
ちょびっちゅ :2001/03/22(木) 13:30
丸月丸日 「ああっ、さくらちゃん今まで私はいったい・・・・」 「・・・・・わざとらしいな〜。」 「そんな事よりさくら、封印するのは今やでっ。」 そうだった、テクテクと知世ちゃんに近づいて、 「汝のあるべき姿に戻れ、くろおうかーどっ。」 封印完了、まったく知世ちゃんって・・・・・・・
丸月丸日 何か言おうとしたが、知世ちゃんのほうがワッと泣き崩れた。 「さくらちゃん、ヒック、ごめんなさい、私は・・・私は・・・・」 「う、うん、しょうがないよ操られてたんだからさ(後半疑問だけど)。」 そういって、軽く抱きしめて、知世ちゃんをなだめた。 後日 「さくらちゃ〜ん。」 校門前で知世ちゃんだ、あれからはいつも通りの壊れ方でさくらも一安心。 「ねぇ、知世ちゃん、ずっとこれからも一緒にいられるよね。」 え、と一瞬不意をつかれて知世ちゃんに間があくが、 「ええ、いつまでも一緒ですわ。」 パッといつもの満面の笑顔。さくらそんな知世ちゃんが好き。すごくOK♪ 《おしまい》
> 壊れ知世たん キャラの特長つかめててぐーでおじゃるよ
3月23日 知世IT革命中 ※IT…"い○○○ ともよ"の略 知世ちゃんが花占いをしている… 「ねぇケロちゃん、花占いって女の子らしくて素敵だよね」 「せやなぁ、さくら知っとるか?」 「なに?」 「"Flower"のカードからもろた花で花占いするとよく当たるんや」 「ほぇーっ、それ知世ちゃんに教えてあげようよ!」 「知世ちゃん、あのね…」 「まあっそれは大変興味深いお知らせですわ」 「ところで知世ちゃん何を占っていたの?」 「ミール…」 「ケロちゃん帰ろ、わたし今日お夕食の番だから急がなきゃね」 「さくら何もそこまで露骨に毛嫌いせんとも…」 「私、思うのですけど今回のミール騒動で日本政府は脅されているのではないかと…」 「あ、あはは…わたし小学生だから全然分かんないよ…さて今日のメニューは…」 「2島返還の松本・グロムイコ書簡を反故にするような姿勢を見せたり何か怪しいですわ!」 「知世、考えすぎやないか?それと占いとどういう関係があるんや?」 「いっそ日本に直撃してくれました方が色々と日本に都合が良いかと思いまして…つい…」 「知世ちゃん!そういう女の子らしくないことをお花で占いしちゃダメだよ!」
「さくらちゃん…本当にお花占いが女の子らしいとお思いですか?」 「ほぇ?…」 「頑張って生きているお花を突然摘んで、その上花びらをちぎるんですよ?」 「えっええっ!?…」 「せやなぁ、爪をはがす拷問みたいなものかもなぁ…」 「いいえ、爪は数がハッキリしていますので歯あたりではないかと?」 「知世、マニアックやなぁ…」 「金なら1枚、銀なら5枚…(闇笑」 さくら拷問を受けている"Flower"のカードを想像して青ざめる 「ちょっ…ちょっと!ケロちゃん…知世ちゃん…」 「言うなれば死姦みたいなものかもなぁ…」 「"しかん"って何?ケロちゃん…?」 「さくら板で"ナターシャの写真きぼーん"って書き込めば多分教えてくれるで?」 「私のお部屋に来てくださればお見せしますわよ?」 「ちょと待て知世!なんで知世そないなもん持っておるんや?」 「将来的なことで参考になると思いまして」 「オマっ…まさかさくらを…」 「知世ちゃん!ケロちゃん!わたしを置いて勝手に盛り上がらないで!!」 この日の会話が原因なのか分からないけど、"Flower"のカードは二度と"封印解除"に従うことはなかったんだ… でね…ケロちゃんは「さくらも人事ではないで」っていつも私に言うんだ… 昨日の夜、お空にミールが見えたんだ。ケロちゃんは見えなかったみたいだけどしきりに 「死兆星やないんか?それ!」って言うの!縁起でもない… 昨日の夜、夢で知世ちゃんが出てきたんだ。動けないわたしに色々と触ってくるの…ケロちゃんはしきりに 「予知夢ちゃうんか?それ?」って言うの!なんなんだろう…
ともよろぼの1日 丸月丸日 「汝のあるべき姿に戻れ、レリ〜ズ」 「スバラシイデスワ」 いつものビデオを家に置いたままにして 一部始終を目の中に収めていた ともよは無機質な声を発した 「キョウモイイモノガトレマシタワ」 そう言うと目の奥でキュルルーと少しだけ 音がしてにっこり微笑んだ 私の大好きな知世ちゃん 私の大切な知世ちゃん 大好きな知世ちゃん ずっと友達でいようね
丸月丸日 あの日トラックに轢かれそうになった 知世ちゃんは私を助けようとして・・・ なんとか一命はとりとめたけど ただ呼吸をするだけの”もの”になった 2度と笑顔が戻ることはない 2度とおしゃべりすることはない 2度と歌うことはない ・・・・はずだった 動かなくなっても知世ちゃんが友達 なことには変わりないから 大好きな友達のために 毎日知世ちゃんの寝ているベッドに行き おしゃべりしよう・・・ そう決めた矢先に知世ちゃんが動き出した 大道寺重工が威信をかけてつくりだした 世界初の人造人間”ともよ” ともよが歩くともよが話すともよが笑うともよが歌う 「サクラチャンハキョウモカワイイデスワ」 声さえ出さなければ見た目は完全に知世ちゃん。 柔らかい皮膚、さわやかな笑顔、レンズのような目 いつもみたいにいっしょに学校にいき みんなとおしゃべりして勉強をする みんなはともよが油圧パワーで動いてることを 忘れてるみたいだ
丸月丸日
「サクラチャントハズットトモダチデスワ」
「もう止めて」
ともよから発せられ続ける無機質な機械音が
ずっと押し殺してきた感情を解き放った
「これは知世ちゃんじゃない」
「サクラチャンハスバラ・・」ドン
ともよを押してみた。
以外と簡単に倒れた。
自分では起き上がれないようだ。
「欠陥製品め」
「ぼこ」
仰向けに倒れたまま手足をバタバタさせているだけの
ともよを素手で殴った。
「ぼこ」
「ぼこ」
「ぼこ」
何度も殴った。
>>291 に続く
318 :
にゃも :2001/03/24(土) 14:08
丸月丸日 きょうはエリオル君がイギリスに帰ることになりました。 私の行く先々で気配ぷんぷん振り回してた危ない子だったけどいなくなると思うと なんかせいせいするな♪はにゃーん ほえ、エリオル君がなんかきになること言ってるよ〜 えりおる「同じ事が起こったときに・・・ あなたのそばにいる人が遠くへ行ってしまう時にあなたがどう思うか、 その気持ちは僕のときとどう違うか、よく考えてください」 丸月丸ダッシュ日 今日はしゃおらん君が香港に帰っちゃうんだ。 エリオル君に言われたことを思い出してみたんだよ〜 えっと、エリオル君の時は「ストーカー、逝ってよし」ってかんじで、 しゃおらん君の時は「三国人、逝ってよし」って感じだよ〜♪ 知世ちゃーん、自分の気持ちがやっぱり一番わからないよ〜
このスレも初期の頃の面白さがなくなっちゃったよな。
昨日、陽の下さんが御復活なされていたとは… ともかく… ひのもとさくらさん 復帰オメデトウゴザイマス
初期のテンションはさすがにきっついよう。 ケロいじめとか面白かったけどあだすにはむりだす・・職人さんきぼーん
職人さんほど上手く出来ないお。 ある日ある場所ある場面 ケロ:あかん!! デムパのカードや!! あんまり長う戦うとると影響されるで!! さくら:わかったよ!!『クロウ』の作りしカードよ 我が『鍵』に力を貸せ カードに宿りし魔力を この『鍵』に移し我に力を!『風』ウィンディー!! かぜよ!戒めの鎖となれ!! ・・・あれ? 反応しないよ? ケロ:さくら!!カードが違うとる! さくら:ほんとだ・・・ウィンドウズのカードになってる・・・ あれ?何だか体が動かないよ? ケロ:フリーズしたんやな・・・どないする? 再起動するか? さくら:再起動って・・・どうやるの? ケロ:そりゃ、Ctrl+Alt+Deleteや・・・ さくら:ゲームじゃないんだから・・・ ケロ:あかん!!デムパのカードがドアを叩いとる!! こん、こん、こん ケロ&さくら:ああ〜〜〜〜〜っ!!!!! めのまえが・・・まっさおに・・・ アップデートはちゃんとしましょう。
(´д`;) ハァハァ
あぶらあげ
次のどのモードで起動しますか? ○スタンバイ(T) ○電源を切れる状態にする(S) ○再起動(R) ○MS-DOSモードで起動(M) ●デムパモードに逝行(D)
>>325 うまいのら。
きりんさん、こちらにも来てたんですね。これからも頑張ってねー。
さくら:ねぇ、知世ちゃん、この重々しそうな機械何? 知世:それはレシーバーですわ。ちょっとした電波でも受信出来るのですけれど、 少々電気を多く使ってしまいますの。 だから携帯には向きませんわ。 さくら:何のためにあるの? 知世:それは、いろんな電波を受信するためですわ。 さくら:どんな? 知世:・・・た、たとえば、もしさくらちゃんが危ないことになってしまわれた時に、 すぐに駆けつけることが出来ますわ。 さくら:すごい機械なんだねっ! ケロ:さくらは要するに、自分発信機つけられとることにきづいとらんのかいな。 (知世にそっと耳打ち)なぁ、たった今の一言でゲロしてんで。 自分のやっとること。 次の日、知世ちゃんのレシーバーのi−comのロゴの、 赤い部分が増えていた。昨日はiの点だけが赤だったと思うんだけど・・・ そういえばケロちゃんも昨日から姿を見せないし・・・
>>327KKDさん。
ありがとなのら。
ついでにいっておくと、
アイコムっていうのはパソコンおよび無線機器のめーかーさんなのら。
http://www.icom.co.jp/ でも自分でやっててつまらないお・・・
精進あるのみだお!
丸月丸日 アレの力を秘めしナニよ、契約の元さくらが命ずる「封印解除!!」 き(以下略)
331 :
ちょびっちゅ :2001/03/28(水) 16:50
知世ちゃんラウ¨月ハァハァ日 はにゃん☆さくらはカードキャプター、ご町内の平和を守るんだよ。 「さぁぁぁくぅぅぅらぁぁぁちゃああああああん〜〜♪」 まずい知世ちゃんが手を広げてやってきた、 このまま待ってると、スッポンのごとく抱きついて離さないのは有名な話だ。 軽く右にステップをふんで、大きく左に回避。 知世ちゃん電柱に大激突、大丈夫かな〜。 その場にかがむこむ知世ちゃん、あっ鼻血だしてる・・ 「ゴメンね、知世ちゃん、さくらがアウトボクサーの真似事をしたばっかりに」 「しかたありませんわ、私にしがみつかれたら、死ぬまで離しませんもの。」 わかってるなら止めてね、知世ちゃん♪ そういう気持ちをこめて、知世ちゃんに数発ヤクザキックをきめた。 「というわけで、今日気づいてはいけない事にきづいたのですわ。」 平和な公園で、ベンチに座って日向ぼっことシャレこんでた時に、 鼻血も止まった知世ちゃんはおもむろに話はじめた。 「カードキャプターがいないほうが、この町は平和なのでは・・・・と。」 ほええ〜、そんな事ないよ、さくらは平和の使者のはずだよ。 「そうやな、考えてみぃ、すべての元凶がクロウカード・・・・・ つまりさくらのせいやからなぁ・・・・」 ケロちゃんまでっ!裏切り者! 「とどのつまり、騒ぎがおきるだけ、ご町内的にマイナスなのですわ。」 つづく
332 :
ちょびっちゅ :2001/03/28(水) 16:51
つづき 「とどのつまり、騒ぎがおきるだけ、ご町内的にマイナスなのですわ。」 (がーンッ) バサバサバサッ、これまで公園にいたハトが飛び立っていくのが見えた。 「ハトさん・・・どこにいくの?」 「さくら何いうてるんや、ハトなんておらんで。」 「自我が揺らいで妄想をみてるんですわ、可哀想さくらちゃん・・・・」 「ですから、ここは一発カードキャプターの力を使って、 ご町内に還元してはどうでしょうか。」 「カ、カラスがくる、カァカァ・・・・・」 「さ、さくら、気をしっかりもちぃっ!」 というわけで、本当にご町内の平和を守るため、 カードキャプターをやる事になってしまった。 「一人だけ、ずっと得してる奴がおるけどな・・・・・」 ビデオをうれしそうに磨いてる知世ちゃんを見てケロちゃんはそう呟いた。 全然OKなのだろうか・・・・・? 《いつかつづくカモ・・・・》
丸月丸日 今日は私がお洗濯の当番♪ お兄ちゃんのお布団も洗ってあげよ〜 ・・・なんか羽がいっぱいでてきました。ユエさんと激しいんだな 想像したら濡れてきたのでいっぱつ抜いて寝る。
334 :
にゃも :2001/03/28(水) 21:10
丸月春日 なんかくしゃみが出ると思ったら花粉症のようだ。 「ぶしゅっ」っち、カードキャプターにあるまじきくしゃみだよぉ・・・ ふと横を見るとケロにカビが生えていた。 いつも拭いてるからかな・・・ ケロを台所で水洗いしてから寝る。
335 :
にゃも :2001/03/28(水) 21:32
丸月丸日 なんだか部屋にはねる生き物がいるな〜と思っていたら ケロにノミがわいていた。これだから生き物は困るよ・・・ ケロも本当の姿に戻ってまでノミ退治してるけど部屋が滅茶苦茶 になってしまった。家の中で火吐くなよ・・・ くやしので「リトル(小)」を使用し小型ケロにして全部任せた。 部屋中でぶんぶん言ってるけど朝までには静かになるだろう。おやすみ、ケロちゃん♪
336 :
にゃも :2001/03/28(水) 21:40
丸月次日 「リトル(小)」は魔力も小さくするって設定をすっかり忘れていた。 なんだか全身の血を吸われて干からびたスポンジが転がっていたが まぁ気にしない、月と違って太陽は自力で復活するって自分で言ってたし。 いってきまーす。 桃矢「おう、怪獣・・・・つっかかってこないな?」 さくら「ふめるもん♪」
人の命も桜も散りぎわが一番美しいのよね、アハハハ...
□月○日 はれ お兄ちゃんが「稲川淳二 恐怖の心霊写真集4」なんていう本を友達から借りて、 わたしの部屋にこっそり置いておいたの。わたしがお化け怖いの知ってるくせにひどいよぅ。 でもケロちゃんも一緒にいてくれたし、わたしも怖いモノ見たさで読んじゃったのはいいんだけど その日の夜、昼間の心霊写真を思い出しちゃったら怖くてトイレに行けなくなっちゃった・・・はう〜。 がんばって耐えてたけど、もう我慢の限界が来た。 でも怖い! もう、お兄ちゃんのバカ!! 「・・・ねぇねぇ、ケロちゃん。怖くてトイレに行けないの。 お願い、協力して・・・。」 「なんや、昼間はキャーキャー言うといて結局これかいな。しゃ〜ないな、トイレまで付きおうたるわ。」 「ホント?! ありがとう、ケロちゃん!」 わたしはケロちゃんをベッドの中に引きずり込むと、その口を無理矢理開かせてアソコにぴったりと当てて・・・ ・・・ふぅ〜、すっきりした。これで安心して眠れそう。おやすみ、ケロちゃん。 翌朝、おしっこ臭い黄色いぬいぐるみがお腹をパンパンに膨らませて気を失ってたから、 お兄ちゃんの部屋に叩き入れてやった。 なんか「パァンッ! ビシャ!」って音がしたけど気にしないもんっ。
339 :
ケロ :2001/03/29(木) 01:37
どーしてもゆーこと聞いてくれんからここに書くけどな、 たまにはチョコエッグいがいのもん食わしてくれー!!! 3ヶ月チョコエッグしか食べとらんのや・・・ ともよーーー、なんかみやげこうてきてくれーー あっ、チョコ以外なぁ。
340 :
にゃも :2001/03/29(木) 01:40
○月●日 なんかケロちゃんがチョコエッグ以外のものが食べたいなんて 生意気なことを言い始めた。 ケロちゃんのおやつ代だって結構ばかにならないんだよぉ・・・ 食べられるだけましだよね♪ 少なくともツチノコ3匹は集まるまではがまんしてね(はぁと)
341 :
しんまいさくらちゃん :2001/03/29(木) 02:09
★月◇日 はれ 今日もクロウさんの気配がしたので、ケロちゃんと一緒に窓から飛び出したら、 クロウさんではなくて工藤さん気配でした。 ケロちゃん思わずズッコケてもとの姿にもどってその人焼いちゃった。 今思ったけど、クロウさんの名前がクロウさんじゃなくて山田さんだったら、 わたし、カードキャプターやってなかったかも。 ・・・今日もいいゆめ見られますように。おやすみなさい。
342 :
にゃも :2001/03/29(木) 04:47
丸月丸日 今日「矢追純一のUFOスペシャル」を見ていたら、私が飛んでる映像 が出ていた。 その時の知世服は「びぐざむ」っていうのをイメージした服らしくなんだか ずんぐりしてて確かに人間には見えなかったけどちょっとショックだ。 これから気をつけよう。
343 :
にゃも :2001/03/29(木) 19:01
丸月丸日 雪兎さんって、いつもお菓子を持ち歩いてるんだよ〜、 でね、朝に高校の門の所で別れるときに、アメをくれるんだぁ、 はにゃーん、今日も幸せだよぅ・・・ ・・今日はなんかビニールをむくとなんか変なものが出てきたよ、風船?ほえ? 「知世ちゃーん、これ、何だろうね?」 「まぁ、月城さんったら (ぽ) 私からはいえませんわー」 なんだかよくわからないけど恥ずかしいものなのかな? よく見ると隣で里佳ちゃんも赤くなってるよ。なんでだろう・・・
344 :
CC名無したん :2001/03/29(木) 19:24
◎月◎日 今日の兄貴は朝から殺気をまとってた、 ついでに言うと、真っ白な布地にどぎつい赤で「苦乱腐」と書かれた特攻服がきになる。 「お兄ちゃん、一体どんな酔狂でそんな格好をしてるの?」 「バイト(戦争)だ・・・雇われた。」 そんなヤマ猿共の相手することないのに・・・家ってそんなにお金に困ってるのかな。 次の日 兄貴はやっぱり殺気をまとってた。 ついでにいうと、銃の手入れをしているのが気になる。 「お兄ちゃん、いつからヤー公とつながりが?」 「昨日腕をみこまれてな、今日はこれまでで一番大きな仕事(バイト)になりそうだ。」 そんな・・・鉄砲玉しなきゃいけないほど家が困ってたなんて・・・・
345 :
CC名無したん :2001/03/29(木) 23:37
丸月丸日 「アレの力を秘めしナニよ!真の姿をわれの前に示せ、レリーズ!!」 っていって小狼くんの前を開けてあげた。 私はOPの知世服、小狼君は式服。好きなんだから、もう♪ 久しぶりのレリーズは燃え上がりました。
>345 こっちは全然萌えません,氏んで下さい
347 :
CC名無したん :2001/03/30(金) 01:08
萌月はにゃ日 今日小狼君ったら、さくらのことじろじろ見て前屈みになってたの。 ちょっとむかついたんで、ナニに向かって 「汝のあるべき姿に戻れ、クロウカード!」ってやってみたら ほんとにカードになっちゃった!ほえ〜。 でもこのカード、「粗」って書いてあるんだけど どういう意味なんだろう? まあいいや。どうせ使えなそうなカードだから 小狼君にあげちゃった。 でもせっかくカード上げたのに、なんで泣いてたのかな?
348 :
CC名無したん :2001/03/30(金) 02:53
丸月丸日 一昨日、兄が「シスタープリンセス〜おにいちゃん大好き〜」なるソフト を購入しているところを見てしまった。それ以来わたしを舐めるような視線 で見つめてきます。どうしたらいいんだろう、
349 :
エ口 :2001/03/30(金) 03:12
>>348 なんかすごくいい!
そのソフト購入後にお兄ちゃんが変貌
したんだね・・・ハァハァ
350 :
CC名無したん :2001/03/30(金) 03:16
〜おにいちゃん大好き〜 このサブタイトルマジ?
351 :
CC名無したん :2001/03/30(金) 03:22
☆月◎日 今日も全身が熱っぽい。頭の奥のほうからずしりと痛みが伝わってきて 私の気力を奪っていく。私、もうだめなのかな・・・ ケロちゃんとユエさんが悲しそうなめで私を見ている・・・ そんな顔しちゃ嫌だよう、ね? 車の音がするよう、知世ちゃんだ、あの子も本当に綺麗になったよね。 結婚はしないって言ってたけどもったいないよね。いいお母さんになる とおもうのに。 あ、知世ちゃん、お・・はよう 「さくらちゃん・・」 そんなに悲しまないで。私も今までとっても幸せだったよ。 「じゃぁ、ケロちゃん、ユエさん、さくらカード達をよろしくね・・」 「さくらぁ」 「さくら!」 「さくらちゃん!」 なんだかクロウさんの気持ちがとってもよくわかった。さびしいものだよね、 未来を知る力って。お母さん、お父さん、小狼くん・・・ ・・これから、も・・・ずっといっしょだよ・・・
352 :
CC名無したん :2001/03/30(金) 03:31
○月●日 ミラーだけじゃあきたらず私までねらうたあ太い兄貴だ。実際は細いん だけど・・ そんなことはどうでもよく、身の危険を感じていた私は一計を講じた。 「ケロちゃん、お願いがあるんだけど・・」 「なんや?さくら、わざわざ」 「今日、本当の姿で、私のお布団で寝てくれない?頭まで毛布かぶってね♪」 次の日、焼死体が一つできてたけど消で消しといたよ いやー本当にべんりだ、このカード。
353 :
CC名無したん :2001/03/30(金) 03:31
>>おにいちゃん大好き
私の持っているトレカ(もらいもん)にはそういうサブタイトルでした。
>>351 は・・名前かけません、怒らないで〜
354 :
CC名無したん :2001/03/30(金) 03:35
>353 名前書けません、ってどういう意味?
355 :
CC名無したん :2001/03/30(金) 03:50
丸月丸日 エリオル君がぬいぐるみを作るのを手伝ってくれたことを思い出す。 スピネルさんとケロちゃんのデザインもなんかぬいぐるみっぽいん だよね、なんだか家庭的な人だな・・・ でもよく考えるとユエさんや秋月さんもエリオル君のデザインなんだよね、 ・・・それに最初の闇のカギもエリオル君のデザイン!? どんな趣味しているんだろう
356 :
CC名無したん :2001/03/31(土) 01:09
○月×日 ほえ〜。今日は熱があってふらふらだったよ〜。 でも、クロウさんの気配がしたから ミラーさんに留守番をお願いしてお出かけしたの。 帰ってきたら、熱がまた上がったみたい。 今夜はおとなしく寝よっと。
357 :
CC名無したん :2001/03/31(土) 01:15
○月×日 あんなに熱があったのに 今日はもうすっかり元気になっちゃった! 夢の中でお母さんが出てきてくれたせいかな? そうだ、昨日お留守番してくれたミラーのカードさんにも お礼言わなきゃ! ほえ?このカード、栗の花みたいな香りがするよ〜??
358 :
ちょびっちゅ :2001/03/31(土) 06:17
知世ちゃんラフ¨月モエエ日 今日お兄ちゃんは『ヒモ』っていうバイトで家には帰らないらしい。 雪兎さんが教えてくれたんだ、はにゃぁ〜ん♪ それからお父さんは、仕事で『パトロン』って人をどうしても探したいらしくて、 最近家には帰れないらしい、外国の人なのかな、 これは知世ちゃんが教えてくれたんだ♪ そんなわけで、今日はさくら一人です、この家の女王様として君臨しました。 とりあえずこの開放感を肌で感じるために、裸になることした。 高揚感と肌寒さがマッチしてたまらないよ〜♪ それから、権力の象徴として下僕が必要だ。 そう考えるとゾクゾクした、裸だからかな? 下僕としてケロと、 人間に近い順にカードからはミラー、ファイトとだしていった。 さぁ、さくら祭りのはじまりだ! 『あっさっくらっのサの字はど〜かくのっ♪はにゃん♪ あ、こ〜して、こ〜きて、こう書くのっ♪』 その晩、さくらは踊り、歌い、食べ、おおいに騒いだ。 次の日、何事もなかったように朝をむかえ、学校に行く。 いつもと変わらない平凡な日。 でも知世ちゃんが真っ赤な顔をして、 さくらの顔をまともに見ないのは何故なんだろう、ほえ?
359 :
ちょびっちゅ :2001/03/31(土) 07:03
知世たんラフ¨月デスワ日 ケロちゃんは何故大阪弁なんだろう、そう考えると眠れなくなった。 さくらも長く大阪にいたら、 『はにゃ〜んやで〜さくらや〜♪』 とか言うのだろうか、いや、ありえない。 結論、ケロちゃんは周りに影響うけやすい体質。 まてよ・・・という事はいずれ、 『はにゃ〜んやで〜ワイはケロや〜。』 とか言うのだろうか、 なんだか急にとなりで寝てるケロを殺したくなった。 でも大丈夫だよね、そんな事ないよ、信じよう。 次の日、ちょっとでもケロちゃんに殺意を抱いた自分に反省して、 なんだかまともに顔をあわせられなかった。 ケロちゃんはすこし変に思ったのか顔をしかめ・・・ 『はにゃほえ?どうしたんや、さくら?』 ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (グシャリッ♪)
360 :
CC名無したん :2001/03/31(土) 11:08
3月31日くもり 今日は年度末だよ、はうー。 お兄ちゃんは「棚卸し」とかで、朝からアルバイト。 お父さんも忙しそうで、3日間寝てないみたい。 明日はさくらの誕生日! 知世ちゃんがパーティ開いてくれるんだって。 楽しみだよー。 〜日記を書く手を休めるさくら〜 「ほえ?さくら、春から何年生になるのかな・・?」 「5年生に決まっとるやんけ。」 「ケロちゃん?だって、私いまも5年生・・」 「つまらんこと気にするな。ほな、おやすみ〜」 「全然つまんなくないよ!ちょ、ちょっとケロちゃん!」 「zzz・・ワイや!完全にワイのペースや!」 「・・ケロちゃん、もう寝ちゃったの・・」 「・・・さくらー、バカヅキやー!もう毎日ホルモンなんか 焼かんでもええぞ〜!!」 「ほえ?ホルモン?」
361 :
CC名無したん :2001/03/31(土) 15:00
もっと"なげやり"なのきぼーん(;´Д`)・・・ハァハァ
362 :
CC名無したん :2001/03/31(土) 15:01
丸月丸日 今日、年配の男性からこえをかけられた。 「はにゃ?、おーいはに丸か・・・NHKだねぇ」 ハニワ風情と一緒にすんじゃねぇよ・・・ ちょっとウトゥ入ったのでマルエツの試食を全部ケロに食わせてから 帰りました。
363 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 10:15
4月1日 今日はさくらの誕生日♪ 朝起きたときからイヤな予感はしたけれど 窓の外を見たら 案の定、花束を持ったヲ兄さん達が家の前を ウロウロしていた。 その中に知世ちゃんの姿も確認できた。 どんなカードで追っ払おうかな。
364 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 10:31
4月1日 10:30 暇なので過去ログでも読み直してみたら、気がついたことがあった。 ここ、さくら板なのにさくらへの鬼畜度が異様に低い。まわりのスレに比べて。 どうしてだろう。暇だから考えてみた。 ん〜〜〜〜〜〜・・・ あ、そうか。ここは主観がさくらの板だからだ。 みんなわがままだから、自分が主観になるときはちゃっかり 自分の優位な話になっちゃうんだな。なるほど。 頭使って疲れたな、お昼まで寝てヨット。
365 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 10:37
ワラタ>ヲ兄さん
366 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 10:48
エイプリルフール 最近ユエさんの姿を見ない。ていうか見せてくれない。 この前の「役立たずのうえハズしてるくせにえらそうに腕組みしてても クソなだけじゃゴルァア!!!」の本音スクリューコークが 効いたようだ。ぶっちょうづらしてても実は繊細らしい。やれやれ、面倒くせえエセ守護者だ。でも車田正美ばりに 吹っ飛んだのは面白かったな、また殴ってみよう。 あーしかし、ユエさんがもう少しヲ姉さんウケが良ければ さくらももう少し寿命が長かったのになあ。普通ユエさん系って 人気出ると思うんだけど。ちっ、ほんっとうに役立たずな守護者様だわ。 雪兎にでもイタ電したろうかな。
367 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 12:32
4月1日 俺がさくらに告白して2週間経つ。 だけど、あれ以来さくらと顔を合わせていない。 っていうか、時間が止まっている状態だ。 これはタイムのカードの仕業か? おかげで俺は、学校にも行かずに 悶々とした毎日を送っている。 とりあえず高校野球でも見るか。
368 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 13:02
4月1日 家の前にはもうたくさんの人だかりが出来ている。 花束を持っているひと人。 私の絵がついた紙袋を持っている人。 魔法の杖を持っている人。 しゃがみ込んで尾崎を口ずさむ人。 黒いドレスをまとって赤い髪をしている人。 ハートマークのついた黄色いギターを持って泣いてる人。 もう、ファイヤリーのカードでは手に負えない。 ここはミラーの出番だね。 私は玄関からミラーを突き飛ばした。 外からは地鳴りのようなうめき声が聞こえる。 「そんな!さくらさんっ、ひどい!たすけて・・ああぁー・・」 こんな事くらいで泣かなくてもいいのに。 さて、エンジェリックレイヤーまでお昼寝しよう。
369 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 16:26
×月×日 今日、修学旅行の写真ができあがったの。 集合写真をみると、奈緒子ちゃんの足が消えちゃってるー! 怖い話が大好きな奈緒子ちゃんも、気分が悪くなって早退しちゃった。 でも、私が真っ青になって震えてるのに 知世ちゃんたら真っ赤になってうつむいてるの。 どうしたの?って訪ねたら、小さな声で 「り、利佳ちゃんのスカートの中から、コードのような物が・・」 ほえ?そう言われてみれば・・? 利佳ちゃんの隣では寺田先生が微笑んでました。
370 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 21:23
●月◎日 庭掃除をしていたらエリオル君がやってきた。 夕食の買い出しの帰りらしい。 手にしているスーパーの袋から「さくらカレー」のパッケージが見えた。
>370 なんとなくシュール。
372 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 23:08
さくら地上派終了打ち上げ会場にて 「さくらちゃん、長い間お疲れでしたわね。」 「ううん、知世ちゃんこそいつも夜遅くまで頑張ってたよ!」 「これで・・さくらちゃんのコスチューム姿も見納めなんですね。」 「知世ちゃん・・また、機会があったら着せてもらうから・・」 「本当ですのー?楽しみにしてますわ!!」 〜楽屋裏でタバコをふかすユエ〜 「結局、私は大した活躍も出来なかったようだ・・」 「あっ、ユエさん!お疲れさまでした。これ、私から花束!」 「・・くれるのか?ありがとう。」 「ユエさんも撮影大変でしたね。いつも重たそうな衣装で。」 「いや、私はただ立ってるシーンが多かったし、そんなことは・・」 「そういえば、ほとんど立ってるだけでしたね。」 「うっ・・」 「じゃあ、また会場で!」 〜小道具の部屋へ走るさくら〜 「・・だれか・・いませんか?」 そろりと部屋に入って、段ボールの中を感慨深そうに見る。 「この杖、クロウカード編の時の・・。」 杖を手に取って、昔のようにくるくると回してみる。 「みんな、楽しい思い出だったよ・・。」 少し涙ぐむさくらは、段ボールに入っている 動かないぬいぐるみを見つめていた。 「・・・ケロちゃん。今までありがとう。ゆっくり休んでね。」
373 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 23:31
大安吉日 ほえほえはにゃーん、さくらだよ。カードキャプターの。 今日、さくらまた一歳大人になったんだ♪ 炉じゃなくなっても、みんな私のこと大好きだよね?
374 :
CC名無したん :2001/04/01(日) 23:34
C1000タケダさん、ちょびっちゅさん、 濃いーの久しぶりにお願いします。 番組が終わっても、このスレで盛り上げていきましょう!
375 :
SAKURA AVALON :2001/04/01(日) 23:42
アメリカでCCさくら放映されるみたい! 木之本桜の名前がSAKURA AVALON(さくら・アヴァロン) に変更されて放映されるようだね!NHKいくらで放映権売ったのかな?
376 :
CC名無したん :2001/04/02(月) 07:42
age
>372 さくらちゃんの引退ネタですか...ケロちゃんが悲しすぎる!。
378 :
次週予告 :2001/04/03(火) 00:34
今日は性靜高校で学園祭なの! 水泳の騎馬戦にお兄ちゃんが出るんだ。 勿論、雪兎さんも出るんだよ、はにゃ〜ん♪ 私と知世ちゃんも応援に駆けつけたんだけど・・ ほえ〜??なんで秋月さんまで出てるの! おまけに何故か寺田先生まで加わって・・ この高校、どうなってるの! カードキャプターさくら 「さくらと男だらけの水泳大会」 次回も、さくらと一緒にポローリ!!
>>372 最後の3行は涙なしには読めませんでした。これイイ!
>>374 がんばりまーす。
去年から暖めている「★なげやりなさくらの一日★ 〜劇場版〜」も
いつか必ず(ボイチャのwebサイトに書くかもしれないけど)。
380 :
CC名無したん :2001/04/03(火) 16:47
>>372 しゅばらしい・・・・
知世・ユエ・ケロの順で3人しか出さなかったのもイイ・・・感動
>>379 期待してます、でもボイチャのwebサイトってどこにあるんですか?
書き込む時、ここにURLきぼーん
381 :
372 :2001/04/04(水) 00:33
379さん、380さん、ありがとうございます。 ちょっと切ない感じの書いてしまいましたが、 実は358の壊れっぷりに爆笑して 私も思わず参加してしまった次第であります。 地上波は終了してしまいましたが、このスレだけは どんどん盛り上がって欲しいです!
382 :
ちょびっちゅ :2001/04/04(水) 15:54
>>374 さん
濃い、というか、ただ長いか短いかの違いですが、
また5日近く続けて書く気でいます。
C1000タケダたん、お先に逝っときます。
知世ちゃんラウ¨月マンセー日
『さくら、今日も素敵な朝のはじまりやで〜。』
さくらの顔の上にのってペシペシ叩きながら、ケロがそんな事を言った。
もし、さくらにりんごを握りつぶすほどの握力があったら、
こいつは少なくとも100回死んでるだろう。
『だからね、ケロちゃん、さくらが非力で命拾いしたね♪』
ムギュ〜とケロを握りながら、さくらは優しく告げたんだ。
『イタイ、それにっくっ、苦しいで、さくら〜』
アハハ、ケロちゃんの首がしまっておかしい、
『まるでテルテルボーズだねケロちゃん♪今日ずっと晴れるように、
窓辺につるしたいんだけどいい?』
『・・・・・・』
返事がない、ただの酸欠のようだ。
383 :
ちょびっちゅ :2001/04/04(水) 15:55
朝は忙しい、あんまり遊んでるヒマはないので、 朝ご飯を食べに、さっさと階段を降りていった。 そこには、まるでパーティーにでも行ったような、 あるいは料理マンガからぬけでたような、そんな豪勢な食事がズラリ、 『今日はお兄ちゃんが当番だよね、すご〜い♪』 『最近バイトで、客が勝手に料理をもってきてくれるんだ。 そう仕向けたのは俺だけどな。』 ぶっきらぼうに、言うが、少し照れてるのが解る。 『いいな〜、さくらもそんなバイトならやってみたい♪』 その瞬間、お父さんとお兄ちゃんの顔が凍りついたのは気のせいだろうか。 そういえばお兄ちゃんてどんなバイトしてるんだろう。
384 :
ちょびっちゅ :2001/04/04(水) 15:55
『アルバイトは、まださくらさんには早いですよ。』 お父さんがニコリと笑って言った、お兄ちゃんもウンウンとうなずいてる。 さっきのは・・・気のせいかな。 『そんな事より、たくさん食べろよ。 こんなに貰えたのも、家に怪獣を飼ってるって言ったからなんだからな。』 ムッときて、口の中に食べ物があるのに、 『さぶら、怪獣じゃばいぼんっ!』 つい言ってしまった・・・・ プッ、とお父さんがふきだすように笑い、つられてお兄ちゃんも笑った。 なんだかさくらもおかしさと照れで笑いがこみあげて、笑ってしまった。 幸せで、とても和やかな空気だ。 そして、何かから呼ばれてる事に気づくのはこの後のことだった。 《明日に続く》
385 :
CC名無したん :2001/04/05(木) 11:21
○月×日 お買い物の途中で先公を見かけた。 人通りの多い道だったので、人ごみにまぎれて 『おいペド」と呼んでやったら 可哀想なほどびくりとしてきょろきょろあたりを 見回していた。げらげらはにゃ〜ん 今日のお好み焼きはおいしくできそうです
386 :
ちょびっちゅ :2001/04/05(木) 11:33
>>384 の続き
>>385 ゲラゲラはにゃ〜んがツボでした。
学校にいこうと、玄関から出ようとした時だった。
『・・・・・・なんだろう、呼んでる。』
どこからか解らない、けれど何かこう、ひっぱられるような。
『どうしたんだ、さくら?』
お兄ちゃんが後ろでつっかえてて、聞いてくる。
『あ、うん・・・なんか、学校に行くと、
どこか別の所にいっちゃうような気がして。』
お兄ちゃんは顔をしかめた、自分でも何を言ってるのかわからない。
『あっ、いや〜、気のせいだと思うんだけどね♪』
心配させるのもなんだし、ここはごまかしちゃおう。
387 :
ちょびっちゅ :2001/04/05(木) 11:33
けれど、お兄ちゃんは素っ気ない顔をしながらも、 『とりあえず、さくらは外にでてろ、いいな。』 そういってさくらを家から追い出した。 なにやら玄関でゴソゴソやってるのが、ドアごしに解った、そっとドアに手をかけると、 『バカ、覗くんじゃないっ。』 怒られた、カンのするどい野郎だ。 一体何してるんだろう。 お兄ちゃんは、ぶぜんとした顔をしながら、さくらに手を差し出した。 その上には一本のちじれた毛がのっている。 『お守りだ、もっておけ。』 『お守り?これが?』 『まぁ、気休めていどのものだけどな。』 そういって、さっさと自転車のほうにいってしまった、さくらはしげしげと、 ちじれた毛をみつめた、どこの毛なんだろう? 『バカ、そんなジロジロ見るな、早くしまっとけ。』 怒られた。
388 :
ちょびっちゅ :2001/04/05(木) 11:34
雪兎さんとの待ち合わせ、はにゃ〜ん♪朝はやっぱりこれがなくっちゃね。 『おはよう、桃矢、それと、さくらちゃん。』 『はいっ、おはようございます。』 『元気がいいね〜、朝ご飯はちゃんと食べてきたかい?』 うんっ、とうなずくと、何故かお兄ちゃんが少し気まずい顔をした。 気にする必要もないけどね。 『それからね、お守りも渡されたんだよ。』 エヘッ、とお兄ちゃんのほうを向くと、死ぬほど気まずい顔をされた。 一体、どうしたんだろう。 雪兎さんは何かにきづいたらしく、聞いてきた。 『もしかして、毛の事・・・・?』 コクコクッとさくらは嬉しそうにうなずく、お兄ちゃんはこれ以上にないくらい 顔を真っ赤にしてる、妹を気遣ったのがバレて照れてるに違いない。
389 :
ちょびっちゅ :2001/04/05(木) 11:34
雪兎さんがうれしそうに言った。 『桃矢はね、僕の毛を持ってバイトにいってるんだよ。』 そうなんだ、コレは雪兎さんの受け売りだったのか。 それにしても、お兄ちゃんうらやましいな・・・・・ なのになんで、青ざめた顔になってるんだろう。 『なんなら、さくらちゃんにもあげようか?』 『ほっ、本当ですか。』 ワーイ、お兄ちゃんが横で口をパクパクしながら、 何か言おうとしてるのも目に入らないほどうれしいよ〜♪
390 :
ちょびっちゅ :2001/04/05(木) 11:35
『じゃあ、ちょっと待っててね。』 そういって視界の外へと道の角のほうに雪兎さんは行った。 『そうだお兄ちゃん、さくらもお守りあげようか?』 殴られた、なんでぶつの? 『お、おまえにはまだ早い。』 さっきからいやに慌ててるし、今日のお兄ちゃんはちょっと変だ。 雪兎さんの毛は、白くて、やっぱりちじれてた。 《つづく》
俺は近くの公園へ来ていた。もうじき、果たし状の主がやってくるはずだ…。 「決着をつける時が来たようだな…。」 来たな、シスコンめ…。 「二度とさくらに近づけないようにしてやるぜ。」 それはこちらのセリフだ。…いくぞ! しかし、急に現れた壁に阻まれてしまった。…さくら!? そうか、気付いてしまったのか…。俺達の魔力を感じ取ったんだな…。 そうだよな…お前にとっては大事な兄さんだもんな…。 俺はメイズを破らずに、黙って帰ることにした… きっとあいつは、俺達の喧嘩の理由をわかってないんだろうな…。 …3日後。 俺はまだメイズの中をさ迷っていた。 何故だ…さくら。周到にループまで張って…いつまで発動させているつもりなんだ? …その頃、木之本家では 「もうええんとちゃうか?あの二人ももう頭冷えとるやろ。」 「ほえ?なんのこと?もう学校行く時間だから、お留守番頼むね。」 「…あかん、魔力が強うなりすぎて、カード発動させたままなのも気がついとらん。」 さくら…
392 :
385 :2001/04/05(木) 17:54
ありがと〜>ちょびっちゅさん ていうか話の途中で失礼した
393 :
CC名無したん :2001/04/05(木) 23:16
◎月▲日 新しい朝が来た。希望の朝だ。 登校途中に雪兎に逢った。 今日の雪兎は上機嫌だ。 この間買ったあの白痴パソコンに 似合う洋服が見つかったらしい。 私が皮肉で、今度知世ちゃんに衣装作って貰う様 頼んでおくと言ったところ、えらく喜んでいだ。 そして雪兎は小学校の入り口で別れ際に キャンデーをくれた。 教室に入ると三国人がLOVEビームを出しながら こちらを見ていた。 私はやつに近づいてキャンデーが欲しいかと聞いた。 モジモジしている。 本当は欲しいに決まっている。 そう、私の体温が感じられるこの飴玉を。 私は地面にキャンデーを放り投げた後、 かかとで粉々に潰した。 「それを食べるがいい、三国人。」 一日一善。 今日もカードキャプターの使命は無事に果たせた。
394 :
さくら :2001/04/06(金) 00:56
〇月〇日 今日スピネルさんが砂をかけて何かを隠そうとしてました。 目が合ったとき凄く気まずかったです。
☆月●日 今日で一週間か…。せめて水が欲しい…。 毎朝近くから「はにゃんはにゃん♪」という幻聴が聞こえてくる…。 さくら…気付いてくれ……。
396 :
: :2001/04/06(金) 18:35
「ほぇ?野球?知世ちゃん、今日、野球ってあったっけ?」 「大阪ドームで、社会人野球の決勝戦ですわ♪」13 名前: CC名無したん 投稿日: 2000/10/22(日) 17:39 ○月○日 晴のち雨 今日はお洗濯の当番。かったるいのでレインのカードでパス1。 パスは3回までって自分に約束したから、あと2回は大丈夫。 お父さんが雨があがらないかしきりに心配してたせいで、カード一日中使いっぱ。 いいかげん魔力切れたから寝る。
397 :
CC名無したん :2001/04/08(日) 04:32
4月某日 先週の6時まで、さくらの家の前は もの凄い人集りだった。 朝からヲ兄さん達が列をなしていた。 自作の垂れ幕に「さようなら、そしてありがとう。」と 掲げている者もいた。 中には勘違いしてるのか、小島太の垂れ幕もあったが。 ところが、あの人達はどこへ行ってしまったのだろう。 今日の木之本家周辺には、人っ子ひとりいない。 私の魅力とは、そんなモノだったのだろうか。 そういえば、本屋に行ったとき あやしい男の人が 「さつきたん、ハァハァ」とか言ってた。 キショイので帰ろうとしたら、別の男が 「ちぃたん、ハァハァ」と来たもんだ。 今日のさくら、ちょっとロンリー。
398 :
397 :2001/04/08(日) 04:38
すみません。さつきたん→みさきたんの間違いでした。
399 :
さくら :2001/04/08(日) 13:19
4月8日 ハルマゲドン 知世ちゃんに紹介してもらった オカマちゃんバーの皆さんに話を聞いたところ、 雪兎よりおにいちゃんに興味があるとのことだった。 やっぱり変態・・・でなくて、同性愛者のみなさんの 考えることって違うなあ。勉強になりました。 早速ユエさんに頼んで、今日は雪兎さんにハッスルして もらいます。そしてそれを売りさばくさくら。ゲロもうけはにゃ〜ん。 ユエさんが真っ青になってよろけてたけど、今更気にスンナヨ!役立たず!
