さくらたんにブルマはかせて あんなこと

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97芸州
少女活劇読本・児童ポルノ規制パトロール/
カードキャプターさくら

昨日のことである。
友枝町・友枝小学校勤務、お色気ムンムンの女性教員・観月歌帆さん(推定年齢28歳・独身)が、
帰宅途中の午後8時頃、突如、道端から飛び出してきた謎の暴漢に遭遇した。

観月さんの証言によると、男は女子用のブルマを頭からすっぽりかぶり、
小学生向けと思われる女子用スクール水着を身につけていた。
小さめの水着を無理やり着たため、男の股間はというと……あまり想像したくないので、
細かい描写は避けるが、とにかくえらいことになっていた。
「きゃあああああ〜〜〜〜〜〜っ!!」
腰を抜かして小便ちびり状態の、観月さんの周囲を、男はしばらく嗅ぎ回るようにしていたが、
「ふう〜〜〜っ、んふっ、ぐふっ…」
何事かつぶやくと、何もせずに姿を消した。
男は目撃情報から、ここしばらくの間、友枝町界隈に出没しては、
幼女の衣類をムリヤリ強奪する、怪人カード04 通称ブルセラマスクであると断定された。
なお、あくまでも推測だが、ブルセラマスクが無抵抗の観月さんに
何らの物理的接触も試みずに退散したのは、彼女の年齢的な問題、また処女性の問題から、
犯人の嗜好に著しく合致しなかったことが大きな原因で…。
あっ! 観月さん! 何を…?!
「さっきから黙って聞いてれば…!!」
ドカッ! バキッ!

西暦20XX年、児童ポルノ禁止法による規制が強化された世界――。
しかし、健全な社会の建設を目指したはずの政府の思惑とは裏腹に、
闇の世界に、こりない変態野郎の跳梁を許すことになろうとは…。
いたいけな美少女を、怪人たちの魔手から守るため、
児童ポルノ規制パトロール・カードキャプターさくらが立ち上がった!
98芸州:03/02/13 00:06 ID:IiQe5jWm
(続き)
ここはアキハバラの一画にある何の変哲もない雑居ビル。
その狭い階段を一歩一歩踏みしめるように上っていく一人の少女は、
おお!われらがさくらちゃんではないか!
すると、こんなところに怪人ブルセラマスクのアジトがあるのだろうか?
これから予想されるブルセラマスクとの対決を前に、さくらちゃんの表情にも緊張の色が…。
「おっじさ〜〜〜〜ん! こんにちは〜〜〜〜!」
「おや、いらっしゃい。さくらちゃん」
さくらちゃんが扉を押し開けて中に入ったのは、な、なんと…。
最近はアキハバラにもありがちなんだけど、女の子の使用済みの下着や女子校生の制服、
水着、マニアックなコスチュームが満載のブルセラショップではないか!
カウンターでさくらちゃんに笑顔を送るのは、
どこから見ても善良そうなブルセラショップの店主だが…。
はたしてこの男があの凶悪なブルセラマスクなのだろうか?
それにしてもさくらちゃん、こんなお店に何の用だ?
「今日はねえ、ブルマとソックス買ってほしいの〜〜」
「ありがとうね、さくらちゃん…。おじさん助かっちゃうなあ」
「あのね、おじさん。実は着てきちゃったの…。ここで脱いでいい?」
「…い、いいよ…。お客さんいないし…」
「じゃあ脱ぐね…」
さくらちゃんは、胸のリボンをゆるめて、体を動かしやすくすると、
少し前かがみになって、ローファーを脱いだ。
首すじから鎖骨のあたりがチラチラと…。
そして、おじさんの目の前でスカートの裾をまくると…
「おじさんジロジロ見ちゃいやだよう…」
恥ずかしそうにパンツの上に穿いたブルマを下ろし始めた。
それも思わせぶりにそろ〜りそろ〜りと…。
見えそうで見えないが、どうやらブルマの下はクマさんパンツだ…!
99芸州:03/02/13 00:09 ID:IiQe5jWm
(続き)
「ハァハァ…うふっ、むふっ…」
「どうしたの、おじさん? 顔色が悪いよ」
「んふ〜〜〜〜っ!!」
おっと!どうしたことか?! さくらちゃんの幼い性のゆらめきを前にして、
とうとう自分を抑えきれなくなってしまったのか?!
おじさんは突然、興奮の極に達して、自分のシャツを引きちぎった!
シャツの下から現れたのはあろうことか、濃紺が目にまぶしいスクール水着だ!
股間の盛り上がりがたくましいわン!
さらにおじさんは、さくらちゃんのブルマを強奪し、頭からすっぽりとかぶった!!
なんと!ブルセラショップの店主の正体はブルセラマスクだったのか!!
こうなるともう誰にも止められないぞ!
ブルセラマスクは、さくらちゃんに躍りかかると、さくらちゃんを床に押し倒し、
股間に顔をうずめた! それは反則だぞ!ブルセラマスク!!
「きゃあっ!!」
クマさんパンツ越しに幼女のフェロモン嗅ぎまくりだ!
「くんかくんか…」
「そんなとこのニオイ、嗅いじゃ…やだよう…」
「す〜〜は〜〜す〜〜は〜〜」
「やだって…いってるでしょ!!」
どこから取り出したのか、さくらちゃんの杖が一閃し、ブルセラマスクの後頭部を強打した。
思わず悶絶する隙をついて、身を翻して怪人の魔手から逃れるさくらちゃん。
しかし、ブルセラマスクもすぐに起き上がった。
100芸州:03/02/13 00:10 ID:IiQe5jWm
(続き)
さくらちゃんはブルセラマスクの追撃をかわして、店内を移動する。
第三新東京中学校の制服の陰だ、いや、チャイナドレスの裏に回った!
ブルセラマスクが迫るたびに、さくらちゃんは敏捷に身をかわし、
息詰まるチェイスが繰り広げられる。
「……闇の力を秘めし『鍵』よ!真の姿を我の前に示せ!契約のもとさくらが命じる…」
おや?! どうしたことか、ブルセラマスクの足元が少しずつふらつき始めた。
一歩、二歩とさくらちゃんを捕えようとする手が宙を泳ぐと、
前のめりに大きく体勢を崩した!
「レリ―――――ズ!!」
さくらちゃんの杖が大きく弧を描くと、ブルセラマスクに一撃を加えた!!
「水着よ! 戒めの鎖となれ! ブルセラマスク! 観念なさい!!」
いつの間にかアンナミの制服でキメているさくらちゃん!
そのカッコは胸がふくらんでいないとちょっとツラいぞ。
実はさくらちゃんの穿いていたナイロン製のブルマは通気性が悪く、
長時間マスクとして使用するには不向きだったのだ。
あわれブルセラマスクは、活動限界に達し、なかば自滅するようにノックアウトされてしまった。
作戦勝ちだね! さくらちゃん!
でも、さくらちゃん。ブルセラマスクはほんとうはさくらちゃんの匂いに
イッちゃったのかもしれないぞ…。僕もさくらちゃんのブルマが嗅ぎたいな…ハァハァ…。
「おしおきだよ…」
バキッ!!

カードキャプターさくらの前に、怪人ブルセラマスクは虚しく敗れ去った。
しかし、安心するのはまだ早い! 児童ポルノの闇は果てしなく深いのだ!
どこかでさらなる強敵がさくらちゃんを狙って爪をといでいるかもしれない!

がんばれ!児童ポルノ規制パトロール!!
負けるな!カードキャプターさくら!!
(完)