∀月X日 ゼッコーチョーである 最近、再放送も終わってしまって暇なので、 リトルのカードで小さくなって、「ヒカル」とか言うエンジェリックを 修理不能になるくらいに叩っ壊してやった。 だってこの板の主役は私だもん、全然OK
○月○日 ケロちゃんが朝立ちしてた。
402 :
CC名無したん :2001/04/08(日) 19:51
4月8日 花まつり 先週でテレビのお仕事もこなくなって 収入源が無くなっちゃった。 はにゃーん、お小遣いたりないよ〜。 仕方ないので競馬で稼ぐことにしようっと。 今日は桜花賞。さくらのレースだよ♪ 競馬なんて「ダッシュ」のカードでちょちょいのちょい と思ってたのに、子供は馬券買えないんだって。ほえー。 だから「ビッグ」のカードを使ってみたの。 でも、大きくてもやっぱり子供は断られてしまいました。 お金を稼ぐって、大変なのね。 帰り道、街頭テレビで「エンジェリックレイヤー」が 流れてました。 幼稚園児の役で知世ちゃんが出てました。 みんな、生活困ってるんたね。 私も今後の身の振り方を考える時にきてるのかもしれない。 全然OKじゃないよ〜。
4月8日 はれ 先週、さくらカードをどこかに置き忘れちゃった。 それ以来、隣町では大嵐、洪水、局地的な地震とかが相次いで起こってる。 きっと、新しいカードの主がそこにいるんだろうな。ケロちゃんも引越の身支度を始めていた。 「ほな、世話になったな。おまえも今日から普通の女の子や。明日からは、ちゃんと学校にも行きや。」 これまでずっとお友達だと思っていたのに、主が変わるとこんなにもあっけないお別れするんだね。 もう、なにもかもがどうでもよくなっちゃった・・・。 わたしの手元に偶然残っていたカードには、ボールペンの試し書きやカッター台にした跡が残ってる。 しかも全然役に立たないフラワーのカード。 でもいいよ、このカードにわたしの魔力、全部あげる。 わたしは高々とカードを掲げ、最後の呪文を唱えた。 もう、最大の魔力を得たまま主からの終了命令が来ないフラワーのカードは、いつまでもいつまでも 桜の花びらを生み続ける。冷たくなったわたしの体に、暖かい桜の花がやさしく降り積もる。 4月初め、友枝町には散り始めた桜の花びらが異常な程に多く舞い続けた。 それは一ヶ月経っても舞い続き、やがて街を、都市を覆い尽くしても止むことはなかった。ずっと、ずっと・・・。
悲しいですねー…終了ネタは…
405 :
CC名無したん :2001/04/08(日) 22:30
●月◎日 今日、知世ちゃんの家にいったら 知らないお友達がいた。 みさきちゃんって言うんだって。 最近近くに越してきたらしいんだけど ちょっとなまってるの。 でも、みさきちゃんのなまりって 一番搾りの中山美穂ばりのなんちゃって方言で ちょっとむかついた。 なんだかお人形を大事そうに持ってて、 知世ちゃんもケバイ人形持ってた。 2人で何だか盛り上がってて寂しいな。 みさきちゃんがトイレに行ってる間に 人形の間接にボンドぬって帰ってきちゃった。 さくら、ちょっと村八気分を満喫♪
時期的に仕方ないけど…暗い…
407 :
CC名無したん :2001/04/09(月) 02:22
やっぱりおもしろい!! 終わったのはしょうがないけど・・・
5時半っていっても、陽はまだ高いよ、日曜日じゃ昼間だよ ………りぃくん、よくやるよ、付け毛までして。女装はクセになるから、 1クール以内でやめちゃいなよ………
>>408 元ネタがよくわからん、スマソ
時間帯的にエンジェリックレイヤーと関係有り?
411 :
CC名無したん :2001/04/09(月) 22:19
4月某日 最近お兄ちゃんのクラスにいる秋月さんが 元気ないんだって。 全然エリオル君がかまってくれないらしいの。 お兄ちゃんも格好良く 「秋月・・おれは・・お前がいなくなるのは嫌だ!」 とか言ってあげればいいのに。 秋月さんがあまりにも可哀想なので 私がエリオル君の家に行って 相談してみることにしたの。 そしたら、エリオル君また新しいしもべを 作ったみたい。 「さくらさん、ご紹介しますね。これが僕の最高傑作、柚姫です」 あーそうですか、って感じだよ。はにゃ〜ん。
412 :
山崎貴史 :2001/04/09(月) 23:54
◎タキオン○ジャングル 今日学校で嘘をついてしまった。 「ねぇみんな知ってる? 観月先生って、実は柊沢君が作ったらしいよ!」 「ほえ〜、エリオル君って人間作るのも上手なんだね〜」 「今度柊沢君にたのんで、さくらちゃんを作っていただこうかしら?」 「さ、さくらを作ってもらうのは、お、俺が先だ・・。」 「小狼君・・」 家に帰ってその話をお兄ちゃんにしました。 「お兄ちゃんには何を作ってもらおうかな?やっぱり雪兎さんかな?」 「おれは・・。おれもさくらを作ってくれ・・。」 「ほえ?何だかさくら大人気だよ〜」 僕は冗談で言ったつもりだったのに 次の日学校へ行くと、5年2組には 木之本さんが4人もいました。 少し遅れて柊沢君がやってきましたが 髪の毛が真っ白になってうつろな表情でした。
413 :
CC名無したん :2001/04/10(火) 00:41
○月×日ドリーム 「私の・・私の一番は、知世ちゃんだよ!」 ピピピピ・・・ 「はにゃ?なんだ夢か・・」 「さくら、えらくうなされてたで」 「ケロちゃん、また、夢を見たの」 「そら、予知夢かもしれん。」 気がつくと、私は涙を流していた。 さらに付け加えると、パンツも少々濡れていた。 「私・・知世ちゃんのこと、どう思ってるんだろう・・?」
414 :
CC名無したん :2001/04/10(火) 03:16
宇宙歴○○○○.○.○ 秋月さんは、セーラームーンのコスプレより、ドロンジョさまの 方が似合うよね、エリオルくんっ!!!
415 :
CC名無したん :2001/04/10(火) 05:27
丸月 ○日 前世で作ったように今回もしもべを作ることにする。 前回とは逆のパターンで実験してみよう。 太陽の守護者。東洋魔術でいってみよう。 月の守護者・・西洋魔術でいってみよう。 性格は逆にしてみようかな・・ 太陽のほうはかわいく。月のほうはお耽美な感じで。前と同じだけど まぁいいか。 弱火で煮込んで一昼夜。ほい、できた!! って夢を見た。結構適当な性格なんだな・・・
X月XX日 なんか飯食うのも面倒だ。 けど藤隆には逆らえない。 5秒で朝飯食った。 腹いせに桃矢の鞄に「私はホモよ」って書いといた。 授業中はずっと寝てた。 寺田は気付かないふりしてた。 昼休みはケロの奴にイタ電してやった。 奴はやはりゲーム中だった。 今日も知世ん家行ってコスプレすっか。
417 :
CC名無したん :2001/04/10(火) 21:49
418 :
CC名無したん :2001/04/10(火) 21:50
○月×日 今日はエリオル君に質問をしてみた。 「どうしていつも、しもべを2人作るの?」 「さくらさん、陰と陽の関係、すなわち光あるところに影があり・・」 ・・なんか長くなりそうなので本でも読もぉっと♪ あ、漫画の本がある!・・マカロニほうれん荘? 「・・・と、言う訳なんですよ。さくらさん」 「ふうん、要するにトシちゃんときんどーさんの関係なんだよね?」 「さ、さくらさん!どこからその本を??」
419 :
CC名無したん :2001/04/11(水) 00:11
○月×日 無のカード封印した後、小狼君にコクっちゃった♪ それから香港帰るのかと思ったら 2学期から友枝町にしっかり居着いちゃったの。 「さくら、これからはずっと一緒だ」 そりゃあ私がお茶の間を感動の渦に巻き込むために あっためてた台詞だっつーの! 付き合うのやめよーかな。
420 :
木之本桜 :2001/04/11(水) 00:39
4月上旬 今日、浅香監督から電話があった。 夏の劇場版第3弾に出演のオファーが来た。 どうしようかな。 お兄ちゃんも最近ゲイバーでバイトしたり お父さんも最近は遺跡の発掘より アイドルネタの発掘に時間取られてるし。 こんな駄目家族のためにカードキャプターが 一肌脱ぎましょう! まあ、風俗で脱ぐよりは私の場合絶対金になるしね♪
421 :
さくら :2001/04/11(水) 01:08
○月×日 そういえば、最近ユエさん見ないなあ。 「ケロちゃん、最近会った?」 「いや、全然。また力が無くなっとるんかなあ?」 「ほえ〜、またなの?お兄ちゃん、もう鼻血もでないと思うよ」 「しゃあないな、ちょっと様子見てくるわ」 「・・ケロちゃんどうだった?」 「なんか秋月のねーちゃんとよろしくやっとったで」 げ、またホモかよ。
422 :
にゃも :2001/04/11(水) 01:16
丸月丸日 「泡」のカードって使わないよね〜、 クロウさんは洗濯とかに使ってたみたいだけど。他に使い道は ないのかな?エリオル君に聞いてみよ〜 「さくらさんも大人になればわかりますよ・・」 なんか顔が赤かったけど、どんな使い道なんだろ?
>11 NTT系プロバイダなら、今だって DreamNet(NTTデータ、NTTドコモ)、WAKWAK(NTT-ME)、Infosphere(NTTPC)、 OCN(NTTコム)、ぷらら(NTT東日本系)、ドコモAOL(NTTドコモ系)など いっぱいあるじゃん。 >12 10じゃないけど、わざわざ電話機でネットに繋ぐくらいならパソコンや 携帯を使った方が早い。パソコンや携帯の普及率(今後も含めて)を 考えるとLモードは「ハァ?」って感じがする。
424 :
CC名無したん :2001/04/11(水) 04:11
丸月丸日 最近雪兎さんの元気が無い。また魔力が切れたようだ。 っつーかあいつ燃費悪すぎ。 お兄ちゃんは一般人なのでもう魔力ないし。 仕方ないから私のを少し分けてやることにする。 小狼君には悪いけど・・
425 :
ロンドンブーツ一号・二号 :2001/04/11(水) 04:15
ロンドンブーツだ!! 本日のがさ入れ、依頼者はなんと小学生!「李・小狼君」でーす! 「最近、彼女が他の男とあってるんですよ。コクッたのはいいけど 進展はないし・・・どうしましょう」 というわけでがさ入れ開始! 「ロンドンブーツだ!」 「ほえ? はにゃ〜ん♪」 このベッドの白い長い髪はなんだ!? というわけで黒!!
426 :
CC名無したん :2001/04/11(水) 04:31
丸月丸日 きょうは知世ちゃんが職務質問されてしまった。 カードキャプターの友人ぴちーん!! 確かに、見た目はアレだけど・・うっフォローの仕様が無いな・・ とりあえず定番のスリープで眠らして逃げてきました。 友人でいるのやめようかな・・・
○月×日 どっちがすけさんか、どっちがかくさんかで、ケロちゃんとユエさん がまたケンカしているよ。 でも、エリオル君のところもおんなじなんだって。
428 :
CC名無したん :2001/04/11(水) 05:09
丸月丸日 きょうは知世ちゃんと小狼くんとお兄ちゃんと雪兎さんとお父さんで 別荘に来ています。けろちゃんももちろん連れてきました。 おじいさんにも又会えるかな?わーい楽しみ。 なんか知世ちゃんと小狼くんから舐めるような視線を浴び続けている 気がするけど大丈夫だよね、てへ。
429 :
CC名無したん :2001/04/11(水) 05:15
丸月丸日 ユエさん・・お父さん・・早く気づいて・・・ どうしよう、星の鍵も取り上げられちゃったし・・・ けろちゃんにももうあえないんだ。 知世ちゃんがご飯を持ってきた。あれを食べるとなんだか変な気分 になってくるんだけど、お腹も限界だ。又午後はひどい事されるのかな。
「平成13年度さくらを見る会」っていうお手紙がとどいたんだ。 封筒の裏には森総理大臣の名前が書かれているよ!ほぇーっ何コレ!? 知世ちゃんに見せたら「お母様が以前よく参加されていましたわ」だって 今月末に新宿御苑で政財界の有力者を招待してお花見をするんだって、どうしてわたしが お呼ばれされたのかな…?有力者って真宮寺さくらさんも日本の影のボスとして大正時代 から君臨しているから参加しているのかな?お婆さんになったさくらさんを見てみたい気も… 「森首相とさくらちゃんのツーショットを是非とも私がゲットしなければ!」 「ダメだよ知世ちゃん、手紙を受け取った本人のみ入場できるんだって、 それと乗用車乗り付け禁止だよ。一般人は10時30分から入れるから…」 「それでは首相が帰られてしまいます、私の家のボディガード達を総動員して強行突破します」 「ダメだよ…知世ちゃん…どうしていつも…(怒&泣」 「警視庁 vs 大道寺家か?勝算はあるんかいな?」ケロ!余計な事を言うな! 「革命戦士、重○メイさんをお呼びしておりますわ」 「命のメイ、革命のメイ、メイドのメイのあの女か?そういえば日本に来たってニュースで…」 「迷惑のメイだよ…」
知世ちゃんが急に真顔になる… 「さくらちゃん…お気をつけて下さい…例年は「桜を見る会」でしたのに今年だけ「さくら」 となっておりますわ…」 「…ほぇっ?なにそれ? 知世ちゃん顔が赤いよ…?」 「政財界のオジ様達がさくらちゃんをいやらしい視線で舐めまわして…」 「知世ちゃんの視線の方がずっといやらしいよ!!」 「見るだけでは飽き足らず、性罪界という空間が都心で…」 「知世ちゃん!何自分の変な所触っているの!?もぉやだよー!!この子わたし以外にお友達いないよ絶対!!!」 「さくらちゃんの貞操は私がこの一命に代えてもお守り申し上げますわ!!」 知世ちゃんと一緒にいる方がきっと大丈夫じゃないよ… 「あのね知世ちゃん、わたし東京に行かないよ。なげやりさくらだもん。」 「ええっ!?」 「東京に知世ちゃんと出たら東京タワーとのツーショット攻めが待っているに決まっているもん」 「ギクリ」 「図星やな?知世?」 「それにね。お父さんが2○日までに森さんが首相でいられるかどうか分からないって言ってたよ。」 「それもそうですね…」 「お花見の日に首相を止めさせられたら、目も当てられないよね…」 「そう、そして傷心の森さんがさくらちゃんに慰めを求めて…ビデオに収めねば…(ハァハァ」 「帰ろケロちゃん、知世ちゃん今日はずっとこのままだよ。私、森さん好きだから知世ちゃんと合わないみたい」 知世一人で妄想の世界に浸っている 「知世…「木(之本)を見て森を見ずか…」」 続く(60%)
432 :
仔狼 :2001/04/11(水) 21:16
×月×日 黄金聖水の日 最高だ・・・
433 :
CC名無したん :2001/04/12(木) 02:49
丸月丸日 朝8:00 今日はスリープのカードを魔力全開で使ってみた。 みんなねちゃえばだるい学校もお休みだよね。 よし!寝るか〜
434 :
CC名無したん :2001/04/12(木) 03:08
丸月丸日 まいにちだりぃ・・授業もうぜぇ、どうしよう。 でもわたしったらなんていうかカードキャプターだしぃ。 とりあえず廊下をループのカードでつないでおいた。 これで寺田の野郎も教室にたどり着くことは無いだろう。いいことだ。 おやすみ〜 ぐぅ。
435 :
CC名無したん :2001/04/12(木) 16:39
活性化あげ
436 :
木之本撫子 :2001/04/12(木) 21:30
(草葉の陰から) 産むんじゃじゃなかった・・・
437 :
x :2001/04/12(木) 23:35
x月x日 晴れ 「さくら、職員室までつきあってくれ」 昼休み、小狼君に誘われちゃった。 何でも、観月先生に頼まれていた漢方薬を届けに行くんだって。 観月先生、去年までは何とも無かったんだけど、今年になったら酷い花粉症に なっちゃったんだ。 授業中もかなり辛そうにしていたし、夜も鼻がムズムズしてよく眠れないんだって。 市販の薬も使ってみたけど、副作用で肌荒れになったりして身体に合わないみたい。 そこで小狼君の知り合いの漢方の先生に、薬を調合してもらったってわけ。
438 :
CC名無したん :2001/04/12(木) 23:36
職員室に入ると、観月先生は他の先生達とお喋りをしながらお弁当を食べていたの。 「先生、これが例の薬で、こういうのも使ってみろって」 小狼君、紙袋から漢方薬の包みと一緒に、いろいろな道具をとりだしたの。 コードの付いたピンク色の・・・・あ、紫色のはかなり太くて・・・・ってなにこれ? ほぇぇ!?もしかしてこれって大人のオモチャ!? 先生達、目を点にて口を半開きにしたまま、それらを呆然とみつめているの。 「これで先生を悩ましている不感症は治るはずだ。早速使って見てくれ」 花粉症と不感症を間違うなんて・・・・・確かに語呂は似ているけど。 観月先生、顔を真っ赤にして飛び出して行っちゃった。 知ーらないっと。
439 :
CC名無したん :2001/04/12(木) 23:36
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その日以来 友枝小学校で 観月先生を 見ることは 二度と ありませんでした ーーーーーーーーー おしまい ーーーーーーーーーー
440 :
CC名無したん :2001/04/12(木) 23:46
○月×日 今日はお父さん、徳川埋蔵金の発掘でお出かけ。 お兄ちゃんは、雪兎さん秋月さんと3人で「やおい旅行」。 そんな訳で私は1人です。 寂しいので家に知世ちゃんを招待しました。 夕食の後、私の部屋でゲームをしようとドアを開けた時 「さくらちゃん、コンビニでお菓子を買いに行きませんか?」 って言うからお出かけしたの。 急にどうしたの?って聞いたら真っ青な顔して 「さくらちゃんのお部屋・・ベッドの下に柊沢君が隠れてました」 ほえ〜!!!! 知世ちゃんにエリオル拉致ってるのばれた。てへ♪
最後の一行の意外性に(爆笑)
442 :
CC名無したん :2001/04/13(金) 03:47
丸月丸日。 今日は小狼君と剣の練習だよ。 普段から使ったこと無いファイトのカードと違ってソード大活躍だね。 「♪えい、やぁ、ぎゃゃっ!!なーにするんじゃぁぶぉぉけぇぇぇ!! このわたしの愛らしいお顔になんてことしてくれんじゃ!責任取れ、われ!! ぎゃんっぶわっしゅぅぅぅ・・・」 やばっ三国人の剣ごと叩き斬っちゃったよ、つまらぬものを斬ってしまった・・ ケロ「(ソードのカードって峰うちも自由自在なんやけど・・・、こわくてわいから さくらには言えん・・)・・・」 さくら「えーい、イレイス! ついでに皆の記憶もけしちゃおっと。 だってわたしはご町内の平和を守るかーどきゃぷたーだもん。このぐらい当然よね♪
443 :
ちょびっちゅ :2001/04/13(金) 18:40
○月●日 さくらはおもむろに必勝とかかれたハチマキを巻いた。 不思議だ、気がひきしまるのが自然と解る。 「まぁ・・・さくらちゃん、今日は気合がはいってますのね。」 知世ちゃんはそう言ってくれるが今回ばかりは敵と思っていい。 内面ではきっとウズウズしてるに違いないのだ。 「それではみんな席につけ〜。」 例の物を持ってきて寺田はいった。 しかし、もはや雑音などに関心はない、さくらは無の境地で机についた。 シーンとした空間に、クラスのみんなから自分が注目されてるのが解った。 みんな期待してるのだ・・・しかし今日負けるわけにはいかない。 「それでは、テスト開始っ!」 寺田の声と同時にみんないっせいに数字の処理能力診断にとりかかる。 さくらも難解で、意味不明な数字を解読しようとつとめる。 ******************** 「木之本・・・・・0点だ。」 その瞬間、静まり返っていた教室がワッと盛り上がった。 「さくらちゃんオメデトー!!」 「ついに記録が並んだじゃないかっ!」 などと周りからはやしたてられる、知世ちゃんは、この瞬間を逃すまいと、 ビデオをまわしっぱなしだ。 「次は・・・ガンバレよ。」 ほほをヒクヒクさせながら寺田が言う。この日、 さくらは伝説の小学生の野比君と、0点連続記録(算数の部)で並んでしまったらしい。 ホエエ・・・、全然OKじゃない、記録だけは更新しないようにしよう・・・
444 :
CC名無したん :2001/04/13(金) 23:27
○月□日 関西人を迫害する日 今日は待ちに待った関西人を迫害する日でした。 私は休日の中で関西人を迫害する日が一番好きです。 わたしの周りには残念ながら関西人がいません。 なので、関西弁をしゃべるケロちゃんを迫害することにしました。 「関西弁なんかを喋からこういうことになるんだよ悪く思わないでねケロちゃん」とケロちゃんに言いました。 まず、尻尾をもってちぎれない程度にぐるぐる回しました。ケロちゃんはちょっとぐったりしました。 そのあと、ケロちゃんを煮たり、揚げたり、きざんだりして終わりにしました。 とても楽しかったです。来年の関西人を迫害する日が今から待ち遠しいです。
445 :
CC名無したん :2001/04/13(金) 23:51
>>443 ワラタ。
でも、やっぱりさくらたんは頭悪いのね・・
通知表編の話キボン。
●月□日 はれ 久しぶりに部屋の掃除でもしようかな。 部屋の中はご飯の食べ残しが腐ったやつ、脱ぎ捨てたまま異臭を放つ下着、ケロちゃんが食べ散らかしたお菓子くず。 地層のように積み上がった部屋中の雑誌、一番下にあるのを探り当てたら週刊少年ジャンプ99年1・2合併号だった。 あーん、面倒くさいなぁ・・・。 でも部屋のかたずけは1分で終わった。イレイズのカードさん、ごくろうさま。 さて、掃除機かけておしまいにしようっと。 でもケロちゃんがゲームに熱中してるから邪魔。もうっ、お掃除の邪魔する子はゴミと一緒だよっ! わたしはケロちゃんを掃除機に吸い込んだけど、さすがに大きすぎて詰まっちゃった。 でもスイッチを最強にしたら、またゴミを吸えるようになったよ。なんでだろ? 先っぽを見たら、ケロちゃんのくちがゴミを吸って、お尻からゴミが吐き出されてる。はにゃ〜ん、これは便利! ケロちゃん!もっと舌を使って隅っこのホコリも取ってね。 掃除も終わった頃、先っぽにケロちゃんはいなかった。きっとカラカラに乾いて本体に吸い込まれたんだね。 ほえ〜、黄色いぬいぐるみの奴、やっと役に立ったよ。ごくろうさま。
○月○日 ケロちゃんの首をたれぱんだに挿げ替えてみた。
448 :
CC名無したん :2001/04/14(土) 11:45
○月○日 寒い。 灯油が切れた。 真の姿のケロちゃんにくるまって寝ようと思ったけど 臭いのでやめた。
449 :
ちょびっちゅ :2001/04/14(土) 12:36
>>446 ケロイビリ、もはや高度に極めたカンジですね。劇場板期待しています♪
>>447 -448
同人物と思われる、シュールな日記で、笑いました。
>ちょびっちゅさん サウスパークの件ですが、ここに書きます。 日本でもリリースされています。ツタヤとかにあるんじゃないでしょうか? (俺が利用しているのは、青梅街道沿いのビデオ屋ですが…) さて、ケニー・マコーミック君ですが、「可愛いか?」と聞かれると、分かりません。 何しろ、いつもパーカーのフードを被っており、顔が半分しか見えないからです。 それにモゴモゴと何を言っているのか分かりません。ですが、かなり気の利いたことを 言ってるみたいです。 顔は知りませんが、俺はケニー君は好きです。いつも殺されるけど… アメリカのアニメなので、ディズニー等と一緒に並んでいると思います。 面白いですよぉ
452 :
CC名無したん :2001/04/14(土) 23:48
CCCPここでも雑談か・・・
○月○日 雪兎さんのメガネがダテだとやっと気づいた。
○月○日 お兄ちゃんの髪型の立体モデルの製作に挑戦した。 3分でムリだと悟って諦めた。
○月○日 洗面所でお父さんがヒゲを剃っていた。 なんでか見ちゃいけないものを見たような気がした。
○月○日 知世ちゃんが自動販売機のお釣口を調べ歩いているのを目撃した。
CCCPさん、アニメだったんですね。濃い〜顔の米アニメなら、
顔半分隠れてるほうが想像のよちがあってよさそうですね、アリガトウゴザイマス〜。
>>452 失礼しました、今後気をつけます。
△月×日 ビーフジャーキーを食べた。よく見たら、犬用だった。
459 :
CC名無したん :2001/04/15(日) 15:13
4月15日 晴 良馬場 今日も知世ちゃんから借りたビデオを見た。 ケロちゃんの映ってるところはもちろん早送り。 ホント私って可愛いよね♪
トノサマ月アマ日 今日はお部屋の中で…コケた… ケロちゃんが下敷きになったので 「やったー!ケロちゃん虐待!昔のなげやり路線だーっ!」 って喜んでいたらバチが当たったみたい…ケロちゃんが…シャツにはりついた… 知世ちゃんをすぐに呼んで相談してみると… 「まあ…珍しい…平面ガエル現象ですわ」 「わたしの持っているカードで何とかならないかな?」 「♪…カード、カードも色々あるけれど…♪」 「コラァ!知世!人の不幸を替え歌にすな!」 「人ではなく"平面ケロ"ですわ」 「ひどすぎる…ワイ不幸の真っ只中やで…」 「♪ケロケロ ケロちゃん泣かないで 根性根性…♪」 きっと大丈夫だよね…なんとかなるよね…
>>461 さくらちゃん、俺と一緒に
受け口の板前さんがいる寿司屋に
寿司食いにいこう!!
463 :
CC名無したん :2001/04/15(日) 22:02
○月×日 ケロちゃんが私のシャツに張り付いてから 1週間が経ちました。 私の周りで不思議な出来事が起こったのはそれからです。 寺田先生がオンボロ車で観月先生をデートに誘ったり、 お兄ちゃんが寿司屋でアルバイトを始めて 毎日友枝小にデコレーション寿司を持ってきたり。 そうそう、小狼君と知世ちゃんが 幼稚園を作ったの! これって、「根性」のカードのせいかな?
464 :
CC名無したん :2001/04/15(日) 23:23
○月▲日 稍重 最近、お兄ちゃんが元気ないの。 雪兎さんと喧嘩でもしたのかな? そうそう、秋月さんがモロッコっていう国まで行くんだって。 重い病気で手術しなくちゃいけないらしいの。 カードキャプターさくら 「さくらと奈久留と性転換」 次回もさくらと一緒にレリーズ!
465 :
木之本ざくら :2001/04/15(日) 23:47
○月×日 ケロちゃんが家出してからもう3ヶ月になります・・。 大切な たまごリュックの羽が取れてしまったので ケロちゃんのをもいで使わせてもらっただけなのに・・・ もう短気なんだからっ!
○月○日 知世ちゃんがわたしの画像でコラしてた。
467 :
CC名無したん :2001/04/16(月) 02:31
○月×日 PM1:00 タワーレコードで 利佳ちゃんが寺田と一緒にいるのを目撃。 PM1:50 HMVでお兄ちゃんが秋月さんといるのを目撃。 気づかれないように別の棚に移動すると 小狼君が「ボーカルコレクション」を買ってるところを目撃。 PM2:20 紀伊国屋書店で奈緒子ちゃんが「ムー」を立ち読みしてる ところを目撃。 PM3:00 エリオル君と道端で出会う。 手下げ袋には「1/6大道寺知世」のフィギュアが。 PM3:30 ちょっと人間不信気味になった私は 知世ちゃんの家に遊びに行って洋服の寸法合わせに。 映写室で着替えてたら、私のビデオが何本も並んでる。 ちょっと恥ずかしいな。 でも、その隣に並んでる「おんぷちゃんのすべて」って ビデオが気になるんだけど。 PM3:35 知世ちゃんがお茶を入れにいってる間に テレビをつけた。 ちっ、ジャングルポケット3着かよ。 PM5:10 家に到着。なんだか感じの悪い1日だった。 ムシャクシャしたのでケロちゃんのゲームに ジュースかけてみた。 なんか号泣してるよ、うひょひょはにゃ〜ん。 PM5:20 テレ東の人形劇アニメをみた。 けっ!この揉み上げ長い女の子のせいで 私の株も下がりまくりだよ。はう〜。 私が数年前、あずきちゃんのファン総捕りした罰かな? なんか寂しいので「イリュージョン」のカード使って 雪兎さん出して、泣きながら一緒に寝た。
×月×日 秋月さんがホントは女の子じゃないって教えてあげたら、 お兄ちゃんはにゃ〜んになった。
○月○日 髪型を変えた。 そうしたら、誰もわたしだと気づいてくれなかった。 だから次の日には元に戻した。 学校は欠席扱いにされた。 ちゃんと行ったのに〜
471 :
CC名無したん :2001/04/16(月) 21:34
○月×日 三国人が私と勘違いして ミラーに告白しました。 ばっかじゃねぇの?
472 :
CC名無したん :2001/04/16(月) 22:01
×月×日 朝起きて 鏡を覗くと いつもよりも 可愛くなった私がいた きっと 作画は藤田さんね ララララルルル いい天気 通りの向こうに パトライト とうとう私の可愛さに 警察も動き出したみたい くるくる回って ほえほえはにゃん 三国人もまえかがみ
473 :
川禅 :2001/04/16(月) 22:37
○月×日 朝起きて鼻糞を掘った。起きて直ぐは溜まってて堀甲斐があっていいな。 それを小瓶に貯めておいて臭いを一気に嗅ぐハニャン。 くさぁぁぁい…でもこれがさくらの匂いなんだハニャン。
○月○日 山崎くんがポマードをヤナギヤに変えてた。 「やっぱりヤザワだよね〜」だって。 なんのことだろう?
475 :
天静 :2001/04/17(火) 01:14
X月X日 氷ー♪氷ー♪今日はスノーでかき氷♪ ほえ?蜜がないよ…こうなったら…「スイート!」 よし、これでOKだね♪ いっただっきまーす♪ あまりにおいしくて、食べ過ぎちゃった…ほええ… あれ?そういえばケロちゃんは…確かテーブルの上にいたはずだけど。 どこ行っちゃったんだろー?
○月○日 今日から11匹目のケロちゃん。 あと1匹で1ダース。
477 :
CC名無したん :2001/04/17(火) 21:38
○月◎日 今日、知世ちゃんの家で 服の寸法を計った。 その後石膏で型も取られた。 次の日、大道寺コーポレーションが 一部上場になったらしい。
478 :
木之本さくらさん :2001/04/17(火) 23:43
大安吉日 はうー、今日も寝坊しちゃったよう〜 お兄ちゃんたら、すぐ先に行っちゃうんだから! ローラーブレード履いて追いかけなくっちゃ。 あっ、間に合った!お兄ちゃん、おいてかないでよ〜! あ、雪兎さんだ。はにゃ〜ん 校門の前で雪兎さんがキャンディくれた。 うっとりしてたら横で知世ちゃんがビデオ撮ってた。 ほえ〜。 教室で李君におはようって言ったら、あかくなっちゃた。 観月先生が入ってきた。はにゃ〜ん。 李君はむすっとしている。 今日はチアリーディング部のある日。 考え事してたらバトンが頭の上に!ほえ〜 コーラス部と終わるのが一緒だったので 知世ちゃんと一緒に帰りました。 これが、今日のさくらの1日です。 以外と普通でしょ? いくら私がカードキャプターでも そんなに毎日変なことおこんないって。 そんな怪しい街だったら、みんな引っ越してるだろうし。 でも、ちょっと変わった事といえば ケロちゃんが「ゼロ」っていう名前になって たまに人間面で笑うようになった事かな? あと、守護霊も見えるようになりました。 ちょっと平安時代入った男の子です。 どう?ぜんぜんフツーでしょ?
ホエホエ月 プニ日 最近年を取った気がする。 口が臭い、皮脂が取れない・・・ ヘアブラシにはいつもより髪の毛が沢山付いている。 最近、風呂場で軽石を常用している、なにかがおかしい これが更年期障害というものなのか、いや私は10歳だ ふウ、この階段長いな、脂肪腹・・・体と別の意思を持っているようだ・・・
480 :
CC名無したん :2001/04/18(水) 00:13
α月Ω日 お父さんがクロウリードの転生の片割れだと言う事がばれた。 クロウリードは中国人と西洋人の混血。 そのため、クラスメートから三国人や毛唐などと罵られ、石を投げられ始めた。 石にぶつかって怪我をして病院に行ったけど、診療時間が過ぎているといわれ診察してもらえず、 薬局で傷薬を買って帰宅。 夜、家にも石が放り込まれて、窓硝子が割られた。 また、家に貼られた中傷のビラを燃やした人がいて、ボヤ騒ぎが起こった。 …どうして、こうなっちゃったの。
三りんぼう 昨日型をとった私の人形が出来たんだって! はう〜。はずかしぃよぉ〜。 そんなわけで、知世ちゃんの家に見に行ったの。 ほえ〜!さくらが10人もいるよ〜!! 全部バトルコスチューム来て。 「アリスメイド服ヴァージョンが、20件のバックオーダーを 抱えてしまってこまってますの」 「知世ちゃん・・」 「さくらちゃん、名案があるんですけど・・」 「なあに?」 「李君のお誕生日に、このさくらちゃんをプレゼント・・」 「ざけんなゴルァ!!」 「さくら、俺からも頼む!」 「しゃ、小狼君まで・・?」 「俺はいつもさくらと一緒がいい。だけど香港に帰ったら 逢えなくなってしまう。だから・・お願いだ!」 「小狼君・・・(ポッ)」 「では、私が徹夜で作ったホール付きさくらちゃんを 香港でかわいがってくださいな」 「お、俺は!別にそこまで・・・!(赤面)」 「小狼君、鼻血出てるよ・・」 「あわわわ・・(前屈みで鼻血を押さえる小狼)」 「じゃ、じゃあこうしよう!大道寺に俺も型をとってもらって・・」 「みんな、私のことおもちゃにして遊んでる!(涙がキラリ)」 「あ・・さくらちゃん・・帰ってしまいましたわ」 「俺、あいつのこと怒らせちまったかな・・」 「大丈夫ですわ。帰り際にメモで「李君の型、よろしくね」って 渡されましたの。」 泣きながら家に着くさくら。 そのまま走って自分の部屋のベッドに潜り込む。 「・・・」 「おかえり、さくら〜。なんや?帰るなりベッドに入って・・ 具合でも悪いんか?」 「ううん・・違うの。大丈夫だから心配しないで。」 「そうはゆーても、ワイはさくらにそんな顔させとうない。」 「うるせーぞスポンジ!お前も型とって売るぞ!!」 悲しげな顔をして、ケロちゃんは出ていった。 あ〜、早く小狼君できあがらないかな〜。
482 :
時の傍観者 :2001/04/18(水) 00:24
○月×日 お父さんの書庫で不思議な生き物に会いました 羽が生えた大阪弁をしゃべるぬいぐるみです。 良い値で売れました!!
483 :
CC名無しさん :2001/04/18(水) 00:30
4月1日 さくらちゃんがオーストラリア旅行に行きました。 レイプされて帰ってきました。 さくらちゃんの処女を奪ったのは三国人でもさくらヲタでもなく、 オーストラリア人だったのです。 ほんとだよっ
○月○日 1本だけ長い乳毛が生えた。
486 :
CC名無したん :2001/04/18(水) 01:26
○月×日 お父さんの書庫で不思議な生き物に会いました 羽が生えた大阪弁をしゃべるぬいぐるみです。 とりあえず焼いて食べてみた。 (゚д゚)ウマー
487 :
陽ノ下さくら :2001/04/18(水) 19:48
○月×日 お父さんの書庫で不思議な丹下さんに会いました ヒゲが生えて片目の丹下さんです。 「嬢…カードキャプターやらねーか…?」 今日のお昼に知世ちゃんがそんなお話を延々として一人で笑っていました。 続くみたいです(40%)… 李キ石というのが次回は出てくるみたいです。 そんな知世ちゃんを見ていると友情が燃え尽きた感じがしました、真っ白に
わたしといっしょになげやりな人生を送ってみませんか? なげやりさくらより
けれど、このスレッドには なげやりに書き込まないでね なげやりさくらより
○月×日 私、木之本桜。 西萩小学校に通う小学校5年生。 最近、算数もちょっと好きになりかけてます。 とりあえず、元気が取り柄の女の子! ちょっと変わってる事といえば、 ホルモンが焼けることくらいかな。
491 :
CC名無したん :2001/04/18(水) 22:24
分け分からね〜よ
フニフニ月プリ日 ミラーで私を写してみよう うむ、相変わらずのナイスボディだ、自分でも見惚れてしまう。 とりあえずこのミラーを食べておこう、後でまた作ればいいし、私の裸を見た罰だよ♪ 魔女信仰めいてるけどやっぱり美女を食べると若返るもんね、おいしそうなミラーちゃん、ゴクリ・・・
○月○日 今日、お風呂の排水口がちじれ毛でツマってて大変だった。 どうやら桃矢お兄ちゃんがシモの毛を剃っているらしぃ。
>>492 ハニャソさんが書き込んでいるよ!。このスレッドでは初めてですよね?。
○月×日 今日、小狼君と一緒に知世ちゃんの家へ行った。 私は新コスチュームの衣装合わせのため ビデオルームで着替えていた。 知世ちゃんと小狼君の話し声がする。 何話してるんだろう? 「さくらちゃんの事を考えてらっしゃるのですね?」 「お!俺は別に・・」 「李君は、さくらちゃんの事が好きなんですね。」 「・・・」 とんでもない会話を聞いてしまった。 小狼君が私のことを好き・・? 私は・・私は小狼君のことどう思ってるんだろう。 大好きだよ、でも、この感じって雪兎さんの時とも違う・・。 私の心はおおいに動揺していた。 とりあえず裸のまま2人の前に戻ってみた。 「うわっ!ど、どうしたんだお前??」 「さくらちゃん!超絶かわいすぎますわ〜!」 あやー。ちょっとサービスしすぎかな? 知世ちゃん、どうしてあんたまで裸になるの?
496 :
CC名無しさん :2001/04/19(木) 08:29
4月1日 お別れのあいさつが変な番組の予告で潰されてた。 むかついたから名塚佳織の家に無言電話かけた。
497 :
CC名無したん :2001/04/19(木) 13:45
4月19日 マターリ シスタープリンセスとか言うアニメがやってるんだって。 でもそれ、チアリーディングとか、その他結構さくらの要素パクッてない?って 突っ込みそうな作品なの。ほえ〜!なんか悔しい!私怨でも! 早速一番小さい金髪の女の子をラチって、ロシアにでもうっぱらう 計画立ててやるんだから! 「さくらちゃあああぁん!!駄目ええ!!いけませんわ、 そ、それだけはあああぁぁああ!!」 ほえ?と、知世ちゃん?どうしたの、そんなに取り乱して? 知世ちゃんなら調教はわたしにおまかせくださいなとか いつもなら言ってくれるのに。 知世ちゃんはブルブル震えながらこうのたまいました。 「そそそそんなことを軽軽しく言うと、お、お兄たまどもが・・・」 ハァ? 恐怖のあまり失神した知世ちゃんを道端において わたしは帰りました。
498 :
陽ノ下さくら :2001/04/19(木) 20:26
○月あしたのためのその1日 知世ちゃんの病気…もといお話の続き ------------------------------------------------------------------------ 「ほえー」 「ほぇぇぇーっ」わたし何やってんだろう… あれは1週間前… わたしは嫌々カードキャプターになることになったんだ… 断ると杖で叩くっていうんだもん… 不思議な丹下さんは勝手に納得して帰ろうとするのでわたしは質問したんだ… 「どうしておヒゲや海賊みたいに片目を隠しているのですか…?」 「変装だよ、ストーカーがな…」 「…」 しばらくしてから丹下さんからお手紙をもらいました 「明日のためのその1『吼えろ!』」 何これ… 『えぐるように吼えるべし』???? 犬はワンワン、人間ってどうやって吠えるんだろ… 桃矢お兄ちゃんに聞いてみよ… 「あのねお兄ちゃん、犬は(中略)、人間は何て吠えるの?」 「『ほえ』だ」 続きは他所にて
○月○日 ほえほえ 今日は5年生になってからの初仕事。 友枝町に大雪が降ったの。 今回のコスチュ−ムは うさぎさんのオーバーなんだけど 我ながら小学校高学年の着る衣装じゃないなと思う。 でも、着なきゃ知世ちゃん悲しむ。 知世ちゃん泣く。さくらも悲しい。 でもこの衣装、おおむねヲ兄さん達には好評のようなので あげときます。
×月×日 風邪ひいて寝込んでたら お母さんが舞い降りてきた。 おばけ嫌い!
知世たんラウ¨月モエ日 今日知世ちゃんがさくらの家にやってきた。 家庭の中のさくらを撮りたいらしい。 カードキャプターとは何の関係もない。 わかってた事だがこれは完全に、この友人の趣味だ。 『ほえ〜、素でとられるのも、衣装きせられてとられるのも、 やっぱり恥かしいよ〜。』 その恥じらいがたまりませんわ、といわんばかりのオーラを発して、 知世ちゃんはビデオを回す、でもそういえば・・・・・・・ 『ねぇ、知世ちゃんは、自分の姿を撮ったりはしないの?』 持ち主を写さないビデオというのも珍しい気がした。 (プロは違うのかもしれないけど、知世ちゃんはそんなディープじゃない、 と思いこみたかった。) 『たまには、さくらが知世ちゃんを撮ってみたいんだけどいいかな?』 なんとなく立場を逆転させるのも楽しいかもしれないと思った。 知世ちゃんをしばらく撮るが、あまり動じないみたいで、 素の姿だった。なんとなくおもしろくないな・・・・ 『そうだ、ケロちゃんに頼んで、さくらと知世ちゃんを撮ってもらおうよ。』
502 :
ちょびっちゅ :2001/04/19(木) 21:59
ケロちゃんも乗り気で、『もっと笑顔をみせんかい』とか、 やたらクチうるさく撮影してくれた。知世ちゃんはあがってるのか、 少し表情が固かった、変だな、さくらが撮った時は普通だったのに。 『ねぇ、どうせなら、ケロちゃんも一緒にはいろうよ。』 お兄ちゃんの部屋に行ってビデオを撮ってくれと頼んだ。 『なんだ・・・その人形も一緒なのか?』 いぶかしげな視線をしばし送るが、なんとか承諾。 『怪獣撮影か・・・・』 ボソッと言った兄貴の足にけりをいれる。 『おじゃましま〜す。』 すごくアニメ的なグッドタイミングで雪兎さんがきた、はにゃ〜ん。 一連の話をすると、お兄ちゃんも含めてビデオ撮影をしてくれた。 もうこうなったら、雪兎さんも入れて撮ってもらいたい、 そう思った中、お父さんが帰ってきた。本当にアニメって素晴らしい。 いつもの虫も殺せない顔ニコニコ顔で、承諾。 この場にいる全員を撮っててもらった。 『あ〜良かった。』 『良かったですわ。』 『よかったで〜』 『・・・・・・・今しゃべった・・・』 『みんなおつかれ〜』 ケロの口をふさいで、晴れやかな顔で解散。 今日は楽しかった〜。 お父さんが無言で何かをうったえてるようだったけど、 なんだったのかな?
秋月萌日 今日も私が大活躍が放送される日曜日。 知世ちゃんは、生の私を撮るのが生き甲斐らしいけど 私はどっちかっていうとエアチェック派なんだ♪ ニャンチューが手を振っている、もうすぐ私の出番。 ちゃんとHGのテープも買ったし、 録画モードも標準になってる。よし。 ♪あやまじーまー♪ さあ、私の出番だ!はにゃ〜ん☆ やっぱ可愛いわ、私。いやマジで。 このOPのお洋服、テレビじゃ光の加減で 分かり難いんだけどシルクで出来てるし すっごく着心地も良くて気に入ってるの。 この透明感、やっぱり私じゃなくちゃ着こなせないよね。 あれ?どうしたのかな?? 画面が暗くなってきちゃったよぉ〜(泣) うちのテレビもう寿命なのかなぁ。 このままじゃ、私の超絶かわいい姿が 見られなくなっちゃうよ・・(涙がジワリ)
・・・泣いててもしょうがないよね。 どうしたらテレビが直るか考えなくちゃ・・。 (目を閉じて集中するさくら) ・・・そうだ! たしか、45度の角度から叩けば直るって ひろし君のお母さんが言ってた!! 大丈夫、なんとかなるよ。絶対だいじょうぶだよ。 「星の力を秘めし『鍵』よ、我が腕に力を貸せ。チェストー!!」 〜テレビは元の画面に戻った〜 はう〜直ったよ〜。ありがとう、ひろし君のお母さん。 ・・って、ほえー!もうエンディングだよ〜。 しかも、来週から「だぁ!だぁ!だぁ!」なんて・・ ひっどーい!(涙目で家を飛び出すさくら) 〜カメラがパーンして、木之本家の屋根に向かう。 テレビのアンテナの上には、エリオルが杖をかざして立っていた〜 「さくらさん、日に日にあなた力は強くなってますね。 でも、今回は魔法を使わなくても解決できました。0点ですね。」 〜泣きながらさくら走っていると、前から来た人にぶつかった〜 「きゃぁっ!ごめんなさい・・・観月先生?」 「よそ見をしてちゃ危ないわよ、木之本さん。 ・・あら、泣いてるの?」 「あ、あの・・私・・」 「そうそう、今日はさくらちゃんに渡す物があったの。」 「ほえ?私に?」 「はい。今あなたが欲しい物は、これね?」 〜先生の手元には「CCさくら VOL.18」のDVDが〜
「観月先生、どうして私がこれを欲しいってわかったんですか?」 「何となく、かな?」 「あの、あ、ありがとうございます!」 「テレビを見るときは、部屋を明るくして離れて見るのよ」 「は〜い!」 はにゃ〜ん、これでゆっくり私の活躍する姿が見られるよ。 今日はいい日だよ〜。 でも、私の家にはDVDが無いことに気づいたの。 はう〜。 知世ちゃんの家で見せてもらおうと思ったんだけど、 ちょっと弱みを握られるような気がしたので 利佳ちゃんの家で鑑賞することにした。 (もう、このへんで勘弁してください。たいしたオチも無いんで)
506 :
CC名無したん :2001/04/19(木) 23:32
「ほえ?寺田先生、どうしてここに?」
507 :
大道寺知世 :2001/04/19(木) 23:58
「寺田先生、利佳ちゃんの家でバスローブを羽織るとは やるやつですわね。」
○月○日 お父さんがビガーパンツを履いてた。
510 :
CC名無したん :2001/04/20(金) 19:32
○月×日 お父さんの書斎を掃除してたら お母さんの写真が落ちてた。 ちょっとカピカピしていた。
知世「さくらさん、おっぱいの時間ですよ」 さくら「はにゃーん」 知世「まぁ、こんなに元気におっぱいを飲んで...よっぽど お腹がすいてらしたのね」 さくら「んまんま...」 知世「あ...そんなに強く吸っては嫌ですわ」
512 :
時の傍観者 :2001/04/21(土) 04:08
○月△日 今日は新しい発見をしちゃいました。 カードがそろってからというものの役立たずの無駄飯食らいの ケロを有効利用する方法なんです。 その方法はケロの首根っこをつかんで思いっきり頭をぶん殴る そうすると口から火を吐いてくれるんです。 でも6回しか持たないみたい・・根性ないよね 知世ちゃんにもこの事話したら「テンちゃんみたいでかわいいですわ!」だって ・・・・テンちゃんって誰だろう? わからなくてムカついたので、もう一発殴ったら首もげちゃった・・・・・・・ 木工用ボンドで何とかなるよね!天下のカードキャプターだもん
○月○日 ウンコがぶっとくて流れなかった。 お父さんと一緒に割り箸で崩してやっと流れた。
○月○日 カゼをひいた。 ネギを入れた。 治った。 こんど知世ちゃんにもすすめよう。
515 :
CC名無したん :2001/04/21(土) 19:25
○月×日 今日は森さんと「さくらを観る会」に出席した。 クロウカード編の第2部を 最終回まで流しながら 宴は好評のうちに幕を閉じました。 あしたは小泉さんの応援に駆けつけなければ ならない私。 カードキャプターも結構多忙なんですよ。
516 :
CC名無したん :2001/04/22(日) 00:35
○月○日はにゃ〜ん 私がクロウカードを全てさくらカードに変えてから 友枝町はいたって平和になった。 知世ちゃんも私を撮る機会がなくなって悲しそうだ。 親友のためにも、何とかしなくてはならない。 でも、私はとりあえず小学生なので学校へ行くことにした。 桜「おはようー!」 知「あ、おはようございます、さくらちゃん・・」 桜「あれ、知世ちゃん元気ないね?それに利佳ちゃん千春ちゃん 奈緒子ちゃんまで深刻な顔して・・・。」 千「あのね、さくらちゃん。昨日、文房具屋さんにいた?」 桜「ほえ?あ、ノート買いにいったよ!」 利「私たち、さくらちゃんに凄く似た子をみたの。でも、きっと 人違いだよね。」 桜「どうしたのみんな?その子が何かしたの?」 奈「小さな子からカツアゲしたり、売り物の棚を倒したり、入り口に 灯油巻いてたりしたの・・。さくらちゃん、そんなことするはず ないもんね。変なこと聞いちゃってごめんね!」 桜「あ、それ全部私だよ!みんなも見てたんだ〜、はにゃ〜ん。」 私、木之元桜。友枝小学校に通ってるの。 でも、今は自宅謹慎中なんで 「笑っていいとも!」とか見ながら ぼちぼちやってます。
某月某日 今日は兎を捕まえた。 火神と水龍のおかげで生き延びているが… 早く気付いてくれ、さくら…
518 :
CC名無したん :2001/04/22(日) 11:39
満月州日 私、木之本桜。友枝小学校停学中の 元気な女の子! 停学中だから、日曜日でもあんまり嬉しくないよぉ〜。 それどころかお兄ちゃんもお父さんも 冷たい目で私を見るからカナーリぶるー。 だいじょうぶ、何とかなるよ。絶対だいじょうぶだよ! 気晴らしに「(地)アーシー」のカードを使って 友枝町を滅茶苦茶にしてみた。 あ、なんか楽しいよ! エリオル君って、いつもこんな気持ちだったのかな? 小狼君がこの状態を何とかしようと頑張ってるのが見えるよ♪ そんな小狼君だから、私もきっと好きになったんだよ。 これは私からの愛情表現だと思ってね・・・。 「(火)ファイヤリー!!」
519 :
CC名無したん :2001/04/22(日) 13:31
○月×日 みんな、最近変なの。 「だぁ!だぁ!だぁ!」とか 「なぁ!なぁ!なぁ!」とか 「ちぃ!ちぃ!ちぃ!」とか全然わかんないよ! さくら、寂しいよ。 だから、隣の家にファイヤリーのカード使っちゃった。てへ♪
○月○日 玉子焼きを食べた。 朱鷺の
○月○日 ケロちゃんが卵を産んだ。
○月○日 知世ちゃんがわたしのことを「さくらたん」と呼ぶようになった。
○月○日 ケロちゃんが脱皮した。
524 :
CC名無したん :2001/04/22(日) 23:01
○月○日 ケロちゃんが盗まれた。
○月○日 ケロちゃんを食べていた。
○月○日 ケロちゃんを蒸した。
○月○日 ケロちゃんに白目を発見。
528 :
ジョンソン :2001/04/23(月) 09:55
○月○日 オークションでヘンな奴にからまれる 皆わたしのことを忘れていく、離れていく、 新しい幼女を見つけて萌えている・・・ はにゃん・・・寂しい・・・寂しいよう・・・くすん。
530 :
きにょもとさくら :2001/04/23(月) 14:36
○月△日 赤口 天気がいいので何となく外を眺めていたら、 雪兎さんが空を飛んでた。 思わず、はにゃ〜んと笑みがこぼれちゃう。 ふと横を見ると知世ちゃんが相変わらずビデオ撮影していた。 いつもの事なので気にせず授業に戻ろうとしたら・・・ 寺田先生と梨佳ちゃんが二人の世界に逝ってたよ。 ほぇー、やっぱり今日も授業にならないや。 でも全然問題ないよ。 だって、ご町内を守るカードキャプターだもん。
531 :
きにょもとさくら :2001/04/23(月) 14:50
○月□日 先勝 学校帰り知世ちゃんと寄り道で原宿へ。 家に居候してる黄色い未確認生物が原宿に連れて行けってうるさいから。 でも給食時間なんて大騒ぎだったよ。勝手にカバンから抜け出して みんなの給食食べちゃったから。学校なんかにつれていくんじゃなかったよ。 まぁ、さくらカードを使って全部李くんの仕業って事で済ませたけどね。 で、いわゆるケロちゃんは原宿でクレープが食べたかったんだって。 あれだけ給食食べ散らかしたのに・・・さくらのお小遣いなくなっちゃたよ。 でも全然問題ないよ。 あとで知世ちゃんからせびるから。 だって、ご町内を守るカードキャプターだもん。
532 :
きにょもとさくら :2001/04/23(月) 15:17
○月○日 先負 今日は知世ちゃんと一緒に初めて秋葉原へ。 ほぇぇー、ぁゃιぃお兄さん達がいっぱいだよぅ。 知世ちゃんは何度も来てるから驚いてないみたい。 いつも何しに来てるの?って聞いたら、 「リサーチですわぁ」とにっこり微笑まれた・・・はぅー、何のリサーチなんだろ? 大きな通りに沿って歩いてると向こうから息の荒いお兄さん達が・・・ なんかみんなハァハァいってるよぅ。なんか怖いよぅ。 男C「シスプリってどうよ? ハァハァ」 男F「あんまり萌えないですよね ハァハァ」 男T「今、旬なのはみさきちだって ハァハァ」 男F「やっぱ『なー』だよなー ハァハァ」 男H「でも基本は、さくらたんだよなぁ。萌えぇ ハァハァ」 ほえっ!?わたし!?そういえば知世ちゃんがたまに わたしのこと「さくらたん」って言い間違って・・・ 男一同「さくらたん萌え萌えぇ ハァハァ」 すれ違いざまゾクリと悪寒が走ったよ。妙にハモってたし。ほぇぇぇぇ。 そうこうするうちにぁゃιぃ一団をやり過ごしほっと一息。 知世ちゃんに「ここですわぁ」と連れられて入ったお店でびっくり。 なんかHなゲームがいっぱいあったよ。ほえーっ! 目のやり場に困って別の棚を見ると・・・ ほえーーーーーーーー!なにこれ?C3B?きもいよぅ。 「まだまだ撮影テクニックと編集技術が稚拙ですわぁ」と 聞いても無いのに感想を述べてる知世ちゃんを置き去りにして店を出たよ。 ふぅ、秋葉原って怖いね。 でも全然問題ないよ。 だって、ご町内を守るカードキャプターだもん。
533 :
ネオ麦子 :2001/04/23(月) 15:27
シスプリは萌えるよ。 アニメから入るとアレだろうが。
○月○日 大道寺コーポレーション株大暴落。
○月○日 知世ちゃんがずっと学校を休んでる
○月○日 知世ちゃんからお手紙がきた。 いま、マグロ漁船でがんばってるらしい。
537 :
CC名無しさん :2001/04/23(月) 20:22
〇月〇日 知世ちゃんの両親がマグロになって発見された
538 :
CC名無したん :2001/04/23(月) 21:42
×月×日 ミラーさんはマグロらしい。 お兄ちゃんが言ってた。
539 :
CC名無したん :2001/04/23(月) 23:04
○月▲日 今日の「NHK特集」は 受信料を払ってもいい番組の世論調査。 各都道府県別に得票数が集計された。 日本地図がさくら色に染まった瞬間だ。 ほえ?なんで沖縄だけあずき色なの〜?
540 :
時の傍観者 :2001/04/23(月) 23:31
△月×日 お母さん今日はとっても嬉しい日でした。 あ、あのね今日小狼君とね2人で遊園地に行ったの それでね・・・・・初めて・・・キス・・したの 今でもどきどきしてるよ〜〜 お母さんもそうだったのかな? 初めてのキスってね、ちょっぴり・・青汁の匂いがしたの
541 :
時の傍観者 :2001/04/23(月) 23:35
〇月×日 今日お兄ちゃんのお部屋を掃除していたら ベットの下から 「坂本ちゃん命」って鉢巻とサイン入りブロマイドが出てきました。 ちょっぴりイカ臭かったです。
542 :
CC名無したん :2001/04/23(月) 23:45
○月×日 さくらの力が足りないから 雪兎さん消えそうになってたんだね・・。 お兄ちゃん、まって! 私だってさくらカードの主なんだもん きっと頑張れるよ! 「私の慈しむ物よ、我の真の姿を見て力を取り戻せ!オープン!」 お兄ちゃんも雪兎さんも、しっかり充電できた。 知世ちゃんがまたビデオ撮ってるし。 ま、いいか。ご町内を守るカードキャプターなら これくらい全然OK。 だ・か・ら。知世ちゃんは脱がなくていいの! ほえ〜聞いてないよ〜。 知世ちゃん、私のおかげでお金持ちになれたんだよね?
543 :
天静 :2001/04/24(火) 00:25
○月X日 お兄ちゃんは今日も眠そうだった。 でも、今度、映画の出演が決まったんだよ! 名探偵の役なんだって。 そういえば前に探偵の役やってたなあ、お兄ちゃん…
544 :
天静 :2001/04/24(火) 00:28
X月X日 ほえ〜、お兄ちゃんの映画出演がチャラになっちゃったよ〜。 なんでも、眼鏡をかけた小学生の子に役を取られちゃったんだって…
545 :
天静 :2001/04/24(火) 01:14
○月◎日 今日はこの間転校してきたエリオル君に、くまさんの縫い方を教わっちゃった。 私が悩んでたら、少し縫ってくれたんだよ。 ほえ〜、お耳の位置が重要だったんだね。 でも、あれはぬいぐるみじゃなくて、本物のケロちゃんだったのに… ごめんね、ケロちゃん。私が縫い直してあげるから… 大丈夫!きっとなんとかなるよ(^o^)v
546 :
天静 :2001/04/24(火) 01:17
△月▲日 今日、ケロちゃんのお耳を直してあげた。 蛙になった…
X月X日
今日,主演に抜擢しようとした高校生は
主演の小学生が悪の組織の陰謀により小学生にされてしまう前の
高校生時代の役を演じてもらうことにした。(
>>544 )
548 :
天静 :2001/04/24(火) 01:57
血月肉日 今日はフライで空のお散歩した♪ 猟銃で撃たれた。
549 :
天静 :2001/04/24(火) 02:08
死月末日 お父さんが眼鏡を拭いていた。 目がのび太だった。
○月○日 お母さんの命日を知らないことに気づいた。 死人に口なし。 大したことじゃないや。
○月○日 ケルベロスを食べた。甘かった。
552 :
CC名無したん :2001/04/24(火) 19:40
すあまの原料はケロちゃん?
553 :
ちょびっちゅ :2001/04/24(火) 19:55
『さくらちゃん、フロイトによりますと、愛に結ばれるリピードーには、 時には優しさが憎悪にかわるそうですわ。 愛の極地というのは、激しい愛憎がせめぎあって存在するのだそうです。』 知世ちゃんは今日も壊れてる、さくらは適当にうなずきながら、 親友の将来を本気で心配した。 『ですから、私も、さくらちゃんを・・・憎んでみようとおもうのです。』 『憎む、さくらを??』 『はい♪』 ビックリ、この子は突然なにを言うのだろう。 『え、ええ?なんで?』 『愛・・・のためですわ』 と、少しうつむきながら知世ちゃん。こころなしか頬が赤い・・・ 愛っていっても、友愛だよね、知世ちゃん・・・?? と思ったけど、怖くて聞けなかった。 『大変やな〜さくらぁ、また知世がカードにとりつかれとるで』 ひょこっとあらわれたケロちゃんが、そんな事を言った。 『ほえ?・・・・そういえば、気付かなかったけど気配がするね、 今回のは心理学とかのカード?』 『いや、鼻っ面にパンチのカードや』 は???? 『ようわからんが、鼻っ面にパンチをいれると、とりつくのをやめるはずや。』 一体クロウさんは何考えてそんなカードをつくったんだろう・・・ それはそうと、 『はなっつらって・・・え?さくらがするの??』 『そうや。』 『知世ちゃんに??』 『そうやっ!』 ・・・・・・・・・・・・・!!!!!! 『ほええ〜、そんな事できるわけないよ〜』
554 :
ちょびっちゅ :2001/04/24(火) 19:57
『ふつう少女は、男児の股間に関心をよせますが、 それが発展し、羨望にかわってしまう事をペニス願望といいますわ。 男の子になりたい、という欲望は、ペニスの欠落からくるみたいですわね。』 『さくら・・・ほっとくと知世はあのままやで・・・・』 頭がクラクラする、どちらも絶対いやだ・・・・ 『で、でも・・・・』 『あら、さくらちゃんに、ケロちゃん深刻な顔してどういたしました?』 『ほえ・・・・??』 『どないしたんや?』 立ち往生していると、勝手に知世ちゃんが素にもどった。 カードはどこにいったんだろう?気配をおうと・・・ 『あっ、ケロちゃんにとりついてる。』 『なんやて?ボロメオの結び目っ!!』 ハッと、ケロちゃんは口をふさぐと、フルフルと首をふった。 まるで哀願するかのように・・・・ 『ゴメンね、ケロちゃん、でもしょうがないよ、たまにはどうしようもない。』 『まぁ、さくらちゃん大人な意見ですわ。』 『モガムガァ』 自分で口をふさぎつつ、抗議をするという器用なマネをするケロちゃんに、 さくらは渾身のストレートをたたきこんだ。もちろん鼻っ面に。 ただ、ちょっとやりすぎたらしい・・・ 『ケロが殺された、ケダモノですわ♪』 首がもげたのを見て知世ちゃんが嬉しそうに叫ぶ。 でもまぁ、次回になれば生き返るって知ってるもん、全然OK♪ めでたし・めでたし♪
555 :
陽ノ下さくら :2001/04/24(火) 21:28
…さくらを新しい主と認む… わたしが新しいクロウカードの主になって最初の日曜日… "ピンポーン" ほえ?朝からお客様?今日はわたしだけお留守番の日 「はいっどちら様?」 …そこにはおじゃ魔女がいた… 「木之本さくらさん?新しいカードの主だね?」 「はいっ…あのそれがどうかしましたか?」 「カードね、沢山使いましたねーっ、返済滞っているんですよ!」 「?…ほぇ?(一応…」 「うちらMAHO堂信販だよ、さあっ借りたものは返す!」 「「?…ほぇ?(不安だから…」 「木之本さん、なったでしょ?クロウさんの連帯保証人に!」 「なに…それ?」 「カードだよ、カード。クロウさん魔法口座使いすぎで債務になっているの」 「法律用語で債務不履行ってやつ、だから連帯保証人の木之本さんに払ってもらうの」 高見の見物のケロがつぶやく… 「月が言うとったやろ?…さくら?」 "信販会社に勝てるのはクロウだけだ"ってなぁ… これが「災い」!? 揺らぐ「絶対大丈夫だよ」!? 幼いその身で返すのか?
556 :
陽ノ下さくら :2001/04/24(火) 21:29
カードの「主」になるということと「災い」という意味がわかって少し時間が経ちました。 みなさんお元気ですか?わたし木之本さくらは…(泣き崩れる 知世ちゃんに相談してもお金じゃなくて魔法ではどうにもならないって言うんだ… クロウさんはお金(?)を借りてまで月さんや観月先生を作ったの?なんだか腹が立つよ… 知世ちゃんのお母さんが偶然(かな?)わたし達のお話を聞いていて、弁護士さんの所に連れていってくれることになったんだ… 弁護士さんは"ろっぽーぜんしょ"というとても大きな本を開けて民法とか商法そして魔法について園美さんに説明していたの… 「それでは先生、自己破産しかないのでしょうか?」園美さんがなんだか凄そうなことを言っている 「いいえ自己"はにゃん"です」 ほえ?
557 :
陽ノ下さくら :2001/04/24(火) 21:30
借りた魔法を返せなくなった場合、「自己はにゃん」ということができるみたいです… みなさんお元気ですか?わたし木之本さくらは…(大きなため息 わたしは雪兎さんや観月先生を見ると「はにゃーん」状態というものになってしまいます。 この「はにゃーん」によって魔法がわたしの中に生み出され、MAHO堂に魔法が返されていくということみたいです。 「一応クロウさんは新しいカードの主の事を考えて、月さんや観月先生をお作りになられたのですね」 知世ちゃん…一応ね、一応… 朝は雪兎さんに合って「はにゃーん」、 学校では観月先生で「はにゃーん」、 夜は…ダメか… 「さくらちゃん、前にさくらちゃんのお父様を見ていると少し「はにゃーん」になると言われておりませんでしたか?」 「あっそういえば…」 知世ちゃんがモジモジしながら 「私じゃ…「はにゃーん」になりませんか…?」 「ごめんね…知世ちゃん…」 「さくらちゃんが謝ることは何もありませんわ…」 それから夜はお夕食どきにお父さんの顔をじっと見て「少し"はにゃーん"」をしているんだ お父さんと目が合うと少し気まずいけど、頑張るんだ!! しばらくしてお夕食後にお父さんが変なことをさくらに言うんだ… 「さくらさんと僕は親子ですから…だけどもう少し大きくなってそれでもさくらさんがいいって言うのなら僕は…」 何のことだろ?お兄ちゃんもお夕食の時は妙にさくらに対して不機嫌モードだし… 魔法に詳しい弁護士さんが教えてくれたけど、私には借りた魔法が増える利息の呪いの魔法がついているんだって 「さくら萌え!」これが呪いの呪文だって、何でも"萌える"は利息という意味なんだって、なんかくやしい…
なんだか他に比べて見劣りするぬ〜 でもがんばるぬ。 午後八時。 夜空はきれいな藍色をしている。 友枝町は空気はいい方だ。曇ってさえいなければ、 目の悪い子でも二桁簡単に数えられる。 惚けて窓の外をぼんやり眺めていると、 以前に私がフライで飛んでいたところを知世ちゃんに激写された事を思い出した。 なんかむかつく。 そんな中、ビデヲタの知世からQで連絡が来た。 速攻でオフラインにする。 内容を読むと、 さくらちゃん、天体観測しませんか。 とだけかかれていた。 撮影会とかぬかしやがったらそのままQ専門のウィルスでも 送りつけてやろうかと思ったけど、 どうやらそうではないようだ。 少し興味を持った私はQをオンラインに戻す。 知世:急にオフラインにするなんてびっくりしますわ。 さくら:ちょっとハト公の音がウザかったの。 知世:そうですの。で、今から天体観測しません? さくら:当然高級な望遠鏡持ってるんだよね。 知世:はい。持ってますわ。 (チャ〜ンス) さくら:じゃあ、どこで待ち合わせする? 知世:現金ですのね。ペンギン大王の前はどうですの? さくら:よけいなお世話だヴォケ。じゃあ、今からいくね。
出発の準備だ。 クロウカード時代から部屋を抜け出すのはなれている。 ・・・トイレの窓を開けておくのは基本ね。 以前ミラーとくそ兄貴がやってたとき、 しっかりカーテンと鍵を掛けられてて、 やむなくトイレから入ったモンだ。 ミラーの野郎のせいで突然部屋に乱入して激写してやるわけにもいかなかったから、 延々トイレで1時間過ごす羽目になっちゃった。 ご休憩って感じでしっかり2時間やってたそうだ。 ミラーはさんざん鞭でしばいた後、カードに戻して修復、 もう一回呼び出してはまたしばくという、 無限地獄的体罰を加えてやった。 我ながらサドっ気全開だったなぁ。 それと、当然おなかにジャンプは基本だ。 やつなら、ドスとか持ってきていきなり刺した後、 捌いておいしくいただきかねない。 100グラム100円スレッドじゃあるまいし、 そんな目にあってはたまらない。 やつならトカレフとかガバとかも持って無いとも限らないから ただの気休めにすぎないが、無いよりはマシ。 さて、窓からするりと抜けてフライで公園まで一直線。 すると、大げさな荷物をしょった知世が目に入った。 ケータイでQしてたのか・・・この寒空の中馬鹿じゃないの? 「さくら・・ちゃん・・・」 寒さでがたがた震えてやがる。こいつ、本物だ。 って、前からわかってたことだけどね。 「2時間も待たされたら、さすがにつらいですわ」 そう。私は準備にしっかり3時間はかけていた。 おなかにジャンプを挟むと、どうしてもボディラインが樽になってしまう。 それをどうにかして、最強の防御方法を、と延々迷いまくったあげく、 ケプラーの防弾チョッキを着ることにした。 藤隆さん、実はインディージョーンズ並の研究してるんじゃないか? 「うん。着る服にちょっととまどったんだ」 「まぁ、さくらちゃんはおしゃれですのね」 「イヤミはいらないよ」 そういう私はどう見ても闇夜に紛れる臙脂色の服を着ていた。 決しておしゃれではないが、追いかけられたとき、これなら逃げやすい。 闇夜によくなじむ色だからだ。 準備は結構正解だったかもしれない。 知世ちゃんの鞄の中に{柄のついたタオルの固まり}が転がっていた。
夜空はきれい。まるで私の心のようにどす黒い。 赤道儀付きのでっかい天体望遠鏡はさすがによく見えそうだ。 こぐま、りゅう、きりん、とかげ、こじし、みたいな、 どこがどう動物に見えるのかさっぱりな星座から、 ケフエウス、アルタイル、ヘルクレス、アルクトゥルス、などといった、 ギリシャ神話なんかしらねーからわかんねぇもんまで、 心ゆくまで見続けた。 十二時をすぎた、と、時計が明日を告げても、 私は返事をしなかった。 知世ちゃんは私の見ているものがディスプレイかなんかでわかるらしく、 ひたすら星座の解説をしていた。 どうでもいい。そんなこと。 知識がどうのこうのと言う以前に私は単純に星の輝きに目を奪われていた。 わたしはどの星がきれいだ、とか、どの星雲が美しい、なんて関係なかった。 名前なんて無くっていい。 ありのままを愛せないのはつまらないことだ。 コスモス畑が綺麗でなくていい。花畑が綺麗でいいのだ。 名も無き星をただ感動して見る。 永年の人間の古くさい知識なんかにじゃまされない、ただ感動できる時間・・・ が、隣の人間は何だ? あれがデネブだ、あれがアルタイルだ、あれがベガであれがボルックスだ、 雰囲気ぶちこわし。一人で来りゃよかった。 とりあえず、うるさいのに裏拳かまして再び望遠鏡をのぞき込む。 深い闇に飲み込まれないよう、精一杯光を探している自分がいた。 充実した時間を過ごし、知世ちゃんに軽くありがとうといって 片づけもせずに家路につく。 窓から入って、時計を見ると、午前二時。 ふぅ。とため息をついて、そのまま電気の光を見ることなく床についた。
昨日、山崎くんがヒトマイマイになっていた。 みんなで襲って食べたウマウマ・・ 今日、寺田先生がヒトマイマイに・・・と、とりあえず飼育室に・・ 放課後飼育室のなかで生のまま頭からかぶりついてる 知世ちゃんと利佳ちゃんがを見てしまった 振り向いた二人・・口元は笑っていたのに目は笑っていなかった・・
562 :
CC名無したん :2001/04/24(火) 23:36
○月○日 今日もクロウカードの気配がするので 夜の街へ繰り出した。 毎回毎回、知世ちゃんを呼ぶのもちょっとアレなんで さっさと片づけて寝てしまおうと思いながら 気配の強い所へたどりついた。 やっぱり三国人がいた。 こいつもカードの気配が分かるから いつも現れる。ああ、うっとおしい。 気が付いたら知世ちゃんもいた。 『知世ちゃん!呼んでないのにどうしてここに?』 『それは、さくらちゃんの気配がしたからですわ。』 ああ、いやだいやだ。 とりあえず早いところ片づけよう。 『くそぉっ、雷帝招来!』 いいからいいから。どうせ私がいないと封印できないんだし。 サクサク行こうよ。 『汝のあるべき姿に戻れ!クロウカード!!』 はいはい、事件は解決。ちゃんちゃん。 『やったな〜さくら!』 もう眠いんだから帰りたいんだけど。 いいや、このカード李君にあげるよ。 みんなおやすみ〜。 『来週もこの調子でがんばるんやで、さくら〜』 ああ・・なんて変わり映えのしない毎日。 しばらく高校野球延長にならないかなぁ。
563 :
CC名無したん :2001/04/24(火) 23:45
○月×日 さくらカードを有効活用してみよう。 だって、事件でも起きなきゃ使うことないし。 春はフラワーでお花見 夏はウォーティで流しそうめん。 秋はファイヤリーで石焼きいも。 冬はスノーで雪合戦。 まあ、私小学生だしこれくらいしか 思いつかないんだよね。 っていうか、カードなくてもいいじゃん。 もうちょっと大人になったら 地球規模で有効活用してみようと思います。
564 :
CC名無したん :2001/04/25(水) 00:18
○月○日 知世ちゃんがお泊まりに来た。 『ともよちゃん、お菓子もあるんだよ!』 『まあ、嬉しいですわ。でもその前に、お風呂に入ってきません?』 『うん、そうだね。一緒に入ろうよ!』 『まぁ、嬉しいですわ〜』 『ちょ、ちょっと知世ちゃん。脱ぐのはお風呂に行ってから!』 『でも、もう全部脱いでしまいました。さあ、さくらちゃんも。』 『だから、お風呂はそっちじゃないよぉ。そこはベッド!』 『まあ、女に恥をかかせるんですの?』 『こんな事がご近所にしれたら私が恥をかいちゃうよ〜』 早くこの女と自然に別れる方法を考えなくては、 私の貞操が危ない。
○月○日 ちんこ洗いすぎて真っ赤になった。
は月にゃん日 この頃なにもかもがめんどくさい。こんなものがあるからいけないんだ。くそカードめ。 以前も封印を試みたんだけど、細切れにしてトイレに流しても次の日には机の上にもどってくる・・ 今回はすべてのカードをセメダインで接着し、グラインダーで粉にして10個のビンに分けてみた。 それを埋めたり流したり沈めたりしてなんとか封印完了!ざまぁみろ、ギゃハハハハハハハ! ま、だめだろうな。わかってるよ、やってみただけだよ。はにゃーん。
○月○日 ホクロに毛が生えた。 しかも5cm。 宝毛だよ〜 はにゃ〜ん♪
568 :
CC名無したん :2001/04/25(水) 21:10
○月○日 今日のバトルコスチュームは猫耳が付いている。 『何で猫の耳なの?』 『さくらちゃん、耳の横にあるひもを引っ張ってくださいな』 『こ、こう?ほえ〜、耳が動くよ〜』 『では、このメモに書いてある台詞を呼んでください』 『ね・・・ねこニャンニャンニャン犬ワンワンワン・・』 『さくらちゃんのお歳だと、「あのねのね」のネタは難しすぎましたかしら?』
569 :
CC名無したん :2001/04/25(水) 22:44
今日、萌えるキャラベストなんとかいうHPを覗いた。 私は13位。はにゃ〜ん、縁起悪いよぉ〜。 でも、インドまぐろ子さんと同着ならいっか♪ ケロちゃんは、薄幸ちゃんがエントリーされてるのに 自分がいないとご立腹でした。
○月○日 はれ なんだか不思議。ちょっと風邪ひいただけなのに入院することになっちゃった。 でもこれで堂々と学校さぼれるんだよね。はにゃ〜ん。 入院してる間、雪兎さんや知世ちゃん、クラスのみんながお見舞いに来てくれる。 これって学校さぼるよりも楽しいね。ただ、毎日注射されるのが痛いし面倒くさいなぁ。 明日の注射はミラーさんに代わってもらおうかな。 ある日、お見舞いに来てくれた知世ちゃんがリンゴをむいてくれた。わぁ〜、上手だね〜。 ちょっとわたしも練習してみようかな。フルーツナイフを借りてケロちゃんの頭をむいてみる。 「ギャーーー! さ、さくら!なにすんねん!? 死んでまうやないけーっ!」 もう、ケロちゃん静かにしてて! 途中で皮が切れずにむけると願い事が叶うんだよっ! むき終わった頃にはケロちゃんもおとなしくなった。 「ところでさくらちゃん、元気そうですけど何の病気で入院されてるのです?」 どきっ! いつか聞かれると思って今までごまかしてたけど、親友の知世ちゃんには隠し事は できないよ・・・。ううん、知世ちゃんなら隠したって勝手に調べるだろうけど。はう〜。 「知世ちゃん、あのね・・・わ、わたし・・・」
「わたし、はくち病なのっ!!」 知世ちゃんは点々になった眼をパチクリしてた。ほえ〜、恥ずかしいよう。あ、ごまかさなきゃ! 「あ、あのね! 白痴ってパソコンでも変換できないよね? なんでだろ? あは、あははは・・・」 病室が真っ白になった。 ちょうどそこに看護婦さんが入ってきて場の空気を救ってくれた。ほっ。 でもそれはインシュリンっていう強いお薬を注射する時間。ほえ〜、ミラーさんに代わってもらうの 忘れてたよ〜! だって、この注射を続けてから今まで健康(?)だったのが急に怠くなったり、 高熱を出したり、なげやりになったり・・・ほえ?あんまり変わってないのかな? そんな日々が続くうち、薬の副作用で髪が抜け始めてきちゃった。洗髪するたびによけい落ち込んじゃう。 知世ちゃんはそんなわたしを元気づけようと、退院後に着る約束をしてるバトルコスチュームに合わせた ウィッグ(かつら)を用意してくれた。でも虹色のアフロヘアーはわたしの趣味じゃないよ・・・。 とにかく、自分でインシュリン注射ができるようになったら退院できるかもしれないということで、 スポンジに注射をする練習を始めた。でも時々意識がもうろうとしてケロちゃんに注射してた。 でもだいじょうぶ、インシュリンは猫エイズにも使われてるって知世ちゃんが教えてくれたし。 ああ・・・なんだか、すごく体中が痛いよ。なげやりな生活もいいなぁなんて思ってたけど、 久しぶりに外に出て遊びたくなってきちゃった・・・。
最近、すごくたくさん夢を見るようになったの。今日は小狼くんとクロウさんとお母さんが出てきて みんなで夏の別荘でバーベキューしてるの。三国人は犬肉でも食ってろってクロウさんが言ったんだよ。 あ、言ったのわたしかもしれない。びっくりしたのは、夢の中で小狼くんが指をわたしの鼻の穴に無理矢理 入れてきたの。ほえ〜、ケロちゃん、これって予知夢なの?! やだよう。でもその問いに答えるはずの ケロちゃんは美味しそうに焼けてたから、みんなで食べちゃった。・・・こんな夢。 でも夢から覚めた時、わたしは無菌室っていう所にいて鼻に管が入ってた。小狼くんの指よりはマシだよね? ・・・・・ --------- 3年後 --------- 「ほぉ〜、このケーキ、怪獣が作ったわりには美味いんじゃないのか?」 「お兄ちゃんのバカー! さくら怪獣じゃないも〜んっ!!」 「あはは、桃矢、さくらちゃんに失礼だよ。さくらちゃん、とってもおいしいよ」 「ホントですか?! はにゃ〜ん♥」 あどけない日常がそこにはあった。ごく普通の、そして至高のひととき、永遠に戻らないひととき。 取り憑かれたように、かつて自らが撮影した、かつての日常に魅入る少女がいた。 こんなことを、これまで何千回繰り返してきただろうか・・・。
「さくらちゃん、これからはわたくしの戦いですわ。わたくしからさくらちゃんを奪った病気との・・・」
一時期はショックで自殺未遂を繰り返した少女は、今では見違えるほど精神的に成長していた。
そして今日は、海外で仕事をしている父親と共に世界的プロジェクトのプレゼンテーションに赴くため、
会場を兼ねたホテルの一室にいた。
「失礼いたします。 知世様、intel corporationの方がお見えになりました。」
「 いま行きますわ。・・・さくらちゃん、魔法で病気は治せませんが、もう二度とあんな哀しい事が
起きないよう、これからのわたくしに究極の魔法をかけてくださいね。」
母親と同じ骨髄性白血病に冒され若くしてこの世を去った少女は、DVDプレーヤーの中から天使の笑顔で
何度も彼女に声援を送ってきた。そして、これからも・・・
「知世ちゃん、ぜったいたいじょうぶだよっ! なんとかなるよっ!」
http://www1.freeweb.ne.jp/~p-q/
575 :
桜 ☆ :2001/04/26(木) 05:39
タケダ月 やっこ日 もも缶日和 わたしの偽者をやってた人が詐欺でつかまっちゃった。 わたしは本物だから絶対大丈夫だよっ!
頑張って月 頑張って日 頑張ります日和 今日、学校帰りにゲーセンの近くを通ったら、 高校生くらいの、お下げでメガネでおっぱいの大きなおねいさんが、 UFOキャッチャーの機械を蹴りながら関西弁で怒っていた。 あのおねいさん、ケロちゃんに声がそっくりだったなあ…
577 :
ひよこ名無しさん :2001/04/26(木) 08:04
ヴィットリオ月 コルレオーネ日 シシリーは今日も晴れ 今日、学校帰りに変なおじさんにイチャモンつけられた。 そのおじさんはガラパン一丁の姿なの。春だからかな? 「プンスカ! ワシはデカパンだス 「ほえ」はワシが最初だス プンプン!!」 「ハタ坊だじょ〜 「ほえ」はこのおじさんが最初だじょ〜」 そう言いがかりをつけてきたの。 その隣には頭に旗を立てた精薄弱の子供がいたの。 21世紀に残したいアニメbPの主役を張る私としては、 こんな奴等にイチャモンつけられてもしょうがないので、 ファイアリーでまとめて燃やしてやった。 その時に間違えてウナギみたいな犬みたいな生き物も一緒に燃やしてしまった。 それは美味しそうなので食べてみた。腹壊した… イイよね? こんな事しても… 何しろ21世紀に残したいアニメの主人公だし、なにより私はカワイイし…今はゲリピーだけど…
パンッ!月 茶!日 宿直!日和 ケロちゃんって、たまにホントに頭にきちゃう!! だって、部屋に入ってきた私が踏みやすいところに寝転がって ナマコの真似するんだもん!! 足が内臓まみれになっちゃったじゃない!! 怒った私はケロちゃんに色々言ったんだけど、 当のケロちゃんは白目をむいて知らんぷりなの 今日はもう、ご飯抜き
580 :
CC名無したん :2001/04/26(木) 10:47
。|. マ 童 さ | |。 |゚ y ジ 貞 く ゚| | |io i| う .ヲ ら 。| ゚i| 。i|,,ノ |i. ざ タ .板 i|゚ ||゚ /ii 。 ゚|i_/゚ い が `ヽoー|i;|y-ノ ,;:i´i;ノ , , 圜 ('';ii'' , , ’ ‘ ノii;;.i| ||\/|\/|\/|| ii\. ∧_∧ ||::::.|;;;;|:::::|;;;;;|::::|;;;;;|| ,;;iiiイ( ´∀`)δ..... ||:::::|;;;;|:::::|;;;;;|::::|;;;;;|| ;;:iiii+ii:( つ□つ┃ . ! ::;;|:::::|;;;;;|::::|;;;;;|| iiiイ+ ,,と_)__)、 旦~::;;|:::::|;;;;;|::::|;;;;;|| ⊂ニニニニニ⊃| ̄ ̄|::|:::::|;;;;;|::::|;;;;;|| | ̄ ̄|
・・・CCCPのマジでつまらないよ・・・・ 本人は面白いと思ってんのかね・
582 :
CC名無したん :2001/04/26(木) 14:54
__ -─ーー一一- __ ,-‐´:: \ ./::::::::: ,/⌒\\ /:::: , -──-----─'′ ,ノ ヽl l::: /´:::::::: -─--‐' ,-‐ .| . |:: /:::::::::::: __ / .| |::: l_::::::::::::::  ̄  ̄ _ .| . |::::: `‐、::::: -─- :::: <´:: | |::: i⌒l |:::::: :::::/::: \ | . | |∩| |:::::: ::/::::: ヽi | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . |:::|| l.| |::::: | (;:::: _,八_| | ハハハッ・・・・・・! |: |6|| |::::::: _ノ `‐-― '′ __ノヘ| | CCCPつまらんよ・・・・・・! . | ゝ.人|::::::  ̄「ミ==-─一^~ニ-‐'1|.|< |:: λ:::: ヾ、、_ニ ̄二二三‐-ノノ .| | . |: |: l::::::::: `‐ニ二──_二ノ .| \____________ . |: |::::丶:::::::::::::  ̄ ̄_,,-‐ 丿 . ,/|: |::::::::丶,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,,/ / ||:: ::::::::'ーー‐----―一 ''  ̄|\_ / . |:: :::::::::::::::::::::::| \
>581 多くのネタ職人は音が聞こえないベートーベンのようなものでレスを付けて もらわないと自分のネタが本当に面白いかどうかはわからないんじゃないかな? あと「またコイツ下らないネタ書いてるんだろうな」と言う視線で見れば 笑えないネタに581のようなレスをするのもありかもしれませんが 名無しさんが書いたネタなら例え笑えなくても気にならないし いちいち笑えなかったよ、とレスを付けるのは野暮な行為だと思われ。 それにCCCPさんの場合はあえてあなたがレスを付けなくても お友達の馴れ合い固定さんが評価してくれるから心配ありません(笑)
584 :
CC名無したん :2001/04/26(木) 15:29
以上、
>>581 -583まで自作自演くんのたわごとでした。
少しは時間を空けたつもりかも知れんけど、
ふつー
>>581 のようなつまらんたわごとにいちいち
>>583 のような
レスはしないよ。
自演するならもうちょい考えてやりな(藁
585 :
CC名無したん :2001/04/26(木) 17:38
【総 理】小泉純一郎(59)(無) 【官 房】福田 康夫(64)(森) 【外 務】田中眞紀子(57)(無) 【財 務】塩川正十郎(79)(森) 【国土交通】大道寺 知世(10)(民) 【経済産業】平沼 赳夫(62)(江) 【総 務】片山虎之助(65)(橋) 【厚生労働】坂口 力(67)(公) 【文部科学】木之本 桜(10)(民) 【科学技術】尾身 幸次(68)(森) 【法 務】森山 眞弓(73)(河) 【防 衛】中谷 元(43)(加) 【農林水産】武部 勤(59)(山) 【環 境】川口 順子(60)(民) 【経済財政】竹中 平蔵(50)(民) 【金 融】柳沢 伯夫(65)(堀) 【行 革】石原 伸晃(44)(無) 【国家公安】村井 仁(64)(橋)
587 :
CC名無したん :2001/04/26(木) 18:15
588 :
CC名無したん :2001/04/26(木) 18:22
死ね死ね 死ね死ね死ね死ね 死んじまえ 黄色い豚めを やっつけろ 煽りで板を 汚してしまえ 死ね死ね死ね死ね CCCPは じゃまっけだ 三十路のデブを ぶっつぶせ 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね さくらの板から 消しちまえ 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね (4回くり返し)
ドキュンちょのせいでスレの雰囲気がすっかり険悪になってしまったと嘆くさくらちゃん
590 :
CC名無したん :2001/04/26(木) 18:28
死ね死ね 死ね死ね死ね死ね 死んじまえ 黄色い豚めを やっつけろ 煽りで板を 汚してしまえ 死ね死ね死ね死ね CCCPは じゃまっけだ 三十路のデブを ぶっつぶせ 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね さくらの板から 消しちまえ 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね (4回くり返し)
591 :
CC名無したん :2001/04/26(木) 19:36
死ね死ね 死ね死ね死ね死ね 死んじまえ 黄色い豚めを やっつけろ 煽りで板を 汚してしまえ 死ね死ね死ね死ね CCCPは じゃまっけだ 三十路のデブを ぶっつぶせ 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね さくらの板から 消しちまえ 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね (4回くり返し) .
クククク・・・ピチピチピチピチイキガイイウウウウウウマウマウマソウダクウカクウカクククオウ ドドドドドドォドォドオコカラクオウカウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ ノノノノオノノノノノノノノノオンオンオノノノミソソオオオオオオオオオソソオソソオオソクイタイイイクイイイ ククククククククオウオウオウオウオウオウオウウオウギュボグcッヘmkhンジshヵkzヒオスアl オエエエエエエエマズmッズmズzmジウzz、ジz、szマズマクサsssジャアsjsギャ ブtッユユジュjブユシュウウブユタタタッタタッタッタtッタタノエサアサshシュアヒャアhyッハヒャ
耳月 耳日 はぅ〜、今日は変態さんにあっちゃったよぅ〜。 知世ちゃんと一緒の下校途中に、一見普通の男の人が歩いてきたんだ。 で、私たちとすれ違う時にいきなり、はがいじめにしてきたの! びっくりして知世ちゃんを呼ぼうとしたら、もう知世ちゃんたら遠くに見えなくなってたよ! 私を見捨てて行っちゃったんだよぅ。 それから絶対エッチなことをされると思ってプルプル震えてたら、その人、自分のお耳を 私のお耳にくっつけてきたの。耳チューだって…もうわけわかんないよっ! パンツ見られるかと思ったら耳チューなんだもん…いろんな意味でこわかったから抵抗しなかったよ。 そしたら今度は私のお耳をむにむにしだしたの。15分くらい。 そのあとお耳をペロペロしだしたの。日が暮れるまで。はぅ〜、気持ち悪かったよぅ。 パンツ見られるよりたちが悪いよ… いつのまにか知世ちゃんがビデオ持って戻ってきて、どうぞ続けてくださいなって言うんだよ、もう… 最後にその男の人は耳かきをプレゼントしてくれて、紳士的に一礼をして去っていったよ。 ほえ〜、友枝町広しとも、こんな変態さんは初めてだったよぅ。 でも、ちょっと気持ちよかったかも…はにゃ〜〜ん(///)
594 :
CC名無したん :2001/04/27(金) 01:26
うむ…その耳へのこだわり様が貴殿の個性を感じる・・・ これはアゲだな…
595 :
CC名無したん :2001/04/27(金) 01:29
しかしせっかくc1000タケダたんとCCCPさんの 新作が上げってるのに、コピペ荒らしで台無しだな。 腹ごしらえさんも挑戦してるのに・・・ クソコピペ荒らしは逝ってよしだよ。
怪獣あつかいにキレて、しすぷりに出商いにいく、さくらちゃん。
ジョン・クリーズ月 テリー・ギリアム日 今日、学校に行ったら、クラスメートや寺田先生の様子が変なの アホな歩き方で歩いたり、変な格好で握手したり、 知世ちゃんは「さくらちゃんは今日もカワイイですわ チョンチョン」 とか言いながら肘で突ついたりするし、 山崎君は変な事言って、16dの鉄の塊おとされるし、 寺田先生は自分で運転する車に轢かれるし… 体育の授業なんか、みんなアホの顔市ながら走ったりしてるし… クロウカードの気配がするんで、ケロちゃんに連絡を取ってみたら、 「あー、それはモンティ・パイソンのカードや」だって… とりあえず封印したけど、 日本語吹き替え版のビデオは出ないのかなぁ…
Dr.イーヴル月 A・パワーズ日 今日、クロウさんの夢を見た。 でも、いつもの優しそうな苦労さんとは違って、派手な色の服を着て、 「これからボクちゃんがオイタしちゃうかもしれないけど、 その時はヨロシクね ベイビー」って言ってるの。 「オイタって、一体何をするんですか?」って聞こうとしたら、 クロウさんは、いきなり禿げた小太りのおじさんに変身して、 「シッ!」って言いながら、私が言おうとする事を遮るの。 あまりに変な夢だったので、ケロちゃんに聞いてみたら、 「多分、マイク・マイヤーズの映画でも見たんやろ?」だって クロウさん、あんまり私の夢の中で"オイタしちゃダメよ"
599 :
CC名無したん :2001/04/27(金) 14:14
インターフェロンやね
601 :
ニュース板より :2001/04/27(金) 15:28
<出版社社長逮捕>雑誌の付録にわいせつCD
にてのレス
34 名前:
>>27 投稿日:2001/04/27(金) 15:18
線のつながりに色をつけたものが、人間のように見えるだけで、
単なる線なので問題ありません。
カードキャプターさくらヲタなどは、線のつながりを生きてる人間だと勘違いして、
テレビのさくらちゃんに向かって話しかけたり、オナニーしたりしています。(w
602 :
CC名無したん :2001/04/27(金) 18:04
CCCP相変わらずつまらない・・・・
○月○日 TVゲームをしているケロちゃんはとても手がつけられません。 ボクシングのゲームではシャドウを 格闘アクションは部屋を破壊するしまつ。 今日なんてRPGのサガとかいうのをやってたみたいなんてすが 「ラスボスチェーンソー一発や!!」とか言って ソードを私めがけて振り下ろしてきたんです。 私は・・一発にはなりませんでしたが ソードが鼻の上あたりで止まってしまい お兄ちゃんに「ニコちゃん大王!」と言われてしまいました。 ひどいよケロちゃん PS.知世ちゃんにもニコちゃん呼ばわりされて悲しいです
>>599 何で感動できないのかと思ったら俺はその事引っかかってたのか・・・
605 :
CC名無したん :2001/04/27(金) 23:00
. ____________ やれやれ・・・・・・ ヾヾ ll |l ll 〃 _∠ 彡 `i メチャクチャだな・・・!もう・・・・ V~`ー、山 -┴〜'~ ~ヾ彡 | 大分 重いぞ・・・ お前の病っ・・・・・・! / 、_ _, , -ッ::ヾ | 重症だ・・・ 精神がこじれている ミ丶 ー二 ―' _, -彡''~.:::::::〉三| / ヾ\ , -彡‐''~ .::/ | おそらく・・・・・・ 最初は | ,三=ゞ|| ||∠三三三 :::|ミ|⌒l | スレを盛り上げたくて始めた |ヽ__゚/.: 丶__゚_/ :::|=|⌒| | 自作自演だろうが・・・ . |ニ/.::::::: ニ―― ' , :::|=|0 | | |/.::::::::::  ̄ ̄ ::::| |_,ノ .| やっているうちに・・・ /..::::::::::;-ヽ ヽー-- 、::::|.|ミミ | 今では その自作自演を  ̄| ー─────へ | i::∧ |\ マジレスと思いこんでいる . |(王l王l王l王lヲ ノ .::/:::: Vミ| \ 典型的 現実逃避 妄想癖 人格障害 -‐l ̄|ヽー───‐ ' :::/:::::: Y | ̄ . | | ≡ ::/:::: /l | その結果・・・・・・ もう 今では・・・ . | |______/::::: / | | 100%優良スレのつもりだから・・・・・・ | |\:::::::::::::::::::::::/ | | 始末に困るっ・・・・・・・・・!
寝言でミラーさんが「いつか取って代わってやる…!」と言ってた。 ほぇ〜っ、狙われてるよぅ;;;
607 :
CC名無したん :2001/04/27(金) 23:28
○月×日 今日は美術館でサイレントのカードを封印しました。 一緒にいたゆうき君、実はきれいな長い髪の毛の 女の子でした。 萌えた。
608 :
:2001/04/27(金) 23:32
>>599 -600
アヒィ、参考文献を見直したらインターフェロンって書いてあった。鬱だ。
610 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 00:24
○月○日 エリオル君が今日、日本を旅立つことになりました。 寂しくなるなぁ・・・。 最後にエリオル君は私にこういいました。 『同じ様なことが起こったとき、僕と別るときに 感じた気持ちとどう違うか考えてみてください』 ほえ?どういう意味だろう・・・? 帰り道、観月先生からもらったお土産を 通りがかりの小狼君に渡して世間話をしていた。 『わぁ、凄い荷物だね。誰か引っ越すのかな?』 『・・・大道寺だ。』 『え・・・?知世ちゃんが・・?』 この時、私は本当に好きな人が誰なのか 気づいたのです。 私を悲しませたくない知世ちゃんは ひっそりと友枝町を後にするつもりだったのでしょう。 『そんなの・・いやだよ・・』 あふれる涙が止まらなくなった私は、 心配そうにみつめる小狼君を置き去りにしながら 走り去りました。 『これで・・よかったんだよな。』 『李君、ありがとうございます。 これは少ないですけど私からの気持ちなんで受け取ってください。』 『俺は・・さくらへの思いを金に代えてしまった醜いやつだ。』 『私もさくらちゃんをお金で買ってしまいました・・・』 『俺達、似たもの同士だな』(悲しくほほえむ小狼) 『そうかもしれませんわね・・』(あやしく微笑みをかえす知世) 『大道寺・・おれは・・お前が好きだ。』 『李君、私もですわ。』 二人は見つめ合い、互いに唇を重ねた。 『さあ、一緒に香港へ行こう。』 何も知らないさくらは、部屋のベッドで号泣していたあやまじーまー ひそむぱーわー♪ カードキャプターさくら おわり
611 :
フリッケ福祉員 :2001/04/28(土) 00:33
612 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 01:28
○月×日 今日は学校が土曜休みなんだ、うれしいよぉ〜。 夜は知世ちゃんが私の家に泊まりにくるの♪ お父さんとお兄ちゃんと知世ちゃんの4人で 夕食のあと、テレビを見て団らん。 6時から「料理天国」 6時半から「ヤッターマン」 7時から「まんが日本昔ばなし」 7時半から「クイズダービー」 8時から「全員集合!」 9時から「池中玄太80キロ」 はにゃーん、「THE 土曜日」だよ〜。 『さくらさん達、そろそろもう寝なさい』 『はーい!』 2階へあがるさくらと知世。 『じつはさくらちゃん、もう一つ楽しみにしている番組が・・』 『あ、いいよ!じゃあ、私の部屋で寝ながら見ようよ。』 『本当ですか?嬉しいですわ〜』 10時「ウィークエンダー」 『と、知世ちゃん、これちょっとエッチだよ・・』 『そんな事ありませんわ。子供にもよく分かるニュースだと思いません?』 『な、なに?この「再現フィルム」って?』 『見ていればわかりますわ♪』 『ほえ〜。これ子供が見ちゃ行けない番組なんじゃ・・』 『さくらちゃん・・・そちらのベッドで一緒に寝てもよろしいですか?』 『え?いいけど・・・だから服は脱がなくてもいいよぉ〜』
613 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 01:48
某月某日 今日、ケロちゃんの口に自転車の空気入れをつっこんで ふくらませてみました。 薄幸ちゃんみたくなりました。
614 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 01:56
○月×日 今日ね、外国から観月先生がかえってきたの。 でも、また伏線だけ張って帰るみたい。 大川さんも大変なんだね。 でも、さくらが1番心配なのは もこな先生のヴィジュアルかな♪
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
626 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 15:26
ああ…陽ノ下さま 投稿者:CCCP 投稿日: 3月 3日(土)11時34分55秒 お久しぶりです。 暫く書き込みは停止すると思っていたので、 この掲示板をチェックしていなかったのですが、 まさかマンガ喫茶と言う手があったとは… 下のちょびっちゅ様も言っているように、 陽ノ下様の「復帰は難しい」発言、残念でなりません。 ですが、アニパロネタに関しては湯水の如く涌き出る時と、 そうでない時の落差が激しいので、陽ノ下様が復活されるのを 私の方は気を長くして待っております。 如何でしょうか? 久方ぶりの日本は? 私事ですが、最近2ちゃんに遊びに来るみつちゃんと言う小学生にはまっております。 (俺はあの子の足長おじさんになりたい…半分マジ) お陰で、せっかく思いついたさくらネタをいつまで経っても書けないでいる始末です。 (って、こう書いた事をみつちゃんに知られると、「わたしの所為でゴメンナサイ」って 言われます。そう言う控えめな所がまた…) はっきり言って、私はバカです。ダメ人間です。(笑 今現在、俺も小説を書いています。ちっとも進んでいませんが… その内容とは、「嬉し恥ずかしラブラブラブコメ小説」です。 さくら板の住人の何人かにシノプシスを読んでもらったんですが、 いずれも「萌える」「面白い」と言ってくれました。 俺の方は同人誌で発表する予定ですが、(PNもCCCPにする予定です) 完成したら、陽ノ下様にもお知らせ致しますので、 その時は宜しくお願いします。 >まだ最初の一歩も踏み出しておりませんが、副職の翻訳関係の仕事にて大手出版社の下請け編集さん数名と知り合えたのでゆっくりコネ作りと文芸を学びつつ、いつか自分の作品を世に出したいと常々考えております。10年計画ですが…10年過ぎたら同人に走ると思います。 陽ノ下様のほうはいよいよ本格始動ですね。 では、お互いに創作活動を頑張りましょう。 小ネタでもイイですので、さくら板への書き込みは続けて下さい。 では、四月の復帰を楽しみにしております
あぼーん
628 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 17:21
コンバンワです 投稿者:CCCP 投稿日: 4月24日(火)01時19分40秒 >陽ノ下様&ちょびっちゅ様 ネタに関してですが、正直、電波体質のお二人が羨ましいです。 俺などは、最近、全く、さっぱり、からっきし、と言う感じです。 (コレは、暗に「あなた方はオカシイ」と言ってるわけではないのですよ) どうも、自分の好きなものをパクって作ろうとする傾向があるらしく、 頭の中で構成を考えるのですが、オチがうまく行きません。 (因みに、スティーブ・マーティンやマイク・マイヤーズ等をパクって見ようと考えてます… 絶対に無理ですね…) 頭では「無理」と分かっているのですが、どうもそこから離れて考えられないようです。 この変なこだわりを捨てられるのはいつになる事やら… >陽ノ下様 >一応PCはありますが、日本でネットをやるのとネット喫茶を利用するのでは費用がさほど変わらないので当面自前でネットはしません。妹からもらったソフトからウィルスに感染してネツト未接続なのに新PCは病人です。 そうですか… 俺なんかはもう完全にネット依存症なので、常時接続でないと不安で不安で… それにしても、ウィルスに感染なさっていたとは運が無い…。 と、言うことは…コレまでの新ネタは、全てネット喫茶で書いてるのでしょうか? だとしたらスゴイです。尊敬します。畏怖の念を持って…(笑) >ちょびっちゅ様 >CCCPさん、チャットでは失礼しました〜。 こちらこそ失礼しました。チャットに誘っておいて、早々に落ちてしまって… ですが、俺がチャットに入ると、「さくら板」のアイドルやっこちゃんが弾かれてしまうので、 心苦しかったではありますが、落ちざるを得なかったのです。 (でないと、チャットの常連に何言われるか…) 今度はゆっくりお話しましょう。
629 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 17:28
常時接続 投稿者:CCCP 投稿日: 4月20日(金)17時43分04秒 陽ノ下さま、ちょびっちゅさま チャットに来られたんですね。お会いできなくて残念です。 ネタの事、海外のアニメ事情の事などを、お二方を交えてお話したかったです。 陽ノ下様 >最近電波の入りが良い陽ノ下です…それって退化かな? もしかしたら退化かもしれませんが(笑)ネタを楽しみにしているものにとっては、 大変喜ばしい事です。 ネット環境ですが、以前に、後輩にPCを組んでもらったと書いてありましたが、 そのPCはネットに繋げていないんでしょうか? どちらにしろ、ネット喫茶での参加となると、時間の都合が大変ですね。 この掲示板で、いつ頃現れるかを予告していただければ、こちらも都合を合わせられますが… テレホは関係ないので… 平日は、大体10時過ぎくらいに人が集まってきます。11時半ごろから2時ごろがピークでしょう。 >私のバカ妹がメイド趣味らしいのです…コスプレもしているらしいし…ダメ人間です。 ほほう、それは是非見てみたいですな。(笑) >私はラビアンから"ぴよ"に転びました。BGM代わりには良いアニメでした。 ぴよこもけっこう好きです。 林原めぐみは上手いですね。ああ言うキャラを当てさせると… 35歳で、8歳のキャラを当ててると言う事実がちょっと引っかかりますが…(笑) >>ミニオフ会 >これも門限や仕事で拘束されてなんとも… そうですか… ですが、オフ会をやる場合は、1ヶ月前から具体的に計画を立ててます。 その計画に関しても、参加意志のある方々の都合を聞いてまとめますので、 もし、都合が付くようでしたら、その時は是非ご参加ください。
630 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 17:35
===さあ、荒らしも一段落しました。みなさん続きをどうぞ===
あぼーん
あぼーん
633 :
みさきち :2001/04/28(土) 18:25
なぁー?まだ荒らすんー??
634 :
陽ノ下さくら :2001/04/28(土) 19:17
あらまあ、どこかで見たことがあるものが。 よろしければあちらの方にも書き込んで下さいね。
ひかりんかわいいのれす。
637 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 20:51
○月×日 さくらが悲しいときには、いつもそばにいてくれる 知世ちゃん。お母さんみたいに優しくて大好きだよ。 知世ちゃんにそう伝えると、急に悲しそうな顔をした。 ほえ?なんで?もしかして大川さんの新しい伏線?
あぼーん
639 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 21:42
-------------------------------------------------------------------------------- 陽ノ下様 投稿者:CCCP 投稿日: 1月 2日(火)12時05分09秒 当方のHPなのですが、サークルのHPです。 メンバーは自分と相方の二人です。 相方が表ページを、自分は裏ページを担当管理します。 (裏ページの製作が遅れています。裏UPはもう少し掛かりそうです) 尚、陽ノ下様のHPのリンクは表に張らせていただきます。 >もう電波ることがない限り書き溜めた2-3のものをあちらにUPして当面ネタが終ります。 そんな寂しい事を言わずに、 「CCさくら」に限らず、思いついたネタがありましたらば、どうぞ書いて下さい。 当方、メインは映画ヲタですが、アニヲタも兼ねていますので大丈夫です。 >「To Heart」のみ遊んだことがあります。やはりネットで「マルチ」だらけだったので >一応たしなみとして1回だけ遊んでみましたがどうも私には合いませんでした。 やはり、自分の友人(ヅマ)もそう言っておりました。 特にメインヒロインの「あかり」に対しては、「あんな女、絶対同姓から嫌われる」とか 「気持ち悪い」などと言っておりました。(笑) その友人は「アンジェリーカー」で、「To Heart」プレイの交換条件として、 俺に「アンジェリークをプレイしろ」と言ってきています。当然逃げてます。(笑) >そこで私的に面白かったゲームは「殻の中の小鳥」とその続編「雛鳥の囀り」です。ご存知でしょうか? タイトルは知っているのですが、未だプレイしてません。調教ゲーらしいですな。 >銀河英雄伝説のラインハルトが自分で車の扉を開けて降りたりと創作というのはその人間の持っている情報量が時々暴露してしまうので考証というのは大切だといつも思っております。 考証…物語を創作する上で頭痛の種になる言葉ですね(笑 下手に知識があると、映画などを観てても、そう言った部分で興醒めさせられる事が侭あります。 逆に、物語を創作する上では、恥は掻きたくないので調べようと思うのですが、 どうも億劫になってしまいます。俺の場合…--------------------------------------------------------------------------------
640 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 23:26
-------------------------------------------------------------------------------- 陽ノ下様 投稿者:CCCP 投稿日: 1月 2日(火)12時05分09秒 当方のHPなのですが、サークルのHPです。 メンバーは自分と相方の二人です. 相方が表ページを、自分は裏ページを担当管理します。 (裏ページの製作が遅れています。裏UPはもう少し掛かりそうです) 尚、陽ノ下様のHPのリンクは表に張らせていただきます。 >もう電波ることがない限り書き溜めた2-3のものをあちらにUPして当面ネタが終ります。 そんな寂しい事を言わずに、 「CCさくら」に限らず、思いついたネタがありましたらば、どうぞ書いて下さい。 当方、メインは映画ヲタですが、アニヲタも兼ねていますので大丈夫です。 >「To Heart」のみ遊んだことがあります。やはりネットで「マルチ」だらけだったので >一応たしなみとして1回だけ遊んでみましたがどうも私には合いませんでした。 やはり、自分の友人(ヅマ)もそう言っておりました。 特にメインヒロインの「あかり」に対しては、「あんな女、絶対同姓から嫌われる」とか 「気持ち悪い」などと言っておりました。(笑) その友人は「アンジェリーカー」で、「To Heart」プレイの交換条件として、 俺に「アンジェリークをプレイしろ」と言ってきています。当然逃げてます。(笑) >そこで私的に面白かったゲームは「殻の中の小鳥」とその続編「雛鳥の囀り」です。ご存知でしょうか? タイトルは知っているのですが、未だプレイしてません。調教ゲーらしいですな。 >銀河英雄伝説のラインハルトが自分で車の扉を開けて降りたりと創作というのはその人間の持っている情報量が時々暴露してしまうので考証というのは大切だといつも思っております。 考証…物語を創作する上で頭痛の種になる言葉ですね(笑 下手に知識があると、映画などを観てても、そう言った部分で興醒めさせられる事が侭あります。 逆に、物語を創作する上では、恥は掻きたくないので調べようと思うのですが、 どうも億劫になってしまいます。俺の場合…--------------------------------------------------------------------------------
641 :
CC名無したん :2001/04/28(土) 23:54
642 :
CC名無したん :2001/04/29(日) 03:42
はやく次のネタ読みたいのに。 コピペウザイ
○月○日 854のカードの捕獲に失敗。 カードがご近所のみなさんに迷惑かけてるみたい。 はやく封印しなくちゃ!
644 :
CC名無したん :2001/04/29(日) 03:51
夢幻‘S REPORTPART.2 こんにちは、はじめまして。CCCPという同人サークルをやっている夢幻(むげん)といいます。本名は片桐(かたぎり)です。自分の事を知っている人はどちらで呼んでもらっても構いません。 このコーナーではいくつかのキーワードをもとに、フリーなトークを繰り広げていこうと考えています。 第二回目のキーワードは、「バイク」です
○月×日 「これは・・夢・・鳥さん怪我してる・・血があんなに・・」 隆:「さ・・らさん さくらさーん遅刻するよー」 さ:「はう〜寝坊した〜」 矢:「怪獣・・」 ムッカ〜お兄ちゃんってば、いつもいつも しかもみんなの牛乳口つけて飲んでるし・・いつかぜ〜〜ったい・・・ キーンコーンカーンコーン 知:「どうしたんですか?さくらちゃん何か落ち着かない様子でしたが・・」 さ:「な、なんでもないよ!さくらはいつでも元気だよ」 そう・・なんでもない なんとかなるよ!絶対大丈夫だよ! 心に中でそう言い返していた・・公園の池をじっと見つめながら・・
こんばんは!木之本桜です。 最近荒れちゃってて日記つけるの怖かったよぉ〜。 でも、さくら頑張る。だって、このスレを 1000まで書くってケロちゃんと約束したんだもん! そんなわけで、今日のさくらの1日をちょっとだけ お兄ちゃん達に教えてあげるね♪
〜さくら回想モード〜 校庭裏にさくらが奈緒子を呼び出す。 『さくらちゃん、お話しってなあに?』 『あのね、奈緒子ちゃん。さくらに隠し事してない?』 『え?さくらちゃんに隠し事なんてしてないよ。』 『あ、そうなんだ。じゃ、この写真は何?』 そう言って、さくらは「おじゃ魔女どれみ」の写真を出した。 『この「はづき」って子、奈緒子ちゃんに似てるよねぇ・・?』 顔面蒼白になる奈緒子。怯えた目でさくらを見る・・。 『さ、さくらちゃん・・あの・・私・・』 『たしかに奈緒子ちゃんはちょい役だけど、さくらの知らない内に よその番組に出てるとは思わなかったよ。はにゃ〜んだよ。』 『さくらちゃん、ごめんなさい!あの番組なら私も目立てると思って・・』 奈緒子が全て話し終わる前に、さくらの平手が飛んだ。
『きゃああぁぁっ!さくらちゃん、本当にごめんなさい!!』 『さくらは別に奈緒子ちゃんが憎くて殴った訳じゃないよ。 ただ、友達としてすこし悲しかったんだよ。この裏切り者!!』 さらに拳を振り上げようとした時、聞き慣れた声がした。 『まあ!さくらちゃん!!何なさってるんですの??』 『と、知世ちゃん・・ぐふっ・・た・・助けて・・』 『奈緒子ちゃん、大丈夫ですか?ああ・・こんなに顔が腫れて・・』 『知世ちゃん、とうとう見つかっちゃったね』 『さくらちゃん!友達になんて事をするんですか!!』 キッとさくらを睨む知世。
『そうそう、知世ちゃんもグルだったんだよね。』 『え?何のことですの?』 『奈緒子ちゃんのコスチューム、知世ちゃんが作ってるんでしょ!』 『え・・どうしてそれを・・?』 『やっぱりね。さくら、悲しいよ。みんな、さくらだけを見て・・』 今度はさくらが話し終わる前に知世の平手がとんだ。 『と、知世ちゃん・・』 『さくらちゃんはハッピーエンドでしたからいい気分だった でしょうね。グッズ関係も売れて、いまだに収入に困って おりませんでしょう?けど、私たちサブキャラはこれから の生活がかかってるんですの!(ちょっと涙声)』 『ご、ごめんね知世ちゃん・・私、つい寂しくって・・(泣く)』 『大丈夫ですわ。さくらちゃんの番組が終わっても、私はさくらちゃん のもとを離れたりしません。だって、私の愛するさくらちゃんですもの』 『知世ちゃん・・・』 知世の唇が、さくらの唇に触れた。 『知世ちゃん・・・私・・知世ちゃんが好き!』 『勿論、私の1番もさくらちゃんですわ』 〜夕日をバックに抱き合う2人〜
『さて、もう夕食の時間なので帰りましょうか?』 『うん!知世ちゃん途中まで一緒にかえろーよ!』 互いに寄り添う二人の影は、 友枝町の風景を美しく染めていた・・・。 校庭の裏には、鼻血を出してうずくまっている奈緒子が まだ苦しそうにしている。 『うう・・さくらちゃん・・ごめんなさい、ごめんなさい・・』
○月×日 今日は恐ろしい日でしたわ。 コーラス部の帰りに校庭裏からさくらちゃんの声が したんですもの。 近づいてみると、さくらちゃんが奈緒子ちゃんを 殴ってるなんて・・。 私も関係者だから殴られるかと思って冷や冷やしましたわ。 奈緒子ちゃん、あしたからもちゃんと学校に来てくれると いいんですけど・・。 これでは、さくらちゃんに私の秘密がばれるのも 時間の問題かもしれませんわね。 日曜の5時20分、さくらちゃんが「笑点」を 見てることを祈るばかりですわ。 〜その時、知世の携帯電話が鳴った〜 『はい、大道寺です。』 『あ、知世ちゃん?さくらだよ。』 『あ・・さくらちゃん・・どうされました?』 『知世ちゃん、ちょっとテレ東のチャンネルつけてみて!』 『え・・?何のことですの?』 『いいからつけろって言ってんだろうがゴルァ!』 ばれた。とうとうさくらちゃんにも・・。 『つけた?』 『は、はい。今つけますわ。』 〜やはりそこには「鳩子」が映っていた〜 次は私の番だ。もう、学校には行けない・・・。
○月×日 さくら、寂しいよ・・・。 まさか知世ちゃんまで別の番組に出てるなんて・・。 しかも、今日なんて知世ちゃんほとんど主役で。 でも、みんな色々あるんだもん。泣いてちゃ駄目だよね! 明日は笑顔でみんなと会おう。 〜さくらの携帯電話が鳴る〜 『はい、木之本です。あ、知世ちゃん!さっきはごめんね』 『いえ、いいんです。私がさくらちゃんに隠し事をしてたのが いけないんですもの・・。』 『知世ちゃん、気にしないで!さくらもちょっとナーバスになってて』 『さくらちゃん・・お礼に・・いえ、お詫びにこれから私の家に いらっしゃいませんか?』 『ほえ?でも夕ご飯の時間にお邪魔したりしちゃ迷惑じゃ・・』 『いえ、そんなことはありませんわ。きっとお母様も喜びます。』 『そ、そうかな・・。じゃあ、7時頃に行くね!』 『・・・お待ちしていますわ、さくらちゃん。』
×月○日 今日は知世ちゃんに「もちあるけるでんわ」を借りました。 知世ちゃんのお母さんの会社で作っているものらしいです。 まあ、タダだから借りたけど・・・・ ダッセ〜〜〜!!!なにこのデザイン選んだ人のセンスを疑うねコレ しかもメールができるご時世に液晶もないなんて・・ まあしょうがないよね! 寺田先生も知世ちゃんのお母さんの会社の技術力は ほかの会社に比べて「連邦軍」もしくは「先行者」 のような存在だからって言ってたし・・・・。
>652のつづき 知世ちゃんの家についてしまった。 これから何が起こるか分からない。 いや、おそらく生きて帰ることすら保証できない。 そんなことを考えてしまったので 私はここに来る前、大好きな小狼君の家に行った。 『さくら・・どうしたんだ?こんな夜遅くに・・』 『私・・もしかしたら、もう小狼君に逢えなくなるかもしれない』 『ええ?どうしたんだ?クロウカードがまた何か・・?』 『ううん、違うの。でも、私はずっと小狼君のこと、好きだよ。』 『な、何を急に・・(かぁぁぁぁっ)』 『だから、さくらがもしいなくなっても・・小狼君もさくらのこと 忘れないで・・ね・・ううっ。』 〜泣き崩れて小狼に抱きつくさくら〜 『大丈夫だ、さくらは帰ってくる。俺は信じて待ってる』 『小狼君・・』 小狼とさくらの唇が重なる。 『・・・じゃ、私、知世ちゃんの家に行って来るね』 『・・・何だそりゃ?』
655 :
CC名無したん :2001/04/30(月) 01:32
○月×日 今日、お父さんの書斎を覗いたら お母さんの撫子さんとプロレスごっこをしていた。
○月×日 私の日記知世ちゃんにこっそり読まれてるのかな? 実は今日また新しい電話を借りちゃったんです。 この前借りたばかりなのに・・ しかも今回のは前のと違ってコンパクトで液晶つきなんです。 (メールじゃなくポケベルなのがダサダサだけど・・) ちょっと見直しちゃいました。 ところが今日家で新しい電話をケロちゃんに見せてたら よりにもよって食べてたケーキを新しい電話に落としちゃったんだよ! もうケロちゃんったら・・ あせって電話を拭いていたら大道寺コーポのロゴがダンダン取れてきて 下からSo○yの文字が・・・・・・ ・・・・・知世ちゃんコレってまさか。
657 :
CC名無したん :2001/05/01(火) 13:19
なぜネタスレが上がってないんだ? age
658 :
CC名無したん :2001/05/01(火) 15:51
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /な、なかはダメ〜〜 | はにゃ〜〜〜〜ん!! ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /⌒⌒ヾ\ ((ll.l__ll))) ((□-□ |' | J ノ ヒヒヒヒヒ , ― ノ) ヽ∀ / γ γ~ \ /ー' ー―\ | / 从从) ) | ノ ) ヽ | | l l |〃 ヽ 人/ ノ `从ハ~σノ)/ ∧ / /ノ |ヽ ` \ /_ y / / ι | ペ ノ ノソ )/ ( | // /'〃ノ)ー | ノノノ ( ノ ヾ / y ノて/ ノ ‘ / / / // /ピクピクピク / イ (/ / / / / | ) ( )( ( / / / ヽ \ ‘uノ (__/∴∵ \ \ ∵∴∵∴∵∴∵ヽ ( ∵∴∵∴∵( /∴∵ ∴∵∴∵∴∵ ∵∴∵
659 :
CC名無したん :2001/05/01(火) 22:16
○月×日 桜版の看板をアップしようと思ったら うまくいかなかった。はにゃ〜ん
ユエ月ケロ日 やっとメイズから抜け出すことに成功した… 帰宅道の途中…看板を発見した。 「友枝大食い選手権・・・優勝者には100万円」 これは…今の俺のためにあるようなものじゃないか。 開始時刻はもうすぐだな…急ぐか。 -そして会場- 「あっ、小狼君。今まで何処に行ってたの?心配してたんだよ。」 「さくらちゃんの超絶かわいい食いっぷりをビデオに収めることができるなんて、幸せですわ〜♪」 「さくらちゃん、一緒にがんばろうね。そうそう、昨日さくらちゃんがくれたお菓子、どうやら賞味期限切れてみたいだよ? 僕は大丈夫だったけど、さくらちゃんは間違って食べないように注意してね。」 「ほえ?そうだったんですか?ご、ごめんなさい…(ちっ)」 「おい、怪獣。俺の朝飯のブドウパンに正露丸を仕込んだの、お前じゃないだろうな。」 「陰謀企むさくらちゃんも素敵すぎですわ〜♪」 さくら…
661 :
CC名無したん :2001/05/02(水) 01:30
ユエ月ケロ日 ついに大会が始まった。ラーメンの大食いだ。これは負けるわけにはいかない。 そして30分後、俺は上位にいた。 雪兎さんは大食いだが、ゆっくり食べているので、後半強敵となるだろう。 現在の1位はさくらだ… あいつ、食べるの速かったんだな。しかし、ペースが落ちないな…ん? あいつの口から、黄色い物体が見え隠れ……まさか、ケルベロスを仕込んでやがるのか!? 「さくらちゃん、がんばってー!」 「さくらちゃん、ケロちゃん、がんばって下さいー!」 やっぱりか…何て奴だ…そこまでやると、尊敬に値するぞ。 2位争いは俺とさくらの兄貴のデッドヒートだ。 そういえば、こいつはメイズから簡単に抜け出してたんだな。あの時のけりはこれでつけてやるぜ。 4位は柊沢…クロウも大食いだったのか?すると、ケルベロスは飼い主に似たのか… その頃、もの凄い追い上げを見せている人物が一人… 「うおおおー利佳ー!結婚資金は俺に任かせとけー!」 先公…
○月○日 最近カードを集める気がしない・・そうタイムのカードの 使い方を憶えてからだ・・未来の事もちょっと見える。 少し未来ではクロウカードは全部私の物になるみたい ヒッヒッヒ!! やってらんないよ。カードはせいぜい小狼に集めさせよう どうせ最後は私の物なんだから・・ ケケケ!!無駄な事をしてるとも気がつかないでご苦労なこった! ね〜〜〜ケロちゃん
664 :
CC名無したん :2001/05/04(金) 01:58
○月×日 ほえほえ さくらです。 私がNHK地上波から戦力外通告を受けて1ヶ月が過ぎました。 ケロちゃんもしばらく充電してなかったので 動かなくなってきてます。 今はBSデジタルの出演料で細々と暮らしていますが 将来のことを考えると安定した収入がなくなるのは とても不安です。 そう言うわけで、私はテレビ局を回って レギュラー番組を探している毎日です。 テレ東には知世ちゃん、テレ朝では奈緒子ちゃんの パイプがあるので使ってくれないかな〜と期待してます。 私も頑張れば人形くらい操作できると思うし、 まあ、カスタネットも叩けるとは思うんですよ。 2ちゃんねるでは活躍の場を設けていただいてるんですが なにぶん、出演料がもらえないので。 アメリカのマーケットで再活躍をしようと 飛行場まで行ったんですが 偽造パスポートなのがばれてしまって 危うく補導される寸前でした。 幸い、どこかの国の方が偽造入国ビザ騒ぎを 起こしてくれて事なきを得たんですが。 あっ、なんか暗い話ばっかりしてしまいましたね。 こんなのみんなの好きなさくらと違うよね! また明日から頑張るから さくらと一緒にレリーズしてね!
665 :
CC名無したん :2001/05/04(金) 02:57
丸月丸日 某「妹役」でアルバイトが決定しちゃった♪ ファンの皆にはばれちゃうかな?魔法については内緒にしてあるんだよ。 バトンの特技も活かせていいかんじ。ちなみに時給は600円だよ〜
666 :
CC名無したん :2001/05/04(金) 10:25
○月○日 はれ 呪文を「レリーズ」から「ロリーズ」に変えてみた。 なぜか視聴率が上がった。
667 :
CC名無したん :2001/05/04(金) 14:04
×月×日 知世ちゃんたら、テレ東だけでは飽きたらず しっかりテレ朝にも奈緒子ちゃんのクラスメート役で 出てたのね。 さくら、かなりブルー。
668 :
CC名無したん :2001/05/04(金) 14:21
>665 花穂ちゃん?
669 :
CC名無したん :2001/05/04(金) 18:52
丸月丸日 TV東京の深夜のアルバイトがどうもばれているらしい・・ お兄ちゃんの部屋に行ったときに花穂グッズがドアからはみ出るくらい 出てきたときにはかなりあせった。 バレてるのか?ならなぜグッズのみ買う?どうしよう・・・
670 :
CC名無したん :2001/05/06(日) 00:46
○月×日 食事の時、なにげに「花穂」っていってみたら お兄ちゃんがむせた。 うひひひはにゃ〜ん
(,゚Д゚)月(,゚Д゚)日 天気はげ 今日は三国人のカードを使った。 そしたら、少し太目のオジサンが出てきたの。 「ぼくたん、正男たん。ディズニーランド行くじょー」 って言いながら出て行っちゃった。 夜のニュースを見たら、成田空港で捕まってた。 今度行く時は潜水艇を使えばいいかもね。
672 :
CC名無したん :2001/05/06(日) 16:29
アイゴー
673 :
CC名無したん :2001/05/06(日) 17:09
マジレス月マジレス日 今のバイト先では咲耶ちゃんていう大人っぽい 自信家の女の子が一番人気あるみたい。 なんだか男の人の本当の心理を見た気がしました。
674 :
名無したん :2001/05/06(日) 22:09
こんなところまでまさおたん進出してきたか。 みんなムカついてんだね。
675 :
CC名無したん :2001/05/07(月) 17:35
丸月丸日 今日、お兄ちゃんに「さくら、ちょっと真剣な話がある」って呼び出された。 ほえ?居間に出て行くと、「おにいちゃまっ」って呼んでくれないか?だって。 何でだろう・・・
さくらちゃん切な過ぎ〜 絶対大丈夫だよ♪また再放送が始まればバイトなんてしなくてもOKだよ!たぶん…
○月×日 どーも!木之本さくらだよ!! 今日のおかずはなーにっかなー。 桜「お、ステーキじゃん!!」 桃「お、今日も怪獣みたいだな」 桜「なにー?ぷっぷのぷー!!」 桃「さくら、今日は言葉使いが悪くねーか?」 桜「え?いやー全然そんなことないっすよー。」 藤「さくらさん、今日は本当にお行儀が悪いですよ。ステーキは抜きです。」 桜「げげー!そんな〜。ああ・・私ってやっぱり世界一不幸な美少女だよ・・」 桃「・・・お前、さくらじゃねえだろ。」 桜「な、何いってるの?ほら、私さくらじゃん。」 桃「そうか・・・んじゃあ・・あ!クロウカードだ!!さくら!」 桜「よーし!ピーリカピリララ・・」 桃「ストップ!」 偽桜「げ、ばれた。」 藤「でも、どうして知らない女の子が、ここにいるんでしょうねぇ?」 偽桜「い、いや〜。ステーキの匂いにつられてフラフラ〜っと・・・」 桃「俺の妹をどこにやった?」 偽桜「あのー。美空町でケーキ焼かせてます。」 藤「うちの娘を労働させるなんて、いけない子ですね」 偽桜「あ、でもあの娘の方が『ここで働かせてくれ』って言ってきたんだよ」 桃「さくらのやつ・・・何考えてるんだ・・?」 藤「さくらさん、私がフリーターになってしまったばかりにそんな苦労を・・」 〜美空町〜 さくら「みんな、よかったら私も仲間に入れて!」 あいこ「あかん、あかん。もううちらもメンバー増えすぎて困ってるねん」 さくら「奈緒子ちゃんからもお願いして!」 はづき「私・・奈緒子って子じゃないんですけど・・」 おんぷ「まあ、どれみちゃんがステーキをご馳走になったみたいだし、 仲間に入れてあげましょうよ」 ももこ「サクラ、ケーキヅクリウマイ。ソレニ、放送局ガチガウダケデ差別シチャダメネ!」 おんぷ 「じゃ、とりあえず6級の試験には合格してもらわなくちゃ」 〜家に帰ったさくら〜 ほえ〜、やっぱりみんなアンチ国営放送なのかな〜? 私に冷たいような気がするよ〜。 やっぱ友枝町が一番住み心地いいや! しっかし、さくらは面白くないよ。 あそこのリーダー、今度またステーキでおびき寄せて ファイトのカード使ってボコボコにしてやろ〜っと!
678 :
名無したん :2001/05/08(火) 12:43
白雪月プリーティア日 お兄ちゃんがまたバイトを増やした。 今度は髪の毛をつけて、美少年モノ。しかもヒロインの相手役みたいだよ。 そんなにバイトして大丈夫かなあ・・・と 心配していたら、案の定倒れてしまった。 はにゃ〜〜ん、お兄ちゃん、しっかりして!!! 不安になりながら看病していたけど、寝言で 味方の男の子たちを全員喰ってたので、安心しました。 でも次の日お見舞いに来た雪兎さんにそれを 聞かれて包丁で刺されて永眠しました。ハニャソ。
679 :
ちょびっちゅ :2001/05/08(火) 14:13
tomoyoたん月ラウ¨日 今日はG・W明け、かったるい中、学校に顔をだした。 おかしい事に、いつもは校門あたりで待ち伏せしている知世ちゃんがいなかった、 教室にいっても見かけないし、今日は休みなのかな。 『木之本、大道寺の家にプリントを届けてやってくれ。』 先生にそう言われ、今日は知世ちゃんにお見舞いもかねて行くことになった。 運動神経は鈍いけど、やたら健康な知世ちゃんは十中八九サボリにちがいない、 もしかしたら、仮病姿の知世ちゃんという笑える光景を、 気付かないフリして邪笑するという素敵な時間が過ごせるかかもしれない、 さくら、そんな期待を胸に学校が終わるのを待ったの。
680 :
ちょびっちゅ :2001/05/08(火) 14:14
ところが、帰宅する時ケロちゃんがバッグからでてきて、 『もしかしたら、またクロウカードにとりつかれたのかもしれん』 そんな事を言い出した、 『知世ちゃんがまた?このてのネタやるの3回目だよ』 『黙ってれば気付かれへん、それよりもコレを見い』 そう言ってとりだしたのは、丸型のレーダーのような機械だった。 『ケロちゃん・・・何コレ?』 『クロウレーダーや、先日知世の家で完成したんや』 ケロちゃんは胸をはって答えた、開発にもたずさわっていたらしい。 『どんなに離れてても感知するんや、どや、すぐれもんやろ?』 『でもコレ・・・一番カードを所持してるはずのさくらの場所がでてないよ。』 『なんやて!』 『それに8ヶ所しか表示されてないし、どこも友枝町から遠くはなれてるよ』 『・・・・・』 『なんか別のものを感知してるんじゃないの、ケロちゃん?』 『・・・・・』
681 :
ちょびっちゅ :2001/05/08(火) 14:15
ケロちゃんは黙ったまま、しばし気まずい沈黙が流れた、 ケロちゃんは無言でクロウレーダー(?)をさくらから奪い、 無表情のまま地面にたたきつけた。 『クソがっ、クソがっ!』 その後、しきりにケリをいれて、最後に体全体をのせて踏み潰す、 バキッと言う音と、バチバチバチバチっという音と共に、 ケロちゃんは感電して、真っ黒に焼け焦げた。 『ほ、ほえ〜ケロちゃん、まだ死ぬのは早いよ、勝手に自爆しないで!』
682 :
ちょびっちゅ :2001/05/08(火) 14:16
知世ちゃんの家についた。 『やっぱり・・・カードの気配がするね。』 何かただごとではない気がする、知世ちゃんは大丈夫だろうか。 呼び鈴をならして、さっそく知世ちゃんの部屋に案内してもらう。 知世ちゃんは、ベッドにこしかけて、 分厚い本を読みながら何やらブツブツと呟いている。 『と、知世ちゃん・・・・??』 呼びかけても返事がない、それどころか目すら合わせない、 一体どうしたんだろう。 『ケロちゃん、これはどんなカードなの?』 『さくら、これは五月病や、五月病のカードや。』 五月病っていうと、 『あの、4月はりきると、それが全て返ってくる、あの五月病?』 『そうや、無理にテンションをあげたり、慣れない芸風を通すと、 襲ってくる鬱のような作用と一緒や、さくら姉さんは毎回それとの戦いや。 心から頑張ってほしいと思う』 ケロちゃんはたまに不可解な事をいう、ともかく、 『五月病なら、知世ちゃんを明るくさせてあげようよ。』 さっそく、衣装に着替えて、ビデオにとってもらおう、 と思ったんだけど、ケロちゃんが止めた。 『だから、今はアカン、無駄にテンションあげるのは逆効果や!』
683 :
ちょびっちゅ :2001/05/08(火) 14:17
『そんな事いったって・・・』 チラリとみると、知世ちゃんはあいかわらず死んだ魚の目をして 本(今わかったが聖書だ)をブツブツ朗読している。 『と、知世ちゃん・・・一応、プリント渡しにきたんだけど・・・』 ソーッと近づいて、プリントを手渡す。 すると、知世ちゃんはハーッ、と大きくため息をついて、 『超絶鬱ですわ、さくらちゃん』 そんな知世ちゃんを見ていられない、たまらず抱きついてしまい、 『知世ちゃん、元気だしてよ、さくら何でもするから』 知世ちゃんはフッ、と笑った。少し元気を取り戻してくれたかな、 思わずさくらも笑いそうになったとき、 『用事がすんだのなら、逝ってよし、ですわ、さくらちゃん。』
684 :
ちょびっちゅ :2001/05/08(火) 14:18
『鬱だ詩嚢・・・・』 自分がそんな事をつぶやいていた、もはやどうでもいい。 『さ、さくらアホな事言ったらあかん。』 『ほっといて・・・・』 『伝染させられとる・・・・たかが五月病と思っていたが・・・・ このスタンドは・・・じゃなくて、このクロウカードは強い!』
685 :
ちょびっちゅ :2001/05/08(火) 14:19
家に帰るのも面倒だし、知世ちゃんのベッドにもぐりこんだ、 大人3人くらいでも楽に寝られるんだから、いいよね。 『それじゃあ、さくらはしばらく大道寺さんとこの子になってるから。』 さっさと寝る事にした。隣で知世ちゃんはあいかわらず聖書の朗読だ、 子守り歌には丁度いいかもしれないな。 『6月になれば、戻るからええか・・・』 ケロはやれやれといった顔で部屋からでていった。 その瞬間、犬の吠える声、『番犬がなんでこんなとこにっ!』 というケロの声から、騒ぎがしばらく続いたが、 犬が何かを食べる音が終わってからは静かになった。 それじゃあ、オヤスミ。 おしまい
686 :
海ツバメのジョンソン :2001/05/08(火) 23:49
×月罰日 今日はとってもお月様がきれいだったので、「跳」で 屋根の上に上がって少し月光浴しようと思いました。そしたら 誰か、先客の人がいたの。人ってゆーか、ユエさんだけど。 ユエさんにしては珍しく、ひざを抱えてもろに寂しそうにしてました。 とりあえずあるぢとして放っとけなかったので(一応)声をかけようとしたら、 すぐ下のお兄ちゃんの部屋からなくるさんの 猫の発情期みたいな声とギシギシゆれる音が聞こえました。 さくらが思わずよろけてしまうほどゆれました。 ユエさんの中の雪兎さんが悲しい思いしてるのかな。そう思うと なんだか嫌な気持ちになったので、さくら、ユエさんに言いました。 「あぼーんしちまえや、漏れが許す」 その後、久しぶりにユエさんとしました。 はにゃ〜〜ん。ユエさん優しいからくすぐったいよう・・・ でもその夜のユエさんは白くなくて、むしろべっとりと赤かったから、ちょっぴり さくらも牛さんの気持ちがわかりました。
687 :
CC名無したん :2001/05/08(火) 23:56
コピペに使っていいんだろ?
688 :
CC名無したん :2001/05/09(水) 00:06
やめとけ
○月×日 今日寝たふりをしていたら桃矢おにいちゃんが 「こいつで遊んでいいのは俺だけだ」なんて言っていた。 遊ぶんだったら金払え!
>>687 止めたほうがよい。さくら板由来だとすぐ気付かれるのがオチだ。
つ月…日 俺、さくら、寺田の戦いは熱かった… 結局、優勝したのは雪兎さんだったんだがな。 しかし、三人の間に友情が目覚めたのは言うまでもない。 今、俺達は太陽に向かって走っている。 後日、その様子を取ったビデオがNG大賞に投稿されていた。 大道寺…
692 :
CC名無したん :2001/05/10(木) 00:53
○月×日 今日学校の帰りに知世ちゃんの家に行ったの。 いままでの私の活躍をダイジェスト版にしたビデオを プレゼントしてくれました。 これ、結構オンエアされてないカットが多いんだよね、はにゃーん。 ま、去年の映画版なんてオープニングやらせだし 大川さん無しでも、私と知世ちゃんだけで 今年の映画化は考えてるんだけど。 みんなも安心して!スタッフには藤田さんも呼んであるから。 さくら、もうケーキ屋たちになんか負けないんだから! でも、私最近風邪気味だから声が変わっても気にしないでね♪ 中学生になったさくら、知世ちゃんが綺麗に撮ってくれるから!
693 :
CC名無したん :2001/05/11(金) 22:28
こんばんは、木之本桜です。 あ、これって私の1日を語ったりするアレですよね。 ええ、じゃあ、そういう方向で行きましょうか。 でも、今の私の話なんかしても、どうなのかなーって。 なんか肩すかしじゃないですか、凄く普通だったりすると。 正直言って、もうクロウカードとかは出てこないんですよ、全然。 だってそうじゃないですか。全部集まってる訳だし。 普通に学校行って、知世ちゃんや千春ちゃん達とおしゃべりしたり そんな感じなんですよ。 エリオル君でも帰ってくれば、ちょっと 話のタネにでもなるんでしょうけど、そんな虫のいい話ってのも なんですし。 これからのさくらって、視聴者さんからのハガキとかで 成り立っていく時代に来てるんじゃないかって思ってるんですけど、 なにせ、番組終わっちゃってますからね。 ニャンチューの所へ、嫌がらせに 私のイラスト1000通くらい送っていただいたりすると さくらの1日もきっとみなさんに満足していただける 結果になるかもしれないじゃないですか。
694 :
名無しさん :2001/05/11(金) 22:39
>>693 >1000通くらい送って
山崎がバイトを首になるからやめておけ。
696 :
CC名無したん :2001/05/13(日) 22:43
こんばんは、木之本さくらです。 さくらも道徳漫画に方向転換しようと思うの。NHKだし。 父の日にちなんだ図工の時間に 知世ちゃんだけがお父さんの絵描かなかったり。 中学生日記の時間ももらって 1時間番組にしてさ。
697 :
天静 :2001/05/14(月) 01:05
○月×日 今日は知世ちゃん達とお買い物へ行きました。 とっても楽しかったなあ… お洋服買って、パフェ食べて。 でもね、ケロちゃんへのおみやげを買い忘れちゃったの。 それでどうしようかなと考えてたら、台所にたくさんお団子が落ちてたの。 とてもおいしそうだったから、きれいに洗ってケロちゃんにプレゼント♪ そしたらケロちゃん、痙撃するくらい喜んでた。 でも今思い出したけど、あれってゴキブリさんを退治するお団子だっけ。 でもケロちゃんゴキブリじゃないし、白目向いて喜んでるから大丈夫だよね♪ 今日もハニャ〜ンな1日でした!
○月○日 お兄ちゃんのバイトの理由が包茎手術の費用のためだと判明。 だからわたしにも言えなかったんだね・・・。
×月○日 今日は初めてのでえとの日。 …って言っても小狼君を成田空港にお迎えに行くだけなんだけどね☆ 成田はクソ遠くて超絶鬱。 はやく羽田を国際空港にしやがれ、おらぁ!おらぁ!!おらぁ!!! あ、ケロちゃんが白目剥いちゃった。はにゃぁぁん!
700 :
陽ノ下さくら :2001/05/15(火) 18:31
Tower of 月 Return of 日 「汝のあるべき姿に…クロウ…」 "ZAP!!" 「ほぇえええ!?今まで集めたカードがどんどんわたしから離れていくよ!!」 さくら、知世、ケロ、静寂を守っている… 「あっ…あの…ケロちゃん?何が起こったのかな?」 「さくらちゃん!杖の形が変わっておりますわ!」 「あっ本当だ!?青い宝石がついているよ!!」 「やっぱり"イシター"のカードはさくらにはまだ無理やったんか…」 「どういうことなの?ケロちゃん?」 「その杖でこれからカード集めなアカンのやけどな…」 「やけどな…?」 「その"ブルークリスタルロッド"はなぁ、真っ黒なロン毛の女の子やないと使えんのや…」 「じゃあ知世ちゃん?わたしはどうするの?」 「茶髪のショートの子はなぁ…金の甲冑後ろ落ちとるやろ?それ着んのや」 知世ちゃんが"ハッ"としてカメラを落とす!!タダ事じゃないよ!! 「じゃあ "Call さくらちゃん" でいつでもどこでもさくらちゃんを呼出せたり!!」 「ほぇ?知世ちゃん興奮しているよ…!?」 「クライマックスシーンをビデオで撮り損ねたら "ディオディメンション" でやり直しができるのですね!!??" 「そりゃまあ、そうやけど…」 「ありがとう!ありがとう!イシター様!!」 全然わかんないよ…それよりも周りが"MAZE"のカードのせいか迷路になっちゃっているよ…どうするんだろぅ… 「さあ!さくら、知世!これから128階分降りるでぇ!!」 「ああっさくらちゃんをローパーの群れの中へ…(ハァハァ」 「わたしこれからどうなるんだろ…なんか知世ちゃんが仕切りだしたから不安倍増だよ…」 「知世ちゃん凄いなぁ…火の玉バシバシ出してスライムとかやっつけているよ…、わたしは体力が少ないからまだ何もしちゃダメなんだって…」 「さくらが必要となるのはアキンド・ナイトだけや!!」 「いえ、"ヒート ボディ" で「燃えろいい女!!」ができますわ!!」 「もう訳分からない…」
701 :
一般評価 :2001/05/15(火) 21:46
おたくは黙って寝ろ!って無理か。。。 お前ら部屋のアニメのポスターは元気か? どうせ部屋でこそこそ怪しい事してんだろ?眼鏡かけて。。。
/701Λ ☆ (;・∀・ ) ☆ / ~~~~~~ \ /) ∧___∧ イイタイコトハ、ソレダケカ? \\\\ (( ( ヽ(・∀・ ) ≡ ___\ / て) ≡ ( つ つ\ く ̄ ≡ ) ) ) \ ) ≡ (__)_) し' ミ
703 :
天静 :2001/05/15(火) 22:38
○月×日 今日はついに、山崎君と千春ちゃんの結婚式でした。 さすが山崎君は有名な弁護士だけあって、式は盛大なものでした。 知世ちゃんも社長としての権力を使って、いろいろ関わっていた様です。 千春ちゃんのウェディングドレス姿は、とてもきれいでした。 寺田先生と利佳ちゃん、桜ちゃんと李君、観月先生と柊沢君… 周りはどんどん結婚していきます。 私は新進女流作家として、忙しい毎日です。結婚なんてまだまだ… 最後に花嫁のブーケをキャッチしたのは月城さんでした。
×中月丸々日 今日は夏日であっちっちーでした。 こんな日はプールに入ったら気持ちいいだろうなぁ…と思いつつ 青い空をぼんやりと見ていたら、寺田先生に怒られちゃった☆ こんなことじゃ、町内を守る『かーどきゃぷたぁ』としてさくら、失格だよね? 追伸。 お家に帰ったら、ケロちゃんがこの暑さで引き出しの中で干物になってました。 でも、お湯をかけて3分待ったら元のケロちゃんに戻りました。
>>700 イシターネタだ!と思っていたら「陽ノ下さくら」さんでしたか...年がばれるか?。
ついでに「ドルアーガの塔」、「カイの冒険」、「ザ・ブルークリスタルロッド」
なんかもネタで希望!。
ナムコマニアのXBANDのKKDでした。
おにいたん、ハァハァ。
707 :
ちょびっちゅ :2001/05/16(水) 12:21
なげやりさくらさんスイマセン、使わせてもらいました。
知世たんラウ¨月ラウ¨〜日
今日、真剣な顔をして知世ちゃんが尋ねてきた。
『桃矢さんと、藤隆さんが、現在子供を産むとしまして・・・』
『ちょっ、ちょっと知世ちゃん、一体何の話?』
あわてて口出しするが、知世ちゃんは聞いていない、
いや、聞いているはずなんだけど・・・・
『産んだとしまして、さくらちゃん似の子が産まれるのはどちらだと思いますか?』
『ほ・・え?何でそんな事がしりたいの?』
『ちょっとした好奇心ですわ、それ以外の何物でもございません♪』
うっ、なんか妖しい。知世ちゃんって企むタイプだしな・・・
それに、知世ちゃんが自分の代わりを欲しがってるようで少し悲しくなった
『そんなの、わからないよ、きっと相手次第だもん、
お母さんが・・・いれば、産まれたかもしれないけど。』
ホロリ、あっ涙が・・・
『さくらちゃん、申し訳ありません・・・・・・』
ハンカチを出して、涙をそっとふいてくれた。
『前からおもったんだけど、知世ちゃんってなんだか、お母さんみたいだよね』
その瞬間、親友の顔が硬直した・・・
『と、知世ちゃん?』
『ということは・・・やはり、藤隆さんの・・・』
ブツブツと何かを呟いている、ど、どうしたの?
『さくらちゃん、今日はチェンジでお互い入れかわる遊びをしませんか?』
突然、ねこなで声になるし・・・ほえ〜、怖いよ。
次の日
『搾取成功ですわ』
とニコニコ顔のさくら、つまりチェンジでいれかわった知世ちゃんと対面する。
その時の真意がわかるのは10数年後、
知世ちゃんが、『さくら』という名前の子供を産んだ時だった・・・
エピローグ
>>511
○月○○日 雨 今日の体育は雨だったので体育館で跳び箱でした。 8段を飛んだので、寺田先生に誉められちゃった☆ でも、どうして着替えの時、寺田先生ってば教室に居たんだろう…。 ちょっと恥ずかしかったよ。
709 :
跳 :2001/05/17(木) 01:06
○月○日 今日は駆君と鬼ごっこして遊びました。 楽しくてつい、明け方まで遊んでしまいました。 風さんが迎えに来てくれたので、なんとか木之本家に間に合いました。 カード達が時々外に出ていることは内緒です。
○月○日 今日から「さくら改革」を打ち出してみた。 1.カードは全部集まってしまったので、クラスメートの話を中心にしていく。 2.月に2回は知世ちゃんのメインストーリーがある。 3.さらに、2ヶ月に1回は利佳ちゃんメインの話をいれる。 4.ピンク基調のコスチュームを紫系にしていく。 5. 奈緒子ちゃんの書いた物語にそったキャラお芝居をいれる。 6.お母さん(もしくはお父さん)ネタも定期的に盛り込む。 2番煎じって言われてもいいよね♪ もともと元祖は私なんだし。全然OK
○月○日 はれ 今日は幼稚園にお手伝いに行ったの。みんなすっごくかわいくて、「おねえちゃん、おねえちゃん」て なついてくれるんだよ。わたし、弟とか妹がいないからすごく嬉しい! でもその中に2人だけ、他の子と様子が違う子がいたの。う〜ん、ちょっと大人びてる感じかなぁ。 「ね、鳩子ちゃん。そのお人形さん、かわいいね。でも独りで遊んでたらつまんないよ。一緒に遊ぼうね」 「・・・さくら、あなたキスしたことある?」 ほええ〜〜っ!! この子、おませさん!深夜番組の見過ぎだよう。それに呼び捨てだなんて、 いくら知世ちゃんに似てるからといっても許してあげないよ。街の平和を守るカードキャプターとして、 幼稚園児らしい情操教育をしてあげなくちゃね! 「それじゃ鳩子ちゃん、おねえちゃんもぬいぐるみ持ってきたから、おままごとしようね。」 ちょっと恥ずかしそうに鳩子ちゃんはうなずいた。うん、素直が一番かわいいよっ。 わたしはケロちゃんをバッグから取り出すなり、鳩子ちゃんのお人形のパンツを脱がしてカクカク動かしてみた。 「ほら、鳩子ちゃん見て見て。獣姦だよっ!」 鳩子ちゃんはショックで口をぱくぱくさせてる。はにゃ〜ん。 でもケロちゃんたらホントに挿入してたから、鈴鹿っていうお人形さんはベトベトになっちゃった。
もう1人はトラ猫帽子をかぶった小さい女の子。くりくりした眼がかわいいんだけど、 わたしのこと、じーーっと見てる。この子も素直に「遊んで」って言えないのかな? 「ぷちこちゃん、おねえちゃんと一緒に外のすべり台で遊ぼうっか?」 「・・・おまい、うちの商品にゅ?」 ほえ? 「型取りして等身大フィギュア作って売るにゅ。店長さんも喜ぶにゅ。」 ほええ〜〜っ!! 逃げようとしたら、ぷちこちゃんの両目が光ってウニョウニョした何かが迫ってきたの。 こんな時はカードキャプターを護る聖獣の出番だよね。わたしはケロちゃんを叩きつけて逃げちゃった。 遠くで助けを呼ぶ声が聞こえた気がしたけど、だいじょうぶ。絶対なんとかなるよ。 もちろん、このまま終わらせるわけないよ。この幼稚園にはお昼寝の時間があるから、ぷちこちゃんが 寝てる間に、こっそり(ケロちゃんから採取した)おしっこをお布団に流し込んであげたの。 うひょひょはにゃ〜ん、ぷちこちゃんおねしょしちゃダメだよ〜〜♪ 最後に幼稚園の先生からほんの気持ち程度の臨時収入があったんだけど、 ヤフオクでぷちこちゃんのおねしょパンツを売った金額の方が遙かに高かった。
あははははは!!C1000タケダさんサイコー!! やっぱりナマイキな口をきく娘は、キツクお仕置きをしないと イイ幼女たんにはなれないのですな!
ぷちこってなんだ?
でじこの妹にょ幼稚園児にょ たしか…?
○月×日 こんばんは、さくらだよ。 まだみんなの脳内放送では私が大活躍してるんだよね? さくらは、いつもあなた方の心に中にいます。 でも、やっぱりみんな私のこと忘れていくのかな・・ ちょっとやだな。 やっぱり、あいつらのせいかな?美空町の。 ちょっとジェラシー。 そうだ! 「星の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ。レリーズ!」 「主人公の妹、生意気だから声取っちゃって。ボイス!」 これであの子は台詞がなくなるね。ふふ。 そのあと家まで覗きにいったら、みんな賑やかなのに 一人無言でピアノひいてたよ。はにゃ〜ん。 さくら、悪い子?
C1000つまらん
た、確かにデジキャラットヲタじゃないとわかりずらいかもね(汗
720 :
CC名無したん :2001/05/20(日) 04:42
でもあげるか?
ガッ月ポーン日 今日は天気がいいので久しぶりにお布団を干しました。 布団を上げたら裏に青カビが生えていたけど、へっちゃらだよ。 だって桜には無敵の呪文があるもん☆ 午後から知世ちゃんがお家に遊びに来たので、二人で おやつにホットケーキを作ったよ。 食べる時、なんだか生臭いなぁ…と思ったら ケロちゃんがホットケーキの具として挟まってました。 知世ちゃん曰く 「たまには役に立ってもらいませんと」って。 …知世ちゃん。ホントはケロちゃんのこと、嫌いだったんだね☆
○月○日 序章 俺は李小狼、新米刑事だ。 魔術の能力を買われ、特殊刑事課配属だ。 ん?この警報は… 千春刑事「李君、ペンギン公園にアンノーン出現よ!」 俺の出番だ。 山崎警部補「ペンギンと言えばね、昔は北極に住んでいたんだよ。でも一羽方向音痴な子がいて、南極へ…」 俺は急いで式服に着替えた。 ---ペンギン公園--- アンノーン「フシャアアア!」 寺田「な、なんなんだアイツは!」 利佳「せ、先生…あっ!」 寺田「利佳ーーーー!スカートを直さないとパンツが丸見えだ!」 利佳「きゃーー!」 寺田「あいつのパンツを見て良いのは俺だけだ!」 寺田の会心の一撃! しかし寺田の腕が折れただけだった… …風華招来! アンノーン「フシャアッ!?」 小狼「今の内に逃げるんだ!」 アンノーン「フシャアアア…」 小狼「…無傷!?ぐあっ!」 しかし俺の意識が遠のく中、アンノーンいや、クロウカードを封印する少女の姿が見えた。 桜「あの…大丈夫ですか?」
○月×日 今日はお兄ちゃんのアルバイト手伝いでコミケ会場ってとこに行ってきました。 そこには独特のニオイを放つお兄ちゃんがたくさん・・・ そんな中「まる知印のものほん工房(体臭染み付き)」と書かれた看板の下 群がるお兄ちゃんにバトルコスチュームを販売する知世ちゃんがいました。 アレ何だったんだろ?
724 :
CC名無したん :2001/05/21(月) 12:37
さくらたんも良いけど、ともよたんもいいなぁ☆\(⌒∇⌒)/ まずね、有る事無い事言って、僕のお部屋に連れ込むの 大丈夫、気の弱いヨウジョなら疑いつつも僕の言う事を聞いてくれるよ。 そんでね、鍵を閉めたらベットに追い詰めて(^3^)チュ〜 柔らかい唇だねぇ。下唇ハムハム軽く噛んでみたりして☆ 微かな抵抗もやっぱり子供☆力が無いね簡単に僕の思いのままにできるよ 汚れるとイケナイから服はヌギヌギしましょうね(⌒-⌒) おやおや〜かわいらしい乳首ちゃんだね☆まだ肌の色とかわんないよ レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ(^3^)チュッチュッ あぁ反応して乳首ちゃんが勃起してきたね \(⌒∇⌒)/ お毛々の生えてないマソコちゃんが淋しそうだね。安心してそっちも舐めてあげる ヨウジョたんのマソコの味はどうかな?・・・・・・・んん〜ジュシィ〜 ちょっぴりきいた塩味がおいちぃおいちぃ☆クリちゃんも未発達でカワイイね(はーと あれ?もう抵抗しないの?ハァハァ息してるだけでマグロ状態 はっ!感じちゃってるの!?淫乱だなぁ☆ほらほら今ごろ否定してもダメダメ 君のマソコは正直者さ☆\(⌒∇⌒)/ ここでフェラしてもらいたいけど、いきなり反抗して歯形が付いたら大変(´Д`) これだけ濡れれば大丈夫(⌒-⌒)挿入開始。除膜式だね☆ ヌヌッ・・・・・・結構キツイね☆ほらほら抵抗しても無駄無駄ぁ ( ゚▽゚)=◯)`ν゚)・;'パーンチ☆大人しくするんだよ淫乱ヨウジョタン☆ いくよ〜・・・・・・オゥ・・・・・・・なかなかキツイねぇ・・・・・・よし、根元まで入ったよ☆ ヨウジョたん苦しそうだね☆でもね、君が苦しい分マンコはきつく僕を締め付ける 動くよ・・・・ヌヌヌッ・・・・コレならすぐにイくよ・・・・・・んんんんっっ!! あぁ気持ち良かった☆あららマンコから僕のザーメン滴れてるよ でも安心して☆これからは君は僕の精液タンクさ\(⌒∇⌒)/
726 :
CG名無したん :2001/05/21(月) 12:44
直書きはまずいかも。脅迫罪が適用されると警察沙汰ですぜ?
×月◎日 今日は変態さんがいました。 知世ちゃんがあわや変態さんの餌食になりそうでしたが、 サンダーさんに頼んで、一撃で変態さんを黒こげにしちゃいました。 カードさん。今日もさくらと知世ちゃんを助けてくれてどうもありがとう。 変態さんが出てきたら、また助けて貰うかもしけないけど、その時はよろしくね☆ 今日は久しぶりに身を粉にして働いたので、はにゃ〜んって、 だらけている暇もありませんでした。
728 :
CC名無したん :2001/05/22(火) 02:29
丸月丸日 ドリームキャスト版の私のゲームの収録現場を撮影したテープが 出てきた。 ・・・す、凄い。 逃げ回るサンダーのカード。 サンダーを追いかける私。 それをさらに上回る驚異的な加速で私を追いかける知世ちゃん・・・ ますますあの子がわからなくなりました。
知世ちゃん日記・その1 ごっ月です日 今日、さくらちゃんが教室ではにゃ〜んってしてらしたので、 どうなさったんですの?ってお聞きしました。 さくらちゃんのお話では、どうもここのところ毎晩ケロちゃんが ahoo!!オークションで、さくらちゃんの下着類を勝手に売り出して いるばかりでなく、自作自演で値をつり上げているらしいとか。 全く許せませんわ。どうせなら私に売ってくだされば言い値で 買いますのに。 あんまり悔しかったので、調理室に行って砒素入りクッキーを 焼いてさくらちゃんに持たせてあげました。
○月○日 晴れ 今日も友枝警察署は静かだ。アンノーンも最近出現しなくて平和だ。 元々、友枝町は犯罪率が0なのだ。 千春刑事:これだけ何も起こらないと退屈ね… 山崎警部補:これこれ、不謹慎ですよ。 知世警視:でもこれだと桜ちゃんの活躍が見られませんわ。 エリオル警視総監:そうですね。(…ふふふ、まだまだこれからですよ) 月刑事:つまらん… 奈久留刑事:桃矢君に会いたいわ… 奈緒子刑事:み、皆…(汗) 小狼刑事:たまにはこちらからアンノーンを探してみてはどうだ? ケルベロス(便所係):そうやっ、攻撃は最大の防御やでっっ! スピネル(飼い猫):…では、各派出所にも連絡を入れますか? エリオル警視総監:そうだな、どうせ皆暇だろうし…千春刑事、頼みます。 千春刑事:はい…では今までで一番事件発生率の高い、ペンギン公園前派出所に繋ぎます… ジー、ジー… 寺田巡査:利佳の作ったお弁当おいしいよ。 利佳巡査:ほんと?うれしいっ(^^ …今日も平和な友枝町であった。
731 :
新参仮面 :2001/05/24(木) 10:37
雨月晴日 今日は朝から雨だった。 超ゆ〜つで、ごろごろしていたらケロちゃんにしばかれちゃいました。 知世ちゃんに貰ったクッキー食べさすぞー!と一瞬考えましたが、 部屋で死んだら寝覚めも悪いし、後かたづけ有るのも面倒なので 今度新しいカードを作りにお外に行く時に食べさせてあげようと思います。 ほにゃ〜ん。
732 :
陽ノ下さくら :2001/05/24(木) 18:37
リックの腕輪月 ルシファー日 ケロちゃんが元の姿にもどったみたい、 「なんかケロちゃんって感じじゃ…」 「よっしゃ!いくで中島!!」 「ほぇ?ナカジマ?」 「弓子を見つけ出すんや!」 「ユミコ?」 「そこのクリシュナ、カーリー!ボケっとしとるんやない!」 李君がクリシュナ?観月先生はカーリー?どうしたんだろう…ケロちゃん? 「おっ中島!カードぎょうさん集めたなぁ、合体して強いカード作るか?」 「合体?」 「貸してみぃ」 あっ 「ホレ、"Shadow"と"Maze"と"Shild"の三枚を合体させて「ひきこもり」カードや!」 ああっ! 「これに"Sword"で"ネオ麦茶"のカードや!!」 「いらないよ!!そんなの!!」 「強いでぇー、コレ!!」 「それとなぁ、"Dash"と"Big"と"Little"と"Firey"でスーパーマリ…」 「全然笑えないよ!ケロちゃんじゃないでしょ!?」 「ワイは冥界の番犬、ケルベロスや、これがワイの本当の姿やで」 「封印の獣だったような…」 「弟にオルトロスがおるんや!」 「あの…人違いだと思う…」 「何言うとんや!パパのパソコン悪さしてルシファーを召還させたのはオマエやろが!!」 「…エッチなホームページこっそり見ようとした時にパソコン使ったけど…」 ---一方"Switch"による別(元の)世界 「ロキ覚悟!!」 「こらぁ、それは月や!オマエ何者や!!」 逃げる月を中島が"菊一文字"を振り回しながら追いかけている… 「まあ、さくらちゃん達はどこにいってしまわれたのでしょうか?」
733 :
陽ノ下さくら :2001/05/24(木) 18:38
マスカー月ピンク日 知世ちゃんとは前の任務の時からのパートナー、 IQ300で美人でセントラル・インテリジェンスなんとかかんとかというアメリカのスパイ機関のトップエージェント。 色々と汚いことをやってきたみたいだけどとってもいい子だよ。 わたしが「ゲルドラ」の基地に潜入するときはいつも一緒なんだ 「これが新しいコスチュームですわ」 「目立つよ…わたしたちスパイだよ…」 「あなたの秘密の活躍がこの地球の平和を守っているのですわ」 「知世ちゃん…」 「やはり"アルバトロス"たるもの任務のときにはそれなりの服を着るべきですわ!」 「いい子なんだけど 前の任務でゲルドラに捕まって拷問を受けてから…」 ルンラ♪ルンラ♪ 「ちょおおぉおっと 変になっちゃったかも…」 >ナムコマニアのXBANDのKKD様、 この程度しか思いつきません…
陽ノ下さくら様 ネタの速度がマッハ8を超えております。ついていけません。 とりあえずそこに正座!!!(ワラ
ネタが分からないのかつくづく残念。 あ、だからと言って減速する必要なんか全然ないのでこのまま突っ走りつづけてください。 前スレの頃から追いかけてます。
なげやりなみさきちの一日 ○月○日 はれ 今日、変質者に捕まってヘンなデッサン木人形みたいなのを買わされた。 使い方が分からないので、とりあえず「シェーッ」のポーズを取らせて飾っておく。 その後、木人形にパーソナルデータを入力しなくちゃいけないことを知り、 適当に【名前: 】で設定完了したら、名前がAL名無したんになっちゃった。 一週間後、エンジェリックレイヤーとやらにも飽きたので、爆竹20本抱かせて試合。 最後は試合相手のくノ一みたいな木人形も巻き込んで大往生。 なんか向こうに座ってた幼稚園児がびーびー泣いてたけど、放って帰っちゃった。 なー。
○月×日 バトンの練習で手を痛めてしまいました。 ○月○日 やっとの事でカードを封印できたのですが先日痛めた手のせいで SAKURAの文字をカードに書き込めなくなってしまいました。 だから、シャチハタのハンコで押してみました・・・・イイカモ!
738 :
新参仮面 :2001/05/26(土) 09:27
ぺけ月ほぇ〜日 ケロちゃんと大喧嘩しちゃったよ。 だってケロちゃん、ひどいんだよ。あとで食べようと思って 大切に隠しておいた、さくらのショートケーキを食べちゃうんだもん。 …でも、流石に一週間常温で置いておいたせいか、ケロちゃん、 トイレに籠もって三時間ばかりでてこなかったよ。 けけ。いい気味!!
739 :
天静 :2001/05/26(土) 13:22
○月丸日 桜「ライト!」 小狼「ダーク!」 ケロ「…相打ちやな。」 小狼「…桜、悪いがエリオル城へ行くのはこの俺だ!」 桜「小狼君…でも私も負けられないよ!雪兎さんを助けたい…」 小狼「俺だって、李家の借金返済のために負けられない!」 ケロ「やばいで桜!小僧からごっつい魔力を感じる!」 小狼「俺のターンッ!! …どうやら俺の勝ちだ(にやり)」 桜「そ、そのカードは…!超レアカードの…!?」 小狼「そう…"無"のカードだ! こいつの攻撃を防ぐ手段はない!ダブルに攻撃!」 桜「かかったね、小狼君(にやり)」 小狼「何っ!?」 桜「トラップカード発動!ループ!メイズ!」 小狼「これは…巨大迷路の中にダブルが隠れた!」 桜「ダブルは2体同時に破壊しないといけない。 でもこの状態ならそんなことはほぼ不可能!」 小狼「…ちっ、メイズごと消し去ってくれるわ! 攻撃!」 桜「無駄だよ!ループにも同時攻撃しないとメイズは消えないよ!」 小狼「くっ…場に無のカードが出ている限り、迂闊に他のモンスターカードは出せない 攻撃用魔法カードが来るのを待つしか…」 桜「魔法カード、タイム! これで3ターンの間、小狼君は何もできないね。」 小狼「ふっ…3ターン後がお前の最後だ。」 桜「それはどうかな?…ミラー召喚!無のカードをコピー!」 小狼「!?このままでは相打ちに…」 -3ターン目- 小狼「このターンがお前の最後だ。このまま無のカードをやらせはしない!」 桜「…いいカードを引いたよ。 魔法カード、アロー。融合、及びフラワーのカードを小狼君の無のカードに射出!」 小狼「これはっ…!俺の無のカードが踊り出して、攻撃力が下がってゆく…」 桜「…私の勝ちだね。」 小狼「俺のターン。…何もしない。無のカードの下がった攻撃力の分だけ、俺の魔力も下がる。 300減ったので3歩後ろに下がる。」 桜「小狼君、何を!?このままじゃ小狼君が落ちちゃうよ!」 ケロ「桜、月いや、雪兎を助けるためや!攻撃して決着つけるんや!」 桜「でも小狼君が… うん、わかったよ。無のカードに攻撃!」 小狼「っ桜ああああああーーーー!!!」 ケロ「ご愁傷様や。」
なげやりなみさきちの1日 ○月×日 な〜 番組の視聴率がよくないみたい。 明日の放送からは毎週ヒカルのコスチューム替えるようにしたんやけど うまくいくんかな? とりあえず、毎週コスチューム変わる代償として ちょびっつが月いち連載になるみたい。 なぁ〜
741 :
ちょびっちゅ :2001/05/27(日) 17:49
ルージュ月 伝言 日 夜中に窓から知世ちゃんがやってきた。 『さくらちゃん、こんばんわ。』 『と、知世ちゃんこんなに夜中にどうしたの?』 本当はなんでわざわざ窓をぶち破って入ってきたのか聞きたいんだけど、 常識的な疑問がまず口にでた。 ケロちゃんなんかガラスの破片が頭に刺さって、 噴水のように血がでているし・・・・・・ 『なんや、さくらを夜ばいでもしにきたんか?』 そのくせ普通にリアクショしないでほしい。 『いえ、今回は別の用件ですわ♪』 知世ちゃんも、この惨状を無視して平気に話を進める。 『実は、今さっき、空を飛んでいる女の子をみつけたんです。 ぜひ、さくらちゃんと一緒に会いに行きたいと思ったのですわ。』 さくら以外にも魔法が使える女の子がいるのかな、少し興味がわいた。
742 :
ちょびっちゅ :2001/05/27(日) 17:51
ケロちゃんは頭から噴水のように血をピューピュー流しながら、呟いた 『・・・眠くて頭がクラクラするんやけど、残って寝ててええか?』 ケロちゃんそれ貧血だよ・・・・ フライのカードでステッキにのっていざ出発。 留守番にミラーと死にそうなケロちゃんを残して、飛び立った。 あんのっ♪ひっとの♪ママにあうために〜♪ いんまっ♪ひっとり♪れえしゃにのおたの〜♪ ほどなくして、音楽が流れているラジオをぶらさげたほうき に乗った女の子を発見した。ついでに黒猫も見える。 『こ、こんにちは。』 横に並んで挨拶をする。 女の子はこちらに気付いて、驚きの視線を向けた。 『さくらと言います、後ろにいるのは友達の知世ちゃん。』 照れながら自己紹介。 黒い服と真っ赤な大きなリボンを身につけた女の子はキキと名乗った。 黒猫にもジジという名前があるらしい。
743 :
ちょびっちゅ :2001/05/27(日) 17:52
で、場所をペンギン公園に移して、ゆっくりと話したの。 キキさんは年上の13才、魔女なんだって。 修行のため一年間、自立して生活しなきゃいけないらしい、大変なんだね。 『さくらちゃんは魔女じゃないの?』 と聞かれたが、知世ちゃんがいち早く返答した。 『魔法のステッキを持って、ヒラヒラでフリフリなコスチュームを着た少女は、 魔女、でなく魔法少女ですわ。』 だって、さくらにはよく分からないけど分別はあるらしい。 『魔女は狩られても魔法少女は狩られませんわ・・・・』 フフフ、と妖しく笑って冗談を飛ばして、一同大爆笑でした。
744 :
ちょびっちゅ :2001/05/27(日) 17:52
『なんや〜、さくら達ここにいたんか〜。』 頭に包帯をまいたケロちゃんがやってきた。 『休んでなくても平気なの?』 と聞いたら、苦笑して、 『邪魔者は消えるしかないんや、馬にけられて死にたくなかったらな・・・』 『まっ、桃矢さんたら♪』 サッパリ、わからない事を言うが、知世ちゃんには通じたらしい。 ・・・・・・お兄ちゃんがどうかしたの? それはそうと、キキさんは、明日には友枝町からいなくなるらしい。 名残惜しいけど、今夜だけでも楽しく遊ぼうという事になった。 『さくらちゃんファイトですわ〜』 得意料理がお互いホットケーキという共通点があって、 クッキングバトル。知世ちゃんは嬉しそうにビデオをまわして歓声をあげている。 こっそりスイートのカードを使ったのがいけなかったのかな、 甘すぎて食えたものじゃなかったけど、キキさんは焦がしてたから、引き分けだよ。
745 :
ちょびっちゅ :2001/05/27(日) 17:53
その後、知世ちゃんのコスチュームを着せ替えで、 さくらがキキさんの服をきて、キキさんがカードキャプターの衣装をしたり、 ケロちゃんと黒猫のジジの拳闘試合などなど、 楽しい時間が過ぎて行った。 そして最後はキャンプファイヤーを囲んで歌ったんだ。 『は〜、知世ちゃん今日は楽しかったね』 『ええ、本当に素晴らしい日でしたわぁ』 知世ちゃんは恍惚とした表情で、ビデオを眺めた。 いい絵がとれたようで満足しているらしい。 『キャンプファイヤーなんて、すごい美しかったしね。』 そう言うと、さらに知世ちゃんは目を細めた、 『ええ、綺麗な炎でしたわ』 『そういえば、その頃からキキさんの姿みてないけど、 お別れの挨拶くらいしたかったよね、別れが苦手なのかな?』 『今頃きっと空の彼方にいると思いますわ。』 うっとりしながら、知世ちゃんは遠くを見つめた。 きっとキキさんの事を思い浮かべてるんだろうな、今頃は、そうだね、 きっと遠くの空を飛んでいるんだよね♪ おわり♪
×月×日 今日もアンノーンの出現により、俺は狩り出された。 しかし俺がそこで見たものは… 「桃矢…」 そこには先日、アンノーンに殺されたはずの桃矢がいた。 「ばかな…お前はもう死んだはずだ。」 桃矢:俺は蘇ったんだよ!改造人間としてな! 桃矢が叫ぶと、体中から棘や角が飛び出してきた。 そして桃矢はアンノーンを切り裂いて、カードを手に入れた。 桃矢:このカードを53枚手に入れた時、俺は世界の覇者になれる! 桃矢はそのまま闇の中に消えていった… 「桃矢…桜はお前の事をあの日からずっと待っているんだぞ…」 翌日から1週間、雨が止むことはなかった。
>>741 -745
さすがです。ブラックな知世サイコー。
748 :
CC名無したん :2001/05/27(日) 20:31
>ちょびっちゅ様 今回も可笑しかったです。知世ちゃんの登場ネタで あの漫画を思い出しました(笑) さくらちゃんがスヤスヤと寝てる所に 「ガシャーン!」という音と共に現れる知世。 飛び込んだ勢いでゴロゴロと受け身を取る。 「なんやなんや?」あわてて机から飛び出すケロ。 すかさず弓矢でケロを打ち抜く知世。 次のコマではこんがり焼かれたケロをモグモグ食べながら 涼しい笑顔で「こんばんはさくらちゃん」 などという画像が浮かびました。
750 :
陽ノ下さくら :2001/05/28(月) 19:59 ID:TREOwne.
花月 右京日 今日は知世ちゃんのお家に遊びに来ているんだ。 知世ちゃんとメイドさんたちが忙しそうに次の衣装の為にわたしを採寸をしている。 「…知世ちゃん、また違うメイドさんだね?」 「あら?そうですか?私はもう気にしていないもので…」 「うちのお兄ちゃんメイドさんが好きみたいなんだ」 「どうしてご存知なのですか?」 「夜中に『♪ご奉仕、ご奉仕♪』って深夜アニメの音楽が聞こえてくるんだ」 「まあそうですか」 「ご奉仕ってどういう意味なのかな?メイドさんのいるお家ってそうないから…」 「ご奉死ですか…うちではそう言っていますが一般には過労死と言われていますわ」 「ふーん、そのご奉仕っていつか終るものなの?」 「終るから新しいメイドさんが来られるのですわ」 知世、笑顔でさくらの肩を軽くたたく 「あっあはは、そっそうだよね!(分かんないや)」
751 :
陽ノ下さくら :2001/05/28(月) 20:01 ID:TREOwne.
その日の夜、木之本家の食卓 「お兄ちゃん、知世ちゃんのお家にメイドさんが沢山いるんだよ!!」 「ふーん」 「いつも遊びに行くと新しいメイドさんに変わっちゃっているんだよぉ、羨ましいでしょ?」 「ふーん、別に…」 「ご奉死とか過労死とかで次々と変わっているんだって」 「ちょっちょっと待てェ!」 「あーっやっぱり羨ましいんだ!!」 晩ご飯の後もお兄ちゃんがしつこくさくらに知世ちゃん家のこと聞こうとするからまいったよ… 「ダメだよ!お兄ちゃん!知世ちゃんのお家に連れていけないよ!!」 「ちがう!オレが聞きたいのはそういうことじゃ…」 「もう、羨ましがりなんだから!」 「その知世って家が裏疾しいぞ!!」 「やっぱりぃ」 「さくら!お前!人の命がかかって…」 「はいはいおやすみ、お兄ちゃん」 二人が台所でもみ合っている間、さくらの部屋にいるケロの独り言… 「そっか、何でカードの連中がさくらから逃げたり、怯えたように攻撃してくるのかわかったでぇ!」 カード達が反応して光る!! 「知世の服についている怨霊や!!でもそれ言うたらさくら怖がってカード集められんようになるし…」 同時刻、知世の部屋 「あらあら、また写ってしまっていますわ」 ビデオに映っているさくらの背後に怨霊が写っている 「デジタルビデオですから背景の合成が楽で助かりますわ」 知世は1コマ1コマ怨霊の顔を塗りつぶしていく「成仏してくださいね…」つぶやきながら… 「成仏してくださいね"カチリ"(※マウスのクリック音)、成仏してくださいね"カチリ"、成仏して…」 それぞれの夜がふけて行く…
陽ノ下さくらさん、わざわざ話をつくってもらってありがとうございます。
つくるのが難しいかな?...と思っていたんですが うまく話をまとめてありますね。
>>732 :女神転生1/
>>733 :ローリングサンダー
「ケロちゃん」、「コスチューム」というキーワードをうまくネタにからめてあります。
いやー、レベル高いです。キャラの配役も考えてあります。カーリーが観月先生とは...。
ナムコネタで僕もつくってみようかな?。
"フォーカス チャンス!!"…知世ちゃんですね…
純真なみさきちの一日 △月☆日 はれ 今日はいっちゃんさんと特訓しました。 「われ!強くなりたぁーないんか!?」 「な・なりたいです!!」 「なら服脱いでそこに横になり!!」 「なー!!!……わかりました…いっちゃんさん…」 ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ… 「あ…あの…なにしてるんですかぁ?」 ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ… いっちゃんさん具合が悪かったのかな?こんどミカンもってってあげよう♪ でも、今日の特訓で強くなれるのかな?ううん!いっちゃんさんエンジェリックレイヤー に詳しそうだからきっと鳩子ちゃんみたいに強くなれるよね♪
756 :
CC名無したん :2001/06/01(金) 06:27
しかもあるのはコピペだけ・・・
ageるべきか?
759 :
シーシーさくら :2001/06/06(水) 02:00
某月 某日 「レリーズ!! 彼の者の姿を照らし出せ ライト!」 光が『奴』の姿を照らし出す。 「彼の者の退路をたて メイズ! ループ!! イリュージョン!!!」 無限に近い空間が『奴』の退路を断つ。 「戒めの鎖となれ ウォーティー! ウィンディ!! ウッド!!! タイム!!!!」 水が『奴』の足をすくい風が巻上げ樹で動きを止め『奴』の時間を停止させる。 「彼の者を討て ショット! サンダー!! アーシー!!! ファイアリー!!!!」 光球が穿ち雷が降り注ぎ土が『奴』を押し潰し紅蓮の焔で焼き尽くす。 「カードさんたちこれで最後だからがんばって! ダッシュ! ジャンプ!! フライ!!! シールド!!!! ソード!!!!!」 跳び上がったさくらに最後の抵抗をするがシールドに阻まれる。 「これで最後よ!」 さくらの剣が『奴』を切り裂いた。 ・ ・ ・ 「なあ、さくら。」 「ほえ?」 「いくら嫌いやからいうてもゴキブリ相手に そこまでする必要なかったんとちゃうか?」 「そ、そうかな...」 「いくらなんでも家壊すことはないやろ。」 「・・・」 「いくらさくらの親父さんやいうてもこれは駄目やろ。」 「・・・さくらはご町内を守るカードキャプターだから何してもいいの」 私がそう言い終わると同時にお父さんが帰ってきた。 「絶対大丈夫だよ」の呪文があるからさくらは何してもいいの♪
相手がゴキブリならそれぐらいしても許されるんじゃないかって思う。 もうすぐ夏が来る、そしてどこからか「奴」もやって来る。鬱だ
>>707 の「ちょびっちゅ」さん、わざわざネタを元に話をつくってもらって嬉しいです。
>>511 は、ちょっとした思いつきで書き込んでみたんです。
最近はちょっと書き込んでませんが気に入ったネタとかあったらなんでもつかってもらっても構わないです。
762 :
ちょびっちゅ :2001/06/06(水) 21:45
遅レスですが・・
>>747 恐縮です〜、自分的に後で読み返すと死にたくなったんですが、生きれそうです。
>>749 マカロニほうれん荘だったかな・・・・とあいまいな記憶です。
なんでしたっけ?気になっています。
>>761 許可をありがとうございます。
>>511 は、知世ちゃんと、知世ちゃんの子供(『さくら』と名づけた)、
というシチュエーションで読むと、なんか、いいな!と思ったんですよ。
763 :
ちょびっちゅ :2001/06/06(水) 21:46
知世たん月 知世たん日 1つの学年で1つしか候補にだせないので、 知世ちゃんの絵と、エリオル君の絵、 どちらをコンクールに出展するかでクラスがもめた。 ハッキリいって両方プロなみで、 どちらを出しても賞がとれるのは間違いない。 なんだか強豪校同士が地区予選の一回戦であたったような展開だ。 『というわけで、多数決をとったのだが同点だった・・・・』 教室中ざわつく中、しばし間をとって寺田先生は続けた、 『しかしその中で、一人だけ、どちらでも良い、と書いた奴がいるな。』 あっ、さくらの事だ。 『しょうがないので、そいつに決めてもらおうと思う。』 『ほっほえ〜そんなーーーっ!!』 うっかり驚きの声をあげてしまい、教室内の注目を集めてしまった。 『・・・・・・それでは、そいつから極秘裏に決をとる、みんな目をつぶれ。』 先生、知らないフリして話を進めないで、もうバレバレだよっ。 しかし、抗議する間もなく皆いっせいに目を閉じ、教室は沈黙で包まれた。
764 :
ちょびっちゅ :2001/06/06(水) 21:47
隣を見ると知世ちゃんも目を閉じ、 『しんじ・・・ますわ・・・信じていますわ・・・・・・』 そうブツブツ言っているよ〜、ほえ〜! 『easons is that British women are waiting unt ・・・・』 後方からは、何やら外国語でエリオル君。 何言ってるのか分からないのが、怖い。 『バオユィチンウェンスーアルイエ・ミンイエンツァイ・ピン・・・』 それに対抗してなんで中国語をまくしたてるのかな、小狼君・・・ 『それじゃあ木之本、大道寺だと思ったら右手、 柊沢だと思ったら左手をあげろ、いいな〜。』 『は〜い・・・・・・!!』 って先生、平気で木之本とか言って、機密性にとどめさしてどうする。 『さくらちゃん、信じてますわ、信じてますわ・・・』 『old TV producer who in London withee yearve a baby fore・・・』 『ウーアルバイ・ユィチュワンジョウイーニャン・・・』 あああ・・・・・地獄の三重奏が旋律になってきこえる。 いったいどうすれば・・・・・
765 :
ちょびっちゅ :2001/06/06(水) 21:48
とりあえず、 『先生、三国人がうるさいです。』 どうにかできる事からどうにかしよう。 『ん、右手をあげたな。』 あっ!ついうっかり、手をあげて申告している。 『さくらちゃあああああああああああん!』 はうっ、弁解するまもなく、知世ちゃんが抱きついてくる。 『コンクールうんぬんでなく、さくらちゃんに選ばれた事が、 何よりもうれしいですわ〜♪』 『ハハハ・・・・』 笑うしかない。 ん、エリオル君が何か、メガネをあやしく光らせて・・・ 『@?$K$"$j$,$H$&$4$6$$$^$7$?!#$3$N%a!<%k$O!X2>EPO』 あああ、あああああああああああっ とても人類が使う言葉とは思えないもので、何かいってるよ〜。 ほえええ〜〜〜〜〜、何かとっても嫌な気がする。 その事が関係あったとは思わないが、予感は的中した。 その日おきた不思議事件、何故かとても陰険で、執拗で、 しつこく、まわりくどいやり方で、頭が痛くなる事ばかりだった。 『ど〜して私ばかり狙われますの〜!!』 しかも何故か知世ちゃんが集中攻撃を受けている。 あああ・・・もう何がなんだか、とりあえず今日は死ぬほど最悪の日だよ。 ハァ、エリオル君、明日は気にせずにいてくれるかな。 おしまい♪
766 :
シーシーさくら :2001/06/06(水) 23:49
●月 ◎日 今日の発見 「ヒッキ−」「電波」「モナー」「逝ってよし」「ゴルァ」 のカードを同時に使うと5枚のカードがくっついて 「2ch・CCさくら板の住人」と言うとても長い名前のカードになった。 さっそくお兄ちゃんで効果を試してみると 突然パソコン(持ってたのかな?)に向かって 「さくらたん、さくらたん、ハァハァ」と言い出した。 こわくなって魔法を消すと「あれ?」と言って私を見て 「俺なんかしてたか?」て聞いてきたので 「うんん、さくら知らない」と言っておいた。 多分私はこのカードを二度と使わないと思う。
ほえぇーえ!また寝坊しちゃったよーぅ。はにゃーん。 最近さくら人気も落ちてきちゃったし・・・。はうー、やる気でないよぅ。 なにより許せないのが、コメットさんとか言うヤツ! 三十年も前にやってたような実写番組を、今頃になってアニメでリバイバルしなくてもイイじゃない! まー確かに魔法少女系萌えっ娘の元祖で、大先輩だけど。 だいたいあの時主役演ってたのって、確か九重佑三子でしょ。おばさんじゃん。 アニヲタの大きなお友達は、中学生ぐらいまでじゃなきゃ萌えないのよ! その点、私は大きなお兄いちゃんもがっつりモノものにしてるけどね(笑) それにCVの前田亜季をもってくる時点で、ロリヲタ層を意識してるのが見え見え! それに全然萌えボイスじゃないし。 せめて大森玲子くらいのロリっ気がないとダメね。 ほんと、ポワトリンでもやってろっ感じ。あと、シスタープリンセスも侮れないし。 ホントもう、私の時代は終わりなのかな。はうー。 まあ、同人系とコス人気はまだあるみたいだから、きっとまだまだいけるねよね!
かあああああ!
大安吉日 さくらが高熱を出して寝込んでしまった。 薬を飲ませる前に、何か食っておいた方がいいと思い お粥を作ってやることにした。 さくらの部屋に入ると、そこには「さくらっぽい何か」が ベッドの中にいた。 さくらのやつ、また何かあったな・・・。 とりあえずお粥を渡すと嬉しそうに平らげた。 「・・・お前、さくらじゃねぇだろ。」 「・・どどぉ〜?」
三りんぼう さくらが昨日にもまして高熱を出してしまった。 喉がやられるといけないので、あったかはちみつミルクを つくってやることにした。 さくらの部屋に入ると、そこにはまた「さくらっぽい何か」がいた。 しかも今日は俺を見るなり、目がハート形になってる。 さくらのやつ、嘘つくならもっとましな嘘にしてくれ。 「・・・今日は『どどぉ〜』とか言わねぇんだな。」 「な、何言ってるの?私、いつものさくらっすよ〜。」 「・・わかったから、ステーキ食ったら帰ってくれ。」
>>767 -768
ひえ・・・何故、自分のHNが語られているのでしょうか〜。。。
(声優関連、最近のはまったく知識ないです。)
しかも、特に悪意が感じられないのがなんとも・・・
はっ!ミラーたん?ミラーたんなのかい?
こっ、こっちへおいで、怖くないから。さぁ、そんなカッコしていないで、
さくらたんの姿になってくれないかい?
772 :
シーシーさくら :2001/06/08(金) 01:23
△月 ▲日 ケロの日記発見 六月 一日 「プリン食ったうまかった」 六月 二日 「知世がチーズケーキ持ってきたうまかった」 六月 三日 「さくらが寝込んだ小僧がお見舞い持ってきたうまかった」 六月 四日 「さくらの親父さんがお土産もって帰ってきたうまかった」 六月 五日 「さくらのゼリー勝手に食ったうまかった」 「・・・」 私は適当にページを開いた。 さくら・少し変 知世・レズ 兄貴・ホモ 雪兎(月)・ホモ、ねくら 小僧・かなり変 小娘・馬鹿 撫子・天然 クロウ・変態、年増 観月のねーちゃん・ショタコン さくらの親父さん・ネクロフィリア ガッコのセンセ・ロリコン 利佳・親父趣味 奈緒子・趣味悪い 千春・男の趣味変えろ 知世ママ・どこかおかしい 山崎・嘘つくな 「・・・」 私は日記を閉じた。 みんなの事誰に聞いたんだろ? 「とりあえずお仕置きかな」 「ケーロちゃん♪」 「ん?なんや」 静かな友枝町に断末魔がこだまする。
>>772 いいなー、ケロたん。たまにこういう風に生きてみたくなるよ。
774 :
CC名無したん :2001/06/08(金) 17:37
また「Illusion」のカードがいなくなった。 「さくらのライバルになりそうなガキを片付けにいってるさかい心配あらへん」 ふーんそうなんだ、 「今回は大阪らしいなぁ、お土産は何やろかワシ楽しみや」 夏になると「Illusion」のカードはよくいなくなります。 あなたの町に行っているかもしれないので注意してね。
ある意味むぎ茶でっせ
776 :
新参仮面 :2001/06/08(金) 22:30
ガツ月 二値日 今日から体育は水泳。 今年から友枝小学校の指定水着は寺田先生の陰謀でシースルーに なったのでとっても恥ずかしかったぁ☆ さくらの水着姿を見て、小狼君の周囲が真っ赤っかだったけど、 大丈夫だったのかなぁ…。
>>774 このケロちゃんの言い回し、声優は西川のりおですか?
お土産はカリン糖だと喜びそうですね。
778 :
シーシーさくら :2001/06/09(土) 21:52
◇月 ◆日 陰口聞いた 今日、雪兎さんが来た。 お兄ちゃんに本を返しに来たらしいけど お兄ちゃんはまだ帰ってきていない。(ニヤリ) とりあえずあがってもらい私はお茶を出すために台所に行った。 「もとの姿にもどれや月」 光が雪兎を包む。 「なんだ?」 「相変わらず不機嫌なやっちゃなー。 ま、ええ。最近のさくらについてどない思う?」 「? どうと聞かれても主以外の何があるというのだ?」 「最近のさくら、増長してんと思うんやけどお前は どない思うとんのかってことを聞きたいんや。」 「どうでもいいことだな。」 月の体が光りだす。 「ちょっとまてや! おい!」 ・ ・ ・ 「あ、エリオル君?」 「さくらさんですか? どうしたんですか?」 「えっとちょっと聞きたいんだけど封印の獣って どうやって封印するの?」 「そんなことですか? えっとまず...」 ・ ・ ・ 「さくらちゃん最近ケロちゃんを見かけませんけど?」 「え? ああ、なんか旅に出るってとっても遠いところに...」 その後『封印の獣ケルベロス』を見たものは誰もいなかった。
カツオの淫槍が波平の菊門にねじり込まれていく…。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / / \\∴∵| / / ̄ ̄ ̄ ̄ | | (・) (・) ヽ∵| / / ⌒ ⌒ | | ⊂ 6) | / (・) (・)| | ___ / (6 ⌒) | \ \_/ / | ) ___ | ∫ \____/ / ̄ ̄ ̄ ̄三 \ \_/ / / ̄ ̄ ̄ ̄\ /⌒ - - ⌒ /____ ヽ \____/ /\ / \ |/ 人 。 。 丿 | < | /⌒ ⌒\ | (゚) (゚) |\ \| 亠 / | ⌒ ⌒ | | / 人 人 ノ゙\ \-----◯⌒つ| \⊇/干 \ ⊆ |-(・)--(・)---|__| \ \| l // / _||||||||| | | ( | ⊂ 6)| \⊇ ノ ⊆/ \ / \_// _/⌒v⌒\ ) | ___ | ( Y ) \____∪⌒\ ノ ) | \\_/ / | _人_, | / | | | | /\___/⌒ヽ、
780 :
ちょびっちゅ :2001/06/10(日) 19:00
キク月 ハシ日 不思議な事件がおきては解決したカードキャプター時代。 あれから、もう10年になる。 『さくらちゃん、この衣装はどうでしょうか?』 大人の魅力をたたえ、美しいまま成長した知世ちゃん。 しかし相変わらずコスプレ遊びは続いている。 変わらない、かわいらしい服装のセンス。 変わらないビデオをまわす知世ちゃんの表情。 そして・・・ 変わらない、さくら。 自分は身長も顔つきも、なにもかもがあの頃のままだ。 お父さんが、こっそり中国の秘薬を入手して、料理にまぜて常用させていたらしい。 すっかり、さくらは成長しなくなり、 そして・・・・ 『お父さんは、さくらが成長する前に死んだんだよね。』 それを聞いて知世ちゃんは悲しそうな顔をした。 『藤隆さんを、まだうらんでいるのですね。 歪んでいたかもしれませんが、さくらちゃんを愛していた、と思いますわ。』 『なんでお父さんは、さくらが殺してやる前に死んじゃったんだろう・・・』 『さくらちゃん・・・・・・』
781 :
ちょびっちゅ :2001/06/10(日) 19:01
その後、ひさしぶりに雪兎さんと会った。 『さくらちゃん、桃矢にも、いつか必ず僕が納得させるよ。』 お兄ちゃんとは、成長しない事が発覚してから会っていない。 それは、お父さんのやっている事を知りつつ黙っていたから。 いつまでも変わらないさくらをみて安心できると思ったんだ、 そう言った時のお兄ちゃんは泣いていた。 お父さんは、小学6年生の時に仕事のトラブルで死んだ。 お兄ちゃんは、妹にたいする罪悪感に怯えて遠くの地で生きている。 『さくらが、成長しない事にね、喜んでくれる人は誰もいないんだよ、雪兎さん』
782 :
ちょびっちゅ :2001/06/10(日) 19:02
家に帰ると、今やたった一人の家族、ケロちゃんが夕飯をつくって待っていてくれた。 『さくら、今日、突然知世と遊んでて逃げ出したそうやんか?』 『う、うん、なんかきまづくなっちゃって。』 『・・・まぁええ、それでな、後でクッキー焼いたのを食べようと思ってたらしくてな、 さっき届けてくれたで。』 『・・・・・・それは、どこにあるの?』 『ラズベリーのジャムとブランデーを合わせた味は絶妙でうまかった。』 『・・・・・・・』 ケロちゃんは、自分とおなじ、変わらないね。 それから、雪兎からも連絡あったで、やっぱり逃げたんか?と聞かれ、 『うん、きまづくなって。』 と答えるとケロちゃんはハー、と大きくためいきをついた。 みんなさくらの事が心配なんやで。 さくらのために小僧や小娘が中国で秘薬について調べとるのも知ってるやろ? そう言った。 小狼君も苺鈴ちゃんも、もう大人だよ、とすねると、 ワイからみたら、まだまだガキや。と笑った さくら、桃矢ともいずれ分かり合える・・・ 『だから絶対、大丈夫や。』 そう言って励ましてくれた。 『ありが・・とう、ケロ・・ちゃん。』 『なんや、さくら何も泣く事あらへんがな。』 いつまでも子供じゃいられんのやで、 そう言ってケロちゃんはそっと頬にふれて、涙をふいてくれた。 明日、知世ちゃんと雪兎さんに謝ろう、 それからケロちゃんのためにホットケーキでも焼いてあげようと思った。
ナケタ ええ話や・・・
ペンギン公園の逆立ちさくら 昔々、友枝町に、さくらと言うそれはそれは評判の美人が住んでおりました. 彼女に言い寄る男は多かったのですが、彼女は小狼と言う男の優しさにひかれて、 その男を夫にしました 幸せな日々が続いたのですが、ある日、夫が原因不明の病に倒れます その病は、益々ひどくなって行きました。 さくらは甲斐甲斐しく小狼を看病します。そんなある日、病床に呼ばれたさくらは、 夫にこう言われました。 「美しいお前は、俺が死んだら、俺のことはさっさと忘れて、すぐに他の男と一緒 になるに違いない。そうだそうだ。そうに決まった」 さくらは「ほえぇ、そんなことしないよ〜」と言うのですが、夫は聞き入れてくれま せん。 その日の晩、小狼は、隣の部屋から聞こえてくるさくらのうめき声で目を覚ましまし た。 何事かと思い、部屋へ行ってみると、さくらが顔を押さえてうめいていました。その 手か らは血が流れていました。
小狼は、嫌がるさくらの手を押さえると、その顔を見て「あっ」と悲鳴を上げまし た。 さくらは、夫への愛を貫く為に、その可愛らしい鼻を剃刀で殺ぎ落としてしまってい たのです。 「これで、安心できるでしょ?」 しかし、運命とは悪戯なもので、その日を境に、小狼の病気は回復へと向かって行き ます。 そして、すっかり体が良くなった小狼は、醜くなったさくらを毛嫌いして、家に寄り 付かなく なります。 それでも夫の帰りを待っているさくらは、ある日、小狼がメイリンと言う愛人を作 り、 一緒に住んでいると言ううわさを聞いてしまいます。 それから幾日もしないうちに、さくらは周りの人々の前から、ひっそりと姿を消して しまいました。 小狼は、行方不明になった桜の事など気にせずに、今日もメイリンといちゃついてお りました。 その日の晩、小狼は寝苦しさに、ふと目を覚まします。 その目の前には、白い影がありました。 だんだんをハッキリしてくるその白い影は、白装束をまとった、あの鼻の無いさくら でした。 「貴方の言葉を信じて、この鼻を切り落としたのに…」 幽霊となったさくらは、悲しげな声で恨み言を言います。 その日を境に、すっかりさくらの幽霊に取り付かれてしまった小狼は、完全に参って しまいます。
そんなある日、遊び仲間の山崎くんから、 「幽霊って言うのはね、その仏さんの足に釘を打ちこむと出なくなるんだよ」 と聞かされました。 それを聞いた小狼は、浴びるほど酒を飲んで、さくらが埋葬されている墓地へ向か い、 そのお墓を掘り起こすと、すっかり腐ってしまっているさくらの遺体の足に釘を打ち こみました。 「これで安心して眠れる」 そう思って、彼は気分良く帰って行ったのです。 その翌日の晩、気分良く寝ていた小狼は、寝苦しさに、ふと目を覚まします。 目を覚ましたその先には、あのさくらが、すっかり腐った状態で、天井から逆さまに ぶら下がっておりました。 「貴方を愛していた私にこんな仕打ちをするなんて…」 その恨み言を聞いた小狼は、その恐ろしさのあまり、気を失ってしまいました。 その日から、「逆立ちさくらの幽霊」に悩まされるようになってしまった小狼は、 仕事もそっちのけで、御払いする方法を探して、西へ東へと奔走します。 そんなある日、山崎くんのガールフレンドの千鶴ちゃんから、「月峰神社のお札がイ イ」 と言うことを聞いて、さっそく月峰神社に行ってお札を貰い、それを家の周りにベタ ベタと 貼りつけました
その日から、幽霊となったさくらは、小狼の家に入ることが出来なくなりました。 そのさくらの幽霊は、やがてペンギン公園に出るようになりました。 「ペンギン公園に逆さまの幽霊が出る」 その噂は、瞬く間に人々の間に広がって行きました。 その噂で、ペンギン公園を利用する者は居なくなり、その公園はすっかり寂れてしま いました。 そんなある日、その噂の正体を確かめようと、その町一番の豪胆者、大道寺知世がビ デオ 片手にその公園に姿を現しました。 果たして、噂通りその幽霊は知世の前に現れました。 「あの人がお札を貼ってから、家に入れません…」 さくらの幽霊は訥々と恨み言を言います。 それを聞いた知世は、 「では私がそのお札を剥がして差し上げますわ」と請け負い、その翌日、 さっそく小狼の家に向かい、そのお札を剥がしてあげました。 やがて彼女の前にさくらが現れました。 さくらの幽霊は、知世にぺこりと御辞儀をすると、スーっと小狼の家に入っていきま した。 果たして、その翌日。 一晩中叫び声を上げていた小狼は、朝が来るまでにすっかり狂い死にしてしまいまし た。
>>784 -787
さくら「ほえ〜、奈緒子ちゃん!そのお話怖いよ〜」
あいこ「どっかで聞いたことある話やけどなぁ」
789 :
エ口 :2001/06/10(日) 23:00
久しぶりにこのスレッド上がってますね! しかも良作が連発!!! 文章を書ける方がうらやましい・・・ハァハァ・・・
知世たん月 ラウ¨日 転校生のエリオル君はときおり高い所にのぼるのが好きだ。 今日も意味もなく学校の屋上にいるのを目撃した。 『ねー、こんな所で何しているの?』 声をかけると、イギリス人はキザッぽく振り返った、 『こういう場所から遠くを見下ろすというのはですね・・・』 何かをいいかけた時に背後からの声がさえぎった 『バカと煙は高い所が好きという格言があるけどね、 これは何も根拠のない事をいってるわけじゃないんだ』 山崎君だった、その瞬間エリオル君のメガネが光り、賛同した。。 『そのとうりです、高い空間にいると、絶対その位置が変わらない、 という錯覚をおこす事があります。』 『それだけに、このまま飛んでも空が飛べるんじゃないか、 とかバカげた発想がよく生まれる事もあって、高い所に登ると、 バカになる、という意見が江戸時代の中ごろで流行ったのは有名な話だよね。』 『親は子供が高い所にのぼると2重の意味で心配で、大変だったそうですよ。』 ほ〜え〜、そうなんだ、知らなかったよ、と納得しかけた時、 千春ちゃんがバタン、と大きな音をたててドアを開けて入ってきた。 『ま〜た、さくらちゃんに変な事ふきこんで、ちょっときなさい!』 ひっぱられるようにして、山崎君は退場。
791 :
ちょびっちゅ :2001/06/15(金) 22:04
それを呆然と見送ったあと、おもむろに聞いてみた。 『エリオル君・・・・ウソだったの?』 『いえ、本当ですよ。』 エリオル君はほほえんだ、 『実は今さっき、自分ならここから飛べるのではないかと思ってきた所です。』 ニヘラ、と怪しく笑い、フラフラと足場のない所へむかっいていく。 『え、エリオルく〜ん!』 『さくらさん、止めないでください男にはやらなきゃいけない事が。』 『目を覚ましてっ!イカロスの話を思い出してよ〜。』 『右足が着地する前に左足をあげるんです、 そして左足が着地するまえに右足をあげる、これを繰り返せば、 案外簡単に空くらい飛べそうですよフフフ。』 『ほえ〜、それはなんていうか、子供だましな幻想だよ。 鉄腕アトムの真似して2階のベランダから飛び降りた子供のことを忘れないで!』 別の意味で飛んでいるエリオル君を、 必死な説得のすえに、ようやく自殺(?)は止めれた。 それにしても、山崎君達の言っていた事はやっぱり本当だったんだ・・・ 知世ちゃんをできるだけ高い場所に近づけないようにしよう、 だってコレ以上・・・ゲフンゲフン そ、それはそうと、さくらは高い所に登っても平気だから安心だよね。 飛べるもん♪
ハァ?何これ〜狂ってんじゃないの。 このスレの内容を宅間に子供を殺された遺族や 最近増えてる幼女を悪戯された被害者の方々は どう思うのかねえ・・・・・ さくらた〜んハァハァで何時の間にか40歳に突入して 自暴自棄になって人殺ししないでね〜お願いします。
793 :
CC名無したん :2001/06/16(土) 16:25
age
やっぱり夏は怪談よね♥
私は会談より、むしろ猥談のほうが好きですわ。
797 :
月城雪兎 :2001/06/17(日) 03:23
僕もそう思うよ
799 :
カツ :2001/06/20(水) 18:29
さくらヲタは逝ってくれ!
800 :
シーシーさくら :2001/06/21(木) 01:37
クロウカードを封印してあれから六年立った友枝町 そこに一人の少女の姿があった... 「血の契約の下、我が命じる。 遥か深淵より来たれ闇の使者『バルバトス』!!」 降り注ぐ雨の中『ソロモンの指輪』から放たれた 闇の住人が異形の者の息の根を止める。 ・ 「また違ったみたい...」 異形の者の亡骸を見てその少女がぽつりと言う。 ・ 「ただいま...」 「遅かったな。なんかあったのか?」 「別に...」 そう言うとずぶ濡れ少女は二階にあがっていく。 ・ 少女の名は木之本桜。 元気で明るく誰にでも優しかった少女だが今はその面影は無い。 机の上にある写真を見て彼女は写真に語りかける。 「知世ちゃん今日もまたあの人たちを殺したんだ... でも知世ちゃんを殺した奴を見つけられなかったの... ごめんね。 でも、絶対仇とってあげるから心配しないでね...」 ・ 今日もまた彼女は眠りながらつぶやく。 「わたしはまだ大丈夫だよ。 まだ壊れてないよ。 まだ...そうまだ仇とってないもんね。 そうだよね知世ちゃん...」
801 :
名無しさん@1周年 :2001/06/21(木) 21:58
×月×日 今日は知世ちゃんのお母さんが主催の、CCさくらキャラ全員参加の 乱交パーティ。何だかすごかったです。 でも私は「消」のカードで非難してたけどね。だって主人公だもん。 いつも年上のオニイチャンたちの妄想でがんばってるし、たまにはいいよね♪ 小狼くんが私をさがしてたけど、お兄ちゃんにつかまって泣いてた。
802 :
CC名無したん :2001/06/21(木) 23:32
そ、それはつまり、奈久留たんもハダカで 雪兎とくんずほぐれつ...
寺田先生が大活躍でした。
804 :
陽ノ下さくら :2001/06/27(水) 20:40
チャゲ月 明日立 今日は知世ちゃんのお家に遊びに来ているんだ。 園美さんがさっきまでずーっとわたしのお母さんのお話をしてくれていたんだよ。 「さくら…知世…ワイずぅっと待っておったんでぇ…ケーキ…」 ケロちゃんご機嫌斜めだ…やっぱり… わっ話題を…!! 「園美さんってどうしてあんなにわたしのお母さんのことお話してくれるんだろ?」 「♪園美、何の気 気になる気♪」 「レズっ気の"気"やろ…」 「えっ?何?ケロちゃん?知世ちゃんのお歌で聞こえないよ!?」 「♪似たもの同士の子がぁーできるでしょー♪」 「わたしもお母さんの事を色々知りたかったからずうっとお話聞いていて・・・」 知世は歌い続けている… 「せっかく出してもらったココアあんまり飲めなかったよ」 大道寺邸を去ったさくら、知世はメイドを呼びつけさくらの飲みかけのココアを持って来させる。 「♪ココアは まだ飲っみっかけぇだ♪」 ごくん 園美の執務室、浮かない顔の先ほどのメイドが園美に報告をする。 「奥様…お嬢様がお友達の飲みかけのお飲み物を…」 「そうっ、私、忙しいから」 ♪似たもの同士の子がぁーできるでしょー♪
805 :
ちょびっちゅ :2001/06/28(木) 19:14
>>804 平気でケロちゃんがレズとか言うんだけど、
可愛い話ですね、今回♪(萌)
○月○日 いつも通り学校からの帰りに自動販売機のつり銭口をあさってたらなんと30円もゲット! どっかのバカが100円玉と50円玉を入れて缶ジュースを買ってつり銭を取り忘れたんだね。 その収穫で池田屋のフーセンガム(オレンジ味)を買ったら当たりが出てもう1個! ラッキー! ホントにわたしは世界一のラッキーガール! 今日は最高にハッピーな一日だったよ! はにゃ〜ん♪
「さて、これが、君に献呈するその箱だ。
僕の持っているほとんどすべてのものが中に入っているが、
まだ一杯になってはいない。」
(J.Steinbeck「エデンの東・はしがき」)
本作は、
「なげやりな さくらの一日 パート2」における
ミラーの物語の続編プラス利佳の物語です。
前作は過去ログ倉庫に入っています。
http://saki.2ch.net/sakura/kako/973/973775188.html パート1 174〜228
パート2 520〜547
実は作品自体はかなり前にできあがってたんですが、
以下に述べる事情のために、なかなかアップする気になりませんでした。
この作品は、私にとっての「エデンの東」にするつもりでした。
つまり自分の持っているものを全て詰め込んだ作品にするつもりでした。
しかし、結局のところ、自分の持っているものの全てを詰め込むことはできませんでした。
あれもこれも入っていない。
私の持っているものが膨大だという事情を措いても、この「箱」が
小さすぎることが原因です。
もっと大きな箱にしたかったんですが、作者(私)の能力の限界のために、
こんな小さな箱になってしまいました。
これがいままでアップしなかった理由の第一点。
もう一つの理由は、文体にあります。 私の文章は、お読みになって分かるように、法律を勉強した者特有の 生硬さ(=堅苦しさ)があります。 第一部の「利佳編」ではこのような文章でもいいんですが、 第二部の「ミラー・さくら編」では、このような文章では無理がある。 なんとかしてリライト(書き直し)して、ラブコメディーのように 軽く明るい調子にしたかった。 それが第二の理由です。 けど、もう漫画の連載もアニメ放送も終わっちゃって、このままだと 作品を根腐されさせてしまうと思い、中途半端ながらも公開することと しました。 なお、この作品は、あとがきで詳しく述べますが、かなり複雑な構造を 持っています。ここでは、お読みになられる前に最低限必要な事項を述べておきます。 本文の構成は、以下の通りになっています。 ┌第一部 ──────────────「利佳編」(奇数章) │ └第二部 「なげやりな一日(前作)」─「ミラー・さくら編」(偶数章) なお、中心テーマは 「利佳の緩やかな没落と、ミラーの緩やかな上昇を 対位的に描くこと」 です。 それでは以下ご覧下さい。
【友枝町の人々】 「彼女の祖母もそうだった。彼女の母もそうだった。 そして、彼女の娘もそうだろう」 (G.Verga「ネッダ」) 第1章 佐々木利佳 「で、どんなお話?」 彼女はにっこりと笑って尋ねた。 教室の中には、もう誰もいない。 みんな帰ってしまった後に、彼女と彼だけが残っていた。 普段クラスのみんながいて、狭く感じられる教室も、 たった二人だけになるとかえって広すぎるように思えてくる。 だが、二人っきりになるようにしむけたのは、彼女だった。 昼休み、彼から相談を持ちかけられたのだ。 だが、そのときは、 「今はちょっと忙しいから、授業が終わってからにして」 と断り、授業が終わった後にも、 「掃除があるから」 「まだ用事があるから」 と相談を引き延ばしたのだ。
もちろん、そうしたのにはわけがある。 他の誰にも相談の内容を聞かれるわけにはいかなかったからだ。 それで、クラスのみんなが帰宅するまで相談を引き延ばし、 誰もいなくなるまで待っていたのだ。 彼の相談の内容は分かっている。 クラスメートのある女子についてのことだ。 だからこそ、人に聞かれるわけにはいかなかったのだ。 ところが彼は、いざ相談できる状況になると、かえって何も言えなく なってしまった。 しどろもどろになってしまい、顔を真っ赤にして逃げるように 教室から走って出ていってしまった。 ********************************
第2章 李小狼 李小狼は恥ずかしかった。 男の自分が、女に相談事だなんて。 しかも同じクラスの女子になんて。同い年じゃないか。 李小狼は中国人だ。中国人はそういう面でのプライドはかなり高い。 しかもあろうことか、実際には相談をすることさえできずに、 逃げ出してしまったのだ。 自分にもっと勇気があれば・・・ 彼はなんらかの敵と戦う勇気なら余るほど持っている。 しかし、自分の気持ちを正直にうち明ける勇気・・・ この勇気は全く持ち合わせていない。 彼は自己嫌悪に陥りながら、とぼとぼと歩いていた。 そのとき、後ろの方から元気そうな女の子の声が聞こえてきた。 「小狼くん!」 小狼は後ろを振り返った。 少し離れたところから、栗色の髪をした、元気そうな女の子が 小走り気味にやってくる。 彼女は小狼のそばにくると、息を切らしながら言った。 「ねえ、小狼くん。いま帰りなの? いままで学校に残ってたんだ?」 小狼はうろたえた。 いままで学校に残っていたのは、この目の前にいる少女が理由なのだ。 彼女のことについて、男としてのプライドを捨ててまで 女子の委員長に相談しようとしたが、結局それもできずに逃げ出してしまった ところなのだ。
そしていま、自分の勇気のなさに自己嫌悪に陥りながら歩いていた。 そういうことになったのは、この栗色の髪をした少女のせいなのだ。 小狼は顔を真っ赤にしてしまった。言葉が口から出てこない。 ただ、いまは彼女の方から話しかけてきてくれている。 会話を続けたい。 混乱した頭で、どんな返事をしたらいいのか考えようとした。 (そうだ。おれはいま、学校から帰宅途中なんだ。 なんでもいい。とにかくなにかあたりさわりのないことを言わなくちゃ。 「そうだよ。おれは帰宅途中だ。そっちはどこに行くんだい?」 なんて聞いてみるのもいい。そうだ。そう言ってみよう。) ところが、小狼の口から出たのは、 「うるさい!!」 との怒鳴り声だけだった。 ああ、またやってしまった。 彼はうろたえてしまい、顔を真っ赤にして その場から逃げ出すように走っていってしまった。 ********************************
第3章 佐々木利佳(2) 彼が帰ってしまったので、彼女は自分も帰宅することにした。 彼女の名前は佐々木利佳。友枝小学校の女子生徒だ。 身長138センチ。ごくごく標準的な身体つきをしている。 だが、人とは異なった彼女だけの特徴がある。その髪型だ。 彼女の髪は、およそ肩くらいまでのセミロングなのだが、 それが内向きにゆるくカールしている。 そしてそのせいもあるのか、彼女はなぜか大人っぽい雰囲気を漂わせている。 それでクラスの女子の間からも、同い年にもかかわらず 「年上のお姉さん」のように思われ、かつ慕われていた。 彼女は3階にある教室から出て、階段を下りていった。 1階までくると、階段のそばに職員室がある。 彼女は職員室によっていこうかとも思ったが、やめた。 彼女はクラス副委員長をしており、毎日のように職員室に 出入りしていたので、そのときも立ち寄ろうと思えば できたのだが、そのまままっすぐ帰ることにした。 今日は早く帰宅しなければならない。 母の帰宅が遅くなるので、彼女が夕飯を作らねばならないのだ。
彼女は帰宅途中でスーパーによろうかと思ったが、いったんうちに 帰ることにした。まだ夕飯を何にするのか考えてなかったし、 それに今は学校の帰りで、あまり手持ちのお金がない。 いったんうちに帰って財布を取ってから、 あらためて買い物に行くことにした。 学校から歩いて20分くらいのところに、彼女のうちはある。 うちといっても、小さなアパートだ。 二階建ての建物には、一階二階それぞれ5部屋ずつ、 計10部屋が入居している。 彼女のうちは、その1階部分の端にある。105号室だ。 2DKだがあまり広くはなく、彼女自身の部屋はない。 だが、母子二人きりの生活なので、さほど狭くは感じない。 そう。彼女には父はいない。 2年前に事故で死んでしまったのだ。 ********************************
突然の死だった。父はいつものように朝、会社に出かけ、 それっきり帰ってこなかった。 運転手の前方不注意だった。 父が亡くなっても、佐々木家の経済的状況はすぐには悪化することはなかった。 慰謝料や保険金が入ってきたからだ。 相手方ドライバーの勤務会社はかなりの規模の大企業で、企業イメージの 悪化をおそれる昨今、損害賠償はかなりの額にのぼった。 また、父にかけていた保険金も全額支払われた。 両者を併せると、贅沢さえしなければしばらくはなんとかやっていけるだけの 余裕はあった。 しかし、それもしばらくの間だけだった。 父が亡くなっても、それまで通りの生活を続けていた母は、夏になると 海外に旅行に出かけたり、いつものように不必要な衣服を買ったりしていた。 母は北海道の資産家の娘だった。そのため、経済観念があまり身に付いて いなかった。父と結婚しても、やはり母は休みのたびに旅行に行ったり、 衣服を買ったりしていた。ただ、当時は父の収入がそこそこあったので、 何の不足もなかった。 だが、父の亡くなった後になっても母はそれまでの生活習慣を改めることが できなかった。そのため、節約すればしばらくやっていけるはずの賠償金や 保険金も、父が死んで2年にしかならないのに、もう底をつきかけていた。 母は最近になって働き始めた。駅前のスーパーでレジをしている。 父が亡くなり、それまでは専業主婦をしていたのだが、 今では生活のために働かざるを得なくなったのだ。 時給850円。それが佐々木家の生活の糧だ。
母はお嬢様育ちで、これまで働いたことがなかった。 大学を卒業してすぐに父と結婚し、結局この年になるまで一度も 職に就いたことがなかったのだ。 利佳は母が仕事を始めたので、自分から進んで家事手伝いを始めた。 今日の夕飯はカレーにしよう。そう考えて、財布を取って 近所のスーパーに出かけた。 そこで母が働いている。利佳はあえて母の担当レジに行った。 彼女はスーパーのかごを母に見せて言った。 「ママ、今日の晩ご飯よ」 母は利佳に気づいて、かごの中の商品を一目見て、 「あら、じゃ、今日はカレーね。」 「ご名答!!」 だが、母子の雑談もそこまでだった。 母は仕事に追われている。あまり仕事のじゃまはできない。 利佳は帰りに一言だけ尋ねた。 「今日は何時くらいにあがるの?」 「いつもの時間くらいよ。」 「分かった。じゃ、ご飯作って待ってるから」 利佳はそのままうちに帰り、カレーを作り始めた。 ******************************** 母がこうやって仕事を始めてから、数ヶ月になる。 しかし、この年になって始めて職に就いたせいで、 やはり周囲とうち解けないらしい。 普段、利佳の前ではつらそうなそぶりはあまり見せなかったのだが、 ときおり、仕事がつらいとこぼしたことも何度かある。 夜中、彼女が寝ている部屋の隣の台所で、母が泣いている声を 聞くこともあった。 そのたび利佳は悲しい思いをし、早く母を助けてあげたいと子供心に 思うのだった。 ********************************
第4章 木之本桜 小狼くんは走って帰っちゃった。 わたしはその場に取り残されて、一人ぽつんと立ちすくんでいた。 そうだ。これから知世ちゃんちに行くんだった。 わたしの名前は木之本桜。友枝小学校に通っている。 いま、クラスメートの李小狼くんに道でばったり出会った。 小狼くんは制服のままだったから、おそらく帰り道なんだろう。 けど、小狼くんは急いでいたのか、そのまま走って帰っちゃった。 わたしはしばらく歩き続け、友枝町の反対側にある、 大道寺知世ちゃんのうちに遊びに行くところだ。 彼女はわたしの親友だ。 なんでもうちの死んだ母と彼女の母とは従姉妹同士なんだそうだ。 だからわたしたちは「はとこ」関係ということになる。 彼女のところはものすごく広くて立派なうちだ。、 彼女の母は、大道寺コーポレーションの社長をしている。 知世ちゃんはその一人娘なのだ。 知世ちゃんのうちにつくと、彼女自身がわたしを迎え入れてくれた。 彼女の部屋に入ると、部屋の真ん中にコスチュームがおいてある。 また新しいのを作ったみたい。 それに、ビデオ機材も新しいのに買い換えたのか、最新の機種が そろっている。 かつてわたしは「クロウ・カード」というものを集めていたことがあった。 そのとき、彼女はわたしにさまざまなコスチュームを着せて、わたしが カードを集める様子をビデオに撮りまくっていた。 そのコスチュームもビデオも、みな知世ちゃんのうちに大切に保管されている。 そしてカードを集め終わったいまでも、彼女はなんどもなんども当時の ビデオを見せてくれる。
知世ちゃんはけっして無理強いはしない。 コスチュームを着ろと言うことはないし、ビデオを撮らせろと言うこともない。 ただ黙って、わたしに新しいコスチュームと最新のビデオ機材を見せるだけだ。 けど、こういうのは、はっきり言って、「無言の強要」に近いものがあると思う。 わたしは知世ちゃんにおそるおそる尋(たず)ねてみた。 「ねえ、知世ちゃん。また新しいコスチューム作ったんだね・・・」 知世ちゃんはにっこり笑って言った。 「ええ、さくらちゃんのサイズにぴったりですわ」 ほら、これだ。もう着なくちゃならないよ。 まあ、わたし自身、こういう変わった服装をするのは、 べつにいやというわけでもない。 ただ、以前はなんか着ていて恥ずかしくなるコスチュームもなかにはあった。 最近は彼女もわたしの希望を容(い)れてくれるようになり、 おとなしめのコスチュームを作ってくれるようになっている。 今日のコスチュームもまた、あまり奇抜なものではない。 むしろ渋谷あたりに行けば、もっと変な格好をした人が 大勢いるくらいだ。 今日のコスチュームは、ショートスカートに上着。 色はピンクで統一されている。 あとはおまけでバトンを手にする。 上着のボタンのところには鏡がついている。 着替えながらボタンを見ると、わたしの顔が写る。 鏡・・・ わたしは胸に刺すような痛みを感じた。
そのあと、わたしたちはビデオを撮影し、いままで 知世ちゃんが撮影したビデオライブラリーを見た。 カードを集め終わったあとも、彼女はわたしをビデオに 撮り続けている。 今日見たビデオには、ミラーが映っていた。 知世ちゃんは無心に画面を指しながら言った。 「あら、なつかしいですわ。ほら、ここにミラーさんも映っていますわ。 ミラーさん、いまはお身体の方は大丈夫なんですか? 外国に療養に行かれてるそうですけど・・・」 わたしは泣き出しそうになった。 ********************************
第5章 教師との恋 父は優しかった。 一人娘の利佳は、溺愛されて育った。 父は仕事で忙しく、毎日帰宅は遅くなったが、 それでもかならず娘が寝る前には帰るようにしていた。 そして毎週日曜日には、親子3人で遊園地に行ったり、デパートに 行ったりして遊ぶのだった。 父は頼りになる人物だった。 お嬢様育ちの母は、まだまだ子供っぽいところがあり、 母親というよりもむしろ自分の姉という方がふさわしかった。 父は、娘を二人持っているようなものだった。 そしてその娘二人をしっかり守っていた。 それがある日、いきなり崩れ去ったのだ。 それまで利佳は明るい子供だったのだが、 父が死んで以来、めっきり陰気になってしまった。 それを心配した担任の寺田は、クラスの女子生徒の佐々木利佳の相談に 頻繁に耳を傾けた。 父を失ったばかりの利佳は、担任教師を初めは父の代わりのように思って、 様々な悩み事をうち明けた。 友達のこと。母のこと。自分自身のこと。 そうやって担任教師と生徒の間には、 毎週のようになんらかの話をする関係が成立した。 しかし、それが恋愛感情に昇華するには、半年ほどの時間が必要だった。 ********************************
ある土曜日、利佳は職員室に行った。いつものように「パパ」先生と お話しするために。 ところがその日に限って、担任の教師は不在だった。 普段は授業が終わっても、利佳のような生徒の相談に乗ったりするために 比較的遅くまで職員室にいるはずなのだが。 それで職員室にいた別の教師に尋ねた。 「あの〜、寺田先生は・・・?」 その教師はにっこり笑って、 「ああ、寺田先生ね、今日はちょっと用事があるとかで、 もう帰っちゃったよ。」 そう言って、楽しそうに付け加えた。 「あ、そうそう。もうちょっとしたら君たち、 びっくりする知らせがあるかもしれないよ。」 そう言って、彼はくすくす笑いだした。 利佳は不思議に思って、なぜなのか尋ねた。 教師は楽しそうに言った。 「寺田先生はね、今日、お見合いなんだよ。 だからもうちょっとしたら寺田先生から君たちに 結婚の報告があるかもしれないよ」 そのとき利佳は胸が締め付けられるように痛くなった。 目の前が暗くなった。なにも見えない。 耳鳴りもするようだ。なにも聞こえない。 苦しい。つらい・・・ 利佳は無性に泣きたくなった。
利佳が突然泣き出したのをみて、その教師はびっくりした。 「どうしたの、君。気分でも悪いの?」 自分の気持ちにはじめて気づいた利佳は、 その気持ちを誰にも気づかれたくなかった。 そこで、彼女はごまかした。 「うん。気分悪いんです。それで先生のとこにきたんです」 そう言って、保健室に連れて行ってもらった。 寺田が利佳からその気持ちをうち明けられたのは、翌月曜日のことだった。 ********************************
第6章 ミラーと兄 わたしは知世ちゃんのうちから帰宅した。 うちには母はいない。わたしが幼い頃、死んでしまったのだ。 それでうちでは家族が順番で家事を分担している。 今日はお兄ちゃんが食事当番だ。 うちに帰ると、お兄ちゃんが夕食の支度をしていた。 今日はお父さんは仕事で遅くなる。 だから夕食はお兄ちゃんと二人だけだ。 うちでは食事はダイニングキッチンでする。 そこには小さなテレビがおいてある。 そのテレビをつけっぱなしにしながらご飯を食べる。 テレビではニュースを流しているが、 実は二人ともそんなもの見てはいない。 わたしはお兄ちゃんに言った。 「ねえ、お兄ちゃん・・・」 お兄ちゃんは食事をほおばりながら答える。 「なんだ?」 「もう半年になるね。 まだ、忘れられない? 今日、知世ちゃんちでビデオ見たんだ。 ミラーが映ってたんだ・・・」 お兄ちゃんは黙っている。
「ねえ、ミラーのこと、まだ忘れられない? だったらさぁ、もう一度エリオルくんにお願いしてみようよ! 今度はうまく行くかもしれないし。」 お兄ちゃんは何も言わずに食べている。なんだか食べるペースが 速くなっている。 「ごちそーさま」 お兄ちゃんはそういって、食事を終わらせると、 すたすたと2階の自分の部屋に行ってしまった。 ******************************** かつてお兄ちゃんは、カードの精のミラーと相愛の仲だった。 だが、ミラーがわたしのエネルギーを奪い取ることが分かり、 それに気づいた彼女はみずからカードに戻ってしまった。 それ以来、わたしはミラーを召還したことはない。 カードはそろっているんだから、いつでもミラーを召還しようと 思えばできるのだが・・・ けど、ミラーに会うのはつらすぎる。 今度召還したときに出てくるミラーは、以前と同じミラーなのだろうか? わたしたちのこと、お兄ちゃんのことを 忘れてはいないのだろうか? そういうことを考えると怖い。 やはりミラーを召還することはできない。 ********************************
第7章 友枝小学校卒業 佐々木利佳は友枝小学校を卒業した。 友枝小学校は私立である。珍しいことだが、そこはどこかの大学・高校の 付属小学校ではない。だから卒業したら、それぞれみな 別々の中学校を受験し、バラバラに進学することになるのだ。 利佳とコンビを組んで委員長をしていた山崎貴史は、国立教育大 附属中学に進学した。彼といつも一緒だった三原千春もまた、 彼と同じ中学に進学した。 おそらく二人はこのままずっと同じ道を歩んでゆくのだろう。 同じ道を歩む二人といえば、 木之本桜と大道寺知世もまた、同じ中学に進学した。 彼女たちの進学したのは、某中堅私立女子大附属中学だ。 おそらく、彼女たちもまた、このまま同じ高校・同じ大学に 進むことになるだろう。 柊沢エリオルは、日本でも有数の私立男子進学校に進んだ。 誰も驚かなかったのだが、彼はその学校にトップで入学した。 そしてそのままずっと主席の座を維持し、 開学以来の天才の名をほしいままにしている。 そしてこれは後の話になるが、李小狼もまた、香港から日本に 戻ってきたときに、エリオルと同じ中学に編入することになる。 そして 学年トップ 柊沢 学年2位 李 という成績順位は、その後高校卒業まで代わることはないだろう。 李は必死になってエリオルを追い抜こうとしていたのだが、 エリオルははるかその上を進んでいたのだ。
利佳自身は、地元の公立中学に進学した。 私立の友枝小学校から地元の公立中学に進学したのは、 彼女の他にあと1人いるだけだった。 しかもそのもう1人が誰なのかすら分からない。 事実上、彼女はひとりぼっちだった。 しかし、彼女はさびしくはなかった。 寺田良幸がいたからだ。 ******************************** 友枝小学校を卒業するということは、寺田とも別れるということだ。 そして実際、利佳が中学生になってしまった以上、 小学校教師をしている寺田との直接の接点はなくなってしまった。 しかし、彼女たちのつながり、交際自体が消滅することはなかった。 利佳はすでに小学校のとき、寺田からエンゲージメント・リングを受け取っている。 それ自体はおもちゃのような指輪だが、利佳は今でも大切に保管している。 また寺田自身、卒業後は毎日のように電話をくれ、そして毎週のように会っていた。
利佳自身には心配事があった。母のことだ。 母は最近、ますます精神的に不安定になっていた。 職場での人間関係がうまいこと行っていないらしい。 もともとお嬢様育ちで、学校を卒業してからすぐに結婚した母は、 就職経験もなく、職場での陰湿な人間関係になれていなかった。 初めは全ての人と仲良く接しようとしていたのだが、かえってそれが 裏目に出たのか、全ての人から疎(うと)まれるようになってしまっていた。 いまでは彼女と話をするのは、職場でもわずか数人だけという状態だった。 しかし、生活のためには職を辞めることもできず、母はますます 精神的に追いつめられていた。利佳が寝た後で泣くことも多くなった。 だが、母は決して利佳に八つ当たりをすることはなかった。 利佳はそういう母を心配し、毎日母をいたわるように話しかけた。 だが、いくら「できた」子供といっても、まだ彼女は中学生だ。 たまには気分転換をしたくなることもある。寺田とのデートはその 絶好の機会になった。 利佳は普段甘えられない感情を寺田にぶつけた。いつもの利佳とは思えないほど 寺田に甘えた。寺田も利佳の家庭の事情を知っているので、 そのように甘えてくる利佳をやさしく受け止めていた。 ********************************
第8章 ミラーを求めて わたしは友枝小学校を卒業した。 うちは私立なので、みんなばらばらの学校を受験する。 わたし自身は、ある女子大の附属中学に入学した。 なぜそこを受験したのかといえば、理由は簡単で、 受験科目に算数がなかったからだ。 そして偶然なのか、裏で手を回したのか、知世ちゃんも わたしと同じ学校に入学し、しかもまた同じクラスになった。 山崎くんと千春ちゃんは、そろって教育大付属中学に進学した。 山崎くんは余裕だったみたいだけど、千春ちゃんはかなり がんばったみたい。けど、無事に一緒の学校に行けてよかった。 エリオルくんはなんと、私立○○中学に進学した。 日本一の進学校だ。しかもすごいことに、そこでもダントツの トップなんだって。 けど、エリオルくんなら不思議じゃないよね。
利佳ちゃんは地元の公立中学に行った。受験はしなかったみたい。 お兄ちゃんは東京大学文科一類に入学した。 なんと東大生だ 女の子にももてるみたい。 けど、お兄ちゃんはけっして彼女を作ろうとしない。 しょっちゅう、お兄ちゃんめあてに女の人から電話がかかってくる。 そういう電話をお兄ちゃんはすべて居留守を使って無視してる。 そして小狼くん。 日本に帰ってきた小狼くんは、エリオルくんと同じ学校に編入した。 だからわたしたちは別の学校に通っている。 しかし、寂(さみ)しくはない。 わたしたちは、ようやく正式に恋人同士になれたのだから。 ********************************
今日もまた、お兄ちゃん目当ての女の人からの電話があった。 お兄ちゃんは、いつものように居留守を使う。 わたしが電話で女の人にお兄ちゃんはいないというと、 その女の人は、 「いつもいつも木之本くんって、うちにいないのね。 誰かとデートでもしてるのかしら? ねえ、あなた分かる?」 とぼやいた。 わたしは 「いいえ、わたしも分からないです。」 と答えておいたが、彼女のぼやきが心に突き刺さる。 お兄ちゃんは誰ともデートなんてしていない。 かえって、誰かとデートでもしてくれた方がわたしとしても気が楽だ。 お兄ちゃんが彼女を作らず、デートもしない理由ははっきりしている。 ミラーだ。 いつまでもミラーのことが忘れられないのだ。 そう思って沈み込んでいると、小狼くんから電話がかかってきた。 彼は毎日、わたしのうちに電話をかけてくれる。 そして毎週のようにわたしたちは会っている。 そう。明日はデートだ。 ********************************
今日のデートはディズニーランドだ。 友枝町から東京を縦断して、中央線と京葉線を乗り継いで 舞浜まで行く。 わたしたちは電車の中でとりとめもない話をしていた。 わたしは昨日あったことを話し始めた。 「昨日ね、お兄ちゃんのところに女の人から電話があったんだ。 お兄ちゃんはいつも居留守使ってるから、その人はがっかりしてね。 『お兄ちゃん誰とデートしてるの?』なんて聞いてきたの。 けど、お兄ちゃん。誰ともデートなんてしてないんだよねぇ。 してくれた方が気楽かもしれないんだけど・・・」 小狼くんは黙っている。視線をまっすぐに向けて、腕を組んでいる。 こういうときは、わたしの話を聞いてくれているのだ。 わたしは続けた。 「お兄ちゃん。いまだにミラーのこと、忘れられないみたい。 あれからもう何年にもなるのに。 ミラーの話は以前したよね? お兄ちゃん。ずっと一生このままなのかなぁ・・・」 わたしは話しているうちに、悲しくなってきた。 ちょうどそのとき、電車は舞浜駅に着いた。 向かい側のホームにも、反対方面の東京行きの電車が到着したところだ。 小狼くんは、わたしの手をつかむと、一言言った。 「帰るぞ。」
わたしは驚いた。舞浜まで来て、ディズニーランドは目の前にあるのに、 ここで帰るんだって? 冗談じゃない。 けど、小狼くんは強引にわたしの手を引っ張って、反対側に停車中の 東京行きの電車に乗り込んだ。 わたしは小狼くんに抗議した。 「ねえ。なんで帰るのよ。ここまで来て。 ディズニーランドは目の前なんだよ。」 そうしてるうちに電車が動き出した。 東京行きの電車は比較的空いている。 わたしたちは座席に座った。 小狼くんは言った。 「ディズニーランドはまた来れる。 いまはさくらの兄貴とミラーのことの方が重要だ。」 小狼くんの言葉を聞いて、 わたしはずっとすねた顔をしていたが、 内心、すごく嬉しかった。 ********************************
わたしたちは友枝町に戻った。 わたしのうちに行くと、お兄ちゃんはうちにいた。 お兄ちゃんはわたしたちが予想外に早く帰ってきたのを見て、 ちょっと驚いたようだった。 「おい、おまえらどうしたんだ。 今日はディズニーランドに行ってたんじゃないのか?」 小狼くんはお兄ちゃんに向かって言った。 「ディズニーランドに行くのはやめたんだ。 今日はさくらの兄貴を柊沢のところに連れて行く。」 その言葉でお兄ちゃんは小狼くんの考えてることが分かったみたい。 「なに言ってんだよ、おまえら。おとなしくもう一度 ディズニーランドに行って来いよ。」
しかし、小狼くんはお兄ちゃんをにらみつけながら言った。 「いや、絶対、柊沢のところに連れて行く。 力ずくでも連れて行く。」 お兄ちゃんは意外そうな顔をして、小狼くんに言った。 「なんでおまえがわざわざそんなことするんだ? 力ずくでだと? できると思ってんのか?」 小狼くんは大きな声で言った。 「やってみせる! 言いたいことも言えない、会いたい人にも会えないっていう つらさ、悔しさは、もう、ごめんなんだ! おれはかつて勇気が無くてつらい思いをした。 もうあんな思いはたくさんだし、 誰かがそんな思いをしてるのを見るのもいやなんだ!」 その言葉を聞くと、お兄ちゃんは小狼くんの顔を まじまじと見つめた。 「分かったよ。行きゃあいいんだろ。 ほら、どこにでも連れてけよ。」
わたしたちはエリオルくんのうちに向かった。 わたしと小狼くんが前を歩き、お兄ちゃんは少し離れて わたしたちの後ろの方を歩いている。 わたしのカバンの中には、「さくらカード」のケースが入っている。 久しぶりにカードを手に取ると、うっすらと埃(ほこり)が たまっていた。 ミラーと会えない、長い月日がその埃を積み重ねたのだ。 わたしは小狼くんに言った。 「小狼くん。今日はありがとう。ディズニーランドには 行けなかったけど、わたし、この方がよかったよ」 小狼くんは誰に言うともなくつぶやいた。 「ただ、柊沢が今日、うちにいてるかどうか・・・」 エリオルくんのうちは、友枝町のはずれにある古ぼけた洋館だ。 そのうらには小さな山があり、庭の一部はその山に入り込んでいる。 わたしたちはエリオルくんのうちに着いた。 チャイムを押すと、秋月奈久留さんが出てきた。 わたしたちは応接間に通され、しばらく待っていると、 エリオルくんがやってきた。
「今日はみなさんおそろいで、なんのご用ですか?」 小狼くんはエリオルくんの顔をじっと見つめて言った。 「柊沢、おまえならミラーを元に戻すことができるだろう。 頼む。ミラーを戻してやってくれ。」 そう言って、小狼くんはテーブルの上に頭をぶつけるくらいに 頭を下げた。小狼くんが人に頭を下げるのなんて、はじめて見た。 お兄ちゃんも言った。 「ほんとなら、俺自身が頼まなくちゃならないんだけど・・・ 今さらになって気づいた。彼の言うとおりだ。 俺からも頼みます。」 そう言って、やはりお兄ちゃんもエリオルくんに頭を下げた。 エリオルくんは一つため息をついた。 「困りましたね。ほんとに無理なんですよ。いまの僕の力では。」 そしてしばらくじっと黙っていたが、やがてこう言った。 「そうですね。方法がないこともないんですが・・・ ただ、これは僕も試したことがないので、 ミラーが本当に復活できるかどうか、正直わかりませんよ。 それでもよければやってみましょう。」 ********************************
わたしたちはエリオルくんのうちから庭に出た。 庭は後ろの方が小高い山になっている。 その中に、一本の小径(こみち)が通っている。 エリオルくんを先頭にして、わたしたちはその小径から 裏山に入っていった。 わたしたちは10分くらい歩き続けた。 小径はうっそうとしてお昼なのに薄暗く、ひんやりとしている。 そこをエリオルくんを先頭に、わたしたちは歩いてゆく。 しばらく歩いていくうちに、なにか違和感を覚えた。 なんといったらいいのかよくわからないけど、 とにかく変だ。なにかが違ってるのだ。 そう、距離感覚が違っているのだ。 今歩いてるのは、友枝町のはずれにある、 エリオルくんのうちの裏山のはずなんだけど、 もう日本をはるかに離れたところを歩いてるような感じがするのだ。
わたしは独り言をつぶやいた。 「なんだかちょっとしか歩いてないのに、 ずいぶん遠くに来たような気がするんだけど・・・」 エリオルくんは少し笑いながら答えた。 "Du siehst, meine Tochter, zum Raum wird hier die Ziet."(*1) え、エリオルくん、いまなに言ったんだろう。英語で答えられても困るよ。 すると小狼くんがわたしにささやいた。 「あいつ、ドイツ語で答えてるんだ。 ここでは時間が空間になるって。」 ド、ドイツ語・・・ なんでそんなこと知ってるんだろう? エリオルくんも小狼くんも。 するとお兄ちゃんがエリオルくんに言った。 「なるほど。あそこに行くのか?」 エリオルくんは黙ってうなずいた。 私はエリオルくんが何を言ってるのかすら分からない。 わたしはきょとんとしてお兄ちゃんに問いかけた。 「え? お兄ちゃん、これから行くところがどこなのか分かったの?」 お兄ちゃんは黙ったまま歩き続けている。 小狼くんがお兄ちゃんに代わって答えてくれた。 「おれたちは聖杯城というところに向かってるんだ。」 -------- (*1) R.Wagner "Parsifal ACT 1" PARSIFAL "Ich schreite kaum,doch wahn' ich mich shon weit." パルジファル「私はほとんど歩いていないのに、 もうずいぶん遠く来たように思える。」 GURNEMANZ "Du siehst,mein Sohn,zum Raum wird hier die Ziet." グルネマンツ「息子よ、おまえの見るとおり、 ここでは時間が空間になるのだ。」
第9章 区立友枝中学校 区立友枝中学校での生活は楽しかった。 クラブについては、公立中学にはチアリーディング部はなかったので、 テニス部に入部した。成績の面でも、利佳はつねに上位を維持し、 担任の教師から、高校も地域の一番の進学校に確実に行けるとまで言われた。 3年生になり、彼女は生徒会長にも推された。 彼女自身はそういう目立つことがあまり好きではなかったのだが、 自然とまわりの者から推されたのだ。 人前で演説するのはあまり得意ではなかったので、寺田とのデートの時に 彼を聴衆に見立てて、演説の練習をした。 その結果もあってか、利佳は圧倒的な得票差で生徒会長に選ばれた。 ********************************
寺田とは毎週のようにデートしていた。 小学校のときとは異なり、違う学校になってしまい、 普段顔を合わせることがなくなってしまった。 また、もう小学校は卒業したのだから、あまり神経質に なって二人の交際を隠す必要もなくなっている。 そこで二人は毎週のようにデートを楽しんでいた。 だが、まじめな性格の寺田は、デートであってもかならず夕方6時には 利佳をうちまで送っていった。 だから時間の関係上、ディズニーランドのように遠いところへ遊びに行くことは あまりできなかった。 しかし二人にとっては、近くの公園で一日ぼんやり過ごすデートというものも また、楽しいものだった。 ********************************
ある日、利佳は担任に呼び出された。 彼女は生徒会長をしている。だからそのときもまた 生徒会関係の話なのだと思った。 いつものように職員室にはいると、その日はなにか 雰囲気が違う。いつもとは違って張りつめた緊張感が感じ取れる。 職員室にいた教師は、利佳を見て互いにささやき交わした。 利佳はその様子を見てかなり不安になった。 一体、どうしたのだろう? 母が事故にでも遭ったのだろうか?
担任は利佳を連れて、校長室に連れて行った。職員室の隣にある 校長室へは、職員室からドア一枚でつながっている。 「失礼します。佐々木利佳を連れてまいりました」 担任が校長に報告する。 校長は60歳前のやさしそうな男性だ。利佳は生徒会長をしている ので、校長とはもはや顔なじみだ。 「佐々木さん。いつも生徒会長のお仕事、ごくろうさま。」 と一通りの型どおりの挨拶をして、彼は続けた。 「ちょっと今日来てもらったのは、君に聞きたいことがあってね。 回りくどいことを言うのはよそう。 実はね、君が小学校のときの担任教師とつきあってるっていう噂が あるんだけどね。その件についてちょっと教えてもらえないかな?」 利佳は蒼(あお)くなった。 なぜ? どこでばれたのだろう? 誰が一体そんな噂を広めたのだろう? 次の瞬間、利佳は寺田のことを思った。 先生の方でもやはり噂が広まっているのだろうか? 先生の方が立場上、かなり困ったことになるのではないだろうか? 先生は一体どうなるんだろう? 利佳は自分のことよりも、寺田のことを心配していた。 そして次には母のことを心配した。 こうなった以上、母の耳にはいることは確実だ。 ただでさえ精神的にまいっているのに、こんなことを知られたら ますますまいってしまうだろう。 利佳は校長の話を聞きながら、胸が張り裂けるような思いをしていた。 そして利佳の不安は的中してしまった。
寺田は友枝小学校教師を辞職した。 利佳が職員室に呼び出された日、寺田も同じく校長室に 呼び出されていた。 彼自身はほとんど何の弁明もせず、利佳との交際の事実を あっさりと認め、友枝小学校を辞職してしまったのだ。 校長自身はなんとか寺田を説得して、彼を引き留めようとした。 PTA集会で、父母の前で利佳との交際の噂を公式に否定すれば、 なにも辞職せずともすむのだと説得した。 形だけでも利佳との交際の噂を否定すれば、 誰もそれ以上とやかく言わないものだ。 そう言ってなんとか優秀な教師の寺田を引き留めようとしたが、 もはや寺田は聞き入れようとしなかった。
寺田は教師になりたくて猛勉強し、W大学教育学部に進学した。 進学して気づいたのだが、まわりの者は誰も教師になろうとは していなかった。そんななかで寺田は独り教師になるために 勉強を続け、ようやく友枝小学校の教師の職を得たのだ。 そこまでして得た職である。 寺田は生涯、教師を天職として続けていくつもりだった。 しかし今となっては、寺田にとっては小学校教師の職よりも、 佐々木利佳の方が大切だった。 たとえ表面的にせよ、職を守るために利佳との交際を否定することなど、 きまじめな寺田には耐えられなかったのだ。 ********************************
寺田は利佳のうちに行った。 夕方5時過ぎだったが、季節柄もう暗くなりかけている。 部屋には電気もついていない。 寺田ははじめ、利佳は出かけているのかと思った。 だが、一体彼女がどこに出かけるというのだろう? 彼女はきっとうちの中にいる。 そう確信して、寺田はチャイムを押した。 しかし、だれも出てこない。 ドアノブを回すと、カギはかかっていなかった。 そこで寺田は利佳のうちに入っていった。
部屋の中に、1人彼女が座りこんでいた。 やはり電気はついていない。テレビもラジオもついていなかった。 彼女は独り、窓の外を見つめて座り込んでいた。 寺田は利佳の肩を揺すぶった。 「佐々木、一体どうしたんだ? お母さんはどうした? どこに行ったんだ?」 利佳ははじめぼんやりと寺田を見つめていた。 寺田の言葉が耳に入らなかったかのように。 しかし、やがて目の前にいるのが寺田だと気づくと、 突然彼女は泣き出した。 緊張の糸がぷっつりと切れたかのように、激しく泣いている利佳を、 寺田はやさしく抱きしめた。 「もう大丈夫だ。僕がいるから」 利佳はそれでも泣きやまず、しばらく泣き続けた。 ********************************
利佳の母は入院していた。 利佳が不安を持ったように、以前から精神的にまいっていた母は、 とうとう入院するまでになってしまったのだ。 利佳と寺田との交際が発覚して、利佳が校長室に呼び出された日、 利佳の母もまた、娘の交際相手を知らされた。 勤務先では心ない噂が飛び交っていた。 母は初め、信じようとしなかったが、それでもやはり気になって、 うちに帰ってきた娘に尋ねた。 「ねえ、利佳。あなた寺田先生とつきあってるって噂、ほんとうなの?」 利佳は否定したくなかった。 もちろん、利佳と寺田はまだキスもしていない関係だ。 しかし母が勤務先で聞かされた噂は、そんなものではなかった。
利佳は黙っていた。 しかし、このような場合の沈黙は、すなわち肯定を意味するのだ。 母は泣き始めた。 「ねえ、なんでこんなことになるのよ! まさかほんとだったなんて! ねえ、なんでなのよ!」 母は激しく泣き続けた。 その泣き方は異常さを感じさせるほどだった。いつまでも 泣きやまないのだ。利佳は心配して、母を病院に連れて行った。 その結果、母の入院が決まった。 まだ中学生の利佳が入院手続の全てをこなさねばならなかった。 利佳はその全てを涙ひとつ流さずに行い、全てが終わると、 母が入院してがらんとなった自宅でぼんやり座り込んだ。 寺田がやって来たのは、ちょうどそんなときだった。 ********************************
その日以来、寺田は佐々木家の世話を見始めた。 彼自身、教師を辞職してしまい、次の仕事を探さねばならないのに、 寺田は利佳と母のために奔走(ほんそう)した。 利佳が無事高校に進学することができるようにし、 また母の退院後の生活保護を受けるため、 寺田はさまざまな手段を求めて奔走した。 しかし結局、利佳は高校に進学することをあきらめざるを得なかった。 みずからの問題と母の病気のため、高校に進学するどころでは なかったのだ。 ********************************
第10章 聖杯城 そこはほんとのお城だった。まるでディズニーランドの シンデレラ城といったかんじだ。 ただ、シンデレラ城とちがって、そのお城はかなり 古ぼけていて、近づくと壁一面にツタが張っているのがわかる。 友枝町にこんな大きなお城があるはずもない。 いったい、ここはどこなんだろう? そのとき、エリオルくんがわたしに話しかけた。 「さくらさん、ここはスペインですよ。モンサルヴァートと いうところです。」
わたしはびっくりした。 わたしたちがいま、スペインにいるということにも驚いたが、 なぜエリオルくんはわたしの思ったことが分かったのだろう? するとエリオルくんはにっこり笑って言った。 「さくらさん、ここでは言葉は必要ないんですよ。 僕の方をよーくごらんなさい。 そうして耳を澄ませてごらんなさい。」 そう言われたので、その通りにしてみた。 すると不思議なことに、なぜか分からないけど、 エリオルくんの考えることが分かるのだ。 エリオルくんは全く口を開いていないのだが、 彼は次のように「伝えて」きた。 「さくらさん。ここは『聖杯』というものを守っている 聖杯騎士団の人たちの住んでいるところです。 聖杯、これはグラールともいうんですけど、 これはキリストが最後の晩餐のときに自らお使いになり、 彼が処刑されたときに、その血を受け入れたといわれるグラスなんです。 そしてこの聖杯は不思議な力を持っているんですよ。 グラールなら、ミラーの復活も可能かもしれません。 ただ、さっきも言ったんですが、これは賭けです。 実は僕もグラールの力は直接には知らないんです。」 エリオルくんはそう伝えてきた。
わたしたちは聖杯城の正門をくぐり、お城の本体に向かって歩いた。 小狼くんがあっけにとられたようにつぶやいた。 「まさか、聖杯城がほんとにあったとは・・・ 作り話じゃなかったんだ・・・」 エリオルくんは小狼くんに言った。 「確かにびっくりですよね。 ヴァーグナーがアーサー王伝説をもとに創作した物語が こうやって実在してるんですから。 けどね、李くん、お兄さん、そしてさくらさん。 一つ言っておきたいんですけど・・・ すべてはおとぎ話なんですよ。」 ********************************
わたしたちは聖杯城の中に入った。 入るとすぐに大広間がある。 すごく広い。わたしのうちが10個くらい入りそうだ。 その大広間にはこれまた大きなテーブルがおいてある。 20人くらいは座れそうだ。 そのテーブルは丸い形をしていて、アルファベットの「C」 のようになっている。そしてその真ん中にはやや大きめの台があって、 その台上には赤い布がかぶさっている。 お城の奥から声が響いてくる。 やはり言葉自体は外国語らしく、何を言ってるのかよくわからないけど、 耳を澄ませていたら意味は分かった。 「同情により智を得る 清らかなる愚か者 我の選びたる その人を待て!」 その声とともに、一人のおじいさんが現れた。 真っ白い髭を胸元まで垂らしている。 服装はなんかへんてこりんな服装だ。シンデレラの王子様が 着ているような服か、それ以上だ。 そして、おじいさんは片手に槍(やり)を持っている。
おじいさんはエリオルくんに話しかけた。 「やぁ、やっと着てくれたね。 クロウ・リード。 で、そのカードの精はその娘(こ)そっくりなのかい?」 おじいさんはわたしの方をちらっと見ながらエリオルくんに そう尋ねた。 やはりエリオルくんの言うとおり、ここでは 言葉なんか要らない。みんな考えていることが筒抜けみたい。 エリオルくんは日本語でおじいさんに話しかけた。 日本語を話したって、どうせおじいさんには分からないのに。 おそらく、おじいさんに話しながらも、 わたしたちにも話しかけているのだろう。 「ええ、今日はそのカードのことでおうかがいしました。 聖なるグラールのお力をお借りしたくて・・・ よろしいでしょうか?」 おじいさんはにっこり笑った。 「ああ、いいとも。 ここの全てのものはいずれ、おまえさんのものになるのだからな。」 エリオルくんは苦笑いしながら言った。 「またそんなことをおっしゃって。 その話は以前、お断りしたでしょう?」 そうしてエリオルくんは私たちにおじいさんを紹介した。 「この方は、聖杯騎士団のパルジファル王です。 年齢はおそらく、1000歳を越えておられます。」
わたしたちはびっくりした。1000歳以上・・・ おじいさんはにっこり笑いながら言った。 「そうとも、だからいいかげんわしも聖杯の守護を休みたいのだ。 それで以前からこのリードくんにわしの跡を継いでくれと 頼んでいる。ずっと断られてるがね。 わしがここに来たときは若かった。 先王アムフォルタスも、長老グルネマンツもまだまだ健在じゃった。 今はみな、わしをおいて先に休んでおる。 わしもみなとともに休みたいんじゃが、聖杯の守護の任務は まだまだ当分続くようじゃな。」 ********************************
おじいさんはさっきの台の方に向かった。 テーブルの真ん中にある台だ。 私たちもおじいさんの後についていった。 おじいさんは台の上にかぶせられた赤い布を取り去った。 すると透明なグラスが一つある。これがグラール(聖杯)だ。 なかにはなぜか赤いワインのようなものがなみなみとつがれている。 エリオルくんはわたしの方に向かって言った。 「さくらさん、カードを。」 わたしは黙って、ミラーのカードをケースからとりだし、 エリオルくんに手渡した。 エリオルくんはカードを少しチェックして、わたしの方に カードを戻しながら言った。 「さくらさん、あなたご自身でやってごらんなさい。 難しくはないですよ。ただカードをグラールの上に 置くだけです。」
わたしはカードを手にして、一人でグラールの前に行った。 グラールは少し赤みがかっている。 近くによると分かったが、ガラスではなく、水晶でできているようだ。 ここにいると、こういうことも分かるようになるのだろうか? わたしはミラーのカードをグラールの上に置いた。 はじめ、カードにワインが付かないようにしようとしたが、 グラールになみなみと注がれているワインに触れずには いられない。困ったわたしはエリオルくんに問いかけた。 するとエリオルくんは 「そのまま続けてごらんなさい。ワインのことは気にせずに」 と伝えてきたので、わたしはカードが濡れてもしょうがないと思いつつ、 カードをグラールの上に置いた。 すると、不思議なことに、カードは全く濡れない。 そしてさらに驚いたことに、グラールが明るい紫色に輝きだした。 上の方から何かの光がグラールに降り注ぎ、カードが 宙に浮かびだした。
カードはするすると上昇し、光の中に浮かんでいる。 そしておよそ空中2メートルくらいのところで止まった。 カードはその位置で、鈍く輝き始めた。 その光の中から何かが出てくるのが見える。 ミラーだ!! ミラーがカードから出てくるのを見つめながら、 わたしは不思議な気持ちでいっぱいになった。 ミラーがカードから現れるのには、およそ10分くらいかかった。 そしてそのまま宙に浮かんでいるミラーは、カードの光が消えるにつれて、 ゆっくりと床に降り立ってきた。 「ミラー!!」 わたしはミラーに抱きつこうとした。 ミラーは、わたしの方をぼんやりと見つめていたが、 わたしが近づくのを見ると逃げ出すように身をかわした。 ********************************
わたしはショックだった。 しかし、よく見るとミラーは顔色がどこか悪い。 まるで血の気が無いようにまっしろで、むしろ透明といった方がいいくらいだ。 目もうつろでぼんやりとしている。 ミラーの様子がおかしいことは、エリオルくんやおじいさんにも 分かったようだ。なにかぼそぼそと話し込んでいる。 何かが足りないらしい。 ミラーはそのまま、後ろの方を見て、テーブルの方に行き、 その上に飛び乗った。 そしておもしろそうにその上を歩き始めた。 テーブルはめちゃくちゃだ。 ミラーはそんなことも気にかけず、テーブルの上の食器などを 踏み割りながらスキップしている。 まるで子供だ。 そのとき、エリオルくんとおじいさんがはっとしたような表情をした。
お兄ちゃんはミラーの方に向かっていった。 「ミラー! 俺だ! 桃矢だ! 俺が分からないのか?!」 そう言われても、ミラーはお兄ちゃんを無視してテーブルの上を 破壊している。 お兄ちゃんは耐えきれないように、ミラーの方に進んだ。 お兄ちゃんがテーブルのところにくると、 ミラーはお兄ちゃんに飛びついた。 こういう仕草を見ると、ほんとうにミラーは子供のようだ。 お兄ちゃんはミラーを抱きしめながら叫んだ。 「ミラー! 俺が分からないのか?!」 やはりミラーはうつろな目をしたままだ。彼女はお兄ちゃんの 髪の毛を引っ張りはじめ、次にはお兄ちゃんの頭を叩き出した。 お兄ちゃんはそれでもミラーに話しかけていた。 「なあ、ミラー。俺だ。桃矢だ。 覚えてるだろう?」 ミラーはまるで分かっていない。 お兄ちゃんはそんなミラーに向かって叫んだ! 「ミラー!」 そして、お兄ちゃんはミラーにキスをした。 ********************************
お兄ちゃんはミラーに長いことキスし続けた。 およそ1分近くキスし続けた。 キスをしているミラーを見ていると、ミラーの様子が 変わってきているのに気づいた。 さっきのような蒼(あお)白さはなくなり、肌がピンク色に なってきている。 ぼんやりとした目元も、半開きの状態ではあるが、 恍惚(こうこつ)の感情を表している。 お兄ちゃんの唇がミラーの唇から離れた。 ミラーは完全に元通りに戻っている。 お兄ちゃんはミラーを離すと、自分自身は へたりこんでしまった。 正気に戻ったミラーはそんなお兄ちゃんに向かって叫んだ。 「桃矢さん! しっかりしてください!」
わたしはお兄ちゃんとミラーのところに駆け寄った。 お兄ちゃんはわたしとミラーに向かって言った。 「大丈夫だ。すぐ元に戻る。」 エリオルくんがわたしたちに話しかけてきた。 「要するに、足りなかったのはこれだったんですね。 お兄さん、お気づきだったんですか?」 お兄ちゃんはなにも答えなかった。 その間、ミラーはわたしに話しかけてきた。 「さくらさん。お久しぶりです。」 わたしは胸がいっぱいになって、ミラーに抱きついた。 ********************************
ミラーが壊したテーブルで、みんなは食事をした。 テーブルの真ん中の方は、まだ壊されていなかったので、 みんなはそこに固まって座った。 真ん中におじいさんが座り、その右となりにエリオルくん。 その反対側の隣にはお兄ちゃんが座っている。 ミラーはお兄ちゃんの隣に、寄り添うように座っている。 エリオルくんの隣にはわたしが座り、その隣には小狼くんが 座った。 みんなで食事をすることになったのだが、食べものらしきものは なにもない。 けど、わたしはもう不思議には思わなかった。ここでは どんなことでも起こりうるのだ。
そう思っていたら、やはりテーブルの上に食べ物が出てきた。 それぞれの席の前のテーブルには、白いクロスが乗っているが、 そのクロスがむくむくとせりあがってきたのだ。 そしてそのクロスを取ると、案の定、食べ物がそこにあった。 パンと、何かよく分からないがシチューのような煮物だった。 あまりおいしくなさそうだったが、わたしはおなかがすいていたので 一口食べてみた。 外見とは裏腹に、その食事はとてもおいしかった。 そうやってみんなが食事をしている間に、 おじいさんは話し始めた。 「わしはかつて愚か者じゃった。 なにも知らずにこの聖なる領域に迷い込み、長老のグルネマンツに 拾われたのだ。 しかし、そのときはわしはあまりにも愚かで、ここを追い出されてしまった。 その後、いろんなところをさまよったが、 あるとき、クリングゾルという悪者の城に迷い込んだ。 そこにはクンドリーという女がいた。 この女は普段はけなげで善良な女なのだが、クリングゾルの魔法にかかると、 一転して魔女になってしまう。 わしはなにも知らず、この女がわしを誘惑しにきたことすら気づかなかった。 クンドリーはわしを誘惑したが、わしは愚かでなにも気づかない。 そこでクンドリーはわしにキスをしたのだ。 そのキスによって、わしに愛欲の感情を目覚めさせようとして。 そして彼女の思惑(おもわく)どおり、わしには愛欲の感情が目覚めた。 しかし、それと同時に世界におけるあらゆることを知るようになったのだ。 ここの先王アムフォルタスの苦しみにも気づいた。 そうして、わしはクリングゾルからこの聖なる槍(やり)を取り返し、 この聖杯城に戻って、ここの王位に就いたのだ。」
おじいさんは、わたしたちに向かって問いかけた。 「わかるかな? なぜわしがこんな昔話をしたのか。 そう。ミラー嬢ちゃん。 おまえさんが目覚めたのは、この聖杯の力のおかげだけじゃない。 桃矢くんの力もあるんじゃよ。 桃矢くんのキスが、君の目を覚まさせたのだ。」 ミラーもお兄ちゃんも、真剣なまなざしでおじいさんの 話を聞いていた。
エリオルくんが話を引き継いだ。 「お兄さん。 おわかりでしょうが、ミラーはあなたのために全てを失ったのですよ。 ミラーは本来、カードの精ですから、そのカードが存在する以上、 永遠の命を持っている者なんです。 ところがあなたのために、その永遠の命をむざむざ捨てるような はめになった。」 エリオルくんは鋭い目でお兄ちゃんを見た。 「いいですか? ミラーはあなたのために、全てを失ったんです。 だから敢えて言いますけど、 ミラーを捨てたり、悲しませたりするようなことがあれば・・・ 僕があなたを殺しますよ。」 わたしはびっくりした。 エリオルくんがこんな激しいことを言うなんて。 おにいちゃんはけっこう鼻っ柱が強いから、こんなこと言われたら ケンカになっちゃうんじゃないかとわたしは心配した。 ところが、お兄ちゃんはまじめな顔つきで 「ええ、分かってます。」 と答えたのだ。まるで逆らう素振りも見せずに。 その間、ミラーはお兄ちゃんのそばにずっと寄り添うように 座っていた。 わたしはそんなミラーを見て、少し悲しくなった。 そのとき、テーブルの下で、小狼くんがわたしの手を握りしめてきた。 まるでわたしの悲しさを知って、励ましてくれているかのように。 わたしは嬉しかった。わたしも小狼くんも、一言もしゃべらなかったが、 わたしたちの気持ちは通じあっていた。 ********************************
第11章 結婚 今では寺田は自らの生活だけでなく、佐々木家の生活にまで責任を 負う立場になっていた。 彼自身、友枝小学校の教師を辞職して以来、友人の下で世話になっていた。 友人の経営する会社でしばらく働いていたが、その間にも、佐々木家の 生活においてさまざまな心配りを忘れなかった。 寺田は毎日、仕事が終わるとまっすぐに佐々木家にやってくる。 利佳は母の世話をし、そんな利佳の世話は寺田が見ていた。 そんな寺田は、さびしがっている利佳をおいて、夜10時過ぎには 自分のアパートに帰ってしまい、決して利佳のうちに泊まることはなかった。 ある日、寺田のやってくるのが遅くなったことがあった。 利佳は不安でたまらなかった。母の面倒を見ている自分が いかに寺田に頼っているのか、今さらながらに感じていた。
ようやく寺田が夜9時過ぎに利佳のうちにやってきたとき、 利佳は部屋の中で独り泣いていた。 その姿を見て、寺田は遅れたことを本当に申し訳なく思った。 「ごめん。ちょっと今日は大学時代の友達に会ってきたんだ。」 利佳は泣き続けて返事をしなかった。 寺田は頭を下げた。 「本当にごめん。もうこんなに遅れることは二度としないから。」 利佳はようやく泣きやんで、寺田をなじり始めた。 「なんでこんなに遅くなるのよ! わたしが独りで待ってるって 知ってるでしょ!」 寺田はひたすら謝り続けるしかなかった。
ようやく利佳の機嫌が直ったとき、寺田は話し始めた。 「実はね、今日会ってきた友達っていうのは、弁護士をしてるやつなんだ。 君のお母さんの件でね、ちょっと相談してきたんだよ。」 利佳ははっとして寺田の方を見た。 そうなのだ。母の問題で今でも寺田は奔走を続けていたのだ。 利佳の許しが出たと知った寺田は続けた。 「君のお母さんは近いうちに、『成年被後見人』の宣告を受けることに なるだろう。つまりね、君のお母さんは法律上、行為無能力者になってしまう。 そこで君の親権の問題が出てくるんだよ。分かるかい?」 利佳は首を振った。 寺田は続けた。 「つまりね。君のお母さんはもうじき君の親権を剥奪されてしまうんだ。 そうなったらどうなると思う?」 利佳はまた首を振った。
寺田はまた続けた。 「君のおじいさん・おばあさんが君の『親代わり』になることになるんだ。 そうなったらどうなるか? 君はおじいさん・おばあさんの住む北海道に行かなきゃならなくなる。 もちろん、僕やお母さんとも離れてだよ。」 ここまで聞いたとき、利佳は蒼(あお)くなった。 「親権の剥奪」とか「成年被後見人」とか難しい言葉は分からなかったが、 このままだと寺田と離ればなれになる。 これだけは分かった。 利佳はまた泣き出した。なぜ寺田と離ればなれにならねばならないのだろう。 こんなにつらいときに、なぜさらにつらいことを押しつけるのだろう。 寺田は泣いている利佳を今度は泣いたままにはしておかなかった。 利佳の手を握しりめた。 「それで僕は弁護士をしてる友達に相談してきたんだ。」 そして寺田はためらいがちに言った。 「だからほんとはこういうかたちではしたくなかったんだけど・・・ 利佳、僕と結婚して欲しいんだ。」
そういって、寺田はポケットから小さなケースを取り出した。 中には指輪が入っている。 結婚の申し込みは嬉しかったが、なぜいまこんなときにプロポーズを するのだろうか? 利佳はいぶかしく思った。 そんな利佳を見て、寺田は説明し始めた。 「いいかい? よく聞いて欲しい。 君はいまのままじゃ、お母さんが親権を喪失しておじいさん・おばあさんの もとにいかなければならないんだ。君は未成年者だからね。 ただ、未成年者でも結婚したら『成年擬制』といって、大人扱いされる。 どういうことかわかるかい?」 利佳はやはり首を振った。
寺田はやさしく続けた。 「つまりだ。結婚したら大人扱いしてくれるんだよ。だから君は北海道に 行かなくてもすむわけだ。 これはちょっとした法律の抜け道みたいなものなんだ。 こういう形で結婚するっていうのはあまり気が進まないんだけど・・・ 君さえよければ、僕と結婚して欲しい。」 利佳は一も二もなかった。 北海道に行かなくてもすむし、寺田とも結婚できる。 なぜこんなうまい手をいままで知らなかったのだろうか? 利佳は泣いたまま寺田に抱きついた。 ********************************
その数日後、利佳のうちに木之本藤隆と大道寺園美がやってきた。 木之本桜と大道寺知世も一緒だ。 久しぶりに仲良しのクラスメートと再会し、利佳ははしゃいでいた。 木之本桜がにっこり笑って言った。 「ひさしぶりだね。利佳ちゃん。 結婚するって聞いてびっくりしたけど、おめでとう!」 そう言って、木之本桜は利佳の手を握りしめた。 利佳は嬉しそうに答えた。 「うん。ありがとう。さくらちゃん。知世ちゃん。」 なぜ木之本・大道寺両氏に来てもらったのか? 結婚するためには、「成年2名の証人」が必要だ。 そこで、木之本氏と大道寺夫人にその証人になってもらうように 頼んだのだ。(民法739条2項)
寺田夫妻と木之本・大道寺親子の一行6名は、 そろって友枝区役所に歩いていった。 もちろん、未成年者の利佳の婚姻に際して必要な母の承諾書は すでに取ってある(民法737条・戸籍法38条)。 友枝区役所で、当事者たる寺田と利佳は婚姻届にサインをし、証人たる 木之本藤隆と大道寺園美が同じくサインをした。 そして婚姻届と母の承諾書を受付に提出した。 受付の女性はにっこり笑って、 「おめでとうございます」 と言ってくれた。 これだけだった。 これで婚姻が成立した。 もうこれで北海道に行くはずだった佐々木利佳はいない。 その代わりに寺田利佳がいる。 寺田利佳は北海道に行く必要なんてない。親権から解放されたのだ。 ********************************
利佳は嬉しかった。 教会での式もなく、花も、結婚式の笑顔もなかったが、 彼女は最高に嬉しかった。 もちろん、彼女も女の子だ。かつては結婚の際にはすてきな結婚式を あげることを夢見たこともあった それに比べたら、いまはこのとおり、結婚式も行えない。 しかし、寺田がここまで自分のために尽くしてくれている。 交際が発覚したとき、寺田は自分のために一言も弁解せずに 教師を辞職した。その上、こうやって自分を彼自身の下に引き留めるために 自分と結婚までしてくれたのだ。 その一事だけで、利佳はもう結婚式も何も要らなかった。 彼女は最高に幸せな気分だった。 ********************************
寺田夫妻と木之本・大道寺親子は新しく寺田家となった利佳のうちに 戻った。そこで一行は食事をするのだ。 午前中、寺田と利佳が一緒になって、野菜をきざみ、肉を切って 今日の食事の準備をしていた。 みんなで区役所に行っている間に、ゆっくりと煮込んでいたカレーは、 区役所から帰る頃にはちょうどほどよく煮込まれていた。 みんなでにぎやかにカレーを食べながら、とりわけ女性陣は 騒がしいまでにおしゃべりをした。 男性陣はそういう女性たちのおしゃべりをだまって笑いながら 聞いていた。 そのうち、木之本桜が尋ねた。 「ねえ、利佳ちゃん。寺田先生はなんて言ってプロポーズしたの?」 そのとき、さすがに寺田はぎょっとした。 しかし利佳は微笑んで答えた。 「ふふ、それは内緒よ。さくらちゃん。」 このようにとりとめもなく楽しいおしゃべりを続けているうちに、 もうすっかり遅くなってしまった。 木之本・大道寺親子はそれぞれ寺田夫妻に別れを告げ、 帰宅していった。 寺田と利佳との結婚は、こうやって、地味だが心温まる人たちの 祝福にとともに始まった。 ********************************
第12章 利佳の結婚─ミラーの喜び わたしは今日、学校を休んだ。 小学校のときの同級生の、佐々木利佳ちゃんが結婚したのだ。 それで、うちのお父さんと、知世ちゃんのお母さんが 立会人になって、みんなで区役所に行って結婚の手続をした。 それから利佳ちゃんのうちに行き、みんなで楽しく食事をした。 うちに帰ると、ミラーがわたしとお父さんを出迎えた。 「お帰りなさい。ご飯できてますけど。 外で食べてこられましたか?」 お父さんは言った。 「ええ、今日は寺田さんのうちでごちそうになってきたんで、 ご飯は要りませんよ。けど、ありがとう。」 ミラーはわたしのそばに来て、こっそりとささやいた。 「で、どうでした? やっぱりよかったですか?」
わたしはミラーをちょっとからかいたくなった。 「うん。すっごくよかったよ。 ところでミラー、なんでそんなこと気にするの? ミラーも早く結婚したい?」 ミラーは顔を真っ赤にしてうろたえ始めた。 「え、ええ? 結婚ですかぁ? いえ、わたしはまだまだそんな・・・ けど、利佳さんはよかったですよね? すてきなだんな様で。」 わたしはさらにからかい続けた。 「ミラー。すてきなだんな様って、ミラーには思い当たる人っているの?」 ミラーはますますうろたえた。 「え、ええ。そんなこと・・・」 そのまま顔を真っ赤にして黙り込んでしまった。 わたしはミラーがいとおしくなり、彼女の肩に腕を回した。 「冗談だよ。ミラー。からかってごめんね。」 そう言ってわたしはミラーを抱きしめた。 そのとき、お兄ちゃんがわたしたちのところにやってきた。 「おまえら、なにしてんだよ。」 わたしは笑いながら答えた。 「え、ミラーと結婚についてお話ししてたんだよね〜」 ミラーは顔を真っ赤にしてますますうろたえている。
ほんと、ミラーはかわいらしい。女のわたしですらそう思う。 男の人だったら、もうメロメロになるだろうな。 そうやってメロメロになっている男の人が一人、わたしたちを 怪訝(けげん)そうな顔で見つめている。 そう。お兄ちゃんのことだ。 ********************************
第13章 新婚生活1 新婚生活が始まった。 寺田は友枝小学校を退職後、しばらく友人の下で働いていたが、 やがて子供服の店を開くことにした。 開業資金自体は、彼が小学校教師をしていたころから貯金していた 資金があった。 その友人は大学時代のサークル仲間だった。 寺田は大学時代、不登校児のためのボランティア・サークルに 入っており、そこで知り合った友人だ。 二人とも子供好きで、卒業後は寺田は小学校教師になり、 友人は子供服の会社を設立した。 二人とも卒業した後もたまに連絡を取り合い、一緒に飲むこともあった。 そして、友人の会社はいまでは業界で中堅クラスの企業となり、寺田に以前から 小学校教師を辞めてうちで働かないかと持ちかけていたのだ。 寺田は小学校教師を辞めてから、その友人のもとに行った。 そして友人のもとで、仕事を覚えていった。 彼はもちまえの努力で一生懸命に仕事をし、 その忙しさのために帰宅がかなり遅れがちになった。 仕事を始めた当初はまだ比較的早く帰宅できたが、 まもなくある程度の責任を持たされるようになった。 ほぼ連日夜10時過ぎにならないと帰宅できないくらいに ハードな仕事である。 うちに帰ると妻が泣いている。 そのたびに彼は妻に謝り、なんとかしてもっと早く帰宅すると 約束するのだった。
半年後、寺田はこの業界について様々な知識を蓄え、 友人の子供服会社のフランチャイズになることとした。 要するに、自分自身の店を持つのだ。 友枝町から二駅離れたところに、新興住宅街がある。 そこは若年夫婦向けの団地もあり、子供服の需要が確実に 見込まれるところだった。 寺田はそこに目をつけた。 駅前のビルにテナントを借り、友人の社長に頼み込んでフランチャイズを 許してもらった。友人は残念がっていたが、寺田の強い意思に 押されて、フランチャイズ契約を承諾した。 開業資金は先に述べたように、すでにある。 あとは実際に店を開くだけだ。 ただ、実際に開業準備を始めてみると、思ったよりも忙しくなった。 テナントの契約・商品の仕入れ・従業員の雇用・様々な出費・帳簿・接客など、 いままで小学校教師しかしたことのない寺田にとって、それはまさに 「修行」と言った方がいいものだった。 慣れない接客をなんとかぎこちないながらもこなし、帳簿をつけ、 商品の仕入れを予測し、入荷した商品を陳列する。 しかも彼自身がオーナーであり、全ての責任を負う立場にあるのだ。 どうしても彼は帰宅が遅くなりがちだった。 そのたびに利佳に電話し、急いで帰宅したが、 それでも週に一度は彼は妻が泣いている姿を目にせざるを得なかった。 ********************************
第14章 インターミッション─ミラー ミラーはわたしたちのうちに帰ってきた。 そして以前のように、わたしの部屋でわたしと一緒に住んでいる。 お父さんはやはりなにも聞かずにミラーを受け入れてくれた。 やっぱり、お父さんはすべて分かってるみたい。 そしてミラーはわたしと同じ学校に編入した。 もちろん、友枝小学校ではない。わたしの通っている女子高だ。 ここでもミラーはわたしの従姉妹(いとこ)だということにして 入学した。 わたしは高校ではテニス部に入っているが、 ミラーは美術部と文芸部に入った。 あいもかわらず、運動は苦手みたい。
文芸部ではいろんな本を読んでいるようだ。 ミラーはひまがあったらずっと本を読んでいる。 彼女の言い分によれば、自分は他の人たちに比べてスタートが 遅かった。だからその遅れを取り戻すためにも、たくさん本を 読まないといけないんだそうだ。 「イーリアス」から「ブッデンブローク家の人々」まで。 わたし、そんな本読んだこと無い・・・ 「居酒屋」を読んだときには、ミラーはぼろぼろ泣いていた。 あまりにも悲しすぎるんだって。 あと、美術部。 彼女は左利きだ。わたしのミラー(鏡)なんだから当然といえば当然だ。 その左手で器用に描く。 絵というものには、天賦(てんふ)の才能、つまり生まれながらの才能が 必要なんだなぁと、 ミラーの絵を見ているとつくづくそう思う。 それくらいにミラーは絵が上手い。 いつの間にか、ミラーは「××女子高のミケランジェロ」と 呼ばれるようになっていた。 ミラーはやはり女の子らしいところがいっぱいで、 裁縫・洗濯・掃除もいやがらずにする。 ただ料理だけはどうも苦手みたい。 料理すること自体は好きみたいなんだけど、しょっちゅう失敗する。 そのたびにしょげかえってるミラーを慰めるのは、お兄ちゃんの役目だ。 お兄ちゃんはミラーと一緒によく台所に立つ。 そうしてミラーに料理の手ほどきをする。 その分、わたしの料理当番は少なくなっている。 ある意味ありがたいが、お兄ちゃんにはちょっとやきもちを焼きたくなることもある。 ミラーを独り占めされているからだ。 ********************************
第15章 新婚生活(2) 利佳は夫の帰宅を待っていた。 夕飯はシチューだ。 寺田は仕事にかかりきりのため、 どうしても帰宅は遅くなってしまう。 店が終わると彼はまっすぐ寄り道もせずに帰ってくる。 だが、それでも夜9時前に帰ったことはない。 利佳は今日もそういう夫を待ちながら、夕飯を作っていた。 寺田が帰ってきたのは、夜10時過ぎだった。 利佳は夫を迎えて上着を受け取り、夕飯の支度をした。 遅い夕飯を取りながら、いつものように寺田はその日にあった出来事を 妻に話していた。 「・・・・・・ しかし、今日はまた大変だったんだ。 閉店しようとしたところに、一度に10人以上のお客さんが 来てね。帰りたくても帰れなかったんだよ。」 寺田は食事を取る手を休めて言った。 「ほんとに申し訳ない。 僕の仕事が忙しいばっかりに。 けど、もうちょっとしたら店も軌道に乗りそうなんだ。 そうしたら少しは早く帰ってこれるようになるから。」
利佳は少しすねたふうをして言った。 「ええ、今日なんて帰ったのは10時過ぎてるもんね。 それまでわたしはひとりぼっちでさびしく待っていたのよ。」 寺田は妻にこう言われて、怒るどころか真剣に申し訳なくなった。 彼は妻の悲しい過去を知っているからこそ、怒ることなどできないのだ。 「利佳、君にはさびしい思いをさせて、ほんとにすまなく思ってる。 1人で待ってるのはさびしいよな・・・」 その言葉を聞いて、今度は利佳は優しくほほえんだ。 「ええ、いままではけっこうさびしかったわ。夜遅くまで 帰ってこない旦那様を待つのは、ほんとにさびしいものよ。 けど、これからは大丈夫よ。わたし、もうさびしくなんてないわ。」 寺田は不思議そうな顔をした。 「なんでさびしくないんだい? なにかいいことでもあったのかい?」
利佳は嬉しそうに微笑んだ。 「ええ、すごくいいことよ。」 一呼吸おいて、利佳は続けた。 「今日、病院に行って来たの。」 寺田はようやく気づいた。 「え? ということは・・・」 利佳は答えた。 「ええ、来年には3人目がやってくるのよ。」 寺田はその言葉を妻から聞いて、感無量になった。 「そうかぁ。 ありがとう。ありがとう。」 そう言って、寺田は利佳を抱きしめた。 利佳を抱きしめながら、寺田は自分に言い聞かせるように言った。 「これからは、もっと一生懸命働かないとな。 なんたって食いぶちが1人増えるんだから。 「いまはまだ事業も始めたばかりだけど、これからは もっとがんばって、おまえたちに苦労はさせないように してやらないとな」
利佳は嬉しかった。 寺田はやはり、自分にとって最高の夫だ。 利佳自身は結局、高校に進学できなかった。 また母が病気になるといった苦労を抱えている。 しかし、寺田良幸という男性はそのような悲しみを埋め合わせてあまりある人物だ。 ひょっとしたらいままでの苦しみは、寺田良幸という男性を 夫として手に入れるための代償だったのかもしれない。 これだけの男性をなんの苦労もなく手に入れることは不可能だ。 彼女は寺田に抱きしめられながら、そのようにぼんやり感じていた。 そして二人は抱き合ったまま、長いキスをした。 夕飯のシチューのにおいの中で、 利佳は夫とのキスを幸せな思いで味わっていた。 いつまでもこの時間が続くことを信じたかった。 そしてこのキスこそ、佐々木利佳の生涯の絶頂だったのだ。 翌日の午後、いつものように彼は仕事に出かけていった。 その日の天気はよく晴れていた。 ********************************
第16章 インターミッション2─ミラーの一日 朝7時。目覚ましが鳴っている。 わたしは目覚ましのボタンを押して、もう少し寝る。 その間にもミラーは起きあがって着替え始める。 ミラーは着替え終わるまで、わたしをそのまま眠らせてくれるが、 着替え終わったらわたしを起こしにくる。 「さあ、さくらさん。朝ですよ。学校ですよ。」 わたしの部屋にある二段ベッドの上に寝ているわたしの耳元で、 ミラーはわたしに呼びかける。 わたしは「うん。わかった・・・ いま起きるよ。」と その場をごまかすと、ミラーは階下に行って、朝食の準備を 始める。 トーストとコーヒー。それとベーコンエッグ。 典型的な朝食メニューだ。 ミラーは朝食をさっと作ると、部屋に戻ってきて もう一度わたしを起こす。 「さあ、さくらさん。もう7時40分ですよ。 このままじゃ遅刻しちゃいますよ。」 7時40分? やばい。学校に着くには7時55分のバスに乗らないと間に合わない。 あと15分しかない。 わたしはあわてて飛び起きる。
ミラーはわたしのために、すでに着替えや朝食の準備を整えてくれている。 わたしは大急ぎで着替えをし、顔を洗い、歯を磨く。 そうしてこれまた大急ぎで朝食を詰め込んで、うちを出る。 走れ! 走らないと間に合わない。 ところが時計を見ると、まだ7時30分過ぎだった。 ミラーは微笑みながら謝った。 「さくらさん。ごめんなさい。実はまだ7時半なんです。」 わたしはむしろホッとした。これで時間に余裕ができた。 階下に行くと、お兄ちゃんはすでに起きている。 朝食を食べながら新聞を読んでいる。 「まったく、もうちょっと早く起きたらこんな騒ぎにはならないのにな」 といいながら、わたしのあわてるさまをおもしろそうに眺めていた。 ********************************
なんとか今日も無事に遅刻せずに学校に着いた。 わたしとミラーは同じクラスになっている。 事実上、わたしはミラーの保護者役だ。 なぜかというと、ミラーは体が弱く、 外国に長期療養に行っていたということになっている。 それで学校の方でも、ミラーをわたしと同じクラスにしてくれて、 わたしが彼女の保護者役を仰せつかったのだ。 ただ、実際にはむしろ、ミラーがわたしの保護者役のようなものなのだが。 だからミラーはいわゆる帰国子女扱いだ。 英語の授業でも、しょっちゅう当てられる。 けど、ミラーは見事に答えることができる。 英語に関しては、わたしなんかよりずっと成績がいい。 ただ、やっぱりわたしのミラー(鏡)だ。 数学はあまり得意じゃないみたい。 授業が終わるとわたしたちはクラブに行く。 わたしはテニス部。ミラーは美術部。 一日のうち、このときだけは別れ別れになる。 けど、それもしばらくの間だけだ。 ミラーがいないので、正直言ってわたしにとって クラブはつまらないものになってしまった。 入部したときはあんなに楽しかったのに。 ミラーもわたしと同じだと思う。
けど、運動音痴のミラーはテニスなんてできないし、 わたしも美術部なんて無理だ。 わたしたちがそろって帰宅する頃には、すでにお兄ちゃんは 大学から帰ってきている。バイトもそこそこに、 わたしたちが帰る頃にはうちにいることが多い。 もちろん、ミラーのためだ。 みんなで楽しい夕食をとり、終わったらわたしとミラーは 後かたづけをする。それが終わるとお兄ちゃんとテレビを見たり、 ゲームをしたりする。 もちろん、まじめなミラーは宿題もきちんとこなす。 なんたって、うちには無料の東大生家庭教師がいるんだから、 分からないことなんてない。 そうして一日を楽しく過ごし、お風呂に入ると後は寝る時間だ。 わたしの部屋で、わたしとミラーは一緒に過ごす。 二段ベッドの上にわたしが寝て、下にミラーが寝る。 このようにして、わたしとミラーの一日は終わりをつげる。 ********************************
第17章 寺田の死 1 「ええ、そうです。私が見たときには、すでに事故ってました。 道の真ん中に彼が倒れていて、ドライバーの女性があわてて 運転席から駆け下りてきてました。 私もびっくりして、そう、この携帯から救急車を呼んだんですよ。 今日は私、新宿に商談があったんですけどね・・・ それで事務所から駅まで歩いていったんですよ。 もう電車の時間が迫ってたんで、私は少し急いで駅に入ろうと しました。そのとき、キーッってものすごいブレーキ音がして、 『あ、やばっ』っと思ってその音の方に振り返ったら、 彼が倒れてたんです。 それで私は取るものもとりあえず彼の方に駆け寄ったんです。 そのとき彼の様子はどうだったかって? ええ、意識ははっきりしてましたよ。それに、出血もなかったんで、 私も救急車は要らないんじゃないかって思ったくらいです。
そうですね。そのときはすこし小雨がぱらついてたんですけど、 見通しも悪くなかったし、彼も信号が青になってから 横断歩道を渡り始めたみたいです。 はい、ドライバーの運転ミスだと思います。 けど、はっきり言うと、運が悪すぎたんですよ。 だって、車もあまりスピードは出てなかったんですよ。 だから彼も大した外傷もなかったわけですし。 彼自身、ドライバーの女の人に気を遣って、 心配しないようにって言ってたくらいです。 救急車はすぐに来ました。それまでは彼も事故現場でじっと横になって 動かないようにしていたんですよ。 救急車が来て、救急隊員が担架をもって彼のところに来たんです。 それで彼は自分で立ち上がろうとしました。 そのとき、突然ふらつき始めたんですよ。 救急隊員の人もびっくりしたらしく、すぐに駆け寄ってきました。 私も成りゆき上、ずっと現場にいたわけですから、もうその日の 用事はキャンセルして彼のそばにいたんです。 びっくりしましたよ。 突然の出来事でしたし。 ほんとうに、運が悪すぎたんですよ・・・」 ********************************
第18章 キャンプ 今日はキャンプだ。 昨日までの雨も上がり、絶好のキャンプ日和だ。 ピクニックに行くことは、以前ミラーと約束していたのだが、 今回、ようやく実現の運びとなった。 前回はみんなで○×山に行ったが、今回は△□自然公園に行く。 しかも泊まりだ。これはもう、ピクニックじゃなくて キャンプといった方がいい。 メンバーはわたし、ミラー、知世ちゃん、お兄ちゃん、小狼くん、雪兎さんの 計6名。前回のメンバーに小狼くんが入った。 今回の目的地は東京から少し離れたところにある、自然公園だ。 お兄ちゃんは運転免許を取っているので、今回は車で行くことにした。
お友達から車を借りてきたお兄ちゃんが運転席に座る。 助手席には雪兎さんが座り、わたしたちはみな後ろの座席に座る。 後ろの方にかなり大きなスペースがあるワゴンタイプの車なので、 みな楽に座れる。 そしてその後ろのトランク部分には、キャンプ用品と食べ物を どっさり積み込んだ。 お兄ちゃんと雪兎さんが交代で運転し、△□自然公園に着いたときには、 お昼前になっていた。 そのまま公園内のキャンプ場に行き、自動車を停めた。 キャンプ料金は高かった。一泊10000円もする。 こんなに高いのは、ここだけなのだろうか? しかも公園内ではすべてが異常に高い。 自動販売機でジュース1本が180円もする。 友枝町の販売機で買えば、120円なのに。 どうみても、まわりにお店がないからって、暴利をむさぼってるとしか 思えない。 わたしたちはできるだけ無駄なものを買わないようにすることにした。 お兄ちゃんたちは魚釣りに出かけた。 わたしたちはお米をとぎ、持ってきた野菜を刻んでカレーを作り始めた。 キャンプ場では定番のメニューだ。
ミラーはしばらく姿を見せなかったが、 しばらくすると泣きながらわたしたちのところに戻ってきた。 「ミラー、どうしたの?」 とわたしたちは大騒ぎになった。 ミラーを泣かせた者がいる。 ミラーは泣きながら次のように言った。 「わたし、なにか食べ物を探しにちょっと歩いていったんです。 あそこの丘の所に梨の木があり、たくさん実がなっていたので、 わたしはいくつかもいでみたんです。 その場で一口食べるととてもおいしかったんで、 みなさんにおみやげにいくつか持っていこうとしたら、 大きな男の人たちが現れたんです。警備の人でした。 警備員さんは、こう言いました。 『お嬢ちゃん。ここで食べるのはいいけど、持って帰っちゃダメだよ』 って。わたしはなぜなのか尋ねました。 すると彼らは 『持って帰る人は、この公園内の梨園に行って、そこでもいで帰って もらうことになってるんだ』 って言うんです。 わたしは男の人たちに抗議しました。おみやげって言っても、いまから 帰るんじゃない。ここのキャンプ場で待ってるみんなに少しおみやげを 持っていきたいだけだって。 けど、男の人たちはダメの一点張りで、おみやげを持って帰りたかったら、 梨園に行けっていうんです。 それでわたし、くやしくってくやしくって・・・」 ミラーはそんな話をした。
確かにこの自然公園には梨園がある。一人300円で食べ放題だ。 けど、いまから帰る人たちのおみやげならともかく、これからキャンプする 人たちまで、わざわざ梨園に行って300円払わないとダメなのだろうか? 公園内の梨の木になっている実を、その場で食べるのはOKらしいのに。 わたしたちは不愉快な気持ちになり、当初3泊4日の予定で キャンプ地に来たのだが、翌日には帰ることにした。 帰りの車の中では、みんな口々に自然公園の文句を言っていた。 けど、それ以上に許せなかったのは、ミラーを悲しませたことだ。 わたしはミラーを慰めて言った。 「ね、ミラー。 次はもっと別の場所でキャンプしようよ。 時間はたっぷりあるんだしね。」 ********************************
第19章 寺田の死 2(葬儀) 寺田の葬儀は、ひっそりと行われた。 友枝小学校の同僚で出席したのは、校長と観月歌帆だけだった。 その他の同僚はだれも参列しなかった。 しかし、彼の担任した子供たちが大勢、葬儀に参列していた。 その中には木之本桜もいた。柊沢エリオルもいた。 喪主は利佳が務めた。 しかし、彼女はまったくなにもしていなかった。 実務的なことは、大阪からやって来ていた寺田の両親が取り仕切っていた。 彼女自身は、なにもせずにぼんやりと葬儀会場となったお寺の庭のすみで 座り込んでいた。 葬儀が始まった。 僧侶が読経するそばで、彼女は喪主として、葬儀場となったお寺の本堂に 座っていた。僧侶の唱える単調な経文を聞きながら、利佳はうつらうつら しはじめた。 ・・・・・・ 何を言っているんだろう。このお坊さんは? わたしはいま、ここで座ってるけど・・・ なんでだろう? 利佳はぼんやりとここ数日のことを回想しはじめていた。 ********************************
寺田の両親が友枝市民病院に着いたとき、利佳はICU(集中治療室)の 前の廊下にある長いすに座り込んでいた。 エプロンをつけたままで、いかにも知らせを聞いてあわててそのまま うちからやって来たという感じが見て取れる。 「利佳さん・・・」 寺田の母が利佳に呼びかけた。 「・・・・・・」 利佳は返事をしようとしない。むしろ彼女は何も聞こえていないかのように、 その場にだれもいないかのように、無反応のまま、 ぼんやりと夫のいるICUの入り口を見つめていた。 寺田の母は利佳のそばに行き、何も言わずにそんな利佳を抱きしめた。 「利佳さん。良幸は・・・」 利佳を抱きしめながら、寺田の母は泣き出していた。 その後ろの方で、寺田の父が看護婦に事情を説明し、息子のところに 連れて行ってくれと頼んでいた。 寺田の死が宣告されたのは、それから3時間後のことだった。 ********************************
利佳はいい天気だと感じていた。 みんなこんないい天気の日に お寺なんかになにしに来るんだろう。 ただ、見たようなことのある人が大勢いるなとは感じていた。 利佳はその中に二人の少女がいるのに気づいた。 彼女たちを以前見かけたことがある。 1人は栗色の髪をした、元気そうな少女だ。 そのそばにいる黒髪のロングヘアの美少女もまた、会ったことがある。 しかし、彼女たちは誰なのだろう。思い出せない。 確か小学校で同じクラスだったことまでは覚えている。 結婚の日にも会ったっけ? しかし、彼女たちの名前が出てこない。 その他にも何人か、見覚えのある顔が目に付く。 一組のカップルがいる。女子の方は髪を立てロールにしている。 男子の方はどこか年寄り臭いところがあるが、自分と同級生だったはずだ。 しかも確かコンビを組んで委員長をしていた。 二人は同じように悲しそうな表情を浮かべている。 しかし、やはり彼らの名前も思い出せない。 そうやってぼんやりと参列者を見渡していると、見たような顔が 何人もいるのがわかる。 その中に、メガネをかけた少年がいるのに気づいた。 彼の名前もやはり思い出せない。 しかし、1つのことだけは分かる。 彼に頼めばどんなことでもかなえてくれるはずだ。 なぜか知らないけど、それだけは分かる。
利佳はその少年のところにゆっくりと歩いていった。 むしろふらふらとさまようように歩いたと言った方が正確かもしれない。 そういう足取りで、彼女はゆっくりと少年のところに近づいた。 少年は利佳が近づいてくるのに気づいて、 「寺田さん。このたびはどうも・・・」 と挨拶をした。 しかし利佳は少年のそんな挨拶など聞いてはいなかった。 彼女はいきなり少年に話しかけた。 「ねえ、お願いがあるの・・・」 少年は眉をひそめた。 「なんですか? 僕にできることがあれば、なんでもやりますけど・・・」 利佳はその言葉を聞き逃さなかった。 彼女は静かにしゃべり始めた。 「ねえ、いま、何でもしてくれるって言ったわよね? わたし、お願いがあるの。お願いがあるのよ。」 彼女はだんだんとわれを失ってゆきつつあった。 少年の着ているブレザーの襟元を両手で強くつかんで、 まるでケンカをしているような姿勢で彼の顔をみつめて、 彼に話しかけていた。そしてその声はだんだんと大きくなっていった。 利佳は自分でも何を言っているのかもはや分からず、泣きながら叫んだ。 「ねぇ、死なせてよ! お願いだから! お願いだからわたしを死なせてよ! もういやなのよ! ね、あなたなら分かるでしょ? だからお願い! わたしを死なせてよ!」 その声の大きさに、まわりの者も利佳の絶叫に気づいた。
少年は一瞬、ぎょっとした表情をしたが、 すぐにいつものような冷静な表情に戻って、 落ち着き払った調子で言った。 「何を言ってるんですか? 佐々木さん。いや寺田さん。 僕をなんだと思ってるんですか? 無茶を言わないでくださいよ・・・」 そうしているうちに、寺田の両親が急いで利佳のところに駆けつけた。 そして泣きながら少年の襟元をつかんでいた利佳を引き離そうとしたが、 利佳は彼の襟元をしっかりつかんで離さなかった。 寺田の両親は、少年に詫びを言った。 「どうも申しわけありません。こんなところで・・・」 少年は落ち着き払って答えた。 「いえ、しょうがないですよ。彼女も疲れてるんでしょう。 ただ・・・彼女に一言だけ言ってもいいでしょうか?」 少年は一呼吸おいて続けた。 「寺田さん。 いま死んでしまいたいという気持ちは分からないでもないですけど・・・ ただね、物事には順番というものがあるんですよ。 その順番が来ていない以上、あなたはまだまだ 生き続けなければならないんです。 いいですか? 生き続けてください。 それが寺田先生の願いでもあるんですよ。」 そう言って、少年は自分の襟元を握っている利佳の手を 包み込むようにゆっくりと握りしめた。 そしてそのまま彼女の手を襟元から引き離し、最後に 強く握りしめた。 彼女が泣き続けている間、彼はそのままじっと彼女が泣くに 任せていた。 ********************************
第20章 寺田の葬式─ミラーの悲しみ 今日はよく晴れた日曜日だ。 それなのに、わたしは学校の制服を着ている。 一階の応接間では、すでに知世ちゃんがわたしを待っている。 今日は寺田先生のお葬式なのだ。 わたしたちはそろって、寺田先生のお葬式に参列した。 会場では利佳ちゃんがエリオルくんに何か叫んでいた。 わたしたちは悲しい気持ちでうちに帰った。 ミラーがわたしを出迎えた。 彼女はわたしに塩をふりかけてくれた。 ミラーは目を真っ赤にして、泣いている。 塩をわたしに振りかけてから、ミラーは鼻声で言った。 「寺田先生、かわいそうですよね。 利佳さん、どうでしたか?」 「うん。利佳ちゃんね、何か疲れてたみたい。」 その言葉を聞くと、ミラーはたまらずに泣き出した。 「なんででしょう! なんで寺田先生が・・・ 利佳さん・・・かわいそうすぎます・・・」 そう言ったまま、ミラーは顔を押さえて泣き崩れた。 そんなミラーを見てると、わたしまで悲しくなってきた。 ミラーを慰めて、 「ミラー。もう泣かないでよ。」 と言いながらも、わたし自身、涙がこぼれてしょうがなかった。
そこにお兄ちゃんがやってきた。 「さくら、おまえまで泣いてどうするんだ。 ほら、ミラー。上に行くぞ。」 そういって、お兄ちゃんはミラーを抱き上げて、 上のわたしの部屋に連れて行った。 しばらくするとお兄ちゃんは下に戻ってきた。 「ミラーはどうなったの?」 「いや、いまやっと寝たよ。泣いて泣いてしょうがなかった。 さくら、ミラーの着替え、頼む。」 わたしは上の部屋に行った。 ミラーがベッドで寝ている。 彼女は静かに寝息を立てている。顔は涙でぐっしょり濡れている。 ミラーは心優しい。そして傷つきやすい。 一度も会ったことのない利佳ちゃんに心から同情して、ぼろぼろ 泣き崩れるのだ。 わたしはそんなミラーが好きだ。 そして、お兄ちゃんもそういうミラーが好きなんだろう。 泣き疲れて眠っているミラーをじっと見つめていると、 わたしも眠たくなってきた。 ミラーの寝ているベッドに突っ伏して、そのままわたしも眠ってしまった。 ********************************
第21章 出産 利佳は出産した。 夫の死後、およそ半年たっていた。 生まれた子は女の子だった。 寺田の死後、利佳はずっとぼんやりと過ごした。 そんな利佳の世話を見たのは、寺田の母親だった。 葬儀以来、寺田の母親は単身友枝町の利佳の元にとどまり、 利佳と利佳の母親の世話をずっと見ていたのだ。 そうして、彼女は寺田の母親の世話になりながら過ごし、 やがて月が満ち、女の子を出産した。 さくらと知世は一緒に利佳の見舞いにいった。 利佳は友枝市民病院に出産のため入院していた。 さくらたちは病院に行く途中に、見舞いのための花とお菓子、 それから赤ん坊用のミルク等を買った。 病院にはいると、人が大勢いるロビーがあり、その中央部分に 案内所がある。そこで寺田利佳の病室を尋ねた。 エレベータで病棟の5階まであがり、産科病棟に行った。 やはり女性ばかりだ。男性は新生児の父親らしき若い男性が2・3人 いるだけだ。 さくらと知世は二人そろってしゃべりながら歩いていった。 「ねえ、利佳ちゃんの赤ちゃんって、どんな子かなぁ? やっぱりママに似て、大人っぽいのかなぁ?」 「さくらちゃん、生まれたての赤ちゃんに大人っぽいは ありませんわ」
利佳の病室にはいると、利佳は本を読んでいた。 彼女はさくらと知世を見ると、笑顔で迎えいれてくれた。 生まれたての赤ん坊は、まるで本物の人形のように 母親のベッドのわきですやすや眠っている。 赤ん坊を見ると、やはりかわいい。 さくらと知世は一緒に赤ん坊をながめた。 「かわいいねぇ。ほんと、赤ちゃんってかわいいよねぇ。 ねぇ、利佳ちゃん。この子の名前、なんていうの?」 利佳はさみしそうに笑って答えた。 「まだ決まってないのよ。主人と一緒に相談しようと思ってたんだけど。」 その言葉を聞いて、さくらはギクッとした。 やはり小狼の言ったとおりだ。 小狼は前日、電話で言ったのだ。 いまだに利佳は寺田の死を受け入れることができていないだろうと。 そしてその通りだった。夫の死を受け入れることができないからこそ、 彼と一緒につけるつもりだったはずの子供の名前すら、 彼が死んだ後になってもつけようとしないのだ。
知世が赤ん坊をあやしながら言った。 「この子、きっと将来美人になりますわ。 ねぇ、利佳さん、この子が大きくなったら、 わたしにビデオ撮らせてくれませんか?」 利佳はほほえんで答えた。 「ええ、いいわよ。 けど、その前にこの子自身の承諾をもらってね。」 それからふと、さくらの方に向かって言った。 「ねぇ、さくらちゃん。あなたの名前、いただいてもいいかしら?」 さくらはすぐに承諾した。 「うん。わたしの名前、使ってもらえたら嬉しいよ。 じゃあ、この子の名前は『寺田さくら』ちゃんだね。 寺田さくら、いい名前だよねぇ! 自分で言うのも何だけど」 利佳と知世はさくらの言葉に思わず笑ってしまった。 それから利佳は、赤ん坊を知世から受け取り、 赤ん坊の顔をじっと見つめた。 「かわいそうな子・・・ おまえにだけは、できるだけ遅く苦しみがやってきますように。」 利佳はそうつぶやいた。 ********************************
最終章 利佳とミラー さくらと知世は病院から出てきた。 二人とも、黙りこくっていた。 さっきのことがどうしても心から離れない。 利佳の言葉だ。 「この子にだけは、できるだけ遅く苦しみがやってきますように!」 この言葉が心に突き刺さる。 彼女の悩み、苦しみが、まるで自分に降りかかってきたようだ。 なぜ彼女はここまで苦しまねばならないのだろう? かつてはあれだけ幸せだったのに。 理想的な夫をもち、自分よりはるかに早く結婚もした。そして 子供にまで恵まれている。女性としての人生において、彼女は確かに かなり恵まれたところまでたどり着いたのだ。 それなのになぜ、いまの彼女はここまで苦しまなければならないのだろう。 答えは分かっている。 人生においては、得るものに対して、失うものがあまりに大きすぎるのだ。 おそらく、寺田利佳は二度と恋をすることはないだろう。 再び結婚をすることもないだろう。 自分の名を受け継いだ赤ん坊がどのように育つのか分からないが、 無事に幸せに育って欲しいと、さくらは心から願った。 現実はおそらくその反対になるだろうと、内心では予期していたから。
知世も同じ事を考えていたのだろうか、いつもならさくらに対して、 うちに寄っていくようにすすめるのだが、今日に限ってはそのまま 1人でうちに帰ろうとした。 駅前の交差点のところで、知世はさくらに別れを告げた。 「さくらちゃん、今日はこれで。」 「え? このままうちに帰っちゃうの? 知世ちゃん。」 「ええ、今日はちょっと・・・」 さくらはなぜか知らないが、無性に知世をうちに連れて行きたくなった。 このまま別れて、それぞれ独りになるのが怖かったのかもしれない。 「ねえ、これからうちにこない? ミラーもいることだし」 知世はやはりさくらと同じ思考形式を持っているのだろう、すぐに 承諾した。彼女もまた、独りになるのが怖かったのだ。 さっき独りでうちに帰ろうとしたのは、 さくらに気を遣ってのことにすぎなかったのだ。 友枝町の中心部からややはずれたところにある閑静な住宅街。 そこにある木之本家に向かって、二人は黙って歩き続けた。 ********************************
うちの近くまで来た。 そのとき、うちから悲鳴が聞こえてきた。 ミラーの悲鳴だ。 しかし、それは楽しそうな悲鳴だ。 悲しみに襲われたときのような悲鳴とは違う。 人生を、生活を楽しんでいる者だけがあげることのできる悲鳴だ。 わたしたちはドアを開けて玄関に入った。 「ただいま〜」 すると台所からミラーが出てきた。 彼女の鼻のあたまや髪に、クリームが少し付いている。 髪は小麦粉で白っぽくなっている。空色のエプロンには クリームやチョコがくっついて汚れている。 そんな格好のまま、ミラーはわたしたちを出迎えた。 「お帰りなさい。」 ミラーはそう言ってから、困ったように笑って、 自分の格好の言い訳をするように付け加えた 「また失敗しちゃったんです・・・」 けど、ぜんぜん残念そうじゃない。むしろ失敗したのが楽しそうだ。
奥からお兄ちゃんの声が聞こえてきた。 「お〜い。もう一回チャレンジするぞ〜! さくら、帰ってきたのか?」 「ええ、今帰られました!」 ミラーは台所に向かってそう返事してから、わたしたちの方に 振り返って言った。 「今日はお昼からずっとケーキを作ってたんです。 けど、ぜんぜんうまいこと行かなくて・・・」 そういうものの、ミラーはやはり嬉しそうだ。 わたしはそういうミラーを見ると、自分まで嬉しくなってきた。 「そっかぁ。ケーキ作ってたんだ。 よし。わたしもお手伝いするよ。 知世ちゃんもどう? 一緒にケーキ作らない? わたしたちがお手伝いするんだから、今度はきっとおいしい ケーキができるはずだよ」 おしまい
「私が誰か、どこから来たのか、決してたずねてはならない。」 (R.Wagner「ローエングリン」) あとがきです。 本作はいくつもの下敷き(元ネタ)があります。 具体的には、 1 第二部の聖杯城のあたりはリヒャルト・ヴァーグナーの 「パルジファル」をそのまま採用しています。 (このあたりは、パクリの度合いがひどすぎるので、 作者の私もゲラゲラ笑いながら書いてました。 「おいおい、ここまでパクるんかよ!」って) 2 寺田の死の場面は、直接に描かずに第三者の証言という形で 暗示しているだけですが、これはよく使われる手法です。 「エデンの東」や「ブッデンブローク家の人々」でも使われています。 3 寺田の葬式で利佳がエリオルに叫んだところは「居酒屋」(E.Zola作)から、 利佳が赤ん坊に与えた祈りは「ネッダ」(G.Verga作)から採用しました。 このほかにも腐るほど多くの作品からパクリ・採用させてもらってます。 きりがないので、これら一つ一つを解説するわけにはいきませんが。 すべて分かる人がいたら、はっきり言ってすごいです。 仲良くしましょう(笑)。 ********************************
この作品の構造は、はしがきでも示したとおり、以下のようになっています。 ┌第一部 ──────────────「利佳編」(奇数章) │ └第二部 「なげやりな一日(前作)」─「ミラー・さくら編」(偶数章) これはスタインベックの「怒りの葡萄」の構成を参考にしたものです。 「怒りの葡萄」では、奇数章に作者スタインベックの抽象的な論文を、 偶数章に主人公ジョード家の物語を描くという構成をとっています。 それを参考にしました。 もともと私の作品は、第一部「利佳編」だけを構想していました。 そして利佳の物語を書いている途中に、後に述べる事情から、 ミラーの物語を付け加え、それを交互に組み合わせて進行させてみよう というアイディアがでてきたのです。 ですから、第一部と第二部とは全く別の物語だと思ってくださって けっこうです。それぞればらばらに読んでいっても物語は自ら 完結するように作ってあります。 最終章(第22章)が共通になっているだけです。
ただ、お読みになればおわかりでしょうが、実は第二部は第一部に 引きずられているところがあります。とくに時間の進行については 第一部の進行にあわせて第二部も進行させたので、 第二部の章のバランスが大きく崩れています。 第10章(聖杯城)のところなんて、かなり分厚くなってしまいました。 ほんとは3章くらいにわけたほうがよかったのでしょうが、 第一部との関連で、それも無理でした。 そして、その両者をつなぎ合わせているのが「木之本桜」です。 第一部の主人公の「利佳」、第二部の「ミラー」は、 それぞれのパートのみに現れ、 利佳は第二部には出てきませんし、ミラーは第一部には現れません。 唯一両部に現れるのがさくらちゃんです。 彼女が両方のパートに現れることで、両方の物語をリンクさせる 機能を持っているわけです。 その意味でも、本作は「佐々木利佳の物語」「ミラーの物語」に とどまらず、「友枝町の人々=さくら、利佳、ミラーたち」の物語だと 言えるわけです。 あと他に、物語の「語りの形式」として、 第一部が「三人称語り」の形式を採用しているのに対し、 第二部は「(さくらちゃんの)一人称語り」の形式としています。 つまり第一部では「さくらは○○した」という表現ですが、 第二部ではさくらちゃん自身が「わたしは○○した」という表現になっています。 さくらちゃんには、このような「語りの主体」としての機能も持たせています。 (なお、第2章「李小狼」だけは、第1章に引きずられて「三人称語り」 の形式をとっています。) つまり、「木之本桜」には 1 第一部・第二部の「橋渡し」としての機能 2 第二部の「語りの主体」としての機能 という2つの重要な機能を持たせているわけです。 ********************************
本作の中心テーマは 「利佳の緩やかな没落と、ミラーの緩やかな上昇を 対位的に描くこと」 です。 本作の利佳はあまりにもかわいそうな最後になりますが、これは もともと最初からそうなるように意図していました。 (ただ、自分で読み返してみると、作った本人(私)ですら、 「うっわ〜、利佳ちゃんかわいそ〜」って思うくらいです(^_^;) これはトーマス・マンの「ブッデンブローク家の人々」をモティーフに しています。そして本作の題名「友枝町の人々」は、 「ブッデンブローク家の人々」をもじってつけたわけです。 この作品は副題を「ある家族の没落」としているように、 「かつて栄えたブッデンブローク家が緩やかに没落してゆく」 さまを描いています。 そしてその構想通りに利佳の物語を書き進めてゆくうちに、 今度は反対方向のベクトル=「緩やかな上昇」の物語を書いて、 その両者を対位的に構成してみようと思ったのです。 それが「ミラー・さくら編」の由来です。
そしてその両者をつなぎ合わせる手法として、 先述のように「怒りの葡萄」の構成を採用し、 「木之本桜」に両者の橋渡しの機能を持たせたわけです。 以上のような事情があり、本作はものすごく手間がかかりました。 前作「なげやりな一日」は2・3日で書き上げたものですが、 本作は書き上げるのに二週間近くかかりました。 それにしても、CCさくらのパロディー作品に なんでここまでの手間をかけたんだろう? 私ってバカ?(笑) あと、事情を知っているみなさん。 上の引用をよく守ってねm(_ _)m (荒らされたりしてややこしくなるのもイヤだしさ)
たまごリュック復帰age
│ │ 明日は丹下祭りらしいよ \ ______/ \/ ∧_∧ゴニョゴニョ・・ ( ´Д`) ∧_∧ / \/ )(´Д` ) __イィーアァー・・ / \___// \ __ .| | / /\_ _ \ \_____ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__ノ \ \__) \ ||\ \ .||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
ん、900超えたし新スレ作った方がよさげですなあ
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お疲れ様です♪
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>923 感想は無しか(ワラ